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『超高校級の』日向「安価とコンマで依頼を解決する」『相談窓口』
- 876 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/02(土) 21:07:20.20 ID:SMTW/XrY0
- 日向「なぁ七海」
七海「なぁに? 日向くん」
日向「FPS系のゲームってさ。時間が経つごとにエリアがドンドン狭くなっていくだろ? あれって様は制限時間を設けたり、違うエリアにいるプレイヤーを集合させることでゲームの進行を滞らせない処置だってのは分るんだけどさ、制限時間外にエリア外にいたら即死って処置は重すぎると思うんだがどう思う?」
七海「うーん。そう言うルールだからと言っちゃえばそれまでなんだけど……。地図の見方も分らない初心者にはちょっと可哀想かなって思うときはあるね。折角時間制限内にセーフエリアに移動できたのに間違って進入禁止エリアに入っちゃって即死しました〜なんて事たまーにあるし」
日向「要するに他のゲーム同様、慣れるしか無いって事か……」
コンコンコン
日向「おっと、依頼人か?」
七海「いいえ、敵襲かもしれません隊長」
日向「そうか。それじゃあ気をつけて招き入れないとな。どうぞ、お入りください」
↓2「失礼します」
- 877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 21:08:21.11 ID:/qBWZSt4O
- 下
- 878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 21:08:37.61 ID:18HT0xR20
- 冬子
- 879 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/02(土) 21:19:28.93 ID:SMTW/XrY0
- 腐川「し、失礼するわ……」
日向「腐川か。珍しいな、お前が誰かに相談事をしにくるなんて」
腐川冬子
飛ぶ鳥を落とす勢いの若手女流作家で、自身の書いた恋愛小説が社会的大ヒットとなり、高校生ながら数々の文学賞を受賞し、ベストセラーを連発している。おさげ髪に眼鏡が特徴の78期生だ。
噂でしか聞いたことがないが、過去の学生生活において悲惨な体験を重ねているせいで性格は陰気かつ根暗で、精神構造にとある深刻な問題を抱えている。発言のほとんどはネガティブで、かなり被害妄想が激しい面もあるという。
腐川「な、なによ。私がここに来ちゃ悪いって言うの!?」
日向「いやいや、逆だよ。寧ろお前みたいな悩みを抱えてるけど人には言えない……抱え込んでるような奴の来客を待ってたんだ。……七海」
七海「うん、分ってる。また後でね、日向くん」
そう言って、七海はいつも通りに教室を出て行った。俺は腐川に来客用のソファーに着席を促すと、早速本題へと移る。
日向「改めて説明しておくけど、ここは「超高校級の相談窓口」学園の生徒の悩みや相談なら何でも聞いて解決、改善に協力するけど、100%解決出来るとは限らない。その事を頭に入れたうえで、相談したいって事があれば言ってみてくれ」
腐川「わ、分ってるわよそのぐらい……↓2をお願いしたいの」
- 880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 21:21:38.81 ID:d0zULlClo
- ふむ
- 881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 21:24:28.17 ID:rsZydjl/O
- 挿絵の資料用に男女ひとつずつ下着姿の写真を撮ってきてほしい
- 882 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/02(土) 21:40:16.07 ID:SMTW/XrY0
- ……毎度毎度の事だが「聞かなかったことにしたい」と感じた依頼はこれで何度目だろうか。
腐川「き、聞えなかったの? 資料用に年頃の……高校生男女の下着姿の写真が欲しいのよ」
腐川の性格も有り、俺は慎重に言葉を選ぶ。「……せめて女子にはお前からお願い出来ないか?」と尋ねるも
腐川「い、嫌よ! 幾ら正当な理由があるからって、クラスメイトにそんなことを頼んだら変態に思われるじゃないの!!」
日向「……なら俺も他人から変態に思われるんじゃないかって事を自覚して欲しいんだが……」
腐川「そ、それをこなしてこその相談窓口でしょう!? 私知ってるんだからね!! アンタが最近「超高校級の何でも屋」って噂されてるの!!」
日向「おい待て、聞いてないぞそんな話し!?」
誰が言いだしたのかは知らないが、俺は「超高校級の相談窓口」であって、何でも屋じゃない。そりゃあこれまで色んな(思い出したくもないような)依頼を受けて、それを成功させてきたけど、あくまで俺に出来る事は「相談を受ける」事だけだ。それを跳び越えた依頼は受けられない。
日向「……それは本当に「下着」じゃないとダメなのか? 男子なら水着を着て貰うって簡単な手が……」
腐川「ダメよ。あくまで「下着」の写真が欲しいの。そもそも水着と下着は似て非なる物でしょう」
言うだけ言ってみたが、やっぱりダメか。これなら男子の方は楽勝だと思ったんだが……。
腐川「そ、それじゃあお願いしたからね! ちゃ、ちゃんとお、お願いしたからね!!」
腐川は言葉もしどろもどろに、研究教室を出て行った。下着姿……下着姿か……事情をキチンと話せば男子は勿論、女子も頷いてくれる娘は僅かなりともいるだろうが果たして……。
↓2 まず誰に頼みに行く?(選ばれた人で難易度が変わります)
- 883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 21:42:11.56 ID:rsZydjl/O
- さげ
- 884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 21:43:16.53 ID:L/KPDmUV0
- ソニア
- 885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 21:43:45.36 ID:/qBWZSt4O
- 東条
- 886 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/02(土) 21:48:45.40 ID:SMTW/XrY0
- ソニア「し、下着姿の写真……ですか」
頬を赤らめるソニアに、俺は「ああ」と頷く。今更だが、俺はなぜソニアにこんな事(理由は勿論全部話した)を頼んでしまったのだろうか。以前(故意ではないとはいえ)裸姿を見てしまったから今更だからか?
一歩間違えれば国際問題待った無しの王女様にこんな事を頼んでしまった自分の浅はかさに愕然としながらも、俺はソニアの返事を待った。
ソニア「↓40以上でOK」
- 887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 21:53:21.40 ID:/qBWZSt4O
- へい
- 888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 21:55:41.15 ID:L/KPDmUV0
- 撮る条件として日向に下着姿になるか、キスしろって言いそう。
- 889 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/02(土) 22:29:47.54 ID:SMTW/XrY0
- ソニア「…………」
返事は中々なかった。ソニアの中で俺の株がグーンと下がって変態でも見るような心境になってしまっているか、あるいは心の底から呆れているのか。
「……いや、もう良い。悪かった」と俺が超高校級の王女の研究教室を出ようとしたときだった。
ソニア「……ですよ」
日向「……へ?」
か細く小さい、けれど確かにソニアの返事が聞えた。
ソニア「と、撮るのは日向さんで、見るのは腐川さんだけなんですよね? ……だったら良い、ですよ? 私の下着姿を撮っても」
そう言われた時。俺は一体どんな顔をしていたのだろうか。あっさり女子からOKが貰えたという安堵か? それとも王女であるソニアがこんな(ふざけた)依頼を受けてくれたことに対する驚愕か? それとも……ドクンと高鳴った胸の心臓に困惑していたのだろうか。
〜〜〜〜〜〜
鍵をシッカリと閉め、万が一も無いようにドアにつっかえ棒をする。
ソニアが服を脱いでいる間。俺はカメラを持ったまま後ろを向いていた。幾ら下着姿を撮るとはいえ、女性の着替えシーンを生で見るのに対し、一種の忌避感があったからだ。
シュルシュルという服がこすれる音と、ファサッ……という服が床に落ちる音が、妙に艶めかしく聞える。ドキドキと高鳴る心臓を抑えきれない。これは一体何なんだ? 女性の下着姿の写真を撮るだけ(この意識に既に問題があるような気もするが)なのに、何故こんなにも胸がトキメクんだ?
ソニア「……よ、よし! 覚悟完了です!! 日向さん、ドーンと来て下さい!!」
気合の入った。しかしてどこか震えの混じったソニアの声が後ろから聞えてくる。ゆっくりと後ろを振り向くと、そこには下着だけに身を包んだソニアが立っていた。
美しい白い生地のブラジャーにショーツ。ごく普通の女性用下着……ただの布の筈なのに、なぜ女性が実際に着ているだけでこんなにも色香が増すのだろうか。
日向「……撮るぞ、ソニア」
俺の小さい、しかしてハッキリとした宣言に、ソニアは恥ずかしそうにコクリ。と頷く。
──パシャリ
ソニア「──ッツ!」
俺がカメラのフラッシュを切った瞬間、ソニアはより一層恥ずかしそうに顔を背けた。これでは資料になるかどうか分らないと判断した俺は、強めの口調でソニアに希う。
日向「ソニア、ちゃんと俺の方を見るんだ」
ソニア「は、はい……」
小さく、震える声で頷くソニア。目が少しだけウルウルと滲んでいるような気もする。……罪悪感と臨場感。なんとも言えない不思議な感情に身を包みながら、俺は一枚。また一枚とソニアの恥ずかしい写真を撮って行った──
〜〜〜〜〜〜
前の姿の写真を四枚。横の写真を左右合わせて四枚。後ろ姿の写真を三枚。合計10枚の写真を撮り終り、俺はソニアに「よし、もう良いぞ」と服を着ても良いと指示を出す。それに対してソニアは何も言わず。服を着々と着ていった。
……ソニアが服を全て着終わったあとで俺は深く息を吐くと、改めてソニアに頭を深く下げる。
日向「こんな事につき合わせて本当に悪かった。埋め合わせは後でちゃんとするし、約束通りこの写真は腐川以外には絶対に見せない。腐川にもそう強く言い含めておく」
ソニア「は、はい! ……あ、そ、そうだ! でしたら一つお願いがあるのですが……」
「なんだ? 何でも聞くぞ」と俺が言うと、ソニアは恥ずかしそうに俺の耳元に口を近づけて
ソニア「い、一番最初に撮った写真は資料になるかどうか分らないんですよね……?」
日向「あ、ああ。顔を背けてたし……」
ソニア「で、でしたらその──」
──日向さんが、持っていて下さいませんか?
そう言われてからソニアの研究教室を出るまで、俺は自分で自分が何を考えているのかも、何を思っているのかも分らなかった。
↓2 誰に頼みに行く?(男子限定)
- 890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 22:31:12.92 ID:e20CoiYx0
- 花村
- 891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/09/02(土) 22:31:53.91 ID:sDJ6wsds0
- 猫丸
- 892 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/02(土) 22:51:00.97 ID:SMTW/XrY0
- 弐大の性格を考慮した結果、判定無しで成功とします。
男子ならば事情を話せば断わられる可能性は低い奴が多いだろうが、それでも下着姿だ。
対象は慎重に選ばなくてはならないし、なにより小説の題材とするならば、腐川が持っている資料にも載っていないような体型の男子が良いのでは無いだろうか。
と、なると普通体型の男子は兼並パス。十神は仮に交渉に成功すれば腐川から気持ち悪いぐらいのお礼をされる事が目に見えているが、それ以前の問題として100%却下されるから同じくパス。……と、なると……。
〜〜超高校級のマネージャーの研究教室〜〜
弐大「なんじゃあ! そんぐらい安いもんじゃわい!!」
弐大猫丸。以前戦刃の研究教室の大掃除の時にも世話になった超高校級のマネージャーで、筋肉モリモリマッチョマンの俺の同期だ。
日向「良いのか?」
弐大「おう! むしろワシとしちゃあお前さんが真剣な表情で「頼みがある」と言ってきたから「一体何事か」と身構えてしまったぞ」
半ば予想していた事だが、あっさりとOKを貰えた。早速下着姿になって貰い、写真を撮影していく……のは良いのだが
日向(んー……何というか、ひねりが足りないな)
ソニアの時は緊張とそれ以外の感情でそれどころでは無かったが、小説としての資料にする以上、直立姿勢の写真だけじゃなくて、もっと具体的なポージングの写真があった方が良いんじゃないか? そう、例えば……↓2(弐大にして欲しいポージング)
- 893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 22:52:43.59 ID:18HT0xR20
- さげ
- 894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 22:56:59.48 ID:e20CoiYx0
- 知ってたらペルソナのオロバスのポーズ
知らなかったらサイドチェスト
- 895 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/02(土) 23:01:55.93 ID:SMTW/XrY0
- 同じペルソナでもシリーズによってポーズが違うんですが、恐らく「P3P」のオロバスで良いですか? >>894
- 896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 23:08:02.22 ID:e20CoiYx0
- それです
- 897 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/02(土) 23:16:54.31 ID:SMTW/XrY0
- ……そう言えば今七海と薦めているコマンド式RPGゲームで、面白いポーズを撮っている馬の悪魔がいたな。
片膝ずつを別々に折り曲げて、胸を堂々と張り、両方の腕をVに見えるように天に掲げながら、虚空に向かって何かを吠えているような……。
弐大「ん? なんじゃ、どうした?」
突如として撮影の手が止まった俺を不審に思ったのか、弐大が声を掛けてくる。俺はスマートフォンを起動させるとグー○ル先生の画像検索機能を使って「オロバス」を検索。弐大にその画像のポーズを見せて「このポーズを取って見てくれないか?」とお願いしてみる。
「変な注文をするのぉ?」と首を傾げながらも、弐大は俺の要求通り「オロバス」のポーズを取ってくれた。……下着である必要は一切無いのだが、弐大がやるとまるで武神か英雄か何かの咆吼にも見えて、いつもよりも格好良く見えたのだった。
- 898 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/02(土) 23:33:07.82 ID:SMTW/XrY0
-
〜〜後日、超高校級の相談窓口の研究教室にて〜〜
日向「──っと、これで約束通り、男女一組枚ずつ、依頼の下着姿の写真を撮ってきたぞ」
腐川「あ、ありがと……そ、それじゃあ見させて貰うわね……」
俺は腐川にソニアと弐大の下着姿の写真を渡す。時折「へぇ……」だとか「ふぅん……」だとかいう声が聞えてくる。既に自分だけのゾーンに入っているのか、俺の事は全く意識に入っていないようだった。
全ての写真を見終わり、ふぅ……と息を吐いた腐川に、俺は「どうだ?」と感想を聞く。
腐川「そうね……点数で言えば↓1↓2点よ。(補正+10ずつ、合計数値が80以上で依頼達成)」
- 899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 23:34:20.26 ID:2TwCqdPiO
- あ
- 900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/09/02(土) 23:34:23.99 ID:Cw5qzObT0
- せい
- 901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 23:35:45.33 ID:L/KPDmUV0
- よく国際問題に引っかかる女王様から許可取れたわね。あんたのこと好きじゃあなければ不可能なはずよ。
- 902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 23:37:14.35 ID:L/KPDmUV0
- スパクリ来たけどどうすんの?
- 903 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/02(土) 23:47:12.23 ID:SMTW/XrY0
- あのー……ここでクリティカル出されても何をしたら良いか全く分らないんですが……。取りあえず腐川の好感度を大幅に上げておきますか。
26+99(クリティカル)+20=145 素晴らしいとしか言いようのない写真だ! 腐川の好感度が大きく上がった!!
腐川「……あんた、超高校級のカメラマンでもあったの? 悔しいけど、文句の付け所のない写真よ」
日向「それは俺の同期だな。……取りあえず、お前が気に入ったみたいで良かったよ」
俺はホッと胸をなで下ろしながら溜息を付いた。もしこれで不満をぶちまけられて依頼のやり直しを要求されなどしたらどうしようかと思っていたのだ。
腐川「ソニアの方は正しく「お姫様」の雰囲気と魅力溢れる素晴らしい正当派写真だし、弐大の方の咆吼? のポーズの写真もす、凄く良いわね。今までにない資料になりそう……」
日向「それを元にお前が新しい作品を書く切っ掛けになってくれれば俺も頑張った甲斐があったよ。あ、それと言った通り、その写真は他の誰にも見せるなよ? 特にソニアの方はガチで不味い事になりかねないから注意してくれな?」
腐川「わ、分ってるわよ! 私だって面倒事に巻き込まれたくないもの……。その、あ、ありがとね、日向先輩」
腐川が最後に見せた小さな微笑みは、俺に「この依頼を受けて良かった」と思わせるには十分な報酬だった。
(ちなみにソニアの一番最初に撮った写真は、机の奥底に堅く封印した)
今日の更新はここまで。ところで日向と七海の掛け合い(ゲームネタ)がそろそろ尽きてきたんですが、何かネタはありませんかね?(他力本願のクズ)
- 904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/02(土) 23:48:03.89 ID:d0zULlClo
- 声優ネタとかないのかな?
- 905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/03(日) 00:00:47.64 ID:E/vbsnVv0
- ドラゴンクエストX 天空の花嫁の嫁論争してみては?
- 906 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/03(日) 21:00:04.88 ID:GjbwK7390
- こんばんわ。本日の更新ですが。後30分ほどお待ち下さい。
- 907 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/03(日) 21:29:22.90 ID:GjbwK7390
- では本日も開始していきます。
- 908 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/03(日) 21:32:37.47 ID:GjbwK7390
- Questクリア! コマンドで「腐川に助けを求める」の難易度が下がりました!!
腐川さんは超高校級の文学少女なので、助けを求める機会はそう多くないかもしれませんが「ある人物」の情報を集めないと行けない時に非常に役に立ってくれるでしょう。
日向「なぁ七海」
七海「なぁに? 日向くん」
日向「○鉄だとかドカ○ンだとかいた○ト……所謂「友情破壊ゲーム」ってあるだろ? よく「リアルフアィトに勃発した」なんて話しも聞くけど、あれってそれに発展するほどムカつく物なのか?」
七海「うーん……「ゲーム」として考えるから気持ちが分らないんだと思うなぁ……。例えばね? 自分が時間と手間暇を掛けて作った……日向くんの場合は草餅が良いかな? を、他人に横からぜーんぶ奪われて目の前でムシャムシャ食べられたらどんな気持ちになるかな?」
日向「問答無用でそいつのことをぶん殴るな(真顔)」
七海「それと同じ。こつこつ貯めたり、地道に努力して得た物を、他人に台無しにされる気分になるような戦略が出来るゲームって事だね」
日向「……そう聞くと遊びたくもなくなるんだが、今だに全部根強い人気があるよな」
七海「うん。それを考慮しても皆が夢中になる面白いゲーム……って事だと思うよ?」
コンコンコン
日向「おっと、依頼者か? はーい、どうぞ!」
↓2「失礼します」
- 909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/03(日) 21:34:20.26 ID:ushgqMSoo
- 踏み
- 910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/03(日) 21:34:39.80 ID:DcGGgWpnO
- セレス
- 911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/03(日) 21:34:48.50 ID:kbpcaeL70
- あかね
- 912 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/03(日) 21:43:50.93 ID:GjbwK7390
- セレス「お楽しみ中の所失礼いたしますわ、日向先輩? 七海先輩におかれましてはいつかまた、ギャンブルで勝負してくださいな」
日向「セレス……か」
七海「うん、勿論だよ」
セレスティア・ルーデンベルグ。本名を康広多恵子
名前を含めて全ての経歴が自称。ゴスロリ服を好んで着用している。
79期生の王馬小吉に匹敵するウソの天才で、ギャンブルには天性の才能を持っており、麻雀・ポーカーなどの対人戦で連戦連勝しており、生まれながらにして負けることはないのだと語る。かつて「キングオブライアー」と呼ばれる相手の資産を奪い合う大会に参加したなど、どこかで聞いたような過去を多く持つ。彼女との勝負で全財産を奪い取られ、人生が破綻したギャンブラーも多数存在する。
七海「何か相談事かな? じゃあ私はいつも通り部屋の外にいるね」
七海がいつも通りに部屋を出て行くと、俺はセレスに来客用のソファーへ着席を促した「ロイヤルミルクティーの一つでもありませんの?」と彼女の口から不満が出るが、そんな高尚な物など俺の研究教室にはおいていない。精々俺の好物である草餅が冷蔵庫に常備されているぐらいだ。
日向「お前には説明する必要も無いと思うけど、改めて言っておく。ここは「超高校級の相談窓口」学園の生徒の悩みや相談なら何でも聞いて解決、改善に協力するけど、100%解決出来るとは限らない。その事を頭に入れたうえで、相談したいって事があれば言ってみてくれ」
セレス「ええ、存じておりますわ。実は↓2」
- 913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/03(日) 21:45:55.21 ID:kbpcaeL70
- さげ
- 914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/03(日) 21:45:58.47 ID:jLilew86O
- 全世界地下賭博大会にペアで出場して欲しい
- 915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/03(日) 21:46:56.24 ID:IQUPHAyMO
- 今夜の賭けポーカーの人数を集めて欲しい
- 916 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/03(日) 22:01:50.15 ID:GjbwK7390
- セレス「全世界地下賭博大会にペアで出場して欲しいんですの」
日向「勘弁してくれ……頼むから……」
俺はこの依頼を断わるつもり満々でいた。今までのそれとは違い、思いっきり法に触れそうな、それも賭博(これ自体日本では非合法な筈なのだが)の大会に参加するなんて無茶苦茶にも程がある。と、いうか一学生として出来る「依頼」の範囲を超えている。
そりゃあセレスはこういう大会に出慣れているのかもしれないが、俺の方は全くのド素人だ。仮に出場できたとしても、出来る事など限られて……
セレス「ああ、貴方に活躍など期待していませんわ。「私とペアで出場する」事に意味がありますの」
日向「……どういう事だ?」
セレス「今回の大会は二人一組のバトルロワイヤルルールで行なわれます。つまり、私と組んで下さるペアの方がいないとそもそも出場できませんの。ッ最初は苗木くんに。時点で狛枝先輩に頼ろうとしたのですが……苗木くんはLOVERSの皆さんのガード並びに監視によって阻まれてしまい、狛枝先輩は運の落差が酷すぎてあまり当てにしたくありません」
それで俺に白羽の矢が立ったって訳か。いやでも俺はあくまで相談窓口であり、依頼もこなせるような物しかこなしてきてないんだが……
↓↓
1〜50 で依頼を断わる。
51〜00 で依頼を受ける。
- 917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/03(日) 22:04:08.55 ID:E/vbsnVv0
- ノルカソルカ
- 918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/03(日) 22:04:56.98 ID:ushgqMSoo
- でるかな?
- 919 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/03(日) 22:42:40.11 ID:GjbwK7390
- ↓1のつもりだったので55のゾロ目。依頼を受ける&シード出場確定。
日向「……ホンッとうに無事に帰れるんだろうな? あとその大会は非合法だらけのヤバイ大会とかじゃないんだよな?」
セレス「ええ。そこは安心して欲しいですわ。向こうから招待状が届いた超高校級のギャンブラーの名に掛けて、日向先輩の身の安全をお約束いたしましょう」
俺は本当に最後の最後迷った。参加すること自体にリスクがあるのではないのか、こちらに超高校級のギャンブラーがいる以上、負ける確率は少ないと思うが、本当に大丈夫なのか。
うんうん唸り続けること約20分。俺は諦めたように溜息を付いて「……分ったよ、その大会、参加させて貰う」と頷いた。セレスは意外そうな表情で。「あら意外。断わられると思っておりましたのに」と驚いたように言った。
日向「ただし、頼むから絶対に負けないでくれよ!? 俺、本当は行きたくなんて無いんだからな!?」
セレス「あら、私を誰だと思っておりますの? 超高校級のギャンブラー、セレスティア・ルーデンベルグですのよ? この程度のハンデなど、何でもございませんわ」
自身満々漫にいうセレスを前にして、俺はようやく、全世界地下賭博大会に出場する決意を決めたのだった」
〜〜〜〜そして現在。
俺達は一緒に、全世界地下賭博大会に赴く為、会場の近くにまでやって来ていた。何には念を入れ。普段は着ない服に身を包み、マスクをした上でサングラスまで掛けているとせレスが「そんなに緊張しなくても大丈夫ですよの」
日向「ところでギャンブルのペア大会っえてなにするんだ? やっぱりポーカーか?」
セレス「ええ。今回のギャンブルは↓2」
すみませんがパソコンの調子が凄く悪い(重いので文字打ち所ではない)ので、今日の更新はここまでとさせていただきます。楽しみにして下さっていた本当に申し訳ありません……そろそろ買い換え時ですかねぇ(PC))
- 920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/03(日) 22:44:13.66 ID:jLilew86O
- 乙下
- 921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/09/03(日) 22:46:28.96 ID:vxbjeTSh0
- ブラックジャック
- 922 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/04(月) 21:03:42.48 ID:FIuCsTiD0
- こんばんわ。では本日も始めて行きます。
- 923 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/04(月) 21:05:26.78 ID:FIuCsTiD0
- 日向「ブラックジャックか……手札の点数が21点に近くなるようにカードを集めるゲームだって事は知ってるけど……」
セレス「ええ。普通のカジノではディーラーとの勝負となるのですが、今回はペア大会と言うことでプレイヤー同士で争われます。……詳しいルール説明は必要でして?」
日向「一応、聞いておきたいな」」
セレス「では簡潔に。ブラックジャックはカジノゲームの中でも、1番ペイアウト率が高いと評判で、最も稼ぎやすいゲームとも言われています」
日向「ペイアウト率?」
セレス「還元率の事ですわ。(……まぁそれは普通のカジノでディーラーと真っ当な勝負する場合、なのですが)」
セレス「日向さんの仰ったとおり、ブラックジャックはジョーカーを除く52枚のトランプで、配られたカードの合計点数を21点、もしくは21点により近づいた方が勝ちとなるゲームです。ブラックジャックのカードの数え方は少し特殊で、10を含む絵札カードは全て「10」として数えられます」
日向「10、J、Q、Kが全部10として扱われるって事か。Aはどうなんだ?」
セレス「Aは「1」としても「11」としても数えられますので、自分の有利になるようにカウントすることができますわ」
セレス「勝利の条件は当然、相手よりも21点に近い点数になるように手札を揃えること。敗北条件は二種類あって、相手の点数の方が21点に近い手札になってしまった場合。そして「バースト」……「ヒット」もしくは「ダブルダウン」でこちらの手札が21点を超えてしまった場合ですわね」
日向「「ヒット」と「ダブルダウン」は聞いた事あるけど……他にルールはないのか?」
セレス「当然、ありますわよ。カードの追加をストップし、現在のハンドで勝負をする「スタンド」最初に配られた2枚のカードが同じ点数だった場合に使用できる「スプリット」最初に配られた2枚のカードの時点で、プレイヤーが自ら負けを認める「サレンダー」」
セレス「他にも「インシュランス」「イーブンマネー」「スイッチ」などがありますが……まぁこの辺りは考えなくて結構ですわ。……ではここで問題です。AとKのBJと9、10、2のBJではどちらの勝利になると思いますか?」
日向「えっと……少ない枚数でBJを完成させてるからAとKの方か?」
セレス「ご名答。このように相手と同じ数字の場合「より少ないカード」でその数字を完成させたプレイヤーの勝利となります」
日向「ん、ありがとな。大体分った」
セレス「ああ、それと私達はシード枠なので予選を飛ばして本戦から出場することが出来ます。なので合計で4回勝つことが出来れば優勝ですわね」
日向「……それを聞いて大分気分が楽になったけど、それって予選を突破した強豪や、俺達と同じくシード枠の選手と闘わなくちゃいけないって事なんじゃ……」
セレス「今更ですわね。さ、参りましょう。あなたには期待していますので、エスコートぐらいはお願いいたしますわよ? 日向先輩?」
そうして俺はセレスの手を引いて全世界地下賭博大会の会場に足を踏み入れたのだった。
↓1(コンマ)第一回戦の敵の強さ。
- 924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 21:06:05.20 ID:61xVxrnm0
- あ
- 925 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/04(月) 21:32:59.96 ID:FIuCsTiD0
- 20 めっちゃ運良くここまで勝ち上がって来れただけの雑魚
その会場は、一言で言えば「異常な空気」に包まれていた。高揚感に緊張感。絶望に希望。不安に自信。相反する熱気と寒気が両立し、それでも一定量のエネルギーが常にそこに漂っているような……そんな感じだ。
MC「では本日最後の一組をご紹介しましょう! 現役の高校生にして、世界トップクラスの実力を誇る超高校級のギャンブラー! 「セレスティア・ルーデンベルグ選手!!」
MCに呼ばれて大きな舞台上に立ったセレスが、観客達(恐らく一人一人がとんでもないセレブ)に向かってペコリと頭を下げる。
MC「そしてその相方! ここまでの経歴一切不明!! 超高校級の??? コードネーム「IZURU」選手!!」
日向「ど、どうも……」
今更だが、俺は身バレが嫌で経歴も名前も一切不明の一選手として登録していた。コードネームに「IZURU」という名前を使ったのは……何というかこう、運命的な何かを感じてだ。
MC「それでは早速それぞれのテーブルで本戦第一回戦を開始していただきましょう!!」
MCのかけ声と共に、俺達は各ペア事の席に案内される。俺達の初戦の対戦相手は、予選から勝ち上がってきたという、とても金持ちには見えない(寧ろ負債者に見える)おっさん二人組だった。
おっさんA「ククク……一回戦が高校生ペアのガキ共とはな……。こりゃあ楽勝だぜ」
セレス「あら、奇遇ですわね。私もただ「運が良かっただけ」のペアと当たれるなんて幸運だと考えていましたの」
おっさんAのこちらを舐め腐ったような発言に俺が何か言ってやろうとするより前に、セレスが言葉で倍返しする。そして、俺の方を見てこう言った。
セレス「ひな……IZURUさん。この方達は任せました。一回戦ぐらいは私を休ませてくださいな」
日向「は、はぁ!?」
セレス「この程度の方々でしたら何て事はありません。なに、合計7回中4回以上勝てば良いだけの話ですわ。私はこの試合には「出場しません」」
こいつ……まさか俺一人でこの二人の相手をしろって言うのか!? BJの経験なんて「ちょっと触ったことがある」程度の初心者の俺に!?
おっさんB「ああ゛!? 舐めてんじゃねぇぞこのクソガキが!!」
ドン! とおっさんBが強くテーブルを叩く。俺はそれに内心ドキリとするが、セレスはますますツマラナさそうな顔で。「日向くん、任せましたわよ」と言うだけだった。
MC「それでは全世界地下賭博大会……決勝トーナメント本戦第一回戦、開始ー!!」
MCのかけ声と共に、ディーラーがカードを配る。俺はヤケクソ気味に配られたカードを手にとったのだった。
↓7まで20以上で勝利。それ以下で敗北。勝利回数が4回以上で勝利(今回のコンマ判定は連投有り)
- 926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 21:33:53.70 ID:61xVxrnm0
- あ
- 927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 21:34:26.63 ID:eEOvioRj0
- にわかには負けんよ。
- 928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 21:35:08.57 ID:o/nCZryGo
- ふっ!
- 929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 21:35:22.44 ID:un/xz4hNO
- 希望!
- 930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 21:35:42.76 ID:o/nCZryGo
- キュイン!キュイン!
- 931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/09/04(月) 21:36:04.62 ID:eEOvioRj0
- おっさん、背中が焼けてるぜ。
- 932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 21:38:14.46 ID:un/xz4hNO
- その牌だ!
- 933 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/04(月) 21:52:16.33 ID:FIuCsTiD0
- ダブルゾロ目の>>929を主体に、以下ダイジェスト。
おっさんA(よ、よし!! AQのBJだ!! これを上回れるのはAKのBJのみ!! 奴に勝利は無……)
日向「AKのBJ。アンタもAKのBJじゃない限り俺の勝ちだな」
おっさんA「そんなばかなぁあああああああああ!!(グニャアアアアアアアア)」
MC「おっとお! ここでP卓で早くも大波乱!! 謎に包まれた超高校級の??? IZURU選手! まさかの四連続勝利でストレート勝ちだぁあああああああ!!」
ワァアッ!! と会場が沸くが、俺としては早くも一杯一杯だった。セレスが対戦相手に言っていたが、それこそ「運」だけでストレート勝ちしたような物じゃないかと自分では思う。
セレス「まぁ、当然の結果ですわね。ですが最後のBJはお見事でした。……開始前から思っていましたが、あなたなら苗木くんに並ぶCランクのナイトになれるかも分りませんわね」
セレスの称賛なのかどうかも分らない一言で、この試合は幕を閉じた。(せめて次の試合はセレスも出てくれよ……)と、俺は心の中で祈っていた。
↓1(コンマ)第2回戦の敵の強さ。最低保障30
- 934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 21:54:11.46 ID:eEOvioRj0
- そろそろレス変えないと。
- 935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 21:54:37.08 ID:o/nCZryGo
- 来い!
- 936 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/04(月) 22:09:45.88 ID:FIuCsTiD0
- >>934 それは分るんですが、一体どのタイミングで次スレ立てるべきですかね?(初心者)「950越えた辺りで良いかなー」とは考えてるんですが……
46 良くも悪くもそこそこの実力者。決勝トーナメントに出てこれる参加者としては平均的
俺達は会場内にある立食パーティーで小腹を充たしながら、次の順番を待っていた。
MC「それでは続いて準々決勝第8試合を行ないます! セレスティア・ルーデンベルグ選手並びにIZURU選手! ○○選手と△△選手!テーブルまでお越し下さい!!」
最後に水を一口だけ飲み、俺はセレスに小声で話し掛けながら壇上へと上がる。
日向(セレス、今回の相手はどうだ?)
セレス(……良くも悪くも平均的、と言った所でしょうか。油断は出来ませんが、そうですね……私も二回だけ、ゲームに出ます。それ以外の五回は日向くんにお任せしました。……「コツ」はもう掴んだでしょう?)
またしても「余裕綽々」といった表情と言動のセレス。俺は俺で「この大会の平均的な実力者ってどの程度なんだろう……と疑問と不安にかられながら、席に着いた。
目標値46 超高校級のギャンブラー補正最低値値70なので1回戦と2回戦は判定無し。↓5回判定を行ない、2回以上勝利で勝利で勝利(日向のコンマ値+10)
- 937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 22:10:22.15 ID:61xVxrnm0
- あ
- 938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 22:12:07.73 ID:FHRh0Mat0
- a
- 939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 22:14:22.92 ID:eEOvioRj0
- 残念、頭ハネだ。
- 940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 22:15:23.24 ID:o/nCZryGo
- キュイン!
- 941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 22:15:47.93 ID:un/xz4hNO
- くらえ!
- 942 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/04(月) 22:27:27.44 ID:FIuCsTiD0
- 日向「10、3、8のBJ。……そっちの手は?」
○○「……9、7、6でバーストだ。俺達の負けだよ……」
再び沸く観客達に対し、俺はやはり「ふぅ……」と溜息を付くことしか出来なかった。廃村探索の時とは別の「SAN値」が緊張感でゴリゴリと削られているような……そんな感覚だ。
セレス「お疲れ様でした、IZURUくん」とセレスが労いの声を掛けてくる。その声にはホンの少しばかりの感心が籠もっているように感じた。
セレス「一回手酷いバーストをした時はヒヤッとしましたが……。勝負所をシッカリ掴み取った良いヒットでした。次も期待していますわよ」
セレスの機嫌が段々と良くなっていくのを感じる……やはり「ペア大会」という物に今まで出場したことが無かったから気分が高揚しているのか、それとも単に優勝賞金が近づいてきて嬉しいのかは分らないが、兎に角良い傾向だ。
……次は準決勝。相手も相応の実力者が出てくるに違いないと、俺は気を引き締めた。
↓準決勝の相手の強さ(最低保障50)
- 943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 22:29:09.00 ID:FHRh0Mat0
- あ
- 944 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/04(月) 22:31:21.62 ID:FIuCsTiD0
- ア カ ン
- 945 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/04(月) 22:47:50.35 ID:FIuCsTiD0
- 100世界最強レベルのギャンブラー。ハッキリ言ってセレスより格上。
……それは、その男は、今の今まで姿を現わさず、相方だけにゲームを任せてきた。(らしい)だから俺は最初、セレスがテーブルに座るその男を目撃した時、彼女にしては珍しく大きく目を見開き、口をポカンと開けたことを不信に思っていた。
そして──
セレス「う、うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ! あっははははははははははははははははははははははは!!!!!」
日向「せ、セレス……!?」
と大笑いしだしたときは本当に何事かと思ったんだ。あのセレスが狂気に満ちた目で大爆笑している。その口は大きく開かれ、目は狂気を携えつつも氷のような視線で目の前の男を睨み付けていた。
???「ククク……随分と機嫌が良い見たいじゃねぇか、お嬢ちゃんよ」
セレス「当然ですわ! 貴方に味合わされた幾重もの屈辱を、晴らす機会がようやく巡ってきたのですから!!!」
???「そうかい、そりゃあ怖いねぇ……」
ギロリ! と誰もがビクッと震えてしまうような目で、セレスは対戦相手の男を見る。その目はギャンブラーと言うよりは何かに固執している復讐者の様にも見えた。
……一体何なんだ? セレスにここまでの執着心を抱かさせるこの男は。
セレス「IZURUくん! 今回のBJは全て私がやります!! 貴方では一ミクロンも勝ち目が無い相手ですからね!!」
???「おいおい、んなこたぁねぇと思うけどな。寧ろ俺としてはお嬢ちゃんよりそっちの少年の相手をする方が怖いよ」
セレス「お黙りなさい。その言葉、すぐに後悔させて差し上げましょう!!」
訳も分らないまま始まった準決勝。セレスは奪い取るようにディーラーからカードを受け取った。
目標値100 超高校級のギャンブラー補正+40。↓7まで判定を行ない、4回以上勝利でセレスの勝ち。
- 946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 22:51:13.06 ID:o/nCZryGo
- 希望は前に進むんだ!
- 947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 22:51:24.96 ID:un/xz4hNO
- くらえ!
- 948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/09/04(月) 22:51:57.39 ID:yFvc+0Q20
- せい
- 949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 22:53:00.84 ID:FHRh0Mat0
- あ
- 950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 22:53:54.94 ID:FHRh0Mat0
- もういっちょ
- 951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 22:56:27.00 ID:61xVxrnm0
- せい
- 952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/04(月) 22:59:32.21 ID:FHRh0Mat0
- 勝ち確
- 953 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/04(月) 23:52:22.52 ID:FIuCsTiD0
- 嘘だぁあああああああああああああああああああああ!!!(間違って書いてた(しかも終わりかけてた)文章を全部消したアポ)
勝利数4の上00があるのでボーナス付き。
それは、正しく大激闘と言うに相応しい勝負だった。
セレス「ヒット!」
???「スタンド」
互いに一歩も譲らない、灼熱と灼熱のぶつかり合い。それは観客は勿論、MCや主催者、他の参加者達まで見る物全てを魅了する名勝負となった。
セレス「……スプリット!」
???「イーブンマネー」
俺の眼に見えた幻影で例えるならば、日本刀一本でセレスに斬りかかる男に、セレスが持ち前の西洋剣と小型銃でなんとか対応しているといった感じだ。
……勝ち星から言えば、勝負は互角に見えても、セレスの方が押されている……ように俺は見えた。……一体何なんだ、あの謎の男は。幾重もの修羅場をスルスルと、まるで何でもないように潜り抜けてきたような……そんな圧倒的天才の覇気が見える。
セレス「はぁっ……はあっ……!!」
???「ククク……そろそろお疲れかい、お嬢ちゃん」
お互いに勝ち星も負け星も3つずつで迎えた第7試合。セレスは明らかに疲労していた。凄まじい勢いで精神力を消費したのだろう。いつもの余裕ぶった表情は、試合開始前にあった激情は、もう無い。そこにいたのは戦いに疲れ果てた、一人の少女の姿だった。
セレス「……誰が……! ディーラー!! 次のカードを寄越しなさい!!」
ディーラーが無言で、セレスと男にカードを配る。セレスの手札はJとQ考え得る中では次点で最高の手札だ。一方で、男の方は9と10。3以上のカードを引けばバーストしてしまうが、ヒットしないと逆にセレスに負けてしまうという、最悪の手札だった。……だが。
???「ククク……狂気の沙汰ほど面白い。ディーラー「ダブルダウン」だ」
その宣言に、会場がざわめきに包まれた。確かにこのままでは負けてしまうので当然の宣言ではあるのだが、男がここから勝つには1か2のカードを引くしか無い。
「ククク……9、10、2のBJだな」
──しかして、男は確立の神という奴をあざ笑うかのように最高のカードを引き当てた。「う……あ……」と、セレスから嗚咽が漏れる。覇気のあった顔が、ドンドンと色白くなっていくのを見て……。
日向「諦めるな! セレス!!」
俺は自分でも無意識にセレスの事を大声で応援していた。
セレス「ひ……IZURUくん……?」
日向「例えどれだけ追い込まれた状況だろうが、例え1%しか可能性が無かろうが、勝てる可能性があるなら、勝つ可能性がそれしかないなら、そこに飛び込むのがお前だろ!! 確立はたった4/47だ! けど! その奇跡的な確立を巻き起こして勝利してこそのお前だろう!!」
予備学科として過ごしてきた日々がある俺だからこそ、その言葉に熱を込められた。超高校級の才能を持っている奴が、その分野では誰にも負けて欲しくなかった。例え相手が、魔神やら鬼やら悪魔やらと比喩される怪物相手でもだ。
日向「引け! セレス!!」
セレスは驚いたような表情で俺の事を見てきたが暫くして「うふふふふ……」と笑い出した。
セレス「……まさか人の悩みを聞く事に特化した才能があるだけの方に、この私がここまで勇気づけられるとは思いませんでしたわ……! ディーラー!!」
セレスは覇気の戻った声で、力強く宣言する。
セレス「「ダブルダウン」を宣言します。カードをお渡し下さい」
???「ククク……正気かい、お嬢ちゃん」
ここからセレスが勝つにはAを引くしかない。だが、俺は心配など欠片もしていなかった。
セレス「あら、貴方の口癖ではありませんの」
セレスティア・ルーデンベルグという女の子は、ギャンブルにおいてここぞという場面で確実に──
セレス「「狂気の沙汰ほど面白い」……そうでしょう? ……J、Q、AのBJ……私の勝ちですわね」
???「ああ……良い勝負だった。満足だ」
勝利のピースを引き当てることが出来る女の子だからだ。
今日の更新はここまで。これもう決勝戦で良くないですかね?
- 954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 00:05:11.20 ID:oeQ9g+wT0
- 乙
- 955 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/05(火) 17:34:59.83 ID:jP8zyh+z0
- すみません、時間外ですがこれだけ先に安価を取らせて下さい。
決勝戦の相手↓1コンマ80以下で勝利確定。
- 956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 17:42:02.39 ID:1t2kO3v8o
- 希望は前に進むんだ!
- 957 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/05(火) 21:07:53.49 ID:jP8zyh+z0
- こんばんわ。それでは今日も始めて行きます。
- 958 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/05(火) 21:10:05.32 ID:jP8zyh+z0
- その後の決勝戦。あの謎の男との激戦を制したセレスに、もはや怖い物など無く……(決勝戦のルール上、俺も7回中3回出場させられたが)。
MC「今ここにけっちゃああああああく!! 全世界地下賭博大会! 優勝は超高校級のギャンブラー、セレスティア・ルーデンベルグ選手と超高校級の??? IZURU選手です!!」
地下会場の全ての場所でスタンディングオベーションが巻き起こる。俺は「ほう……」と安心しきった溜息を付いただけだったが、セレスは「当然ですわ」と言わんばかりに観客達に向かってニッコリと微笑んでいた。
その後、表彰状と多額の賞金(小切手)がセレスと俺の手に手渡される。俺は当初「これは依頼を受けただけだから」と賞金の受け取りを拒否しようとしたが、セレスが
セレス「貴方がいたから勝てた試合も、確かにあったのです。それにこれはペア大会……賞金は山分けというのが相場ですわ。私のギャンブラーとしての誇りを汚すおつもりですか?」と半ば強引に賞金の半分を受け取る羽目になってしまった。……超高校級の相談窓口にこんなに多くの予算なんて、本当に必要無いんだけどなぁ……。そうだ、いつもお世話になってる七海と一緒に、今度どこか……普段はいけないところにでもに出かけてみようか。
〜〜大会終了後、会場外の噴水広場にて〜〜
セレス「……なにも聞かないんですのね」
噴水広場のベンチに座って休んでいると、セレスが唐突にそう言ってきた。……恐らくは「あの男」のことを言ってるんだろうが……
日向「俺は「超高校級の相談窓口」だからな。自分から相手の……依頼人の深い所にまで土足で足を踏み入れるような真似はしないさ」
自分のポリシーである事をそう告げると、セレスは一瞬だけキョトンとした表情になり、その後。ゆっくりと語り始めた。
セレス「あの男はあるゲーム……麻雀界隈において「神域」に達したと呼ばれている男ですわ」
日向「神域?」
セレス「ええ。どんな不利な状況だろうが、第三者から見てどれだけ危険な賭であろうが、当然の様にそれを行ない、成功させる。……シッカリとした理論上に基づいた計算尽くな手の時もあれば、完全に狂気の沙汰としか思えない様な手も打ってくる。……誰も彼には叶わないと思わせる程の強さを持った。正に「神域」と呼ばれるに相応しい実力者です。今回のギャンブルも「麻雀」だったら私が敗北していたでしょう」
いつものセレスらしくない、憂いの帯びた表情。そこから察せられるのは、何度もあの男に苦汁を舐めさせられた彼女の過去だ。
セレス「何とか一矢でも報いたくて、あらゆるゲームで彼に挑んできましたが……結果は私の全戦全敗でした。超高校級のギャンブラーが聞いて笑えますでしょう?」
俺は「そんなことは……」と反論しようとしたが、セレスがその前に「良いのです」と言葉を切った。
セレス「今宵、私はあの男に勝ちました。超高校級のギャンブラーとしての意地、プライド、全てを賭けて。……そこには貴方の発破も含まれていますのよ?」
日向「そんな、俺のした事なんてただお前を応援しただけだぞ」
何の事も無い。自分と同じチームである仲間を応援する。誰にでも出来ることをしただけで……
セレス「日向くん。ギャンブルをする時に「一番大事なこと」って何だか分りますか?」
日向「一番大事なこと?」
そう言われてもパッと思い付かない。カードを大切に扱うことか? それとも考える事を止めないことか? 勝利する確率が少しでもあるのならそれを実行することか?
セレス「……答えは「勇気」です。敗北に怯え、勝負を恐れる物に勝利を掴み取ることなど出来ません。……正直に申し上げましょう。あの時、あの男がBJを完成させた時、私は敗北におびえ、勝負を恐れていました。……あなたの心からの声援が無ければ、きっとサレンダーをする事さえ考えてしまっていたでしょう」
セレスは「ふふっ」とらしくもない、年頃の少女めいた微笑みを浮かべると、俺にペコリと頭を下げた。
セレス「本日は本当にありがとうございました「日向先輩」……もしも次にペア大会に出場する機会があれば、その時はまた、私とペアを組むことをご検討頂ければと思いますわ」
日向「……まぁ、考えておくよ」
こうしてセレスの相談(?)は幕を閉じた。手にした多額の賞金よりも、やっぱり依頼者が見せてくれる笑顔の方が、俺には何万倍も価値があるのだと改めて思う事が出来る、良い機会でもあった。
Questクリア! セレスとの絆が深まりました!! コマンドで「セレスに助けを求める」判定の難易度が下がりました!!
セレスはその名の通り、超高校級のギャンブラーなので、勝負事(特にお金の掛った)にめっぽう強いです。勘も鋭く、頭もキレるので、誰かと勝負しなくてはならなくなった時などに代打として出場して貰うなど、頼る機会は割と多いかもしれません。
- 959 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/05(火) 21:11:48.75 ID:jP8zyh+z0
- 日向「なぁ七海」
七海「なぁに? 日向くん」
日向「オープンワールド系のゲーム全般に言える事だけどさ。七海はまず何から始める?」
七海「うーん、そうだなぁ……。やっぱり最初はその世界を満喫して、シナリオを楽しむことから始めたいから、いきなりRTAなんかはやらないね。○○に行けって言われたらそうするし、サブクエストも効率とかを考えないでやりたい物からやっていくよ」
日向「動画配信サイトでRTA動画や裏技動画なんかがよく上がってるけど、ああ言うような真似はしないって事か」
七海「うん。やっぱり思いっきり楽しんでこそのゲームだもん。いきなりそんなやることに縛りを設けたらツマラナイよ」
コンコンコン
日向「おっと相談者か? はーい! どうぞ!!」
???「失礼します」
↓2 誰?
- 960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 21:12:31.22 ID:O1TJfZQz0
- 下げ
- 961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 21:13:27.96 ID:/+sjm1Zl0
- 夢野
- 962 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/05(火) 21:22:10.87 ID:jP8zyh+z0
- 夢野「んあー……失礼するぞ。先輩」
日向「夢野か。何か相談事か?」
夢野、本名を夢野秘密子。自分の手品を魔法と言い張る『自称』「超高校級の魔法使い」。
世界の手品愛好家が集まる団体 “マジシャンズキャッスル” から、歴代最年少での “マジシャン・オブ・ザ・イヤー” に選出された事もある程だが、本人はこの受賞自体が魔法の存在を隠すために仕組まれた陰謀であると主張。魔法使いと認めてもらえずマジシャンとして世界中から出演依頼が殺到していることに嘆いているらしい。
高度な技術を要求されるマジシャン(魔法使い?)だが、極度の面倒くさがりでもあり、よく同期の東条や茶柱に面倒事を押しつけている様子が目撃されている。
夢野「んーまぁ面倒いが、それがあるから相談に来たんじゃが……」
七海「だよね。じゃあ日向くん。私はいつも通り、外に行ってるね」
七海がいつも通りに教室を出て行き、夢野と俺の二人っきりになった教室。取りあえず来客用のソファーに着席を促して、早速だが依頼内容を聞く事にした」
日向「ここは「超高校級の相談窓口の研究教室」……その名の通り、生徒からの依頼や相談なら何でも聞いて、それが解決出来るように手助けするけど、100%解決出来るとは限らない。それに、依頼者のみに危険が及んだりする依頼の場合、協力を断わる事もある。……それでも良いなら、どうか相談事を話してみてくれ」
夢野「んあー、それは助かるわい。実は↓2」
- 963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 21:23:33.93 ID:/+sjm1Zl0
- さげ
- 964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 21:24:40.20 ID:+RFx44sZO
- 毎朝起きると隣に転子が寝てるのをどうにかしろ
- 965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 21:25:40.19 ID:O1TJfZQz0
- 最近、魔法を使う輩が増えているから原因を探ってほしい。このままではうちのアイデンティティが大分薄くなる。
- 966 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/05(火) 21:46:35.87 ID:jP8zyh+z0
- 夢野「……本当に面倒いし、迷惑な話じゃと思うんじゃが……ここのところ、毎朝起きると隣に転子が寝ておってな? あやつをどうにかしてくれんか?」
日向「ストーカー疑惑なら警察にご相談下さい」
夢野「んあー!? いきなり根も葉もない直球な解答をされたんじゃが!?」
俺の口からは自然とそんな解答が出ていた。だって仕方が無いじゃないか……転子……茶柱転子だぞ? あいつの夢野へのストーカーを止めさせろって、男子の俺には相当難易度が高いと思うんだが……。
──ここで今現在分っている情報として、茶柱転子という女の子の事を整理してみよう。
茶柱転子……才能は「超高校級の合気道家」
彼女の師匠と一緒になんとなく合気道を想像して作り上げた武術 “ネオ合気道”(?) の使い手。明るくてリアクションが大きく、喜怒哀楽のはっきりした少女。
男子を「男死」と呼ぶほど重度の男嫌いで、女子に容姿を褒められると面白おかしく謙遜するのに対し、男子に褒められると一瞬で表情が死ぬ。男性が苦手なのを通り越し、触れられそうになると条件反射でぶん投げてしまう。
……左右田の時は理由をちゃんと説明したら二つ返事で協力してくれたが、実はあの時、俺も一回は無慈悲に、そして理不尽にぶん投げられる覚悟だった。その位、茶柱転子は「男死」という存在が嫌いなのだ。
……最近は最原や赤松の活躍でそこまででも無くなったと聞いた事があるが、それでもその根強い男死嫌いは治ってはいないだろう。
そして、極度の夢野好きでもある。曰く、彼女の容姿や言動の全てが可愛らしく、愛おしいらしい。……付きまとわれている夢野としてはたまったもんじゃないだろうが。
夢野「……なぁ頼む。このままでは本気の本気で転子の事を拒絶しなくてはならん。そうでなくては我の身の危険だけではなく、転子自身の為にもならんじゃろう。と、いうかお主の言う通りストーカー(&不法侵入)は普通に犯罪じゃしの……。そうはしたくないんじゃよ」
日向「……事を大きくしたくないし、茶柱のことも強くは拒絶したくないって事か」
夢野「うむ。無論、我も協力する。あやつの心に一番響くのは、なんだかんだ我の言葉じゃろうしな」
これは久々に複雑かつ難易度の高い依頼が来たもんだ。夢野の協力があるとは言え、今まででトップクラスの難易度を誇る依頼かもしれない。
……取りあえずは夢野に最近の茶柱の情報を聞き出しておくべきか。
日向「最近の茶柱に何かおかしな様子は無かったか? スキンシップが前より増えたとか、逆に朝以外はあまり話さなくなったとか……小さくても、細かくても何でも良い。不自然に思った事は無かったか?」
夢野「そうじゃのう……思い当たることと言えば↓1↓2」
- 967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 21:51:25.24 ID:O1TJfZQz0
- 何か毎晩御守りを握りしめて寝ているって言っておったのう。そういえば苗木先輩から聞いたのじゃが、毎晩朝日奈先輩が御守りを?握りしめて寝ていたら苗木先輩の部屋に飛んでおって苗木先輩は胸を顔に押し付けられて天国のような地獄のような毎晩を?すごしてる。
- 968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 21:53:53.20 ID:/+sjm1Zl0
- アンジーに自分の全裸の彫刻を作らせようとしてた
- 969 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/05(火) 22:06:35.64 ID:jP8zyh+z0
- 夢野「……何か毎晩お守りを握りしめて寝ているって言っておったのう」
日向「お守り?」
夢野「うむ、詳しい詳細は分らんが……。あ、そう言えば78期生の教室でも似たような事が起こっているって聞いた事があるわい」
日向「似たような事ってなんだ?」
夢野「うむ。朝日奈が「お守り」を握りしめて寝ていると朝には何故か苗木の部屋にとんで、苗木を抱きしめて寝とるらしい」
日向「お、おう……」
……どう考えてもその「お守り」って奴が怪しいんだが、まだ話しに続きがあるみたいだし、この件は一先ずおいておくとしよう。
夢野「それと、アンジーに自分の全裸の彫刻を作らせようとしとったって耳にした事がある」
日向「ぜ、全裸の彫刻!?」
夢野「うむ。そういう美術のジャンルがあるのはワシでも知っておるが……アンジーからではなく転子からこういう事を頼むのは珍しいと思うぞ」
夢野から話しを聞き終わった俺は、全力で脳を回転させ始めた。行動に指針が出来ただけでも収穫だが、さて、まずは何から調べようか……
↓2
- 970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 22:13:32.14 ID:O1TJfZQz0
- 下げ
- 971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 22:21:17.02 ID:+RFx44sZO
- お守りについて真宮司あたりに聞いてみる
- 972 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/05(火) 22:32:34.36 ID:jP8zyh+z0
- 日向「餅は餅屋……ってな」
やはりこういうオカルト関連チックな話しは「アイツ」に話しを聞いてみるに限る。俺は夢野を連れて真宮寺の……超高校級の民俗学者の研究教室へと向かった。
真宮寺「ん? 日向先輩に夢野さんか。ボクに何か用事かな?」
真宮寺は何か調べ物をしていたらしく、机に座って積んである民俗学に関する本を読んでいたが、俺達の来訪に気づくとすぐに頭を上げた。俺は簡潔に事情を説明すると、真宮寺から話しを聞き出そうとする。
真宮寺「なるほど……そのお守りを握りしめて寝ていると、寝ている間に特定の人物の寝ている場所に移動してしまう……か」
日向「ああ。こういうのはお前の得意分野だと思ってな。何か知らないか?」
真宮寺「↓1」
01〜30 悪いけど、協力できそうなことは無いネ。
31〜60 あるにはあるけど、特定の条件でしか発動しないから、それを再現するのは難しいと思うなぁ。
61〜90 あるヨ。ああ、先に言っておくけどボクは何も関与してないからネ?
91〜00 ああ、そのお守りを渡したのボクだヨ。
970を越えたので次スレを立ててきます。(このスレでもう少し話は続けます)
- 973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 22:33:45.43 ID:aRCJsm14o
- ふっ!
- 974 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/05(火) 22:48:49.94 ID:jP8zyh+z0
- 真宮寺「うーん……あるにはあるけど……」
夢野「マジか!? そんなマジックアイテムが存在するのか!?」
夢野が興奮したように真宮寺に近寄る。俺は俺で、驚きと「ああやっぱりな」という納得感という相反する感情が胸の中に渦巻いていた。
真宮寺「……夢世界(ドリームランズ)って聞いた事ないかナ? クトゥルフ神話に出てくる、文字通り「夢世界」の事なんだけど……」
真宮寺は棚から不気味な魔導書っぽい本を取り出すと、それをパラパラと捲りだし、一枚の頑丈で重そうな扉が書かれたページを俺達に見せる。
真宮寺「本来は夢世界へ通ずる一本道の扉なんだけど、特定の条件を満たすと現実世界に存在する「自分が最もいたい場所」に寝ながら移動することが出来るんだヨ」
日向「自分が最もいたい場所に移動する……」
茶柱にとっての夢野。朝日奈にとっての苗木。なるほど、確かにその二人が寝ているベッドは茶柱と朝日奈にとっては「最もいたい場所」だろう。
真宮寺「でもこのお守り……魔術の発動には条件が合って↓2だからそんなに何回も再現するのは難しいと思うんだけどなァ」
- 975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 22:52:28.76 ID:+RFx44sZO
- さげ
- 976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 22:57:45.63 ID:/+sjm1Zl0
- 自分の血を塗る
- 977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 22:58:40.84 ID:O1TJfZQz0
- 飛びたい相手に同じ御守りを?持ってもらう事と魔翌力によって使用回数が決まってる。
- 978 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/05(火) 23:10:40.97 ID:jP8zyh+z0
- 日向「いや、自分の血を塗るって割と簡単だと思うんだが……?」
真宮寺の出してきた魔術の条件に、俺は「?」マークを浮かべる。自分の血なんてそれこそ人差し指に針をちょっとぶっ刺せば簡単に……。
真宮寺「その程度じゃダメなんだヨ。お守りが、自分の血で完全に染まるまで、お守りを血塗れにさせなくちゃならないからネ」
夢野「お、おおう……。薄々感じておったが魔法ではなくて黒魔術の類いではないか、それは」
真宮寺「実際そうさ。で、これで分ったろう? ちょっと指に針を刺す。程度の血じゃ魔術は発動しない。それこそ頸動脈に近い部分や、太い血管が通っている場所を傷つけなくちゃならないんだ。そんなことを何度も繰り返していたら、いくら茶柱さんや朝日奈さんでも貧血を引き起こして倒れてしまうだろうネ」
思っていた以上に危険な魔術だったことに、俺は戦慄した。慌てて夢野に聞いてみたが、少なくともこの事件が起こり始めてから、茶柱がそのような傷を負っているのは見たことが無いという。
真宮寺「と言うわけで、ボクから出せる情報はこの位かナ。……個人的に興味が湧いたから、ボクの方でも何か他に「自分のいたい場所」に移動する方法が無いか調べてみるヨ」
真宮寺が積極的に見方になってくれたことを心強く感じながら、俺と夢野は次の行動を開始した。
↓2何をする?
- 979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 23:11:21.49 ID:/+sjm1Zl0
- さげ
- 980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 23:20:59.57 ID:+RFx44sZO
- 朝比奈を訪ねる
- 981 : ◆DWp3lSnh.v3L [saga]:2023/09/05(火) 23:31:02.91 ID:jP8zyh+z0
- 日向(……ここは直接茶柱を尋ねるより朝日奈の方から事情を聞いた方が良いな(聞きやすそうだし))
俺はまず茶柱と同じ現象を引き起こしているという朝日奈(の研究教室)を訪ねる事にした。彼女ならば俺が問答無用でぶん投げられる心配はないし、なにより危険な行動を起こしていないかどうか心配だ。
〜〜超高校級のスイマーの研究教室の前〜
日向「朝日奈! いるか!!」
↓1
01〜30 でいない
31〜60 で少し弱った様子の朝日奈が出てくる。
61〜90 でいつもと同じ元気な朝日奈が出てくる
91〜00 扉を開けたら、丁度着替え中の朝日奈に遭遇してしまった!!
今日の更新はここまで。明日からは新スレhttps://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1693921074/を使って続きをやっていきます。
このスレでの安価とコンマのご協力、誠にありがとうございました。
- 982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/09/05(火) 23:32:53.49 ID:O1TJfZQz0
- アウト
- 983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 17:13:49.07 ID:MGkBs8+qO
- このシリーズの原典
- 984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:04:23.74 ID:6acy9mMnO
- 埋め
- 985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:04:49.89 ID:6acy9mMnO
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- 986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:05:19.65 ID:6acy9mMnO
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- 987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:05:41.63 ID:c7gSG9k9O
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- 988 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:06:37.69 ID:c7gSG9k9O
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- 989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:07:29.86 ID:4EE2WBvRO
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- 990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:08:13.11 ID:4EE2WBvRO
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- 991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:09:05.82 ID:4EE2WBvRO
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- 992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:09:42.11 ID:4EE2WBvRO
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- 993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:10:11.90 ID:qsQUpJtQO
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- 994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:10:45.22 ID:3CLwMFOUO
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- 995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:11:26.22 ID:kvCOQ/hFO
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- 996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:11:54.79 ID:kvCOQ/hFO
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- 997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:12:27.44 ID:s75WeVrnO
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- 998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:12:53.44 ID:s75WeVrnO
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- 999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:13:42.42 ID:ttgaq6LlO
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- 1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/12/03(日) 18:14:09.84 ID:ttgaq6LlO
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- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
- ___, - 、
/_____)
. | | / ヽ || 父さんな、会社辞めて小説で食っていこうと思うんだ
|_| ┃ ┃ ||
(/ ⊂⊃ ヽ) /  ̄ ̄ ̄ \
\僕はSS!/ \_/ ! ( ( (ヽ ヽ
,\ _____ /、 | −、ヽ\ ! <私は二次創作
ゝ/  ̄ ̄ ̄ \ /. \/ ̄\/ .\ | ・ |─ |__ /
/ _____ヽ | | _┌l⊂⊃l | | ┌ - ′ ) /
| | / ─ 、−、! | | / ∋ |__| | | ヽ / ヽ <
|__|─ | ・| ・ | | /`, ──── 、 | | ` ─┐ ?h ̄
( ` ─ o−i ヽ / \ .ノ_ .j ̄ ̄ |
ヽ、 ┬─┬ノ / ̄ ./ ヽ- 、\ /  ̄ ヽ\
// /ヽ─| | ♯| / i ぼくオリジナル | ..) ) \ i ./ |\\
| | / `i'lノ))┘/ , ─│ !-l⊂⊃l┐__ヽ__/\ / | | |
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