エレン「なあ、ライナーってどうやったら死ぬんだ?」【安価】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:28:51.13 ID:6gWevfn70
ライナー「藪から棒に、物騒なことを言い出さないでくれ」

マルコ「そうだよエレン、いくらなんでもひどすぎるんじゃないか」

アルミン「うーん、それは僕も気になってたかも・・・ライナー、きみって死ねるの?」

ライナー「おいおい、アルミンまでなんてことを言い出すんだ」

ジャン「でもよ、昼の訓練中のあれを見てたら、そう思うのも仕方ねぇよ」

コニー「だよな!オレ、てっきり逝っちまったもんだと勘違いして恥ずかしかったよ!まあ、恥ずかしかったのはオレよりもアニの方か」

ベルトルト「ちょ、ちょっとみんな・・・!ライナーのこともアニのことも、早く忘れてあげてよ・・・」

コニー「ん?なんでベルトルトが困ってるんだ?」

ベルトルト「ええっと・・・その、なんて言うか、二人ともかわいそうだし・・・」(僕たちのことを探られるわけにはいかないんだけど、どうしてコニーはこんなときだけ妙に察しがいいんだ!)

エレン「かわいそうなのはお前のほうだと思うぞ、ベルトルト?悪気があってやったんじゃねぇんだから、アニもあんなに怒らなくたっていいだろうに・・・」

ベルトルト「いや、いいんだ・・・僕のやったことは万死に値する、この程度ですんでよかったんだ・・・」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1687962530
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:30:50.63 ID:6gWevfn70
−数時間前、対人格闘訓練−

エレン「おいアニ!今日こそお前に勝ってやる!」キャッキャ

アニ「へぇ・・・あんたにそれができるとは思えないけどね」

エレン「言ってろよ!オレなりに対策を練ってんだからな!」

アニ「ふうん、そいつは楽しみだ」クス

アルミン(今日は対人格闘の訓練だ。満面の笑みを浮かべたエレンは真っ先にアニの元へ駆けて行った、アニもまんざらでもないって顔で対応している。けど、これは・・・)チラ
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:32:34.96 ID:6gWevfn70
ミカサ「・・・」イラァッ

アルミン(うぅ、やっぱり・・・ミカサが般若の形相でアニを睨みつけている)

ミカサ「ライナー、今日は私と組もう」グイ

ライナー「いやあの、今日はダズと組む約束をしていたんだ・・・悪い予感がしてたんで」

ダズ「オレは別にかまわないっていうか・・・それよりミカサの顔が怖すぎて吐き気が・・・」ウプ

ライナー「お前このやろう!先週行ったピンサロで巨乳の娘を譲ってやった恩を忘れたのか!?」

ダズ「よく言うよ!巨乳だったけど顔は目力巨人そっくりだったろ!思い出したら吐き気が・・・」エプ

ミカサ「ダズ、ライナーは私と組む・・・違わない?」ニコリ

ダズ「笑顔はもっと怖いいぃぃ!?」オロロロゲロシャプブバババビシャァ

ミカサ「おや、嘔吐だけでなく脱糞まで・・・急性の嘔吐下痢症?ダズ亡き今、あなたは私と組む、それ以外の道はない」

ライナー「えっ、あ、ちょっ・・・ミカサ待っ」ブオン

ミカサ「今日の天気は晴れ、ところによりライナーが降る恐れがある、おは朝でマッキーさんも言っていた」

アルミン(ミカサはどうでもいいやりとりを終える間もなくライナーの襟首をつかんでアニの方へと放り投げた・・・人間ってあんなに高く飛ぶんだなぁ)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:33:40.80 ID:6gWevfn70
ライナー「ぬぐっ」ゴシャ

エレン「えっ」

アニ「えっ」

ミカサ「えっ」

アルミン「えっ」(ライナーが降るいつもの光景、そのはずだった・・・でも、今日はそうじゃない。頸部から地面に叩きつけられたライナーはいつもと異なり、首をあらぬ方へと向けて痙攣している)


アニ「ちょっと、ライナー・・・?」

アルミン「首が曲がっちゃいけない方向に曲がってるように見えるんだけど・・・」

エレン「おい、これ、死んでんじゃね?」

ミカサ「そ、そんな!そんなつもりじゃ・・・」オロオロ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:34:48.32 ID:6gWevfn70
ざわざわ・・・
 ざわざわ・・・

ミーナ「あれ?みんななに騒いでんの?ミカサがライナー投げるなんていつものことじゃない」

トーマス「いや・・・いつもと少し様子が違うみたいだぞ」

コニー「なあ、ライナーの首からなんか白いもんがのぞいてね?あれって骨か?」

ジャン「ミカサのやつ真っ青だけど、もしかして・・・殺っちまったのか?」

マルコ「そんなことより、怪我をしてるなら早く手当てをしないと」

アルミン(訓練中の事故というのは珍しいものではない、けれど故意ではないといえ成績上位者同士での死亡事故となると・・・騒ぎに気付いたものたちが遠巻きにざわめきたっている)

ベルトルト「ねえアニ、ライナー・・・死んでないよね?」コソコソ

アニ「あの程度では死んでないと思うけど、この衆目の中で再生するのは危険かも」ヒソヒソ

ベルトルト「みんなの視線をライナーからそらす必要がある、か・・・アニ、ちょっと協力してくれないかな?」

アニ「かまわないけど、どうするんだい?」

ベルトルト「おおっとぉ!手が滑ってアニのズボンを引きずり下ろしちゃったよー!みんなの目の前に白く輝く魅惑の三角形があぁぁ!?ライナーの首の白いのよりこっちの白いのに大注目ですぞー!?」ズリィィ

アニ「キィャアァァァァ!!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:35:31.84 ID:6gWevfn70
ダズ「うわあぁぁ!パンツだ!女子のパンツだ!生パンツだ!」ガバァ

アルミン「あ、生き返った」

ユミル「バックプリントにくまちゃんとか、クリスタでも履いてないよそんなパンツ」プフー

サシャ「ですよね、クリスタのパンツはいちごの総柄ですもんね!」

ミーナ「二人ともそんなベタなパンツ、どこで買ってるのか不思議だよホント」

クリスタ「ちょっと三人とも!私のパンツまでみんなに暴露しないでよ!」

エレン「やめろよミカサ!目隠しすんな!」

ミカサ「エレンは見なくていい!後で私のをいくらでも見せてあげる!なんなら、触ってもいいし嗅いでもいい!中身だって見せる!」

コニー「マルコもへんじがないただのライナーなんてかまってないで、こっちこいよー」

マルコ「えっ・・・でもでもでもでも」

ジャン「何おりこうさんぶってんだ!見るならゴリラの死体より、くまちゃんのおしりだろうが!」

ベルトルト(ライナー!みんながアニのパンツに釘付けになっているうちにはや)アニ「・・・」ボグシャー

ベルトルト「はぁっお!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:36:44.03 ID:6gWevfn70
アニ「・・・」ドォン!ドォン!

コニー「くまぱん丸出しのアニがベルトルトに馬乗りになって滅多打ちにしだしたぞ!」

サシャ「打撃キャラじゃないのにベルトルトがぼろクズにリメイクされてってますよ!」

マルコ「握力x体重xスピード=破壊力の方程式が成り立ってないよ!?」

ユミル「だれかアニを止めろ!死体が増えるぞ!」

ジャン「あんなもん止められる奴がいるかよ!」

エレン「わかったオレが行く!」

アルミン「いや、エレンには荷が重過ぎる!ここはミカサに任せよう」

ミカサ「私はベルトルトの命に興味はない・・・ので、アニの好きにさせればいいと思うのだけれど」

ライナー「まあ、そう言わずに止めてやってくれ、俺も手伝うから」スッ(首にまだ違和感が残るものの、ベルトルトの尊い犠牲のおかげでなんとか傷を修復することができた)

クリスタ「あ、ライナー!生きてたんだね、最悪なことにならなくて本当によかった」

ライナー(結婚しよ)

クリスタ「ごめんなさい、そういう最悪なことにはなりたくないかも」

ライナー「・・・えっ」

アルミン「ほらほら、ミカサとライナーの二人がかりで止めてきなよ、ベルトルトが原形とどめているうちに」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:37:49.07 ID:6gWevfn70
アルミン「回想終了、どう見ても首が折れてた気がするんだけど」

エレン「でも、ライナーは傷ひとつ無しでぴんぴんしてんだよな」

ライナー「ああ、首の柔軟性には自信があるんでな・・・」(なんとか誤魔化せたようだが、今後注意が必要だな)

コニー「つーか今回こそマジに死んじまったんじゃねぇかって心配したよ」

マルコ「え?今回って、前にもこんなことがあったのか?」

ライナー「俺は頑丈さには定評があるから、そんなに気遣ってくれなくてもいいんだぞ」(思い当たる節がありすぎる、あまり深く突っ込まれるとボロが出そうで怖いな)

コニー「ブレードの手入れ中に手が滑って首を切っちゃってただろ?頭がぶらぶらしてたように見えたんだけど」

ライナー「ああ、それは首が切れていたんじゃない、眠くて舟を漕いでたんだ」(あの時はブレードが首の骨で止まったからな、危なかった・・・というか見られてたのか!だが、見ていたのがコニーで助かった・・・)

コニー「他にもさ、なんだっけほら、がけっぷちみたいなの登らされる訓練、あったろ?」

アルミン「登攀訓練だね」

コニー「あの時は命綱が切れて地面に頭から落ちてさ、脳みそぶちまけてたのに平気そうだったしなー」

ライナー「ち、違うぞコニー、あれは脳みそじゃなくて・・・お昼に食べたうどん玉だ」(あれも見られていたのか!?)

ジャン「・・・昼飯にうどんが出た日なんてあったか?」

ベルトルト「ラララライナーったら、お昼が足りなくてお外にランチ食べに行ってたのかな!?サシャみたいだねー!」(ライナー!誤魔化しきれてないよ!)

コニー「そういや、アニに殴られてたベルトルトからも同じような汁が漏れてた気がするんだが」

ベルトルト「僕は今日二日目だから!ちょっと量が多くて後ろ漏れしてるだけだから気にしないで!」
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