エレン「なあ、ライナーってどうやったら死ぬんだ?」【安価】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:28:51.13 ID:6gWevfn70
ライナー「藪から棒に、物騒なことを言い出さないでくれ」

マルコ「そうだよエレン、いくらなんでもひどすぎるんじゃないか」

アルミン「うーん、それは僕も気になってたかも・・・ライナー、きみって死ねるの?」

ライナー「おいおい、アルミンまでなんてことを言い出すんだ」

ジャン「でもよ、昼の訓練中のあれを見てたら、そう思うのも仕方ねぇよ」

コニー「だよな!オレ、てっきり逝っちまったもんだと勘違いして恥ずかしかったよ!まあ、恥ずかしかったのはオレよりもアニの方か」

ベルトルト「ちょ、ちょっとみんな・・・!ライナーのこともアニのことも、早く忘れてあげてよ・・・」

コニー「ん?なんでベルトルトが困ってるんだ?」

ベルトルト「ええっと・・・その、なんて言うか、二人ともかわいそうだし・・・」(僕たちのことを探られるわけにはいかないんだけど、どうしてコニーはこんなときだけ妙に察しがいいんだ!)

エレン「かわいそうなのはお前のほうだと思うぞ、ベルトルト?悪気があってやったんじゃねぇんだから、アニもあんなに怒らなくたっていいだろうに・・・」

ベルトルト「いや、いいんだ・・・僕のやったことは万死に値する、この程度ですんでよかったんだ・・・」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1687962530
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:30:50.63 ID:6gWevfn70
−数時間前、対人格闘訓練−

エレン「おいアニ!今日こそお前に勝ってやる!」キャッキャ

アニ「へぇ・・・あんたにそれができるとは思えないけどね」

エレン「言ってろよ!オレなりに対策を練ってんだからな!」

アニ「ふうん、そいつは楽しみだ」クス

アルミン(今日は対人格闘の訓練だ。満面の笑みを浮かべたエレンは真っ先にアニの元へ駆けて行った、アニもまんざらでもないって顔で対応している。けど、これは・・・)チラ
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:32:34.96 ID:6gWevfn70
ミカサ「・・・」イラァッ

アルミン(うぅ、やっぱり・・・ミカサが般若の形相でアニを睨みつけている)

ミカサ「ライナー、今日は私と組もう」グイ

ライナー「いやあの、今日はダズと組む約束をしていたんだ・・・悪い予感がしてたんで」

ダズ「オレは別にかまわないっていうか・・・それよりミカサの顔が怖すぎて吐き気が・・・」ウプ

ライナー「お前このやろう!先週行ったピンサロで巨乳の娘を譲ってやった恩を忘れたのか!?」

ダズ「よく言うよ!巨乳だったけど顔は目力巨人そっくりだったろ!思い出したら吐き気が・・・」エプ

ミカサ「ダズ、ライナーは私と組む・・・違わない?」ニコリ

ダズ「笑顔はもっと怖いいぃぃ!?」オロロロゲロシャプブバババビシャァ

ミカサ「おや、嘔吐だけでなく脱糞まで・・・急性の嘔吐下痢症?ダズ亡き今、あなたは私と組む、それ以外の道はない」

ライナー「えっ、あ、ちょっ・・・ミカサ待っ」ブオン

ミカサ「今日の天気は晴れ、ところによりライナーが降る恐れがある、おは朝でマッキーさんも言っていた」

アルミン(ミカサはどうでもいいやりとりを終える間もなくライナーの襟首をつかんでアニの方へと放り投げた・・・人間ってあんなに高く飛ぶんだなぁ)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:33:40.80 ID:6gWevfn70
ライナー「ぬぐっ」ゴシャ

エレン「えっ」

アニ「えっ」

ミカサ「えっ」

アルミン「えっ」(ライナーが降るいつもの光景、そのはずだった・・・でも、今日はそうじゃない。頸部から地面に叩きつけられたライナーはいつもと異なり、首をあらぬ方へと向けて痙攣している)


アニ「ちょっと、ライナー・・・?」

アルミン「首が曲がっちゃいけない方向に曲がってるように見えるんだけど・・・」

エレン「おい、これ、死んでんじゃね?」

ミカサ「そ、そんな!そんなつもりじゃ・・・」オロオロ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:34:48.32 ID:6gWevfn70
ざわざわ・・・
 ざわざわ・・・

ミーナ「あれ?みんななに騒いでんの?ミカサがライナー投げるなんていつものことじゃない」

トーマス「いや・・・いつもと少し様子が違うみたいだぞ」

コニー「なあ、ライナーの首からなんか白いもんがのぞいてね?あれって骨か?」

ジャン「ミカサのやつ真っ青だけど、もしかして・・・殺っちまったのか?」

マルコ「そんなことより、怪我をしてるなら早く手当てをしないと」

アルミン(訓練中の事故というのは珍しいものではない、けれど故意ではないといえ成績上位者同士での死亡事故となると・・・騒ぎに気付いたものたちが遠巻きにざわめきたっている)

ベルトルト「ねえアニ、ライナー・・・死んでないよね?」コソコソ

アニ「あの程度では死んでないと思うけど、この衆目の中で再生するのは危険かも」ヒソヒソ

ベルトルト「みんなの視線をライナーからそらす必要がある、か・・・アニ、ちょっと協力してくれないかな?」

アニ「かまわないけど、どうするんだい?」

ベルトルト「おおっとぉ!手が滑ってアニのズボンを引きずり下ろしちゃったよー!みんなの目の前に白く輝く魅惑の三角形があぁぁ!?ライナーの首の白いのよりこっちの白いのに大注目ですぞー!?」ズリィィ

アニ「キィャアァァァァ!!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:35:31.84 ID:6gWevfn70
ダズ「うわあぁぁ!パンツだ!女子のパンツだ!生パンツだ!」ガバァ

アルミン「あ、生き返った」

ユミル「バックプリントにくまちゃんとか、クリスタでも履いてないよそんなパンツ」プフー

サシャ「ですよね、クリスタのパンツはいちごの総柄ですもんね!」

ミーナ「二人ともそんなベタなパンツ、どこで買ってるのか不思議だよホント」

クリスタ「ちょっと三人とも!私のパンツまでみんなに暴露しないでよ!」

エレン「やめろよミカサ!目隠しすんな!」

ミカサ「エレンは見なくていい!後で私のをいくらでも見せてあげる!なんなら、触ってもいいし嗅いでもいい!中身だって見せる!」

コニー「マルコもへんじがないただのライナーなんてかまってないで、こっちこいよー」

マルコ「えっ・・・でもでもでもでも」

ジャン「何おりこうさんぶってんだ!見るならゴリラの死体より、くまちゃんのおしりだろうが!」

ベルトルト(ライナー!みんながアニのパンツに釘付けになっているうちにはや)アニ「・・・」ボグシャー

ベルトルト「はぁっお!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:36:44.03 ID:6gWevfn70
アニ「・・・」ドォン!ドォン!

コニー「くまぱん丸出しのアニがベルトルトに馬乗りになって滅多打ちにしだしたぞ!」

サシャ「打撃キャラじゃないのにベルトルトがぼろクズにリメイクされてってますよ!」

マルコ「握力x体重xスピード=破壊力の方程式が成り立ってないよ!?」

ユミル「だれかアニを止めろ!死体が増えるぞ!」

ジャン「あんなもん止められる奴がいるかよ!」

エレン「わかったオレが行く!」

アルミン「いや、エレンには荷が重過ぎる!ここはミカサに任せよう」

ミカサ「私はベルトルトの命に興味はない・・・ので、アニの好きにさせればいいと思うのだけれど」

ライナー「まあ、そう言わずに止めてやってくれ、俺も手伝うから」スッ(首にまだ違和感が残るものの、ベルトルトの尊い犠牲のおかげでなんとか傷を修復することができた)

クリスタ「あ、ライナー!生きてたんだね、最悪なことにならなくて本当によかった」

ライナー(結婚しよ)

クリスタ「ごめんなさい、そういう最悪なことにはなりたくないかも」

ライナー「・・・えっ」

アルミン「ほらほら、ミカサとライナーの二人がかりで止めてきなよ、ベルトルトが原形とどめているうちに」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:37:49.07 ID:6gWevfn70
アルミン「回想終了、どう見ても首が折れてた気がするんだけど」

エレン「でも、ライナーは傷ひとつ無しでぴんぴんしてんだよな」

ライナー「ああ、首の柔軟性には自信があるんでな・・・」(なんとか誤魔化せたようだが、今後注意が必要だな)

コニー「つーか今回こそマジに死んじまったんじゃねぇかって心配したよ」

マルコ「え?今回って、前にもこんなことがあったのか?」

ライナー「俺は頑丈さには定評があるから、そんなに気遣ってくれなくてもいいんだぞ」(思い当たる節がありすぎる、あまり深く突っ込まれるとボロが出そうで怖いな)

コニー「ブレードの手入れ中に手が滑って首を切っちゃってただろ?頭がぶらぶらしてたように見えたんだけど」

ライナー「ああ、それは首が切れていたんじゃない、眠くて舟を漕いでたんだ」(あの時はブレードが首の骨で止まったからな、危なかった・・・というか見られてたのか!だが、見ていたのがコニーで助かった・・・)

コニー「他にもさ、なんだっけほら、がけっぷちみたいなの登らされる訓練、あったろ?」

アルミン「登攀訓練だね」

コニー「あの時は命綱が切れて地面に頭から落ちてさ、脳みそぶちまけてたのに平気そうだったしなー」

ライナー「ち、違うぞコニー、あれは脳みそじゃなくて・・・お昼に食べたうどん玉だ」(あれも見られていたのか!?)

ジャン「・・・昼飯にうどんが出た日なんてあったか?」

ベルトルト「ラララライナーったら、お昼が足りなくてお外にランチ食べに行ってたのかな!?サシャみたいだねー!」(ライナー!誤魔化しきれてないよ!)

コニー「そういや、アニに殴られてたベルトルトからも同じような汁が漏れてた気がするんだが」

ベルトルト「僕は今日二日目だから!ちょっと量が多くて後ろ漏れしてるだけだから気にしないで!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/28(水) 23:40:01.05 ID:6gWevfn70
エレン「なんにしても、ライナーって命にかかわる事故や怪我してるわりに死なねぇんだよな」

アルミン「いくら頑丈だといっても限度があるよね」

マルコ「だからって、どうやってら死ぬかなんて聞かないでさ、無事を喜んであげようよ」

ライナー「マルコの言うとおり、この話はここまでにしてくれないか?俺は今この命のあることのありがたさを噛みしめるために、そうだな・・・手の平を太陽に透かして見るとするよ」(追求されると危険なので適当に理由をつけてその場を離れることにした・・・人前で怪我しないようにもっと気をつけんといかんな)

アルミン(ライナーが立ち去りこの話題はそこで終わりとなった、が)

アルミン(僕の中の疑念は大きくなっていくばかりだ・・・ライナーは、本当に死ぬことができるのか?)

アルミン(同期の仲間、ましてや頼りになるみんなの兄貴分である彼に殺意を抱くなんてことはみじんも・・・・・・でも、この危険な好奇心を抑えることはできそうにない)

アルミン(まあ、どっかの眉毛の繋がったおまわりさん並みの生命力を持ってるし、多少のことで死んだりはしないと思うから、ちょっとくらいなら試してみてもいいよね?)

アルミン(まず、そうだな・・・)

アルミン(ライナーの>>10>>11しよう)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/28(水) 23:42:05.98 ID:q10lducmO
令和になっても未だに104期の進撃ネタとか正気かよ
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/29(木) 01:10:29.04 ID:i0yzJuA0O
ライナーの口に熱湯

>>10
氏ね
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/29(木) 19:57:06.56 ID:bldJzO560
手と足を縛って口を縫い付けて溺死させよう
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/30(金) 06:52:38.02 ID:jCrp2X2O0
アルミン(ライナーの口に熱湯を入れて手と足を縛って口を縫い付けて溺死させよう)

アルミン(外傷系だと、ライナーの命に届かない事が分かったから、違う角度から攻めてみればイケるかもしれない!)

アルミン(強硬手段が過ぎるけど、試してみない事には僕の好奇心が満たされないからね、悪いけどライナーにはモルモットになってもらうよ)

アルミン(まぁあのライナーだし、正味無茶苦茶やっても死なないっしょ)

アルミン(しかし問題なのは、あの屈強な肉体をどうやって拘束するか・・・かつ、どうやって僕自身の犯行だとバレないように行動を進めるか、だね)

アルミン(僕1人で進めるとなるとこれは壮大な準備をしないと・・・ん?)
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/06/30(金) 06:55:51.32 ID:jCrp2X2O0
エレン「なあアルミン知ってるか?コニーから聞いたけどライナーのやつ、街で大型ダンプに轢き潰された時も数秒後にはピンピンしてたらしいぞ!」

アルミン(解散直後にいきなりライナーの不死身エピソードを嬉々として語りかけて来るエレン、そんな彼にこの話を持ちかけたら興味を持ってワンチャン協力してくれるんじゃ・・・)

エレン「ターミネーターに液体金属製のボディを持ったロボットいたよな、何やっても死なねぇヤツ、あいつを彷彿とさせるよな」

アルミン「あー、T-1000って型のロボットね」(って無理に決まってるか、エレンはライナーを尊敬してるし、兵士として目標にしている存在でもあるんだし)

エレン「ライナーって窒息死すんのかな?餓死すんのかな?腹上死すんのかな?あーもうこんなんじゃ気になって訓練が身に入らねぇよ!」

アルミン(ってあれ、エレンも僕と同じレベルでライナーの事が気になってんじゃんっ)

アルミン「ふーん・・・そんなに気になるんだ?じゃあ例えばだけど・・・例えばだよ?・・・ライナーの口に熱湯を入れて手と足を縛って口を縫い付けたら溺死するのかなぁ・・・?なーんてね?エレンはどう思う?一応聞いてみるケド」

エレン「>>15
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/30(金) 10:37:41.22 ID:0YHG79Ae0
おいおいアルミン、それじゃ全然ダメだろ
口に熱湯を入れた時点でライナーは抵抗するんだから、まず手足を縛るのが先だ、寝てる間か睡眠薬でも飲ませて済ませた方がいい
大声を出されたら面倒だから、声の届かない地下室でやった方がいいな
そうだ、どうせ手足を縛るならいっそ逆さ吊りにでもしちまおう
熱湯は下に鍋なり釜なり用意してそこにライナーの頭を突っ込んじまえば勝手に鼻と口から入るんじゃねぇか?
縫いつけるのは…熱湯の中じゃ難しいか、なら麻袋とか被せるのはどうだ?布を被せて水を被るだけでも人間は溺死するって言うしな

どうだアルミン?
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/01(土) 12:58:05.11 ID:veo670Y20
エレン「おいおいアルミン、それじゃ全然ダメだろ、口に熱湯を入れた時点でライナーは抵抗するんだからまず手足を縛るのが先だ、寝てる間か睡眠薬でも飲ませて済ませた方がいい、大声を出されたら面倒だから声の届かない地下室でやった方がいいな、そうだ、どうせ手足を縛るならいっそ逆さ吊りにでもしちまおう、熱湯は下に鍋なり釜なり用意してそこにライナーの頭を突っ込んじまえば勝手に鼻と口から入るんじゃねぇか?縫いつけるのは…熱湯の中じゃ難しいか、なら麻袋とか被せるのはどうだ?布を被せて水を被るだけでも人間は溺死するって言うしな」

エレン「どうだアルミン?」

アルミン「・・・んぉ」(この一瞬で綿密に練られた作戦を提示出来るなんて、エレンも思ったより頭脳派タイプじゃないか!最高だよエレン!思わず変な声が出ちゃったよ!)

アルミン(・・・いや、もしかしたらエレンはライナーを死なせる方法を複数パターン考えているのかもしれない、そうでもないと、あの一瞬で激ヤバ鬼アンサーは返せない)

エレン「毒を盛るか・・・もしくは、牛裂きで身体を引き裂く方法も考えていたが溺死ルートが1番実現可能そうだ!そうと決まれば善は急げだ!」

アルミン(やっぱり複数パターン考えてた!僕以上に好奇心旺盛じゃないか!)

アルミン「エレンもライナーを死なせてみたかったんだね!よければ僕にも一枚噛ませてもらっていいかな?」

エレン「やっぱりアルミンも同じだったか・・・言われなくても協力してもらうぜ!」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/01(土) 12:59:00.23 ID:veo670Y20
エレン「しかし、自分で提案したものの、準備に必要な物が多すぎて、今日だけだと間に合わないな」

アルミン「縛る用のロープ、睡眠薬、大きな釜、麻袋・・・と、物を集める以前に、近辺に使用可能な地下室が無いか確認しないといけないね」

エレン「ロープと麻袋は訓練所の倉庫を漁れば見つかるかもな、大きい釜は無さそうだから、その場合はドラム缶で代用するか・・・睡眠薬は市販で売っている物を買ったらいいか」

アルミン「睡眠薬なら、最近の訓練がキツ過ぎて鬱気味になってるダズが持ってるよ、睡眠薬を飲まないと眠れなくなったみたい」

エレン「なら睡眠薬はダズから貰うとするか!」

アルミン「地下室は手分けして探そう、運が良ければ訓練所内に使ってない地下室があるかも」

エレン「そうだな、必要な物はこんなもんか?」

アルミン「そうだね」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/01(土) 13:01:34.28 ID:veo670Y20
エレン「今更だけど、こんな事したらライナー怒るよな?」

アルミン「ん?まぁでも、僕達は悪気があってやってるわけじゃないからね、あくまで"実験"の範疇だからね、人類の科学文化や機械技術が発展したのは実験に実験を重ねたからこそ生み出せたんだ、そんな偉大な学者達と同じように僕達も"実験"を行っているだけだよ、なーんにも間違っちゃいないさ!」(ハハハ、意味分かんねー)

エレン「そうだな・・・これは殺意を持ってるわけじゃないもんな・・・好奇心を満たす為の"実験"をさせてもらおうとしているだけだもんな」

アルミン「人生すべて実験である。実験の数は多ければ多いほどよい。失敗したら、もう一度起き上ればよい。ラルフ・ウォルド・エマーソンだってそう言ってたじゃないか!」

エレン「誰か分かんねぇけど、いい言葉だな!ライナーへの実験(ごうもん)の果てに何か生まれる可能性もあるしな!」

アルミン「じゃあ地下室を探す前に今すぐ倉庫に行って必要な物があるかどうか確認してこよう!」



倉庫の様子 >>19
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/01(土) 13:50:02.42 ID:STd39mII0
ライナーがユミルとクリスタから実験(ことばぜめ)を受けていた
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/01(土) 20:30:20.36 ID:veo670Y20
アルミン「倉庫に来たけど、何やら中が騒がしいね」

エレン「罵詈雑言が聴こえるが・・・喧嘩でもしてるのか?」

アルミン「女子2人の強気な声だけが聴こえるね、ただお互いが啀み合っているわけではなさそう」

エレン「まさか、もう1人いじめられている子がいるんじゃないか?」

アルミン「なんだとぉ・・・!いじめは絶対に許せないね・・・集団生活で起こり気味の悪しき風習だよ!いじめで自殺をする人間だっているんだぞ!」

エレン「かもな、ここはオレが暴力には暴力でねじ伏せてやるぜ!いじめっ子は1匹残らず駆逐してやる!!」

アルミン「待つんだエレン、突入する前にそーっと扉を開けて中の様子を確認してみよう、現場の様子を僕達の目でしっかり押さえるんだ」

エレン「分かった、その上で教官に報告するんだな、じゃあ開けるぞ」スッ・・・
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/01(土) 20:31:26.50 ID:veo670Y20
ユミル「こんな、か弱い女の子2人に見られながら勃起しちゃうなんて、お前かなりのド変態野郎だな!生きてて恥ずかしくないのか?」

クリスタ「 ざぁこ♪ライナーのざこ兄貴♪兄貴キャラなのにアソコはお粗末なよわよわ戦士♪」

ライナー「うぅぅ・・・」

ユミル「デカい図体でそんな情けない声しか出せないのか?さっさと服脱いで、そのセミの抜け殻みたいな汚物を曝け出してみろよ、笑ってやるから」

ライナー「くっ・・・」

クリスタ「うっわwちょっと嬉しそうにしてるのキモw」

ユミル「おい早くしろよ、女の子を待たせるなんて最低最悪だな、私たちを怒らせたらお仕置きだぞ豚野郎」

クリスタ「このメンヘラゴリラ♪ドM変態戦士♪」

ライナー(理不尽だ・・・俺が何をしたというんだ・・・どんな人間からも信頼をされるように真面目に訓練生活を過ごしてきたはずだぞ・・・!なんでこんな状況にっ!!)

ライナー「ちょっと待ってくれ・・・!これは何が目的なんだ!俺が何をしたっていうんだ!」

ユミル「そりゃあ実験だよ、目的なら>>22
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/01(土) 21:20:19.79 ID:wMM+/8qR0
もう終えた、落ち込んでる間にアンタの脊髄液はいただいたよ(ゴクリ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/02(日) 17:09:51.14 ID:9pYpsCwF0
ユミル「もう終えた、落ち込んでる間にアンタの脊髄液はいただいたよ」ゴクリ

ユミル「思わず唾を飲んでしまったぜ、じゃあこの脊髄液は有り難く使わせてもらうぜ」

ライナー「」ピタッ

クリスタ「やったねユミル、目的の為に道化を演じた甲斐があったね」

ライナー「待て待て待て待てよ、どうして俺の脊髄液が必要なんだ・・・!?何を企んでいるんだ!?」(俺の脊髄液なんて巨人化か九つの巨人に硬質化の能力を付与させる以外に使い道がないだろ!まさかこの2人は俺の正体に気付いているのか?・・・目的が全く分からん!)

ユミル「だってお前さ、最近、頭がボケてる節があるだろ?自分で考えてみろよ」

ライナー「ボケてる?・・・・・・あぁ確かに、ブレードで首切ったり、大型ダンプに轢かれたり、うっかりミスが多くなってるが、それがなんだっつー話よ」

クリスタ「そう、もしかするとアルツハイマー病なんじゃないかと思って髄液検査をしてあげたいの」

ライナー「ず・・・髄液検査?俺の髄液を摂取する為に、こんな所に呼び出して言葉責めをしたって事か?」

ユミル「そうだぞ、感謝してくれよ」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/02(日) 17:10:41.70 ID:9pYpsCwF0
ライナー「そ、そうなのか・・・ならこんな無茶苦茶な方法を取らなくても、口頭で言ってくれれば良かったんだが・・・」(言葉責めからの髄液摂取、って思い切りが過ぎるだろ!)

クリスタ「口で言っても、ライナーは兄貴気取ろうと、強がって平静を装うでしょう?」

ユミル「この脊髄液は私達が責任を持って脳神経外科に届けに行くからな、お前は横になって2時間ぐらい安静にしてろ」

ライナー「いやいや自分でやる!自分の事は自分でやるから!」ササッ

ユミル「おい動くなよ!髄液漏れてどっかの格闘家みたいに頭痛がおさまらなくなるぞ!」

ライナー「分かった!・・・分かったから検体だけは俺に渡してくれ!絶対に病院には行くから!」(何かの間違いで脊髄液が誰かの口に入ったら大変だ・・・!)

クリスタ「どうするユミル?」

ユミル「分かったよ、絶対に行けよ、行かなかったら、お前が未成年でピンサロに行ってること教官と憲兵団にバラすからな」

ライナー「はい!絶対にイキます!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/02(日) 17:11:30.99 ID:9pYpsCwF0
アルミン「なるほどね、ライナーの脊髄液を取る為に、ユミルとクリスタは女王様とメスガキを演じてたみたいだね」(普通は、患者を横に寝かせてから、腰のあたりに麻酔をして細い管を刺して脳脊髄液を採取するんだけど、無茶な事するなぁ)

エレン「ユミル達が出て来るぞ」

アルミン「おっと、一応隠れようか」サッ

クリスタ「ライナーは、あのままでいいの?」スタスタ

ユミル「動けねぇもんは仕方がないからな、2時間は倉庫で横になっててくれねぇと」スタスタ

エレン(行ったな)

アルミン「そうだね」(ライナーは、この暗い倉庫でひとりぼっちなのか)

エレン「アルミン」

アルミン「ん?」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/02(日) 17:12:13.39 ID:9pYpsCwF0
エレン「ライナーは横になったまま2時間動けない、こりゃあいい機会だと思わねぇか?今、動けばスピード拘束間違いなしだ!」

エレン「倉庫にロープや麻袋があったら、そのままライナーをギチギチに拘束しようぜ!」

アルミン「でも、仮に拘束出来ても身柄はどこに置いておくの?倉庫は人が出入りするから置くわけにはいかないし・・・地下室もまだ見つかってないんだよ」

エレン「オレは、倉庫で道具探し担当でアルミンは訓練所で地下室探し担当で二手に分かれよう!見つからなかったら次回に持ち越す方向で行くか!」

アルミン「そうだね、元々、今日は準備だけの予定だもんね」

エレン「道具と地下室が見つかったらさっさとライナーを拘束して地下室に連れて行って実験開始だな」

アルミン「オッケー!じゃあ捜索開始だ!」ダッ

エレン「おう!」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/07/02(日) 17:12:58.20 ID:9pYpsCwF0
エレン「よいしょっとー!」ガラガラガラガラ

ライナー「あっ」

エレン「おぉーっと!ライナーじゃねぇか!こんな暗い倉庫の中で1人横たわってどうしたんだ!」

ライナー「いっ、いや、これはちょっと事情があってな・・・静かな場所で1人になって自分を見つめ直す時間が欲しくなってな・・・」(くそっ!こんなの誰が見ても異常な光景だろ!誤魔化しきれるか!)

エレン「そっか、1人になりたい時間って誰にでもあるよな、分かる」ゴソゴソ

ライナー「だよな!分かるよな!」(セーフだったのか・・・)

ライナー「エ、エレンは何か探しにきたのか?」

エレン「まあ、そんな所だな!教官に頼まれたんだよ!」(ロープとか麻袋とか何か使えそうな物は・・・)

エレン(>>28>>29>>30を見つけた)
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/02(日) 17:48:22.62 ID:zTLsEnzP0
革製の拘束具
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/02(日) 17:54:33.28 ID:lSmZXgR00
生暖かいいちごの総柄パンツとブラ
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