【安価】【虹ヶ咲】エマ「これ(>>3)食べたい!」

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15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 09:04:09.09 ID:sKp/vi+1O
たこ焼き
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 19:16:54.20 ID:nJeeQGEE0
エマ「これ(たこ焼き)食べたい!」

彼方「任せなさ〜い」

彼方「はい、じゃあこのスーパーで売ってた茹でタコを串に刺して、油を引いたフライパンで焼いて行くよ〜」

エマ「わぁ〜」

彼方「焼いて……塩、コショウを振ったら、完成。たこ焼き〜」

エマ「ええっへっへっへ〜……って、なんか違うような?」

彼方「一応たこ焼きだけど、全然違うね〜。気を取り直して、真面目に作るよ」

エマ「待ってました〜」


17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 19:17:24.96 ID:nJeeQGEE0

彼方「まず、用意するのはこちらだよ〜」

・たこ焼き粉
・卵
・長ネギ
・茹でタコ(生食用)
・紅ショウガ
・天かす

エマ「お好み焼きの時と似てるね〜」

彼方「まぁ基本は大体同じようなものだからね〜……じゃあ、早速作るよ。
まずはボウルに入れたたこ焼き粉を水で溶いて、そこに卵を入れて更に混ぜて……この状態のタネを、ペットボトルにある程度移しておくよ〜。
ペットボトルの方は何もしないで、残った方に刻んだ長ネギ、刻んだ紅ショウガを入れるよ〜。茹でタコも刻んでおこうね」

エマ「色々細切れだね〜」

彼方「またつまらぬものを切ってしまったぜ〜……で……たこ焼き機に油を塗るよ〜。
専用のハケとかがあればいいけれど、残念ながら彼方ちゃんの家にも部室にもそんなものはないから、油を入れてからキッチンペーパーを箸で挟んで塗っていくことにするよ〜」

エマ「一つ一つ丁寧だから大変だね〜……」

彼方「この手間がたこ焼きを美味しくするんだよ〜……で、塗り終えたらボウルに入っているタネを全体に流し入れるよ〜。
ここで、一つ一つの穴に丁寧に刻んだ茹でタコを入れて、火が通るまで待つよ〜」

エマ「火が通ったらひっくり返すの?」

彼方「そうだけど、いきなりひっくり返しても上手くはいかないからね〜。
ここで、ペットボトルに取っておいたタネを流し入れるよ〜」

エマ「わぁ、溢れそう!」


彼方「フフッ、大丈夫。ここで竹串を使って、たこ焼き一つ一つになるように区切るよ。
区切ったら、一つの穴で半円を作るように焼けたたこ焼きを、真横に90度回転させて、丸を作るように形成するよ」

エマ「簡単に丸にはならないんだね〜」

彼方「苦労があってこその丸なのさ。
こうして火が通ったら、今度は穴の中にない生地を穴の中に追いやりながら180度回転させて、全体に火が通るようにするよ〜」

エマ「段々丸くなってきた〜!」

彼方「丸が形成出来てきたら、全体がこんがりとした色になるようにひたすらひっくり返したり焼き続けたりするよ〜。
それで、もう完成……ってなりそうなところで、油を流し入れるよ〜。入れすぎるとお腹を壊すから要注意だね〜」

エマ「あ、これ知ってるよ! 日本のYouTubeにあった『ゴリゴリ』ってやり方だよね?」

彼方「それはその人独自の呼び方だね〜。元々は銀だこのやり方だよ〜。
それで、油で揚げたようにカリカリなたこ焼きが出来ていくから、竹串で刺して、お皿や船に盛りつけて……ソース、マヨネーズ、青のり、かつお節をかけて完成だよ〜」

エマ「美味しそう〜!」

彼方「ではどうぞ、はいよぉ」

エマ「ええっへっへっへ〜……いただきま〜す。あむっ」パクッ

エマ「あふっ、あふ……んむっ……んっ」ゴクン

エマ「ん〜っ! ボ〜ノ〜!」ニコォ

彼方「良かったぁ〜。じゃあ、彼方ちゃんはお疲れなので寝るよ〜。すやぴぃぃぃ……」スヤァ

かすみ「カット! 今回も可愛いエマ先輩たちが撮れましたよ〜! 流石ですねぇ、前回も前々回も好評でしたし、今回も人気になること間違いなしです!」

エマ「えへへ、美味しくご飯食べてるだけだけど、それで良い動画になったのならよかったよ〜!」

璃奈「……でも、このままだとパターン化しちゃって、流石に飽きちゃう人がいるかもしれない。
だから、そろそろテコ入れのし時かも」

かすみ「えぇ〜? テコ入れ〜? 具体的にどうするの?」

璃奈「それは簡単。あくまで企画自体はQU4RTZの魅力を広めるための料理動画ではあるけど……私たちはライバルで仲間。だから」

かすみ「あっ、そっか。そういうことだね、りな子!」ユビパッチンッ

エマ「?」モグモグ
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 19:19:10.13 ID:nJeeQGEE0
エマ「これ(>>20)食べたい!」

>>22「任せなさ〜い」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 19:31:13.07 ID:sKp/vi+1O
踏み台
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 20:18:40.98 ID:Gck+OHIv0
コオロギ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 20:23:56.07 ID:sKp/vi+1O
踏み台
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 20:24:14.01 ID:qxMWLxD50
しずく
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 21:26:25.89 ID:nJeeQGEE0
エマ「これ(コオロギ)食べたい!」

しずく「任せなさ〜い!」

しずく「どうも。こんにちは、こんばんは。A・ZU・NAの桜坂しずくです。
今回はカメラマンのかすみさんに呼ばれてQU4RTZの素敵な企画に参加することになりました!」

しずく「……で、えーっと……エマさん。これ、コオロギ……ですよね?」

エマ「うん。ちょっと前に話題になってたコオロギ食、私もチャレンジしてみたいな〜、って!」

しずく「コオロギ……ですか……」

しずく(落ち着いて、落ち着いて。私は大女優、コオロギって虫が相手でも怯むことはない。だって、そう! 私は虫も大好きな博愛主義者!)

しずく「コオロギを使った料理……いいでしょう、この百戦錬磨を潜り抜けたコック・桜坂しずくがご覧に入れましょう!」バッ

エマ「わぁ〜! 楽しみ〜!」



しずく「では、まず材料のコオロギを──」

璃奈ちゃんカンペ『流石に普通のコオロギで作ると映像がショッキングになるから、コオロギパウダーをポチっておいたよ』スッ

しずく「ずこーっ!」ドサッ

エマ「急に転んだよ!? 大丈夫!?」

しずく「だ、大丈夫です……で、では気を取り直して。
まずはこちら、璃奈さんがインターネットでお取り寄せしたコオロギパウダーを、フライパンで軽く炒ります!」

エマ「粉を炒めるんだね〜」

しずく「こうすることで、香ばしさが増すんです。料理は手間を惜しまないことが、美味しさに繋がりますから」

エマ「なるほど〜」ワクワク

しずく「パウダーを炒めたところで、ボウルに白米、白ごま、しょうゆ、ごま油、ᶘイ^⇁^ナ川、刻みネギを入れて混ぜて……混ぜ終わったところに、コオロギパウダーを入れてからもう一度混ぜます」

エマ「これで完成なの?」

しずく「いえ、クライマックスはフライパンにもう一度活躍してもらいますよ」チチチチチチチチ……ボッ!

しずく「混ぜたものを整形して、フライパンに並べて……一気に焼き上げて、焼きおにぎりにします!」

エマ「わぁ〜! 美味しそうな香り〜!」

しずく「両面に焼き目が付くように焼いたら、玉露(お茶)と一緒にどうぞ!」

エマ「ええっへっへっへ〜……いただきまーす!」

エマ「あち、あち……はむっ……んっ、んっ……ん〜っ!」

しずく(ど、どうでしょうか……!)

エマ「ボ〜ノ〜ッ! 虫だったコオロギがこんなに美味しい調味料になるんだね〜! ベネだよ、しずくちゃん!」

しずく「お口に合ったならよかったです。演劇で料理人を演じた経験が活きましたね……ふふっ。役に入れば、料理であろうとも怖くないです」ニコッ

かすみんカンペ『でも、こないだ作って来たお弁当は塩と砂糖間違えてなかった?』

しずく「むぅっ、それは普段の私だもん! それにその時はたまたま……!」プクーッ

璃奈(かすみちゃん、早くカットして)

かすみ「はいカットでーす! しず子、エマ先輩! コラボに申し分ないくらい良い画が撮れましたよ〜!」

しずく「ちょ、ちょっとかすみさん!」

かすみ「はいはい、しず子のお説教は後で聞きまーす」

エマ「まぁまぁ、二人とも落ち着いて〜……」

侑(違うユニット同士のコラボ……超ときめいちゃった……! トキメキのあまり声が出ないよ〜……)

璃奈(これはバズる。いいネタになった……璃奈ちゃんボード『勝利の法則は決まった!』)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 21:27:34.29 ID:nJeeQGEE0
あっ、やべ間違えた

ᶘイ^⇁^ナ川じゃなくて塩だ……辞書登録してたせいで、焼きおにぎりに栞子の何かが入ったみたいになっちゃった……ごめんなさい
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 21:28:34.44 ID:nJeeQGEE0
エマ「これ(>>27)食べたい!」

>>29「任せなさ〜い」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 21:29:47.73 ID:qxMWLxD50
踏み台
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 21:31:52.02 ID:VDVIEubH0
サソリ
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 21:33:01.59 ID:qxMWLxD50
踏み台
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 21:33:35.47 ID:sKp/vi+1O
ランジュ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 22:21:35.08 ID:nJeeQGEE0
エマ「これ(サソリ)食べたい!」

ランジュ「任せなさ〜い!」

ランジュ「下午好(こんにちは)! R3BIRTHの鐘 嵐珠よ! 今日はエマに招かれて、面白そうな企画に参加させて貰ったわ!」

エマ「よろしくね〜、ランジュちゃん」

ランジュ「今日はエマの食べたいサソリの料理を作るんだったわね」

エマ「そうそう。この間はコオロギの料理を食べたし、今度はサソリにチャレンジしてみたいと思ったんだぁ」

ランジュ「チャレンジャーね。ランジュも負けていられないわ!」

ランジュ「じゃあ、早速サソリを取って来て──ラ? 材料のサソリは既にあるのね」

璃奈ちゃんカンペ『同好会の人脈をフルに使って取り寄せました、生です』

ランジュ「そういうことね。なら頑張って作るわよ!」

ランジュ「アタシはサソリの食感も楽しんで欲しいから、サソリはシンプルに素揚げにするわ!
だから、まずは油を張ったフライパンを熱して、そこにサソリを投入よ!」ザブッ

エマ「わぁ! 油が跳ねてるよ〜!」

ランジュ「あちっ、あちち……熱いけど、料理は愛と気合ってせつ菜が言ってたわ! サソリを素揚げしている間に……っと!」

エマ「今度は何かな?」

ランジュ「今回はある漫画で読んだ、海老ロールみたいにしようと思うわ。
だから、今回はこのライスペーパーと……よっと、レタス、ついでにチリソースとタルタルソースを混ぜた、オーロラソース風の何かを使うわ!」

エマ「わぁ、トルティーヤみた〜い!」

ランジュ「サッと水につけたライスペーパーの上に水気を切ったレタス、揚がったサソリ、オーロラソース風の何かをかけて……巻いて、完成!
アタシお手製、サソリ丸ごとロールよ!」

エマ「ええっへっへっへ〜……美味しそう〜!」

ランジュ「祝您好胃口(召し上がれ)、アタシの料理を存分に味わってね、エマ!」

エマ「いただきまーす!」ザクッ、バリッ

エマ「んん? んん〜?」バリッ、ボリッ、モチッ、ジャキッ、モグモグ……

エマ「ん、んん〜?」モグモグ

ランジュ「どうかしら! 中々のアイデア料理じゃない?」

璃奈(エマさんが真剣に悩んでる……これは、もしかして……?)

かすみ(エマ先輩でも不味い、って料理になるんじゃ──)

エマ「これは……中々クセがあるけど、私は好き! ボーノ♪」パァァァ

ランジュ「きゃあ、谢谢你(ありがとう)、エマ! ランジュの料理で誰かの舌を唸らせたいと思って、せつ菜や栞子と一緒に練習した甲斐があったわ!」

かすみ(しお子……あのランジュ先輩の料理を矯正したんだ……流石生徒会長)

璃奈(きっと苦行だったハズ……合掌)

侑(せつ菜ちゃんとランジュちゃんの料理を一度に相手したんだね……栞子ちゃん、凄く頑張ったんだね……今度歩夢と一日デートする権利譲ってあげよう……それと、私も栞子ちゃんに何かしよう……)

ランジュ(なんでか栞子はアタシたちと料理の練習をする度に痩せて行ったけど……スイーツを食べすぎた、って悩んでたし、アタシは料理が上手くなったし、結果オーライね)

かすみ「か、カットでーす! ランジュ先輩、料理凄い上達してましたね! かすみん、ちょっと感激しました!」

侑「うんうん。かぼちゃを直接中華鍋に叩きつけてた頃が懐かしいよ……」

ランジュ「あの時は確かに恥も同然の腕前だったわ……でも、アタシは常に進化するのよ! だから、また呼ぶときも期待してなさい! もっと立派な料理を作れるように練習しておくもの!」

エマ「その時が楽しみだよ〜!」

璃奈(それまでに栞子ちゃんのお腹は何回破壊されるんだろう……胃薬の調合、四季ちゃんに教えて貰おうかなぁ……璃奈ちゃんボード『悩み悩み』)
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 22:28:17.31 ID:nJeeQGEE0
エマ「これ(>>33)食べたい!」

>>35「任せなさ〜い」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 23:15:36.62 ID:LMBdu+VaO
お子さまランチ
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 23:16:04.62 ID:qxMWLxD50
もんじゃ
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 23:58:01.62 ID:sKp/vi+1O
踏み台
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/23(金) 00:01:49.27 ID:HVeF/2s80
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/23(金) 06:48:08.12 ID:jpBEPsfc0
エマ「これ(もんじゃ)食べたい!」

愛「任せなさ〜い!」

愛「やっほー、DiverDivaの宮下愛だよ〜! 今回はりなりーに呼ばれて、この楽しそうな企画に参加させて貰ったよ〜!」

璃奈(愛さんなら問題なく作れるハズ……それに、今回は運よくもんじゃを引き当てた……!)

エマ「よろしくね〜、愛ちゃん!」

愛「よろしく〜! にしても、もんじゃ屋の娘にもんじゃ頼むなんて、エマっちわかってるね〜!」

エマ「えへへ〜、前に果林ちゃんが二人っきりで食べたって言ってたから、私も食べて見たくて」ゴゴゴゴゴ

愛(あ、あれ? もしかして愛さん詰め寄られてる感じ……?)

璃奈ちゃんカンペ『急いで作って』スッ

愛「あ、あぁ! ちょっと急がないといけない感じなんだね! じゃ、じゃあ作るよ〜! 材料はだし汁、キャベツ、もやし、天かす、紅ショウガ、さくら海老!」

エマ「お好み焼きの時と似てるんだねぇ」

愛「似てるけど、味は全然違うからね〜! それじゃ、一気に作っていくよ! まずはだし汁、今日は誰でも作れるように一般的な出汁の素を使って、小麦粉と一緒にお水に溶いて行くよ! 溶けてきたら、ウスターソースも少し入れて混ぜるよ〜!」シャカシャカ

エマ「手際すご〜い!」

愛「伊達にもんじゃ屋手伝ってないからね〜……愛さんの、気”合”込めたもんじゃ、楽しみにしててね〜!」トントン、シュバババババ

エマ「うんうん、楽しみ楽しみ〜!」

愛「混ぜ終わっただし汁に……千切りのキャベツ、さくらエビ、天かす、紅ショウガ、もやしを入れるよ! コレで準備OK!」

エマ「あれ、混ぜないの?」

愛「混ぜないよ。もんじゃっていうのはこうして作るからね……じゃあ、あとは油を薄く引いたフライパンに、具材だけを乗せるよ。
二本のコテで、手早く野菜を刻みつつ、炒め合わせるよ!」ジャッジャッ

エマ「いい音〜!」

愛「具材が焼けてきたら、ドーナツみたいな形を作って、真ん中の穴に、ボウルに残してあるだし汁を2〜3回に分けて入れるよ! 今回はDDらしく2回で! これは果林の分、これは愛さんの分っ!」

エマ「わぁ〜、愛ちゃん後で裏で話そっか」ニコニコ

愛「わぁ怖ぁ」

かすみんカンペ『今のはカットしますけど危ない発言はしないでください!』

エマ「わぁ、ごめんね愛ちゃん、かすみちゃん」

愛「アハハ、大丈夫大丈夫。さ、ここからが見どころだよ! だし汁と野菜を混ぜ合わせて、煮立たせながら平らに広げれば……っと! 完成!
愛さん特性、気合と愛情たっぷりのもんじゃ焼き! どんなもんじゃい! ってね!」

エマ「ええっへっへっへ〜……美味しそう〜!」

愛「かつお節と青のりをかけて……召し上がれ、エマっち!」

エマ「いただきま〜す。あちっ、あち……ふぅ、ふぅ……あむっ」パクッ

エマ「んむんむ……んん〜っ! ボ〜ノ〜! すっごい美味しいよ、愛ちゃん!」

愛「えっへへ〜、照れちゃうなぁ。よっ、愛さんボード『照れ照れ』」

璃奈ちゃんカンペ『匂わせやめて、バレたらマズい』

愛「あっ、ごめんりなりー。流石に勝手に使ったらアイデンティティ傷つけちゃうよね……愛だけに」

璃奈「……」ブンッ

愛「あいだぁっ!」グサーッ

かすみ(りな子のボードが愛先輩の頭に刺さった……こわっ!)

侑(璃奈ちゃん、怒ると無表情っぽそうなのに怖いんだよなぁ……愛ちゃん、今日は足腰が無事じゃ済まなさそうだね)

愛(愛さんは、どこで間違えたんだろう……)

エマ「えへへ、ボーノボーノ♪」

かすみ「と、取り敢えずこの辺丸ごとカットするとして……カットで〜す。ある意味は、良い画が撮れましたよ〜」

エマ「えへへ〜。美味しかったよ、愛ちゃん」

愛「あ、あはは……美味しかったなら、良かった……」ガクッ
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/23(金) 06:48:50.10 ID:jpBEPsfc0
エマ「これ(>>39)食べたい!」

>>41「任せなさ〜い」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/23(金) 08:52:51.16 ID:NNTZqUJZO
お子さまランチ
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/23(金) 09:42:43.21 ID:4RxZtt7LO
マムシ料理
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/23(金) 16:49:04.34 ID:iPLhLUh5O
踏み台
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/23(金) 17:24:22.21 ID:Yl1U6scCO
彼方
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/24(土) 11:31:46.33 ID:KnGRv6A90
エマ「これ(マムシ料理)食べたい!」

彼方「任せなさ〜い」

彼方「あちこちコラボしたし、彼方ちゃんに戻ったよ〜」

彼方「ところで、今回はマムシ料理かぁ……随分ヘビーだねぇ」

エマ「マムシって意外と美味しい、って聞いたんだ〜!」

彼方(今回も難しい奴だねぇ……でも、既に血が抜かれてたり、内臓が抜いてあるのは助かったなぁ。彼方ちゃんこういうのは出来ないし)

璃奈ちゃんカンペ『かなり大変でした』

彼方(ありがとうねぇ、璃奈ちゃん……)

エマ「今日は何になるのかな〜?」

彼方「今回はシンプルにしようと思うよ〜。このマムシを一口サイズに切って……小麦粉にまぶして、油で揚げるよ〜」ザブーン

エマ「わぁ〜、マムシフライ〜!」

彼方「彼方ちゃん、マムシのレシピはこれくらいしかわからないからね〜……許して欲しいぜ〜」

エマ「でもいい匂い〜! 楽しみだよ〜!」

彼方「マムシはじっくりと水分を飛ばして、カリカリに仕上げるよ〜」

エマ「スナック感覚で食べられるのかな?」

彼方「大体そんな感じだよ〜……おっ、カリカリになって来たから……塩コショウを振って、どうぞ。はいよぉ〜」

エマ「ええっへっへっへ〜……美味しそう〜!」

エマ「あ〜んっ……んむんむ……ん〜っ、ボ〜ノ〜! カリカリでシンプルな味がたまらな〜い!」

かすみ(ゲテモノでも美味しく作れちゃうんですねぇ……流石彼方先輩です)

璃奈(今回は私が愛さんと一緒に頑張ったから……)ゲッソリ

侑(璃奈ちゃんと愛ちゃんの苦労、察するよ……頑張ったんだね)

彼方(あとで、璃奈ちゃんには何かご褒美をあげないとね〜……)

彼方「はい、美味しく作れたところで彼方ちゃんは眠るよ〜……すやぴ」

かすみ「カットでーす! 良い画が撮れました〜!」

エマ「今日もボーノだったよ〜!」ニコニコ

璃奈(今回は短いから編集も楽……頑張ってマムシを解体した甲斐があった)

侑(次もどんな可愛いエマさんが見れるか楽しみだな〜)
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/24(土) 11:32:22.89 ID:KnGRv6A90
エマ「これ(>>45)食べたい!」

>>47「任せなさ〜い」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/24(土) 11:58:51.07 ID:uj9b7e/oO
ちくわ
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/24(土) 12:07:02.33 ID:HRWJPc8mO
スッポン
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/24(土) 12:08:46.90 ID:EmPJaq8E0
せつ菜
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/24(土) 12:13:24.18 ID:/yahmVfI0
歩夢
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/24(土) 21:21:25.11 ID:KnGRv6A90
エマ「これ(スッポン)食べたい!」

歩夢「任せなさ〜い!」

歩夢「皆、こんにちは! A・ZU・NAの上原歩夢です。侑ちゃんに呼ばれて、この企画に参加させて貰いました!」ニコニコ

エマ「歩夢ちゃんも料理上手だから、楽しみだよ〜」ニコニコ

歩夢「彼方さんみたいに凄いのは作れないかもしれないけれど、頑張りますね」ニコー

歩夢「それで、今回はスッポンの料理を作ればいいんですね?」

エマ「うん。スッポンを食べるってとっても面白そうだし、前にせつ菜ちゃんから貸して貰った漫画にあったスッポンの料理がおいしそうだったから!」

歩夢「そうなんですね〜……じゃあ、頑張って作ります!」ムンッ

歩夢「えーと……じゃあ、スッポンは──」

璃奈ちゃんカンペ『グロテスクなのは避けたいから切り身で用意しました』

かすみんカンペ『一応血も用意してあります!』

歩夢「そっか……一応、やろうと思えば解体も出来るけど」ボソッ

璃奈「!?」

かすみ(どこで覚えたんですかそんなの……!)

侑(そういえば、前に一人でマグロ捌いてたことあったっけ、歩夢……どこで覚えたか知らないけど)

歩夢「あんまり凝らずに、シンプルな美味しいものにしてみようかな」

エマ「どんなのになるのかな?」

歩夢「それはきっと見てればわかりますよ。ふふっ」

歩夢「材料はすっぽん、白菜、長ネギ、マイタケ、えのき、豆腐、生姜だよ。調味料にはポン酢、柚子胡椒、日本酒!」

エマ「おぉ〜……もしかして?」

歩夢「きっと、エマさんの想像通りですよ」ニコッ

歩夢「じゃあ、まずは鍋に皮を剝いて半分に切った生姜と、長ネギの緑の部分、スッポンの切り身を入れて、日本酒とお水を入れて火にかけるよ」

エマ「沸騰させてからじゃないんだねぇ」

歩夢「そうやって作る人もいるにはいますけど……私は、どうせなら最初から入れちゃえ、って思って」

エマ「なるほど〜」

歩夢「ここからしばらく待って……アクが出て来たら、綺麗に取り除くよ。
……そう、大事な物に引っ付く悪いものは取り除かないとね。念入りに、大事に、キチンと、コツコツと……しっかりと」

かすみ(な、なんだか歩夢先輩の雰囲気が変わって怖いです……!)アセダラダラ

侑(歩夢の目から光が消えてる……何かを黙々と作業する時の歩夢、あんな感じになるからちょっぴり怖いんだよね〜……)

璃奈(関係ないけど、最近音楽科の生徒が何人か学校に来なくなったって聞いたなぁ……)

歩夢「一度アクをとっても、何度もしつこく出て来ちゃうから……次のアクが出て来るまで、白菜、長ネギの白いところ、マイタケにえのき……あとから入れる具材を切っちゃうね」ザクザク、シュババ

エマ「歩夢ちゃんも、包丁使うの上手だねぇ」

歩夢「あはは、侑ちゃんや自分のお弁当作ってたら慣れてて……コツコツと練習してれば、なんでも慣れて自然に使えるようになりますよ」ニコーッ

歩夢「……そうこうしてたら、またアクが出て来ちゃった。
取り除かないと……何度も何度も、大事なものに引っ付いて、邪魔するものは……なくなるまで、キチンと、しっかり……」

かすみ(早く終わって……! かすみん、五臓六腑が逆流しそうだよ……)イノリイノリ

歩夢「うん。これくらいアクを取り除いたら、きっと大丈夫。長ネギの青いところと生姜は取り出そっか」

エマ「せっかく入れたのに出しちゃうの?」

歩夢「元々食べるためじゃなくて、臭み取りのために入れたものだから……役目を終えたらキチンと引退して、後を託すのって大事ですよね」ニコニコ

璃奈(3年生のエマさん相手に言っていい台詞じゃない……)ブルブル

侑(仮に相手がせつ菜ちゃんとかでもとんでもない台詞だよ……)
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/24(土) 21:31:13.55 ID:KnGRv6A90
歩夢「それじゃあ、さっき切った具材と……あ、豆腐切り忘れてたから切って、と。
まとめて鍋に入れて、火が通るまで煮るよ〜」グツグツ

エマ「鍋は待つことの多い料理なんだねぇ、我慢強くないと大変そう……」

歩夢「我慢した分、美味しいって幸せがあるんです。
私も、侑ちゃんと触れ合うのを我慢した分だけ、侑ちゃんとの幸せを噛みしめられるから……ね?」ニコッ

侑ちゃんカンペ『そうだね。でも今は我慢しよっか』ブルブル

歩夢「ふふっ。そうだね……今は我慢だね、今は」ニコニコ

かすみ(りな子、後でかすみんに胃薬ちょうだい)ガタガタ

璃奈(うん。私も飲むから丁度いい)ブルブル

歩夢「んー……そろそろ煮込めたかな。これで完成、スッポン鍋!」

エマ「ええっへっへっへ〜……美味しそう〜!」

歩夢「ポン酢と柚子胡椒を混ぜたつけダレで、召し上がれ!」

エマ「いただきま〜す。ふぅー、ふぅー……あ〜んっ」パクッ

エマ「ん……んん〜……」モグモグ

歩夢「……」ニコニコ

エマ「ん〜っ! ボ〜ノ〜! スッポンってこういう味なんだねぇ……噛み応えがあって、美味しい〜!」

歩夢「良かったぁ。頑張って作った甲斐があったなぁ」ニコニコ

エマ「ところで、使わなかったこの生き血? っていうのはどうするの?」

歩夢「あ、じゃあこれは私が貰いますね。後でちょっと飲むかも」ニコー

エマ「美味しいの?」

歩夢「それはわからないから、私がチャレンジしてみます」ニコニコ

エマ「そっかぁ。美味しいといいね〜」

侑(私……明日ちゃんと立てるかな)ホウシーン

かすみ「か、カットでーす! 今日も流石でしたよ〜! エマ先輩、歩夢先輩!」

歩夢「そっかぁ。こういうの初めてだったけど、よく出来てたならよかった!」ニコニコ

エマ「うんうん。ずっと美味しく食べられてて良かったよ〜!」ニコニコ

璃奈(せつ菜さんでも来ない限り、基本安泰……璃奈ちゃんボード『安心』)

50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/24(土) 21:31:42.17 ID:KnGRv6A90
エマ「これ(>>52)食べたい!」

>>54「任せなさ〜い」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/24(土) 21:32:29.36 ID:/yahmVfI0
ワニ
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/24(土) 21:41:25.56 ID:2HFn8CrbO
お子さまランチ
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/24(土) 21:43:52.52 ID:HRWJPc8mO
ミア
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/25(日) 00:01:33.76 ID:yrqJ4j8Z0
果林
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/25(日) 10:38:42.48 ID:Qo3CPkLs0
エマ「これ(お子さまランチ)食べたい!」

果林「任せなさ〜い」

果林「ハァイ。こんにちは、皆。DiverDivaの朝香果林よ。前に参加した愛と、エマにも誘われたからこの企画に参加させて貰ったわ」

かすみ(果林先輩で大丈夫なんですかね……?)

侑(そこはわからないけど、果林さんを信じよう。なんだかんだ、誰かに教われば困難も乗り切れる人だから……)

果林「それで……今日はお子様ランチを作るのね」

エマ「うん。名前にお子様、ってついてても食べたくなる魅力があったんだ〜!」

果林「そう……それで、お子様ランチなのね。えぇと、作るものはかなり多いみたいね……」

璃奈ちゃんカンペ『材料は品ごとに分けて完備してあるよ』スッ

果林「ふーん……そうなのね……それじゃあ、お喋りしていても時間が勿体ないから、早速作るわね」

果林「今回作るのはケチャップライス、ハンバーグ、オムレツに、コーンスープ……それと、付け合わせの野菜と、デザートの果物のカットね」

かすみんカンペ『プリンとかを除外したかすみんに感謝してください』

果林「あ・り・が・と・う」パクパク

かすみ(い、意外と素直ですね……)キュンッ

璃奈(かすみちゃん、顔真っ赤)

かすみ(真っ赤なんかじゃないもん!)プンッ



果林「まずは、一番時間のかかりそうなハンバーグからかしらね。牛と豚の合いびき肉をボウルに入れて……塩、こしょう、卵、パン粉、小麦粉、牛乳を入れて練るのね……手だと汚れちゃうし、コレでやろうかしら」マゼマゼ

璃奈ちゃんポイント『実は素手でやると体温が移って味が劣化しちゃうし、今の果林さんみたいに手が汚れちゃうからゴムベラとかで混ぜると美味しくなるよ。潔癖な人に作るのにも向いてるね』

果林「ええと……これでハンバーグのタネは完成ね。コーンスープは……あぁ、尺の都合で粉をお湯に溶くだけなのね。それじゃあ、後回しでいいかしら」ポイッ

エマ「頑張れ、果林ちゃ〜ん……」

果林「大丈夫よ。愛や栞子ちゃんからキチンと教わって来たから」

侑(栞子ちゃんの心労が加速してる!)

果林「次に作るのはケチャップライスね……これはご飯に刻んだベーコン、コーン、玉ねぎを混ぜるみたいね……うぅっ、涙が……」ザクザク、シクシク

エマ「こっちも涙が出て来ちゃったよ〜」グスグス

果林「ゴーグルをかけておけばよかったわ……でも、何とかタマネギもベーコンも切り刻めたわね」

果林「よし……切り刻んだ食材とコーンを、フライパンでケチャップと一緒に炒めるわね。こうすると酸味が飛んで美味しいらしいわ」ジャッジャッ

エマ「よく知ってるんだね〜。誰から聞いたの?」

果林「愛が言ってたのよ。なんでも最近、オムライスをドヤ顔で作る人の動画を見て知ったって」ジャッジャッ

璃奈(私がオススメした動画だ……)

果林「……大体、これくらいこんがりとやれば大丈夫かしら。まぁ、よくわからないけど雰囲気的には大丈夫そうね」

エマ「味見しなくても大丈夫なのかな〜?」

果林「彼方もランジュもしずくちゃんも味見せずに作ってたし、きっと大丈夫よ」スッスッ

侑(心配だなぁ……)

果林「じゃあ、次はお湯を沸かして……二口サイズくらいに切ったニンジンを茹でるわね。確か、お湯に塩を入れておくと美味しいんだったかしら」ポイー

かすみ(あわわわ、ソレを作る時は砂糖ですよ、果林せんぱ〜い……!)

果林「茹でてる間に、果物もカットするわね。えーと、まずは水で軽く洗って……包丁で、皮を、なん、とか……」ザクッ、ザクッ

璃奈(皮、ボロボロ……)

果林「……意外と難しいのね、彼方は皮を繋げたまま剝いてたから私にも出来るかと思ったけれど、ちょっぴりボロボロになっちゃったわ」

侑(ちょっぴり、ってくらいかなぁ……?)

果林「まぁ、それでも美味しそうだしこれはこれでいいわね」ポン

エマ(大事なのは見た目じゃないもんね、果林ちゃん……!)
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/25(日) 10:50:26.02 ID:Qo3CPkLs0
果林「次に、休ませていたハンバーグのタネを焼いていくわ。
成形方法は……手袋を使えば、手は汚れないで済むわね……よいしょ……っと。

果林「焼くときは油をひかないでもOKね。
中火で、中にもしっかり火を通せるように焼いてあげましょ」ジュワワ〜

エマ「わぁ、いい音〜!」

果林「ハンバーグを焼いている間に、ハンバーグにかけるソースを配合しておくわね。
ケチャップ、コンソメパウダー、中濃ソース、赤ワイン……ね。料理用とは言えど、学校にあって大丈夫なのかしら」

璃奈ちゃんカンペ『借り物だから私たちに責任はない、ブイッ』

果林「そ、そうなの……」マゼマゼ

果林「ソースも作ったけれど……あとはハンバーグが焼けるのを待つだけだから、ちょっと暇ね」

エマ「その間はお喋りでもする?」

果林「そうね、それもいいけど……せっかくだから、歌おうかしら」スクッ

かすみんカンペ『ダメです。ダンスして散らかしたりしたらシャレにならないのでダメです』

果林「なら、座ったまま左右に揺れて歌うのはダメかしら」

璃奈ちゃんカンペ『それならギリギリセーフかも』

侑(果林さんの歌唱が聴ける? 楽しみ〜!)

果林「それじゃあ、早速歌うわね……聴きなさい──

〜♪〜♪」ユレユレ



果林「……ふぅ。歌い終わったところで、丁度ハンバーグが焼けたわね。
歌いながらちゃんとひっくり返したから、両面も中もキチンと焼けてるわ」ツンツン

エマ「いい匂い〜!」

果林「それじゃあ、ハンバーグはお皿に移して……と。ハンバーグから出た油で、オムレツを作っていきましょ。
卵を2個ボウルに割入れて、牛乳、塩を入れたら素早く溶いて……フライパンに流し入れるわ」ザーッ

エマ「わぁ〜! 牛と豚の油で焼いてるからか、卵からもいい匂いがするよ〜!」

果林「これは練習したから出来るわ……よっ、と」ポンッ

果林「オムレツは短時間で焼き上げられるから簡単ね……と、少しケチャップをかけて完成。
最後に、フライパンに少しだけ残った油と配合したソースを一緒に煮詰めてから……ハンバーグと、ケチャップライスにも少しかけて、と」

エマ「わぁ〜……ハンバーグとケチャップライスが黒く染まってくよ〜!」

果林「完成よ。エマご所望のお子様ランチ……スープもお湯で溶いておいたわ」スッ

エマ「ええっへっへっへ〜……美味しそう〜!」

果林「召し上がれ」フフン

エマ「いただきま〜す。あ〜んっ……あむっ、んっ、あむ……」パクッ、パクッ、モグッ、ジュッ

エマ「んむんむ……」

果林「どうかしら?」

エマ「ボ〜ノ〜! ちょっぴり変わってるところもあるけど、美味しいよ、果林ちゃん!」

果林「ふふっ、練習の成果が出たわね」カミノケクルクル〜

かすみ(ホッ。問題なく終わって良かったです……)

侑(果林さん、立派に成長したんだなぁ……)ホッ

璃奈(時間は中々かかってるけど、動画に出来る面白さ……これは人気出るかも)

かすみ「はい。カットでーす! 果林先輩、よくやりましたね!」

果林「当然よ。これでミスなんかしたら、栞子ちゃんたちに申し訳が立たないもの」

エマ「そっかぁ。それじゃあ、勉強でも私やミアちゃんに申し訳を立ててくれるといいなぁ」ニコニコ

果林「……ぜ、善処する、わ」

57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/25(日) 10:52:09.85 ID:Qo3CPkLs0
エマ「これ(>>58)食べたい!」

>>60「任せなさ〜い」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/25(日) 11:04:24.94 ID:RglVyePcO
ひつまぶし
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/25(日) 11:27:16.91 ID:hHGLW/790
ミア
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/25(日) 12:50:37.97 ID:gApMLFwXO
天王寺
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/25(日) 14:15:32.46 ID:ASzzdV6S0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1685160590/
の更新も期待してまーす
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/25(日) 19:30:46.89 ID:IVw71WbdO

   ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     `'ー '´
      ○
       O 
                        _,,t-‐‐-、,-‐‐-、
                     三'::::::............... .....::::::`y,.
                     ナ::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::ヾ
              | ̄|   V::::::::::::::::_{{ ({∫∬ノノjヾ:::::{
           | ̄| | ̄|   ナ::::::::::::::i`__,,,,,,,ァ_  _,,,,,_ t;;:ヌ
           |  | |  |  イヘ::::::(ヾ~!,ャt、 !'''i ィtン )=f }f
           |  | |  |  i {t)テ" ヘ' '___,イ ヽ_/ 介'
           |  | |  | _,rヘ_,j|!'     /ー--''!     |'
           |,.ィ―'''' ̄ /| |       /二ク     !
           /;;:::'';;::''::;;:/ { ! 、     ヾニン   ノ\
            /'''::::;r|''':::;;;|  | ! \       _,,./|::;;'''\
        /:;;/ |;;;''::;;|   丶\  `__>-ー´   !;;;:'''::iヽ、
          i/   |'::;;;;''|      三 ―''"       !''::;;;;| /ヽ
        /⌒ヽ  |;;''':::;|       \            !;;::''|/  i
         /     \{'';;;::''}          ̄二ニ=    !::;;|   |
        /ヘ     |;;:::::;{            ‐-      !/   |
        /  i     |:::;;;''!             ー       !  / |
     /   l     |;;'';イ                   }   {、
     〉、      ∧テ{ ヽ  _   _,,,,;;;;;:::-==ニ;;;_   ノ __,イ´
      / \_    //レ!      ̄           ̄ { ̄  |
    /    `ー::v'´/ | i                     i    |
    i       / ̄   | |                     i、  |
    i       /    ||                         ヽ  |
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/25(日) 21:19:21.17 ID:Qo3CPkLs0
エマ「これ(ひつまぶし)食べたい!」

璃奈「任せなさ〜い」

璃奈「いつもは編集を担当している、天王寺璃奈です。今日は彼方さんが私用でお休みだから、代打だよ。璃奈ちゃんボード『俺に任せろ』」

エマ「よろしくね、璃奈ちゃん!」

璃奈「ん。任せて。今日のレシピはひつまぶし……コレくらいなら今の私でも出来るから、大丈夫」

エマ「璃奈ちゃん、最近お料理の練習してるんだっけ?」

璃奈「うん。歩夢さんや愛さんに教わって、ミアちゃんと一緒に練習してる。おかげで、侑さんよりは出来るくらいになった」

侑(……私も、歩夢に料理教わろうかな)ズーン

璃奈「……喋りすぎると、後で編集する私が苦しむから早速始めるよ」

璃奈「材料は鰻のかば焼き、スーパーで買ったよ。温かいご飯、音ノ木坂にいる白米マニアにあるスクールアイドルの秘蔵写真と取引して手に入れたよ。
あとはなんの変哲もないお酒、和風穀粒だし、醤油、鰻のタレ、小ネギ、流しそうめん同好会から分けて貰った薬味だよ」

エマ「このままでも食べたくなっちゃうね〜」

璃奈「そこをグッと堪えるのが料理。まず、鰻のかば焼きを半分に切って、アルミホイルを敷いたフライパンに並べて、お酒をかけてフタを……何故かないから、かすみんBOXで代用……」

かすみ「……」(無言でスケッチブックの方のボードにライターの火を近づける)

璃奈「……なんて真似はしないで、ちゃんとフタをして……3分ほど弱火で蒸し焼きにするよ。元から火が通ってるから、あくまでお酒をしみ込ませながらあったかくする程度だね」

かすみ「……」(ボードを机の上に置き、ライターの火を消して侑に投げ渡す)

エマ(今のかすみちゃん、これ以上ないほど怖かったなぁ。栞子ちゃんやせつ菜ちゃんが怒った時よりも震えたよ〜)ガタガタ

璃奈「鰻を蒸してる間に、別で用意したお鍋の中に水、和風穀粒だし、醤油を入れて……コンロは一口しかないから、温めるのは後でだね」

璃奈「その間に温かいご飯を器によそって……鰻のたれを全体にかけてよく混ぜるよ」

エマ「美味しそう〜!」

璃奈「実際これだけでも美味しく食べられる。でも、コレを実際にやると愛さんと彼方さんにちょっと起られる」

璃奈「ので、ちゃんと我慢するのが大事。璃奈ちゃんボード『人間、辛抱だぜぇ!』」

エマ「今、声変わってなかった?」

璃奈「気のせい。鰻が蒸せたら、小さく切ってご飯に乗せて……また鰻のたれをかけて、これで完成。ひつまぶし」

エマ「ええっへっへっへ〜……すっごく簡単な手順なのに、美味しそう〜!」

璃奈「召し上がれ」

エマ「いただきま〜す。あ〜んっ……んむんむ……んっ、ふぅ……」モグモグ、ゴクン

エマ「ん〜っ! ひまつぶし、ボ〜ノ〜!」

璃奈「”ひまつぶし”じゃなくて、”ひつまぶし”だよ」

エマ「あっ、そうなの?」

璃奈「間違えやすいけど、いざ本当に間違えると笑われたりしちゃうから要注意。この間、ミアちゃんが間違えてランジュさんに笑われたせいで拗ねてた」

エマ「そうだったんだ〜……じゃあ、私も次から間違えないように気を付けるよ〜……あーんっ」モグモグ

エマ「ごちそうさま。美味しかったよ〜」

璃奈「まだだよ、エマさん。ひつまぶしは1杯じゃ終わらない料理」

エマ「そうなの?」

璃奈「本当は3杯かけて味わう料理だけど……今回は2杯で味わうように作る。ので、さっき混ぜただけで後回しにした出汁を温めておいた」

エマ「わぁ、いつの間に〜……いい匂い〜」

璃奈「この出汁をサッとかけて、薬味も入れて……はい、ひつまぶし茶漬け」

エマ「こっちも美味しそう〜! いただきま〜す!」

エマ「はむんむ……ん〜っ! 味が変わったけど、こっちもボ〜ノ〜! ボーノだよ〜! 璃奈ちゃん!」

璃奈「一度で二度美味しい。ぶいっ」

かすみ「はいカットでーす! りな子、凄いね〜! 彼方先輩の穴キッチリ埋められてたじゃん!」

璃奈「日頃の練習の成果。次に任されても、きっと対応できる。璃奈ちゃんボード『ふふん』」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/25(日) 21:19:51.65 ID:Qo3CPkLs0
エマ「これ(>>66)食べたい!」

>>68「任せなさ〜い」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/25(日) 21:24:11.80 ID:RglVyePcO
納豆カレー
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/25(日) 21:32:32.65 ID:T+NHQWTq0
ボルシチ
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/25(日) 21:34:11.77 ID:RglVyePcO
踏み台
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/25(日) 21:34:34.56 ID:yrqJ4j8Z0
ミア
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/25(日) 22:33:55.10 ID:Qo3CPkLs0
エマ「これ(ボルシチ)食べたい!」

ミア「I'll take care of it!」

ミア「……ハァイ。R3BIRTHのミア・テイラーさ。今日は璃奈に頼まれてこの企画に参加することになったよ」

エマ「よろしくね、ミアちゃん! 最近お料理練習中って聞いたから、楽しみだよ〜!」

ミア「まぁ、そこそこのものは作れるようになってきたところさ……けど、エマ。一ついいかい」

エマ「ん? なぁに?」

ミア「……なんで、ボクにボルシチ頼むんだ? ボクはアメリカ人だぞ?」

エマ「でも、日本人の果林ちゃんはハンバーグ作ったよ?」

ミア「そう言われるとぐうの音も出ないな……まぁいいさ。練習の成果って奴を見せてやる」

璃奈ちゃんカンペ『材料は既に用意済みだよ』

ミア「Thanks.じゃあ早速始めるか」

ミア「材料はbeets、onion、carrot、celery、beef、tomato、potato、cabbage、salt、pepper、dair、sourcream、スープの素だ」

エマ「沢山あるねぇ」

ミア「全部切って煮込むだけさ。まず、beef……まぁ、適当に切ればいいや。tomatoはざく切り、その他の野菜は千切り、potatoは水にさらす。
フフッ、まるで罰を受けた子供みたいだな」

エマ「普通、罰だったとしても子供を水に沈めたりはしないよ〜……」

ミア「ボクの国のクラスメイトはそうだったんだよ」※個人の思い出です。NYはちゃんと平和なところです。

ミア「次に、鍋に油を入れて温めて……beefと野菜を全部入れて炒める。火が通ったら、水を……取り敢えず沢山入れて、スープの素を入れてから煮込む」

エマ「アバウトだねぇ」

ミア「料理なんて大体そんなものさ。馬鹿正直に小さじ大さじなんて、チマチマ図ってるのが馬鹿らしいよ」

かすみんカンペ『ミア子、収録終わったら表出ようか』ゴゴゴゴゴ

璃奈ちゃんカンペ『これはヘイトスピーチしたミアちゃんが悪い』

侑ちゃんカンペ『今の台詞を歩夢とか彼方さんの前で言わないようにね』

ミア「なんだよ、皆揃って……まぁいいさ。アクが出てきたら取り除くよ。アクも味だなんて言う奴もいるが、ボクはそんなの信じないからな。
アクは食べると不味い、こないだそう学んだんだ」

侑(アク食べたんだ……)

ミア「取り敢えず長々煮込んだら……塩コショウを入れて……と。まぁ、煮込む時間もアバウトで問題ないだろ」

エマ「ワイルドな料理って感じだねぇ」

ミア「自由、って言えよ。ボクは野蛮な料理を作ってるワケじゃないぞ」グツグツ

ミア「まぁいいさ。皿にスープを盛ったら、dairを散らして……sourcreamを乗せたら完成。これがボルシチだ」

エマ「ええっへっへっへ〜……美味しそう〜!」

ミア「Bon appétit.」

エマ「いただきま〜す。ふぅー、ふぅー……あ〜んっ」ホフホフ

エマ「んむんむ……んっ、ふぅ〜……」モグモグ、ゴクン

エマ「ん〜っ! ボ〜ノ〜! 美味しいよ、ミアちゃん!」

ミア「そっか……良かった」ホッ

かすみんカンペ『意外と素直に喜ぶんだね〜』

ミア「うるさいな。褒められていい気するのは皆同じだろ」プイッ

侑ちゃんカンペ『そういうところも可愛いYO〜!』

ミア「やめろって……」カァァァ

かすみ「はいカットでーす! これ以上は場が甘くなりすぎます! それとミア子、お話はちゃんとするからねっ!」

ミア「……わかったよ。さっきのはボクが悪かったしな。表ってどこに出ればいいんだ」スタスタ

かすみ「外だよ!」スタスタ

エマ「あんまり他の子に迷惑かけないようにね〜」フリフリ
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/25(日) 22:35:21.46 ID:Qo3CPkLs0
エマ「これ(>>72)食べたい!」

>>74「任せなさ〜い」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/25(日) 22:36:00.78 ID:yrqJ4j8Z0
踏み台
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/25(日) 23:58:36.13 ID:RglVyePcO
唐翌揚げ
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/26(月) 00:03:56.93 ID:/xQhUQRS0
焼き鳥
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/26(月) 00:04:46.22 ID:Ym2Z5r3oO
栞子
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/26(月) 04:48:00.68 ID:QauWZax20
>>62
スマホだから崩れてよく分からんけどどんなAAなの?
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/27(火) 13:55:21.71 ID:fkJdUbv50
エマ「これ(唐翌揚げ)食べたい!」

栞子「任せなさ〜い」

栞子「皆さん、こんにちは。虹ヶ咲学園生徒会長、R3BIRTHの三船栞子です。今回はミアさんと璃奈さんからのお誘いで、この企画に参加させていただくことになりました」ペコリ

エマ「よろしくねぇ、栞子ちゃん」

栞子「はい、よろしくお願いします。本日のお料理は唐翌揚げですね」

エマ「うん。最近コメントからのリクエストでも『こんなの作って欲しい』! って声が多かったんだぁ」

栞子「そうなんですね……では、材料の紹介です。鶏の胸肉、生姜、しょうゆ、みりん、お酒、一味唐辛子、小麦粉、片栗粉、卵です」

エマ「胸肉で作るんだねぇ」

栞子「胸肉の方があっさりとしていて、食べやすいんですよ。それと、シンプルに筆者の好みです」

エマ「そういうことなんだね〜……」

栞子「さて、早速作っていきましょう。まず、鶏肉は皮を剥いて一口サイズにカットします。次に、生姜はすり下ろします。すり下ろす機械がない場合は……このように、液体になるほどまでに刻みましょう」シュダダダダダダ

エマ「包丁捌き丁寧〜!」

栞子「日頃から練習していたので……お肉も生姜も準備が整ったら、醤油、みりん、おさけ、一味唐辛子をボウルに混ぜ入れて……そこにお肉と生姜を入れ、軽く揉みます。キチンと浸かったら、冷蔵庫に入れてしばらく待ちます」

エマ「どれくらい待つの?」

栞子「そうですね……取り敢えず、私が今日の分の生徒会の仕事を終えるまでお待ちください」スクッ、ガラッ、スタスタスタスタ

エマ「そっか〜……行ってらっしゃ〜い」

侑ちゃんカンペ『いったんカットしよっか』

かすみ「はい……じゃあ、はいカットで〜す! それじゃあ、かすみんたちは次のライブに向けて出の作戦会議でもしましょう!」

璃奈「賛成。彼方さん呼んでくるね」タタタタタ
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/27(火) 23:23:12.60 ID:fkJdUbv50
かすみ「それで〜」ワイワイ

栞子「お待たせいたしました、生徒会の仕事も何とか片付きました」ガラッ

エマ「待ってたよ〜!」

璃奈「動画、再開準備しよう」タタタタ

彼方「おやおや。じゃあ彼方ちゃんは侑ちゃんの膝枕ですやぴしてるね〜」ゴローン

侑「わぁぁぁ、役得〜……!」



かすみ「はい、動画再開しまーす!」カチッ

栞子「お待たせしました。そろそろ良い時間になって来たので、漬けていたお肉を取り出します」スッ

エマ「わぁ〜、調味料の量が減ってるね!」

栞子「お肉がつけダレを吸った証拠ですね」

エマ「味が染みてるんだね〜……美味しそう〜!」

栞子「これからですよ。ということで、まずフライパンの半分ほどにまで油を入れて熱します」チチチチチ、ボッ

栞子「次です。バットに小麦粉と片栗粉を同量入れて混ぜ、別のボウルに卵を入れて溶いておきます」ドサー、カシュカシュ

エマ「これで準備完了かな?」

栞子「はい。それでは……よっ。揚げていきましょう、お肉を粉につけてから卵液にくぐらせ、油に入れます」ジュッ、ジュワァァァ〜

エマ「わぁ〜! いい音〜! この音と香りでご飯食べられそうだよ〜!」

栞子「そんなことをしてはお腹いっぱいになってしまいますよ。もう少し待ってください」

エマ「えへへ、冗談だよ〜……」

栞子「そうですか……えぇと、こんがりとしてきたところで適度にひっくり返し、全体に火が通ったところで一度引き上げましょう」スッ

エマ「これで食べられるのかな?」

栞子「いえ。まだです、真に美味しく作るには……この状態で数分ほどおいておきます」

エマ「置いたら?」

栞子「もう一度揚げます」ジュワァァァ〜

エマ「二度揚げ、っていうのかな?」

栞子「はい。唐翌揚げは二度揚げをすることで、更なる美味しさを出せます」

エマ「そうなんだ〜……もう待ちきれないよ〜!」ワクワク

栞子「もう少しの辛抱ですから。ほら、こんがりと揚がったので……キッチンペーパーを敷いたお皿に移して……どうぞ。熱々の内にお召し上がりください!」

エマ「ええっへっへっへ〜……美味しそう〜! 待ちに待ったからお腹ペコペコだよ〜!」

エマ「いただきま〜す……ふぅ〜、ふぅ〜……あ〜んっ……ほふほふ、んむんむ……んっ、ふぅ……」モグモグ、ゴクン

エマ「ん〜っ! ボ〜ノ〜! 美味しいよぉ、栞子ちゃん!」

栞子「それはよかったです。私には料理の適性もあるのかもしれませんね」フフッ

エマ「うんうん。あるよあるよ〜!」コクコク

かすみ「はいカットで〜す! いやぁ、時間かけただけあってやるねぇ、しお子〜!」

栞子「面白い動画になるようでしたら、参加させていただいた甲斐があります」ニコッ

璃奈(可愛い……今度、R3BIRTH主導の動画とかも企画してみようかな……ミアちゃんに頼めば通せそうだし)

侑(うんうん、流石栞子ちゃんだよ……今度、歩夢と一緒になんか作って貰おうかなぁ……)

彼方(すやぴしてたからよくわからないけど、いい匂いといい音がしたし、きっと美味しく作れたんだねぇ……)スーッ
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/27(火) 23:23:42.26 ID:fkJdUbv50
エマ「これ(>>80)食べたい!」

>>82「任せなさ〜い」
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/27(火) 23:24:32.54 ID:1Zquxnmt0
イカスミパスタ
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/27(火) 23:39:47.55 ID:K5YVFlhv0
三不粘
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/27(火) 23:42:27.39 ID:1Zquxnmt0
踏み台
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/27(火) 23:43:11.61 ID:dnXd7+phO
せつ菜
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/28(水) 11:09:46.87 ID:ByRjZall0
いつか来るとは思っていたけどやっぱり筆が止まりかねない死刑宣告ですね
結末をどうするかは>>88までの投票で決めます

1:栞子でも矯正しきれなかった! せつ菜の料理は化学兵器! エマ、苦悶の表情でリタイア!
2:多少はマシだった! ボーノが出ずとも命は残った! エマ、苦々しい顔!
3:奇跡が起きた! せつ菜の料理の味が裏返った! エマ、最高の笑顔!
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/28(水) 12:18:30.05 ID:ik3fmbjG0
1希望
中華のマイナースイーツをポイズンクッカーが調理とか死刑宣告すら飛び越えたGEレクイエム状態ですわ
味覚の他にメンタルすら破壊しかねない
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/28(水) 12:35:27.85 ID:69nm/ibrO
いっそコンマで決めても面白そうだけど、とりあえず1に一票
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/28(水) 12:40:01.21 ID:QKgAl+I60
3 せつ菜の料理の腕が
  彼方並みに上がって
  いる。エマも驚いた!
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/28(水) 12:52:24.76 ID:wlYSk8n9O
3
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/28(水) 14:07:50.27 ID:3hRqi2ub0
3、特訓の成果が出た!(なおその過程で栞子の胃は大炎上)
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/28(水) 21:00:03.28 ID:ByRjZall0
エマ「これ(三不粘)食べたい!」

せつ菜「任せなさ〜い!」

せつ菜「皆さん! こんにちは! A・ZU・NAの優木せつ菜です! しずくさんたちがこの企画に参加していたので、私も参加させていただきました!」ペカー

かすみ(あわわわ……果林先輩やランジュ先輩以上の不安要素が来てしまいました……!)ガタガタ

璃奈(一応西木野病院に電話しておいた……)ブルブル

侑(いざとなったら、私が体を張って止めにいくから……!)グッ

せつ菜「本日作る料理は三不粘ですね! 中華のスイーツで、作られる人が限られるものだとお聞きしました! これを作るとなると、私も腕が鳴ります!」ソデマクリー

エマ「頑張ってねぇ、せつ菜ちゃん!」

せつ菜「はい! 全力全開で作りますよー! お料理の味は、私が決めるっ!」ビシッ

エマ「わぁ、カッコいい〜」パチパチ

せつ菜「では、早速作り始めますね! 材料は卵、片栗粉、水、砂糖、塩、バターです!」

かすみ(あれ……? なんだかまともなセレクト……?)

璃奈(いつもなら変な物入れようとするはずなのに……)

せつ菜「まず、卵をボウルに割り入れ、砂糖と共に混ぜます!」カシュカシュ

侑(凄い、卵をきちんと両手で割ってる! 今までは片手割りとかしようとしてたのに……!)

せつ菜「次に、別の容器で水溶き片栗粉を作って……と。中華鍋をコンロで温めます!」

エマ「中華鍋で作るスイーツなんだねぇ」

せつ菜「はい! 中華のスイーツですからね! ……と、鍋を温めている間に、水溶き片栗粉をさっきの卵液と一緒に混ぜます!」カシュカシュ

せつ菜「次に、バターを1/3に切って、鍋に入れて溶かします! そこに卵液を一気に流し入れますよ〜っ!」ジュワァ〜ッ

かすみ(あわわわ、高温で焦がしたりしないかが一番の不安要素ですよぉ!)

せつ菜「もちろん、今回はスイーツで卵料理ですから、すごーく弱火にしておきますよ! 焦がしたり固めてしまっては大変ですから!」

エマ「火加減が命なんだねぇ」

せつ菜「そうです! いくら火を通すことが大切でも、それには加減が必要……まさに、大好きを伝えるのと同じです!」

せつ菜「周りの固まった部分を真ん中に追いやるように混ぜ、全体的に液体感が亡くなってきたところで、先ほど切って残ったバターの半分を入れ、焦げないように優しく混ぜて、お玉で軽く叩きます!」マゼマゼ、ペチペチ

璃奈(せつ菜さんの料理とは思えないほど丁寧……何があったんだろう)

せつ菜「叩いて叩いて……ねばねば感が強くなってきたところで、残ったバターを入れてさらに叩きます!」ペチペチ

エマ「わぁ、なんだかお餅みた〜い!」

せつ菜「うおおおおおお……! エマさんに美味しい三不粘を届けるために! 私の全力を見せます!!!」ペチペチペチペチペチペチ

侑(段々元のせつ菜ちゃんに戻って来てるような……でも、料理への姿勢は丁寧だ!)

せつ菜「お玉につかなくなってきたところで……お皿に移して、出来ました! 三不粘です! どうぞ!」

エマ「ええっへっへっへ〜…美味しそう〜!」

せつ菜「出来立てホヤホヤで、召し上がってください!」ペカー

エマ「いただきま〜す……あ〜んっ……んむんむ……ん〜……」モグモグ、ゴクンッ

エマ「ん〜っ! ボ〜〜〜ノ〜〜〜ッ!」キラーン

侑「わ──!」

かすみ「エマ先輩が光り輝いた……!」

璃奈「ありえない……璃奈ちゃんボード『馬鹿な!』」

エマ「甘くてもちもちで美味しいよ〜! 凄いねぇ、せつ菜ちゃん!」

せつ菜「フフッ。栞子さんとの特訓の末に、私は行きついたんです! レシピ通り、基本的に作ることこそが究極系だと……! 即ち、令和ライダーの最強フォームみたいな感じです!」ビシッ

エマ「????」

せつ菜「あ、わからないですよね……でもまぁ、要は……コホン。今までのアレンジなどの工夫を凝らすよりも、今のようにシンプルな路線がピッタリで、美味しくなるのだと気づいたんです!」ペカー

エマ「よくわからないけど、せつ菜ちゃんが美味しい料理を作れるみたいなら良かったよぉ」ニコニコ
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/28(水) 21:09:57.71 ID:ByRjZall0
侑「良かったね、せつ菜ちゃんが料理を美味しく作れるようになって!」

かすみ「本当に良かったですよぉ……あの紫色の料理に怯えることもないですぅ……」

璃奈「うん。アレを味わわないでいいと思うと、心が安らか……」

侑「……でも、アレを矯正するために、犠牲になった人たちはいるんだよね……」

璃奈「……合掌」

かすみ「がっしょー……」



西木野総合病院

看護師見習い「なんでご飯食べただけでこんな内臓の破壊のされ方するのよ……意味わかんない」

栞子「私がそれを聞きたくてこの病院に来たんです……はぁ……」ゲッソリ

ランジュ「栞子ー! あなたが入院したって聞いて来たわ! 大丈夫!?」ダダダダダー

栞子「病室は走らないでください。それと、半分ほどあなたのせいでもあるんですよ」

ランジュ「ラァ!? そ、そうなの!?」

ミア「おいおい……痩せるにしても、程があるだろ。大丈夫なのか?」

看護師見習い「今はこんな風に痩せちゃったけど、パパ──院長曰く、数日で元に戻るらしいわ。
若いから体の再生も早くて、食べたものに使われた材料が決して悪かったわけじゃないみたいね」

ミア「そうか……Thank you, sweet nurse.」

看護師見習い「うぇっ、べ、別に……仕事のお手伝いの一環だから……」カミノケクルクル〜

ランジュ「何はともあれ、栞子が無事でよかったわ! 退院したら、一緒に美味しい物食べましょ!」ギューッ

栞子「く、苦しいです……!」

看護師見習い「あぁっ、治るって言っても今は危ない患者なんだから、離れて離れて!」グイーッ

ランジュ「あ、ご、ごめんなさい……」

看護師見習い「あとほんの数日よ。数日経てば、退院出来るから。それまでの辛抱よ」

ミア「そっか……同好会とか、生徒会のことは心配するなよ。ボクらも何とか力になるからさ」グッ

栞子「ミアさん……ありがとうございます」

ランジュ「アタシも、栞子の力になれるように頑張るわ!」

栞子「ランジュもありがとうございますね……では……そうですね。私が抱えていた仕事の一つを、お願いしますね」ニコッ
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/28(水) 21:12:17.46 ID:ByRjZall0
エマ「これ(>>93)食べたい!」

>>95「任せなさ〜い」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/28(水) 21:12:55.01 ID:P5Ytx0yb0
内臓破壊で草
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/28(水) 21:14:13.48 ID:wlYSk8n9O
ライスバーガー
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/28(水) 21:40:05.05 ID:69nm/ibrO
kskst
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/28(水) 21:40:36.77 ID:3hRqi2ub0
かすみん
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/29(木) 19:32:28.14 ID:wOp2cKXA0
エマ「これ(ライスバーガー)食べたい!」

かすみ「ま〜かせなさ〜い!」

かすみ「ふっふっふー。主役は遅れてやって来るとはよく言ったものですねぇ。皆さんこんにちは! QU4RTZ、及びこの虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を率いる、究極無敵のスクールアイドル! 中須かすみこと、かすみんで〜すっ! さぁ、皆さんお待ちかねの可愛いかすみんのお料理ショーが始まりますよぉ!」

侑ちゃんカンペ『今回はコッペパンじゃないけど大丈夫?』←カメラマン代行

かすみ「ん〜? 大丈夫ですよ〜。虹ヶ咲の最強アイドルはぁ、得意じゃないことでも問題なくこなせるのです! ので、コッペパン以外の料理だろうと、サク〜っと作っちゃいますよぉ!」

エマ「心強〜い! 楽しみ〜!」ニコニコ

かすみ「ではでは、早速作っていきましょう! ライスバーガーですねぇ、ライスバーガーと言ってもひとえに沢山ありますが……今回は、お米にいちば〜ん合うものにしますよ〜っ!」

エマ「お米に一番?」

かすみ「まずは中身作りです! 材料はスーパーによくあるしゃぶしゃぶ用の豚肉、玉ねぎ、お醤油、みりん、お酒、生姜、お砂糖です!」

かすみ「まぁ、説明することなんて少ないんですけどね……生姜をすり下ろして、お砂糖、お醤油、みりん、お酒と一緒に一つの容器で混ぜちゃいます! そこに、ざく切りにした玉ねぎ、そのままの豚肉を入れて漬け込んじゃいますよ〜!」

かすみ「あとはこれを冷蔵庫に入れる……これで良しです。後は味が浸かるまでしっかりと待ちましょう!」

エマ「その間はどうするの? 部長のお仕事?」

かすみ「いえ。真面目なしお子ならそれで画になりますが、かすみんは折角なので楽しいトークにお花を咲かせようと思います!」

エマ「お喋りだね〜。いいよぉ、いっぱい話そっか!」

かすみ「はい! お菓子とお茶もありますし、中々長いですよ〜!」

侑(一応録画はつけっぱなしにしとこう……なんかに使えるかもだし)

璃奈(個人の観賞用に使うつもりなのかな、侑さん……)ジーッ

侑(ハッ! 何か視線を感じる……)キョロキョロ

かすみ「それでですね〜、しず子ってば〜……」

エマ「あはは、そうだったんだ〜! 実は果林ちゃんも似たようなことが〜……」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/29(木) 22:07:21.75 ID:wOp2cKXA0
一時間後(体感五分)

かすみ「お。お喋りをしていたらもうこんな時間ですねぇ……そろそろいい時間なので、撮影の再開ですね!」

侑ちゃんカンペ『そう言うと思って既に再開してるよ!』

かすみ「流石侑先輩ですねぇ、ナイスです!」ガチャーッ

璃奈(ずっと録画しっぱなしだっただけ……)

かすみ「それじゃあ、漬けておいたお肉を取り出して、と。早速油を敷いたフライパンで焼いていきますよ〜っ!」ジュワァァァ

エマ「ん〜っ! いい匂い〜っ!」

かすみ「じっくり火を通す必要があるので、弱味でゆっくりと焼くのがコツですよぉ。その間に、ライスバーガーのバンズ部分を作っちゃいましょう!」

かすみ「ちょ〜っと、水分を多めにして炊いた熱々のご飯とぉ、片栗粉、適量のお塩を混ぜ合わせて……綺麗なまん丸に成形したら、これでOKですよ〜!
心配な人はこのまま冷やしてもいいですけど、かすみんはしっかりしてるのでこのままでも大丈夫なのです!」

エマ「流石だねぇ」ニコニコ

かすみ「ライスのバンズを作り終えたところで、焼けたお肉をいったん別のお更に移しておきますよぉ。
じゃあ、またフライパンに油を敷いて……ライスバーガーのバンズを焼いちゃいます!」ジュワァ〜ッ

エマ「おぉ〜……さっきお肉を焼いた時のタレがフライパンにも残ってるから、ライスのバンズ部分にも染みてるんだね〜!」

かすみ「ふっふっふー。かすみんはこういうところも計算ずくなのです!」

かすみ(偶然なんだけどね、てへぺろ)

侑(きっとかすみちゃんのことだから、偶然なんだろうなぁ……)ハハハ



かすみ「両面がきちーんとこんがり焼けるまで、ちゃんと火を通して……! よっ!」

エマ「ひっくり返すの上手〜!」

かすみ「それほどでもありますよぉ……さてと。焼けたバンズをお皿に移して、お肉と玉ねぎを乗せて、挟んだら……完成! かすみん特性、生姜焼きのライスバーガーです!」

エマ「ええっへっへっへ〜……美味しそう〜!」

かすみ「さぁ、召し上がれ〜!」

エマ「いただきま〜す……あち、あちち……あ〜んっ……んむっ、んむんむ……ん〜っ! ボ〜ノ〜!」

かすみ「えへへ〜……そうでしょうそうでしょ〜?」

エマ「ライスの部分はカリカリもちもち、お肉の方はジューシーで味が綺麗にまとまってて、最高だよ〜!」パァァァ

かすみ「当然です。かすみんは無敵級の、その、えっと……」テレテレ

璃奈(素直な賞賛に慣れてなくてボキャブラリー死んでる)

侑(そういうところ可愛いよね〜……)ズーム

かすみ「と、とにかく美味しかったならよかったです! 皆も作ってみてね〜!」テブンブン

侑「はい、カットだよ。頑張ったね、かすみちゃん!」

かすみ「えへ、えへへ……もっと褒めてくれてもいいんですよ〜?」

侑「うん。すっごい可愛かったし、褒めるところだらけで、ず〜っと喋るの我慢してたんだ! 今から言ってもいいかな、ね、ね!」

かすみ「え? あ、は、はい。かすみんの魅力を語ってくれるなら、いくらでも……」

侑「いくらでも!? じゃあ、4時間くらい話そっかな!」

かすみ「え、えぇ〜っ!?」

侑「まず動画冒頭の──」



かすみ「……褒められるのってさ、いくら何でも続きすぎると嫌になるんだね」

璃奈「贅沢な悩みだけど、わかるにはわかる」
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/29(木) 22:09:22.78 ID:wOp2cKXA0
エマ「ここからは出番交代だよ! 私がユニットごとに料理を作るコーナーの始まり〜!」

>>100(ユニット)「これ(>>102)食べたい!」

エマ「任せなさ〜い!」
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/29(木) 22:16:41.47 ID:jn2sexopO
踏み台
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/29(木) 22:17:03.09 ID:Fj+2BKqF0
A・ZU・NA
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/29(木) 22:23:30.64 ID:R4peJiSgO
ドナルドダックの着ぐるみの丸焼き
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/29(木) 23:36:24.47 ID:onzp8h8EO
チョコレートタルト
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/07/01(土) 21:24:01.66 ID:r1BaNBJg0
A・ZU・NA「これ(チョコレートタルト)食べたい!」

エマ「任せなさ〜い!」

エマ「チャオ! 今まで皆がすご〜く美味しい料理を作ってくれたから、今度は私が皆にお返しで料理を作っていくよ〜!」

しずく「エマさんもお料理上手だとお聞きしたので、楽しみです」ニコニコ

エマ「うん。皆に美味しいもの食べさせてもらった分、頑張って作るよ〜!」

せつ菜「今回作っていただくのはチョコレートタルトですね! 以前焼き菓子同好会の皆さんが作っていたのを見たことがありますが、とても美味しそうでした!」

エマ「じゃあ、焼き菓子同好会の皆にも負けないくらい頑張るよ〜!」

エマ「早速作っていくね。材料は板チョコ(ビターチョコ)、ビスケット、生クリーム、ココアパウダー、バターだよ!」

エマ「ビスケットは袋に入った状態で……やーっ!」ボコォ

歩夢「す、素手で砕いちゃうの!?」

エマ「ホントは麺棒を使った方が良かったんだけど、見つからなかったからねー……手袋をしてるから、一応清潔だよ!」

せつ菜「ですが、凄いワイルドな光景ですね……! まるで、親の仇を前にした狂戦士のようです! 紅蓮の剣姫、第三巻のあのシーンを思い出しちゃいます……!」

エマ「ビスケットを砕き終わったら、バターをレンジで加熱して溶かすよ〜!」チーン

エマ「粉々にしたビスケットの袋の中にバターを入れて、良ーく揉みこんで混ぜるよ!」

歩夢「バター、ちょっと多いんですね」

エマ「沢山のバターのおかげで固まるからねぇ。バターが少ないと、ビスケットがボロボロになっちゃうんだぁ」

エマ「次に、この底が外れるタイプの型にクッキングシートを添えて、そこにさっきのを入れて、平らにしてからスプーンで押し固めるよ〜」グイグイ

しずく「なんだか、猫のふみふみみたいですね。この間、はんぺんが彼方さんにやってました」

エマ「私もやられたことあるよ〜。どういう心境なのか気になったから、果林ちゃんにやってみたんだけど……結構クセになる楽しさがあるよね〜」

歩夢(今度侑ちゃんにやろう)

侑(……なんだか急に震えが……!)ブルッ

エマ「じゃあ、そろそろチョコの方を調理するよ〜。チョコは……やーっ!」バキィ

せつ菜「こっちも素手で砕くんですね!」

エマ「包丁で刻んでもいいけど、ちょっと危ないかもしれないから素手でやるよ〜。細かく砕いておいて、これでオッケー」

エマ「次は生クリームを鍋に入れて、火で温めて沸騰させて……ここにチョコを入れて、チョコを完璧に溶かすように混ぜるよ〜!」グルグル

せつ菜「おぉ! クリームがチョコと混ざって変色していきますね!」

しずく「まるで、光と闇の融合……! 荒野の雨みたいです!」(アニメ1期8話でしずくが演じた演劇)

歩夢「いい香り〜……」

エマ「ツヤが出て来るまで混ぜられたら……っと。さっき生地を入れた型の中に流し入れるよ〜。綺麗に平坦に整えたら……よっと。冷蔵庫に入れて冷やすよ〜」

せつ菜「クールダウンの時ですね!」

エマ「冷えるまで時間もかかるから、しばらく待とうか〜」

歩夢「それじゃあ、しばらくお喋りでもしよっか」

しずく「いいですね。それじゃあ、私からいいですか?」
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/07/01(土) 21:43:51.26 ID:r1BaNBJg0
ワイワイ、アハハ、ソレデソレデー



エマ「……ん、そろそろいい時間かな?」ガチャー

せつ菜「おぉ! 見ただけでもわかるくらい、綺麗に固まっていますね!」

エマ「それじゃあ、これを取り出して……と。最後に茶こし機とココアパウダーを使うよー!」

歩夢「もしかして──」

エマ「うん。コレでココアパウダーをふりかけて……これで完成。生チョコタルトだよ〜」

しずく「わぁ……卵やオーブンを使わないチョコレートタルトって、私初めてです!」

せつ菜「私も初めて見ました!」

歩夢「私は一回侑ちゃんに作ったことがあったなぁ……その時はホワイトチョコと抹茶パウダーを使ったから、全然違う感じになったけど」

エマ「ナイフで綺麗に切り分けて……召し上がれ〜!」

三人「いただきますっ」



三人「はむっ」パクッ、モグモグ、ゴクン

しずく「んっ……美味しいです。流石、エマさんですね」ニコッ

せつ菜「美味しいです! 凄いです、甘いはずなのに、甘さがしつこくなくて、ややザクザク目のクッキーの生地がチョコとよく合っていて……これは、スーパーベストマッチなお味ですね! 凄いですよ、エマさん!!!!!」ウオー

歩夢「美味しい……私も、今度また侑ちゃんに作ってあげようかな」ニコニコ

エマ「えへへ〜……皆が喜んでくれたならよかったよ〜!」ニコッ

しずく「……エマさん、あ〜ん」

エマ「ふぇ? あ、あーん」パクッ

エマ「んむんむ……ん〜っ、ボ〜ノ〜!」

しずく「ふふふっ。じーっと見てたので、やっぱり自分でも食べたかったんですね」

エマ「えへへ、バレちゃってたか〜」

歩夢「美味しいもの作ってると、自分でも食べたくなっちゃうの、私もよくあったからわかるなぁ……」

せつ菜「私にもよくありました。ただ、それで食べると何故か記憶が飛んでしまっていたので、我慢していましたが……」

侑(今まで無自覚だったのはそういうことだったんだね……)

エマ「あ、ちなみにだけど、コレには牛乳もよく合うよ〜!」スッ

せつ菜「そうなんですね……では」ゴクゴク

せつ菜「これは凄いですね!!!」クワッ

しずく「二種類の美味しさから、三種類の美味しさになりましたね……とっても美味しいです!」

エマ「やっぱり、美味しいものは美味しい飲み物と一緒に味わいたいよね〜。可愛いスクールアイドルに、可愛い衣装を着せるのと同じだよ!」

かすみ「はいカットでーす! 皆さん、流石ですねぇ。立場が変わってもいい画が撮れましたよ〜!」

せつ菜「それは良かったです!」

歩夢「良かったぁ。エマさんみたいに美味しそうに食べられてるかちょっと不安だったから、かすみちゃんにそう言って貰えるなら嬉しいな」ニコッ

かすみ「ふふふー。かすみんは部長ですからねー、同好会の皆さんの可愛さはキチンとわかっていますよー!」ドヤァ

しずく「……でも、かすみさんの可愛さを一番わかってるのは、私だからね?」フフッ

かすみ「なっ……」カァァァ

侑(しずかすだ〜……ときめいちゃう〜!)キュンッ

歩夢「侑ちゃん?」

侑「ヒェッ」
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/07/01(土) 21:44:40.95 ID:r1BaNBJg0
>>107「これ(>>109)食べたい!」

エマ「任せなさ〜い!」
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/01(土) 21:50:31.25 ID:CVqxXJI1O
踏み台
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/01(土) 21:50:59.27 ID:iOl1SvxZ0
R3BIRTH
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/01(土) 21:51:51.45 ID:OkXK82KJ0
果林
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/01(土) 21:52:39.17 ID:OkXK82KJ0
レモンスフレ
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/07/01(土) 23:31:35.92 ID:r1BaNBJg0
危うく果林さんがどっちかの意味で食われるところだった……ここでエッなのって書いたらまずいんでしたよね
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/07/02(日) 19:54:52.92 ID:qjbdb+440
R3BIRTH「これ(レモンスフレ)食べたい!」

エマ「任せなさ〜い!」

エマ「チャオ! 今回はR3BIRTHの皆にレモンスフレを作るよ〜!」

ランジュ「前の動画で、エマの料理を歩夢たちが凄く美味しそうに食べてたから、凄く楽しみだわ!」

エマ「楽しみに待っててね〜!」

エマ「材料はホットケーキミックス、レモン、卵、砂糖、牛乳、バターだよ!」

栞子「レモン、卵、牛乳は虹ヶ咲で取れたものです」キリッ

エマ「まずはバターを電子レンジで溶かすよ〜! 溶けたら砂糖、レモン汁と牛乳を混ぜて……卵の黄身と白身を分けて、黄身だけを混ぜるよ!」カシュカシュ

ミア「白身はどうするんだい?」

エマ「白身の方は後から一緒になるんだよ〜」

ミア「へぇ……まるでボクたちみたいだね」

栞子「それは流石に無理のある例えかと……」

ミア「ないから、無理とかないから」

エマ「あはは……それじゃあ、卵の白身をハンドミキサーでホイップするよ〜!」グァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛

ランジュ「メレンゲを作るのね! お菓子作りではよくあるって聞いたわ!」

エマ「そうだよ〜。それじゃあ、ホイップした白身と、さっきの黄身を混ぜて一つの生地にするよ〜」カシュカシュ

ミア「遅れて来た白身が合流して一つに……絵具を混ぜているみたいだね」

栞子「綺麗な色に仕上がっていますね……」

エマ「ここに、ホットケーキミックスを入れて混ぜるよ〜」ドサー、カチャカチャ

ランジュ「きゃぁ、また色が変わったわ!」

ミア「これだけでも楽しめそうな綺麗な色の変化だね、ライブ中のペンライトみたいだ」

エマ「生地が混ざったら……クッキングシートを敷いた型に流し入れて、オーブンで30分焼いて行くよ〜」ピッピッピッ

エマ「それじゃあ、焼けるまではお喋りしてようか〜」

栞子「いいですね。では、エマさんからどうぞ」

エマ「じゃあ早速話すね〜。実は、昨日果林ちゃんが……」

112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/07/02(日) 20:16:32.56 ID:qjbdb+440
キャッキャ、ウフフ、アハハ、ゼハハ、ケラケラ、ラララ、シオシオ

チーン

エマ「焼けたみたいだね〜」

ランジュ「いよいよ食べられるのね、楽しみだわ!」

エマ「よいしょ……型から出して、包丁で切り分けて……完成。レモンスフレ〜!」

ミア「wow……good smell……!」

栞子「いい焼き色で、とっても美味しそうですね……!」

エマ「じゃあ、皆で食べようねぇ」トポポポポポ

ランジュ「お茶もあるのね、用意がいいのね。エマ!」

エマ「美味しいものは美味しい飲み物と合わせたいからねぇ。可愛いスクールアイドルも、いい衣装を着せたいでしょ?」

栞子「なるほど、確かにそうですね……」

ミア「ボクにとっては、いい曲をいい楽器で演奏するのと似た感じか。ソレならわかるよ」

エマ「それじゃあ、フォークでどうぞ」

全員「いただきます!」

栞子「これは……美味しいですね……月並みな言葉しか出て来ませんが、本当に美味しいです」

ランジュ「美味的……最高よ、エマ!」

ミア「yummy……疲れた体に染みわたる甘さだね」

エマ「お茶にもよく合うよね〜」パク、ゴク

ランジュ「ふふっ。作ったエマ自身が一番楽しんでるわね」

エマ「えへへ〜。皆に美味しい、って言って貰おうと思って、頑張ったら、私も食べたくなっちゃって……」

栞子「エマさんらしいですね」

ミア「でも、そういうところがエマの可愛いところだ、って果林も言っていたね。ボクもエマのそういうところ、好きだよ」

エマ「照れちゃうよ〜、えへへ……」

かすみ「はいカットでーす。今回もいい画が撮れましたねぇ〜……ん? どしたの、りな子」

璃奈「……ミアちゃんが、私以外に好きって言った……」プルプル

ミア「り、璃奈。落ち着いてくれ、違うんだ、ボクはただlikeの方を伝えたかっただけで……」

璃奈「……」プルプル

かすみ「……フッ。ミア子も罪な女の子だね〜。こういう時は──」

璃奈「っ……!」ダッ

ミア「り、璃奈ーっ!」ダッ

かすみ「うわぁぁぁ!」クルクルクルクル

栞子「あぁっ、廊下は走らないでくださーい!」タッ

ランジュ「ミアって、なんだかんだ子供らしいわね」パクー

エマ「うんうん。璃奈ちゃんも、ミアちゃんやかすみちゃんと一緒にいるとまだまだちっちゃい子らしい感じがあるよね〜……でも、そこがエモエモだよね〜……」パクパクー

侑(……尊い……腰の痛みも、気にならないくらいに……)サラサラ
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/07/02(日) 20:17:56.25 ID:qjbdb+440
>>115「これ(>>117)食べたい!」

エマ「任せなさ〜い!」
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/07/02(日) 23:14:53.49 ID:AO4oLmqDO
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