【安価】【虹ヶ咲】エマ「これ(>>3)食べたい!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/21(水) 21:44:46.95 ID:SubqnPng0
エマ「これ(>>3)食べたい!」

彼方「任せなさ〜い」



侑「こんにちは〜」ガラッ

かすみ「あっ、侑先輩」

侑「4人で集まって何してるの?」

璃奈「QU4RTZの皆のことをもっと発信したいと思ったから……動画制作」

かすみ「エマ先輩は食べる姿でファンの心を掴んでてぇ、彼方先輩はお料理が凄い上手ですから。
というワケで、2人の魅力を存分にアピールする動画を作ってるのです!」

侑「へぇ〜、面白そう! でも、部室で火を炊くのって大丈夫なの?」

彼方「コンロや包丁の使用許可は栞子ちゃんから取ったし、換気も十分してあるから大丈夫だよ〜。伊達にお料理長くはやってないぜ〜」

エマ「うんうん。それに、企画自体は生徒会にも出してちょっとだけ予算も貰ってるんだよ〜!」

侑「用意周到だね〜……あ、ごめん。私が来ちゃって動画中断しちゃってたよね、隅っこ行くね」イソイソ

璃奈「侑さんには後で編集の時に手伝って貰うかも……それじゃあ、再開」



かすみ「はいっ、録画始まりましたよ〜!」

エマ「これ(>>3)食べたい!」

彼方「任せなさ〜い」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1687351486
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/21(水) 21:45:33.01 ID:CZJfhI0lO
ひき肉
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/21(水) 21:45:52.66 ID:YuwbFaFJO
お好み焼き
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/21(水) 22:18:02.09 ID:SubqnPng0
エマ「これ(お好み焼き)食べたい!」

彼方「任せなさ〜い」

彼方「お好み焼き、だねぇ。今回は、プロの高校生アイドルの人たちが作ってたレシピにしてみるよ〜」

エマ「楽しみ〜!」

彼方「材料はこんなのだよ〜」ドン、トサッ、ドン、ゴンッ

・薄力粉
・卵
・長芋
・キャベツ
・豚肉
・干しエビ
・紅ショウガ
・天かす
・チーズ
・餅
・ベビースター

エマ「こんなに使うんだね〜」

彼方「普通の豚玉ならいくつかいらないものあるけどね〜……それじゃあ、早速作るよ〜」

彼方「薄力粉にお水、卵、すり下ろした長芋を入れるよ〜。この辺の量は作る時のお好みだよ〜、お好み焼きだからね〜」

エマ「アバウトなのがお好み焼きのルールなんだね〜!」

彼方「彼方ちゃんちもレシピが定まらないんだ〜……とか言いながらキチンと混ぜるよ〜。ダマは作らないようにね〜」チャカチャカ

彼方「生地が混ざったら千切りにしたキャベツ、紅ショウガ、干しエビ、チーズ、お餅、ベビースターを入れて混ぜるよ〜」

エマ「餅! 日本だとたくさん命を奪った食べ物って聞いたよ〜!」

彼方「それは大分誤解を生んでるね〜。今度そのままでも食べようね〜……とか言いながら、フライパンで豚肉を焼くよ〜」

彼方「人によっては油をひいたりするけど、今回は豚の油だけで焼いていくぜ〜、ってことで生地を流し入れるよ〜」

エマ「わぁ、いい匂い〜!」

彼方「まだ気が早いよ〜。ここで天かすをかけて、火が通るまで蒸し焼きにするよ〜」

エマ「焼けるまで楽しみ〜!」

彼方「生地にしっかり火が通るよう、弱火〜中火がいいよ〜。片面焼きだけで食べられるくらい焼くのが、美味しさの秘訣だよ〜」

エマ「大体どれくらい焼くの?」

彼方「生地の厚さによるかな〜。取り敢えず、今回は5分くらい焼こうと思うよ〜大体にじよん1話分くらいだね〜」

エマ「すぐ経っちゃうね〜」

彼方「一定時間火にかけて放置する料理って、待ち時間にアニメとか見てるとすぐ終わっちゃうよね〜。
彼方ちゃん、カレーを煮込みながら遥ちゃんとアニメを見てたら煮込みすぎて具が亡くなっちゃった時もあったぜ〜」

エマ「あ、私も似たようなことあるよ〜。果林ちゃんとベッドで……」

彼方「それは危ないから二度とやらないようにね〜?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

エマ「……はい」シュン

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/21(水) 22:28:32.03 ID:SubqnPng0
彼方「お喋りしてるうちに五分経ったね〜。それじゃあフタを開けて、フライ返しでサクッとひっくり返すよ〜。ほいっ」

エマ「わぁ、職人芸!」

彼方「これくらい練習すれば簡単だよ〜。それじゃあ、もう片面は強火で色が付く程度に焼き上げて……と。
お皿に盛りつけて、お好みでソースとマヨネーズ、人によってはからしとかをかけて混ぜても美味しいよ〜。
でも、彼方ちゃんもエマちゃんもビリビリするのはそんなに好きじゃないから、今回はソースとマヨネーズ、そこにかつおぶしと青のりでいただくよ〜。
パラパラパラパラ〜……これで完成。はいよぉ〜」

エマ「ええっへっへっへ〜……すご〜い! 美味しそ〜!」

彼方「召し上がれ〜」

エマ「いただきま〜す……」パクッ

エマ「ん〜っ! ボーノ!」パァァァ

彼方「良かったぜ〜。それじゃあ彼方ちゃんはお疲れなので眠るぜ〜。すやぴ」



かすみ「はいカットで〜す! 良いのが撮れましたよ〜!」

璃奈「後はこれを編集するだけ……このシリーズは結構続けられそう。食べてるエマさんがかなり可愛かった」

エマ「本当? 良かったよ〜!」

侑「うんうん! 端から見てても凄いときめいたよ〜! 次はいつ撮影やるの?」

かすみ「予定では明後日です!」

侑「あ〜、じゃあ、邪魔にならなければ見ててもいいかな?」

かすみ「もちろんですよ〜!」

璃奈(……投稿を続けて、ある程度本数が増えてシリーズとして安定してきたら、彼方さん以外が料理する番外とかも作れるかも……璃奈ちゃんボード『夢が広がるぜ』……)

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/21(水) 22:29:10.56 ID:SubqnPng0
エマ「これ(>>8)食べたい!」

彼方「任せなさ〜い」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/21(水) 22:31:20.75 ID:WpS1V3vgO
寿司
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/21(水) 22:31:49.35 ID:FDkIjOXY0
豚骨ラーメン
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/21(水) 23:28:47.15 ID:SubqnPng0
彼方「……ん?」

エマ「どうかしたの?」

彼方「いや、え……豚骨ラーメン?」

エマ「豚骨ラーメン」

彼方「……スープと麺、これじゃダメ?」カサッ(スーパーで買ってきたスープの素と麺)

璃奈ちゃんカンペ『>>11
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 00:59:18.07 ID:k3tWEUszO
うんこ
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 06:33:29.62 ID:e2Ku3WI5O
具にこだわってみようZE
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 08:35:33.54 ID:4Ch/4X7+0
璃奈ちゃんカンペ『具にこだわってみよう』

彼方「具、だね。それなら任せなさ〜い」

エマ「わぁ〜」パチパチ

彼方「今回は博多のとんこつラーメンにしてみようか〜」

エマ「ハカタ! お塩が有名な所だよね!」

彼方「それは字が違うね〜。じゃあ、早速作るよ〜」 

彼方「万能ねぎ、きくらげ、もやし、紅ショウガ、チャーシュー、海苔を具にしていくよ〜」

エマ「今回は全部スーパーで揃えられるものだねぇ」

彼方「前回からそうだよ〜、ってことで万能ねぎは5本ほど小さく刻んで、きくらげは今回乾燥したものだから、まずは水に漬けて戻すよ〜。
その間に他の食材を切ろうか〜。チャーシューは薄めに3枚切って、もやしは0.3掴みくらいだよ〜」

エマ「包丁捌き早〜い!」

彼方「練習の賜物だよ〜。しばらく待って水分が復活したきくらげは水気をよく切ってから千切りにして、さとう、しょうゆ、みりんと和えてからフライパンに入れて、ラー油と一緒に炒るよ。水分が飛ぶまで徹底的にやろうね〜」ジャッジャッ

エマ「いい匂い〜!」

彼方「炒めるのに時間もかかるから、コンロが二口以上ある人はこの間に麺を茹でたりスープを作ったり出来たらいいね〜。
でも、部室で使えるコンロは1つだから今回はちょっと時間かかるよ〜」

エマ「環境にも制限されちゃうんだねぇ」

彼方「家庭科室が使えたら良かったけど、この企画のために何度も使うのはお料理部の皆に迷惑だからね〜。
お、水分が飛び気味になって来たので、フライパンの出番はここで終わりだね。
きくらげは別の器に入れておいて、ここで鍋に水を張って、一気にお湯を沸かすよ〜」

エマ「これは強火で大丈夫なの?」

彼方「何かに火を通すわけじゃないからね〜。早く沸騰してくれたほうが助かるんだ〜」

エマ「そうなんだね〜」

彼方「それじゃあ、お湯が沸き始めた所で麺を入れて、袋の規定時間通りに茹でるよ〜。
スープの方は、ケトルで沸かしたお湯で溶いて丼に入れておくよ〜」

エマ「先に入れちゃっても大丈夫なの?」

彼方「麺を茹でる時間が4分くらいだからね〜。そんなに簡単には冷めないし大丈夫だよ〜。
で、麺が茹で上がったらキチンと湯切りするよ〜。ハルカカナタの天空落とし〜!」シュバッ

エマ「ワイルド〜!」

彼方「湯切りした麺をスープの中に入れて、各種具材を盛り付けた所で……完成。はいよぉ」

エマ「ええっへっへっへ〜……すご〜い! 美味しそ〜! いただきまーす!」

彼方「召し上がれ〜」

エマ「んっ……」ズズッ

エマ「んむんむ……んーっ! ボーノ♪」パァァァ

彼方「良かったぁ。じゃあ彼方ちゃんは疲れたので寝まーす。すやぴ」グターッ

かすみ「はいカットで〜す! 良いのが撮れました〜!」

璃奈「これなら私でも出来そう……参考になる」

侑「やっぱり食べてる時のエマさんは凄い画になるな〜……すっっっごいときめいちゃった!」

エマ「えへへ。ありがとう、侑ちゃん」

侑「前に上げた動画も伸びてるみたいだし、次回も楽しみ!」

璃奈「結果が出てるなら、編集の甲斐もあった。璃奈ちゃんボード『てれてれ』」

かすみ「にひひ。この調子で、かすみんたちの知名度もどんどん上げていきましょう!」

全員「お〜っ!」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 08:36:14.89 ID:4Ch/4X7+0
エマ「これ(>>15)食べたい!」

彼方「任せなさ〜い」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 09:03:49.55 ID:qxMWLxD50
カレー
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 09:04:09.09 ID:sKp/vi+1O
たこ焼き
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 19:16:54.20 ID:nJeeQGEE0
エマ「これ(たこ焼き)食べたい!」

彼方「任せなさ〜い」

彼方「はい、じゃあこのスーパーで売ってた茹でタコを串に刺して、油を引いたフライパンで焼いて行くよ〜」

エマ「わぁ〜」

彼方「焼いて……塩、コショウを振ったら、完成。たこ焼き〜」

エマ「ええっへっへっへ〜……って、なんか違うような?」

彼方「一応たこ焼きだけど、全然違うね〜。気を取り直して、真面目に作るよ」

エマ「待ってました〜」


17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 19:17:24.96 ID:nJeeQGEE0

彼方「まず、用意するのはこちらだよ〜」

・たこ焼き粉
・卵
・長ネギ
・茹でタコ(生食用)
・紅ショウガ
・天かす

エマ「お好み焼きの時と似てるね〜」

彼方「まぁ基本は大体同じようなものだからね〜……じゃあ、早速作るよ。
まずはボウルに入れたたこ焼き粉を水で溶いて、そこに卵を入れて更に混ぜて……この状態のタネを、ペットボトルにある程度移しておくよ〜。
ペットボトルの方は何もしないで、残った方に刻んだ長ネギ、刻んだ紅ショウガを入れるよ〜。茹でタコも刻んでおこうね」

エマ「色々細切れだね〜」

彼方「またつまらぬものを切ってしまったぜ〜……で……たこ焼き機に油を塗るよ〜。
専用のハケとかがあればいいけれど、残念ながら彼方ちゃんの家にも部室にもそんなものはないから、油を入れてからキッチンペーパーを箸で挟んで塗っていくことにするよ〜」

エマ「一つ一つ丁寧だから大変だね〜……」

彼方「この手間がたこ焼きを美味しくするんだよ〜……で、塗り終えたらボウルに入っているタネを全体に流し入れるよ〜。
ここで、一つ一つの穴に丁寧に刻んだ茹でタコを入れて、火が通るまで待つよ〜」

エマ「火が通ったらひっくり返すの?」

彼方「そうだけど、いきなりひっくり返しても上手くはいかないからね〜。
ここで、ペットボトルに取っておいたタネを流し入れるよ〜」

エマ「わぁ、溢れそう!」


彼方「フフッ、大丈夫。ここで竹串を使って、たこ焼き一つ一つになるように区切るよ。
区切ったら、一つの穴で半円を作るように焼けたたこ焼きを、真横に90度回転させて、丸を作るように形成するよ」

エマ「簡単に丸にはならないんだね〜」

彼方「苦労があってこその丸なのさ。
こうして火が通ったら、今度は穴の中にない生地を穴の中に追いやりながら180度回転させて、全体に火が通るようにするよ〜」

エマ「段々丸くなってきた〜!」

彼方「丸が形成出来てきたら、全体がこんがりとした色になるようにひたすらひっくり返したり焼き続けたりするよ〜。
それで、もう完成……ってなりそうなところで、油を流し入れるよ〜。入れすぎるとお腹を壊すから要注意だね〜」

エマ「あ、これ知ってるよ! 日本のYouTubeにあった『ゴリゴリ』ってやり方だよね?」

彼方「それはその人独自の呼び方だね〜。元々は銀だこのやり方だよ〜。
それで、油で揚げたようにカリカリなたこ焼きが出来ていくから、竹串で刺して、お皿や船に盛りつけて……ソース、マヨネーズ、青のり、かつお節をかけて完成だよ〜」

エマ「美味しそう〜!」

彼方「ではどうぞ、はいよぉ」

エマ「ええっへっへっへ〜……いただきま〜す。あむっ」パクッ

エマ「あふっ、あふ……んむっ……んっ」ゴクン

エマ「ん〜っ! ボ〜ノ〜!」ニコォ

彼方「良かったぁ〜。じゃあ、彼方ちゃんはお疲れなので寝るよ〜。すやぴぃぃぃ……」スヤァ

かすみ「カット! 今回も可愛いエマ先輩たちが撮れましたよ〜! 流石ですねぇ、前回も前々回も好評でしたし、今回も人気になること間違いなしです!」

エマ「えへへ、美味しくご飯食べてるだけだけど、それで良い動画になったのならよかったよ〜!」

璃奈「……でも、このままだとパターン化しちゃって、流石に飽きちゃう人がいるかもしれない。
だから、そろそろテコ入れのし時かも」

かすみ「えぇ〜? テコ入れ〜? 具体的にどうするの?」

璃奈「それは簡単。あくまで企画自体はQU4RTZの魅力を広めるための料理動画ではあるけど……私たちはライバルで仲間。だから」

かすみ「あっ、そっか。そういうことだね、りな子!」ユビパッチンッ

エマ「?」モグモグ
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 19:19:10.13 ID:nJeeQGEE0
エマ「これ(>>20)食べたい!」

>>22「任せなさ〜い」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 19:31:13.07 ID:sKp/vi+1O
踏み台
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 20:18:40.98 ID:Gck+OHIv0
コオロギ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 20:23:56.07 ID:sKp/vi+1O
踏み台
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 20:24:14.01 ID:qxMWLxD50
しずく
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 21:26:25.89 ID:nJeeQGEE0
エマ「これ(コオロギ)食べたい!」

しずく「任せなさ〜い!」

しずく「どうも。こんにちは、こんばんは。A・ZU・NAの桜坂しずくです。
今回はカメラマンのかすみさんに呼ばれてQU4RTZの素敵な企画に参加することになりました!」

しずく「……で、えーっと……エマさん。これ、コオロギ……ですよね?」

エマ「うん。ちょっと前に話題になってたコオロギ食、私もチャレンジしてみたいな〜、って!」

しずく「コオロギ……ですか……」

しずく(落ち着いて、落ち着いて。私は大女優、コオロギって虫が相手でも怯むことはない。だって、そう! 私は虫も大好きな博愛主義者!)

しずく「コオロギを使った料理……いいでしょう、この百戦錬磨を潜り抜けたコック・桜坂しずくがご覧に入れましょう!」バッ

エマ「わぁ〜! 楽しみ〜!」



しずく「では、まず材料のコオロギを──」

璃奈ちゃんカンペ『流石に普通のコオロギで作ると映像がショッキングになるから、コオロギパウダーをポチっておいたよ』スッ

しずく「ずこーっ!」ドサッ

エマ「急に転んだよ!? 大丈夫!?」

しずく「だ、大丈夫です……で、では気を取り直して。
まずはこちら、璃奈さんがインターネットでお取り寄せしたコオロギパウダーを、フライパンで軽く炒ります!」

エマ「粉を炒めるんだね〜」

しずく「こうすることで、香ばしさが増すんです。料理は手間を惜しまないことが、美味しさに繋がりますから」

エマ「なるほど〜」ワクワク

しずく「パウダーを炒めたところで、ボウルに白米、白ごま、しょうゆ、ごま油、ᶘイ^⇁^ナ川、刻みネギを入れて混ぜて……混ぜ終わったところに、コオロギパウダーを入れてからもう一度混ぜます」

エマ「これで完成なの?」

しずく「いえ、クライマックスはフライパンにもう一度活躍してもらいますよ」チチチチチチチチ……ボッ!

しずく「混ぜたものを整形して、フライパンに並べて……一気に焼き上げて、焼きおにぎりにします!」

エマ「わぁ〜! 美味しそうな香り〜!」

しずく「両面に焼き目が付くように焼いたら、玉露(お茶)と一緒にどうぞ!」

エマ「ええっへっへっへ〜……いただきまーす!」

エマ「あち、あち……はむっ……んっ、んっ……ん〜っ!」

しずく(ど、どうでしょうか……!)

エマ「ボ〜ノ〜ッ! 虫だったコオロギがこんなに美味しい調味料になるんだね〜! ベネだよ、しずくちゃん!」

しずく「お口に合ったならよかったです。演劇で料理人を演じた経験が活きましたね……ふふっ。役に入れば、料理であろうとも怖くないです」ニコッ

かすみんカンペ『でも、こないだ作って来たお弁当は塩と砂糖間違えてなかった?』

しずく「むぅっ、それは普段の私だもん! それにその時はたまたま……!」プクーッ

璃奈(かすみちゃん、早くカットして)

かすみ「はいカットでーす! しず子、エマ先輩! コラボに申し分ないくらい良い画が撮れましたよ〜!」

しずく「ちょ、ちょっとかすみさん!」

かすみ「はいはい、しず子のお説教は後で聞きまーす」

エマ「まぁまぁ、二人とも落ち着いて〜……」

侑(違うユニット同士のコラボ……超ときめいちゃった……! トキメキのあまり声が出ないよ〜……)

璃奈(これはバズる。いいネタになった……璃奈ちゃんボード『勝利の法則は決まった!』)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 21:27:34.29 ID:nJeeQGEE0
あっ、やべ間違えた

ᶘイ^⇁^ナ川じゃなくて塩だ……辞書登録してたせいで、焼きおにぎりに栞子の何かが入ったみたいになっちゃった……ごめんなさい
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 21:28:34.44 ID:nJeeQGEE0
エマ「これ(>>27)食べたい!」

>>29「任せなさ〜い」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 21:29:47.73 ID:qxMWLxD50
踏み台
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 21:31:52.02 ID:VDVIEubH0
サソリ
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 21:33:01.59 ID:qxMWLxD50
踏み台
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 21:33:35.47 ID:sKp/vi+1O
ランジュ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 22:21:35.08 ID:nJeeQGEE0
エマ「これ(サソリ)食べたい!」

ランジュ「任せなさ〜い!」

ランジュ「下午好(こんにちは)! R3BIRTHの鐘 嵐珠よ! 今日はエマに招かれて、面白そうな企画に参加させて貰ったわ!」

エマ「よろしくね〜、ランジュちゃん」

ランジュ「今日はエマの食べたいサソリの料理を作るんだったわね」

エマ「そうそう。この間はコオロギの料理を食べたし、今度はサソリにチャレンジしてみたいと思ったんだぁ」

ランジュ「チャレンジャーね。ランジュも負けていられないわ!」

ランジュ「じゃあ、早速サソリを取って来て──ラ? 材料のサソリは既にあるのね」

璃奈ちゃんカンペ『同好会の人脈をフルに使って取り寄せました、生です』

ランジュ「そういうことね。なら頑張って作るわよ!」

ランジュ「アタシはサソリの食感も楽しんで欲しいから、サソリはシンプルに素揚げにするわ!
だから、まずは油を張ったフライパンを熱して、そこにサソリを投入よ!」ザブッ

エマ「わぁ! 油が跳ねてるよ〜!」

ランジュ「あちっ、あちち……熱いけど、料理は愛と気合ってせつ菜が言ってたわ! サソリを素揚げしている間に……っと!」

エマ「今度は何かな?」

ランジュ「今回はある漫画で読んだ、海老ロールみたいにしようと思うわ。
だから、今回はこのライスペーパーと……よっと、レタス、ついでにチリソースとタルタルソースを混ぜた、オーロラソース風の何かを使うわ!」

エマ「わぁ、トルティーヤみた〜い!」

ランジュ「サッと水につけたライスペーパーの上に水気を切ったレタス、揚がったサソリ、オーロラソース風の何かをかけて……巻いて、完成!
アタシお手製、サソリ丸ごとロールよ!」

エマ「ええっへっへっへ〜……美味しそう〜!」

ランジュ「祝您好胃口(召し上がれ)、アタシの料理を存分に味わってね、エマ!」

エマ「いただきまーす!」ザクッ、バリッ

エマ「んん? んん〜?」バリッ、ボリッ、モチッ、ジャキッ、モグモグ……

エマ「ん、んん〜?」モグモグ

ランジュ「どうかしら! 中々のアイデア料理じゃない?」

璃奈(エマさんが真剣に悩んでる……これは、もしかして……?)

かすみ(エマ先輩でも不味い、って料理になるんじゃ──)

エマ「これは……中々クセがあるけど、私は好き! ボーノ♪」パァァァ

ランジュ「きゃあ、谢谢你(ありがとう)、エマ! ランジュの料理で誰かの舌を唸らせたいと思って、せつ菜や栞子と一緒に練習した甲斐があったわ!」

かすみ(しお子……あのランジュ先輩の料理を矯正したんだ……流石生徒会長)

璃奈(きっと苦行だったハズ……合掌)

侑(せつ菜ちゃんとランジュちゃんの料理を一度に相手したんだね……栞子ちゃん、凄く頑張ったんだね……今度歩夢と一日デートする権利譲ってあげよう……それと、私も栞子ちゃんに何かしよう……)

ランジュ(なんでか栞子はアタシたちと料理の練習をする度に痩せて行ったけど……スイーツを食べすぎた、って悩んでたし、アタシは料理が上手くなったし、結果オーライね)

かすみ「か、カットでーす! ランジュ先輩、料理凄い上達してましたね! かすみん、ちょっと感激しました!」

侑「うんうん。かぼちゃを直接中華鍋に叩きつけてた頃が懐かしいよ……」

ランジュ「あの時は確かに恥も同然の腕前だったわ……でも、アタシは常に進化するのよ! だから、また呼ぶときも期待してなさい! もっと立派な料理を作れるように練習しておくもの!」

エマ「その時が楽しみだよ〜!」

璃奈(それまでに栞子ちゃんのお腹は何回破壊されるんだろう……胃薬の調合、四季ちゃんに教えて貰おうかなぁ……璃奈ちゃんボード『悩み悩み』)
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/22(木) 22:28:17.31 ID:nJeeQGEE0
エマ「これ(>>33)食べたい!」

>>35「任せなさ〜い」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 23:15:36.62 ID:LMBdu+VaO
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