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モブウマ娘とトレセン学園R4【安価】

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753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 11:07:30.04 ID:NwRE3pax0
そこにオグリトレとオグリが来る、二人を見て驚く、「実家がこの辺とは聞いたがわざわざ何で学園に来るんですか」とトレーナーは妹の走ってる姿を見たくてと言う、更にオグリトレさんが僕を恨むのも仕方無い、タマを救う事が出来なかったのは事実だと謝る

オグリトレは本当に悪いのは理事長とルドルフトレなのは分かってる、特にルドルフトレはタマやクリークを滅茶苦茶にした…。でも自分には力がないのでこの二人相手になにも出来ない…でも、主任なら何とかしてくれると信じてたと話す
754 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 12:01:01.01 ID:mYftfBcB0
□□はなんとかトレーナー達に追いつきトレーナー妹が荷物を忘れていたことを伝える




カサマツまで全力え走り続けてしまうと体力を使い切ってしまうので抑えながら一緒に向かおうという話になる




カサマツトレセンに向かう途中でサクラチヨノオーとヤエノムテキに偶然出会う。2人はオグリのことを心配してカサマツまでやってきたのだという





サクラチヨノオー「まさかオグリさんがこんな事になるなんて…」




オグリが中央から去ってしまいチヨノオーは落ち込んでいた。チヨノオーはわかるがなぜヤエノの来ているのかと聞くとチヨノオーのルームメイトだからだという




ヤエノムテキ「アルダンさんが寮を出てしまったので今は私が彼女と同室です」




オグリが去りアルダンも居なくなってしまってチヨノオーは落ち込むばかり。ならばカサマツまで行ってオグリが元気なのを確認しようとヤエノが言い出したそうだ




アルダンは仕方ないとしてオグリは走れなくなったわけではない。彼女がカサマツで走っている所を見ればチヨノオーも元気になるとヤエノは考えた
755 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 12:16:56.37 ID:mYftfBcB0
オグリキャップ「みんなどうしたんだ?」




オグリトレ「なぜ貴方がここに!?」




カサマツトレセンが近付いてきた頃にオグリトレとオグリがやって来る。オグリトレはなぜわざわざカサマツまで来ているのかとトレーナーに尋ねる




トレーナーは妹の走ってる姿を見る為にカサマツに向かっているだけでオグリは関係ないと話す





トレーナー「君が僕を恨むのは仕方ない。タマを救う事が出来なかったのは事実だから」




オグリトレに向かいトレーナーは頭を下げる。彼の話と態度を見たオグリトレは複雑な表情をしていた




本当に悪いのは理事長とルドルフトレなのは理解している。特にルドルフトレはタマやクリークを滅茶苦茶にした張本人




自分には力がないのであの2人相手にはなにも出来ない。でも……




オグリトレ「主任なら何とかしてくれると信じてたんです…」




オグリトレからすれば希望の星であったトレーナーは何も救えず最悪の結果を招いた極悪人と同じ




トレーナーのせいでないことはわかっていてもやはり彼を恨んでしまうと苦しそうにオグリトレは言う




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756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 13:52:17.91 ID:JKLpTmtbO

「どういうこと……?」という小さな声が聞こえた。発したのはトレーナーの妹で、どうやらこの話を聞いてしまったらしい。トレーナーに駆け寄り、何があったのかを問い質し始める
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 14:00:42.76 ID:OiHfKWph0
そこにベルノライトが慌てた様子で向かってくる、もうすぐ選抜レースが始まるから早く学園に戻ってとオグリやオグリトレに伝える(シングレキャラ駄目ならモブウマ娘で)
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 16:19:36.83 ID:LxAw5M6P0
>>756
家族に隠し事は出来ないので中央で起きた事、ルドルフトレの事などを妹に話すトレーナー、そこに>>757
759 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 16:35:23.59 ID:mYftfBcB0
トレーナー妹「どういうこと……?」




小さな声が聞こえてきたと思うとどうやらこの話を聞いてしまったらしいトレーナー妹がトレーナーに駆け寄る




彼女は何があったのかを問い質し始め、家族に隠し事は出来ないと中央で起きた事やルドルフトレの事などをトレーナーは話す




話を聞いたトレーナー妹はショックだったのか無言のまま言葉が出てこない。トレーナーはオグリトレは悪くないと再度彼女を庇う




トレーナー「彼女の言う通りなんだ、僕は誰も助けられなかったのは事実に違いない」




タマ、オグリ、イナリ、クリークの4人はトレーナーが絡んでいたにも関わらず中央で走ることができなくなった




これは間違いなく事実なのだからオグリトレは正しい。彼女を責めないで欲しいとトレーナー妹を説得する




オグリトレはそれを聞きトレーナーを責めることをしなかったが否定することもできなかった
760 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 16:41:15.18 ID:mYftfBcB0
ベルノライト「皆さん急いで下さい!!」




もうすぐ選抜レースが始まるので早く学園に戻ってくるようにとオグリやオグリトレに伝えにくる




脱走したトレーナー妹や中央のウマ娘がいることにベルノは驚くがそんなことより早く学園にとオグリ達を急かす




選抜レースが行われる会場に向かうと田舎とは思えないほど観客がいることにトレーナーは驚く




どうやらオグリが戻ってきたことがプラスに働いたようで彼女のレースが見たいと観客が集まっているようだった




中央から戻ってきたウマ娘は人気が出ないことが多いがオグリは違った。彼女の走りはどこで走ろうとも輝いていた




これが本物なのだろうとトレーナーはオグリのカリスマ性に感心していた




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761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 17:21:57.28 ID:WNXGC35h0
トレーナー、□□達は学園側に中央の主任と生徒という事で特別席を用意して貰った、そこで選抜レースを鑑賞する事に、□□はレースを見ていて申し訳ないがレベルは全然高くないと感じる
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 17:26:30.14 ID:FYsVMILBo
選抜レースを取材に来ていた地元記者に見つかりコメントを求められる□□
今までのG1勝利への苦労と今後の展望について
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 17:51:40.28 ID:25nnCwQY0
>>761
先程のベルノライトと呼ばれていたウマ娘のレースの順番が周ってきたそうだ、自信なさげにゲートに向かう彼女を見て、トレーナーはほんの少しだけ走り方にアドバイスをする
764 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 18:19:24.13 ID:mYftfBcB0
トレーナー、□□達は学園側に中央の主任と生徒という事で特別席を用意して貰ってそこで選抜レースを鑑賞する事になる





□□はレースを見ていてハッキリ言ってレベルは高くないと感じる。地方と中央でこれだけ差があるとは□□は思っていなかったようだ





トレーナー「ただいま」




特別席に案内された直後にトレーナーは少し用事があると言って姿を決していた。どこに行っていたのか聞くと先程のベルノライトと呼ばれていたウマ娘の所に行っていたという




自信なさげにゲートに向かう彼女を見てほんの少しだけ走り方にアドバイスをしてきた。こんな時にもトレーナーとしてウマ娘を見逃せなかったとトレーナーは言う




「地方まで来てもやることは同じなのね」




相変わらずのトレーナーに□□はいい加減慣れてきたと軽くため息をつく
765 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 18:24:20.07 ID:mYftfBcB0
記者「貴方って中央のウマ娘よね?」




選抜レースを取材に来ていた地元記者に見つかり□□はコメントを求められてしまう。いつもなら断るが地元紙ということで取材を受けることに




今までのG1勝利への苦労と今後の展望について記者から聞かれた□□はトレーナーを信じてきたからだと素直に語る




これからの展望についても海外を目指すと正直に答える。国内では飽き足らず海の向こうを目指すのかと記者は驚く




理事長との確執などわざわざここで言う必要はないと□□は判断し、その通りだと記者を喜ばせるコメントを返す




記者はまだまだ質問をしたかったようだが選抜レースが始まるので仕方なく取材は打ち切られる




(どんな走りをするか見せてもらうわよ)




トレーナー妹のレースも始まるので□□は期待を込めて彼女をレースを見守る




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766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 18:58:06.52 ID:qCt+vVsr0
「なるべく前に行け」と兄から聞いていた
トレーナー妹、うまく好位置から抜け出し
デビュー勝ち(?)を収める
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 19:10:07.98 ID:h7B9W8Mt0
トレーナー妹の走りは非常に力強くパワフルな走りをしていた、どんなに力強く走ってもそれでも一切フォームが乱れる事がなかった
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 19:17:06.98 ID:ShTF1fcA0
>>767
しかし途中からオグリ、フジマサマーチに抜かされ三着という結果に。オグリが一着でマーチが二着、□□は流石トレーナーの妹ポテンシャルは悪くないと思う
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 19:18:24.71 ID:oOgwh2rhO
>>766>>767
それを見ていた□□、トレーナー妹だけは頭ひとつ抜けた実力を感じとる。オグリに匹敵するのかな、とか思う
770 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 21:12:19.23 ID:trJh5DJXO
トレーナー妹の走りは非常に力強くパワフルな走りをしていた。どんなに力強く走ってもフォームが乱れる事がなかった




彼女の性格を表しているような走りはレベルの高さが伺える。完成度は中等部とは思えないほどフォームも安定している




レースの方は途中からオグリ、フジマサマーチに抜かされ三着という結果で終える




結果だけをみれば地方の選抜レースで三着という微妙な成績になるが相手はオグリと学年が上のフジマサマーチ。格上を相手によく走ったというのが彼女の評価になるだろう




三着ではあったが大差ではなく3馬身しか離れていなかったのもトレーナー妹の実力が高いことを示していた




トレーナー妹は同世代と比べて頭一つ抜き出ている。いずれはオグリのようなウマ娘になるのではないかと□□は考えていた
771 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 21:16:48.81 ID:MtZ16WAMO
来年はもちろん中央に移籍するのだとトレーナーに聞くが否定する。あれだけの走りをしているのに中央に行かない理由が□□は思い付かない




トレーナー「家族と離れたくないんだって」




その理由を聞いて□□は納得する。これだけ仲の良い家族から離れるのは中等部の学生にとっては辛い




来年からトレーナーは海外に行ってしまうので寂しさが増す。トレーナー妹は中央に行くことはないが彼女はそんなことを気にしないだろう




トレーナー妹「お兄ちゃぁぁーーん!見てたぁーーー!?」




両手をブンブン振る彼女にトレーナーは笑顔で手を振り返す。彼女にとってレースは楽しむもので結果は求めていないのだろうとトレーナー妹の笑顔を見ながらそう思っていた





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772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 22:48:44.31 ID:ET+dCSrN0
オグリとマーチがお互い良い走りだったと握手をしているのを見かける、良いレースだったとは言っているが、実力の差は明らかだった。

オグリトレはトレーナーに近付いて、「オグリは今後大会には出さなくても良いと思っている」「地方じゃオグリに勝てる娘はいないと思っている」「もし地方レースに出して勝ち続けたら批判が来てオグリが本当に走るのを辞めてしまうかも知れない」と話す
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 22:57:59.18 ID:h7B9W8Mt0
>>772
「地方じゃオグリに勝てる娘はいないと思っている」と言う断言発言が気に入らない□□は「そんなのまだ分からないじゃない、地方にだって強いウマ娘はいる」と反論、だがオグリトレは「地方で強いウマ娘は、みんな中央にスカウトされる」オグリトレがあそこを見ろと指を指した方向には記者達に紛れて中央のスカウトマンが紛れていた
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 23:04:05.56 ID:9tp+6kq40
>>773
強い娘は根こそぎ中央が持っていくので地方では中々スターウマ娘が発掘されない、地方側も中央に抗議をしたが「中央で走った方が地元の宣伝にもなるからいいだろ」と一蹴されたらしい。

775 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 23:37:48.02 ID:lzK7aKkI0
オグリとマーチがお互い良い走りだったと握手をしているのを□□は見かける。良いレースだったとは言っているが実力の差は明らかだった




トレーナー妹はまだ伸びしろがあるもののマーチはこれ以上伸びるかは正直言って厳しいだろう




オグリトレはトレーナーに近付いてきてオグリは今後大会には出さなくても良いと思っていると言う




オグリトレ「地方じゃオグリに勝てる娘はいないのよ」




もし地方レースに出して勝ち続けたら批判が来てオグリが本当に走るのを辞めてしまうかも知れない。オグリトレは彼女のことを本気で心配していた





地方じゃオグリに勝てる娘はいないと言う断言発言が気に入らない□□はそんなのまだ分からないと反論する




「地方にだって強いウマ娘はいるわよ」




オグリトレ「地方で強いウマ娘はみんな中央にスカウトされるのよ」




オグリトレが指を指した方向には記者に紛れて中央のスカウトマンが紛れていた
776 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/07(金) 23:49:16.26 ID:lzK7aKkI0
強い娘は根こそぎ中央が持っていくので地方では中々スターウマ娘が発掘されないという問題がある




地方トレセンも中央に抗議をしたが中央で走った方が地元の宣伝にもなると一蹴されてしまった




オグリトレ「中央は腐り切ってる」




地方トレセンからウマ娘をスカウトしているのは秋川一族の指示によるもので役員達は文句すら言わない




トレーナーの派閥に入っていただけにオグリトレも秋川理事長のやり方に嫌悪していた




彼女はトレーナーと違い抗うことを止め地方に戻ることを決めてしまった。オグリを傷付けた秋川一族とは関わりたくないというのがオグリトレの本音だった




もしオグリトレが自分を嫌っていなければ協力できただろうにとトレーナーは悔しい思いになる




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777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 00:16:19.82 ID:N7s+irnH0
トレーナーはオグリトレに恐らく最初で最後のお願いをする、妹のトレーナーになって欲しいと頼む

778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 00:23:43.54 ID:SCkiigzv0
>>777
自分のことが嫌いなのは分かっているが、このカサマツで一番優秀なトレーナーであるオグリトレなら妹を信用出来ると言う、オグリトレは悩むトレーナーに思う所はあるが彼の妹はこの件には関係ないしと


779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 00:37:13.02 ID:a5GbuuMf0
>>778
話を聞いていたオグリもオグリトレにお願いする、彼女のトレーナーになってあげて欲しい、彼女はまだ伸びるきっといいライバルになれると言うオグリ

780 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 01:30:17.42 ID:1Pig9aAR0
トレーナーはオグリトレに妹のトレーナーになって欲しいと頼む。いきなり何を言い出すのかとオグリトレは驚いている




自分のことが嫌いなのは分かっているがこのカサマツで一番優秀なトレーナーであるオグリトレなら妹を任せられる




トレーナーとしてというより兄として妹を預けたい。トレーナーにそう言われオグリトレは悩む




トレーナーに思う所はあるが彼の妹は関係ない。それにトレーナーという立場ではなく兄として彼はモノを言っている




オグリもオグリトレがトレーナー妹のトレーナーになってあげて欲しいとトレーナーの意見に賛成する




オグリキャップ「彼女はまだ伸びる。きっといいライバルになれる」




彼女と共にカサマツで成長していこうとオグリトレの手を取る。オグリに言われては断る理由がないとトレーナー妹の担当はオグリトレがすることに決まった
781 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 01:41:59.23 ID:1Pig9aAR0
その頃、トレーナーを取り巻く環境が大きく変わろうとしていた。トレーナーは理事長や学園からの連絡を無視する為にスマホの電源を前日から切っている





これを好機とみたメジロ家はトレーナー排除の為にプロを雇いトレーナーの部屋に奇襲をかけることを決めた




トレーナーは有給を使っている情報を掴んでいたが何処にいるのか正確な情報は掴めてはいなかった




しかしトレーナーの部屋に気配があることの確認が取れたのでそのまま計画は実行されることになる




トレーナー本人でなくとも□□やルドルフなど担当の誰かであることは確かなので最悪は彼女らを人質に取れると作戦の失敗は万が一も無いと踏んだ



サトノダイヤモンド(こんなマニアックな本まで持っていたんですね)




しかしトレーナーの部屋に居たのはトレーナーでも□□でもなくサトノダイヤモンド。彼女はトレーナーと既成事実を持つ為に部屋に忍び込んでいた




既成事実さえあればトレーナーは手に入ると考え危険日の今日、彼女は計画を実行しようとしていた




もちろんトレーナーはカサマツ近くの実家に帰っているのでこの部屋に帰ってくることはない




本来なら今日は帰ってくる予定だったが予定外の二泊目によりトレーナーは難を逃れたのであった




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782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 09:39:22.09 ID:Yjlb/MheO

暗殺者は踏み込み、ダイヤを拘束。流石に相手が相手のためおばあさまにこの後どうするか電話で相談
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 12:03:43.81 ID:FCOmV1cMo
>>782
サトノ家の令嬢がトレーナーに入れ込んでいるのは周知の事実なので、家としてではなく個人の暴走だろうと判断
丁重にダイヤを家に送り返し、干渉すれば夜這いしようとしていた事実を公表するとサトノ家に伝えれば、この件に関してサトノ家は沈黙するだろうと
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 12:18:40.08 ID:1H0xxp160
>>783
それならとダイヤを家に送り返した暗殺者
785 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 12:45:16.09 ID:1Pig9aAR0
暗殺者達は音もなく踏み込み中に居たダイヤを拘束する。彼らは男がいれば殺し、女だけなら拐うよう命令を受けていた




トレーナーの部屋にはルドルフをはじめ数人のウマ娘が出入りしていたので暗殺者達に女の区別はしなくていいと伝えられていた




夜にトレーナーの部屋にいる時点で親密な関係であることは明白なので顔を確認する作業は必要ないとの判断だった




トレーナーの部屋から遠く離れたトラックのコンテナの中にダイヤは入れられ暗殺者達は任務を終えたと報告する




移動の最中にダイヤの衣服やスマホなどの持ち物は全て破棄され彼女は裸のまま拘束されている




暗殺者達から連絡をしない限りダイヤの位置を知ることはできない。彼らは任務を忠実に遂行しただけで落ち度といえるものは無かった




トレーナーの部屋にいたウマ娘を拐ったと聞いたメジロ家は次の段階に移行するよう新たな命令を出す




そのウマ娘の写真を撮りトレーナーに送りつける。人質と交換でトレーナーを呼び出しそのウマ娘ごと亡き者にする




トレーナーは有給を使っており□□は学校に来ていない。捕らえたウマ娘は□□で間違いないと思い込んだままメジロ家は次の段階に向かおうとする
786 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 12:54:25.67 ID:1Pig9aAR0
ここで慢心しないのがおばあさまであり、捕まえたウマ娘の写真を先にこちらに見せるよう指示を出す




マックトレ「サトノダイヤモンド!?」




暗殺者達から送られてきた写真を見てメジロ家は衝撃を受ける。サトノ家の令嬢がトレーナーに入れ込んでいるのは周知の事実だったがまさか彼女がトレーナーの家に居たとは想像できなかった




サトノ家はトレーナーに関して何か動きがあるとの情報は無い。ダイヤ個人の問題だろうとおばあさまは判断する




丁重にダイヤを家に送り返しトレーナーの部屋に忍び込んでいたと公表するとサトノ家に伝えればこの件に関してサトノ家は沈黙する




メジロ家と本気で喧嘩をすればサトノ家に勝ち目は無い。その考えもあって強気でいって問題無いとの結論が出る




暗殺者達は指示の通りサトノ家へとダイヤを送り返す準備を始める




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787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 13:34:27.15 ID:OD8jYR1cO
暗殺者の隊長はばんえい競バ選手並みの大柄筋骨隆々のウマ娘で、雇い主の事に関して一言も漏らさない
闇の仕事のネットワークを持っていそうなのはルドトレか華麗なる一族かメジロだが、ルドトレは再起不能、華麗なる一族は引き込みを狙っているのでメジロ関係とあたりをつけるダイヤ
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 14:13:29.77 ID:N7s+irnH0
>>787
トレーナーさんに捧げる筈の身体によくもと怒りが沸々湧いてくるダイヤ、必ず倍返しにして見せる、サトノがメジロに勝てないなどというジンクスは壊すと考える

789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 14:34:17.36 ID:pGE3erx80
レース後オグリと話すヤエノとチヨノオー、「凄かったですオグリさん!」と特別席でオグリの走りを目の当たりにし、チヨノオーはどうやら笑顔が戻った様子
選抜レースが終わるまでまだ時間があるのでこれからカサマツの仲間やレースを観に来ていた母親に、二人を中央の友達として紹介したいと言うオグリ
チヨノオーさんを笑顔にするだけでなくカサマツ中をこんなにも盛り上げるなんてオグリさんの走りは凄い、カサマツに来て良かった、と微笑むヤエノ
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 14:43:43.16 ID:9z/qO8r60
>>788
それに今回のこの事態を上手く利用をすればトレーナーと親密な関係になれると涎を垂らしながら興奮するダイヤ

791 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 16:15:14.64 ID:QKXfSJWX0
暗殺者の隊長はばんえい競バなみの大柄筋骨隆々のウマ娘で雇い主の事に関して一言も漏らさないプロ中のプロ





そんな隊長を見てダイヤは闇の仕事のネットワークを持っていそうなのはルドルフトレか華麗なる一族かメジロだと見当をつけていた




ルドルフトレは再起不能で華麗なる一族はトレーナーの引き込みを狙っているのでこんなことを考えるのはメジロだと結論付ける





サトノダイヤモンド(トレーナーさんに捧げる筈の身体をよくも傷付けてくれましたね)





乱暴されたわけではないが誰にも見せていない裸を晒されたと怒りが沸々湧いてくる




サトノ家がメジロ家に勝てないなどというジンクスは壊すとダイヤは復讐を誓う




隊長(なんだコイツは)




下手をすれば殺される状況であるにも関わらずダイヤはだらしない顔をしながら下半身を濡らしていた




ダイヤは今回のこの事態を上手く利用をすればトレーナーと親密な関係になれると涎を垂らしながら興奮していたのだ




やがてダイヤは想像の中でトレーナーに優しく抱きしめられた所でビクビクと震え絶頂を迎える。それを見せつけられている隊長はこんなことは初めてだとため息をついていた
792 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 16:22:00.65 ID:QKXfSJWX0
ダイヤが拘束される数時間前、選抜レース後にヤエノとチヨノオーはオグリと話していた




サクラチヨノオー「凄かったですオグリさん!」




特別席でオグリの走りを目の当たりにしたチヨノオーには笑顔が戻っていた。オグリは2人を友人に紹介したいとカサマツトレセンに招待される




もちろん断る理由は無いとチヨノオーとヤエノはカサマツトレセンに案内されると2人はトレセンの様子を見て驚く




選抜レースが終わると大抵のウマ娘はそのまま帰宅するのが普通だがカサマツはほぼ全員が残って自主練をしていた




レース後なので激しいものはせずストレッチや軽く流すだけの内容でもちゃんと真剣にやっている




とても地方とは思えない盛り上がりをみせており生徒にも活気がある。これもオグリの効果なのだとヤエノは確信する
793 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 16:31:15.97 ID:QKXfSJWX0
チヨノオーはそんなウマ娘達の姿を見て目に光が戻っていた。カサマツに連れてきて良かったとヤエノは心からそう思っていた




オグリキャップ「ここの食堂は美味しいんだ」




中央に負けていないとオグリに食堂まで案内されせっかくなので食事をしながら話そうということになる




チヨノオーが落ち込んでいたことなど隠すことなくオグリに伝え3人は真剣に話し合った




自分の気持ちを伝えられたチヨノオーは憑き物が取れたようにスッキリとした表情を見せておりこれで大丈夫だとヤエノは安心する




オグリトレ「オグリ……うぇぇ…」




しかしここでオグリトレが泣きながらオグリの所にやってくる。冷静で出来る女の彼女に一体何があったのかと緊張感が走る





彼女が泣いていた原因はトレーナー妹であった。妹を担当することになったオグリトレだが親愛の形としてトレーナー妹にキスをされてしまったのだ




トレーナーと担当の関係は家族みたいなものだと聞き妹はトレーナーにするような濃厚なキスをオグリトレにお見舞いした




実はオグリトレはぴょいどころかキスさえしたことがない初心でありファーストキスをトレーナー妹に奪われてしまったのだ




オグリトレはショックのあまりいつもの性格が崩れオグリに泣きついてしまった




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794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 16:57:54.43 ID:1H0xxp160
「情けないなあ……ファーストキッスの
相手ぐらい、どうだっていいじゃないか」
とオグリキャップに諭されるオグリトレ
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 19:30:25.25 ID:uRDh+vxH0
オグリは「どうやら、彼女の家庭は家族や親しい人とはキスする習慣があるそうなんだ」とオグリトレに説明する、オグリトレは「ウソでしょ!?」と某異次元の逃亡者のような驚き方をする
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 19:56:36.63 ID:ypieH/0f0
>>795
オグリは「私も聞いた時とされた時は驚いたが…トレーナーも時期に慣れる」と説明、オグリトレは「慣れたくないわよ…」と言う。
オグリトレはオグリの言い方に違和感を覚える、「された時…?」時と聞くとオグリは「私も既にされた」と話すとオグリトレは衝撃を受ける
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 20:13:23.20 ID:FCOmV1cMo
さらに始めましてのキスは唇が触れるだけだが親愛のキスは舌を絡ませると言っていたとオグリ
それを聞いて卒倒するオグトレ
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 20:18:54.51 ID:SxCwrT6t0
チヨノオーとヤエノは話を聞いて顔を赤らめる、チヨノオーは家族とキスって事はまさか主任とも…と言い更に赤らめる、ヤエノは主任が下半身にだらしないのはまさかそれが原因なのではという
799 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 21:53:00.46 ID:vaAreLgc0
オグリはトレーナー家は家族や親しい人とはキスする習慣があるとオグリトレに説明する




オグリトレ「ウソでしょ!?」




オグリキャップ「私もされた時は驚いたがトレーナーもすぐに慣れる」




オグリからの説明を聞いたオグリトレは慣れたくないとゲンナリしながら言う。ここで オグリトレはオグリに違和感を覚えた




オグリトレ「された時……?」




オグリキャップ「私も既にキスをされているんだ」




淡々と話すオグリだが親愛の気持ちで舌を絡めるキスが存在するのかとオグリトレは衝撃を受ける




チヨノオーとヤエノはトレーナー妹の話を聞いて顔を赤らめる。チヨノオーは家族とキスという事はまさかトレーナー共と言い更に赤らめる




ヤエノは主任が下半身にだらしないのはまさかそれが原因なのではと真実に気付いた
800 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/08(土) 22:03:00.53 ID:vaAreLgc0
トレーナー妹のキスは親友にも向けられておりカサマツトレセンではそこそこ有名になっていた




彼女のキスは決してイヤらしく無いのも特徴で悪意もないので誰も積極的に彼女を止めようとはしていない




オグリキャップ「彼女の愛情表現は大型犬と同じだと思えばいい」




そんなことを言われても割り切ることはできないとオグリトレは頭を抱える。そもそもファーストキスを奪われたショックからも立ち直れていない





ヤエノはチヨノオーが元気になったのはいいが早く中央に帰るべきだと決める。このままではトレーナー妹のキスは自分にもやってくるだろう




オグリトレほど乙女ではないが初めての相手は選ぶ権利はある。親愛の気持ちだからといってもトレーナー妹のキスは避けたい




早く帰りたいヤエノとは逆にチヨノオーはトレーナー妹に興味が出てしまっていた




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801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 22:26:22.27 ID:FCOmV1cMo
トレーナー達も合流してそろそろ帰ると言った頃合でお別れが寂しい妹がトレーナーを押し倒す勢いで濃厚キス
慌てて引き離そうとするヤエノムテキと赤面するチヨノオー
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 22:46:56.39 ID:pGE3erx80
引き離した瞬間その勢いでトレーナー妹が首を振り向きキスの雨がヤエノに直撃、そのままトレーナー妹に押し倒される形で両者倒れれる

更に倒れた拍子に妹の舌がねじ込まれヤエノは抵抗するものの、濃厚なキスの快楽に負け涙目で気絶してしまう
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/08(土) 23:21:57.89 ID:N7s+irnH0
トレーナーは妹にヤエノとはまだそんなに親しいわけじゃないのだからキスは早いと叱る、チヨノオーはそういう問題なのかと赤らながら突っ込む
804 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/09(日) 00:11:37.16 ID:xSB4A33X0
トレーナー達も合流してそろそろ帰るといった頃合でお別れが寂しいトレーナー妹がトレーナーを押し倒す勢いで濃厚なキスをする




□□は人前でも関係ないのだなとため息をつきチヨノオーは赤面する。ヤエノは慌てて引き離そうと2人の間に割って入る




ヤエノムテキ「こんな所でやめて下さい!」




トレーナー妹「んぇっ?」



トレーナーと妹とを引き離したその勢いでトレーナー妹が首を振り向きキスがヤエノに直撃してしまう




ヤエノとチヨノオーはオグリの友達と聞いていたのでトレーナー妹はそのままヤエノを押し倒す




ヤエノムテキ「ひぐぅ!?」




ヤエノは抵抗するものの舌をねじ込まれ濃厚なキスの餌食となる。この刺激に耐え切れなかったヤエノは気絶してしまう




トレーナー「まだそんなに親しくない相手にキスはダメだよ」




トレーナー妹「はあーい!」



サクラチヨノオー「そういう問題なんですか!?」




赤面しながらもチヨノオーは突っ込み□□はヤエノをカサマツトレセンの医務室に運んでいく
805 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/09(日) 00:18:24.23 ID:xSB4A33X0
トレーナー妹は脱走の件での反省文と諸々の手続きが終わり次第実家に帰れるようになった




今夜はまた5人で過ごせると知りトレーナー妹は喜んでトレーナー達を見送った




復活したヤエノはぶつぶつと何か嘆いておりそれをチヨノオーが心配するというカサマツに来た時とは逆の立場になっていた




オグリはオグリトレを元気付けると2人を見送りトレーナーと□□は実家に帰っていく




「凄かったわね……」




ため息混じりで□□はカサマツは凄かったと呟く。地方での盛り上がりを始めトレーナー妹など濃いものをいくつも見た




中央には勝つ為にウマ娘がやってくるので必然的に全員の目はギラギラと輝く。それに比べてカサマツはギラギラだけでなく楽しさもあった




レースを楽しみながら勝つという中央ではあり得ない考えでも地方ではそれが許される




オグリがカサマツに戻った理由が□□にはなんとなく理解できていた




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806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/09(日) 07:53:22.10 ID:POOlRpua0
帰宅後、トレーナー妹からの着信が、チヨノオーとヤエノを今夜家に泊めていいかという内容だった

折角の機会なので皆の中央の話を色々聞きたいのと、これを機に親しくなればキスする仲になれるだろうと考えているトレーナー妹、連絡先も秒で交換したようで「家族団欒の邪魔は絶対にしないんで!」とトレーナー妹に興味津々なのかノリノリのチヨノオー

一方、ヤエノはチヨノオーさんが言うならと渋々承諾しながらも今夜もあの激しいキスが待ってるんじゃないかと想像して「あのキスさえ無ければ可愛いのに…守リたくなるのに…」と顔をしおしおさせながらまたブツブツ嘆き始める
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/09(日) 11:57:25.10 ID:FXl26XxXO
マックイーンの部屋にメジロ家のウマ娘が集まっている
家がおかしな事になっている事を聞かされ絶句するマックイーン
おばあさまの説得、レースのボイコット、警察への告発、他の名家へ頭を下げに行くなど様々な対応策が議論される
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/09(日) 12:12:08.25 ID:c9ICL2QP0
>>807
そして、とうとう
警察への告発
へと動き出す
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/09(日) 12:48:17.72 ID:fApA2o8y0
>>807
マックイーンはおばあさまもそうだが自身のトレーナーもそんな事を企んでいるなんてとショックが大きい、ライアンは結論が出るまではおばあさまを初め自身のトレーナー達にも勘付かれないようにしようと提案
810 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/09(日) 20:51:04.24 ID:o/jkSG34O
帰宅後、トレーナー妹からの着信がありチヨノオーとヤエノを今夜家に泊めていいかという内容だった




折角の機会なので皆の中央の話を色々聞きたいのとこれを機に親しくなればキスする仲になれるだろうとトレーナー妹は考えている




電話の向こうから家族団欒の邪魔はしないとチヨノオーの声が聞こえる。トレーナー妹に興味津々なのかノリノリのようだった




一方でヤエノはチヨノオーが言うならと渋々承諾しながらも今夜もあの激しいキスが待ってるんじゃないかと想像してしまう




あのキスさえ無ければ守りたくなるくらいに可愛いのにと顔をしおしおさせながらブツブツ嘆いている




どうせなら人数が多い方がいいとトレーナーはヤエノとチヨノオーを呼ぶことを了承する




□□は妹がこれで仲良くなればヤエノとチヨノオーは親友判定となりあのキスの餌食になるのだろうと哀れんだ目で遠くを見る
811 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/09(日) 21:08:19.55 ID:o/jkSG34O
マックイーンの部屋にメジロ家のウマ娘が集まっていた。メジロ家がおかしな事になっている事を聞かされ絶句するマックイーン




おばあさまの説得、レースのボイコット、警察への告発、他の名家へ頭を下げに行くなど様々な対応策が議論される





メジロマックイーン「まさか私のトレーナーがそんな事を考えていたなんて…」




マックイーンはおばあさまもそうだが自身のトレーナーもそんな事を企んでいたなんてとショックが大きい




ライアンは結論が出るまではおばあさまを初め自身のトレーナー達にも勘付かれないようにしようと提案しマックイーン達は賛同する




マックイーン達はおばあさまや自身のトレーナーが説得に応じると思っているがこの考えは甘すぎた




部屋に集まってのんびりと話している間にトレーナーへの殺害命令が出ていた。結果は失敗に終わるがマックイーン達が思っているよりメジロ家のやり方は黒い




マックイーンは自分の身は安全だと当然思っているがメジロ家のウマ娘が『事故』で亡くなることは珍しいことではない




そのことも知らないマックイーンは全てにおいて甘いとしか言いようがなかった



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812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/09(日) 22:34:54.41 ID:Br22hMG+0
トレーナーの実家ではトレーナー、妹、□□、チヨノオー達が中央の話で盛り上がっていた、ヤエノは妹とは少し距離を置いていた。
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/09(日) 22:49:59.35 ID:fApA2o8y0
>>812
チヨノオーは中央はいい所だと、マルゼンさ…んやヤエノさんバクシンオーさんやアルダンさんに会えた、レースも楽しいし…と話すしかし段々顔が暗くなっていき、でも最近の中央は何だかオカシイと悲しそうに言う


814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/09(日) 23:02:02.90 ID:JJb9oL480
>>813
ヤエノは中央は元会長の元トレーナーが主任になった辺りから…いや、もっと前から可怪しかったのかも知れないそれに自分達が気付いていなかっただけかも知れないと話す。

815 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/09(日) 23:21:08.67 ID:xSB4A33X0
トレーナーの実家ではトレーナー、妹、□□、チヨノオー達が中央の話で盛り上がっていたがヤエノは妹とは少し距離を置いていた




チヨノオーは中央はいい所だと饒舌に話す。マルゼン、ヤエノ、アルダン、短距離最強のバクシンオーと会えたのは中央に来たからだと力説する




ライバルと鎬を削りながら自分も成長できる環境やレースも楽しい……チヨノオーはそこまで話していたが段々と顔が暗くなっていく




サクラチヨノオー「最近の中央は何だかオカシイんです……」




ヤエノは中央は元会長の元トレーナーが主任になった辺りから…いや、もっと前からオカシかったかもも知れないと話す




ヤエノムテキ「自分達が気付いていなかっただけかも知れません」




本当に気付いていなかったのか、あるいは気付かないようにしていたのか。中央に来た多くのウマ娘達はそこで走ることを最大の誇りだと感じている




そんな中央が腐っていると思いたくないと現実逃避をしているウマ娘は確かに存在している
816 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/09(日) 23:31:36.45 ID:xSB4A33X0
トレーナーの両親はヤエノとチヨノオーの話を聞きトレーナーが辞めることはやはり間違っていなかったと頷く




これまで秋川一族は暗躍を続け表に出てくることは無かった。ここ数年で急に存在感を増している




その原因は中央の運営や役員達を秋川一族で固めることができたからだとトレーナーは推測する




自分達に都合の悪い連中や刃向かう愚者を運営から排除し終えたので秋川理事長をトップに置いた




秋川理事長が理事長で居られる限り秋川一族は安定。彼女は秋川一族にとって防犯ベルなのだろうとトレーナーは結論付けていた




彼女が騒いだ時だけ役員達は動けばいい、それ以外は全て秋川理事長の好きにさせておけば争いも起きない




秋川一族はそのシステムを長年かけて構築した。これを崩すのは容易ではなく最悪こちらが消されてしまう




話を聞きヤエノとチヨノオーは暗い顔をするがトレーナー妹はトレーナーがもう苦しまなくて済むと安心する




海外で頑張って欲しいとトレーナー妹はやはりキスで気持ちを表現する




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817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 00:14:23.70 ID:vAmLSqvw0
チヨノオーは正直トレーナーには主任を辞めて欲しくないと伝える、□□は「アンタもトレーナーを狙ってるのか」と言うが、チヨノオーは「そうじゃない」と否定。トレーナーはみんなの悩みを解決したり、仕事をしてくれたり…みんなの為に動いてくれる大人は今の中央にはトレーナーしかいない。トレーナーがいなくなった後の学園を想像すると怖いと話す
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 00:26:16.78 ID:ESHGz1m80
>>817
トレーナーは「僕は君が思っているような、いい大人じゃない」と言う、自分はあまりにもウマ娘たちを振り回した、君と仲良いアルダンをあんな風にしてしまったのは自分だと言う 

チヨノオーは確かにアルダンさんの件は思う所は勿論あるが、アルダンさんが治療出来たのもトレーナーのおかげだと言う
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 00:38:01.90 ID:Er2RHBrB0
>>818
そこにトレーナー母が風呂が沸いたと言いに来る。母は「今日は3人では入りましょう」と言い、トレーナーと妹は承諾し3人で風呂に向かおうとする。
チヨノオーは3人で入るのかと赤面する、□□は父親は一緒に入らないのかと疑問に思い聞く、妹は「この歳になってお父さんと入るなんて普通じゃないよ」と母は「お父さんまで来ると狭い」と否定、父は静かに涙を流す
820 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/10(月) 12:44:52.58 ID:0EXvSFL1O
チヨノオーはトレーナーに主任を辞めて欲しくないと伝える。□□はチヨノオーもトレーナーを狙ってるのかと怒るが彼女は否定する




トレーナーはみんなの悩みを解決したり他の人の分まで仕事をしてくれたり、みんなの為に動いてくれる大人トレーナーしかいない




このまま中央からトレーナーがいなくなった後の学園を想像すると怖いとチヨノオーは話す





それに対してトレーナーは自分は決していい大人じゃないと諭すように言う。自分はあまりにもウマ娘たちを振り回し過ぎたしアルダンをあんな風にしてしまったのは自分の責任だと申し訳無さそうに言う





アルダンだけでなくオグリ達も救えなかった。自分のような大人に騙されてはいけないとトレーナーは優しくチヨノオーに言う





サクラチヨノオー「アルダンさんの怪我が治ったのは主任さんのお陰です!」




怪我の件はそうだとしても最終的に彼女は自分のせいで走れなくなったのだとトレーナーは自分のせいだと主張し続ける




そこにトレーナー母が風呂が沸いたと言いに来たので話は一旦ここまでにしようということになる




トレーナーは当然のようにトレーナー妹とお風呂に向かうがヤエノはお風呂まで一緒なのかと息が荒くなっていた
821 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/10(月) 12:50:07.12 ID:X5PRKDe+O
トレーナー妹「中央ってそんなに悪い所なの?」




2人は抱き合いながらシャワーを浴びているとトレーナー妹がチヨノオーの話を聞き思う所があったようだ




トレーナーは正直に中央は秋川一族に支配されており彼らの思い通りにしかならないと伝える




中央のレベルは高いがチヨノオーのようにレースを楽しめるのはごく一部のウマ娘しかいなくなるかもしれない




馴れ合いが必要無いのはわかるが殺伐とするのはまた違う。これから中央の未来は暗くなる一方だとも伝える





妹にはそんな思いをして欲しくないとトレーナーは無理して中央に行く必要がないと言い彼女はそれに同意する




家族から離れるのも嫌だが兄を認めなかった中央の世話になる気はトレーナー妹には全くなかった



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822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 14:00:00.26 ID:QOXz1td20
妹は中央に行くつもりはないがナリタブライアンやフジキセキには会ってみたいと言う、トレーナーは妹はカッコイイ系のウマ娘に憧れているからねと言う
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 15:37:17.45 ID:SlHYjaSqO
生徒たちともっと誠実な絆を結べていれば学園の改革もできたかもしれないと吐露するトレーナー
今回は学園を離れる運命にあると思うと
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 16:15:01.79 ID:Ow+YMmbo0
>>822
妹が憧れているフジキセキやケイエスミラクルは繋がりがないので難しいかも知れないが、ブライアンなら会わせる事が出来るかも知れないと考えるトレーナー

825 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/10(月) 16:35:00.86 ID:vqa9MRBg0
トレーナー妹は中央に行くつもりはないがナリタブライアンやフジキセキ、ケイエスミラクルには会ってみたいと言う




トレーナーは妹はカッコイイ系のウマ娘に憧れているのを知っているのでなんとかならないかと考える




フジやミラクルは繋がりがないので難しいかも知れないがブライアンなら会わせる事が出来るかも知れない




ブライアンをカサマツに呼ぶのは難しいので妹を中央の見学ということで連れて行けないかと具体的に案を立てる




風呂場なのでいくらでも汚れていいからとトレーナー妹は涎でベトベトになるようなキスをトレーナーとしている




そんな彼女の頭を撫でながらトレーナーは妹の願いをなんとか叶えてあげられないかと様々な可能性を考えていた
826 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/10(月) 16:52:03.99 ID:vqa9MRBg0
トレーナーと妹は身体を洗い終わると2人で湯船に入っていた。トレーナー妹はトレーナーの膝の上に座っている




トレーナー妹「一緒に入るのはもう最後なのかな」




妹はポツリとそう言う。来年にはトレーナーは海外に行くことを考えるとこうやって実家のお風呂に2人で入れる機会はもう無い




そうなるかもしれないとトレーナーが答えるとトレーナー妹は湯船の中で立ち上がりトレーナーの方を向く




当然タオルなどで前は隠しておらず妹の全てが見える。しかしトレーナーは反応することなくどうしたのかと聞く




トレーナー妹「最後ってなったらお兄ちゃんに全部見て欲しいなって思ったの」




中等部にしては育った身体を妹は余すことなくトレーナーに見せつける。トレーナーはあんなに小さかった妹がこんなに育ったのかとしみじみ眺めている




トレーナー妹「お兄ちゃんの妹で良かった」




やがて妹はトレーナーに抱き着くがキスはしなかった。いつもの力任せのハグではなくしっかりとトレーナーを確かめるように抱き締める




妹の気持ちを受け取ったかのようにトレーナーもまた優しく妹を抱きしめ返す




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827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 17:12:54.48 ID:LMR84oZ20
トレーナー達が風呂場に向かった後、風呂が空くまで雑談する□□達、チヨノオーがこっちも3人でお風呂に入るのはどうかと話していると突然ヤエノのスマホにアルダンからの着信が入る

アルダンのヤバさを一度目の当たりにしている□□はヤエノがトレーナーの話題を出したら修羅場になるかもしれない、最悪アルダン経由でメジロ家に場所がバレてトレーナーの家族も巻き込まれかねないと焦り、「私とトレーナーに会ってる事とアンタ達がここに泊まってる事は絶対に言うな」と念を押し、トレーナー達が戻る前に通話を済ませて欲しいと付け加える
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 18:04:48.70 ID:SumHo0xT0
□□のスマホに○○からメールが来る、まだ帰ってこないのか寂しい早く帰ってきてと書いてあった、□□はアイツ普段私を友達いないとか弄る癖に…アイツも私以外友達居ないんじゃないかと思う。帰りにお土産でも買っててやるかと考えていた
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 18:13:14.08 ID:/LaMstv20
>>827
ヤエノとアルダンが通話中、唐突にアルダンが黙り込むするとアルダンが「トレーナーさんの声が聞こえます…一緒にいるんですか」と問い詰められる、ヤエノは主任はまだ風呂なのにしかも居間から風呂場離れているのに主任の声が聞こえたのかと戸惑う
830 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/10(月) 19:00:12.16 ID:vqa9MRBg0
トレーナー達が風呂場に向かった後、風呂が空くまで□□達は雑談をしていた。チヨノオーがこっちも負けずに3人でお風呂に入るのはどうかと話していると突然ヤエノのスマホが鳴る





ヤエノムテキ「アルダンさんからのようです」





アルダンのヤバさを目の当たりにしている□□はヤエノがトレーナーの話題を出したら修羅場になるかもしれないと警戒する




最悪アルダン経由でメジロ家に場所がバレてトレーナーの家族も巻き込まれかねないと焦る




トレーナーと会ってる事とヤエノ達がここに泊まってる事は絶対に言うなと念を押し更にトレーナー達が戻る前に通話を済ませて欲しいと付け加える




ヤエノは□□の必死さを見て早く電話を終わらせようと決める。アルダンの電話の内容によってはすぐに切ろうとも考えた




覚悟を決めヤエノが通話状態にしても向こうから声が聞こえてこなかった。ヤエノがどうしたのか不審に思っているとアルダンの小さな声が聞こえてくる





メジロアルダン〈トレーナーさんの声が聞こえます…〉




トレーナーはまだ風呂なのにしかも居間から風呂場は離れているのに声が聞こえるのかと震える




これから修羅場になるかと思いきやアルダンは何度もトレーナーがいると呟いたあと良かったと言い残し電話が切れた




ヤエノはアルダンは泣いているようだったと言いかけ直すべきかと話し合うが□□がそれはやめるべきだと止める
831 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/10(月) 19:09:06.71 ID:vqa9MRBg0
メジロアルダン「トレーナーさん…良かった……!」




アルダンは今夜トレーナーが消されると情報を掴み慌てて電話をかけた。もちろんトレーナーの部屋には真っ先にかけている




部屋の電話には出なかったが居留守を使われている可能性があった。なので片っ端からアルダンは電話をかけていた




ヤエノ達とトレーナーが一緒に居る理由は気にならなず彼が無事で良かったと大粒の涙を流していた




おばあさまはアルダンを傷付けたケジメをトレーナーにつけると言っているがアルダンはそんなことを望んでいない




メジロ家をどうにかしなければという思いよりもとにかくトレーナーが無事で良かったとアルダンは涙を流す




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832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 20:11:26.70 ID:ZhjmKovAO

アルダンは「しばらく身を隠してほしい。このままでは命が危ない。チヨノオーさんとヤエノさんはどうかそちらでできる限りトレーナーさんを助けてあげてほしい」と話す。快諾するチヨノオーとヤエノ
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 20:47:37.16 ID:vAmLSqvw0
ヤエノ、チヨノオーから話を聞くトレーナー。
アルダンが泣いていると聞き何となく事情を察する、きっとメジロが自分を本格的に消しに来ているのだと気付く
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 20:57:15.71 ID:+DEkTqtk0
>>833
アルダンを傷付けたのは紛うことなく自分の落ち度なのは認めるがおばあさま達がやっている事は許せない、アルダンだけではなく他のメジロウマ娘の侮辱だ。

これはしっかり話し合うべきだと、珍しく怒りの表情を見せるトレーナー。□□、チヨノオー、ヤエノには一瞬トレーナーの後ろになにかいたように見えた。□□はあれが三女神と呟く
835 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/10(月) 21:48:34.43 ID:FtJHpk2SO
お風呂からあがったトレーナーはヤエノから話を聞く。アルダンが泣いていると聞き何となく事情を察する




トレーナー「きっとメジロが本格的に消しに来てるんだ」




アルダンはそのことを自分に知らせるだけでも危険があった。それなのに彼女はトレーナーを心配して行動に移した




こんな自分の為にアルダンはここまでやってくれたのかとトレーナーは彼女に申し訳ない気持ちでいっぱいになる




アルダンを傷付けたのは紛うことなく自分でその落ち度は認めるがメジロ家がやっていることは許せない




それはアルダンだけではなく他のメジロウマ娘の侮辱だとトレーナーは静かに怒りだす




□□、チヨノオー、ヤエノには一瞬トレーナーの後ろになにかいたように見え□□はあれが三女神かとつぶやく




メジロ家にとってトレーナーはただの一般人でいつでも消せるちっぽけな存在のはずだった




しかし彼は三女神の加護がある常識では考えられない『トレーナー』。そんな相手に常識が通用するはずがない
836 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/10(月) 21:59:02.71 ID:bStdfC2KO
メジロ家はトレーナー暗殺の失敗だけでなく□□と間違ってダイヤを攫うという失態を犯した




サトノ家など敵でないとメジロ家は余裕を持ってダイヤを返しに行き彼女がトレーナーの部屋に侵入していたことをバラすと脅した




脅した…はずだったがその後の返事が無い。痺れを切らしマックトレが連絡を取ると驚きのものが返ってくる




ダイヤをサトノ家まで送ったのはトレーナーの暗殺部隊だった。指示に従っただけとはいえ人違いであったのは部隊の責任でもあるとの隊長の判断だった




トラックにダイヤを乗せたままサトノ家に近付きある地点から徒歩で向かいダイヤと共にサトノ家に入る




部隊長の記憶はここまでで気がつくと彼女は拘束されていた。何が起こったのかわからず状況を把握しようとするが身体が動かない





それだけでなく目隠しや耳栓までされているので何が起こっているのか隊長は知る手段がない




サトノ家は部隊の隊員が持っていた連絡用の端末で捕らえた部隊長らと共にノコギリや斧が写っている写真を撮る




これをどう受け取るかはそちらに任せるという意味の写真。これを見たマックトレはおばあさまに指示を仰ぎに向かった




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837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 23:20:55.41 ID:gA8O+GR70
おばあさまはこうなったらサトノ家と協力関係になってトレーナーを消そうと提案、サトノ家のトップにダイヤがいつまで経ってもトレーナーを作らず、G1で結果を出せないのは主任のせいだと伝えれば協力するはずだと言う
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 23:38:27.14 ID:vAmLSqvw0
次の日、チヨノオーやヤエノは「本当に中央に帰るのか、メジロに狙われているのに」とトレーナーに聞く、トレーナーは本当はもう少しいたいけど、仕事が流石に溜まるし、オペラオー達をトレーニングしないといけない、ライスのお別れ会だってある、そのメジロとも決着を付けたいと言う
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 23:54:08.04 ID:l438O90T0
>>838
中央に戻る際トレーナーは妹だけではなく母にも舌を入れる濃厚なキスをされる
840 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/11(火) 09:19:34.41 ID:JcFw8atXO
次の日、チヨノオーやヤエノは本当に中央に帰るのかとトレーナーを心配する。メジロ家に狙われているならここに居た方が安全に違いない




本当はもう少し居たいと正直に言うが自分の仕事が溜まってしまうしオペラオー達をトレーニングがあるという




トレーナー「ライスのお別れ会だってあるからね。それに逃げるのは僕らしくないよ」




安全地帯に逃げるのではなくメジロと決着を付けたいとトレーナーは決意を固めていた




実家を出る際トレーナーは妹だけではなく母にも舌を入れる濃厚なキスをされる




□□はやはり母親もかと諦めたようにその光景を眺めていたがトレーナー母の表情は真剣そのものだった




トレーナー母「死なないで」




その言葉を聞きトレーナーは黙って頷く。トレーナー妹は泣きそうになっていたが兄を信じて涙を堪えた
841 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/11(火) 09:34:47.32 ID:2gqkXEjhO
ヤエノ達と共に中央に帰っている道中に□□は急に自分を実家に連れて帰ったのは意味があったのだと理解した




「アンタ死ぬつもりだったわね」




トレーナーは肯定も否定もしない。まさかとチヨノオーは驚きヤエノは無言でトレーナーを見ている




「自分が死ぬなら私達は助かるって思ってたんでしょ」




メジロ家が邪魔なのは自分で□□達は関係ない。自分が居なくなれば彼女らに被害が出ることはない




下手に彼女らを巻き込むよりは1人で犠牲になった方がいい。トレーナーなら間違いなくそう考えると□□は断言する




「家族と会って気持ちでも変わった?」




トレーナー「違うよ」




覚悟を決める為に家族の所に帰ったのだとトレーナーは言う。□□も家族となった今ではそんな気持ちは全く無いと言い切る




トレーナーはメジロ家のように大きな力は持っていないものの戦う覚悟はできた




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842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/11(火) 10:27:02.58 ID:y3N1UwMu0
新幹線内、メジロ家に疑われるといけないからトレーナー達とは別ルートで学園に帰る事、実家に泊まった事は口外しないように、とヤエノとチヨノオーに言うトレーナー

チヨノオーはあれからトレーナー妹とキスするほど仲良くなったようで、夏休みにオグリの訪問を兼ねてまたカサマツに行くと約束したと言う
ヤエノは、昨晩風呂で□□からトレーナー妹のキスにはイヤらしさが無いと聞いたお陰と内心では仲良くなりたかったので、何とかキスに慣れる事が出来たという
チヨノオーは思い出したかのように、「昨夜寝る前なんか凄かった」とトレーナー妹の部屋でヤエノの身に起こった事を赤裸々に語り出し、ヤエノは「人前で言わないでください!」と赤面させながら話を遮る
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/11(火) 11:08:25.16 ID:1a9HwKLI0
トレーナーはスマホの電源を付けるといきなり電話が鳴り始める、誰からか名前を見ると『公衆電話』からだった、トレーナー電話に出てみると、電話相手は自分は華麗なる一族のルビーお嬢様に仕えている者だと言う、記録が残らないように公衆電話から掛けていると言う。

トレーナーがメジロに狙われていると情報を掴んだ、華麗なる一族が護衛すると言って来る
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/11(火) 11:19:44.27 ID:U2wqzwTzO

>>843
トレーナーは「現状それだけではいそうですかと信じるわけにはいかない、何か証明できることはあるか」と問う。相手は「私どもはメジロ家の一部の方と繋がりを持っています。明日同じ時間にかけ直しますので、それまでにパーマー様に連絡なさってください」と返される。

パーマーはルビーのことをヘリオスを通して知っており、信頼できる旨を伝える。同時に今彼女とパマトレはアルダンを匿っているとのこと
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/11(火) 11:49:14.13 ID:DmrS04q/0
>>843
華麗なる一族の回し者は護衛の代償にルビーお嬢様の担当になって欲しいと頼む、トレーナーはルビーは□□と適正かま被ってて難しいと言う、トレーナーは脅されると思ったが華麗なる一族は「□□の令嬢はダート適正があると聞いている、海外に行ったら本格的にダート路線に切り替えるのだろう?お嬢様を芝、□□さんをダートで育てれば問題ない筈」「それにレースが被ってもチームのライバル同士お互い負けられないとなりより良いレースになるはず」と言う
846 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/11(火) 13:18:22.15 ID:4z5+rZZl0
トレーナーはスマホの電源を付けるといきなり電話が鳴り始める。誰からかかってきたのか画面を確認すると公衆電話からだった




電話に出てみるとかけてきた相手は華麗なる一族でルビーに仕えている者だと名乗る




トレーナーがメジロに狙われていると情報を掴んだので華麗なる一族が護衛するという内容だったがトレーナーは信用できないと返す




信用してもらいたいなら公衆電話ではなく端末からかけてくるはずだとトレーナーが言うと盗聴を防ぐ為だと向こうは答える





相手はメジロ家の一部と繋がりを持っていると言い明日、また同じ時間にかけ直すと指示を受ける




?「明日までにパーマー様に連絡なさってください」




そう言い残すと電話は切れてしまう。今の電話が本当かを確かめる為にトレーナーはパーマーに連絡を取ろうとする




しかし盗聴という言葉を聞き自分から電話をするのは危険かとトレーナーは躊躇う。学園に戻り次第彼女と直接会って話そうとこの場での連絡は見送る

847 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/11(火) 13:26:08.10 ID:4z5+rZZl0
学園が近付いてくる中トレーナーは先ほどの電話が本当に華麗なる一族からなのかを考えていた




向こうが望むのは自分がルビーの担当になることだと推測できるがルビーは□□と適正が被っている




そのことを考えるとやはり断るべきだろうと決めかけた時、□□は協力してもらうべきだと口にする




「向こうは私の実家を好きにできるのよ」




断って向こうのヘソを曲げてしまえば□□家は危機に晒される。華麗なる一族の『命令』ではなく『お願い』なら受けるべきだと□□は言う




トレーナー「確かに…命令じゃなかったよね」




お前たちの命を守ってやるからこうしろ。向こうはそう言おうと思えば言える立場になる




メジロ家と違ってトレーナーとはあくまで対等だという態度を華麗なる一族は取っている




向こうが対等であるうちに手を組んでおくのは損ではないとトレーナーはそちらの意見に傾いた




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848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/11(火) 14:32:15.85 ID:PvvS7DTaO
一方サトノ家とメジロ家でホットラインが繋がれる
おばあさまは、ダイヤのことに関しては完全に手違いの事故である事を謝罪する
しかしながらダイヤを放置すればゆくゆくはサトノ家の大スキャンダルに繋がること、
華麗なる一族がトレーナーを獲得して今のバランスが崩れる脅威となることでお互い協力できる所はないかを探ろうと交渉を持ちかける
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/11(火) 16:35:21.86 ID:noIvV3ak0
学園に戻ると真っ先に理事長に「2日もサボるとは主任の自覚がない!」「有給休暇はもっと事前に出すべき!」と怒鳴られる、だいぶご立腹な様子を見せる。そこでトレーナーは「実はダイイチルビーの担当になろうと思っている」と伝えると、理事長は満面な笑みを見せ「まぁ、そういう事なら許そう!」と言う。
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/11(火) 17:13:00.92 ID:he0BUOhO0
>>849
○○が現れて、「ルビーを担当するなんて本気か?」と聞く。□□は「せっかくなら協力関係になっても良いと思ってるわ」と、それに以前□□、サトノ、アルダン、ルビーの四人が集まった際他二人と違ってルビーだけ嫌な感じはしなかったとも言う。
「案外、チーム内に競える相手いるのもいいとも思ったのよ」とも付け加える
851 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/11(火) 18:38:54.87 ID:YnvBnIC+O
トレーナーが学園に戻ると真っ先に秋川理事長に2日もサボるとはどういうことなのかと怒られる




主任の自覚がない、有給休暇はもっと事前に出せなどかなり怒っている様子。そこでトレーナーは彼女のことを話してみる




トレーナー「実はダイイチルビーの担当になろうと思っているんです」




秋川理事長「そういう事なら許そう!」




一気に上機嫌になった理事長を見て単純だなと思いながらトレーナーは自分の仕事に取り掛かる




いつも理事長にくっ付いている職員達はトレーナーが戻ってきたの狙っていつのもように仕事を押し付けるがトレーナーは全て断る




トレーナー「まだ有給は残ってますからね」




期限が迫っている書類を抱えている職員達は舌打ちをしながら自分の持ち場に戻っていく




トレーナーはこんな奴らに構うほど暇じゃないと自分の仕事に集中する。職員達はトレーナーを自由に使えると聞いていたのにと秋川理事長に不満を募らせていた
852 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/04/11(火) 18:48:53.14 ID:2NdtHXOEO
溜まっていた分の仕事を片付けるとトレーナーはパマトレの元に向かう。しかし今は忙しいと軽く断られてしまった




トレーナー(学園のメジロ家も危ないってことか)




パーマーとパマトレは下手をすればメジロ家に消されてしまう。パマトレの態度からそれを読み取ったトレーナーは主任室へと戻る




主任室に入るとルドルフが裸で立っていた。そんな気分じゃないと断ろうとするが彼女は紙を持っていた




シンボリルドルフ(主任室に盗聴器があった)




外したことがバレると怪しまれると盗聴器はそのままにしているそうだ。トレーナーは彼女といつも通り身体を重ねながら筆談をする




トレーナー(いつ気付いたの?)




シンボリルドルフ(今日だ。君が留守にしている間に仕込まれたんだろう)




トレーナー(今日までに誰がここに入ったかわかる?)




シンボリルドルフ(裏は取れている)




デジタルの情報により盗聴器を仕掛けたのはマックトレだということが判明している。メジロ家はトレーナー暗殺が失敗した時点で既に次の手を打っていた




盗聴器もその手の一つでトレーナーの行動を完璧に把握しようとしている。この状況では迂闊に連絡を取ることも難しいとトレーナーは悩む




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