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モブウマ娘とトレセン学園R4【安価】

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293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/18(土) 21:02:45.23 ID:PoPowRcs0
>>292
そんなオグリトレにイクノトレは折れて、分かった自分も一緒に行く、自分も理事長には言いたい事があったしと二人で理事長の所に行く事に

そこに「待ってくれないか」と二人を止めるのはルドルフ、「これを理事長に見せればもしかしたら…」と一枚の書類を見せる。その内容は貧困ウマ娘に対して支援金や物資の提供を拒否する物で理事長とルドルフトレの判子が押してある。
ルドルフは「タマモクロスを始めとしたウマ娘の支援をするのを最初に拒否を提供したのは私の元トレーナーだ、彼曰く金は仕事の頑張りで貰える物貧乏という理由だけで渡す必要なんてないと理事長に言って理事長もその案に乗ったんだ」と言う
犯罪者の言う事を真に受けたこれをマスコミに流すと言えば脅せるかもとも言う
294 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/18(土) 21:23:12.37 ID:DxobkSqFO
オグリトレが理事長室へ向かう途中、イクノトレが立ち塞がった。彼はオグリトレの様子から何かを察し思わず行動してしまった




オグリトレ「文句でも言わないと気が済まないのよ」




タマの件などを直接理事長に話すというオグリトレに対しイクノトレはそんなのは聞くはずがないと彼女を止める




イクノトレ「最悪はトレーナー免許の剥奪ですよ!」




そう説得されても理事長が許せないとオグリトレは止まらない。タマやオグリの気持ちを理事長は理解しなければいけない




理解させるのは自分の役目だとイクノトレを押し退けて理事長室に向かう。流石な1人では無理だとイクノトレも後を追う
295 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/18(土) 21:28:10.84 ID:dWDp2aPyO
理事長室の前でルドルフは2人を止める。これを理事長に見せればもしかしたらと一枚の書類を見せる




その内容は貧困ウマ娘に対して支援金や物資の提供を拒否する物で理事長とルドルフトレの判子が押してあるものだった




ウマ娘への支援を最初に拒否したのはルドルフトレで理事長はそれに乗った形になったのだと詳細を説明する




これをマスコミに流すと言えば脅せるかもしれない。受け取って損はないとイクノトレがその書類を受け取るが既にオグリトレは理事長室の中に入っていた




秋川理事長「何事っ?」



オグリトレが訪ねてきた理由がわからず困惑する理事長。慌てて入ってきたイクノトレがルドルフからもらったばかりの書類を理事長に見せる




イクノトレ「理事長これは…」




理事長はその書類がどういうものか見た瞬間に理解すると自分は関わっていないと話しだす
296 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/18(土) 21:45:30.66 ID:f+eEsOXsO
その書類は見たこともない、一切知らないとシラを切る。理事長の判子が押してあるがそれはルドルフトレが勝手に押したもの




自分は何も知らないしそれが表に出てもなにも問題ないと理事長は自信満々に答える




ここまで堂々と言い訳されると返す言葉がない。イクノトレが閉口しているとオグリトレが理事長に質問をする




オグリトレ「困っている子を助けるつもりは無いの?」




秋川理事長「無論っ!」




学園はボランティアではない、メジロ家やサトノ家などの名家があって成り立っている




学園の為のことを考えれば多少の犠牲は仕方ない。これは学園の為だと理事長は強調する




オグリトレ「貴女の言いたいことはわかりました」




続きを話そうとしている理事長をオグリトレは殴りつける。あまりに突然のことでイクノトレは彼女を止められなかった




秋川理事長「あぁ、ひっ、えっ?」



理事長はこれまで殴られるどころか怒られることもほぼ無く秋川一族の教えを純粋に学んでいただけだった




金の成る木を育て回収。そのサイクルこそが学園の為だと信じていた理事長は他の考えなど無いに等しい



そんな理事長を否定するかのような暴力に秋川やよいはただ狼狽えていた




下1〜3
次のイベント
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/18(土) 22:33:57.29 ID:z8jR0FkP0
我に返った理事長がたづなさんを呼び、この二人を追い出せと命令、たづなは命令通り二人を明らかに人間の力ではない力で取り押さえる。
イクノトレは「やっぱり、たづなさんは噂通りウマ…」と言いかけた所で連れて行かれてしまう
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/18(土) 22:59:31.35 ID:kZ4VfLfSo
理事長代理が学園の全トレーナーを招集し緊急の会議が開かれる
学園の方針に対して理事長と口論となったトレーナーが手を上げたと言う経緯と、
いかなる理由があろうとも暴力を用いる事は許されないとして当該人物は諭旨解雇処分となる運びが説明される
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/18(土) 23:17:53.23 ID:3hKHC03N0
>>297
理事長室から離れた場所でたづなさんは二人を離すと、たづなさんは「私も理事長を止めたい」と「二人もトレーナーさんの力になって欲しい」と言う、オグリトレは「イナリが心の健康を崩したりタマを助けられなかったり…主任だって原因の一人だ」と話すが、たづなさんは「トレーナーさんは神じゃない人間です、残念ながら助けたくても皆を助けられる分けじゃないんです…」「しかし、今は無理でも後に必ず助けてくれる筈です」と言う
300 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/18(土) 23:57:12.88 ID:jwkApyCn0
我に返った理事長がたづなを呼びこの2人を追い出せと命令する。たづなは命令通りに2人を取り押さえるが明らかにヒトの力ではない




イクノトレ「やっぱりたづなさんはウマ……」



イクノトレが何かを言いかけた所で2人は連れて行かれてしまう。理事長はよくも私に暴力を振るったなと怒り心頭だがある違和感があった




オグリトレは成人女性で理事長はまだ子供。体格差もあるはずなのに殴られた理事長はほぼ無傷




この違和感に気付くのは誰もおらず理事長はオグリトレに処分を下す為の準備を始める




理事長室から離れた場所でたづなは2人を離すと自分も理事長を止めたいと言い始める




たづな「トレーナーさんの力になって欲しいんです」




イクノトレは既に協力していると言うがオグリトレはトレーナーに悪い印象しかない。イナリが心の健康を崩したりタマを助けられなかったりとトレーナーも悪だと話す




たづな「残念ながら助けたくても皆を助けられるわけじゃないんです」




今は無理でも後に必ず助けてくれる筈だと付け加える。ならばオグリ、タマ、イナリの3人が救われれば協力すると言いオグリトレは去って行く
301 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/19(日) 00:03:10.38 ID:w2x5IIG/0
理事長代理が学園の全トレーナーを招集し緊急の会議が開かれる。そこで学園の方針に対して理事長と口論となったトレーナーが手を上げたと伝えられる




理事長代理「どんな理由があろうとも暴力を用いる事は許されません」




当該トレーナーは解雇処分となると説明があったあとマスコミへの対応はどうなるのかと質問が出る




今回の件は外には知らせないので対応は考えていないと理事長代理は答える。理事長は自分が殴られたことを表に出したくないようだった




一族やそれぞれの名家からなにを言われるかわからない。理事長である自分がただのトレーナーに殴られたなど絶対に知られてはいけない




理事長の思惑を知っている理事長代理は各トレーナーには本当の理由は知らせず、指示に従うよう命令する



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302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/19(日) 17:22:04.98 ID:Uklwt/5Y0
イクノトレは例の書類をトレーナーに見せる、イクノトレは「理事長には効かなかったです」と気を落とすが、トレーナーは「これは使える」と言う。
支援金などを拒否したのはルドルフトレ、これを奴やタマに突き付ければタマはこちらに戻ってくると考える
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/19(日) 18:25:37.36 ID:djiT3ogg0
>>302
そこでトレーナーはこっそり
タマモクロスのところへ行き、
例の書類を突きつけた
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/19(日) 18:57:23.32 ID:MVmWpB6Q0
キングから最近、スペシャルウィークさんがマックトレの担当になったと聞くトレーナー、タキオン達のチームよりかはいいか…ゴルシもいるしと納得する。

そのタキオンだが、スペに断られたので同期の『ジャングルポケット』やエアシャカールなどにも声を掛けては断られているらしい、□□は普段の態度や性格の悪さが原因ねと嘲笑う
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/19(日) 19:45:07.87 ID:CoxalO7t0
○○は「それ貴女が言う事?」と首を傾げる、□□は「別に友達いなくても、コイツ(トレーナー)がいるからいいのよ」と吹っ切れる。

主任室にテイオーが慌てて入ってくる、「大変だよ、今までトレーナーがいなかった娘達がトレーナーの担当になりたいって生徒会に押し掛けて来てるんだよ!」と言う、トレーナーは「またか…」と頭を抱える。
アオハル直後から一気に担当希望者が増えた、皆トレーナーがずば抜けて優秀な事に気付いてしまったのだ、トレーナーは「理事長から担当を増やすなと言われてるから全員断っていい」とテイオーに言う
306 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/19(日) 21:39:03.98 ID:m8yuIhT7O
イクノトレは例の書類をトレーナーに見せ理事長には効かなかったと気を落とす



しかしトレーナーはこれは使えると言いイクノトレから書類を受け取る。支援金などを拒否したのはルドルフトレで間違いはない




これをルドルフトレに突きつければタマはこちらに戻ってくるとトレーナーは考えた




保釈状態の彼に別の容疑がかかればすぐさま塀の中に逆戻り。支援金を着服した疑いがあると垂れ込むといえばルドルフトレは黙っていない




この書類とタマを交換なら彼にとって悪い話ではない。タマを救う道筋は見えたとトレーナーはイクノトレに感謝する



 
キングヘイロー「ちょっといいかしら?」




主任室の外からキングの声がし話したいことがあると扉をノックしてくる。この話は一旦ここまでとしイクノトレは主任室から立ち去る




イクノトレと入れ替わるように入ってきたキングはスペがマックトレの担当になったと聞く話す




ゴルシもいるしタキオン達のチームよりかはマシだとトレーナーは納得する




タキオンはスペに断られたので同期のジャングルポケットやエアシャカールなどにも声を掛けては断られているらしい




続けて入ってきた□□と○○がタキオンのことについて補足する。タキオンは異質な存在だと周りも避けているようだ
307 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/19(日) 21:46:21.14 ID:qWC1wLkrO
「性格の悪さが原因ね」




タキオンを嘲笑う□□に対して○○はそれを言えるのかと首を傾げる。友達が居ないのは□□も同じこと




「別に友達がいなくてもコイツがいるからいいのよ」




色々と吹っ切れた様子の□□を見た○○はそれ以上追求することはしなかった




トウカイテイオー「大変だよーー!」




主任室にテイオーが慌てて入ってくるとトレーナーの担当になりたいとウマ娘が生徒会に押し掛けてきていると聞かされる




アオハル杯直後から一気に担当希望者が増えていた。今まで担当が居なかったウマ娘たちもトレーナーがずば抜けて優秀な事に気付いてしまったのだ




トレーナー「理事長から担当を増やすなって言われてるから」




理事長のせいにして担当の件は断っておいて欲しいとテイオーに頼む。するとここでキングがトレーナーにある質問をする



キングヘイロー「私の扱いはどうなるのかしら?」



トレーニングを指導してはいるが担当ではない。そんな関係になるがこれを認めてしまうと他のウマ娘と差別になってしまう



キングは一流の自分がコソコソとするのは許せないので周りにハッキリと説明できる関係が欲しいと言い出す




下1〜3
トレーナーイベント
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/19(日) 22:35:44.73 ID:a6y1PG14o
レースの仮想敵役としての協力者という名目
能力の高いライバルを想定して走り方の注文はするが、それが本人に合っているかまでは見ていないという体にする
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/19(日) 22:52:29.39 ID:MVmWpB6Q0
>>308
とりあえずはその体で行こうとする、話を聞いていたルドルフが「もしくは、エアグルーヴのようなサポートというのも有りじゃないか?」と提案、エアグルーヴも担当ではないがちょくちょくトレーナーのサポートをしていた
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/19(日) 23:19:23.92 ID:q+btA8zV0
○○はトレーナーに「優秀なのも大変ね」と言う、それを聞いたトレーナーはアオハル杯中に理事長に呼び出されたのを思い出した(>>168)

チームを全勝させた自分に理事長は「君はこの仕事(トレーナー)に向いてない!」とハッキリと言われた、「君のトレーニングが素晴らしいのは認めるが、他のトレーナーやウマ娘のバランスを考えろ!ウマ娘のレースでも他のスポーツでも客がみたいのは一方的な試合じゃない!大事なのはバランスだ」と言われる、自分が育てた娘は他のトレーナーが育てた娘より明らかに強いので確かにそうかも知れないと思うトレーナー
311 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/20(月) 01:07:48.55 ID:0/roll7D0
レースの仮想敵役としての協力者という名目はどうかとトレーナーは思いつく。中途半端に適正が多いキングならではの理由になる




能力の高いライバルを想定して走り方の注文はするがそれが本人の適正に合っているかまでは保証しないという体にすれば問題はない




シンボリルドルフ「もしくはエアグルーヴのようなサポートというのも良いだろう」




エアグルーヴも担当ではないがちょくちょくトレーナーのサポートをしていたが彼女には生徒会長のテイオーと繋がりがある。キングは生徒会とは関係ないのでその線は無理が出るかもしれないとトレーナーは判断する




○○「優秀なのも大変ね」




下手にアドバイスをすれは贔屓となってしまって批判される。優秀すぎるとこういう弊害が出てしまうのかと○○は感心していた




そんな彼女の台詞を聞いたトレーナーはアオハル杯中に理事長に呼び出されたことを思い出す




チームを全勝させた自分に理事長はこの仕事(トレーナー)に向いてないとハッキリと言われた




トレーニングが素晴らしいのは認めるが他のトレーナーやウマ娘のバランスを考えるべき。客が望んでいるのは一方的な試合ではなく大事なのはバランス




理事長は一方的なレースでは稼げないのであんなことを言ったとトレーナーは考えていた。しかし自分が育てたウマ娘は他のトレーナーが育てた娘より明らかに強い




無名で才能があるとは言い難い□□をここまで育てたのは自分。理事長が言ったこの仕事に向いていないというのは真実かもしれないとトレーナーは思うようになる
312 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/20(月) 01:22:17.60 ID:0/roll7D0
その日トレーナーは遅くまで調べ物をしていた。殆どが英語の資料だったので苦労したがルドルフの協力もあり詳しく知ることができた




トレセン学園でトレーナーをするにはもちろんトレーナー免許が必要でその資格が無ければトレーナーとして登録されない




このルールはこの国だけのものかといえばそうではなく、海外にもトレーナー免許は存在するがその他は大きく違う




海外ではトレセン学園のように大きな施設が無い。それぞれの地方でそれなりの施設と環境が揃っているので一箇所に纏める必要がないのだ




トレーナーはトレセン学園から海外転勤として海を渡る予定。しかし海の向こうでトレセン学園を背負うメリットは存在しない




学園側は海外に分校を持ちたいという思惑があるが海外ではトレセン学園というブランドに力がなく需要がない。だからこそトレーナーはルドルフトレの策略により実質左遷という形で海外出張を決められてしまった





このまま中央に籍を残しても他のトレーナーが育てるウマ娘は自分のウマ娘には勝てない。ならば学園は必要ないのではないのか




トレーナーは学園を辞めて□□と共に海を渡るのはどうかと思い付く。秋川一族の追放はトレセン学園にとってプラスなので最後まで諦めることはしなし




もし追放がうまくいけば自分が首謀者だとして責任を取って学園を辞めるといえば良い言い訳にもなる





シンボリルドルフ「私は君を応援する。こんな私でよければ何でも言ってくれ」




ルドルフはトレーナーの考えを聞き自分はどんなことでも協力すると手を握る。通訳でも執事でも性処理でも構わない。自分を救ってくれたトレーナーに全てを捧げる覚悟があるとルドルフはトレーナーを手を強く握る




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313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/20(月) 11:00:23.01 ID:GfKFBWHa0
トレーナーはルドルフの手を握り返す、トレーナーは「出来れば、君も育ててみたかったな…」と言う。
ルドルフも「君に育てられたら無敗の七冠ウマ娘になっていたかも知れないね」と微笑む
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/20(月) 11:56:20.68 ID:OcZ0sC190
トレーナーはサポート担当のルドルフとクリークは連れて行く事にしても、イナリやカワカミ達はどうするか…考える彼女達は正直日本で頑張ってもらいたいのが本音だ
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/20(月) 13:14:59.21 ID:NTfvbvvd0
次の日、キングからマックトレのトレーニングは主任の物に少し似ているという噂が出ていると聞かされる、トレーナーはスペやゴルシに色々聞いているのかもと推察。○○は「パクられてるのにいいのか?」と聞くも、トレーナーは「役に立っているなら別に…」と□□は「コイツのトレーニングを完全に再現出来るわけない」と二人共気にしていない。


そこにミホノブルボンがやって来る、ブルボンは昨日トレーナーの担当希望を出しに制度外に行き断られた一人、納得が行かず直接主任室に来た
316 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/20(月) 14:14:11.23 ID:aDCBcX9x0
トレーナーはルドルフの手を握り返し彼女の気持ちを受け取る。ルドルフは許される為に行動していたのがいつのまにか全てを捧げる覚悟まで持つようになっていた




トレーナー「君を育ててみたかった」




皇帝の走りに憧れていたトレーナーはルドルフに本音を漏らす。もし自分がルドルフを育成していればどんな未来があっただろうか




もしかすると無敗の七冠ウマ娘になっていたかもしれない。残念ながらそんな未来にはならずルドルフは落ちる所まで落ちてしまった





憧れだったウマ娘が近くにいること、そして通訳のことを考えるとルドルフは絶対に連れて行くとトレーナーは決めていた




トレーナー「彼女たちをどうするかだよね」




ここに居場所のないクリークも連れて行くにしてもイナリやカワカミ達はどうするのか。彼女達は日本で頑張ってもらいたいというのが本音だった




海外のレースはダートが主流であり芝のみの適正では通用しない。イナリは適正があるが彼女の精神状態を考えると海外はリスクが大きい




○○は海外向きなのだが戸籍が無いのでパスポートが作れない。日本に残していくにしてもどういう処理がベストなのかトレーナーは考える
317 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/20(月) 14:23:54.73 ID:aDCBcX9x0
翌日、キングからマックトレのトレーニングは主任の物に少し似ているという噂が出ていると聞かされる





○○「パクられたわね」




スペやゴルシに色々聞いているのだろうとトレーナーは興味が薄そうに答える。その反応を見たキングは悔しくないのかと問いただす





「コイツのトレーニングを完全に再現出来るわけないじゃない」




スペ達から話を聞いて上辺だけの真似はできるがトレーニングの本質は真似できない。それがわかっているのでトレーナーと□□は焦ることもしなかったのだ




改めて主任はとんでもないトレーナーなのだとキングが自覚しているとミホノブルボンが主任室にやって来る





ミホノブルボン「直談判に来ました」




ブルボンはトレーナーへの担当希望を出したが断られた一人で納得が行かず直接主任室に来たようだった




直接来られても言うことは同じだとトレーナーは理事長に止められているので担当にはなれないと説明する




ミホノブルボン「ミッションを開始します」




ブルボンにはこれまでのトレーナーの担当やアオハル杯でのチームなど全てのウマ娘のデータが入っていた




トレーナーはどんな担当を持ちどんな風に育成していたのか。トレーナーのデータベースから導いた答えをブルボンは示す




ミホノブルボン「キャストオフ」




トレーナーは大きいメロンと大きなお尻に弱い。この弱点に気付いたブルボンはトレーナーの目の前で一瞬で服を脱ぐ




上半身は裸で下半身は下着と靴下のみ。これもまたトレーナーが喜ぶデータでありブルボンは正確にミッションをこなす




下1〜3
トレーナーイベント
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/20(月) 14:40:31.63 ID:vuWdEK94o
「待ってくれ、今お茶を入れてくるから」とお茶を入れるフリをして主任室から逃走するトレーナー
ウマ娘から普通の人間は逃げられないはずだが、キャストオフしてしまった以上、部屋の外には出れまいと考えたのだ
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/20(月) 16:27:43.34 ID:iTON403S0
キャストオフしたブルボンを見て思わず吹き出してしまい手で自分の目を覆い見えなくするトレーナー、「そんな事しても答えは変わらない、仮に自分がOKを出しても理事長に拒否される」とブルボンを説得。

○○は「勝負服がレオタードな時点で痴○だと思っていたが、本当に○女だった」とはと言う
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/20(月) 16:43:43.70 ID:nORx5Oqv0
>>318
いつまで経っても戻って来ないトレーナーにブルボンは逃げウマ娘の自分から逃げるとはと逆に火を付けてしまい、何とキャストオフしたまま部屋から飛び出しトレーナーを追いかけるブルボン
321 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/20(月) 17:58:57.43 ID:aDCBcX9x0
トレーナー「ぶっ!!」



キャストオフしたブルボンを見たトレーナーは思わず吹き出してしまい手で自分の目を覆う




○○「本物の痴女なのね」




勝負服がレオタードな時点でアレだと思っていたが本当にアレだったとは。流石はブルボンだと○○は感心する




キングは顔を赤くしてなにをしているのかとブルボンに話すが反応がない。□□は何が起こっているのかわからず混乱する





トレーナー「お茶を入れてくるからちょっと待ってて……」




お茶を入れるフリをして主任室からトレーナーは逃走する。普通ならヒトはウマ娘から逃げられないはずだが、キャストオフしてしまった以上は部屋の外には出ないだろうとトレーナーは考えた
322 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/20(月) 18:03:58.96 ID:aDCBcX9x0
ミホノブルボン「ターゲットを追跡します」




トレーナーが逃げ出したことに気付いたブルボンはトレーナーを追いかけ始める





□□達はブルボンは追いかけるとしても服を着る隙がある。その時間があれば余裕でトレーナーでも逃げられると考えていた




しかし彼女達とトレーナーの予想は外れブルボンはキャストオフしたまま部屋から飛び出した




「洒落になんないわよ!!」




ブルボンがしようとしていることを理解した□□はすぐに彼女の後を追うが逃げの脚を発揮され追いつくには絶望的な差があった




ミホノブルボン「私の担当になってください」




ほぼ裸のブルボンはトレーナーを全力で追う




下1〜3
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323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/20(月) 18:16:09.63 ID:tgFB+afO0
「まあっ、あられもないですわ!」
マックにたしなめられたブルボン
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/20(月) 22:05:47.20 ID:GfKFBWHa0
ほぼ裸で追っているブルボンを見たトレーナーは洒落にならないと周りに誰もいないのを確認しブルボンを空き教室に連れ込む
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/20(月) 22:23:14.66 ID:P7Lpwm7g0
>>324
ブルボンは「私のマスターになってください」とトレーナーを見つめるがトレーナーは「理事長に担当を増やすなって言われてるんだ…」「君の夢である三冠ウマ娘にしてあげたいけど…」と言うがそれが良くなかった、ブルボンは何も言ってないのに自分の夢を理解するなんて…と思わせる

326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/20(月) 22:44:28.18 ID:fUqsmh010
>>324
トレーナーは「先も言ったけど理事長に増やすなと言われている、これ以上増やしたら□□を退学とも脅されている」「だから、これ以上は増やせないし君を受け入れたら断った娘達に申し訳ないから出来ない」とブルボンを説得すると、ブルボンは「分かりました、悪いのは理事長ですね理事長に直談判してきます」とキャストオフした状態のまま理事長室に行こうとするので慌てて止めるトレーナー
327 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/20(月) 23:12:39.86 ID:0/roll7D0
トレーナー「嘘でしょ!?」




ほぼ裸で追っているブルボンを見たトレーナーは洒落にならないと周りに誰もいないのを確認し彼女を空き教室に連れ込む




ミホノブルボン「私のマスターになってください」




真っ直ぐにトレーナーを見つめ担当になって欲しいと再度伝えるブルボン。トレーナーはやはり理事長に担当を増やすなと言われていると断る




トレーナー「僕も三冠ウマ娘にしてあげたいけど……」




ブルボンは何も言ってないのにトレーナーは自分の夢を理解している。やはり主任は只者ではないとブルボンは確信する




しかし彼女の気持ちに反してトレーナーはこれ以上担当を増やしたら□□を退学とも脅されていると伝えられる





トレーナー「何度も言うけどこれ以上は増やせないし君を受け入れたら断った娘達に申し訳ないんだ」




ブルボンは納得するかと思いきや悪いのは理事長だと彼女は判断した




ミホノブルボン「理事長に直談判してきます」



キャストオフした状態のまま理事長室に行こうとするのを慌てて止めようとするがブルボンのメロンを直視してしまう




ミホノブルボン「行ってきますマスター」



トレーナーが怯んだ瞬間を逃さずブルボンはその状態のまま理事長室に行ってしまった
328 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/20(月) 23:22:05.99 ID:0/roll7D0
秋川理事長「痴女っ!!」



キャストオフブルボンが突然理事長室に飛び込んできたので理事長は何事かと慌て出す




ブルボンはトレーナーに自分の担当になって欲しいのだと言うが理事長はそれどころではない




服を着ろというもブルボンは全く聞く気がない。トレーナーを担当にしたいと繰り返し話す




ようやく落ち着いてきた理事長はブルボンの要求は不可能だと告げる。トレーナーにこれ以上担当を増やすことは許可できないと言う




ミホノブルボン「サーチを開始します」




目を瞑りどこかに繋がっている風の雰囲気を出したあとブルボンは先日、理事長がオグリトレに殴られた一件のことを話し出す




秋川理事長「なぜそれを知っている!?」




ミホノブルボン「引き続きサーチします」




すると次は理事長の親族であり、とある秋川一族が不正に受給金を受け取っていると話す。そんな事実はないと理事長反論するがブルボンは表情を変えない




ミホノブルボン「嘘であれば警察に言っても構いませんね?」




ブルボンはトレーナーを自分のマスターにするため理事長を脅す




下1〜3
次のイベント
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 00:02:26.62 ID:StOypVKe0
理事長は「分かった、担当になるのを許可する!」と折れる、ブルボンは「やりました」と小さくガッツポーズをする
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/03/21(火) 00:07:25.20 ID:jOZ5cwYd0
#ヤフオク #どうする家康 空知先生 薬師丸 SMS認証 Wの悲劇 ミリオン #関ジャム #SixTONES_慣声の法則 #薬師丸ひろ子 #INI_LogintoThailand #連続ドラマW #Made_in マルティネッリ
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 00:17:48.54 ID:hxOmHktJo
警察に言ったところでただの学生の狂言に過ぎないと判断される可能性が高いと考える理事長
卑猥!警察がきて困るのはそちらの格好ではないかと
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 00:24:33.06 ID:pOZnzK3/0
>>331
理事長はここで彼女を担当にしてしまえば不正が事実だと認めてしまうと考える

理事長室前ではトレーナーがブルボンと理事長の会話を聞き、一瞬にして理事長の秘密を色々突き止めた彼女は凄い…言い方は良くないが使えるかも知れないとトレーナーは思う
333 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/21(火) 00:40:19.16 ID:EGTTy15X0
理事長はここで彼女をトレーナーの担当にしてしまえば不正が事実だと認めてしまう




警察に言ったところでただの学生の狂言に過ぎないと理事長は判断しブルボンの脅しに意味はないと開き直る




秋川理事長「卑猥っ!」




警察がきて困るのはそんな格好をしているブルボンだと理事長は彼女を責め始める




トレーナー「これは……」




理事長室前ではトレーナーがブルボンと理事長の会話を聞き、理事長の秘密を色々と突き止めていた彼女は凄いと感心していた




言い方は良くないが彼女は使えるかもしれない。ブルボンの情報の出所を知れれば自分にとってどれほどプラスだろうか




会話を聞いている限りブルボンが担当になることはないもののキングのように担当ではない協力者としてブルボンを近くに置いておきたいとトレーナーは考える
334 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/21(火) 00:50:40.49 ID:EGTTy15X0
ミホノブルボン「私はマスターを望んでいます」




理事長室から追い出されたブルボンに服を着せ主任室に連れてくる。そこで協力者としてなら力になれるも打診するもブルボンは断る




自分はあくまでマスター(トレーナー)を望んでいる。三冠ウマ娘の夢を実現できるのはトレーナーしかいないと引く様子がない




「諦めが悪いわね」




トレーナーの前でメロンを曝け出したことが気に食わない□□はイラつきながらブルボンにそう言う




理事長もトレーナーも無理だと言っているのになぜ諦めないのかと□□は嫌味っぽく言う




ミホノブルボン「貴女は夢を諦められるんですか」




三冠という大きな夢をトレーナーとなら叶えられる。その為になら裸にもなれるし何だって苦とも思わない




ミホノブルボン「私は好きで裸になったわけじゃありません」



ブルボンは最も可能性が高い作戦を実行しただけでありそういう趣味はない。理事長に拒否されたくらいでは諦めないとトレーナーに再度迫る




ミホノブルボン「私のマスターになってください」




彼女の持っている情報や情報網は喉から手が出るほど欲しい。なんとか彼女を納得させられないかとトレーナーは考える




下1〜3
次のイベント
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 01:36:17.48 ID:arE/Lk4VO

ルドルフのアイデアで名目上の登録はパマトレという扱いにし、実際のトレーニングはトレーナーが代理で引き受けるという形ならどうかという話になる。パマトレは新人同然でパーマーの育成にも四苦八苦しているため、ブルボンの面倒をトレーナーがみるのにも不自然はない。
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 12:37:07.21 ID:PJM4DLhs0
>>335
その方法ならキングもイクノトレ、ハヤヒデトレ、パマトレの自分と親しいトレーナーに任せるのも有りなのではないかと考える
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 12:54:35.77 ID:ibroY3KE0
ブルボンは「それに、無理だとか無駄だとか言われたらより手に入れたくなるのがウマ娘の性です」と言う、□□はそれは確かに分かると
納得する。

トレーナーはというか自分を納得させる最善の方法が裸を見せるって…変態に思われてるんだなと軽くショック
338 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/21(火) 13:50:15.01 ID:GdooC1VuO
ミホノブルボン「無理だとか無駄だとか言われるとより手に入れたくなるのがウマ娘の性です」




確かにそれは分かると□□はブルボンの言うことに納得する。彼女だけが担当を断られたのに直接交渉に来ただけでなく理事長に直談判までした




ブルボンの意思の強さは並大抵のものではない。それはウマ娘という種族を考えても凄まじいものを感じる





トレーナー(変態だと思われてるんだ……)




自分を納得させる最善の方法をブルボンは裸を見せることだと導き出した。金を渡されるのも嫌だがこれもこれでショックが大きい




お尻を見せてきたことからもネイチャのことも知られているかもしれない。ひょっとするとカフェトレとの浮気まで知られている




ショックを受けつつブルボンをどうするか悩んでいるとルドルフはパマトレに協力してもらうのはどうかとアイデアを出す




書類上ではブルボンの担当はパマトレになるが実際のトレーニングはトレーナーが代理で引き受けるという形ならどうか




ブルボンはトレーナーのトレーニングが欲しいわけであって担当にならなくても問題はない




良いアイデアだとルドルフにお礼を言いブルボンにこの形でどうだと提案する
339 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/21(火) 14:01:46.80 ID:bwwOhiTCO
パマトレ担当のブルボンがトレーナーの周りにいるのは普通なら不自然だがパマトレは新人同然でパーマーの育成にも四苦八苦している




そんなパマトレのフォローとしてブルボンの面倒をトレーナーがみるという形なら不自然はない




トレーナー「キングもそれでどうかな」




キングもイクノトレ、ハヤヒデトレ、パマトレといった自分と親しいトレーナーに任せるのも有りなのではないかとルドルフに相談する




パマトレは新人だからという言い訳があるがハヤヒデトレはそこそこ結果も出ているので彼らの評判を下げかねないとルドルフは言う




シンボリルドルフ「イクノトレは危険だ」




キングは中等部であり出る所が出ておらず彼好みかもしれない。ロリコンの近くにキングはマズイとルドルフは止める




ならばパマトレにキングも任せるか、それともこのまま現状維持か。それはまた次に悩むとして今はブルボン




パマトレの担当になって自分がトレーニングをする方式でどうかと伝えられたブルボンはまた目を瞑りサーチ状態となっていた




やがて彼女の中で答えが出たようで目を開きそれで構わないと答えを口にする
340 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/21(火) 14:07:37.69 ID:bwwOhiTCO
ミホノブルボン「これだけではありませんよね」




ブルボンはまだ話はあるだろうとトレーナーの目を見る。自分の情報をトレーナーは欲しがっていることを知っている




担当についてはブルボンが折れた形になったので次はトレーナーが条件を呑む方だとブルボンは言いたいようだった




トレーナー「何が望みなの?」




金が欲しいのならある程度はなんとかなるがブルボンがそれを望むとは考えられない。彼女が何を欲しているのかトレーナーは未知数だった




ブルボンはどんな情報網を持ちどうやって情報を入手したのか。それも含めトレーナーは知りたいとブルボンに話す




下1〜3
トレーナーイベント
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 18:08:35.71 ID:PJM4DLhs0
ブルボンはトレーナーに何とかして欲しい事はライスの事だった、トレーナーや□□はもしやライスと百合の花が咲いているのか?と言うが、ブルボンはそれを否定する、最近元気がないから何とかして欲しいとの事
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 18:21:57.21 ID:OAE9Pg7k0
>>341
ライスの元気がない…心当たりがあると言うトレーナー、アオハル杯で少しの間担当していたので気づいたが…彼女の脚はもうピークが来ている可能性が高い
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 18:47:07.50 ID:a58kMGz7o
生きていたのが奇跡と言われた宝塚の大事故の後、ライスの走りは色んな所を騙し騙しと言った印象だった
アオハル杯の時はまだ保っていたがもう身体が限界に近いのかもしれないとトレーナー
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 18:48:07.88 ID:2Rd23g7s0
ブルボンは情報は情報通なアグネスデジタルから色々教えて貰っているとの事、ウマ娘ちゃん達の為に様々な情報集めているとの事
だが、□□とイチャ付いていたあのウマ娘ちゃんが見つからないと肩を落としているとの事

□□は自分とイチャ付いたウマ娘?誰の事言ってるんだ?と考えていたら、思い出す昔トレーナーにウマ娘女装させて遊んでいた所をデジタルに見られて彼女が白骨化していたのを。
345 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/21(火) 19:37:21.87 ID:EGTTy15X0
ブルボンはトレーナーに何とかして欲しいと口にしたのはライスの事だった。□□はもしやブルボンとライスの間に百合の花が咲いているのかと驚くがそうではないとトレーナーは言う




トレーナー「心当たりがあるよ」




アオハル杯で少しの間担当していたのでトレーナーは彼女の異変に気付いていた。ライスの脚はもうピークが来ている可能性が高い




生きていたのが奇跡と言われた宝塚の大事故の後、ライスは復活を遂げたがトレーナーは騙し騙しと言った印象だった




アオハル杯の時はまだ保てていたがもう身体の限界は近い。次に大きな事故があれば彼女の命は無いだろう




ライスは脚も身体もボロボロであるが引退する気がない。彼女に不幸が訪れる前になんとかして欲しいというのがブルボンの望みだった




□□は退学届を出せばすぐに済む話ではないのかとトレーナーに言うがそんな簡単な話でないと難しい顔をする




トレーナー「ライスに辞めるつもりがないんだ」




彼女がレースに出るだけでマスコミは騒ぎ観客は盛り上がる。勝てずともレースを走り切るだけで大きな話題となる




勝てずともファンが喜ぶこの状態をライスは嬉しく思っていた。ヒールではなく本物のヒーローになれたのだと笑顔でいることは増えていた




身体と脚の痛みに目を瞑ればこんなに嬉しいことはない。ライスは生まれて初めて幸せだと実感するほど毎日が満ち足りていた
346 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/21(火) 19:48:03.65 ID:EGTTy15X0
ミホノブルボン「彼女を助けてください」




ブルボンはこれまで何度も走るのを辞めるよう説得したがうまくいかなかった。幸せそうな彼女を見ると強く言えなかったのだ




トレーナーなら主任という立場を使えば彼女を引退させることができる。それと引き換えに自分は協力するとブルボンは条件を出した




一定期間走るのを禁止するのではなく引退させるのは簡単な話ではない。ウマ娘として輝かしい栄光を浴びれなくなるのはどういうことか




これまで何度も走ることを辞めたウマ娘を見てきたがその表情を思い出すだけで胸が締め付けられる。それを自分がやらなければいけないのだ




恨まれてもおかしくないこの役目をトレーナーはやると宣言する。ブルボンはその答えを聞き表示が明るくなる




トレーナー「なんとしても説得するよ」




ライスをお願いしますと頭を下げた瞬間何かのスイッチに触れたようでブルボンの制服が再びキャストオフされる




ミホノブルボン「あっ」




トレーナー「なんで!?」




○○は種はこうなっていたのかとまじまじと服をチェックし、□□はトレーナーに目潰しを放つ




下1〜3
トレーナーイベント
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 21:09:48.34 ID:rnaUCmY4O

トレーナー、思わず顔を背ける。□□はそれができるだけ今までよりマシねと優しくする
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 21:09:54.33 ID:fFLNKau30
ライスの所に向かう最中にテイエムオペラオーに絡まれる、トレーナー。オペラオーもトレーナーに担当希望を出していたが断られた一人であり彼女も直談判に来たらしい
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 21:27:44.01 ID:Q1K/VKxi0
>>348
オペラオーに「君こそ覇王であるボクに相応しいトレーナー君だ!」と言われる、□□は「こんな奴無視でいい」とライスの所に行こうとするが、トレーナーはオペラオーの話を詳しく聞く。
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 21:38:09.61 ID:ktkV4tHx0
>>349
□□は何でそんな奴の話を聞くのかとトレーナーに聞くと、トレーナーは「正直、彼女は育ててみたいウマ娘の一人」「今学園にいる中、長距離を走るウマ娘の中じゃ彼女が最強だと思っている」と語るが残念ながら理事長に増やすなと言われてるからと断るトレーナー
351 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/21(火) 21:53:22.06 ID:EGTTy15X0
ライスの所に向かう最中にトレーナー達はテイエムオペラオーに絡まれる。オペラオーもトレーナーに担当希望を出していたが断られた一人であり彼女も直談判に来たようだ




テイエムオペラオー「君こそ覇王であるボクに相応しいトレーナだ!」




□□は無視していいとライスの所に行こうとするがトレーナーはオペラオーの話を詳しく聞きたいと言い出す




「なんでそんな奴の話を聞くのよ」




トレーナー「正直、彼女は育ててみたいウマ娘の1人なんだ」




学園にいるウマ娘で中、長距離のレースでオペラオーが最強だとトレーナーは言う。もし□□がステイヤー路線で進んでいればとてつもない壁となって立ち塞がっていただろう




これだけ強いにも関わらず彼女にはトレーナーが居ない。そんな中で自分に声をかけてくれたのはトレーナーとして嬉しいと素直に話す
352 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/21(火) 22:06:11.95 ID:EGTTy15X0
テイエムオペラオー「君が理事長に言われているのは知っているさ!」




担当を増やせば□□は退学だと脅されていることをオペラオーは知っていた。その上で直談判に来たということは何か策があってのこと




オペラオーは現在トレーナーが担当しているウマ娘を1人減らし、代わりに自分を担当にしないかと話す




テイエムオペラオー「このボクがもちろんタダでとは言わない!」




トレーナーの担当しているウマ娘で走れないのはテイオーとイナリ。□□も走れないが体調には問題がない




テイオーは生徒会との関わりがあるので担当は外せない。そうなると残りはイナリになる




オペラオーはイナリの状態が悪く本来なら入院するレベルなのも知っていた。黙っている代わりに担当にしろと脅すかと思いきやそうではなかった




テイエムオペラオー「最高の医者を用意しようじゃないか!」




その筋ではかなり有名な精神科医とオペラオーは繋がりがあり、自分の紹介ということならイナリはその医者の治療を受けられる




イナリは下手をすればテイオーよりレースに復帰するのが遅れるかもしれない。そんな彼女の為に貴重な担当枠を使う理由はない




イナリを追い出すのではなく最良の治療を受けされる為の前向きな選択。オペラオーはこれ以上ない条件で交渉してくる




下1〜3
トレーナーイベント
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 22:38:26.02 ID:PJM4DLhs0
とても魅力的な話でトレーナーもイナリを治してあげたい、元気だった頃の彼女をまた見たいと考えていた
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 22:47:56.41 ID:eHDRbN6a0
>>353
でもこの場では決められないイナリときっちり相談したいからとりあえず保留にして欲しいとオペラオーに頼む、オペラオーはいい報告を待っていると立ち去る
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 23:04:50.33 ID:UygMP/xO0
ライスの所に向かう最中に様々なウマ娘にアプローチを掛けられるトレーナー、中には胸の谷間やパンツを見せるような過激な娘もいるが
理事長に言われてるからの一点張りで断り続ける、□□は全生徒が集まってるアオハルで全勝したのはあまり良くなかったかと思う
356 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/21(火) 23:35:33.19 ID:EGTTy15X0
オペラオーの話はとても魅力的でトレーナーもイナリを治してあげて元気だった頃の彼女をまた見たいと考えていた




トレーナー「とりあえず保留でいいかな?」




イナリと相談したいのでこの場では決められないとオペラオーに頼む。すると彼女はその答えを待っていたかのようにポーズを決める




テイエムオペラオー「いい報告を待っているよ!はーっはっはっ!」




颯爽と立ち去るオペラオーの姿に思わず見惚れてしまうが本来の目的を思い出しトレーナーはライスの所に向かい出す




(どうしてオペラオーは理事長に言われたことを知ってたのよ)




ブルボンといい表に出していないことをオペラオーが知っていたことを□□は疑問に感じていた




ひょっとすると情報の仕入れ先が同じなのではないのか。トレーナーの浮気のことは知っていてもネイチャの尻に欲情したことは当事者くらいしか知りようがない




それなのにブルボンは知っていたしオペラオーはイナリの病気の状態まで知っていた。これは何かあると□□は気付く
357 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/21(火) 23:45:45.08 ID:EGTTy15X0
ライスの所に向かう最中にトレーナーは様々なウマ娘にアプローチを掛けられる。中には胸の谷間やパンツを見せるような過激な娘も存在した




トレーナー「理事長に言われてるから!!」




下着で済めばいいが中にはパンツをずり下ろしスカートをたくし上げるウマ娘まで出てきてしまったので□□はトレーナーを抱え全力で走り出す




(アオハルで全勝したのが良くなかったのね)




全生徒が集まったアオハル杯で活躍したことによりトレーナーが有能であると誰もが知った




裸を見せるくらいでトレーナーが手に入るなら安いものだとこんなことになってしまった。テイオーに報告しなくてはと□□は考えながらライスの元に急ぐ




「見つけたわよ!」



ライスシャワー「ひいっ!?」




突然トレーナーを抱えた□□が現れたのでライスは飛び上がって驚く。危害は加えないからとトレーナーはライスに優しく語りかける




下1〜3
トレーナーイベント
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 00:01:47.64 ID:SfHNlqtd0
トレーナーはライスに「君の脚はもう限界が近いよね…?」と尋ねるとその言葉を聞いたライスは一瞬ビクつきながらも頷く
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 00:09:46.32 ID:TmqncJn80
>>358
その状態で走るのは主任として認められないとライスに言うが、ライスは「ようやく、皆に認められるようになったの…!ほっといて…!」と珍しく頑ななライス
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 00:19:36.15 ID:Cd7HhBy90
>>359
ライスは逃げ出そうとするも脚に激痛が走り、座り込んでしまう、トレーナーは「今の君がレースに出たら宝塚の事故とは比にならないくらい酷い事後になる、君が恐れてる多くの人を不幸にしてしまう」「君が走れなくても多くの人を笑顔にした事実は消えたりしないよ」と言う

□□もライスには緑の炎について教えてくれたりしたからライスには感謝している、無茶しないで欲しいと説得する
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/03/22(水) 00:23:15.53 ID:N8gzsHdb0
格付けチェック 編集ミス キスシーン ピーナッツくん うまい棒 WBC休暇 博多中央駅 タッキー ミカくん 浜ちゃん WBC決勝 応援上映
#怖い話 #会談 #ミステリー #岸田辞めろ
362 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/22(水) 01:11:18.30 ID:FRNintmG0
トレーナー「君の脚はもう限界が近いよね?」




トレーナーがそう尋ねるとその言葉を聞いたライスは一瞬ビクつきながらも頷く




その状態で走るのは主任として認められないと言うがライスは放っておいて欲しいとトレーナーを拒否する





ライスシャワー「ライスはようやく皆に認められるようになったの!」




ライスは逃げ出そうとするも脚に激痛が走り座り込んでしまう。トレーナーはこんな状態でレースに出れば宝塚の事故とは比にならないくらい酷いことになると警告する




トレーナー「君が最も恐れてる多くの人を不幸にしてしまうことになる」




ライスシャワー「うううぅ……!」




走れなくなっても多くの人を笑顔にした事実は消えたりしない。もう十分頑張ったとライスを説得する




□□もライスにはレース中の炎について教えてくれたりしたからライスには感謝している。だから無茶しないで欲しいと言う




ここまで言われてもライスは首を縦に振らず引退することを認めない。彼女の気持ちを考えれば当たり前だが命に関わることなら絶対に止めなくてはならない
363 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/22(水) 01:20:35.97 ID:FRNintmG0
今の彼女なら死ぬまで走り続けると言いかねない。何か妥協点はないかと考えるとあることを思い付く




トレーナー「引退セレモニーはどうかな?」




特別なウマ娘しか引退セレモニーは行えないが主任の権限を使えばなんとでもなる。セレモニーの場でライスはどれだけファンに好かれているか自覚することができるだろう




セレモニー会場を用意する必要はあるがG1レースの舞台を借りれば問題ない。レース前に開催すればレースへの影響も少ない




ひっそりと引退するのではなくファンに挨拶をしてからレースから去る。これなら納得してくれるはずとトレーナーは考えた




ライスは少し考えたあとトレーナーの案を受け入れると返事をする。□□も一安心といった表情を見せトレーナーは安堵する




セレモニーの詳しい内容が決まれば知らせると言いトレーナー達は主任室に帰っていく




ライスシャワー「……」




彼らの姿が見えなくなったのを確認するとライスはコソコソととある場所に向かった
364 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/22(水) 01:28:18.95 ID:FRNintmG0
アグネスタキオン「引退セレモニーか、悪くないだろう」




ライスが向かったのはタキオンの実験室でトレーナーから提案されたセレモニーの件を話していた




ライスも自分の身体に限界を感じておりどこかでレースを止めるつもりでいた。しかし走るのを止めてしまえばまた不幸を振り撒いてしまう




そんなことは絶対にしたくない。ならば自分はレースの中で散ろうとライスは覚悟を決めてしまった




アグネスタキオン「これを飲みたまえ」




タキオンから渡された痛み止めと限界を超える為の薬をライスは躊躇いなく飲む。タキオンが忌み嫌うドーピングの類いではあるがそんなことは言っていられない




アグネスタキオン「ふゥん」




『レース前に引退セレモニーが行われる場合、実際レースに出走しなくとも出走登録が必要になる』




レースの規定を改めて確認したタキオンは天は自分に味方をしていると高らかに笑う




下1〜3
次のイベント
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 06:49:38.48 ID:U11VA1zyO

そこに乱入するミホノブルボン。ほっといてと強い口調で突き放すライスに「いいえ、あなたは私の友達です。その友達が自殺同然の方法を選ぼうとしている、止めないわけにはいきません」とこちらも強い口調で威圧し、タキオンそっちのけで言い争いに
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 09:39:27.01 ID:3l0TuUia0
ライス達が揉めている頃、トレーナーはイナリにオペラオーが紹介する精神病院に入院してみないかと持ち掛ける、イナリは非常に悩むがいつまでも今の自分にいるわけには行かないと入院を決断する
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 09:56:13.83 ID:SDQtZ9re0
>>366
イナリの入院は決まったし、次はライスの引退セレモニーの日を決めて、カワカミの宝塚記念の調整をして…今年の夏の合宿は自分が学園から離れられないしなぁ、理事長の出張日も把握しておかないと…と短期間でやる事があり過ぎるトレーナー
368 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/22(水) 13:21:12.28 ID:83/Xm5DP0
ミホノブルボン「ライスさん!」




タキオンの実験室に乱入するブルボン。受け取ったものは何かとライスに激しく迫るが放っておいてと彼女は突き放す





ミホノブルボン「ほっておけるわけありません!」





無理矢理にでもライスが受け取ったものを取り上げようとするもタキオンが邪魔をする




アグネスタキオン「ただの痛み止めさ心配する必要なんかない」




タキオンが渡したものを信用できるはずがないとブルボンは激しく抵抗するがライスはその隙に実験室から逃げ出す




ブルボンはライスに渡されたのはドラッグ紛いのものであると誤解していた。脚と身体の痛みを取るにはそれくらいしかないと考えていた




実際にライスがやろうとしていたのは自殺同然のものだったがブルボンはそこまで覚悟を決めているとは考えられなかった
369 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/22(水) 13:29:07.51 ID:83/Xm5DP0
ライス達が揉めている頃トレーナーはイナリにオペラオーが紹介する精神科医のお世話になり入院も考えないかと持ち掛ける




このままでは年内での完治は厳しいという判断のもとであってイナリを遠ざけたいわけではない




トレーナーの気持ちを理解したイナリは頭を抱え唸るほど悩む。いつまでも今のままではよくないことは自分が一番理解していた




それでも今のイナリにとってトレーナーから離れるというのは地獄のような苦しみを味わうことになる。それでもトレーナーと自分のことを考えれば前に進むしかない




トレーナーはイナリが完治しその気があれば海外に連れて行くとも話していた。ダートを走れる彼女は海外でもきっと活躍できるという自信はあった




しかし無理に海外を走らなくともイナリなら国内でも充分戦える。もしかすると新たなライバルができるかもしれない




どちらにせよ心の健康を崩していては国内も海外も走れない。イナリはオペラオー紹介の医師の治療を受けることと入院することを了承する
370 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/22(水) 13:34:48.56 ID:83/Xm5DP0
トレーナー「これは大変だ……」




 
イナリの入院が決まったことでオペラオーを担当することが決まった。次にライスの引退セレモニーの日を決めて、その次はカワカミの宝塚記念へ向けた調整がある




更に今年の夏の合宿は学園から離れられないのでメニューを考えておかなければいけない。その上理事長の出張日も把握しておく必要がある




短期間でやる事があり過ぎると思わず弱音を吐く。どれかを片付けてもまた別のことを処理しなくてはいけない




1人でならパンクしてもおかしくない仕事の量だがトレーナーにはルドルフやクリークがいる。彼女達もトレーナーが忙しいことを知りサポートを始める




スーパークリーク「メモでいいので軽くまとめておいて下さい」




シンボリルドルフ「セレモニーに関する許可は私がやっておく」




彼女らが居ないとどうなっていたか分からない。トレーナーは感謝の言葉を述べると自分の仕事に取り掛かる




下1〜3
次のイベント
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 17:07:41.54 ID:gPLQf99c0
過労で転びそうになるトレーナーを、丁度居合わせたクリークが支える
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 17:31:06.22 ID:0A/UE7Qx0
その頃、オペラオーが「彼となら新たな覇王伝説を作る事が出来る!」とドトウ、アドマイヤベガ、ナリタトップロードに主任が自分のトレーナーになった事を報告
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 18:12:18.94 ID:ksx007Xy0
>>372
「お前を無敵にしてやろう!」と
高らかにアピールするトレーナー
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 18:40:54.66 ID:AYtfjv9ao
>>372
救いはないんですかぁ〜!と頭を抱えて絶望するドトウ
主任は乳尻好きと聞いたがかけ離れているオペラオーがどうやって取り入ったのか少し気になるアドマイヤベガ
自分も優秀なトレーナーを見つけないと彼女は大きな障壁となると決意を秘めるナリタトップロード
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 19:09:01.80 ID:SfHNlqtd0
>>374
オペラオーは「ボクには様々な知り合いがいるのさ!」と答える更に「そもそも彼はボクを育ててみたいと言っていたよ」と言って高笑いするオペラオー、夏合宿の頃から密かにトレーナーに想いを寄せてたドトウはショックが大きい
オペラオーを担当すると言う事は彼女のライバルである自分が担当に選ばれる事はないからだ。
376 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/22(水) 19:23:39.87 ID:YokzthI20
テイエムオペラオー「彼となら新たな覇王伝説を作る事が出来る!」





オペラオーはメイショウドトウ、アドマイヤベガ、ナリタトップロードに主任が自分のトレーナーになった事を報告していた




救いはないのかと頭を抱えて絶望するドトウ、トレーナーは乳尻好きと聞いていたのにどうやって取り合ったのか気になるベガ、自分も優秀なトレーナーを見つけなければとトプロは焦る




三者三様のリアクションを見たオペラオーはポーズを決め高らかに笑う。ただでさえ強いオペラオーに主任がつけばどうなるかは誰でも想像できる




テイエムオペラオー「彼はボクを育ててみたいと言っていたからね」




メイショウドトウ「そんなぁ……」




夏合宿の頃から密かにトレーナーが気になっていたドトウはショックが大きい。オペラオーを担当すると言う事は彼女のライバルである自分が担当に選ばれる事はないということ




どんな手を使ったのか気になるとベガが詰め寄ると知り合いが多いからだと詳細は避けつつ真実を告げる




これからの長距離レースは彼女の独壇場になる。いつもの高笑いにさえ3人は恐怖を覚えていた
377 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/22(水) 19:31:40.07 ID:YokzthI20
オペラオーがトレーナーチームに合流するとそのレベルの高さに□□達は驚く。とても自主練だけで鍛えられたとは思えない脚と速さは衝撃だった




トレーナーも彼女の完成度に驚いたがアドバイスできるところがあると積極的に指導をする




○○「あれが主任の本気ね」




□□は今のトレーニングで結果も出ていたし伸びている実感もあったので満足していたがそれはまだ序の口だった




オペラオーとトレーナーの会話のレベルが高すぎてとてもついていけない。今までは自分に合わせたトレーニングを考えてくれていたのだ




トレーナーのレベルが高いと自覚はあったがここまでとは思わず□□は呆然とオペラオーとトレーナーを見つめていた





(私じゃ満足してなかったのね)




複数担当を持ってもなんとかやれていたのはルドルフ達のサポートもあったが彼が本気でなかったからだと□□は気付く




自分はオペラオーのレベルまで上がることができるのか。自分が井の中の蛙であったことを□□はようやく知れた





下1〜3
次のイベント
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 19:48:28.53 ID:ISBIzRx9O

練習後、さっさと帰ろうとしていた□□をとうのオペラオーが呼び止める。なぜそんなに強くなれるのかと真剣に問う□□に「僕は僕の武器を磨いてきただけ。キミ……いやキミとトレーナーには僕の持ち得ない武器がある」とオペラオーは言ってくれる。心機一転し頑張ることを決意する□□
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 20:07:37.24 ID:ksx007Xy0
>>378
夕日に向かい「太陽の
バカヤロー!」と一声
叫んだ□□。その声は
オペラオーの住む栗東寮
までまる聞こえであった
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 20:17:49.99 ID:ueVFRLvD0
トレーナーは□□が井の中の蛙であるのを知り落ち込んでいるのを察して、気にしなくて良いと□□を慰める。

□□はトレーニングのレベルを上げても良いとトレーナーにお願いする、トレーナーを満足させたいと言うが、今よりレベルを上げれば怪我をする確率が上がる君が怪我をさせたくないと□□に言う
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 20:38:20.16 ID:SyKZEO7+0
>>380
トレーナーは□□に口付けし君に満足してないわけない、君は気付いてないかも知れないが君がしているトレーニングはマイル、短距離のトレーニングではかなりレベルが高い事を伝える。
382 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/22(水) 21:44:11.20 ID:YokzthI20
トレーナー「気にしなくていいよ」




トレーニング後は□□が落ち込んでいるのを察して彼女を慰める。オペラオーのトレーニング中に何度もトレーナーの方を見ていることに彼は気付いていた




きっと彼女とのレベルの違いを知ったのだろうとトレーナーは□□を抱き寄せる。□□は甘える表情を見せたあとお願いがあるとトレーナーに言う





「トレーニングのレベルを上げて欲しいの」




トレーナーを満足させたいし自分も強くなりたい。□□の言っていることに間違いはないがそれはできないとトレーナーは断る




今よりレベルを上げれば怪我をする確率が上がってしまう。身体はまだ成長するので段階的に上げるつもりだとトレーナーは彼女の見つめながら話す




そのままトレーナーは□□に口付けし、満足してないわけが無いと付け加える




自覚がないかも知れないが今のトレーニングは短距離、マイルのではかなりレベルは高い。□□の身体に合わせて怪我をしてもおかしくないギリギリまで追い込んでいるのだ




オペラオーのトレーニングはもちろん面白いが□□も負けていない。安心してついてきて欲しいと□□にもう一度キスをする
383 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/22(水) 21:55:42.00 ID:YokzthI20
夜、トレーナーと□□はお互いの気持ちを確かめる為に身体を重ねたあと、トレーナーは仕事が残っているからと資料を取り出す




「それってどうなのよ」




今日のは愛し合う為の行為でいつかのように激しいものではなかったのでお互いに体力は残っている




仕事をするくらいならもう一度するのが普通ではないのかと□□は不満そうに言う




トレーナー「わかってるけど凄い量なんだよ」




目を通すだけでもこんなに量があるとトレーナーは□□に資料の束を見せつける。それでも納得いかない□□は裸のままトレーナーに迫る




「仕事できるものならしてみなさい」




こんなことは滅多にしないと□□はトレーナーの下半身に顔を埋め棒を咥える。こんな状況で仕事ができるはずもなくトレーナーは仕事のことを忘れる




□□は行為をしながらもこの仕事の量はマズイと危機感を覚えていた。ルドルフ達がいるといっても次々に仕事が増えては意味がない




仕事を更に分担するかそもそもやらないか。全ての仕事を律儀にする必要はないのにと□□は思っている




下1〜3
次のイベント
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2023/03/22(水) 22:14:58.15 ID:wGZzY5aAO
ハイゲまで私生活垂れ流し配信7日目
「配信最終日?締めの雑談」(20:55〜)

https://www.twitch.tv/kato_junichi0817
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 23:04:39.28 ID:5p6GlDTv0
次の日、□□がルドルフにトレーナーは今ある全ての仕事を律儀にやる必要はあるのか?と聞くと、ルドルフは「正直言って私の元トレーナーが主任をやっていた頃はこれの半分以下しかやっていない」と答える、□□はやっぱりやる必要ない仕事ばかりじゃないかと怒るが、ルドルフは「彼は真面目だからね」と言う
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 23:14:35.81 ID:SfHNlqtd0
>>385
クリークが「理事長や役人達が面倒な仕事をトレーナーさんに押し付けてるみたいです」と言う、□□は「ルドルフトレと違ってウチのトレーナーは人が良いから仕事を押し付けやすいんだな」と推測する
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 23:27:13.35 ID:BKTqUrdh0
テイオーが「トレーナーの仕事量もそうだが、ブルボンやオペラオーの情報の仕入れ先は結局何処なのさ?」と言う、□□は「タキオンでしょ、トレーナーの色んな情報を流す奴なんて」と迷いなくタキオンだと決めつける□□。


388 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/22(水) 23:59:40.96 ID:FRNintmG0
次の日、□□がルドルフにトレーナーは今ある全ての仕事を律儀にやる必要はあるのかと聞くとそんなことは無いと否定する




ルドルフトレが主任をやっていた頃はこれの半分以下しかやっていないと聞き、□□はやっぱりやる必要ない仕事までやっていると怒る




シンボリルドルフ「彼は真面目だからね」




トレーナーの性格に加えて理事長や役人達が面倒な仕事をトレーナーに押し付けてるようだとクリークは言う




「アレと違ってアイツは仕事を押し付けやすいのね」




ルドルフトレと比べるとトレーナーは人が良すぎる。だから仕事を押し付けられているのだろうと□□はため息をつく





トウカイテイオー「ブルボンやオペラオーの情報の仕入れ先は結局何処なのさ?」




トレーナーの仕事量はどうにかするとしてどこから情報が漏れたのかをテイオーは気にしていた




□□は心当たりがあるというか犯人はタキオンだと断定する。トレーナーの色んな情報を流し評判を下げることをするのは彼女しかいない




いずれタキオンとは決着をつけると□□は怒りに震えてあ
389 : ◆rOtwZuuRn. [saga]:2023/03/23(木) 00:10:59.82 ID:QcfuJqP70
テイエムオペラオー「君の情報が役に立ったよ」




お礼だといいUSBメモリをあるウマ娘に渡す。それを手に取ったウマ娘は嬉しさのあまりに爆発しそうになるのをなんとか制する




アグネスデジタル「ドトウさんとの濃厚オペラァァァァ!!」




情報と引き換えにリクエストしていたものが手に入ったデジタルは叫び感情を爆発させる。物理的に爆発しないよう気を付けていたがやがて限界を向かえ爆発する




テイエムオペラオー「はーっはっはっ!」




USBを渡した瞬間に離れていたのでオペラオーは無傷で爆心地にはデジタルが白骨化している




ブルボンとオペラオーの情報原は彼女、アグネスデジタルであったが普段の姿ではなくこの白骨化した姿で情報を集めていたのだ




骨になったデジタルの一部、小指の骨などの小さな骨を持ち出すと彼女は元に戻らない。万が一バラバラになってしまえば二度と戻れないリスクだけかと思いきやメリットもある




小指や小さい骨の状態でもデジタルの五感は生きている。どう見て聞いているのかは謎だがちゃんと認識できている





部屋の隅に小さな骨を置けばその部屋を盗聴しているのと同じ。協力者さえいれば寮の全ての部屋を覗くこともできる




実質、骨の分だけ分身できるデジタルは最強の諜報員として活躍しているのであった




下1〜3
次のイベント
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/23(木) 00:26:14.74 ID:GjNIfzolo
(変態を超えて完全に化け物の類ですやん)
練習の時間になったが、あれほどトレーナーの指導を熱望していたブルボンが現れない
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/23(木) 06:35:56.01 ID:PM1BugtiO

ブルボンはカフェトレたちに囲まれ、色仕掛けで籠絡されてしまった。
ライスのためを思うあまり被験体として利用されてしまっていた
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/23(木) 10:54:23.62 ID:lLajsKM/0
キングが「担当ではないが主任にトレーニングを付けてもらっている」のを同じ黄金世代四人に話す、エルはこの中だったら乳尻好きの主任に担当して貰える可能性が高いのは自分だと言う、グラスも胸は貧相だが尻は大きいので可能性があると誂い、グラスを怒らせるエル。
スペは流石のトレーナーさんも身体付きで担当決めたりしない筈とトレーナーを擁護。

スカイがブルボンがタキオン達に絡まれているのを見付ける
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