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八幡「新はまち劇場」【俺ガイル】Part2

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883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/21(水) 23:53:17.25 ID:/+iVfDij0
俺ガイルSS雑談スレpart51【はまち】 - SS速報VIP VIPService
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520603332/
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/21(水) 06:41:24.60 ID:OYd5GN7FO
成り済まし君がまた私怨晒ししてる
盗作元(笑)をでっち上げても嘘は嘘のままなのに
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/06/21(水) 08:18:29.32 ID:nXQ/Xtf9O
成り済まし君が私怨晒しであることを認めた

>879: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]

>ex14.vip2ch.com
>俺ガイルのスレ荒らすのが日課ならこのスレとかDo-Dai?
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/21(水) 20:11:46.25 ID:OYd5GN7FO
盗作だ捏造だと言ってるけど、本当は自分の気に入らないSSを晒しているだけの成り済まし君

精神が歪んでるとは思ってたけど妄想性障害まで患っているのか……
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 08:33:56.91 ID:dkeGyVKMO
第五百九十三話のいろゆいは尊いな
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/22(木) 19:27:31.93 ID:bQvkbBOy0
>>883
捏造や盗作がバレたから私怨晒しとか言って他人のせいにしようとしているだけなのでは
886 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:10:17.16 ID:mAUb9hwfO
【第六百二話】


百合香「頭痛い……」ズキズキ

佐織梨「大丈夫、お姉ちゃん?」

百合香「寝てれば治るわよ、風邪ぐらい……心配いらないわよ」

佐織梨「だといいけど……」
887 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:11:02.06 ID:mAUb9hwfO
佐織梨「それじゃおやすみ」

百合香「おやすみ」
888 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:13:00.11 ID:mAUb9hwfO
数分後

携帯「」ピロリーン

百合香「ん? 誰?」ゴソゴソ

百合香「めぐり先輩かぁ……」ポチポチ
889 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:15:04.14 ID:mAUb9hwfO
めぐり『藤森さん、今空いてる?』

百合香「すいません、今風邪で寝込んでるので無理です……」

めぐり『えっ、大丈夫!?』

百合香「寝てれば治ると思うので大丈夫です」

めぐり『じゃ、また今度話そうね。お大事に』
890 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:16:31.43 ID:mAUb9hwfO
百合香「あー……めぐり先輩に看病されたい……」

百合香「とりあえず寝よう……」スッ
891 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:21:41.43 ID:mAUb9hwfO
五分後

百合香「zzz……」
892 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:28:32.33 ID:mAUb9hwfO
一時間後

百合香「zzz……」

?「よいしょっ」フキフキ

百合香(なんかヒンヤリしてて気持ち良い……)

?「よしっ♪」ピトッ

百合香(ああ……佐織梨がシート貼ってくれたのか……)
893 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:32:43.41 ID:mAUb9hwfO
百合香「ありがと、佐織梨……」スッ

めぐり「どういたしまして♪」

百合香「…………」

めぐり「んふふ〜♪」ニコニコ

百合香「うおぉぉぉぉぉぉ!?」ガバッ
894 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:33:37.22 ID:mAUb9hwfO
百合香「めっ、めぐり先輩……」ドキドキ

めぐり「だめだよ〜。風邪引いてるんだから大人しくしてなきゃ〜」

百合香「アッハイ……」
895 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:34:46.07 ID:mAUb9hwfO
めぐり「具合はどう? 辛くない?」

百合香「えっ、あっ、頭痛が治まってます……」ドキドキ

めぐり「よかったぁ……」ホッ
896 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:35:57.82 ID:mAUb9hwfO
百合香「いやなんで先輩がいるんですか?」ドキドキ

めぐり「藤森さんが心配になっちゃって、押し掛けちゃった……ごめん……」シュン

百合香「いえ。こちらこそ心配かけてすみません……」
897 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:37:15.06 ID:mAUb9hwfO
百合香「あっ、え〜と……」

めぐり「どしたの?」

百合香「その……看病してくれてありがとうごさいます……」

めぐり「うん♪ どういたしまして♪」
898 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:38:30.19 ID:mAUb9hwfO
めぐり「そろそろ冷えピタ取り替えよっか〜」

百合香「じ、自分でやりますって……」

めぐり「いいからいいから♪」ペリペリ

百合香「どっ、どうも……」
899 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:39:31.57 ID:mAUb9hwfO
めぐり「お熱も測らないとね」

百合香「ああ、そうですね……体温計、体温」ゴソゴソ

めぐり「よいしょ」オデコピトッ

百合香「えっ……」

雪乃「藤森さん、お邪魔するわね」ガチャッ
900 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:41:50.12 ID:mAUb9hwfO
結衣「百合香大丈――」ピタッ

いろは「せんぱ〜い、可愛い後輩が――」ピタッ

小町「百合香さーん、こま――」ピタッ

佐織梨「お姉ちゃ〜ん、雪乃さん達も――」ピタッ

めぐり「あっ、みんな〜♪」クルッ

百合香(こっ、この人なんでこんなに普通でいられるの……? 私はどうにかなってしまいそうなのに……)プルプル
901 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:42:59.54 ID:mAUb9hwfO
いろは・小町「「ああぁぁぁぁぁぁぁ!?」」

雪乃「…………」プルプル

佐織梨「うおぉぉぉぉぉぉぉ!?」ワクワク

結衣「お取り込み中でしたかー……」

めぐり「みんなダメだよ、静かにしなきゃ。めっ!」

五人「「はい……」」シュン
902 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:44:25.26 ID:mAUb9hwfO
雪乃「…………」プルプル

佐織梨「うわあうわあ……」ドキドキ

いろは・小町「「」」ドキドキ

めぐり「みんなも藤森さんのお見舞いに来たの?」

結衣「はい。佐織梨ちゃんから連絡がありまして」

百合香(いつの間に……)

いろは「それより! 城廻先輩は何してるんですかー!?」

小町「そっ、そうですよ!?」

めぐり「私?」
903 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:45:49.62 ID:mAUb9hwfO
めぐり「藤森さんから風邪引いたってメールが来たからお見舞いに来たんだよ」ニコリ

いろは「へえぇ……先輩は城廻先輩に打ち明けたんですねー?」ピクピク

めぐり「うん♪」

いろは「羨ましいですー……」ジロリ

百合香「……別に『会いたい』って言った訳ではないわよ」
904 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:46:37.46 ID:mAUb9hwfO
いろは「って、そうじゃなくて! 城廻先輩がいるのは佐織梨ちゃんから聞いてて、わたしが言いたいのは……その……」

めぐり「その?」

結衣「さっ、さっき……百合香とキスしてました……?」オズオズ

雪乃「…………」ピクッ

いろは・小町・佐織梨「「直球勝負!?」」
905 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:48:22.84 ID:mAUb9hwfO
めぐり「えぇっ!? しっ、してないよぅ……お熱測ってただけだよぅ……」ワタワタ

結衣「そうなんですか……」ホッ

百合香「当たり前じゃない」

いろは・小町「「…………」」グッ

雪乃「まぁ、私は分かっていたのだけれど」

百合香「でも、ホント心臓に悪いからあの測り方はやめてほしいです……。襲いたくなるんで……」ドキドキ

めぐり「うーん……誘惑するつもりはなかったんだけどなぁ……」

結衣「最近ヌイてなかったからかな?」

いろは「弱ってる時は何故か欲しくなるそうですが」

小町「元気になりつつあるからじゃないですか?」

雪乃「病人の前で長々と論ずることでもないでしょう。そろそろお暇しましょうか」

結衣「そうだね。じゃあ、帰る前にこれを渡しとくね」

佐織梨「ありがとうございます」
906 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:49:41.01 ID:mAUb9hwfO
いろは「それでは百合香先輩。治ったらえっちしましょーねー」

小町「いろは先輩、欲望ダダ漏れ……」

結衣「でも、百合香にはそっちの方が効きそう」

雪乃「一番の薬よね」

めぐり「確かに」

百合香「アンタら全員抱き潰すよ?」
907 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:52:14.28 ID:mAUb9hwfO
【第六百三話】


京華「あーちゃーん♡」ダキッ

あい「けーちゃんは今日も元気だね」ナデナデ

京華「んーっ♪」

あい「」キュンッ
908 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 07:58:35.83 ID:mAUb9hwfO
沙希「随分懐いてるねぇ」

あい「えへへ」

京華「けーちゃん、あーちゃんのことすきー」

沙希「妬けるよ」

京華「!」
909 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 08:07:04.66 ID:mAUb9hwfO
京華「さーちゃんもいっしょ!」ギューッ

沙希「けっ、けけけけーちゃん! ひな、ひなつ! ひにゃ! ひなつるの手gwせdrftgy!?」

あい「ごめんっ、すぐ離れるからっ」

沙希「!? い、いやちがっ……」

京華「さーちゃん、あーちゃんのこときらいじゃないよ!」

沙希「けーちゃん……」

あい「そうなの?」

京華「むしろあーちゃんのこと、だいす――」

沙希「あはははは! けーちゃんそろそろお昼寝の時間だよ!? そ、それじゃあね雛鶴! また明日!」

あい「またねー」
910 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 08:08:34.77 ID:mAUb9hwfO
あい「いや、待って沙希ちゃん」

沙希「なにっ!?」

あい「わたしも沙希ちゃんのこと大好きだよ」

京華「まあ」

沙希「〜〜〜〜〜〜〜〜!?」
911 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 08:36:19.25 ID:mAUb9hwfO
【第六百四話】


由良「どうよ、アタシのウエディングドレス姿♡」

雪乃「意外と似合うわね」

由良「うぉーい! 意外とってどういう意味だー!」

雪乃「ふふっ、冗談よ。凄く可愛いわよ」
912 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 08:37:16.65 ID:mAUb9hwfO
由良「せっかくウエディングドレス姿の雪乃を褒めようと思ったのによー」

雪乃「思ったの?」

由良「だって、キレーなんだぜ。言わない訳ないだろ」

雪乃「あらまあ」
913 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 08:38:18.23 ID:mAUb9hwfO
由良「こりゃ一海も見蕩れるぜ」

雪乃「そうかしら?」

由良「あたぼうよ」
914 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 08:38:57.69 ID:mAUb9hwfO
由良「早く来ねーかな。遊びたくてうずうずするぜ」

雪乃「ええ」

由良「タキシード姿の一海とか絶対可愛いだろ」

雪乃「私もそう思うわ」
915 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 09:10:40.60 ID:mAUb9hwfO
【第六百五話】


留美「……最近会えなくて寂しかった」

理緒「開口一番それか」
916 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 09:12:11.95 ID:mAUb9hwfO
留美「そういうわけでデートに行こ」

理緒「いきなり押し掛けて来て何がそういう訳なのか分からない」

留美「大丈夫、お母さんの許可は取ってある」

理緒「理緒の許可が取れてないから駄目」
917 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 09:13:26.09 ID:mAUb9hwfO
留美「お父さんは何も知らないから大丈夫」

理緒「それ絶対大丈夫じゃないから駄目」
918 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 09:14:59.55 ID:mAUb9hwfO
留美「お義兄さんとお義姉さんの許可も貰ってあるから大丈夫」

理緒「誰のことよ?」
919 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 09:15:57.61 ID:mAUb9hwfO
留美「お義母さんにも許可は頂いてるから気にしないで大丈夫」

理緒「なんかニュアンスさっきと違くない?」
920 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 09:17:03.53 ID:mAUb9hwfO
留美「ほら、お義父さんに『理緒の(将来の)彼女、もとい嫁です』って挨拶したら笑顔でこんなにお金くれたよ? 御祝儀だよね」ピラッ

理緒「あの父、小学生の口車に乗せられたの?」

留美「小学生じゃない、留美」

理緒「はいはい」ナデナデ

留美「」ムッ
921 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 09:18:39.76 ID:mAUb9hwfO
理緒「でも、そうね……10年後も変わらない気持ちだったら真面目に相手をしてあげる」

留美「」カチッ

理緒『10年後も変わらない気持ちだったら真面目に相手をしてあげる』

留美「言質は取ったから」

理緒「乗せられた……」
922 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 09:19:33.55 ID:mAUb9hwfO
理緒(理緒、小学生の玩具にされてる……)

留美(……外堀は埋め終えてあるから後は10年後まで理緒を魔の手から守り続けるだけ。余裕)
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/24(土) 09:49:11.01 ID:Mlm0Nqh70
【第六百二話】は「とある夏風邪」

【第六百三話】は「俺ガイル日常一コマ劇場#207」

【第六百五話】は「俺ガイル日常一コマ劇場#161」

それぞれの盗作元
元のSSの作者に迷惑をかけるようなことをしてはいけない
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/24(土) 11:10:56.21 ID:U98UejN+O
嘘乙
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/24(土) 16:04:56.14 ID:LMWytPGz0
安定の末尾O
ついでにおーぷんの方も更新しといてや
八幡「俺ガイル劇場」【俺ガイル】
http://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1619366915/

こっち盗作云々は言われてないけど信者すらいない過疎スレになってるから
926 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 20:58:25.81 ID:mAUb9hwfO
【第六百六話】


葉山(37)「戸籍と財産内容を拝見しますね」

相談者「お願いします」
927 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 20:59:43.02 ID:mAUb9hwfO
相談者「相続税はどのくらいかかりますかね?」

葉山「この財産額なら……課税はされないですね」

相談者「相続人は私だけなので……後は名義変更……」

葉山「その前に協議書が要りますね」

相談者「え? 私達には子供がいないので相続人は私だけ……」

葉山「いえ。ご主人のご兄弟にも計4分の1の法定相続分があります」

相談者「え?」
928 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 21:01:59.31 ID:mAUb9hwfO
葉山「まず6人の内のご存命の3人。亡くなられたご兄弟の3人から相続権を受け継いだお子さんが7人おりまして……」

相談者「え!?」

葉山「現在相続人が奥様を含めて11人いる状態(※)です」
929 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 21:03:33.13 ID:mAUb9hwfO
葉山「全員の合意が要ります。実印押して印鑑証明をもらってください」

相談者「ヒェッ……なんでですか」

葉山「That's民法なんですよ」
930 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/24(土) 21:05:26.15 ID:mAUb9hwfO
※注釈

相談者の夫は7人兄弟の三男で長兄、姉(故人)、次兄(故人)、相談者の夫(故人、被相続人)、長弟(故人)、次弟、妹という構成


相続人一覧

・相談者(被相続人の妻)

・被相続人の長兄

・被相続人の姉の長男

・被相続人の姉の次男

・被相続人の姉の三男

・被相続人の姉の四男

・被相続人の次兄の長女

・被相続人の長弟の長男

・被相続人の長弟の長女

・被相続人の次弟

・被相続人の妹
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/06/24(土) 21:25:04.35 ID:gli+CSnW0
今月の議事録
私「戸籍と財産内容拝見しますね」
某「夫の遺産…これ相続税かかりますかね?」
私「この財産額なら…課税されないですね」
某「相続人は私だけなので…後は名義変更…」
私「いや協議書が要りますね」
某「え?私達には子供いなかったので相続人は私だけ…」
私「じゃない」
某「え?」
私「ご主人、7人兄弟ですから他の6人に計4分の1の法定相続分があります。亡くなった兄弟がいるなら甥姪に」
某「え?!」
私「戸籍とお話の内容からすると、奥様の他に相続人が10人います。全員の合意が要ります。実印押して印鑑証明もろて」
某「ヒェッ…なんでですか」
私「That's民法なんですよ」

【第六百六話】はこのツイートの盗用
元のツイート主に迷惑をかけるようなことをしてはいけない
932 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 19:11:55.97 ID:aCkqG+kIO
【第六百七話】


小町「お兄ちゃん」

八幡「なんだ」
933 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 19:13:03.03 ID:aCkqG+kIO
小町「何で荷物まとめていないの?」

八幡「何でってまとめなきゃいけない理由があんのかよ」

小町「リフォームするって言ってるじゃない」

八幡「は? リフォーム?」

小町「明日から一ヶ月間リフォームするのに何で荷物まとめていないの」

八幡「いやいや、リフォームとか初耳なんだが……つか明日から? 急過ぎんだろ」

小町「えー? 結構前からお母さんもお父さんも小町も何度も言ってたじゃない。それなのに生返事ばっかりでゲームしてたのはごみぃちゃんでしょ?」

八幡「うっ……」

八幡(確かにずっとゲームをしてはいたが……)
934 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 19:15:50.45 ID:aCkqG+kIO
小町「ということで明日から業者さんが工事始めるからしばらくお別れだね」

八幡「お別れだねって、え? どゆこと?」

小町「小町はお母さんとお父さんと一緒に伯父さんの所に行くから」

八幡「まるで俺は別みたいな言い方をするな……え? まさか俺だけ置いて行かれるとかないですよね小町さん?」

小町「本当に何も聞いてないんだね」

八幡「え? 母ちゃんか親父、何か言ってたん?」
935 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 19:17:15.82 ID:aCkqG+kIO
小町「お兄ちゃんはゲームに夢中で聞いてなかったけどお母さんもお父さんも色々言ってたよ」

八幡「いや、知らんし」

小町「期末試験で成績下がって模試の判定も悪いのにゲーム三昧とは何事だって。何度言っても聞かないからお兄ちゃんにお灸を据えるためにってことで――」
936 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 19:19:41.22 ID:aCkqG+kIO



小町「叡考塾に入寮することになりましたー!」


937 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 19:21:16.04 ID:aCkqG+kIO
八幡「はあああああああああああ!?」

小町「良かったね。受験まで叡考塾の寮で充実した日々を過ごせるよ」

八幡「叡考塾って……いやいやいや、指導がめちゃくちゃ厳しい所だろ! 時代錯誤なまでに厳しい所だろ!」

小町「厳しくしなきゃ勉強しないでしょ」

八幡「それにしたって限度があるって。俺のメンタルの強度知ってるだろ? 警察や自衛隊レベルのスパルタ指導とか耐えられないって。ほら、俺って褒められて伸びるタイプだからさ、雪ノ下とマンツーマンで教わるのが一番良――」

小町「甘ったれるなぁ!」

八幡「」ビクッ
938 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 19:23:19.90 ID:aCkqG+kIO
小町「お兄ちゃん、このままだと雪乃さんと同じ大学行けないよ」

八幡「そ、そんなことないもん……」

小町「あるからお母さんとお父さんが叡考塾に申し込んだんだよ」

八幡「俺の意思は無視ですか」

小町「人の話を無視するんだから当然でしょ」
939 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 19:24:17.63 ID:aCkqG+kIO
小町「というか、叡考塾行かないと雪乃さんと破局しちゃうよ」

八幡「は? そんなん関係ないじゃん」

小町「雪乃さんの志望校は人種のサラダボウルで有名なんだよ? 偉人賢人から奇人変人まで揃っているんだよ? 隣にいない彼氏(笑)なんて忘れちゃうかもよ?」

八幡「雪ノ下はそんな尻軽な女じゃないやい!」

小町「お兄ちゃんに都合の良い女性でもないでしょ」
940 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 19:28:17.85 ID:aCkqG+kIO
八幡「俺と雪ノ下には何人にも断ちがたい絆が――」

小町「何度も空中分解しかけている癖に」

八幡「それはだな……」

小町「はいはい。黙ってごみぃちゃんの恋を応援してくれる家族の愛を受け取りなさいな」
941 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 19:32:07.34 ID:aCkqG+kIO
八幡「いや、だから俺は褒められて伸びるタイプなの! 叡考塾の鬼講師とは相性が悪いの!」

小町「そういう御託は良いから。さっさと叡考塾に行った行った」

八幡「小町が冷たいよぉ!」
942 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 19:40:19.62 ID:aCkqG+kIO
1年後

小町「入寮後、お兄ちゃんは脱走を繰り返したので成績が伸びなくて受験に落ちました」

小町「現在は別の予備校で浪人ライフを謳歌しています」

小町「ちなみに雪乃さんとは今も交際を続けています」


Happy End
943 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:24:36.41 ID:aCkqG+kIO
【第六百八話】


花恋「ししょー! また金沢でタイトル戦です!」

あい「そうだね」
944 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:25:17.81 ID:aCkqG+kIO
あい「棋王が勝ってタイに戻すか、史上最年少六冠にリーチがかかるか……」

花恋「六冠すごいですねー」

あい「いつの間にか差を付けられちゃって……」

花恋「でも師匠もいつの間にか小学生の弟子を3人も取ってますよね?」

あい「…………」
945 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:28:02.28 ID:aCkqG+kIO
【第六百九話】


雪ノ下母「娘の妻が嫁姑相姦もののエロ本を隠し持ってた……」

いろは(27)「」ガクガク
946 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:28:52.64 ID:aCkqG+kIO
雪ノ下母「娘嫁がぁ、娘嫁が怖いぃ!」ガタガタ

いろは「誤解です! 誤解なんですってば!」

雪ノ下母「娘嫁に犯されるぅ!」ブルブル

いろは「うぅ……お義母さんがこんなにも取り乱すなんて……」
947 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:30:35.80 ID:aCkqG+kIO
いろは「誤解なんです!」

雪ノ下母「そ、そうなの?」

いろは「そうです!」

雪ノ下母「では、あの本はあなたのではない?」

いろは「え、いや、それはまぁ……わたしのものですが……」

雪ノ下母「やっぱり犯される! 娘の妻に犯されるぅ!」ガタガタ

いろは「ち、違うんですぅ! あの、お願いですから、ちゃんと話を聞いてください!」
948 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:31:58.16 ID:aCkqG+kIO
いろは「このままだとわたし、雪乃さんと離婚させられるんでしょうか!?」

雪ノ下母「あ、いや……そんな酷いことはしませんが……」

いろは「…………」

雪ノ下母「でもあなたって陽乃や雪乃と違う方向で癖が強いから、ちょっと怖いのよね……」

いろは「反撃に弱いモラハラトメみたいなことを言わないでください……」
949 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:33:58.81 ID:aCkqG+kIO
雪ノ下母「こほん。まぁ、癖自体をとやかく言うつもりはありませんが」

いろは「…………」

雪ノ下母「ですが、いいですか? あなたは人妻になったのですから、それにふさわしい貞操観念を――—」

いろは「――あの、お義母さん?」

雪ノ下母「……な、何です」ビクッ
950 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:34:41.78 ID:aCkqG+kIO
いろは「お話しはごもっともなのですが……どうしてわたしから距離をとってるんですか?」

雪ノ下母「だって怖いでしょう! あなたに犯されるかもしれないと思うと!」ガタガタ

いろは「だからやめてくださいって言ってるでしょうがぁーっ!!」

雪ノ下母「でも超マニアックな方法で犯すのでしょう!」

いろは「犯しませんてば!」
951 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:35:39.35 ID:aCkqG+kIO
雪ノ下母「ベッドに寝かして『いつもお義父さんとシテるのを思い出すでしょう……?』とか言いながら犯すのでしょう!」

いろは「抜粋やめて! さっきの本から抜粋するのやめてください!」

雪ノ下母「義理モノ特有のなにやらマニアックな言葉責めとかするつもりでしょう!」

いろは「しませんてば! やめて!」

雪ノ下母「『お義母さんの胎内(ナカ)で産み直してほしい』とか言いながら犯すつもりでしょう!」

いろは「抜粋やめてください! ホントやめてください!」

雪ノ下母「いろはときたらすっかりマニアックな言葉責めを身につけて……!」

いろは「ですから……」

雪ノ下母「とにかく、そういうマニアックなプレイしようとしてるんでしょう……?」

いろは「そんなつもりは毛頭ないです!」

雪ノ下母「では、さ、更にマニアックな……?」

いろは「あーもー違いますって! というかそもそも! そんなのは嫁姑相姦モノでは全然マニアックの範疇じゃないですから!」

雪ノ下母「……え?」

いろは「……あ」
952 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:37:18.81 ID:aCkqG+kIO
雪ノ下母「あ、あれくらいは……基本なのね……?」

いろは「い、今の失言は撤回します……」

雪ノ下母「正直今のでもかなりエグい箇所を抜粋したつもりだったのですが……」

いろは「聞いてください! さっきのは失言でした!」

雪ノ下母「もうこれくらいじゃ、あなたは満足できないのね……」

いろは「やめてー!」
953 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:38:41.86 ID:aCkqG+kIO
雪ノ下母「ああ、いろはがどんどん遠くに行く……」

いろは「遠くに行ってるのはお義母さんです……物理的に距離取ってるでしょう……」

雪ノ下母「だ、だってあなたが犯そうとするから……」

いろは「だからしてませんてば!」
954 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:41:07.24 ID:aCkqG+kIO
雪ノ下母「接し方が悪かったのでしょうか……知らず知らずの内に、あなたに寂しい思いをさせていたのでしょうか……」

いろは「やめてください! 重い感じにしないで!」

雪ノ下母「ちゃんと姑は、あなたを本当の娘のように思っているのに……」

いろは「えっ、そ、それは……わたしだって本当の母のように慕っていますけど……」

雪ノ下母「ですがもしかすると、プレイ的な見地から言えばそういうぎこちなさも興奮ポイントに……?」

いろは「やめろ! 娘の妻の嗜好を探るな!」

雪ノ下母「でもさっき言ったくらいはもう基本なんでしょう?」

いろは「だからやめろ!!」
955 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:43:40.70 ID:aCkqG+kIO
雪ノ下母「もしかすると母乳とかそっち系に行かざるを得ない……?」

いろは「っていうか何でちょっと協力的なんですか!? さっきまで『犯される!』とか言ってましたよね!?」

雪ノ下母「逆らったらもっと酷い目にあうのでしょうし……」

いろは「そ、そう来ますか! いや、しませんから! どうしちゃったんですか! 雪乃さんが今のお義母さんを目の当りにしたら、きっと腰を抜かしますよ!?」

雪ノ下母「む」

いろは「わたし、離婚されるのではないかと内心ドキドキしていたのに、馬鹿みたいじゃないですか……いつもの凛々しいお義母さんは、どこへいってしまったのですか?」

雪ノ下母「むぅ」
956 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:44:44.48 ID:aCkqG+kIO
雪ノ下母「な、なら、面と向かって誓いなさい」

いろは「何をです?」

雪ノ下母「『わたしは妻の母親を犯したいと思っていないし、思ったこともありません』って」

いろは「何ですかその宣言!?」

雪ノ下母「言わなきゃ信用できません! この獣!」

いろは「娘の妻をケダモノとか言わないでください!」

雪ノ下母「と、とにかく言ってもらえれば、安心できるかもしれないから……」

いろは「……うーん……」
957 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:46:34.07 ID:aCkqG+kIO
雪ノ下母「や、やっぱり虚言になるから言えないの……?」ビクビク

いろは「虚言じゃないです!」

雪ノ下母「い、いいのですよ! 姑はいろはを嘘つきにしたいわけではないのです!」

いろは「その感じ、やめてください!」

雪ノ下母「あなたにその場限りの嘘をつかせるくらいなら、姑はあなたの嗜好と向き合うから!」

いろは「そういう優しさは雪乃さんにかけてあげてください!」

雪ノ下母「ぐ」

いろは(心底屈辱的な……でも、姑にもこういう一面があったのね。まぁ……嬉しくはある、か……)
958 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:47:57.67 ID:aCkqG+kIO
いろは「……ああもぅわかりましたよ、宣言します。えと、な、なんだっけ……『わたしは』……」

雪ノ下母「『わたしは妻の母親を犯したいと思っていないし』」

いろは「そ、そうでした。『わたしは自分の母親を――」
959 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:49:49.66 ID:aCkqG+kIO



いろは「…………」


960 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:50:38.05 ID:aCkqG+kIO
雪ノ下母「……ど、どうしましたか?」

いろは「あ、あのー、一応、一応確認なのですが」

雪ノ下母「何です」

いろは「どこからが『犯す』の、つまり『お義母さんにしちゃダメ』の、範囲なのでしょう……?」

雪ノ下母「は!?」
961 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:52:06.43 ID:aCkqG+kIO
いろは「い、一応ですよ! 一応確認を」

雪ノ下母「そ、それはつまり範囲によっては……」

いろは「深い意味はありません! ただ、意外と二人の間で見解が食い違ってるかもしれないでしょう!」

雪ノ下母「範囲によってはありえる、と?」

いろは「いやですから一応の確認を!」

雪ノ下母「い、いいでしょう。あなたの基準はちょっとアレですから」

いろは「アレとかやめてください」
962 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:53:25.10 ID:aCkqG+kIO
いろは「えーと、では少しずつ確認していきましょう」

雪ノ下母「わ、わかりました。ここでの『犯す』の範囲が広ければ広いほど、その……」

いろは「……はい」

雪ノ下母「あなたがさっきの宣誓をできなくなる可能性が上がるわけね」

いろは「いやまぁ多分というか絶対大丈夫ですけれどね!」

雪ノ下母「そうよね!」
963 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:54:38.78 ID:aCkqG+kIO
いろは「えー、それでは『犯す』の基準決めスタート!」

雪ノ下母「まずはキス!」

いろは「えっ!? キスはダメなんですか!?」

雪ノ下母「えっ!?」
964 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:55:45.61 ID:aCkqG+kIO
いろは「ストップで! 一旦ストップで!」

雪ノ下母「怖い怖い怖い怖い!!」

いろは「いや違いますって! 普通するでしょう! キスってするでしょう! 嫁姑で!」

雪ノ下母「しないしないしない怖い怖い怖い!!」

いろは「わたしがしたいどうかじゃないですよ!? 一般的にですよ!? 一般的な基準として、家族でキスはセーフですよ!」

雪ノ下母「しないわよ……陽乃とも雪乃ともしたことないわよ……夫にしかしたことないわよ……」

いろは「う……。い、いやまぁ、アレですよ? キスって上の唇同士の奴ですよ? 『下の唇同士で』とかそういうんじゃないですよ? そのつもりでわたしはOKにしたのですよ?」

雪ノ下母「当たり前です……下の唇でのキスをOKにしてたらそれこそ説教していましたよ……」ビクビク
965 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:56:52.04 ID:aCkqG+kIO
雪ノ下母「というかもう、聞きますが……ど、どこラインにしたらさっきの宣言ができるの?」

いろは「……えー?」

雪ノ下母「あ、あなたが決めてくれていいわ。それを聞いて対処するから……」

いろは「わかりました」
966 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:58:12.40 ID:aCkqG+kIO
五分後

いろは「…………」

雪ノ下母「…………」ドキドキ

いろは「……あの」

雪ノ下母「っ!?」ビクゥッ

いろは「そ、そこまで怯えなくても!」
967 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/25(日) 23:59:49.89 ID:aCkqG+kIO
雪ノ下母「わ、悪かったわ。驚いちゃっただけだから。ごめんね? 犯さないでね?」

いろは「しつこいです!」

雪ノ下母「というか、長考している時点で相当ヤバ……」

いろは「言うので! 今すぐ言うので!」
968 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:02:57.09 ID:KS4blIQRO
雪ノ下母「わ、わかりました。言ってみなさい! ドンと! 受け止めますから!」

いろは「ええと……んー……」

雪ノ下母「もう驚きませんよ!」

いろは「えーとですねー……多分、何をラインにしても、その、無理です……」

雪ノ下母「え」

いろは「あの、だって……シタいです」
969 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:04:07.49 ID:KS4blIQRO
雪ノ下母「ふおぉぉぉぉぉやっぱりガチじゃないのっっっ!!!」

いろは「ご、ごめんなさいぃぃぃぃ! でもしたいんですよぉぉぉぉ!!」

雪ノ下母「最初ので合っていたじゃないっ! 最初のリアクションでむしろ正解でしょうが!!」

いろは「ごめんなさい! 本当にごめんなさい! でもさっきの言葉責めとかめっちゃしたいです!」

雪ノ下母「そんなこと聞いてません! 怖い怖い怖いぃぃぃ!!」

いろは「し、静かにしてくださいよぉ! お、犯しますよッ!?」

雪ノ下母「あけすけに本性を出してるぅ!!!」

いろは「好きなんです! お義母さんのことずっとずっと好きなんです!」

雪ノ下母「ひぃ!」
970 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:05:36.85 ID:KS4blIQRO
いろは「普段めっちゃ厳しいし誰よりも立派な癖に今こうしてちょっと涙目になってるお義母さんとかメッチャ興奮するんですぅ! 尊敬してます! 支配したいです!」

雪ノ下母「こわい! 娘の妻が怖い!」

いろは「う、うるさいです! 口を塞ぎますよ!?」

雪ノ下母「何を言っているの!?」

いろは「よくあるんですよ!」

雪ノ下母「よくあるんですか!?」

いろは「色々装着したまま外出させたりしたい!」

雪ノ下母「何を急に!?」

いろは「す、すみません、もう我慢しなくていいやと思ったら願望出ちゃいました」

雪ノ下母「怖い! そんなことを内に秘めてたとか怖い!」
971 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:06:37.95 ID:KS4blIQRO
いろは「会合とかでお偉いさんと話してる時にリモコンでいじりたい!」

雪ノ下母「やめなさい怖い!」

いろは「そんな状況で必至に気丈ぶってるお義母さんはたまらなく素敵です!」

雪ノ下母「具体的な描写とかやめなさい!」

いろは「うわあああ欲望溢れるぅぅぅ!」

雪ノ下母「落ち着いて! もうやめてー!」

いろは「知り合いに見られない街角の死角でキスしたい! お義姉さんや雪乃さんに電話してる後ろから胸を揉みたい! お義母さんと雪乃さん、2人まとめて抱きたい! お義母さんと一緒にドライブしたいですー!」

雪ノ下母「最後のは普通のこと言ってる筈なのに怖い!」
972 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:07:35.85 ID:KS4blIQRO
いろは「そういうことですから! よ、よろしくお願いします!」

雪ノ下母「何をヨロシクするの!?」

いろは「では、わたしは寝ます! もう寝ますので!」

雪ノ下母「このタイミングで引き上げられるとより怖いでしょう! ていうかなにをヨロシクすればいいの?」

いろは「おやすみなさい!」ダッ

雪ノ下母「ええー……」
973 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:08:36.86 ID:KS4blIQRO
雪ノ下母「絶対明日から何か仕掛けてくるわ……」

雪ノ下母「本当にヤダ本当に怖い……」

雪ノ下母「なんであんな本を見つけてしまったのでしょう……」

雪ノ下母「皆にはなんて言えば……いや、言える訳がないでしょう……こんな稀有な悩み……」
974 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:09:38.45 ID:KS4blIQRO
【第六百十話】


結衣「六百十回目だね、さいちゃん」

戸塚「うん」
975 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:10:39.15 ID:KS4blIQRO
結衣「この板で記念回やるのもこれで最後かな?」

戸塚「多分」

結衣「そうなると次の記念回でイジられる可能性がある……ってコト!?」

戸塚「ちいかわ構文はやめよう」

結衣「いや、本家でもやらされると思う」
976 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:11:59.15 ID:KS4blIQRO
結衣「何はともあれ無事終われると良いんだけど」

戸塚「そうだね」
977 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:13:57.78 ID:KS4blIQRO
【第六百十一話】


あい「天ちゃーん! 明日は師匠の対局日だよ!」

天衣「今回は別名『関西棋界の1番長い日』と呼ばれる程の好カード。今日は早く寝るわよ、あい!」
978 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:15:40.04 ID:KS4blIQRO
あい「うん。よく眠れる枕を用意したよ」

天衣「気が利くじゃない。流石姉弟子」

あい「ところで天ちゃん? 押入れの底からこんな枕カバーが出てきたんだけど……説明してもらえるかなぁ?」

天衣「か、関西棋界の1番ヤバい日……!」
979 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:17:19.25 ID:KS4blIQRO
【第六百十二話】


陽乃「比企谷くんはイジられてる時が最も輝いてるよね!」

雪乃「あら奇遇ね姉さん。そう、比企谷くんは鞭で叩かれてる間はとても有用よ。正直手放し難いわね」

八幡「……この姉妹もうやだ」
980 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:18:14.31 ID:KS4blIQRO
雪ノ下父母「「婿養子来い婿養子来い……!」」

八幡「……この夫婦もうやだ」
981 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:19:19.59 ID:KS4blIQRO
※八幡が雪ノ下家に婿入りすることはありませんでした(雪乃が比企谷姓を名乗ることになった)
982 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2023/06/26(月) 00:20:51.99 ID:KS4blIQRO
【第六百十三話】


花恋「師匠! ハワイではアロハシャツや、このムームーが正装なんです!」

あい「じゃあ、わたしのタイトル戦もアロハで……」

花恋「そこは和服でお願いしますよ!?」
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