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【モバマス】調理実習大作戦!【フリルドスクエア】
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1 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:01:36.26 ID:gHzkRE5/0
―工藤忍ハウス―
工藤忍(もくもく…)
綾瀬穂乃香(サラサラ…)
忍「…うーん穂乃香ちゃんちょっと良い?」
穂乃香「はい。これはですね…」
忍「あっなるほど…ありがと穂乃香ちゃん」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1668520894
2 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:03:47.73 ID:gHzkRE5/0
バーン!
桃井あずき「調理実習大作戦!はじめるよー!!」
喜多見柚「ややっ穂乃香チャンも一緒かー」
穂乃香「柚ちゃん、あずきちゃん。ちゃんと呼び鈴を鳴らさないとダメですよ?」
忍「そういう問題じゃないよ穂乃香ちゃん」
あずき「穂乃香ちゃんも一緒ならちょうどよかった!」
柚「ちょっと聞いてくれないかなー?」
忍「そもそもどうやって入ったの?」
柚「ふふふっ…聞いて驚け!」
あずき「大家さんにお願いしたらあっさり合鍵貸してくれたよ!」
忍「なんで!?」
3 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:04:30.39 ID:gHzkRE5/0
柚「ほらほら、柚たちもう何回も遊びに来てるし?」
あずき「常連大作戦は着々と進んでいたんだぁ!」
穂乃香「それなら、私も貸してもらえそうですね」
忍「穂乃香ちゃん!?」
あずき「たぶん大丈夫だよー」
忍「もう!大家さんには勝手に合鍵を貸さないよう言っとかないと」
柚「えー?」
忍「何で不思議そうなの?」
穂乃香「…忍ちゃん、私もですか?」
忍「…穂乃香ちゃんは…大丈夫」
あずき「穂乃香ちゃんには何もかも甘いよ」
柚「この扱いの差、知りたい!」
忍「まったくもう…。で、2人とも今日は何があったの?」
4 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:04:56.50 ID:gHzkRE5/0
穂乃香「調理実習大作戦?ですか?」
あずき「うんうん!これにはね!ふかーーーい訳があるんだ!」
柚「アレは遡ること今日のホームルームで…」
―柚回想開始―
先生「明日の調理実習、普段サボリ気味の奴が率先してやるように。特に喜多見」
―柚回想終了―
柚「なんてことがあったのだ!柚チャンピーンチ!」
忍「一行じゃん」
5 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:05:26.37 ID:gHzkRE5/0
柚「それで放課後にあずきチャンと合流して、忍チャンたちは今日お休みだって言うから」
あずき「忍ちゃんちで練習させてもらうことにしようって!猛特訓大作戦だよ!」
忍「何で?理由が限りなく浅いよ!」
穂乃香「寮のお台所は借りれなかったんですか?」
あずき「それがねー今日は晩ご飯の後に水場の点検があるんだって」
柚「悩みに悩んだ柚たちは考えた!忍チャンの家に行こうと!」
6 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:05:54.27 ID:gHzkRE5/0
忍「素直に柚ちゃんのお家でやればいいんじゃない?」
穂乃香「忍ちゃん…柚ちゃん達が困ってるんですよ?」
忍「穂乃香ちゃん!?」
柚「そーだそーだー!」(チラッ)
あずき「あずきたちがこんなに困ってるのに…」(ヨヨヨ)
7 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:06:25.34 ID:gHzkRE5/0
穂乃香「2人が私たちを頼ってるんですから、ここは年上として力になってあげたい…」
忍「穂乃香ちゃん…」
柚(やった!)
あずき(泣き落し大作戦、上手くいったね♪)
忍「もうっ!今回だけだよ!」
あずき「わぁ!ありがとー♪」
柚「忍チャン頼りになる〜」
8 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:06:57.38 ID:gHzkRE5/0
穂乃香「ところで、その調理実習の課題はなんですか?」
あずき「お味噌汁だって!」
忍「お味噌汁?」
柚「お味噌汁だよ?」
穂乃香「柚ちゃん、お味噌汁の調理経験は」
柚「てへぺろ」
忍「そっかー(諦)」
9 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:07:38.73 ID:gHzkRE5/0
あずき「ちなみにあずきは作れるよ♪」
忍「あずきちゃんが教えてあげればいいのに」
あずき「えー!みんなと一緒のほうが楽しいもん!」
穂乃香「そうですね。みんなと一緒のほうが楽しいです」
柚「ちなみに、穂乃香チャンのお料理経験は?」
穂乃香「お菓子はいくつかあるんですが、お味噌汁となると…」
忍「それじゃ、みんなで一緒に作ってみようか」
10 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:08:08.61 ID:gHzkRE5/0
あずき「さんせーい♪」
穂乃香「…最初から作るのは初めてなので…。がんばります」
柚「みんな、ヨロシクー♪」
忍「柚ちゃんも作るんだからね?」
柚「分かってるヨー?」
忍「そもそも柚ちゃんの明日の実習のためだからね」
柚「そうだった!」
11 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:08:34.46 ID:gHzkRE5/0
―工藤忍キッチン―
忍「大家さんに頼んでお鍋とカセットコンロを借りてきたよ」
あずき「材料はこれで良かったかな?」
忍「うん。あずきちゃん準備がいいね」
あずき「えへへ♪」
穂乃香「お出汁は煮干しから取るんですか?」
忍「うーん。柚ちゃん、課題のレシピ見せて」
柚「はいはーい」
12 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:09:00.47 ID:gHzkRE5/0
忍「うんうん。やっぱりお出汁は調味料を使うみたいだね」
あずき「煮干しからだと時間かかっちゃうもんね」
柚「ほほーそーなんだね♪」
忍「授業でやるんだしね。時間がかからない方法にもなるよ」
穂乃香「では、まずは玉ねぎを刻みましょう」
忍「待って!穂乃香ちゃん!」
穂乃香「え?」
13 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:09:27.48 ID:gHzkRE5/0
忍「ヒソヒソ…」(包丁、使わせる?)
あずき「ヒソヒソ…」(柚ちゃんは仕方ないけど、穂乃香ちゃんは実習じゃないしね…)
柚「玉ねぎ、目に染みるんだよねー」
穂乃香「でも、刻まないとお味噌汁に入れられませんよ?」
忍(仕方ないかな?)
あずき(何事もチャレンジ大作戦だよ!)
14 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:10:09.47 ID:gHzkRE5/0
忍「4人分ならちょうど玉ねぎ一玉で丁度いいしね」
あずき「柚ちゃん!まずは皮を剥こう♪」
柚「はいはーい♪」(ペリペリ)
忍「それで穂乃香ちゃん、包丁で真っ二つにして…」
穂乃香「はい…」(ザクッ)
あずき「端っこから刻んでいこー♪」
柚「えーっと…うわっ」(トントン…)
穂乃香「やっぱり目に染みますね…」(ウルッ)
15 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:10:39.61 ID:gHzkRE5/0
忍「目に染みない方法はあるけれど、アイドルがやることじゃないしね…」
柚「どんな方法なの?」
あずき「お箸をこんなふーにふひにふはえうお」
柚「あはは♪それは無理だよね―」(ウルッ)
穂乃香「我慢するしかないんですね…」(ウルウル)
16 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:11:16.50 ID:gHzkRE5/0
忍「…うん。玉ねぎは大丈夫みたいだね」
柚「これくらいならお手伝いしたことあるしね―」
あずき「それじゃ、お豆腐を切ってみよー」
穂乃香(真剣な眼差し)
あずき「こうやって手に乗せて―。ささっと」(サクサク)
柚「おーっ」(パチパチ)
17 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:11:48.88 ID:gHzkRE5/0
穂乃香「あずきちゃん?大丈夫なんですか?」
あずき「へーきへーき♪」
忍「あずきちゃん、それアタシも無理だよ?」
柚「初心者に優しくしてほしーなー」
あずき「えへへ♪じゃあ普通にまな板で…」
穂乃香「こうやって手に乗せて…」(ブツブツ)
忍「穂乃香ちゃん!ストーップ!」
穂乃香「え?」
忍「危ない危ない!いきなりマネは無理!」
穂乃香「そ、そうなんですね…。あずきちゃんがとても楽しそうだったもので…」
あずき「さ、最初は普通にやろうね!」
18 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:12:18.38 ID:gHzkRE5/0
―数分後―
柚「えーっと、忍チャン、こんな感じ?」
忍「うん。もうちょっと形が揃うと見た目が良くなるけどね」
穂乃香「ここを…こう等分して…」(ジーッ)
あずき「穂乃香ちゃーん…そこまで綺麗にしなくても…」
穂乃香「いえ、やはり綺麗に整っている方が…」
あずき「忍ちゃん、何とか言って〜」
忍「もう、穂乃香ちゃんらしいなぁ…」(ニコニコ)
柚「ダメっぽい」
あずき「ダメッっぽいね」
19 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:12:53.61 ID:gHzkRE5/0
―さらに数分後―
忍「具材の準備はできたね」
あずき「思ったより時間かかったよぉ」
穂乃香「すみません…ついお豆腐を賽の目に刻むのにこだわってしまって…」
柚「穂乃香チャンのお豆腐、びっくりするくらい同じ形だー♪」
忍「次はお湯に出汁の素と玉ねぎを加えて火を通すよ」
あずき「柔らかくしなきゃだね」
20 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:13:21.02 ID:gHzkRE5/0
忍「その前に、ちょっとこれを食べてみて」
穂乃香「このお味噌汁は忍ちゃんが作ったものですか?」
忍「今朝作ってた残り物なんだ。晩ご飯にしようと思ってたんだけど」
柚「ここでお手本の登場だね♪」
忍「そんな大したものじゃないよ。でも参考にしてね」
あずき「わぁっお味見大作戦だ♪」
穂乃香「では少し失礼しますね…うん、美味しいです♪」
あずき「家庭の味って感だよね♪」
柚「あー…美味しいけど、ちょっとしょっぱい気が…」
21 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:13:47.71 ID:gHzkRE5/0
忍「そうかな?」
あずき「あずきも少しだけ塩分が濃いかなって」
穂乃香「ひょっとしたら、東北は寒さが厳しいので塩分が強めなのでしょうか?」
柚「なるほどー。埼玉は東北ほどじゃないもんねー」
あずき「へー。お味噌汁にも土地柄が出るんだね♪」
穂乃香「私は大丈夫だったんですが…。忍ちゃん、お互い塩分には注意しましょう」
忍「そうだね。青森では当たり前だけど、東京だとそうじゃないもんね。気をつけなきゃ」
22 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:14:15.68 ID:gHzkRE5/0
あずき「それじゃ、あずきが忍ちゃんのお味噌汁にひと味加えちゃう♪」
忍「任せたよあずきちゃん」
穂乃香「それは…卵ですか?」
あずき「うん♪こうやって溶き卵にして…お味噌汁を沸かし直して…」
柚「おーっ♪あずきちゃん上手だね♪」
あずき「えっへん!みんな、一掬いずつどうぞ♪」
穂乃香「とっても美味しいです♪」
忍「溶き卵とお味噌汁も合うよね」
柚「あずきチャン!こんなスペシャルテクニックをみせつけてくるとわー」
あずき「えへへ♪どういたしまして♪」
23 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:14:50.39 ID:gHzkRE5/0
穂乃香「つまり、今日はここがゴールラインなんですね」
あずき「違うよ?2人はまず普通のお味噌汁を作ろ?」
穂乃香「はい…まずは普通のお味噌汁ですね」
忍「工夫をこらすのは今度にしようね?穂乃香ちゃん」
柚「よーし♪お鍋にお水をどーん!そして玉ねぎをバーン♪」
あずき「そこに出汁の小さじ一杯分加えてね♪」
24 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:15:17.32 ID:gHzkRE5/0
柚「はーい♪」(サラサラサラ〜)
忍「柚ちゃん!ちょっと入れすぎ!?」
柚「たぶん美味しいからきっと大丈夫だよ〜♪」
忍「悪い影響を受けてるよ!?」
穂乃香「小さじ一杯…小さじ一杯…」(ブツブツ)
あずき「穂乃香ちゃんはもう少し適当でいいよ?」
穂乃香「いえ、このひと匙が重要なんですから…」
25 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:15:52.54 ID:gHzkRE5/0
あずき「玉ねぎが煮え過ぎちゃうよぉっ」
忍「煮えすぎないうちにお豆腐をいれようね」
柚「はーい♪」(ドバドバ)
穂乃香「…」(そぉっ…)
あずき(ここまで正反対になっちゃうんだね…)
忍「それで、次はお味噌大さじ2杯を…」
柚「はいはーい♪」(ざくっ!どば!ざくっ!どば!)
忍「柚ちゃん!それじゃお味噌が溶けないよ?」
柚「え”?」
26 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:16:25.66 ID:gHzkRE5/0
穂乃香「えっと、こうやってお玉に乗せて…少しずつ溶かしていくんですね…」
あずき「そーだよ!お箸で溶かしながら少しずつ広げていくの」
柚「えーっと…忍チャン?」
忍「気長に、かき混ぜようね?」
柚「は、はーいっ」(忍チャン、目が笑ってないよ〜)
忍「それで、ひと煮立ちさせて」
あずき「お椀に入れて、ネギを適量だね♪」
27 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:16:56.93 ID:gHzkRE5/0
穂乃香「?適量?ですか?」
柚「こういうのはテキトーでいいんだよー♪」
穂乃香「て、適当…がんばります…」
忍(穂乃香ちゃん…手伝ってあげたい)
あずき(忍ちゃん、我慢だよー)
忍「うん。できたね」
柚「やったぁ♪」
穂乃香「ついに完成したんですね。私たちのお味噌汁が…!」
あずき「お味噌汁大作戦!大成功だよ!」
28 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:17:23.68 ID:gHzkRE5/0
ピーッピーッ!
忍「ちょうどよくご飯も炊けたみたいだし」
あずき「晩ご飯だー!」
柚「柚チャンもうお腹ペコペコだヨ―」
忍「さて、さっそく味比べだね」
あずき「何となく予想はつくんだけどね♪」
柚「どぞー♪」
穂乃香「……」(真剣な眼差し)
29 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:17:50.08 ID:gHzkRE5/0
忍「まずは穂乃香ちゃんからいただくね」
あずき「お味見大作戦!いくよー!」
忍「…うん!」
あずき「おいし〜♪」
穂乃香(ホッ…)
あずき「さすが穂乃香ちゃん。いつお嫁さんに行っても大丈夫♪」
穂乃香「からかわないでください…」(照)
忍「そうだよあずきちゃん!穂乃香ちゃんをお嫁さんには出さないよ!」
穂乃香「忍ちゃん…」
あずき「あれ?なんかはじまってる?」
柚「いつものやつだよー」
あずき「そっかー」
30 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:18:18.22 ID:gHzkRE5/0
忍「さて、次は柚ちゃんだね」
あずき「いただきます♪」
柚「たんと召し上がれ♪」
忍「…!これは…」
あずき「大味だけどおいしー♪」
柚「やた!さすが柚チャン♪」
穂乃香「レシピ通りでなくても美味しいんですね」
柚「穂乃香ちゃんのもおいしーよ♪」
穂乃香「ありがとうございます♪」
31 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:18:45.81 ID:gHzkRE5/0
(数十分後)
あずき「おなかいっぱいだよー♪」
忍「ちょうど4人分なんだけど、何だか不思議な満腹感だね」
柚「みんなで楽しんで作ったもんね」
穂乃香「達成感に勝る調味料はないのかもしれませんね」
忍「柚ちゃんどう?明日は大丈夫そう?」
柚「バッチリだよ♪」
あずき「よかったぁ」
穂乃香「さて、後片付けしましょう」
32 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:19:18.98 ID:gHzkRE5/0
柚「えー柚チャンもう動きたくなーい♪」
忍「後片付けまでが調理実習だよ?」
あずき「忍ちゃん先生みたいだ♪」
忍「もう!大家さんに借りたものを綺麗にして返すんだよ!」
柚・あずき「「はーい♪」」
穂乃香「ふふっ皆さんお疲れさまでした♪」
33 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:21:05.01 ID:gHzkRE5/0
―翌日夕方―
柚「いやー柚チャンのスペシャルお味噌汁!みんなにも見てほしかったなー♪」
忍「どうして思いつきで卵を入れちゃったの?」
あずき「しかも溶かないでまるごといれちゃったよね?」
穂乃香「半熟日の丸お味噌汁ですか…柚ちゃんの発想力、見習いたいです!」
忍「卵を温めようとして長い時間煮込んでるよね?」
あずき「卵が邪魔でお味噌も溶かせてないよね?」
柚「そこは柚チャンの機転でカバーしたのだ♪」
34 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:21:38.95 ID:gHzkRE5/0
穂乃香「お写真、美味しそうですね。どうでしたか?」
柚「ふふふ…聞いて驚け!ビミョーだった!」
忍「そうだよね!そうなっちゃうよね!?」
柚「みんなが期待してたからつい本気出しちゃったー♪」
あずき「本気の方向性を考えて!?」
35 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:22:06.16 ID:gHzkRE5/0
穂乃香「でも写真の皆さん、とても楽しそう…」
柚「そーだよ♪楽しかったー♪」
忍「そっか♪楽しかったんだね!」
あずき「柚ちゃんの調理実習大作戦!どうだった?」
柚「もちろん!大成功!」
36 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:22:39.05 ID:gHzkRE5/0
穂乃香「ふふっ…柚ちゃんの笑顔を見れば分かります♪」
忍「頑張った甲斐があったね」
あずき「今度はもうちょっとあずきたちとの特訓を活かしてね!」
柚「ありがとー♪それじゃ、今度はみんなに柚チャン特製の手作りお菓子を振る舞ってあげよー♪」
あずき「楽しみにしてるね♪」
37 :
◆xMUmPABXRw
[sage saga]:2022/11/15(火) 23:23:30.05 ID:gHzkRE5/0
おしまい。
しのほのを挟まざるをえない宿命を背負っています。
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/11/16(水) 01:32:01.39 ID:zZKWdHJZo
おつのー
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/11/16(水) 06:15:34.99 ID:cI/NpMmB0
乙でした
落とし卵の味噌汁も美味しいよね
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2022/11/16(水) 07:58:05.13 ID:CTeYLTNDO
味噌の色と種類も違う地方の子たちだから、その辺の描写があるともっとよかったかもね
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2022/11/16(水) 15:44:47.42 ID:ilT1lIVK0
>>40
気になったので調べてみた。
忍 …青森→【津軽みそ】津軽3年味噌に見られる長期熟成の赤色辛口味噌。麹歩合は低く、塩分も高めだが塩なれしており、独特のうま味が特徴。
穂乃香…宮城→【仙台みそ】伊達政宗が醸造の専門家を仙台に招聘し、軍糧用としての味噌を造らせた「御塩噌蔵」からの伝統の赤色辛口味噌。
あずき …長野→【信州みそ】生産量が日本一。淡色で辛口の味噌はあまりにも有名である。ほのかに酸味のある芳香を持ちコクのある味わい。
柚 …埼玉→関東地方は、恵まれた気候のために、東北などに比べると日々の生活の中で、味噌への依存度は低い。
参考ウェブサイト
-全国味噌分布図|ヤマク食品株式会社(https://www.yamaku.co.jp/map.html)
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