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八幡「新はまち劇場」【俺ガイル】

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388 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/08(火) 23:56:38.77 ID:efrbWCSLO
>>387修正
【第三百九十一話】


雪乃『誤字OKですか?』

いろは「はい!」
389 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/08(火) 23:57:28.27 ID:efrbWCSLO
雪乃『脱字OKですか?』

いろは「はい!」
390 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/08(火) 23:58:06.91 ID:efrbWCSLO
雪乃『誤変換OKですか?』

いろは「はい!」
391 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/08(火) 23:58:56.03 ID:efrbWCSLO
雪乃『誤情報OKですか?』

いろは「はい!」
392 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/08(火) 23:59:02.84 ID:X5V97TBU0
舞いあがれのネタツイートのパクリだしね
393 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/09(水) 00:00:24.35 ID:OeajwnANO



いろは「『ツイートする』押します! 3・2・1・ゴーッ!」


394 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/09(水) 00:08:24.09 ID:OeajwnANO
雪乃「表示確認! ツイート成功!」

冬馬「よっしゃあ!」
395 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/09(水) 21:02:14.93 ID:LAkLiPE10
間部「そっかぁ、ツイートしたか」

冬馬「アンタは……」

間部「いくらHACHIMANが嫌いでもパクリは駄目だ」

雪乃「そうね」

いろは「舞い上がってて、こんなことも忘れてしまっていたんですね」

396 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/09(水) 21:16:44.78 ID:LAkLiPE10
冬馬「何だよ、パクリパクリって責めるなよ。あいつばっか贔屓するなよ」

間部「そういう問題じゃないから」

燐多「過去スレでも捏造に対してのやり取りがあったから」

間部「漢字が読めないとか美化と言える描写じゃないからな」



397 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/09(水) 21:19:05.28 ID:LAkLiPE10
967 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2021/09/02(木) 12:45:09.28 ID:VEBHI3P40
バナナで滑るって貶めなのか
知らなかったわ

968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 15:23:38.41 ID:dZug4dwAO
そっちの祖国ではどうか知らんが、少なくとも日本においてはいい意味では使われないぞ
398 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/09(水) 21:22:36.90 ID:LAkLiPE10
雪乃「これを思い出したわ」

いろは「相変わらずなんですね」

間部「さあ、行こうか」

冬馬「いっ、いやだぁぁぁああああああああああああああああああ!」
399 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/09(水) 21:29:55.71 ID:LAkLiPE10
――その後、中野冬馬が語ったところによると――

――自分がみじめに思えることがあったと――

――プレイヤーになればその惨めさを払拭できるのではと思ったとのこと――

――HACHIMANと戦っている自分を演出している時はそんな気がしたと――

――夢がない、空っぽの自分をパクリで埋めようとしていた――


――そんな、悲しい事件だった――
400 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/09(水) 21:35:18.29 ID:LAkLiPE10
【第三百九十二話】


健太「だいぶ寒くなってきたな」

信吾「そうだな」

健太「秋になってきたて感じだ」
401 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/09(水) 21:40:38.47 ID:LAkLiPE10
健太「あれ見ろよ」

信吾「何だ……ってあれは」

健太「焼き芋を売っているぞ」

信吾「この辺りでは珍しいな」

健太「買うか」

信吾「だな」
402 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/11(金) 18:48:35.87 ID:AUnApWvX0
>>400修正
【第三百九十二話】


信吾「さみー…」

昴流「もう晩秋だしな」

信吾「そうだったな」
403 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/11(金) 18:51:25.16 ID:AUnApWvX0
>>401修正
トラック『いしや〜きいも〜♪』

昴流「おい。あれ見ろよ」

信吾「何だ……ってあれは」

昴流「焼き芋を売っているぞ」

信吾「買うか」

昴流「だな」
404 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/11(金) 18:57:50.14 ID:AUnApWvX0
数分後

昴流「うめー!」

信吾「この後B町にも行くらしいから大貴にも教えてやろうぜ」

昴流「おう」
405 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/11(金) 19:32:09.32 ID:AUnApWvX0
【第三百九十三話】


雪乃「攻めの対義語は?」

結衣「守り」

海老名「受け」

いろは「安定」
406 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/11(金) 19:38:31.19 ID:AUnApWvX0
雪乃「答えに人柄が出ているわね」

海老名「言われてみれば、確かに」
407 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/11(金) 21:26:51.41 ID:RGtL20kRO
【第三百九十四話】


仁太郎「みんな! おれたち『花鳥風月』の活躍がDVD&BluRayになって登場だ!」

七介「だからお前達はもっと、喜んでいい」

廻「何!? これも『花魁薨卍』の仕業か……」

材木座「特典映像には我が主人公のスピンオフが!?」

八幡「これを買わない奴はねぇ! 人間じゃないんですよぉ!」
408 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/11(金) 21:40:31.20 ID:RGtL20kRO



一同「「『ガチョーン! WHOゲッツ』、DVD&BluRay近日発売!」」


409 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/12(土) 00:16:16.13 ID:h0EobgYWO
湊「三風ちゃん、俺のそばにいなよ」

一同「「ひゅー! 湊くんやるぅー!」」
410 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/14(月) 18:11:39.99 ID:+K3462qq0
【第三百九十五話】


八幡「本も買ったし、ラーメンでも食って帰るか」

結衣「あっ、ヒッキーやっはろー」

八幡「由比ヶ浜か、奇遇だな」

結衣「買い物してたの?」

八幡「ああ、欲しかった本を買いにな。由比ヶ浜は?」

結衣「あたしはねえ、おつかいに行くんだよ」
411 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/14(月) 18:12:39.93 ID:+K3462qq0
八幡「そうか、気を付けてな」

結衣「うん……ってそうじゃなくて、一緒にいかない?」

八幡「俺もか」

結衣「ほら、あたし一人だとちゃんと買えないかもしれないから……」

八幡(昔に比べれば腕も上がっているしその心配もないと思うが……)

八幡「わかった、付き合うわ」

結衣「えっ!ヒッキーが珍しい」

八幡「たまにはこういうのもいいだろ」

結衣「えへへ、ありがとね」
412 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/14(月) 18:13:48.57 ID:+K3462qq0
【第三百九十六話】


仁絵「用意された天国より」

寛子「自分で進む地獄の方がずっと良い」


仁絵「そう思ってたけど」

寛子「やっぱり安定が大事」

多佳子「そういうオチ」
413 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/14(月) 18:14:34.17 ID:+K3462qq0
【第三百九十七話】


ニュースキャスター『あの名画に若者がスープを投げる事態が――』

小町「馬鹿な事をする人がいるんだね」

八幡「目立ちたがり屋なだけだろ」

小町「SNSにも大勢いるよね、そういう人」
414 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/14(月) 18:15:30.02 ID:+K3462qq0
【第三百九十八話】

結衣「11月11日と言えば」

八幡「もやしの日だろ」

小町「安く食べられますよね」

雪乃「けど昔に比べて様々なコストが上昇」

雪乃「平均価格は2割以上下落」

雪乃「生産者は減る一方」

雪乃「物価の優等生とは言えなくなってきてるのよね」

結衣「そうなんだ」

八幡「どこも大変なんだな」
415 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/14(月) 18:16:20.21 ID:+K3462qq0
【第三百九十九話】


デスゲーム主催者『人間の本性が見たいのだ』

材木座「最近こういう悪役がおらんのう」

八幡「接客業をすれば見れることに気づいたからじゃね」
416 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/14(月) 18:17:42.66 ID:+K3462qq0
【第四百話】


小町「ついに」

いろは「四百話です」

結衣「長かったね」

雪乃「そうね」

八幡「ここまで来れるとは思わなかったな」

燐多「しかし……」

鷹木「捏造などの問題はまだ解決していない」

久仁分「困ったものだ」
417 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/14(月) 18:18:12.04 ID:+K3462qq0
【第四百一話】


健太「ふう、今日も夢小説を書いたぜ」

信吾「おっと、もうこんな時間か」

健太「そうだな、メシにしよう」

信吾「何がいいかな」

健太「駅前のラーメン屋はどうだ」

信吾「いいね」
418 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/14(月) 23:25:22.06 ID:cT/gJh4pO
【第四百二話】


陽乃「このラーメン、いつ食べても痺れるねぇ……舌の感覚が鈍る感覚――たまらんっ!」

百合子「辛い物食べて喜ぶのよく分からないんだけど、陽乃ちゃんってマゾなの?」

陽乃「!?」ガーン
419 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/14(月) 23:34:03.52 ID:cT/gJh4pO
陽乃「なっ何を言うんだキミいい!? わっわたしゃ良識と分別を持った辛党だよう! 失敬なああ!」

百合子(図星か……)
420 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/14(月) 23:48:56.18 ID:cT/gJh4pO
【閑話6】


至「四百を越えたな」

七介「成り済まし野郎の単発投稿が目立つな」

至「カウントを稼ぎたいのだろう」

七介「おかげではまち劇場の歴史の厚みが増したぜ」
421 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/14(月) 23:53:02.09 ID:cT/gJh4pO
雪乃「よく荒らされるけど、より一層『屈服したくないしもっとやるか……』という気持ちが湧くのよね」

結衣「めちゃめちゃ分かるし、本当ははまち劇場を続けさせようとしているんじゃ……?と思ってる」
422 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:00:10.52 ID:vnmhbYv8O
【第四百三話】


比企谷母「ねぇ小町?」

小町「なにお母さん?」

比企谷母「大志くん、次はいつ来るの?」

小町「えっ!?」
423 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:01:11.12 ID:vnmhbYv8O
比企谷母「この前は結局うやむやになっちゃったからねぇ。今度はお休みの日にでも呼んじゃいなさい♪ その方が私もゆっくりお話できるし♪」

小町「な、なんでお母さんが大志くんに興味持ってるの!!」

比企谷母「チラッと見ただけだけど、あの真っ直ぐな感じが可愛らしくてねぇ」

小町「お母さんにはお父さんがいるでしょ!」

比企谷母「それはそれ、これはこれよ♪ それに将来息子になるかもしれない子と良い仲になっておいて損はないでしょう?」

小町「へっ!? な、何言ってんのお母さん!?」

比企谷母「もー! 照れちゃってぇ♪」

小町「ち、違うし! 大志くんはそんなんじゃないし!」

比企谷母「はいはい」

小町「もーっ! お母さんのばかぁ!」

比企谷母「うふふ♪」
424 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:02:01.10 ID:vnmhbYv8O



比企谷父「……妻も娘も悪い男に騙されてるんだ……!」


425 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:03:21.22 ID:vnmhbYv8O
【第四百四話】


大物作家『作家は愛してくれる読者こそを大事にすることを忘れてはいけない』

海老名「それを心に刻んでいる人じゃないとプロにはなれないんだろうなぁ……」

大物作家『アンチコメは気にするなどころではない。気にすると危険だと言っておく』

海老名「先生ほどの人気作家でもそんなヤバいのがいるのか……」
426 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:04:16.96 ID:vnmhbYv8O
数日後

読者A『この描写が矛盾! 設定ミス! やはり駄作!』

海老名「いや……その説明補足が次回入るんだけどな……」
427 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:06:23.10 ID:vnmhbYv8O
次回更新日

読者A『自分のコメント見て描き直したんだな!』

海老名「ええええー……自分の早とちりを恥じたりしないの? 自己肯定が高過ぎるのも考え物だな……」
428 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:09:02.15 ID:vnmhbYv8O
読者B『私も前回読んで首を傾げていましたが、今回の話を読んで納得しました』

海老名「穏当なコメを書くこの人がそう言うってことは結構わかりにくかったのかもしれない。気を付けなければ」
429 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:16:40.58 ID:vnmhbYv8O
【第四百五話】


八幡「海苔を分解できるのはこの地球で日本人と韓国人だけ!」ドヤッ

雪乃「甘いわね。ウェールズでも海苔が食べられているのよ」

結衣「ナポリにゼッポリーニという海苔を使った料理があるらしいよ」
430 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:18:14.39 ID:vnmhbYv8O



八幡「マジで!?」


431 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:45:21.67 ID:vnmhbYv8O
【第四百六話】



雪乃「どうして私はあなたとファミレスで食事なんてしてるのかしらね」

葉山「そんなに嫌そうな顔しなくても……」

雪乃「元からこういう顔よ。知ってるでしょう」
432 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:46:28.78 ID:vnmhbYv8O
雪乃「まったく。調子が狂うわね」

葉山「すまない、雪ノ下さん……俺が奉仕部に入り浸っているばかりに」

雪乃「別にそこまで思っていないわ」
433 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:48:42.12 ID:vnmhbYv8O
葉山「しかし……なにか変って良かったことはなかったかな?」

雪乃「いいこと?」

葉山「なんでもいいんだ」

雪乃「そうね。あなたが奉仕部に来てから変わったという意味なら……三浦さんとあなたのことね」

葉山「優美子と俺?」
434 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:51:44.80 ID:vnmhbYv8O
雪乃「ええ、どうせあなたのことだから、私が背中を押さなければ未だに彼女と話せなかったでしょう」

葉山「それは否定できない」

雪乃「由比ヶ浜さんに心労がかかるのは嫌なのよね」

葉山「君らしいな」

雪乃「そういう意味では、あなたが奉仕部へ来るようになって良かったのかもしれないわね」

葉山「そうか…君にそう思ってもらえただけでも、俺としては十分だよ」

雪乃「なにを言ってるのかしら?」

葉山「いや、なんでもないさ」
435 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:54:36.54 ID:vnmhbYv8O
葉山「そういえば、ここ最近奉仕部へ行って思ってたことだけど」

雪乃「なにかしら?」

葉山「奉仕部へ入って、比企谷に出会ってからかな? 君も変わったみたいだね」

雪乃「どういう意味?」
436 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:56:04.36 ID:vnmhbYv8O
葉山「俺はさ、少し悔しかったんだ」

雪乃「何が?」

葉山「比企谷のおかげで君が変わっていくのを見るのがね」

雪乃「変わった? 私が?」

葉山「良い意味で丸くなったよね」

雪乃「…………」
437 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 00:57:43.24 ID:vnmhbYv8O
葉山「君たちの現状はなんとなくわかってるつもりだよ」

雪乃「どういうことかしら?」

葉山「結衣も君も比企谷とはそういう関係にならないでおこうって思ってるんだろ?」

雪乃「誰かから聞いたの?」

葉山「まさか」
438 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:00:36.81 ID:vnmhbYv8O
葉山「でも今の君達を見てたら確信できたよ。おかげで俺の腹も決まった」

雪乃「自分で何を言ってるかわかってるの?」

葉山「わかっているさ。だから流れを変えようとしたんだ」
439 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:04:58.01 ID:vnmhbYv8O
葉山「とはいえ、比企谷がイメチェンしたのは驚いたな」

雪乃「そうね、アレは私もビックリしたわ」

葉山「思いのほか似合ってて妬んだよ」

雪乃「妬むって……」
440 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:09:49.00 ID:vnmhbYv8O
雪乃「彼はあなたの土俵に立とうとしたんでしょうけど……そんなことできる訳がないわ」

葉山「どういうこと?」

雪乃「普段お洒落なんてしないから、どこか慣れてない感じがあったでしょう?」

葉山「言われてみればそうだね」
441 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:11:38.17 ID:vnmhbYv8O
雪乃「普段身だしなみを意識してない比企谷くんがあなたや戸部くんの土俵にいきなり立てる筈ないのよ」

葉山「そうかもしれないね。経験が圧倒的に不足しているから」
442 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:15:04.75 ID:vnmhbYv8O
葉山「それでも……正直不安なんだ」

雪乃「……葉山くん?」

葉山「マラソンや去年のテニスの時にも思ってたが……彼は意外とスポーツができる」

雪乃「そういえばそうね」

葉山「その上ファッションセンスまで磨かれると非常に困る」

雪乃「?」
443 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:21:44.73 ID:vnmhbYv8O
雪乃「彼があなたを上回れるとは思えないわ」

葉山「そう言ってもらえるのはありがたいけどさ、そういう問題でもないんだ」

雪乃「それなら、どういう問題?」
444 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:23:23.10 ID:vnmhbYv8O
葉山「比企谷が女性をうまくエスコートしてクラブ通いしたらどうだい? そういう場所に君を誘うようになったらさ」

雪乃「考えられないことだけど……私は彼にそういうことは求めてないわ」

葉山「じゃあ、いい店を紹介してもらって、そこが過ごしやすい所だったら? 少し洒落た雰囲気がありつつも静かな落ち着きのある店ならどうだろう?」

雪乃「……そうね、よろめいてしまうかもしれないわね」

葉山「そうだろう?」
445 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:31:07.44 ID:vnmhbYv8O
葉山「知識はあればあるだけ良い。分野問わず」

雪乃「…………」

葉山「教養が深ければ、それだけ魅力的な人間になれる」

雪乃「私もそう思うわ」
446 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:32:42.35 ID:vnmhbYv8O
葉山「長々語ってしまったが、俺は比企谷のことが嫌いだし、恐れを抱いてすらいる」

雪乃「どうして?」
447 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:34:23.26 ID:vnmhbYv8O



葉山「雪ノ下さんのことが好きだからだよ」


448 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:36:16.89 ID:vnmhbYv8O
雪乃「…………」

葉山「唐突ですまない」

雪乃「いきなりね。いきなり過ぎるわ」
449 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:40:26.85 ID:vnmhbYv8O
葉山「あはは、意表をつけたようで安心したよ。まさかこの流れからとは思わなかっただろ?」

雪乃「そうね……いつかは来ると思ってたけど、例えば海とかで……」

葉山「海か。君の水着姿に鼻の下を伸ばしながら告るのも悪くないな」

雪乃「そんな人は迷わず振ってあげるわ」

葉山「それはやめて欲しいな!」

雪乃「まったく……」
450 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:42:19.41 ID:vnmhbYv8O
雪乃「いいわよ、付き合いましょうか」

葉山「えっ? 良いのかい?」

雪乃「あなたみたいな人は放っておけないわ」
451 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:44:59.38 ID:vnmhbYv8O
雪乃「ただし」

葉山「なにかな?」

雪乃「私はあなたを認めたわけではないわ、三浦さんのことだけで認めると思わないで」

葉山「わかっているさ」
452 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 01:47:51.35 ID:vnmhbYv8O
雪乃「そうね、じゃあまず私に相応しい男になってもらおうかしら?」

葉山「最初から大変だね……」

雪乃「覚悟しなさい。あなたの人生を歪めてやるんだから」
453 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 02:03:41.15 ID:vnmhbYv8O
【第四百七話】


警官「お兄さん! 相当速かったよ! 何キロ出てたと思う?」

八幡「70キロくらい?」

警官「そんなわけないでしょ! こっち90キロで追いかけて来たんだよ? 100キロ以上出てたよ」

八幡「90キロ以下で走ってたからお前らが追い付いたんだろ?」

警官「」

454 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 02:08:33.36 ID:vnmhbYv8O
後日

八幡「俺氏、覆面に止められるも完全論破に成功www」

材木座「相変わらず口が達者だのう」

八幡「その後、めっさ怒られて免停」

材木座「残当www」
455 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 09:09:42.18 ID:aGZQkzHk0
材木座「ところでお主、いつの間に車の免許を?」

八幡「いや、原作に持ってる描写はないよ。まだ高校生だし」

材木座「ならば何故車の運転を?」

八幡「いや、これとあるツイートのパクリだから」

材木座「www」
456 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 09:18:33.60 ID:aGZQkzHk0
【第四百八話】


千歳「四百七話だけどさ……」

八重「どうしたの」

千歳「あれ後付けで『車の免許とった後の話』とかになったりしないのかな」

八重「そっ、そこまで陰険じゃないと信じようよ」
457 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 09:27:52.04 ID:aGZQkzHk0
海老名「気を付けなければと思っていたのに……」
458 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 09:30:36.38 ID:aGZQkzHk0
【第四百九話】


結衣「ヒッキー海苔巻きを作ってみたよ」

八幡「四百五話の件が……」

結衣「いいから食べてよ、がんばって作ったんだから」

八幡「では……」
459 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 09:33:39.47 ID:aGZQkzHk0
八幡「おいしい、海苔が軽く炙ってある」

結衣「えへへ、ママに教えてもらったんだよ」

八幡「ああ、加熱した海苔は日本人じゃなくても分解できるからな」

結衣「そうなの」

八幡「あの後調べたんだ」
460 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 09:35:09.07 ID:aGZQkzHk0
【第四百十話】


結衣「まさかの」

小町「四百十話です」

雪乃「こんなに早く行くとは思わなかったわね」

いろは「びっくりです」
461 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 09:36:32.22 ID:aGZQkzHk0
八幡「しかし……」

七介「捏造などの問題は相変わらず」

雪乃「困ったものね」
462 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/15(火) 09:41:28.01 ID:aGZQkzHk0
【第四百十話】


鼎「11月に合うスイーツと言えば……」

瑶羽「栗とか」

菫「いいね」
463 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/16(水) 11:47:43.43 ID:x1DEtZb00
>>462修正
【第四百十一話】


鼎「11月に合うスイーツと言えば……」

瑶羽「栗とか」

菫「いいね」

鼎「後は……林檎とか」

瑶羽「梨はどうですか」

菫「美味しそう」

鼎「じゃあそれらを使ったスイーツを作ってみるわ」


464 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/17(木) 18:24:36.81 ID:++tekG6XO
菫「――と取り繕ってみたけど」

鼎「正直負け戦よね」

瑶羽「ここ最近の創造主は痛々しくて見るのが辛いです……」
465 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/17(木) 18:36:13.25 ID:++tekG6XO
鼎「○○――じゃなくて、創造主にイッチを止められる訳がないんだから降参しちゃえばいいのに」

菫「イッチの創作意欲は衰えるどころかますます強まっているしね」

瑶羽「もう誰の目から見ても勝敗は明らかですよね」
466 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/17(木) 18:45:48.96 ID:++tekG6XO
久仁分「長引く戦で心身を磨り減らした創造主に勝ち目はない」

仁絵「四百七話でバイクを車と言ってしまった時点でイッチに対する理解の浅さが露見しちゃったしね」

間部「ただ成りすましているだけだしな」
467 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/17(木) 18:52:27.90 ID:++tekG6XO
燐多「それよりもスイーツを作ってくれよ。腹が減って敵わん」

鼎「はいはい」
468 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/17(木) 18:53:33.91 ID:++tekG6XO
【第四百十二話】


結衣「さいちゃん」

戸塚「なに?」
469 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/17(木) 18:55:23.60 ID:++tekG6XO
結衣「あたし達って付き合ってるんだよね?」

戸塚「ぼくはそのつもりだけど」

結衣「付き合ってるのに『由比ヶ浜さん』『さいちゃん』じゃ変じゃない?」

戸塚「そうかな?」

結衣「あたし、下の名前で呼び合いたい」

戸塚「えぇ……恥ずかしいよぉ……」

結衣「ダメ?」

戸塚(うっ、この上目遣いは反則だよぉ……)
470 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/17(木) 18:57:24.16 ID:++tekG6XO



戸塚「ゆ、結衣……」


471 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/17(木) 18:59:56.51 ID:++tekG6XO
結衣「ありがと。彩加」

戸塚「顔から火が出るかと思ったよぉ……」

結衣「彩加は可愛いなぁ!」ダキッ

戸塚「ちょっ、ちょっと! ここ学校だってば!」アセアセ
472 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/17(木) 19:01:19.32 ID:++tekG6XO
廊下

八幡「ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! リア充爆発しろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

雪乃「うるさい」

八幡「……はい」
473 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/17(木) 19:02:19.62 ID:++tekG6XO
【第四百十三話】


小町「兄弟のお風呂上がりに遭遇したことある?」

大志「風呂上がりのねーちゃんに遭遇したことならあるっすね」

小町「…………」

大志「…………」
474 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/17(木) 19:03:47.00 ID:++tekG6XO
小町「パンイチでリビングでジュース飲んでるお兄ちゃんの腹がホント恐いから困るんだけど。もっと体鍛えて欲しい」

大志「長身でスタイル抜群な実姉の下着姿とか反応に困るんすけど。ちゃんと服着て欲しいっす」

小町「…………」

大志「…………」
475 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/17(木) 19:05:07.21 ID:++tekG6XO
小町「大志くんのえっち」

大志「何故っすか!?」
476 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/17(木) 22:38:33.01 ID:pY++Qhqt0
大志「そういえばお兄さんいつバイクの免許取ったんすか」

小町「え?原作にそんな描写ないけど」

大志「え?でも四百十一話で『四百七話でバイクを車と言ってしまった時点でイッチに対する理解の浅さが露見しちゃったしね』って……」

小町「あれはパクリを言い訳してるだけだよ」
477 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/17(木) 22:58:10.96 ID:pY++Qhqt0
大志「何でそんな事をするんすか」

小町「さあ」

大志「言い訳してもパクリである事は変わらないじゃないっすか」

小町「そうだね」

大志「そんな事するくらいなら最初からパクらなければいいじゃないっすか」

小町「某所でソースもないのに勝手に原作者のこと捏造して叩いてことをまだ引きずっているのかな」

478 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/18(金) 00:27:33.44 ID:HTkuRKv00
【第四百十四話】


健太「たまには外に出てネタを集めよう」

信吾「そうだな」
479 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/18(金) 00:28:05.44 ID:HTkuRKv00
健太「おっ、あれ良いかも」

信吾「こいつは珍しい」

健太「メモしておくか」
480 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/11/18(金) 00:28:30.56 ID:HTkuRKv00
後日

健太「……走り書き程度じゃ駄目だった」

信吾「詳しく書いておけばよかった」
481 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/27(日) 01:45:55.68 ID:dZx8B8ryO
【第四百十五話】


比企谷父「お前が娘だったら良かったのになぁ」

八幡「はあ?」
482 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/27(日) 01:46:36.25 ID:dZx8B8ryO
比企谷母「そしたらお父さん益々家での立場が無くなるけどいいの?」

八幡「女3男1の家庭とか肩身狭いなんてもんじゃないぞ。ソースは俺の同級生。俺が存在することで家庭内のバランスが取れてるんだから感謝しろよ親父」

比企谷父「両親の脛を囓るところか妹の脛も囓っているような不出来な長男が存在することで世間で肩身が狭い思いをしているダメ親父がそんな事態を恐れると思うか?」

比企谷母「それもそうね」

八幡「うっ」
483 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/27(日) 01:47:34.64 ID:dZx8B8ryO
比企谷父「例え卑屈で怠惰で暗愚な子供でも息子よりは娘の方が愛せる」

比企谷母「一理ある」

八幡「わたもて観ても同じ事言えるか?」

比企谷父「言える」

比企谷母「昭和・平成のジェンダー観で育った世代を甘く見るんじゃないよ」

八幡「頭の古いわからず屋め」
484 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/27(日) 01:48:22.11 ID:dZx8B8ryO
小町「お兄ちゃん」

八幡「ん?」
485 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/27(日) 01:49:12.51 ID:dZx8B8ryO



小町「……お姉ちゃんになろ?」チョキチョキ


486 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/27(日) 01:52:05.30 ID:dZx8B8ryO
後日

八幡「――そんな事があったんだ」

雪乃「へえぇ」

八幡「股間は死守したからな! まだ男だからな!」

雪乃「それは重畳」
487 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/27(日) 01:52:56.89 ID:dZx8B8ryO
【第四百十六話】


横寺「人類には性欲がある」

御蔵「女子中学生は人類である」

大野原「女子中学生には性欲がある」



星花「これが三段論法なのです! えっへん!」
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