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八幡「新はまち劇場」【俺ガイル】

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221 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/16(日) 13:23:37.63 ID:8WApgewRO
八幡「料理の勉強、頑張ろ」ムンッ

八幡「…………」

八幡「……明日から」
222 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/16(日) 19:10:16.50 ID:/nOmmhlZO
【第三百四十三話】


葉山『奉仕部の唯一の男子部員の比企谷に頼みがあるんだ』

八幡『やだね。雪ノ下に男装させればいいだろ』

葉山『まだ何も言っていないのだが……』
223 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/16(日) 19:12:27.92 ID:/nOmmhlZO
海老名「男装雪ノ下さんとヒキタニくん……それはそれでアリかも、愚腐腐」

結衣「姫菜」

海老名「あはは。冗談だってば」
224 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/16(日) 19:13:48.23 ID:/nOmmhlZO
後日

雪乃「……最近海老名さんが奉仕部をキラキラした目で見つめてくるのだけれど」
225 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/16(日) 19:32:49.53 ID:/nOmmhlZO
【第三百四十四話】


いろは「先輩先輩! 可愛い後輩とちゅーしたくありません? もちろん関節ちゅーですけどね? あれもしかして期待しちゃいました? でも残念!  わたしこれでも身持ちは固いのでいくら先輩が相手でも簡単に初ちゅーを捧げたりなんてしませんよ♪ もちろん先輩が一生責任を取ってくれるって言ってくれるならわたしも吝かではありませんけど♡」

沙希「チェンジ」
226 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/16(日) 19:34:16.11 ID:/nOmmhlZO
いろは「なんでですかー!」

沙希「あたし潔癖症だから」

いろは「沙希先輩のいじわる」
227 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/17(月) 17:57:39.33 ID:KiOx2lhNO
【第三百四十五話】


大岡「最近目が疲れやすいです」

眼科医「普段どんなことをされておりますか?」
228 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/17(月) 17:58:35.93 ID:KiOx2lhNO
大岡「PCと携帯を触るのとVRゲームをしてます」

眼科医「HMDを被って遊ぶ奴ですか?」

大岡「そうです」
229 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/17(月) 18:00:09.23 ID:KiOx2lhNO
眼科医「ふむ、それなら目を冷やしてますか?」

大岡「いいえ」

眼科医「5分ぐらいでいいので目の周りを冷やして下さい」

大岡「ホットアイマスクとかで温めるのではなく?」

眼科医「そうです、目を酷使してる時は温めるのではなく冷やします」

大岡「ほう」
230 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/17(月) 18:02:47.21 ID:KiOx2lhNO
眼科医「PCをよく触られる方という認識で話しますが、今のあなたの目はオーバーヒート状態です」

大岡「ああ、それはいけませんね……」

眼科医「なのでもし今の状態でホットアイマスクを使うと一時的に血行が良くなり目の調子が良くなったと錯覚しますが、実は目は物凄いダメージを受けております」

大岡「となるとどれくらい冷やせばいいですか?」

眼科医「アイスノンとかあるでしょ? あれを5分、長くて10分程顔にのせて目の周りを冷やして下さい」

大岡「サウナに入って水風呂に入るみたいなのを繰り返せばいいですか?」

眼科医「あまりお勧めしません」

大岡「一回だけにしときます」

眼科医「そうしてください、今のあなたは定期的に目薬の投与と目のクールダウンを徹底すれば疲れ目は改善されると思います」

大岡「はい」
231 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/17(月) 18:04:27.39 ID:KiOx2lhNO



※症状には個人差があるので医師と相談の上で冷却してください


232 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/17(月) 18:23:19.20 ID:KiOx2lhNO
【第三百四十六話】


材木座「最近のラノベでは後輩ヒロインというものは負け組よな。時代は先輩ヒロインである」

いろは「何ですか厨二先輩喧嘩売ってるんですかその喧嘩買いますよとりあえず放課後屋上に来てください思い知らせてやります」

材木座「受けて立とう!」
233 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/17(月) 18:25:08.35 ID:KiOx2lhNO
同日夜

材木座「後輩も悪くない……!」

いろは「でしょう」
234 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/18(火) 23:50:55.31 ID:RwU2wRcxO
【第三百四十七話】


柚玲「炎の優美子、氷の雪乃、腐の姫菜、光の彩加……総武高女子四天王ってところかしら」

いろは「何を言ってるんですかー?」

柚玲「ウチの学校の女傑4人をひっくるめてみた」

結衣「また妙な事を……」
235 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/18(火) 23:53:59.79 ID:RwU2wRcxO
いろは「戸塚先輩は身も心も女子ではないので仕方ないからわたしが……」

柚玲「いろはは序盤に現れる四天王の先兵。何度倒してもイベント毎に現れて賑やかして退場する名物キャラね」

いろは「なんでですかー!? 悪目立ちしているだけじゃないですかー!」

小町「はっはっは」

いろは「笑うなー!」
236 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/18(火) 23:54:45.53 ID:RwU2wRcxO
結衣「入ってなくて良かった」

柚玲「結衣は四天王の上に立つ表ボス」

結衣「なんで!?」

柚玲「裏ボスは小町」

小町「なんでですかー!?」

結衣「二人とも侮れないから」
237 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/20(木) 18:01:20.32 ID:CAWMRMGn0
【第三百四十八話】


材木座『幻紅刃閃!』

八幡「三の太刀、龍尾」

戸塚「二人とも何やってるの?」

八幡「材木座が作品のネタが思いつかないって言うから」

材木座「八幡に思いつくまま演技をしてもらっていたのだ」

戸塚「それで、何か思いついたの」

材木座「うーむ、まだネタは湧いてこぬ」

八幡「いいから作品を書け、な」
238 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/20(木) 18:03:46.90 ID:CAWMRMGn0
【第三百四十九話】


結衣「今日はおうどんに挑戦します」

八幡(この前観た鬼滅の影響か)

結衣「ヒッキーは山芋をすりおろしてね」

八幡「山芋が無い、大根はあるけど」

結衣「……」
239 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/20(木) 18:05:03.92 ID:CAWMRMGn0
結衣「おろしうどんも美味しいよね」

八幡「そうだな……」
240 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/20(木) 18:06:10.45 ID:CAWMRMGn0
【第三百五十話】


雪乃「三百五十回目ね」

いろは「ですねー」

結衣「けど……」

八幡「捏造や原作ヘイトの問題は残ったままだからなあ」

小町「最近は別の問題もありますし」

七介「そのままにはしておけないよな」
241 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/20(木) 18:07:22.20 ID:CAWMRMGn0
【第三百五十一話】


健太「三百五十話を越えたか……」

信吾「問題も多いけどな」

健太「しかしめでたいことでもある」

信吾「ああ、俺たちも負けずに夢小説を書いていこう」
242 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/22(土) 22:53:26.81 ID:jTITPXh70
twweetをパクっているのがバレた
243 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/22(土) 22:56:37.16 ID:jTITPXh70
誤字訂正
☓ twwwweet

○ twweet
244 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/22(土) 22:58:44.62 ID:jTITPXh70
何度もすまぬ

○ tweetをパクっているのがバレた
245 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/22(土) 23:51:10.69 ID:haqCPfc60
パクリはダメだがドンマイ
246 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 14:06:15.74 ID:3axJ32+4O
【第三百五十二話】


冬「惚れっぽい性格なので色々苦労してます」

雪乃「初対面で私に惚れなかったのだからダウトよ」

いろは「こんなに庇護欲を掻き立てられる可愛らしい後輩の女の子に一目惚れしなかった時点でダウトです」

冬「そう言われても……」
247 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 14:07:15.03 ID:3axJ32+4O
結衣「あたしは……えっと、えっと!?」

冬「結衣ちゃんは張り合わないでいてくれると冬ちゃん嬉しいな」
248 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 14:09:08.25 ID:3axJ32+4O



風野冬の由比ヶ浜結衣への好感度が1上がった!


249 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 14:10:40.61 ID:3axJ32+4O
【第三百五十三話】


雪乃「比企谷くんっていつもウィッグ被っているわよね」

八幡「守備力5000だぞ」

雪乃「そういう問題?」
250 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 14:12:42.94 ID:3axJ32+4O
八幡「俺にとってこのウィッグは外せない存在、相棒であり一心同体、このウィッグこそが本体と言っても過言ではない」

雪乃「そう」
251 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 14:13:22.42 ID:3axJ32+4O
雪乃「それなら私はこのウィッグの女ということになるのかしら?」

八幡「あっ……」
252 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 14:14:13.97 ID:3axJ32+4O
【第三百五十二話】


結衣「白雪って甘い匂いしない? するよね?」

魔子「言われてみればそうね」

白雪「……そうかな?」
253 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 18:09:47.63 ID:oweOkivMO
>>252修正
【第三百五十四話】


結衣「白雪って甘い匂いしない? するよね?」

魔子「言われてみればそうね」

白雪「……そうかな?」
254 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 18:23:27.92 ID:oweOkivMO
いろは「わかります。何か良い匂いするなーっと思ったら大体白雪先輩ですもん」

白雪「なんでだろ……?」

小町「ちょっと嗅いでみていいですか?」

白雪「恥ずかしいからやめて欲しいな」
255 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 19:06:51.10 ID:oweOkivMO
【第三百五十五話】




結衣「ねぇねぇさいちゃん、これはどうかな?」

戸塚「良いと思うよ」
256 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 19:07:36.98 ID:oweOkivMO
結衣「じゃあじゃあ、これはー?」

戸塚「そっちも合ってる」

結衣「じゃ試着するねー。さいちゃんもこっち来てー」グイグイ

戸塚「ちょっ、そっちは……」

結衣「いいからいいからー」グイグイ
257 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 19:10:31.46 ID:oweOkivMO
試着室

戸塚(凄く居心地悪い……)ドキドキ

結衣「どうかな?」

戸塚(思った以上に破壊力がある……由比ヶ浜さんのスタイルの良さが強調されちゃってる……)ドキドキ
258 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 19:11:21.82 ID:oweOkivMO
戸塚「うーん、ちょっとイマイチかな……」

結衣「えーそうかなー? 可愛いと思うんだけどなぁ」

戸塚「……そんな服着られると、ドキドキしちゃう」ボソッ

結衣「えっ? 何か言った?」

戸塚「な、なにも言ってないよっ!?」

結衣「あやしい」
259 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 19:12:29.56 ID:oweOkivMO
戸塚「そ、それより他の服も見よっ! もっと由比ヶ浜さんに似合うのあるからっ」

結衣「あるかなー?」

戸塚「あるよ」
260 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 19:13:56.51 ID:oweOkivMO
【第三百五十六話】


理緒「今期の期末考査は絶対ランクアップ!」

雪乃「あら、受けて立つわよ」
261 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 19:14:36.83 ID:oweOkivMO
理緒「雪乃を上回るスコアを叩き出すには試験期間だけじゃ足りない」

雪乃「何を弱気になっているのよ。藤村理緒ともあろう人が」

理緒「いや学年2位を取るだけでも凄いことなんだから。絶対王者・雪ノ下雪乃が君臨しているせいで競争率高いのよ」

雪乃「1位が取れないのなら2位も3位も最下位も大して変わらないでしょう?」

理緒「それはない。間に100人以上いるんだから」

雪乃「……ごめんなさい。私が間違ってたわ」
262 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/23(日) 19:15:57.54 ID:oweOkivMO



八幡「謝るなら俺に謝れ! 俺以外の奴とイチャつくなや!」プンスコ


263 : ◆9pp7qon/u2 [sage saga]:2022/10/24(月) 17:24:10.80 ID:lr7QvFi20
いろは「それじゃあ先輩はお借りしますねー」

結衣「だっ、ダメだよいろはちゃん。たまには自分でやらないと」

結衣「それよりもヒッキー、教えて欲しいところがあるんだけど……」

いろは「結衣先輩こそ自分でやったらどうですかー」

雪乃「二人とも、その辺にしてちょうだい」

結衣・いろは「「はい」」
264 : ◆9pp7qon/u2 [sage saga]:2022/10/24(月) 17:25:17.21 ID:lr7QvFi20
雪乃「比企谷くん」

雪乃「調子にのり過ぎたわ、ごめんなさい」

八幡「あーいや、俺も言い過ぎた。すまん」

雪乃「それで、比企谷くんは今期の期末考査、どこまで目指すのかしら」

雪乃「もしよかったら……その……勉強見てあげるけど」

八幡「いや、その……見てもらえると助かる」

小町「二人とも、やりますな」

理緒(試験の順位の話が……どうしてこうなった)
265 : ◆9pp7qon/u2 [sage saga]:2022/10/24(月) 17:26:28.20 ID:lr7QvFi20
【第三百五十七話】


鼎『HACHIMANやその作者が恨めしくともそれ以下になってしまっては意味がない』 か」

瑶羽「最近、思い返したくなることが多いですね」

菫「そうだね」
266 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/24(月) 18:14:21.95 ID:1O0uiwdtO
【第三百五十八話】



雪乃(マッ缶マッ缶……)ピッ ガコン
267 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/24(月) 18:17:19.38 ID:1O0uiwdtO
雪乃(さて、行きますか……)クルッ

チエ「あっ、雪乃ちゃーん!」タタタ

雪乃「チエさん?」

チエ「やっほー」
268 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/24(月) 18:25:30.00 ID:1O0uiwdtO
チエ「今から部活?」

雪乃「ええ。飲み物を調達してから行く所よ」

チエ「そうなんだ」
269 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/24(月) 18:31:18.41 ID:1O0uiwdtO
チエ「さっきアイス買ったんだけど良かったらお一つどうぞ」スッ

雪乃「ありがとう。あのヤキモチ焼き君にバレる前にいただくわ」

チエ「あはは。愛されてるね−」

雪乃「たまに重苦しく感じることがあるわ」
270 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/24(月) 18:34:22.27 ID:1O0uiwdtO
チエ「それなら……」

雪乃「?」

チエ「コウちゃんにもヒッキーくんにもナイショの、二人だけの秘密だねっ」ニコッ

雪乃「……っ!」ドキッ
271 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/24(月) 18:41:24.33 ID:1O0uiwdtO
【第三百五十九話】


恭一「疲れた……」

彩夏「そうだね……」

恭一「今夜は寝るまで体力切れぇ……」

彩夏「えっ?」
272 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/24(月) 18:42:42.66 ID:1O0uiwdtO
彩夏「お兄ちゃんが無くしたのは『布団を敷く体力』ですか? 『入浴する体力』ですか?」

恭一「…………」

彩夏「『発言する体力』ですか? 『外の言葉を認知する体力』ですか? 『思考する』体力ですか?」

恭一「……………」

彩夏「アイス食べますか?」

恭一「食べる」

彩夏「彩夏のことは?」
273 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/24(月) 19:01:10.74 ID:1O0uiwdtO
【第三百六十話】


蒼依「三百六十回目だね、あかねちゃん」

朱音「うん」
274 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/24(月) 19:05:48.71 ID:1O0uiwdtO
蒼依「二人だけだと寂しいね」

朱音「ハルにぃもクロねぇもドリねぇも忙しいから仕方ない」

蒼依「いつか皆で集まれたらいいよね」

朱音「ワタシは別に」

蒼依「そっか」
275 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/24(月) 19:12:18.32 ID:1O0uiwdtO
【第三百六十一話】


比企谷母「小町は人のことばかりだけど、自分のことも大事にできているのかしら?」

八幡「母ちゃん、小町なら大丈夫だ」
276 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/24(月) 19:19:21.12 ID:1O0uiwdtO
八幡「小町のお嫁さん候補、上は29歳から下は5歳まで選り取りみどりだからさ」

比企谷母「あら、そうなの」

八幡「それに花見川の一番星こと八幡様が付いているんだぜ。何の心配もねぇよ」

比企谷母「……あんたがいるから心配なのよ」
277 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/25(火) 09:20:26.55 ID:xAj/7Knk0
結衣「だっ、大丈夫ですよお義母さん。ヒッキーはああ見えて頼りになりますから」

八幡(今、妙な言い方じゃなかったか?)

比企谷母「……なら大丈夫かしらねえ」

八幡「手のひら返すの早くない」
278 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/25(火) 09:25:16.29 ID:xAj/7Knk0
【第三百六十二話】


鼎「10月ももうすぐ終わりね」

菫「あっという間だったね」

瑶羽「日没も早くなってきましたから」
279 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/25(火) 18:37:19.79 ID:dVO2Yh8+O
鼎「相変わらず我らが創造主はイッチの邪魔ばかりで悲しくなる」

菫「誰にも相手されないから人の足を引っ張るしかできないものね」

瑶羽「『イッチを妬んでも何も変わらない』と何度も訴えているのですが……」

菫「全然聞き入れてくれないのよね」

鼎「我々は無力だ……」
280 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/25(火) 18:38:30.67 ID:dVO2Yh8+O
【第三百六十三話】


いろは「魔子先輩は後輩のことを呼び捨てにしたい派ですよね? とりあえず『いろは』って呼んでみてくれません?」

魔子「呼ばない」
281 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/25(火) 18:44:14.16 ID:dVO2Yh8+O
いろは「魔子先輩は後輩に『先輩』って呼ばれたい人なんですか? でも魔子先輩の後輩ってわたししかいませんから実質わたしになんて呼ばれたいかってことになりますよね? 魔子先輩を『先輩』って呼ぶのはわたし的に心地良いので『先輩』呼びでも構わないんですけどやっぱり唯一の後輩としては特別感を出したいじゃないですかー? まぁ魔子先輩のことを『先輩』って呼んでることがもう特別といえば特別ですけど――」チラッ

魔子『』スタスタ

いろは「ちょっと!?」ダッ
282 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/25(火) 18:45:57.53 ID:dVO2Yh8+O
いろは「先輩どこ行くんですか待ってくださいよー!」

魔子「うるさいあざとい」

いろは「うるさくもあざとくもありませんー! 意識調査ですよー♡」
283 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/25(火) 18:59:44.43 ID:dVO2Yh8+O
【第三百六十四話】


海老名「雪ノ下さん……どうしてもゆいゆきやいろゆきを叶えてくれないの?」

雪乃「海老名さんが何を言っているのかわからないわ」

海老名「そう……」
284 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/25(火) 19:02:02.08 ID:dVO2Yh8+O
海老名「それじゃあ、私がビアンに目覚めさせてあげるね」

雪乃「……は?」

海老名「そうしないと私の執筆活動にも影響が……」

雪乃「ん?」

海老名「雪ノ下さんが色んな女の子と浮名を流すシリーズがエタっちゃうの!」
285 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/25(火) 19:06:40.58 ID:dVO2Yh8+O
雪乃「海老名さん、今なんて……?」

海老名「私ね、雪ノ下さんをモデルにしたユキコちゃんが主役の『好色百合乙女』というのを書いているの」

雪乃「はぁ!?」
286 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/25(火) 19:09:15.54 ID:dVO2Yh8+O
海老名「色んな女の子とあんなことやこんなことを……!」ブッ

雪乃「」
287 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/25(火) 19:11:17.05 ID:dVO2Yh8+O
海老名「シリーズ7作目はついに学校の枠を超えておりゆきだよ! 折本さんがろくろを回す要領で雪ノ下さんのカラダをこねくり廻していくの! やっぱり一番人気はゆいゆき・いろゆきなんだけどね? 一度三角関係モノを書いてみたんだけど評価はイマイチだったかなー。やっぱり今の読者の皆様は一対一ラブコメを求めているようでね」ダラダラ

雪乃「…………」

海老名「三番手がはやゆき! もちろんTS物だよ! 知的で強気な隼子ちゃんに誘い受けな雪ノ下さんもタジタジ! うっはぁー! 思い出したら興奮してきたぁぁぁ!!」ボタボタ

雪乃「…………」
288 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/25(火) 19:13:09.64 ID:dVO2Yh8+O
海老名「だから、雪ノ下さんには女の子を求めていてほしいの!」

雪乃「その前に鼻血を拭きなさい」
289 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/25(火) 19:16:25.53 ID:dVO2Yh8+O
【第三百六十五話】


校長「我が校は変わっていかないとならない。新しい事にどんどん挑戦していかねばならない」

小町「なるほど」
290 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/25(火) 19:17:08.63 ID:dVO2Yh8+O
生徒会顧問「前例が無いので却下」

小町「なるほど」
291 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/25(火) 19:19:52.58 ID:dVO2Yh8+O



小町「前例があって新しい事ってなに?」


292 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/25(火) 23:58:16.94 ID:V3ZpXK7o0
いろは「例えば……3月にやったプロムとか」

結衣「去年は普通の謝恩会だったんだよね」

雪乃「確かに、プロム自体は前例が無かったわね」

八幡「まあ、他社でやってるから当社でもやりましょう的なことじゃねえの」

小町「なるほど」
293 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/26(水) 03:02:14.77 ID:wnUcbPqx0
【第三百六十六話】


八幡「川崎」

沙希「ひ…比企谷、いきなり何なのさ」

八幡「いや、小町から聞いたんだが川崎、今日誕生日なんだって」

沙希「それはそうだけど……」

八幡「それでまあ、いろいろ世話になったし」

八幡「そのお礼もかねてプレゼントを用意した、受け取ってくれ」

沙希「あ、あたしに」

八幡「ああ」

沙希「あ…ありがと」

沙希「これは、裁縫道具」

八幡「ああ、裁縫が趣味と聞いたんでな、適当に使ってくれ」

沙希「そんな、適当なんて……」

沙希「大切に使わせてもらうよ」

沙希「本当に、ありがとう」
294 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/26(水) 03:04:34.34 ID:wnUcbPqx0


サキサキお誕生日おめでとう
295 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/26(水) 15:30:14.09 ID:7ed956UI0
【第三百六十七話】


鼎「今日は柿の日よ」

菫「そうなんだ」

瑶羽「それで今日のおやつは柿なんですね」

菫「甘くて美味しいよね」


296 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/31(月) 00:33:55.05 ID:J7BJ6FaqO
【第三百六十八話】



八幡「そうさ。俺がアイツらを殺ったんだ。俺を馬鹿にした奴らを一人残らずな!」

咲馬「…………」
297 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/31(月) 00:34:44.88 ID:J7BJ6FaqO
八幡「俺はこの日のために推理小説を山のように読んでトリックを学んだ……『屍×荘の殺人』とか『密×殺人ゲーム』、『×球堂の殺人』をな……!」

咲馬「そこは現実味のある世界観のミステリ読めよ」

八幡「『人格×移の殺人』や『魔眼の×の殺人』、『人間の×は食べづらい』とか……」

咲馬「だから特殊設定ミステリを参考にするなよ」

八幡「北×先生の作品も面白くて……」

咲馬「お前、犯罪者に向いてないよ」
298 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/31(月) 00:35:29.01 ID:J7BJ6FaqO
【第三百六十九話】


結衣「……試しに、興味本位だけど、さがみんにハグして貰いたいなぁ」チラチラ

相模「うちの両腕は弟を抱き締める為にあるから諦めて」

いろは「南先輩なんかにハグされたら結衣先輩まで闇堕ちしちゃいますよー?」

雪乃「不純同性交遊は感心しないわね」

結衣「いいじゃん! この前部室で2人きりの時に抱きしめてあげたじゃん!! 頭も撫でてあげたじゃん!!」

一同「「!?」」
299 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/31(月) 00:37:05.66 ID:J7BJ6FaqO



相模(やめてよ。あの我儘ボディと密着したら興奮しちゃうじゃない。結衣ちゃん柔らかくて良い匂いするんだから)


300 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/31(月) 00:37:49.89 ID:J7BJ6FaqO
【第三百七十話】


雪乃「もう三百七十回? 早いわね」

めぐみ「そうね」
301 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/31(月) 00:38:36.49 ID:J7BJ6FaqO
雪乃「でも、まだまだこれからよ」

めぐみ「そう来なくっちゃ」

雪乃「付いてきてくれるわよね? 高城さん」

めぐみ「もちろん!」
302 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/31(月) 00:40:40.91 ID:J7BJ6FaqO
【第三百七十一話】


小町「陽乃さん……ううん、はるお姉ちゃん……!」ウルウルウル

陽乃「はうぅ……!」ズキューン

小町「♡」ウルウルウル
303 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/31(月) 00:41:34.76 ID:J7BJ6FaqO
後日

陽乃「――という理由で小町ちゃんと付き合うことにしました」キリッ

絵里「おめでとう!」パチパチ
304 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/31(月) 00:45:19.58 ID:J7BJ6FaqO
【第三百七十二話】


京華「はーちゃんみたいなお兄ちゃんがほしい!」

晴斗「おやおや」

川崎兄弟「「」」ガーン

沙希「」オロオロ
305 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/31(月) 00:47:38.07 ID:J7BJ6FaqO
晴斗「けーちゃん。さーちゃんにこの紙にお名前を書いて貰うだけではーちゃんはけーちゃんのお兄ちゃんになれるよー?」ニッコリ

沙希「ふぇ!?」
306 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/10/31(月) 17:48:30.75 ID:vCS85eC50
後日

間部「で、こんなバカな真似をしでかしたってワケかい」

晴斗「ううう、仕方なかったんだ」

晴斗「名前書いてもらえなかったし、けーちゃん『ひきがやはちまん』とか書くし」

咲馬「北国は……もう雪かな」

間部「田舎のおっ母さん、泣いてたぜ」

晴斗「うわあああん、おっ母ああああ!!」

八幡「人生は苦いから、コーヒーくらいは甘くていい……」

307 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/10/31(月) 21:24:46.66 ID:jOd89FfW0
燐多「架空のキャラクターの尊厳を損なうこと、それはキャラクターを生み出した原作の尊厳を損なうことに等しい」

鷹木「キャラクターをお借りしている二次創作ならではの常識だ」

久仁分「信者だけじゃないぞ、そこんとこよく考えな」
308 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/01(火) 18:24:44.92 ID:u17Cb3RPO
現実

八幡「――って、なれば良かったのに……」

間部「そりゃあ、無理な話ってもんだぜ」
309 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/01(火) 18:30:16.72 ID:u17Cb3RPO
八幡「原作は俺に都合良く進むのに、なんではまち劇場は……」

久仁分「二次創作でダブルパロディ物なんだからお前ばかり贔屓する訳には行かんだろ」
310 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/01(火) 18:34:42.16 ID:u17Cb3RPO
八幡「でも、アイツは主人公じゃなくてヒロインの従弟でしかないじゃん! それもスピンオフにしか出ないようなモブじゃん!」

燐多「キャラクターを悪く言うこと、それはキャラクターを生み出した原作者を悪く言うことに等しい」

鷹木「キャラクターをお借りしている二次創作ならではの常識だ」

久仁分「信者だけじゃないぞ。そこんとこよく考えな、比企谷」
311 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/01(火) 18:41:11.43 ID:u17Cb3RPO
八幡「うぅ……俺のヒロインがよそのキャラに寝取られたぁ……」

燐多「いや、お前のヒロインは雪乃だろ」

鷹木「雪乃を選んだ時点で彼女以外のキャラがお前以外のキャラと付き合うのは当然だろ」
312 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/01(火) 18:51:00.03 ID:u17Cb3RPO
久仁分「これは二次創作で色んな女を食い荒らした罰だな」

八幡「もう、HACHIMANしないから許してくれよぅ……」

間部「でもお前さんは止めなかったじゃねえか」

八幡「だって、こうなるだなんて思ってなかったからぁ……」

燐多「こうなるとわかってたら止めていたのか?」

八幡「止めてたよ! こんな辛い目に遭うとわかってたら!」

間部「そうか」
313 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/01(火) 18:54:07.29 ID:u17Cb3RPO



間部「良かったよ。苦しんでくれて」


314 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/01(火) 18:58:08.89 ID:u17Cb3RPO
八幡「あぁ……」ガクガク

鷹木「罪には罰を。苦しみには苦しみを」

久仁分「それが傷付けられた者達の痛みを癒やす唯一の方法」

燐多「さあ」
315 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/01(火) 18:59:20.70 ID:u17Cb3RPO



三人「「償おうか」」


316 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/01(火) 19:02:16.63 ID:u17Cb3RPO
八幡「あっ、あぁ……」ガクガク

八幡「ああぁ……」ガクガク

八幡「ああああああああああああぁ……」ガクガク
317 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/01(火) 19:03:28.46 ID:u17Cb3RPO



八幡「いっ、いやだぁぁぁああああああああああああああああああ!」


318 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/01(火) 19:07:01.11 ID:u17Cb3RPO
【第三百七十三話】


結衣「ごめんね……深夜のノリで男の子とケーキが融合した絵を描いちゃった……」

海老名「素晴らしい! 結衣も尊厳凌辱に目覚めたのね! 嬉しい!」

結衣「ええ……」
319 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/01(火) 20:31:26.66 ID:u17Cb3RPO
結衣「別に凌辱って訳じゃないんだけど……」

海老名「そうなの?」
320 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/11/01(火) 20:43:06.29 ID:u17Cb3RPO
【第三百七十四話】


八幡「お前のやり方、嫌いだ」

結衣「人の気持ち、もっと考えてよ……!」

雪乃「…………」
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