【ウマ娘】トレセン学園にて その2【安価・コンマ】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 14:54:32.82 ID:i3ZkcQh50
前スレ


【ウマ娘】トレセン学園にて【安価・コンマ】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1652267003/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1653544472
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 15:03:15.76 ID:i3ZkcQh50
寮にて



ビワハヤヒデ「例の件ではうちのトレーナーが世話になったようだ」



ナリタブライアン「私がなにか言ったわけじゃない。トレーナーがやったことだ」



ビワハヤヒデ「何かしらのペナルティはあってもおかしくなかった。随分と器が大きいトレーナーだな」



ナリタブライアン「私が選んだんだから当然だ。奴となら私の夢を叶えられる」



ビワハヤヒデ「三冠ウマ娘への道は楽なものではない。ウマ娘だけではなくトレーナーの力も必須だ」



ビワハヤヒデ「ブライアンのトレーナーにその力があるのか。その走りで見せてもらうぞ」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 15:08:42.35 ID:i3ZkcQh50
ビワハヤヒデ「次の皐月賞には私も出る。久しぶりの対決になるな」



ナリタブライアン「相手が姉貴でもやることは同じだ」



ビワハヤヒデ「他の二人は出ないと聞いたが本当か?」



ナリタブライアン「キングヘイローとハルウララは弥生賞に出る。皐月には出ない」



ビワハヤヒデ「キングヘイローの走りは気になるものがあった。ハルウララは…まさか芝に適正があるとは思わなかった」



ビワハヤヒデ「規定周回のタイムは最下位だった。それなのにオグリキャップに勝ってみせたのは異常…いや、すまない。それは失言か」



ナリタブライアン「アイツは怒らせると怖いぞ」



ビワハヤヒデ「いつも笑顔の印象しか無いが……その奥に燃えるものがあったということなのか」



ナリタブライアン「トレーナーの質でウマ娘が伸びるかどうかは決まる。姉貴よりタイムが遅い私が勝つことは不思議じゃない」



ビワハヤヒデ「その通りだ。ブライアンと戦える日を楽しみにしていよう」



下2 このあとどうなったか、または起こった出来事
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/26(木) 15:30:33.34 ID:IedGIs9wO
ブライアンのトレーニング中、ハルウララがトレーナーに前の世界よりブライアンが小さい事を話す
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/26(木) 15:50:04.55 ID:yfxCPjn+0

マヤノトレ(かつてのトレーナー)があんな根暗な感じじゃなかった事など
前の世界と現在の世界の違いを話す
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 16:10:29.30 ID:i3ZkcQh50
トレーニング場にて



ハルウララ「トレーナーさんいまお話しできる?」



ブラトレ「ブライアンはトレーニング中だがずっと見ている必要は無い。話すくらいならいいぞ」



ハルウララ「あのね、また前の世界の話しなんだけど急に確認しておきたい気持ちになったの」



ハルウララ「ブライアンちゃんの背って小さいよね?」



ブラトレ「ここでは平均くらいじゃないか?」



ハルウララ「えっと…前と比べると小さいの。お姉さんと同じくらいの身長だったはずなのに」



ブラトレ「ビワハヤヒデと同じ背丈か。それを知っていればブライアンは小さいな」



ハルウララ「野菜嫌いなのは前と同じ。ブライアンちゃんは身長だけが違って他は全部同じなの」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 16:18:24.14 ID:i3ZkcQh50
ハルウララ「マヤノトレさん。前の世界での私のトレーナーさんもあんな根暗な感じじゃなかったの」



ハルウララ「世界が違うから当たり前なのかもしれない。けどこんなピンポイントで違うものかな?」



ブラトレ「並行世界ならば細かい違いは多いはずだ。しかし背の高さや性格が違うというのはどうだろう」



ブラトレ「…一つ考えつくのはウララが気付いていないだけじゃないのか?」



ブラトレ「ウララが知らないものや人、出来事が前の世界とは大きく違っている。だがそれに気付かなければ違和感を感じることは無い」



ブラトレ「ブライアンもマヤノトレも親密だから違和感に気付いた。前の世界で名前も知らないウマ娘の性格が変わっていてもウララは気付くことはできない」



ハルウララ「そっか……それはそうかもしれない。だからって無視していいことじゃないと思う」



ハルウララ「ブライアンちゃんのことで何か知ってることは無い?背が低い以外にも違うところがあるかもしれないから教えて!」



下2 ブラトレが知ってるブライアンの特徴など(見た目だけでなく内面、性格でも)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/26(木) 16:26:05.02 ID:IedGIs9wO
kskst
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/26(木) 16:27:19.80 ID:NMrfRJK40
それじゃ前回採用されなかった
鼻のテープ(シャドーロール)を取られると臆病になる
ksk
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 16:45:39.85 ID:i3ZkcQh50
ブラトレ「ブライアンは鼻のテープを取ると臆病になるんだ。これは前と変わらないか?」



ハルウララ「変わってる…お風呂で外してるの見たことあるけど様子は変わってなかった」



ブラトレ「そもそも普通はシャドーロールを風呂では外すよな?それなのにブライアンは…」



ハルウララ「なんでトレーナーさんがブライアンちゃんがお風呂でも、シャドーロールを外さないのかを知ってるのは聞かないでおくね」



ブラトレ「……」



ハルウララ「聞いてたのが私で良かったねトレーナーさん。これからインタビューとか気を付けないと」



ブラトレ「肝に命じておく……」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 16:54:20.32 ID:i3ZkcQh50
ハルウララ「臆病になるっていうのはどのくらい?子供みたいになっちゃうの?」



ブラトレ「そこまでじゃないが些細な物音にも敏感になっている感じだ」



ハルウララ「ブライアンちゃんにとってシャドーロールは耳のメンコと同じかもしれないね」



ブラトレ「そうか…その可能性はある」



ハルウララ「普段メンコしてる子は信頼してる相手の前なら外したりするし。ブライアンちゃんのはそれと似たようなものかもね」



ハルウララ「前のブライアンちゃんはメンコなんかしてなかった。シャドーロールにそういう役割ができたのはこの世界のブライアンちゃんの背が低いから?」



ブラトレ「そういうことなら説明はつく。背が高くないウマ娘はメンコをつけている子が多い」



ブラトレ「背が低くなってしまった事を調整する為にこの誤差が生まれた可能性がある」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 17:01:40.78 ID:i3ZkcQh50
ハルウララ「それが本当なら、前とは違う誤差を辿っていけば『違い』に気付けるね」



ブラトレ「ウララはそれを望むのか?」



ハルウララ「うん知りたい。自分の犯した罪がこの世界ではなかつことになってるけどそれは違う。私は許されてない」



ハルウララ「許される為にはナニかをしなくちゃいけない。ナニかに気付かないといけない。そんな気がするの」



ブラトレ「気がするだけでそうだと言われていないんだろう?」



ハルウララ「……」



ブラトレ「ウララは弥生賞に向けてトレーニングを続ければいいんだ。不安になったならまたいつでも話しは聞くぞ」



下2 このあとどうなったか、もしくは起こった出来事
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/26(木) 17:15:01.45 ID:8QIvflEh0
規定周回タイム
一位のスズカと二位のトップガンがレースする事になり
トレーニング場に。
スズカ曰く「マヤノとトレーナーの実力を知りたい」との事
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/26(木) 17:20:54.66 ID:cG71iTf30

ウララ「あっ、コミュ障だ。」
マヤトレ見た瞬間に流れるようにウララが罵倒した
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 17:29:31.76 ID:omUC/7hD0



マヤノトレ「……」



ハルウララ「あ、コミュ障だ!」



ブラトレ「いきなり罵倒は俺の為にもやめて欲しい…」



ハルウララ「無条件でイライラしちゃうっていうか、仕方ないから諦めて!」



マヤノトレ「…俺は気にしない」



ハルウララ「よかった!じゃあ視界から消えて!」



ブラトレ「ウララ、頼むから……」



マヤノトレ「……」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 17:33:22.52 ID:omUC/7hD0
マヤノトレ「…サイレンススズカは行ってしまった」



ブラトレ「は?」



ハルウララ「はあ?」



マヤノトレ「……」



ブラトレ「あの、もう少し詳しく教えてもらうわけにはいきませんか?」



マヤノトレ「…サイレンススズカが…帰ってきていた……だがすぐに帰ってしまった…」



マヤノトレ「マヤノは対決したがっていたが……叶わなかった…」



ブラトレ「規定周回タイムが2位でも彼女には物足りない相手と判断されてしまったんですか」



マヤノトレ「マヤノは2位ではあるが…サイレンススズカとは大きな差がある……」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 17:36:25.85 ID:omUC/7hD0
ハルウララ「じゃあ私と走るのはどうかな!マヤノちゃんは走る準備してたんでしょ!」



ブラトレ「走らせてもらえるならありがたい話しだが…」



マヤノトレ「……ターボとも走ってくれるか?」



ハルウララ「マヤノちゃんと走れるならいいよ!」



マヤノトレ「…わかった」



ブラトレ「急なレースにはなったがウララの成長の為には有りだ。どこまで通用するのか試してみるといい」



下2 レースはどうなったか
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/26(木) 17:44:32.25 ID:7lCPZqxOo
ツインターボが大逃げするもバテバテは既定路線
マヤノに徹底マークで後ろに着かれ、何をやるかは分かっていてもこの世界の身体がついていかず2位に
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/26(木) 17:45:09.44 ID:GHaHCee00
一着マヤノ、二着ターボ、三着ウララの結果に
なんとターボもウララを突き放してゴールした。
アプリトレーナーの育成は伊達じゃなかった。
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/26(木) 17:46:36.72 ID:cG71iTf30
ウソでしょ……またこのスズカさん安価を無視して逃げ切った……
安価なら下
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 18:26:06.25 ID:omUC/7hD0
レース決着



マヤノトップガン「トレーナーちゃーーんマヤの走り見てくれた!」一着



ツインターボ「ターボ勝った!ターボ速かった!」二着



ハルウララ「そんな……」三着




ブラトレ「前とこことは違う。マヤノトレは間違いなくウマ娘を伸ばせるトレーナーだ」



ブラトレ「ツインターボも見違えるように速くなっていた。元々のポテンシャルが高いのもあるが、それを活かすトレーニングと走法を教えたんだ」



ブラトレ「もちろんマヤノトップガンも速くなっている。倒す目標が更に手強くなっているようだ」

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 18:29:35.11 ID:omUC/7hD0
ハルウララ「勝ちたい…トレーナーさん勝ちたいよ!」



ブラトレ「ならまずはレースに集中するんた。弥生賞に向けてやるべきことは全てやる」



ブラトレ「自分のことも大切かもしれないが、勝つ為にはある程度は犠牲にするしかない」



ハルウララ「うん…」



ブラトレ「ウララを応援するし支える。トレーナーとして嫌な思いはさせない。だから一緒に乗り越えていこう」



下2 このあとどうなった、または起こった出来事
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/26(木) 18:42:56.08 ID:cG71iTf30
ベテラントレーナーが姿を消してから時間が経つのに一向に逮捕の情報がないそれどころかメディアもこのニュースを取り上げなくなり不信感を覚えた会長と会長トレ
ベテトレは走りを見れば「深い衝撃」を受けると呼ばれてるウマ娘などのトレセンには所属しない強力な勢力を集め始めていると噂に
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/26(木) 18:53:08.40 ID:xOjCfG8bo
>>23
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 19:07:34.80 ID:omUC/7hD0
学園某所にて



ルナトレ「ベテラントレーナーが姿を消してから時間が経つ。でも一向に逮捕の情報が出ないね」



シンボリルドルフ「それどころかメディアもこのニュースを取り上げなくなった。一体どういうことだ」



ルナトレ「裏で何が動いているのかが気になる所だけど、ある噂も聞いたんだ」



シンボリルドルフ「例の『衝撃』か」



ルナトレ「トレセン学園に入れなかったウマ娘は大勢いる。一方で最初から入ろうともしないウマ娘も存在するね」



ルナトレ「素行に問題があったりそもそも興味が無かったり。そういう子は大抵速くはないんだ」



シンボリルドルフ「だがそのウマ娘は違う。走りを見た奴は深い衝撃を受け、口を揃えて最強だと言う」



ルナトレ「普段なら気にもしない噂だけどベテラントレーナーが絡むなら無視できない。こんな話しに気付かない人じゃないからね」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 19:14:55.55 ID:omUC/7hD0
ルナトレ「衝撃の子だけじゃない。地方にはオグリキャップ君のように金剛石のようなウマ娘が沢山いる」



ルナトレ「そして…彼女らはトレセン学園ではない機関からスカウトを受けている」



シンボリルドルフ「ベテラントレーナーが絡んでいることは間違い無い。だがウマ娘を集めて何をしようというんだ」



シンボリルドルフ「この学園には障害走も含めおよそ90人のウマ娘が在籍している。奴はその規模に勝てると思っているのか?」



ルナトレ「最初から規模で勝つ気は無いのかもしれないね」



シンボリルドルフ「ではなにが目的なんだ?学園への嫌がらせくらいしか思いつかない」



ルナトレ「君の心はまだ綺麗で安心したよ。大人というものは狡く卑劣なことしか考えないんだ」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/26(木) 19:21:58.31 ID:omUC/7hD0
ルナトレ「ベテラントレーナーはお金を稼ごうとしているんだ」



シンボリルドルフ「それはわかるがどうする?数少ないウマ娘でどう稼ぐというんだ」



ルナトレ「ギャンブルだよ。ウマ娘の着順を賭けの対象にするんだ」



シンボリルドルフ「ウマ娘の走りを賭博に使うだと!!」



シンボリルドルフ「そんなことが許されるはずがない!我々の誇りを賭けに……!絶対に許すことはできない!」



ルナトレ「これなら最低でも10人。20人もウマ娘がいれば大きな利益が生まれる」



ルナトレ「走るウマ娘たちにもお金が入る。ここはトレセン学園と大きく違うね」



ルナトレ「生活の苦しいウマ娘や実家が貧乏。そんなウマ娘たちは飛び付くだろうね」



シンボリルドルフ「金に魂を売るようなウマ娘はいない!」



ルナトレ「いるんだよルナ。現実は酷く厳しく優しくないからね」



下2 このあとどうなったか、もしくは起こった出来事
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