【ウマ娘】トレセン学園にて【安価・コンマ】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 20:03:23.93 ID:1fbqbMEj0
人が居ないのは承知でやってみる


コンマをどれだけ使うかは不明

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1652267003
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 20:08:47.18 ID:1fbqbMEj0





「運良くトレセン学園にトレーナーとして雇ってもらえた俺は毎日忙しく仕事をしている」



「自分の実力でトレセン学園への就職を勝ち取ったと思っていたが、この多忙な環境を考えるとそうとも言えない」



「休みはほとんど無くあっても半日だけ。十分に休めているとは言いがたい」



「しかしそれを苦痛とは思わない、担当のウマ娘の為なら休みは惜しくない」



「今日も授業が終わってこれからトレーニングの時間だ。俺が担当しているウマ娘は……」


下2 ウマ娘の名前。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/11(水) 20:19:45.43 ID:OVIuY5WY0
スペシャルウィーク
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/11(水) 20:32:34.13 ID:mt5+Urayo
ナリタブライアン
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/11(水) 20:32:37.13 ID:IlH0PtGKo
テイエムオペラオー
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 20:42:13.74 ID:1fbqbMEj0
「俺が担当しているのはナリタブライアンだ。彼女の走りに魅了された奴は多い」



「彼女は走ること以外にも生徒会の仕事もこなしている。とはいってもサボることも多いらしいが」



「やることが多く忙しいという点では俺と同じかもしれない。いや同じであると言ってしまうのは彼女に失礼だな」



「充実した学園生活を送りつつレースにも勝つ、そんなことくらいさせてやるのがトレーナーとして当然だ」



ナリタブライアン「……」



「お、時間丁度に来てくれたな。おーいナリタブライアン、こっちだ」



下2 ナリタブライアンの特徴等。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/11(水) 20:52:40.13 ID:WDX1RmCkO
鼻のテープ(シャドーロール)を取られると臆病になる
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/11(水) 20:53:47.85 ID:cDR6ykHfo
タイシンサイズ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 21:08:02.57 ID:1fbqbMEj0
ナリタブライアン「遅れたか?」



ブラトレ「そんなことはない、時間ピッタリだぞ」



ナリタブライアン「10分前には着いている予定だった。途中姉貴に捕まったんだ」



ブラトレ「ビワハヤヒデは面倒見のいいお姉さんだからな」



ナリタブライアン「いつも私の身体を心配している。野菜を食べたところで背が低いのは変わらないというのに」



ブラトレ(ブライアンの身長はナリタタイシンと同じか少し小さいくらいだ。決して高くはないが学園全体で考えれば平均くらいだと思う)



ブラトレ(しかしブライアンは自分の身長を低いと認識していて、走りにもそれを応用している)



ブラトレ(コンプレックスでも短所でもレースに利用できるならする。彼女らしい考えだ)



ブラトレ(そんな彼女の意思を尊重してトレーニングメニューを組み立てている。俺が気に入られたのはそういう部分もあるだろう)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 21:13:06.63 ID:1fbqbMEj0
ナリタブライアン「なにをぼけっとしている」



ブラトレ「すまない少し考え事をしていた。今日のメニューはわかっているな?」



ナリタブライアン「今週のトレーニングは覚えてある」



ブラトレ「なら早速始めよう。まずは軽くストレッチからだ」



ブラトレ(ブライアンは計画通りにトレーニングを進めていく。派手さは無いが彼女の能力は確実に上がっている)



ブラトレ(このままトレーニングを続けていればきっと……)



下2 現在のナリタブライアンの状態や目標
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/11(水) 21:21:05.62 ID:mt5+Urayo
所属するチームを決める選考会へ向けて調整
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/11(水) 21:22:55.91 ID:IlH0PtGKo
3冠ウマ娘も夢ではない
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 21:40:09.01 ID:1fbqbMEj0
ブラトレ(このままトレーニングを続けていれば三冠ウマ娘も夢じゃない)



ブラトレ(彼女が狙っているのは有マ記念を含む三冠。有マは人気が高くここだけを狙うウマ娘も多い)



ブラトレ(まだ一冠も取れていないのに三冠を狙うのは大きすぎる目標だろう。しかし彼女はそれでいい)



ブラトレ(大きすぎる目標だが不可能じゃない)



ブラトレ(俺と彼女ならその夢を叶えられると信じて毎日トレーニングを続けている)



ブラトレ(ナリタブライアンなら必ず三冠を達成できる)
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 21:44:32.22 ID:1fbqbMEj0
ナリタブライアン「……」



ブラトレ「向こうが気になるか?」



ナリタブライアン「気にしていないというなら嘘になる」



ブラトレ(有マを狙うウマ娘が多いなら当然ライバルの数も増える。意識していなくても視界に入ってくる)



ブラトレ(本番はまだまだ先でもトレーニングを完璧にこなしていたり、調子が良さそうだとつい見てしまう)



ブラトレ(彼女のライバルは……)



下2 ウマ娘の名前。有馬を走れるキャラで
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/11(水) 21:45:43.62 ID:cDR6ykHfo
マヤノ
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/11(水) 21:52:16.79 ID:OVIuY5WY0
マヤノトップガン
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 22:15:17.29 ID:mnakNrKWO
マヤノトップガン「マヤちん今日も絶好調ー!」



ブラトレ(ブライアンが見ていたのはマヤノトップガン。彼女は明るい性格で友人も多い)



ブラトレ(ただ明るいだけのウマ娘ではなくその実力も本物。彼女は友人だけではなくライバルも多い)



ブラトレ(噂では併走しようにも数ヶ月待ちだと聞く。流石に嘘だと思ったがどうやらそうではないらしい)



マヤノトップガン「トレーナーちゃん今日は誰と走るの?」



「……」



マヤノトップガン「りょうかーーい!」



ブラトレ(ウォーミングアップを済ませるとすぐに移動を始めた。どうやら今日は模擬レースをやるらしい)



ブラトレ「見に行くかブライアン」



ナリタブライアン「……そうだな」



ブラトレ(ライバルの走りを見て損は無い。これもトレーニングの一環ということで俺達も同じ場所に向かう)
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 22:19:15.30 ID:mnakNrKWO
ナリタブライアン「走る距離は有マと同じらしい」



ブラトレ「これは本当に模擬レースなんだよな?」



ブラトレ(俺達と同じ考えの奴は多いらしく何人ものウマ娘とトレーナーがレースの見学に来ていた)



ブラトレ「考えることは皆同じか」



ナリタブライアン「始まるぞ」



ブラトレ(周りの空気が変わる。模擬レースとは思えない緊張感が走った)



下2 ここでの出来事
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/11(水) 22:22:07.21 ID:mt5+Urayo
ありえない所でマヤノが仕掛けて誰もが失敗だと思ったが、足色衰えず一着
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/11(水) 22:26:11.00 ID:TZIehxFh0
先行を予想した対戦相手達が
追込のポジションで走るマヤノの様子に軒並み足並みを乱す
マベサンだけ呑まれなかったが最後の競り合いの末にマヤノが勝利
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/11(水) 22:41:09.28 ID:nd+68RTT0
酉ない辺り日付変わったら打ち切るつもりだな
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 22:53:53.26 ID:3a6sSOQy0
ドドドドド……



モブA(いける!先行のマヤノトップガンについていけてる!)



モブB(あれ、このペースって遅いような……)



モブトレ「いけぇーー!」



モブトレ「作戦通り着いていくんだ!」



レースの展開はマヤノトップガンは中盤の後ろの方を走る。更にその後ろに何人ものウマ娘がピッタリマークしている



ナリタブライアン「何秒だ」



ブラトレ「これは……」



ブラトレ(マヤノトップガンのベストタイムは知らないが明らかにペースが遅い。故障を疑うレベルだ)



マヤノトップガン「ふふ〜ん」



ブラトレ(だがあの表情を見る限り故障は無い、そうなると答えは一つだ)



ナリタブライアン「追込みか」



ブラトレ「彼女は先行か逃げのはずだったが……」



ナリタブライアン「アイツなら追込みでも走れて当然だろう」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 23:00:01.54 ID:3a6sSOQy0
レースは最後の直線を残すのみ。マヤノトップガン以外のウマ娘はペースを崩されヘロヘロに。その中で唯一マヤノトップガンにくらいつくウマ娘がいた



マーベラスサンデー「んうううぅぅ!!」



ブラトレ「早い!」



ナリタブライアン「マヤノトップガンに並ぶ」



マーベラスサンデーが追いつくかと思われたがマヤノトップガンが加速していく



マーベラスサンデー「マーベラぁぁぁぁぁぁ!!」



マヤノトップガン「いぇーーい!」



最後の最後で引き離しゴール。マヤノトップガンの圧勝のレースだった。走り終えたウマ娘達は模擬レースとはいえ悔しそうにしている
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 23:03:59.74 ID:3a6sSOQy0
ブラトレ「なんてレベルの高いレースなんだ」



ナリタブライアン「トレーナーならどうしていた?」



ブラトレ「そうだな……」



ブラトレ(自分なりの考えをブライアンに説明したところ、マヤノトップガンの方から信じられない会話が聞こえた)



マヤノトップガン「トレーナーちゃんの言う通りちゃんと流して走ったよ!」



ブラトレ(俺を含めそこに居た全員が驚いた。あれだけの走りをしておきながら本気じゃなかったということなのか?)



ブラトレ(ハッタリも疑ったが彼女とそれ以外のウマ娘の表情を見れば一目瞭然だった)
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 23:10:53.70 ID:3a6sSOQy0
モブA「ぜぇっ、ぜぇ」



モブB「しんど……」



マーベラスサンデー「もう、少し、だった、のに!」



ブラトレ(どれだけのスタミナがあるんだ。いやスタミナだけじゃないスピードも規格外だ)



マヤノトップガン「じゃあトレーニングしに行こっかトレーナーちゃん!」



ブラトレ(走り終えたばかりなのに彼女の表情は涼しいままだった。今のレースもまるでウォーミングアップの代わりだと言わんばかりにその場を去って行く)



ブラトレ(ブライアンは彼女に勝てるのだろうか。とてつもない大きな壁を目の当たりにしてしまった)



下2 ここからどうした、どうなった
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/11(水) 23:23:43.38 ID:tN3JPdrGo
姉 に 見つかった !
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/11(水) 23:26:36.64 ID:mt5+Urayo
今のレースを見てもナリタブライアンは涼しい顔をしている+>>26
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 23:39:18.81 ID:3a6sSOQy0
ブラトレ(動揺している俺とは対照的にブライアンは冷静だった。マヤノトップガンのタイムを確認するとこちらを向いた)



ナリタブライアン「私の方が早い」



ブラトレ(確かにタイムだけ見ればブライアンも負けていない。しかしそれは彼女のベストタイムと比べてだ)



ブラトレ(絶好調時に一人で走ったベストタイムと実際のレースは違う)



ブラトレ(そのことは彼女も十分わかっているはず、しかし……)




ブラトレ(ブライアンの後ろを考えながら歩いていると彼女にぶつかってしまった)



ブラトレ「わ、悪い……」



ナリタブライアン「姉貴か」



ブラトレ(ブライアンの前にはビワハヤヒデ。急に立ち止まったのは彼女が理由だったようだ)
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/11(水) 23:44:39.28 ID:3a6sSOQy0
ナリタブライアン「姉貴も見ていたのか」



ビワハヤヒデ「何をだ?」



ナリタブライアン「ならいい」



ブラトレ(どうやらビワハヤヒデはブライアンに用事があったようだ。隠れてレースを見ていたのかと一瞬思ったがすぐに違うと判断した)



ブラトレ(トレーニングに来る前ブライアンはビワハヤヒデと10分ほど話したと言っていた。普段から考えると時間が早い)



ブラトレ(長い時には30分以上も話すこともある。ブライアンのことが心配で仕方ないのだろう)



ブラトレ(話すことで心配が減るのならそれでいい。俺が間に入る必要も無いだろう)



下2 二人の会話の内容
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 00:10:49.56 ID:8HO0rIyU0
お姉ちゃん特製の野菜ジュースだ。背を伸ばすために是非飲んでくれ!(ロイヤルビタージュース色)
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 00:20:24.84 ID:E4Bdbstfo
何度も言うが姉貴のチームには入らない、もうトレーナーならいる、と
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 00:41:21.37 ID:FD5j5lsw0
ナリタブライアン「その手に持っているものは何だ」



ビワハヤヒデ「お姉ちゃん特製の野菜ジュースだ、背を伸ばすために是非飲んでくれ」



ナリタブライアン「……」



ビワハヤヒデ「偶然にもロイヤルでビターなジュースと似たものになってしまったが気にしなくていい」



ナリタブライアン「私はもう行く」



ビワハヤヒデ「待ってくれ本題はこれからだ、あの話は考えてくれたか?」



ナリタブライアン「断る」



ビワハヤヒデ「悪い話じゃないだろう?」



ナリタブライアン「姉貴のチームには入らない」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 01:00:46.35 ID:FD5j5lsw0
ビワハヤヒデ「ブライアンの環境が今より良くなることは確実なんだ」



ナリタブライアン「もうトレーナーならいる」



ビワハヤヒデ「あんな奴より……」



ナリタブライアン「アイツのことを悪く言うなら縁を切る」



ビワハヤヒデ「ブライアン!本気で心配しているんだ!」



ナリタブライアン「……」



ビワハヤヒデ「そんなにあの男がいいのか?」



ナリタブライアン「……」



ビワハヤヒデ「ブライアン!!」



ナリタブライアン「行くぞトレーナー」



ブラトレ「もういいのか?」



ナリタブライアン「ああ」



ビワハヤヒデ「く……!」



ブラトレ「何か俺の方を睨んでいるような気がするんだが」



ナリタブライアン「気のせいだ」



ブラトレ「本当なのか?信じていいのか?」



ナリタブライアン「つまらないことを言ってないでトレーニングに戻るぞ」



下2 この次はどうなったか
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 01:37:23.16 ID:dh5iZx6Uo
オーバーワーク気味にトレーニングするブライアン
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 07:35:53.06 ID:zrkMftyXO
チームの希望はあるのかと聞くトレーナー
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 12:30:06.90 ID:FD5j5lsw0
トレーニング終了後



ブラトレ「なあブライアン一つ質問していいか、チームに所属したいとは思っていないか?」



ナリタブライアン「思っていない」



ブラトレ「そうか……それならいいんだ」



ナリタブライアン「トレーナーが私をどこかに所属させたいんじゃないのか」



ブラトレ「それは違う、君の意思に反することはやろうとは思わない」



ブラトレ「ただ、思う所があったのは事実だ。今日のマヤノトップガンのレースを見て思ったがやはりレースは大事だ」



ブラトレ「模擬とはいえレースを重ねれば経験値になる。レース勘はレースでしか鍛えられないだろう」



ナリタブライアン「私が何も考え無いで走っていると思っているのか?」



ナリタブライアン「敵の走りを常にイメージして走っている。お前が教えてくれたことでもある」



ブラトレ「イメージだけじゃ限界があるんだ、それを今日知ったんだ」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 12:38:14.34 ID:FD5j5lsw0
ブラトレ「想像のマヤノトップガンは追込みで走るか?先行を匂わせて差しで勝負してくるか?」



ナリタブライアン「……」



ブラトレ「チームに所属しなくてもこの問題は解決できる。俺とブライアンなら可能だ」



ブラトレ「ライバルの適正以外の走りも研究、想定して頭に入れる。それをトレーニングに活かせばいい」



ブラトレ「俺の仕事は増えるが今更気にならない。ブライアンも覚えてもらうことが増えるが我慢してくれ」



ブラトレ「しかしこの問題を手っ取り早く解決するのはチームへの所属だと判断したんだ」



ナリタブライアン「お前の言いたいことはわかった、そして納得した」



ナリタブライアン(姉さんから何か吹き込まれた様子は無さそうだ。チームのことは偶然口にしただけか)



ナリタブライアン「だが私はチームは考えていない。覚えることが増えるくらい問題じゃない」



ブラトレ「わかった、ならこれまで通り二人で頑張ろう」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 12:46:27.86 ID:FD5j5lsw0
ブラトレ「今日からマヤノトップガン、それ以外のライバルの走りを想定、研究する。それによって今週のメニューに変更が出てくる可能性がある」



ナリタブライアン「構わないから妥協をするな」



ブラトレ「ああ、ブライアンに三冠を取ってもらうには一切の妥協はしない」



ナリタブライアン「……今日はもう時間だ、私は寮に帰る」



ブラトレ「また明日も頼むぞブライアン」



下2 トレーナーかブライアン、この後の行動や起こった出来事
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 12:55:39.81 ID:zrkMftyXO
kskst
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 13:08:08.95 ID:DwGFE3jFo
ハヤヒデがトレーナーのところにバナナを持ってくる
ブライアンの為なんだからな!
でも一本食べたそう
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 13:52:39.17 ID:ZmKIYRYXO
トレーナー室



ブラトレ「誰かと思えばビワハヤヒデか」



ビワハヤヒデ「まだ残っていてくれて助かったよ」



ブラトレ「資料を持って帰ろうとここに寄ったんだ、普段なら帰っていた」



ビワハヤヒデ「ならこの偶然は必然ということだ。ブライアンについて話したいことがある」



ビワハヤヒデ「彼女をこちらのチームに所属させたい。勿論ブライアンのトレーナーを降りてもらうということじゃない」



ビワハヤヒデ「それが彼女の為になることは貴方だって理解できるはずだ」



ブラトレ「……」



ビワハヤヒデ「大切な妹の為なんだわかって欲しい」



ブラトレ「言いたいことはわかったが絵面がシュール過ぎる。バナナ一房を持ちながら話す内容じゃない」



ビワハヤヒデ「こ、これはブライアンの為だ!決して私が食べたかったからじゃないからな!」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 14:01:53.34 ID:LdpSIGMT0
ビワハヤヒデ「貴方が満足に寝れていないのは見ていて明らかだ!だからこれは差し入れのつもりでだな!」



ブラトレ「……」



ビワハヤヒデ「……」



ブラトレ「一本……食べていくか?」



ビワハヤヒデ「……」



ブラトレ「ゴミ箱はここにある」



ビワハヤヒデ「……」ひゅっ



ブラトレ(早い……10秒、いや5秒で食べ切ってしまった)



ブラトレ(まさかこの早さが……いや無いな、深く考え過ぎだ。なんでもかんでもレースに関連付けることはやめよう)



ビワハヤヒデ「……」もぐもぐ



ビワハヤヒデ「失礼した。残りはちゃんと渡しておくぞ」



ブラトレ「お、おう」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 14:05:53.91 ID:LdpSIGMT0
ビワハヤヒデ「話を戻そうブライアンについてだが」



ブラトレ「それなら俺からも話した、何処かのチームに所属する気はないかと話した」



ビワハヤヒデ「おお!」



ブラトレ「だが彼女の答えは君の望むようなものじゃなかった」



ビワハヤヒデ「何故だ……どうしてだブライアン」



ブラトレ「彼女を心配してくれるのは有り難いがアイツにも自由がある。俺はブライアンの意思を100パーセント尊重していく」



下2 この後更にどうなるか、もしくはブライアン側の出来事
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 14:09:55.09 ID:zrkMftyXO
どうしてもブライアンをチームに所属させたいのなら、それは結果が必要になる
チームの助けがないと得られない物があると思わせる理屈ではなく、完膚なき敗北のような結果だとビワハヤヒデに伝えるトレーナー
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 15:49:45.34 ID:CPQhReC4o
ブライアン側
お風呂上がり、同室のモブウマ娘(たしか未確定なので)から髪を乾かしてもらってウトウトするブライアン
表面上は姉みたいにベタベタしてこない相手なので姉より対応が柔らかくなっている
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 16:02:46.85 ID:LdpSIGMT0
寮にて



ナリタブライアン「ふう……」



モブA「もう!また髪の毛乾かしてないでしょ!」



ナリタブライアン「乾かす必要がない」



モブA「部屋が濡れるしこっちが気になるの!乾かしてあげるからこっち来て!」



ナリタブライアン「好きにしろ」



モブA「折角キレイな髪の毛なのにちゃんと手入れしないと……」



ナリタブライアン「走りに関係ないことは興味が無い」



モブA「私は髪の毛に気を使ってるのに、どうしてなにもしてないブライアンはこんなにサラサラなのよ」



ナリタブライアン「私が知ったことじゃない」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 16:07:03.81 ID:LdpSIGMT0




ナリタブライアン「……」



モブA「眠くなってきた?」



ナリタブライアン「ん……」



モブA「今日も朝早かったでしょ、ゆっくり寝た方がいいよ」



ナリタブライアン「まだだ……やるべきことは残っている」



ナリタブライアン「明日のトレーニングの確認と……トレーナーがくれた資料を……」



モブA「ブライアンのトレーナーってあの男の人だよね。何かずっと考えごとしてる人」



ナリタブライアン「いつも真剣に……私のことを考えてくれている」



モブA「そこまで考えてくれるトレーナーも凄いと思うよ、いい人と出逢えてよかったね」



下2 ブライアンのセリフや行動、もしくは起こったこと
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 16:31:21.82 ID:/EjxhwjwO
明日空き時間があったら生徒会の仕事の要件があるので来て欲しいとルドルフ会長からメール
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 18:52:57.74 ID:E4Bdbstfo
>>48
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 19:54:27.06 ID:ZmKIYRYXO
数十分後



ナリタブライアン(トレーナーが作った資料はやはり参考になる。これだけでもアイツを選んだ価値はあった)



ナリタブライアン(トレーニングの内容もそうだ全く無駄が無い。他と比べて数で負けていても質で勝っている)



ナリタブライアン(私が無理をすれば数でも負けない。しかしアイツがそれを許さない)



ナリタブライアン(怪我は疲労が蓄積したもの。毎日の疲労はできるだけ取り除く、オーバーワークは認めない)



ナリタブライアン(トレーナーの言うことくらい逆らっても問題はないがあの目には力があった)



ナリタブライアン(それと同時に信頼感も覚えた。だからこそ私はアイツの指示に従っている)



ナリタブライアン(全ては私の……)



ナリタブライアン(ん、会長からメールか)
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 19:58:00.93 ID:ZmKIYRYXO
〈明日、いや既に今日か。空き時間があったら生徒会の仕事の要件があるので来て欲しい〉



ナリタブライアン(重要性が無い仕事なら無視しても良いが会長直々となると話は違う)



ナリタブライアン(なにか大きな仕事があるのか、それともまた別のイベントか何かなのか)



ナリタブライアン(どんな内容であれトレーニングに支障は出ないように努める)



ナリタブライアン(それが私にできることであり、やるべきことだ)



下2 呼び出しの内容
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 20:01:09.10 ID:37c7aQyUo
kskst
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 20:21:16.41 ID:dh5iZx6Uo
理子ちゃん来たる
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 20:22:13.27 ID:4g12ojXw0
レースのファン投票の整理
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 20:54:42.54 ID:ZmKIYRYXO
翌日、生徒会室



シンボリルドルフ「よく来てくれたなブライアン」



エアグルーヴ「サボらずに来たことは誉めてやろう」



ナリタブライアン「なぜ理事長代理がこの場に居る」



樫本理子「私が貴女を呼んだからです」



シンボリルドルフ「それでは後は二人で話してもらおうか」



ナリタブライアン「どういうことなんだ」



エアグルーヴ「どうもこうも無い、理事長代理がお前と二人で話したいと言っているんだ」



樫本理子「すぐに済む話です」



ナリタブライアン「……」



下2 話の内容
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 21:19:35.87 ID:37c7aQyUo
あの二人にも聞きましたがトレーナーとウマ娘という制度についてどう思うか
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 21:22:11.16 ID:Jr3F98OMo
ランダムチーム戦開催するけど協力して?
チーム組めてないウマ娘にも併走とかのトレーニングを積ませたいらしい
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 22:13:23.66 ID:ZmKIYRYXO




樫本理子「ランダムチーム戦を開催するにあたって、貴女にも協力して欲しいのです」



ナリタブライアン「なぜ私なんだ」



樫本理子「チームを組めてないウマ娘にも併走などのトレーニングを積んでもらうのも目的の一つです」



樫本理子「貴女に声をかけた理由は自分でもわかっているのではありませんか?」



樫本理子「学園が設けた規定周回のタイムの上位15人、その中で貴女だけがチームに参加していません」



樫本理子「指導を受けるのはトレーナーだけということにメリットは存在しません」



樫本理子「なにも全てのトレーニングをチームでやってもらうということはありません。週に一度だけチームに参加しているウマ娘も数多くいます」



樫本理子「貴女もどこかのチームに参加してもらえますね?」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 22:17:01.10 ID:ZmKIYRYXO
ナリタブライアン「強制ではない限り従わない」



樫本理子「理解ができませんどうしてですか?」



ナリタブライアン「私はアイツを信頼している。それ以外の奴を信じられない」



樫本理子「チームのトレーナーを信じろとは言っていません。私が言っているのはチームに参加して欲しいと言うことです」



ナリタブライアン「断る」



樫本理子「あくまで強制でない限り参加はしないということですね」



ナリタブライアン「理事長代理の力を使うなら使えばいい。私はルールには従う」



ナリタブライアン「チームへの参加が任意であれば参加はしない。強制ならば参加はする」



樫本理子「よくわかりました。近日中に結果はお知らせします」



下2 どうなりましたか?
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 22:25:19.52 ID:dh5iZx6Uo
コンマ偶数-決定には従ってもらいます!強権樫本理事長代理(強制参加)
コンマ奇数-き、強制は駄目ですよね……日和ったポンコツ理子ちゃん(任意参加)
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 22:44:34.02 ID:37c7aQyUo
今度はブラトレを呼び出す理事長代理
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 23:00:39.89 ID:ZmKIYRYXO
トレーナー室にて



樫本理子「ーーという理由で貴方達にもチームに参加して欲しいのです」



ブラトレ「ブライアンは何と言っていましたか?」



樫本理子「彼女ではなく貴方に聞いているんです」



ブラトレ「自分は彼女の意思を尊重します、もしまだ聞いていないのなら先に聞いてあげて下さい」



樫本理子「はあ……彼女は強制されない限りチームには参加しないとのことです」



ブラトレ「なら自分も同意見です」



樫本理子「担当の意見を尊重し過ぎることは危険というのはわかっていますか?」



ブラトレ「オーバーワークはしていません」



樫本理子「貴方が居ない間、彼女がどんな行動をしているか知ることはできません」



樫本理子「休めと言っても休まないのが彼女達です。そうやって夢が潰えていくのを何度見たことか」



ブラトレ「ブライアンは絶対に言うことを守ります」



樫本理子「大した自信ですね」



ブラトレ「自分とブライアンの関係は安いものではありません」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 23:04:22.49 ID:ZmKIYRYXO
樫本理子「彼女は強制ならば従う、つまり私の権限を使えばそれまでです」



ブラトレ「自分もそれに従います」



樫本理子「……」



ブラトレ「評価が下がろうが関係ありません、全てはブライアンの為です」



樫本理子「その考えはいつか身を滅ぼしますよ」



ブラトレ「構いません」



樫本理子「話は以上です。これからどうなるかは数日中に知らせます」



下2コンマ >>60を採用
それ以外にもなにかあればどうぞ
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 23:06:31.90 ID:37c7aQyUo
踏み台
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 23:09:31.01 ID:7MfVkpb+O
仕事の話はここまで
…で少し飲みませんか
一緒に飲んでくれる相手がいないんです
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 23:10:09.88 ID:kCgkMFRoo
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 23:21:46.58 ID:FD5j5lsw0
コンマ奇数



樫本理子「仕事の話はここまでです。本日の夜は空いていますか?」



ブラトレ「今日でしたら大丈夫です」



樫本理子「少し、飲みませんか?一緒に飲んでくれる相手がいないんです」



ブラトレ「理事長代理ともなればそれ相応の相手が……」



樫本理子「本当に居ないんです」



ブラトレ「そう、ですか」



樫本理子「待ち合わせ場所と時間はまた連絡します」



ブラトレ(理事長代理と食事か……裏が無ければいいんだが)
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 23:23:53.03 ID:dh5iZx6Uo
(偶数だったら分からんがポンコツだと恐らくガチでおらん……w)
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 23:27:19.53 ID:FD5j5lsw0
トレーニング後



ナリタブライアン「追加の資料は受け取った、これをいつものように夜、目を通しておく」



ブラトレ「頼んだぞブライアン」



ナリタブライアン「急ぎで欲しい資料や研究材料は無い。トレーナーは今日くらいゆっくり寝てくれ」



ブラトレ「そういうわけにはいかない、今日はこれから用事があるんだ」



ブラトレ「なぜか理事長代理に飲みに誘われた。相手が居ないからだとは言っていたが少し不安ではある」



ブラトレ「俺の気のせいならいいんだがな。そういうわけで俺は行ってくる」



下2 ブライアンのセリフや行動、もしくは飲み中でのこと
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 23:33:14.06 ID:dh5iZx6Uo
気にしてない感じでそっけなく送り出す
なお耳はへたり気味であった
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/12(木) 23:35:57.18 ID:37c7aQyUo
>>70
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/12(木) 23:57:53.02 ID:FD5j5lsw0
寮にて



ナリタブライアン「……」



モブA「調子でも悪い?風邪でも引いちゃった?」



ナリタブライアン「なにも問題無い」



モブA「そう?その割には元気無さそうだけど」



ナリタブライアン「なにも無い」



モブA「そうは言うけど耳がへたってるよ」



ナリタブライアン「……」



モブA「尻尾もへにゃってるし何かあったんでしょ?身体の調子が悪くないならそれしかないよ」



ナリタブライアン「……」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/13(金) 00:02:15.74 ID:SZEMYikU0




モブA「えーーーー!理事長代理とデートだなんて!」



ナリタブライアン「そんなのじゃない」



モブA「そうとしか思えないって!いい大人が何とも思ってない人と二人で食事なんか行かないもん!」



ナリタブライアン「二人だけとは言ってなかった」



モブA「いーや絶対二人きりだって!それでそのあと……きゃぁーー!」



ナリタブライアン「……聞いてみる」



モブA「いきなりホテルだなんて、でも大人なら当たり前?!」



ナリタブライアン〈トレーナー、今日は理事長代理と食事だと言っていたが他に誰がいる?〉



ナリタブライアン〈理事長代理と二人だけで食事、なのか?〉



下2 ブラトレの返信内容や他に起こったこと
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/13(金) 00:15:44.75 ID:2Dxb9rDqo
そういう心配をしている事を察するトレーナー
早めの帰る時間を伝える
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/13(金) 00:28:58.13 ID:GnKtaKgFo
>>74
カシオレ一杯でベロベロの愚痴モードになったりこちゃんにこれ以上飲ませられないのもある
ちなみに二人きり
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/13(金) 00:46:41.95 ID:SZEMYikU0
BARにて



理子ちゃん「んうぇぇぇてくださいよぉぉぉ」



ブラトレ「カクテル一杯しか飲んでませんよね?」



理子ちゃん「わらひらって、ねぇぇぇぇぇ」



ブラトレ「こんなに弱いくせに飲みに誘うだなんてどうかしてるとしか思えない」



理子ちゃん「あの子たち、ウマむしゅめぇがしやわへになるへんよお」



ブラトレ「もう帰りましょう、タクシー呼んでもらいましょう」



理子ちゃん「ぁえ?」



ブラトレ「すいません……おっと、メールが来たか。ん、ブライアンからか」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/13(金) 00:53:44.69 ID:SZEMYikU0
〈トレーナー、今日は理事長代理と食事だと言っていたが他に誰がいる?〉
〈理事長代理と二人だけで食事、なのか?〉



ブラトレ(やれやれ変な心配をさせてしまったか、俺の言い方が悪かったのも原因だな)



ブラトレ(早めに帰るからそのことを伝えておこう。いやまずはブライアンの質問に答えてからだ)



ブラトレ(理事長代理とは二人きりで……)



理子ちゃん「ん」



ブラトレ「あれ、どうしたんですか」



理子ちゃん「……」



ブラトレ「小刻みに震えてどうしたんですか?」



理子ちゃん「……」



ブラトレ「え……嘘ですよね……?」



理子ちゃん「……」



ブラトレ「せめてトイレに!」



理子ちゃん「げろっ」



ブラトレ「あああああああああああああああああ」




「お客さん困ります!」
「この人まだ一杯しか飲んでないんですよ!」
「うううぅう」
「あああああああああ服が!うあああああ!!」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/05/13(金) 01:00:05.13 ID:SZEMYikU0



ナリタブライアン「……来た!」



ナリタブライアン「返信……トレーナーから、なんて」



〈理事長代理とは二人き〉



ナリタブライアン「……」



ナリタブライアン「そうか」



ナリタブライアン「返信もまともにできないくらい楽しんでいるのか」



ナリタブライアン「そうか」



ナリタブライアン「そうか……」



モブA「大人の世界は凄いんだね!」



ナリタブライアン「今日はもう寝よう……なにもやる気が起きない」



ナリタブライアン「トレーナー……」



ナリタブライアン「……」



下2 どうなった?
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/13(金) 01:20:51.93 ID:oiyrGADgo
すまん芝生える

珍しく寝過ごしてモブAちゃんに起こされるナリブ
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