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【劇場版安価】白垣根「Eyes Glazing Ωver」 白い羽 【禁書】

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444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 08:09:53.88 ID:6zu43a0gO
木原
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 08:10:00.23 ID:R9rlqcFHO
かっきー
446 :1 [saga]:2022/03/19(土) 09:36:28.66 ID:3DnaQaVp0
 木原「で、あの野郎が隠し持ってた施設がここって訳だ」タプタプ


 唯一「んー?・・・工事現場にしか見えませんけど?」


 木原「だから、そう見えるように装ってんだよ。カモフラージュっつー事だ」


 木原「俺もアイツが隠れ家をどこに置いてんのか大概は把握してたが」


 木原「こればっかりはわからなかったな」


 唯一「へぇ、数多さんでも見抜けなかったなんて、相似君も中々ですね」


 木原「確かに敵ながら天晴れってとこだが・・・クソ腹が立つぜ」


 木原「見抜けたなかった事よりも、アイツがそれでにやけ面浮かべてると思うとな」


 唯一「あー、わかります。その気持ち」


 唯一「まっ、とりあえずここに行ってみましょうか」


 木原「ああっ。アイツを見つけ次第始末すんぞ」


 


 -第七学区 二十一号線付近 工事現場-
 
 唯一「ふむふむ、なるほど。確かにどこからどう見ても工事現場ですが・・・」


 唯一「あんなにいっぱい監視カメラがあるのは不自然ですね」


 木原「入るぞ。何があるかわからねぇから、用心してろ」


 唯一「わかってますって」




 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 09:41:43.26 ID:MXRdp9MwO
何があるかしらん
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 09:41:53.16 ID:R9rlqcFHO
見つけたよ
449 :1 [saga]:2022/03/19(土) 09:54:02.82 ID:3DnaQaVp0
 木原「おらおらー相似ー!お尻ペンペンしに来てやった・・・」


 唯一「どうしまし・・・た?」


 木原「・・・どうなってんだこりゃ。何で警備員が寝っ転がってんだ?」


 唯一「・・・死んでますね。それに、この人達の装備・・・」


 唯一「間違いなくDAアラウズですよ。ヘルメットの形状が通常と異なってます」


 木原「あ?・・・あぁ、よく見りゃそうだな」


 木原「何だってこいつらがここに居やがったんだ?つーか何で殺されてんだ?」


 唯一「・・・まさか」


 ―キィィ・・・

 木原「おい、誰か来たぞ」


 ―スタスタ・・・

 垣根「・・・あ?・・・アンタらがそいつら殺ったのか?」


 唯一「垣根帝督・・・?」


 木原「>>450」 
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 10:15:05.26 ID:R9rlqcFHO
お前がやったのか?
シャバに出たのにこんなことしやがるとはとんだ超能力者だな
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 10:16:42.57 ID:lKb618XLO
今さっき来たばかりて今は生身俺らにこんなこと出来ねえよ
…俺たちやおまえじゃないとしたら相似とあのりんごか?
452 :1 [saga]:2022/03/19(土) 10:32:08.20 ID:3DnaQaVp0
 木原「今さっき来たばっかで、生身の俺らにこんな事出来ねぇよ」


 唯一「またまたご謙遜を」


 木原「お前ぇも言えた義理はねぇだろ」


 垣根「・・・とりあえず、アンタらじゃないって事だな」
 

 木原「逆に聴くが、お前が殺ったんじゃねぇのか?」


 木原「シャバに出たのにこんなことしやがるとは、とんだ超能力者だな」


 垣根「ハンッ。俺だってさっき来たんだぞ?朝飯食ってからな」


 唯一「そもそも、垣根さんはどうしてここに来たんですか?」


 垣根「朝っぱらからこいつらのお仲間が偽の逮捕状持って家に来やがったから」


 垣根「文句を言うついでに、兵器開発の中止も言い渡しにきたんだよ」


 唯一「兵器開発?どんな兵器ですか?」


 垣根「未元物質の残りカスとか商品になってる未元物質をチマチマ集めて」


 垣根「それを解析したもんで創ってるらしいな」


 木原「まず無理な話だな。未元物質にどんな性質を持つのかわかるのは、お前だけだろ」 


 垣根「ああっ。だが、勝手に使われるのもムカつくからこうして来たんだよ」


 唯一「そうでしたか。・・・ですが、この状況を見て・・・どう思います?」


 垣根「来たばっかりの俺がわかると思ってんのか」


 唯一「ですよね」


 木原「俺達やお前じゃないとしたら・・・相似とあのリンゴライダーか?」


 垣根「・・・なんだよ。そのリンゴライダーってのは」


 唯一「>>453
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 10:37:25.06 ID:olYR5HNjO
なんか悪い男に誑かされてるのか何なのかわからないんですけどまあいるんですよ
ダメンズでしょうかねー
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 10:38:29.62 ID:MXRdp9MwO
私達の元同僚が良からぬことを企んでましてね
あの口ぶりから見るになんか条件つけて用心棒でもさせてるんでしょうか
455 :1 [saga]:2022/03/19(土) 10:48:11.78 ID:3DnaQaVp0
 唯一「かくかくしかじかきはらららはき」


 垣根「・・・で、そのライダーがこうしたってのか」


 木原「死因はこの裂傷と刺突の痕、運良く生きてた奴も出血多量でおっ死んじまってるな」


 垣根「そいつの」


 唯一「私達の元同僚が良からぬことを企んでましてね」


 唯一「あの口ぶりから見るになんか条件つけて用心棒でもさせてるんでしょうか・・・」


 木原「そうでなかったら操られてるな。そういう物を創りやがったんだ」
 

 垣根「面倒くさそうな事がそっちでも起きてんだな・・・」


 唯一「あんな悪い男に誑かされる思考が何なのかわからないんですけど・・・」


 唯一「まぁ、そういう人もいるんですよ。人間には」


 唯一「ダメンズでしょうかねー」


 木原「んな事ぁどうだっていいんだよ。・・・何があるかわからねぇが」


 木原「一応、中の確認はしてみるか。お前も来るだろ?」


 垣根「>>456
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 10:55:16.16 ID:MXRdp9MwO
俺の知らない情報を知ってるんだついて行かねえ訳ねえだろ、ソロよりはそっちのが効率的だ
457 :1 [saga]:2022/03/19(土) 11:07:55.82 ID:3DnaQaVp0
 垣根「俺の知らない情報を知ってるんだ。ついて行かねぇ訳がないだろ」


 垣根「ソロよりはそっちのが効率的だ」


 唯一「そうですね。手分けして探す方が手間も省けますし」


 木原「んじゃ、情報を漁りに行くとするか」


 木原「もしかしたら防衛システムか、何かがあるかもしれねぇからしくじんなよ」


 唯一「はーい」


 垣根「(ピクニックに行ってるみたいな返事だな・・・)」




 木原「外見の割りに内装はしっかりしてやがんな・・・」


 唯一「まぁ、剥き出しで開発なんてまずどこの企業でもしませんからね」


 垣根「おい、この部屋の扉ロックされてんぞ」


 唯一「あ、はいはい。たーぶーんー、9、8、6〜っと」ピッピッピッ


 ―ウィィーン

 唯一「イエア」


 垣根「・・・随分と桁数が少ない暗証番号だな」


 木原「アイツは長ったらしいのが嫌いなんだよ。おら、入るぞ」




 -研究室-

 ―ヴヴーン・・・ チカチカ

 唯一「・・・さっきまで居たって感じですね」


 木原「>>458
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 12:02:31.19 ID:MXRdp9MwO
手際の良さは相似が教えたんだろうが理由が余計にわからないな
これが破壊したい研究内容か?
459 :1 [saga]:2022/03/19(土) 12:16:19.46 ID:3DnaQaVp0
 木原「手際の良さは相似が教えたんだろうが・・・訳が余計にわからないな」


 木原「アイツはここであのリンゴライダーを開発してた。でもって」


 木原「DAアラウズも兵器開発をここでしてやがった・・・」


 垣根「つまり手を組んでたって事になりそうだが・・・」


 唯一「殺した理由がわかりかねますね。何で手を組んでたのに・・・」


 垣根「使えなさすぎて用済みになったか、あるいは完成しちまったから」


 垣根「用済みにされたか、だな」


 唯一「あ、どっちにしろ用済みで殺されたって事ですか」


 木原「まぁ、それが妥当だな。・・・その端末で記録は残ってそうか?」


 唯一「んーっと・・・」カタカタッ


 唯一「・・・ん〜〜?研究をしてた痕跡も開発中の兵器の概要もないですね」


 垣根「けどよ、あの人数が殺られてたって事はここが本拠地なのは間違いなさそうだぞ」


 唯一「もしかして・・・未元物質の研究と兵器開発は」


 唯一「別の場所で行なっているのかもしれませんね」


 垣根「チッ、ならここは外れか?何かめぼしい情報だけでもあれば・・・」


 木原「・・・唯一、どけ。貸してみろ」


 ―カタカタッ

 垣根「あ?何やってんだ?」


 木原「別のデータファイルにならあると思ってな」


 唯一「え?でもそれが全部ですよ?ロックされてたのも含めて」 




 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 △ 15以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 12:30:22.78 ID:MXRdp9MwO
木原くンならこういうのも得意そうだよな
原作でもサラッとやりそう
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 12:31:30.45 ID:olYR5HNjO
こういうとき情報をかんたんにゲットできそうなのみこっちゃんなんだろうけど一方通行もパソコンとかカタカタして解析できそうだしそぎー以外は超能力者みんな出来そう
462 :1 [saga]:2022/03/19(土) 12:53:10.79 ID:3DnaQaVp0
 木原「いいか?画面で見えるアイコンの表示ってのは整列にも出来れば」


 木原「適当に配置も出来る。だが、アイコンの上に被せる事は出来ない」


 木原「が、その間にバックのカラーと同じ色のアイコンを置けば・・・」


 ―カタカタッ
  
 ―カチカチッ


 唯一「あ・・・!」


 木原「目の錯覚で何もないように見える」


 垣根「はーん・・・簡単な分、頭の良い奴だとわかりにくいって訳か」


 木原「そういうこった。・・・おら、あったぞ」


 木原「お目当てである兵器開発の詳細、それと計画の概要に関するレポートだ」


 唯一「あれ?・・・計画の名前に『暗闇の五月計画』って書いてないですか?」


 木原「キッチリ書いてあるぞ。あの計画そのものは相似が立てたもんだから」


 木原「このフォルダーにデータが保存されててもおかしくはねぇだろ」


 垣根「で?最初に兵器開発の方を見せてくれねぇか」


 木原「へいへい。・・・これだ。ご丁寧に音声ファイルもあるな」


 ―カタカタッ


 相似『えー、聞こえてますか?では・・・未元物質の兵器転用についてですが』


 相似『超能力を炎と考え、炎を使って新たな鉄の装備を創り出す思想を基に始動しました』


 相似『ですがね〜、未元物質のサンプルが少なくてDAアラウズの面目も段々落魄れてきて』


 相似『資金は僕のがあるからいいんですが、兵器転用出来る確証もないため』


 相似『生産ラインも確立はさせない事にしました』


 垣根「こいつが木原相似か?」


 唯一「はい。やっぱり手を組んでいたんですね・・・」
 

 木原「>>463





 >>460 あの顔でインテリでせうからね。意外と
 >>461 いやもしかしたら根性で適当にカタカタしたら重要なデータ入手できそうなのも否定はできんですえ
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 12:57:36.54 ID:olYR5HNjO
は!こんなのと組んでるなんて落ちぶれたな
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 12:58:21.06 ID:MXRdp9MwO
兵器転用にできねえって俺ならやれるのに甘いこと言いやがるな
465 :1 [saga]:2022/03/19(土) 13:09:19.06 ID:3DnaQaVp0
 木原「はっ。あんな連中と組んでるお前こそ落魄れたもんだな」


 木原「兵器転用も出来ねぇってのに、何で組もうと思ったんだ」


 垣根「大口叩いてた割りには、心配するのが馬鹿らしいくらいのオチだな」


 垣根「ここから先は泣き言でも言ってそうだぞ」


 木原「ははははっ!それなら尚更見てみてぇな」


 相似『なので兵器開発は止めまして・・・僕個人でやってみたい事がありましたから』


 相似『そちらの計画を始める事にしました』


 木原「やってみたい事だと?」


 相似『未元物質が生み出す新物資の独自性に着目しました』

 
 垣根「ん・・・?」


 相似『能力を利用して能力者を創り出すという、面白い発想が浮かんだんです』


 唯一「・・・、」


 相似『未元物質を人体へと埋め込み、ショッカーの十八番である改造手術を利用して』


 相似『実験を開始。多少の犠牲は出ちゃいましたが・・・』


 相似『この度、被験者の肉体への定着を確認できました!イヤッホー!』


 垣根「・・・」


 相似『結果は良好良好♪僅かに懸念は残りますが、既存の法則に囚われない』


 相似『改造能力者を創り出すに至ったですよ!』


 

 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 13:15:14.45 ID:MXRdp9MwO
ほい
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 13:15:24.32 ID:olYR5HNjO
えぐいことしちょる
468 :1 [saga]:2022/03/19(土) 13:25:04.01 ID:3DnaQaVp0
 相似『なので、改造能力者をDAアラウズの皆さんが望んでいた兵器として』


 相似『差し上げる事にしました。ぶっちゃけ0から創るよりも簡単ですし』


 相似『そこら辺の人を利用すればいいだけですからねー』 


 相似『ただまぁ、兵器としての実用性はまだ乏しいんです』


 相似『利用価値が低ければDAアラウズの皆さんも外部のスポンサーさんも納得しません』


 相似『なので、ちょっとDAアラウズさんにお願いしてもらいました』


 相似『検体として垣根帝督本人を連れてきてもらって、未元物質を提供してもらう』


 相似『という内容で。その方が集めるよりも手っ取り早いですからね』


 相似『白い垣根帝督でもいいと言っておきましたので』


 相似『丁度預けていたあれも回収してもらう事にしました』 


 相似『はい!そういう訳ですので・・・数多さん、唯一さん、それと垣根さん?』


 相似『ここまでのご視聴ありがとうございました〜』



 
 × 50以上
 ○ ↑以下orゾロ目

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 13:31:38.89 ID:MXRdp9MwO
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 13:31:51.38 ID:olYR5HNjO
きちゅい
471 :1 [saga]:2022/03/19(土) 13:44:55.00 ID:3DnaQaVp0
 相似『あ、ちなみにDAアラウズさんの死体が転がってるのはちょっとした人員削減です』


 相似『15人くらいで十分ですからね〜』


 相似『ちなみにその内の8人が改造能力者になります』


 相似『一般学生だと既に自分だけの現実を持っていますから、彼らの協力の元』


 相似『実験は成功しました。え?あぁ、もちろん全員が全員、協力の事を』


 相似『知っているとは限りませんけどね』


 相似『そういう訳で、さよなら〜』


 ―プツンッ

 垣根「・・・はは、笑えるなこりゃ」


 木原「・・・そうだな」


 垣根「ははははは!はははははははッ!・・・は・・・」


 垣根「ふざけんなッ!!未元物質を食材か機械の部品程度だと思ってるのか!?」


 垣根「未元物質は唯一無二だ。俺以外の奴らが勝手に触れていい領域のものじゃねぇ!」


 唯一「・・・ご立腹なのはわかりますが、1ついいですか?」


 垣根「んだよ。ムカつき過ぎて反吐が出そうだってのに」


 唯一「白垣根さんに預けていたあれ、というのは何かご存知ですか?」


 垣根「知るかよ。アイツに今朝、ここを潰すのを伝えてやったが」


 垣根「ではお願いします、だけしか返事寄こさなかったからな」


 木原「お前の弟が知らず知らずの内にアイツから何を預かっているかは、ともかくとして」


 木原「>>472
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 14:01:24.99 ID:MXRdp9MwO
弟も狙われてるのには間違いねえ、一応言っといたほうがいいんじゃねえか?
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 14:03:01.22 ID:MXRdp9MwO
垣根がダメならセカンドプラントして弟が狙われるだろうな
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 14:03:29.21 ID:olYR5HNjO
あまり目を離すのは芳しくねえ…
475 :1 [saga]:2022/03/19(土) 14:18:36.24 ID:3DnaQaVp0
 木原「お前がここに来るのが想定内だったっつー事は、元々プランBで」


 木原「白い方を最初から狙ってたに違いねぇ。一応、連絡入れとけ」


 垣根「ったく、面倒くせぇ・・・ムカつくなぁ」タプタプ

 
 垣根「・・・おいおい、こんな時に限ってはないだろ・・・」


 唯一「出ませんか?」


 垣根「だぁああくそっ!・・・おい!今すぐ居場所教えろ!いいな!?」


 木原「・・・さて、ここを潰しておくとしてだ。外の死体は警備員に任せとこうぜ」


 唯一「弟さんがどこへ行ったのか、見当は付きませんか?」


 垣根「わかってるならすぐにでも思い浮かぶんだけどよ・・・」


 垣根「・・・!。おい、この端末からアイツを追ってる連中と連絡取る事できねぇか?」


 垣根「それで位置さえ特定できりゃ、先に追いかけてやれる」


 木原「ちょっと待ってろ。メール送信でやってみるか・・・」


 ―カタカタッ

 木原「・・・どうだ」


 ―カタンッ




 ◎ 50以上orゾロ目
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 14:21:25.10 ID:MXRdp9MwO
頑張れ木原くン
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 14:21:36.31 ID:olYR5HNjO
それそれ
478 :1 [saga]:2022/03/19(土) 14:46:24.06 ID:3DnaQaVp0
 木原「・・・あーくそ。人数が多すぎてどれに送りゃいいのかわかんねぇ」


 唯一「全員に転送すればいいんじゃないですか?」


 木原「怪しまれて尻尾千切られたら余計に面倒だろ」


 木原「1番新しい送信履歴から順に送信していくか」


 垣根「時間がかかるな、そりゃ・・・。・・・仕方ねぇ」


 垣根「めぼしいとこを回って来るから、居場所がわかったら教えてくれ」


 唯一「じゃあ、番号の方を・・・」


 垣根「これにかけろ。なるべく早めに頼むぞ」


 ―タッタッタッ・・・

 唯一「・・・普段から名刺を持ち歩くなんて、意外と真面目なんですねー」


 木原「おら、お前もそっちので当りを探せ!」


 唯一「あぁ、はいはい」



 
 垣根「ったくよぉ!面倒くせぇ弟を持ったもんだ!」


 ―バサァッ ヒュオッ!


479 :1 [saga]:2022/03/19(土) 15:02:51.47 ID:3DnaQaVp0
  


 「到着しました。支払いはこちらです」


 海美「ありがとう」


 白垣根「ありがとうございました」


 林檎「・・・ありがとう」


 「はい」ニコリ



 ―ブロロロロォーー・・・

 -学園都市 第一三学区 孤児院-

 ―ワイワイ ワイワイ


 白垣根「ここがそうですか?」 


 林檎「うん。ここで、あってるよ」


 海美「じゃあ、職員に知ってそうな人がいるか聴いてくるわね」


 白垣根「お願いします」

 
 林檎「・・・」ソワソワ


 白垣根「>>480
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 15:09:56.36 ID:olYR5HNjO
そんなにドキドキしても誰も逃げませんよ
ワクワクはよくわかりますけどね
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 15:10:20.26 ID:MXRdp9MwO
私までつられてソワソワしちゃいそうですね…
482 :1 [saga]:2022/03/19(土) 15:36:39.48 ID:3DnaQaVp0
 白垣根「そんなに緊張しなくても、誰も逃げたりしませんよ」


 白垣根「ワクワクするのはわかりますが・・・」


 林檎「・・・」ソワソワ


 白垣根「(私までつられてソワソワしちゃいそうですね)」


 林檎「・・・知果は、居ないみたい・・・」


 白垣根「そうですか・・・」


 林檎「・・・」


 海美「お待たせ。この人が案内してくれるそうよ」


 木場「どうも。白垣根さん、ですよね?僕は木場勇治です」


 木場「その子が杠林檎ちゃんですか?」


 白垣根「はい。木場さん、4年前からここで職員をされている方はいらっしゃいますか?」


 木場「恐らく、院長ならわかるんじゃないかと・・・」


 白垣根「院長ですか・・・林檎さん自身は話した事はありますか?」


 林檎「・・・ううん」フルフル


 海美「>>483
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 15:38:54.85 ID:MXRdp9MwO
うおおお木場くん来た!
ここで出てくるか…

今日はいらっしゃらないのかしら?
あなた一人に任せるなんて大変だと思うけど…
484 :1 [saga]:2022/03/19(土) 15:47:41.13 ID:3DnaQaVp0
 海美「今日はいらっしゃらないのかしら?」


 木場「そうですね。今日は施設の援助金について話し合いへ行ってまして・・・」


 木場「今、代理として僕がここを任されているんです」


 海美「ふぅん。貴方1人に任せるなんて、大変だと思うけど・・・」


 木場「まぁ、時折ある事ですから・・・」


 木場「夕方頃には戻ると思いますけど・・・それまで待ちますか?」


 白垣根「・・・どうしましょうか?」


 林檎「・・・かきねと、かいびと居たい」


 海美「林檎・・・そう。わかったわ、じゃあまた後日伺うわね」


 白垣根「突然の訪問、大変申し訳ございませんでした」


 木場「いえ、その子のためならいつでも来てください」


 白垣根「ありがとうございます。木場さん」

 
 木場「>>485




 >>483 劇場版での変身者と別世界での変身者の邂逅
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 16:00:43.32 ID:olYR5HNjO
僕からも来たことを伝えておきましょうか?
何か気になることがあるんでしたら聞いてみます?
486 :1 [saga]:2022/03/19(土) 16:19:10.34 ID:3DnaQaVp0
 木場「僕からも来た事を伝えておきましょうか?」


 木場「何か気になる事があれば、聞いておきますが・・・」


 白垣根「そうですね・・・では、林檎さんのお友達・・・」


 白垣根「知果さんという林檎さんと同い年の女の子について何か知っている事があれば」


 白垣根「こちらの番号にお願い出来ますか?」


 木場「はい、わかりました。知果、って名前の女の子ですね」


 海美「あっ、林檎。苗字はわかるのかしら?」


 林檎「えっと・・・流郷、だったと思う・・・」


 木場「流郷知果、だね。わかった」コクリ


 海美「じゃあ・・・今日は戻りましょうか」

 
 林檎「・・・うん」コクリ


 白垣根「(・・・あっ、そういえば電話が掛かってきていましたね)」


 白垣根「(誰からでしょうか・・・)」




 ↓同 60以上or10〜20orゾロ目
 9646 50以上
 3111 30以上  
 DA  ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 16:24:34.35 ID:MXRdp9MwO
ほい
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 16:24:54.74 ID:olYR5HNjO
9646です
489 :1 [saga]:2022/03/19(土) 16:37:36.27 ID:3DnaQaVp0
 白垣根「(おや?兄さんから・・・留守電が入っていますね)」


 垣根『おい!今すぐ居場所教えろ!いいな!?』


 白垣根「」キーン


 海美「どうかしたの?」


 白垣根「す、少しお待ちください。電話をしますので・・・」


 海美「?。そう・・・あっ、木場さん、ありがとう。また来た時はお願いね」


 木場「はい。もちろん」クスッ


 白垣根「もしもし?兄さ、っ・・・!そ、そう怒鳴らないでくださいよ・・・」


 白垣根「一体どうしたんですか・・・?」


 絹旗「あ、木場さん。・・・と、獄彩さん?それに白垣根さんも・・・」


 黒夜「あれー?何かこことは縁の無さそうなのが居るじゃん」


 海美「絹旗最愛?黒夜海鳥も・・・」


 木場「最愛ちゃんと海鳥ちゃん、知り合いだったんだのかい?」


 絹旗「まぁ、同業者だったと言えば・・・ん?」


 林檎「・・・あ」


 黒夜「え・・・?え!?林檎ちゃん!?」


 海美「!?」


 白垣根「!・・・では、そういう事ですのでお待ちしてます」


 木場「この子の事、知ってるのかい?2人とも」


 黒夜「うん。同じ施設に居た頃があって、そこでね。けど・・・」



 ―ヂャコッ
 
 DAアラウズ1「動くな。全員その場に伏せろ!」



 木場「っ・・・!」


 白垣根「・・・どうやら、既に来ていたようですね」


 

 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 16:41:25.56 ID:MXRdp9MwO
盛り上がる場面すぎる
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 16:41:38.14 ID:olYR5HNjO
どうかな
492 :1 [saga]:2022/03/19(土) 16:56:13.34 ID:3DnaQaVp0
 DAアラウズ1「白垣根帝督!誘拐犯として貴様を拘束する!」


 白垣根「おやおや、随分と勝手に決めつけられた案件ですね?」


 DAアラウズ2「黙れ!我々は家出少女の保護活動の元に行なっている」


 DAアラウズ3「加えて彼女は暴走能力者だ。我々が対処しなければならない」 

 
 海美「あら、暴走なんてしていたらどうして私達は無事なのかしら?」


 絹旗「嘘も大概にしてはどうですか?警備員の超お腐れさん方?」


 DAアラウズ4「貴様、「アイテム」の絹旗最愛・・・そうか、貴様も加担していたのだな」


 DAアラウズ5「ならば、我々がきちんと更生させないといけないな」ニヤリ


 DAアラウズ6「貴様もだ、木場勇治!貴様だけは逃しはしない!」


 黒夜「ん〜?木場君、何かやらかしちゃったの?」


 木場「・・・」


 DAアラウズ1「さぁ、来るんだ。我々はお前のため、正義のために行動している」

 ―スッ


 林檎「イヤ・・・っ」
 

 ―ガシッ

 DAアラウズ1「!?」


 白垣根「汚らしい手で触れるのは遠慮していただきましょうか?」


 DAアラウズ1「貴様・・・っ!公務執行妨害も追加してやるっ!」


 白垣根「>>493
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 16:58:50.17 ID:2AD1F+nOO
本人が嫌がっているのを見過ごせるほど私の目は節穴では無いんですよ
それに警備員ではないあなた方に公務なんてないでしょう
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 16:59:54.59 ID:MXRdp9MwO
いくらでも追加して構いませんがあなた方のことを信用していませんから渡しませんよ
495 :1 [saga]:2022/03/19(土) 17:17:54.38 ID:3DnaQaVp0
 白垣根「ええっ、いくらでも追加して構いませんよ?」


 DAアラウズ1「何・・・っ!?」


 白垣根「貴方方の事を毛頭、信用なんでしていません。なので渡しませんよ」


 DAアラウズ1「何故だ!?我々がそいつを管理してやるというのにっ」


 木場「管理、だって・・・?」ギリッ


 海美「それが本音って訳ね。何が保護活動よ」


 絹旗「超単なる拉致しようとしてたって事ですね」


 黒夜「そっちが誘拐犯じゃないかよ」


 白垣根「・・・本人が嫌がっているのを見過ごせるほど」


 白垣根「私の目は節穴ではないですからね」


 白垣根「それに・・・警備員ではない貴方方などに公務なんてないでしょう?」クスッ


 DAアラウズ1「我々を愚弄する気か!適切な環境で適切な生活を」


 DAアラウズ1「劣悪な環境で暮らす必要などない!」


 林檎「・・・」


 ―ドクンッ


 DAアラウズ2「これは正義の行いなのだ」


 DAアラウズ3「精神的にまだ未熟なお前達が能力に振り回されぬよう」


 DAアラウズ3「我々大人がきちんと適切に見守らなくてはならない」


 DAアラウズ1「それこそ正義。我々が成すべき事・・・」


 DAアラウズ1「絶対正義は我らにあり・・・!」


 黒夜「・・・こいつら皆殺しでOK?」


 木場「海鳥ちゃん、待って。・・・子供達に見せたくない」


 絹旗「>>496
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 19:06:15.27 ID:9/Yz5vRiO
ンじゃあなるべく早くなンとかしましょうか、私も超手伝いますよ
497 :1 [saga]:2022/03/19(土) 19:18:19.56 ID:3DnaQaVp0
 絹旗「ンじゃあ・・・・なるべく早くなンとかしましょうか。私も超手伝いますよ」


 絹旗「こンな下衆共なら腕か脚の1本くらいへし折ってもいいンで」


 DAアラウズ1「貴様ら、その口を黙らせてやるっ!」


 
 林檎「・・・ハッ、正義ィ?笑わせンなよ」



 白垣根「林檎さん・・・?」


 海美「林檎・・・?」



 ―ザ ブッ !

 DAアラウズ6「ぎ、ぐあぁあああああっ!?」



 林檎「・・・はっ!?」ハッ


 DAアラウズ1「な、何だっ!?」



 ―ドサッ

 DAアラウズ6「ぁ、ぎァアアッ・・・!」


 ―ドシュッ! 

 ―ブシュゥウウウーーーッ・・・


 イドゥン「・・・」


 ―ポタポタ ポタタ・・・



 黒夜「・・・うわ」

 
 絹旗「な、ァ・・・?」


 木場「っ・・・!?」



 海美「(倒れた所で首に一刺し・・・完全に殺しにきてる・・・)」

 
 白垣根「(>>498)」
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 19:39:48.11 ID:9/Yz5vRiO
なんでしょうあの赤いライダーは…!
的確に狙えるあたりかなりの手練ですね…
499 :1 [saga]:2022/03/19(土) 20:36:12.69 ID:3DnaQaVp0
 白垣根「(何でしょう、この赤いライダーは・・・!)」


 白垣根「(的確に人体の急所を狙っていたあたり、かなりの手練ですねっ)」




 イドゥン「・・・」


 DAアラウズ1「こ、このっ、害虫がァアアアアッ!!」


 DAアラウズ2「実弾に切り替えろ!全員撃てぇええっ!!」
 
 ―ダ ダ ダ ダ ダ ダッ !!


 
 白垣根「林檎さんッ!」ガシッ


 林檎「っ・・・」


 <<<キャァアアーーッ!!
 
 海美「木場さんっ!あの子達を避難させないとっ!」


 木場「はいっ!」


 黒夜「ん〜〜、手を貸そうとしたら逆に危なそうだし、あっち手伝おっか?」


 絹旗「超同感です!」




 ―ダ ダ ダ ダ ダ ダッ !!

 DAアラウズ4「うぉおおおおおっ!!」


 イドゥン「・・・」


 ―ヂューンッ! チュイーンッ! チューンッ!

 DAアラウズの構成員達による弾丸の嵐をイドゥンはアップルリフレクターで防ぎながら
 様子見をしていた。 
 一斉射撃に集中していたために、弾倉が底を尽きて攻撃が止まるや否やイドゥンは
 アップルリフレクターを構えたまま突進した。

 ―ドガァアアッ!!
 

 DAアラウズ4「ぁ、ぁ、ぅ・・・」


 ― ド スッ !


 一瞬にして構成員の1人と衝突し、孤児院を囲っている塀にめり込むほど叩き付けられた。
 全身の骨が折れたか砕けたのか、構成員は虫の息で戦意は失っていたが、近付いたイドゥンは
 最初の1人と同様に喉元にソードブリンガーを突き刺して確実に仕留めた。
 振り返って次の標的を決めると、ソードブリンガーを逆手持ちにして槍のように投げ飛ばした。
500 :1 [saga]:2022/03/19(土) 20:47:45.13 ID:3DnaQaVp0
 ―ド シュッ !


 DAアラウズ3「ご、ぶぁあっ・・・!?」


 イドゥン「・・・」


 ―ズブッ・・・

 ―ド ゴ ンッ !!


 腹部に突き刺さったソードブリンガーを引き抜いて、アップルリフレクターを振るい上げ
 構成員の頭部に叩き付けた。
 フルフェイスのヘルメットが粉々に砕け、倒れた構成員の顔は鮮血で真っ赤に染まっていた。
 

 イドゥン「・・・」


 DAアラウズ5「さ、3人も我が同志達に手を掛けるとは・・・」


 DAアラウズ1「・・・やはり貴様らは悪だ」


 DAアラウズ1「偽善によって称えられ、更なる悪を繁殖させる害虫め!」


 DAアラウズ1「正義を理解できない悪が!お前は我々が粛清するッ!」


 DAアラウズリーダー「落ち着け、同志」


 ―ザッ

 DAアラウズリーダー「例え悪を芽吹かせる害虫といっても」


 DAアラウズリーダー「我々が教え導かねばならない存在、それだけの事だ」


 イドゥン「・・・」


 DAアラウズリーダー「力は正しく使うものだという事をお前に教えてやる」


 DAアラウズリーダー「だからそのふざけたアーマーを仕舞え」


 
 
 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 20:48:48.68 ID:9/Yz5vRiO
それ
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 20:48:58.29 ID:5WTobJNCO
どうなる…
503 :1 [saga]:2022/03/19(土) 21:33:51.14 ID:3DnaQaVp0
 イドゥン「・・・」


 『カモン!』

 『リンゴスカッシュ!』


 ―ギュ ロ ロ ロ ロ ロッ!

 ―バシュゥウッ!!


 ソードブリンガーの刀身部であるソードコアにエネルギーを纏わせると、リーダーと
 思われる構成員に向かってエネルギーの斬撃波を飛ばす。
 エネルギーの斬撃波はリーダーの構成員に直撃した。
 それによって斬り裂かれると思われた、しかし直撃したはずのリーダーの構成員は
 数mほど突き飛ばされ、後退するが踏み止まった。
 

 イドゥン「・・・」


 DAアラウズリーダー「ふむ。それが必殺技か」


 DAアラウズリーダー「私が着ているこのアーマーは対能力者鎮圧用でな」


 DAアラウズリーダー「複合金属で創られた装甲と内部に詰まった衝撃吸収ジェルで」


 DAアラウズリーダー「あらゆる属性の攻撃を減衰、無効化するのだ」


 DAアラウズリーダー「哀れだな。正しさも分からぬまま」


 DAアラウズリーダー「人類の自由と平和などと謳っているとは」

 
 イドゥン「・・・」


 相似『なるほどー。・・・じゃ、新しく搭載した機能を早速使っちゃって』


 イドゥン「・・・」


 通信を受けたイドゥンはソードブリンガーを天に向けて突き上げる。
 すると、クラックが出現して見た目通りファスナーのように開いた。
 次にイドゥンはソードブリンガーの切っ先をリーダーの構成員に向けると、クラックの
 裏側から、植物の蔦が無数に伸びてきた。


 白垣根「何ですか、あれは・・・」




 DAアラウズリーダー「どんな小細工で掛かってこようが」


 DAアラウズリーダー「我々の絶対正義の前では無力なのだよ」
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 21:43:22.17 ID:9/Yz5vRiO
リーダーもリーダーしてたのに…
505 :1 [saga]:2022/03/19(土) 22:07:07.81 ID:3DnaQaVp0
 DAアラウズリーダー「哀れな子供よ。お前のその不完全な力も我々が管理し」


 DAアラウズリーダー「更生させてやらねばなるまい」


 
 イドゥン「・・・」


 ―シュルルルルッ・・・!


 DAアラウズリーダー「フンッ!」


 ―バヂィッ! バリバリッ! バヂィッ!

 イドゥンがソードブリンガーを軽く振るうと、蔦は更に伸びていきリーダーの構成員に
 向かって行った
 リーダーの構成員は装備した高電流の流れている刺股を振るって蔦を焼き払いながら
 退けていく。
 しかし、焼き払われると蔦の数が更に増えて伸びてくる。
 

 DAアラウズリーダー「くっ!小癪なっ・・・!」


 DAアラウズ1「リーダー!援護します!」


 DAアラウズ5「絶対正義は我らにありぃッ!」


 ―ダ ダ ダ ダ ダ ダッ !!


 イドゥン「・・・」


 ―シュルルルルッ!

 ―ビシィッ! ギチギチッ!


 DAアラウズ5「うわぁあああっ!」


 イドゥンは構成員の首に蔦を巻き付けて吊し上げ、リーダーの構成員の方へと
 投げ飛ばす。
 その際、振るっていた刺股が顔面に突き刺さり1千万ボルトの電流が流れて
 構成員は感電死する。


 DAアラウズリーダー「し、しまった!?我が同志・・・!」


 DAアラウズ2「リ、リーダー!ここは、撤退を・・・」


 ―シュルルルルッ!

 ―ビシィッ! ギチギチッ!


 DAアラウズリーダー「し、しまった・・・!」


 隙を突いて、イドゥンはリーダーの構成員の両腕に蔦を巻き付ける。
 リーダーの構成員は両腕を広げるような体勢となって吊された。
506 :1 [saga]:2022/03/19(土) 22:12:46.94 ID:3DnaQaVp0
 イドゥンは突き出しているソードブリンガーは左右に軽く振るう。
 蔦は巻き付いている腕を左右、時計回りとその反対回りに捻らせ始めた。


 ―ギチギチギチギチィ・・・!

 ―バキッ! ギリリッ・・・!


 DAアラウズリーダー「っ!?ア、アーマーが、ぃ、や、腕、腕がぁっ・・・!」


 ―ギチチチチッ! ミチミチッ!


 イドゥン「・・・」



 白垣根「っ、林檎さん。ダメですっ・・・」


 ―バサァッ・・・


 林檎「・・・!」


 白垣根「見てはいけませんっ」



 ―ブンッ!

 ―ブチィッ! ブチィッ!


 DAアラウズリーダー「ぬおおおおぉ!!」


 今度は左右に勢いよく振るうと、更に蔦は回転していきそのまま両腕を
 引っ張り上げると肘部分から引き千切れた。
 吊されていたリーダーの構成員は勢いよく落下して、背中から地面に叩き付けられる。
 

 ―ゴシャアッ!

 DAアラウズリーダー「ぬあ、おおぉ・・・!」


 DAアラウズ1「リーダーッ!リーダー、何て事だ・・・!」


 DAアラウズ2「て、撤退だ!急げ!」


 
 イドゥン「・・・」


 ―ジャコンッ


 白垣根「・・・」


 林檎「・・・」


 
 
 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 △ 15以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定) 

 >>504 リーダー「こんなクソゴミなんかとは一緒にしないで」
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 22:17:11.45 ID:9/Yz5vRiO
ほい
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 22:17:23.18 ID:5WTobJNCO
それ
509 :1 [saga]:2022/03/19(土) 22:23:28.88 ID:3DnaQaVp0
 イドゥン「・・・」


 ―スタスタ・・・


 白垣根「(こちらへ近付いてきていますね・・・)」


 白垣根「(林檎さん、動かないでください)」ヒソヒソ


 林檎「・・・」コクリ


 
 ―ザッ・・・

 イドゥン「・・・」



 白垣根「・・・貴方も林檎さんを連れて行こうと思っているのですか?」


 白垣根「あのDAアラウズのような嫌悪感は感じられませんが・・・」


 白垣根「少し・・・野蛮さが目立ちますので、警戒してしまいますね」



 イドゥン「」



 林檎「・・・」


 白垣根「出来れば変身を解除してもらえると、少しは警戒が解けるのですが・・・」


 白垣根「>>510
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 22:33:27.23 ID:9/Yz5vRiO
あなたの狙いが彼女というのはわかります
しかし私は彼女の夢を叶えるまではここを退きませんよ
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 22:34:31.51 ID:5WTobJNCO
一言も喋らず、彼女に対して何がしたいのかわからないので私としても警戒を解くわけには行かないんですよ
512 :1 [saga]:2022/03/19(土) 22:50:27.62 ID:3DnaQaVp0
 白垣根「貴方が彼女を連れていこうとしているのはわかります」


 白垣根「しかし・・・私は彼女の夢を叶えるまではここを退きませんよ」


 白垣根「彼女は十分に苦しみを味わいました。それでも尚・・・」


 白垣根「彼女を苦しめるというのであれば・・・」


 白垣根「私とて、容赦はいたしませんから」
 

 林檎「・・・かきね」


 イドゥン「・・・」


 白垣根「・・・」


 イドゥン「・・・私は・・・その子を、助けたいんです」


 白垣根「(女性・・・だったのですか・・・)」


 林檎「・・・」




 ◎ 65以上orゾロ目
 × ↑以外

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 22:55:05.64 ID:9/Yz5vRiO
たかいいいい
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 22:55:25.50 ID:5WTobJNCO
これはきつい…
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 22:55:51.39 ID:a0UMSHYsO
1足りない…
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 22:55:59.64 ID:nHVmCJj1O
まかせろ
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 22:57:19.76 ID:2SvThlCTO
これはなんとかならんのか…惜しい…
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 22:57:27.53 ID:9/Yz5vRiO
少し泣く
519 :1 [saga]:2022/03/19(土) 23:15:34.80 ID:3DnaQaVp0
 白垣根「(・・・林檎さん、声に聞き覚えは?)」


 林檎「・・・」フルフル


 林檎「(わからない・・・)」


 白垣根「(そうですか・・・)」


 イドゥン「・・・」


 白垣根「・・・彼女に対して何がしたいのか、それだけはわかりました」


 白垣根「私としても警戒を解きたいのですが・・」


 白垣根「・・・やはりお互いに顔を見合わせて、話しませんか?」


 イドゥン「・・・」


 ―ジャコンッ

 白垣根「・・・林檎さん、下がってもらえますか?」


 林檎「・・・」コクリ


 ―ススッ・・・


 
 イドゥン「・・・その子を、こちらに・・・」


 白垣根「・・・お断りします」


 白垣根「>>519



 >>517 コンマ神「ま、そういう事もあるべ」
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 23:18:52.51 ID:9/Yz5vRiO
素顔を晒せないあなたが本心からこの娘と話せるとは思えませんので
その時が来るまでは私とパートナーで林檎さんを支え続けますよ
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 23:19:40.80 ID:aTNt6fKMO
将来あなたがその仮面を脱いで話せる日が来るまではちょっと…
522 :1 [saga]:2022/03/19(土) 23:39:01.01 ID:3DnaQaVp0
 白垣根「素顔を晒せない貴女が本心からこの娘と話せるとは思えませんので」


 白垣根「貴女がその仮面を脱いで、キチンと話せる日が来るまで・・・」


 白垣根「その時が来るまでは、私と海美さんで林檎さんを支え続けますよ」


 イドゥン「・・・ッ!」


 『リンゴスカッシュ!』


 イドゥンは拳で叩き付けるようにカッティングブレードを倒し、跳び上がると
 白垣根目掛けて飛び蹴りを繰り出した。
 既に展開していた白い翼で白垣根は受け止めると、勢いよく広げて押し退けた。
 突き飛ばされたイドゥンは体勢を立て直して着地し、もう一度カッティングブレードを
 倒してリンゴロックシードのエネルギーを戦極ドライバーから経由してソードブリンガーの
 ソードコアに収束させる。
 

 ―ギュ オ ォ オ オ オ オ オッ !!


 ―バヂバヂバヂィッ! ギュロロロッ・・・!


 白垣根「(攻撃パターンはほぼ同じものしかありませんが・・・)」


 白垣根「(・・・どうも、怒りに任せているような・・・)」


 
 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 23:48:58.13 ID:9/Yz5vRiO
翼を広げて斬撃波を本人に跳ね返さず敢えて別方向へ反射する白垣根
頭に血が上って単調な攻撃をするイドゥンに反撃はせず体力が尽きるまで防戦し粘り強く立ち続ける
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 23:52:45.47 ID:L2pHXpc9O
感情が揺らいでるのを観察しイドゥンが執着する林檎のこれまでの境遇やできるようになったことなどを防戦しながら語り続ける白垣根
決してイドゥンを倒すためでなく心を解き解くために防戦しかしない
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/19(土) 23:54:22.10 ID:Hmt2V6gzO
未元物質で剣を作りイドゥンに剣での戦いを挑む白垣根
イドゥンの強力ながら単調な攻撃を全て有効打をくらわずに剣での戦術の幅を叩き込む
526 :1 [saga]:2022/03/20(日) 00:05:30.51 ID:osoTaFVf0
 白垣根「(・・・では、海美さんらしく戦ってみましょうか)」


 イドゥン「ッ!」



 ―ズバァアッ! ズバァアッ! ズバァアッ!

 ―ガギィンッ! ギュゴォッ! バヂィッ!

 斬撃波を連続で放ってきて、白垣根は翼で受け止めると被害が出ないよう
 別の方向へ弾き返した。
 イドゥンは構わず再び斬撃波を放ちながら接近して行き、白垣根に直接斬り掛かった。
 未元物質の翼を先程と同様に硬質な物質としているため、ソードブリンガーの
 刃は翼に浅く沈む程度に止まった。 


 白垣根「貴女が何者なのか、わかりませんが・・・」


 白垣根「林檎さんに救いの手を差し伸べようとしているのですね?」


 イドゥン「っ・・・!・・・だから、あの子を渡してくださいっ」


 白垣根「いいえ、出来ませんっ。詳しく説明をしていただきたいですし」


 白垣根「何より・・・貴女のその怒りを収まらせてもらわないと」


 イドゥン「・・・っく!」


 白垣根「>>526




 初期からかなり経って芳川さんもやっと新規アシスト追加でせう。
 http://i.imgur.com/mjYGSB4.png

 ボイス聞き比べてみたらやっぱちょっと声低めになられてますね。
 まぁ、何十年も経ってますもんね
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/20(日) 00:08:59.28 ID:3MWK9WEnO
元々家元とかやってるあたりベテランだしね
ちょっと低くなってもしかたない

私も悲しいですしそれよりも林檎さんもあなたももっと悲しくなると思いますよ
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/20(日) 00:09:45.04 ID:rWam1IB8O
あの子を保護した私としてもあの子の幸せにならないと思いますからね
529 :1 [saga]:2022/03/20(日) 00:13:03.44 ID:osoTaFVf0
 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 >>527 でせうね。
530 :1 [saga ]:2022/03/20(日) 08:57:46.56 ID:osoTaFVf0
 白垣根「私も悲しいですし、それよりも林檎さんも貴女も・・・」


 白垣根「もっと悲しくなると思いますよ」


 白垣根「それならあの子を保護した私としても、あの子の幸せにならないですから」


 白垣根はイドゥンを押し返して、即座にまたソードブリンガーで斬りかかってきたところで
 手を突き出し、未元物質で形成された剣を握り締める。
 刀身で受け止める構えに予めなっていたので、ソードブリンガーによる斬撃は防ぐ事が出来た。
 

 イドゥン「っ!?」


 白垣根「お願いですから、変身を解いて話し合いましょうっ」


 白垣根「私を倒して彼女を連れ去るというのは、横暴過ぎますよ。・・・それとも」


 白垣根「そうせざる得ない理由が・・・?」


 イドゥン「・・・」



 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/20(日) 09:10:25.51 ID:yTjaXu0JO
ほい
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/20(日) 09:10:33.17 ID:fivUTZRkO
きついかなあ
533 :1 [saga]:2022/03/20(日) 09:34:18.16 ID:osoTaFVf0
 イドゥン「・・・ッ!」


 ―ジ ジ ジ ジジーッ

 ―シュルルルルッ!


 一瞬迷いを見せたかのように見えたイドゥンだが、返答せずクラックを出現させると
 裂け目を創り出して蔦を白垣根に向けて伸ばしてくる。
 白垣根は翼を広げ、未元物質で植物のみを燃焼させる物質を周囲に散布させて自身に
 巻き付かせなくした。
 イドゥンは続々と蔦を伸し、白垣根に攻撃させる隙を与えまいとする。


 ―ブシュウッ ボオォッ メラメラ・・・

 ―シュルルルルッ!


 白垣根「(これでは切りがありませんねっ)」


 
 ―・・・ヒュロロロロッ!

 ―ドカァッ!


 イドゥン「っ・・・!?」


 突然、イドゥンの体が弾かれて地面を転がった。
 イドゥンの意識が逸らされたため、操っていた蔦の動きが止まると白垣根は
 その場から跳び上がり、距離を空けた。


 ベルデ(絹旗)「白垣根さん、絹旗です。姿を超消していますから見えないでしょうけど」


 ベルデ(絹旗)「協力しますよ。一緒に倒しましょう」


 白垣根「それは助かります。・・・ですが、倒すのではなく説得したいところですね」


 ベルデ(絹旗)「え?」


 白垣根「・・・彼女は決して悪に染まっている訳ではないようなんです」


 白垣根「>>534
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/20(日) 09:42:38.14 ID:yTjaXu0JO
実際に林檎さんを攫えば良いのに攫わずにこちらと対話してくれようとしていますし…
DAアラウズを倒す際も巻き込まずに倒してましたからね


原作1巻のねーちんっぽさを感じるイドゥン
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/20(日) 09:43:41.66 ID:fivUTZRkO
あの仮面の下で苦しむ姿を想像すると倒すよりも説得しないと後悔しそうですから…
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/20(日) 09:44:25.49 ID:hU9mmtM0O
私の想像やワガママかもしれませんけど付き合ってくれませんか?
タダとは言いませんから
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/20(日) 09:46:59.96 ID:sqbRHHVdO
彼女もまたヒーローになると思うんです
胸の家をすべて明かしてもらわないと…!
538 :1 [saga]:2022/03/20(日) 10:16:28.82 ID:osoTaFVf0
 白垣根「実際、私の相手をせずとも林檎さんを攫えばいいだけですのに」


 白垣根「攫わずにこちらと対話してくれようとしています」


 白垣根「DAアラウズを倒す際も、私達を巻き込まずに倒してましたからね」


 ベルデ(絹旗)「確かに、被害は孤児院の外だけに超収まっていますね・・・」


 白垣根「あの仮面の下で悲しむ顔を想像すると・・・」


 白垣根「倒すよりも説得しないと後悔しそうですから」


 白垣根「彼女もまたヒーローになるべき方だと思うんです」


 白垣根「胸の内をすべて明かしてもらわないといけません」


 白垣根「私の想像や我が儘かもしれませんけど・・・付き合ってもらえますか?」
 

 ベルデ(絹旗)「・・・根拠はわかりました。でも、もしも超やばくなったら」


 ベルデ(絹旗)「手加減はしません。全力でいきますよ」


 白垣根「はいっ」



 白垣根が返事をしたと同時に体勢を立て直したイドゥンは、斬撃波を放ってくる。
 それを白垣根は翼で上空へ弾き飛ばし、姿の見えないベルデは攻撃を繰り出して
 出来た隙を狙い、離れた距離からバイオワインダーを投げ飛ばす。
 クリアーベントによってバイオワインダー自体も見えないため、イドゥンは
 回避出来ず、右肩に被弾した。
 

 イドゥン「っ・・・!」


 白垣根「フッ!」


 ―ビュ オ ォ オ オ オ オ オッ !!

 翼を羽ばたかせ、未元物質を含ませた突風をイドゥンを包み込むように吹かせる。
 イドゥンはアップルリフレクターを自身の前に突き出し、踏み止まろうとするが
 違和感を覚え、足元を見る。
 含ませていた未元物質は金属に付着すると凍結する物質で、徐々にイドゥンの
 足が地面と接着していく。
 



 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)


 >>534 特撮あるあるでもある(詳しく説明しない人
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/20(日) 10:20:25.16 ID:sqbRHHVdO
絹旗ベルデはパワーもあるしピーキーだし油断できないよな
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/20(日) 10:20:39.85 ID:9yTU4DwGO
お絹
541 :1 [saga]:2022/03/20(日) 11:02:24.80 ID:osoTaFVf0
 イドゥン「ッ!」


 ―ギュロロロロロッ!

 ―ドスンッ!

 
 ―ジュウウゥゥゥ・・・!

 ソードブリンガーにエネルギーを収束させたイドゥンは、突き刺して地中でエネルギーを
 放出させる。
 地面が加熱された事により、足を固定させようとしていた凍結する物質は溶かされて
 イドゥンは動ける様になると横っ飛びになってその場を離れた。


 白垣根「!。中々賢い戦術を取りますね・・・」


 ベルデ(絹旗)「どうしますか?このまま続けても、流石に私の攻撃がバレてしまいますよ」


 白垣根「・・・」



 イドゥン「・・・」


 相似『フンフン。足に付着した未元物質をちょっと調べてみたいから』


 相似『こっちに戻ってきて?』


 イドゥン「・・・はい」


 ―ジジ ジ ジ ジ・・・ッ

 

 白垣根「(また何か攻撃を・・・)」


 
 イドゥン「・・・」


 
 林檎「・・・?」


 海美「(ようやく避難させられたわ・・・)・・・?。林檎、どうかしたの?」


 林檎「・・・私を、見てる・・・?」


 海美「え?・・・。・・・、」


 
 イドゥン「・・・」

 
 ―タンッ 

 ―ジジジジーーッ・・・


 白垣根「あっ・・・」


 ベルデ(絹旗)「・・・。・・・攻撃して来ませんね?退いたんでしょうか・・・」


 白垣根「その様ですね・・・」


 白垣根「(>>542)」
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/20(日) 11:05:06.06 ID:FO15U5LnO
林檎さんにあそこまで執着しているところを見るにまた現れそうな気がしますがね…
543 :1 [saga]:2022/03/20(日) 11:24:45.29 ID:osoTaFVf0
 白垣根「(林檎さんにあそこまで執着しているところを見るに・・・)」


 白垣根「(また現れそうな気がしますがね)」


 ―トテトテ・・・

 林檎「・・・」


 海美「帝督、大丈夫?」


 白垣根「お2人も、大丈夫ですか?」

 
 海美「ええっ。・・・」


 白垣根「・・・?。海美さん?」


 林檎「・・・きれい」


 白垣根「え?」


 林檎「羽、きれい」


 林檎「あと、すごくとってもかっこいい!」


 白垣根「・・・ありがとうございます」クスッ


 ―キュキィーーンッ

 絹旗「はぁ・・・」


 黒夜「最愛ちゃーん。アイツどうなったの?」


 絹旗「超逃げました。急にファスナーみたいな裂け目に入って行って」


 白垣根「木場さん、大変ご迷惑おかけしてしまい申し訳ございませんでした」


 木場「あ・・・いえ。孤児院は無事ですから、大丈夫ですよ」


 木場「ちょっと塀が壊れたくらいで・・・」


 黒夜「これって請求はどこにするの?あのライダーに払わせる?」


 絹旗「まぁ、まず無理でしょうから「アイテム」が修復費を超出しますよ」


 木場「ありがとう、最愛ちゃん。・・・あの遺体をどうにかしないと・・・」


 黒夜「適当に白垣根の未元物質で溶かすなり塵にするなりでよくない?」


 白垣根「>>544
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