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【安価】上条「とある禁書目録で」初春「仮面ライダーです」【禁書】

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10 :1 [saga]:2022/02/11(金) 11:02:00.86 ID:TLay5kZI0
 アリサ「うんっ!何かあったら私達が受け止めてあげるよ」


 アリサ「大船に乗った気分で行こっ!」


 硲舎「・・・大丈夫かなぁ・・・」


 シャットアウラ「何がだ?」


 硲舎「なんだか、ナオヤ君の事を疑ってるみたいになってない・・・?」


 シャットアウラ「いや、疑っているのではなく心配していると思え」


 シャットアウラ「疑うというのはその人の事は気に留めないという事だ」


 シャットアウラ「だから・・・疑っているという気持ちは決してないぞ。佳茄」


 硲舎「・・・うん」コクリ




 アリサ「それじゃあ、出発ーつ!」


 硲舎「お、おー・・・」


 シャットアウラ「(ああ言ったが、やはり気持ちの整理はそう早くつかないか)」


 シャットアウラ「(>>11)」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 11:12:10.90 ID:kTMyb6zRO
何もないのが1番だが、何かしていたら私がやれる範囲でケアしないとな
12 :1 [saga]:2022/02/11(金) 11:39:23.32 ID:TLay5kZI0
 シャットアウラ「(何もないのが1番だが、何かしていたら)」

 
 シャットアウラ「(私がやれる範囲でケアしないとな)」


 アリサ「ナオヤ君はお家に居るのかな・・・?」


 硲舎「多分、居ると思うよ。本当に多分だけど・・・」


 アリサ「そっか」




 -第七学区 マンション-

 シャットアウラ「ここか?」


 硲舎「うん。・・・あっ!ナオヤ君・・・!」ササッ


 アリサ「え?・・・あのちょっと後ろの髪が長い男の子?」


 シャットアウラ「・・・どこかへ行くようだな」


 アリサ「そうみたいだね・・・どうしよう?」


 硲舎「や、やっぱりまた今度にしない・・・?」


 シャットアウラ「それもいいが・・・長引くだけ、余計に気になってしまうぞ?」


 硲舎「んうぅ・・・」モジモジ


 シャットアウラ「>>13
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 11:45:37.53 ID:RAeYrLCko
思い立ったが吉日という言葉もある
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 11:50:15.70 ID:+tnC7/SXO
勇気を出して追いかけよう、私達がいるから
本当に慕っているなら信じて見ることも大事だしな
15 :1 [saga]:2022/02/11(金) 12:02:49.49 ID:TLay5kZI0
 シャットアウラ「思い立ったが吉日という言葉もある」


 シャットアウラ「今しかないチャンスを逃してはいけないんだぞ、佳茄」


 硲舎「・・・うん。じゃあ、追いかけるの?」


 シャットアウラ「ああっ。探偵らしく、バレないようにな」


 『BAT』


 バットショット『キィィッ』バサバサッ


 硲舎「わっ・・・コウモリ・・・?」


 シャットアウラ「上空からコイツがナオヤを追いかけて、これで」ピッポッ


 シャットアウラ「中継映像を見ながら私達も追いかける」


 硲舎「すごーい・・・カッコいいね!」オォ〜


 アリサ「よろしくね、バットショットちゃん」ツンツンッ


 バットショット『キィィッ』バサバサッ
 

 シャットアウラ「頼むぞ」




 -第七学区 二十五号線 歩道-

 硲舎「ナオヤ君、どこに向かうんだろ・・・」


 シャットアウラ「手提げ袋を持っているようだが、ナオヤは塾に行ってたりは?」


 硲舎「行ってないよ。皆と遊べなくなるからって」


 アリサ「>>15
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 12:04:43.72 ID:tX7bMHPOO
何かお菓子をたくさん買いに行ってるのが見られたくないとかじゃないよね
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 12:05:06.12 ID:kTMyb6zRO
中になにか入れてるのかな…
18 :1 [saga]:2022/02/11(金) 12:24:24.96 ID:TLay5kZI0
 アリサ「中に何か入れてるのかな・・・」


 シャットアウラ「それか、今から入れるのかもしれないな」


 シャットアウラ「単に買い物袋として使うという考えもある」


 アリサ「あ、そっか。お買い物なら、不思議じゃないよね」


 アリサ「何かお菓子をたくさん買いに行ってるのが見られたくないとか?」


 シャットアウラ「アリサじゃあるまいし、まずほぼ毎日なら違うと思うぞ」


 アリサ「そ、そうだよね・・・//」エヘヘ・・・


 硲舎「・・・この道を歩いて行って、お店なんてあったかな・・・」


 シャットアウラ「ん?・・・アリサ、どうだ?」


 アリサ「えっと・・・。・・・ん〜?スーパーとかショッピングモールは無さそうだよ?」


 シャットアウラ「本屋とか、そういう店もか?」


 アリサ「・・・うん。ナオヤ君が行きそうなお店はないかな・・・」


 シャットアウラ「(>>19)」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 12:36:33.08 ID:kTMyb6zRO
大人が集う盛り場だとしたらまずいな…
しかしあの手提げに何を入れるんだ…?
20 :1 [saga]:2022/02/11(金) 12:43:49.09 ID:TLay5kZI0
 シャットアウラ「(大人が集う盛り場だとしたらマズいな)」


 シャットアウラ「(佳茄が精神的ショックに寝込んでしまう可能性も・・・)」


 シャットアウラ「(・・・しかし、あの手提げに何を入れるんだ・・・?)」


 硲舎「ナオヤ君・・・本当にどこ行くんだろ・・・」


 シャットアウラ「・・・移動しよう。もしもの時は止めないといけないからな」


 硲舎「もしもって・・・」


 アリサ「ま、まだ決まった訳じゃないから、大丈夫だよ!」


 シャットアウラ「ああっ・・・(そうだと私も信じていたいが・・・)」





 シャットアウラ「・・・ん?」


 硲舎「あっ・・・入っていったよ。これってお店・・・かな?」


 アリサ「うん。お店、と言えばお店だけど・・・」


 シャットアウラ「・・・」



 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 12:47:11.49 ID:RAeYrLCko
ほい
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 13:04:52.93 ID:kTMyb6zRO
たかめ
23 :1 [saga]:2022/02/11(金) 13:21:10.20 ID:TLay5kZI0
 シャットアウラ「バットショット、中の様子をよく見えるようにしてくれ」


 シャットアウラ「(まぁ、見なくてもわかるが・・・)」


 

 -第七学区 白垣根製作工房-

 海美「いらっしゃい、ナオヤ君」


 ナオヤ「こんにちはー」


 海美「じゃあ、早速続きを始めましょうか」


 ナオヤ「よっしゃ!」




 硲舎「あっ、この綺麗なお姉さんって・・・」


 アリサ「海美さんだね。白垣根さんのお手伝いをしてる人」


 硲舎「うん。・・・何をするんだろ・・・」




 海美「そこは優しく、ね?」


 ナオヤ「こ、こう・・・?」


 海美「そう、上手よ。その子に優しくしてあげるみたいに・・・」


 ナオヤ「な、何言ってるんだよ・・・//」


 海美「あら、ごめんなさい」クスッ




 硲舎「」ムスップー


 アリサ「(も、ものすごく不機嫌になっちゃってる・・・)」タラー


 硲舎「(>>24)」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 13:23:48.21 ID:kTMyb6zRO
なんであんな美人なお姉さんたちと…!
25 :1 [saga]:2022/02/11(金) 14:13:51.12 ID:TLay5kZI0
 硲舎「(なんで、あんな美人なお姉さんと・・・)」プルプル


 硲舎「(心配してた私がおバカみたいじゃん!)」


 硲舎「もう帰るっ!//」プリプリ


 アリサ「あっ!佳茄ちゃん!」


 シャットアウラ「まぁ待て、佳茄。最後まで見てみよう」グイッ


 硲舎「やだ!//」プイッ


 硲舎「ナオヤ君が鼻の下伸ばしてるとこなんて!//」プスンカ


 アリサ「ま、まぁまぁ!落ち着いて」アセアセ


 シャットアウラ「そうだ。それに・・・伸ばしてるのは材料の方だ」




 海美『それで?告白はしていないの?例の佳茄ちゃんに』


 ナオヤ『・・・これ、渡す時にする//』



 硲舎「・・・え?」


 アリサ「・・・」


 シャットアウラ「・・・」




 海美『へぇ、ロマンティストね。男らしくて素敵だわ』


 ナオヤ『>>26
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 15:23:24.18 ID:kTMyb6zRO
こうやってプレゼントしながら告白するといいってテレビやお母さんが言ってたんだ…
それに俺でも作れるってところ見せたいしさ
27 :1 [saga]:2022/02/11(金) 15:33:30.01 ID:TLay5kZI0
 ナオヤ『こうやってプレゼントしながら告白するといいって』


 ナオヤ『テレビでもお母さんが言ってたからさ』


 ナオヤ『それに、俺が作ったって事は内緒にしたいし・・・』 


 海美『それ、ずっと言ってるけど・・・何か理由があるの?』


 ナオヤ『・・・恥ずかしい、から//』


 海美『あら、お可愛い事』クスッ


 ナオヤ『うるせいやい//』
 



 シャットアウラ「・・・」クスッ


 硲舎「・・・」


 アリサ「・・・こういう事だったんだ。よかったね、佳茄ちゃん」ニコリ


 硲舎「・・・でも、変だよ。私の誕生日はまだ先なのに・・・」


 シャットアウラ「>>28
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 15:43:45.61 ID:yTQ/dbVEO
ああいう細工はなかなか創るのが大変なんだ、プロでも本当に納得いくものを創るのはかなり苦労するらしいぞ
それだけ納得の行くものをプレゼントしたいってことだろうな
29 :1 [saga]:2022/02/11(金) 16:07:05.19 ID:TLay5kZI0
 シャットアウラ「ああいう細工は中々創るのが大変なんだ」


 シャットアウラ「プロでも本当に納得いくものを創るのはかなり苦労するらしいぞ」


 硲舎「それは、テレビで見た事があるからわかるけど・・・」


 硲舎「かなり先なのに、いつから創ってたのかな・・・」


 シャットアウラ「恐らくは一緒に帰るのを拒み始めた頃だろうな」


 シャットアウラ「それだけ納得のいくものをプレゼントしたいって事だ」ポンポンッ


 硲舎「・・・」


 シャットアウラ「・・・これで依頼は完了だ。ナオヤはお前のために」


 シャットアウラ「一緒に帰る時間も惜しんでプレゼントを自作していという訳だな」


 アリサ「よかったね、佳茄ちゃん。誕生日が楽しみになるね」ニコリ


 硲舎「>>30
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 16:24:14.81 ID:kTMyb6zRO
うわぁ〜どうしよう…
すごいうれしいのに疑って見ちゃってなんか悪い気持ちだよ…
31 :1 [saga]:2022/02/11(金) 16:40:18.18 ID:TLay5kZI0
 硲舎「すごく嬉しいけど・・・うぅ・・・」


 アリサ「どうしたの?」


 硲舎「心配して見に来たから、何だか悪い気持ちになっちゃうよ・・・」


 硲舎「うぅ・・・どうしよう〜・・・///」


 アリサ「あ、あはは・・・」


 シャットアウラ「まぁ・・・見なかった事にするか」


 シャットアウラ「ナオヤと同じ様にバレずに誕生日まで待つしかないな」クスッ


 硲舎「ど、どっちも難しいよ〜!//」


 アリサ「そ、そうかもしれないけど・・・」


 アリサ「ナオヤ君も内緒で頑張ってるんだから、佳茄ちゃんも見た事は内緒にして」


 アリサ「誕生日までお互いに秘密にって事にしよ?」


 硲舎「・・・もしバレたら、助けてね?」


 シャットアウラ「>>32
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 17:01:58.34 ID:yTQ/dbVEO
ま、そこは自分で乗り越えないとな
ナオも隠してるんだから負けないように挑むんだ
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 17:03:12.57 ID:kTMyb6zRO
どうしてもって時は私とアリサがフォローしてやるから思い詰めず普段通りに接するといい
34 :1 [saga]:2022/02/11(金) 17:59:19.60 ID:TLay5kZI0
 シャットアウラ「ああっ。どうしてもという時は私とアリサがフォローしてやるから」


 シャットアウラ「思い詰めず、普段通りに接するといい」


 アリサ「うん、普通にしていればバレたりしないよ。・・・き、きっと」


 硲舎「不安しかないよ・・・」


 シャットアウラ「ま、そこは自分で乗り越えないとな」


 シャットアウラ「ナオヤも隠してるんだから負けないように挑むんだ」


 硲舎「・・・うん」コクリ


 硲舎「・・・あっ、これ」


 シャットアウラ「・・・じゃあ、1時間分貰おう」チャリンッ


 硲舎「え?1円だけって」


 シャットアウラ「さぁ、戻るとしよう。依頼はこれにて解決だ」


 硲舎「あっ・・・」


 アリサ「いつもあんな感じ、だと思うの。シャットアウラちゃんは」


 アリサ「だから、そのお金は佳茄ちゃんが大事に使ってね」


 硲舎「・・・うん」コクリ





 視点変更

 神華皇子
 春暖嬉美
 ステイル=マグヌス
 削板軍覇

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 17:59:53.81 ID:kTMyb6zRO
嬉美ちゃん

これこそハーフボイルド
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 18:00:03.96 ID:zK0HysjbO
ステイル
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 18:00:13.32 ID:z5X/YxnVO
皇子
38 :1 [saga]:2022/02/11(金) 18:35:48.69 ID:TLay5kZI0
 -イギリス ロンドン タワー・ブリッジ-

 「・・・時間だ。革命の名の下に」


 「「「「「革命の名の下に」」」」」




 ―ブロロロロロォォーーーッ

 【・・・んっ?・・・おいおいおいおいっ!?】


 【危ないっ!?】


 ―ビビビィーーーッ!!



 「ぬぁああっ!」


 ―ドガァアアアアアアアアッ!!


 

 -イギリス ロンドン 聖ジョージ大聖堂-

 ステイル「・・・」スパー


 ―・・・ダ ダ ダ ダ ダッ!

 ニクス「大変だ大変だっ!ステイル!大変だ!」


 ステイル「うるさいよ、ニクス。今度はどの義眼を無くしたんだい」


 ステイル「>>39
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 18:52:21.38 ID:FxA7q0LdO
あまり慌てても仕方がないだろう、ここは落ち着いて足元を見たらどうだい?
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 18:54:03.77 ID:RAeYrLCko
またこの手の手合かぁ
裏は財団xかショッカーか
安価下
41 :1 [saga]:2022/02/11(金) 19:10:57.48 ID:TLay5kZI0
 ステイル「あまり慌てても仕方がないだろう?ここは落ち着いて足元を見たらどうだい」


 ステイル「そうすればすぐに見つかるはずだよ」


 ニクス「違うってば!これ!」スッ


 ステイル「新しいスマートフォンかiPhoneにでも買い換えたのかい?」


 スマホ<『現在、タワー・ブリッジ周辺は警察による厳重な交通規制が行なわれており』


 スマホ<『バスジャック犯の動向は不明のままです』


 ステイル「・・・僕が行かないといけない事案だと思うかい?」


 ニクス「そう思って・・・この動画も見てみなよ」タプタプ




 スマホ<ビビビィーーッ! ドガァアアアアアアアアッ!!


 スマホ<『キャァアアアッ!』



 ニクス「生身でバスを止めたんだよ?これでもそう言える?」


 ステイル「・・・はぁー」


 ステイル「>>42
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 19:13:04.17 ID:RAeYrLCko
スーパーヴィランはUSAで出るべきだろうに…まったく
43 :1 [saga]:2022/02/11(金) 19:59:44.83 ID:TLay5kZI0
 ステイル「スーパーヴィランは学園都市かニューヨークに出るべきだろうに・・・」


 ステイル「まったく、仕方ないな・・・」スクッ


 ニクス「ルチア最大主教にもお伝えしといた方がいいかな?」


 ステイル「可能であればね。先に向かっておくよ」


 ニクス「まさか歩いて行くの?」


 ―ガチャッ

 『ファルコ!ゴー!』

 『ファッ!ファッ!ファッ!ファルコ!』


 ステイル「すっ飛んで行くよ」


 ―バサァッ

 ニクス「・・・いいねぇ。カーックいい〜」




 -イギリス ロンドン タワー・ブリッジ- 

 ―ヴヴ〜〜〜ッ!ヴヴ〜〜〜ッ! 

 ―ファンファンファンファンファッ!


 【テロリストの仕業か?】


 【わかりません。近付こうにもっ危ないっ!】


 ―ガシャァアアアンッ!!


 【な、何だ!?・・・パトカーが降ってきたぞ!?】




 ―ヒュオォォオ〜〜・・・

 ステイル「・・・腕力ではなく、何かしら見えない力で投げ飛ばした」


 キマイラ「(魔力は感じられん。あの街の輩か)」


 ステイル「(>>44)」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 20:01:38.81 ID:QH/FiQ6sO
ここまで来るとは学園都市もロンドンも警備はお休みだったのか?
これ以上被害が出る前に止めるけどね
45 :1 [saga]:2022/02/11(金) 20:27:55.29 ID:TLay5kZI0
 ステイル「(決めるのはまだ早いよ。能力者ではなく)」


 ステイル「(怪人による力を付与されている事も考えられる)」


 ステイル「(学園都市の警備員もイギリス清教の見回りもお休みだったのか?)」


 ステイル「(このままだと死傷者が出かねない。止めよう)」


 ステイル「変身」


 『セット!』
 『オープン!』

 『L!I!O!N!ライオーン!』


 ビースト(ステイル)「まず警察と連携を取るよう協力を申し出よう」


 キマイラ「(フンッ。申し出るよりも、される方が正当ではないか?)」


 ビースト(ステイル)「(どうでもいいよ、僕にとっては)」




 
 「・・・このくらい集まればいいか」


 「おい、下手に動くなよ。殺すからな」

 
 ―チャコッ

 【や、やめて・・・!】


 

 【・・・!。2階から出てきたぞ!】


 「革命の名の下に!俺達はネオシェードだ!」


 「よく聞けよ!俺達が馬鹿な事をしてると思ってるならお前らが馬鹿だ!」


 「これは世界に対する制裁だっ!優しさだの、理想だの!」


 「くだらない世の中を俺が全部壊して導いてやる!!」


 

 【・・・日本人がああなるくらい、嫌な事でもあったんだろうな】


 【言えてるな。で?どうする?】


 ビーストFCM(ステイル)「>>46
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 20:41:51.87 ID:FxA7q0LdO
被害を出させないのが1番だ、僕が傷ついてでもまずは救わないと
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 20:43:51.60 ID:QH/FiQ6sO
銃を持っているから警戒は十分にしないとね、どうとでもなるけど人質に被害が出たら僕らの求心力にも関わるよ
48 :1 [saga]:2022/02/11(金) 20:52:39.58 ID:TLay5kZI0
 ビーストFCM(ステイル)【被害を出させないのが1番だ。まずは人質を救わないと】


 ビーストFCM(ステイル)【僕は多少の事で傷ついたところで問題はない】


 【仮面ライダー!】


 ビーストFCM(ステイル)【協力しに来た。もうすぐイクサも来るはずだ】


 【なら心強いな。確認したところ、6人組のテロリストの仕業で】


 【中に3人、外で3人が守りを固めている】 


 ビーストFCM(ステイル)【その6人の内、1人がパトカーを投げ飛ばしたりしたのか】


 【ああっ。近づけさせないようにだと思うが・・・】


 【どうやって人質を助け出せばいいんだ。良い案を聴きたいな】


 キマイラ「(姿を消せば、手っ取り早く片付くのではないか?)」


 ビーストFCM(ステイル)「(・・・それは車内に全員が居る前提での話になるよ)」


 ビーストFCM(ステイル)「(>>48)」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 21:01:54.25 ID:QH/FiQ6sO
多分相手もライダーのことは呼んでいるからそれなりに手立ては組んでるだろうね…
50 :1 [saga]:2022/02/11(金) 21:21:55.77 ID:TLay5kZI0
 ビーストFCM(ステイル)「(中の連中を3人倒している最中でも、倒した後でも)」


 ビーストFCM(ステイル)「(外から銃撃してきて、間違いなく乗客が危ない目に遭う)」


 ビーストFCM(ステイル)「(銃を持っていなかったなら、どうとでもなるけど)」


 ビーストFCM(ステイル)「(人質に被害が出たら僕らの求心力にも関わるよ)」


 キマイラ「(フハハッ。それを見越した上でああして他人を傷つけるのか)」


 ビーストFCM(ステイル)「(多分、相手もライダーの事は呼んでいるから)」


 ビーストFCM(ステイル)「(それなりに手立ては組んでるだろうね)」


 キマイラ「(やはり人間という生き物は狡賢いものだな)」


 ビーストFCM(ステイル)「(まったくだよ。・・・早く増援が来てくれないものかな)」


 【テロの1人がまた出てきた!人質を盾にしてる!】


 ビーストFCM(ステイル)「(・・・猶予も与えないっていうのか。ちっ)」


 

 ― 奇数
 = 偶数
 ≡ ゾロ目

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 21:24:21.16 ID:QH/FiQ6sO
どうする…
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 21:24:36.27 ID:FxA7q0LdO
出番だ
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 21:24:50.64 ID:kBqJ3bvWO
ほいっと
54 :1 [saga]:2022/02/11(金) 21:40:46.12 ID:TLay5kZI0
 ビーストFCM(ステイル)「(考えろ考えろ考えろ・・・)」


 ビーストFCM(ステイル)「(中の連中は舌の鞭でどうにかして)」


 ビーストFCM(ステイル)「(外の奴らはビーストマグナムで抑えるか?)」


 ビーストFCM(ステイル)「(・・・いや、確実に狙えると言えるか微妙だ)」


 キマイラ「(なら、この者達に任せるのはどうだ?)」


 ビーストFCM(ステイル)「(それも考えてみたが今、彼らが持ってる銃だと)」


 ビーストFCM(ステイル)「(確実に当てられるのは難しいはずだ。SCO19だったら)」


 ビーストFCM(ステイル)「(真っ先にお願いしたいところだよ)」


 キマイラ「(ではどうする?見たところ、殺す気のようだぞ)」


 【なぁ、アンタ。黙って考えるのは結構だが、早くしないとマズいぞ】


 ビーストFCM(ステイル)「・・・>>55
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 21:45:59.40 ID:J07Gy+G2O
分かってるさ、これは腹を括って行くしかないね…
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 22:00:06.03 ID:RAeYrLCko
ヨコ線ひとつだから最低限かあ
57 :1 [saga]:2022/02/11(金) 22:15:42.08 ID:TLay5kZI0
 ビーストFCM(ステイル)「・・・わかってるさ。腹を括って行くよ」


 【良い作戦があるのか?】


 ビーストFCM(ステイル)「・・・まぁね」


 『カメレオ!ゴー!』

 『カカッ!カッカカッ!カメレオー!』


 ビーストCMM(ステイル)「絶対に誰も近づけないように頼むよ」


 ビーストCMM(ステイル)「誰かが居なくなったなら・・・溶けたと思ってくれ」


 ―シュロロロッ

 【・・・アンタが居なくなるのかよ】


 【総員へ告ぐ。そこから動くな。いいか?そこから動くな!】


 

 「この女1人ただ殺したところで世界は変わらない!」


 「だから惨たらしく殺して見せつける!世界中に!世の中を変えるためにな!」


 【イヤァアアアッ!】




 ―ペタリ ペタッ

 ビーストCMM(ステイル)「(・・・仕込みは出来た。まずは・・・)」


 ビーストCMM(ステイル)「(アイツからだ。腕ぐらいへし折っても何ら問題はないだろ)」




 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 25以上
 △ 10以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 22:25:31.53 ID:QH/FiQ6sO
ほい
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/11(金) 22:25:41.94 ID:gAz1HIerO
60 :1 [saga]:2022/02/11(金) 23:03:18.76 ID:TLay5kZI0
 ビーストCMM(ステイル)「(警察官全員は近付いていないな・・・よし)」
 

 ビーストCMM(ステイル)「(3・・・2・・・1っ!)」



 ビーストは脚力のみで跳び上がり、4mもの高さがある2階建てバスのオープンデッキに
 乗り込む。
 着地した音はテロリストに当然聞こえてたが姿は見えない。
 人質の頭部に突きつけていた銃を音がした方へ向けるが、その瞬間銃身がグニャリと
 折れ曲がった。
 驚く間もなく顔面に鋭い衝撃は叩き込まれ、痛みではなく麻痺した感覚を感じながら
 テロリストは意識を手放し倒れそうになる。
 しかし、倒れる直前不自然にゆっくりと倒れて物音を出さずに仰向けに倒れた。


 【え・・・?え・・・?】


 ビーストCMM(ステイル)【そこから動かないように。僕はライダーだ】


 【!】



 「おいっ!どうした!?」



 ビーストCMM(ステイル)「(当然、あれだけ叫んでいたのだから気付かれるか)」


 ビーストCMM(ステイル)「MTWOTFFTOIIGOIIOF」
            世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よ


 ビーストCMM(ステイル)「IIBOLAIIAOE」
            それは生命を育む恵みの光にして、邪悪を罰する裁きの光なり


 ビーストCMM(ステイル)「IIMHAIIBOD」
           それは穏やかな幸福を満たすと同時、冷たき闇を滅する凍える不幸なり


 ビーストCMM(ステイル)「IINFIIMS」
            その名は炎、その役は剣


 ビーストCMM(ステイル)「ICRMMBGP!」
            顕現せよ、我が身を喰らいて力と為せ!


 
 詠唱により、周囲に貼り付けておいたルーンカードが発火すると、爆発して炎を巻き上げる。
 爆炎は蛇のように一箇所に集まると巨大な人型を形成し、イノケンティウスを生み出した。
 外からバスの周囲を警戒していたテロリストの3人は突如として現れた、怪物に驚き硬直し
 叫んでいた仲間の事は頭から抜けてしまっていた。
 バスの中に居るテロリスト達もイノケンティウスに釘付けになっており、それを確認した
 ビーストは階段から降りて社内に侵入する。
 そして、無言のまま目の前に居るテロリストの1人を最初に後頭部を叩き付けて怯ませる。
 次に怯ませた1人を蹴りつけて、前方に立っていた1人共々転倒させた。
 外に居たテロリスト達はそれに気付き、銃を向ける。しかし、イノケンティウスが
 接近した事で、構えていた銃が熱で折れ曲がる。 


 「お、お前っ・・・!」


 ビーストCMM(ステイル)「>>61
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 06:23:07.28 ID:KWQva9SAO
自己紹介なら言っただろう?
さあその武器を捨てて素直に投降するんだ、あまり手荒なことは僕もしたくない
62 :1 [saga]:2022/02/12(土) 09:24:49.84 ID:Hzeu7kaV0
 ビーストCMM(ステイル)「あぁ、自己紹介が必要かな?見た目に反してマイナーだからね」


 ビーストCMM(ステイル)「僕は仮面ライダービースト」


 ビーストCMM(ステイル)「さぁ、武器を捨てて素直に投降するんだ」


 ビーストCMM(ステイル)「あまり手荒な事をすると面倒だから、僕もしたくない」


 「う、うるせえッ!」


 テロリストは何かしようと腕を突き出す。ビーストは右肩にあるカメレオンの頭部を
 模した意匠から金色の舌を伸ばす。
 舌はテロリストの突き出した腕に巻き付いて、ビーストが右肩を引く事により引っ張られて
 前のめりになると転倒した。
 一歩近付き、ビーストはテロリストの腕に足を乗せて踏みつける。


 「ぐ、あああああっ!!」


 ビーストCMM(ステイル)「言っただろう。手荒な事をするのは面倒だってね」


 ビーストCMM(ステイル)「外の君達も大人しくしているんだよ?」


 ビーストCMM(ステイル)「さもないと・・・火傷するかもしれないね?」



 イノケンティウスが咆哮を上げ、戦意を残しているテロリスト3人を威嚇する。
 それによってテロリスト達は先に怯んだ1人から順に手を後頭部に回して
 膝立ちになり、投降した。


 ビーストCMM(ステイル)【それでいい。・・・すまないが、運転手】


 ビーストCMM(ステイル)【警察にこっちへ来る様伝えてもらえるかな?】


 【あ、ああっ。感謝するよ・・・】


 ビーストCMM(ステイル)「いいさ、これも仕事だからね」




 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 09:57:37.70 ID:KWQva9SAO
ほい
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 09:57:47.34 ID:1JzvJxABO
65 :1 [saga]:2022/02/12(土) 10:25:35.57 ID:Hzeu7kaV0
 【さっさと立て!この野郎っ!】


 「くそっ!離せっ!俺達の革命を邪魔するなっ!」


 ビーストCMM(ステイル)【・・・待ってくれ】


 【え?】


 ビーストCMM(ステイル)「・・・なるほど。これがタネという訳だね」


 ―ベリッ

 「あっ!おいっ!返せっ!俺の、俺の力だぞっ!お前が気安く触んなっ!!」


 【大人しくしろっ!おいっ!】


 ビーストCMM(ステイル)【彼にはパトカーを吹き飛ばす力はもう無いから】


 ビーストCMM(ステイル)【安心して連行して構わないよ】


 【そうかっ。早く行くぞ、来いっ!】


 「革命だっ!この腐った世の中を正すんだぁあっ!」


 ビーストCMM(ステイル)「>>66
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 10:35:15.12 ID:KWQva9SAO
腐ってるのは君のほうだろう?
あまり情けない姿を見せるのはよしたらどうだい?
67 :1 [saga]:2022/02/12(土) 10:49:40.27 ID:Hzeu7kaV0
 ビーストCMM(ステイル)「なら君はそれ以上の汚物だ」


 「ああっ!?」


 ビーストCMM(ステイル)「納豆は腐らせているが愛されているじゃないか」


 ビーストCMM(ステイル)「あまり情けない姿を見せるのはよしたらどうだい?」


 ビーストCMM(ステイル)「まぁ、日本語だから通じはしないと思うけどね」


 「お前、殺すからなっ!殺す殺すっ!殺してやるっ!」


 ビーストCMM(ステイル)「お好きにどうぞ」




 イクサ(ルチア)「ステイルっ!」


 ビーストCMM(ステイル)「遅かったじゃないか。教徒達に追いかけ回されていたのかい?」


 イクサ(ルチア)「い、いえ、そうではないのですが・・・申し訳ありません」


 ビーストCMM(ステイル)「>>68
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 10:53:21.18 ID:1JzvJxABO
ちゃんと来てくれたのは何よりだけど頼むよ…
僕一人でも構わないが君がいるかいないかで労力もだいぶ変わってくるからね
それに新しい聖教を目指す今、君の活躍は必要なんだ
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 10:53:47.78 ID:KWQva9SAO
謝らなくてもいいさ
だが君を待つ者はたくさんいることを心してくれ
70 :1 [saga]:2022/02/12(土) 11:20:18.03 ID:Hzeu7kaV0
 ビーストCMM(ステイル)「謝らなくてもいいさ。ちゃんと来てくれたのは何よりだよ」


 ビーストCMM(ステイル)「もう少し早くてもよかったんだが・・・」


 イクサ(ルチア)「はい・・・」


 ビーストCMM(ステイル)「・・・ちなみに、遅れた原因としては?」


 イクサ(ルチア)「交通事故で車内に取り残されていた人を救助していまして・・・」

 
 ビーストCMM(ステイル)「あぁ・・・それなら、責めるつもりもないよ」


 ビーストCMM(ステイル)「・・・でも、君を待っていた警察や民衆が居るのだからね」


 ビーストCMM(ステイル)「僕1人で何とか対処は出来たが、誰かが居る居ないかで」


 ビーストCMM(ステイル)「危機的状況の打開策もだいぶ変わってくるんだ」


 ビーストCMM(ステイル)「それに新しい聖教を目指す今、君の活躍は必要なんだよ」


 イクサ(ルチア)「>>71
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 11:49:06.62 ID:KWQva9SAO
誰一人救えないのは悔しいですが上に立つ者としての責務もあるということですか…
もっと強くならないといけませんね
72 :1 [saga]:2022/02/12(土) 12:20:40.40 ID:Hzeu7kaV0
 イクサ(ルチア)「はい。・・・誰1人として救えないのは悔しいですから」


 イクサ(ルチア)「上に立つ者としての責務もあるという事ですね」


 ビーストCMM(ステイル)「そう考えている上司は僕の知る限り2人くらいだよ」


 イクサ(ルチア)「どなたでしょうか・・・?」


 ビーストCMM(ステイル)「ロシアの総大主教とローマ正教の教皇さ」


 イクサ(ルチア)「あぁ・・・そうですね。その方と肩を並べられるように」

 
 イクサ(ルチア)「もっと強くならないといけませんね」


 ビーストCMM(ステイル)「そうしてもらえると嬉しいよ」


 ビーストCMM(ステイル)「あぁ、そうだ。これを見てほしい」スッ


 イクサ(ルチア)「?。これは・・・何でしょうか?」


 ビーストCMM(ステイル)「このパッチを首に貼っていた。これを力と証言していた」


 ビーストCMM(ステイル)「車を投げ飛ばす何かしらの力を与えていたようだ」


 イクサ(ルチア)「・・・学園都市の技術でしょうか」


 ビーストCMM(ステイル)「>>73
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 12:25:11.06 ID:KWQva9SAO
ああ…
だけどこれがこの国に広まったらどうなると思う?
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 12:25:43.08 ID:1JzvJxABO
そうだと思うね、こんな便利なものを使って普通の人を悪の道に落とすなんて許せないな僕は
75 :1 [saga]:2022/02/12(土) 12:47:18.41 ID:Hzeu7kaV0
 ビーストCMM(ステイル)「そうだと思うが・・・実際、わからないね」


 ビーストCMM(ステイル)「だけど、これがこの国に広まったらどうなると思う?」

 
 イクサ(ルチア)「・・・大変な事になるというのは、免れないでしょうね」


 ビーストCMM(ステイル)「ああっ。誰にでも使える物だとして、使ってしまった一般人が」


 ビーストCMM(ステイル)「悪の道に落とすなんて、見過ごせないな。僕は」

 
 イクサ(ルチア)「私も同じ気持ちです」

 
 イクサ(ルチア)「このパッチについて調べてもらいましょう」


 ビーストCMM(ステイル)「あのサングラスにかい?それとも神裂を派遣するのかい?」

 
 イクサ(ルチア)「前者の方にです。その方が早いでしょうから」


 ビーストCMM(ステイル)「それは言えているか」

 
 イクサ(ルチア)「>>76
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 12:54:05.42 ID:KWQva9SAO
学園都市にいる方のほうが情報も得られやすいでしょう
それにアルファルや天草式のためにも神裂さんはいてもらったほうがいいかと
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 12:54:25.52 ID:1JzvJxABO
土御門さんの情報網は確かですからね
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 13:01:33.41 ID:zf3CW131O
イクサ様は交通事故で人命救助をしたぞ!って熱烈な信徒が称えてそうだけど俺も手伝う!って更になる熱い展開だろうな
79 :1 [saga]:2022/02/12(土) 13:30:38.77 ID:Hzeu7kaV0
 イクサ(ルチア)「学園都市にいる土御門さんの方が情報も得られやすいでしょう」


 イクサ(ルチア)「それにアルファルや天草式のためにも」


 イクサ(ルチア)「神裂さんはなるべく居てもらった方がよろしいかと」


 ビーストCMM(ステイル)「そうだね。わざわざ神裂自身に行かせる程でもないし」


 ビーストCMM(ステイル)「別の誰かに頼んでもいいくらいだからね」

 
 イクサ(ルチア)「はい。・・・では、そちらは預かりましょう」


 ビーストCMM(ステイル)「ああっ、頼んだよ」

 
 イクサ(ルチア)「では、警察と何が起きたのか確認してきますので」

 
 イクサ(ルチア)「ステイルさんはどうしますか?」


 ビーストCMM(ステイル)「適当に姿を暗まして・・・後は好きにするよ」

 
 イクサ(ルチア)「そうですか。わかりました」コクリ


 ビーストCMM(ステイル)「じゃっ、後はよろしく」


 ―シュロロロッ・・・

 
 

 視点変更

 遠峰&悠里
 インデックス 本屋大掃除
 春暖嬉美
 削板軍覇

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 13:40:14.18 ID:KWQva9SAO
インさん
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 13:40:19.42 ID:zf3CW131O
テンテー
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 13:40:27.67 ID:PcjZWo51O
嬉美ちゃん
83 :1 [saga]:2022/02/12(土) 13:54:37.42 ID:Hzeu7kaV0
 -日本 学園都市 第七学区 第七公園-

 嬉美「・・・」


 ハネジロー「パムパムー」ヒョコッ


 嬉美「・・・」ナデナデ


 ハネジロー「パム〜」スリスリ


 嬉美「(・・・何なんだろうな・・・)」


 嬉美「(あの時現れた、真っ黒い球は・・・)」


 嬉美「(何もかも全て呑み込もうとしていた・・・)」


 嬉美「(・・・まさか、あれが吾の能力だってのか?)」


 嬉美「(いやいや、無能力者からいきなりあんな能力を使える訳ないだろ・・・)」


 嬉美「(>>84)」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 13:55:51.21 ID:KWQva9SAO
使えたとしたならかっこいいかもしれねえが…
いや身を滅ぼすのは良くないか…
85 :1 [saga]:2022/02/12(土) 14:18:56.18 ID:Hzeu7kaV0
 嬉美「(使えたとしたなら、強力な能力になるかもしれねェけど・・・)」


 嬉美「(いや・・・身を滅ぼすのは良くないかァ)」


 ハネジロー「パムパムー」


 嬉美「・・・」ムクリ


 嬉美「(つーか、そもそもあれが吾自身がやったのかわからねェしな・・・)」


 嬉美「(もしかしたらサイガに隠されてた技とかってのもあり得るだろ)」


 嬉美「(・・・試しにやってみるか。出来るかどうかわからねェけど)」


 嬉美「ハネジロー、そこに居ろよ」ナデナデ


 ハネジロー「パムー」コクコクッ


 嬉美「・・・」スッ



  
 ◎ ゾロ目or86〜93
 × ↑以外

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 14:19:30.88 ID:KWQva9SAO
高いし狭い…
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 14:19:36.86 ID:PcjZWo51O
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 14:21:38.22 ID:KWQva9SAO
おお!
89 :1 [saga]:2022/02/12(土) 14:59:31.86 ID:Hzeu7kaV0
 ―フォ ン ッ

 嬉美「おわ、ビックリしたぁ・・・」

 
 ―シュンッ・・・

 嬉美「・・・いやいや、出来たじゃねェかよ・・・」


 嬉美「やっぱ能力で出現させたってのか?」


 嬉美「つーか、何なんだよあれ自体・・・」


 嬉美「・・・こういうのは詳しい奴からの見解が必要だな」

 
 嬉美「ってなると・・・。・・・んー」


 嬉美「(誰がいいだろうかなァ・・・)」




 入鹿  偶数
 操歯  奇数
 ↑2人 偶数(6〜0)

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 15:00:42.14 ID:KWQva9SAO
お二人様
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 15:01:02.01 ID:PcjZWo51O
任せたぜよ
92 :1 [saga]:2022/02/12(土) 15:26:13.31 ID:Hzeu7kaV0
 操歯『すまない。今、手が離せない状況で・・・』
 

 嬉美「そうか。なら仕方ないな・・・突然掛けて悪かった」


 操歯『いや、またいつでも掛けてくれて構わない。その能力を是非とも見てみたいな』


 嬉美「ああっ・・・というか、見てもらわないと困るからな」


 嬉美「じゃあ、そっちはそっちで頑張れよ」


 操歯『ありがとう、嬉美』

 
 ―プツッ・・・

 嬉美「・・・となると、アイツに相談してみるか・・・」





 嬉美「・・・どう思う?」


 北条「どう思うも何もな・・・。・・・身体測定の計測結果は無能力者判定だったんだろ?」


 北条「でもって能力開発も受けてないってなると・・・」


 嬉美「・・・変身による副作用って考えられるか?」


 入鹿「・・・>>93





 すんません、入鹿ちゃんと彩鈴ちゃん間違えてました。雰囲気が彩鈴ちゃんと似てたもんで
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 15:46:49.39 ID:KWQva9SAO
まあ確かに似てたけどうーむ惜しい…

副作用というのはあるかもしれませんわね、調べてみるのはいかがでしょうか?
常盤台ならつてはありますし
94 :1 [saga]:2022/02/12(土) 16:15:21.24 ID:Hzeu7kaV0
 また間違えた。彩鈴ちゃんの台詞で
 >>95
 
 
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 16:17:34.38 ID:PcjZWo51O
変身か…ありえなくはないだろうな
ひょっとするともっと適合したものがあるのかもしれない
96 :1 [saga]:2022/02/12(土) 16:37:25.31 ID:Hzeu7kaV0
 北条「変身のか?・・・ありえなくはないだろうが・・・」

 
 北条「ひょっとしたら、適合し過ぎでって事があるのかもしれないな」


 北条「・・・私の伝手を使って、もう1回身体検査してみるか?」

 
 嬉美「・・・いや、それだけは遠慮しとく」


 嬉美「まだどうかはわからねェけど・・・非人道的な事してた研究機関から」


 嬉美「逃げ出した身なんだよ、吾」

 
 北条「・・・その機関の連中はもう釈放されてたりするのか?」


 嬉美「さぁな。用済みになった吾達を殺そうとしてたのは確かだが」


 嬉美「実刑判決か執行猶予になったのかは知らねェんだ」


 嬉美「もしそいつらにまた目を付けられたら面倒だし・・・」


 北条「そうか・・・なら、研究機関じゃなしに別の所で頼むのはどうだ?」


 嬉美「っていうと?」


 北条「「アイテム」とか病院とか風紀委員に。警備員は流石に無理だろうけどな」


 嬉美「>>97
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 16:41:45.39 ID:KWQva9SAO
んーアイテムか…
知り合いのアイツがいるようだが、北條からみてもアイテムは信頼できるのか?
98 :1 [saga]:2022/02/12(土) 16:55:43.37 ID:Hzeu7kaV0
 嬉美「んー・・・「アイテム」か・・・」


 北条「お前は誰か知り合いじゃないのか?「アイテム」で」


 嬉美「居ないなァ・・・(あの青と黄色のロボットには見覚えあるけど・・・)」


 嬉美「ダチのアイツがいるようだけどよ、北條から見て「アイテム」は信頼できるのか?」


 北条「少なくとも、前までの統括理事会よりはな」


 法条「それにそういう研究所は潰してるって話だ。特に絹旗最愛が優先してやってるらしい」


 嬉美「ほォ・・・そりゃありがたいな。まァ、この街に蔓延ってるのを


 嬉美「全部ってなるといつまで掛かるかわからねェな」


 北条「ああっ。・・・「アイテム」でも無理なら病院か風紀委員になるな」


 北条「病院なら良い所を教えてやるし、風紀委員も牧上に頼んでやるぞ」


 嬉美「・・・そうだなァ」




 どこに頼む?

 「アイテム」
 病院    
 風紀委員  

 ↓4(多数決)
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 16:56:29.69 ID:PcjZWo51O
アイテム
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 16:56:48.41 ID:f2zgrxAuO
風紀委員
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 16:57:02.79 ID:ykeq7OGQO
アイテム
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 16:57:14.79 ID:HXDjnpEOO
風紀委員
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 16:57:24.69 ID:+f8HaV3WO
病院
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 16:58:30.29 ID:Yljy3HVAO
博士とテレスいるならアイテムかな
105 :1 [saga]:2022/02/12(土) 17:17:55.92 ID:Hzeu7kaV0
 嬉美「・・・やっぱお前を信じる意味で「アイテム」に頼むか」


 嬉美「ぶっちゃけ言うと、金かからなそうだしな」


 北条「そう言う気は何となくしてたよ」クスッ


 嬉美「はんっ・・・ただ、今日は無理みたいだな。色々と忙しそうだからよ」


 北条「後日って事にするのか。・・・じゃあ、その能力見せてもらっていいか?」


 嬉美「ああっ、そのつもりだったからな」


 嬉美「けど・・・気をつけろよ?吸い込まれてどうなっちまうのか」


 嬉美「吾にもわからねェからな」


 北条「そりゃ物騒な能力を身に付けちまったもんだな」


 嬉美「いくぞ。・・・っ」


 ―フォ ン ッ

 ―ヒュルルルルルルッ・・・

 北条「おいおいっ・・・これ、どう見たって・・・」

 
 嬉美「何だ?見覚えあるのか?これに」


 北条「・・・テレビか映画でな。お前はないのかよ、ブラックホールを」


 嬉美「>>106
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 17:31:36.90 ID:Yljy3HVAO
テレビはあまり見たことないからな…
107 :1 [saga]:2022/02/12(土) 17:43:55.04 ID:Hzeu7kaV0
 嬉美「テレビはあまり見た事ないからな・・・」


 嬉美「孤児院にテレビはあったけど・・・週に2回くらいしか見れなかったし・・・」


 北条「・・・ごめん」


 嬉美「気にすんなよ。それより、これがブラックホールだってのはわかったが」


 嬉美「何か吸い込む以外に危険性あるのか?」


 北条「それ以外の危険性を考えるとすれば、吸い込んだのがどこに行くかだな」


 北条「ワームホールを通って、ホワイトホールから出てくるのか」


 北条「そのまま永久にどこかで溜まるのか・・・」


 嬉美「・・・今吸い込んでいってる空気もどうなってるのかわからないって事か」


 北条「そうだ。・・・あれ、もちろん消せるよな?」


 嬉美「・・・」スッ


 ―シュンッ・・・

 嬉美「ああ。消せる」


 北条「今、試してみてから言ったよな?」


 嬉美「>>108
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 17:44:50.20 ID:BdnSgqgXO
細かいことは気にするな、余程のことがない限りは使わん

犬夜叉の風穴もブラックホールっぽいな
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/12(土) 17:45:13.38 ID:KWQva9SAO
…吾がそんなことをするとでも?
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