他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
このスレッドは950レスを超えています。そろそろ次スレを建てないと書き込みができなくなりますよ。
【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
Check
Tweet
7 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 15:31:45.78 ID:cnX2/6Pb0
以上スレ立てまで、学級裁判開始時はこちらのスレッドで進行します。
8 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 21:01:26.82 ID:cnX2/6Pb0
【学級裁判 開廷!】
9 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 21:02:28.79 ID:cnX2/6Pb0
モノクマ「まずは学級裁判のルールの確認から始めます」
モノクマ「学級裁判ではオマエラの中に潜む殺人犯のクロを探して議論していただきます」
モノクマ「議論の結果導き出した犯人がクロだった場合はクロだけがおしおき、シロだった場合はクロの生徒以外の全員がおしおきされ、クロのみが歌姫計画の成功者としてこの島を脱出できまーす!」
モノミ「うぅ……二回目なんて、聞きたくなかったでちゅ……」
モノミ「指をくわえることもできない自分が情けないでちゅ……歯がゆくて歯がゆくて……」
モノミ「あれ、あちしに歯ってあるのかな?」
摩美々「まさか私たちもここにまた来ることになるとは思いもしなかったケドー……」
夏葉「……この場に立つと、どうしても足が竦んでしまうわね」
果穂「夏葉さん……」
夏葉「大丈夫よ果穂、たとえ恐怖心がこみあげてきても私は逃げない」
夏葉「どんな真実であろうとも、正面から向き合う覚悟はできているわ」
ルカ「ウダウダ言ってても仕方ねえ、出来るところから始めるぞ」
(何としてもこの事件だけは……自分の手で、クロを導き出さなくちゃいけねえ)
(それがあいつにできる、せめてもの罪滅ぼしだ……)
(……千雪!)
10 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 21:03:29.10 ID:cnX2/6Pb0
あさひ「でも、今回は容疑者が絞られてるっすよね?」
透「え、そうなの」
ルカ「……さっきも話したが、てめェら二人を除いて、ここにいる連中は全員花火大会に参加していた。アリバイの上では十分な証言を持つ人間が大半だ」
雛菜「え〜! 雛菜たちはやってないよ〜〜〜〜!」
結華「まあ、それは議論を重ねるうちにおいおい明らかにしていくとしてさ……」
結華「とりあえずはそのアリバイ整理からしていくのがいいんじゃない? ほら、花火大会参加者の中にも途中で離席した人がいるから……まずはその人の動きを把握しておくのがよさげでしょ」
恋鐘「途中で離席したのは確か……愛依と冬優子と千雪だったとよ」
愛依「う、うう……」
冬優子「……はい、途中でふゆは一度離席しました」
冬優子「でも、ふゆたちは無関係です! 事件とは全く関係ないですから!」
美琴「……それも含めて、まずは議論しようか」
(……あいつの嘘は明らかなんだ)
(まずはそれを指摘して、議論を進めていくぞ)
11 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 21:04:59.19 ID:cnX2/6Pb0
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
発言力:♡×5
集中力:☆×5
コトダマ
‣【あさひの証言】
‣【図書館の入退館管理カメラ】
‣【現場の血痕】
‣【かまいたちの真夜中】
恋鐘「花火大会途中で抜け出したのは愛依と冬優子と千雪の三人ばい!」
愛依「うちは途中でお腹が痛くなっちゃって……」
愛依「それからずっと【シャワールームのトイレにこもってた】、それだけ!」
冬優子「ふゆは愛依ちゃんの帰りが遅いから、ドラッグストアに薬を取りに行ってました!」
冬優子「【それ以外はどこにも行ってません】、もちろん図書館にも」
夏葉「千雪は確かノクチルの二人に爆発を知らせに行ったはずよ」
夏葉「……なぜか、【図書館に行っていた】みたいだけど」
雛菜「そんなの雛菜たちは知りません〜」
雛菜「【雛菜と透先輩は二人で部屋にいました】し〜」
雛菜「アルストロメリアのお姉さんにも合ってないです〜」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/23(日) 21:14:12.09 ID:pIZ7BDuX0
【それ以外はどこにも行ってません】に【図書館の入退館管理カメラ】
13 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 21:16:17.41 ID:cnX2/6Pb0
ルカ「それは違うぞ!」論破!
【BREAK!】
ルカ「ぶりっ子女、そんな下手糞な嘘つくぐらいならやめときな」
冬優子「……ルカちゃん、ちょっとその言い方は失礼なんじゃないかな?」
ルカ「……お前がドラッグストアにしか行ってないだぁ? そんなわけがないんだよ」
ルカ「これを見ろ、お前が図書館に入ってきたことを示す動かぬ証拠、写真だよ」
美琴「図書館の入り口に設置されていた人感センサー付きの監視カメラ。図書館に誰かが入退室するたびにシャッターが下りて撮影される仕組みだったみたい」
美琴「そこに映ってたんだ。冬優子ちゃんの写真」
冬優子「……!」
ルカ「これがお前じゃないってんなら……いったい誰なんだろうな?」
智代子「どうみても、ふゆちゃんだよね……」
愛依「あ、冬優子ちゃんの双子の妹さんとか……」
あさひ「愛依ちゃん、冬優子ちゃんが一人っ子なの知ってるっすよね?」
冬優子「……わかりました、隠しても仕方ないですよね」
14 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 21:18:44.72 ID:cnX2/6Pb0
冬優子「はい、ふゆは図書館には確かに一度立ち寄りました。でもそれだけ、千雪さんにも会ってません」
結華「な、なんでそんな図書館なんかに? めいめいの薬を取りに行ったんじゃなかったの?」
冬優子「うん、そうなんだけどね? 愛依ちゃんの帰りが遅いから、心配になって……体調不良の愛依ちゃんの場所を探してたの」
冬優子「それで第2の島のあちこちを探してたから……それで映っちゃったのかも」
美琴「ルカ……どう?」
ルカ「……ああ」
ルカ「おい、ぶりっ子女!」
冬優子「……ルカちゃん、言葉遣いは綺麗にした方がふゆいいと思うなあ」
ルカ「言ったはずだ。下手糞な嘘をつくのはやめろってな」
ルカ「そこのギャル女を探してたから偶然図書館に立ち寄った? そんなわきゃねーんだよ」
冬優子「……!」
(こいつが図書館にギャル女を探しに行くわけがない)
(その証拠は確かにあったはずだ)
-------------------------------------------------
【正しいコトダマを選べ!】
>>5
>>6
↓1
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/23(日) 21:25:23.06 ID:pIZ7BDuX0
【あさひの証言】
16 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 21:27:18.85 ID:cnX2/6Pb0
ルカ「これだ!」
【解!】
ルカ「おい中学生、ギャル女が会場を離れるとき……このぶりっ子女も同じ場所にいたんだったな」
あさひ「はいっす、冬優子ちゃんもいたはずっすよ」
ルカ「だったらこいつも聞いたはずだよな? 『シャワールームのトイレに行く』ってよ」
冬優子「あっ……!」
ルカ「居場所は事前に知ってたはずだ、わざわざ探しに行く理由がないんだよ」
摩美々「まあ、それにそもそも証言としても信頼性に欠けるケドねー」
摩美々「愛依のことが心配だって言うんなら、それこそわざわざ一人で手間暇かけて探すかーって感じだし」
智代子「そっか……それこそ千雪さんを探した時みたいに手分けして探したほうがいいもんね!」
果穂「あれ……? だったら、ふゆさんはどうして図書館に行ったんですか?」
冬優子「そ、それは……」
ルカ「まあ、そう簡単に話しちゃくれねーよな」
夏葉「ルカ、あなたには冬優子が図書館に行った理由がわかるの?」
ルカ「いや? 私にはわかんねー」
恋鐘「そ、そいやったら議論が進まんとよ……!?」
ルカ「でも、その手掛かりとなるものを知っていそうな人間なら一人心当たりがあるぜ」
結華「ホント!? それって誰!?」
(ぶりっこ女が図書館に行った理由の一端を知っていそうな人間……)
(つまりはぶりっ子女の動向に注意していたやつってことだ)
-------------------------------------------------
【怪しい人物を指摘しろ!】
↓1
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/23(日) 21:45:02.54 ID:pIZ7BDuX0
千雪
18 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 21:48:35.58 ID:cnX2/6Pb0
(千雪……あいつがもし生きていれば、図書館で居合わせた時のことを聞けたかもわからねーが……それはもう無理な話だ)
発言力:♡×5→♡×4
(今生きている人間の中で、あいつに注目している人間がいなかったか……?)
(花火大会の最中じゃなくとも、【準備中】とか……特にこのぶりっ子女に目を向けている人間がいたような……)
-------------------------------------------------
【怪しい人物を指摘しろ!】
↓1
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/23(日) 21:51:10.35 ID:pIZ7BDuX0
美琴
20 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 21:53:20.97 ID:cnX2/6Pb0
ルカ「お前だ!」
【解!】
ルカ「美琴、お前確か花火大会の前、やたらぶりっ子女のことを気にしてたよな?」
美琴「え?」
≪結華「よし、それじゃ今度こそ解散だね!」
摩美々「お疲れさまでしたぁ」
千雪「花火大会、いい思い出にしましょう!」
ルカ「美琴、私たちも行こうぜ」
美琴「うん」
ルカ「……? 美琴、どうかしたか?」
美琴「……ううん、なんでもない」
ルカ「……? まあ、いいか……」
(美琴の奴……どうしたんだ?)
(今美琴がぼうっと見てたのは……ストレイライトのぶりっ子女か? 一体、どうして……?)≫
ルカ「あの時にお前、何を見てたんだ? ぶりっ子女で、何か気になるところがあったんじゃないか?」
美琴「……えっと、準備の時だよね?」
美琴「……」
21 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 21:54:47.91 ID:cnX2/6Pb0
美琴「あ、思い出した」
美琴「冬優子ちゃん、あの時何か紙を持っていたの……確か」
果穂「紙……ですか?」
美琴「うん、他の人の目を避けるようにして持っているようだったから……何か大事なものなのかなって」
冬優子「そ、それは……」
あさひ「冬優子ちゃん、何を隠してるっすか?」
冬優子「……っ」
夏葉「……誰かに、呼び出しを受けていたんじゃないかしら」
智代子「よ、呼び出し!?」
夏葉「そうでもないと図書館にわざわざ行く理由がないわ。それに、美琴が目撃したという紙も、その呼び出し状だと考えれば納得がいく」
冬優子「う、うぅ……」
果穂「じゃあ、冬優子さんはあたしたちの誰かに、図書館に呼ばれてたってことですか?」
ルカ「どうなんだよ」
冬優子「……………………」
冬優子「……はい、美琴さんの見たとおり、呼び出しがあったのは本当です」
22 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 21:56:03.90 ID:cnX2/6Pb0
美琴「……!」
冬優子「ふゆは花火大会の前に呼び出しの手紙を受け取ってました。そして花火大会の最中にその指示に従って抜け出したんです」
恋鐘「て、手紙……誰から受け取ったと!?」
冬優子「それは……ふゆにもわからなくて」
摩美々「灯織と同じパターンで、差出人不明なわけだー」
透「ポストに入れたりしたらわかんないもんね、誰か」
智代子「ふゆちゃん、その手紙にはなんて書いてあったの?」
冬優子「え……?」
智代子「わざわざ花火大会の最中に抜け出すんだもん、よっぽどのことが書いてあったんだよね! その……にちかちゃんが灯織ちゃん宛に書いたときみたいな……」
冬優子「えっと……その……」
果穂「ふゆさん……?」
ルカ「何を口ごもることがあんだよ、お前にとっちゃ重要な局面だぞ」
美琴「……うん、呼び出しが事実だって証明できれば冬優子ちゃんに対する疑いが幾分か弱まる可能性はある」
冬優子「で、でも……」
ルカ「……あ?」
冬優子「ごめんなさい……その呼び出しの中身は、言えないんです」
23 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 21:57:18.80 ID:cnX2/6Pb0
ルカ「はぁ……?」
冬優子「……でも! 図書館に呼び出されていたのは本当なんです! ふゆは、あの場所に誘われただけだったんです!」
夏葉「……物証はない、内容を明かすこともできない。裏を取れるのは真偽不明の美琴の証言だけ」
夏葉「……冬優子、あなたへの疑念はむしろ強まったかもしれないわ」
愛依「そ、そんな!」
雛菜「あは〜、そうですね〜?」
雛菜「だって、この状況で隠し事なんて普通やらなくないですか〜? 何かそこに、後ろめたいことでもないとしないですよね〜」
愛依「ち、違うって……冬優子ちゃんはなんかジジョ―があるだけなんだって!」
愛依「ね、ねえ……あさひちゃん!?」
あさひ「……そうっすね」
あさひ「冬優子ちゃん、わたしもこの状況で嘘とか隠し事は良くないと思うっす」
冬優子「あ、あさひちゃん……」
あさひ「でも、冬優子ちゃんがわざわざそうするってことは必ず意味があるってことっすよね? それなら、わたしは冬優子ちゃんのために戦うっすよ」
愛依「……うん、うちもあさひちゃんと一緒! 冬優子ちゃんがこう言うってことは絶対何か大きな意味があるはず!」
愛依「冬優子ちゃん、うちは信じてるよ……絶対に冬優子ちゃんはクロなんかじゃないって!」
24 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 21:58:36.18 ID:cnX2/6Pb0
摩美々「盛り上がってるとこ悪いんだけどさぁ……愛依も有力容疑者ってこと忘れてないー?」
愛依「え」
結華「めいめいも花火大会の最中にアリバイがなかったのは事実だしね……図書館のカメラに写ってはいなかったけど、怪しいっちゃ怪しいんだよ……」
愛依「で、でもうち……ずっとトイレにいただけだから……」
美琴「それに、ノクチルの二人も」
透「え」
雛菜「へ〜?」
智代子「何をしてたのかまだ全然明らかになってないもん、三人の話ももっと聞いてみないとね!」
透「でも……うちら、なんもないよ」
透「さっき雛菜が言った通り、ずっと部屋にいただけだしさ」
夏葉「追求したとて、これ以上の証言は出てこないようね……」
ルカ「こいつらの言ってることはどっちも間違っちゃいねーと思う」
美琴「ルカ?」
ルカ「ギャル女にノクチル、どっちの証言にも裏付けとなる証拠があるんだよ」
あさひ「そっすね、冬優子ちゃんはまだしも愛依ちゃんは嘘なんかついてないと思うっす」
冬優子「……」
(ギャル女がずっとシャワールームのトイレに籠ってた……)
(その証言を裏付ける、籠る理由となった証拠品があったはずだ……)
-------------------------------------------------
【正しいコトダマを選べ!】
>>5
>>6
↓1
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/23(日) 22:02:25.78 ID:M07dgtlT0
下剤の残りかす
26 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 22:05:53.88 ID:cnX2/6Pb0
ルカ「これだ!」
【解!】
ルカ「海水浴場のシャワールーム、その中央にある大広間。あそこにはゴミ箱があったのは全員知ってるよな」
果穂「はい! のみもののペットボトルをいれたりするゴミ箱です!」
ルカ「あの中に入ってたんだよ、下剤の粉末薬……その残りかすがな」
果穂「げざい……ってなんですか? おくすりの何かなんですか?」
夏葉「……そうね、酸化マグネシウムのようなものが代表的で、腸内の浸透圧を高めて動きを活性化させる薬よ」
果穂「え、えっと……」
智代子「だ、大丈夫だよ果穂! お薬って分かってればそれで充分、うん!」
透「あー、あれだ」
透「めっちゃ出る奴」
智代子「ダメだよ透ちゃん?! そこより先は、言っちゃダメだよ!?」
透「お尻から」
智代子「それはもうほとんど言っちゃってるよ!?」
27 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 22:07:30.59 ID:cnX2/6Pb0
ルカ「……まあ、とにかくギャル女の発言には妥当性があるってことだ」
ルカ「他の人間の誰かに薬を盛られたせいで動けなかった、その可能性は高い」
愛依「……」
あさひ「愛依ちゃん?」
ルカ「……あんまりこの話題の議論するのも問題だろうから、次いくぞ」
ルカ「ノクチルの二人、お前らのアリバイも裏付ける証拠がある」
雛菜「そうなんですか〜? まあもともと雛菜たちは事件と無関係なので、当然っちゃ当然ですけど〜」
(ノクチルの連中のアリバイを裏付ける証拠は……あれだ)
-------------------------------------------------
【正しいコトダマを選べ!】
>>5
>>6
↓1
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/23(日) 22:24:06.70 ID:pIZ7BDuX0
【モノミの証言】
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/23(日) 22:25:17.94 ID:SsEX+ww00
モノミの証言
30 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 22:27:01.78 ID:cnX2/6Pb0
ルカ「これだ!」
【解!】
ルカ「そこで縛られてる不細工な人形、あいつがこいつらの証言を裏付けるんだ」
モノミ「……あ、あちしでちゅか?」
モノクマ「こらー! ボクの許可なしに勝手に喋らない!」
あさひ「モノクマ、議論に必要なことっすよ。今だけしゃべらせてあげてほしいっす」
夏葉「公平な議論のため、証言を要求するわ」
モノクマ「こいつの証言なんかが参考になるの? 出来損ないの妹を持つ兄は訝しんだ」
モノクマ「まあでもいいや、裁判のためだもんね。ン許可するゥ」
雛菜「モノミ、雛菜たちのアリバイを保証して〜?」
モノミ「はい! わかりまちた!」
モノミ「確かにノクチルの二人はミナサンが花火大会の時間中、ずっとお部屋にいまちたよ。あちしは花火大会に参加しないか説得を試みたんでちゅが……」
モノミ「二人には断られて、そのままあちしの身体をまさぐられて遊ばれてしまいまちた……」
あさひ「えー! いいなぁ! わたし、まだ研究全然できてないのに―!」
(……諦めてなかったのか)
31 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 22:27:51.50 ID:cnX2/6Pb0
透「なんだっけ、飛んで火にいる夏の虫ってやつ?」
雛菜「わざわざ部屋に乗り込んできたからカギ閉めて隅々まで調べちゃった〜!」
モノミ「あちしの純情は弄ばれてしまいまちた……」
雛菜「モノミはね〜、お尻の辺りにホクロがあるんだよ〜!」
(ほ、ホクロ……!?)
智代子「お、お尻を見たの!?」
雛菜「うん、おむつを剥いたので〜」
智代子「剝いちゃったの!?」
雛菜「剥いちゃいました〜」
智代子「そんな甘栗みたいに!?」
32 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 22:28:29.72 ID:cnX2/6Pb0
ルカ「まあ、とにかく。花火大会参加者じゃない連中も、ぶりっこ女を除いて一応アリバイはあるんだ」
ルカ「やっぱり詰めていくべきはお前だろ」
冬優子「……で、でも……本当に、知らないの……!」
雛菜「そもそも〜、その呼び出しって本当だったんですか〜?」
雛菜「あくまでシーズのお姉さんの推測だし〜、中身を見せない教えないって変だし〜」
恋鐘「呼び出しが嘘やったと? そいやったら……なんで冬優子は図書館に行ったばい?」
透「殺すため」
(……!)
透「それしかなくない?」
冬優子「と、透ちゃん……!?」
夏葉「……それも含めて、まずは冬優子の行動について議論しましょう」
夏葉「冬優子は呼び出されたという図書館で何をしたのか」
33 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 22:29:49.15 ID:cnX2/6Pb0
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
発言力:♡×4
集中力:☆×5
コトダマ
‣【図書館の入退館管理カメラ】
‣【あさひの証言】
‣【モノクマファイル2】
‣【凶器の矢】
冬優子「ふゆは呼び出されただけなんです……」
冬優子「千雪さんとも会ってません!」
雛菜「でも呼び出された証拠も開示できなくて内容も話せないとか〜」
雛菜「そんなことってあるんですかね〜」
愛依「何か冬優子ちゃんにはジジョ―があるんだって!」
摩美々「事情はさておいてさぁ……【千雪とも会ってない】のは流石に怪しくないー?」
結華「さっきの写真でも【千雪姉さんが先に図書館に入ってた】し……」
結華「中で会って当然って思うよね……」
果穂「冬優子さんは図書館で会った千雪さんの」
果穂「おなかに【凶器を刺しちゃった】んですか……?」
冬優子「ち、違うの……」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/23(日) 22:49:17.13 ID:M07dgtlT0
【凶器を刺しちゃった】に【凶器の矢】
35 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 22:51:54.05 ID:cnX2/6Pb0
ルカ「それは違うぞ!」論破!
【BREAK!】
ルカ「千雪の死因は確かに腹部への刺し傷だ。でも、刺し殺したってのは……成立しない」
果穂「え、でもこのファイルには……えっと」
智代子「腹部に深く突き刺さった凶器による臓器損傷および失血死……ってあるよ?」
ルカ「そこに書いてあるのは、あくまで凶器が突き刺さったことだけ。別に犯人が自分の手で刺したとは書いてない」
ルカ「そして、現場に残ってた凶器……あれを見る限り自分の手で刺したとは考えづらいんだよ」
美琴「千雪さんの命を奪ったのは弓矢の矢なの。先端の矢じりで命を奪ったようだけど、柱の部分は細くて手で持って使うには不適切な凶器」
美琴「刺そうとしても、途中で曲がったり折れたりしちゃったら意味ないでしょ?」
果穂「そうですね……す、すみません!」
ルカ「……別に気にするこたねーよ、腹を刺されて死んだと聞けば普通は犯人が自分の手で刺したと思うだろうからな」
36 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 22:53:19.66 ID:cnX2/6Pb0
恋鐘「でもそいやったとやら犯人はどうやって千雪んことば刺したったと?」
美琴「ちょっと考えてみればすぐに分かるよ。ほら、千雪ちゃんに刺さってた凶器は、弓矢の矢でしょ?」
夏葉「それはつまり……射殺ということ?」
智代子「確かに……事件現場の図書館の二階にはボウガンが置いてあったよ!」
智代子「犯人はあそこに隠れておいて、図書館にやってきた千雪さんを射殺したんだね」
あさひ「ボウガンの構造自体は簡単っす。わたしたちがイメージする銃と基本的には変わらなくて、引き金を引けば文字通りに矢が発射されるっすよ」
透「カチッ、ばーん……ぶすっ」
透「そういうことだ」
雛菜「で、それをストレイの人がやっちゃったってことなんですよね〜?」
冬優子「ちょ、ちょっと待ってください! それっておかしいです……」
冬優子「さっき確認した図書館の入室記録の写真……あれだとふゆは千雪さんより後に入ってきたことになってましたよね?」
冬優子「だとしたら千雪さんより先に入って隠れて狙撃するなんてことはできないですよ!」
愛依「そーじゃん……! 千雪さんが先に入ってる以上はムジュンしちゃうんじゃん!?」
摩美々「や、別に順序が逆でもそれは変わらないでしょー……?」
摩美々「この図書館の空間の中に冬優子と千雪の二人しかいなかったのは事実なんだし、どっちが先に入ろうとも射殺が可能なのは冬優子だけだよー?」
結華「確かにそれはそうなんだよね……ふゆゆにボウガンで銃を撃つことが不可能だった証拠でもあれば話は別なんだけど……」
透「むしろ逆。うちらでも簡単に扱えるのがボウガン」
透「……でしょ?」
あさひ「……」
(……あいつがボウガンを使えなかった証拠……そんなもんはない)
(……ただ、あのボウガンが使われたかどうかは分かるんじゃねーのか?)
37 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 22:54:34.67 ID:cnX2/6Pb0
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
発言力:♡×4
集中力:☆×5
コトダマ
‣【モノクマファイル2】
‣【モノミの証言】
‣【ボウガン】
‣【凶器の矢】
果穂「千雪さんの死因は【弓矢の矢】です!」
美琴「矢はそれそのものを直接刺すには不向き」
美琴「形状と強度の問題から考えても、【本来の使い道で使った】と考えるのがよさそうだね」
智代子「犯人は千雪さんより先に図書館に忍び込んで」
智代子「【遅れてやってきた千雪さんを標的にした】んだね!」
結華「ボウガン自体の扱いは簡単みたい」
結華「ふゆゆでも使うことはできたはずだよ」
冬優子「ちがうの、ふゆは撃ってなんかない!」
透「使い方はめっちゃ簡単」
透「うちらのうち誰でも使えるってさ」
雛菜「あの図書館には【二人しかいなかった】んだし〜」
雛菜「現場に会った【あのボウガンであなたが撃った】のは明らかですよね〜?」
冬優子「ふゆは、何も知らないんだって……!」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/23(日) 23:00:15.78 ID:E9Fw9h3fO
あのボウガンであなたが撃った に ボウガン
39 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 23:01:35.59 ID:cnX2/6Pb0
ルカ「それは違うだろ!」
【BREAK!】
ルカ「確かにあの現場に残ってたボウガンを使えばだれでも簡単に千雪を射殺することはできただろうな」
ルカ「でも、それはボウガンにちゃんとした弾があればの話だ」
恋鐘「た、たま……?」
ルカ「ハンドガンなんかでも話は聞くだろ? 銃にはそれぞれ対応している弾の口径があるからそれと合致するものを使わなくちゃならないって」
ルカ「それとおんなじだ。現場に残されていたボウガン、そして千雪の命を奪った矢とでは型番が違うんだよ」
雛菜「型番が違う……」
ルカ「どれだけ鋭利な矢じりだろうと、それが射出できないんじゃ意味がねえ。あのボウガンじゃ千雪の命を奪った矢は発射はできなかったはずだ」
智代子「な、なるほど……」
40 :
この選択で本日は終わりにします
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 23:02:40.48 ID:cnX2/6Pb0
智代子「ていうか、そんな型番の違いが生まれるほどボウガンに種類ってあるんだね!?」
あさひ「多分犯人はスーパーマーケットでボウガンを調達したっすよ」
あさひ「ほら、灯織ちゃんが暗視スコープを手に入れたのもあのスーパーマーケットだったはずっす。大体の物はあそこで揃うっすから」
(……あの時、あいつと飲み交わした酒もそのスーパーで買ったんだったな)
摩美々「犯罪道具がそんなに簡単に入手可能なスーパーって問題でしょー……」
夏葉「ちょ、ちょっと待って! それっておかしいわ……!」
夏葉「あのボウガンが事件に無関係だって言うなら……どうしてあんなところにボウガンがあったの……? 図書館に備え付けの物だったとでもいうの?」
恋鐘「確かにそうやね……型番の違うボウガン、ますます意味が分からんばい」
あさひ「そうっすか? 型番が違っても犯人はボウガンを用意する必要があったんすよ?」
あさひ「それならその目的は限られてくると思うっす」
(中学生の言うとおりだ……ボウガンをこれ見よがしに犯人はあそこに配置した)
(それなら、その狙いは……)
-------------------------------------------------
【正しい選択肢を選べ!】
・犯行時刻の誤認のため
・犯行現場の誤認のため
・殺害方法の偽装のため
↓1
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/23(日) 23:06:13.85 ID:bMMrPvs00
犯行現場の誤認のため
42 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/23(日) 23:07:44.52 ID:cnX2/6Pb0
正解が出たところで本日はここまで。
この先少し長くなるのでここで区切らせていただきます。
続きは明日1/24の21:00〜から更新します。
またよろしくお願いします、お疲れさまでした。
43 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 21:01:05.98 ID:Be8zOgUb0
ルカ「これだ!」
【解!】
ルカ「現場の誤認だ……千雪の死因が腹部に刺された矢である以上、誰しもが射殺されたと思う。そこにボウガンなんて置いてあれば、誰もがそこから撃ったと思いこむはずだ」
透「一番わかりやすいもんね。矢を撃つ方法として」
摩美々「まさか投擲するわけにもいかないしねー」
夏葉「……ええ、そうね」
智代子「な、夏葉ちゃんでも流石に厳しいんじゃないかな……ほら、あの矢って細くて投げるには不向きだし!」
夏葉「智代子……何の心配をしているの」
ルカ「まあそういうことだ、図書館で千雪を狙撃するという構図を私たちが勝手に脳内で描くことを期待しての配置だったんだろ」
果穂「ということは……千雪さんは図書館じゃなくて、別の所で死んじゃったんですか?」
ルカ「わざわざ誤認させるってことはそういうことなんだろうな」
愛依「……えっ?!」
愛依「そ、それってさ……冬優子ちゃんは、クロじゃないってことなんじゃ……」
冬優子「……!」
結華「ふゆゆが犯人なら、わざわざ自分に不利な証拠を用意するとは思えないもんね」
美琴「状況だけ見ると、他の誰かが冬優子ちゃんに罪をかぶせるために配置したように見えるよね」
愛依「そ、そう……冬優子ちゃんはなんも悪くなくて、事件ともマジでムカンケーなんだよ!」
【恋鐘「その推理は下味がなっとらん!」】反論!
44 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 21:03:48.51 ID:Be8zOgUb0
恋鐘「それは決断を逸りすぎだと思うばい! 確かに現場にあったボウガンを冬優子が置く意味はなか!」
恋鐘「でも、それ以上に重要な証拠として……図書館の入室記録の写真はどう説明をつけるばい!?」
恋鐘「千雪と冬優子しかあの図書館には入室しとらん……しかも千雪は図書館から出とらんとよ!」
恋鐘「その問題が解決しない限りは、最有力の容疑者は冬優子のままやけんね!」
-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】
発言力:♡×4
集中力:☆×5
コトノハ
‣【図書館の入退館管理カメラ】
‣【現場の血痕】
‣【凶器の矢】
‣【血まみれの本】
恋鐘「千雪の命を奪ったのはボウガンの矢たい!」
恋鐘「矢を撃つにはボウガン以外の手段はなか」
恋鐘「でも、現場にあったボウガンと凶器の矢では型番が合わん」
恋鐘「確かにこれは不自然な謎やけど……」
恋鐘「そもそも図書館に入室したのは千雪と冬優子の二人だけばい!」
恋鐘「過程がどうあれ、千雪を撃つことができたのは冬優子だけになるとよ!」
◆◇◆◇◆◇◆◇
【発展!】
ルカ「型番が合わないボウガンを用意する必要性はない……」
ルカ「あいつの他に誰かが置いたと考えるのが自然だろ!?」
◆◇◆◇◆◇◆◇
恋鐘「議論が堂々巡りばい!」
恋鐘「前提としてあの図書館には千雪と冬優子の他に」
恋鐘「【誰も入っとらんかった】はずたい!」
恋鐘「だから千雪を撃つことができた人間は他におらんとよ」
恋鐘「も〜! ルカも分からず屋やね〜〜〜!」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(コトダマの数が減る)
↓1
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/24(月) 21:27:21.07 ID:2KlsoHz+0
2
46 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 21:30:33.39 ID:Be8zOgUb0
2 選択
【集中力を消費しました】
集中力:☆×5→☆×4
(あいつの反論は、誰も二人の他には図書館には出入りしてなかったという論点に基づく)
(なら、それを否定する材料を用意できれば……)
-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】
発言力:♡×4
集中力:☆×4
コトノハ
‣【図書館の入退館管理カメラ】
‣【凶器の矢】
恋鐘「千雪の命を奪ったのはボウガンの矢たい!」
恋鐘「矢を撃つにはボウガン以外の手段はなか」
恋鐘「でも、現場にあったボウガンと凶器の矢では型番が合わん」
恋鐘「確かにこれは不自然な謎やけど……」
恋鐘「そもそも図書館に入室したのは千雪と冬優子の二人だけばい!」
恋鐘「過程がどうあれ、千雪を撃つことができたのは冬優子だけになるとよ!」
◆◇◆◇◆◇◆◇
【発展!】
ルカ「型番が合わないボウガンを用意する必要性はない……」
ルカ「あいつの他に誰かが置いたと考えるのが自然だろ!?」
◆◇◆◇◆◇◆◇
恋鐘「議論が堂々巡りばい!」
恋鐘「前提としてあの図書館には千雪と冬優子の他に」
恋鐘「【誰も入っとらんかった】はずたい!」
恋鐘「だから千雪を撃つことができた人間は他におらんとよ」
恋鐘「も〜! ルカも分からず屋やね〜〜〜!」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(コトダマの数が減る)
↓1
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/24(月) 21:47:45.82 ID:2KlsoHz+0
図書館の入退館管理カメラ】
48 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 21:50:42.12 ID:Be8zOgUb0
恋鐘「やけん、そのカメラには千雪と冬優子の二人しか映っとらんとやろ〜?!」
恋鐘「やっぱり他の人間が図書館に出入りした可能性はなか!」
発言力:♡×4→♡×3
(チッ……これじゃなかったみたいだな)
(写真そのものを否定するのは難しい、それなら別の可能性を提示するしかないか)
-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】
発言力:♡×3
集中力:☆×4
コトノハ
‣【図書館の入退館管理カメラ】
‣【凶器の矢】
恋鐘「千雪の命を奪ったのはボウガンの矢たい!」
恋鐘「矢を撃つにはボウガン以外の手段はなか」
恋鐘「でも、現場にあったボウガンと凶器の矢では型番が合わん」
恋鐘「確かにこれは不自然な謎やけど……」
恋鐘「そもそも図書館に入室したのは千雪と冬優子の二人だけばい!」
恋鐘「過程がどうあれ、千雪を撃つことができたのは冬優子だけになるとよ!」
◆◇◆◇◆◇◆◇
【発展!】
ルカ「型番が合わないボウガンを用意する必要性はない……」
ルカ「あいつの他に誰かが置いたと考えるのが自然だろ!?」
◆◇◆◇◆◇◆◇
恋鐘「議論が堂々巡りばい!」
恋鐘「前提としてあの図書館には千雪と冬優子の他に」
恋鐘「【誰も入っとらんかった】はずたい!」
恋鐘「だから千雪を撃つことができた人間は他におらんとよ」
恋鐘「も〜! ルカも分からず屋やね〜〜〜!」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
↓1
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/24(月) 21:51:43.55 ID:2KlsoHz+0
凶器の矢
50 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 21:54:36.01 ID:Be8zOgUb0
ルカ「その矛盾、斬らせてもらう!」論破!
【BREAK!】
ルカ「……あの図書館に入ったのがぶりっこ女と千雪の二人だけ。その前提があるなら、ボウガンがどれほど怪しかろうと射殺した犯人はぶりっ子女が有力だろう」
冬優子「ルカちゃん、もう意地になってるのかな」
ルカ「本当に、第三者が介入した可能性はなかったのか?」
恋鐘「ふぇ? ど、どういう意味ばい?」
ルカ「千雪の死体の状況をもう一度振り返るぞ。あいつは図書館の中央で、腹から血を流して絶命していた」
果穂「……うぅ、千雪さん……おなかをおさえて苦しそうでした……」
ルカ「そしてその死体の傍らには、命を奪った矢が落ちていた」
恋鐘「そ、そうばい……あのボウガンが偽物やったとしても、犯人はやっぱり射殺を行って……」
摩美々「実際モノクマファイルに書いてあるわけだしねー、凶器は矢なのは間違いないよー」
ルカ「じゃあ、なんで矢はそこに【落ちてた】んだ?」
恋鐘「ふぇ?」
結華「……そ、そうか……! ボウガンで撃たれた矢は本来そのまま千雪姉さんに深く突き刺さったままのはずなんだ!」
51 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 21:55:44.05 ID:Be8zOgUb0
あさひ「体内に侵入した凶器は筋肉とか脂肪とかに引っかかって、普通は抜け落ちたりなんかしないはずっす。でも、千雪さんに突き刺さったはずの矢は地面に落ちていた」
あさひ「これっておかしいっすよね?」
透「え、てことは……誰かが矢を抜いたってこと?」
夏葉「常識的に考えて、わざわざそんなことをする必要はないわ。千雪の下腹部に矢は命中していたわけだし、撃った人物からすれば放っておけば千雪が直に命を落とすことは明らかだったはずよ」
摩美々「要は被害者の千雪と撃った犯人と、現場を荒らした人間の三人が図書館にはいたはずだってことー?」
愛依「じゃああのボウガンを置いたのは、その現場を荒らした人間になるんだ!」
ルカ「ああ、そうなるとやっぱり……」
ルカ「……あれ?」
雛菜「へ〜、面白い話ですね〜」
雛菜「てっきり現場には被害者と犯人の二人しかいなかったのかと思ったけど、三人目がいたなんて〜」
雛菜「……でも、それって〜」
雛菜「【犯人ではない誰か】が増えたってだけですよね〜?」
52 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 21:57:27.73 ID:Be8zOgUb0
冬優子「え……」
雛菜「犯人がやるには不自然な行為をその人がやったって明らかになったことでむしろ犯人の行動はわかりやすくなりますよね〜」
雛菜「花火大会を途中で離脱して、図書館にボウガンをもって侵入する」
雛菜「そしてそのまま射殺した後に退室」
雛菜「これだけの単純な話だもんな〜」
冬優子「ま、待って! さっきのルカちゃんの推理だと、型番の違うボウガンを置いた理由は犯行現場の誤認のためだったでしょ?」
冬優子「なら、その犯人だと思われてる人はただ犯行を擦り付けられてるだけで、本当の犯人は別にいる……」
冬優子「その第三者が犯人なんじゃないのかな?!」
智代子「で、でも……本当にその第三者っていたのかな」
冬優子「え!?」
智代子「確かに矢が抜かれてたのは不自然だけど……入室管理記録の写真でふゆちゃん以外写ってなかった以上は、その第三者の存在もいたかどうか定かじゃないし……」
冬優子「そ、それは……!」
【モノクマ「天下分け目の関ケ原!」】対立!
53 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 21:58:46.69 ID:Be8zOgUb0
モノクマ「軍司モノクマ、今このタイミングが合戦の時と見ましたぞ!」
モノクマ「出あえい出あえい! ものども、正々堂々議論を正面からぶつけ合い、雌雄を決するがよい!」
モノミ「ミナサン、真実を見つけるためには時には意見をぶつけ合うことも大切でちゅ」
モノミ「何が正しくて、何が間違っているのか、よーく考えて見極めてくだちゃいね!」
(そうだ……どこまで可能性を掘り出そうともあの写真の課題が残る以上は、犯人はあのぶりっ子女で動かねえ)
(反対に言えば……あの写真さえ看破すれば、あいつの疑いを払しょくできるのか……?)
(別にアイツをかばう訳じゃないが……あいつの周りの情報が余りにもあいつに疑いを持たせるように整えられすぎている気がする)
(……決断を下すにはまだ早いんじゃないか……?)
-------------------------------------------------
【意見対立】
【議論スクラム開始!】
「犯人は黛冬優子だ!」vs【犯人は第三者だ!】
恋鐘「千雪の命を冬優子が矢を使って奪ったばい!」
透「撃ったんでしょ、ボウガン」
智代子「ルカちゃんの推理はあくまで可能性……明確な根拠はないんだよね?」
夏葉「他の全員にはアリバイがあったのよ? やはり議論は冬優子が犯人に帰結するわ」
摩美々「図書館の入室記録の写真には千雪と冬優子の二人の写真しかなかったんだよー?」
雛菜「この期に及んで脅迫文を公開できないのも怪しいですよね〜」
摩美々「冬優子は最初図書館に行ってたのを隠してた、証言にも信ぴょう性がないってー」
-------------------------------------------------
【意見スロット】
【アリバイ】
【脅迫文】
【可能性】
【嘘】
【凶器】
【写真】
【ボウガン】
-------------------------------------------------
【意見スロットを正しい順番に並び替え、敵スクラムを向かい討て!】
1.スクラムを指示する(解答)
2.集中力を使う(一部スロットが自動で正答位置に並び代わる)
↓1
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/24(月) 22:05:16.71 ID:2KlsoHz+0
凶器ボウガンアリバイ写真脅迫文嘘
55 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:10:34.07 ID:Be8zOgUb0
すみません、【可能性】が抜けているので再安価させてください
56 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:11:26.24 ID:Be8zOgUb0
-------------------------------------------------
【意見対立】
【議論スクラム開始!】
「犯人は黛冬優子だ!」vs【犯人は第三者だ!】
発言力:♡×3
集中力:☆×4.5
恋鐘「千雪の命を冬優子が矢を使って奪ったばい!」
透「撃ったんでしょ、ボウガン」
智代子「ルカちゃんの推理はあくまで可能性……明確な根拠はないんだよね?」
夏葉「他の全員にはアリバイがあったのよ? やはり議論は冬優子が犯人に帰結するわ」
摩美々「図書館の入室記録の写真には千雪と冬優子の二人の写真しかなかったんだよー?」
雛菜「この期に及んで脅迫文を公開できないのも怪しいですよね〜」
摩美々「冬優子は最初図書館に行ってたのを隠してた、証言にも信ぴょう性がないってー」
-------------------------------------------------
【意見スロット】
【アリバイ】
【脅迫文】
【可能性】
【嘘】
【凶器】
【写真】
【ボウガン】
-------------------------------------------------
【意見スロットを正しい順番に並び替え、敵スクラムを向かい討て!】
1.スクラムを指示する(解答)
2.集中力を使う(一部スロットが自動で正答位置に並び代わる)
↓1
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/24(月) 22:14:15.76 ID:2KlsoHz+0
凶器ボウガン可能性アリバイ写真脅迫文嘘
58 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:16:09.66 ID:Be8zOgUb0
【ルカ「邪魔なんだよ」】
恋鐘「千雪の命を冬優子が矢を使って奪ったばい!」
【ルカ「ぶりっこ女!」
冬優子「ふゆじゃなくても、誰でもあの矢を使うことはできたはずだよ!」】
透「撃ったんでしょ、ボウガン」
【ルカ「メガネ女!」
結華「実際に犯行に使ったボウガンは見つかってない……まだ議論の余地は残ってるんじゃない!?」】
智代子「ルカちゃんの推理はあくまで可能性……明確な根拠はないんだよね?」
【ルカ「ここは私が!」
ルカ「可能性は可能性だけど、十分な妥当性はある可能性だと思うぞ」】
夏葉「他の全員にはアリバイがあったのよ? やはり議論は冬優子が犯人に帰結するわ」
【ルカ「小学生!」
果穂「本当にみんなアリバイがあったのか……もっと議論が必要です!」】
摩美々「図書館の入室記録の写真には千雪と冬優子の二人の写真しかなかったんだよー?」
【ルカ「中学生!」
あさひ「あの記録、そのまま飲み込んでいいんすかね? わたしはもうちょっと見当が必要だと思うっす」】
雛菜「この期に及んで脅迫文を公開できないのも怪しいですよね〜」
【ルカ「ギャル女!」
愛依「冬優子ちゃんには何かジジョ―がある……お願い、信じてあげて!」】
摩美々「冬優子は最初図書館に行ってたのを隠してた、証言にも信ぴょう性がないってー」
【ルカ「美琴!」
美琴「嘘のすべてが悪じゃない……それが真実を導くこともあるでしょ?」】
-------------------------------------------------
【CROUCH BIND】
【SET!】
【コンマの合計値280以上で相手のスクラムを打ち破れ!】
↓直下より七回連続でコンマ判定
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/24(月) 22:26:05.22 ID:2KlsoHz+0
さ
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/24(月) 22:26:32.81 ID:2KlsoHz+0
な
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/24(月) 22:26:59.23 ID:2KlsoHz+0
さ
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/24(月) 22:28:00.77 ID:8Gzc+EdfO
な
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/24(月) 22:28:30.22 ID:2KlsoHz+0
は
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/24(月) 22:28:43.63 ID:8Gzc+EdfO
すっす
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/24(月) 22:29:36.01 ID:8Gzc+EdfO
ていやー
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/24(月) 22:29:52.61 ID:2KlsoHz+0
さ
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/24(月) 22:30:22.33 ID:2KlsoHz+0
さ
68 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:32:10.99 ID:Be8zOgUb0
【コンマ判定:22+81+23+77+22+63+1=289】
【全論破】
「「「「「「「「これが私たちの答えだ!」」」」」」」」
【BREAK!】
ルカ「確かに図書館の入室記録の写真は重要な証拠だ」
ルカ「でも、それと現場の状況に食い違いが発生している以上はそれを解消しないことには前に進めない」
ルカ「いつまでもそこに気を取られて議論を停滞させてんじゃねーよ」
冬優子「ルカちゃん……」
ルカ「……けッ」
夏葉「でも、私たちのアリバイがその写真の信ぴょう性は裏付けているはずだわ」
夏葉「千雪と冬優子以外の動向は全員把握済み、図書館に立ち入ったものは誰一人としていないもの」
智代子「そうだよね……正直なところ、あの写真に疑問点はないんだもん」
果穂「で、でも……あたし、ふゆさんが犯人には思えないんです……」
69 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:33:25.30 ID:Be8zOgUb0
あさひ「……ねえ、あの写真って最初に発見したのは誰だったんすか?」
ルカ「……あ?」
あさひ「あの情報って他の人づてに聞いた人が多いんじゃないっすか? わたしも愛依ちゃんと一緒に捜査をしてる時に他の人から聞いたっす」
結華「確かに、そうだったような……」
美琴「私たちだよ」
美琴「私とルカが現場を調べているときに、入り口の扉にあるのを発見したの」
あさひ「……」
愛依「あ、あさひちゃん……どうしたん?」
あさひ「美琴さんとルカさんに聞きたいっすけど、そのカメラ……発見した時はどんな状態だったっす?」
ルカ「……え?」
(カメラの、【状態】……?)
70 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:34:13.06 ID:Be8zOgUb0
≪美琴「……なんだろう、あれ」
ルカ「どうした? 美琴」
美琴「扉の上に、何か取り付けられてるの……ちょっと待って」
美琴が指さした先には何か機械のようなもの。
そう高い位置にはないが、私からすれば台が必要な高さ。美琴はそれに背伸びもほとんどしないまま手を届かせてみせた。
ピッ
美琴「……あ、【点いた】」
ルカ「んだそれ、カメラか?」
美琴「……うん、そうみたい。見て」≫
ルカ「……電源が、切れてた……!?」
あさひ「……やっぱり」
あさひ「冬優子ちゃんが犯人じゃなかったら、図書館には他に誰かが出入りしたはずっす。でも、それはカメラの写真で否定されてしまっていた」
あさひ「けど、今の二人の証言で状況は大きく変わったと思うっす」
(……こいつ……自分が持ってる情報以上の所まで思考してやがるのか……!)
美琴「ルカ、どういうこと?」
ルカ「……こいつの言ってること、私にも見えて来たぜ」
ルカ「すべての矛盾を解決する、一つの答えがな」
71 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:35:03.65 ID:Be8zOgUb0
-------------------------------------------------
【ロジカルダイブ開始!】
Q1.図書館を捜査した時、あのカメラの状態は?
A.正常に作動していた B.電源が落とされていた
Q2.桑山千雪が死んだとき、あのカメラの状態は?
A.電源が入っていた B.電源が切られていた C.センサーに細工がされていた D.レンズに目隠しされていた
Q3.カメラに工作をしたのは?
A.黛冬優子 B.桑山千雪 C.第三者 D.モノクマ
【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】
↓1
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/24(月) 22:35:55.62 ID:2KlsoHz+0
bbc
73 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:40:44.78 ID:Be8zOgUb0
【BBC】
発言力:♡×3→♡×2
(いや、ちがう……そもそもあのカメラに細工をするにはまず図書館内にいることが大前提だ)
(そして、あのカメラが撮影した写真にはあの二人以外の人間は映っちゃいなかった)
(つまり、あのカメラに細工をしたのは……)
-------------------------------------------------
【ロジカルダイブ開始!】
Q1.図書館を捜査した時、あのカメラの状態は?
A.正常に作動していた B.電源が落とされていた
Q2.桑山千雪が死んだとき、あのカメラの状態は?
A.電源が入っていた B.電源が切られていた C.センサーに細工がされていた D.レンズに目隠しされていた
Q3.カメラに工作をしたのは?
A.黛冬優子 B.桑山千雪 C.第三者 D.モノクマ
【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】
↓1
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/24(月) 22:49:05.08 ID:2KlsoHz+0
bbb
75 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:52:12.85 ID:Be8zOgUb0
ルカ「推理はつながった!」
【COMPLETE!】
ルカ「中学生、お前はずっと疑問に思ってたんだろ。この入室管理の写真たちの中に、どうしてあの写真が混ざってないのか」
あさひ「そうっすね。初めて見た時から、おかしいなって思ってたっす」
果穂「あさひさん……? どういうことですか?」
果穂「写真にはちゃんと千雪さんとふゆさんが写ってますよ?」
あさひ「足りてない写真は、【美琴さんとルカさんの写真】だよ」
あさひ「ほら、わたしたちよりも先に死体を発見した二人は少なくとも現場に踏み込んだ最初の人になるから、その時点でカメラの電源がついてたなら写真は撮られてないとおかしいでしょ?」
果穂「あっ……! たしかにそうですね……!」
あさひ「その写真がないってことは、美琴さん達がカメラの電源を落としたか、もっと前から電源が落ちてないとおかしいって思ったんだ!」
ルカ「当然ながら私たちが電源を切ったわけじゃない。死体を見つけてそれどころじゃなかったし……私たちもカメラに気づいたのは捜査が始まってから」
ルカ「だからちゃんと作動していたなら私たちどころかここにいる全員の写真がないとおかしいんだよ」
夏葉「なるほど……そういうことね、合点がいったわ」
76 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:53:57.59 ID:Be8zOgUb0
美琴「それに、確か私がデータを見た時……電源は切れていたと思う」
美琴「特に気にも留めていなかったけど……よくよく考えれば24時間稼働させていなければ意味のないカメラだもんね」
(おいおい……)
愛依「あれ……でも、それっておかしくない? あの写真ってさ、千雪さんが入って、冬優子ちゃんが入って、冬優子ちゃんが出て……の三枚なんでしょ?」
愛依「第三者が電源を切るんだったら、入ってくるタイミングがないじゃん!」
恋鐘「確かにそいやったら、第三者が図書館に入る時の写真もないとおかしかろうもん」
あさひ「だから、自然とそのカメラの電源を切ったのは千雪さんってことになるっす」
あさひ「冬優子ちゃんが出ていく姿はちゃんと写真に写ってるっすからね」
摩美々「えー、そうなるのかなぁ……」
摩美々「モノクマが切った可能性とか、入り口を経由せずとも電源を落とす手段はないのー?」
モノクマ「おっと、ボクに疑いをかけるのは感心しませんな!」
モノクマ「このコロシアイ南国生活において、管理者のボクと参加者のオマエラは相互不干渉の関係にあります」
モノクマ「事件を起こすにあたって肩入れをすることは一切ないと明言しておくよ! もし破ったら桜の木の下に埋めてもらって構わないからね!」
結華「いやいや、相互不干渉とか言って、思いっきり動機も用意してるじゃん……」
智代子「あくまで事件中は協力しないってことかな……」
77 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:55:26.50 ID:Be8zOgUb0
透「図書館に入り口以外から侵入する方法……は考えてもしゃーない感じか」
透「アリバイ、みんなあるしね」
夏葉「となると消去法的にあのカメラの電源を落としたのはやはり千雪になるのね……」
美琴「ということは、冬優子ちゃんが図書館を出ていったとき……彼女は生きていたことになるね」
雛菜「あは〜?」
ルカ「ああ、カメラの電源を落とすことは死人にはできやしない。ぶりっこ女が目撃したとかしてないだとかもはや関係ない」
ルカ「あいつが図書館に入ってから出るまで、千雪は一滴の血も流しちゃいなかったんだよ……!」
愛依「そ、それってつまり……」
冬優子「ふゆの無実が証明されたんですね……!」
あさひ「……」
78 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:56:13.00 ID:Be8zOgUb0
雛菜「違いますよね〜?」
79 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:58:05.42 ID:Be8zOgUb0
雛菜「カメラを切ったのは被害者、しかも容疑者のストレイの人が出て行った後に切られたのは間違いない」
雛菜「それはそうですけど〜、それって無実を証明したことになります〜?」
愛依「ひ、雛菜ちゃん……!?」
愛依「いやいやいやいや、冬優子ちゃんが図書館を出た時には千雪さんはまだ生きてたんだよ!? だったら……」
雛菜「そう、そこまでですよね〜」
雛菜「今証明されたのは、ストレイの人の退出時に被害者はまだ生きていたってだけ。それ以降のカメラが作動していない時間に図書館に戻ってきて殺害した可能性も全然残ってますよ〜?」
冬優子「え、ええ!? そ、そんなわけない……ふゆ、それ以降は本当に図書館には行ってません!」
雛菜「でも、それを証明できますか〜?」
冬優子「……そ、それは……」
雛菜「花火大会が終わるまでずっと、海岸には戻ってこなかったって聞きましたけど?」
冬優子「ふゆはそれ以降は、ドラッグストアに……」
雛菜「そのアリバイを証明する人って他にいます〜?」
冬優子「……い、いない……でも違うの! ふゆじゃない……!」
80 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:58:54.45 ID:Be8zOgUb0
雛菜「他のみんなはアリバイあるんですよね〜」
冬優子「そ、それでも……!」
雛菜「むしろこの写真を改めて見てみると、入室の時って手ぶらで凶器の一つも持ってないし……」
冬優子「ちがう……」
雛菜「ここで一度口論になって、スーパーに凶器を取りに走ったとか〜」
冬優子「ちがう、ちがうんだって……」
雛菜「どう考えても犯人はあなたですよね〜?」
81 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 22:59:49.50 ID:Be8zOgUb0
冬優子「あ〜〜〜〜〜〜〜〜! もう、うっさいわね!」
82 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 23:00:54.75 ID:Be8zOgUb0
冬優子「あんたさっきからねちっこくしつっこいのよ、いい加減にしなさいよ!」
冬優子「斑鳩ルカがさんざん言ってるでしょ、あの事件現場の証拠はふゆを犯人に仕立て上げるために揃えられたものばっかなのよ!」
冬優子「何? あのボウガンとかふゆは全く知らないし、使ったこともない。射殺するなんてもってのほかなんだから!」
冬優子「出ていってからもふゆは一度も戻ってない、ドラッグストアに行くって一度言った手前そのつじつま合わせに必死だったんだっつーの!」
冬優子「もうピーチクパーチクうっさいのよ、重箱の隅を楊枝でほじくるような真似ばっかして!」
冬優子「ふゆは本当に、正真正銘潔白の無実なんだから! いい加減に理解しなさいよね!」
ルカ「……は?」
83 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 23:02:25.74 ID:Be8zOgUb0
冬優子「はぁ……はぁ……何よ」
愛依「ふ、冬優子ちゃん冬優子ちゃん」
冬優子「はぁ……はぁ……愛依まで何? 今ふゆ滅茶苦茶イラついてんだけど」
愛依「で、出てる! 冬優子ちゃんの……冬優子ちゃんが出てるって!」
冬優子「はぁ? あんた何言って……」
冬優子「……」
冬優子「…………」
冬優子「…………………………………………………………………………」
冬優子「…………………………………………………………………………あっ」
「「「「「「………………………………」」」」」」
84 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 23:04:27.75 ID:Be8zOgUb0
「「「「「「「えええええええええ!?!??!?!?」」」」」」
85 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/24(月) 23:07:07.40 ID:Be8zOgUb0
というわけで本日はここまで。
シャニロンパを始めた時から書きたかった、追い詰められた冬優子がつい素に戻ってしまう場面を漸く書けました。
少し区切りが悪いですが、ここから先分割ができず長くなるのでここで切り上げさせていただきます。
明日も21:00〜で更新予定です。
それではお疲れさまでした、またよろしくお願いします。
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/24(月) 23:09:15.18 ID:2KlsoHz+0
お疲れ様でした!
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/25(火) 13:29:32.01 ID:DPZQDLsj0
安広さんか逆栽の証人にしか見えねぇ……
つまりこれは回り回ってやっぱり「あんたはここでふゆと死ぬのよ」なのでは…?
88 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 20:59:56.77 ID:AY0G9Zdm0
智代子「え、えええええええええええ!?!?」
夏葉「い、今何が起こったの……?」
透「おー……アンビリーバボー……」
摩美々「ちょ、ちょっと……こんな冬優子……見たことないんですケド」
美琴「びっくりした……」
冬優子「……」
冬優子「な、なーんて、冗談です♡」
結華「ふ、ふゆゆ……流石に手遅れだと思う」
冬優子「……」
冬優子「……はぁぁぁぁぁぁぁ……これ、もうどうしようもないやつ?」
あさひ「どうしようもないやつっすね」
冬優子「これ、もう隠せないやつ?」
愛依「隠せない系だと思う」
冬優子「……はぁ、そうよ、そうなの。ふゆはもともとこういう人間」
冬優子「やらかした……かんっぜんに頭に血が上ったわ……」
89 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 21:01:34.03 ID:AY0G9Zdm0
雛菜「……」
智代子「ひ、雛菜ちゃん戻ってきて!? 確かにびっくりだったけど!」
冬優子「あんたのせいよ、今までずっとこいつら以外には隠してきてたのに……こんなところで暴かれるなんて屈辱だわ」
恋鐘「暴かれるというか、自分から曝け出しとったばい」
果穂「あ、あたしまだよくわかってません……」
夏葉「……果穂、今まで冬優子が私たちに見せていた顔は彼女の素ではなかったということよ」
夏葉「今見せている冬優子こそが本来の冬優子、ということらしいわ」
果穂「本当の、ふゆさん……」
冬優子「そういう言い方をされると少しだけ癪ね。ふゆからすれば別にアイドルとしてのふゆも普段のふゆもふゆ自身であることには変わりないの」
冬優子「ただ使い分けていただけ、その方が都合もよくて、皆にも愛される」
冬優子「……ごく一部の例外を除いてね」
果穂「あさひさんと愛依さんは、ずっと知ってたんですか……?」
あさひ「うん!」
愛依「うちも……ユニットで活動し始めてからすぐに、今の冬優子ちゃんを見せてもらったんだ」
90 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 21:02:25.44 ID:AY0G9Zdm0
冬優子「もうこの際だから一切合切全部話すわね」
冬優子「ほら、市川雛菜。あんたが見たがってた脅迫状……これのことでしょ」
そういうとぶりっ子女は懐にしまい込んだくしゃくしゃの紙を私たちの目の前で広げた。
コピー用紙ほどの紙質だろうか、全体に走る折り目で多少見づらくはあったもののその内容は見て取れる。乱れた筆跡でこう書かれていた。
『黛冬優子 お前の本性を私は知っている
もし他の連中にばらされたくなければ図書館に来い
他の誰かを連れてこようものなら即座に噂を流す』
冬優子「あんたたちに素のふゆを隠すようにしていたから、これを見た時は相当に焦ったわ」
冬優子「ここまでふゆが積み上げてきたものを、勝手に突き崩そうってんだから」
冬優子「何としてもそれだけは防がないと、その一心でふゆは一人で図書館に行ったわけ」
冬優子「ま、もうこうなっちゃったわけだから……意味もないけどね」
コトダマゲット!【冬優子宛の脅迫状】
〔事件当日冬優子のもとに送り届けられた脅迫状。図書館に来なければ彼女の本当の性格を言いふらす旨が書かれており、これを防ぐため冬優子は図書館へと向かった〕
91 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 21:04:27.54 ID:AY0G9Zdm0
ルカ「……色々と言いたいことはあるだろうが、こいつがこれまで主張していた脅迫状が届いたってのはどうやら本当みたいだ」
ルカ「こいつの性格を見越して、この紙を全員に共有は出来ないだろうと踏んでのことだったんだろうけど……やりすぎたみたいだな」
冬優子「これでもふゆが犯人だって主張する? 偽装工作のやりすぎでおかしくなった犯人とでも糾弾するのかしら」
雛菜「む〜……」
冬優子「はぁ、でもこれでスッキリしたわ。ずっと我慢してたものを一気にぶちまけるのは中々に爽快ね」
冬優子「……その代償として、一気に全部失ったわけだけど」
(……私にこいつらの間柄のことはわからねえ)
(でも、ここまでひた隠しにし続けた本性。それを打ち明ければ本人とその周囲との関係性が変わらないはずがない)
(……こいつの内心は私たちが推し量れるような状態ではないだろうな)
愛依「冬優子ちゃん……」
あさひ「……」
冬優子「……はぁ」
そのため息は重たかった。
ずっと肩にのせていた重荷を下ろした一方で、新たに背負い込むこととなった諦観と失望。
さっき自身が言った通り、今この瞬間にこれまで積み上げてきたものは完全に瓦解してしまった。
仲間との間に横たわる絆なんかも、もう失われてしまうかもしれない。
彼女は力なくその手で証言台を掴んだ。膝から下は力が抜けて、引っこ抜かれた柳の木のよう。失意という状態をそのまま写し取ったようだ。
92 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 21:05:53.69 ID:AY0G9Zdm0
……でも、そんな彼女を救い上げる者がいた。
果穂「ふゆさんは何も失ってなんかいません!」
小学生は溌溂とした笑顔で、外野で聞いていた私の耳を劈くほどの声量で言い放つ。
他の連中もそれは同じ事、一気に小学生のもとに視線を向けて、やがて追従を始める。
冬優子「えっ……?」
恋鐘「そうばい! 何を勘違いしとるか知らんけど、うちらがそんぐらいのことで冬優子のことを嫌いになるなんてことあり得んたい!」
結華「……うん、むしろふゆゆの本音を聞けて嬉しいかな」
夏葉「ふふ……クリスマスのマラソンの時の情熱、やはり私の見当違いではなかったようね」
美琴「素敵だと思う。それも、冬優子ちゃんの魅力じゃないかな」
果穂「あたし、すっごくすっごくかっこいいと思います! 今まで見ていたふゆさんも、今初めて見たふゆさんも、どっちも!」
冬優子「……あんたたち」
こいつにはその光景が信じられないものとして映ったらしい。
それもそうだろう、ずっと連中に本性を隠し続けてきたということは、少なかれバレてしまうことに怯えている部分があったということ。
かつて、そういった経験があったのか。
私にはそれを知る術はないが、口をパクパクと動かす姿を見ると、『報われた』という言葉を持ち出さずにはいられなかった。
あさひ「よかったっすね、冬優子ちゃん!」
冬優子「……うっさい」
93 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 21:07:45.13 ID:AY0G9Zdm0
顔を背けて本音を話さない辺り、照れ屋な部分があるのだろう。少しだけ自分自身と重なるようでこそばゆい。
一旦の落着を見た私は、話題の転換を申し出る。
ルカ「まあその、なんだ……えっと……」
冬優子「あら、どうしたの? ははーん、あんた、ふゆの呼び方に困ってるんでしょ」
ルカ「は、はぁ? う、うっせえ……!」
冬優子「『ふゆちゃん』でいいわよ」
ルカ「だ、誰が呼ぶか……!」
ルカ「とにかく、こいつの疑いはだいぶ薄くなったはずだ。脅迫状の存在が確定した以上、犯行現場の偽装をする必要はないしな」
夏葉「ええ、今の冬優子の様子を見ていても嘘をついているようには思えないわ」
摩美々「でも、アリバイがないのって冬優子だけなんだよねー……これがある限り、しょーじき他の人間に疑いかけようがないっていうかぁ……」
愛依「花火大会に参加してたみんなはお互いのアリバイを保証してるんだもんね……」
透「うちらはモノミが見てくれてたしさ」
モノミ「はいっ! 二人のアリバイはあちしが保証しまちゅよ!」
恋鐘「そいやったら愛依はどがんね? 愛依も下剤を盛られた証拠はあったけど、ずっとトイレにおったかはわからんと」
愛依「そ、それはさ……」
智代子「あんまり追求したくはないけど……その可能性はあるのかな……?」
(……ダメだ、アリバイは全員にしっかりと残っている)
(逆に、ストレイライトの連中だけが宙ぶらりんな面があって……なんだか誘導されているような気もする)
(……なんとなく気持ち悪いな)
94 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 21:08:39.39 ID:AY0G9Zdm0
美琴「ねえ、ルカ」
ルカ「美琴……どうしたんだよ、急に」
美琴「アリバイって本当に大事なのかな」
ルカ「はぁ……そりゃそうだろ」
美琴「……にちかちゃんの事件の時、にちかちゃんはみんなの目の前で灯織ちゃんを殺害したよね」
ルカ「あれは……アリバイとか以前の話だろ」
美琴「うん。でも……他の人の目さえ欺けば、一緒にいながらでも殺害はできるってことだよね」
ルカ「……美琴、それって」
美琴「アリバイ関係なく殺害できる方法はないのかな」
ルカ「……アリバイ、関係なく……だと……?」
(今回の殺害に用いられた凶器はボウガン、そのことは間違いないはずだ)
(だとしたら普通、ちゃんと狙いを定めて撃つ必要がある……加害者と被害者が同じ場所にいることは大前提)
(花火大会にいながら、図書館にいる千雪を殺害する方法があるってのか……?)
美琴「ルカ、改めて状況を整理してみて」
美琴「これまでに出てきた情報を繋ぎ合わせて、新しい可能性を見つける」
美琴「……できるかな」
ルカ「ハッ……上等だよ」
(私の勘があいつは犯人じゃないと言ってる……だったら、その勘を信じて進むまで)
(私の行く道は、誰にも指図させねえ……!)
95 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 21:10:12.42 ID:AY0G9Zdm0
-------------------------------------------------
【ロジカルダイブ開始!】
発言力:♡×2
Q1.図書館に置かれたボウガン、その目的は何を誤認させることにあった?
A.犯行時刻 B.犯行方法 C.犯行現場
Q2.犯人はアリバイを確保したままどうやって犯行に及んだ?
A.他の人間に殺害させた B.被害者自身にやってこさせた C.トラップを仕掛けた D.本当は犯人なんていない
Q3.桑山千雪はどこで命を落とした?
A.図書館内 B.図書館の外
【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】
↓1
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 21:15:56.35 ID:SXvc47wI0
aba
97 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 21:20:20.88 ID:AY0G9Zdm0
発言力:♡×2→♡×1
(うーん……犯人の仕掛けた偽装工作、あれは図書館で襲撃されたと誤認させるためのものだったよな)
(つまり、犯人は別の所でボウガンを撃ったことになる……)
(でも、ストレイとノクチル以外の人間は全員花火大会にいた)
(そしてそのうちの誰も千雪には会ってない……)
(ともなると、千雪を殺害する方法って……)
-------------------------------------------------
【ロジカルダイブ開始!】
発言力:♡×1
Q1.図書館に置かれたボウガン、その目的は何を誤認させることにあった?
A.犯行時刻 B.犯行方法 C.犯行現場
Q2.犯人はアリバイを確保したままどうやって犯行に及んだ?
A.他の人間に殺害させた B.被害者自身にやってこさせた C.トラップを仕掛けた D.本当は犯人なんていない
Q3.桑山千雪はどこで命を落とした?
A.図書館内 B.図書館の外
【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】
↓1
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 21:23:27.22 ID:SXvc47wI0
ccb
99 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 21:27:08.83 ID:AY0G9Zdm0
【発言力がゼロになりました】
【クリア後報酬が半減しました】
【コンテニューを行うため発言力が最大まで回復します】
(……いや、あと少し、あと少しなんだ)
(現場の状況をよく思い出せ……千雪は図書館の外で襲われたんだろうが……実際に死んだ場所はどうだ……?)
(あいつの流した血液に何かヒントはないか……?)
-------------------------------------------------
【ロジカルダイブ開始!】
発言力:♡×5
Q1.図書館に置かれたボウガン、その目的は何を誤認させることにあった?
A.犯行時刻 B.犯行方法 C.犯行現場
Q2.犯人はアリバイを確保したままどうやって犯行に及んだ?
A.他の人間に殺害させた B.被害者自身にやってこさせた C.トラップを仕掛けた D.本当は犯人なんていない
Q3.桑山千雪はどこで命を落とした?
A.図書館内 B.図書館の外
【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】
↓1
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 21:29:37.69 ID:dB96vFuA0
CCA
101 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 21:30:36.05 ID:AY0G9Zdm0
ルカ「推理はつながった!」
【COMPLETE!】
ルカ「おい、待て! ちがう、私たちが話し合うべきはアリバイなんかじゃねー」
ルカ「アリバイを確保したうえで、千雪を殺害したその方法なんだよ……!」
愛依「あ、アリバイを確保したうえで……殺害……?」
冬優子「それってつまり、花火大会に参加していた人間に犯人がいるって言いたいわけ?」
ルカ「まあ、私の直感ではあるんだけど……花火大会を途中で離脱した連中はどうも怪しく思えない。発言も要領を得ないし、疑いを晴らすための回答も用意していない」
ルカ「目をそちらに向けさせて、自分から疑いの目をそらそうとしてるように思えるんだよ」
摩美々「や、いくら気持ちは分かるケド……だからといって、アリバイを確保したまま、なんて理想論が過ぎないー?」
結華「アリバイがあるってことは、その場を動いていないってことだから……物理的に千雪姉さんに接触すらできないよね?」
ルカ「だから、接触する必要がないってことだ」
102 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 21:31:35.28 ID:AY0G9Zdm0
透「被害者と犯人が遭遇しない殺害方法ってこと?」
あさひ「そっすね、例えばトラップを仕掛けるとかは可能かもしれないっす」
あさひ「よくドラマとかであるじゃないっすか、時間が経つと銃が発射される装置とか、勝手に降ってくるハンマーとか」
あさひ「千雪さんの行動さえ抑えておけば、本人がその場にいなくても殺害できるトラップを作ることは可能だと思うっすよ」
果穂「トラップってことは……ワナですか!?」
結華「被害者をジェットコースターに載せて、途中にピアノ線を仕掛けておけば勝手に首が飛ぶ! みたいなやつだ!」
摩美々「なにそれ三峰猟奇的―」
結華「あ、ありゃ……? マイナーだった……? 高校生探偵が小さくなる直前のお話なんだけど……?」
夏葉「千雪の死因はあくまで腹部を突き刺したあの矢よね? だとしたらそれを利用したトラップということになるけれど……」
夏葉「図書館にはそんな設備は見当たらなかったわよ?」
ルカ「だから、いつまで図書館の話をしてんだよ。千雪は図書館を途中で出た、それならトラップは別に外に仕掛けておいてもいい」
智代子「え? そ、外……?」
ルカ「ああ、むしろ犯人からすればそこまでお見通しだったのかもな。千雪が花火大会の最中に図書館を訪れて、そしてその後出ていくまで」
恋鐘「ふぇぇぇ!? は、犯人は何者たい!?」
恋鐘「千雪が図書館にやってきて、そのあと移動するなんてどうしてわかると!?」
夏葉「そうね……それなら次はどうして犯人はそんなトラップを用意することができたのかについて話し合ってみましょうか」
雛菜「犯人がどうして被害者の行動を掌握していたのかってことですよね〜?」
美琴「それはつまり……どうして千雪さんがあの図書館にやってきたのかを指すことにもなるよね」
愛依「それこそ冬優子ちゃんなんか知らんの?」
冬優子「知んないわよ……何度も言うけどふゆは桑山千雪には図書館では一度も会ってない。理由なんかピンともスンとも来ないわよ」
(そういえばそうだ……ストレイのあいつは脅迫状をもらったからやってきたという明確な理由がある)
(だが、千雪はどうしてあんな唐突に嘘をついてまで図書館を抜け出したんだ……?)
103 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 21:33:10.32 ID:AY0G9Zdm0
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
発言力:♡×5
集中力:☆×5
コトダマ
‣【冬優子宛の脅迫状】
‣【図書館の入退館管理カメラ】
‣【血まみれの本】
‣【モノミの証言】
恋鐘「千雪の行動が全部わかっとったなんて犯人はエスパーばい!?」
美琴「犯人はある程度千雪さんの行動を把握できた……」
美琴「千雪さんの行動の理由がわかればおのずと見えてくるかもしれないね」
あさひ「なんで図書館なんかに行ったんすかね?」
愛依「冬優子ちゃんみたいに〔脅迫状を貰ってた〕とか!」
冬優子「だとしたらどうして図書館から出ていくのよ……」
結華「単純にとおるんとひななんが〔図書館にいると思った〕とか?」
摩美々「やみくもに二人を探させても犯人もトラップを仕掛けようがなくないー?」
果穂「千雪さんは図書館にいきました!」
果穂「なら、〔図書館の本に用があった〕んです!」
智代子「花火大会の途中でわざわざ読みたい本なんかあるのかな……?」
【正しいコトダマで正しい発言に同意しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 21:34:45.78 ID:SXvc47wI0
図書館の本に用があった 血まみれの本
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 21:34:55.88 ID:dB96vFuA0
2
106 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 21:37:56.93 ID:AY0G9Zdm0
ルカ「テメェの言うとおりだ」同意!
【BREAK!】
ルカ「ハッ、そうだ、その通りだよ。図書館に行くなんて動機は一つしかねーよな?」
果穂「はい! 図書館は本を借りるところです!」
果穂「それ以外のことはあんまりやっちゃいけません! 水を飲んだり、走ったり……マナーい反になります!」
ルカ「マナーはまあ抜きにしても……千雪が図書館の本に用があったのは間違いないと思うぜ」
ルカ「だってあの死体には不自然に下敷きになった本があっただろ? あの本自体は千雪の血がべったりついていて正直中身は見れたもんじゃねーが、あんなに山積みになっている本と離れたところで一冊だけ隠すように下敷きになっている本……意味がないわけないよな」
冬優子「でも、その本は実際なんなの? その一冊のためだけに桑山千雪が図書館に来たって言うんなら、その正体は明らかにしないとダメよね」
雛菜「ん〜……雛菜は知らないですね〜」
夏葉「私もあまり見慣れない装丁ね……厚紙の表紙のものだから、学術書などではなく、雑誌類もしくはそれに近しい媒体のものに見えるわ」
748.14 KB
Speed:0.8
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)