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【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:05:26.64 ID:SXvc47wI0
遺跡
122 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:08:41.81 ID:AY0G9Zdm0
発言力:♡×5→♡×4
(うーん……わざわざ立ち寄るようには思えないな……)
(もっと直接的に必ず通過するような場所はなかったか……?)
(第2の島……もっと広く見たほうがいいのかもしれないな)
-------------------------------------------------
【スポットセレクト開始!】
発言力:♡×4
集中力:☆×4
【第2の島の中で犯人がトラップを仕掛けたと思われる場所を指摘しろ!】
1.解答(場所指摘)
2.集中力を使う(ヒントを得ます)
↓1
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:10:23.59 ID:SXvc47wI0
ドラッグストア
124 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:11:27.83 ID:AY0G9Zdm0
発言力:♡×4→♡×3
(うーん……わざわざ立ち寄るようには思えないな……)
(もっと直接的に必ず通過するような場所はなかったか……?)
(第2の島……もっと広く見たほうがいいのかもしれないな)
-------------------------------------------------
【スポットセレクト開始!】
発言力:♡×3
集中力:☆×4
【第2の島の中で犯人がトラップを仕掛けたと思われる場所を指摘しろ!】
1.解答(場所指摘)
2.集中力を使う(ヒントを得ます)
↓1
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:13:24.59 ID:SXvc47wI0
ダイナー
126 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:15:10.84 ID:AY0G9Zdm0
発言力:♡×3→♡×2
(うーん……わざわざ立ち寄るようには思えないな……)
(もっと直接的に必ず通過するような場所はなかったか……?)
(第2の島……もっと広く見たほうがいいのかもしれないな)
-------------------------------------------------
【スポットセレクト開始!】
発言力:♡×2
集中力:☆×4
【第2の島の中で犯人がトラップを仕掛けたと思われる場所を指摘しろ!】
1.解答(場所指摘)
2.集中力を使う(ヒントを得ます)
↓1
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:16:27.38 ID:SXvc47wI0
ビーチ
128 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:17:47.24 ID:AY0G9Zdm0
発言力:♡×2→♡×1
(うーん……わざわざ立ち寄るようには思えないな……)
(もっと直接的に必ず通過するような場所はなかったか……?)
(第2の島……もっと広く見たほうがいいのかもしれないな)
-------------------------------------------------
【スポットセレクト開始!】
発言力:♡×1
集中力:☆×4
【第2の島の中で犯人がトラップを仕掛けたと思われる場所を指摘しろ!】
1.解答(場所指摘)
2.集中力を使う(ヒントを得ます)
↓1
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:19:04.96 ID:dB96vFuA0
橋
130 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:20:28.25 ID:AY0G9Zdm0
ルカ「ここだ!」
【解!】
ルカ「千雪は最初っから最後まで、他のやつにゲームをクリアさせないために動いていた……」
ルカ「なあ、美琴。ゲームをクリアさせないためにはまず何をするのが手っ取り早いと思う?」
美琴「え……? どうだろう……ゲーム機を壊す、とか?」
結華「美琴姉さん、それはそもそも校則違反だって」
美琴「あっ、そっか」
あさひ「ゲームをクリアさせないんだったら、まずゲームをやらせなければいいっす!」
ルカ「正解だ」
ルカ「ゲーム機を壊さなくとも、ゲーム機に近づけさえさせなければいいんだ。説得でも暴力でも手段はいくらでもある」
ルカ「でもそれをするには、どうしても現場に千雪自身が行く必要がある。ゲーム機に近づけさせないうえでも、対策を講じるうえでもな」
ルカ「そこのそいつがゲームをクリアしようと試みると考えた千雪が図書館を出て次に行こうとした場所はもう言わなくても分かるな?」
智代子「そうか、【中央の島】のジャバウォック公園に向かうんだね!」
131 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:21:43.77 ID:AY0G9Zdm0
ルカ「そうなると、千雪が必ず通らなくてはならないポイントがある。そこは花火大会中の人間が来るわけもなく、証拠隠滅だって簡単な場所」
ルカ「だって、海の上なんだからな」
美琴「もしかして、それって……【橋】?」
ルカ「橋の柱にボウガンをくくりつけておけばいい。ワイヤーを足元の高さにピンと張って、それを引き金に固定する。そうするとどうだ? 誰かが通ろうとすればそいつめがけて射出される即席のトラップの完成だ」
夏葉「あの橋なら幅も一定だし、しかも被害者が通る場所も絞られている。他の場所に仕掛けるより失敗のリスクははるかに少ないと言えるわね」
果穂「しょうこいんめつも……海の上ならかんたんです!」
果穂「ボウガンが矢をうったら、そのまま海に落ちちゃうのでそれでおしまいなんですね!」
透「え、でもそれって環境破壊。校則違反なんじゃん?」
ルカ「私たちが禁じられているのは島の環境の破壊。その周りの海はグレーゾーンってとこだろうな」
智代子「じ、実際どうなの、モノクマ!?」
モノクマ「どうなのと言われましても、そういうSDGs的なことはオマエラの方が詳しいんじゃないの?」
果穂「さすてーなぼぅ……でぃべろっぷめん……ごー!」
夏葉「……今は、モノクマのルールの裁定について問い合わせているのだけど」
132 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:22:41.30 ID:AY0G9Zdm0
モノクマ「まあ、ボクの信条としましては規則は時に寛容たれと言ったところですね」
モノクマ「面白くなるのなら、OK! もし今の斑鳩さんの推理と同じ方法が犯人が取ったとて、ボクは見逃すでしょうね!」
雛菜「ってことは、この方針で考えてもよさそうですね〜」
恋鐘「勝手に凶器まで消えてしまうトラップとは、犯人も抜け目がなかね……」
美琴「この方法ならアリバイを確保したままでも殺害が可能だし、現場にも証拠が残らない」
美琴「私たちの誰でも実行可能な方法だよ」
ルカ「……いや、それは違うな」
ルカ「この方法が可能なのはただ一人に限られる」
133 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:23:31.15 ID:AY0G9Zdm0
あさひ「……」
恋鐘「え?! な、なしてそうなると?!」
愛依「……そっか! このトラップは島の移動にはないとダメな橋に仕掛けるんだもん! 自分より後に誰かが通る可能性がある間は、仕掛けらんないんだ!」
ルカ「やるじゃねーかギャル女」
愛依「マジ!? 当たった感じ!?」
ルカ「だから、犯人は花火大会を開く第2の島に【最後にやってきた人間】になるってワケだ」
ルカ「……分かってんだろ、お前のことだよ」
-------------------------------------------------
【クロを指摘しろ!】
↓1
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:25:09.03 ID:SXvc47wI0
まみみ
135 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:27:35.30 ID:AY0G9Zdm0
ルカ「お前だ」
【解!】
ルカ「田中摩美々……確か花火大会に最後に到着したのはお前だったよな?」
摩美々「んー、そうだったっけー」
ルカ「どうだ? お前がやってきたときに、なんか橋で怪しいもんでも見たか?」
ルカ「それとも、お前がそのときに仕掛けたのか?」
摩美々「……」
摩美々「まぁ、さっきまでの話で言えば私が有力なのかもしれませんケド……流石にそれはないって言うかぁ」
結華「そ、そうだよ! まみみんは寝坊しただけで、そんなトラップなんかしかけてない!」
恋鐘「そもそもトラップの話だってルカの推理上の話でしかなか!」
ルカ「ああ、知ってる。あくまで今の話は私の推理が正しければ、の話だ」
ルカ「でもな、思い出してみろ。途中で抜けた連中の姿が見えなくなったとき、橋を真っ先に調べに行ったのは誰だった?」
摩美々「……」
136 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:28:49.39 ID:AY0G9Zdm0
≪美琴「そうだね、手分けして早いとこ探しておかないと」
あさひ「冬優子ちゃんはドラッグストアに行くって言ったから、多分そこにいるはずっすよ。わたし、そっちを探しに行くっす」
結華「待って! 一人で行くのは危ないし……三峰もついていく!」
夏葉「とりあえずはこの島の中を探したほうがいいわね……遺跡の方も見ておきましょうか、智代子、果穂。いいかしら?」
智代子「うん、ついていくね!」
果穂「はい、わかりました!」
ルカ「私と美琴は図書館に行ってみる、いいか?」
美琴「わかった」
摩美々「じゃあ私と恋鐘で島の外周をざっと見てみよっかぁ。私が【左回り】で、恋鐘が右回りねー」
恋鐘「うん、任せといて!」
結華「発見次第すぐに連絡するようにしよう! とにかく……早いとこ三人を見つけないと……!」≫
ルカ「わざわざ長崎女に指示まで出して、真っ先に橋のある【左回り】を取ったのには何か意図がありそうなもんだがな」
摩美々「別に深い意味なんてないですよー、そっちにいるかなって思っただけなので―」
摩美々「それともルカは私たちの善意を疑うつもり―?」
(豪胆なものだな、平然としらを切って、汗一つ流さない)
(でもな、あいにくながら私は283の連中みたく甘くはないんだよ)
137 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:29:41.74 ID:AY0G9Zdm0
ルカ「……ハッ」
ルカ「そうだな、疑ってるよ。お前があの時見せた優しさも、仲間を思う気持ちとやらも全部、全部な」
恋鐘「なっ……なんてこというばいルカ! それは失礼たい!」
ルカ「失礼、大いに結構。言ったはずだ、私はあくまで自分の生き残る道のために動く。そのための障壁となるものは何だろうとぶち破る」
ルカ「たとえお前ら同士の絆だろうと知ったこっちゃない、私の行く道は誰にも邪魔させねえ。それが私の生き方だ」
摩美々「ふーん……かっこいいですねー」
摩美々「でも、今の話もあくまで疑いの範疇でしかないし……摩美々を疑うなら、証拠を提出してくださいよー」
摩美々「千雪が図書館を出た証拠も、私がトラップを仕掛けた証拠も、何一つ提出されてないですよねー?」
(ちっ……結局そうなるか)
(こいつの犯行はとにかく証拠を残しちゃいねえ)
(自分が手を下さずとも相手が勝手に死ぬ、心理分析とトラップの合わせ技なんだからな)
(こうなったからには……【正攻法】じゃ届かないかもな)
138 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:31:11.95 ID:AY0G9Zdm0
-------------------------------------------------
【偽証ミスディレクション開始!】
発言力:♡×1
集中力:☆×4
コトダマ
‣【血まみれの本】
‣【現場の血痕】
‣【モノクマファイル2】
‣【図書館の入退館管理カメラ】
摩美々「千雪はゲームクリアを阻止するために動いていた」
摩美々「それなら入退室を行った冬優子を目撃した後は【中央の島の広場に行く】」
摩美々「だからそこにトラップを仕掛ければ殺害可能」
摩美々「でもそれって、全部ルカの推理でしかないよねー?」
摩美々「【千雪が図書館を出た証拠】も」
摩美々「私が【トラップを仕掛けた証拠】も」
摩美々「なんにも残ってないよねー」
愛依「キジョーのニューロンってやつ!?」
冬優子「……神経じゃなくて、電荷ね」
愛依「キジョーのアーロン……?」
冬優子「……誰なのよ、そいつは」
【嘘のコトダマで議論の流れを捻じ曲げろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:32:51.34 ID:SXvc47wI0
2
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:33:10.25 ID:dB96vFuA0
2
141 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:36:11.50 ID:AY0G9Zdm0
【集中力:☆×4→☆×3】
【ロンパ候補の発言数が減少しました】
【ロンパ候補の発言が一つになったため、集中力ゲージの効果対象が変わりました】
-------------------------------------------------
【偽証ミスディレクション開始!】
発言力:♡×1
集中力:☆×3
コトダマ
‣【血まみれの本】
‣【現場の血痕】
‣【モノクマファイル2】
‣【図書館の入退館管理カメラ】
摩美々「千雪はゲームクリアを阻止するために動いていた」
摩美々「それなら入退室を行った冬優子を目撃した後は中央の島の広場に行く」
摩美々「だからそこにトラップを仕掛ければ殺害可能」
摩美々「でもそれって、全部ルカの推理でしかないよねー?」
摩美々「【千雪が図書館を出た証拠】も」
摩美々「私がトラップを仕掛けた証拠も」
摩美々「なんにも残ってないよねー」
愛依「キジョーのニューロンってやつ!?」
冬優子「……神経じゃなくて、電荷ね」
愛依「キジョーのアーロン……?」
冬優子「……誰なのよ、そいつは」
【嘘のコトダマで議論の流れを捻じ曲げろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(候補のコトダマの数が減る)
↓1
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:37:32.71 ID:SXvc47wI0
図書館の入退館管理カメラ】
143 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:39:49.23 ID:AY0G9Zdm0
【発言力がゼロになりました】
【クリア後報酬が半減しました】
【コンテニューを行うため発言力が最大まで回復します】
(だめだ……入退館カメラの写真は全員に共有している物的証拠)
(今更別の写真がありました、なんて嘘をついたところで見え見えじゃねえか……!)
(つくならもっと別の嘘……千雪が【図書館を移動していない証拠】をもとにして、嘘をつくしかねえ……!)
-------------------------------------------------
【偽証ミスディレクション開始!】
発言力:♡×5
集中力:☆×3
コトダマ
‣【血まみれの本】
‣【現場の血痕】
‣【モノクマファイル2】
‣【図書館の入退館管理カメラ】
摩美々「千雪はゲームクリアを阻止するために動いていた」
摩美々「それなら入退室を行った冬優子を目撃した後は中央の島の広場に行く」
摩美々「だからそこにトラップを仕掛ければ殺害可能」
摩美々「でもそれって、全部ルカの推理でしかないよねー?」
摩美々「【千雪が図書館を出た証拠】も」
摩美々「私がトラップを仕掛けた証拠も」
摩美々「なんにも残ってないよねー」
愛依「キジョーのニューロンってやつ!?」
冬優子「……神経じゃなくて、電荷ね」
愛依「キジョーのアーロン……?」
冬優子「……誰なのよ、そいつは」
【嘘のコトダマで議論の流れを捻じ曲げろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(候補のコトダマの数が減る)
↓1
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:41:18.10 ID:SXvc47wI0
現場の血痕
145 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:42:53.17 ID:AY0G9Zdm0
ルカ「この嘘で真実を炙りだす!」偽証!
【BREAK!】
ルカ「証拠、ねぇ……まあ、確かに今は残っちゃいねえかもな」
摩美々「随分あっさりと認めるんですねー」
ルカ「まあな、今その証拠がなくとも……少なくとも私と美琴はその証拠を目撃してるんだからな」
美琴「……!」
ルカ「美琴、図書館に入る前……入り口の付近には血痕があったの、覚えてるよな?」
美琴「……血痕?」
ルカ「ああ、まるでどこかから血を流しながら歩いてきて、図書館に入っていくようなそんな血痕だ」
美琴「……」
美琴「……うん、確かにあったはずだよ。滴った血が地面に落ちていた」
摩美々「……!」
146 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:44:08.76 ID:AY0G9Zdm0
ルカ「死体発見でパニック状態で全員を集めているうちに、自然と地面が踏み荒らされてその血痕は見えなくなっちまったけど……私たちの見た血痕が証拠になるはずだ」
冬優子「ふゆは図書館を出入りした時、どこも怪我なんてしてなかったから……当然、その血痕も桑山千雪のものになるはずね」
あさひ「千雪さんも花火大会中は特にけがはしてなかったっすから、図書館を入るタイミングでは血が落ちることはなかったはずっすね」
果穂「なら、もう一度千雪さんが出入りした時に血を流したんですね!」
摩美々「ちょ、ちょっと待ちなよー、もうそんな証拠は残ってないんでしょー……だったら」
美琴「でも、私とルカが二人でその血痕があったと証言している」
美琴「死体発見アナウンスが鳴ったのは真っ先に駆け付けたあさひちゃんが発見したタイミングだから、犯人以外の三人という条件は私とルカとあさひちゃんで満たされているよね」
あさひ「そうなると、シロ確定の二人の証言はそのまま証拠と言い換えてもいいと思うっす」
摩美々「……」
ルカ「千雪は間違いなく図書館から一度出て行っている、そうなるとやっぱり私の推理通りの行動をとった……それを犯人も予測していたとみて間違いないだろ」
【結華「その推理は手ブレしちゃってるよ!」】反論!
147 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:46:25.80 ID:AY0G9Zdm0
結華「ルカルカ、そうは問屋が卸さないよ!」
ルカ「あ?」
結華「現場付近に血痕があったからって、それが本当に千雪姉さんのものだとは限らないでしょ! もしかしたら事件前に垂れていたものかもしれないし……」
ルカ「いや、その可能性は低い……」
結華「可能性が低い、それが何!? 学級裁判はどんな些細な可能性も検討しないといけないんじゃなかった!?」
-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】
発言力:♡×5
集中力:☆×3
コトノハ
‣【図書館利用規則】
‣【現場の血痕】
‣【血まみれの本】
‣【凶器の矢】
結華「千雪姉さんは図書館を本当に出入りしたの?」
結華「入退館のカメラを操作するのもよくわからないし」
結華「攻略本のためにやってきたってのも憶測でしょ?」
結華「まみみんをそんなことで疑うなんて」
結華「三峰は黙っていられない」
◆◇◆◇◆◇◆◇
【発展!】
ルカ「大事そうに抱えられていた一冊、あれはゲームの攻略本だったんだよ」
ルカ「だとしたら、ストレイの女を追って公園に行くのは自然なこと」
ルカ「誰でも予想ができたことだ」
ルカ「血痕の存在はそれを確かに裏付ける!」
◆◇◆◇◆◇◆◇
結華「血痕がもし存在するならそうかもしれないけど……」
結華「今は【もう残っていない】以上三峰は認めないよ」
結華「それにそもそもそんなに攻略本を守りたいんだったら」
結華「千雪姉さんが【本を持ち出しているはず】だよね?」
結華「ルカルカの推理は根底から瓦解してる」
結華「まみみんが千雪姉さんの行動を掌握することなんてできないよ!」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】
1.発言する(コトノハと斬りつける先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:47:55.11 ID:SXvc47wI0
本を持ち出しているはず 図書館利用規則
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:47:58.94 ID:dB96vFuA0
【本を持ち出しているはず】に【図書館利用規則】
150 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:50:30.80 ID:AY0G9Zdm0
【コンマ判定11】
発言力:♡×4→♡×3
結華「ルカルカ……三峰もここは引けないの」
結華「そんな太刀筋じゃ、届かないんだから」
(チッ……当たってはいたが、あと少し届かなかったか……)
(もっと、切れ味のある一撃を食らわせないと……!)
-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】
発言力:♡×4
集中力:☆×3
コトノハ
‣【図書館利用規則】
‣【現場の血痕】
‣【血まみれの本】
‣【凶器の矢】
結華「千雪姉さんは図書館を本当に出入りしたの?」
結華「入退館のカメラを操作するのもよくわからないし」
結華「攻略本のためにやってきたってのも憶測でしょ?」
結華「まみみんをそんなことで疑うなんて」
結華「三峰は黙っていられない」
◆◇◆◇◆◇◆◇
【発展!】
ルカ「大事そうに抱えられていた一冊、あれはゲームの攻略本だったんだよ」
ルカ「だとしたら、ストレイの女を追って公園に行くのは自然なこと」
ルカ「誰でも予想ができたことだ」
ルカ「血痕の存在はそれを確かに裏付ける!」
◆◇◆◇◆◇◆◇
結華「血痕がもし存在するならそうかもしれないけど……」
結華「今は【もう残っていない】以上三峰は認めないよ」
結華「それにそもそもそんなに攻略本を守りたいんだったら」
結華「千雪姉さんが【本を持ち出しているはず】だよね?」
結華「ルカルカの推理は根底から瓦解してる」
結華「まみみんが千雪姉さんの行動を掌握することなんてできないよ!」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】
1.発言する(コトノハと斬りつける先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:52:27.29 ID:SXvc47wI0
本を持ち出しているはず 図書館利用規則
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:52:44.85 ID:dB96vFuA0
【本を持ち出しているはず】に【図書館利用規則】
153 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:53:36.01 ID:AY0G9Zdm0
【コンマ判定29】
発言力:♡×3→♡×2
結華「ルカルカ……三峰もここは引けないの」
結華「そんな太刀筋じゃ、届かないんだから」
(チッ……当たってはいたが、あと少し届かなかったか……)
(もっと、切れ味のある一撃を食らわせないと……!)
-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】
発言力:♡×4
集中力:☆×3
コトノハ
‣【図書館利用規則】
‣【現場の血痕】
‣【血まみれの本】
‣【凶器の矢】
結華「千雪姉さんは図書館を本当に出入りしたの?」
結華「入退館のカメラを操作するのもよくわからないし」
結華「攻略本のためにやってきたってのも憶測でしょ?」
結華「まみみんをそんなことで疑うなんて」
結華「三峰は黙っていられない」
◆◇◆◇◆◇◆◇
【発展!】
ルカ「大事そうに抱えられていた一冊、あれはゲームの攻略本だったんだよ」
ルカ「だとしたら、ストレイの女を追って公園に行くのは自然なこと」
ルカ「誰でも予想ができたことだ」
ルカ「血痕の存在はそれを確かに裏付ける!」
◆◇◆◇◆◇◆◇
結華「血痕がもし存在するならそうかもしれないけど……」
結華「今は【もう残っていない】以上三峰は認めないよ」
結華「それにそもそもそんなに攻略本を守りたいんだったら」
結華「千雪姉さんが【本を持ち出しているはず】だよね?」
結華「ルカルカの推理は根底から瓦解してる」
結華「まみみんが千雪姉さんの行動を掌握することなんてできないよ!」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】
1.発言する(コトノハと斬りつける先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 22:54:41.07 ID:dB96vFuA0
【本を持ち出しているはず】に【図書館利用規則】
155 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 22:55:45.74 ID:AY0G9Zdm0
【コンマ判定07】
発言力:♡×2→♡×1
結華「ルカルカ……三峰もここは引けないの」
結華「そんな太刀筋じゃ、届かないんだから」
(チッ……当たってはいたが、あと少し届かなかったか……)
(もっと、切れ味のある一撃を食らわせないと……!)
-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】
発言力:♡×4
集中力:☆×3
コトノハ
‣【図書館利用規則】
‣【現場の血痕】
‣【血まみれの本】
‣【凶器の矢】
結華「千雪姉さんは図書館を本当に出入りしたの?」
結華「入退館のカメラを操作するのもよくわからないし」
結華「攻略本のためにやってきたってのも憶測でしょ?」
結華「まみみんをそんなことで疑うなんて」
結華「三峰は黙っていられない」
◆◇◆◇◆◇◆◇
【発展!】
ルカ「大事そうに抱えられていた一冊、あれはゲームの攻略本だったんだよ」
ルカ「だとしたら、ストレイの女を追って公園に行くのは自然なこと」
ルカ「誰でも予想ができたことだ」
ルカ「血痕の存在はそれを確かに裏付ける!」
◆◇◆◇◆◇◆◇
結華「血痕がもし存在するならそうかもしれないけど……」
結華「今は【もう残っていない】以上三峰は認めないよ」
結華「それにそもそもそんなに攻略本を守りたいんだったら」
結華「千雪姉さんが【本を持ち出しているはず】だよね?」
結華「ルカルカの推理は根底から瓦解してる」
結華「まみみんが千雪姉さんの行動を掌握することなんてできないよ!」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】
1.発言する(コトノハと斬りつける先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/25(火) 22:59:29.38 ID:97CAW84cO
【本を持ち出しているはず】に【図書館利用規則】
157 :
コンマ値の緩和はスキルで代替しているのでここは厳しめで許してください
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 23:00:54.24 ID:AY0G9Zdm0
【コンマ判定 38】
【発言力がゼロになりました】
【クリア後報酬が半減しました】
【コンテニューを行うため発言力が最大まで回復します】
結華「ルカルカ……三峰もここは引けないの」
結華「そんな太刀筋じゃ、届かないんだから」
(チッ……当たってはいたが、あと少し届かなかったか……)
(もっと、切れ味のある一撃を食らわせないと……!)
-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】
発言力:♡×5
集中力:☆×3
コトノハ
‣【図書館利用規則】
‣【現場の血痕】
‣【血まみれの本】
‣【凶器の矢】
結華「千雪姉さんは図書館を本当に出入りしたの?」
結華「入退館のカメラを操作するのもよくわからないし」
結華「攻略本のためにやってきたってのも憶測でしょ?」
結華「まみみんをそんなことで疑うなんて」
結華「三峰は黙っていられない」
◆◇◆◇◆◇◆◇
【発展!】
ルカ「大事そうに抱えられていた一冊、あれはゲームの攻略本だったんだよ」
ルカ「だとしたら、ストレイの女を追って公園に行くのは自然なこと」
ルカ「誰でも予想ができたことだ」
ルカ「血痕の存在はそれを確かに裏付ける!」
◆◇◆◇◆◇◆◇
結華「血痕がもし存在するならそうかもしれないけど……」
結華「今は【もう残っていない】以上三峰は認めないよ」
結華「それにそもそもそんなに攻略本を守りたいんだったら」
結華「千雪姉さんが【本を持ち出しているはず】だよね?」
結華「ルカルカの推理は根底から瓦解してる」
結華「まみみんが千雪姉さんの行動を掌握することなんてできないよ!」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】
1.発言する(コトノハと斬りつける先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 23:02:44.24 ID:SXvc47wI0
本を持ち出しているはず 図書館利用規則
159 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 23:03:43.70 ID:AY0G9Zdm0
【コンマ判定 24】
発言力:♡×5→♡×4
結華「ルカルカ……三峰もここは引けないの」
結華「そんな太刀筋じゃ、届かないんだから」
(チッ……当たってはいたが、あと少し届かなかったか……)
(もっと、切れ味のある一撃を食らわせないと……!)
-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】
発言力:♡×4
集中力:☆×3
コトノハ
‣【図書館利用規則】
‣【現場の血痕】
‣【血まみれの本】
‣【凶器の矢】
結華「千雪姉さんは図書館を本当に出入りしたの?」
結華「入退館のカメラを操作するのもよくわからないし」
結華「攻略本のためにやってきたってのも憶測でしょ?」
結華「まみみんをそんなことで疑うなんて」
結華「三峰は黙っていられない」
◆◇◆◇◆◇◆◇
【発展!】
ルカ「大事そうに抱えられていた一冊、あれはゲームの攻略本だったんだよ」
ルカ「だとしたら、ストレイの女を追って公園に行くのは自然なこと」
ルカ「誰でも予想ができたことだ」
ルカ「血痕の存在はそれを確かに裏付ける!」
◆◇◆◇◆◇◆◇
結華「血痕がもし存在するならそうかもしれないけど……」
結華「今は【もう残っていない】以上三峰は認めないよ」
結華「それにそもそもそんなに攻略本を守りたいんだったら」
結華「千雪姉さんが【本を持ち出しているはず】だよね?」
結華「ルカルカの推理は根底から瓦解してる」
結華「まみみんが千雪姉さんの行動を掌握することなんてできないよ!」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ40以上で論破しろ!】
1.発言する(コトノハと斬りつける先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/25(火) 23:04:14.87 ID:97CAW84cO
【本を持ち出しているはず】に【図書館利用規則】
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 23:05:20.91 ID:dB96vFuA0
三峰つよかったな・・・
162 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/25(火) 23:08:03.15 ID:AY0G9Zdm0
なんとかコンマが出たところで本日はここまで。
反論などのコンマ参照の際には緩和をするスキルもあるため、判定を甘くすることはできませんでした。申し訳ない。
ぞろ目だと無条件クリアにする案も前シリーズの時に出たのですが、本作ではそれ専用のスキルとして別で用意しています。
次章以降お試しください。
裁判自体はそろそろ終盤なので次の更新で裁判決着まで行くものかと思います。
もう少しお付き合いください。
それではお疲れさまでした。またよろしくお願いします。
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/25(火) 23:17:09.97 ID:SXvc47wI0
お疲れ様でした!
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/26(水) 00:33:52.56 ID:2TKDDbao0
コンマだけでコンティニュー送りされるのはなかなか理不尽だな……
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 01:46:46.82 ID:dwP1DozTO
ま、まあ前作もそうだったけど、終盤はコンマ判定ヌルゲーになるから……
166 :
少し早いですが再開します
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 20:48:07.07 ID:IcRhkOje0
ルカ「その矛盾、斬らせてもらう!」論破!
【BREAK!】
ルカ「攻略本の存在さえ隠せばゲームのクリアを妨害できる。それは確かにそうなんだろうな、そうじゃなきゃ千雪もあんな風に攻略本を隠したりしない」
結華「だから、そもそもその攻略本を借りておけばいい話でしょ……千雪姉さんの持っていたあの本が攻略本だとしても別物で……あれを取りに戻るなんて予測は立てられない」
智代子「そういえばそうだよね……ゲームのクリアを阻止するんなら、自分の部屋にでもその本を隠しておけば解決しそうじゃない?」
美琴「……それはできなかったのかもしれない」
結華「え?」
ルカ「図書館の本はすべてが貸し出し可能だったわけじゃねーんだ、そうだろ中学生?」
あさひ「そうっすね、一部の本は【禁帯出】扱いだったっす」
あさひ「図書館の中でしか読むことができない本で、借りて出ることは不可能なんすよ」
ルカ「そのゲームの攻略本とやらは禁帯出扱いだったのかもしれない……だからこそ、犯人は図書館に千雪を誘導することができたんだ」
167 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 20:49:22.32 ID:IcRhkOje0
結華「ま、待ってよ! それもあくまで可能性でしょ?!」
ルカ「だったら確かめてみるか? 本なら、ちゃんと残ってる。今から現場に戻ってその本を勝手に持ち出そうとすればペナルティも発生すんだろ」
結華「……!」
ルカ「まあそんな手間すんのも面倒だ。モノクマ、聞いてただろ?」
モノクマ「うーん、そうですね。ここまでの推理でたどり着いたことを見ましても、その本が攻略本であるか否か、禁帯出扱いであるか否かについてはもはや9割がた明らかになっていることなので」
モノクマ「いいでしょう! 事実として皆さんにお伝えします!」
モノクマ「斑鳩さんの予想通り、その本はゲーム『かまいたちの真夜中』の攻略本で、【禁帯出】扱いの一冊なのです!」
モノクマ「これでよかった?」
ルカ「……これでテメェの主張も崩れたな」
結華「……ッ!」
168 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 20:51:24.69 ID:IcRhkOje0
摩美々「なにそれ、勝ったつもりですかぁ?」
ルカ「……何が言いたい」
摩美々「や、まあ確かに犯人が千雪の行動をある程度掌握できたのはそうかもしれないですケドー」
摩美々「トラップに関しては全く証明されてないですよねー」
摩美々「可能だったのは摩美々だけとか言われても、まるでサッパリっていうかぁ」
夏葉「確かに……そんなトラップがあったことが前提で話が進んでいるけれど、その存在については一切証明されていないわね」
ルカ「そ、そんな証拠……」
(あるわけねえ……あったとしても、そんなもの私たちが知る余地もない……!)
(だって私たちは事件現場は完全に図書館だと思っていた……)
(そんな【橋】なんて捜査していない……)
169 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 20:52:56.31 ID:IcRhkOje0
美琴「……ルカ、落ち着いて」
ルカ「あ? な、なんだよ美琴……」
美琴「私たちは今確実に彼女を追い詰めている。あと一歩のところなんだよ」
ルカ「でも、その一歩が……」
美琴「橋の捜査をしていないから、だよね」
ルカ「……」
美琴「でも、さっきのルカの推理なら……橋を調べていたとしても一緒だと思う。凶器は海に落ちているし、千雪さんの血痕も落ちちゃいない」
美琴「だとしたら私たちが注目すべきなのはどこなんだろうね」
(私たちが注目すべきところ……?)
(……千雪の命を奪ったトラップはもはや残っちゃいない、だとしたら証拠が残るとすれば……)
(千雪本人の【体】、か……?)
ルカ「そうか……そういうことか」
摩美々「えー、なんですか急に気持ち悪い……」
ルカ「田中摩美々、そろそろケリつけようぜ。私とお前、どっちの言うことが正しいのか」
摩美々「ケリも何も……証拠がない以上は摩美々の言い分の方が正しいのは明白でしょー?」
ルカ「なら、確かめてみろよ……本当に証拠が何一つ残っちゃいねえのかな!」
170 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 20:54:04.74 ID:IcRhkOje0
-------------------------------------------------
【パニックトークアクション開始!】
摩美々「証拠の提出を要求しますー」【防御力 30】
摩美々「眠たくなってきちゃいましたぁ」【防御力 35】
摩美々「ふはははー、摩美々は潔白ですよー」【防御力 40】
摩美々「それで本気―?」【防御力 45】
摩美々「摩美々は悪い子ですからー」【防御力 50】
【盾の防御力をコンマで削り取れ!】
↓直下より五回連続判定
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 21:10:23.24 ID:lsA6xdjG0
お疲れ様でした!
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 21:11:37.76 ID:lsA6xdjG0
あ
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 21:12:03.28 ID:lsA6xdjG0
か
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 21:13:09.49 ID:lsA6xdjG0
か
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 21:14:00.76 ID:lsA6xdjG0
あ
176 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 21:17:18.70 ID:IcRhkOje0
-------------------------------------------------
【パニックトークアクション開始!】
発言力:♡×4→♡×3
摩美々「証拠の提出を要求しますー」【残り防御力 6】
摩美々「眠たくなってきちゃいましたぁ」【BREAK!】
摩美々「ふはははー、摩美々は潔白ですよー」【防御力 12】
摩美々「それで本気―?」【BREAK!】
摩美々「摩美々は悪い子ですからー」【BREAK!】
【盾の防御力をコンマで削り取れ!】
↓直下より二回連続判定
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/26(水) 21:18:42.35 ID:cNxBVQgF0
いけ〜
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 21:21:02.60 ID:lsA6xdjG0
あ
179 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 21:22:29.67 ID:IcRhkOje0
-------------------------------------------------
【ALL BREAK!】
ルカ「そこまで言うなら見せてやるよ……!」
【摩美々「私がトラップを仕掛けた証拠なんて、どこにありますー?」】
り傷/の脛/千雪/の切
【正しい順番に並び替えて、コンマ値60以上でとどめをさせ!】
↓1
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 21:32:26.09 ID:lsA6xdjG0
千雪の脛の切り傷
181 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 21:35:05.15 ID:IcRhkOje0
【コンマ09】
発言力:♡×3→♡×2
摩美々「そんなんじゃ届かないですよー?」
摩美々「摩美々に勝ちたいなら全力を出してくださいー」
【摩美々「私がトラップを仕掛けた証拠なんて、どこにありますー?」】
り傷/の脛/千雪/の切
【正しい順番に並び替えて、コンマ値60以上でとどめをさせ!】
↓1
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/26(水) 21:36:37.02 ID:cNxBVQgF0
千雪の脛の切り傷
183 :
うぅ……
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 21:38:07.98 ID:IcRhkOje0
【コンマ02】
発言力:♡×2→♡×1
摩美々「そんなんじゃ届かないですよー?」
摩美々「摩美々に勝ちたいなら全力を出してくださいー」
【摩美々「私がトラップを仕掛けた証拠なんて、どこにありますー?」】
り傷/の脛/千雪/の切
【正しい順番に並び替えて、コンマ値60以上でとどめをさせ!】
↓1
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 21:38:38.21 ID:lsA6xdjG0
千雪の脛の切り傷
185 :
アンティーカコンマ強い…
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 21:42:05.17 ID:IcRhkOje0
【コンマ21】
【発言力がゼロになりました】
【クリア後報酬はこれ以上減少しません】
【コンテニューを行うため発言力が最大まで回復します】
摩美々「そんなんじゃ届かないですよー?」
摩美々「摩美々に勝ちたいなら全力を出してくださいー」
【摩美々「私がトラップを仕掛けた証拠なんて、どこにありますー?」】
り傷/の脛/千雪/の切
【正しい順番に並び替えて、コンマ値60以上でとどめをさせ!】
↓1
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/26(水) 21:44:20.71 ID:cNxBVQgF0
千雪の脛の切り傷
187 :
アンティーカつよかった…
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 21:45:19.42 ID:IcRhkOje0
ルカ「これで終わりだ!」
【BREAK!】
ルカ「確かにトラップを仕掛けた直接の証拠はどこにも残っちゃいない」
ルカ「でもな、千雪がトラップにかかった証拠なら残ってるんだよ」
摩美々「……はぁ?」
ルカ「あいつの死体の脛の部分、何かで擦り切れたような傷跡がついてたんだ。しかも血もにじんでいて、新しいものがな」
≪ルカ「……モノクマファイルにあった通りの状態だな、腹をぶっ刺されたせいで大量の血が流れてて、それが原因で死んじまってる」
美琴「ほかに目立った外傷はなさそうだね」
ルカ「脛に切り傷みたいなのがついてるけど……まあこれぐらいは日常生活でつく範疇だしな」≫
ルカ「その時は特に気にも留めていなかったが、私の言ったようなボウガンのワイヤートラップだったんなら話は別だ」
摩美々「……!!」
ルカ「千雪がワイヤーに引っかかった瞬間、ボウガンが撃たれて、そのままボウガンはワイヤーごと海に落下する。その時千雪の足に触れていたワイヤーは千雪の足との間にすさまじい摩擦を生じさせる」
夏葉「そんなの……切り傷どころか火傷を起こしてもおかしくないわ……!」
ルカ「つまりだ、死体にその傷跡が残っていたのが何よりの証拠。犯人はワイヤーを使ったボウガンのトラップを使って、千雪の命を奪った!」
ルカ「そしてそれが可能だったのは、花火大会に最後にやってきたお前しかいないんだよ、田中摩美々!」
摩美々「……」
摩美々「…………」
摩美々「……………………」
188 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 21:46:01.97 ID:IcRhkOje0
摩美々「……せいかーい」
189 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 21:47:39.99 ID:IcRhkOje0
結華「……えっ?」
恋鐘「ま、摩美々? おふざけはよくなかよ、ちゃんと反論ばせんと」
摩美々「ルカ、やるじゃん。よくわかったねー」
ルカ「……お前」
摩美々「うまく行ったと思ったんだけどなー、全部が全部バラされちゃった」
恋鐘「ち、違うばい! そ、そんなはずはなかよ!」
恋鐘「ルカの推理は的外れで、全部全部大間違い!」
恋鐘「摩美々が人の命を奪うなんて、そがんことするはずが……」
摩美々「恋鐘、悪いんだけど少し黙ってー」
恋鐘「……!」
摩美々「摩美々だって摩美々なりの美学って言うのがあるので、敗北を突き付けられた以上は見苦しく抵抗とかしたくないんだよー」
摩美々「負けたからには潔くステージを降りる、それがダークヒーローってやつじゃない? ね、果穂―」
果穂「ま、摩美々さん……」
摩美々「ねぇ、ルカー。もうちょっと付き合ってよ」
ルカ「あ?」
摩美々「確かに千雪を殺したクロは私なんだケドさぁ……」
190 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 21:48:28.45 ID:IcRhkOje0
摩美々「この事件、私も知らない【何か】が動いてるんだよねー」
191 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 21:49:29.97 ID:IcRhkOje0
ルカ「……は?」
摩美々「だから、私の行った犯行とは全く無関係に動いているものがいくつもあるんだよ」
智代子「そ、それって、第三者って人のこと……?」
愛依「そーいえば……千雪さんのお腹に刺さった矢が抜かれてたのとか、解決してなかったよね」
摩美々「私は花火大会からは一度も離脱してない、矢を引き抜くなんてできないし……」
摩美々「それに、そもそも私は冬優子に脅迫状なんか送ってないんだよねー」
冬優子「……は、はぁ?! あ、あんた何言ってんのよ!」
(ど、どうなってる……? 犯人はこいつで、こいつ自体もそれを認めている)
(なのに、どうしてここで謎が生まれるんだ……?)
192 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 21:51:34.58 ID:IcRhkOje0
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
発言力:♡×5
集中力:☆×3
コトダマ
‣【図書館の入退館管理カメラ】
‣【血まみれの本】
‣【冬優子宛の脅迫状】
‣【ボウガン】
摩美々「犯人は私で、私が千雪が殺した」
摩美々「それは間違ってないケド……」
摩美々「この事件には【他の人間が絡んでいる】のは間違いないよー」
冬優子「そ、そんなこと言われたって……」
冬優子「あんたがふゆに【脅迫状を送り付けて】スケープゴートにしようとしたんでしょ!?」
冬優子「【図書館で偽装工作までして】……入念にやってたじゃないの!」
果穂「犯人でもない、ひがい者でもない第三者がいるんでしょうか」
果穂「まさか、この事件にはくろまくがいるんですか……!」
果穂「悪の組織の大ボス、ですね……!」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 21:58:30.75 ID:lsA6xdjG0
図書館で偽装工作までして 図書館の入退館管理カメラ
194 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:02:03.77 ID:IcRhkOje0
発言力:♡×5→♡×4
冬優子「確かにカメラに関しては田中摩美々の偽装工作ではないけど……」
冬優子「それは田中摩美々が図書館で偽装工作をしなかった証拠ではないわよね?」
(うーん、少しだけ違ったみたいだ)
(田中摩美々の行動として黛冬優子が列挙しているものを完全に否定するものをぶつけなきゃならねーか……?)
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
発言力:♡×4
集中力:☆×3
コトダマ
‣【図書館の入退館管理カメラ】
‣【血まみれの本】
‣【冬優子宛の脅迫状】
‣【ボウガン】
摩美々「犯人は私で、私が千雪が殺した」
摩美々「それは間違ってないケド……」
摩美々「この事件には【他の人間が絡んでいる】のは間違いないよー」
冬優子「そ、そんなこと言われたって……」
冬優子「あんたがふゆに【脅迫状を送り付けて】スケープゴートにしようとしたんでしょ!?」
冬優子「【図書館で偽装工作までして】……入念にやってたじゃないの!」
果穂「犯人でもない、ひがい者でもない第三者がいるんでしょうか」
果穂「まさか、この事件にはくろまくがいるんですか……!」
果穂「悪の組織の大ボス、ですね……!」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 22:07:02.62 ID:pGkL0z1HO
集中力
196 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:09:36.68 ID:IcRhkOje0
集中力:☆×3→☆×2
【集中力を消費しました】
【ロンパ先の候補が減少しました】
【集中力の効果対象が変わりました】
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
発言力:♡×4
集中力:☆×2
コトダマ
‣【図書館の入退館管理カメラ】
‣【血まみれの本】
‣【冬優子宛の脅迫状】
‣【ボウガン】
摩美々「犯人は私で、私が千雪が殺した」
摩美々「それは間違ってないケド……」
摩美々「この事件には他の人間が絡んでいるのは間違いないよー」
冬優子「そ、そんなこと言われたって……」
冬優子「あんたがふゆに【脅迫状を送り付けて】スケープゴートにしようとしたんでしょ!?」
冬優子「図書館で偽装工作までして……入念にやってたじゃないの!」
果穂「犯人でもない、ひがい者でもない第三者がいるんでしょうか」
果穂「まさか、この事件にはくろまくがいるんですか……!」
果穂「悪の組織の大ボス、ですね……!」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(コトダマの数が減る)
↓1
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/26(水) 22:11:02.12 ID:cNxBVQgF0
脅迫状を送りつけて に 冬優子宛の脅迫状
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 22:11:08.29 ID:lsA6xdjG0
冬優子宛の脅迫状
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 22:11:11.21 ID:pGkL0z1HO
脅迫状を送りつけてに脅迫状
200 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:12:03.63 ID:IcRhkOje0
ルカ「それは違うぞ!」論破!
【BREAK!】
ルカ「そうだ……こいつの言うとおりだ。こいつに脅迫状が出せたはずがねえ……!」
冬優子「は、はぁ?! あんたも見たでしょさっき、ふゆの脅迫状!」
冬優子「ふゆはこれのせいで犯行を擦り付けられそうになったのよ!? なら田中摩美々が出したとしか思えないでしょ!?」
ルカ「確かにその状況だけ見ればそうだがよ……お前が素を見せた時のこと、思い出してみろよ」
≪智代子「え、えええええええええええ!?!?」
夏葉「い、今何が起こったの……?」
透「おー……アンビリーバボー……」
摩美々「ちょ、ちょっと……こんな冬優子……【見たことない】んですケド」
美琴「びっくりした……」
冬優子「……」
冬優子「な、なーんて、冗談です♡」≫
ルカ「明らかにこいつは動揺していた、あれは演技なんかじゃねえ。本気でお前の豹変ぶりに驚いていた反応だったぞ」
摩美々「実際、冬優子の素なんてあの時まで知らなかったですからぁ……」
摩美々「摩美々たちに見せる顔がすべてじゃないとは思ってたけど、あそこまでは予想外だったんだよねー」
201 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:13:11.25 ID:IcRhkOje0
冬優子「じゃ、じゃあ何……? こいつは犯人じゃないってこと……?」
ルカ「いや、それはこいつ自身が犯行を自供している以上それは無い」
ルカ「となると、お前に罪を擦り付けようとした人間はまた別になるってことだ」
摩美々「そもそも摩美々が犯人になってもらおうとしたのは愛依の方だしねー」
愛依「う、うち!?」
摩美々「下剤入りドリンク、摩美々が仕掛けたのはそっちの方だよ」
愛依「そ、そんな……摩美々ちゃん、悪戯がすぎるってぇ……」
ルカ「大体、お前の素のことを知ってる人間なんてごくごく一部。この事務所でもほとんどの人間が知らない」
ルカ「それと……こうなると不自然な点が他にも浮上する。図書館二階のボウガン、あれもお前が置いたものじゃないんじゃねーか?」
摩美々「……!」
202 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:13:59.19 ID:IcRhkOje0
ルカ「だって、そもそもストレイのこいつを図書館に呼ぶ計画なんかじゃないならあれを置く意味もない。しかもボウガンの型番の違いなんてミスも犯してる」
ルカ「第三者の人間が、お前の計画を知ったうえで偽装工作を無断で行ったような妙な杜撰さがあるんだよ」
摩美々「摩美々の計画を乗っ取ろうとしたってことですかぁ?」
美琴「どちらかというと、計画の補強かな。弱みを握った相手なら脅迫の証拠も提出できないし、ただ大会を途中退出しただけの愛依ちゃんよりも疑念を強めることができる」
ルカ「そして、そんなことができる人間は限られる。だってこいつの本性を知っていた人間はほんのわずか、なんだからな」
冬優子「ま、まさか……」
(やっと掴んだ……!)
(私たちに紛れて推理をかき乱そうとする【狸】、その尻尾……!)
ルカ「事件をかき乱した第三者は……お前だ!」
-------------------------------------------------
【怪しい人物を指摘しろ!】
↓1
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 22:29:16.49 ID:pGkL0z1HO
せ、芹沢あさひ?
204 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:30:56.57 ID:IcRhkOje0
ルカ「お前しかいない!」
【解!】
ルカ「なあ、中学生。お前……どういうつもりなんだ?」
あさひ「……」
ルカ「そいつに脅迫状を送り付けておいて、いざ裁判になったら庇い立てる。まるでお前の手のひらで踊る私たちを嘲笑うようじゃねーか」
あさひ「……」
ルカ「なんとか言えよ! お前はずっと、私たちの推理をどんなつもりで聞いてたんだっつってんだよ!」
あさひ「……」
205 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:31:31.98 ID:IcRhkOje0
あさひ「……あー、そういうことか」
206 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:32:39.78 ID:IcRhkOje0
あさひ「そっすね、冬優子ちゃんの性格の秘密を知ってたのはこの島ではわたしと愛依ちゃんだけ」
あさひ「愛依ちゃんは摩美々ちゃんに犯行を既に擦り付けられる役になっている」
あさひ「……なら、わたししかいないんだ」
ルカ「あ……?!」
愛依「あ、あさひちゃん、違うよね!? あさひちゃんがそんなこと……」
あさひ「……やるっすね」
ルカ「ハッ、バレねえと思ったか? それとも、そいつがまさか本性を暴露するとは思わなかったか?」
ルカ「どのみち今回はお前の計画は失敗に終わったってことなんだよ」
智代子「ちょ、ちょっと待って! 今回『は』……?」
智代子「今回ってことは……前回があるの……?」
(チッ……結局、言わなくちゃならねーか……)
(前回の事件に残る謎、そしてそれを振りまく【狸】の存在……)
207 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:34:12.69 ID:IcRhkOje0
ルカ「前回の事件、七草にちかが風野灯織を殺した事件は覚えてるよな?」
夏葉「忘れるはずがないわ、彼女が透を殺害する目的の計画が、些細な出来事でねじ曲がってしまった事件よね」
透「……あー」
ルカ「あの事件、解決したようにみえて……まだ謎が残ってたよな?」
果穂「なぞ……ですか?」
ルカ「暗視スコープと鉄串だ。七草にちかの計画では風野灯織が暗視スコープを使えず転倒するなんてものは入っちゃいない。ただあいつは暗がりの中で刺し通せればそれでよかったんだからな」
ルカ「そのせいで私が床下に潜んでいただとか疑われることになって……その時に疑いをかけてきたのも、お前だったよな」
あさひ「……そうだったっすか?」
ルカ「そして鉄串。風野灯織の命を奪った一本の他に、事件発生前に一本無くなっていた。あれも私を疑う一要因だったはずだ」
あさひ「……」
208 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:35:33.54 ID:IcRhkOje0
ルカ「そして今思えば……七草にちかがターゲットを間違えた夜光塗料塗りの花飾り。あれを作ったのもお前だったよな」
果穂「え……?」
夏葉「ちょ、ちょっと待って頂戴……それじゃまさか……」
夏葉「あの事件は最初から……あさひによって、あさひの思い通りに書き換えられていたというの!?」
ルカ「私たちの中に何食わぬ顔して潜伏して仲間面の仲良しこよし。でもその腹の内はそんな甘っちょろいもんじゃない」
ルカ「私たちの命を自分の思い通りにかき乱すだけの【狸】野郎だったんだよ……!」
愛依「そ、そんなわけないじゃん……! あさひちゃんがそんなことするわけない!」
あさひ「愛依ちゃん……」
209 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:36:42.37 ID:IcRhkOje0
愛依「さっきから聞いてればルカちゃんひどすぎるよ! あさひちゃんが冬優子ちゃんの大切な秘密をキョーハクの材料に使うなんてあるはずない!」
冬優子「……脅迫された本人が言うことじゃないと思うけど」
冬優子「ふゆも流石にこいつがそんなことするとは思えない。確かに何考えてんのかわかんないような奴だけど……ふゆの直感ではあんたのそれには同意できないわ」
ルカ「……ハッ、勝手にしろ」
あさひ「……」
愛依「あさひちゃん、ほら、みんなに違うって言おう? あさひちゃんがこんなことするわけないもんね!?」
あさひ「愛依ちゃん、無駄っすよ」
愛依「えっ!?」
あさひ「状況的には、わたししかこれは不可能……今いくら反論したって無駄っす」
(……何を余裕ぶってやがる)
(あいつしかいねえ、あいつが狸なのは明らかなんだよ……!)
210 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:37:55.37 ID:IcRhkOje0
摩美々「……とりあえず、摩美々の事件をかき乱したのがあさひなのは分かったケド」
摩美々「あさひが千雪のお腹に刺さってた矢を抜いたってのはおかしいよねー?」
果穂「はい……あさひさんは最後まであたしたちといっしょにいました……」
果穂「千雪さんを発見するより先に図書館で矢をぬくのはできません……」
ルカ「それはそうなんだよな……」
美琴「……なら、ちがうんじゃないかな」
ルカ「はぁ?」
美琴「この事件の都合がつかないところを第三者に負担させようとするから無理が出る。それなら、もっと別の視点から見てみればいいんじゃない?」
(もっと、別の視点から……?)
(【第三者以外の人間】が……関係してるってのか……?)
-------------------------------------------------
【ロジカルダイブ開始!】
発言力:♡×4
Q1.千雪の腹に刺さった矢はどこで撃たれた?
A.図書館内 B.橋の上 C.花火大会会場
Q2.千雪の腹に刺さった矢が抜かれたのはどこ?
A.橋の上 B.図書館までの道中 C.図書館内
Q3.千雪の腹に刺さった矢を抜いたのは?
A.黛冬優子 B.芹沢あさひ C.田中摩美々 D.桑山千雪
Q4.矢をわざわざ抜いた目的は?
A.証拠隠滅のため B.とどめを刺すため C.再利用するため D.犯行を擦り付けるため
【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】
↓1
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/26(水) 22:47:23.09 ID:cNxBVQgF0
BCDA
212 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:50:21.67 ID:IcRhkOje0
発言力:♡×4→♡×3
(千雪と黛冬優子、それに芹沢あさひ以外の人間が関与はしていないはずだ……)
(なら、あの矢を抜いた人間として考えられるのも千雪で間違いない)
(じゃあ、千雪が矢を抜いた理由って……?)
(あいつの性格を考えてみると……その目的が見えてくるかもしれない)
-------------------------------------------------
【ロジカルダイブ開始!】
発言力:♡×3
Q1.千雪の腹に刺さった矢はどこで撃たれた?
A.図書館内 B.橋の上 C.花火大会会場
Q2.千雪の腹に刺さった矢が抜かれたのはどこ?
A.橋の上 B.図書館までの道中 C.図書館内
Q3.千雪の腹に刺さった矢を抜いたのは?
A.黛冬優子 B.芹沢あさひ C.田中摩美々 D.桑山千雪
Q4.矢をわざわざ抜いた目的は?
A.証拠隠滅のため B.とどめを刺すため C.再利用するため D.犯行を擦り付けるため
【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】
↓1
213 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 22:52:17.54 ID:LVK+/45L0
BCDB
214 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:53:29.95 ID:IcRhkOje0
ルカ「推理はつながった!」
【COMPLETE!】
ルカ「そうか……単純な話だったんだ……矢を引き抜いた人物は最初っから私たちは知ってたんだ」
智代子「だ、誰なの!? ルカちゃん!?」
夏葉「事件の犯人である摩美々? 脅迫されていた冬優子? 事件をかき乱す【狸】のあさひ?」
ルカ「いや、この事件には深くかかわっている人間がもう一人いるだろ?」
雛菜「ん〜〜〜〜〜〜?」
透「あ、あれだ。【被害者】」
ルカ「ああ、矢を抜いたのは、撃たれた千雪本人だったんだよ」
夏葉「そんな馬鹿な……! 撃たれた本人が矢を抜く理由なんてないわ!」
夏葉「あの矢は深く突き刺さっていた、引き抜きなんかしたらその瞬間命を落とすことは明白じゃない!」
215 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:55:03.51 ID:IcRhkOje0
果穂「え、えっと……それって……」
美琴「刺されただけじゃ出血はそこまでしないんだ。刺さった凶器が蓋の役割を果たすからね」
美琴「一番出血量が多いのは抜かれた時、その瞬間辺りには大量の血が流れることになる」
ルカ「千雪が狙ったのはそれだったんだよ」
愛依「ど、どーいうこと……? なんで、わざわざ血を流すわけ……?」
あさひ「もしかして……【自殺】っすか……?」
摩美々「は、はぁ……? ど、どういうことですか、それ……?」
ルカ「千雪は自分の手で矢を引き抜くことで、自分自身の死因を矢が突き刺さったことから、矢を引き抜いたことに替えようとしたんだ」
ルカ「何度も言っているように、あいつに突き刺さった矢はかなり深かった。満足な治療設備もないこの島じゃ自分の命が助からないことは目に見えていたんだと思う」
ルカ「だからこそ、残り僅かな命を使って、その運命を変えたかった。自分の手で自分自身を殺したことにしたかったんだ」
摩美々「そ、それってつまり……」
摩美々「他のみんなも道連れにしようとしたってことですか……?」
愛依「え……?」
摩美々「だって、そうじゃないですかぁ……千雪のその引き抜くという動作一つでクロは変わってしまう……そうしたら、摩美々たちは正しい正解を導き出せない可能性だって出てきてしまう……」
摩美々「もうこのままじゃ死んでしまう……それならいっそ、って……」
ルカ「そんなわけねーだろ」
216 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 22:56:01.48 ID:IcRhkOje0
ルカ「何馬鹿なこと言ってんだ、お前らの方が千雪との付き合いはなげーだろうが」
ルカ「あいつがそんな恨みがましい真似をすると思うか? あいつはいつだって自分以外のことを気にかけて、勝手に一緒になって悩むような、そんなお節介女なんだよ」
美琴「……私も、千雪さんの狙いはもっと別の所にあると思う」
美琴「千雪さんがクロになったとしたら、大きく変わることが一つあるよね?」
摩美々「はぁ……?」
ルカ「千雪は……お前を救おうとしたんだよ、田中摩美々」
摩美々「……」
ルカ「正確には『ボウガンのトラップを作った人間』を、だろうな。直接の死因が矢を引き抜いたことに変われば、ボウガンを仕掛けた人間はクロではなくなる」
ルカ「そいつが桑山千雪の命を奪ったという事実だけでも雪ぐことができるんだ」
摩美々「そ、それって……」
ルカ「あいつは最期の瞬間、その一瞬まで自分以外の誰かのことを思っていた」
ルカ「他の誰かが自分を殺したという事実を背負って今後生きていくこと、学級裁判という舞台で孤立無援の立場で生き残りをかけて戦わないといけないこと、その結果他の連中を欺かなければならないこと、裏切りを行わねばならないこと」
ルカ「……そんなの、あいつは黙ってみていられない人間だと思う」
摩美々「……」
ルカ「ホント、お節介が過ぎるよな」
(まあ、それがあいつらしいけどな)
ルカ「……私たちが投票すべき相手も、これで決まったな」
ルカ「この事件のクロとして私たちが指摘しなくちゃいけないのは……」
-------------------------------------------------
【クロを指摘しろ!】
↓1
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 22:58:11.17 ID:LVK+/45L0
【桑山千雪】
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/01/26(水) 22:58:45.55 ID:lsA6xdjG0
ちゆき
219 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 23:00:08.11 ID:IcRhkOje0
ルカ「……」
【解!】
◆◇◆◇◆◇◆◇
「……はぁ……はぁ……」
「……痛い……」
ズキズキと痛む下腹部に目を向けると、月明かりに反射して銀色の柱が輝いた。
私の身体からこぼれる赤い液体はその柱を伝ってぽたぽたと地面に落ちる。
「はぁ……はぁ……まだ……ダメ……」
「まだ……ここで死ぬわけには……いかないもの……」
「甘奈ちゃん……ごめんね……あなたを守ることができなくて……」
「霧子ちゃん……ごめんね……あなたを許すことができなくて……」
「はぁ……はぁ……」
飛びそうになる意識を何度も何度も無理やり引き戻して、その歩みを進めた。
右足を引きずり、左足を引きずり、図書館にたどり着くことだけを目指して、歩く。
220 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2022/01/26(水) 23:01:25.31 ID:IcRhkOje0
「……やっと……着い……た……」
図書館にたどり着いたとき、もはや下腹部の痛みは感じなくなっていた。
痛みとは別の、生暖かく突き刺すようなものが全身に通い始めている。
私の腹に突き刺さった矢から血液に載せて全身に行き届こうとしているそれは、直感で分かった。
遅効性の【死】だ。
死が、今まさに全身に回ろうとしている。
持って後数分、いや、一分にも満たないかもしれない。
「……はぁ……はぁ……」
それでも意地と執念でなんとか体を動かした重たい扉をなんとか押し開けて、わずかな隙間から図書館に侵入する。
そして山積みになっていた本の中から、その一冊だけを手に取った。
もはや視界すらも霞んでいたけど、それが私の探していた一冊だというのはなぜだかすぐに分かった。
誰にも読ませられない、一冊。私から漏れ出る液で汚して、侵して、使えなくする一冊。
その本を左手に携えて、もう片方の手は銀の柱に当てた。私の腹を突き破るそれを握れば、腹の肉と破れた臓物とが、ゴチュッと静かに喚く。
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