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【艦これ】提督「正月だし無料でケーキ配るよ」艦娘「!!」ガタッ【寝落ち】
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1 :
◆HhGf8jwqok
:2022/01/07(金) 23:59:39.06 ID:VHd6n8Q80
所持艦娘
朝潮…奴隷商から購入。育ち盛りの食べ盛り
霞…奴隷商から購入。ツンデレ
曙…奴隷商から購入。チンデレ
暁…通常建造で仲間入り。激しい尿漏れ(修理済み)
深海棲艦達…暁をママと慕う
秋雲…奴隷商に捨てられ仲間入り。脳内8割ちんちん
大和…幽閉されていた所を救出。宇宙戦艦すけべ
龍驤…ブラック企業から仲間入り。チョロいすけべ
長波…すけべな身体
【艦これ】提督「捨てられた艦娘とケーキ屋をやりつつ生活する」【寝落ち】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1599180944/
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1641567578
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/08(土) 00:01:03.50 ID:wAU8M2/yo
イキワレェ!
3 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/08(土) 00:09:33.15 ID:9+RHsNQf0
提督「お正月特別企画!艦娘限定、全員ケーキ無料食べ放題!ポロリもあるよ!」
朝潮「はい!はいっ!はいっ!はいっ!!」
龍驤「あらら、朝潮が興奮のあまり語彙力0になってしもうとる」
提督「1月4日限定!店の席数的に先着50名様!」
曙「何のためにやるのよ。大赤字じゃない」
提督「正月早々50人の艦娘に囲まれたい。同じ空気を吸いたい」
霞「そんなに艦娘の空気を吸いたいなら吸わせてあげるわよ。ほらっ」フ-ッ
提督「こんなん半分セックスだろ」
4 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/08(土) 00:30:58.80 ID:9+RHsNQf0
提督「3日から店を開くから、その時に宣伝もしよう」
龍驤「どうなっても知らんで」
朝潮「司令官!朝潮はその日、ゆうきゅうきゅうか?をいただきたいです!」
龍驤「お客として来る気マンマンやな」
提督「店員の艦娘ももちろん食べ放題だから大丈夫だぞ」
朝潮「ふぉおぉぉ……」
霞「なんか聞いたことない声出してて怖い……」
大和「そうなるとお店も大忙しですね」
暁「雷たちにも教えてあげよーっと」
5 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/08(土) 00:39:05.77 ID:9+RHsNQf0
1月4日
とある鎮守府
照月「秋月姉、今日はあそこのケーキ屋さんでケーキの炊き出しがあるんだって!」
秋月「ケーキの炊き出し……?」
照月「お正月だから特別なのかなぁ。いつもはおにぎりとみそ汁だもんね」
秋月「照ちゃん、それは何時からですか!?」
照月「えーっと、10時からだから後2時間後?」
秋月「すぐ指令にお出かけしてくると伝えてください!急ぎますよ!」
照月「う、うん!わかった!」
6 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/08(土) 00:43:54.81 ID:9+RHsNQf0
店前
秋月「はわわ……もうこんなにいっぱい……人数制限は大丈夫でしょうか……」
照月「大丈夫だよ!きっと……多分……」
秋雲「はいはーい。なんだか予想以上に早くから人が集まっちゃったので、整理券を配布しまーす」
秋月「神様お願いします……!」
照月「秋月姉、私の前に並びなよ。最悪秋月姉だけでも入れるようにね?」
秋月「照ちゃん……私は良い妹をもって幸せです。必ずお土産は持って帰りますから」
照月「神様おねがい、せめて秋月姉だけでも」
並び
────文月→睦月→皐月→時雨→扶桑→山城→秋月→照月……
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/08(土) 00:46:45.06 ID:vq+HpIqnO
天国かな?
8 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/08(土) 00:50:23.05 ID:9+RHsNQf0
秋雲「はい、整理券でーす」
文月「わぁーい」
睦月「ありがとにゃしぃ」
皐月「ね?ボク達の前で締め切られるなんてありえないんだから!えっへん♪」
秋雲「あー、整理券は以上になりまーす」
扶桑「まぁ……」運5
山城「不幸だわ……」運5
秋月「はわわ……」運10
照月「せめて涼月がいれば……」運9
9 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/08(土) 01:00:43.97 ID:9+RHsNQf0
秋雲「提督ー、整理券配ってきたよー」
提督「そうか。みんなにいきわたったか?」
秋雲「んー、20人くらいは貰えなかったみたい」
提督「なんだって!?」ダッ
扶桑「ここで寝ましょうか……」
山城「店の前で死んでやるわ……」
秋月「もうケーキなんて何年食べてないでしょうか……」
照月「きっと来年もやってくれるから元気出そっ?」
提督「これは!負のオーラで満ち溢れている!」
扶桑「運が悪くて生きている価値なんてあるのかしら……」
山城「不幸だわ……」
雪風「ありましたありました!ここで今日はケーキが食べ放題らしいですよ!」
時雨「70人くらい並んでるけど大丈夫なのかい?」
北上「うーん、なんとかなるんじゃなーい?」
提督「テーブルを減らしてイスも全部片づけよう!立食にすれば70人くらいいけるだろ!」
提督「さすがにこれ以上は無理だから今並んでいるところまでで!」
北上「ラッキー」
時雨「ギリギリセーフだね」
照月「秋月姉!照月たちも入れるみたいだよ!」
秋月「後ろの幸運組にあやかれたわけですね!」
山城「ああ……雪風様……よろしければ御守りに毛を一本頂きたいのだけれど……」
10 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/08(土) 01:09:30.38 ID:9+RHsNQf0
足柄「ケーキの食べ放題ってココかしら」
提督「定員に達しましたのでココで締め切りでーす!秋雲、打ち止めの札持って立っといてくれ!」
秋雲「提督の口から打ち止めって言葉が出るなんて……」
足柄「はあ!?わざわざ来たのに入れないの!?」
妙高「締め切られたのなら仕方ないわね」
那智「そもそも足柄の準備が遅かったのが原因だな」
羽黒「あのっ……、他のケーキ屋さんに……」
足柄「ああもう!イラつく!!」
羽黒「姉さん……」
那智「放っておけ。あいつはクリスマスからずっとあれじゃないか」
妙高「クリスマス、年末年始と恋人たちが楽しい季節で気が立ってるのよ」
羽黒「そんなっ……足柄姉さんが惨めで可哀想……ひぐっ」
足柄「胸くそ悪いわね!さっさといきましょ!!」
ドンッ!
足柄「いっ……たいわねぇ!どこ見て歩いてるのよ!!」
11 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/08(土) 01:16:27.62 ID:9+RHsNQf0
少年「いたた……」
足柄「何よ。子供じゃない。ちゃんと前見て歩きなさいよ」
少年「……前を見てなかったのはそっちじゃないですか」
足柄「はあ?」
那智「足柄、相手は子供だぞ。いい加減に」
足柄「姉さんたちは黙ってて!」
少年「ボクは半歩身体を横に避けてました。そっちも同じようにしていればぶつからなかったはずです」
足柄「気付いたそっちが1歩分横に良ければいいだけじゃない」
少年「そういう自分勝手な考え方はダメだと思います!」
足柄「このガキ……ッ」
少年「お姉さんは大人なんだからもっと気を付けるべきです!」
足柄「お、お姉さん……って」
少年「美人だから何でも思い取りにいくと思ったら大間違いです!」
足柄「は?美人……?」
少年「周りからは美人ってだけでチヤホヤされていると思うけど、悪いことした時はあやまってください!」
足柄「いや、別に私は……そんな風に言われた事……。あの、よ、よく見たらかわいい顔してるわね」
12 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/08(土) 01:23:26.32 ID:9+RHsNQf0
足柄「まぁ、私も悪かったわ。怪我はない?顔が赤くなっちゃってるけど」
少年「これはお姉さんとぶつかったから恥ずかしくて赤くなってるだけです」
足柄「めちゃくちゃ堂々としてるわね」
那智「足柄、もういいだろ」
少年「…………」
那智「ん?なんだ?」
少年「きりっとしていてカッコいいです!」
那智「カッコいい?は褒められているのか?」
妙高「あら、立派な誉め言葉じゃない」
少年「すごい出来る人のオーラが出てる!家庭教師になってもらいたい!」
羽黒「なんだか不思議な誉め方をする子だね」
少年「友達のお姉ちゃんに似てる!」
羽黒「うーん、さすがに君の友達のお姉ちゃんよりは年上だと思うなぁ」
13 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/08(土) 01:32:36.42 ID:9+RHsNQf0
足柄「ちょっと!みんな近寄ってこないでよ!特に羽黒!あんたまた根こそぎ持っていく気ね!」
羽黒「だってケーキよりこっちの方が美味しそうだから……」ペロッ
那智「羽黒、悪い顔になってるぞ」
妙高「ボクくん、今何歳?」
少年「10歳だよ」
妙高「そっかー。お姉さんたちの事好き?」
少年「うん。謝ってくれたし美人だから好きだよ」
羽黒「じゃあ……この中で誰が一番好き?」
少年「このお姉さん」
足柄「……へ?」
那智「なんと」
足柄「わ、私?」
少年「だって一番可愛いから」
足柄「かわっ……私、可愛いなんて言われたの何年振りかしら!?」
妙高「まぁお世辞にしたって羽黒意外には「美人」くらいだものね」
足柄「悪かったわね羽黒!この子は私のことが一番好きみたいよ!」
羽黒「でも寝取るのも楽しそうだから……」
足柄「ねぇ、赤ちゃんってどうやってできるかしってる?」
少年「?」
足柄「そうよね!まだ分からないわよね!じゃあお姉さんとお勉強しましょ」
少年「でも今から友達の家に──」
羽黒「じゃあお友達も呼んでお姉さんたちと一緒に遊ぼっか♪」
少年「それなら良いよ!」
秋雲「もしもし、憲兵さんですか?今店の前で事件が」
14 :
◆HhGf8jwqok
[sage]:2022/01/08(土) 01:35:05.52 ID:9+RHsNQf0
一方その頃阿賀野はスカートをはいていない事に気付かずパンツ丸出しで宅配便を受け取っていた
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/08(土) 01:36:15.98 ID:valbYwPao
ショタも歩けば飢えた艦娘に当たる
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/08(土) 03:58:55.59 ID:RJ3yRtnEo
生きててくれて良かった、お帰り
>>1
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/11(火) 17:04:55.34 ID:jtab5F470
待ってた
乙
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/12(水) 10:12:31.92 ID:whsRKQeho
待ってたよ
19 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/28(金) 02:54:38.30 ID:kis7uzwf0
秋雲「艦娘は、語尾に「にゃん」を付ければ大抵のものは買ってもらえる説」
龍驤「何や急に?」
秋雲「いやね、提督は艦娘に「にゃん」を付けられると言いなりになる説があるんだよねぇ」
龍驤「猫やあるまいし、そうはならんやろ?」
秋雲「いやいや、うちのザコ提督なんてイチコロでしょ」
龍驤「あー。ありゃ甘々もいい所やからなぁ」
提督「おい、そういう話は聞こえないところでしろよ」
20 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/28(金) 03:00:32.25 ID:kis7uzwf0
秋雲「よーし、試してみよう!」
提督「全部聞こえてたんだが」
秋雲「提督、新しいアップルペンシル買って欲しいんだけど」
提督「別に壊れたわけじゃ無いんだし必要ないだろ。欲しいならお小遣い貯めて買いなさい」
龍驤「さすがに話聞いてただけあって厳格な親ぶっとるな」
秋雲「では〜」
秋雲「提督提督、新しいアップルペンシルを買って欲しい……にゃん♪」
提督「だからにゃんにゃん言っても無理なものは無理……」カチカチ
龍驤「ちょっ……」
提督「どうした?」
秋雲「次に提督は「手が勝手に動いてゾンアマでアップルペンシルを!」と言う!」
提督「なっ!?て、手が勝手に動いてゾンアマでアップルペンシルを!……はっ!!」
21 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/28(金) 03:09:48.46 ID:kis7uzwf0
提督「なんて恐ろしい荒技なんだ……」
秋雲「アップルペンシルゲットだにゃん♪」
提督「くやしい……!でも抗えない……!」
龍驤「ほーん」
提督「いいか!この話は絶対に内緒だからな!?みんなにたかられたら死んでしまう!」
龍驤「分かっとる分かっとる。誰にも言わんよ」
提督「絶対だからな!」
龍驤「もちろんや。誰にも教えへんよー。ウチは言うけど」
提督「なっ」
龍驤「司令官、あんなぁー♪ウチ欲しいもんがあんねん」
提督「やめっ、やめろー!」
龍驤「司令官とウチの赤ちゃんが欲しいにゃん♪……なんちゃって」
秋雲「あーあ。しーらない」
龍驤「へ?あ、いや、あの、今すぐやなくて……」
提督「コーホー……」
龍驤「ちょっ、まっ……あっ、秋雲!これどないなるん!?」
秋雲「まぁ……明日はお股が痛くてまともに歩けないと思うかな」
龍驤「そんなにも!?」
22 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/28(金) 03:18:07.43 ID:kis7uzwf0
駆逐艦ルーム
秋雲「ってな感じで、語尾ににゃん付ければ提督がなんでも言う事聞いてくれるよ」
曙「それ言ってよかったの?」
秋雲「秋雲さんは言わない約束してないかんね〜」
霞「面白そうね。何をしてもらおうかしら……」
秋雲「あ、先に言っとくけど赤ちゃんはやめといた方がいいよー」
霞「そ、そんな事頼まないわよ!」
秋雲「今そのお願いで龍驤さんが襲われてるから」
曙「えっ?」
秋雲「さっきチラッと見たら、ね……もう「あー……あー……」しか言えなくなってたから。まあ幸せそうな顔してたけど」
曙「あー……」
23 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/28(金) 03:25:05.31 ID:kis7uzwf0
翌日
秋雲「おっはよー」
龍驤「おはようさん!」ツヤツヤテカテカ
秋雲「怖いくらいテカッてるねー」
龍驤「1ミリも動きたく無いくらい股痛いし、お腹の中に棒入ってるみたいな感覚ずっとあるけどな」
秋雲「それで?頼みは聞いてくれた?」
龍驤「結果は分からんけど……まぁ善処はしてくれたんちゃうかな……前も後ろも口もいろんなとこから注入されたし」
朝潮「司令官!語尾ににゃんを付ければなんでも買ってくれると聞いたのですが!秋雲から!」
提督「秋雲お前!」
秋雲「ごめんにゃさいにゃん」
提督「許すぅ……」
24 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/28(金) 03:31:18.90 ID:kis7uzwf0
朝潮「司令官!」
提督「怖いけど何を要求されるのか興味もある!」
朝潮「おいしいハンバーグが食べたいにゃんっ!」
提督「ふっ……ふふっ……」
朝潮「食べたい……にゃん!」
提督「フフフ……」
龍驤「なんやわろて」
提督「あれだな。本気で可愛い生き物を見ると、可愛い!って叫んだりニヤけたりするんじやなく、笑っちゃうんだな」
朝潮「にゃんにゃんにゃん」
霞「お姉ちゃん……ハンバーグのためにどんだけ必死なの……」
提督「これ、可愛いでしょ?実はうちの子」
龍驤「知っとるけど」
25 :
◆HhGf8jwqok
:2022/01/28(金) 03:31:53.89 ID:kis7uzwf0
1日36時間必要だわ……
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/28(金) 07:29:49.05 ID:Ql9PrM1JO
お疲れ〜
24時間じゃ足んないよな…
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/28(金) 07:51:52.00 ID:+Jlxj/Zc0
更新してくれてありがとう!
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/28(金) 10:29:32.07 ID:FPnV4Z5Co
謙虚で偉い!
240時間寄こせ(強欲)
おつー
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/28(金) 17:43:11.29 ID:2yZiFy6Bo
36時間になったところで仕事の時間は定時8時間が12時間になるぞ
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/29(土) 12:46:26.53 ID:Pp22uJbDO
朝潮の破壊力は頭ひとつ抜けてるな…
31 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/30(日) 01:09:16.68 ID:urv8tzyR0
明石「フフフ……ついに完成したわ」
五月雨「ついに完成したんですね!」
明石「そう!この薬はどんな艦娘も純情乙女にしていしまう!なずけてメルト!!」
五月雨「おいしそうな名前です!」
明石「この薬を飲んだ艦娘は、たちまちむかーし流行った歌の通り行動してしまう恐ろしい代物です!」
五月雨「お母さんが飲むんですか?」
明石「いえ、私はちゃんと効き目が出ているか確かめたいので」
明石「そうですね……できれば那智さんのような恋愛に無関心そうな感じの艦娘が良いんですが……」
五月雨「お母さんはお友達が少ないから」
明石「うぐっ……私とつながりがある鎮守府なんて近場だとケーキ屋さんの鎮守府くらいだし」
五月雨「長波さんや秋雲さんならあんまり恋愛に興味なさそうじゃないかなぁ?」
明石「いやいや、あの二人は絶対ヤリまくりでしょ。もう体つきが」
明石「どうせならツンデレが……となると、曙ちゃんか、霞ちゃんか……」
五月雨「曙ちゃんは毎日提督さんと一緒に寝ているって言ってましたよ。暁ちゃんが」
明石「じゃあ霞ちゃんできまりですね!そうと決まれば早いうちにやっちゃいましょう!」
32 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/30(日) 01:15:27.37 ID:urv8tzyR0
ある日の朝4時
バサッ
霞「今日はクズ司令官と2人で買い出しに行く日ね」
霞「…………」
霞「まだ5時間もあるし、早く起き過ぎたかしら」
霞「…………」
霞「司令官、は……あー、うーん……」
朝潮「霞、どうかしたんですか……むにゃむにゃ」
霞「……お姉ちゃん、今日だけちょっと服借りてもいい?」
朝潮「かまいませんよ……あの……にくまん……」スヤスヤ
霞「よし。とりあえず可愛い感じの服を選ばないないと」
霞「後は……前髪、ちょっとだけ切ってみようかな」
霞「司令官気付いてくれるかしら……ま、まぁ、クズ司令官だし気付かないかもだけど」
33 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/30(日) 01:24:35.22 ID:urv8tzyR0
午前9時
霞「うぅー……さすがにピンクのスカートはやり過ぎかしら」
霞「お姉ちゃんが履いてる時は可愛いのに……スペック差が憎いわね」
朝潮「そんな事ありませんよ。霞にもよく似合っています。私の妹なんですから当然です」
霞「おねえちゃん……お饅頭一個で褒めまくってくれるbotになってくれてありがとう」
朝潮「お饅頭をくれる霞はとても可愛いですよ」
霞「うーん……でも何だか前髪を切ったくらいじゃあんまり変わらないし……」
霞「やっぱりこのリボンが地味なのかしら」
朝潮「そうだ。良いものがありますよ。はいっ、これをつけていってください」
霞「髪飾り?」
朝潮「お饅頭のお礼です」
霞「でも私こういうの付けた事ないし」
朝潮「なら効果は抜群ですね!つけてあげるからこっち来てください」
34 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/30(日) 01:31:56.66 ID:urv8tzyR0
霞「ピンクのスカートにお花の髪飾り…………やっぱりこれ、ぶりっ子し過ぎじゃない?」
朝潮「でも可愛いですよ」
霞「かわいい……」
朝潮「はい」
霞「そうね……よし!今日の私は可愛いのよ!ありがとうお姉ちゃん!自信ついてきたかも!」
朝潮「すみません、ここから先は追加饅頭で」
霞「お待たせ」
提督「おっ、来た来た。よし、じゃあ行くか」
霞「……うん」
提督「しっかし寒いなぁ。霞、そんな短いスカートで寒くないのか」
霞「……別に」
提督「そっか。女の子はおしゃれも命がけって言うもんなああああああああああ!!」
提督「ど、どどど、どうしたの!?その可愛い恰好!?えっ!?霞ちゃん!?」
霞「う、うるさいわね!時間差で騒ぎ過ぎよ!」
提督「うわああ!!前髪も短くなってるし!!なになに!?オシャレに目覚めたの!?」
霞「別に、着る服が無かったからお姉ちゃんの借りただけだし。髪飾りもお姉ちゃんが勝手に」
提督「はぁー、控えめに言ってセックスだわ。こんなんもう半分セックスだわ」
35 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/30(日) 01:36:12.29 ID:urv8tzyR0
提督「ちょっと、写真撮って良い?」
霞「勝手にすれば」
提督「一眼レフ買ってくるわ!」
霞「スマホのカメラで十分でしょ!」
提督「いやいや、こんなもんスマホのカメラじゃ耐えられないから。スマホ爆発もんだから」
霞「……バカ」
提督「好きだわ。いつもの霞も可愛いけど、今日のは一段と可愛いわ。月一くらいでこの格好して欲しい」
霞「私だって……」
提督「ん?霞だって?」
霞「す……な、なんでもない!さっさと行くわよ!!」
提督「あっ、ちょっと待って!今から地面にはいつくばってローアングルから撮りたい──」
36 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/30(日) 01:43:14.21 ID:urv8tzyR0
スーパーで買い出し中
提督「これで一通り必要なものは買ったかな」
霞「その額縁はなんなのよ」
提督「今日撮った奇跡を額縁に入れて飾るんだよ」
霞「はぁ……」
提督「今日は良い日だったからな。帰りに美味いものでも食って帰るか」
霞「あっ、駅前に美味しいクレープ屋さんが出来たらしいわよ」
提督「それは朝潮情報か?朝潮は何食べても美味しいって言うからなぁ」
霞「確かに。世界一美味しい食べ物はファミレスのハンバーグらしいし」
提督「とりあえず外出て考えるか」
ザアァァァァァ……
提督「え?なんで雨?聞いてないんだけど」
霞「うわっ……最悪。天気予報は晴れって言ってたはずだけど」
提督「俺の日ごろの行いに問題が?」
霞「そうね。クズ司令官のせいなんじゃない?」
提督「まいったな。傘なんて売ってないし」
霞「傘……はぁ」
37 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/30(日) 01:48:26.92 ID:urv8tzyR0
提督「仕方ない。走って帰るか」
霞「待ちなさいよ。傘ならあるわ」
提督「え?折りたたみ傘持ってるのか?だったら霞だけでも濡れずに帰れるな」
霞「一応ね。でもずっと入れっぱなしにしてたやつだし。緊急用だから全然可愛くないし」
提督「傘に可愛さとか必要か?」
霞「……はぁ」
提督「ごみ袋でもさ、霞がかぶってりゃ可愛く見えるだろうし大丈夫だろ」
霞「どんな状況よ。……あんまり乗り気しないんだけど」
提督「じょうがない!俺も一緒にそのクソダサいカサに入ってやるから安心しろ!」
霞「クソダサいとまでは言ってないでしょ!このクズ司令官!」
38 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/30(日) 01:57:27.68 ID:urv8tzyR0
提督「霞、そっち濡れてないか?」
霞「……ん」
提督「折りたたみ傘って小さいからな。もっとこっち寄らないと濡れるぞ」
霞「もう濡れてるし……」
提督「ええ!?なら尚更こっちに寄って!」グィッ
霞「こ、こらっ!そんなにしたら……」
提督「ん?別に肩は濡れてないじゃないか。良かった良かった」
霞「だから……」
提督「なんかさっきから震えてないか?」
霞「右手が、当たってるから……」
提督「なにそれ!?それじゃまるで痴漢に怯える美少女じゃないか!」
霞「そ、そうよ!このクソ痴漢クズ司令官!!」
提督「すごい罵倒!……と、霞、こっち」
霞「なによ?左側から右側に来たって、今度は左手が当たるんだけど」
提督「いや、そっち車道側だろ。気が利かなくて悪かったな」
霞「そ……そういうとこだぞ!」
提督「だぞ!?」
霞「うぅー…………好き……」
提督「え?」
霞「死ね!難聴系クズ主人公!!」
39 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/30(日) 02:03:04.04 ID:urv8tzyR0
霞「はぁ……」
提督「今日はよくため息つくな。疲れたか?」
霞「ため息って幸せな時にも出るものなのよ」
提督「って事は今幸せなのか?まぁお菓子もいっぱい買ったしな」
霞「はぁ……」
提督「また幸せため息か?」
霞「これは呆れたため息よ」
提督「はぁ……」
霞「それは何のため息よ」
提督「幸せなため息に決まってるだろ。一生こうして二人で歩いてたいくらい可愛い」
霞「そうね。時間が止まって欲しいくらい。明石さん時間止める装置とか作れないかしら」
提督「時間停止系AVの撮影がはかどるな」
霞「?」
40 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/30(日) 02:10:31.61 ID:urv8tzyR0
駅前
提督「やれやれ、やっと駅に着いたな」
霞「そうね。もう駅に付いちゃったわ」
提督「なんだ、嬉しくないのか?歩き疲れただろ?」
霞「……クズ司令官は、近くて遠すぎるのよ」
提督「え?ポエム始まった?」
霞「鎮守府には私以外に可愛い艦娘がいっぱいいるし!クズ司令官はみんなから好かれてるし!私なんて……」
提督「急に褒められてどういう反応したらいいのか困るな。へへへ」
霞「あと、毎晩とっかえひっかえ艦娘とセックスしまくってるし!!」
提督「ごめん!駅前でそれはやめて!!」
霞「もうバイバイしなきゃいけないの?」
提督「どうした霞、情緒不安定か?一緒の電車で一緒の家に帰るんだからバイバイはしないだろ?」
霞「まぁ私たちって売買されてきたんだけど」
提督「そのボケに対してはどういう反応したらいいか困るからやめて!」
41 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/30(日) 02:18:52.65 ID:urv8tzyR0
電車
提督「うおっ、帰宅ラッシュか。満員だな」
霞「雨降ってるし、歩きの人も電車使ってるんじゃない?」
提督「霞、大丈夫か?痴漢とかされてないか?」
霞「クズ司令官がお尻を鷲掴みにしてる以外は大丈夫よ」
提督「すまん!ここだけは守らないとと思って!」
霞「だったら全部触られないように抱きしめてくれればいいじゃない。……なんてね」
提督「それもそうだな。では」ガバッ
霞「……〜ッ!」
提督「これもう半分セックスだろ」
霞「その半分セックスってなによ」
提督「なにって……半分セックスみたいなもんだろ?」
霞「じゃあもう半分は?」
提督「そういわれると答えに困るんだけど」
霞「半分しちゃったんだったらもう半分もすれば?」
提督「今ここで!?そんなplay許されるの!?」
霞「バッカ!!死ね!クズ司令官!!」
提督「はい!」
霞「次の駅で降りましょ」
提督「次の駅で?」
霞「その、おトイレでならしてあげるから」
提督「多目的だから仕方ないね……」
42 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/30(日) 02:23:55.53 ID:urv8tzyR0
鎮守府
霞「ただいま」
朝潮「おかえりなさい。遅かったですね」
霞「腰痛い……あとあご外れそう……」
朝潮「提督は可愛いって言ってくれましたか?」
霞「……うん」
霞「まぁクズ司令官はいっつも可愛い可愛い誰にでも言ってるけどね」
朝潮「そういえば明石さんが来て霞を探していましたよ?何か試して欲しい薬があるとかなんとか」
霞「えっ、絶対関わりたくないんだけど」
43 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/01/30(日) 02:24:26.91 ID:urv8tzyR0
霞ちゃんは薬なんて無くても純情乙女
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/01/30(日) 18:18:44.05 ID:huePy9bCo
半年分のカスミニウムが補充されたわ
45 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/02/05(土) 05:21:54.38 ID:dM4+qRor0
提督「MVP?」
龍驤「そーそー。1番頑張って働いた娘にあげるやつや」
提督「そんなのみんなが毎日MVPだろ?」
龍驤「ちゃうねん!いや、その気持ちは嬉しいで?せやけどほら、艦娘はみんなで力合わせて深海棲艦と戦ってもMVPは1人選ばれるやろ?」
提督「たしカニ」
龍驤「ようはメリハリや!特別なご褒美があったら次は自分が選ばれるようにもっと頑張ろう!ってなるやん?」
提督「そうか……しかしみんな接客頑張ってくれてるし選ぶのが難しいな」
龍驤「ま、まぁ?接客もやけどレジも頑張っとるんもおるんやけどなー。あー、忙し忙し」
提督「ご褒美か……」
客「すみませーん。食べ物こぼしちゃって。掃除お願いします」
曙「はあ!?ったく、いい歳してなにやってんのよ!汚いわねぇ!誰が掃除すると思ってるわけ!?」
客「ふひひ、さーせん。ありがとうございます」
客「すみませーん。窓に鳥のフンが付いてて気になるんですけど」
曙「あ、はーい。すぐ掃除するから待ってて」
曙「まったく。もうこぼすんじゃないわよ!次こぼしたらぶっ飛ばすから!!」
曙「雑巾とバケツに水用意して……あーもう、冬場の水仕事は嫌になるわ」
提督「ふむ」
46 :
◆HhGf8jwqok
[saga]:2022/02/05(土) 05:27:07.71 ID:dM4+qRor0
曙「MVP?」
提督「そうそう。龍驤の提案でな。定期的にMVPを選ぶ事になったんだ」
曙「別にいらないわよそんなの」
龍驤「いやいや、MVPやで?司令官からご褒美がもらえるんよ?」
曙「ご褒美?クソ提督が?」
龍驤「せや!まぁ肩揉みとかしてくれるんちゃうか?」
曙「クソ提督にそんな事させたら肩以外まで揉まれそうだけど」
龍驤「それはそれでご褒美やろ?」
曙「……で?何をしてくれるのよ?」
提督「それなんだがな。色々考えたんだけど、次の休みにスパリゾートに2人で行くか」
曙「スパリゾート?」
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