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【安価】上条「とある禁書目録で」ショチトル「仮面ライダー」【禁書】

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62 :1 [saga]:2021/12/09(木) 21:26:58.58 ID:3fi0ivCE0
 木山「まぁ、医者を目指していたんだ。父がそうだったものでね」


 木山「しがない学生だった頃は、勉強漬で中々に灰色な青春時代を送っていたよ」


 佐天「そ、そうなんですか・・・」


 佐天「(何でだろ?失礼だと思うけど、普通にそうだったんだって思えちゃう・・・)」
 

 初春「生活面は大丈夫だったんですか?」


 木山「その点は家族と一緒に暮らしていたから問題はなかったさ」


 木山「だからこうして一般的な女性の体型へ成長したのだからね」


 初春「そうですか・・・」ホッ


 木山「まぁ、高校卒業後にここへ来て、大脳生理学専門チームへ所属したんだが」


 木山「あまりにも気に入ったがために2年間、漬け物生活を送っていたよ」


 初春「・・・え、えっと、それって・・・」


 佐天「ご飯とお汁とか、そういう食卓を3年間ですよね?」


 木山「いや、たくあん、赤柴漬けなどの漬け物だけを食べて過していた」


 「「「「「えぇー・・・」」」」」


 佐天「>>63
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/09(木) 21:47:22.86 ID:Xuq/zLr/O
じ、自分で何かを作ろうとかって思わなかったんですか…?

研究者だし何かにハマるとドップリはありそうねー
64 :1 [saga]:2021/12/09(木) 22:02:25.62 ID:3fi0ivCE0
 佐天「じ、自分で何かを作ろうとかって思わなかったんですか・・・?」


 木山「料理を作るのが面倒だとしか思っていなかったからな・・・」


 佐天「さ、3年目にして食べるのが飽きたんですか?」


 木山「いや、恐らくあの出来事がなければ今も漬け物だけで生きていた」


 「「「「「(いやいやいやいや)」」」」」


 初春「な、何が切っ掛けだったんですか・・・?」


 木山「ある時、弁当・・・と言っていいのかわからないが、これくらいのタッパーに」


 木山「漬け物を詰め込んで、それを昼食に食べいた時、偶然に通り掛かった」


 木山「欧亜大学からの研修生にせめて出来合の弁当にしては?と言われたからだ」


 佐天「あ、い、意外と普通な理由だったんですね・・・」


 木山「彼女も中々だったな。出来合いの弁当と果物をミキサーで混ぜ合わせた液体を」


 木山「昼食として済ませていたぞ。勉強に追われていたそうだからな」


 初春「想像してしまってちょっと気持ち悪くなりました」ウプッ


 「「「「「」」」」」ウプッ


 佐天「>>65





 >>63 まだ漬け物だからセーフ。カップラーメンだったらやばかった
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/09(木) 22:04:23.90 ID:tmEq1HtwO
やっぱり料理は作って食べないとですよ!
好きな人に振る舞うのとかって結構良いですし!
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/09(木) 22:04:55.79 ID:Xuq/zLr/O
け、研究者ってそんなに究めないとダメなんですね…ウッ
67 :1 [saga]:2021/12/09(木) 22:21:44.27 ID:3fi0ivCE0
 佐天「け、研究者ってそんなに究めないとダメなんですね・・・」ウプッ


 木山「学園都市では尚更、そうなんだと研究者を辞めてしまった人数を考えて」


 木山「熟々思ってしまうよ。ちなみに彼女は無事にどこかの研究機関に所属出来たそうだ」


 佐天「それはよかったですね。で・・・木山先生まさかとは思いますけど」


 木山「一応少し混ぜ合わせてみたが、口に合わなかったのでそれ以来やめたよ」


 佐天「やっちゃったんですかー・・・やっぱり料理は作って食べないとですよ!」


 佐天「好きな人に振る舞うのとかって結構良いですし!」


 木山「そうだな。だが・・・作るのも一筋縄ではいかないものだよ・・・」


 春上「(初めての調理実習で作ったシチューがすごく辛かったの思い出したの・・・)」モゴモゴ


 初春「練習を続けていけば、きっと美味しくなりますよ」


 木山「そうだといいんだが・・・」


 佐天「>>68
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/09(木) 22:23:52.05 ID:Xuq/zLr/O
先生もきっと好きな人に振る舞うと思いますし練習してみたらいいですよ練習!
私たちに手料理力で撒けるなんてダメですよ〜
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/09(木) 22:24:53.17 ID:tmEq1HtwO
シチューが塩辛い…?塩辛い…?!

先生だって若いんですからこれからです!
よければ私が教えますよ、ちょっとだけ得意なんで
70 :1 [saga]:2021/12/09(木) 22:39:33.43 ID:3fi0ivCE0
 佐天「先生もきっと美味しい手料理を振る舞えると思いますし」


 佐天「練習してみたらいいですよ、練習!」


 木山「練習か・・・この歳になって今更、料理の練習とは・・・」


 佐天「先生だってまだまだ若いんですから、これからですって!」


 春上「そうなの。よかったら、一緒に作ってみるの」ニコリ


 木山「・・・それはまた今度考えるとしよう」

 
 木山「さて、話が逸れてしまったが・・・研修医として、活動をした事があるので」


 木山「将来なりたい事は一応、達成出来たと言えるだろうか」


 初春「漬け物生活してた頃にですか?」


 木山「そうだな。確か、当時は福神漬けにハマっていたか」


 佐天・初春「「(何でそれをすぐに思い出せるん(だろ)(でしょうか・・・))」」


 木山「正しく医者になれたと言えないが・・・それでも後悔はしていないさ」


 木山「>>71





 >>69 木山「隠し味に青唐辛子の漬け物1袋入れてみたんだが、子供たちには不評だったな」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 06:02:09.07 ID:EV5EPWFGO
子供たちと触れ合えた時間は何よりの財産だし、無事に好きな人もできたからな…
72 :1 [saga]:2021/12/10(金) 11:14:11.49 ID:yzP053Ym0
 木山「君達と楽しく過ごした時間は何よりの財産であり、この街のために貢献しているのだからね」


 木山「だから、このまま幸福に生きて生涯を終えたいな」


 佐天「ま、まだ先は長いんですから、それを言うのはせめて定年退職間近に言ってください」タラー


 木山「あぁ、それもそうか」


 木山「まぁ、そういった事で私から以上だ。・・・時間も時間なんだが、誰か発表するか?」


 佐天「・・・」


 佐天「(初春にさせようと思ってたけど・・・)」



 発表

 する
 しない

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定) 
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 18:56:40.06 ID:n8ISrRRdO
しよう
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 18:56:45.33 ID:uMA30ohJO
してまつ
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 18:56:51.57 ID:yakzMHdOO
しない
76 :1 [saga]:2021/12/10(金) 21:32:11.06 ID:VtdQsw850
 佐天「はい!じゃあ、発表しちゃいます!」ビシッ


 「「「「「お〜!」」」」」


 木山「では、佐天君。発表してもらおうか」


 佐天「はい!えっと・・・私は将来、記者になっていて」


 佐天「忙しいけど、楽しい生活を送ってるんじゃないかなーって思ってます」


 木山「記者か・・・新聞部のエースとしての腕なら有望だと思っているよ」


 佐天「えへへ〜//それから・・・まぁ、予想だけど・・・」


 佐天「だ、誰かと結婚して、沢山の子供と家族になってるとも思ってたり・・・//」テレテレ


 初春「佐天さん・・・(濁してはいますけど、それを言っちゃうんですか・・・)」


 春上「何人くらいなの?」


 佐天「ぇう!?//そ、それは、んーっと・・・//」


 春上「あ、佐天さん、無理に答えなくてもいいの。気になっただけだから」


 佐天「>>77
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 21:43:24.35 ID:AJGf5Fo3O
3人は必ず!それは目標かな
ちゃんとはる…相手と話してからだけど!
78 :1 [saga]:2021/12/10(金) 22:15:59.56 ID:VtdQsw850
 佐天「まぁ、うん・・//3人くらいは必ず!//それが目標かな・・・//」


 佐天「ちゃんとは・・・だ、旦那さんと相談しないといけないけどね!//」

 
 春上「そっか。佐天さんの家族ならとっても楽しそうなの」ニコリ


 木山「私もそう思うよ。とても明るく、賑やかそうだ」


 木山「君の思い描いている将来が来るよう頑張りたまえ」


 佐天「は、はい!//もちろんです!//」


 初春「その前に高校受験がありますから、頑張ってくださいね?」


 初春「あと、語学試験も一応受けておいた方がいいですよ」


 佐天「え?何で?」


 木山「もしも海外へ出張する事になった際には役立つ、からかな?」

 
 初春「その通りです」


 木山「では、ギリギリ赤点を回避した佐天君はもう少し頑張るように」


 佐天「イ、イエス・・・」
 
 


 
 視点変更

 フィアンマ
 ソーズティ 七不思議
 ルチア最大主教
 
 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 22:34:56.35 ID:AJGf5Fo3O
ソーズティ
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 22:35:29.86 ID:uBcVIG6nO
佐天さんの語学力は確かに…
常盤台組はペラペラなんだろうけど
 ソーズティさん
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 22:35:40.10 ID:Wlwq6z7VO
フィアンマ
82 :1 [saga]:2021/12/10(金) 23:08:01.09 ID:VtdQsw850
 -学園都市 第七学区 鋭利学園高校-

 ソーズティ「それでは、失礼する。無理を言って見学させてもらってすまなかった」


 「いえいえ、またいつでも見学に来てください」ニコリ


 ソーズティ「そうか、感謝する」ペコリ





 ソーズティ「ふーむ・・・」


 ソーズティ「(黒栗が言っていた窓のないビルが見つからないがために)」


 ソーズティ「(元々の噂である学校の食堂を方々探しているが・・・)」


 ソーズティ「(見つかる気配すらないな・・・)」


 ソーズティ「(まぁ、幽霊なんて存在がこんな明るい時間帯に姿を現すなんて事はないか)」


 ソーズティ「(七不思議も3つ解き明かして、残るは4つ・・・)」


 ソーズティ「(上条当麻というどんな能力も効かない能力を持つ少年には)」


 ソーズティ「(いつでも会えるので最後として・・・)」


 ソーズティ「(窓のないビルさえ見つかれば、巨乳の幽霊とワンセットになり)」


 ソーズティ「(残るは清掃用ロボットに乗っているメイドさんにご飯を奢ると幸せになれる)」


 ソーズティ「(という噂だけになるんだがな・・・)」


 ソーズティ「(>>83)」
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 23:16:21.75 ID:xnC+b55aO
うーむ清掃用ロボットは山ほどあるからいつか出会えるとして問題はビルか…
ビルということは大きい建物だから目立つはずだが…キョロキョロ
84 :1 [saga]:2021/12/10(金) 23:45:48.05 ID:VtdQsw850
 ソーズティ「(うーむ・・・清掃用ロボットは山ほどあるから)」


 ソーズティ「(いつか出会えるとして・・・問題はビルかー)」


 ソーズティ「(ビルということは大きい建物だから目立つはずだが・・・)」キョロキョロ


 ソーズティ「(そもそも窓がないという特徴で見つかりそうなはずでもあるのに)」


 ソーズティ「(見つかりもしないなんて、おかしいな・・・)」


 ソーズティ「(・・・まさか、特撮及び漫画よろしく地中に待機状態で何かあった時のみ)」


 ソーズティ「(ダイナのグランドームみたく伸び出てくるのか・・・?)」


 ソーズティ「(そう考えると窓がない理由もわかるな)」


 ソーズティ「(なるほどなるほど。だから見つからないんだ)」


 ソーズティ「(・・・じゃあ、どう見つければ・・・)」ウーン



 
 596  偶数 
 9396 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 23:51:13.04 ID:xnC+b55aO
ほい
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 23:51:19.22 ID:kd5WjlGtO
それ
87 :1 [saga]:2021/12/10(金) 23:54:23.41 ID:VtdQsw850
今日はここまで
おやすみなさいませー
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 00:14:12.23 ID:lC9OL6WEO
おつおつー
89 :1 [saga]:2021/12/11(土) 07:37:45.19 ID:Zd0qzAe40
 黒栗「何かお困りのようだな。ソーズティ」


 ソーズティ「!。黒栗!久しぶりだな!元気にしていたか?」


 黒栗「クク・・・ご覧の通り五体満足だぞ。お前も元気そうで何よりだが」


 黒栗「七不思議を探すのに手こずっているようだな?」


 ソーズティ「よ、よくわかったな。そうなんだ、実は・・・」


 

 黒栗「クックックッ・・・なるほど。残念な事を教えるが、今私の師はここには居ないぞ」


 ソーズティ「何!?そ、そうだったの!?」


 黒栗「あの時、言いそびれてしまってすまなかった」


 黒栗「恐らくだが、この街へ戻ってくるのはもう少し先になるかもしれない」


 ソーズティ「そ、そうか・・・それなら、まぁ私もこの街に留まれるし」


 ソーズティ「不満は一切ないぞ。それじゃあ、窓のないビルについては?」


 黒栗「ああっ、地中には埋まってはいないぞ。中々に面白い発想だと思ったがな」クク・・・


 黒栗「>>90
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 07:44:32.09 ID:Q+7gtU46O
窓がないということは通常の方法では入れないというのはわかるな?
この街の学生は色々な能力があるがどの能力なら入れそうか考えてみたらどうだ?
91 :1 [saga]:2021/12/11(土) 08:01:32.79 ID:Zd0qzAe40
 ソーズティ「違うのか・・・」


 黒栗「窓がない、という事は通常の方法では入れないというのはわかるか?」


 ソーズティ「ん?・・・出入口そのものがないのか?」


 黒栗「クク・・・その通りだ。だから・・・ふむ」


 黒栗「この街の学生は色々な能力があるが、どの能力なら入れそうか」


 黒栗「考えてみたらどうだ?それなりに学んだりはしたんだろう?」


 ソーズティ「一応、それなりにはだが・・・」


 ソーズティ「・・・そのビルはとても頑丈なのか?」


 黒栗「記録によれば、絶対能力者に覚醒しそうだった序列第3位の雷撃を受けた際も」

 
 黒栗「序列第1位が地球の自転のベクトルを利用して建物を砲撃した際も」


 黒栗「傷1つ付かなかいといった具合だぞ」


 ソーズティ「なら壊して入るのは無理だな。なら・・・」


 ソーズティ「・・・んー」




 ◎ 50以上orゾロ目
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定) 
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 08:47:47.13 ID:n/KGqaURO
そい
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 08:47:56.63 ID:Y+7ebekWO
閃いた
94 :1 [saga]:2021/12/11(土) 09:45:03.38 ID:Zd0qzAe40
 ソーズティ「・・・どこからも入れないんだな?」


 黒栗「そうだ。どこからも、だ」


 ソーズティ「だが、能力でなら侵入は可能だと言えるんだな?」


 黒栗「ああっ。能力でなら入れるぞ」


 ソーズティ「・・・わかった、空間移動系能力でなら出入が可能という訳か」


 黒栗「クックックッ・・・ご明察だ。窓もドアも廊下も階段も通気口も設けられていない」


 黒栗「だから、空間移動系能力者でないと内部に入る事も出ることも出来ない建物なんだ」


 ソーズティ「ふむ、引きニートが好みそうな物件だな」


 黒栗「まったくだ。で、答えられたお前にスペシャルヒントだ」


 ソーズティ「おっ?なんだ?」ワクワク


 黒栗「窓のないビルは、第七学区の中心にある。学園都市の中心ではなくだぞ」


 ソーズティ「この学区の中心か?・・・かなり大雑把だな」


 黒栗「クク、それでも何も無いよりはマシなんじゃないか?」


 ソーズティ「>>95
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 09:50:25.94 ID:n/KGqaURO
それはもちろんそうだ、私はそれを解き明かすために来たのも同然だからなフフン
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 09:51:05.80 ID:Y+7ebekWO
大ヒントではあるがそんな目立つところにあれば私と同じ考えのものがいるだろうに…

ヒキニートで笑った
97 :1 [saga]:2021/12/11(土) 10:23:18.48 ID:Zd0qzAe40
 ソーズティ「それはもちろんそうだ。それを解き明かすために来たのも同然だからな」フフン


 ソーズティ「ただまぁ・・・ヒントではあるがそんな目立つ所にあれば」


 ソーズティ「私と同じ考えをする者が現れた際、危なくないか?」


 黒栗「そもそも、その窓のないビル自体の実体を知る者が居ないんだ」

 
 黒栗「だからそんな心配は不要という訳だぞ」


 ソーズティ「あぁ、そういう事か・・・」


 ソーズティ「・・・だが、学園都市の七不思議として広まっているなら」


 ソーズティ「少なからずも何人かぐらいは知っているんじゃないか?」


 黒栗「知ったところでどうなるか・・・考えない方がいいな」


 ソーズティ「・・・え?そんな危ないのか?窓のないビルは」


 黒栗「窓のないビルそのものを知ってもいいが・・・実体は知らない方がいいぞ」


 ソーズティ「実体・・・とんでもなくブラック企業なところで」


 ソーズティ「見つかったら強制労働させられるとか、なのか・・・?」ゾッ


 黒栗「>>98




 >>96 カズマさん辺り好きそう
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 10:26:26.26 ID:n/KGqaURO
さすがに強制労働は無い…とは言い切れないな
私もこの街のすべてを知るわけではないが
しかし風紀委員が頑張っているし杞憂かもしれないぞ
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 10:26:53.10 ID:Y+7ebekWO
その中で何をしているかだな
きっとテレポーターは食べ物とか必要なものを差し入れてるんだろう
100 :1 [saga]:2021/12/11(土) 11:00:18.27 ID:Zd0qzAe40
 黒栗「流石に強制労働は無い・・・とは言い切れないな」

 
 黒栗「私もこの街の全てを知っている訳ではないが・・・」


 黒栗「風紀委員が頑張っているし、杞憂かもしれないぞ?」


 ソーズティ「いや、でもホントに強制労働させられるような事になったら」


 ソーズティ「逃げられるかどうかが心配だな・・・」


 黒栗「クックックッ・・・まぁ、大丈夫だとは思うぞ?」


 黒栗「そのビルを居城としている奴は心優しいからな」


 ソーズティ「え?・・・てっきり会社かと思ったんだが、誰かの家なのか?」


 ソーズティ「よくわからなくなってきた・・・」


 黒栗「その答えはお前自身で知るといい。私から言えるのはそれだけだ」


 ソーズティ「そうか・・・まぁ、教えてくれて助かる」


 ソーズティ「最近までは何をしてたんだ?」


 黒栗「少しばかり姉とその姉の友人と一緒にもう1人の姉を助けに行っていたぞ」


 黒栗「能兎栗と言って、仮想世界へ移動する実験の影響により昏睡状態に陥っていて」


 黒栗「何とか仮想世界から意識を連れ戻せた訳だ」


 ソーズティ「>>101
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 11:23:05.54 ID:Y+7ebekWO
仮想世界も五感で楽しめるのであれば一種の現実かもしれないが…
いやしかし現実に戻れたのは良かったな
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 11:23:32.10 ID:n/KGqaURO
サラッとかなり危険な事態になってたことを語るな…いや本当に
103 :1 [saga]:2021/12/11(土) 11:42:39.30 ID:Zd0qzAe40
 ソーズティ「フェアリィ・ダンス編みたいな事してたのか。すごいな」


 ソーズティ「仮想世界も五感で楽しめるのであれば一種の現実かもしれないが・・・」


 ソーズティ「いや、しかし連れ戻せたのは良かったな」


 黒栗「まったく世話の焼ける姉2人をもったものだ・・・」


 黒栗「連れ戻すだけというのに、仮想世界のバグによって生み出されたAIMクローンが」


 黒栗「襲いかかってきて危うく命の危機に瀕していたぞ」


 ソーズティ「大変だったんだな・・・クローンという事は」


 ソーズティ「この街にいる超能力者達の能力を持った敵も居たのか?」


 黒栗「当然な。だが、仮想世界ならではの何でもありで対抗出来たぞ」


 ソーズティ「例えば?」


 黒栗「マトリックスよろしく自在に武器を創り出したりとかだ」


 ソーズティ「あぁ、なるほど。身体能力も向上させたり出来るなら勝ち目はあるのか」


 黒栗「そうだ。そして、バグそのものを修正して姉を連れ戻したんだ」


 黒栗「ついでにデータは保存出来たから、いつでも仮想世界へ行けるようになって」


 黒栗「一石二鳥となった。今度の実験で別の仮想世界への移動を試みている」


 ソーズティ「>>103
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 11:58:29.39 ID:Y+7ebekWO
別の仮想世界に行くとしてそこで何かしようとか企んでいるのか?
例えばそうだな…世界征服とか
105 :1 [saga]:2021/12/11(土) 12:40:04.26 ID:Zd0qzAe40
 ソーズティ「別の仮想世界に行くとして・・・そこで何かしようとか企んでいるのか?」


 黒栗「ふむ・・・?」


 ソーズティ「例えばそうだな・・・世界征服とか」


 黒栗「それは心外だな。そんな事をして何になる」


 黒栗「SAOの世界や俺妹の世界へせっかく招待しようと思ってたのに、そう思っていたなら」


 ソーズティ「ごめんなさい!出過ぎた事を言いました!」


 ソーズティ「だから是非ともご招待して下さいませ!」


 黒栗「クックックッ・・・そこまで言うなら、仮想世界への移動を確実にして」


 黒栗「移動した仮想世界で何の問題も起きなければ連絡しよう」


 ソーズティ「あざっす!」


 黒栗「ちなみにどんな仮想世界をご所望なんだ?」


 ソーズティ「・・・あり過ぎて困る」タラー


 ソーズティ「だが、私としてはキリトの妹で直葉の姉なシチュエーションは絶対に!」


 黒栗「それだけか?随分と謙虚な世界を望むんだな」


 ソーズティ「ま、まだいいなら、そうだな。ん〜・・・」


 ソーズティ「>>106
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 12:47:24.01 ID:sJoaBdfjo
黒猫ちゃんの姉で!桐乃の仕事仲間で親友!
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 12:48:15.67 ID:Y+7ebekWO
ソーズティは清く正しいサブカル好きで美味しい(笑)

よ、欲望は山ほどあるのに口にするのは難しい…
すべて言い尽くしたいがそれだと思い通りになりすぎるし…
108 :1 [saga]:2021/12/11(土) 13:27:20.41 ID:Zd0qzAe40
 ソーズティ「よ、欲望は山ほどあるのに口にするのは難しいな・・・」


 黒栗「それが人間の心理というものだ。制欲によって留まる思考が常に働くからな」


 ソーズティ「な、なるほど、そうなのか・・・」


 ソーズティ「でも、全て言い尽くしたいが、それだと思い通りになりすぎて」


 ソーズティ「現実に戻れなくなってしまうんじゃないかという恐怖が・・・」


 黒栗「その点については心配しなくてもいいぞ」


 黒栗「強制的に戻せるシステムは既に追加してある」


 ソーズティ「・・・なら、俺妹の世界へ移動して」


 ソーズティ「黒猫ちゃんの姉で!きりりんしの仕事仲間で親友がいいな!」


 黒栗「・・・他には?」


 ソーズティ「艦これの世界で提督になって由良さんとゆらゆらして」


 ソーズティ「ダンまちの世界でフィン団長の頭をナデナデして」


 ソーズティ「FGOの世界でブーディカママと頼光ママに甘えて」


 ソーズティ「ウマ娘の世界でライスちゃんのお姉様になりたいです!」


 黒栗「(欲望に忠実だなぁ、こいつ・・・まぁ、寧ろ清々しくて)」

 
 黒栗「(移動させ甲斐があるな)」クスッ


 ソーズティ「・・・ド、ドン引きしたか?」


 黒栗「>>109




 >>107 ヲタクの鑑
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 13:29:44.69 ID:Y+7ebekWO
いいや清々しいくらい本能に従順で胸がスカッとしたくらいだ
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 13:29:47.89 ID:vJYcaxnso
いや、寧ろ私は清純ですな感じでムッツリな奴よりむしろ清々しい
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 13:30:13.83 ID:n/KGqaURO
ドン引きしたところでやめないだろう?
112 :1 [saga]:2021/12/11(土) 14:37:19.95 ID:Zd0qzAe40
 黒栗「いいや、寧ろ清々しいくらい本能に従順で胸がスカッとしたくらいだ」


 黒栗「そもそもドン引きしたところでやめないだろう?」


 ソーズティ「そ、そうか・・・//」


 黒栗「清純で素直な感じなら、ムッツリーニみたいな奴より断然いい」


 ソーズティ「いやいやムッツリーニはウブだからまだよくないか?」


 黒栗「・・・そうだな、すまない」


 ソーズティ「わかってくれたならいい」


 ソーズティ「とりあえず、吉報を待っている間に窓のないビルを見つけ出してみせうよう」


 黒栗「そうか。それなら、私もそれを楽しみにしているぞ」クスッ


 ソーズティ「ああっ。これから向かうとしてみよう」


 黒栗「>>113
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 17:36:29.72 ID:cR7mcX3dO
武運長久を祈る…がくれぐれも気をつけるんだぞ
相手は学園都市最強の引きこもりってことだからな
114 :1 [saga]:2021/12/11(土) 18:16:40.79 ID:Zd0qzAe40
 黒栗「クク・・・幸運を祈っているぞ。くれぐれも気をつける事だな」


 黒栗「もし赴いた際に、私も知らない奴が出てきたら・・・」


 ソーズティ「だ、だったら?」


 黒栗「一目散に逃げる事だな。それしか手はない」


 ソーズティ「逃げるが勝ちという事か・・・わかった」コクリ


 ソーズティ「じゃあ、またな。黒栗」


 黒栗「ああっ」





 ソーズティ「第七学区の中心か・・・マップで確認してみよう」


 ソーズティ「・・・ここだな。が、それらしい建物が上空写真にはないと・・・」


 ソーズティ「・・・まぁ、そう簡単には見つけられないからこそ」


 ソーズティ「七不思議になっているんだ。探して見つけ出すのも楽しみだと思えば」


 ソーズティ「苦にはならないな。・・・うん、ならないな」ハァー



 
 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 18:32:24.68 ID:cR7mcX3dO
それ
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 18:32:30.53 ID:fjpQCPMnO
117 :1 [saga]:2021/12/11(土) 20:42:46.24 ID:Zd0qzAe40
 -学園都市 第七学区 中心地付近-

 ―キキィッ

 「料金は・・・738円です。アプリでお支払いしますか?」


 ソーズティ「はい」ピッ


 「毎度、ありがとうございましたー」


 ソーズティ「どうもですー」

 ―パタンッ

 ―ブロロロロロォオーーーッ・・・


 ソーズティ「・・・ここが第七学区の中心地だな」


 ソーズティ「見渡す限り、高いビルやマンションが建ち並んでいるが・・・」


 ソーズティ「窓がない建物を見つれば、その建物に向かって行こう」


 ソーズティ「>>118
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 20:53:49.94 ID:2WMoXTFwO
これはチャンスだ、何事もなく来れたんだから私に勝ち目があるぞ!
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 20:54:11.91 ID:cR7mcX3dO
しっかり外壁を確認して窓のないのを確かめないと…
120 :1 [saga]:2021/12/11(土) 21:34:06.32 ID:Zd0qzAe40
 ソーズティ「これはチャンスだ!何事もなく来れたんだから見つけられるはずだ!」


 ソーズティ「しっかり外壁を確認して窓のない建物を確かめないと・・・」


 ソーズティ「マップを見ながら中心へ向かって行って・・・っと」ピタッ


 ソーズティ「(歩きスマホにならないよう、立ち止まって見ないとな)」


 ソーズティ「・・・よし、こっちの方角へ真っ直ぐ歩いて行こう」


 ―スタスタ・・・




 ソーズティ「・・・」キョロキョロ


 ソーズティ「あっ!・・・と思ったらこっち側には窓があるな・・・」ハァー


 ソーズティ「せめて高いビルであってくれたら見つけやすいんだが・・・」


 ソーズティ「この低い建物と同じ高さだったら、かなり見つけ難いぞ・・・」




 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 21:37:15.61 ID:cR7mcX3dO
ソーズティがんばれ
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/11(土) 21:38:24.60 ID:tg/N4QilO
それ!
123 :1 [saga]:2021/12/11(土) 21:59:11.60 ID:Zd0qzAe40
 ソーズティ「見つからな、おっと」ポスンッ


 ソーズティ「(誰かにぶつかったか?)」クルッ


 ソーズティ「・・・いや、壁だな。建物か・・・」チラッ


 ソーズティ「・・・ん?」


 ソーズティ「(・・・ちょ、ちょっと待て?少し離れてよく見えるように・・・)」


 ―トタタッ・・・
 
 ソーズティ「・・・み、見つけた!これだ!間違いなくこれだ!」


 ソーズティ「窓のないビル!」


 ソーズティ「おぉ・・・本当に窓も出入口になるドアもないな」


 ソーズティ「はぁ・・・これを見つけるためにどれだけ苦労したか・・・」


 ソーズティ「>>124
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 04:20:50.94 ID:6mpfVTVBO
しかし本当に入口が無いんだな…
どんな事をしてどんな者がいるのか…
125 :1 [saga]:2021/12/12(日) 10:33:09.90 ID:QLSlRrEE0
 ソーズティ「しかし、どうして本当に出入り口がないんだ?」 


 ソーズティ「泥棒対策としては申し分もなさそうだが・・・」


 ソーズティ「中でどんな事をしていて、どんな奴が居るのか気になるな」


 ソーズティ「・・・ノックしたところで中の奴に聞こえるはずもないが」


 ソーズティ「一応してみるか・・・?」スタスタ


 ―コンコンッ 

 ソーズティ「・・・すみませーん」


 風斬「あ、あの?」 
 

 ソーズティ「!」

 ―ザッ!

 風斬「きゃっ!」


 ソーズティ「・・・あ、いや、すまない。ついビックリして身構えてしまった」


 風斬「は、はぁ・・・」アセアセ


 ソーズティ「コホンッ!あー、その、私に声をかけてきたのか?」


 風斬「>>126
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 10:56:43.75 ID:KLm6pI9io
ええ、私のところで何をされてるのかなと思いまして…

ソーズティ良いなぁなんか…
127 :1 [saga]:2021/12/12(日) 11:12:11.58 ID:QLSlRrEE0
 風斬「は、はい、そうです」コクリ


 風斬「私の住居で何をされてるのかな、と思いまして・・・」


 ソーズティ「え」


 ソーズティ「(・・・ここの住人?つまり眼鏡で巨乳の幽霊・・・)」


 風斬「?」

 ―たゆんっ


 ソーズティ「(眼鏡と豊満なメロンは合致してる・・・けどもだ)」
  

 ソーズティ「・・・あ、虫が肩にひっ付いてるぞ?動くなよ」


 風斬「え!?は、はいっ」


 ―パタパタッ トントントントントンッ

 ソーズティ「(あれ?触れる?・・・あ、そうか。幽霊と言われていたが)」


 ソーズティ「(黒栗の話ではAIM拡散力場の集合体と言っていたから・・・)」


 ソーズティ「(実体そのものはあるのか。なら・・・こいつが風斬氷華、なのか)」


 風斬「あ、あのぉ?取れましたか?」


 ソーズティ「>>128




 >>126 ね。
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 11:28:42.22 ID:KLm6pI9io
あ、ああ…
しかしなかなかに豊かな身体をしているな…私が男なら夢中になっていたところだ
129 :1 [saga]:2021/12/12(日) 11:35:11.95 ID:QLSlRrEE0
 ソーズティ「あ、ああっ・・・もう大丈夫だぞ」


 風斬「そ、そうですか。ありがとうございました」ホッ


 ソーズティ「しかし・・・中々に豊かな胸をしているな?」


 ソーズティ「私が男なら夢中になっていたところだ」フムフム


 風斬「ひゃぅっ・・・//」バッ


 風斬「も、もう突ついたりしないでくださいぃ・・・//」フルフル


 ソーズティ「何?まさか男に無理矢理やられ」


 風斬「ち、違います!//じょ、女性の方にされたんです!//」


 ソーズティ「あ、なんだ、そうなのか。・・・それはそれで羨ましいな」ウンウン


 風斬「何でですか!?//」


 ソーズティ「まぁ、それはそれとしてだ」


 風斬「(話を逸らされた・・・)」ガーン


 ソーズティ「私はソーズティ=エキシカ。去年から」


 ソーズティ「この学園都市の七不思議を解明するために来た者だ」


 風斬「七不思議、ですか・・・」


 ソーズティ「>>130
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 11:56:31.25 ID:mIocPc7vO
もちろん悪用とかそういう目的ではない、夢とロマンだな…
131 :1 [saga]:2021/12/12(日) 12:25:48.71 ID:QLSlRrEE0
 ソーズティ「もちろん悪用とかそういう目的ではない」


 ソーズティ「夢とロマンを追い求めているだけだ。世は正に!」


 風斬「ま、正に・・・?」


 ソーズティ「・・・いや、これを言うと私がただのジャパニーズ好きなだけと」


 ソーズティ「思われそうだから言わないでおく」


 風斬「・・・?」ポカーン


 ソーズティ「その七不思議の内にこの窓のないビルもあって」


 ソーズティ「ずっと探し回っていたんだ。そして、今日ようやく見つける事ができた」


 風斬「そ、それは大変ご苦労様でした・・・」


 ソーズティ「ありがとう。それでもって、お前にも会えた」


 風斬「え・・・?」


 ソーズティ「風斬氷華、だろう?お前も七不思議の内の1つに該当している」


 ソーズティ「どこかの学校の食堂にはメガネで巨乳の幽霊が出る、とな」
 

 風斬「>>132
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 12:36:38.80 ID:KLm6pI9io
きょ、巨乳!?
確かに大きいですがそんな…///
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 12:37:13.94 ID:mIocPc7vO
たまたま大きいだけですしもっと大きい人はいるような…
134 :1 [saga]:2021/12/12(日) 13:05:54.76 ID:QLSlRrEE0
 風斬「きょ、巨乳・・・!?//」


 風斬「た、たまたま大きいだけですから///もっと大きい人はいますよ・・・///」


 ソーズティ「確かに胸がデカイ人は居るには居るぞ」


 ソーズティ「眼鏡で巨乳というキャラというのもマシュしかりケロロの秋ママさんしかり」


 ソーズティ「が、幽霊というキャラ属性は中々に居ないから貴重だぞ?」


 風斬「わ、私、幽霊ではないんですけど・・・?」


 ソーズティ「わかっている。AIM拡散力場の集合体とか何とかなんだろう?」


 風斬「!?・・・どうして、それを・・・」


 ソーズティ「私の知り合いが七不思議について詳しく教えてくれたんだ」


 ソーズティ「その際、お前の実態について知っていたようだったからな」


 風斬「ど、どんな人だったんですか・・・?」


 ソーズティ「名前は能兎黒栗という私より年上っぽい奴だな」


 ソーズティ「>>135
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 13:11:54.60 ID:7QMbXxi8O
なかなか私と嗜好も合う同好の士だな!
損得抜きで私に教えてくれたあたりまさしくうれしい
136 :1 [saga]:2021/12/12(日) 13:52:32.33 ID:QLSlRrEE0
 ソーズティ「中々私と嗜好も合う同好の士だ!」


 ソーズティ「損得抜きで私に教えてくれた辺り、すごく嬉しい」


 風斬「それは、よかったですね・・・はい」


 風斬「・・・そ、その、私にも会いたかったという事でしょうか?」


 ソーズティ「当然だ。この目で確かめてこそ七不思議の解明となるんだ」


 風斬「な、なるほど・・・?」


 ソーズティ「これであと2つ解明出来れば私の目的は達成出来る・・・!」


 ソーズティ「ありがとう、出会えて嬉しいぞ。風斬」


 風斬「い、いえ、そんな喜ばれる程では・・・」アセアセ


 ソーズティ「ところでだ。この窓のないビルはお前の家という事はわかったが」


 ソーズティ「本当に住居なだけなのか?」


 風斬「え、えっと、その・・・ほ、他には、お仕事をする建物と言いますか・・・」


 風斬「わ、私、この度新統括理事長に就任する事になったんです」


 ソーズティ「前の統括理事長は辞めたのか?」


 ソーズティ「そんなニュースは報道されたような覚えは・・・」


 風斬「>>137
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 14:11:21.22 ID:7QMbXxi8O
一応内密なことなのでシーッ
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 14:11:45.93 ID:mIocPc7vO
今日、正式に私の口から発表しますから…
139 :1 [saga]:2021/12/12(日) 14:34:45.19 ID:QLSlRrEE0
 風斬「一応、内密な事なので・・・」シーッ


 ソーズティ「おっと、そうなのか」ムグッ


 風斬「本日、午後6時頃に正式に私の口から発表しますから・・・」


 風斬「それまでは口外しないようお願いしますね」


 ソーズティ「ああっ、わかった。誰にも言わない」


 ソーズティ「しかし・・・私とそこまで歳は変わらないようだが」


 ソーズティ「どうして風斬が新統括理事長に任命されたんだ?」


 風斬「その、候補者が・・・私だけしか居なかった、としか言いようが・・・」


 ソーズティ「え?他にも統括理事会の委員が居るのにか・・・」


 風斬「というのも、他の方々にはさせたくないと」


 風斬「前任の統括理事長が言ってましたから・・・」


 ソーズティ「>>140
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 14:48:19.65 ID:mIocPc7vO
よほど人材不足なのか風斬の能力が買われたのか興味深いな
私としては後者だと思うが
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 14:50:00.77 ID:7QMbXxi8O
悪い大人がいることは知っているし学生のことを思えばそうだろうな
ライダーやプリキュアの正義の味方も頼れるが誰か一人に肩入れすると大変だろうし…
それができるのはイギリスくらいか
142 :1 [saga]:2021/12/12(日) 15:41:07.05 ID:QLSlRrEE0
 ソーズティ「よほど人材不足なのか逸材として風斬を買ったのか、興味深いな」


 ソーズティ「私としては後者だと思うが」


 風斬「そんな事はないですよ。偶然にも私が選ばれただけですから・・・」


 ソーズティ「その運もあって、新統括理事長として大成出来ると思うぞ」


 風斬「う、運任せなのはどうなんでしょうか・・・」


 ソーズティ「何事も人生は運によって左右されるのだから、何とも言えない」


 ソーズティ「が・・・回すのには必ず自分の運を頼るしかない」


 風斬「回す?何を回すんですか?」


 ソーズティ「ガチャだ。この間、奇蹟的に弓のエミヤと紅閻魔ちゃんが出てきた」


 風斬「あの、おもちゃ屋さんに置かれてるカプセルのあれですか?」


 ソーズティ「ではなくてゲームでこう、欲しいキャラを手に入れるための」


 ソーズティ「所謂システムみたいなものの事だ」


 風斬「そ、そういう事ですか」


 ソーズティ「まぁ、とにかく。統括理事長の仕事がどんなものかはわからないが」


 ソーズティ「これから頑張ってこの街を支えるんだぞ」


 風斬「>>142
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 15:48:24.83 ID:mIocPc7vO
ありかとうございます!
もちろん皆さんのためにやれることがありますからそれを一生懸命やりますよ!
144 :1 [saga]:2021/12/12(日) 16:03:54.00 ID:QLSlRrEE0
 風斬「あ、ありかとうございます・・・!」パァァア


 風斬「もちろん、皆さんのために出来る事がありますから」


 風斬「それを達成するために一生懸命頑張ります!」


 ソーズティ「ああっ。政治や行政の改革を起しても私は支持するぞ」


 風斬「・・・ほ、本当ですか?」


 ソーズティ「ん?・・・本当にするのか?」


 風斬「そ、その・・・こ、これも公言するのですけど・・・」


 ソーズティ「うん?」ワクワク


 風斬「・・・ちょ、ちょっとお耳を・・・」


 ソーズティ「ああっ」スッ


 風斬「・・・」ヒソヒソ


 ソーズティ「・・・それは女性も適応されるのか?」


 風斬「そ、そうですね。区役所で手続きをしていただけたら、許可します」


 ソーズティ「>>145
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 16:06:45.72 ID:7QMbXxi8O
革命的だが喜ぶ人はいるだろうから悪くないと思うぞ
そうか…かなり進むな学園都市も
146 :1 [saga]:2021/12/12(日) 16:17:18.29 ID:QLSlRrEE0
 ソーズティ「ふーむ・・・思い切った改革をするのだな・・・」

 
 ソーズティ「そうか・・・かなり進むな学園都市も」


 風斬「そう、思いますか・・・?」


 ソーズティ「まぁ、革命的だが喜ぶ人はいるだろうから悪くないと思うぞ?」


 ソーズティ「うちも普通にそういう制度が制定されているから」


 ソーズティ「ここはともかく日本政府はうるさくなるだろうが・・・」


 風斬「や、やっぱりそうですよね・・・」


 風斬「でも・・・反対されたところで私は折れません。絶対に制定します」


 ソーズティ「おー、カッコいいぞ。よっ!新統括理事長!学園都市一!」パチパチッ


 風斬「は、恥ずかしいですからそれはやめてください〜//」


 ソーズティ「すまんすまん、少し調子に乗った。・・・だが、その制度は」


 ソーズティ「風斬の意向もあって決めたのか?」


 風斬「い、いえ、前任者のアレイスター=クロウリーさんからそうしてくれ、と」


 風斬「メモ書きで知らされましたから・・・」


 風斬「わ、私自身、そういった事にはあまり・・・」


 ソーズティ「>>147
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 16:29:20.14 ID:suitmdaMO
フーム…実際にそれを認めて使う人たちの声は聴いてみたほうが実感が湧くかもな
148 :1 [saga]:2021/12/12(日) 17:19:31.68 ID:QLSlRrEE0
 ソーズティ「ふーむ・・・実際にそれを認めて使用する人の声を」


 ソーズティ「聴いてみた方が実感が湧くかもな」


 風斬「実感ですか・・・」


 ソーズティ「運任せでも成功した実感を体感すれば、それが自信に繋がる」


 ソーズティ「自分の背負っている使命を達成するためにも必要な事なんだ」


 風斬「(自信に繋がる・・・)」


 風斬「・・・わかりました。是非、実行してみます」


 ソーズティ「オススメの方法はやはり聞いて回る、だな」


 ソーズティ「ネットで聞いてみても、大した答えはないだろうからな」


 風斬「そうですか・・・大変かもしれませんが、やってみます」


 ソーズティ「よし、その意気だ。・・・じゃあ、私はこれで失礼しよう」


 ソーズティ「今日の午後6時、正々堂々と就任宣言してくるんだぞ」


 風斬「は、はい。緊張してしまうかもしれませんけど、頑張ります」コクリ




 視点変更

 上条一家
 風斬 新統括理事長就任報告

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 17:23:00.45 ID:UB3hfS5JO
かみやんけ
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 17:23:12.18 ID:vDqT88CFO
上条宅
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 17:23:34.12 ID:zPgV0F2VO
かざきりは取りにしたい…

上条一家
152 :1 [saga]:2021/12/12(日) 17:44:11.92 ID:QLSlRrEE0
 -学園都市 第七学区 とある高校の学生寮 上条宅-

 上条「ただいまーっと。はぁ〜、寒かったー・・・」


 レッサー「お帰りなさいませー」


 バードウェイ「少し遅かったな。どこかに寄り道してたのか?」


 上条「そんなとこだ。ついでに足りない食材とか洗剤買っといたぞ」ガサ


 香焼「あ、ありがとうございます」


 上条「今日の夕飯はなんだー?」


 ベルトさん「おでんだ。1週間となると飽きてしまうから、3日分に作っておいたよ」


 インデックス「私がいっぱい食べるから丁度2日分になるんだよ」


 上条「はははっ、そういう事か。じゃあ、先に風呂入っとくか」



 
 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)


 >>151 どちらを選んでも報告報道なので
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 18:03:55.10 ID:UB3hfS5JO
そい
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 18:04:01.53 ID:agXGaSRtO
たかく
155 :1 [saga]:2021/12/12(日) 18:33:56.14 ID:QLSlRrEE0
 上条@寝巻「ふは〜〜//良い湯だったー//」ホカホカ


 インデックス「とうま、おでん出来たんだよ」


 香焼「芥子と柚胡椒はお好きに選んでくださいっす」


 上条「ああっ。んじゃ、いただきます」


 

 上条「ん〜〜っ!んっぐ・・・この大根よく染みてて美味いな!」


 インデックス「うん!とっても美味しいんだよ」モグモグ


 レッサー「そうでしょう!味加減も完璧に出来ましたからね」フフン


 バードウェイ「この、餅巾着だったか?ここの巻いてる部分のこれは何なんだ?」


 香焼「干瓢っすよ。巻き寿司の中によく入ってるあの少し甘味のある茶色い」


 バードウェイ「あぁ、あれなのか」


 上条「>>156
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 18:36:14.01 ID:jaPAEndEO
干瓢で作ってるから食べれるしいいよなー
ロールキャベツもこれで巻くことがあるんですことよ
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 18:36:30.71 ID:UB3hfS5JO
柚子胡椒美味しいよね… 安価した
158 :1 [saga]:2021/12/12(日) 20:19:05.74 ID:QLSlRrEE0
 上条「干瓢で作ってるから食べれるしいいよなー」


 上条「ロールキャベツもこれで巻くことがあるんですの事よ」


 インデックス「へぇ、そうなんだ」


 香焼「そのかんぴょうで巻く文化も日本独自なんっすけどね」


 上条「やっぱそうだよな」

 
 バードウェイ「(まだ6時だが、面白いニュースでもやってないかなっと)」ピッ


 TV<『ここでダイヤノイドより中継をお伝えします』


 バードウェイ「ん?」


 TV<『こちらダイヤノイドの統括理事会による会見の模様をお届けしています』


 TV<『詳しい情報は入っておりませんが、会場には多くの報道記者が詰めかけており・・・』


 インデックス「何かあったのかな?」


 上条「また怪人の被害が出たりでもしたのか・・・?」


 レッサー「それにしては警備員の方々の姿が見えませんね」

 
 バードウェイ「>>159
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 20:32:23.52 ID:jaPAEndEO
警備員がいないということは別件か?
統括理事会からの会見をするとしてもいないなんてないな
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/12(日) 20:32:57.77 ID:UB3hfS5JO
警備員がみんなやられたということはないだろうしあえて呼ばなかったのではないか?
161 :1 [saga]:2021/12/12(日) 20:48:21.39 ID:QLSlRrEE0
 バードウェイ「警備員が皆やられたという事は、ないだろうが・・・」


 バードウェイ「あえて呼ばなかったんじゃないか?」


 香焼「というよりも、今朝は麦野さんが会見を開いてたっすし」


 香焼「その報道とかなら「アイテム」が映ってないとおかしくないっすか?」


 上条「警備員がいないということは別件か?」


 ベルトさん「担当が決まっているならそうかもしれない。今回映っているのは」


 ベルトさん「統括理事会の委員のみだからね。きっと重大な報道に違いない」


 レッサー「でも、統括理事会が集まっているのに警備員が居ないなんて」


 レッサー「少し不用心じゃないですか?」


 インデックス「服装が違うだけで、あそこに立ってる人がそうなんじゃないかな?」


 香焼「あぁ、その可能性も・・・あっ、誰か出てきたっすよ」


 インデックス「・・・え?」


 上条「・・・ん?」


 風斬『皆さん、お初目にお目にかかります。私は風斬氷華と申します』




 -学園都市 第一五学区 ダイヤノイド 会見室-

 風斬@スーツ「この度、お忙しい中報道の皆さんにお集まりいただいた事を感謝いたします」


 風斬「それでは、まず最初にお伝えしなければならない事があります」


 風斬「>>162
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