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カルネアデス・プリズム(名探偵コナン×竜とそばかすの姫)
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159 :
探竜唱
◆2k5pFFm6nI
[sage]:2025/02/25(火) 02:28:38.38 ID:qqUwJPok0
生存報告です
160 :
探竜唱
◆2k5pFFm6nI
[sage]:2025/03/23(日) 19:54:22.97 ID:SlHCxwHE0
生存報告です
161 :
探竜唱
◆2k5pFFm6nI
[sage]:2025/03/30(日) 02:07:53.28 ID:Wdcced8o0
生存報告です
162 :
探竜唱
◆2k5pFFm6nI
[saga]:2025/04/03(木) 19:27:42.49 ID:/+5vj4Ud0
無言土下座
連載再開します。
大まかな話になりますが、本作は映画「竜とそばかすの姫」
の公開時期(2021年7月16日)頃の元ネタの状況を基準に作られています。
(ブレが出そうではありますが)
それでは今回の投下、入ります。
==============================
>>125
ーーーーーーーー
「あの、ちょっと外見ていいですか?」
そう発言したのは、北側のベランダに繋がるガラスの引き戸の前で
右手親指で自分の顎を押しながらじっと考え込んでいた世良真純だった。
「ああ、いいよ」
視線を向けられた鑑識係員が返答する。
真純はガラス戸に手を伸ばし、一拍置いてからガラス戸を開いてベランダに出る。
コナンが真純の後を追い、二人でベランダから周辺を見回した。
「何か解った?」
「んー」
園子の問いに、真純は曖昧に呻く。そして、戸を動かした。
「このガラス戸はこの位置にあったんですか?」
「そうだね」
真純の問いに鑑識係員が答えた。
163 :
探竜唱
◆2k5pFFm6nI
[saga]:2025/04/03(木) 19:29:27.22 ID:/+5vj4Ud0
「開いてた、って事?」
中途半端に開いたガラス戸を見て園子が言う。
園子の問いに答える前に、真純はまずコナンにごにょごにょ話しかける。
次に、灰原哀は真純の手招きを受けてちょっと嫌そうな顔をしたが、
コナンに目で促されて真純からの耳打ちを受ける。
「ちょっといいかな?」
真純が園子と蘭が並んでいる方向に言葉を発した。
「二人共、上着を脱いで順番に外に出て貰える?
なるべく戸を動かさない様に。先ず園子君から」
「解った」
真純の言葉に、園子がガラス戸に近づいた。
「なるべく動かさない、ちょっと待って」
園子は色々角度を変えながら、最終的に蟹歩きの形でベランダに出た。
真純の視線の先で、スマホを持ったコナンが親指で丸を作り
同じくスマホを手にした哀が頷く。
「OK、普通に戻って来て」
真純が言い、園子がベランダから室内に戻る。
「じゃあ、次に蘭君」
ガラス戸を調整していた真純が言い、入れ違う様に蘭がガラス戸に近づいた。
「こう、かな」
「うん、なるべく戸を動かさない様に、なるべくね。外に出るのを優先で」
真純の指示を受けながら、
蘭が蟹歩きをして無理矢理な加減でベランダへと移動する。
164 :
探竜唱
◆2k5pFFm6nI
[saga]:2025/04/03(木) 19:31:06.95 ID:/+5vj4Ud0
「はい、OK。じゃあ高木刑事と千葉刑事もお願い出来るかな」
「「僕が?」」
ガラス戸を直しながら言う真純に高木と千葉が自分を指さして問い返すが、
それでも、これまで同様の実験は順調に進められた。
「はい、OK」
高木に続いて千葉がベランダに出て、真純がOKを出す。
「何をやりたいのか、大体見当はつくけど」
「うん」
佐藤美和子の言葉に真純が頷き、ガラス戸に近づいた。
「犯人の脱出路はこのベランダの可能性が高いだろうね。
時間的に見ても立地条件から見ても、
ここで細工をしてわざわざ別の場所から出たと言うのは考え難い。
見た感じ、ベランダから下に降りる事も多少の心得があれば十分可能だ。
そして、このガラス戸は犯人が脱出した後、
こうして開いた状態で発見された、そうですね?」
「ああ、そうだね」
真純の言葉に鑑識係員が応じる。
「問題は、例のビーズを埋め込まれた粘土細工だ。
今は目印になってるけど、粘土はガラス戸の上側や下側と、
窓枠のレール近くを跨ぐ様にべったりと幾つも押し付けられていた。
そして、それらの粘土細工は、外からは外せない位置に貼り付けられていた」
「あん?するってぇと」
「詰まり、このガラス戸は犯人が粘土を張り付けて以降動いていない。
動いていないガラス戸から脱出した、そういう事ね」
「そういう事」
小五郎が頭を捻っている側で美和子が言い、真純が返答した。
165 :
探竜唱
◆2k5pFFm6nI
[saga]:2025/04/03(木) 19:32:22.79 ID:/+5vj4Ud0
「確認しますが、
発見された時粘土は千切れたりしないで無傷だったんですよね?」
「ああ、我々が写真を撮影してガラス戸を開くまで綺麗なまま張り付いてた」
「OK。じゃあ、次にこれを見て下さい」
真純が促し、コナンと哀がスマホに撮影した動画を表示し始めた。
「じゃあ、同時進行するわよ」
哀が言い、哀のスマホにガラス戸をくぐろうとする面々の全体映像、
コナンのスマホに、
ガラス戸の下側につけられた粘土跡の目印の接写の動画が表示される。
「あ、動いた」
コナンのスマホを覗き込んだ園子が言った。
「じゃあもう一度、音で状況は解るよね」
真純がそう言って、コナンが動画を巻き戻す。
「見ての通り、上下の目印をずらさずにベランダに出られたのは
園子君と高木刑事、蘭君と千葉刑事は無理だった。
もう一度言うけど、このポイントに貼り付けられた粘土は
外からは貼り付ける事は出来ない状態だった」
「詰まり、犯人はこの隙間から向こうに行く事が出来る者。
体形、体格が限定されると言う事か」
「蘭が無理ならミチル君はもっと無理か」
「そういう事になるね」
コナンが顎を摘まむ様にして考え込んでいる側で、
目暮警部と園子の言葉を真純が肯定した。
166 :
探竜唱
◆2k5pFFm6nI
[saga]:2025/04/03(木) 19:34:00.88 ID:/+5vj4Ud0
ーーーーーーーー
「燃えてたのはここか」
コナン達の一行と目暮班の面々が住民センター北側の森の一角を訪れ、
小五郎が独り言ちる。
「今時これでゴミ焼きしてんのかよ?」
そういう小五郎の目の前には輪切りにした土管が立てられており、
それは黒く煤けてゴミ焼きを思わせる臭気も真新しかった。
「ええ、昔はゴミ焼きにも使われていたみたいですが、
随分前から放置されていたみたいですね。
権利関係がごたごたになって敢えて片付ける人もいなかった様です」
周辺で情報を収集していた高木が言った。
「ごく近い時間まで燃えてたみたいだね。
同一犯だとすると証拠隠滅?」
「詳しく調べてる所だけど、残留物から見てもその線は強そうだね」
真純の言葉に高木が答えた。
そのやり取りを真純の背後から見ていたコナンは、改めて後ろを見る。
背後、詰まり、南側には住民センターがある。
確かに、建物の北側に当たるガラス戸からベランダに出て、
そこから下に降りて森に、ここで証拠を隠滅して立ち去る。
正面玄関のある、人通りの多い南側から出入りするよりは安全だろう。
建物の外側を回ってさり気なく南側に移動する事も
ずっと北側に抜ける事も出来そうだと見当を付ける。
167 :
探竜唱
◆2k5pFFm6nI
[saga]:2025/04/03(木) 19:36:01.77 ID:/+5vj4Ud0
ーーーーーーーー
「んー」
大会終了後、初士路留は学ランの上着を左肩に引っ掛け、
川沿いに広がる公園の散歩道を歩いていた。
本来友人と共に行動したかったのだが、
応援が終わるのを待っていたらしい所轄署の刑事に声を掛けられ、
詰所の一つで少しばかり追加の事情聴取を受けてから
一人で集合場所に向かっている所だった。
「よう、姉御」
「あ、どうも」
そんな路留は、一つ伸びをした所で
正面から現れた顔見知りのOBに声を掛けられ、
一度首を鳴らしてから小さく頭を下げる。
「そこで毛利探偵に会ったよ、なんか、大変だったらしいな」
「そうですか。ちょっと傷害事件に巻き込まれまして。
第一発見者ってだけなんですけど、
応援に来てる時に警察から色々聞かれるのは少し疲れました」
言いながら、路留は無意識にとんとん左肩を叩く。
「だよなぁ。まあ、それでアネさんに何かあった訳じゃなくて良かったよ。
応援良かったよ、相変わらず凛々しくて」
「有難うございます」
学ランに袖を通していた路留が、掛けられた言葉に小さく頭を下げる。
168 :
探竜唱
◆2k5pFFm6nI
[saga]:2025/04/03(木) 19:39:43.82 ID:/+5vj4Ud0
「じゃあ、後輩達にも国立目指して気合入ったトコ頼むぜ勝利の女神様」
「押っ忍」
路留は空手の自然体の構えで応じ、
親指を立てての相手の笑みに応じる様に人懐っこい笑みを見せた。
二人は知らなかった。
程近い所の木立の根本近くで、全身にドス黒いタイツが張り付いたかの如き
瘴気溢れるダークオーラに満ちた雰囲気の只中で
カッ、と、血走った目を見開きその視線を向けている者がいる事に。
==============================
今回はここまでです
>>162-1000
続きは折を見て。
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