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【ダンガンロンパ 】俺「安価で今度こそコロシアイ学園生活を生き残る」part6

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795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/16(火) 23:00:10.52 ID:X+LBs+SZO
ほい
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/16(火) 23:02:28.19 ID:C1SkXEac0
a
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/16(火) 23:04:23.75 ID:21n7GwJEO
そう都合よくはいかないか…
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/16(火) 23:10:21.35 ID:C1SkXEac0
まあこっからでもワンチャンあるし
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/19(金) 10:16:05.80 ID:b3kEKzV30
コンマ52(62)
3日後
俺部屋

俺「はぁ…はぁ…はぁ…」

舞園「」ドロッ...

セレス「」ドロッ...

朝日奈「」ドロッ...

腐川「」ピクッピクッ...

俺(黒幕の目を欺く為とは言え…ご飯と睡眠時以外は朝も昼も夜も常に6人でセックス…)

俺(流石の俺も…もう身体が痛い…。全く動かない…声も出せない…)

俺(戦刃さんと苗木君…そして大神さんのチームは上手く行ってるだろうか…)

扉「」ガチャッ

俺「……え?」

謎の覆面「…。」

俺(だ、誰だ!?…こいつ…)

謎の覆面右手「サバイバルナイフ「」」

俺「はぁ…はぁ…」

俺(ま、マズイ…!こいつ、誰か…)

謎の覆面「…。」スタスタ

俺「うっ…」

俺(いや、誰かじゃ無い。間違い無く俺を殺すつもりだ…)

俺「ッ…!」グッ

俺(マズイ…今は体力が空で身体が動かない…。き、霧切さん…)チラッ

霧切「」ピクッピクッ...

俺(あぁ…駄目だ…。霧切さんも舞園さんに責められ過ぎた所為で気を失ってる…)

サバイバルナイフ「」スッ

俺(戦刃さん達のチームは別任務中…。もう、助けは来ない…)

謎の覆面「…。」

サバイバルナイフ「」ビュオッ

俺(殺られる…。ここまで来て…)グッ



コンマ下二桁
81以上黒幕がナイフを何故か俺の目の前で止めて…(???好感度上昇)
31〜80殺されると思ったが、この絶望的な状態で助けが入った
30以下俺死亡


安価下
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 10:22:21.63 ID:+eohIonOo
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 10:30:38.41 ID:WRlftFijO
ここまでか
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 10:36:54.99 ID:7/YZg9emo
さすがに女全員生存は無理だったか……
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/20(土) 18:13:24.74 ID:/LS1ErNQ0
コンマ63(73)
俺個室

サバイバルナイフ「」ビュオッ

俺「ッ…」

カキンッ!!

謎の覆面「…!」

俺「あ…」

ハサミ「サバイバルナイフ「」」

腐川?「誰か知んないけど、あたしの獲物に手を出さないでくれる」

俺「ふ…腐川さん?…」

腐川?「あ?あんな根暗と一緒にすんじゃねーよ」

俺「え?」

ジェノサイダー「あたしの名前は超高校級の殺人鬼ジェノサイダー翔!」シャキ-ン

俺「超高校級の殺人鬼。ジェノサイダー翔…」

俺(そう言えばこの前、腐川さんの初めてを貰った時にそんな事を言ってたな…)

俺(自分の中にもう一人の自分が居ると…)

ジェノサイダー「ふぁ〜それにしてもよく寝たわ〜…」

俺(本来の腐川さんとは雰囲気がまるで違う…。あれ、本当だったのか…)

ジェノサイダー「と言うか何この状況?皆んな全裸なんですけど!?」

ジェノサイダー「全員あそこから白いの垂れ流してやっば何この状況〜!やば過ぎんだろ!?」

ジェノサイダー「ん?てかアレ?あたしも全裸!?いや〜ん!///」バッ

俺「…。」

ジェノサイダー「冗談だろ?あの根暗、霧切の男に手を出したのかよ!いつの間にそんな度胸ついたんだよアヒャヒャヒャ!」

ジェノサイダー「と言うかあたしも中に出されてんじゃん!?ヤバくねこれ!?」ビュオッ

俺顎「ハサミ「」」チャキッ

俺「うっ…!?」

俺(や、ヤバイ…。殺人鬼を怒らせたか?…)

ジェノサイダー「…。」


コンマ下二桁
91以上ジェノサイダー、腐川だけじゃなく自分にもちゃんとエッチを教えろと頼み込んでくる(ジェノサイダー翔、好感度11に上昇)
21〜90俺、脅される…
20以下俺、殺される…


安価下
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 18:22:11.13 ID:GVIca6Y2o
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 18:22:29.45 ID:MAupHfeiO
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 19:23:09.68 ID:ioHnYLjh0
これはどうなんだ
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 20:34:27.91 ID:0Sjk5WSlO
ぶっちゃけここまで来たら死んだら江ノ島判定からやらせて欲しいな
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/22(月) 15:49:04.32 ID:PSiW5qZ00
コンマ13(23)
俺部屋

ジェノサイダー「なあこれ、ちゃんと責任取ってくれんだろうな?てか取らなきゃ殺す」

俺「と、取るよ…。うん…」ゴクリッ...

俺(未だここで死ぬ訳にはいかない…。ここは素直に従っておこう…)

ジェノサイダー「…。」

俺「…。」

俺(納得してくれたか?…)


コンマ下二桁
21以上ジェノサイダー納得する(5章ENDへ)
20以下俺、嘘がバレて殺される…


安価下
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 15:55:03.98 ID:9pwO/rLMO
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/22(月) 16:34:27.25 ID:PSiW5qZ00
コンマ98(99)


1巻き戻し権利
2コンマ振り直し権利2枚
3俺、逆境スキル持ちに


多数決下5まで
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 16:36:18.20 ID:RZzraD/Go
1
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 16:39:19.35 ID:EOo6L+hZO
1
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 17:07:53.60 ID:5mLZ+iltO
3
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 17:08:10.09 ID:DKnkwW/PO
3
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 17:51:57.48 ID:J15SfrrwO
1
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/22(月) 18:17:04.96 ID:PSiW5qZ00
巻き戻し権利

巻き戻し権利を使用しますか?
1巻戻す
2このまめ行く

多数決下3まで
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 18:18:35.00 ID:Qx4nkekHO
1
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 18:21:06.96 ID:RZzraD/G0
1
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/22(月) 18:32:35.50 ID:PSiW5qZ00
巻き戻し権利を使用します
指定が被った場所から再開します
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 18:34:18.43 ID:h+MAaKOfO
>>794
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 18:37:05.39 ID:RZzraD/G0
794
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/22(月) 18:44:11.33 ID:PSiW5qZ00
794からやり直します
俺部屋

パンパン...

俺「はぁ…はぁ…」

舞園「俺君。もっと…!霧切さんも一緒に///」ギュウッ

霧切「ちょ、ちょっと…ぁ…///」ガシッ

朝日奈「早く早く!次は私ね!///」ギュウッ

腐川「はぁ…はぁ…。頭おかしくなるわぁ〜ふへへ…///」ダラッ...

俺「流石に感覚が…」

セレス「これくらいで果ててはいけませんわ俺君。俺君はわたくし達の王なのですから…んふふ///」ギュウッ

俺(俺の役目は作戦が終わるまでこれまで通り、性に溺れた生活を送る事だった)

俺(監視カメラの下で…)

監視カメラ「」

俺「はぁ…」

パンパン

朝日奈「あぁ、最高だよぉ///」

俺(3日連続ぶっ通しで6Pは流石にキツい…)

俺(部屋中の強烈な臭いで頭がくらくらする…。倒れそうだ…)

俺(…いや、倒れても良いんだっけ?霧切さんが…)チラッ


舞園「うふふ霧切さん可愛い…///」チュパッ

霧切「ま、待って舞園さん。私は…ぁ…///」クチュッ


俺「…。」ギンッ

セレス「あら?ここに来てまた大きくなりましたわね?///」チュッ

俺(大丈夫なのか霧切さん…?)

俺(いや、そもそも俺が耐えれば…)


舞園→霧切好感度11
コンマ下二桁
71以上俺は性行為により逆に体力が回復できて頭も回る超高校級の絶倫になった
61〜70俺は身体が動かなくなった筈なのに、夢か現か江ノ島さんとヤッた夢を見た(???好感度→???に)
11〜60流石に3日続けての6Pは俺も疲れ切り、身体が動かなくなるまで絞り取られた…。そして霧切さんも助けてくれる筈だったが気を失っていた…
10以下俺、腹上死した


安価下
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 18:46:31.63 ID:ISCALhJYO
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 19:13:00.30 ID:n7fyGd+XO
これ低め狙った方がいいな
手袋あるから確定で最低にはならんし
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 19:21:57.40 ID:kOu0FSqQO
>>775でも言ってるがこれ最高値なら5章もう判定無いらしいからもう女全員生存完全に終わりだな
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/23(火) 22:44:43.78 ID:djxXl/yh0
コンマ63(73)
俺個室

俺「ふぅ…」

舞園「」ドロッ...

セレス「」ドロッ...

朝日奈「」ドロッ...

腐川「」ピクッピクッ...

俺「何だか頭がスッキリする…」

俺(それに、本来なら身体は疲れてる筈なのに何故か今はいつもより元気がある…)

俺「もしかして俺…化け物級の絶倫なのか?…」

霧切「よ、ようやく…思い出したみたいね…」ドロッ...

俺「えっ?」

霧切「俺君の才能を…」

俺「俺の才能?…」

霧切「俺君の才能は…超高校級の…絶倫よ……」ビクンッビクンッ

俺「俺が超高校級の絶倫…」

俺「…。」

霧切「…。」

俺(…確かにエッチすると頭はスッキリするし、身体も良い具合に元気になったが)

俺(何か違う気がするぞ…?)

俺「まぁいいか…。俺は超高校級の絶倫だ!」



俺の才能が超高校級の???から→超高校級の絶倫になった

827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/25(木) 04:58:22.76 ID:c266C0zs0
俺個室

扉「」バタンッ

俺「あっ」

モノクマ「こらあー!オマエラあっ!!」

俺「モノクマ?…」

モノクマ「僕はオマエラの性事情には関与しないって言ったけど、流石に乱れ過ぎだよ!!」

霧切「私達はちゃんと校則に則って行動してるわ」

モノクマ「校則に無いからって何でもして良い訳?社会的に絶対に認められ無い事も?」

朝日奈「だって、俺とセックスすると何か安心できるって言うか…///」

腐川「ダーリンの愛が伝わるわ…うふふ///」

セレス「仕方ありません。わたくし達はここで暮らして行く以上、皆んなで俺君の妻になると決めましたから」

モノクマ「だからって毎日毎日食べる時と寝る時以外ずっとセックスするなんてオマエラかなり異常だよ」

霧切「貴方的には、毎日部屋に篭って代わり映えしない映像で退屈かしら?」

モノクマ「ギクっ!」

俺「言っただろ?俺達はもう俺達同士では争わないと、皆んなで協力して生きて行くと!」

舞園「俺君…///」グチュッ

舞園「あっ…俺君のカッコ良いまた漏れて来ちゃった…///」

舞園「ちょっとお手洗いに行かせて貰いますね///」スタスタ

俺「あ、ああ…行ってらっしゃい」

霧切「…。」

扉「」ガチャッ

モノクマ「…。」

モノクマ「あーあ、避妊もせずに中出しばっかりしちゃってさ。これってそう言う企画のAVじゃ無いんですけど?」

俺「そもそも撮影なんかされて無いだろ…」

モノクマ「うぷぷ見通しが甘いな俺君と俺君に群がる雌の皆さんは」

俺「それはどう言う意味だよ…」

モノクマ「ほら、自分の目で確認してみなよ。はい」スッ

俺「鍵?…」ガシッ

何処かの部屋の鍵「」

モノクマ「情報処理室。そこで真実を知れば、これからの生活も改めようって気になる筈だよ」

俺「情報処理室…」

俺(そっちは自分から解放するのか…)
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 05:36:01.82 ID:RzvGcuADO
そういえばそうだったな…
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/28(日) 12:42:27.44 ID:xZTI2W7B0
情報処理室

大量のモニター「」

セレス「これは…監視カメラの映像ですか」

朝日奈「何この趣味の悪い扉?」スタスタ

モノクマ柄の扉「」ガチャガチャッ

朝日奈「あれ?鍵ががかかってる…」

霧切「モノクマはそこで真実を知れば、これからの生活も改める気になるって言ってたわね?」

霧切「アレはどう言う事かしら?…」

俺「分からないけど、何かテレビがあるな…」

朝日奈「あ、ならそのテレビなら外の様子とかも分かるんじゃ無い?」

俺「リモコンとかは無いけど…」キョロキョロ

モノクマ「オマエラってテレビを見つけたら直ーぐ飛びついちゃうんだから現代っ子だなぁ」

腐川「ひぃっ!?あ、アンタつけて来てたの?…」

モノクマ「真実を教えてあげるって言ったでしょ?はい、注目〜」ピッ

テレビ「」パッ

俺「あっ…」

霧切「…。」

セレス「これは…」

朝日奈「私達が映ってる?…右下のテロップ…驚愕の真実に驚く一同!この後すぐ!?」

俺「これって、まさか…」クルッ

監視カメラ「俺顔」

テレビ「俺顔「」」

霧切「ふぅん…。そう言う事だったの…」

モノクマ「そう、このコロシアイ学園生活は完全生中継により全国ネットで絶賛放映中なのだ!」

腐川「い、意味が分かんないんだけど…」

モノクマ「いや、全てに意味があったんだよ。鈍いねえ…この学園の謎に迫るヒントを教えてあげたのにさぁ」

モノクマ「オマエラをここに誘い出したのだってそうだよ」

セレス「…わたくし達にこの事実を知らせる事が狙いだったのですね」

モノクマ「そう。全ては全国の視聴者諸君に向けた、前代未聞の絶望的公開生中継の為の演出だったのです」

モノクマ「これぞ究極のリアリティーショー!絶望、エンターテイメントショー!」

モノクマ「まぁ予想外だったのは、オマエラ頭のおかしい奴等のお陰でR18指定の番組に変更されちゃった事かな?」

モノクマ「でも世界に希望をもたらす筈の超高校級の才能を持つ人間が一人の男に対して乱行してたのは、更に視聴者アップに繋がったけどね。うぷぷぷぷ」
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/28(日) 12:58:26.46 ID:xZTI2W7B0
情報処理室

腐川「じゃ、じゃああたし達がヤってた事も全国に放送されてたって事…?」

モノクマ「そうだね。でも一応接合部だけモザイクは入れといたから安心して」

朝日奈「じょ、冗談じゃないわよ!?何でそんな事!?///」バッ

モノクマ「オマエラが勝手にやった事じゃん?僕としてはコロシアイを見せるだけで満足できたのにさ」

朝日奈「ッ…!」

セレス「…なるほど。ではわたくし達の裸体や行為中の姿は全国の皆さんが知ってしまったと言う事ですか」

モノクマ「そう言う事になるね」

腐川「ひいぃっ!?」ゾクッ!!

朝日奈「酷いよ…。どうしてそんな事…」ポロポロ...

セレス「はぁ…」

俺「皆んな…」チラッ

俺(男子の俺はともかく、これは未だ成人してもいない皆んなには絶望的なダメージを与えた事実かもしれない…)

モノクマ「これで分かってくれたでしょ?これからの生活はちゃんと改めようって」

モノクマ「まぁもう既に手遅れ感満載ですけど」

モノクマ「ここに居ないのが残念だけど舞園さんなんて、もうあんな姿世間に出したら超高校級のアイドルなんか名乗れないね」

モノクマ「あれじゃあ超高校級のAV女優だよ。あっひゃひゃひゃひゃ」

俺「くっ…!舞園さんを馬鹿にするな…。彼女は…」グッ

霧切「…俺君」スッ 

俺「霧切さん?…」

霧切「今は引きましょう…」

俺「…。」

モノクマ「そう。今回の動機は真実…この学園生活の真実を知ったオマエラがどうするのか、楽しみに見させて貰うよ」

モノクマ「うぷぷぷぷ」
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/28(日) 13:24:51.01 ID:xZTI2W7B0
俺部屋

俺(情報処理室から戻った俺達だったが、流石に皆んな精神的にダメージを受けたのか自分の部屋へ戻って行った)

俺(……霧切さんを除いて)

霧切「…可能性は考えていたけど、まさか本当に生中継をしていたとはね」

俺「霧切さんはその…卑猥な姿を全国に公開されて恥ずかしかったり、嫌な気持ちは無いの?…」

霧切「勿論、私だって俺君以外の他人に身体を見られるのは嫌よ」

俺「あ……いや、そりゃそうだよな…」

霧切「…。」

霧切「…でも」

俺「え?…」

霧切「今の私達は他人の目なんかを気にしていられるような状況じゃ無い…。…命の懸かった事をさせられているの」

俺「ああ…」

霧切「そして、俺君は私に言ってたじゃ無い…」

俺「え?…」

霧切「必ず私と一緒に生きてここから出たいって…///」

俺「あ…///」

霧切「俺君と一緒に生きてここを出る為には、アレも仕方の無い事だったって割り切れるわ…///」スッ

俺「霧切さん…///」

霧切手「ギュッ」俺手

霧切「ちゃんと責任取りなさいよ?…///」

俺「そ、それは勿論だよ…///」

霧切口「」スッ

俺「ん…」スッ

扉「」ガチャッ

舞園「皆んな!上手く行きましたよ!」

俺&霧切「「…!」」パッ

江ノ島「あれ?俺と霧切だけ?…」

苗木「ここに皆んな居るって聞いたんだけど…」

俺「ちょ、ちょっと色々あってな…」

霧切「え、ええ…」

舞園&苗木&江ノ島&大神「「??」」
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/28(日) 17:34:41.57 ID:qufbSw0u0
舞園さんどんな反応するのか
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/28(日) 17:52:33.56 ID:ZE5GTqvDO
これ2には行くんだろうか
2まではクリアしたけどむしろ行ってほしくないというか…
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/05(日) 02:00:19.18 ID:zWHwWjko0
脱衣所

苗木「俺君達の方も何かあったの?…」

俺「ああ…」スッ

鍵「」

舞園「其方も鍵…ですか?…」

戦刃「それ、情報処理室の鍵…。そっか、もうそこまで見せるんだ…」

苗木「情報処理室って、学園長室と同じで4階の鍵がかかって居た所だよね?…」

霧切「そうね…」

大神「其方はそこで何を見たのだ?…」

俺「…このコロシアイ学園生活が、実は全国に生中継されていたんだ」

舞園「え?…」

苗木「生中継されてた?…」

霧切「…殺人や学級裁判、その他に私達がやっていた事は全て監視カメラから全国のテレビに生中継されていたの」

大神「何だと?…」

苗木「そんな…遊び感覚で…」

舞園「ちょっ、ちょっと待って下さい…。それじゃあ私達がさっきまでしてた事も…?」

霧切「そうね…」

俺「ま、まぁ…一応モザイクは入れてたらしいが…」

舞園「…。」サ-...

俺「ごめん…最後の最後で俺がこんな作戦を取らなければ…」

舞園「…。」

舞園「いえ…」

霧切「ともかく例の物を見せて貰える苗木君?」

苗木「あっ…う、うん。これだけど…」スッ

俺「これが…」

霧切「この学園の謎を解く鍵…」

『おい!オマエラー!!!今直ぐに全員体育館に集合しろ!』

苗木「あ…」

俺「早速来たか…」

俺(これからが俺達の反撃…そして、最後の戦いになる…)グッ
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/08(水) 14:51:13.75 ID:fj0r5nhS0
前スレ1000失敗
潜水艦内

ゼロ仮面「」カポッ

ルルーシュ「兄上、女関係の事で色々とごたついていたみたいですね」

俺「あぁ…まぁ大体の気持ちの整理はついたが…」

ルルーシュ「それは何よりです。俺にも異性との問題はよく分かりませんし、俺が首を突っ込んだ所で火に油だったでしょうし…」

俺「気にしなくていいさ、自分の問題は自分で解決する」

俺「そんな事より俺を呼び出すって事は何かあったのか?」

ルルーシュ「ええ、ディートハルトが目を付けた黒の騎士団の新規参入メンバーに目を通していたんですがこれを見て下さい」ピッ

モニター「」

俺「こいつは…」

ルルーシュ「ええ。ニーナです…」

モニター「ニーナ「」」

ルルーシュ「黒の騎士団にニーナが入りたいと言って来ている」

俺「確かニーナは日本人に対して恐怖を抱いていた筈…。なのに何故そのニーナが日本人の為に戦う黒の騎士団に?…」

ルルーシュ「俺も同じクラスですが、ニーナとはそれ程親しい訳では無いので分かりません…」

俺「…。」

ルルーシュ「ですが、ニーナはこれまでにマオを殺している…」

俺「俺達の目的とは関係無いから放置していたが、結局理由は分からず仕舞いだったな…」

ルルーシュ「ええ…。そして黒の騎士団に入ろうとする理由も…」

ルルーシュ「シャーリーの時とは違い、自分から入ろうとして来ている」

ルルーシュ「どうしますか兄上?…」

俺「…。」チラッ

モニター「ニーナ「」」


1まぁ良いんじゃないか?ニーナの知識は黒の騎士団にとっても役に立つだろ
2俺は反対だな…。彼女を入れて何が起きるのか正直分かったもんじゃ無い…
3先ずはギアスを使って理由を聞いてみないか?


多数決下5まで
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/08(水) 14:51:43.51 ID:fj0r5nhS0
投下場所ミスりました
忘れて下さい
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/09(木) 23:49:34.55 ID:2GYkrJD00
クラブハウス

ルルーシュ「どう言う事だ…。何故ユフィが俺達の住んでいる場所を…?」

ユフィ「それは…前に俺から、この学園にいるって聞いていたから…」

ルルーシュ「兄上が!?」

ユフィ「あ、でも安心して。誰にも言ってないから。本当よ?」

ルルーシュ「…。」

ルルーシュ「…前にと言ったが、兄上とはいつから会っていたんだ?」

ユフィ「私がここのエリア11の副総督に就く前日…ゼロが現れた翌日から…」

ルルーシュ「そんなに前から…?馬鹿な…。兄上からは何も…」

ユフィ「それは多分、俺はルルーシュと私と会わせたく無かったからだと思う…」

ルルーシュ「兄上が俺とユフィを会わせたく無かった?何故だ?…」

ユフィ「…。」

ユフィ「…ルルーシュが、クロヴィスお兄様を殺したゼロだったから」

ルルーシュ「…!」ビクッ

ルルーシュ「な、何を言って…?この俺がゼロ?それも兄上が言っていたのか?…」

ユフィ「ううん…。それはホテルジャックの時から薄々勘付いていたわ…」

ルルーシュ「…。」

ユフィ「あの時、ルルーシュが黒の騎士団を動かす理由はきっと俺を助ける為に動かしたんだって…」

ユフィ「でも、俺とルルーシュが黒の騎士団だって確信したのは神子島から…」

ルルーシュ「神子島?…」

ユフィ「ええ…。そこで俺とまた会ったわ…。今度は黒の騎士団の制服を着た…」

ルルーシュ(兄上が俺と別れて行動をした時か…)

ユフィ「そこで…その…///」

ルルーシュ「暴行を受けたのか?…」

ユフィ「い、いえ…本当はその…恋人のする事をしてて…///」

ルルーシュ「ん?恋人のする事?…」

ユフィ「ううん。何でも無い、とにかく私は俺の味方だから安心してルルーシュ!」

ルルーシュ「…。」
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/10(金) 00:02:47.02 ID:ZYgDp6tc0
クラブハウス

ルルーシュ「仮に俺がゼロだとして、ユフィが手伝って欲しい事とはいったい何だ?…」

ユフィ「何処かに拘束されてる俺を助ける事…」

ルルーシュ「兄上を助け出す?…ユフィも場所を知らないのか?…」

ユフィ「ええ…。お姉様は私が本当に暴行を受けたと思っているから、俺と会うのは禁止されていて場所すらも…」

ルルーシュ「…。」

ルルーシュ「場所すら分からないのならばどう助け出す…?九州ブロックに居るコーネリアが東京疎開に戻ってくればそれこそ間に合わない…兄上は処刑されるぞ」

ユフィ「ええ、だからルルーシュと黒の騎士団の力を借りたいの」

ルルーシュ「どう言う事だ?…」

ユフィ「私はもう直、大々的に行政特区日本の計画を打ち立てる」

ルルーシュ「行政特区日本?…」

ユフィ「未だ具体的な案は纏まっていないから、詳しい詳細は話せないけどこのエリア11に日本と言う国を創るつもりよ」

ルルーシュ「なっ…!?馬鹿な…。そんな案、ブリタニアの皇帝が認める訳が無い…」

ユフィ「でも、俺を助け出して皆んなが幸せになるにはこうするしか無いでしょうから…」

ルルーシュ「…何故その行政特区日本を創る事に兄上が関係あるんだ?」

ユフィ「それにゼロと黒の騎士団も参加してくれれば、暴行を受けた私が黒の騎士団と和解して赦したのに、これ以上俺を拘束しておく理由は無いわ」

ユフィ「だから…俺を助ける為にルルーシュにも…ゼロにも協力して欲しいの」

ルルーシュ「…。」
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 00:08:28.93 ID:opHAO2KnO

落ち着けw
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 00:24:41.22 ID:ZYgDp6tc0
すみませんまたスレ間違えました…
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 00:33:01.75 ID:RtNSW8SW0
体育館

モノクマ「だぁーっ!!」ブンブンブンッ

魚「」ドコドコドコッ

葉隠「本気で怒ってら…」

モノクマ「だから、僕は怒ってるって言ったでしょ!」

江ノ島「どうして怒ってんの?…」

モノクマ「僕の大事な大事な宝物が盗まれたんだ!お前らの中に泥棒がいるからだよ!」

セレス「泥棒って、いったい何の事ですの?」

モノクマ「あれだけ言って、校則にも増やしたのにオマエラの中の誰かが学園長室の扉をぶち破ったんだ…」

舞園「学園長室の扉をぶち破った?…」

モノクマ「そう…そしてその中から僕の宝物を盗み出した、悪い奴が居るんだよ!」

葉隠「ちょ、ちょっと待てよ…学園長室をぶち破ったって…それって校則違反なんじゃねえか?…」

モノクマ「そうだよ。校則違反だ。そしてオマエラの中に犯人がいる事も知ってる」

葉隠「じゃ、じゃあこの中からまた新たなお仕置きをされる奴が…」ゴクリッ...

全員「「「…。」」」

モノクマ「でも特別に今の内に素直に名乗り出て来たら、今回は処刑せずに地下送りで許してあげようかなぁ〜?なんて考えてるんだ」

朝日奈「ど、どうして今回だけお仕置きじゃ無いの?…」

モノクマ「それはね、学園長は清く正しい素直な子の方が好きだからです!」エッヘン

セレス「…フッ、よく言いますわ」

霧切「要は、貴方が監視カメラで見ていないタイミングで盗まれてしまって正確な犯人が分からないから白状させたいだけでしょう?」

モノクマ「ぎくっ!相変わらず鋭いなぁ霧切さんは」

霧切「良い気味ね。いつも学級裁判で私達に推理をさせている貴方が今回は自分自身で犯人を探さないといけないんだから」ニヤッ  

モノクマ「フン、僕はオマエラの学園長だよ?犯人探しなんか直ぐに終わるに決まってるじゃないか」

霧切「それじゃあ今回はお手本を見せて貰おうかしら?貴方の頭脳とやらを…」
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 00:51:55.88 ID:RtNSW8SW0
体育館

大神「その盗んだ犯人の目星はついているのか?…」

モノクマ「勿論、大体の目星はもう付いているに決まってるじゃ無いか!」

モノクマ「今生きている中で、そんな悪い事を真っ先にしそうな
怪しい奴は…」

モノクマ「主人公面して、いつも何かと小煩いのに何故か今日はダンマリな俺君と」チラッ

俺「…。」

モノクマ「探検大好き、隠し部屋探し大好きの奇人でぼっちの霧切さん」

霧切「…。」

苗木「そんな…じゃあ2人が?…」

モノクマ「と言いたい所だけど残念、今回この2人にはアリバイがあるんだよ」

モノクマ「泥棒が現れた時、この2人は猿も真っ青なくらい盛ってたってアリバイがね」

葉隠「羨ましいべ…」

モノクマ「いや、確かこの2匹の猿以外にも他にも舞園さんに朝日奈さんにセレなんたらさんも一緒だったかな。つまり、この3人にもアリバイがあるね」

葉隠「いや、もっと羨ましいべ!」

モノクマ「ちなみにその頃、部屋で一人でセンズリこいてた葉隠君も除外しないとね」

葉隠「悲し過ぎるべ…」
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:18:18.77 ID:RtNSW8SW0
体育館

俺「本当に俺達にはアリバイがあるのか?常に目を離して無かったのか?…」

モノクマ「ようやく口を開いたと思ったら何々〜?もしかして俺君、犯人になりたいの?」

俺「そう言う訳じゃ無いが、ただ本当に俺達の事は見張っていたのか?」

モノクマ「ああ、君達が丸3日間全国のお茶の間には流しちゃいけないような行為をしている所から」

モノクマ「視聴覚室で自分達がして来た行為の全てが全国に放送されてた事実を知り絶望してた所まで全てね」

モノクマ「はっ、でも途中でトイレに行くとか行って居なくなった舞園さんだけは別か」

舞園「…。」

モノクマ「そりゃあんだけ中に出されてたらトイレも行きたくなるよ。でもありがとう俺君、ヒントを与えてくれてさ」

俺「ッ…」

霧切「本当にヒントかしら?」

俺「霧切さん?…」チラッ

モノクマ「ん?どう言う事?」

霧切「今の貴方の口振りだと、ハナから舞園さんが犯人の可能性は薄いと思っているみたいだったけど?」

モノクマ「そうだね。舞園さんには不可能だよ」

セレス「では、その理由もお聞かせ願えますか?」

モノクマ「だって、学園長室の扉は僕の宝物を置いてあったから、加工に加工を重ねてあるんだ」

モノクマ「ぶち破る以外にあの扉を開く方法は無いよ」

モノクマ「でも非力な舞園さんじゃああの扉にタックルを100回かましてもぶち破る事はできない」

舞園「私、本当にお手洗いに行ってましたから…///」

俺「…しかし、それじゃあ残るは苗木君と大神さんと江ノ島さんだけしか居ないが?」

苗木「…。」

江ノ島「…。」

大神「…。」

霧切「さっきの理由だと、苗木君も当てはまらないんじゃ無い?」

モノクマ「そうだね。苗木君がやってても、今頃肩の骨バキバキだよ」

俺「なら残りは江ノ島さんか大神さんと言う事になるが…?」

モノクマ「おや不思議、偶然僕の事を裏切った二人が残っちゃった」
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:35:27.14 ID:RtNSW8SW0
体育館

モノクマ「さてと、江ノ島さんかな?それとも大神さんかな?」

江ノ島「くっ…」

大神「むう…」

セレス「しかし、ここまで絞れるなんて…意外としっかり頭も回るのですね…」

モノクマ「そりゃあ学園長ですから!葉隠君と同じ頭にして貰っちゃ困るよ」

葉隠「お、褒められてんのかオレ?」

朝日奈「ンな訳無いでしょ…」

モノクマ「あれ?でも誰か忘れてるような…」

俺「…!」

俺「も、モノクマ!」

モノクマ「はにゃ?…」

俺「でもさっきの舞園さんと苗木君を外した理由が通るなら江ノ島さんも外れるんじゃないか?…」

江ノ島「俺…」チラッ

俺「江ノ島さんだって超高校級のギャルだ。そんな力は持って無い筈…」

モノクマ「うぷぷ、何寝ぼけた事言っちゃってんの俺君?」

俺「何?…」

モノクマ「彼女の本当の才能…俺君はもう知ってる癖に」

俺「…!」ハッ!!

江ノ島「あ…」

俺(こいつ…いつの間に江ノ島さんがこっちに完全に寝返った事を…?)

葉隠「すまん…江ノ島っちの本当の才能ってなんだ?…」

モノクマ「まぁだけど、それでも江ノ島さんにも不可能だけどね」

俺「…どう言う事だ?」

モノクマ「彼女が俺君達の所へ寝返った時点で、彼女の所持品は全て没収させて貰っていたんだ」

俺「何?…」

モノクマ「彼女の本当の才能で下手に動かれると邪魔だからね」

俺「そうか…。お前、まさかと思ったがこのコロシアイ学園生活が始まる前から、彼女が俺達の所へ寝返るのを想定して…」

モノクマ「まんまとボクを出し抜けたとでも思った?残念だったね俺君、うぷぷぷぷ〜」

俺(何と言う先を見据える力を持ってるんだ…)

戦刃「…。」
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:52:12.63 ID:RtNSW8SW0
体育館

苗木「待ってよ…でも江ノ島さんも無理なら…」

舞園「大神さんしか…」チラッ

大神「…。」

モノクマ「そう…僕の目が俺君達の方へ向いている隙に校則違反を犯し学園長の扉を破壊するどころか、僕の宝物を奪った悪い生徒は…」

モノクマ「大神さくらさん!貴方しかいない!」ビシッ

大神「我か…」

霧切「大神さんが?…」

朝日奈「う、嘘…」

モノクマ「お仕置きの前に。何故、そのような愚かな行為に走ったのか聞いておこうかな?」

大神「…我は…やっていない」

モノクマ「ぬうっ!?ここまで追い詰められて、未だ己の非を認めないか!?この不良生徒め!」

大神「本当の事だ…」

モノクマ「ぐぬぬ…。ならもういい!君がちゃんと自白するまで一生監禁、飲食も抜きと言うお仕置きをするだけだから!」スッ

ボタン「」ポチッ

俺「はっ!?」

朝日奈「あっ!?」

大神足元「」バカッ

大神「なっ…!?」ヒュ-ン...

苗木「お、大神さん!?」

穴の下「真っ暗「」」

苗木「あぁ…」

穴「」ウイ-ン...

モノクマ「ふぅ…これで悪い生徒は消え去った。これで明るく陰惨な学園生活をもう一度始められるね」

「ねえ…」

モノクマ「うん?…」チラツ

霧切「ただ消去法で彼女しか犯人はあり得ないと決めつけて、決定的な証拠も出せないままお仕置きを開始してしまったけど、本当にそれで良かったの?」
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:08:21.73 ID:RtNSW8SW0
体育館

モノクマ「何言ってんの霧切さん?仕方無いじゃ無い?彼女が犯人だったんだからさ」

モノクマ「彼女は再三忠告したのに関わらず校則違反を犯したんだ。残念だけどこれ、お仕置きの対象なのよね…」

セレス「それでは、もし大神さんが犯人じゃ無かった時はどうなさるおつもりですか?」

モノクマ「皆んなして急に何…?あぁ、もしかして皆んなで結託して冤罪って事にして、彼女を出そうと考えてんの?」

舞園「ち、違います!わ、私達はここに来る前に作戦会議をしていたなんて…」

モノクマ「ありがとう舞園さん、君のその余計な一言で確信したよ」

舞園「ぁ…」ハッ!!

苗木「ま、舞園さん…」

朝日奈「舞園ちゃん…」

霧切「…。」

舞園「ご、ごめんなさい…」

モノクマ「うぷぷ…皆んなしてどんどん絶望して行っちゃって、いいねいいね」

モノクマ「さてと、こんなつまらないシナリオを考えたのは俺君だね。どうにかして大神さんを助けようと結託させて」

俺「…。」

モノクマ「だから自分や他の人が犯人だと疑われるよう、珍しく議論にもあまり口出ししてこなかったんだよね?」

俺「くっ…」

モノクマ「やっぱり彼女が犯人で間違い無いよ。もし違ってたら君達をここから出してあげる」

俺「っ…」

モノクマ「まぁ、その可能性は舞園さんのお陰で万に一つも無くなったけどね。うぷぷ…」

俺「くっ…くっくっ…」

モノクマ「ぶひゃひゃひゃひゃ」

俺「クククッ…」

モノクマ「あっひゃっひゃっひゃ!」

俺「あはっはっはっはっ!」

モノクマ「何が可笑しい!!」
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:22:04.00 ID:RtNSW8SW0
体育館

モノクマ「どうして俺君は絶望せず、そんなに笑ってるのさ」

俺「可笑しいからに決まってるからだろ」

モノクマ「可笑しいのは君の頭でしょ。自分の立てた作戦が上手く行かず、頭まで壊れちゃったの?」

俺「いいや、その逆だ」

モノクマ「逆?…」

俺「上手く行き過ぎて笑っていたんだよ」

モノクマ「はにゃ?…」

苗木「お手柄だよ舞園さん!」

朝日奈「うん!流石だよ舞園ちゃん!」

セレス「フッ…舞園さんの言葉が最後の一押しとなるとは…超高校級のアイドルとしての演技力が活かせましたね」

霧切「ええ、お手柄よ舞園さん」

舞園「い、いえ…。そんな…まさか私も、こんな風にまたアイドルとしての力を使う日が来るなんて思ってませんでしたから…///」ニコッ

モノクマ「ちょっと、いったいどう言う事?…」

俺「確か、校則には校則を違反した生徒のみが罰せられると書いていたな」

モノクマ「それが?」

俺「なら、校則を違反していない生徒が罰せられるのはルールを守れていないんじゃ無いか?」

モノクマ「このボクがルールを守れていない?…」

苗木「そうだよモノクマ。お前の探していた犯人は大神さんなんかじゃ無い…」

モノクマ「はっ!?まさか…」

苗木「お前の探していた犯人は…この僕だよモノクマ!!」スッ

モノクマ柄の鍵「」
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:49:00.75 ID:RtNSW8SW0
undefined
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:49:54.27 ID:RtNSW8SW0
体育館

苗木「お前の宝物ってこれの事だろ?」

モノクマ模様の鍵「」

モノクマ「ど、どうして苗木君がその鍵を…」

霧切「未だ分からないの?」

モノクマ「分からないって、何の事?…」

霧切「貴方は敗北したのよ…私達皆んなの、絆の前に」

モノクマ「絆?絆ってなんだよそれ!?美味しいの?」

俺「なら一から説明してやろうか?モノクマ」

モノクマ「うぐっ…な、何を説明するんだよ!?」

俺「俺達は知っていたんだ。あの部屋に、この学園を脱出する為の有力な手掛かりがある事を…」

モノクマ「…。」

俺「でも、その部屋には頑丈な鍵がかかっていた。俺達が決して入る事ができないように…」

俺「そしてその部屋をどうにか探るのも、今まで目立ち過ぎた俺や霧切さんがする訳にもいかなかった」

俺「お前は俺と霧切さんの事を目の敵にしているのか、見張っている事は知っていたからな…」

俺「しかしあの部屋を調査する以外俺達はここに閉じ込められたまま…」

俺「だから俺と霧切さんは、皆んなに力を借りた…。有り得ない事を連日行い、お前の目を引きつける為の役目を俺達…」

葉隠「そ、その為の乱行だったんか?…オレはてっきりその気で楽しんでるんかと…」

朝日奈「ま、まぁそれも間違いでは無いけど…///」

葉隠「はぇ?…」

俺「コホン…そして、実際に鍵をぶち破る組に苗木君、大神さん、戦刃さんの3人…」

俺「ただ、大神さんや江ノ島さんが行えば簡単に誰がやったのか発覚してしまい2人の内どちらかがお仕置きにかけられてしまう…」

苗木「だから僕がやったんだ。江ノ島さんから3日間、つきっきりでコツを教えて貰って…」

戦刃「うん…」コクッ
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:57:41.49 ID:RtNSW8SW0
体育館

セレス「正直、短期間でコツを掴むなんて常人には無理だと思っていましたが…」

俺「本当の実行役に苗木君を選んだのは、彼が超高校級の幸運と言う肩書きを持っていたから…」

俺「俺は、彼の運の良さに賭けたんだ」

霧切「後は貴方が私達の前に説教しに現れるのを待つだけ…。そして、まんまと私達の前に現れて目が離せない状況を見計らって…」

舞園「私、ちょっとお手洗いに行ってから行きますね。直ぐに追いかけますから…でしたか?」

モノクマ「こ、この狸女!その間に…」

舞園「はい、今なら行けると苗木君達に伝えに行ったんです」ニコッ

苗木(流石の僕も、あの舞園さんが強烈な異臭を放ちながら半裸で脱衣所に現れた時は驚いたけど…)

舞園「でも仕方なかったんですよ。あれくらいしないと騙せない相手だったので」

苗木「え?…」

舞園「エスパーですから、ふふ//」ニコッ

苗木「あ…ご、ごめん…そんなつもりじゃ…」

俺「さっきも、本当の予定では戦刃さんが落とされる予定だったんだが…まさか大神さんが落とされる事に変更になって」

俺「作戦が変わって、皆んなアドリブで繋いでくれたけど最後は舞園さんがモノクマに自信を持たせてくれた…」

俺「助かったよ舞園さん。やっぱり君こそが超高校級のアイドルだよ」

舞園「じゃあ俺君、私たくさん頑張ったからここを出たら3人で一緒に暮らそうね?うふふ///」

俺「あ、い、いや…」

霧切「…。」ゾクッ

葉隠「…舞園っちこそ一番強いんじゃねえか?」
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 14:20:02.91 ID:RtNSW8SW0
体育館

霧切「貴方は負けたのよ。私達全員の前に」

葉隠「オレは何もしてねーけどな」

モノクマ「…負けた?オマエラに、僕が?」

俺「最終的には苗木君の幸運と、舞園さんの演技力が頼りだったけど…でも2人は俺の作戦をやり遂げてくれた」

モノクマ「…。」

苗木「モノクマ!校則を破った犯人は僕だ!だけどお前はトリックを見破れないで大神さんを犯人だと決めつけお仕置きをした」

苗木「彼女を解放しろモノクマ!」

舞園「そうです!そして、さっき約束した通り私達の事を解放して下さい!」

モノクマ「約束?約束って何の事?」

舞園「さ、さっき言ってたじゃ無いですか!もし大神さんが犯人じゃ無かったら、私達の事をここから解放するって…」

モノクマ「はてさて、いったい何の事やら…」

苗木「なっ…!とぼけても無駄だぞ!お前の返して欲しい宝物は僕が持っているんだからな」スッ

モノクマ模様の鍵「」

苗木「これさえ有れば、いつでもこの学園の謎を解いてここから出る事もできるんだ」

モノクマ「それじゃあ、こうしちゃえばいいよね」カチッ

戦刃「はっ!?苗木君!危ない!」

モノクマ「校則違反を犯した生徒はお仕置きです!今度こそやっちゃえ!グングニールの槍!」

苗木「え?───」

大量のグングニールの槍「」ビュオッ

俺「苗木君!?」

苗木「う、うわぁっ!?」

ガガガガッ

舞園「あ…」

苗木の周り「グングニールの槍「」」

苗木「…。」

苗木「…あれ?」キョトン

俺「お仕置きが…外れた?…」
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/01(土) 02:57:56.30 ID:4NjprFet0
体育館

モノクマ「何だよこれ!?何で毎回当たらないんだよ!?」

俺「これ、苗木君の超高校級の幸運の力なのか?…」

霧切「いいえ…これは…」

モノクマ「なら違う方法で…!えいっ!」ガトリングガン「」

朝日奈「が、ガトリングガン!?」

モノクマ「これならミスる事なんて無いでしょ。さぁ待たせたね行くよ苗木君!」カチッ  

苗木「うっ!?」

シ-ン...

モノクマ「はぁ…?こいつも作動しない!?いったいどうなってるんだ!?」

霧切「やっぱり…アルターエゴだわ…」

俺「アルターエゴ?…不二咲君?…」

モノクマ「そうか!あいつがネットワークに侵入した時にウィルスを仕掛けやがったのか!!」

セレス「お仕置きもできなくなったとなれば、終わりですわね…貴方も…」

苗木「お前の負けだモノクマ!大神さんを返せ!」

舞園「そうですよ!そしてさっき約束した通り、私達をここから解放して下さい!」

モノクマ「…。」

俺「モノクマ?…」

モノクマ「うぷぷ…ちょっとお仕置き道具が使えなくなっただけで、学園長の僕に対してこの態度…」

モノクマ「オマエラ、本当にお仕置きが怖かったんだね」

葉隠「で、でももう使えねーならお前なんて怖く無いべ!」

モノクマ「果たして本当にそうかな?」

葉隠「え?」

霧切「はっ!?苗木君!危ない!」

モノクマ「ほいっと」ピッ

苗木「え?…」

舞園「あ…」

穴「」ガシャンッ  

苗木「うわっ!?」ヒュ-ン

舞園「きゃあっ!?」ヒュ-ン

俺「苗木君!舞園さん!?」

モノクマ「直接的な処刑はできなくなっても、穴を開いたりして地下へと落とす事は未だできるんだよ」

俺「くっ…モノクマ…」

俺(そうか…だからさっき大神さんの時も普通に作動して…)
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/01/01(土) 03:29:54.11 ID:4NjprFet0
体育館

朝日奈「な、苗木…舞園ちゃん…」

モノクマ「規則を破った苗木君の近くに居た舞園さんは巻き添えだったけど、まぁ仕方ないよね」

モノクマ「君達が結託して学園長であるボクを陥れようとしたんだからさ」

葉隠「な、なんだよこれ…結局俺達はコイツに従うしか無いのか?…」

セレス「…最早、ゲームですら有りませんわね」

モノクマ「そうそう。諦めなって、君達が幾ら足掻いた所でボクには勝てないんだからさ」

俺(俺の立てた作戦により、苗木君と舞園さんが余計な犠牲となってしまった…)

俺(俺が運営側であるコイツに対し、勝負を持ちかけたから…)

霧切「…。」

霧切「本当にそうかしら?」

モノクマ「うん?」

俺「霧切さん…?」

霧切「貴方が俺君の使ったトリックを見破れず敗れたのは、紛れも無い事実だわ」

モノクマ「何い!?」

霧切「自分の思うようにいかないからと、運営側が設定したルールを自ら破ってお仕置きを強行した今の貴方を見て、外の視聴者は今頃こう思っているんじゃ無いかしら?」

霧切「正攻法では私達に勝てないから、ズルして処刑を行い出したって…」

モノクマ「くっ…」

俺「そうか!今の俺達の映像は全国中継されてる。この事は外に居る人達も…」

霧切「ええ…きっと、皆んなこう思っている筈よ」

霧切「絶望では、希望に勝つ事はできないと」

モノクマ「はにゃにゃにゃ…」

戦刃「…!」ハッ!!

戦刃(絶望では希望に…)チラッ

俺「…。」

戦刃「…。」

霧切「貴方が私達を絶望させたいのなら、ちゃんと正々堂々と戦うべきだわ」

モノクマ「ぐぐぐっ…」

戦刃「もう…やめようよ…」

朝日奈「江ノ島ちゃん?…」チラッ

戦刃「もうこれ以上、争うなんてやめようよ盾子ちゃん!」

俺「え?…」

霧切「…。」

戦刃「あ…」
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/01(土) 03:48:07.60 ID:4NjprFet0
体育館

モノクマ「…。」

葉隠「今、盾子ちゃんって?…」

戦刃「あ…え、えっと…」

朝日奈「江ノ島…盾子ちゃんの事?…」

セレス「…この偶然過ぎる一致。そして江ノ島さんの変装…そうとしか考えられませんわね」

俺「モノクマ…まさかお前の正体は…」

霧切「本物の江ノ島盾子……モノクマを操って、私達にコロシアイ学園生活をさせていたのは貴方だったのね」

モノクマ「…。」

俺「戦刃さん…。それで合ってるよな?…」

戦刃「…。」

戦刃「…うん。ごめん、盾子ちゃん」

モノクマ「…。」

モノクマ「は〜あ、本当に残姉だな君は」

戦刃「あ…」

モノクマ「やっぱり、一番最初の事件の時にちゃんと始末しておくべきだったよ」

戦刃「…。」シュン...

俺「江ノ島盾子…これでお前の正体もバレたんだ。そろそろ諦めて出てきたらどうだ?」

モノクマ「諦める?…うぷぷ、気が早いなぁ相変わらず俺君は」

俺「何?…」

モノクマ「未だ残ってるじゃ無いか」

俺「残ってる?…」

煙「」プシュ-!!!

俺「うっ…!?こ、これは?…」サッ

「待っていた…わたくし様は待っていたのよ!貴方達のような人間が現れる事をね」

煙「」スゥッ...

俺「はっ…!」

朝日奈「え…?えぇっ?…」

葉隠「う、嘘だろ?…江ノ島っちが…」

セレス「なるほど…。似ているのは雰囲気だけでしたか…」

戦刃「…。」

霧切(彼女が…一連の…)

江ノ島「そう…わたくしこそが究極にして最大のラスボス…」

江ノ島「江ノ島盾子ちゃーん!!!」

俺「こいつが、超高校級の絶望…」ゴクリッ...
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/01(土) 04:07:28.83 ID:4NjprFet0
体育館

江ノ島「見てるこっちが恥ずかしくなって来るからさ、もうそのブッサイクな変装外していいよお姉ちゃん」

戦刃「…。」スッ 

江ノ島顔「」ビリッ
江ノ島髪「」ブチッ!!

葉隠「ひえっ!?え、江ノ島っちの顔と髪が!?」

戦刃「…私の本当の名前は…戦刃むくろ。超高校級の軍人」

葉隠「超高校級の軍人?…あれ?と言うか皆んな驚かねえの?…」

セレス「その事は葉隠君以外、既に皆んな知っていましたから」

葉隠「ええっ?…オレだけ仲間外れ?…」

朝日奈「と、と言うか今…戦刃ちゃんの事、お姉ちゃんって…?」

江ノ島「ああ…良くある設定だよ。今更言うのも恥ずかしいんだけどさ…つまり、あたしとむくろは双子の関係にあるんだ」

朝日奈「ふ、双子?…」

戦刃「うん…」

江ノ島「体力自慢の姉と言う設定が戦刃むくろ…」

江ノ島「可愛くて天才で、しかも妹と言う設定が…あたし…」

江ノ島「オレら姉妹揃って、超高校級の絶望の絶望シスターズでしたぁ〜あっはっはっはっ!!」

戦刃「盾子ちゃん…」

江ノ島「ったく、その触れ込みで自己紹介する筈だったのに…おめえよぉ!超高校級の絶望の癖に、俺に希望なんか植え込まれてんじゃねーよ!」

戦刃「ご、ごめんなさい…」

江ノ島「全く、残念な姉を持つ妹の身にもなれってんだ!マジ絶望的〜!」キュルンッ

俺「どうしてそんなにキャラが変わるんだ?…」

江ノ島「では説明しましょう。人前に出るのが久しぶりで自分のキャラを忘れてしまったのです」

俺「キャラを忘れる?…」

江ノ島「と言うか!絶望的に飽きっぽいんだ!だから自分のキャラにも直ぐ飽きちまうんだよ」

朝日奈「キャラが濃過ぎるよ…」
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/01/01(土) 04:31:39.79 ID:4NjprFet0
体育館

江ノ島「と言うか、こんな所で正体を明かすつもり無かったんだけど残姉ちゃんの所為で計画丸潰れ」

江ノ島「マジ絶望的に怠いんですけど〜?」

戦刃「ごめん盾子ちゃん…」

霧切「でも…ここで計画を変更して出て来たと言う事は、私達に観念したと見て良いのかしら?」

江ノ島「やぁだぁ〜霧切ちゃん相変わらず怖い目つき。そんなんじゃ俺君に捨てられちゃうぞ?///」

霧切「その心配は無いわ」キリッ

俺「…。」

江ノ島「あっそ、ケッ」

葉隠「だ、だけどよ!降参しねえって事は未だ何かあるんか?…」

江ノ島「この展開でそんな事一つしかありませんよね…?最終決戦です…」

セレス「最終決戦?…」

江ノ島「俺!あんたとあたしの最終決戦だよ!」ビシッ  

俺「俺?…」

江ノ島「そう、果たして生き残るのはどちらなのか…考えただけでゾクゾクしちゃう///」

セレス「…どうして俺君なのですか?」

江ノ島「はぁ?んなもん決まってるだろ!」

江ノ島「オマエラ全員がそいつに希望を抱いてるのはこちとら死ぬ程見させられて来てんだよ!」

葉隠(…あれ?俺は違うくね?まぁいいか)

俺「なら、その戦いに勝てばどうなる?…」

江ノ島「アンタ達が勝てばここから全員解放。あたしが勝った場合は、俺…アンタだけに死んで貰うわ」

俺「ッ…」ゴクリッ...

セレス「…その場合、残った私達はどうなるのですか?」

江ノ島「残りの皆さんには、全員ここで死ぬまで仲良く暮らして行って貰います」

葉隠「つまり、俺っちが勝っても負けてもオレ達は生きられるって事か…」ホッ

江ノ島「果たしてそうでしょうか?」

葉隠「え?…」

江ノ島「わたくしの見立てだと彼が勝った場合、貴方達は間違い無く死ぬと思われます」

857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/01(土) 04:48:18.79 ID:4NjprFet0
体育館

朝日奈「ど、どうして俺が勝つと私達が死ぬの?…」

江ノ島「はぁ…未だ分からない?それを学級裁判で解き明かして欲しいって事よ」

朝日奈「学級裁判?…」

葉隠「てかキャラが…それが素のキャラなんか?…」

霧切「それよりも、そろそろ最終決戦の内容を聞こうかしら?」

江ノ島「ルールは至ってシンプル。もし俺が最終決戦に応じるのなら、私はこの後全てのエリアを解放する」

江ノ島「あんた達は時間内に学園中を捜索して、この学園の謎を全て解き明かして貰う」

江ノ島「見事解き明かし、全員がここから出て行く事に賛成した場合は貴方達の勝ち…ここから解放してあげる」

江ノ島「ただし、解き明かす事ができなかった場合や1人でもここに残りたいと思う人物が居た場合はあたしの勝ち」

江ノ島「俺には死んで貰うし、あんた達は一生ここで暮らして貰う」

俺「…。」

江ノ島「これでどう?俺?」

俺「…分かった。その勝負、応じよう」

江ノ島「フッ、これで最終決戦成立ね…」

戦刃「…。」

霧切「俺君…」

俺「どの道、ここを出る時には学園の事は解かないといけないし…それに、俺はコイツから逃げる訳には行かない…。勝たなきゃいけない…」

俺「そんな気がするんだ…」

霧切「…。」

江ノ島「…。」ニヤッ

葉隠「…。」ゴクリッ...

朝日奈「…。」

セレス「…。」

俺「勝負だ…江ノ島盾子!」

江ノ島「それでこそ俺…。それじゃあ、最終決戦と行こうじゃない!」

俺(このコロシアイ学園生活によって、ここまで犠牲になった皆んなの為にも…俺は絶対に負ける訳にはいかない…)



───こうして…遂に希望と絶望を賭けた、最終決戦が始まったのだった…



第5章END(最終章へ)
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/01/03(月) 00:21:24.83 ID:U6VtBSMc0
いつの間にかギアスの方が埋められていたのでこれからメインをどうするかこっちで決めます
後、多数決中に関係無い話題を出し飛行機を飛ばしまくって埋めようとする方が居るみたいなので一時的に再びおーぷんに移住するかも検討しています


1あのままギアス続きやる
2暫く別の奴やる


多数決下5まで
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 00:33:04.69 ID:Qft8MLDiO
1
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 00:44:49.19 ID:SHs5odco0
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 00:57:50.91 ID:SHs5odco0
2
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 01:00:01.24 ID:SHs5odco0
ちゃんと反映されてたのかごめん2回打っちゃった
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/01/03(月) 01:08:46.04 ID:zDfhIhAZO
久しぶりにラクスにも会いたいけど・・・
1かなあ
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 01:15:21.00 ID:OgoLSSFSO
2
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/01/03(月) 01:25:10.50 ID:tttMD079o
1
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 02:37:54.42 ID:nrcxjaI8O
自演イッチがオープンへ行こうとするんだw
もう使えないでちゅね
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 02:38:22.64 ID:GwyUqgMv0
1
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 05:23:54.37 ID:xw0Qy7kDO
1
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/01/03(月) 07:45:42.39 ID:U6VtBSMc0
ギアス続けます


1設定も変えておーぷんで最初からやる
2設定変えずにそのまま速報でやる

多数決下3まで
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 08:01:08.51 ID:rGmp7lkI0
1
自演はコリゴリ
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 08:21:13.38 ID:LbXkc0W+o
おーぷんってめちゃくちゃ自演しやすいぞ
>>858の多数決時間指定して単発無しでやれよ
ほぼ単発じゃん
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 08:23:51.89 ID:Ghix1kxr0
2
こんな汚いもん持ち込むな
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 08:24:30.85 ID:CUkinI1g0
2
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 08:29:32.14 ID:I5z08eZ9o
2
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 08:41:51.70 ID:xw0Qy7kDO
中身は進まず多数決を取るだけのスレになってないか
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 08:46:11.89 ID:GuWh0C9l0
荒らされる原因作っといて後戻りできない多数決が頻繁にありすぎる
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/01/03(月) 08:56:36.45 ID:U6VtBSMc0
では次スレで

【コードギアス】俺「安価でもう一度ブリタニアと戦う」part9
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1641167729/
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/04(火) 18:50:58.08 ID:lpRIQW/fO
うーんこの
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/04(火) 21:22:38.22 ID:67v71lpDO
V3始めたばかりだけど神田ってマジか…
それと林原は全くわからないな
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/03/26(土) 18:57:28.91 ID:y/sSvfWc0
ガンダムやる前にこっち終わらせーや
ギアス終わったらやるんちゃうんかい
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 19:24:34.93 ID:4dFFB4Foo
次なにやるか多数決すらしないって
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 20:38:19.32 ID:hfgR2Gti0
速報が管理放棄されたのを悪用してスレ乱立させてたんか
長期間放置の常習犯とか無自覚な荒らしじゃん
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/03/27(日) 10:16:42.92 ID:4JZgc7Ya0
──C.E70
『血のバレンタイン』の悲劇によって、地球、プラント間の緊張は、一気に本格的武力衝突へと発展した

誰もが疑わなかった、数で勝る地球軍の勝利……。が、当初の予測は大きく裏切られ

戦局は疲弊したまま、既に11ヶ月が過ぎようとしていた…



そんな中、俺は……



オノゴロ島

大きな建物「」

俺「…。」スタスタ

住人達「「」」ワイワイ...

俺「…。」

俺「中立国オーブ…」

子供達「「わーい!!」」タッタッタッ

俺(平和の国か…。活気に溢れているな…)



海岸

俺「…。」

夕陽「」ズズ...
波「」ザザ-ン...

俺(…俺は、ある人物に連れられ戦争とは関係の無いこの国にやって来ていた)

???「…。」スタスタ...

俺(そしてその人物の名前は…)チラッ


1ラクス・クライン
2ムルタ・アズラエル
3ラウ・ル・クルーゼ


多数決下3まで
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/03/27(日) 10:17:43.48 ID:4JZgc7Ya0
ミスしました
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:18:17.87 ID:4JZgc7Ya0
体育館

俺(最終決戦…江ノ島盾子との…)

俺(この学園の謎を全て解き明かす事…。そうすれば俺達は解放されて外に…)

朝日奈「さくらちゃんと苗木と舞園ちゃんはどうなったの?…」

戦刃「多分、この学園の地下に連れて行かれた…」

俺「地下って?…」

戦刃「ゴミ処理場の下…。要するにゴミ溜めだよ」

俺「ゴミ溜めって…」

霧切「…こことは違って、衛生的にも色々と問題があるでしょうしあまり長居すると命の危機もあるでしょうね」

朝日奈「そんな…」

葉隠「でもそんな場所、いったいどうすりゃ良いんだ…?」

戦刃「…。」

戦刃「…方法が無い訳では無い」

全員「「「え?…」」」

戦刃「でもその代わり…私は学級裁判に間に合わず、棄権した事になる…」

俺「棄権って…それじゃあ戦刃さんの命まで…」

戦刃「うん。だから私は俺君に命を預ける」

俺「え?…」

戦刃「俺君が盾子ちゃんに勝てば、その時点でこのコロシアイ学園生活は終わり…」

戦刃「校則違反もお仕置きも行われない」

俺「戦刃さん…」

戦刃「…だから、俺君…私にも貴方の事を信じさせて欲しい」

俺「…。」

俺「…分かった」コクッ

戦刃「うん」コクッ


──そうして、戦刃さんは地下に幽閉された3人を助ける為最後の学級裁判を棄権し用意があるからと体育館を出て行った
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:19:22.20 ID:4JZgc7Ya0
体育館

俺(俺が勝たなければ、舞園さん、苗木君、大神さん…そして戦刃さんの命が一斉に失われる…)

俺(絶対に勝つしか無い…)グッ

俺「この学園の謎を全て解き明かすか…」

俺「…確かに最後にかなり難しい出題をされたけど、今まで通り皆んなで力を合わせれば勝つ事だって」クルッ

セレス「…。」

朝日奈「…。」

俺「あ、あれ?2人とも?…」

セレス「…お忘れですか俺君?」

俺「え?…」

セレス「わたくし達は貴方と繋がっている卑猥な映像を外の方々に生中継されていたのです」

俺「あ、いや…それは…」

霧切「確かにそうかもしれないけど、今はそんな事で争っている場合では無いでしょう?」

朝日奈「霧切ちゃんは良いよ…。ここを出ても俺と付き合って行くんだから…」

霧切「……それは」

朝日奈「でも私達は違う。俺は一人しか居ないし、これから先も外の生活が続くんだよ?…」グスッ

朝日奈「でも、あんな姿全国放送されて…」

俺「う…」

霧切「…。」

俺(だからと言って、外の世界でも皆んなとも付き合って行くなんて法律が許さないし…)

俺(駄目だ…何とも言えない…)

セレス「…。」

セレス「…申し訳ありませんが、協力はできません。部屋に戻らせて貰いますわ」スタスタ

俺「あ…せ、セレスさん…」

朝日奈「私も…」

俺「朝日奈さん…」

俺(そうして、二人は出て行ってしまった…)
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:20:00.24 ID:4JZgc7Ya0
体育館

俺「…。」

葉隠「あ、あー…元気出せって俺っち。オレは手伝ってやっから。あっはっはっ」

俺「葉隠君…」

葉隠「その代わり、外に出たらオレにも女を紹介しろよ?」

俺「…。」

霧切「ふぅ…一先ず私達だけでも手分けしてこの学園の謎を解き明かしに行きましょうか」

霧切「これ以上ここに居ても時間の無駄だわ」スタスタ

俺「ああ」スタスタ

葉隠「あ、あれー?おーい、二人とも。俺の協力は?…」


──そうして、セレスさん達の協力を得られ無かった俺達は結局それぞれで学園を探る事になった…
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:20:48.11 ID:4JZgc7Ya0
1階食堂横シャッター

俺「あ…」

霧切「…。」

シャッター「」ウイ-ン

俺「閉じられていたシャッターが開いて行く?…」


モニター『』パッ

モノクマ『最終決戦だって言ったでしょ?』

モノクマ『だから、正々堂々今回はキミ達が行けなかった場所、全ての封鎖を特別に解こうと思います』


俺「いったい何だ?…親切に…何か魂胆があるのか?…」

モノクマ『うぷぷ。さぁ…それはどうだろうね』

モノクマ『それともう一つ大ヒントをあげよう』

俺「大ヒント?…」

モノクマ『この希望ヶ峰学園に生きて足を踏み入れたのは正真正銘17人の高校生だけ』

モノクマ『いったい、何故そんな事になったのでしょうか?』

俺「な、何を…」ゴクリッ...

モノクマ『うぷぷぷぷ。よく考えてみなさい。それじゃ』パッ

俺「江ノ島盾子…」

霧切「…。」

霧切「…俺君、こっちは私が捜索するわ」

俺「え?…」

霧切「俺君はもう一方の方をお願いしても良いかしら?」

俺「もう一方?…あ、ああ、わかった…」
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:21:42.36 ID:4JZgc7Ya0
2階女子更衣室

扉「」ガチャッ

俺(あ…いた…)

腐川「」

俺「腐川さん、腐川さん大丈夫か?…」

腐川「」ユサユサ...

俺(ちゃんと息はしている…死んでる訳では無いと思うが…)

腐川「んぁ?」

俺「気が付いたが…いったいどうしたんだ腐川さん?…こんな場所で…」

腐川?「おー、俺きゅんじゃん。久しぶり〜元気してた?」

俺「は?…」

俺(俺きゅん?…何かキャラおかしくないか?彼女…)

腐川?「いや、は?ってんだその反応。受けるんだが、ギャハハハハハ!」

俺「ま、まぁ無事なら良かった…。だけど、モノクマの集合にはちゃんと来てくれないと…」

俺「もし集合に居ない事がバレてたらいったいどうなってたか…」

俺「幸いにも色々あって江ノ島盾子が気付かなかったのと」

俺「ここが更衣室で、監視カメラの無い部屋だったから助かったのか…」

腐川?「いやいやモノクマって何その人形みたいな名前?あのキチガイ女が何かあんの?」

俺「え?…何言ってるんだ腐川さん?…」

腐川「おいおいおいさっきから何言ってんだ?忘れちゃった訳俺きゅん?」

俺「うん?…」

ジェノサイダー「あたしをあんな根暗と一緒にすんなよ。あたしの名前は超高校級の殺人鬼…ジェノサイダー翔!!」

俺「超高校級の殺人鬼…ジェノサイダー翔!?」

ジェノサイダー「だから何改まって驚いちゃってるんだよ」

ジェノサイダー「良い加減そのつまんない芸辞めないと殺すぞ?」シャキンッ

俺「うっ…ストップストップ…」

俺(そう言えば腐川さんとエッチした時に言ってたな…自分にはもう一人の人格が居ると…それが…?)

俺「二人の記憶はリンクしてないのか?…」

ジェノサイダー「当たり前っしょ。あの根暗の見たい映像なんてあたしは見たくねーっつの」

俺「そ、そうなんだ…」

ジェノサイダー「うん?それにしても何か変な感触…うぇっ気持ちわりー」スタスタ

俺「え?…」

扉「」バタンッ

俺「…。」

俺(アレがジェノサイダー翔?…)

俺(何というか腐川さんとは正反対の性格だな…)

俺「一先ず彼女が無事で良かった。俺も霧切さんの場所に行こう」
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:22:56.35 ID:4JZgc7Ya0
学園長個室

霧切「…。」

俺「霧切さん…?」ガチャッ

霧切「…俺君。彼女の無事は確認できたの?」

俺「ああ、何か気絶してただけみたいで…」

霧切「そう…無事だったなら良いわ…」

俺「ここは?外の廊下は廃墟みたいに荒れてたが…」

霧切「生徒手帳には学園長私室と書かれているわね…」

俺「学園長の?…つまり、霧切さんのお父さんが使っていた部屋か…」

霧切「…気付いていたのね。私の父がこの学園よ学園長と言う事を」

俺「ああ…少しずつ記憶が戻って来て…」

霧切「そう…」

俺「それで何かこの部屋から分かる事は?…」

霧切「いいえ…。学園長のパソコンも調べてみたけど、外の事も、アルターエゴの言っていた史上最悪の絶望的事件の事も有益な情報は得られなかったわ…」

俺「そうか…」

パソコン「」

霧切「でも一つだけ…」カタカタ

パスワード「」

俺「パスワード?…」

霧切「学園長はここに何か重要な事を隠していたみたい…」

俺「パスワードか…」

霧切「思いつく限りの事は試してみたけど、これ以上は何か新しいヒントが無いと駄目みたいね…」

俺「…。」

『もしこの先私に何か起きた時は、君が響子の事を──』

俺(俺の記憶が正しければ…)スッ

パソコン「KYOKO」カタカタ

霧切「俺君?…あ…」

パスワード「SUCCESS」ピピッ

隠し扉「」ウイ-ン

俺「隠し扉…?」

霧切「…。」

霧切「…ねえ俺君。どうしてパスワードが分かったの?」

俺「どうしてって…そんなの簡単じゃないか」

霧切「簡単?…」

俺「俺の記憶の中だと、霧切さんの父親は、霧切さんの事をとても大切に想っていたから」

霧切「ぁ…」

俺「だから推理するまでも無く、これしか無いかなって」

霧切「……。」

霧切「…そう」
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:23:42.93 ID:4JZgc7Ya0
隠し部屋

霧切「…。」

俺「これは…?」スッ

大きな箱「」

霧切「…中に入ってるのは、少なくとも見て楽しい物じゃ無いでしょうね」

俺「え?…あっ…」パカッ

大きな箱「骸骨「」」

俺「が、骸骨?…これは、まさか…」

霧切「私の父よ…」

俺「霧切さんの?…」

霧切「これまでの情報を組み合わせてみれば、そうとしか考えられないじゃない…」

俺「そうかさっきのモノクマの言葉…。生きたまま足を踏み入れたのは17人の高校生だけって…」

霧切「…。」

俺「あ…」スッ

霧切父が幼霧切を抱っこしている写真「」

霧切「…本当に、迷惑な話よね」

俺「うん?…」

霧切「…過去を清算する為にわざわざこんな所まで来たって言うのに、また勝手に居なくなって…」

霧切「私から、過去を清算する機会さえ奪って…」

俺(霧切さん…)

霧切「本当に…最低の父親よ…」スッ

俺「…。」

写真「」パタンッ

俺「…。」スッ

霧切腕「」ガシッ

霧切「え?…」

俺「…でも、学園長は霧切さんの事を何よりも大事にしていた」フルフル

霧切「どうしてそんな事…?」

俺「分かるさ。自分の命と引き換えにしても、俺に君の事を守って欲しいと頼んで来た」

俺「そして今もこうして俺達の為にヒントを隠してくれてる…」スッ

写真の裏「」ペリッ

霧切「マイクロチップ?…」
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:24:17.15 ID:4JZgc7Ya0
学園長個室

俺(マイクロチップの中には、学園長が苗木君や舞園さん…そして俺にこの学園の中で一生を過ごすか問う物で…)

俺(その映像は江ノ島盾子にとって見落としていた物なのか途中で放送を中断されてしまったが…)

俺(…だが、その映像の俺達はそれにはいと答えていた)

俺「俺達自身がここに残るって決めた…?だが、そんな記憶は…」

霧切「…。」

霧切「…ごめんなさい俺君…少し一人にしてくれる?」

俺「あ、ああ…分かった。俺は違う部屋を調べて来るよ」スタスタ

霧切「ごめんなさい…」

俺(父親の死を目の当たりにして、霧切さんも辛いんだろう…)

俺(残りの未だ調べきっていない事は俺が一人で調べてこよう)スタスタ
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:24:47.27 ID:4JZgc7Ya0
ロッカー

俺(このロッカー…俺達の渡された生徒手帳では開かなかったが…)

俺「さっき見つけたこの学園長のなら…」

学園長の生徒手帳「」スッ

ロッカー「」ピピッ

俺「おっ開いた」

ロッカー「」ガシャンッ

俺「…ん?」スッ

スクール水着「」

俺「うん?これ、女子の…?名前の所に朝日奈って書いてある…」

俺(それじゃあここはもしかして俺達が使っていた?…)

────
───
──


何個か開かれたロッカー「」

俺「やはりそうか…。ここは俺達クラスメイトの…」

大和田の特攻服「」スッ

俺「残りはこのロッカーか…」スッ

ピピッガコンッ

俺「手帳…?」スッ

手帳「」ペラペラ

俺「この字は霧切さんの物か…」ペラペラ...

俺「シェルター計画…?希望ヶ峰学園をシェルター化し、生徒達に共同生活を送らせる計画…」

俺(さっきの映像と同じ事を…?)

俺「…絶望が紛れ込んでいる。2人の絶望…」

俺(江ノ島盾子と戦刃さんの事か…)

俺「だから私達が生き残った…」

俺(他の生徒達は皆んな死んだ?…つまり、この学園の生徒だった霧切さんは何か手掛かりを掴んで…?)

俺「これ以上は何も書いてないか…」ペラペラ

俺「あれ?このページ、海苔か何かで固定して一つにしてある?…」

俺(何か隠してあるのか?…)

俺「ごめん霧切さん…確認させて貰うよ…」ビリッ

俺「…!!」

俺「こ、これは……」


コンマ下二桁
31以上俺の中で全てが繋がった(俺覚醒。最終決戦勝利)
30以下未だ分からない事がある…


安価下
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 10:55:14.52 ID:zchd3ynaO
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