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【ダンガンロンパ 】俺「安価で今度こそコロシアイ学園生活を生き残る」part6

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795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/16(火) 23:00:10.52 ID:X+LBs+SZO
ほい
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/16(火) 23:02:28.19 ID:C1SkXEac0
a
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/16(火) 23:04:23.75 ID:21n7GwJEO
そう都合よくはいかないか…
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/16(火) 23:10:21.35 ID:C1SkXEac0
まあこっからでもワンチャンあるし
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/19(金) 10:16:05.80 ID:b3kEKzV30
コンマ52(62)
3日後
俺部屋

俺「はぁ…はぁ…はぁ…」

舞園「」ドロッ...

セレス「」ドロッ...

朝日奈「」ドロッ...

腐川「」ピクッピクッ...

俺(黒幕の目を欺く為とは言え…ご飯と睡眠時以外は朝も昼も夜も常に6人でセックス…)

俺(流石の俺も…もう身体が痛い…。全く動かない…声も出せない…)

俺(戦刃さんと苗木君…そして大神さんのチームは上手く行ってるだろうか…)

扉「」ガチャッ

俺「……え?」

謎の覆面「…。」

俺(だ、誰だ!?…こいつ…)

謎の覆面右手「サバイバルナイフ「」」

俺「はぁ…はぁ…」

俺(ま、マズイ…!こいつ、誰か…)

謎の覆面「…。」スタスタ

俺「うっ…」

俺(いや、誰かじゃ無い。間違い無く俺を殺すつもりだ…)

俺「ッ…!」グッ

俺(マズイ…今は体力が空で身体が動かない…。き、霧切さん…)チラッ

霧切「」ピクッピクッ...

俺(あぁ…駄目だ…。霧切さんも舞園さんに責められ過ぎた所為で気を失ってる…)

サバイバルナイフ「」スッ

俺(戦刃さん達のチームは別任務中…。もう、助けは来ない…)

謎の覆面「…。」

サバイバルナイフ「」ビュオッ

俺(殺られる…。ここまで来て…)グッ



コンマ下二桁
81以上黒幕がナイフを何故か俺の目の前で止めて…(???好感度上昇)
31〜80殺されると思ったが、この絶望的な状態で助けが入った
30以下俺死亡


安価下
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 10:22:21.63 ID:+eohIonOo
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 10:30:38.41 ID:WRlftFijO
ここまでか
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 10:36:54.99 ID:7/YZg9emo
さすがに女全員生存は無理だったか……
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/20(土) 18:13:24.74 ID:/LS1ErNQ0
コンマ63(73)
俺個室

サバイバルナイフ「」ビュオッ

俺「ッ…」

カキンッ!!

謎の覆面「…!」

俺「あ…」

ハサミ「サバイバルナイフ「」」

腐川?「誰か知んないけど、あたしの獲物に手を出さないでくれる」

俺「ふ…腐川さん?…」

腐川?「あ?あんな根暗と一緒にすんじゃねーよ」

俺「え?」

ジェノサイダー「あたしの名前は超高校級の殺人鬼ジェノサイダー翔!」シャキ-ン

俺「超高校級の殺人鬼。ジェノサイダー翔…」

俺(そう言えばこの前、腐川さんの初めてを貰った時にそんな事を言ってたな…)

俺(自分の中にもう一人の自分が居ると…)

ジェノサイダー「ふぁ〜それにしてもよく寝たわ〜…」

俺(本来の腐川さんとは雰囲気がまるで違う…。あれ、本当だったのか…)

ジェノサイダー「と言うか何この状況?皆んな全裸なんですけど!?」

ジェノサイダー「全員あそこから白いの垂れ流してやっば何この状況〜!やば過ぎんだろ!?」

ジェノサイダー「ん?てかアレ?あたしも全裸!?いや〜ん!///」バッ

俺「…。」

ジェノサイダー「冗談だろ?あの根暗、霧切の男に手を出したのかよ!いつの間にそんな度胸ついたんだよアヒャヒャヒャ!」

ジェノサイダー「と言うかあたしも中に出されてんじゃん!?ヤバくねこれ!?」ビュオッ

俺顎「ハサミ「」」チャキッ

俺「うっ…!?」

俺(や、ヤバイ…。殺人鬼を怒らせたか?…)

ジェノサイダー「…。」


コンマ下二桁
91以上ジェノサイダー、腐川だけじゃなく自分にもちゃんとエッチを教えろと頼み込んでくる(ジェノサイダー翔、好感度11に上昇)
21〜90俺、脅される…
20以下俺、殺される…


安価下
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 18:22:11.13 ID:GVIca6Y2o
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 18:22:29.45 ID:MAupHfeiO
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 19:23:09.68 ID:ioHnYLjh0
これはどうなんだ
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 20:34:27.91 ID:0Sjk5WSlO
ぶっちゃけここまで来たら死んだら江ノ島判定からやらせて欲しいな
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/22(月) 15:49:04.32 ID:PSiW5qZ00
コンマ13(23)
俺部屋

ジェノサイダー「なあこれ、ちゃんと責任取ってくれんだろうな?てか取らなきゃ殺す」

俺「と、取るよ…。うん…」ゴクリッ...

俺(未だここで死ぬ訳にはいかない…。ここは素直に従っておこう…)

ジェノサイダー「…。」

俺「…。」

俺(納得してくれたか?…)


コンマ下二桁
21以上ジェノサイダー納得する(5章ENDへ)
20以下俺、嘘がバレて殺される…


安価下
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 15:55:03.98 ID:9pwO/rLMO
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/22(月) 16:34:27.25 ID:PSiW5qZ00
コンマ98(99)


1巻き戻し権利
2コンマ振り直し権利2枚
3俺、逆境スキル持ちに


多数決下5まで
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 16:36:18.20 ID:RZzraD/Go
1
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 16:39:19.35 ID:EOo6L+hZO
1
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 17:07:53.60 ID:5mLZ+iltO
3
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 17:08:10.09 ID:DKnkwW/PO
3
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 17:51:57.48 ID:J15SfrrwO
1
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/22(月) 18:17:04.96 ID:PSiW5qZ00
巻き戻し権利

巻き戻し権利を使用しますか?
1巻戻す
2このまめ行く

多数決下3まで
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 18:18:35.00 ID:Qx4nkekHO
1
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 18:21:06.96 ID:RZzraD/G0
1
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/22(月) 18:32:35.50 ID:PSiW5qZ00
巻き戻し権利を使用します
指定が被った場所から再開します
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 18:34:18.43 ID:h+MAaKOfO
>>794
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 18:37:05.39 ID:RZzraD/G0
794
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/22(月) 18:44:11.33 ID:PSiW5qZ00
794からやり直します
俺部屋

パンパン...

俺「はぁ…はぁ…」

舞園「俺君。もっと…!霧切さんも一緒に///」ギュウッ

霧切「ちょ、ちょっと…ぁ…///」ガシッ

朝日奈「早く早く!次は私ね!///」ギュウッ

腐川「はぁ…はぁ…。頭おかしくなるわぁ〜ふへへ…///」ダラッ...

俺「流石に感覚が…」

セレス「これくらいで果ててはいけませんわ俺君。俺君はわたくし達の王なのですから…んふふ///」ギュウッ

俺(俺の役目は作戦が終わるまでこれまで通り、性に溺れた生活を送る事だった)

俺(監視カメラの下で…)

監視カメラ「」

俺「はぁ…」

パンパン

朝日奈「あぁ、最高だよぉ///」

俺(3日連続ぶっ通しで6Pは流石にキツい…)

俺(部屋中の強烈な臭いで頭がくらくらする…。倒れそうだ…)

俺(…いや、倒れても良いんだっけ?霧切さんが…)チラッ


舞園「うふふ霧切さん可愛い…///」チュパッ

霧切「ま、待って舞園さん。私は…ぁ…///」クチュッ


俺「…。」ギンッ

セレス「あら?ここに来てまた大きくなりましたわね?///」チュッ

俺(大丈夫なのか霧切さん…?)

俺(いや、そもそも俺が耐えれば…)


舞園→霧切好感度11
コンマ下二桁
71以上俺は性行為により逆に体力が回復できて頭も回る超高校級の絶倫になった
61〜70俺は身体が動かなくなった筈なのに、夢か現か江ノ島さんとヤッた夢を見た(???好感度→???に)
11〜60流石に3日続けての6Pは俺も疲れ切り、身体が動かなくなるまで絞り取られた…。そして霧切さんも助けてくれる筈だったが気を失っていた…
10以下俺、腹上死した


安価下
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 18:46:31.63 ID:ISCALhJYO
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 19:13:00.30 ID:n7fyGd+XO
これ低め狙った方がいいな
手袋あるから確定で最低にはならんし
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/22(月) 19:21:57.40 ID:kOu0FSqQO
>>775でも言ってるがこれ最高値なら5章もう判定無いらしいからもう女全員生存完全に終わりだな
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/23(火) 22:44:43.78 ID:djxXl/yh0
コンマ63(73)
俺個室

俺「ふぅ…」

舞園「」ドロッ...

セレス「」ドロッ...

朝日奈「」ドロッ...

腐川「」ピクッピクッ...

俺「何だか頭がスッキリする…」

俺(それに、本来なら身体は疲れてる筈なのに何故か今はいつもより元気がある…)

俺「もしかして俺…化け物級の絶倫なのか?…」

霧切「よ、ようやく…思い出したみたいね…」ドロッ...

俺「えっ?」

霧切「俺君の才能を…」

俺「俺の才能?…」

霧切「俺君の才能は…超高校級の…絶倫よ……」ビクンッビクンッ

俺「俺が超高校級の絶倫…」

俺「…。」

霧切「…。」

俺(…確かにエッチすると頭はスッキリするし、身体も良い具合に元気になったが)

俺(何か違う気がするぞ…?)

俺「まぁいいか…。俺は超高校級の絶倫だ!」



俺の才能が超高校級の???から→超高校級の絶倫になった

827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/25(木) 04:58:22.76 ID:c266C0zs0
俺個室

扉「」バタンッ

俺「あっ」

モノクマ「こらあー!オマエラあっ!!」

俺「モノクマ?…」

モノクマ「僕はオマエラの性事情には関与しないって言ったけど、流石に乱れ過ぎだよ!!」

霧切「私達はちゃんと校則に則って行動してるわ」

モノクマ「校則に無いからって何でもして良い訳?社会的に絶対に認められ無い事も?」

朝日奈「だって、俺とセックスすると何か安心できるって言うか…///」

腐川「ダーリンの愛が伝わるわ…うふふ///」

セレス「仕方ありません。わたくし達はここで暮らして行く以上、皆んなで俺君の妻になると決めましたから」

モノクマ「だからって毎日毎日食べる時と寝る時以外ずっとセックスするなんてオマエラかなり異常だよ」

霧切「貴方的には、毎日部屋に篭って代わり映えしない映像で退屈かしら?」

モノクマ「ギクっ!」

俺「言っただろ?俺達はもう俺達同士では争わないと、皆んなで協力して生きて行くと!」

舞園「俺君…///」グチュッ

舞園「あっ…俺君のカッコ良いまた漏れて来ちゃった…///」

舞園「ちょっとお手洗いに行かせて貰いますね///」スタスタ

俺「あ、ああ…行ってらっしゃい」

霧切「…。」

扉「」ガチャッ

モノクマ「…。」

モノクマ「あーあ、避妊もせずに中出しばっかりしちゃってさ。これってそう言う企画のAVじゃ無いんですけど?」

俺「そもそも撮影なんかされて無いだろ…」

モノクマ「うぷぷ見通しが甘いな俺君と俺君に群がる雌の皆さんは」

俺「それはどう言う意味だよ…」

モノクマ「ほら、自分の目で確認してみなよ。はい」スッ

俺「鍵?…」ガシッ

何処かの部屋の鍵「」

モノクマ「情報処理室。そこで真実を知れば、これからの生活も改めようって気になる筈だよ」

俺「情報処理室…」

俺(そっちは自分から解放するのか…)
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/25(木) 05:36:01.82 ID:RzvGcuADO
そういえばそうだったな…
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/28(日) 12:42:27.44 ID:xZTI2W7B0
情報処理室

大量のモニター「」

セレス「これは…監視カメラの映像ですか」

朝日奈「何この趣味の悪い扉?」スタスタ

モノクマ柄の扉「」ガチャガチャッ

朝日奈「あれ?鍵ががかかってる…」

霧切「モノクマはそこで真実を知れば、これからの生活も改める気になるって言ってたわね?」

霧切「アレはどう言う事かしら?…」

俺「分からないけど、何かテレビがあるな…」

朝日奈「あ、ならそのテレビなら外の様子とかも分かるんじゃ無い?」

俺「リモコンとかは無いけど…」キョロキョロ

モノクマ「オマエラってテレビを見つけたら直ーぐ飛びついちゃうんだから現代っ子だなぁ」

腐川「ひぃっ!?あ、アンタつけて来てたの?…」

モノクマ「真実を教えてあげるって言ったでしょ?はい、注目〜」ピッ

テレビ「」パッ

俺「あっ…」

霧切「…。」

セレス「これは…」

朝日奈「私達が映ってる?…右下のテロップ…驚愕の真実に驚く一同!この後すぐ!?」

俺「これって、まさか…」クルッ

監視カメラ「俺顔」

テレビ「俺顔「」」

霧切「ふぅん…。そう言う事だったの…」

モノクマ「そう、このコロシアイ学園生活は完全生中継により全国ネットで絶賛放映中なのだ!」

腐川「い、意味が分かんないんだけど…」

モノクマ「いや、全てに意味があったんだよ。鈍いねえ…この学園の謎に迫るヒントを教えてあげたのにさぁ」

モノクマ「オマエラをここに誘い出したのだってそうだよ」

セレス「…わたくし達にこの事実を知らせる事が狙いだったのですね」

モノクマ「そう。全ては全国の視聴者諸君に向けた、前代未聞の絶望的公開生中継の為の演出だったのです」

モノクマ「これぞ究極のリアリティーショー!絶望、エンターテイメントショー!」

モノクマ「まぁ予想外だったのは、オマエラ頭のおかしい奴等のお陰でR18指定の番組に変更されちゃった事かな?」

モノクマ「でも世界に希望をもたらす筈の超高校級の才能を持つ人間が一人の男に対して乱行してたのは、更に視聴者アップに繋がったけどね。うぷぷぷぷ」
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/28(日) 12:58:26.46 ID:xZTI2W7B0
情報処理室

腐川「じゃ、じゃああたし達がヤってた事も全国に放送されてたって事…?」

モノクマ「そうだね。でも一応接合部だけモザイクは入れといたから安心して」

朝日奈「じょ、冗談じゃないわよ!?何でそんな事!?///」バッ

モノクマ「オマエラが勝手にやった事じゃん?僕としてはコロシアイを見せるだけで満足できたのにさ」

朝日奈「ッ…!」

セレス「…なるほど。ではわたくし達の裸体や行為中の姿は全国の皆さんが知ってしまったと言う事ですか」

モノクマ「そう言う事になるね」

腐川「ひいぃっ!?」ゾクッ!!

朝日奈「酷いよ…。どうしてそんな事…」ポロポロ...

セレス「はぁ…」

俺「皆んな…」チラッ

俺(男子の俺はともかく、これは未だ成人してもいない皆んなには絶望的なダメージを与えた事実かもしれない…)

モノクマ「これで分かってくれたでしょ?これからの生活はちゃんと改めようって」

モノクマ「まぁもう既に手遅れ感満載ですけど」

モノクマ「ここに居ないのが残念だけど舞園さんなんて、もうあんな姿世間に出したら超高校級のアイドルなんか名乗れないね」

モノクマ「あれじゃあ超高校級のAV女優だよ。あっひゃひゃひゃひゃ」

俺「くっ…!舞園さんを馬鹿にするな…。彼女は…」グッ

霧切「…俺君」スッ 

俺「霧切さん?…」

霧切「今は引きましょう…」

俺「…。」

モノクマ「そう。今回の動機は真実…この学園生活の真実を知ったオマエラがどうするのか、楽しみに見させて貰うよ」

モノクマ「うぷぷぷぷ」
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/11/28(日) 13:24:51.01 ID:xZTI2W7B0
俺部屋

俺(情報処理室から戻った俺達だったが、流石に皆んな精神的にダメージを受けたのか自分の部屋へ戻って行った)

俺(……霧切さんを除いて)

霧切「…可能性は考えていたけど、まさか本当に生中継をしていたとはね」

俺「霧切さんはその…卑猥な姿を全国に公開されて恥ずかしかったり、嫌な気持ちは無いの?…」

霧切「勿論、私だって俺君以外の他人に身体を見られるのは嫌よ」

俺「あ……いや、そりゃそうだよな…」

霧切「…。」

霧切「…でも」

俺「え?…」

霧切「今の私達は他人の目なんかを気にしていられるような状況じゃ無い…。…命の懸かった事をさせられているの」

俺「ああ…」

霧切「そして、俺君は私に言ってたじゃ無い…」

俺「え?…」

霧切「必ず私と一緒に生きてここから出たいって…///」

俺「あ…///」

霧切「俺君と一緒に生きてここを出る為には、アレも仕方の無い事だったって割り切れるわ…///」スッ

俺「霧切さん…///」

霧切手「ギュッ」俺手

霧切「ちゃんと責任取りなさいよ?…///」

俺「そ、それは勿論だよ…///」

霧切口「」スッ

俺「ん…」スッ

扉「」ガチャッ

舞園「皆んな!上手く行きましたよ!」

俺&霧切「「…!」」パッ

江ノ島「あれ?俺と霧切だけ?…」

苗木「ここに皆んな居るって聞いたんだけど…」

俺「ちょ、ちょっと色々あってな…」

霧切「え、ええ…」

舞園&苗木&江ノ島&大神「「??」」
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/28(日) 17:34:41.57 ID:qufbSw0u0
舞園さんどんな反応するのか
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/28(日) 17:52:33.56 ID:ZE5GTqvDO
これ2には行くんだろうか
2まではクリアしたけどむしろ行ってほしくないというか…
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/05(日) 02:00:19.18 ID:zWHwWjko0
脱衣所

苗木「俺君達の方も何かあったの?…」

俺「ああ…」スッ

鍵「」

舞園「其方も鍵…ですか?…」

戦刃「それ、情報処理室の鍵…。そっか、もうそこまで見せるんだ…」

苗木「情報処理室って、学園長室と同じで4階の鍵がかかって居た所だよね?…」

霧切「そうね…」

大神「其方はそこで何を見たのだ?…」

俺「…このコロシアイ学園生活が、実は全国に生中継されていたんだ」

舞園「え?…」

苗木「生中継されてた?…」

霧切「…殺人や学級裁判、その他に私達がやっていた事は全て監視カメラから全国のテレビに生中継されていたの」

大神「何だと?…」

苗木「そんな…遊び感覚で…」

舞園「ちょっ、ちょっと待って下さい…。それじゃあ私達がさっきまでしてた事も…?」

霧切「そうね…」

俺「ま、まぁ…一応モザイクは入れてたらしいが…」

舞園「…。」サ-...

俺「ごめん…最後の最後で俺がこんな作戦を取らなければ…」

舞園「…。」

舞園「いえ…」

霧切「ともかく例の物を見せて貰える苗木君?」

苗木「あっ…う、うん。これだけど…」スッ

俺「これが…」

霧切「この学園の謎を解く鍵…」

『おい!オマエラー!!!今直ぐに全員体育館に集合しろ!』

苗木「あ…」

俺「早速来たか…」

俺(これからが俺達の反撃…そして、最後の戦いになる…)グッ
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/08(水) 14:51:13.75 ID:fj0r5nhS0
前スレ1000失敗
潜水艦内

ゼロ仮面「」カポッ

ルルーシュ「兄上、女関係の事で色々とごたついていたみたいですね」

俺「あぁ…まぁ大体の気持ちの整理はついたが…」

ルルーシュ「それは何よりです。俺にも異性との問題はよく分かりませんし、俺が首を突っ込んだ所で火に油だったでしょうし…」

俺「気にしなくていいさ、自分の問題は自分で解決する」

俺「そんな事より俺を呼び出すって事は何かあったのか?」

ルルーシュ「ええ、ディートハルトが目を付けた黒の騎士団の新規参入メンバーに目を通していたんですがこれを見て下さい」ピッ

モニター「」

俺「こいつは…」

ルルーシュ「ええ。ニーナです…」

モニター「ニーナ「」」

ルルーシュ「黒の騎士団にニーナが入りたいと言って来ている」

俺「確かニーナは日本人に対して恐怖を抱いていた筈…。なのに何故そのニーナが日本人の為に戦う黒の騎士団に?…」

ルルーシュ「俺も同じクラスですが、ニーナとはそれ程親しい訳では無いので分かりません…」

俺「…。」

ルルーシュ「ですが、ニーナはこれまでにマオを殺している…」

俺「俺達の目的とは関係無いから放置していたが、結局理由は分からず仕舞いだったな…」

ルルーシュ「ええ…。そして黒の騎士団に入ろうとする理由も…」

ルルーシュ「シャーリーの時とは違い、自分から入ろうとして来ている」

ルルーシュ「どうしますか兄上?…」

俺「…。」チラッ

モニター「ニーナ「」」


1まぁ良いんじゃないか?ニーナの知識は黒の騎士団にとっても役に立つだろ
2俺は反対だな…。彼女を入れて何が起きるのか正直分かったもんじゃ無い…
3先ずはギアスを使って理由を聞いてみないか?


多数決下5まで
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/08(水) 14:51:43.51 ID:fj0r5nhS0
投下場所ミスりました
忘れて下さい
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/09(木) 23:49:34.55 ID:2GYkrJD00
クラブハウス

ルルーシュ「どう言う事だ…。何故ユフィが俺達の住んでいる場所を…?」

ユフィ「それは…前に俺から、この学園にいるって聞いていたから…」

ルルーシュ「兄上が!?」

ユフィ「あ、でも安心して。誰にも言ってないから。本当よ?」

ルルーシュ「…。」

ルルーシュ「…前にと言ったが、兄上とはいつから会っていたんだ?」

ユフィ「私がここのエリア11の副総督に就く前日…ゼロが現れた翌日から…」

ルルーシュ「そんなに前から…?馬鹿な…。兄上からは何も…」

ユフィ「それは多分、俺はルルーシュと私と会わせたく無かったからだと思う…」

ルルーシュ「兄上が俺とユフィを会わせたく無かった?何故だ?…」

ユフィ「…。」

ユフィ「…ルルーシュが、クロヴィスお兄様を殺したゼロだったから」

ルルーシュ「…!」ビクッ

ルルーシュ「な、何を言って…?この俺がゼロ?それも兄上が言っていたのか?…」

ユフィ「ううん…。それはホテルジャックの時から薄々勘付いていたわ…」

ルルーシュ「…。」

ユフィ「あの時、ルルーシュが黒の騎士団を動かす理由はきっと俺を助ける為に動かしたんだって…」

ユフィ「でも、俺とルルーシュが黒の騎士団だって確信したのは神子島から…」

ルルーシュ「神子島?…」

ユフィ「ええ…。そこで俺とまた会ったわ…。今度は黒の騎士団の制服を着た…」

ルルーシュ(兄上が俺と別れて行動をした時か…)

ユフィ「そこで…その…///」

ルルーシュ「暴行を受けたのか?…」

ユフィ「い、いえ…本当はその…恋人のする事をしてて…///」

ルルーシュ「ん?恋人のする事?…」

ユフィ「ううん。何でも無い、とにかく私は俺の味方だから安心してルルーシュ!」

ルルーシュ「…。」
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/10(金) 00:02:47.02 ID:ZYgDp6tc0
クラブハウス

ルルーシュ「仮に俺がゼロだとして、ユフィが手伝って欲しい事とはいったい何だ?…」

ユフィ「何処かに拘束されてる俺を助ける事…」

ルルーシュ「兄上を助け出す?…ユフィも場所を知らないのか?…」

ユフィ「ええ…。お姉様は私が本当に暴行を受けたと思っているから、俺と会うのは禁止されていて場所すらも…」

ルルーシュ「…。」

ルルーシュ「場所すら分からないのならばどう助け出す…?九州ブロックに居るコーネリアが東京疎開に戻ってくればそれこそ間に合わない…兄上は処刑されるぞ」

ユフィ「ええ、だからルルーシュと黒の騎士団の力を借りたいの」

ルルーシュ「どう言う事だ?…」

ユフィ「私はもう直、大々的に行政特区日本の計画を打ち立てる」

ルルーシュ「行政特区日本?…」

ユフィ「未だ具体的な案は纏まっていないから、詳しい詳細は話せないけどこのエリア11に日本と言う国を創るつもりよ」

ルルーシュ「なっ…!?馬鹿な…。そんな案、ブリタニアの皇帝が認める訳が無い…」

ユフィ「でも、俺を助け出して皆んなが幸せになるにはこうするしか無いでしょうから…」

ルルーシュ「…何故その行政特区日本を創る事に兄上が関係あるんだ?」

ユフィ「それにゼロと黒の騎士団も参加してくれれば、暴行を受けた私が黒の騎士団と和解して赦したのに、これ以上俺を拘束しておく理由は無いわ」

ユフィ「だから…俺を助ける為にルルーシュにも…ゼロにも協力して欲しいの」

ルルーシュ「…。」
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 00:08:28.93 ID:opHAO2KnO

落ち着けw
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/10(金) 00:24:41.22 ID:ZYgDp6tc0
すみませんまたスレ間違えました…
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 00:33:01.75 ID:RtNSW8SW0
体育館

モノクマ「だぁーっ!!」ブンブンブンッ

魚「」ドコドコドコッ

葉隠「本気で怒ってら…」

モノクマ「だから、僕は怒ってるって言ったでしょ!」

江ノ島「どうして怒ってんの?…」

モノクマ「僕の大事な大事な宝物が盗まれたんだ!お前らの中に泥棒がいるからだよ!」

セレス「泥棒って、いったい何の事ですの?」

モノクマ「あれだけ言って、校則にも増やしたのにオマエラの中の誰かが学園長室の扉をぶち破ったんだ…」

舞園「学園長室の扉をぶち破った?…」

モノクマ「そう…そしてその中から僕の宝物を盗み出した、悪い奴が居るんだよ!」

葉隠「ちょ、ちょっと待てよ…学園長室をぶち破ったって…それって校則違反なんじゃねえか?…」

モノクマ「そうだよ。校則違反だ。そしてオマエラの中に犯人がいる事も知ってる」

葉隠「じゃ、じゃあこの中からまた新たなお仕置きをされる奴が…」ゴクリッ...

全員「「「…。」」」

モノクマ「でも特別に今の内に素直に名乗り出て来たら、今回は処刑せずに地下送りで許してあげようかなぁ〜?なんて考えてるんだ」

朝日奈「ど、どうして今回だけお仕置きじゃ無いの?…」

モノクマ「それはね、学園長は清く正しい素直な子の方が好きだからです!」エッヘン

セレス「…フッ、よく言いますわ」

霧切「要は、貴方が監視カメラで見ていないタイミングで盗まれてしまって正確な犯人が分からないから白状させたいだけでしょう?」

モノクマ「ぎくっ!相変わらず鋭いなぁ霧切さんは」

霧切「良い気味ね。いつも学級裁判で私達に推理をさせている貴方が今回は自分自身で犯人を探さないといけないんだから」ニヤッ  

モノクマ「フン、僕はオマエラの学園長だよ?犯人探しなんか直ぐに終わるに決まってるじゃないか」

霧切「それじゃあ今回はお手本を見せて貰おうかしら?貴方の頭脳とやらを…」
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 00:51:55.88 ID:RtNSW8SW0
体育館

大神「その盗んだ犯人の目星はついているのか?…」

モノクマ「勿論、大体の目星はもう付いているに決まってるじゃ無いか!」

モノクマ「今生きている中で、そんな悪い事を真っ先にしそうな
怪しい奴は…」

モノクマ「主人公面して、いつも何かと小煩いのに何故か今日はダンマリな俺君と」チラッ

俺「…。」

モノクマ「探検大好き、隠し部屋探し大好きの奇人でぼっちの霧切さん」

霧切「…。」

苗木「そんな…じゃあ2人が?…」

モノクマ「と言いたい所だけど残念、今回この2人にはアリバイがあるんだよ」

モノクマ「泥棒が現れた時、この2人は猿も真っ青なくらい盛ってたってアリバイがね」

葉隠「羨ましいべ…」

モノクマ「いや、確かこの2匹の猿以外にも他にも舞園さんに朝日奈さんにセレなんたらさんも一緒だったかな。つまり、この3人にもアリバイがあるね」

葉隠「いや、もっと羨ましいべ!」

モノクマ「ちなみにその頃、部屋で一人でセンズリこいてた葉隠君も除外しないとね」

葉隠「悲し過ぎるべ…」
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:18:18.77 ID:RtNSW8SW0
体育館

俺「本当に俺達にはアリバイがあるのか?常に目を離して無かったのか?…」

モノクマ「ようやく口を開いたと思ったら何々〜?もしかして俺君、犯人になりたいの?」

俺「そう言う訳じゃ無いが、ただ本当に俺達の事は見張っていたのか?」

モノクマ「ああ、君達が丸3日間全国のお茶の間には流しちゃいけないような行為をしている所から」

モノクマ「視聴覚室で自分達がして来た行為の全てが全国に放送されてた事実を知り絶望してた所まで全てね」

モノクマ「はっ、でも途中でトイレに行くとか行って居なくなった舞園さんだけは別か」

舞園「…。」

モノクマ「そりゃあんだけ中に出されてたらトイレも行きたくなるよ。でもありがとう俺君、ヒントを与えてくれてさ」

俺「ッ…」

霧切「本当にヒントかしら?」

俺「霧切さん?…」チラッ

モノクマ「ん?どう言う事?」

霧切「今の貴方の口振りだと、ハナから舞園さんが犯人の可能性は薄いと思っているみたいだったけど?」

モノクマ「そうだね。舞園さんには不可能だよ」

セレス「では、その理由もお聞かせ願えますか?」

モノクマ「だって、学園長室の扉は僕の宝物を置いてあったから、加工に加工を重ねてあるんだ」

モノクマ「ぶち破る以外にあの扉を開く方法は無いよ」

モノクマ「でも非力な舞園さんじゃああの扉にタックルを100回かましてもぶち破る事はできない」

舞園「私、本当にお手洗いに行ってましたから…///」

俺「…しかし、それじゃあ残るは苗木君と大神さんと江ノ島さんだけしか居ないが?」

苗木「…。」

江ノ島「…。」

大神「…。」

霧切「さっきの理由だと、苗木君も当てはまらないんじゃ無い?」

モノクマ「そうだね。苗木君がやってても、今頃肩の骨バキバキだよ」

俺「なら残りは江ノ島さんか大神さんと言う事になるが…?」

モノクマ「おや不思議、偶然僕の事を裏切った二人が残っちゃった」
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:35:27.14 ID:RtNSW8SW0
体育館

モノクマ「さてと、江ノ島さんかな?それとも大神さんかな?」

江ノ島「くっ…」

大神「むう…」

セレス「しかし、ここまで絞れるなんて…意外としっかり頭も回るのですね…」

モノクマ「そりゃあ学園長ですから!葉隠君と同じ頭にして貰っちゃ困るよ」

葉隠「お、褒められてんのかオレ?」

朝日奈「ンな訳無いでしょ…」

モノクマ「あれ?でも誰か忘れてるような…」

俺「…!」

俺「も、モノクマ!」

モノクマ「はにゃ?…」

俺「でもさっきの舞園さんと苗木君を外した理由が通るなら江ノ島さんも外れるんじゃないか?…」

江ノ島「俺…」チラッ

俺「江ノ島さんだって超高校級のギャルだ。そんな力は持って無い筈…」

モノクマ「うぷぷ、何寝ぼけた事言っちゃってんの俺君?」

俺「何?…」

モノクマ「彼女の本当の才能…俺君はもう知ってる癖に」

俺「…!」ハッ!!

江ノ島「あ…」

俺(こいつ…いつの間に江ノ島さんがこっちに完全に寝返った事を…?)

葉隠「すまん…江ノ島っちの本当の才能ってなんだ?…」

モノクマ「まぁだけど、それでも江ノ島さんにも不可能だけどね」

俺「…どう言う事だ?」

モノクマ「彼女が俺君達の所へ寝返った時点で、彼女の所持品は全て没収させて貰っていたんだ」

俺「何?…」

モノクマ「彼女の本当の才能で下手に動かれると邪魔だからね」

俺「そうか…。お前、まさかと思ったがこのコロシアイ学園生活が始まる前から、彼女が俺達の所へ寝返るのを想定して…」

モノクマ「まんまとボクを出し抜けたとでも思った?残念だったね俺君、うぷぷぷぷ〜」

俺(何と言う先を見据える力を持ってるんだ…)

戦刃「…。」
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 01:52:12.63 ID:RtNSW8SW0
体育館

苗木「待ってよ…でも江ノ島さんも無理なら…」

舞園「大神さんしか…」チラッ

大神「…。」

モノクマ「そう…僕の目が俺君達の方へ向いている隙に校則違反を犯し学園長の扉を破壊するどころか、僕の宝物を奪った悪い生徒は…」

モノクマ「大神さくらさん!貴方しかいない!」ビシッ

大神「我か…」

霧切「大神さんが?…」

朝日奈「う、嘘…」

モノクマ「お仕置きの前に。何故、そのような愚かな行為に走ったのか聞いておこうかな?」

大神「…我は…やっていない」

モノクマ「ぬうっ!?ここまで追い詰められて、未だ己の非を認めないか!?この不良生徒め!」

大神「本当の事だ…」

モノクマ「ぐぬぬ…。ならもういい!君がちゃんと自白するまで一生監禁、飲食も抜きと言うお仕置きをするだけだから!」スッ

ボタン「」ポチッ

俺「はっ!?」

朝日奈「あっ!?」

大神足元「」バカッ

大神「なっ…!?」ヒュ-ン...

苗木「お、大神さん!?」

穴の下「真っ暗「」」

苗木「あぁ…」

穴「」ウイ-ン...

モノクマ「ふぅ…これで悪い生徒は消え去った。これで明るく陰惨な学園生活をもう一度始められるね」

「ねえ…」

モノクマ「うん?…」チラツ

霧切「ただ消去法で彼女しか犯人はあり得ないと決めつけて、決定的な証拠も出せないままお仕置きを開始してしまったけど、本当にそれで良かったの?」
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:08:21.73 ID:RtNSW8SW0
体育館

モノクマ「何言ってんの霧切さん?仕方無いじゃ無い?彼女が犯人だったんだからさ」

モノクマ「彼女は再三忠告したのに関わらず校則違反を犯したんだ。残念だけどこれ、お仕置きの対象なのよね…」

セレス「それでは、もし大神さんが犯人じゃ無かった時はどうなさるおつもりですか?」

モノクマ「皆んなして急に何…?あぁ、もしかして皆んなで結託して冤罪って事にして、彼女を出そうと考えてんの?」

舞園「ち、違います!わ、私達はここに来る前に作戦会議をしていたなんて…」

モノクマ「ありがとう舞園さん、君のその余計な一言で確信したよ」

舞園「ぁ…」ハッ!!

苗木「ま、舞園さん…」

朝日奈「舞園ちゃん…」

霧切「…。」

舞園「ご、ごめんなさい…」

モノクマ「うぷぷ…皆んなしてどんどん絶望して行っちゃって、いいねいいね」

モノクマ「さてと、こんなつまらないシナリオを考えたのは俺君だね。どうにかして大神さんを助けようと結託させて」

俺「…。」

モノクマ「だから自分や他の人が犯人だと疑われるよう、珍しく議論にもあまり口出ししてこなかったんだよね?」

俺「くっ…」

モノクマ「やっぱり彼女が犯人で間違い無いよ。もし違ってたら君達をここから出してあげる」

俺「っ…」

モノクマ「まぁ、その可能性は舞園さんのお陰で万に一つも無くなったけどね。うぷぷ…」

俺「くっ…くっくっ…」

モノクマ「ぶひゃひゃひゃひゃ」

俺「クククッ…」

モノクマ「あっひゃっひゃっひゃ!」

俺「あはっはっはっはっ!」

モノクマ「何が可笑しい!!」
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:22:04.00 ID:RtNSW8SW0
体育館

モノクマ「どうして俺君は絶望せず、そんなに笑ってるのさ」

俺「可笑しいからに決まってるからだろ」

モノクマ「可笑しいのは君の頭でしょ。自分の立てた作戦が上手く行かず、頭まで壊れちゃったの?」

俺「いいや、その逆だ」

モノクマ「逆?…」

俺「上手く行き過ぎて笑っていたんだよ」

モノクマ「はにゃ?…」

苗木「お手柄だよ舞園さん!」

朝日奈「うん!流石だよ舞園ちゃん!」

セレス「フッ…舞園さんの言葉が最後の一押しとなるとは…超高校級のアイドルとしての演技力が活かせましたね」

霧切「ええ、お手柄よ舞園さん」

舞園「い、いえ…。そんな…まさか私も、こんな風にまたアイドルとしての力を使う日が来るなんて思ってませんでしたから…///」ニコッ

モノクマ「ちょっと、いったいどう言う事?…」

俺「確か、校則には校則を違反した生徒のみが罰せられると書いていたな」

モノクマ「それが?」

俺「なら、校則を違反していない生徒が罰せられるのはルールを守れていないんじゃ無いか?」

モノクマ「このボクがルールを守れていない?…」

苗木「そうだよモノクマ。お前の探していた犯人は大神さんなんかじゃ無い…」

モノクマ「はっ!?まさか…」

苗木「お前の探していた犯人は…この僕だよモノクマ!!」スッ

モノクマ柄の鍵「」
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:49:00.75 ID:RtNSW8SW0
undefined
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:49:54.27 ID:RtNSW8SW0
体育館

苗木「お前の宝物ってこれの事だろ?」

モノクマ模様の鍵「」

モノクマ「ど、どうして苗木君がその鍵を…」

霧切「未だ分からないの?」

モノクマ「分からないって、何の事?…」

霧切「貴方は敗北したのよ…私達皆んなの、絆の前に」

モノクマ「絆?絆ってなんだよそれ!?美味しいの?」

俺「なら一から説明してやろうか?モノクマ」

モノクマ「うぐっ…な、何を説明するんだよ!?」

俺「俺達は知っていたんだ。あの部屋に、この学園を脱出する為の有力な手掛かりがある事を…」

モノクマ「…。」

俺「でも、その部屋には頑丈な鍵がかかっていた。俺達が決して入る事ができないように…」

俺「そしてその部屋をどうにか探るのも、今まで目立ち過ぎた俺や霧切さんがする訳にもいかなかった」

俺「お前は俺と霧切さんの事を目の敵にしているのか、見張っている事は知っていたからな…」

俺「しかしあの部屋を調査する以外俺達はここに閉じ込められたまま…」

俺「だから俺と霧切さんは、皆んなに力を借りた…。有り得ない事を連日行い、お前の目を引きつける為の役目を俺達…」

葉隠「そ、その為の乱行だったんか?…オレはてっきりその気で楽しんでるんかと…」

朝日奈「ま、まぁそれも間違いでは無いけど…///」

葉隠「はぇ?…」

俺「コホン…そして、実際に鍵をぶち破る組に苗木君、大神さん、戦刃さんの3人…」

俺「ただ、大神さんや江ノ島さんが行えば簡単に誰がやったのか発覚してしまい2人の内どちらかがお仕置きにかけられてしまう…」

苗木「だから僕がやったんだ。江ノ島さんから3日間、つきっきりでコツを教えて貰って…」

戦刃「うん…」コクッ
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 02:57:41.49 ID:RtNSW8SW0
体育館

セレス「正直、短期間でコツを掴むなんて常人には無理だと思っていましたが…」

俺「本当の実行役に苗木君を選んだのは、彼が超高校級の幸運と言う肩書きを持っていたから…」

俺「俺は、彼の運の良さに賭けたんだ」

霧切「後は貴方が私達の前に説教しに現れるのを待つだけ…。そして、まんまと私達の前に現れて目が離せない状況を見計らって…」

舞園「私、ちょっとお手洗いに行ってから行きますね。直ぐに追いかけますから…でしたか?」

モノクマ「こ、この狸女!その間に…」

舞園「はい、今なら行けると苗木君達に伝えに行ったんです」ニコッ

苗木(流石の僕も、あの舞園さんが強烈な異臭を放ちながら半裸で脱衣所に現れた時は驚いたけど…)

舞園「でも仕方なかったんですよ。あれくらいしないと騙せない相手だったので」

苗木「え?…」

舞園「エスパーですから、ふふ//」ニコッ

苗木「あ…ご、ごめん…そんなつもりじゃ…」

俺「さっきも、本当の予定では戦刃さんが落とされる予定だったんだが…まさか大神さんが落とされる事に変更になって」

俺「作戦が変わって、皆んなアドリブで繋いでくれたけど最後は舞園さんがモノクマに自信を持たせてくれた…」

俺「助かったよ舞園さん。やっぱり君こそが超高校級のアイドルだよ」

舞園「じゃあ俺君、私たくさん頑張ったからここを出たら3人で一緒に暮らそうね?うふふ///」

俺「あ、い、いや…」

霧切「…。」ゾクッ

葉隠「…舞園っちこそ一番強いんじゃねえか?」
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/31(金) 14:20:02.91 ID:RtNSW8SW0
体育館

霧切「貴方は負けたのよ。私達全員の前に」

葉隠「オレは何もしてねーけどな」

モノクマ「…負けた?オマエラに、僕が?」

俺「最終的には苗木君の幸運と、舞園さんの演技力が頼りだったけど…でも2人は俺の作戦をやり遂げてくれた」

モノクマ「…。」

苗木「モノクマ!校則を破った犯人は僕だ!だけどお前はトリックを見破れないで大神さんを犯人だと決めつけお仕置きをした」

苗木「彼女を解放しろモノクマ!」

舞園「そうです!そして、さっき約束した通り私達の事を解放して下さい!」

モノクマ「約束?約束って何の事?」

舞園「さ、さっき言ってたじゃ無いですか!もし大神さんが犯人じゃ無かったら、私達の事をここから解放するって…」

モノクマ「はてさて、いったい何の事やら…」

苗木「なっ…!とぼけても無駄だぞ!お前の返して欲しい宝物は僕が持っているんだからな」スッ

モノクマ模様の鍵「」

苗木「これさえ有れば、いつでもこの学園の謎を解いてここから出る事もできるんだ」

モノクマ「それじゃあ、こうしちゃえばいいよね」カチッ

戦刃「はっ!?苗木君!危ない!」

モノクマ「校則違反を犯した生徒はお仕置きです!今度こそやっちゃえ!グングニールの槍!」

苗木「え?───」

大量のグングニールの槍「」ビュオッ

俺「苗木君!?」

苗木「う、うわぁっ!?」

ガガガガッ

舞園「あ…」

苗木の周り「グングニールの槍「」」

苗木「…。」

苗木「…あれ?」キョトン

俺「お仕置きが…外れた?…」
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/01(土) 02:57:56.30 ID:4NjprFet0
体育館

モノクマ「何だよこれ!?何で毎回当たらないんだよ!?」

俺「これ、苗木君の超高校級の幸運の力なのか?…」

霧切「いいえ…これは…」

モノクマ「なら違う方法で…!えいっ!」ガトリングガン「」

朝日奈「が、ガトリングガン!?」

モノクマ「これならミスる事なんて無いでしょ。さぁ待たせたね行くよ苗木君!」カチッ  

苗木「うっ!?」

シ-ン...

モノクマ「はぁ…?こいつも作動しない!?いったいどうなってるんだ!?」

霧切「やっぱり…アルターエゴだわ…」

俺「アルターエゴ?…不二咲君?…」

モノクマ「そうか!あいつがネットワークに侵入した時にウィルスを仕掛けやがったのか!!」

セレス「お仕置きもできなくなったとなれば、終わりですわね…貴方も…」

苗木「お前の負けだモノクマ!大神さんを返せ!」

舞園「そうですよ!そしてさっき約束した通り、私達をここから解放して下さい!」

モノクマ「…。」

俺「モノクマ?…」

モノクマ「うぷぷ…ちょっとお仕置き道具が使えなくなっただけで、学園長の僕に対してこの態度…」

モノクマ「オマエラ、本当にお仕置きが怖かったんだね」

葉隠「で、でももう使えねーならお前なんて怖く無いべ!」

モノクマ「果たして本当にそうかな?」

葉隠「え?」

霧切「はっ!?苗木君!危ない!」

モノクマ「ほいっと」ピッ

苗木「え?…」

舞園「あ…」

穴「」ガシャンッ  

苗木「うわっ!?」ヒュ-ン

舞園「きゃあっ!?」ヒュ-ン

俺「苗木君!舞園さん!?」

モノクマ「直接的な処刑はできなくなっても、穴を開いたりして地下へと落とす事は未だできるんだよ」

俺「くっ…モノクマ…」

俺(そうか…だからさっき大神さんの時も普通に作動して…)
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/01/01(土) 03:29:54.11 ID:4NjprFet0
体育館

朝日奈「な、苗木…舞園ちゃん…」

モノクマ「規則を破った苗木君の近くに居た舞園さんは巻き添えだったけど、まぁ仕方ないよね」

モノクマ「君達が結託して学園長であるボクを陥れようとしたんだからさ」

葉隠「な、なんだよこれ…結局俺達はコイツに従うしか無いのか?…」

セレス「…最早、ゲームですら有りませんわね」

モノクマ「そうそう。諦めなって、君達が幾ら足掻いた所でボクには勝てないんだからさ」

俺(俺の立てた作戦により、苗木君と舞園さんが余計な犠牲となってしまった…)

俺(俺が運営側であるコイツに対し、勝負を持ちかけたから…)

霧切「…。」

霧切「本当にそうかしら?」

モノクマ「うん?」

俺「霧切さん…?」

霧切「貴方が俺君の使ったトリックを見破れず敗れたのは、紛れも無い事実だわ」

モノクマ「何い!?」

霧切「自分の思うようにいかないからと、運営側が設定したルールを自ら破ってお仕置きを強行した今の貴方を見て、外の視聴者は今頃こう思っているんじゃ無いかしら?」

霧切「正攻法では私達に勝てないから、ズルして処刑を行い出したって…」

モノクマ「くっ…」

俺「そうか!今の俺達の映像は全国中継されてる。この事は外に居る人達も…」

霧切「ええ…きっと、皆んなこう思っている筈よ」

霧切「絶望では、希望に勝つ事はできないと」

モノクマ「はにゃにゃにゃ…」

戦刃「…!」ハッ!!

戦刃(絶望では希望に…)チラッ

俺「…。」

戦刃「…。」

霧切「貴方が私達を絶望させたいのなら、ちゃんと正々堂々と戦うべきだわ」

モノクマ「ぐぐぐっ…」

戦刃「もう…やめようよ…」

朝日奈「江ノ島ちゃん?…」チラッ

戦刃「もうこれ以上、争うなんてやめようよ盾子ちゃん!」

俺「え?…」

霧切「…。」

戦刃「あ…」
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/01(土) 03:48:07.60 ID:4NjprFet0
体育館

モノクマ「…。」

葉隠「今、盾子ちゃんって?…」

戦刃「あ…え、えっと…」

朝日奈「江ノ島…盾子ちゃんの事?…」

セレス「…この偶然過ぎる一致。そして江ノ島さんの変装…そうとしか考えられませんわね」

俺「モノクマ…まさかお前の正体は…」

霧切「本物の江ノ島盾子……モノクマを操って、私達にコロシアイ学園生活をさせていたのは貴方だったのね」

モノクマ「…。」

俺「戦刃さん…。それで合ってるよな?…」

戦刃「…。」

戦刃「…うん。ごめん、盾子ちゃん」

モノクマ「…。」

モノクマ「は〜あ、本当に残姉だな君は」

戦刃「あ…」

モノクマ「やっぱり、一番最初の事件の時にちゃんと始末しておくべきだったよ」

戦刃「…。」シュン...

俺「江ノ島盾子…これでお前の正体もバレたんだ。そろそろ諦めて出てきたらどうだ?」

モノクマ「諦める?…うぷぷ、気が早いなぁ相変わらず俺君は」

俺「何?…」

モノクマ「未だ残ってるじゃ無いか」

俺「残ってる?…」

煙「」プシュ-!!!

俺「うっ…!?こ、これは?…」サッ

「待っていた…わたくし様は待っていたのよ!貴方達のような人間が現れる事をね」

煙「」スゥッ...

俺「はっ…!」

朝日奈「え…?えぇっ?…」

葉隠「う、嘘だろ?…江ノ島っちが…」

セレス「なるほど…。似ているのは雰囲気だけでしたか…」

戦刃「…。」

霧切(彼女が…一連の…)

江ノ島「そう…わたくしこそが究極にして最大のラスボス…」

江ノ島「江ノ島盾子ちゃーん!!!」

俺「こいつが、超高校級の絶望…」ゴクリッ...
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/01(土) 04:07:28.83 ID:4NjprFet0
体育館

江ノ島「見てるこっちが恥ずかしくなって来るからさ、もうそのブッサイクな変装外していいよお姉ちゃん」

戦刃「…。」スッ 

江ノ島顔「」ビリッ
江ノ島髪「」ブチッ!!

葉隠「ひえっ!?え、江ノ島っちの顔と髪が!?」

戦刃「…私の本当の名前は…戦刃むくろ。超高校級の軍人」

葉隠「超高校級の軍人?…あれ?と言うか皆んな驚かねえの?…」

セレス「その事は葉隠君以外、既に皆んな知っていましたから」

葉隠「ええっ?…オレだけ仲間外れ?…」

朝日奈「と、と言うか今…戦刃ちゃんの事、お姉ちゃんって…?」

江ノ島「ああ…良くある設定だよ。今更言うのも恥ずかしいんだけどさ…つまり、あたしとむくろは双子の関係にあるんだ」

朝日奈「ふ、双子?…」

戦刃「うん…」

江ノ島「体力自慢の姉と言う設定が戦刃むくろ…」

江ノ島「可愛くて天才で、しかも妹と言う設定が…あたし…」

江ノ島「オレら姉妹揃って、超高校級の絶望の絶望シスターズでしたぁ〜あっはっはっはっ!!」

戦刃「盾子ちゃん…」

江ノ島「ったく、その触れ込みで自己紹介する筈だったのに…おめえよぉ!超高校級の絶望の癖に、俺に希望なんか植え込まれてんじゃねーよ!」

戦刃「ご、ごめんなさい…」

江ノ島「全く、残念な姉を持つ妹の身にもなれってんだ!マジ絶望的〜!」キュルンッ

俺「どうしてそんなにキャラが変わるんだ?…」

江ノ島「では説明しましょう。人前に出るのが久しぶりで自分のキャラを忘れてしまったのです」

俺「キャラを忘れる?…」

江ノ島「と言うか!絶望的に飽きっぽいんだ!だから自分のキャラにも直ぐ飽きちまうんだよ」

朝日奈「キャラが濃過ぎるよ…」
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/01/01(土) 04:31:39.79 ID:4NjprFet0
体育館

江ノ島「と言うか、こんな所で正体を明かすつもり無かったんだけど残姉ちゃんの所為で計画丸潰れ」

江ノ島「マジ絶望的に怠いんですけど〜?」

戦刃「ごめん盾子ちゃん…」

霧切「でも…ここで計画を変更して出て来たと言う事は、私達に観念したと見て良いのかしら?」

江ノ島「やぁだぁ〜霧切ちゃん相変わらず怖い目つき。そんなんじゃ俺君に捨てられちゃうぞ?///」

霧切「その心配は無いわ」キリッ

俺「…。」

江ノ島「あっそ、ケッ」

葉隠「だ、だけどよ!降参しねえって事は未だ何かあるんか?…」

江ノ島「この展開でそんな事一つしかありませんよね…?最終決戦です…」

セレス「最終決戦?…」

江ノ島「俺!あんたとあたしの最終決戦だよ!」ビシッ  

俺「俺?…」

江ノ島「そう、果たして生き残るのはどちらなのか…考えただけでゾクゾクしちゃう///」

セレス「…どうして俺君なのですか?」

江ノ島「はぁ?んなもん決まってるだろ!」

江ノ島「オマエラ全員がそいつに希望を抱いてるのはこちとら死ぬ程見させられて来てんだよ!」

葉隠(…あれ?俺は違うくね?まぁいいか)

俺「なら、その戦いに勝てばどうなる?…」

江ノ島「アンタ達が勝てばここから全員解放。あたしが勝った場合は、俺…アンタだけに死んで貰うわ」

俺「ッ…」ゴクリッ...

セレス「…その場合、残った私達はどうなるのですか?」

江ノ島「残りの皆さんには、全員ここで死ぬまで仲良く暮らして行って貰います」

葉隠「つまり、俺っちが勝っても負けてもオレ達は生きられるって事か…」ホッ

江ノ島「果たしてそうでしょうか?」

葉隠「え?…」

江ノ島「わたくしの見立てだと彼が勝った場合、貴方達は間違い無く死ぬと思われます」

857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/01(土) 04:48:18.79 ID:4NjprFet0
体育館

朝日奈「ど、どうして俺が勝つと私達が死ぬの?…」

江ノ島「はぁ…未だ分からない?それを学級裁判で解き明かして欲しいって事よ」

朝日奈「学級裁判?…」

葉隠「てかキャラが…それが素のキャラなんか?…」

霧切「それよりも、そろそろ最終決戦の内容を聞こうかしら?」

江ノ島「ルールは至ってシンプル。もし俺が最終決戦に応じるのなら、私はこの後全てのエリアを解放する」

江ノ島「あんた達は時間内に学園中を捜索して、この学園の謎を全て解き明かして貰う」

江ノ島「見事解き明かし、全員がここから出て行く事に賛成した場合は貴方達の勝ち…ここから解放してあげる」

江ノ島「ただし、解き明かす事ができなかった場合や1人でもここに残りたいと思う人物が居た場合はあたしの勝ち」

江ノ島「俺には死んで貰うし、あんた達は一生ここで暮らして貰う」

俺「…。」

江ノ島「これでどう?俺?」

俺「…分かった。その勝負、応じよう」

江ノ島「フッ、これで最終決戦成立ね…」

戦刃「…。」

霧切「俺君…」

俺「どの道、ここを出る時には学園の事は解かないといけないし…それに、俺はコイツから逃げる訳には行かない…。勝たなきゃいけない…」

俺「そんな気がするんだ…」

霧切「…。」

江ノ島「…。」ニヤッ

葉隠「…。」ゴクリッ...

朝日奈「…。」

セレス「…。」

俺「勝負だ…江ノ島盾子!」

江ノ島「それでこそ俺…。それじゃあ、最終決戦と行こうじゃない!」

俺(このコロシアイ学園生活によって、ここまで犠牲になった皆んなの為にも…俺は絶対に負ける訳にはいかない…)



───こうして…遂に希望と絶望を賭けた、最終決戦が始まったのだった…



第5章END(最終章へ)
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/01/03(月) 00:21:24.83 ID:U6VtBSMc0
いつの間にかギアスの方が埋められていたのでこれからメインをどうするかこっちで決めます
後、多数決中に関係無い話題を出し飛行機を飛ばしまくって埋めようとする方が居るみたいなので一時的に再びおーぷんに移住するかも検討しています


1あのままギアス続きやる
2暫く別の奴やる


多数決下5まで
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 00:33:04.69 ID:Qft8MLDiO
1
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 00:44:49.19 ID:SHs5odco0
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 00:57:50.91 ID:SHs5odco0
2
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 01:00:01.24 ID:SHs5odco0
ちゃんと反映されてたのかごめん2回打っちゃった
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/01/03(月) 01:08:46.04 ID:zDfhIhAZO
久しぶりにラクスにも会いたいけど・・・
1かなあ
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 01:15:21.00 ID:OgoLSSFSO
2
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/01/03(月) 01:25:10.50 ID:tttMD079o
1
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 02:37:54.42 ID:nrcxjaI8O
自演イッチがオープンへ行こうとするんだw
もう使えないでちゅね
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 02:38:22.64 ID:GwyUqgMv0
1
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 05:23:54.37 ID:xw0Qy7kDO
1
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/01/03(月) 07:45:42.39 ID:U6VtBSMc0
ギアス続けます


1設定も変えておーぷんで最初からやる
2設定変えずにそのまま速報でやる

多数決下3まで
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 08:01:08.51 ID:rGmp7lkI0
1
自演はコリゴリ
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 08:21:13.38 ID:LbXkc0W+o
おーぷんってめちゃくちゃ自演しやすいぞ
>>858の多数決時間指定して単発無しでやれよ
ほぼ単発じゃん
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 08:23:51.89 ID:Ghix1kxr0
2
こんな汚いもん持ち込むな
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 08:24:30.85 ID:CUkinI1g0
2
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 08:29:32.14 ID:I5z08eZ9o
2
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 08:41:51.70 ID:xw0Qy7kDO
中身は進まず多数決を取るだけのスレになってないか
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/03(月) 08:46:11.89 ID:GuWh0C9l0
荒らされる原因作っといて後戻りできない多数決が頻繁にありすぎる
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/01/03(月) 08:56:36.45 ID:U6VtBSMc0
では次スレで

【コードギアス】俺「安価でもう一度ブリタニアと戦う」part9
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1641167729/
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/04(火) 18:50:58.08 ID:lpRIQW/fO
うーんこの
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/04(火) 21:22:38.22 ID:67v71lpDO
V3始めたばかりだけど神田ってマジか…
それと林原は全くわからないな
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/03/26(土) 18:57:28.91 ID:y/sSvfWc0
ガンダムやる前にこっち終わらせーや
ギアス終わったらやるんちゃうんかい
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 19:24:34.93 ID:4dFFB4Foo
次なにやるか多数決すらしないって
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 20:38:19.32 ID:hfgR2Gti0
速報が管理放棄されたのを悪用してスレ乱立させてたんか
長期間放置の常習犯とか無自覚な荒らしじゃん
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/03/27(日) 10:16:42.92 ID:4JZgc7Ya0
──C.E70
『血のバレンタイン』の悲劇によって、地球、プラント間の緊張は、一気に本格的武力衝突へと発展した

誰もが疑わなかった、数で勝る地球軍の勝利……。が、当初の予測は大きく裏切られ

戦局は疲弊したまま、既に11ヶ月が過ぎようとしていた…



そんな中、俺は……



オノゴロ島

大きな建物「」

俺「…。」スタスタ

住人達「「」」ワイワイ...

俺「…。」

俺「中立国オーブ…」

子供達「「わーい!!」」タッタッタッ

俺(平和の国か…。活気に溢れているな…)



海岸

俺「…。」

夕陽「」ズズ...
波「」ザザ-ン...

俺(…俺は、ある人物に連れられ戦争とは関係の無いこの国にやって来ていた)

???「…。」スタスタ...

俺(そしてその人物の名前は…)チラッ


1ラクス・クライン
2ムルタ・アズラエル
3ラウ・ル・クルーゼ


多数決下3まで
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/03/27(日) 10:17:43.48 ID:4JZgc7Ya0
ミスしました
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:18:17.87 ID:4JZgc7Ya0
体育館

俺(最終決戦…江ノ島盾子との…)

俺(この学園の謎を全て解き明かす事…。そうすれば俺達は解放されて外に…)

朝日奈「さくらちゃんと苗木と舞園ちゃんはどうなったの?…」

戦刃「多分、この学園の地下に連れて行かれた…」

俺「地下って?…」

戦刃「ゴミ処理場の下…。要するにゴミ溜めだよ」

俺「ゴミ溜めって…」

霧切「…こことは違って、衛生的にも色々と問題があるでしょうしあまり長居すると命の危機もあるでしょうね」

朝日奈「そんな…」

葉隠「でもそんな場所、いったいどうすりゃ良いんだ…?」

戦刃「…。」

戦刃「…方法が無い訳では無い」

全員「「「え?…」」」

戦刃「でもその代わり…私は学級裁判に間に合わず、棄権した事になる…」

俺「棄権って…それじゃあ戦刃さんの命まで…」

戦刃「うん。だから私は俺君に命を預ける」

俺「え?…」

戦刃「俺君が盾子ちゃんに勝てば、その時点でこのコロシアイ学園生活は終わり…」

戦刃「校則違反もお仕置きも行われない」

俺「戦刃さん…」

戦刃「…だから、俺君…私にも貴方の事を信じさせて欲しい」

俺「…。」

俺「…分かった」コクッ

戦刃「うん」コクッ


──そうして、戦刃さんは地下に幽閉された3人を助ける為最後の学級裁判を棄権し用意があるからと体育館を出て行った
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:19:22.20 ID:4JZgc7Ya0
体育館

俺(俺が勝たなければ、舞園さん、苗木君、大神さん…そして戦刃さんの命が一斉に失われる…)

俺(絶対に勝つしか無い…)グッ

俺「この学園の謎を全て解き明かすか…」

俺「…確かに最後にかなり難しい出題をされたけど、今まで通り皆んなで力を合わせれば勝つ事だって」クルッ

セレス「…。」

朝日奈「…。」

俺「あ、あれ?2人とも?…」

セレス「…お忘れですか俺君?」

俺「え?…」

セレス「わたくし達は貴方と繋がっている卑猥な映像を外の方々に生中継されていたのです」

俺「あ、いや…それは…」

霧切「確かにそうかもしれないけど、今はそんな事で争っている場合では無いでしょう?」

朝日奈「霧切ちゃんは良いよ…。ここを出ても俺と付き合って行くんだから…」

霧切「……それは」

朝日奈「でも私達は違う。俺は一人しか居ないし、これから先も外の生活が続くんだよ?…」グスッ

朝日奈「でも、あんな姿全国放送されて…」

俺「う…」

霧切「…。」

俺(だからと言って、外の世界でも皆んなとも付き合って行くなんて法律が許さないし…)

俺(駄目だ…何とも言えない…)

セレス「…。」

セレス「…申し訳ありませんが、協力はできません。部屋に戻らせて貰いますわ」スタスタ

俺「あ…せ、セレスさん…」

朝日奈「私も…」

俺「朝日奈さん…」

俺(そうして、二人は出て行ってしまった…)
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:20:00.24 ID:4JZgc7Ya0
体育館

俺「…。」

葉隠「あ、あー…元気出せって俺っち。オレは手伝ってやっから。あっはっはっ」

俺「葉隠君…」

葉隠「その代わり、外に出たらオレにも女を紹介しろよ?」

俺「…。」

霧切「ふぅ…一先ず私達だけでも手分けしてこの学園の謎を解き明かしに行きましょうか」

霧切「これ以上ここに居ても時間の無駄だわ」スタスタ

俺「ああ」スタスタ

葉隠「あ、あれー?おーい、二人とも。俺の協力は?…」


──そうして、セレスさん達の協力を得られ無かった俺達は結局それぞれで学園を探る事になった…
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:20:48.11 ID:4JZgc7Ya0
1階食堂横シャッター

俺「あ…」

霧切「…。」

シャッター「」ウイ-ン

俺「閉じられていたシャッターが開いて行く?…」


モニター『』パッ

モノクマ『最終決戦だって言ったでしょ?』

モノクマ『だから、正々堂々今回はキミ達が行けなかった場所、全ての封鎖を特別に解こうと思います』


俺「いったい何だ?…親切に…何か魂胆があるのか?…」

モノクマ『うぷぷ。さぁ…それはどうだろうね』

モノクマ『それともう一つ大ヒントをあげよう』

俺「大ヒント?…」

モノクマ『この希望ヶ峰学園に生きて足を踏み入れたのは正真正銘17人の高校生だけ』

モノクマ『いったい、何故そんな事になったのでしょうか?』

俺「な、何を…」ゴクリッ...

モノクマ『うぷぷぷぷ。よく考えてみなさい。それじゃ』パッ

俺「江ノ島盾子…」

霧切「…。」

霧切「…俺君、こっちは私が捜索するわ」

俺「え?…」

霧切「俺君はもう一方の方をお願いしても良いかしら?」

俺「もう一方?…あ、ああ、わかった…」
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:21:42.36 ID:4JZgc7Ya0
2階女子更衣室

扉「」ガチャッ

俺(あ…いた…)

腐川「」

俺「腐川さん、腐川さん大丈夫か?…」

腐川「」ユサユサ...

俺(ちゃんと息はしている…死んでる訳では無いと思うが…)

腐川「んぁ?」

俺「気が付いたが…いったいどうしたんだ腐川さん?…こんな場所で…」

腐川?「おー、俺きゅんじゃん。久しぶり〜元気してた?」

俺「は?…」

俺(俺きゅん?…何かキャラおかしくないか?彼女…)

腐川?「いや、は?ってんだその反応。受けるんだが、ギャハハハハハ!」

俺「ま、まぁ無事なら良かった…。だけど、モノクマの集合にはちゃんと来てくれないと…」

俺「もし集合に居ない事がバレてたらいったいどうなってたか…」

俺「幸いにも色々あって江ノ島盾子が気付かなかったのと」

俺「ここが更衣室で、監視カメラの無い部屋だったから助かったのか…」

腐川?「いやいやモノクマって何その人形みたいな名前?あのキチガイ女が何かあんの?」

俺「え?…何言ってるんだ腐川さん?…」

腐川「おいおいおいさっきから何言ってんだ?忘れちゃった訳俺きゅん?」

俺「うん?…」

ジェノサイダー「あたしをあんな根暗と一緒にすんなよ。あたしの名前は超高校級の殺人鬼…ジェノサイダー翔!!」

俺「超高校級の殺人鬼…ジェノサイダー翔!?」

ジェノサイダー「だから何改まって驚いちゃってるんだよ」

ジェノサイダー「良い加減そのつまんない芸辞めないと殺すぞ?」シャキンッ

俺「うっ…ストップストップ…」

俺(そう言えば腐川さんとエッチした時に言ってたな…自分にはもう一人の人格が居ると…それが…?)

俺「二人の記憶はリンクしてないのか?…」

ジェノサイダー「当たり前っしょ。あの根暗の見たい映像なんてあたしは見たくねーっつの」

俺「そ、そうなんだ…」

ジェノサイダー「うん?それにしても何か変な感触…うぇっ気持ちわりー」スタスタ

俺「え?…」

扉「」バタンッ

俺「…。」

俺(アレがジェノサイダー翔?…)

俺(何というか腐川さんとは正反対の性格だな…)

俺「一先ず彼女が無事で良かった。俺も霧切さんの場所に行こう」
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:22:56.35 ID:4JZgc7Ya0
学園長個室

霧切「…。」

俺「霧切さん…?」ガチャッ

霧切「…俺君。彼女の無事は確認できたの?」

俺「ああ、何か気絶してただけみたいで…」

霧切「そう…無事だったなら良いわ…」

俺「ここは?外の廊下は廃墟みたいに荒れてたが…」

霧切「生徒手帳には学園長私室と書かれているわね…」

俺「学園長の?…つまり、霧切さんのお父さんが使っていた部屋か…」

霧切「…気付いていたのね。私の父がこの学園よ学園長と言う事を」

俺「ああ…少しずつ記憶が戻って来て…」

霧切「そう…」

俺「それで何かこの部屋から分かる事は?…」

霧切「いいえ…。学園長のパソコンも調べてみたけど、外の事も、アルターエゴの言っていた史上最悪の絶望的事件の事も有益な情報は得られなかったわ…」

俺「そうか…」

パソコン「」

霧切「でも一つだけ…」カタカタ

パスワード「」

俺「パスワード?…」

霧切「学園長はここに何か重要な事を隠していたみたい…」

俺「パスワードか…」

霧切「思いつく限りの事は試してみたけど、これ以上は何か新しいヒントが無いと駄目みたいね…」

俺「…。」

『もしこの先私に何か起きた時は、君が響子の事を──』

俺(俺の記憶が正しければ…)スッ

パソコン「KYOKO」カタカタ

霧切「俺君?…あ…」

パスワード「SUCCESS」ピピッ

隠し扉「」ウイ-ン

俺「隠し扉…?」

霧切「…。」

霧切「…ねえ俺君。どうしてパスワードが分かったの?」

俺「どうしてって…そんなの簡単じゃないか」

霧切「簡単?…」

俺「俺の記憶の中だと、霧切さんの父親は、霧切さんの事をとても大切に想っていたから」

霧切「ぁ…」

俺「だから推理するまでも無く、これしか無いかなって」

霧切「……。」

霧切「…そう」
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:23:42.93 ID:4JZgc7Ya0
隠し部屋

霧切「…。」

俺「これは…?」スッ

大きな箱「」

霧切「…中に入ってるのは、少なくとも見て楽しい物じゃ無いでしょうね」

俺「え?…あっ…」パカッ

大きな箱「骸骨「」」

俺「が、骸骨?…これは、まさか…」

霧切「私の父よ…」

俺「霧切さんの?…」

霧切「これまでの情報を組み合わせてみれば、そうとしか考えられないじゃない…」

俺「そうかさっきのモノクマの言葉…。生きたまま足を踏み入れたのは17人の高校生だけって…」

霧切「…。」

俺「あ…」スッ

霧切父が幼霧切を抱っこしている写真「」

霧切「…本当に、迷惑な話よね」

俺「うん?…」

霧切「…過去を清算する為にわざわざこんな所まで来たって言うのに、また勝手に居なくなって…」

霧切「私から、過去を清算する機会さえ奪って…」

俺(霧切さん…)

霧切「本当に…最低の父親よ…」スッ

俺「…。」

写真「」パタンッ

俺「…。」スッ

霧切腕「」ガシッ

霧切「え?…」

俺「…でも、学園長は霧切さんの事を何よりも大事にしていた」フルフル

霧切「どうしてそんな事…?」

俺「分かるさ。自分の命と引き換えにしても、俺に君の事を守って欲しいと頼んで来た」

俺「そして今もこうして俺達の為にヒントを隠してくれてる…」スッ

写真の裏「」ペリッ

霧切「マイクロチップ?…」
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:24:17.15 ID:4JZgc7Ya0
学園長個室

俺(マイクロチップの中には、学園長が苗木君や舞園さん…そして俺にこの学園の中で一生を過ごすか問う物で…)

俺(その映像は江ノ島盾子にとって見落としていた物なのか途中で放送を中断されてしまったが…)

俺(…だが、その映像の俺達はそれにはいと答えていた)

俺「俺達自身がここに残るって決めた…?だが、そんな記憶は…」

霧切「…。」

霧切「…ごめんなさい俺君…少し一人にしてくれる?」

俺「あ、ああ…分かった。俺は違う部屋を調べて来るよ」スタスタ

霧切「ごめんなさい…」

俺(父親の死を目の当たりにして、霧切さんも辛いんだろう…)

俺(残りの未だ調べきっていない事は俺が一人で調べてこよう)スタスタ
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/27(日) 10:24:47.27 ID:4JZgc7Ya0
ロッカー

俺(このロッカー…俺達の渡された生徒手帳では開かなかったが…)

俺「さっき見つけたこの学園長のなら…」

学園長の生徒手帳「」スッ

ロッカー「」ピピッ

俺「おっ開いた」

ロッカー「」ガシャンッ

俺「…ん?」スッ

スクール水着「」

俺「うん?これ、女子の…?名前の所に朝日奈って書いてある…」

俺(それじゃあここはもしかして俺達が使っていた?…)

────
───
──


何個か開かれたロッカー「」

俺「やはりそうか…。ここは俺達クラスメイトの…」

大和田の特攻服「」スッ

俺「残りはこのロッカーか…」スッ

ピピッガコンッ

俺「手帳…?」スッ

手帳「」ペラペラ

俺「この字は霧切さんの物か…」ペラペラ...

俺「シェルター計画…?希望ヶ峰学園をシェルター化し、生徒達に共同生活を送らせる計画…」

俺(さっきの映像と同じ事を…?)

俺「…絶望が紛れ込んでいる。2人の絶望…」

俺(江ノ島盾子と戦刃さんの事か…)

俺「だから私達が生き残った…」

俺(他の生徒達は皆んな死んだ?…つまり、この学園の生徒だった霧切さんは何か手掛かりを掴んで…?)

俺「これ以上は何も書いてないか…」ペラペラ

俺「あれ?このページ、海苔か何かで固定して一つにしてある?…」

俺(何か隠してあるのか?…)

俺「ごめん霧切さん…確認させて貰うよ…」ビリッ

俺「…!!」

俺「こ、これは……」


コンマ下二桁
31以上俺の中で全てが繋がった(俺覚醒。最終決戦勝利)
30以下未だ分からない事がある…


安価下
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 10:55:14.52 ID:zchd3ynaO
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/27(日) 19:46:49.07 ID:2OhS4C8eO
スーダンはやらんのかな
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/04/01(金) 22:32:06.35 ID:S4oDsj7z0
こっちは放置かい
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/13(水) 23:57:12.02 ID:yZ/fVdnQ0
糊使わず海苔で貼り付けるの草
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/04/15(金) 18:51:47.73 ID:3kOW1FiQ0
マダー?
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/17(日) 23:10:47.87 ID:+kCXxQ4S0
結局放置ですか
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:08:08.47 ID:GO0/9TnKO
コンマ52(62)
ロッカールーム

俺「そうか…。そう言う事だったのか…」

俺「ありがとう霧切さん…。これは君が俺に残してくれた最大の証拠だ」

俺(…君のお陰で、俺の中の謎は全て解けたよ)ゴソゴソ...

ピンポンパンポ-ン

俺「…!」ハッ!




廊下 

モノクマ『あーあー、物事には始まりがあれば終わりがあるのです』

霧切「…。」スタスタ

写真「」



洗濯場

葉隠「こ、これって…」ブルブル...

写真「」

モノクマ『そして、終わりが有れば新しい始まりもあるのです』



朝日奈部屋

朝日奈「どう言う事なの…?」ブルブル

写真「」

モノクマ『明けない夜はないよ…真っ暗な朝だけどね!』



図書室

腐川「えぇ…え?…」ブルブル...

写真「」

モノクマ『止まない雨はないよ…干ばつ状態になるけどねー』



セレス部屋

モノクマ『さぁではでは初めましょうか。お待ちかねの最終決戦を』

セレス「…。」

写真「」

セレス「…フッ」

セレス(…やはり、勝負の運は私に傾いてきましたわ)
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:08:50.24 ID:GO0/9TnKO
エレベーター前

扉「」ウイ-ン

俺「皆んな…」スタスタ

セレス「…。」

朝日奈「…。」スッ

腐川「…。」ビクビク...

葉隠「…。」プイッ

俺(皆んなの表情が重い…。江ノ島盾子に何かをされたのか?…)

霧切「その顔は結論が出たみたいね」

俺「霧切さん…。ああ、だが霧切さんの方こそ…」

霧切「…問題無いわ。もう別れは済ませて来たから」

俺「そうか…」グッ

霧切「俺君…それ…?」

俺右手「霧切手袋「」」

俺「約束した通り、全ての謎を解いて必ずここから出よう、一緒に」

霧切「フッ…ええ//」コクッ

セレス「…。」

セレス(フッ…)

モノクマ『おやおや?待ってるだけど、やっぱり一名足りないねえ』

俺「…白々しいな。監視カメラで全て見ていたんだろう?江ノ島盾子」

モノクマ『最終確認だったんだけどね。まぁいいや。それじゃあ戦刃さんは残念ながらここで脱落と言う事で』

モノクマ『皆んなはボクが特別に用意した最終決戦場に来なよ』

モノクマ『逃げるなよ?あっひゃっひゃっひゃっ』

エレベーター「」ウイ-ン...

俺(この学園の謎さえ解き明かせば全て終わる…)

俺(勝負だ。江ノ島盾子…!!)グッ
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:09:44.24 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

エレベーター「」チ-ン...

江ノ島「ようやく来たわね。選ばれし勇者達よ」

朝日奈「なんだかいつもと雰囲気が違うね?…」スタスタ

江ノ島「だから言ったじゃな〜い。最終決戦に相応しい場所で議論をしようって///」

霧切「本当にここで全ての謎を解き明かせば私達を解放してくれるの?」

江ノ島「そのつもりでしたが、ラスボスらしくここはルール変更をしようと思います」

葉隠「ルール変更だぁ?…」

セレス「そのルールとは?」

江ノ島「全ての謎を解き明かして且つ、貴方達全員が本当に外の世界へ出たいと願えば貴方達の勝ち」

江ノ島「貴方方は晴れて自由の身となります」

俺「…!」

腐川「ど、どう言う事?…あたし達が失敗したり出たく無いって願うって…?」

江ノ島「逆に謎が解けなかったり、一人でも出たく無い。ここで暮らしたいと願えば貴方方の負け」

江ノ島「貴方方には一生ここで共同生活を送って貰います」

朝日奈「これまで通りここでって事?…」

江ノ島「はい。ですが、俺君。貴方を除いて」

俺「…!」

霧切「…どう言う事かしら?どうして俺君以外なの?」

江ノ島「それはね〜君達が勝ったら私がスペシャルなお仕置きを受けて」

霧切「…。」

江ノ島「だけどもし私が勝った場合は、俺君のみをお仕置きとさせて頂くからです!」

霧切&朝日奈&葉隠「「「…!」」」

俺「……なるほど、そう言う事か」

俺(こいつ…)

江ノ島「言ったでしょ?これはアンタと私、希望と絶望を賭けた最終決戦だって」ニヤッ

俺(俺が既に謎を解いているのを読んでの土壇場でのルール変更か…)

俺(…しかし、ここで先に俺の不利を訴えても仲間を不安にさせてしまうだけだ)

俺(受けるしかない…)

俺「いいだろう…そのルールでも俺達は勝つ!」

霧切「俺君…」

江ノ島「いいねいいねえ!最終決戦らしくなって来た!」

江ノ島「それじゃあいよいよ議論を始めようじゃない!」

俺(何とか勝機を見出して、勝つしか無い…!)


──最後の学級裁判、開廷!!
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:10:49.47 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

葉隠「議論の前にオレから聞きたい事がある…」

江ノ島「おやおや?意外な所から声が上がったねえ」

葉隠「お前ら全員…黒幕と繋がってたんだろ!?そうなんだろ!」バッ

集合写真「」

俺「集合写真…?」

俺(しかし葉隠君の持つのには葉隠君だけが居ない…)

朝日奈「待って!写真なら私も…」スッ

葉隠「へ?…」

集合写真「」

俺(今度は朝日奈さんだけが…)

腐川「しゃ、写真なら私も…」スッ

俺(こっちは腐川さんだけが…)

セレス「それなら私も貰いましたわ」スッ

俺(セレスさんが居ない…)

朝日奈「どう言う事?…皆んなが持っているのはそれぞれ自分だけが映ってない…?」

セレス「捏造写真ですわね。私達を仲違いさせようとする為のつまらない仕掛けです」

葉隠「ね、捏造だって!?」

霧切「そんな事だろうと思ったわ」

朝日奈「あれ?霧切ちゃんのは?」

霧切「罠と分かっていて見る訳が無いでしょう」

江ノ島「罠?捏造?いやいや、アレ自体は本物だよねえ、ね?俺君?」

俺「……ああ、まぁ…俺の推理が正しければそうだな」

全員「「「…!」」」
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:12:50.69 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

朝日奈「な、何言ってんの俺?だってあたし、あんな写真皆んなと撮った覚えないよ?」

俺「記憶に無くて当然だよ。俺達は全員、そこに居る黒幕…江ノ島盾子にここで暮らしていた記憶を奪われてるんだから」

葉隠「はぁっ!?」

腐川「き、記憶を奪われてる!?」

江ノ島「へぇ、記憶を奪われてるだなんて面白い事を言うじゃないか」

江ノ島「証拠でもあるってのかい?」

俺「…証拠ならある。ここのロッカールームには葉隠君の占い道具に、朝日奈さんのスクール水着があった」

水晶玉「」
朝日奈と書いたスクール水着「」

葉隠「それは…」

朝日奈「名前欄に朝日奈って…」

俺「それに霧切さんのメモ帳もあったんだ。そこにはこの学園のシェルター化計画について書かれていた」スッ

霧切「確かに私の字だわ…。なるほど、そう言う事…」

腐川「ちょ、ちょっと…2人だけで納得してないであたし達にもちゃんと説明しなさいよ!」

俺「俺と霧切さんは学園長の個室である録画ファイルを見たんだ。そこには苗木君や舞園さん…」

俺「他にも死んだ皆んなもそれぞれ学園長からこの学園で一生暮らして行く事を了承している映像を見たんだ」

葉隠「オレ達もか?…」

霧切「途中でモノクマに映像を壊されたから確認出来なかったけど、間違いなくここに居る私達の分もあったでしょうね…」

セレス「つまり、記憶にはありませんがわたくし達はこの学園に来る前から既にこの学園に居たと言う事ですか」

朝日奈「じゃあこの写真も本物って事?…」

俺「間違い無いよ。俺達は既に2年間、同じクラスメイトだったんだ」

腐川「に、2年間!?」

セレス「…何故2年間クラスメイトだと、そう言い切れるのですか?」

江ノ島「そうだそうだ〜。証拠が無ければそんなもんでっちあげだ〜」

俺「その証拠なら、霧切さんが教えてくれた」

霧切「え?私?…」

江ノ島「…」
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:14:25.50 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

俺「霧切さんの手帳には、1ページだけ糊で貼り付けられた江ノ島盾子にも分からない秘密のページが細工されてあったんだ」

霧切「細工されたページ?…」

江ノ島「いや、手帳に糊って…そんな細工する普通?」

江ノ島「隠キャのする事って本当に訳分かんな〜い」

霧切「…。」

俺「いいや、霧切さんはお手柄だよ。彼女はこう言う事態を見越して江ノ島盾子…君に一矢報いたんだ」スッ

江ノ島「はぁ?あたしに一矢報いるって何それ?」

俺「霧切さんの細工されたページに隠されていたのは2枚のプリクラだった」

腐川「ぷ、プリクラ?…」

葉隠「そんなもんが何で証拠になるんだ?…」

セレス「…プリクラの内容は?」

霧切「…。」

俺「1枚目は記憶を失う前の俺と霧切さんが恐らく恋人になった事になった日…クリスマスイブの日に撮られた奴だ」スッ

朝日奈「う、嘘…。俺と霧切ちゃんが手を繋いで…」

霧切「そ、そう言う物を証拠にするんじゃ無いわよ…///」

俺「いや、でも過去の霧切さんが用意してくれた物だし…」

霧切「うっ…///」

俺「2枚目はその翌年のクリスマスイブ。こっちも俺と霧切さん…が、何故か直前で乱入して来たっぽい江ノ島盾子も一緒に映っている」

葉隠「え、江ノ島っちも一緒に映ってるべ!?」

俺「そう、俺達は江ノ島さんも入れて17人…。2年間同じクラスメイトだったんだ」

江ノ島「…。」

俺「これはもしかすると、記憶を失う前の霧切さんがこうなるのを予期して俺か…もしくは今の霧切さんが見つける事を信じて前々から用意しておいたんだと思う」スッ

霧切「俺君…」ニコッ

江ノ島「あーあ、こっち取り上げたら大丈夫かと思ったけどそっちにも細工してたのかぁ〜。本当抜け目無い女」スッ

ノート「」

俺「そ、そのノートは?…」

江ノ島「ああ、これ?霧切の日記帳」

朝日奈「霧切ちゃんの日記帳?…」

江ノ島「いや、途中からはもう読むのも辛いくらいデレデレな気持ち悪いノートなんですけど〜」

江ノ島「まぁ霧切は何かと反抗して来て気に入らないからこれから公開処刑の刑にします」

霧切「…。」
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:15:27.83 ID:GO0/9TnKO
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907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:16:16.08 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

江ノ島「まぁ面倒なんで適当にかいつまんで読んで行くと…」ペラッ

江ノ島「4月5日、私はこの学園長である父への私用で自分を売り込み入学に成功した。その為、面倒事は避けたいので誰とも親しくするつもりは無かったのだが…何故か1人だけ私に積極的に構って来る人物が居る」

霧切「…。」

葉隠「入学した霧切っちに積極的に構って行く奴って誰だ?」

江ノ島「5月6日、運悪くくじ引きで学級代表に選任されてしまった…。一応、もう1人がクラスの中でも話す事の多い彼だったのが救いか」

霧切「……。」

腐川「ちょ、ちょっと霧切に親近感が…//」

江ノ島「6月17日、少し仲良くなった舞園さんからライブのチケットを2枚も貰ってしまった…。行かないと悪いので行ってみようと思うが、気軽に誘えるような相手が…彼なら大丈夫だろうか…」

霧切「………。」

朝日奈「霧切ちゃんもやっと打ち解けて来てるみたいだね。それでそれで?」

俺(何か霧切さんの成長を見守るみたいになってる…)
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:17:00.70 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

江ノ島「8月11日、かなり暑い日にジュースを奢ってあげた江ノ島さんに友達になってやると言われた。セレスさんくらいなら良いが彼女は普段のノリも正反対だし正直重い………っておい!」

霧切「フッ…」

セレス「私は既に霧切さんと仲良くしていたみたいですね」

江ノ島「…ったく、この辺はクラスメイトとの事ばっかだしどうでも良いや。えーと、10月18日、偶然彼と放課後2人きりになるタイミングがあった。そこで私はこの学園に来た理由を彼に打ち明けてしまった…。もしかすると嫌われたかもしれない」

朝日奈「打ち明けたって何の事だろ?」

霧切「…。」

葉隠「てか何回も出てる彼って誰だべ?…」

江ノ島「10月20日、彼が学園長と何かを話していた。私は退学になるのだろうか…」

江ノ島「もしそうだとしても、あの言葉を伝える事ができればそれで……いや、こんなに楽しいと思ったクラスは初めてだった。本当は退学には……」

霧切「…。」

俺(そうか…。俺が学園長と話した記憶って、ここから…)

江ノ島「10月21日、私は大きな勘違いをしていた…。父から直接謝られ、彼からも誤解を解いて貰った」

江ノ島「考えていた未来と色々と違う事になってしまった為、今は文字にし辛い。…ただ、私が彼にとても感謝している事だけは確かだ」

霧切(そう…。考えていた通り、過去の私も俺君によって誤解を解かれていたのね…)ニコッ

江ノ島「うぷぷ、未だ早いって。面白くなってくるのはこっからなんだよねえ」

霧切「…?」
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:18:14.70 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

江ノ島「11月1日、彼が中庭でゲームをしている77期生の先輩と話してるのを見かけた…。最近の私は何処かおかしい…」

江ノ島「彼が他の異性だけじゃなく、クラスメイトの異性と仲良くしているだけで少し不安な気持ちになる…。一度超高校級の精神科医にでも診て貰った方が良いだろうか…」

江ノ島「11月13日、超高校級の精神科医に診て貰った結果私は彼に恋をしていると診断された。意味が分からない、感謝している気持ちはあれど恋なんて私には無縁の物だ」

江ノ島「11月14日、この前のお礼にと彼にお弁当を作って来てあげたら非常に喜ばれた。あれだけ喜ばれると私も正直嬉しい…これから暇があったら作って行ってあげようかしら…」

腐川「あぁ…何か私まで口角が上がる展開が…//」

霧切「…。」

江ノ島「11月28日、学級代表として文化祭の片付けを何故か勝手に参加した石丸君と彼と私の3人で行っている最中に段ボールの隅で指を切った」

江ノ島「私は大した事が無いと言ったが、彼が直ぐに消毒をして、絆創膏を貼ってくれた。私の心音はいつにも無く増して……もしかすると私は本当に彼の事を…」

朝日奈「何かいいねえ!青春って感じで」

俺「…。」
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:20:07.05 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

江ノ島「12月2日、今月の22日。父が学級代表である私と彼を連れて、104階建ての超高層ビルで行われる希望ヶ峰学園主催のパーティー会場へと行く事が決まった」

江ノ島「…もし絶好の機会なら、そこで彼に私の想いを伝えてみても良いだろうか…」

朝日奈「いよいよクライマックスだね」

霧切「…ちょっと待って」

朝日奈「うん?」

腐川「な、何よいい所なのに…」

霧切「話しが脱線してるんじゃ無いの?」

霧切「…今はこの学園生活の謎を全て解き明かす為の学級裁判をしてるのであって、私の日記の発表会では無いでしょう?」

腐川「う…」

朝日奈「そ、そうだったね…」

江ノ島「まぁまぁ、次で最後だから大人しくしてろって」

霧切「ッ…」

俺(霧切さん……)

江ノ島「12月22日、いよいよパーティーの日がやって来た。私もドレスを着て、彼もタキシードを着こなしている。絶好の機会の筈だっが……私の才能が引き寄せたのか、そこで客同士の殺人事件が起きてしまった」

朝日奈「さ、殺人事件!?」

腐川「…は?何よその展開は…!」

霧切「…。」

江ノ島「トリックは複雑だったが、私は無事に犯人を突き止めた。だが、犯人が捕まる前に仕掛けていた爆弾によりビルの中層が爆破され───」

「…絶対離さねえ」


朝日奈&腐川&葉隠「「うん?…」」チラッ

セレス「…。」

俺「ここで好きな子を死なせるくらいなら、俺も一緒に死んだ方がマシだ…だろ?」

霧切「俺君…」

江ノ島「へえ…やっぱり記憶が戻ってたんだアンタ」ニヤッ

俺「ああ、そりゃあこれだけ霧切さんが公開処刑され続けてたら思い出すさ」

霧切「…///」

江ノ島「かぁ〜キモっ、ウザっ、死ね!」
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:21:53.41 ID:GO0/9TnKO
数年前
ビルの中

エレベーター「」ウイ-ン...

霧切『大変な事になったわね』

俺『ああ、だがエレベーターは死んで無いのが幸いだったな』


俺(中層ブロックが爆破されたが、メインエレベーターと非常用のエレベーターの2種は異常が無く、人類の希望である才能を持つ俺と霧切さんだけは優先で非常用のエレベーターを使用して避難する事になった)


霧切『でもあの犯人、どうしてこのタイミングで事件を起こしたのかしら…』

俺『希望ヶ峰学園に恨みがあったからだろ?息子は選ばれてもおかしく無い才能を持っていたって』

俺『特に今回は運が良いだけで入れた苗木君も居るし、俺のような使い道の無さそうな才能も紛れてたしな…』

俺『俺達の代はそれなりにヘイトは高かったんじゃ無いか?』

霧切『だとしても何故超高校級の探偵である私が来るこのタイミングで…』

俺『霧切さんが来る?…』

霧切『私が来る事を知っていれば、必ず事件は暴かれる筈…。でもそれを承知で起こしたと言う事は…』

俺『はっ…まさか!?もしかして犯人は、最初から霧切さんの事を!?』

爆弾「」ピ-!!
エレベーター天井裏「」ドガ-ン!!

俺&霧切『!?』

エレベーター「」ガクッ

俺『うおっ!?』グラッ

霧切『ッ…!』グラッ

強化ガラス「」パリ-ン!!

俺『しまった!?今の爆発でガラスが…』

俺(急激な気圧の変化で空気が外へ逃げる…!)

空気「」ビュオオオッ!!

霧切『きゃあっ!?』ブワッ

俺『霧切さん!?』

霧切(そんな…私、まさかここで……?)ヒュウウッ

霧切手「俺手「」」ガシッ

霧切『…!俺君!?』

俺『手を離すな…。絶対引き上げる…』ググッ

霧切『あ…』

エレベーターの枠「ガシッ」俺身体「ガシッ」霧切身体「」プラ-ン

俺『くっ……』ググッ
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:24:02.16 ID:GO0/9TnKO
ビルの中層

俺『うっ…くっ…』ググッ

霧切『俺君…』

俺(とは言え、片腕で霧切さんの身体を持ち上げるだけでいっぱいだ…)

風「」ビュオオッ

俺(風も強いし、少しでも気を抜けば2人ともこのまま真っ逆さまに落ちる…)

俺(いや、諦めるな…。俺は…俺の才能なら……)ググッ

炎「」ドオンッ

俺&霧切「「…!」」

ガラス「」バリ-ン!!

俺『うっ!?』額「ガラスの破片」ブシュッ

霧切『俺君!?』

俺『だ、大丈夫だ…これくらい…』ググッ

俺額「血」タラ...

霧切『…!!』

俺(駄目だ…。今の出血で力を入れ過ぎたら血が噴き出て一気に脱力してしまう…)

俺(このままでは…)グッ

霧切『俺君、良いわ。私を離して…』

俺『は?…』ドクンッ

霧切『このままでは2人とも死ぬわ、だからせめて…貴方だけでも…』

俺『何を言って…』

霧切『……俺君。最後だから、言わせてくれる?』

俺『え?…』

霧切『私、希望ヶ峰学園で貴方と出会えて本当に良かった』

俺『霧切さん…』

霧切『貴方が居たから私はクラスに馴染めた…』

俺『…。』

霧切『父との確執も、解決してくれて本当に嬉しかったわ…。あの学園で、貴方や父や皆んなと同じ所で一緒に居るのは、私にとって…とてもかけがえの無い…大切な時間だった』

霧切『…俺君。きっと私…貴方の事を───』

俺『駄目だ!!』

霧切『ぇ…?』

俺『その言葉の続きは一緒に助かってから聞く!』ググッ

俺額「」ブシュッ

俺『ッ…!』

霧切『でも…このままじゃ…』

俺『絶対離さねぇ。ここで好きな子を死なせるくらいなら、俺も一緒に死んだ方がマシだ!!』グッ

霧切『ぇ…!!』ドキッ

枠の上「」タンッ

霧切仁『無事か響子!?俺君!?』

俺『学園長…?』

霧切『お、お父さん…』

霧切仁『黄桜!居たぞ!手を貸してくれ!』スッガシッ

黄桜『そっちか!よくやった今助けるぞ!』グイッ
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:25:13.02 ID:GO0/9TnKO
中層階段

霧切仁『良かった。2人とも無事だったか』

俺『はぁ…はぁ…よく来てくれました…学園長…』フラッ

霧切『お父さん…どうしてこんな危ない場所まで探しに?…』

霧切仁『…。』

霧切仁顔『ススまみれ』

黄桜『俺も消防に任せた方が良いって言ったんだが、どうしても聞かなくてな』

霧切仁『フッ…響子を助けるのに、危険な場所だと躊躇などしていられるか』

霧切『ぁ…』

霧切仁『それより直ぐに脱出するぞ。火の手が直ぐそこまで迫ってきている』

黄桜『はぁ…こっから60階の階段を降りるのか。老体にはキッツいなぁ』

俺『』ドサッ

霧切『ぁ…俺君!?』

霧切仁『むっ…』

俺『』ドクドク...

黄桜『額の出血がやばい。早く止血しねえと』

霧切仁『分かっている。黄桜、彼を背負って1階まで急ぐぞ』

黄桜『ぁっマジか…チッ、まぁ仕方ねえ』ガシッ

霧切『俺君、後少しよ。頑張って…』ギュッ

俺『あ…あぁ…』

霧切仁(…自分の命を懸けてでも響子の事を守り抜こうとしたのか)

霧切仁(彼の才能がそうさせたのか…?いや、才能は関係無い。彼だからだな…)

霧切仁(やはり、この先私に何かあった時は…彼に響子の事を…)
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:27:19.85 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

江ノ島「その二日後、想いを確かめ合った2人は結ばれましたとさ。はい。つまんないおしまい」パタンッ

セレス「ハッピーエンドですわね」

朝日奈「えー良いなぁ霧切ちゃん…//」

腐川「何なのその臭すぎるヒロイン役…う、羨ましいとかそんなの思ってないんだから…」

霧切「…///」カアァッ

葉隠「霧切っちの日記の続きは無いんか?」

江ノ島「あるけど、もうこっからは惚気話ばっかで反吐を通り越して気絶するから目も通したく無いっつの」

江ノ島「てか朗読も絶望的に飽きたし、ちょっと飲み物補充タイム」林檎ジュース「」ウイ-ン...チュ-

俺「…お陰で思い出したよ。この傷はその時にできた物だったんだな」スッ

俺額「縫った痕「」」

江ノ島「大正解。やっと思い出したようね」パッ

俺「ずっと探しても記憶には無い筈だよ」

葉隠「で、でもさぁどうやって記憶なんて盗んだんだ?…」

江ノ島「この学園にはさ、色んな才能を持つ奴が集まってるんだよね」

江ノ島「例えば超高校級の神経学者とか…そいつらを利用すれば、アンタらの記憶を操作するなんてあっという間にできちゃうのよ」

セレス「…それでわたくし達の2年間の記憶のみを切り取り」

江ノ島「そう。アンタらは共に過ごして来たクラスメイト同士でコロシアイをしてたって訳」

江ノ島「友達同士でコロシアイしちゃうなんて、マジ笑える」ゲラゲラ...

葉隠「ひっ…」

朝日奈「そんな…」

腐川「あ、悪魔だわ…」

霧切「…。」

江ノ島「まぁ予定だとこの時点で生き残ってるのは、4〜5人くらいって予想だったけど…現状で未だ10人かぁ〜r

江ノ島「まさか大神以外の女子全員とヤる事で団結させて未然に防ぐなんてのは流石のあたしでも想像の斜め下過ぎて予想できなかったよ、俺」チラッ

俺「…。」

江ノ島(…まぁその行動のせいでアンタは負けるんだけど)ニヤッ
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:40:32.24 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

江ノ島「しっかしお姉ちゃんまで希望に堕としちゃうなんてね」

江ノ島「ちゃんとあの時始末しておくべきだったなぁ〜」

朝日奈「…!」ゾクッ

霧切「最初の事件が起きた後の事ね…」

セレス「目的の為には、自分の姉も手にかけるのですか。…フッ、ちゃんとした悪党ですわね」

江ノ島「そりゃそうよ。あんな残姉ちゃん生かしておいた所で、こっちのボロしか出ないのわかり切ってるじゃん」

江ノ島「ボロどころか雌堕ちして完全に寝返るとか、マジで絶望的で面白い展開にしてくれたけど」

腐川「で、でも、アンタもあたし達と同じクラスメイトだったんでしょ?」

江ノ島「は?」

腐川「どうしてアンタはそんな簡単に姉もあたし達の事も…」

江ノ島「どうしてって、だから言ってるじゃん。あたしの目的は最初からアンタ達希望を絶望に堕とす事だって」

江ノ島「これはその為のコロシアイ学園生活」

俺「その為の人類史上最大最悪の事件と言う事か…」

江ノ島「そう。あの事件はこのコロシアイ学園生活を起こさせる為のきっかけにしか過ぎなかった」

江ノ島「ついでに言うと、コロシアイ学園生活で絶対邪魔になってくるであろう霧切を早期に始末してしまおうと」

江ノ島「あの時の犯人をけしかけたのもあたしなんだけどね」ニコッ

霧切「…!」
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 14:55:25.60 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

葉隠「そもそも、その人類史上最大最悪の事件っていったい何なんだべ?…」

俺「それは…腐川さん」

腐川「へ?あ、あたし!?」

俺「ああ、ジェノサイダーにタッチしてくれ。彼女なら知っている筈だよ」

朝日奈「どうして腐川ちゃんが?…」

俺「彼女は二重人格なんだ。彼女の内面にはもう1人の人格…超高校級の殺人鬼、ジェノサイダー翔が眠っている」

葉隠&朝日奈「「ええっ!?」」

セレス「超高校級の殺人鬼が腐川さんとはこれはまた…」

腐川「ど、どうして言っちゃうの!?」

俺「この謎を解くには彼女の協力も必要不可欠なんだ」

腐川「そ、そんな…」

俺「腐川さんとジェノサイダー翔の記憶は共有していない。だが記憶を操作されたのは腐川さんだけだ」

俺「だとしたら、ジェノサイダー翔なら覚えている筈…」

腐川「い、嫌よ!どうしてあたしがあんな奴に…」

俺「頼む腐川さん。君しか居ないんだ」ペコリッ

腐川「うっ…///」

腐川「じゃ、じゃあ…外へ出ても…これからもあたしの事を…///」モジモジ

俺「あ、いや…それは…」

腐川「じゃ、じゃあ無理よ!絶対変わらないわ!」

俺「……あ、あのー…。こればっかりは俺の一存では…」チラッ

霧切「…はぁ、こればっかりは仕方ないわね」コクッ

俺「わ、分かった腐川さん。そこは霧切さんと要相談で…」

腐川「な、なら…///」

朝日奈「えー!?それはせこいよー!ねえセレスちゃん!?」

セレス「フッ…」

朝日奈「あ、あれ?セレスちゃん?…」

腐川「ぶえっくしょい!」

ジェノサイダー翔「呼ばれて飛び出てジャジャーン、ジェノサイダー翔!登場!」シャキンッ
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 15:42:06.26 ID:GO0/9TnKO
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918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 15:43:02.11 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

俺(俺達はジェノサイダー翔から、人類史上最大最悪の絶望的事件について大雑把に説明して貰った)

俺「そして、判明した事は3つ…それは先ず」

江ノ島「先ず1つ目は、貴方方が入学してから約1年後に人類史上最大最悪の絶望的事件が起こり、この希望ヶ峰学園の生徒は貴方方78期生以外は全滅したと言う事」

俺「…いや、お前が説明するのか」

江ノ島「2つ目は、この学園のシェルター化はあの事件を生き延びた貴方方がやった事…」

江ノ島「そして3つ目は、既に外の世界は絶望で溢れて世界はとっくに滅亡しちゃってると言う事だぁ!」

セレス「世界が…滅亡してる?…」

葉隠「う、嘘だろ?…」

江ノ島「いいえ、嘘ではありません。貴方方が好きなお金には既に何の価値もありません」

江ノ島「ケツを拭く紙にもなりゃしねーぜ!ギャハハハハハ!」

霧切「それじゃあ貴女は、何とか生き延びた私達…希望同士をコロシアイさせて…」

江ノ島「お察しの通り、その映像を全世界に生中継で流して更に絶望を振りまいていたのです」

俺「ッ…」グッ

俺「…学園長はこの学園をシェルター化する事で、俺達を絶望から守ろうとしていたんだ」

俺「だけど、その学園には既に超高校級の絶望が紛れ込んでいた…」

江ノ島「その結果、逆にお前らを外へ逃さない為の檻となっちゃったんだ。笑っちゃうよね、うぷぷぷぷ」

霧切「…。」
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 15:43:45.25 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

葉隠「ど、どうして…俺達だけが生き延びたんだ?…」

江ノ島「意味なんて無いよ。偶々、アンタ達があたしと同じクラスメイトになっただけさ」

朝日奈「じゃ、じゃああたし達は…このコロシアイをする為に、生かされたって事?…」

十神&桑田&大和田&不二咲&山田&石丸の写真「「」」

俺(皆んな…)ゴクリッ...

セレス「貴女は、何故そこまで…?…」

江ノ島「絶望はね、伝染するんだ」

俺「絶望が伝染する?…」

江ノ島「外には未だ残ってるみたいなんだよねえ。未練がましく希望を捨てきれ無い連中がさ…」

江ノ島「だからさ、そいつ等に見せつけてやろうと思ったんだよ。ここに残された人類の希望が絶望に伝染されて、希望同士で潰し合う姿をねえ」ニヤッ

朝日奈「そんな…」

江ノ島「これはね、人類絶望化計画のクライマックスなんだよ!」

江ノ島「これがアンタ達が知りたがっていた真実。どう?絶望したでしょ!?」

全員「「…。」」

霧切(やられた…。江ノ島盾子は、最初から私達がこの学園の謎全てをを解くまでを計算した上で、私達を絶望に堕とそうと…)

俺「くっ…!」
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 16:09:36.10 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

江ノ島「さて、そろそろお喋りは終わりよ」

葉隠「終わり?終わりって何をするんだ?…」

江ノ島「何って、勿論投票だよ〜」

朝日奈「投票…」

俺「…。」ゴクリッ...

江ノ島「最初に言った通り、貴方方が全員揃ってここから出たいと願った場合は貴方方の勝ち。貴方方は晴れて自由の身となります」

江ノ島「だけど、もし1名でもここに残りたいと願った人が居れば、俺君のみがお仕置き、他の方にはこの学園内で穏やかに穏やかに老衰して貰います」

江ノ島「あ、ちなみに地下に落とした人物も特別に引き上げてあげるね。未だ生きていたらだけど//」

朝日奈「このままここで暮らす…」

葉隠「俺っちのみを差し出せば…」

ジェノサイダー「生き延びられるって事じゃん」

セレス「…。」

俺「みっ…皆んな…」ドクンッ

江ノ島「良いです…絶望に侵食された、凄く良い顔です…」

俺「ッ…」

江ノ島「ちなみに外の世界は汚染されてるよ。この学園が無事なのは物理室にある空気清浄機のお陰」

江ノ島「あたしが死んだらあの空気清浄機も止まるようになっている。つまり、お前らは外の世界に出て行くしかなくなる」

江ノ島「絶望と死だけが待つ世界にね」

全員「「…。」」

俺「…。」

俺(…俺1人が死ぬ事で、皆んなが無事に生き延びられるなら…これは、良い事…なのか?…)

俺(これが本当の……)

俺「霧切さん…」チラッ

霧切「…。」

俺(彼女が、生きられるのなら……)スッ


「先に言っておくけど、私の中の希望は変わらないわ」


俺「ぁ…」ハッ!!

江ノ島「ああ?…」

霧切「私は俺君と共にここを出て行く。例えこの先、どんな未来が待っていようともね」

俺「霧切さん…」チラッ

俺(そうだ…。俺が絶望に侵食されてどうする!)フルフル 

霧切「そうでしょう俺君?」

俺「…ああ、そうだった。この手袋に約束したんだ。必ず君と外の世界へ行くって」グッ

霧切「フッ…」

俺「未だ終わっていない…。俺達の中の希望は、完全に消えてはいないんだ!」

江ノ島「…。」

921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 16:25:49.93 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

江ノ島「ケッ、オマエラがその気でも残りの奴等はどうかな?」

俺「葉隠君…」

葉隠「俺っちの事を犠牲にはしたくねえけど…でもオレ、やっぱこええよ…」

葉隠「オレの占いだとここから出ない方が…」

俺「しっかりしろ葉隠君!本当にそれで良いのか!?」

葉隠「えっ?…」

俺「この学園に残ったって、何も面白い事なんて無い」

俺「君の好きな金ももう何の役に立たない。女子だって大神さん以外は全て俺が手をつけた後で、君の手に入らない」

葉隠「うっ…」

江ノ島「…。」

俺「ここで生きていたって、この先何も楽しい事なんて無い!」

俺「君は黒幕にそんな風にただ生かされているだけの状態のまま、一生をここで終えたいのか!?」

コトダマ「希望』ドシュッ

葉隠「…。」


葉隠好感度4
コンマ下二桁
61以上俺の希望は葉隠に伝染した(俺、希望再装填)
60以下しかし俺の希望は葉隠に届かなかった…


安価下
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/19(火) 17:30:35.77 ID:iNXytWIDO
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/19(火) 18:48:25.67 ID:WQu9OEoDO
それで希望になるの割とひどい
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 20:01:34.12 ID:r3HfgABJ0
コンマ77


コンマ下二桁
51以上江ノ島盾子生存ルート(※女全員生存の特典は無し)
50以下俺が本来の才能を思い出し、完全覚醒


安価下(+10は無し)
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/19(火) 20:03:19.90 ID:nTse7f5IO
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/19(火) 20:09:28.27 ID:kX9r4ky5O
特典云々があるならこの先もあるのかな?
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 20:38:13.16 ID:r3HfgABJ0
コンマ77(ラッキーセブン)
学級裁判場

コトダマ「希望」ビュオッ!!

葉隠「」パリ-ン!!

葉隠「そうだべ…。オレは未だ生きたいべ…」

葉隠「こんな所にずっと居たって、きっとこれから先も何も面白く無い…。でも、外へ出ればオレにだって新しい何かが待ってる筈だべ!」スタスタ

俺「ああ!」

葉隠「だから、だからオレは…やっぱここから出たいべ!!」

霧切「うん…!」コクッ

俺(葉隠君の中の希望が溢れて行く…。よし、この流れならばもう一度希望を溢れさせられる筈…!)

コトダマ「希望」カチャッ

江ノ島「ふぅん…面白い茶番を見せてくれるじゃん。でも、残りの3人はどうする気かな俺君?」

俺「それは…」

朝日奈「…。」

セレス「…。」

ジェノサイダー「何々?なんであたしも混ざってんの?」

俺「ッ…」

江ノ島「仕方ねえから教えてやるよ!その男はな、大神以外の女全員を抱いたんだよ!」

ジェノサイダー「は…?だ、抱い…シェーッ!?あの根暗も抱いたの!?///」

俺「あ、ああ…」

ジェノサイダー「じゃあ彼奴もう子供から女になったって事!?嘘だろ!?あたしが先越された?…」

俺「…。」

俺(…撃てる希望は残り一発、だが…朝日奈さん、セレスさん、腐川さんの3人…)

俺(…やはりここが厳しい)

江ノ島(そう、アンタは団結させる為に他の女全員に手を出した)

江ノ島(だからアンタは負ける)

朝日奈「外に出ても、世界は滅亡してて…。あんなだらしない姿、全国放送で見られたあたしにはもう行く場所なんて…」

セレス「…。」

俺(どうする…。どうすれば一気に3人にも希望を伝染させる事が…)

セレス「俺君、霧切さん」

朝日奈(セレスちゃん?…)

俺「うん?…」

霧切「…何?」

セレス「ここで結んだ契約は、わたくし達と俺君との関係はこの学園生活までとする…でしたわね?」

俺「あ、ああ…。それが?」

セレス「なら、既に私の中に別の希望が生まれてしまった場合は?」

霧切「別の希望?…」

俺「どう言う事だ?…」

セレス「うふふ、驚かないで下さいな。どうやらわたくし、あの時の行為で妊娠してしまったみたいですの///」ニコッ

俺「えっ?…」

霧切「は?…」

江ノ島「はぁ?」
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/04/19(火) 22:59:43.49 ID:r3HfgABJ0
学級裁判場

俺「お、俺の子…?」

セレス「間違いありません。俺君以外とそう言う行為なんて穢らわしい//」

俺(いや、そう言う意味じゃ無いんだが……)

霧切「…どうして妊娠したって分かったの?」

セレス「女の子の日が予定日を過ぎても来ない事と、あり得ない程の嘔吐の回数でしょうか?」

俺「江ノ島さん、セレスさんの言ってる事は本当なのか?…」

江ノ島「…まぁ確かに捜査時間の癖にずっと部屋で何回も吐いてたけど」

俺「…。」

セレス「これは間違いありませんわね」ニコッ

葉隠「お、おめでただべ!あ、でも俺っちには霧切っちが居るんじゃ…」

霧切「…。」

セレス「どうなさいますか霧切さん?」

霧切「どうって……」

セレス「ここで一つ提案があるのですが、この子の未来の為にあの契約内容は変えません?」サスサス

俺「契約内容を変える?…」

霧切「…。」

セレス「既に外の世界は滅亡しており、法と言う物は意味を成しません」

セレス「ですから、外へ出たらわたくしの事もこのまま第二の俺君の妻として認めて下さりますか霧切さん?」

俺「ええ…」

霧切「それは…」

セレス「あら、では霧切さんはこの子に父親の居ない子に育てと?」

霧切「…。」

俺(マズイ…これは父親と確執問題を抱えていた霧切さんに効く…)

霧切「わ、分かったわよ…。認めれば良いのでしょう…」

セレス「うふ」

俺「えええ…良いのか霧切さん?…」

霧切「仕方ないじゃ無い…。子に罪は無いのだから…」

俺「それはそうだけど…」

セレス「良かったですね朝日奈さん」

朝日奈「え?…」

俺&霧切「「うん?…」」

セレス「あら、妊娠したからと言ってわたくしだけが例外と言うのは皆んなの反感を買いますわ。ここは妻同士平等に扱って下さらないと」ニコッ

霧切「…。」

俺「いや、朝日奈さんはそれで良いのか?…」

朝日奈「むしろ、責任取ってくれるの?…///」

俺「え、あ、ああ…」チラッ

霧切「はぁ…もう、仕方ないわね…」

セレス「うふふ」
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 23:21:12.28 ID:r3HfgABJ0
学級裁判場

セレス「そうと決まったらわたくしも外へ出なければなりませんわね」スタスタ

俺「セレスさん?…」

セレス「だって、この子にこんな閉鎖的な生活を見せるだなんて可哀想ですもの」

朝日奈「あ…そっか!こんな場所じゃ、子育てにも向かないよね!なら私も!」スタスタ

俺「朝日奈さんも…?」

朝日奈「私も、俺や皆んなとここを出たいよ!」

俺(何だ?俺が希望を撃たないでも、勝手に皆んなから次々に希望が伝染して行く…?)

ジェノサイダー「つまり俺君はぁ、あたしの面倒も見てくれるって事?///」

俺「え?何で?…」

ジェノサイダー「だってあの根暗の事を嫁に持つんでしょ?あたしもセットなのよ〜///」

俺「……。」

ジェノサイダー「ちなみに拒否すれば今直ぐここで殺しま〜す///」シャキンッ

俺「うっ…わ、分かった分かった…め、面倒見るから…」

ジェノサイダー「や〜んこれで大奥の仲間入りよ〜ん///」スタスタ  

江ノ島「アンタらあたしの話しちゃんと聞いてた?外の世界は汚染されてるんだよ?子育てなんかに向く訳無いじゃん、馬鹿じゃないの?」

霧切「どうしてそう言いきれるの?」

江ノ島「はぁ?…」

霧切「少なくともここに居る人達は誰も子育てなんて経験していない…。貴方の予測だけで語っているだけじゃない」

俺「霧切さん…」

セレス「例え外の世界での子育てが難しくとも、ここで育てるよりはマシな子を育てれますわ」

俺「セレスさん…」

朝日奈「うん!だってもう、私達は1人じゃないから!」

俺「朝日奈さん…」

ジェノサイダー「こう見えて尽くすタイプなのよねあたし///」クネクネ

俺「じぇ、ジェノサイダー…」

葉隠「いや、オレは全然関係無いけど…でもまぁ占いで助言くらいならしてやれるべ!」

俺「葉隠君…」

俺「皆んな……そうだ。俺はもう一人じゃない!」

江ノ島「何よそれ…」

俺「これからの俺には仲間が…家族が居る!」

江ノ島「何よそれえ!!」

俺「俺達は誰一人、こんな所で絶望なんかに屈したりはしない!!」ビシッ

霧切&セレス&朝日奈&葉隠&ジェノサイダー「「「…!」」」コクッ

俺「希望は、絶望なんかに負けないんだ!!」ビシッ

江ノ島「ッ…!?」
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/19(火) 23:40:11.69 ID:r3HfgABJ0
学級裁判場

江ノ島「寒い…寒いんだって、オマエらの顔付きも、オマエらの言葉も、オマエらのやり取りも…」

江ノ島「寒い寒い!そんなの流行って無いんだって!」

セレス「フッ、江ノ島さん。どうやら勝負ありましたわね」ピッ

葉隠「スイッチで投票すりゃ良いんだな?」ピッ

朝日奈「じゃあ押すよ?」ピッ

ジェノサイダー「アヒャヒャヒャヒャ」ピッ

霧切「終わらせましょう、学級裁判を…このコロシアイを、私達の手で!」ピッ

俺「…ああ!」コクッ

江ノ島「ウザいウザいウザいウザいウザい!ダサいダサいダサいダサいダサい!」

俺「…。」

コトダマ「希望「」」

俺(残りの一発…これを彼女に撃てば彼女は…)カチャッ

江ノ島「明日に絶望しろ!未知に絶望しろ!思い出に絶望しろ!」ビシッ

俺「…。」

俺「江ノ島さん…」

江ノ島「…えっ?」

俺「…俺は希望とか絶望とか、そう言うの…あんまり興味は無い」コトダマ「希望」スッ

江ノ島(う、撃ってこない…?)ゴクリッ...

俺「でも、皆んなに生きて欲しかっただけなんだ…。君も含めて…」

江ノ島「…!」

俺「でも、こうする事でしか…俺達の戦いに、決着はつけられ無いから…すまない…」ピッ

江ノ島(俺…。あ、アンタまさか…)

俺「…。」


スロット「」ジャコッ
「江ノ島江ノ島江ノ島」

「GUILTY!!」パパ-!!
メダル「」ジャラジャラ...
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/04/19(火) 23:58:28.18 ID:GO0/9TnKO
学級裁判場

江ノ島「何これ?…」

霧切「江ノ島盾子、貴方の負けよ…」

江ノ島「負け?…負けた?あたしが?…」

江ノ島「そ、そんな…」

葉隠「み、認めねえってのか?…」

江ノ島「そんなのって…サイッコーじゃない!」

霧切&セレス&朝日奈&葉隠&ジェノサイダー「「えっ?」」

俺「…。」

江ノ島「これが絶望なのねえ〜!」ウットリ

江ノ島「2年も前からこの学園に乗り込み、綿密に綿密な計画を立てて全世界をも巻き込む事件を起こしたってのに…」

江ノ島「最後の最後の最後で失敗するなんて…超絶望だわぁ〜!!」

江ノ島「これ以上無い程の超絶望的に幸せだわぁ〜!!」

朝日奈「な、何言ってんの?…」

江ノ島「だってそろそろ…お仕置きの時間じゃない?///」ボタン「」ウイ-ン

全員「「ぁ…!」」

俺「まっ、待ってくれ江ノ島さん!」

江ノ島「やめてやめてやめて!!」

俺「…!」

江ノ島「あたしは生きる事に希望なんて持ってないの!寧ろこれから、人生で一度しか味わえない絶望を味わおうってんだから!」

江ノ島「邪魔しないでよ!」

俺「邪魔をするつもりは無い!!だが未だ、お前にはちゃんと聞いておきたい事が───」

江ノ島「残念。もうタイムアップだよ」スッ 

ボタン「」カチッ

俺「あ……」

江ノ島「ああ、人類を絶望に染め上げたかった…」

俺「江ノ島さん!」バッ

霧切「俺君?…」

俺「未だだ!未だお前には…!」ハッ

江ノ島「うふふ…」バカッ

俺手「」江ノ島手スカッ

俺「あっ…」

江ノ島「じゃあねー俺君」ニコッ

俺(え…江ノ島…盾子……)
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/04/20(水) 00:13:59.25 ID:W76JOJ810
お仕置き場

俺(江ノ島さんは最後だからスペシャルと言う事で、これまでの全てのお仕置きを全て受け…)

俺(そして最期は…)



補修授業

プレス機「」ドスンッドスンッ

江ノ島「」グチャッ



俺(江ノ島さんは俺達の前でプレス機に圧殺された…)

脱出ボタン「」コトッ

俺「……これは…脱出ボタンか?」

扉「」ガチャッ

苗木「俺君!」タッ

俺「あ…苗木君に舞園さんに大神さん!?皆んな無事だったのか!」

苗木「う、うん…」

舞園「戦刃さんがゴミ処理場に閉じ込められていた私達を助けてくれたんです…」

朝日奈「そう言えば戦刃ちゃんは?…」

大神「戦刃むくろは…長い梯子を登り、我らを再びこの階まで送り届けた後…」

俺「……え?」
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/20(水) 00:29:43.52 ID:8TfuqjTK0
江ノ島生存ルートじゃないんか?
それとも死んだフリ?
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/20(水) 00:32:58.77 ID:W76JOJ810
お仕置き場地下

苗木『はぁ…やった!ようやく出口だ!』カ-ンカ-ン

舞園『はぁ…はぁ…やっと着いたんですね』カ-ンカ-ン

大神『俺達は江ノ島盾子と最後の学級裁判中か…』カ-ンカ-ン

戦刃『うん。でも心配要らない…俺君は必ず盾子ちゃんに勝って、皆んなをここから出してくれるから…』カ-ンカ-ン

天井蓋「」パカッ

苗木『はぁ…ゴミ処理場に繋がってたんだ…。さぁ、捕まって舞園さん』スッ

舞園『ありがとう苗木君…』ガシッ

大神『戦刃よ…さぁ、お前も…』スッ

戦刃『…。』

苗木『戦刃さん?…』

戦刃『ごめん…。私は苗木君達と一緒には行けない…』フルフル

苗木『え?…ど、どうして…?』

戦刃『このコロシアイ学園生活を始めて皆んなにコロシアイを始めたのは盾子ちゃんだけじゃない。私も計画に加担してたんだ』

舞園『で、でも戦刃さんはちゃんと改心して私達に協力して…』

大神『そうだ…。戦刃だけでは無い…。裏切り者の事なら、我も同じだ…気にする必要は無い…』

戦刃『でも、私はこの学園を出て俺君と一緒に居ても迷惑をかけるだけだから…』

苗木『そ、そんな事無いよ!!とりあえずこっちへ来て話そう!』

戦刃『苗木君、俺君に伝えて』

苗木『…え?』

戦刃『俺君はこんな私でも命を懸けて助けてくれて…仲間にいれて…そして、抱いてくれて嬉しかったって…』

苗木『戦刃さん?…』

戦刃『外の世界は色々と大変な事になってると思うけど…皆んなならきっと大丈夫だよ。頑張って生きてね…』手スッ

舞園『あぁっ!?』

大神『戦刃!?』

戦刃『…。』ニコッ

苗木『戦刃さーーん!!?』 

ヒュ---ン...ドサッ!!!

苗木『あ…ぁぁ……』

舞園『う、嘘…どうして…』

大神『…。』
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/20(水) 01:17:55.28 ID:W76JOJ810
メインホール

固く封鎖された扉「」

苗木「終わったんだな…。本当にこれで…」

舞園「俺君が持っていたボタンを押せば、この扉が開くんですよね?…」

朝日奈「うん、多分ね…」

葉隠「ッ…」ゴクリッ...

大神「うむ…」

ジェノサイダー「ぶえっくしゅ!」

腐川「あ、あれ?…黒幕は?学級裁判は?…」

朝日奈「フフ、もう全部終わったよ?」

腐川「え、ええ?…」

舞園「あの…セレスさん…」スタスタ

セレス「うん?どうなされました?」

舞園「俺君の子供をその…妊娠してるって言うのは…」

セレス「ああ…アレですか。アレは単なるブラフですわ」クスッ

舞園「ええっ!?」

朝日奈「う、嘘だったの!?」

セレス「ええ。わたくしは妊娠などしておりませんわ」ニコッ

葉隠「じゃあどうしてあの時はそんな嘘をついたんだべ?…」

セレス「だって、ああでも言わないときっと霧切さんは一夫多妻を認めて下さらなかったでしょう?」

苗木「でも、部屋で吐いてたって…」

セレス「ええ。敵を欺くには、先ず味方からと言いますから」ニコッ

苗木「はは…流石超高校級のギャンブラーだ…」

葉隠「本当に妊娠してるんかとすっかり騙されてたべ…」

セレス「ですが何れは本当に妊娠するつもりです。ですが、舞園さん朝日奈さん腐川さん。この事は誰かが本当に妊娠するまで内緒にしておいて下さいね」

セレス「折角取り付けた契約が破棄にされてしまいますから」ニコッ

舞園「は、はい…」

朝日奈「頑張って妊活しようね」

腐川「に、妊活…うふふ…///」

苗木「あはは…」

苗木(そう言えばこまるの事を俺君に話してしまったんだった…。まさか何れこの一夫多妻に参加するとか言いださないよな…)
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/20(水) 01:23:41.27 ID:W76JOJ810
玄関ホール前

霧切「いよいよこの学園ともお別れね…」スタスタ

俺「ああ…」スタスタ

俺「…。」チラッ

霧切「俺君?…」クルッ

俺「あ、いや…何でも無い…」フルフル

霧切「…。」

霧切「…俺君、あの時江ノ島盾子に何を聞こうとしていたの?」

俺「え?…」

霧切「未だ解けていない謎があったのでしょう?」

俺「…。」

霧切「フッ、探偵の目は誤魔化せないわよ?」ニヤッ

俺「…やれやれ…流石だな。実は一つ気になっている事があったんだ」

霧切「気になっている事?…」

俺「どうして彼奴は、俺と霧切さんだけ記憶を中途半端に残したんだろうって…」

霧切「ああ…」

俺「彼奴がもし俺達の記憶も完全に消せていたら…多分、もっと被害者は出てたと思うんだ…」

霧切「私達だけ、記憶から才能も奪ったからその分溢れてしまったとか?」

俺「うーん…そんな単純な物なのかな…」

霧切「まぁ、もういいんじゃないの?私達は絶望に勝ったのだから」

苗木「俺君、霧切さん。皆んなもう待ってるよ!」

霧切「ええ、ごめんなさい直ぐ行くわ。ほら、行くわよ俺君」スタスタ

俺「あ、ああ…」スタスタ

俺(もしかするとだが……霧切さんの言う通り、俺の才能が本当に超高校級の絶倫だとして、俺はエッチする事で希望を振り撒いていたのだとしたら…)



江ノ島『仕方ねえから教えてやるよ!その男はな、大神以外の女全員を抱いたんだよ!』


俺(…もしかしてあの言葉は、江ノ島さんの事も指していたんじゃ無いか?)

俺(俺の記憶の無くなる前…俺は江ノ島さんとエッチをしていた。そして、その時…もしかすると江ノ島さんの中にも希望の種を植え付け…)

俺(彼女は……こうなる前に俺に止めて欲しかったんじゃ……?)

霧切「俺君?」チラッ

俺「…ごめん、何でも無い」タッタッタッ

俺(いや、そんな訳ある筈が無いか……)
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/20(水) 01:39:45.19 ID:W76JOJ810
玄関ホール前

俺「それじゃあ…開けるぞ?」

舞園「いよいよですね」

霧切「名残惜しくは無いけれど、不思議な気分ね…」

苗木「これって何て言ったら分からないけど…」

葉隠「うん?」

苗木「やっぱり、卒業なのかな?…」

俺「卒業?…」

腐川「フッ…な、苗木の癖に臭い事言ってんじゃ無いわよ…」

セレス「寧ろ、これからこそが始まりに過ぎませんわ」

朝日奈「外の世界には未だ絶望が広がってるんだよね…。でも、私達ならきっと大丈夫だよね!」

大神「うむ…」

霧切「行きましょう俺君…この先の未来へ」

俺「ああ」コクッ

脱出ボタン「」ポチッ


大きな扉「」ウイ-ン


俺(遂に、扉は開いて行く…)

俺(希望と絶望の戦い…。勝ったのは、俺達希望側だった)

大きな扉「」

俺(でも未だ戦いは終わっていない…。外の世界には未だ絶望の残党が蔓延っている…)

俺(それでも恐怖は感じない…。俺はこの学園生活で、かけがえの無い仲間と…そして家族…愛する人を手に入れたから)

霧切手袋「」ギュッ

俺(…この先、どんな事があっても俺達はもう二度と絶望には屈しない)

俺(ここに居る皆んなと共に、絶望を乗り越えて行く!)



ダンガンロンパEND
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/20(水) 01:50:13.34 ID:b+4sZW8ZO
コンマ判定50以上とったのに江ノ島死んだままなの?
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/20(水) 01:53:48.10 ID:W76JOJ810
希望ヶ峰学園

玄関ホール「大きな扉「開いた状態」

廊下「」

学級裁判場「」

お仕置き部屋「」

プレス機「」

血「」ツ-...





更にゴミ溜め

大量のゴミ「」

ゴミの中「」

江ノ島「…。」

戦刃「…。」
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/20(水) 01:57:46.11 ID:W76JOJ810
ゴミ溜めの中

江ノ島「…ねぇ、何助けてくれちゃってんの?」

戦刃「い、いや……だって…」

江ノ島「ばっかじゃ無いの!?クライマックスで敗北して人生で一番良い場所で一番良い死に方をしようと思ったのにさぁ!」

戦刃「ご、ごめんなさい盾子ちゃん…」

江ノ島「全く、俺のちんぽ堕ちして裏切った分際な癖に…本当残姉ちゃん空気読まない」

戦刃「怒らないで盾子ちゃん…」

江ノ島「ふーん…じゃあお姉ちゃん、あたしと俺。どっちか大事か言ってみてよ」

戦刃「えっ?そ、それは…」

江ノ島「うーわっ!ずっと苦楽を共にして来た妹の事も、男を知った途端裏切るんだお姉ちゃんは!マジで絶望的過ぎてウケるんですけど〜」

戦刃「うぅ…ごめんなさい盾子ちゃん…」

江ノ島「て言うかお姉ちゃんと穴姉妹になるとか勘弁して欲しいんですけど〜」

戦刃「…え?」

江ノ島「はーあ、でも生き残っちゃったかぁ〜…よっと」グッ

江ノ島頭「ラーメンのカップ「」」

戦刃「ぁ…」

江ノ島「うん?」

戦刃「ぁ…ううん…こ、これからどうするのかなって…///」

戦刃(ラーメンのカップ頭に付けながら話してる…。可愛い盾子ちゃん…///)
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/20(水) 02:15:13.22 ID:W76JOJ810
ゴミ溜めの中

江ノ島「どうするも何も、あんな最高の舞台で絶望のカリスマが敗れて意気揚々と処刑されたのに…」

江ノ島「実は生きてました〜なんてまた、表舞台に顔を出すなんてダサ過ぎるっしょ」

戦刃「そ、そうかな?…それじゃあこれからは静かに生きるの?…

江ノ島「はぁ?んな訳無いっしょ。静かに生きるとか、そんなお姉ちゃんみたいなつまんない人生歩みたくなんか無いわよ」

戦刃「じゃあどうするの?…」

江ノ島「とりあえず、また良い舞台があったら俺と戦いたいなぁって」

戦刃「え?…俺君とまた戦うの?…」

江ノ島「勿論。だってあたしの予想を遥かに裏切った行動を取ってくれるのって彼奴だけなんだもん!//」

戦刃「……もしかして、盾子ちゃんも俺君の事が好きなの?」

江ノ島「好きも何も、私は彼奴の事中学の頃から目をつけてたんだって」

戦刃「あっ……だから高校になって横から奪って行った霧切さんの事嫌いなんだ…」

江ノ島「何か言ったお姉ちゃん?今度こそ本当に殺そうか?」ニコニコ

戦刃「ご、ごめんなさい…」

江ノ島「さぁて、先ずは衛星を乗っ取って彼奴がこれからどうするのかストーカーしちゃおっと///」スタスタ

戦刃「あっ、待ってよ盾子ちゃん…」スタスタ

江ノ島「彼奴ってば馬鹿だから、外に出てもきっと危ない橋を渡る筈」

江ノ島「その時にまた宣戦布告して驚かせてやろうっと」ニヤニヤ

戦刃(今の盾子ちゃん…本当に楽しそう。また大変だと思うけど、頑張ってね俺君…)

戦刃(もしその時が来たら、私もまたサポートするから)

江ノ島「ちなみに裏切りの前科のあるお姉ちゃんは、今度の戦いにはよしてあげないからね」スタスタ

戦刃「そんなぁ…」シュン...

江ノ島「ふふん、待ってなさいよ俺」ニヤニヤ
942 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2022/04/20(水) 02:28:43.84 ID:Me7TaxP90
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943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/04/20(水) 02:40:52.40 ID:W76JOJ810
エピローグ

1年後
ジャバウォック島

俺「俺で本当に良いのか?…」

七海「うん、大丈夫。俺君なら信じられるよ」

俺「…。」チラッ


77期生達の入ったカプセル「「「」」」


俺(希望ヶ峰学園を卒業した後、俺達生き残った希望は未来機関と言う絶望に抗っていた組織に保護された)

俺(しかし、絶望に勝ったとは言え秩序的に問題のあった俺の存在だけは未来機関で受け入れるかかなり揉めたそうな…)

俺(苗木君曰く、逆蔵と言う元超高校級の先輩がかなり反対したそうな…)

俺(それでも何とか認めて貰った俺は、第13支部として霧切さんと共に偶然七海が所属していた支部に割り当てられた)

俺(俺達未来機関は絶望の残党である七海のクラスメイト…78期生を全員捕縛する事に成功した)

俺(しかし、未来機関の幹部の出した処置は78期生全員の処刑…)

俺(俺は嫁達の力を借りて、その処置に反発した七海の協力を行う事に…)

俺(処刑される予定の77期生を密かにこの無人島…ジャバウォック島にて運び、未来機関によって作られた希望更正プログラムにかけて再び
希望を取り戻して貰おうと思った)

俺(そしてまた俺と七海も、そのプログラムを円滑に進める為に彼等と一緒に希望更生プログラム内に入る手筈なのだ)
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/04/20(水) 03:02:03.10 ID:W76JOJ810
ジャバウォック島

七海「俺君こそ良かったの?…」

俺「うん?何が?」

七海「だって今、未来機関での俺君の立場って危ういみたいだし…奥さんの一人の朝日奈さんも妊娠中なんだよね?…」

俺「ま、まぁさやかと…」

七海「さやか?…」

俺「ああごめん、伝わり難いか…。えっと舞園さんとセレスさんが、俺達がここに居る事は撹乱してくれてるからきっと未来機関にはバレてないと思う」

七海「あぁ、舞園さん達も手伝ってくれてるんだ」

俺「霧切さんだって外からバックアップしてくれるし心配要らないさ。なぁ?」チラッ

パソコン『霧切「万が一そっちで何か問題が発生した場合は直ぐに外部から強制シャットダウンをかけるわ」』

七海「うん…。響子ちゃんもありがと」

俺「それじゃあそろそろ始めてくれ」

霧切『分かったわ』カタカタ...

七海「じゃあ俺君。また向こうで落ち合おう」スッ

俺「俺は同じクラスメイトだったフリはするけど77期生の事は全然分からないからその辺の補助は頼むよ」

七海「うん。それは任せといて、それじゃあ皆んなを希望に戻す作業…頑張ろうね!」

俺「ああ!」スッ

カプセル「」ウイ-ン

俺(希望更生プログラムを行うだけだ…。今回はあの学園のような事は起きない…)

俺(簡単な作業の筈なん…だ…)

俺「ZZZ…」



──そう、簡単な作業の筈だったのだが……



未来機関13支部

パソコン「」ブンッ

霧切「え?これは…今、他にも何か別の物が入らなかった?…」

パソコン「」ザザッ

霧切「ちょっと待って。バクまで発生した…?」

霧切「…!まずいわ…これは…」カタカタ

霧切(俺君…。七海さん、バグの処理が完了するまで何とか持ち堪えて…)カタカタ



──俺は再び、コロシアイ学園生活を送らなければならなくなるとは、この時は予想もしていなかったのだった…



END
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/20(水) 04:10:10.63 ID:aCn/wjODO
七海ってえーと…
ゲーム本編と今のでは別って事でいいんだろうか
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/20(水) 05:36:14.07 ID:H0NqRgTY0
脳みそピンク色の男の妄想は恐ろしいな
それを公衆の面前に晒せる神経の太さは天然記念物レベル
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/20(水) 07:02:26.08 ID:cUsFg+pXO
>>945
1章で絶望編のフラグゲットしたからギリ助かってた筈
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/20(水) 20:20:22.49 ID:8TfuqjTK0

2も見たかったよ
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/20(水) 23:22:33.92 ID:AzdXvKJM0
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/21(木) 12:57:47.73 ID:2ZiDvjeSO
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/06(金) 17:54:49.35 ID:rYV+b3N9O
SS避難所
https://jbbs.shitaraba.net/internet/20196/
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/20(水) 07:14:00.34 ID:JtDJ04XD0
女子十三番 生瀬理代(なまぜ・りよ)

身長:148cm
体重:42kg
誕生日:3月29日(牡羊座)
血液型:A
部活動:ソフトボール部
友人
英賀保光里
小野くるみ
隅田映美子
園部泉美
西大路麻実
蓬来江里花
桃山那々子
山科乃梨絵
(女子主流派グループ)
愛称:理代、理代っち
出身小:山吹小学校
家族:父・母・兄
能力値
知力:★★★★☆
体力:★★★★★
精神力:★★★☆☆
敏捷性:★★★★★
決断力:★★★☆☆
攻撃性:★★★☆☆

お祭りごとやイベントが大好きでテンションが高い。
じっとしていることが苦手でせっかち。
小学生の頃は男の子のようだと言われていたことを今でも気にしている。
英賀保光里・西大路麻実は幼馴染で、特に光里とは家が隣同士で長い付き合い。

以下ネタバレです。

支給武器:コルト・ロウマン
kill:なし
killed:新庄英也(男子六番)
死亡話数:第49話
凶器:岩
 
G=03エリアにて、西大路麻実(女子十四番)と行動を共にする。想いを寄せていた岸部寛明(男子三番)に偶然出会うが、目の前で、寛明が麻実に告白。ショックを受けその場を立ち去る。その後銃声を聞き戻り、麻実の亡骸を発見。寛明に逃がされる。蓬来江里花(女子十六番)が麻実を殺害、寛明を撃ったことを知る。<40・41話>

逃げた先で、高月柳(女子十番)・虎姫智鳥(女子十二番)と遭遇。命を狙われるが、智鳥に逃がされる。<44話>

E=05エリアにて、新庄英也(男子六番)と遭遇。英也が理代を殺そうとしていると思い込み攻撃するが弾切れを起こし、逃げようとしたが捕まる。振り払おうとしたところ、英也がバランスを崩し、理代を巻き込んで転倒。その際に後頭部を強打。騒ぎを聞いて駆け付けた園部泉美(女子九番)らに看取られ死亡。<49話>


失恋するわやたら狙われるわと、とことん運が無かった理代でした。
少しでも落ち着いて英也の言葉に耳を傾けることができていれば、死なないどころか行動を共にできる仲間ができたかもしれなかったのですが…
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/20(水) 07:17:00.87 ID:JtDJ04XD0
女子十四番 西大路麻実(にしおおじ・まみ)

身長:157cm
体重:45kg
誕生日:1月17日(山羊座)
血液型:A
部活動:テニス部
友人
英賀保光里
小野くるみ
隅田映美子
園部泉美
生瀬理代
蓬来江里花
桃山那々子
山科乃梨絵
(女子主流派グループ)
愛称:麻実、まみー
出身小:山吹小学校
家族:父・母
能力値
知力:★★★★★
体力:★★★★☆
精神力:★★★★☆
敏捷性:★★★★☆
攻撃性:★★☆☆☆
決断力:★★★☆☆

開業医の親を持ち、比較的裕福な家に育った。将来の夢は医者になること。
所作がどことなく上品だが、口調はきつい。
気が強く、小学生の頃は英賀保光里と生瀬理代を守ってきた。
桃山那々子とはぶつかることが多いが、仲が悪いわけではない。

以下ネタバレです。

支給武器:双眼鏡
kill:なし
killed:蓬来江里花(女子十七番)
死亡話数:第40話
凶器:マイクロウージー
 
G=03エリアにて生瀬理代(女子十三番)と行動を共にする。理代が想いを寄せる岸部寛明(男子三番)に偶然出会うが、寛明が麻実に対して告白。ショックを受けた理代が逃げたため追いかけようとしたところ、蓬来江里花(女子十七番)に遭遇、複数個所を撃たれ死亡。<40話>


久し振りの退場者となりました。
もっと活躍をさせてあげたかったんですが、、、
三角関係による混乱から、訳の分からないままの退場で、想定よりバタバタのうちに命を落とす可哀想な展開になってしまいました。
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/20(水) 07:21:31.66 ID:JtDJ04XD0
みずかね@オリバト垢
@OrbtStardust
オリジナルバトルロワイアル(オリバト)サイト「Star☆Dust」の管理人によるオリバト垢です。更新情報などなどを発信します。発信用のため原則フォローはいたしませんのでご了承ください。現在9作目更新中。
stardust0302.fc2web.com
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/20(水) 16:43:00.25 ID:JtDJ04XD0
sm
@oct_28_03
成人/イドアズとイデアズを反復横跳び/転載禁止
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/20(水) 16:43:48.69 ID:JtDJ04XD0
奈良敬子
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/20(水) 16:46:03.56 ID:JtDJ04XD0
どうして、どうしてどうしてどうして!!

約3分の1のクラスメイトたちが既に教室を出発し、空席が目立つようになってきた教室を最後列から見渡しながら、土山小百合(女子十一番)は恐怖と苛立ちを堪えるためラメ入りの鮮やかな赤いマニキュアで彩られた親指の爪を齧っていた。

プログラム? は? 意味不明。
殺し合い? うける。
なんで、さゆがそんなことしないといけないわけ?

小百合はクラス内で派手な容姿をしたギャル集団、虎姫グループの一人だ。
クラスの中では中心にはいないけれど、学校内における地位は高い。
何しろ、リーダーである虎姫智鳥(女子十二番)は、椿中学校最強を誇る不良集団郡山組と対立する藍本組(3年2組の藍本大河率いる不良集団だ)のメンバーである高月樹(このクラスにいる文化系グループの高月柳(女子十番)の双子の兄だという。どういう育て方をすればこんなにも異なる兄妹になるのだろう)の恋人なのだから、男子でも逆らう相手は殆どいない。
授業は適当に聞き流し、休み時間は他のクラスから遊びに来るギャル仲間と大騒ぎし、たまに教室の隅でコソコソウジウジしている地味なヤツらをからかい、放課後は部活動を引退した後はファーストフード店や雑貨屋で時間をつぶし、お小遣いが足りなくなれば夜の街で適当なオジサンに付き合ってあげてお小遣いをもらう――退屈などない、楽しい毎日を送ってきた。
それが、こんなにも突然奪われるだなんて。
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/21(木) 11:09:44.47 ID:2MUD+5kW0
やだ、もうやだ、なんでこんなことになっちゃったの!?

「うあっ!!」

小柄ながらも女子の中ではトップクラスの俊足を誇る生瀬理代(女子十三番)は、木々の間をすり抜けながら必死に足を動かし走っていたが、盛り上がった木の根に躓き、スライディングするように勢いよく前方に倒れた。
酷く擦った膝はニーハイソックスのおかげで少し皮膚の表面が擦れただけで済んだが(穴は開いてしまったけれど)、掌を擦りむき、ヒリヒリとした痛みが襲ってくる。
けれども、止まってはいけない。
誰かに見つかったらいけない。
だって、みんな、殺し合いに乗っているのだから。

昨日までは、プログラムなんて自分とは無関係の話だと思っていた。
1年間で大東亜共和国全ての中学3年生のクラスの中でたった50クラスしか選ばれないのなら、余程のことがない限り自分たちがそのくじを引くわけがない。

見知らぬ教室で目覚め、最前列の席で原口教諭の無残な姿を目の当たりにし(青松が理代の目の前に原口教諭が入っている袋を投げた時は、どうにかなりそうだった)、クラスでもソフトボール部でもいつも一緒だった隅田映美子(女子八番)が何度も殴られて息絶える様も見てしまい、英賀保光里(女子一番)のように気を失いはしなかったけれど、これは現実なんだと理解した。
それでも、仲の良いクラスメイト同士で殺し合いをすることなんて、考えられなかった。

けれども、教室を出て間もなく、どこかで女子の悲鳴を聞いた。
切羽詰まった、これまでに聞いたことのないようなその声に、助けなければという気持ちは微塵も湧かず、ただ死なないためにこの場所から一刻も早く離れなければ、という考えで頭が一杯になった。
西大路麻実(女子十三番)の姿を見つけるや否や、小中学校から離れた。
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/21(木) 11:11:02.43 ID:2MUD+5kW0
せりな
@namekooooo111
成人済み 狼ゲーム垢 R18垢→
@rinkoukuri111
ツイプロhttps://twpf.jp/namekooooo111
誕生日: 1月11日
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/21(木) 12:27:15.25 ID:2MUD+5kW0
透@オリバト垢?
@OBR_toru
オリバトサイト「anotherworld」の管理人による専用アカウントです。オリバトや日常を呟きます。私のことは知らなくても、オリバト好きな方は気軽にどうぞ。オリバト三作目連載中。詳しくはhttp://twpf.jp/OBR_toru プライベッター→ https://privatter.net/u/OBR_toru
オリバト界の片隅1995anotherworld.web.fc2.com
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/22(金) 15:27:23.34 ID:UNBrG4w+0
mint ??ね04a??て25b
@mintxblue
20↑/腐/雑食/twst???????好/描くのはレ受/10月29日「ぼくおじ2」/? https://wavebox.me/wave/crmlqd7usafmwr01/…
チェカレオprofcard.info/u/IiyRIYaVVlTJ…
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/22(金) 15:28:52.41 ID:UNBrG4w+0
歴史の中には様々な英雄がいる。
勝利を勝ち取り、何かを成し遂げた英雄。
志半ばに身を滅ぼすも、その信念が人の心を動かした英雄。
英雄とは、決して勝利した者に与えられる称号ではない。
英雄とは、その存在を求めた者たちによって創りあげられる『光の彫像』である。
そしてここに、誰かを支えることによって、光を放つ『風変わりの英雄』がいた。
ここに語ろう…彼ら『英雄たち』の躍進の物語、英雄たちのグレートロードを…。




『僕はサッカーが好きだ』堂々とそう言えたらどんなに幸せだろう。
いつも、この河川敷でサッカーをしている人たちを見て、僕は思う。
――笹波雲明(ささなみうんめい)
河川敷でサッカーしている人たちの、ロストボールが『僕』の前に転がってきた。
ボールを取りに来た人に、投げ返しながら尋ねる。
「君、たしか同じ中学だよね?なんで小学生とサッカーしてるの?」
「あーうちの学校さ、サッカー部員が足りなくて」
「それでも、サッカー部つづけてんの?」
「ああ!でも、絶対に部員増やしてやるんだ。なんてたって、俺の目標はフットボールフロンティア優勝だからな!」
「えっ…」
フットボールフロンティアと言えば、サッカー日本一を決める大会だ。
この人は、試合さえできない、人数も足りていないサッカー部にいながら、その百歩くらい先に目標をおいている。
なんて人なんだ…。
「そんなのさ、無理でしょ」思わず口に出てしまう。
「無理…そうかあ?うーん、俺はそうは思わないけどな。無理なのは、この俺から、サッカーで日本一を目指すことをあきらめさせる方だな!」
そう言って、満面の笑みを返す彼の言葉は、謎の説得力に満ちていた。
なんだよ…この人…馬鹿なの…。
さわやかすぎる笑顔が、サッカーに特別な思いを持つ、僕の神経を逆なでる。
彼の名は円堂守、雷門中サッカー部キャプテンだった。

僕はこの日、サッカー部に入ることを決めた。
…マネージャーとして。

ただなんとなく、そうしたいと思っただけだった。
あの時は、なんの目標も見えない、ちっぽけな僕だったから。
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/23(土) 05:47:05.23 ID:j3gAIQgW0
このような感じで始まる物語なのですが、ここで少し考察を。
まず、今回のゲームシナリオの主人公は、なんとマネージャー(男子)です。
彼は、サッカー大好きという気持ちを抱えながら、同時に、あるトラウマから、サッカーボールを蹴ることが出来ません。つまり、彼は、サッカー大好きでありながら、サッカーができない体なのです。だから、彼は、才能を持ったサッカープレイヤーたちを支える役割になろうと考えます。彼は、やがて、マネージャーから監督補佐となり、運営視点でチームを支える存在となるわけです。この辺の設定、ゲームにぴったりだと思いませんか。ゲームは、結局のところ、主人公だけを動かすのではなく、チーム全体を動かす必要があります。フォーメーションを考え、選手を起用し、自分のチームをつくることがゲームの進行となります。そういう流れの中で、この『監督代理』という立場になる主人公は、もってこいと言うわけです。
だったら、この、サッカーができない少年が、サッカーをできるようになるドラマになるのか、と思われてしまいそうですが、そこは安易にそうしない方法を考えています。この子は、サッカーはできないけれど、そこじゃない部分で大きな存在となる。それもまたドラマだなーと思ったりもしています。この子の役割は、円堂守が『劉備玄徳』だとすれば、『諸葛亮孔明』の役割。キャラクターそれぞれの役割と魅力を、しっかりと描きつつ、掘り下げる方向でいきたいと思っています。
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/23(土) 05:48:25.25 ID:j3gAIQgW0
思いにひたむきなまっすぐな性格で、頭脳明晰で、日常生活でも、ホームズのような思考派の一面を見せる。一度見たものを瞬時に記憶する能力を持つ。子供の頃からサッカーが大好きな少年だったが、7歳の時の『ある出来事』で、精神的なトラウマを背負い、サッカーボールを蹴ることができなくなってしまう。とはいえ、肉体的には何の異常もなく、専門医ですらお手上げだった。とはいえ、当の本人は、そのことを気にせず元気に学生生活を謳歌していた。サッカーと関わらないように、ではあるが…。そんな時、偶然、無類のサッカーバカである『円堂守』と出会う。それまで、自分からサッカーを遠ざけていた彼は、眩しい円堂を見て、サッカーへの気持ちを再燃させてしまう。その後、彼は、雷門中サッカー部に入部することになる。マネージャーとして…。

彼は、最初は女子の中に混じる唯一の男子マネージャーとして、みんなを助けるが、徐々に才覚を発揮し、監督に助言するようになる。その後、『監督補佐』として、有効な指摘を繰り返していき、実質的な監督役となっていく。しかも、彼はただの分析屋ではない、円堂たち、『計算できない熱血たち』を信じて、博打を打つ度量も持っている。
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/23(土) 05:51:27.09 ID:j3gAIQgW0
これまでウチの作品の傾向としては、僕が書き上げたストーリーをアニメで表現し、それをゲームではなぞることが定石となっていました。しかし、今回は、こういう事態(開発の難航)を逆手に取って、新しい方式にチャンレンジします。ひとつのストーリーを見せるのではなく、プレイヤーごとに分岐する、それぞれの『キャラクターごと』の物語を書いて表現していこうと思っています。

とはいえ、今回の『英雄たちのグレートロード』って、つまるところ『円堂編』なの『明日人編』なの?というところですが、どれでもないというのが結論です。ゲームの完全オリジナルストーリーとなります。スターシステム的な概念により、円堂から始まる最初のフットボールフロンティアに、最新のキャラを加え再構成します。最新のストーリーであり、パート1のリメイクの要素も持つものになります。そういう意味ではアレスに近いコンセプトではありますが、内容は違うものになります。さて、ここで言う、スターシステムですが、キャラクターの顔と声を用い、単純に『俳優』として登場させるのではなく、登場の状況が変わったとしても、その人が『背負ったもの』は変えずに、表現したいです。例えば、野坂悠馬は、アニメでは、脳に病気を持ち、家族的な意味でも、問題を抱えていますが、本作でも彼は、同様の問題を背負わせて登場させようと思います。そういう部分を含めてキャラクターですので、そこは守っていきたいですね。
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/23(土) 05:53:16.52 ID:j3gAIQgW0
さらに今回は、タイムスリップなどをせずに、円堂、天馬、明日人の3主人公の共闘を描こうと思います。正確には、共闘とは違うかもしれませんが、一言でいうとそんな感じです。ゲームシナリオとしては、3人を同じ時間軸上に存在させるので、仲間になるか敵になるかは、結局のところプレイヤーさん次第という仕組みにします。
そんなことをしたら、ストーリーがはちゃめちゃじゃんと言われるかもしれませんが、今回は、ゲームとして楽しくなる選択をしたいのです。

グレートロードは、アレス(国内戦)とオリオン(世界戦)の両方を加えた内容と、期待している人も多いかも知れませんが、予定を変更し、ボリューム感よりも、『掘り下げの厚み』の部分に力を入れたいと考えています。今回は、『最初のフットボールフロンティア』に登場するキャラとシチュエーションを、丁寧に描く方向でいきたいですね。あくまでも、プレイヤー次第ですが、やり方によっては、キャラクターたちの深い部分を知ることが出来るようになります。
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/23(土) 05:54:48.40 ID:j3gAIQgW0
えらそうにベラベラといろいろ書いてしまいましたが、開発の遅れに関しては、いい訳のしようもなく、本当に申し訳ありません。ここからは、期待してお待ちいただくしかありません。恐らく2021年の発売となってしまうと思いますが、しっかりとよいものをつくる所存です。今回のような事態をバネにして、『完成させて意義のあるもの』を再構成し開発していこうと思っています。今では、DSで出た最初のイナズマイレブンを遊んだことがない人も多いと思います。なので、システムも、指で軌跡を描く、パート1のシステムをもう一度表現できないかを検証しつつ、内容的には、新たな気持ちで取り組める『完全新作』のつもりで開発を進めていきます。まだまだ時間を必要としますが、イナズマイレブン最新作としてはずかしくないものをお届けするつもりですので、もうしばらくお待ちください。

これからも応援よろしくお願いします。
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/23(土) 07:20:26.65 ID:j3gAIQgW0
エリオ
@tilia_ansul
グラブル兼好きなイラスト見る用兼愚痴垢
ウザいと思ったら絡まずにブロックミュー
トしといて
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/23(土) 09:00:47.06 ID:j3gAIQgW0
女子一番 淡本綾唯(あわもと・あやゆい)

支給武器 十二色のクレヨン
被害者 なし
加害者 藍瀬輝々(男子1番)
死因 銃による胸部被弾
登場話 03/09/28/34/40/42/49/57
死亡話 57話「願いの代価」
最終行動 海原青歌(女子2番)と合流をはたした。途中、藍瀬輝々(男子1番)に襲われるが、隣にいる親友を思って自ら死を選んだ。青歌に自分の過去を話す。
友人関係 海原青歌(女子2番) 黄泉泉(女子20番)
所属部 家庭科クラブ(他・無所属)
備考 一人称、二人称が「我」と「汝」。生真面目すぎる態度だが、教師に高く評価される。幼少時の父親の態度がきっかけで全対象の男を嫌っていて、特に仲良し男子組である静木青(男子10番)達の騒ぎ具合に頭を悩ませている。親友である海原青歌(女子2番)に対しては心を許しており、若干表情が柔らかい。
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/25(月) 18:49:55.82 ID:+qa9bSbd0
絶 望 的 少 年 少 女 達

一緒にいよう 想い出を語り合う為
前を見て歩こう 仲間を信じる為
銃を向けよう 生き方を間違えない為
両手を合わせよう 神様に祈る為

強く、生きよう 友達を忘れない為。


※本作品は「幼い命の奪い合い」を改稿したものです。
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/25(月) 21:30:23.35 ID:+qa9bSbd0
女子十三番 日下青子(ひした・せいこ)

支給武器 イルカのぬいぐるみ
被害者 なし
加害者 相野輝己(男子2番)
死因 刃物による刺殺
登場話 02/16/31/63/73/87
死亡話 87話「友情のあかし」
最終行動 成川雨(女子12番)と行動を共にしていた。相野輝己(男子2番)から雨の命を守るために庇って殺される。
友人関係 成川雨(女子12番)
所属部 家庭科クラブ(料理部)
備考 成川雨(女子12番)と行動を共にする。明るくてどこか抜けている天然っ子。時々気まぐれで周りを振り回すことがたまにある。
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/07/25(月) 22:45:37.43 ID:0Mect+CDO
なにこれ
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/26(火) 11:39:46.65 ID:5W7YXvy/0
「おい早く!」

!!

また・・この夢か。

ここ1ヶ月間宮村健治(富山県△△市古木中学校3−A男子11番)は週に1回は変な夢を見る。

見慣れない場所、意味のわからない状況。

体に似合わない高い声で、叫ぶ見知らぬ少年。

なんなんだ。全然わかんないや。

「ケン!学校遅刻するよ!早く起きられ!」

母の大きな声に、朝からどんだけ元気なんだよとこころの中で突っ込みをいれてベッドから出る。

ふと、部屋にあるカレンダーをみた。

2002年10月21日火曜日、明日は修学旅行だ。

【残り32人】
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/29(金) 16:44:58.47 ID:pia4fLgO0
三国志ヒーローズ【サンヒロ】
@san_heroes_jp
『三国志ヒーローズ』は2020年12月22日をもちまして、サービスの提供を終了させていただくこととなりました。
開発運営チーム一同、皆様に深く御礼申し上げます。

詳細は公式サイトまたはゲーム内のお知らせでご確認ください。
gamecity.ne.jp/sangokushi-her…
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/29(金) 16:46:22.10 ID:pia4fLgO0
【公式】乱闘三国志〜放置群英伝〜【好評配信中】

@RTsangokushi
準備万端でこそ勝利を掴める! 一発勝負の放置三国志スマホゲーム!
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976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/30(土) 17:12:48.20 ID:EVGtvRNh0
『イナズマイレブン アレスの天秤』とは

ストーリー
フットボールフロンティアで雷門イレブンが華々しく優勝を飾り、 日本中で人気となった少年サッカー。

やがて、少年サッカーには、 異例の新制度『スポンサード』が適用された。 サッカーの公式試合には、大規模な集客が見込まれるため、 巨額の運営費をまかなう資金力が必要となる。

スポンサーのつかない学校では、サッカー部運営ができなくなり、 廃部に追い込まれていくのである。

のどかな孤島・伊那国島(いなくにじま)で暮らすサッカーを愛する少年たち

彼らに降りかかるサッカーはく奪の危機

少年たちの決意…そしてすべてを掛けた運命の一戦が始まる!
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/31(日) 23:42:51.13 ID:h7jWlSLY0
undefined
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/31(日) 23:43:38.33 ID:h7jWlSLY0
奈良敬子
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/07/31(日) 23:48:08.53 ID:h7jWlSLY0
「いや、えー…茜ってばおっかないにも程があるっしょ…」

茜を偶然発見し、声を掛けようかと思ったところに英也が現れたため、結果として隠れたまま一部始終を目撃することになった、茜の恋人である宏直は、立ち去る茜の背中を見送りながら、小さくぼやいた。

「新庄、うそ、こんな、こんな、いやあぁぁぁぁぁあッ!!!」

藍子の悲痛な慟哭は、宏直の胸をずきりと痛めた。
プログラム開始後まもなく出会い、英也と藍子を離れ離れにさせた時には、まさか再会がこんなかたちになるとは想像もしなかった。
『どうすべきか決まってもないのに勢いで殺さない方が良いと思うよ』、宏直に対してそう諭した英也が既にクラスメイトを殺めていたことにも驚いた。
直接原因ではないけれど、あの時英也と藍子が離れ離れになっていなければ、英也は人殺しにもならず、茜に一人で会い首輪を引っ張られるようなこともなく、藍子は血塗れで事切れた英也を抱き締めて泣くようなこともなかったのかもしれない。

「…ごめん」

謝罪の言葉を小さく零した。
言葉と一緒に、眼鏡のガラスに一粒、涙が落ちた。
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/01(月) 05:52:16.75 ID:iRBR4lla0
せりな
@namekooooo111
成人済み 狼ゲーム垢 R18垢→
@rinkoukuri111
ツイプロhttps://twpf.jp/namekooooo111
誕生日: 1月11日
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/01(月) 09:52:07.42 ID:iRBR4lla0
undefined
982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/01(月) 09:53:18.73 ID:iRBR4lla0
朱煉
@syurenn0817
歌ってみたとMMD動画作成を楽しんでます!音ゲー大好きで、クレーンゲームとかもするので、ゲーセンによく出没wwゲーム、マンガ大好きです♪コスプレは…出来たら…良いのにな〜という感じです(;´・ω・) 返信が2日以上無い場合は、再度リプお願いします。詳しくは→http://twpf.jp/syurenn0817
関西圏nicovideo.jp/mylist/57927565
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/01(月) 10:46:49.28 ID:iRBR4lla0
女子十三番 生瀬理代(なまぜ・りよ)

身長:148cm
体重:42kg
誕生日:3月29日(牡羊座)
血液型:A
部活動:ソフトボール部
友人
英賀保光里
小野くるみ
隅田映美子
園部泉美
西大路麻実
蓬来江里花
桃山那々子
山科乃梨絵
(女子主流派グループ)
愛称:理代、理代っち
出身小:山吹小学校
家族:父・母・兄
能力値
知力:★★★★☆
体力:★★★★★
精神力:★★★☆☆
敏捷性:★★★★★
決断力:★★★☆☆
攻撃性:★★★☆☆

お祭りごとやイベントが大好きでテンションが高い。
じっとしていることが苦手でせっかち。
小学生の頃は男の子のようだと言われていたことを今でも気にしている。
英賀保光里・西大路麻実は幼馴染で、特に光里とは家が隣同士で長い付き合い。

以下ネタバレです。

支給武器:コルト・ロウマン
kill:なし
killed:新庄英也(男子六番)
死亡話数:第49話
凶器:岩
 
G=03エリアにて、西大路麻実(女子十四番)と行動を共にする。想いを寄せていた岸部寛明(男子三番)に偶然出会うが、目の前で、寛明が麻実に告白。ショックを受けその場を立ち去る。その後銃声を聞き戻り、麻実の亡骸を発見。寛明に逃がされる。蓬来江里花(女子十六番)が麻実を殺害、寛明を撃ったことを知る。<40・41話>

逃げた先で、高月柳(女子十番)・虎姫智鳥(女子十二番)と遭遇。命を狙われるが、智鳥に逃がされる。<44話>

E=05エリアにて、新庄英也(男子六番)と遭遇。英也が理代を殺そうとしていると思い込み攻撃するが弾切れを起こし、逃げようとしたが捕まる。振り払おうとしたところ、英也がバランスを崩し、理代を巻き込んで転倒。その際に後頭部を強打。騒ぎを聞いて駆け付けた園部泉美(女子九番)らに看取られ死亡。<49話>


失恋するわやたら狙われるわと、とことん運が無かった理代でした。
少しでも落ち着いて英也の言葉に耳を傾けることができていれば、死なないどころか行動を共にできる仲間ができたかもしれなかったのですが…
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/01(月) 11:50:30.40 ID:iRBR4lla0
女子十四番 西大路麻実(にしおおじ・まみ)

身長:157cm
体重:45kg
誕生日:1月17日(山羊座)
血液型:A
部活動:テニス部
友人
英賀保光里
小野くるみ
隅田映美子
園部泉美
生瀬理代
蓬来江里花
桃山那々子
山科乃梨絵
(女子主流派グループ)
愛称:麻実、まみー
出身小:山吹小学校
家族:父・母
能力値
知力:★★★★★
体力:★★★★☆
精神力:★★★★☆
敏捷性:★★★★☆
攻撃性:★★☆☆☆
決断力:★★★☆☆

開業医の親を持ち、比較的裕福な家に育った。将来の夢は医者になること。
所作がどことなく上品だが、口調はきつい。
気が強く、小学生の頃は英賀保光里と生瀬理代を守ってきた。
桃山那々子とはぶつかることが多いが、仲が悪いわけではない。

以下ネタバレです。

支給武器:双眼鏡
kill:なし
killed:蓬来江里花(女子十七番)
死亡話数:第40話
凶器:マイクロウージー
 
G=03エリアにて生瀬理代(女子十三番)と行動を共にする。理代が想いを寄せる岸部寛明(男子三番)に偶然出会うが、寛明が麻実に対して告白。ショックを受けた理代が逃げたため追いかけようとしたところ、蓬来江里花(女子十七番)に遭遇、複数個所を撃たれ死亡。<40話>


久し振りの退場者となりました。
もっと活躍をさせてあげたかったんですが、、、
三角関係による混乱から、訳の分からないままの退場で、想定よりバタバタのうちに命を落とす可哀想な展開になってしまいました。
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/03(水) 04:47:19.37 ID:l3eCyMGc0
阪本律音
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/05(金) 19:35:44.19 ID:wWpIPiYl0
沼上 蓮音
@2kl2JbTLc4eqw1o
元深沢中サッカー部#10 サッカーやってます!サッカーやってる人フォローお願いします
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/06(土) 15:57:02.76 ID:h+Lr9qIp0
undefined
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/13(土) 07:03:28.51 ID:Oxscu5+G0
MARE
@socceryarouz
ポートウェア最高 メッセ→ https://privatter.net/m/socceryarouz
Do NOT repost.
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/13(土) 14:31:46.62 ID:Oxscu5+G0
ORIGINAL BATTLE ROYALE 1
絶 望 的 少 年 少 女 達

一緒にいよう 想い出を語り合う為
前を見て歩こう 仲間を信じる為
銃を向けよう 生き方を間違えない為
両手を合わせよう 神様に祈る為

強く、生きよう 友達を忘れない為。


※本作品は「幼い命の奪い合い」を改稿したものです。
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/13(土) 17:25:36.06 ID:Oxscu5+G0
女子一番 淡本綾唯(あわもと・あやゆい)

支給武器 十二色のクレヨン
被害者 なし
加害者 藍瀬輝々(男子1番)
死因 銃による胸部被弾
登場話 03/09/28/34/40/42/49/57
死亡話 57話「願いの代価」
最終行動 海原青歌(女子2番)と合流をはたした。途中、藍瀬輝々(男子1番)に襲われるが、隣にいる親友を思って自ら死を選んだ。青歌に自分の過去を話す。
友人関係 海原青歌(女子2番) 黄泉泉(女子20番)
所属部 家庭科クラブ(他・無所属)
備考 一人称、二人称が「我」と「汝」。生真面目すぎる態度だが、教師に高く評価される。幼少時の父親の態度がきっかけで全対象の男を嫌っていて、特に仲良し男子組である静木青(男子10番)達の騒ぎ具合に頭を悩ませている。親友である海原青歌(女子2番)に対しては心を許しており、若干表情が柔らかい。
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/13(土) 17:26:15.96 ID:Oxscu5+G0
女子二番 海原青歌(うなばら・あおか)

支給武器 アーミーナイフ
被害者 なし
加害者 中居螢太(男子16番)
死因 銃による被弾
登場話 03/08/13/34/40/42/49/57/71/74/77/85
死亡話 85話「ありがとう、そして」
最終行動 クラスメイトの死の重なりで精神的にまいっていたところに中居螢太(男子16番)と遭遇する。腕を失いつつも、最後まで淡本綾唯(女子1番)や黄泉泉(女子20番)の為に普段通りに叱咤してきた。
友人関係 淡本綾唯(女子1番) 黄泉泉(女子20番)
所属部 家庭科クラブ(他・無所属)
備考 男口調で男服を着こなす。可愛らしい服や行動など、女の子らしさを強調するものは苦手。5年A組の女子では静木青(男子10番)達の騒ぎ具合に負けず劣らずの明るさ。過去に両親を軍に殺されており、それ以来暴力とか軍に関わるものは反射的に耳を塞くようになる。中居螢太(男子16番)に密かに想いを寄せるが、顔を合わす度に言い争っている。淡本綾唯(女子1番)と親友。
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/13(土) 17:26:48.49 ID:Oxscu5+G0
女子二十番 黄泉泉(よみ・いずみ)

支給武器 --(拒否)
被害者 なし
加害者 月下香介(男子19番)
死因 首輪作動による爆死
登場話 03/18/32/45/61/62/71/74/77
死亡話 77話「謝罪」
最終行動 月下香介(男子19番)に狙われていた海原青歌(女子2番)を助けるために自ら飛び込んで首輪を破壊される。
友人関係 淡本綾唯(女子1番) 海原青歌(女子2番)
所属部 ダンスクラブ(料理部)
備考 黄八瑠璃(男子6番)の双子の姉。幼少の頃親が離婚して父親に引き取られ、離れ離れになっていたが同じクラスになった時再会する。負けず嫌いなところがあり、感情的になる。淡本綾唯(女子1番)や海原青歌(女子2番)と行動を共にする。
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/13(土) 17:27:19.70 ID:Oxscu5+G0
女子十三番 日下青子(ひした・せいこ)

支給武器 イルカのぬいぐるみ
被害者 なし
加害者 相野輝己(男子2番)
死因 刃物による刺殺
登場話 02/16/31/63/73/87
死亡話 87話「友情のあかし」
最終行動 成川雨(女子12番)と行動を共にしていた。相野輝己(男子2番)から雨の命を守るために庇って殺される。
友人関係 成川雨(女子12番)
所属部 家庭科クラブ(料理部)
備考 成川雨(女子12番)と行動を共にする。明るくてどこか抜けている天然っ子。時々気まぐれで周りを振り回すことがたまにある。
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/13(土) 17:27:55.13 ID:Oxscu5+G0
女子九番 青名静(せいな・しずか)

支給武器 --(出発前に死亡)
被害者 なし
加害者 担当教官
死因 銃による被弾
登場話 02/09
死亡話 9話「二度目の絶望」
最終行動 担任の神原が目の前で殺され、逆上したところを撃たれる。
友人関係 鈴風鈴(女子8番) 田中春奈(女子10番)
所属部 パソコンクラブ(美術部)
備考 おどおどしていて、一見か弱いものの実際は根がしっかりしていて強い。勉強が多少苦手であることを悩む。人見知りの為、仲のいい人以外とは話せずにクラスに馴染めない。優しくて明るい神原先生を尊敬している。
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/13(土) 17:28:26.59 ID:Oxscu5+G0
女子十一番 長瀬風(ながせ・かえで)

支給武器 ミラー
被害者 なし
加害者 藍瀬輝々(男子1番)
死因 銃による被弾
登場話 02/26/33/50/61/62/71/74
死亡話 74話「後悔と誇り」
最終行動 藍瀬輝々(男子1番)に遭遇するも本来の意思を取り戻そうとした。そのあと心臓を撃ち抜かれる。
友人関係 --
所属部 ダンスクラブ(アニメータ部)
備考 血や暴力などホラー系や恐ろしいものが好き。乱暴な口調で辛辣な発言をしたためクラスメイトからは「変わっている」と「怖い」と恐れられがち。誰に対しても差別なく友好的に近づく。
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/13(土) 17:29:24.41 ID:Oxscu5+G0
女子四番 泉原れな(いずみな・れな)

支給武器 ブレスレット
被害者 なし
加害者 藍瀬輝々(男子1番)
死因 縄による絞殺
登場話 02/25
死亡話 25話「幽霊化人間」
最終行動 藍瀬輝々(男子1番)に首を絞められる。
友人関係 --
所属部 オセロクラブ(無所属)
備考 霊感がとても強く、オーラや幽霊などどんなものなのかがはっきりわかる。生まれつき体質の為に昔周りから避けられることがあったが、学園に入ってからは誰もが普通に接してくれることを快く感じていた。おとなしく、悪く言えばあまり目立たない。
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/13(土) 17:30:41.47 ID:Oxscu5+G0
女子六番 早乙女亜巳(さおとめ・あい)

支給武器 ライター
被害者 なし
加害者 中居螢太(男子16番)
死因 爆弾による爆死
登場話 02/14/19/23
死亡話 23話「せめて痛くないように」
最終行動 香田瀬津奈(女子3番)から逃げていたところに中居螢太(男子16番)に会う。精神的に落ち着いてきたところに手榴弾を投げ込まれる。
友人関係 香田瀬津奈(女子3番) 前原のどか(女子18番)
所属部 理科クラブ(図書部)
備考 何をするにもおっちょこちょいでドジ。友人である香田瀬津奈(女子3番)や前原のどか(女子18番)に助けられてばかりで申し訳なく思っているのだが癖は直せず。読書はたまにする程度で家事や裁縫などが好き。
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/13(土) 17:31:17.36 ID:Oxscu5+G0
男子三番 葵輝丹(あおい・こうに)

支給武器 ベレッタF92
被害者 久光士(男子9番) セイア(男子13番) チャオラン(女子15番) 月下香介(男子19番) 相野輝己(男子2番) 木元拓(男子8番)
加害者 なし(自殺)
死因 銃による頭部被弾
登場話 01/06/08/10/15/33/47/55/64/84/93/95/96/98/99/103
死亡話 103話「甘き死よ来たれ」
最終行動 自分に関する真実を求めるために自分の生存を望んだが、元々希薄的であった為に生死に関しては興味が薄かった。最後に静木青(男子10番)や青木はる(男子4番)に遺言を残して屋上から階段を下りて踊り場で何もなかったかのように自[ピーーー]る。
友人関係 藍瀬輝々(男子1番) 相野輝己(男子2番) 青木はる(男子4番) 甘野大和(男子5番) 川瀬和生(男子7番) 木元拓(男子8番) 静木青(男子10番) 中居螢太(男子16番) 月下香介(男子19番)
所属部 図書部・文芸部の掛け持ち(クラブは無所属)
備考 生い立ち不明で、笑う泣くなどの感情を持っていない。腰までの長髪で性別を間違われることもたまにある。莫大の物知りで冷静に判断できる力がある。元々口数少なく事務的な口調の為、人間らしさが感じられないことが多い。藍瀬輝々(男子1番)と行動を共にする。一度読んだ本の内容を全て覚えるほどの記憶力を持っているが、小学三年生までの記憶が一切ない。
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/13(土) 17:32:07.06 ID:Oxscu5+G0
男子四番 青木はる(あおき・はる)

支給武器 金属バット
被害者 前原のどか(女子18番) 雪下よう(男子18番) チャオ(女子14番)
加害者 静木青(男子10番)
死因 銃による胸部被弾
登場話 00/01/07/30/59/60/61/83/94/95/96/98/99/104
死亡話 104話「誰が為に鐘は鳴る」
最終行動 静木青(男子10番)を生き残らせるために手を汚してきた。生存者が二人になった時、青に殺害を依頼する。
友人関係 静木青(男子10番) 藍瀬輝々(男子1番) 相野輝己(男子2番) 葵輝丹(男子3番) 甘野大和(男子5番) 川瀬和生(男子7番) 木元拓(男子8番) 中居螢太(男子16番) 月下香介(男子19番)
所属部 バトミントンクラブ(サッカー部・文芸部の掛け持ち)
備考 スポーツを好んでいて、夢はサッカー選手。運動神経がよくスポーツ界でも期待の卵と言われる程の有名人だが、それを自慢に思うことはなく静木青(男子10番)達とサッカーをしたりなどスポーツをして遊んでいる。細かいことは気にしない。父親が犯罪者に殺され、亡き親と誓った約束を守ろうとした。
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/13(土) 17:32:40.14 ID:Oxscu5+G0
完結
1001 :1001 :Over 1000 Thread
 達 じ   |                           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 者 ゃ   l                     | ・ な 会 多
 で あ  /                          | ・ い う. 分
 な    く      ,.'"´ ̄ ̄``丶.        | ・ と. こ 皆
___/ヽ)     /           ゙、.       ! ・ お と に
           /             ',       | ・ も が は
          ノ      _    __   !     |    う   も
         ,レ^ヽ  ∠:::::::.\ ヽ・ ヽ |     |       う
         / ,ヘ   ⌒`ト、:::.ヽ  ̄  |   _ノ           |
          l い    _,,,L・`ヽ:ル ノィノ     ̄\_____/
         ヽ       ー─-  ‘ー1
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