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安価とコンマで『剣と魔法のRPG』をイチから作る

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25 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/09(土) 15:49:57.45 ID:uiz0Mr/CO
・『硬人』
硬い皮膚をもつ頑丈な種族。体の所々にヒビが入っている。成人すると容姿の変化はヒビが増えるのみとなり、身体能力は一生低下しない。
電子・魔法共に適正が無く、魔力もほとんど持っていない。ただし本人達は全く気にしておらず、身体を動かす事を好んでいる。大半は田舎で自給自足の生活を送っているが、都市部にも出稼ぎの労働者やボディーガードが少数いる。
魅力度は「2」。電子技術や魔法を使えない事、幾つになっても容姿が変わらない事などから不気味がられている。特に都市部では差別が酷い。

・『天翼族』
背中から腰にかけて鳥の翼が生えている種族。魔力が高い者ほど翼の数が多く、大きい。
高い機動力を活かし、世界の各地で商いをする者が多い。そのため、世界最大の商会を有しており、経済面での発言力が大きい。余程の秘境でもない限り、出張所があったり、販路開拓のために出向いている者がいるので、冒険稼業の人々にも大きく貢献している。
魅力度は「36」。昔はその見た目から化物などと恐れられていたが、多くの天翼族が経済界に食い込み始めてからは、徐々に差別が無くなってきている。

・『美麗族』
人間(庸人)に近い身体の種族。美男美女揃いで、貴族以上の存在だと加齢による外見の変化に乏しいほどである。
「フツメン以下」の判定を受けると徹底して差別を受けるほどの外見至上主義。土木作業はこの被差別民が基本的に担っている。
貴族以上の人物達も他人はおろか家族すら蹴落とす事を厭わないのが常識であるほど、平均的な人間関係が荒んでいる。しかし、他国の貴族や王族に嫁いだ人々はかねがね高評価を受けている。
容姿を最も気にしている種族であるため、化粧品などの容姿に関する産業が発達しているが、それ以外は輸入に頼っている。
魅力度は「93」。かなり人気の種族。美麗族の「フツメン以下」は普通の美的感覚なら整った容姿である事が多く、他種族のところに行って自意識を慰める者もいる。

・『サイバーフェアリー』
電子ネットワーク上に生じた情報生命体。基本的には目的を持たず電子の海を漂うだけの無害なものが多いが、稀に自我を獲得し何らかの目的を持って行動し始める個体もいる。
物理的な肉体は持たず、異種族と対話・交流する際はアバターを用意して画面上に表示する。アバターの容姿は、人間の女性やそれに近いものを好んで選択する傾向がある。
魅力度は「82」。電子技術が発達した末に生まれた比較的新しい種族であり、人気が高い。

・『悪魔族』
大きな黒翼に悪魔角、悪魔尻尾を有する人型種族。大国衰退の原因となった事件を起こした種族のため、他種族から嫌われている。特に天翼族とは犬猿の仲。
異様に生命力が高く、並大抵の事では死なない。割と新しいもの好きで、古くからの魔法だけではなく電子技術も使いこなす。
魅力度は「68」。多くの種族から嫌われてはいるが、彼らを肯定する人々もそれなりに存在する。

・『灰仙』
灰色の髪をした小柄の長命種。性格により髪色は変化、利己的なほど黒みが、利他的な白みが増していく。知識欲が強く、寿命の長さを活かして魔法・電子・歴史などの学を得て、研究者や教職をしているものが多い。
しかし、髪色が白・黒どちらかに極まったものの中には権力者やカルト集団と結託して大事件を起こす事もあり危険視されている。
本人達の研究によると、種族の祖は魔法の研究により寿命を伸ばす事に成功した古代の賢人らしい。
魅力度は「67」。基本的には好かれているが、人によっては大騒動を起こすイメージから忌避する事もある。

・『風来鬼』
立派な鬼角がチャームポイントの傭兵部族。男女問わず力が強い。
種族や国家への帰属意識が薄く、定住する事なく気の赴くままに旅をしている。その日銭稼ぎのために、家政婦から傭兵まで何でもこなす。基本的に豪快で雑な個体が多いが、戦闘能力は本物。
魅力度は「65」。豪快な性格から好感度は高いものの、その粗暴さから恐れている者もいる。
26 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/09(土) 15:58:52.19 ID:uiz0Mr/CO
・『舞踏族』
歌や踊りなど、芸術全般を愛する牧歌的な民族。やや小柄な人間(庸人)のような見た目で、色々な髪の色の人がいる。筋力は普通だが、柔軟な体と優れた身体感覚を持ち、踊りなど体を器用に動かす事に秀でている。
楽観的な性格で、仕事をほどほどに切り上げては楽しく過ごす日々を送っている。電子楽器や音響機材、魔法楽器など、科学も魔法も良さそうなものは抵抗なく色々と取り入れる柔軟な部分もある。
世界的に有名な歌手や踊り子、芸術家を多数輩出している。
魅力度は「45」。遊び人気質なところが一部の人々からは良く思われていない。

・『魔女』
魔法を極めた種族。女性しかおらず、基本的に不老。黒衣と杖という典型的な魔女衣装に身を包んでいる。
科学的なものがからっきしで、機械を前にするとポンコツになる。
魅力度は「87」。畏怖の念を受けつつ、多くの人々から親しまれている。

・『機人』
労働の肩代わりをさせるために造られた種族。脳や神経系の一部は有機的な素材で構成されており、他種族よりは乏しいが意識や感情もある。人に近い者からメカメカしい者まで容姿は様々。人に近い者でも耳は必ず機械的な形状となっているため、判別は容易。
精密な動作や論理的思考、電子技術の使用を得意とし、ソフトウェアのインストールやアタッチメントの増設により機能を拡張する事もできる。なお、魔法適正は極めて低い。
大国では人権が認められていたが、大国が衰退した現在、その立場はやや苦しいものとなっている。
魅力度は「71」。多くの種族と友好的な関係を結んでいる。しかし、大国の衰退により、その関係性は年々薄くなっている。

・『フィギュア』
高度に機械化された生命体。個々の意識は持っておらず、『フィギュア集合体』という統括存在によって全ての意識を共有されている。そのため、“個人”という概念は無く、あくまで個体は集合体の一部と認識されてある。また、フィギュアの個体を『ドローン』と呼んでおり、一人称も同じ。
フィギュアが新しい構成員や技術を集合体に取り込む事を『同化』と呼ぶ。同化された者は肌の色がグレーと変わり、その体全てがフィギュアの移植器官とみなされる。
彼らにとって交渉は「我々と同化せよ」の一択であり、まともに話し合える相手ではないため、多くの人々が彼らを避けている。
魅力度は「35」。基本的に忌み嫌われているが、一部に彼らを利用しようとする者がいる。

・『サイキック』
かつて別の惑星から移住してきたという種族。この世界に電子技術をもたらしたのは彼らだと言われている。魔法を使う事はできないが、その代わり『超能力』と呼ばれる超常的な力を有しており、扱える能力は一人一人異なる。
見た目は普通の人間(庸人)と変わらないが、超能力を扱う際には体から青いオーラが出る。魔法を使う者達とは、考え方などの面から相性が悪い。
魅力度は「22」。サイキックは「電子技術をもたらしたのは我々だ」と主張しているが、魔法を使う種族達の反発もあって信じられておらず、多くの場所で肩身の狭い思いをしている。

・『庸人』
身体能力・魔力共に凡庸で、稀に高水準の個体が生まれる以外特徴の無い種族。一般的に、彼らの事を「人間」と称する事が多い。機械の発達に伴い生活水準が向上し、個体数が爆発的に多くなった。
魔法全盛期には世界の隅に追われていたが、同盟種族と協力して産業革命を起こし軍事力を高め、複数の国家を建国するまでに力を付けた。
また、義務教育で幼少期から電子機器に触れさせているため、そちらの能力は高め。
過去の指導者の中には敵対種族に過激な人物もいたが、現在の指導者には増え過ぎた人口への政策で悩んでいる人物が多い。中には宇宙に視点を向ける者もいるようだが……。
魅力度は「29」。他種族から凡庸であるにも関わらず数の力で影響力を持つ事に悪感情を向けられる事も多いが、差別を受ける事自体は少ない。

・『ドラゴン』
絶滅危惧種で世界に百体もいない種族。圧倒的な戦闘力を持つが、人前に全く姿を表さないので、もはや伝説の存在となっている。
古い書物には人に化ける能力を持っているという記述があり、その辺りの街に潜んでいる可能性を指摘する酔狂な者もいる。
魅力度は「15」。空想上の生物だと思われているため、ほとんどの人間が関心を持たない。ただ、モチーフとしてはしばしば用いられるようだ。

・『獣人』
獣に似た部位を持つ種族。一族によって場所は異なる。高い魔力を持つ。獣に似た容姿も、魔力を高めるために自己改良して進化していったものである。
過去に獣人の国があったが、二百年ほど前に滅亡しており、現在も再興を夢見る人々は多い。
昔は国によっては奴隷に近い扱いをされていたり、隔地に追いやられていたため、他種族を良く思っていなかった。しかし、大国の働きかけによって獣人達の待遇は劇的に改善しており、現在は大分悪感情は少なくなっている。
魅力度は「92」。以前は嫌う者も多かったが、今ではその身体能力や魔力、容姿などから人気が高い。
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