このスレッドは1000レスを超えています。もう書き込みはできません。次スレを建ててください
安価とコンマで『剣と魔法のRPG』をイチから作る
- 217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:00:01.11 ID:Q+pT8V/R0
- 名前 ギール
性別 男
年齢 不明(ぱっと見は20代前半)
種族 人間
職業 不明
容姿 冒険者らしき服装でボロボロのマントを纏っている。本人の見窄らしさとは対極に位置するかのような緋色の美しい両手剣を背負っている(これが何なのかは分からないが本能的に手放してはいけないと感じるらしい)
性格 温厚。いじられ気質
どこから来たか 不明(記憶喪失)
来た目的 あてもなく彷徨っていたら辿り着いた
- 218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:00:23.97 ID:u5dmetQmo
- 名前 セラフ・ローエングラム
性別 女
年齢 1200
種族 ドラゴン
職業 旅人
容姿 メチャ美人
性格 適当自由人
どこから来たか 空から
来た目的 戸籍もパスポートもないけど観光させろと
- 219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:00:47.60 ID:Q+pT8V/R0
- 種族のところ間違えた、不明で
- 220 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 21:43:01.93 ID:nJt+RBoMO
- ・>>217-219を採用。今さらですが、この世界では基本的に「名前・名字」になります。
リーフィア(商人隊や観光目的の人達が多いけど……気になるのは、あの辺りかな……)
検問所職員女「すいません、こんなにお待たせしてしまって……」
ライオネル「はは、大丈夫だよ。いくら僕が『大国』から来た軍事顧問だと言っても、検問で特別扱いはできないだろうからね」
検問所職員女「本当にすいません……」
ライオネル「しかし……この国は本当に自然豊かだねぇ。軍閥の幹部なんかしていると気が滅入るからさ、本当に癒されるよ」
検問所職員女「あ、ありがとうございます……!」
ライオネル「その分、軍事的には脆弱だけどね」
検問所職員女「あ……は、はい……」
リーフィア(た、『大国』の人間……!? しかも軍閥って……!)
現在、荒れている『大国』の国内には、3つの派閥がある。一つは、王族とその関係者。もう一つは、悪魔族を後ろ盾にする反乱軍。
そして最後の一つが……『大国』北部を支配する軍閥だ。
現在、この軍閥が一番力を持っていると言えるだろう。軍事的には強力なのはもちろん、王族が頼らない今、軍閥は国内に期待を寄せられている。
リーフィア(でも、グリンシルトの軍事顧問って……確かにグリンシルトには軍事のイメージは無いけど……)
軍閥が対外的な影響力も行使し始めた……という事なのだろうか。
- 221 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 21:45:02.19 ID:RbjuNkhvO
- 検問所職員男「……名前は?」
ギール「えっと……ギール、かな? 多分」
検問所職員男「多分?」
ギール「いや……分かんないんですよ。俺、なんか記憶喪失みたいで……」
検問所職員男「……怪しいな」
ギール「い、いや! 本当なんですって!」
検問所職員男「すまんな、こちらは疑うのが仕事だ。何か身分証になる物は無いのか?」
ギール「うーんと……」ゴソゴソ……
ギール「……飴玉なら」
検問所職員男「……入国拒否、と」
ギール「ま、待って! 頼みますよ! 俺もう色んなところで入国拒否食らってるんです! 行くあてが無いんですよ!」
検問所職員男「そうか……それは大変だったな……」
ギール「! じゃ、じゃあ……!」
検問所職員男「入国拒否だ」
ギール「どうして!?」
検問所職員男「それが検問所だ」
リーフィア(……記憶喪失、かぁ)
リーフィア(確かに怪しいけど……悪い人では無さそうだなぁ……)
- 222 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 21:47:54.17 ID:NDr3DcOGO
- セラフ「入国させてよ」
検問所職員新人「い、いえ! それはできないです!」
セラフ「何で?」
検問所職員新人「身分証が無いからであります!」
セラフ「いいじゃん」
検問所職員新人「良くないですよ!?」
セラフ「固い事言わないでさー」
検問所職員新人「決まりですから!」
セラフ「むう……」
検問所職員新人「そ、そうだ! どこから来たかは言えますか? その国に確認が取れれば、入国が可能です!」
セラフ「空から」
検問所職員新人「そら?」
セラフ「空」
検問所職員新人「……やっぱり入国させられません!」
セラフ「ケチくさいなー、そんなんじゃモテないよー?」
検問所職員新人「あ、怪しい人間を入国させる検問所職員の方がモテませんよ!」
セラフ「……確かに!」
検問所職員新人「ね!? そうでしょ!?」
セラフ「じゃあ、入れてよ」
検問所職員新人「何故!!?」
リーフィア(…………)
リーフィア(大変そうだなぁ……)
・リーフィアの行動、または他の人の行動を下から選択してください。
1.ライオネルが話し掛けてくる。
2.ギールに声を掛ける。
3.セラフが近づいてくる。
4.検問所で自分の番が回ってくる。
5.その他。自由安価。あり得ないものは無効です。
↓2
- 223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:48:39.13 ID:GZL1nXzDO
- 3
- 224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:48:41.75 ID:f3ZJAaZ30
- 2
- 225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:48:49.80 ID:62WSZKZBO
- かそく
- 226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:48:52.39 ID:B/CujmEDO
- 3
- 227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:49:35.24 ID:q99MQpA00
- やべーやつらが集まってて検問所の人たちの胃に穴あきまくりだな…
安価下
- 228 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 22:00:06.35 ID:CBK0Lhz4O
- ・>>224を採用。ギールに話しかけます。
リーフィア「……あのー……」
検問所職員男「ん? 何だ、まだ君の順番ではないぞ」
リーフィア「あ、いえ、そうではなくて……その人の事なんですけど……」
ギール「へ? 俺?」
リーフィア「え、えっと……」
リーフィア(悪い人じゃ無さそうだし、可哀想だし……何とかしてあげたいんだけど……)
リーフィアは、基本的にお人好しであった。
リーフィア(どうすればいいかな……)
・ギールを街に入れてあげましょう。その方法を下から選択してください。
1.自分の知り合いだと告げる(同時にどんな関係か安価してください)。
2.『偽装』でギールの身分証を作る(同時にコンマ判定。30以上で成功)。
3.一度勾留して判断するなど、入国できる現実的な方法を提案する。
4.その他。自由安価。リーフィアっぽくないものは無効です。
↓2
- 229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 22:00:28.14 ID:u5dmetQmo
- 2
- 230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 22:04:04.14 ID:q99MQpA00
- 2
- 231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 22:04:26.91 ID:HVGNYZy10
- 3
- 232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 22:10:44.11 ID:HVGNYZy10
- 即偽装露見
- 233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 22:26:21.05 ID:Q+pT8V/R0
- これは草
- 234 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 23:19:54.85 ID:1idF8RxzO
- ・>>230を採用。コンマ14なので失敗。付け焼き刃の魔法は成功しないのです……。
リーフィア(そうだ! 『偽装』で何でもない紙を身分証にしてみよう……!)
リーフィアは鞄からコッソリとメモ紙を取り出した。
リーフィア「あの……その方の懐に、身分証が見えますよ?」
ギール「えっ!?」
そう言うと、リーフィアはギールの懐から身分証を取るフリをした。当然、そんな物は無いので、彼女は手の平に隠した紙を見せる。その紙は『偽装』で彼の身分証になっている。
……ハズだった。
検問所職員男「……ただの紙だぞ」
リーフィア「……え?」
リーフィア(し、しまった……! 失敗したんだ……!)
リーフィア(ど、どうしよう……!!)
検問所職員男「……お前も怪しいな。さては……二人ともグルか?」
リーフィア「ち、ちが……!」
リーフィア(うう……これじゃ言い逃れできないよ……!)
リーフィア(このままだと……街に入れない……!!)
・ピンチなリーフィアを助ける人がいます。それは一体誰でしょう? コンマ判定です。
コンマ偶数:ライオネル
コンマ奇数:セラフ
コンマ00:オボロ
コンマ44:ギール(ただしこの場合ギールは街に入れない)
↓1のコンマ二桁
- 235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 23:20:32.06 ID:Q+pT8V/R0
- ど
- 236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 23:24:21.34 ID:q99MQpA00
- 自分を狙ってるかもしれない王国側の人間に助け舟を出されるのは幸か不幸か
- 237 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 23:57:41.40 ID:yFJN4ZTtO
- ・>>235を採用。ライオネルに助けられます。
ライオネル「あっ、こんなところにいたのか!」
話しかけてきたのは、先程『大国』軍閥の幹部を名乗っていた男だった。
ライオネル「もう〜……探してたんだよ。ほら、早く早く」
検問所職員男「あ、待ってください、ライオネル様。彼らはまだ……」
ライオネル「彼らは僕の部下だよ。少々クセのある二人だから、軍人ではないんだけどね。だから、怪しくはないんだ」
ライオネル「……まさか、僕の言葉を疑うわけじゃないよね?」
検問所職員男「……! め、滅相も無い……!」
ライオネル「それは良かった。君が賢い人で助かるよ」
ライオネル「さぁ、二人とも。僕についてきて。入国と行こうじゃないか!」
リーフィア「あ……は、はい……」
ギール「良かった……やっと街に入れる……」ホッ……
リーフィア(私達を助けてくれた……? この人、良い人なのかな? それとも何か目的が……?)
・やっと街に入れます。ここで、この街の名前とその特徴の安価をお願いします。一応この街がグリンシルトの首都となります。特徴は有名な物とか文化とか何でも。ただし、グリンシルトの主産業(農業や漁業、紡績業など)に反するものは無効です。
↓1 街の名前
↓2、3 街の特徴
- 238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 23:58:16.10 ID:f3ZJAaZ30
- カイム
- 239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 23:59:45.72 ID:GZL1nXzDO
- 街の中央に巨大な大樹がある
- 240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 00:00:28.61 ID:tzVaTjQSo
- 名物は青汁
- 241 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 00:32:59.08 ID:onZqyY4vO
- 【グリンシルトの首都───カイム】
ギール「……あの」
リーフィア「は、はい……!」
ギール「俺、ギールって言います。さっきは……ありがとございました。俺を助けてくれようとしたんですよね?」
リーフィア「い、いえ……失敗しちゃいましたし……」
ギール「いやぁ……助けてくれようとした事が嬉しいんです! 俺、今までどこでも門前払いだったんで……」
リーフィア「……本当に記憶喪失、なんですか?」
ギール「えぇ、まぁ……。名前しか思い出せなくて困ってるんですよ……」
ギール「後は……この剣が大切だって事くらいかな」
そう言って、ギールは背中の両手剣を触った。それは非常に立派な物で、彼の見すぼらしい格好にはあまり合っていない。
ギール「でも、何でこんなの持ってるのか、覚えてないんですよねぇ……」
リーフィア「そうなんですか……」
リーフィア「あっ、私はリーフィアです。よろしくお願いします」
- 242 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 00:37:04.16 ID:onZqyY4vO
- ライオネル「自己紹介は終わったかな?」
リーフィア達を助けた男は、爽やかに笑った。
ギール「あなたもありがとうございました。あなたがいなければ、俺はまた入国拒否でしたよ」
リーフィア「わ、私も……ありがとうございました……」
ライオネル「お礼なんか要らないよ。そんな物貰っても、僕には何の得にもならないからね」
リーフィア「え……」
ライオネル「等価交換だよ、リーフィア君。受けた恩は返す。これは人間社会の常識だと思うけど?」
ギール「はぁ……まぁ、それはそうですね……」
ライオネル「あぁ、安心すると良い。君達が何者かは詮索しないよ。僕には関係の無い事だし」
ライオネル「僕はライオネル・ヒューマン。『大国』北部軍閥の幹部だ」
ギール「……タイコク?」
ライオネル「……それも覚えていないのかい? まぁ、それは良い。追々学んでいきなよ」
ライオネル「君達には、僕に力を貸してほしいんだ」
リーフィア「ち、力って……私にお役に立てる事なんて……」
ギール「俺は記憶無いんで何とも……」
ライオネル「大丈夫。僕の“目”に狂いは無いよ」
ライオネル「僕の家系魔法は『審美眼』。君達の価値を明確に理解する素晴らしい魔法さ」
ライオネル「君達は二人とも良い家系魔法の持ち主みたいだね。特にギール君は非常に強い家系魔法も持っているようだ。もちろん、リーフィア君の家系魔法も充分魅力的だよ」
リーフィア(『審美眼』……! そんな魔法が……!)
ギール「俺の覚えてない家系魔法の事も分かるんですか!? じゃ、じゃあ、俺の記憶とか経歴とかは……!!」
ライオネル「残念だけど、そこまでは無理だね。僕の『審美眼』は 君達の家系魔法を知る事ができるだけなんだ。本当は人間よりも無機物に有効な魔法だからね」
ギール「そ、そうですか……」
リーフィア(良かった……という事は、私が王族だって事はバレてないんだ……)
ライオネル「君達の家系魔法は実に珍しい、そして僕の目的に有効だ。手を貸してくれると嬉しいんだけどねぇ」
ライオネル「場合によっては、もう一度検問所職員を呼ぶ事を考えねばならないなぁ」
リーフィア(……それに、今分かった)
リーフィア(この人、全然良い人じゃない……!)
リーフィア(でも……逆らって変な事されるのも嫌だし、何よりギールさんに迷惑が掛かるかも……)
リーフィア「……分かりました。取り敢えず、話だけ聞きます」
ライオネル「……悪くない返答だ」
ライオネル「来たまえ、馬車を用意してある」
- 243 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 00:39:06.54 ID:onZqyY4vO
- ライオネル「……この国は空気を汚さないようにとかで車が使えないんだよな。馬車も嫌いじゃないけど、ちょっと前時代的だよなぁ……」
リーフィアとギールは、ライオネルに促され、馬車に乗っていた。ライオネルは文句を言っているが、座席などの内装を見る限り、この馬車は一級品だ。それだけライオネルは重要な人物なのだろう。
ギール「……それで、俺達は何をすればいいんです?」
ライオネル「そうだね……その前に、今のこの国の危機を話しておこうか」
リーフィア「危機……?」
ライオネル「……グリンシルトは現在、危険な状況なんだよ」
・グリンシルトはとある国、或いは組織から狙われています。一体どこからでしょう。国の場合は>>211から選択し、国のどの機関から狙われているか安価してください。組織の場合は犯罪組織でも反政府組織でも何でも構いません。
↓3まで。コンマ50以上で採用。全部コンマ50以下だった場合、一番高いものを採用。
- 244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 00:40:55.86 ID:8QQk3TbCo
- 暁みたいな国家に属さない国際精鋭暗躍組織に狙われている
- 245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 00:42:45.90 ID:G2Z+0cE40
- フレイヤ王国から貴重な資源の輸出を求められる(断った時の行動が武力衝突に発展しかねない)
- 246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 00:43:48.23 ID:hhLECa5B0
- ネメシス
- 247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 00:43:50.66 ID:rwLhO3t2O
- ウェルス共和国の企業連という企業連合組織から経済的合法的に侵略されている
- 248 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 00:53:27.09 ID:sDjh1pnpO
- >>244-245を採用したところで本日はここまで。また、>>247の『企業連』もストックしておきます。
厄介な人物に目をつけられたリーフィア(とギール)。果たしてこれからどうなっていくのでしょう。
今日もありがとうございました。おやすみなさい。
- 249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 00:53:44.85 ID:8QQk3TbCo
- 乙乙
- 250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 00:55:47.56 ID:hhLECa5B0
- 乙でした
- 251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 00:59:28.04 ID:lKz90kHoO
- 乙次も待ってる
- 252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 13:14:37.45 ID:jjmBrG/q0
- ライオネルの腹黒さを怖れているが見ず知らずの相手のために躊躇なく偽造書類作ろうとしたリーフィアも相当したたかというか神経図太いと思う
- 253 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 13:17:11.83 ID:Qb5aiMwPO
- おはようございます。それではやっていきましょう。
・>>244-245を採用。
ライオネル「この国……グリンシルトは、現在二つの脅威に見舞われている」
リーフィア(ふ、二つも……)
ライオネル「一つはフレイヤ王国……あぁ、そうか、ギール君は知らないんだったね……」
ギール「いやぁ、すいません」
ライオネル「では、リーフィア君、説明お願いできるかな?」
リーフィア「えっ。あ、はい……」
リーフィア「……フレイヤ王国というのは、世界の南側にあって、先程出てきた『大国』に隣接している国です。軍事的にも経済的にも強い力を持ちますが、貧富の差が激しいんだとか……」
リーフィア「……多分、今この世界で一番の影響力を持つ国だと思います」
ライオネル「その通り。悔しいけれど、我々『大国』はフレイヤ王国に遅れを取っているんだ」
ライオネル「そんなフレイヤ王国が、このグリンシルトに貴重な資源の輸出を求めていてね。どうやら軍事的制裁も辞さないと、武力をちらつかせているらしい」
ライオネル「グリンシルトはこの資源を手放したくないらしいんだ。だけど、フレイヤ王国に軍事力では敵わない……」
ライオネル「……ここで我が北部軍閥が手を貸せば、フレイヤ王国の影響力を弱める事ができるだろうねぇ」
ギール「なるほど……」
ギール「……つまり、人助けですね!」
ライオネル「……何を言っているんだ君は」
ギール「あれ!?」
リーフィア「……その貴重な資源というのは……?」
・グリンシルトで取れる貴重な資源とは何でしょう? 他の場所で取れなそうな資源を安価してください。
↓2
- 254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 13:24:47.50 ID:hhLECa5B0
- この国らしいかといわれると微妙だが、川で砂金が取れるようになったとかは有りかな?
- 255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 13:25:13.03 ID:jjmBrG/q0
- 鉄の木 その名の通り鉄の如き硬度を持つ燃えにくい木
- 256 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 14:01:51.13 ID:Qb5aiMwPO
- ・>>255を採用。
ライオネル「『鉄の木』……その名の通り、鉄のように硬く、燃えにくい木だよ」
ライオネル「加工は少し難しいが……そこをクリアできれば、こんなに良い素材は無い。建築にも軍事にも使えるだろうからね」
ライオネル「この木は栽培するのがかなり難しくてね、自生しているのを管理するくらいしかできないんだ」
リーフィア「……そして、生えているのが、このグリンシルトだけなんですね」
ライオネル「そういう事さ。何年か前から要求はされていたらしいんだけど、最近になっていよいよ直接的な圧力を掛けてきている。余談を許さない状況らしい」
リーフィア(アルカンレティアも大変だったけど、この国も大変なんだ……)
- 257 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 14:02:22.86 ID:Qb5aiMwPO
- ライオネル「……そうだ、もう一つの脅威の話をしていなかったね。まぁ、こちらは正直よく分かっていないから……」
ライオネル「とある国際的な暗躍組織から狙われている……らしいんだ」
リーフィア「暗躍組織……?」
・暗躍組織の名前を安価してください。何かそれっぽいのを。
↓2
- 258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 14:03:49.77 ID:Y83bHIVZO
- シノクニ
- 259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 14:04:50.67 ID:JMCoFj67o
- 革命同盟
- 260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 14:06:41.51 ID:hhLECa5B0
- ダークソサエティ
- 261 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 14:37:58.07 ID:Qb5aiMwPO
- ・>>259を採用。
ライオネル「『革命同盟』……彼らはそう呼ばれている」
ギール「革命同盟……」
ライオネル「彼らは革命家の集団。世界平和を掲げ、そのために暗躍している組織さ。全く……大層崇高な目的であらせられるよ」
ライオネル「ただ……彼らの目的が全く分からなくてね。政府も混乱しているようだ」
ライオネル「この国には自然や資源はあるが、わざわざ革命のために狙うほどの物は無いからね」
確かに、ライオネルの言う通りだ。グリンシルトは平和で牧歌的な国であり、革命という空気にはそぐわない。狙うなら、それこそ『大国』やフレイヤ王国ではないだろうか。
リーフィア「でも……狙われているのは、本当なんですよね?」
ライオネル「そこはほぼ間違いないだろう。確かな筋からの情報のようだからね」
- 262 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 14:42:26.51 ID:Qb5aiMwPO
- ギール「うーん……それで、俺達は何をすればいいんですか?」
ライオネル「……僕が言うのも何なんだけどさ、やる気満々だねギール君」
ギール「やっぱり恩は返さないといけませんから!」
リーフィア(良い人だなぁ……)
ライオネル「……まぁ、やる気があるのは良い事だ」
ライオネル「だけど、詳しい話はもう少し後にしよう。まずはグリンシルトを治める一族にもてなしてもらわないとねぇ」
リーフィア「一族……?」
ライオネル「おや、知らないのかい? グリンシルトは、代々一族とその関係者によって治められているんだよ」
ライオネル「グリンシルトのどこからでも見えるあの大樹を守る一族に……ね」
・キャラクター安価です。グリンシルトは大樹を守る一族に治められているのですが、その一族の名前・年齢・性別・容姿・性格・担当・特徴をお願いします。ちなみに、種族は庸人やそのハーフ、クォーターだけです。
・担当は国の運営のどの部分に従事しているか。地位は自由で構いません。
・特徴は何でも大丈夫なんですが、「実は裏切り者である」などのシリアスな内容は無しでお願いします。
↓3まで
- 263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/10/14(木) 14:49:01.86 ID:+APZ8yc20
- 名前:グリンピース
年齢:22
性別:女
容姿:金髪緑目
性格:嫉妬深い
担当:武力担当
特徴:庸人と風来鬼のハーフ
- 264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 14:50:12.37 ID:Y83bHIVZO
- 名前:バーセル・フェライト
年齢:28
性別:男
容姿:隈が濃い疲れ顔
性格:苦労人
担当:外務大臣
特徴:外交的に危機に見舞われている祖国のために奔走してたら自分が死にそうになってる苦労人。猫の手も借りたい。
- 265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 14:50:47.06 ID:kbeDMTny0
- 名前リメロン
年齢15
性別女性
容姿緑色のおかっぱの髪をした小柄な少女
性格無口で大人しい
担当医療薬学
特徴若くして治癒魔法が使える
- 266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 14:53:11.85 ID:hhLECa5B0
- 名前 レド
年齢 28
性別 男
容姿 気だるげな表情をした猫背の男
性格 面倒臭がりで放任主義者
担当 軍事
特徴 グリンシルト防衛軍総司令官兼首都防衛隊長。仕事をしろと閑職に押し込められた放蕩息子。仕事は有能な部下に任せてサボりがちだが街の人々からは親しまれている
- 267 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 15:59:47.77 ID:Qb5aiMwPO
- ・>>263-265を採用。
バーゼル「いやはや、お待ちしておりましたライオネル様!」
大樹の近くにあった大きな屋敷で馬車から降りると、一人の男が出迎えてくれた。精一杯の笑顔を見せているが、疲れが全く隠せていない。隈も相当酷い。眠れていないのだろうか。
ライオネル「ご苦労様、バーゼル君。大丈夫かい? 疲れていそうだけど」
バーゼル「い、いえいえ! 私は全然大丈夫ですとも!」
ギール「そうは見えませんよ? 休まれた方が……」
バーゼル「大丈夫ですっ!!」
凄い剣幕だ。休んでなどいられないという強い気概を感じる。或いは、休んではいけないという強迫観念か。
何にせよ、彼を休ませるのは簡単では無さそうだ。それこそ世界が平和にならない限りは。
バーゼル「私はバーゼル・フェライトと申します。グリンシルトの外務大臣を務めております」
リーフィア「外務大臣……ですか? 随分お若いですね」
バーゼル「そうかもしれませんね……。我が一族は、隠居する年齢が早いのです。早々に隠居して大樹の近くに居を構える者が多いのですよ」
リーフィア「なるほど……」
- 268 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 16:00:58.55 ID:Qb5aiMwPO
- バーゼル「……こちらのお二人もライオネル様のお連れでお間違いないですか?」
ライオネル「そうだとも。僕の大切な部下だよ」
ギール「そうなの?」
ライオネル「ん?」ギロッ!
ギール「そうです」
バーゼル「そうですか、では……リメロン!」
バーゼルが声を上げると、後ろから緑色のおかっぱ頭の少女が現れた。
バーゼル「彼女はリメロン。グリンシルトの医療・薬学部の人間ですが、今日は特別に私の手伝いをしてもらっています。無口ですが、良い子ですよ」
リメロン「…………」ペコリ……
バーゼル「そちらの方……お名前は?」
ギール「あ、ギールです」
バーゼル「ではギール様、その御召し物を変えられてはどうでしょう? 長旅で大分くたびれていらっしゃるご様子ですので……」
バーゼル「リメロン、後は頼んだよ」
リメロン「…………」コクリ……
頷くと、リメロンはギールの手を引き、スタスタと歩き出した。
- 269 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 16:02:15.59 ID:Qb5aiMwPO
- ギール「あれ、あの、ちょっとー……!」
有無を言わさぬ手の力に、ギールは従うしか無かった。ライオネルの部下という設定だ、きっと良い服に変えてもらえるだろう。
リーフィア(……確かに、ギールさん、この場所にいるにはちょっとボロボロだったもんね……)
おそらく、ここは来賓館なのだろう。豪奢な飾り付けが至るところに施されている。
バーゼル「ギール様は後で合流して頂きましょう。それではライオネル様、そして……」
リーフィア「り、リーフィアです」
バーゼル「リーフィア様ですね。こちらへどうぞ。お食事をご用意してますので……」
ライオネル「ありがとう」
バーゼル「ではでは、こちらに……」
バーゼルに連れられ、ライオネルとリーフィアは大部屋の中へと入っていった。
- 270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 16:02:27.72 ID:hhLECa5B0
- グリンシルトのお偉いさんにも顔覚えられたし、完全にライオネルの部下になってしまった
- 271 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 16:04:21.90 ID:Qb5aiMwPO
- ライオネル「うーん……グリンシルトって野菜中心の料理が多いんだよねぇ。僕は肉の方が好きで……あ、でも、この魚のは美味しそうかな……」ブツブツ……
再びライオネルが文句を言っているが、バーゼルが用意した料理は素晴らしい物だった。美味しいだけでなく、野菜が多めの食事は、年頃の少女であるリーフィアにとってはありがたい。
リーフィア(もちろんお肉も好きだけどね……!)
ギール「おお……! すっごい料理だ! うまそー!!」
そう叫んで勢いよく着席したギールは、見違えるほどに綺麗になっていた。服が上等の物に変わっているだけでなく、風呂にも入ったのだろう、髪も整えられている。
ライオネル「品が無いなぁ……もっと上品に座りなよ」
バーゼル「いえいえ、構いませんよ」
ライオネル「そうかい? なら良いんだけど」
ライオネル「そちらのお嬢さんが睨んでいるから、怒っているのかなと思ってねぇ」
ライオネルが笑ってナイフで指差したのは、席に座るバーゼルの隣で立っている金髪の女性だった。会合用の服を着ているが、元は戦士なのだろう、屈強な肉体が見て分かる。
バーゼル「す、すいません! 彼女は武力部のグリンピースという者ですが、なにぶん目付きが悪いもので……!」
グリンピース「別にソイツは睨んでない。睨んでるのはアンタだよ、ライオネル」
バーゼル「ぐ、ぐぐぐグリンピース!! 何て事を!! ああっ、す、すいませんライオネル様っ……!!!」
ライオネル「はははっ、気にしなくて良いよ。むしろ、武力部の人なら素直な人間の方が歓迎だ。これからの話についてするならね」
- 272 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 16:05:49.06 ID:Qb5aiMwPO
- ライオネル「それじゃあ、そろそろ真面目な話をしよう。ここに呼んでもらったという事は……僕を軍人顧問として呼ぶ事を決めてくれたんだよね?」
グリンピース「……正直言って、アタシはアンタが気に入らない」
バーゼル「ぐ、グリンピース……!!」
グリンピース「……だけど、アタシ達だけじゃフレイヤ王国に勝てない。それは事実だから……アンタを軍事顧問に呼ぶ。武力大臣のお考えも同じだ」
ライオネル「軍事顧問に呼ぶ……ねぇ?」
グリンピース「…………軍事顧問に就任して頂きたい。我々はそう考えています」
ライオネル「うんうん、もちろんそのつもりさ。そう畏まらないでよ、グリンピース君!」
グリンピース「……っ!」ギリッ……!!
- 273 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 16:06:55.25 ID:Qb5aiMwPO
- リーフィア「……あ、あの!」
リーフィア「状況は……ど、どんな感じなんでしょうか? あの、フレイヤ王国とか革命同盟とか……」
リーフィアは声を上げ、バーゼルに質問を投げかけた。このままでは、ライオネルの安い挑発にグリンピースが乗ってしまいそうだったからだ。
バーゼル「あ……は、はい! 状況ですね、はい」
バーゼルも彼女の意図を感じ取ったようだ。わざとらしく咳払いをして、話を続けた。
バーゼル「革命同盟に関しては、未だ足取りが掴めません。本当にいるのかどうか……情報源からして嘘とは考えにくいのですが……」
バーゼル「そして、フレイヤ王国についてでしたね。あの王国は……」
・コンマ二桁判定です。フレイヤ王国はどのくらい軍事的な圧力を掛けてきているのでしょうか。
↓1のコンマ
- 274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 16:08:19.10 ID:T/razatDO
- はい
- 275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 16:08:28.58 ID:EXpvaxhu0
- あ
- 276 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 16:44:53.05 ID:Qb5aiMwPO
- ・>>274を採用。コンマ10なので、まだ全然大丈夫みたいです。
バーゼル「……まだ何もしてきていません」
ライオネル「……それは本当かい?」
グリンピース「……間違いない。武力部がグリンシルトの隅から隅まで調べた。フレイヤ王国の影も形も無かったよ」
ライオネル「へぇ……まだ仕掛けてきてないのか……」
ライオネル「じゃあ、リーフィア君の出番というわけだ」
リーフィア「……え? 私?」
ライオネル「すまない、誰かここに書類を!」
ライオネルがそう言うと、リーフィアの目の前の食器が片付けられ、大量の書類や本が積み上げられた。
ライオネル「さぁ、読んでくれ」
リーフィア「…………えっ?」
バーゼル「ら、ライオネル様……いくら何でもその量は……ウチの者でもその量には目を通してはおりませんし……」
ライオネル「だからだよ。彼女の家系魔法なら、この量を数分で読み終えられるだろう。君達グリンシルトの人間が見逃しているかもしれない情報の全てをね。そして、彼女はグリンシルトの外部の人間だ」
ライオネル「彼女なら……フレイヤ王国に関する有効な手立てを思いつくかもしれない。僕達の思いも寄らないような、ね」
ライオネル「そういうわけだから、早めによろしく頼むよリーフィア君」
リーフィア「そ、そんな事、突然言われても……!」
ライオネル「……ふーん、やらないんだ?」
リーフィア「……うう……」
リーフィア「わ、分かりました……やります、やりますよ……!」
リーフィア(確かに『速読』で目は通せるけど……だからと言って良い案が思いつくかどうかは……)
ライオネル「ちなみにダメだったら即座に却下するからね。安心して提案しなよ?」
リーフィア(安心できないよ!)
・リーフィアが『速読』でフレイヤ王国やグリンシルトに関する文章を読みまくります。フレイヤ王国にすべき対応策を安価してください。内容は外交的だも軍事的でも合法でも非合法でも構いません。ただし、コンマ60以下で却下となります。
↓3まで。全部コンマ60以下だった場合、再安価を取ります。
- 277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 16:50:42.33 ID:hhLECa5B0
- フレイヤ王国にも妥協点を用意する必要がある。鉄の木を輸出すればいい。大国軍閥の後ろ盾があるなら多少高値で吹っ掛けてもなんとかなる
- 278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 16:54:14.16 ID:jjmBrG/q0
- 鉄の木はグリンシルトにしか生えていない&加工が難しいというのなら、加工の本場もグリンシルトだよね?
グリンシルトで加工した鉄の木の武具を輸出するとかにすれば、グリンシルトに金が入るしフレイヤ王国も侵攻しないでwin-winでは?
加工のノウハウはグリンシルトにあるんだから、武力制圧するより取引で手に入れた方が得と向こうに判断させればいい
- 279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 16:55:27.01 ID:IFAvY/KTO
- 周辺すべてを巻き込んだ反フレイヤ同盟
- 280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 16:55:45.39 ID:m/FxEpsi0
- 全却下だぁ
- 281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:01:12.12 ID:5inqNh91O
- 再安価するくらいなら全部60以下なら一番高コンマの案のみ採用とかでいいんじゃないか
- 282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:03:07.96 ID:5+O1+w+Xo
- スパルタァ!
- 283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:04:07.58 ID:hhLECa5B0
- 理由づけするなら分析はできても説得というか話術が苦手とか?
- 284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:19:42.40 ID:EXpvaxhu0
- この軍事顧問いい性格してるわ草
- 285 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 17:20:56.50 ID:Qb5aiMwPO
- ・>>277-279を採用。採用と言いましたが、コンマ判定により全却下です。この場合、提案を受け入れられない妥当な理由が>>1の手で作られます。
リーフィア(……これらの書類を見る限り……)
リーフィア「……やはり、フレイヤ王国にも妥協点を用意するしかないと思います」
リーフィア「思い切って『鉄の木』を輸出してはどうでしょう? ライオネルさんのおかげで『大国』軍閥の後ろ盾がある今なら、多少高値で吹っ掛けても何とかなると思います」
ライオネル「こっちに丸投げしたね? でも、まぁ悪くない提案だ」
リーフィア「もしくは……鉄の木の加工はグリンシルトでしかできないようなので、こちらで加工した物を売るというのも手だと思います。グリンシルトは利益が出ますし、フレイヤ王国も無駄な侵攻をしないで済みます。どちらも得ではないでしょうか……?」
ライオネル「なるほど。加工の技術はこちらが持っているんだ、制圧より取引の方が得だと説明するわけだね。ここまで引っ張ってきたわけだし、すぐに同意するんじゃないかな?」
バーゼル「駄目です」
リーフィア「えっ……」
それは、強い否定の言葉だった。先程までの柔和な、媚びていると言っていい笑顔は無く、鋭い目でリーフィア達を睨んでいた。
バーゼル「その選択肢はありません。我々は『鉄の木』を売るつもりは一切ありません。それ以外の案でお願いします」
ライオネル「バーゼル君……」
バーゼル「申し訳ありません。しかし、これは我が一族の総意です。我々は『鉄の木』を他国の人間には絶対に渡しません」
ライオネル「……たとえ戦争になってもかい?」
バーゼル「はい」
力強い返答だった。さっきのバーゼルとは別人のような気迫だ。それだけ、彼らにとって『鉄の木』は重要な意味を持つという事なのだろうか……。
グリンピース「……そもそも売る気なら、アンタなんか呼ばないんだよライオネル。アタシ達は『鉄の木』を守るために、嫌いな戦争も辞さないっつってんだ」
リーフィア(そんなに強い意志が……? 一体どうして……)
ライオネル「……理由は言えないのかな」
バーゼル「……すいません。ただ……我が一族に関係するとだけ言っておきます」
ライオネル「……まっ、君達一族の理解が得られないんじゃ無理な話だね。リーフィア君、他の案は?」
リーフィア「え、えっと……」
リーフィア「……周辺国と協力して、反フレイヤ同盟を組むのはどうでしょうか?」
ライオネル「不可能だね。声を掛けても手を挙げるのは我々軍閥とプリマス、それにアルカンレティアくらいかな。それだけじゃあ、フレイヤ王国には勝てないよ」
リーフィア「そんな……」
ライオネル「よし……それじゃあ、次の案だ! どんどん行こう!」
リーフィア「そ、そう言われても……」
・>>277-279以外で、フレイヤ王国にすべき対応策を安価してください。内容は外交的でも軍事的でも合法でも非合法でも構いません。ただし、コンマ50以下で却下となります。
↓3まで。全部コンマ50以下だった場合、再安価を取ります。
- 286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:22:25.14 ID:wrhMWVmNO
- 上の案以外でなら過激なものになるな
こちらの利益なしで鉄の木を取るつもりなら鉄の木を破壊してしまい争いの根元をたつと強い態度で挑む
- 287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:25:57.11 ID:IFAvY/KTO
- フレイヤ王国の貧富の格差を利用して内乱を起こさせ他国への侵攻どころじゃなくさせる
- 288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:26:37.36 ID:okquAk6Fo
- フレイアに敵意を抱く国を利用して攻めてもらい鉄の木どころじゃなくす
- 289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:27:15.81 ID:6WIvhrwM0
- フレイヤ王国で革命を起こし、政府を乗っ取る
- 290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:27:28.43 ID:hhLECa5B0
- それが無理ならもう軍事力強化しかないな。グリンシルト軍を育成するのは前提として、軍閥に食料等の資源を融通する代わりに軍を駐屯してもらうのが手っ取り早い
まぁ戦争に発展する可能性は高いけどそっから先は流石に軍人の考える事でリーフィアの領分じゃないわ
- 291 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 17:40:43.40 ID:Qb5aiMwPO
- まさか下3が全部コンマ50以下だとは……。すいません、もう一度安価するのもアレなので、下5という事にして、>>289を採用します。
- 292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:41:28.27 ID:hhLECa5B0
- >>289を提案するのリーファやけくそじみてない?
- 293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:42:46.84 ID:jjmBrG/q0
- 次やるときはもう少し形式考えた方がいいと思う。妥当っぽい案が却下されるのは理由づけできるからいいとして、コンマさえ高けりゃ突拍子もない案が通る
- 294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:45:41.81 ID:EXpvaxhu0
- 面白半分でキャラや状況に全く見合わない提案が採用されちゃったら危ないしな
- 295 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 17:49:23.47 ID:Qb5aiMwPO
- ・>>289を採用。確かにこの形式は安価だけ多くなっちゃいますし、気をつけた方がいいかもしれませんね。ただ、>>1はこの展開をちょっと面白そうとか思ったり……
リーフィア「…………」
リーフィア「……………………」
リーフィア「…………うーん……」
ライオネル「リーフィアくーん、まだー?」
リーフィア「…………うーん…………」
ライオネル「リーーーフィーーーアくーーーん!」
リーフィア「もうっ! 静かにしてくださいっ!! そんな言われても、変な案しか思いつかないんですよ!!」
ライオネル「変な案?」
リーフィア「……革命とか、そういうのです。流石にそれは厳しいじゃないですか……」
リーフィア「うーん、後は……」
ライオネル「……革命?」
ライオネル「革命か……」
ライオネル「……いいじゃん、それ!」
リーフィア「えっ」
- 296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:51:58.17 ID:vG3DFGyrO
- 突拍子のない案が採用されたって結局は見せ方じゃない?キャラ的には「こんなのあり得ないですよね〜HAHAHA」みたいなノリで呟いた案がたまたまクリティカルだった、みたいな展開は漫画とかでも見るし
本当の本当に唐突な案であれば弾かれてもやむなしだろうけど
- 297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:53:42.17 ID:hhLECa5B0
- 大国の暗殺者から逃げ出した筈が大国三大派閥の一角にとんとん拍子で取り込まれてるの滅茶苦茶面白いんだが、全部オボロとライオネルの仕込みじゃねぇだろうなww
- 298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:55:20.58 ID:kbeDMTny0
- 案がことごとく却下されて半ば自棄になって出した案が採用ってなんか現場猫のコラでありそう
- 299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:56:44.42 ID:IFAvY/KTO
- それもまた安価スレよな
- 300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/10/14(木) 17:58:12.43 ID:+APZ8yc20
- 大国王家の血縁者は皆危険思想の持ち主だから抹殺対象にされた説
- 301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 17:58:49.06 ID:EXpvaxhu0
- >>296
確かにそういう展開はあり、というか好き!
というかあれか、ライオネルがここまで必死なのはちゃんと部下を演じてくれないと怪しまれるからか
- 302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 18:00:42.68 ID:jjmBrG/q0
- ライオネルの立場的には妥当な案は全部提案したうえで却下されたという事実自体もいいカードになると思う
- 303 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 18:05:38.27 ID:Qb5aiMwPO
- ライオネル「それ、採用だよ。リーフィア君!」
リーフィア「い……いや、流石にそれは……!」
ライオネル「ふざけて言ってるわけじゃないよ。諜報活動によって他国に革命を起こすのは国によっては常套手段さ」
ライオネル「僕は襲い来るフレイヤ王国軍からグリンシルトを防衛する術は授けられる。だけど、攻めとなってはお手上げだ。国力が違いすぎるからね」
ライオネル「だからなるべく穏便に済ませたかったけど……それは無理そうじゃない?」
ライオネル「そんなグリンシルトにできるのは、もう内部からの破壊だよ。本当に悪くない提案さ」
バーゼル「し、しかし……我々の国には諜報部はありません……」
ライオネル「何言ってるのさ。おあつらえ向きのがあるじゃないか」
グリンピース「……まさか……」
ギール「……革命同盟?」
ライオネル「その通り!」
リーフィア「えええっ……!?」
ライオネル「バーゼル君。さっき革命同盟の情報を渡してきた者の存在を匂わせていたね?」
バーゼル「え、あ、は、はぁ……」
ライオネル「それは一体誰だい? または、どんな組織だい? そこから革命同盟とコンタクトが取れるかもしれない」
リーフィア「そんな……無茶ですよ! そんな危ない組織と繋がるなんて……!」
ライオネル「邪魔しないでくれ。僕は久しぶりに興奮しているんだ! こんなハイリスク・ハイリターンな計画、滅多にお目に掛かれないからね!」
リーフィア(スイッチ入れちゃったっぽい……!?)
バーゼル「えっと……その情報なんですが……」
・革命同盟の情報をグリンシルトに与えたのはどんな人物でしょう? または、どんな組織でしょう? 安価してください。グリンシルト以外の国の場合は>>211から選択してください。
↓3まで。コンマの一番高いものを採用
- 304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 18:09:59.69 ID:EXpvaxhu0
- 名前 アーウィン・アタナス
年齢 36
性別 男
種族 獣人
容姿 鷹の頭を持つ筋肉質な体つきの男性、天翼族のように背中に翼を生やしている
性格 生真面目な武人肌
特徴 古い先祖が元奴隷の武家の生まれ、探索魔法を得意としている
- 305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 18:10:16.05 ID:JMCoFj67o
- 底都
- 306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 18:10:41.87 ID:IFAvY/KTO
- 名前:クローヴィス
年齢:30
性別:女
種族:天翼
容姿:銀髪タレ目の胡散臭い笑顔お姉さん
性格:面白さ至上主義
特徴:情報を商品とするウェルス共和国の大商人
- 307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/10/14(木) 18:11:00.57 ID:+APZ8yc20
- 灰仙忍者部隊
- 308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 18:11:44.98 ID:hhLECa5B0
- 我が国に諜報部はない(事になっている) 実際は外交部門に小規模ながら秘密諜報部隊が存在する
- 309 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 18:34:57.09 ID:Qb5aiMwPO
- ・>>306を採用。それ以外もちょくちょくストックしています。
バーゼル「……クローヴィスです」
ライオネル「……!!」
ライオネル「それは……確かに信頼できる情報源だなぁ……!」
そう言い捨て、ライオネルは苦虫を噛み潰したような表情となる。
リーフィア「ど、どうしたんですか? その人に何か問題が……?」
ライオネル「……クローヴィス。“情報”を商品とするウェルス共和国の大商人さ。奴の情報は常に確かだよ」
ライオネル「……だけどね、彼女は金だけじゃ動かないんだ。面白い事が何よりも好きとかいう胡散臭い天翼族なんだよ……!!」
ギール「……でも、情報は確かなんですよね? だったら、やっぱり行くしかないんじゃないですか」
ライオネル「……もう一度言うけど、君ノリノリだよね」
ギール「恩は返したいんで!」
リーフィア(まだ言ってるの?)
ライオネル「……仕方ないな。腹を括るか……」
ライオネル「彼女がどこにいるか分かるかな? ウェルスにいるとは限らないわけだけど」
バーゼル「ええっと……確か……」
・クローヴィスなる人物は今どこにいるのでしょう? >>211から選択してください。ただし、グリンシルトと『大国』、フレイヤ王国以外でお願いします。
↓2
- 310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 18:37:49.37 ID:gECp2uODO
- 大私帝国
- 311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 18:38:09.76 ID:hhLECa5B0
- アルカンレティア
- 312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 18:38:11.11 ID:kbeDMTny0
- 神聖共和国
- 313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 18:38:12.46 ID:okquAk6Fo
- ヴぃくるー
- 314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/10/14(木) 18:39:15.77 ID:+APZ8yc20
- アルカンレティア
- 315 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/14(木) 18:42:01.06 ID:Qb5aiMwPO
- リーフィアがアルカンレティアに出戻る事が決まったところで本日はここまで。リーフィア、巻き込まれ系主人公すぎるな。
フレイヤ王国での革命はかなり大きなイベントなので、手順をいくつか踏む事になると思います。ただ、安価とコンマによってはどうなるか分かりません。
それでは、ありがとうございました。少し早いけど、おやすみなさい。
- 316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 18:42:47.89 ID:hhLECa5B0
- 乙でした
495.78 KB Speed:0.8
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
スポンサードリンク
Check
荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)