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【シャニマス×ダンガンロンパ】灯織「これが私たちの答えです」【安価進行】
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23 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 21:03:19.63 ID:Jsck/8oj0
モノクマ「はてさて、そうなるとボクの正体は一体誰なんだろうね?」
灯織「……っ!」
モノクマ「まあその種明かしはもう少し先に取っておくとして、話を大筋に戻そっか!このコロシアイはどうして始まったのか、その議論に立ち返ろう!」
愛依「このコロシアイが始まった理由……?それって、さっき言ってた絶望の伝播ってのじゃないの?」
摩美々「目的は多分そういうコトなんだろうし……てなると、どうして摩美々たちが選ばれたのか、とか?」
モノクマ「流石だねぇ、田中さんは目の付け所がシャープ!このコロシアイがオマエラで行われていることにも勿論理由があるんだよ!」
(私たちで行われている理由……?)
モノクマ「そして、この学園で行われていることにも……コロシアイ学園生活をなぞる以外の理由があるんだよ」
雛菜「あは〜?」
(『希望ヶ峰学園』で、『私たち』がコロシアイに参加する理由……?)
(それってもしかして……?)
【正しいコトダマを選べ!】
>>5
〜8
↓1
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/10/05(火) 21:04:49.75 ID:SNQgewCz0
【希望ヶ峰歌姫計画】
25 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 21:06:05.83 ID:Jsck/8oj0
灯織「これです!」
【解!】
灯織「もしかして、『希望ヶ峰歌姫計画』の話ですか……?」
雛菜「それって円香先輩の部屋にあったやつだよね〜?あれってアイドルの才能を伸ばすためのものじゃなかった〜?」
摩美々「希望ヶ峰学園のシステムを使って、私たちの今持っている能力を伸ばしていく。そんな感じのカリキュラムだったよねー?」
灯織「はい……実はこの計画、私が見た時には一つ見落とし……というよりも樋口さんの手で伏せられていた情報があったんです」
雛菜「え〜?」
灯織「この計画の参加者として、私たちの名前が挙がっているんです」
愛依「そうなんだ、うちらが……」
愛依「ええええええええええええええ!?!??」
智代子「ちょ、ちょっと待ってよ!そんなの記憶に……あっ」
雛菜「これもまた忘れてたことの一つなんだね〜?」
灯織「うん……そう考えるしかない……今は」
智代子「そ、それじゃあわたしたちがコロシアイをしたのもその才能を伸ばすカリキュラムの一つなの……?」
摩美々「いや、そういうワケじゃないと思うよー。この計画自体はしっかりしたファイルで、この細かに練習メニューも書いてあるし、超高校級のアイドルの名前も書いてあるからぁ」
灯織「希望ヶ峰学園は公的な施設だし……流石に人の生き死にを軽んじることはないと思う……でも、この計画によって召集されたのはまず間違いないとみていいと思う」
雛菜「じゃあ黒幕は、その計画を後で丸々のっとったんだね〜?」
雛菜「そうすれば、雛菜たちがここにいる理由も説明がつくし〜〜〜!」
灯織「うん……黒幕が283プロの誰かっていう情報との整合性も取りやすいし、多分そういうことになる」
26 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 21:07:16.92 ID:Jsck/8oj0
愛依「ん?それじゃあうちらがここに来る直前の記憶の、あの合宿はどうなるん?」
愛依「ていうか、そもそもあの記憶ってばずっと他の記憶とムジュンしてるよね?」
-------------------------------------------------
めぐる「真乃!灯織!見てみて!これ!近くの山で鮎を釣って塩焼きにできるんだって!」
真乃「ほわっ……!すごいね、楽しそう!」
灯織「うん、釣った魚をその場で食べるなんてやったことがないから楽しみだね」
(合宿先はとある廃校を新たにレクリエーション施設として再建したところらしい。かつては多くの学生が通ったこの場所も、人口移動の煽りを受けたのか閉校して数十年になるとか)
めぐる「楽しみだね!希望ヶ峰キャンプ場!」
-------------------------------------------------
雛菜「……そろそろ、この記憶の食い違いに決着をつけなきゃだね〜」
灯織「……うん、推理を続けていくうえでもどうしても障害になってくるのがこの記憶の食い違い。合宿直前の記憶と、これまでの私たちの希望ヶ峰学園のある日常の記憶との食い違い……これを無視したまま議論を進めるわけにはいかないよね」
摩美々「だねー、どう考えても合宿直前の摩美々たちは希望ヶ峰学園を『知らない』記憶……」
愛依「でもうち、希望ヶ峰学園の新入生発表を毎年楽しみにしてたよ!?」
智代子「そうなんだよね……どうしてわたしたちは、合宿の直前で希望ヶ峰学園のことを忘れちゃってたんだろう……」
灯織「……これを明らかにするために、一旦ここまでの議論で出て来た流れを整理してみない?」
雛菜「え〜?流れ〜?」
灯織「私たちの失った記憶……それを含めた時系列の並びだよ」
(なんなんだろう……ずっと何かがおかしい)
(希望ヶ峰学園を知っている私と知らない私……まるで二人の人間が私の中にいるような居心地の悪さ)
(黒幕は、私たちの記憶をどう弄ったの……?)
27 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 21:09:04.70 ID:Jsck/8oj0
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【コロシアイ合宿生活の運営】
‣【キャンプの写真】
‣【コロシアイ学園生活】
‣【希望ヶ峰歌姫計画】
‣【思い出しライト】
‣【プロデューサーの手記】
‣【方舟計画】
‣【絶望の残党】
摩美々「時系列で整理するってなるとー」
摩美々「人類史上最大最悪の絶望的事件とコロシアイ学園生活より【合宿は前になる】よねー」
智代子「そうなるよね……人類史上最大最悪の絶望的事件で文明が破壊されてるとなると、【合宿どころじゃない】もんね」
雛菜「キャンプの写真もあったから〜」
雛菜「雛菜たちは【希望ヶ峰キャンプ場で合宿をしっかりやり遂げた】ってことになるよね〜?」
愛依「で、その二年後に人類史上最大最悪の絶望的事件が起きて……」
愛依「コロシアイ学園生活も【その後】ぐらいだよね?」
摩美々「で、そのコロシアイ学園生活に準えて摩美々たちは【コロシアイをすることになった】んだねー」
智代子「うーん、合宿の直前でどうして希望ヶ峰学園のことを忘れちゃってたんだろう……?」
雛菜「既にあの段階で≪黒幕に記憶を弄られちゃってた≫んですかね〜?」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破もしくは正しい発言に同意しろ!】
↓1
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/05(火) 21:11:49.57 ID:7F467Epy0
その後 に 思い出しライト
29 :
ちょっとややっこしいところなので自分自身整理がつけがたい…
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 21:19:25.59 ID:Jsck/8oj0
愛依「え? 人類史上最大最悪……のナントカ?が起きてからコロシアイ学園生活は起きたんだよね?」
愛依「う、うちなんか間違ったこと言っちゃった?!」
(うっ、しまった……別のことを話せばよかったな……)
(私たちのこのコロシアイ合宿生活はコロシアイ学園生活を踏まえた後で行われている……)
(そして私たちは希望ヶ峰歌姫計画のメンバーとしてこの場に招集されている……)
(そうなると、あの人の発言っておかしくないかな……?)
【スキル:水色感情の効果でコトダマの数が減少します】
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【コロシアイ合宿生活の運営】
‣【キャンプの写真】
‣【希望ヶ峰歌姫計画】
‣【思い出しライト】
‣【プロデューサーの手記】
‣【方舟計画】
‣【絶望の残党】
摩美々「時系列で整理するってなるとー」
摩美々「人類史上最大最悪の絶望的事件とコロシアイ学園生活より【合宿は前になる】よねー」
智代子「そうなるよね……人類史上最大最悪の絶望的事件で文明が破壊されてるとなると、【合宿どころじゃない】もんね」
雛菜「キャンプの写真もあったから〜」
雛菜「雛菜たちは【希望ヶ峰キャンプ場で合宿をしっかりやり遂げた】ってことになるよね〜?」
愛依「で、その二年後に人類史上最大最悪の絶望的事件が起きて……」
愛依「コロシアイ学園生活も【その後】ぐらいだよね?」
摩美々「で、そのコロシアイ学園生活に準えて摩美々たちは【コロシアイをすることになった】んだねー」
智代子「うーん、合宿の直前でどうして希望ヶ峰学園のことを忘れちゃってたんだろう……?」
雛菜「既にあの段階で≪黒幕に記憶を弄られちゃってた≫んですかね〜?」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破もしくは正しい発言に同意しろ!】
↓1
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/05(火) 21:20:39.00 ID:7F467Epy0
合宿よりも前になる に 思い出しライト
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/05(火) 21:21:26.50 ID:7F467Epy0
すいません
【合宿は前になる】に 思い出しライト
です
32 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 21:30:10.38 ID:Jsck/8oj0
ちょっと修正します。
プロローグの段階での「合宿」とコロシアイ合宿生活とを自分自身混同してしまいそうなので「合宿」→「キャンプ」にします。
この議論あたまおかしなるで
摩美々「んー? 摩美々たちが思い出しライトで思い出した記憶は78期生の紹介の映像であれはキャンプより前にみたもの……」
摩美々「コロシアイ学園生活は、78期生の入学二年後に行われた……つまり摩美々たちのキャンプの後ってことだよねー?」
摩美々「何か矛盾してるかなー?」
(うっ、しまった……別のことを話せばよかったな……)
(時系列として、78期生の入学と私たちのキャンプは同時期とみていい……)
(そこから時間が経って、人類史上最大最悪の事件が起きて……コロシアイ学園生活も起きた……)
(それを踏まえて私たちはコロシアイ合宿生活をしている……)
(これって、何かおかしいよね……?)
【スキル:水色感情の効果でコトダマの数が減少します】
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【コロシアイ合宿生活の運営】
‣【キャンプの写真】
‣【希望ヶ峰歌姫計画】
‣【プロデューサーの手記】
‣【方舟計画】
‣【絶望の残党】
摩美々「時系列で整理するってなるとー」
摩美々「人類史上最大最悪の絶望的事件とコロシアイ学園生活より【キャンプは前になる】よねー」
智代子「そうなるよね……人類史上最大最悪の絶望的事件で文明が破壊されてるとなると、【キャンプどころじゃない】もんね」
雛菜「キャンプの写真もあったから〜」
雛菜「雛菜たちは【希望ヶ峰キャンプ場で合宿をしっかりやり遂げた】ってことになるよね〜?」
愛依「で、その二年後に人類史上最大最悪の絶望的事件が起きて……」
愛依「コロシアイ学園生活も【その後】ぐらいだよね?」
摩美々「で、そのコロシアイ学園生活に準えて摩美々たちは【コロシアイをすることになった】んだねー」
智代子「うーん、合宿の直前でどうして希望ヶ峰学園のことを忘れちゃってたんだろう……?」
雛菜「既にあの段階で≪黒幕に記憶を弄られちゃってた≫んですかね〜?」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破もしくは正しい発言に同意しろ!】
※スキル:アップ・トゥ・ユーの効果を任意のタイミングで一度使用可能
↓1
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/05(火) 21:38:53.54 ID:7F467Epy0
キャンプどころじゃない に プロデューサーの手記
34 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 21:43:06.42 ID:Jsck/8oj0
(プロデューサーの手記には、人類史上最大最悪の絶望的事件の記述は特にない……)
(キャンプとの前後関係を明らかにする材料とは、また違うような……)
【スキル:水色感情の効果でコトダマの数が減少します】
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【コロシアイ合宿生活の運営】
‣【キャンプの写真】
‣【希望ヶ峰歌姫計画】
‣【プロデューサーの手記】
‣【方舟計画】
摩美々「時系列で整理するってなるとー」
摩美々「人類史上最大最悪の絶望的事件とコロシアイ学園生活より【キャンプは前になる】よねー」
智代子「そうなるよね……人類史上最大最悪の絶望的事件で文明が破壊されてるとなると、【キャンプどころじゃない】もんね」
雛菜「キャンプの写真もあったから〜」
雛菜「雛菜たちは【希望ヶ峰キャンプ場で合宿をしっかりやり遂げた】ってことになるよね〜?」
愛依「で、その二年後に人類史上最大最悪の絶望的事件が起きて……」
愛依「コロシアイ学園生活も【その後】ぐらいだよね?」
摩美々「で、そのコロシアイ学園生活に準えて摩美々たちは【コロシアイをすることになった】んだねー」
智代子「うーん、合宿の直前でどうして希望ヶ峰学園のことを忘れちゃってたんだろう……?」
雛菜「既にあの段階で≪黒幕に記憶を弄られちゃってた≫んですかね〜?」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破もしくは正しい発言に同意しろ!】
※スキル:アップ・トゥ・ユーの効果を任意のタイミングで一度使用可能
↓1
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/05(火) 21:44:41.60 ID:7F467Epy0
【希望ヶ峰キャンプ場で合宿をしっかりやり遂げた】に 【キャンプの写真】
36 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 21:46:41.21 ID:Jsck/8oj0
申し訳ない、【】が論破ポイントで≪≫が同意ポイントなのを明記していなかった……
これは私のミスです……
一応スキル効果発動しておきます。
【スキル:水色感情の効果でコトダマの数が減少します】
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【コロシアイ合宿生活の運営】
‣【キャンプの写真】
‣【希望ヶ峰歌姫計画】
‣【方舟計画】
摩美々「時系列で整理するってなるとー」
摩美々「人類史上最大最悪の絶望的事件とコロシアイ学園生活より【キャンプは前になる】よねー」
智代子「そうなるよね……人類史上最大最悪の絶望的事件で文明が破壊されてるとなると、【キャンプどころじゃない】もんね」
雛菜「キャンプの写真もあったから〜」
雛菜「雛菜たちは【希望ヶ峰キャンプ場で合宿をしっかりやり遂げた】ってことになるよね〜?」
愛依「で、その二年後に人類史上最大最悪の絶望的事件が起きて……」
愛依「コロシアイ学園生活も【その後】ぐらいだよね?」
摩美々「で、そのコロシアイ学園生活に準えて摩美々たちは【コロシアイをすることになった】んだねー」
智代子「うーん、合宿の直前でどうして希望ヶ峰学園のことを忘れちゃってたんだろう……?」
雛菜「既にあの段階で≪黒幕に記憶を弄られちゃってた≫んですかね〜?」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破もしくは正しい発言に同意しろ!】
※スキル:アップ・トゥ・ユーの効果を任意のタイミングで一度使用可能
↓1
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/05(火) 21:50:21.71 ID:7F467Epy0
≪黒幕に記憶を弄られちゃってた≫に方舟計画で
同意
38 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 21:54:10.08 ID:Jsck/8oj0
雛菜「え〜? なにそれ〜? 中身も何もわからないんじゃ、黒幕が関与してたかどうかもわからないよね〜?」
(うっ、しまった……別のことを話せばよかったな……)
(方舟計画は私にもまるで中身のわからない計画だ……正直なところ議論な材料にはしにくい……)
(私たちが今ここにいる理由、それはあのコトダマが示していたはず……)
(となると、この議論の整合性には揺らぎが生まれるんじゃないかな……)
【スキル:水色感情の効果でコトダマの数が減少します】
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【コロシアイ合宿生活の運営】
‣【希望ヶ峰歌姫計画】
‣【方舟計画】
摩美々「時系列で整理するってなるとー」
摩美々「人類史上最大最悪の絶望的事件とコロシアイ学園生活より【キャンプは前になる】よねー」
智代子「そうなるよね……人類史上最大最悪の絶望的事件で文明が破壊されてるとなると、【キャンプどころじゃない】もんね」
雛菜「キャンプの写真もあったから〜」
雛菜「雛菜たちは【希望ヶ峰キャンプ場で合宿をしっかりやり遂げた】ってことになるよね〜?」
愛依「で、その二年後に人類史上最大最悪の絶望的事件が起きて……」
愛依「コロシアイ学園生活も【その後】ぐらいだよね?」
摩美々「で、そのコロシアイ学園生活に準えて摩美々たちは【コロシアイをすることになった】んだねー」
智代子「うーん、合宿の直前でどうして希望ヶ峰学園のことを忘れちゃってたんだろう……?」
雛菜「既にあの段階で≪黒幕に記憶を弄られちゃってた≫んですかね〜?」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破もしくは正しい発言に同意しろ!】
※スキル:アップ・トゥ・ユーの効果を任意のタイミングで一度使用可能
↓1
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/10/05(火) 21:56:03.09 ID:oMXOjhFk0
【希望ヶ峰歌姫計画】で≪黒幕に記憶を弄られちゃってた≫に同意
40 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 21:59:55.30 ID:Jsck/8oj0
雛菜「え〜? 希望ヶ峰歌姫計画ってそんな計画だったの〜? 記憶をいじるとかそんなのあった〜?」
(うっ、しまった……別のことを話せばよかったな……)
(希望ヶ峰歌姫計画、これで私たちがこの場に集められたことは間違いない……)
(別のところにぶつけてみれば……)
【スキル:水色感情の効果でコトダマの数が減少します】
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【希望ヶ峰歌姫計画】
‣【方舟計画】
摩美々「時系列で整理するってなるとー」
摩美々「人類史上最大最悪の絶望的事件とコロシアイ学園生活より【キャンプは前になる】よねー」
智代子「そうなるよね……人類史上最大最悪の絶望的事件で文明が破壊されてるとなると、【キャンプどころじゃない】もんね」
雛菜「キャンプの写真もあったから〜」
雛菜「雛菜たちは【希望ヶ峰キャンプ場で合宿をしっかりやり遂げた】ってことになるよね〜?」
愛依「で、その二年後に人類史上最大最悪の絶望的事件が起きて……」
愛依「コロシアイ学園生活も【その後】ぐらいだよね?」
摩美々「で、そのコロシアイ学園生活に準えて摩美々たちは【コロシアイをすることになった】んだねー」
智代子「うーん、合宿の直前でどうして希望ヶ峰学園のことを忘れちゃってたんだろう……?」
雛菜「既にあの段階で≪黒幕に記憶を弄られちゃってた≫んですかね〜?」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破もしくは正しい発言に同意しろ!】
※スキル:アップ・トゥ・ユーの効果を任意のタイミングで一度使用可能
↓1
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/05(火) 22:01:04.61 ID:7F467Epy0
キャンプどころじゃない に 希望ヶ峰学園歌姫計画
42 :
ここの議論は色々と怪しかったですね…申し訳ない
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:03:23.10 ID:Jsck/8oj0
灯織「それは違います!」
【BREAK!】
灯織「……おかしい、やっぱりおかしいですよ……!」
灯織「どうして、崩壊した後の世界で希望ヶ峰歌姫計画が実施されるんですか……?エンタメ産業なんか壊滅していてもおかしくない、そもそも希望ヶ峰学園の運営自体も怪しい状況下なのに……!!」
愛依「確かに……!世界が滅んでるのにうちらの育成なんかしてる場合じゃないよね!」
摩美々「私たちの事務所自体存在してないってさっきモノクマが明言したばかりですしねー、たとえ計画があったとしても私たちにオファーが来るとは思えないですケド」
智代子「で、でもそれだったらどうしてわたしたちはこんなところにいるの?!誘拐でもされちゃったの!?」
(なんなんだろう……私たちがここにいる理由はそれぐらいしか思い当たらない、それなのに)
(そもそもの記憶の矛盾、現実同士の矛盾、時間の矛盾……これらがどうしても沸き上がってしまう……)
(これらを解決するための道筋は……)
摩美々「灯織、発想の逆転だよー」
灯織「摩美々さん……」
摩美々「矛盾が発生して、それに躓くぐらいならぁ……そもそもそんな矛盾がなかったことにすればよくない?」
灯織「え……?それって……」
摩美々「矛盾が生じるってことはそのうちのどれかが虚偽の可能性もある……灯織は言ったよね、この学園で生きていくには、人を疑うことも、常識を疑うことも大切……それを摩美々から学んだって」
灯織「……!!」
摩美々「なら今はその実践の時間だよー、摩美々の学級裁判レクリエーション・応用編スタートー」
(そうだ……今の私に求められているのは信じることじゃない、疑うこと……!!)
(この悲壮な現実に打ちひしがれるんじゃない……現実を疑って疑って……)
(希望を見つけ出すんだ……!!)
43 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:04:30.79 ID:Jsck/8oj0
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【キャンプの写真】
‣【人類史上最大最悪の絶望的事件】
‣【コロシアイ学園生活】
‣【コロシアイの動機】
‣【変色した簀子】
‣【絶望の残党】
‣【モノクマの証言】
‣【コトキレルX】
摩美々「灯織、分かってるよねー?」
摩美々「大事なのは疑うコト、常識に縛られてちゃ落第ですからぁ」
智代子「わたしたちは記憶を失ってるんだよね……」
智代子「【合宿に行ってからの記憶】……」
モノクマ「【キャンプをした記憶】」
モノクマ「【人類史上最大最悪の絶望的事件の記憶】」
モノクマ「【コロシアイ学園生活が起きたという記憶】」
モノクマ「それまで【丸々二年の記憶がすっぽり無くなっちゃってまーす】!!」
愛依「うちらは希望ヶ峰学園歌姫計画で召集されたけど……」
愛依「既に人類史上最大最悪の絶望的事件で【世界は滅んだ後】」
愛依「どう考えても矛盾してるんだよね……」
雛菜「忘れてることは思い出せないし〜」
雛菜「別の道を考えた方がいいかもですね〜!」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】
↓1
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/10/05(火) 22:16:41.33 ID:oMXOjhFk0
【丸々二年の記憶がすっぽり無くなっちゃってまーす】に【モノクマの証言】
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/10/05(火) 22:17:42.69 ID:SNQgewCz0
【世界は滅んだ後】→【人類史上最大最悪の絶望的事件】
説明文見ると世界は「一度」滅んだって書いてるのはなぜ?
46 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:18:30.70 ID:Jsck/8oj0
灯織「それは違います!」論破!
【BREAK!】
灯織「……そうだ、私たちは目先の大きな矛盾にとらわれて小さな矛盾を見逃していました」
灯織「この亀裂が、大きく風穴を開けるものだとも気づかずに……!」
摩美々「灯織、何か気づいたみたいだねー」
灯織「ええ、摩美々さんのアドバイスのおかげです。私たちは、人類史上最大最悪の絶望的事件が現実に起きたものだと仮定してきたがゆえに、見落としてしまった要素が一つあるんです」
智代子「見落とした……要素?」
灯織「私たちの年齢だよ、モノクマは前にもしっかりと明言してる。このコロシアイは現役の高校生のみが参加してるって。今この場にいる人間を見てもそれは間違いない」
灯織「でも、人類史上最大最悪の絶望的事件が起きた年月を踏まえると……どうしても二年の月日が経つことになる。そうなると摩美々さんや愛依さんは大学生相当の年齢、高校生とは呼べなくなります」
モノクマ「はぁ?ちょっと待ちなよ、風野さんもコロシアイ学園生活の記事には目を通したよね?」
モノクマ「彼らも二年の記憶をなくした状態でコロシアイに挑んだわけじゃん、だったら彼らも現役高校生じゃなくなるよね?それでもコロシアイ学園生活は運営され……」
灯織「コロシアイ学園生活とコロシアイ合宿生活とでは勝手が違うんです」
モノクマ「なにぃ?!」
灯織「だってそうですよね、あなたはこの共同生活が始まるときにも……」
47 :
「一度」に大きな意図は特にないです、、、
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:20:54.18 ID:Jsck/8oj0
-------------------------------------------------
樹里「おい!」
モノクマ「はりゃ?」
樹里「合宿だっつーんならなんで果穂と夏葉、他にもいないメンバーがいるんだ?」
モノクマ「あーそれね……さっき言った通りだよ。ここが希望ヶ峰学園だから、それだけ」
甘奈「説明になってない……」
甜花「千雪さんは……?」
霧子「結華ちゃんと、恋鐘ちゃんも……」
モノクマ「希望ヶ峰学園は高等学校の教育施設!入学資格があるのは【現役の】高校生に限られるからね!お子さまとお姉さまに、このプログラムに参加する権利はございません!」
-------------------------------------------------
灯織「樹里の指摘に対し、現役の高校生であることをやたら強調していましたよね」
モノクマ「いや、そんなの揚げ足取りじゃん!」
灯織「それに、先ほどの捜査の時でも」
-------------------------------------------------
モノクマ「うん、宣言したね。そしてこれこそがオマエラを参加者に選んだ理由でもある。オマエラが現役の高校生で、かつ283プロダクションのアイドルだったから……これ以上でもこれ以下でもないよ!」
-------------------------------------------------
灯織「現役という言葉を外すことはなかった。二年前の段階で高校生、ならこれは明確な嘘になる……あくまで公平な進行を守っているあなたがそんな嘘をつくんですか?」
モノクマ「ぐ、ぐぬぬぅ!?」
灯織「それに、あなたはこの16人でなくてはならないという言葉も口にしていた……現役の高校生であることと深い関係性があるのではないですか?」
モノクマ「お、オマエ……重箱の隅を妖刀村正でほじくるような真似を……!!」
48 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:22:15.72 ID:Jsck/8oj0
愛依「えっ、こ、これってどうなってんの!?モノクマは何で追い詰められてんの!?」
灯織「モノクマがこのコロシアイの参加者が現役の高校生であることに拘っているのだとすれば……二年の時が流れたなんて情報は無効化されるんですよ」
智代子「え!?そ、それってどうなるの……!?」
摩美々「私と咲耶と愛依は高校三年生なのでー、合宿の時から一年も経ってないってことになるんじゃないですかぁ?」
雛菜「え〜?でもそれっておかしくない〜?」
雛菜「だって、二年の時間があったからこそ人類史上最大最悪の絶望的事件は起きたんだし、コロシアイ学園生活も起きたんでしょ〜?また矛盾が生まれるんじゃない〜?」
愛依「そうなるよね……うちらはそんな事件の記憶がないけど……外の世界はほら、こんなことになってるし……」
(モノクマが言うには、この映像はライブ映像……らしいけど)
(……ここまで来たら、もう止まるわけにはいかない!)
摩美々「……灯織、今度こそ発想の逆転が必要なのかもー」
灯織「……はい」
摩美々「それも、これまでとは規模の違う逆転……中身がどうとか、前提がどうとかそういうレベルの逆転じゃなくて―」
49 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:23:30.96 ID:Jsck/8oj0
摩美々「【真実と虚構の逆転】……とかぁ」
(真実と、虚構……?)
_____それってつまり……
50 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:24:26.58 ID:Jsck/8oj0
-------------------------------------------------
モノクマ「えーっと、オマエラはご存知の通り、希望ヶ峰学園主催の合宿プログラムに参加していただいております」
甘奈「甘奈身に覚えがないんだけど……」
咲耶「ちょっと待ってくれないかい?希望ヶ峰学園……私は既に数十年前に廃校になっていたと聞いているのだけど」
モノクマ「はぁ?何言ってんのさ、希望ヶ峰学園が廃校になるわけないじゃない!だってこの国の希望だぜ?未来だぜ?新時代のニューウェーブだぜ?」
モノクマ「まあそういうわけで、オマエラもここにいる限りは希望ヶ峰学園の生徒として参加してもらいます」
-------------------------------------------------
凛世「学級日誌、とか書かれております……」
めぐる「ってことはこの学校の先生がつけたクラスの観察記録?」
凛世「はい、そのようです……こちらの希望ヶ峰学園でお過ごしになられた学生方が、事細かに……」
灯織「ちょっと見てみてもいい?」
凛世からノートを受け取ると、パラパラと開いて目を通していく。
希望ヶ峰学園、はるか昔に廃校になったと聞いていた学校の当時の生き生きとした学生生活が綴られている。
……だけど、別に新たな手掛かりになるようなものはなく、文字通りただの学級日誌だという結論に至った。
灯織「うーん、結局学校は学校だもんね……」
めぐる「あ、でも楽しそうだったよね、このパレード!具体的には書いてなかったけど、学校でパレードなんてきっと文化祭が大賑わいだったんじゃないかな!?」
凛世「はい……皆揃っての凱旋、さぞや湧いたものかと思われます……」
灯織「そういえば、ここでもモノクマの言ってた『超高校級』っていうフレーズは何度も出てきてたよね」
めぐる「うん、『超高校級の割には普通の学生だ』とか『やっぱり超高校級はすごい』とか」
めぐる「でも、どういう意味なんだろう?わたしたちの才能とも関係してるのかな?」
灯織「この人たちと同じように『超高校級』のレッテルを貼ってモノクマは私たちに何をさせようとしてるんだろう……」
(聞き馴染みのないフレーズをこれほどまでに繰り返し目にしたり、耳にしたり……流石に気になっちゃうな)
-------------------------------------------------
51 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:25:29.48 ID:Jsck/8oj0
-------------------------------------------------
(……そうだ、なんで私たちは忘れていたんだろう)
(希望ヶ峰学園、そして……超高校級という存在を)
めぐる「き、希望ヶ峰学園……そうだ……希望ヶ峰学園はあったんだ……」
愛依「うちも思い出した……だって、そうだよ!」
愛依「テレビでもめっちゃやってたじゃん!予想番組とかもあってさ……!」
摩美々「……」
雛菜「あは〜?雛菜も毎年見てました〜!」
凛世「はい……もはや超高校級の選定は、国民にとって恒例行事のようなものでございます……」
(でもなんで……?なんでそんなことを丸々全て忘れていたの……?)
-------------------------------------------------
52 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:27:09.54 ID:Jsck/8oj0
……まさか。
人類史上最大最悪の絶望的事件、コロシアイ学園生活……
この二つの存在に強く結びついている“それ”が……もし、そうなのだとしたら……
私たちはとんでもない思い違い、いやそれどころじゃない……
初めっからすべてを見誤っていたことになる!
-------------------------------------------------
【ひらめきアナグラム開始!】
『う/が/き/ね/ん/ぼ/く/み/が/え』は『い/ざ/じ/な/い/つ/し』
【正しい順番に並べ替えろ!】
↓1
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/10/05(火) 22:28:15.07 ID:SNQgewCz0
きぼうがみねがくねん/じつざいしない
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/10/05(火) 22:29:42.78 ID:SNQgewCz0
がくねん×
がくえん○
本当にすいません・・・
55 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:29:45.54 ID:Jsck/8oj0
灯織「……!!」
【COMPLETE!】
灯織「ひとつ、とんでもなく馬鹿げていて、考えもしなかった仮説があるんです」
灯織「私たちのここでの生活も、これまでの推理も私たち自身の記憶も……そのすべてを否定してしまうようなそんな仮説です」
摩美々「……」
灯織「思っても口にしない、できるはずがない……そんなのあっちゃならないんだから」
灯織「_____希望ヶ峰学園が実在しないなんて」
「「「「「「…………」」」」」」
私が口にした仮説。それを口にした瞬間、裁判場は静寂に包まれた。
宙を何かが舞っているかかのように視線を上に向けたまま、私の仮説を見つめなおす。
四方八方から、その面という面を捉えなおして……最終、困惑。
56 :
がくねん……普通に気付かずスルーしちゃいましたw
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:31:07.67 ID:Jsck/8oj0
愛依「い、いやいや……灯織ちゃん……それは流石に、どうなん……?」
雛菜「希望ヶ峰学園は世界中も注目する研究機関で、それこそ雛菜のパパとママが生まれるよりももっと前からあったんだよ〜?」
智代子「毎年の新入生発表はもうお祭りみたいなものだったよ!?その光景も目に焼き付いてるし!」
灯織「……でも、希望ヶ峰学園がフィクションで、人類史上最大最悪の絶望的事件とコロシアイ学園生活も本当は存在しないって思ったら謎が全部消えませんか?」
愛依「い、いやいやそれは消えるかもしんないけどさ!?むしろなんも残んないよ!?」
愛依「大体うちらのこの十年以上の記憶はなんになんの!?」
(そう……それがずっと疑問だった)
(たとえ記憶を操作する技術があるとはいえ、本来なら十数年も記憶に刻まれ続ける存在であるだろう希望ヶ峰学園を、あの瞬間までそれだけすっぽりと忘れることなんてあるんだろうか)
(むしろ、私たちは……あの瞬間……思い出しライトの光を浴びた時に……)
-------------------------------------------------
【正しい選択肢を選べ!】
・希望ヶ峰学園を思い出した
・他の記憶を忘れた
・希望ヶ峰学園の記憶を刷り込まれた
↓1
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/05(火) 22:32:08.28 ID:7F467Epy0
希望ヶ峰学園の記憶を刷り込まれた
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/10/05(火) 22:32:11.40 ID:EzFtZr2k0
希望ヶ峰学園の記憶を刷り込まれた
59 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:33:36.96 ID:Jsck/8oj0
灯織「これしかない!」
【解!】
灯織「思い出しライト……その名前の印象に私たちはずっと引きずられていたんです」
灯織「あれが、私たちの記憶を呼び起こすものなんかでなくその逆、記憶を刷り込むものだとしたらどうでしょうか」
智代子「記憶を刷り込む……ってあの光を見たことでわたしたちは希望ヶ峰学園って言う存在を初めて知ったってこと!?」
雛菜「え〜?それじゃこの十数年の記憶は、あの瞬間に一気に刷り込まれたってことなの〜?」
摩美々「十数年の記憶から、わざわざ希望ヶ峰学園の存在だけを選び出して抜き取る」
摩美々「十数年の記憶の隙間に、希望ヶ峰学園という存在を流し込む」
摩美々「そのどっちが楽かって考えたら割と一択かもねー」
モノクマ「ま、待ちなよ!な、なにを言ってるの風野さん!そんなでたらめでみんなを誤魔化しちゃダメだって!」
灯織「私の目から見れば、それはモノクマの方になりますよ」
モノクマ「ぐぅぅぅぅ……じゃ、じゃあ!希望ヶ峰学園がフィクションだっていうんだったら、今みんながここにいる場所はどこなのさ!?」
愛依「まあ……希望ヶ峰学園だよね、どっからどうみても……」
モノクマ「風野さんはそれを証明する証拠品も持ってるはずだよ!」
(モノクマが言いたい、この学園が希望ヶ峰学園である証拠って……)
-------------------------------------------------
【正しいコトダマを選べ!】
>>5
〜
>>8
↓1
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/05(火) 22:34:35.92 ID:7F467Epy0
思い出しライト
61 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:37:05.00 ID:Jsck/8oj0
(いや、今は思い出しライトが捏造だという推理の延長線上だ……)
(モノクマもみすみすそれを反証には使ってこないだろう……)
(確かこの学園そのものに関する証拠があったはず……)
モノクマ「ぐぅぅぅぅ……じゃ、じゃあ!希望ヶ峰学園がフィクションだっていうんだったら、今みんながここにいる場所はどこなのさ!?」
愛依「まあ……希望ヶ峰学園だよね、どっからどうみても……」
モノクマ「風野さんはそれを証明する証拠品も持ってるはずだよ!」
(モノクマが言いたい、この学園が希望ヶ峰学園である証拠って……)
-------------------------------------------------
【正しいコトダマを選べ!】
>>5
〜
>>8
↓1
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/05(火) 22:38:11.67 ID:7F467Epy0
学園の見取り図
63 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:39:29.79 ID:Jsck/8oj0
灯織「これです!」
【解!】
灯織「男子トイレ奥の空間にあった、学園内の見取り図……これですか?」
モノクマ「そうそうそれそれ!ほら、希望ヶ峰学園の構造が綺麗にまとめられてるし、ちゃんとそこに『希望ヶ峰学園』の記載もあるでしょ?!」
智代子「たしかに書いてあるね……部屋の一つ一つまでちゃんと網羅してるし……」
雛菜「この学園の見取り図としてはこれ以上ないって感じですよね〜」
モノクマ「希望ヶ峰学園は歴史ある学校だからね、学校内の見取り図があってもおかしくはない……そうでしょ!実際ここにそれがあるわけだし!」
灯織「……」
(学校の、見取り図……?)
愛依「てか変わってるよね……うちの学校も地図とかあるけど、教室の配置ぐらいのもんだし希望ヶ峰はマジで細かすぎって感じ!」
智代子「あはは、だね。ここまで立体的に廊下まで書いてたりするなんて流石だよねぇ」
灯織「……!!」
灯織「もしかして、そういうこと……?この見取り図って……」
雛菜「あは〜?」
-------------------------------------------------
【正しい選択肢を選べ!】
・全く別の学校のもの
・本当は施工予定図
・捏造されたもの
↓1
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/05(火) 22:40:36.37 ID:7F467Epy0
全く別の学校のもの
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/10/05(火) 22:41:10.45 ID:SNQgewCz0
全く別の学校のもの
66 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:45:46.67 ID:Jsck/8oj0
灯織「全く別の学校のものだったのではないでしょうか?」
モノクマ「はぁ? 馬鹿言うなよ! こんな五階建てで最新鋭の設備も取りそろえた学校が他にあると思うかい?!」
灯織「……そ、それは確かに……」
モノクマ「ここは確かに希望ヶ峰学園なの! それを否定なんてさせないからねー!」
(……この学園は自分で見た限りでも、ほかに類を見ない構造をしている……)
(ともすると、モノクマの言うとおり、これは希望ヶ峰学園なんだろう……)
(私たちの記憶の中にある、まがい物の希望ヶ峰学園と同じという意味で……!)
モノクマ「風野さんはその見取り図が見取り図じゃないとでもいうつもり?!」
灯織「……この見取り図は、本当は」
-------------------------------------------------
【正しい選択肢を選べ!】
・全く別の学校のもの(済)
・施工予定図
・捏造されたもの
↓1
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/05(火) 22:46:30.41 ID:7F467Epy0
捏造されたもの
68 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:49:38.09 ID:Jsck/8oj0
あ、申し訳ない……
前にもお伝えしたとおり一部テキストデータが一度消えてしまった都合で捜査パートと裁判パートで作成時期が異なり、情報に齟齬があったようです……
点検が甘かった……
ここの部分はそのまま通しますね……
-------------------------------------------------
灯織「これです!」
【解!】
灯織「……モノクマ、これって本当に見取り図なんですか?」
モノクマ「え?ど、どういう意味だよ!」
灯織「来客者向け、内部の人間向けだとしても情報が細かすぎるんですよ……見取り図と言われたら、ふつうこんなに立体的な図に机椅子の台数、廊下まで記載はしないですよね?」
モノクマ「そ、それは製作者がマメだったからなんじゃ……」
灯織「だとしたらおかしいですね、マメな人間がページが一枚欠落した状態で普通放っておきますか?」
モノクマ「ギクゥ!?」
灯織「その抜け落ちた一ページ……何かまずい表記でもあったんではないですか?例えば、『希望ヶ峰学園建築計画』なんて」
智代子「ま、待って!何が起きてるのこ、これって……」
雛菜「だから〜、今雛菜たちがいるこの学校は確かに希望ヶ峰学園ではあるけど〜」
雛菜「何十年も歴史があるような、ずっとずっと古い建物なんかじゃなくて、ピカピカの新築さんってことなんだよ〜〜〜〜!」
愛依「え……?!確かに、設備は割と新しいと思ってたけど……にしても、新築!?」
摩美々「ってなると……寄宿舎二階のあれは、荒れてたって言うよりもー」
摩美々「工事途中だったってことになるんだー」
モノクマ「ふ、ふ、ふ、ふ、ふざけるなよ!希望ヶ峰学園を馬鹿にするのもいい加減にしろ!希望ヶ峰学園はオマエラが存在を否定していいほどちんけなもんじゃないんだよ!」
灯織「……モノクマ?」
モノクマ「もう怒った……許さないぞ!」
69 :
タイムアップですね……
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:50:42.60 ID:Jsck/8oj0
【モノクマ「ボクが正面から叩き潰してやるーーーーー!!」】意見対立!
愛依「な……こ、これって……」
智代子「わたしたちとモノクマの正面衝突……ってことだよね?」
摩美々「ふふー、面白いじゃないですかぁ」
雛菜「だね〜!なんだかワクワクしてきちゃった〜!」
愛依「え、ええ!?」
灯織「大丈夫です、愛依さん。モノクマがあそこまでの反応を見せていること、それはつまり私たちが真相にたどり着きかけていることの証左です」
摩美々「そういうこと、あの反応がむしろ答えを物語ってるんだよねー」
智代子「なら、今歩んでいる道を信じて進めばいい……そういうことなんだね?!」
モノクマ「希望ヶ峰学園の存在を否定なんかさせない……」
モノクマ「ボクの世界は、絶対の世界なんだーーーーーーーー!!」
70 :
タイムアップですね……
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/05(火) 22:53:02.17 ID:Jsck/8oj0
申し訳ない、スマブラ生放送に移るのでここで終わりにさせていただきます。
キリがいいのか悪いのか……次回モノクマとの議論スクラムより開始します。
今回の議論の部分はなんとも伝わりづらい部分が多くて申し訳ないです。
ここから先は申し越しわかりやすい話になっていくと思うので……ご容赦ください。
それではお疲れさまでした、明日も21:00〜再開予定です。
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/10/05(火) 22:55:59.21 ID:oMXOjhFk0
お疲れ様でした
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/05(火) 23:07:59.32 ID:/IEY5kzO0
乙乙です
73 :
それでは前回の続きの議論スクラムより開始します
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 21:03:15.23 ID:nIJh/7Zu0
【意見対立】
【議論スクラム開始!】
「希望ヶ峰学園は実在する!」vs【希望ヶ峰学園はフィクションだ!】
モノクマ「オマエラの記憶の中にも希望ヶ峰学園は存在するよね!?何を疑うことがあるのさ!」
モノクマ「見取り図を見れば一目瞭然!この学園は希望ヶ峰学園と構造がまるっきり一緒だよ!」
モノクマ「コロシアイ学園生活に準えてこのコロシアイ合宿生活は行われてるんだ!同じ希望ヶ峰学園じゃなきゃおかしいだろ!」
モノクマ「希望ヶ峰学園歌姫計画は希望ヶ峰の教育カリキュラムあってこそじゃないか!学園の存在を否定したら元も子もないじゃん!」
モノクマ「学園の設備だって、こんなの常人にはかき集めようがないよ!希望ヶ峰学園じゃないんだとしたらどうするっていうのさ!」
モノクマ「希望ヶ峰学園は国民の象徴とも言うべき存在、世界の希望のシンボルとも言うべき存在なんだぞ!それを疑うなんて許されると思うのか!」
-------------------------------------------------
意見スロット
【設備】
【見取り図】
【記憶】
【コロシアイ】
【希望】
【歌姫計画】
-------------------------------------------------
【意見スロットを正しい順番に並び替え、敵スクラムを向かい討て!】
↓1
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 21:05:55.71 ID:nGz1h4B80
【記憶】
【見取り図】
【コロシアイ】
【歌姫計画】
【設備】
【希望】
75 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 21:09:10.23 ID:nIJh/7Zu0
-------------------------------------------------
【灯織「私たちは負けません!」】
モノクマ「オマエラの記憶の中にも希望ヶ峰学園は存在するよね!?何を疑うことがあるのさ!」
【灯織「チョコ!」
智代子「もう正直記憶とかしっちゃかめっちゃかで……もう頼りにならないって言うか……えへへ」】
モノクマ「見取り図を見れば一目瞭然!この学園は希望ヶ峰学園と構造がまるっきり一緒だよ!」
【灯織「摩美々さん!」
摩美々「流石にこれをただの見取り図って言うのは無理があるでしょー、どうみても工事のためのやつじゃないですかぁ」】
モノクマ「コロシアイ学園生活に準えてこのコロシアイ合宿生活は行われてるんだ!同じ希望ヶ峰学園じゃなきゃおかしいだろ!」
【灯織「雛菜!」
雛菜「え〜?でもそのコロシアイ学園生活も、存在しない二年の記憶の中のやつだから〜、実際には起きてないんじゃないの〜?」】
モノクマ「希望ヶ峰学園歌姫計画は希望ヶ峰の教育カリキュラムあってこそじゃないか!学園の存在を否定したら元も子もないじゃん!」
【灯織「ここは私が!」
灯織「その希望ヶ峰学園歌姫計画すら、本当にあったか怪しい今……希望ヶ峰学園が存在しない方が筋が通ります!」】
モノクマ「学園の設備だって、こんなの常人にはかき集めようがないよ!希望ヶ峰学園じゃないんだとしたらどうするっていうのさ!」
【灯織「摩美々さん!」
摩美々「別に黒幕の持つ権力自体は否定してないのでー、設備を整えることも不可能ではないんじゃないですかぁ?」】
モノクマ「希望ヶ峰学園は国民の象徴とも言うべき存在、世界の希望のシンボルとも言うべき存在なんだぞ!それを疑うなんて許されると思うのか!」
【灯織「ここは私が!」
灯織「希望のシンボルの存在……絶望側に立つはずなのにモノクマは随分と希望の肩を持つんですね」】
-------------------------------------------------
【CROUCH BIND】
【SET!】
【コンマの合計値600以上で相手のスクラムを打ち破れ!】
【スキルとアイテムの効果によりコンマ値が+70されます】
↓直下より6回連続でコンマ判定
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 21:10:33.10 ID:ccfhv42p0
ぴゅい...
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 21:12:24.19 ID:nGz1h4B80
どうもです
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 21:13:40.52 ID:nGz1h4B80
ガチで
ぴょぷぷー
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 21:14:23.38 ID:nGz1h4B80
ひぃん
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 21:15:16.99 ID:nGz1h4B80
成りました
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 21:15:46.01 ID:nGz1h4B80
ヤバいですね
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 21:17:05.30 ID:ccfhv42p0
にーちゅ
83 :
申し訳ない、急な電話で離席しておりました
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 21:26:23.23 ID:nIJh/7Zu0
【コンマ判定 10+19+52+38+99+01+70×6>600】
「「「「「これが私たちの答えだ!」」」」」
【BREAK!】
灯織「希望ヶ峰学園の存在……もはやそこに信頼は置けません。今私たちがいるこの場所は、何か目的があって新たに建てられた別の“希望ヶ峰学園”なんです」
摩美々「才能の研究をしている何十年もの歴史と伝統ある、世界の希望たる希望ヶ峰学園なんて、どこにもないんだねー」
モノクマ「……」
雛菜「あれ〜?だんまり〜?」
灯織「雛菜、放っておこう。どうやら完全に向うは手詰まりみたいだし、今のうちにこっちで進めないと」
愛依「だね……!ね、灯織ちゃん!希望ヶ峰学園が存在しない、うちらの記憶が二年飛んだわけでもない……だとしたら」
愛依「世界は終わってなんか……ないんだよね?」
灯織「……はい!」
智代子「よかったぁ〜〜〜〜!本当に良かったよ〜〜〜〜!じゃあ今流れてる映像も良くできた偽物なんだよね!」
灯織「多分、ね」
84 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 21:27:50.00 ID:nIJh/7Zu0
摩美々「はいはい、喜ぶのはそこまでそこまでー」
摩美々「まだこっちの方が有力ってだけで確定じゃない……円香の事件の時に何度も覆されたの忘れたわけじゃないよねー?」
愛依「そ、そっか……深呼吸深呼吸……」
雛菜「ひっひっふ〜〜〜♡」
智代子「それじゃ出産だよ!?」
摩美々「じゃ、この学園の真相に迫っていかなくちゃなんだケド、手っ取り早いのはこの学園が建てられた目的を考える所からかなぁ」
灯織「目的……」
愛依「フツーに学校……じゃあないよね」
雛菜「ん〜?そんなの分かり切ってない〜?」
雛菜「この学校が出来てすぐに雛菜たちがここでコロシアイをさせられてるんだよ〜?」
雛菜「じゃあそれが目的だよね〜?」
(……そうだ、そういうことになる)
(黒幕が希望ヶ峰学園歌姫計画を乗っ取ったわけでもない、希望ヶ峰学園なんてものがそもそも存在しない、そうなると……)
灯織「私たちがコロシアイをするためだけに建てられた建物……」
85 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 21:28:53.30 ID:nIJh/7Zu0
智代子「そ、そんなのあり!?」
摩美々「この世界には摩美々たちには理解もできないような頭のおかしい集団がいるんだよー」
摩美々「読んだことないー?日常を送ってたら突然一億円送られてそこから騙し合いのゲームに参加する漫画とか、借金まみれの青年が船に乗ってギャンブルする漫画とか」
摩美々「そういうのって大体お金持ちとか、変わった人がワイン片手に観戦してたりするのがよくある話じゃないー?」
愛依「確かにお兄の本棚でそういうの見た気もするけど……あくまで漫画じゃん?!」
雛菜「もう現実もフィクションも区別がつかなくない〜?希望ヶ峰学園って言う絶対的な現実が雛菜たちの目の前でフィクションに変わったんですよ〜?」
愛依「ま、マジで……そんな……」
摩美々「デスゲーム用に建てられた学園、ふふー。いかにもB級映画って感じがしてきましたねー」
智代子「それで希望ヶ峰学園歌姫計画ももう存在しないから……そうなると、わたしたちは本当に殺し合うためだけに集められたってコト?」
愛依「今の摩美々ちゃんの話だと、お金持ちの酒のつまみのためだけに集められたって感じになんね……」
灯織「……ちょっと待ってください!」
智代子「灯織ちゃん……?」
(この建物がコロシアイのためだけに建てられ、私たちが殺し合うためだけに集まった……それって、あの事件にそっくりじゃない……?)
灯織「一つ、皆さんにお見せしたいものがあるんですが……よろしいでしょうか」
摩美々「その調子だと、今の摩美々たちの状況を説明する何かを発見したって感じぃ?」
灯織「ええ、まあ……」
(この事件が……私たちと現実とを紐づける……!!)
【正しいコトダマを選べ!】
>>5
〜
>>7
↓1
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 21:30:21.06 ID:nGz1h4B80
人類史上最大最悪の絶望的事件
87 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 21:32:34.69 ID:nIJh/7Zu0
(いや、違う……)
(希望ヶ峰学園は実在しないという話になってるんだから人類史上最大最悪の絶望的事件もなかったことになる)
(私たちの身に、実際近しい事件となると……あれになるはずだ)
灯織「一つ、皆さんにお見せしたいものがあるんですが……よろしいでしょうか」
摩美々「その調子だと、今の摩美々たちの状況を説明する何かを発見したって感じぃ?」
灯織「ええ、まあ……」
(この事件が……私たちと現実とを紐づける……!!)
【正しいコトダマを選べ!】
>>5
〜
>>7
↓1
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/10/06(水) 21:35:45.07 ID:MhSj+/GZ0
【新聞記事】
89 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 21:42:56.88 ID:nIJh/7Zu0
灯織「これです!」
【解!】
灯織「この新聞記事に書いてある『未成年連続失踪事件』……なんだか私たちの状況に似ていませんか?」
雛菜「大体20人前後の高校生が失踪して後日遺体で発見かぁ〜……」
灯織「既に何回も全国的に頻発している事件なのですが……これが無関係だとは私には思えず……」
愛依「確かに、うちらには結構似てるけど……」
摩美々「でも灯織さぁ、私はこの闇サイトっていうのにアクセスした覚えないよー?」
灯織「それは私もそうなんですが……」
愛依「てかそもそも闇サイトってなんなん?」
智代子「ほら、あれだよ!コミックマーケットとかやってる……」
摩美々「それはビッグサイトでしょー」
雛菜「寄生虫〜!」
摩美々「それはパラサイトー」
摩美々「漫才はさておいて、この闇サイトって言うの……気になるよねー」
灯織「通常アクセスできないアングラサイト……さっきの摩美々さんの仰ってた漫画の話……少し重なるところがあるかもしれません」
愛依「誰かにうちらのコロシアイをそこで見せてたってこと!?」
灯織「……もしかすると、今この映像すらもあの監視カメラから流されているのかもしれませんね」
レンズは無機質に私たちの姿を捉え、物も言わない。
でも、あの向うに……もしかすると、数多くの人間の目があるのかもしれない。そう思うと身震いした。
90 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 21:44:01.97 ID:nIJh/7Zu0
摩美々「誰かに見せるためのコロシアイ……コロシアイ学園生活はフィクションだったケド、重なるところがあるよねー」
智代子「うぅ……ホントに希望ヶ峰学園とか諸々本当に存在しなかったんだよね?!なんだか不安になってきた!」
愛依「だ、だいじょぶだいじょぶ!今あそこでモノクマが黙りこくってるのが証拠だから!」
雛菜「う〜ん、それじゃあ雛菜たちが最終的にこのコロシアイをさせられてるのって結局デスゲーム配信のための頭数ってことでいいの〜?」
灯織「……いや、事はそう単純じゃないと思うよ」
雛菜「え〜?」
灯織「さっきまでの議論が一度希望ヶ峰学園の実在をめぐる話で覆ったわけだけど、今回のコロシアイがモノクマが現役の高校生を参加者に、しかも283プロのアイドルでないといけないとまで断言した事実は変わらない」
灯織「私たちが今ここにいるのは、見世物以上の意味が何かあるんじゃないかな」
摩美々「単純にアイドル同士のコロシアイっていう需要があったとか……じゃあないよね」
智代子「その……話を蒸し返すみたいだけど、このコロシアイの黒幕ってわたしたちも知ってる誰か、なんだよね?だとしたら近しい人間を選んだってだけなような気もしないではないんだけど……」
灯織「もちろんその可能性もある……けど……なんだか、もっと別の何かがあるような予感がするから……」
摩美々「……超高校級の占い師さんが言うんだったら一度話し合ってみた方がいいかもねー」
摩美々「なにせ占い師の直感なんですからぁ」
灯織「摩美々さん……ありがとうございます」
(未成年集団失踪事件……闇サイト……)
(多分それらは私たちとも関係は深い、けど……もっとそれ以上の何かがあるはずなんだ……!)
91 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 21:45:41.02 ID:nIJh/7Zu0
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【コロシアイ学園生活】
‣【コロシアイの動機】
‣【プレゼン資料】
‣【人類史上最大最悪の絶望的事件】
‣【Aへのメール】
‣【絶望の残党】
‣【怪しいメモ】
‣【方舟計画】
愛依「希望ヶ峰学園は実在しないから……」
愛依「うちらはここに闇サイトで【デスゲームの配信をするため】に呼ばれた可能性が高いんだよね?」
智代子「無作為に選ばれたわけでなく、283プロの現役高校生アイドルじゃないといけない理由があったってことなんだよね!」
雛菜「デスゲームとして、≪仲間同士の方が盛り上がるから≫とか〜?」
摩美々「≪闇サイト以外のところにも公開する目的があった≫のかもねー」
愛依「≪うちらの中の誰かにターゲットがいた≫、とか?」
雛菜「狙いはここにいる≪雛菜たち以外の人間だった≫のかもしれないね〜」
智代子「じゃあ逆転の発想!コロシアイのために閉じ込めることで≪わたしたちを守ろうとした≫んだよ!」
愛依「いやいや、それは流石に逆転しすぎじゃん!?360度くらい逆転してるよ!?」
摩美々「愛依、それ一周して元に戻ってるー……」
【正しいコトダマで正しい発言に同意しろ!】
↓1
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 21:46:42.00 ID:nGz1h4B80
≪うちらの中の誰かにターゲットがいた≫
に【怪しいメモ】で 同意
93 :
盲点だった……そうか、そうとれるのか……
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 21:51:00.84 ID:nIJh/7Zu0
愛依「え?! あのメモって透ちゃんを殺すためだけにこのコロシアイが起きたってことだったん?!」
灯織「この文面だとそう読み取れなくもないですよね……?!」
摩美々「いやいや、さすがにそれは規模が壮大すぎるってー」
雛菜「雛菜が言うのも変だけど、透先輩は割とぼーっとしてるから狙いやすいと思うよ〜?」
(うーん、話としては通るけど……どうやら流石に無理がある話みたいだ)
(モノクマの反応を見ても、意図するところじゃないらしい……)
【スキル:水色感情の効果でコトダマの数が減少します】
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【コロシアイの動機】
‣【プレゼン資料】
‣【人類史上最大最悪の絶望的事件】
‣【Aへのメール】
‣【絶望の残党】
‣【怪しいメモ】
‣【方舟計画】
愛依「希望ヶ峰学園は実在しないから……」
愛依「うちらはここに闇サイトで【デスゲームの配信をするため】に呼ばれた可能性が高いんだよね?」
智代子「無作為に選ばれたわけでなく、283プロの現役高校生アイドルじゃないといけない理由があったってことなんだよね!」
雛菜「デスゲームとして、≪仲間同士の方が盛り上がるから≫とか〜?」
摩美々「≪闇サイト以外のところにも公開する目的があった≫のかもねー」
愛依「≪うちらの中の誰かにターゲットがいた≫、とか?」
雛菜「狙いはここにいる≪雛菜たち以外の人間だった≫のかもしれないね〜」
智代子「じゃあ逆転の発想!コロシアイのために閉じ込めることで≪わたしたちを守ろうとした≫んだよ!」
愛依「いやいや、それは流石に逆転しすぎじゃん!?360度くらい逆転してるよ!?」
摩美々「愛依、それ一周して元に戻ってるー……」
【正しいコトダマで正しい発言に同意しろ!】
↓1
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 21:56:27.80 ID:nGz1h4B80
≪闇サイト以外のところにも公開する目的があった≫に方舟計画
95 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:01:22.87 ID:nIJh/7Zu0
摩美々「摩美々もこの推理は割と的を射ていると思ってるんだケド……その計画はいかんせん不透明すぎるんだよねー」
摩美々「もっと摩美々の推理を裏付ける有効な証拠はないのー?」
(うっ、別のことを話せばよかったな……)
【スキル:水色感情の効果でコトダマの数が減少します】
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【コロシアイの動機】
‣【プレゼン資料】
‣【人類史上最大最悪の絶望的事件】
‣【絶望の残党】
‣【怪しいメモ】
‣【方舟計画】
愛依「希望ヶ峰学園は実在しないから……」
愛依「うちらはここに闇サイトで【デスゲームの配信をするため】に呼ばれた可能性が高いんだよね?」
智代子「無作為に選ばれたわけでなく、283プロの現役高校生アイドルじゃないといけない理由があったってことなんだよね!」
雛菜「デスゲームとして、≪仲間同士の方が盛り上がるから≫とか〜?」
摩美々「≪闇サイト以外のところにも公開する目的があった≫のかもねー」
愛依「≪うちらの中の誰かにターゲットがいた≫、とか?」
雛菜「狙いはここにいる≪雛菜たち以外の人間だった≫のかもしれないね〜」
智代子「じゃあ逆転の発想!コロシアイのために閉じ込めることで≪わたしたちを守ろうとした≫んだよ!」
愛依「いやいや、それは流石に逆転しすぎじゃん!?360度くらい逆転してるよ!?」
摩美々「愛依、それ一周して元に戻ってるー……」
【正しいコトダマで正しい発言に同意しろ!】
↓1
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/10/06(水) 22:03:31.55 ID:Wuo8aETHO
≪闇サイト以外のところにも公開する目的があった≫ に プレゼン資料
97 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:05:34.73 ID:nIJh/7Zu0
灯織「それに賛成です!」
【解!】
灯織「このコロシアイを公開するとして……おそらく、それは闇サイトの狭いコミュニティに留まるものでは無いような気がします」
智代子「えっ!?それじゃあやっぱり世界に絶望を振りまくために_____」
灯織「いや、その逆だよ……むしろ黒幕としては、希望を振りまこうとすらしていたのかもしれない」
雛菜「え〜?希望〜?コロシアイの中に希望なんてあるの〜?」
摩美々「……いや、でも灯織の言うコトにも一理あるよー」
摩美々「だってさっきまでモノクマは希望ヶ峰学園の存在に、希望が実在することに強く固執してた……絶望側の立場だと思い難いほどに」
灯織「そして実際に、黒幕が外部の人間にこのコロシアイを見せようとしていた証拠がありました」
摩美々「それって学園長の個室にあった、プレゼン資料……?」
灯織「はい、摩美々さんと一緒に確認したものです」
摩美々「待ってよー、それって確か希望ヶ峰学園歌姫計画……つまり今じゃもう役に立たない話のやつじゃなかったぁ?」
灯織「……一見するとそう見えるかもしれません。ですがこうやって同時に見比べてみると……」
98 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:06:48.23 ID:nIJh/7Zu0
-------------------------------------------------
【プレゼン資料】
『新時代のアイドルを生み出す革新的発想』
『希望を新たに生み出す新・希望ヶ峰的アプローチ』
『成功すればどんなに凡庸なアイドルでもトップアイドルへ』
『見違えるような成果』
『無から有を生み出す発想』
『アイドル…新しい自分との出会い』
『すべてのアイドルを過去にするアイドルの創造』
-------------------------------------------------
【希望ヶ峰学園歌姫計画】
『超高校級のアイドル、超高校級のマネージャーをはじめとした学園の生徒協力のもと日本のエンタメ産業を担う新時代の“歌姫”を育成する計画』
『人為的に才能を生みだす意図ではなく、環境からのアプローチで才能を伸ばすことを目的とする』
『計画には現役のアイドルに参加してもらい、学園の生徒同様のトレーニングを実施する。適宜別のメニューも考案し、“超高校級”に匹敵する実力を習得する。成功した暁には、その生徒を【超高校級の歌姫】として迎え入れる予定』
-------------------------------------------------
灯織「一つ、明確な相違点が浮かび上がってくるはずです」
愛依「明確なソーイ点……?」
智代子「どっちも、希望ヶ峰学園の力を使ってすごいアイドルを作るっていう内容に見えるけど……」
摩美々「灯織はあの時にもこのプレゼン資料は希望ヶ峰学園歌姫計画なんかじゃないって断言したもんねー」
摩美々「なにかしらの大きな違いがそこにはあるんだろうケド……どこの話ぃ?」
灯織「わかりました、それなら私からお伝えさせていただきますね」
灯織「二つの計画の間に存在する明確な相違点とは……」
99 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:08:33.01 ID:nIJh/7Zu0
-------------------------------------------------
【スポットセレクト】
『新時代のアイドルを生み出す革新的発想』
『希望を新たに生み出す新・希望ヶ峰的アプローチ』
『成功すればどんなに凡庸なアイドルでもトップアイドルへ』
『見違えるような成果』
『無から有を生み出す発想』
『アイドル…新しい自分との出会い』
『すべてのアイドルを過去にするアイドルの創造』
【希望ヶ峰学園歌姫計画と矛盾するポイントを指摘しろ!】
※スキル:アップ・トゥ・ユーの効果を任意のタイミングで一度使用可能
↓1
-------------------------------------------------
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 22:10:08.40 ID:nGz1h4B80
『アイドル…新しい自分との出会い』
101 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:13:22.20 ID:nIJh/7Zu0
灯織「ここです!」
【解!】
灯織「両者の間では明確に【才能】に対する捉え方が違うんです。こちらのプレゼン資料では、希望ヶ峰学園歌姫計画では本人が既に持っている才能を伸ばしていくことを目的としていますが、こちらのプレゼン資料ではその逆」
灯織「むしろ才能は人為的に作り出す、無から有を生み出すとまで言っているんです……それに、こちらは希望ヶ峰学園のシステムを使うなんて文言もない」
灯織「希望ヶ峰学園の存在が証明できない今、このプレゼン資料の持つ意味は大きく変わってくるはずです」
摩美々「え……?何、それじゃあ灯織はもしかして……このプレゼン資料に書いてあるような、アイドル育成プログラムが今ここで行われてるって言いたいのー?」
灯織「……ええ、人為的に才能を生み出すという言葉にも身に覚えのある話があるんじゃないでしょうか」
愛依「それってもしかして……霧子ちゃん?」
-------------------------------------------------
モノクマ「人格をプレゼントしたんだよ!」
灯織「………………え?」
モノクマ「本物の超高校級の保健委員の人格をそっくりそのまま幽谷さんの中にインプットしてあげたんだ!」
モノクマ「ていっても流石に上書きしたわけじゃないよ?海馬の部分にチョチョイとメスを加えて脳髄の分泌物が……」
モノクマ「まあ詳しい説明はどうでもいいよね、それこそ超高校級の神経学者にでも聞いてやりなよ!」
咲耶「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
咲耶「それじゃなにかい?!いま、私の前に立っているのは霧子の姿をした別人だということかい?!」
霧子「ふふ……♪」
モノクマ「だから、上書きじゃないんだって!上書きじゃなくて統合!」
モノクマ「もともとあった幽谷さんの人格と超高校級の保健委員の人格が融合したんだよ!」
-------------------------------------------------
102 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:15:02.04 ID:nIJh/7Zu0
智代子「あの時の動機は、才能を伸ばす道具のプレゼント……でも、霧子ちゃんだけは超高校級の保健委員って人の人格を与えられた……あ!」
智代子「才能を、与えられた……?」
雛菜「新しい自分との出会いっていうのも重なってくる話ですね〜」
愛依「じゃあ今の灯織ちゃんの資料はマジで……!?」
灯織「今の私たちのコロシアイ、それの理由とも言うべき証拠なのではないでしょうか」
摩美々「しかしとんでもない話だよねー、高い技術力を持ってるのもそうだけど、それを実行に移すだけの【資金力】」
摩美々「それこそ世界が滅んでた方がいっそ納得がいくんだケド」
(……あれ、【資金力】?)
愛依「摩美々ちゃん!?でもさ、希望ヶ峰学園は……」
摩美々「わかってるー」
摩美々「だからこそ、信じられないんだよねー……そんな並外れた資金力……普通の人間じゃこんなコロシアイを始めること、不可能でしょー」
(……あれ?)
愛依「灯織ちゃん?どうしたん?」
灯織「……その……このコロシアイの黒幕は、私たちと同じく283プロの人間、なんですよね……?」
摩美々「モノクマの言うコトを信じるならねー」
灯織「……だとしたら、なんですが」
103 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:16:10.82 ID:nIJh/7Zu0
灯織「そんな資金力のある人間って【あの方】しか残らない気がするんですが……」
104 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:17:02.72 ID:nIJh/7Zu0
よく考えれば、何も資金の話だけではない。
彼女の存在を感じ取れる場面は、他にもあった。
学校エリア地下階にあったトレーニングルーム、あんな設備を作るような人間私たちの事務所には彼女しかいない。
そして、学園長室の個人部屋のパスワード『PERFECT』……彼女の口癖にそっくりだ。
極めつけは、地下階のパスコード『0816』
____それは、彼女の誕生日だ。
105 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:18:39.55 ID:nIJh/7Zu0
智代子「そ、そんな……」
愛依「で、でもさ!?誰かが急に宝くじ当たって大金持ちになった可能性とかもあるんじゃん!?ほ、ほら、甜花ちゃんいつかクリスマスにプロデューサーから宝くじ貰ってたりしたし!?」
摩美々「……ちょっと苦しいかなぁ」
雛菜「それに、黒幕が特定できそうなんだったらそこから目を背けるべきじゃないですよね〜?」
智代子「……!!」
雛菜「辛くたって、苦しくたって進む……みんなそうやってきたんだし……ここも同じだよ〜」
智代子「……そっか」
雛菜「それに、辛くても雛菜も隣にいるから〜〜〜〜!」
智代子「……雛菜ちゃん」
モノクマ「ストップストップ!人が気絶してる間になんだかとんでもない話になってない!?」
愛依「あ、起きた!?」
モノクマ「流石に黙っちゃいられないね!資金力があるからってだけで黒幕を断定するつもり?!そうは問屋が卸さないってんだ!」
灯織「そうですよね……黒幕を特定しようというタイミングになればモノクマが立ちふさがってくる。そうなると思いました」
モノクマ「むき〜〜〜〜!放っておけばろくなことにならないんだから……!これだからガキの御守りは嫌いだよ!」
灯織「なら、分かりました……黒幕であるあなたとここで正々堂々と雌雄を決しましょう」
灯織「今ここで、あなたに引導を渡して見せます!」
モノクマ「それはこっちのセリフだよ!」
モノクマ「絶望に染め上げてやる……これで全部終わりだよ!」
106 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:22:20.31 ID:nIJh/7Zu0
-------------------------------------------------
【パニックトークアクション開始!】
モノクマ「何が現実だッ!」【防御力75】
モノクマ「何がフィクションだッ!」【防御力80】
モノクマ「そんなの全部全部希望的観測だよ!」【防御力85】
モノクマ「明日に絶望しろッ!」【防御力90】
モノクマ「未知に絶望しろッ!」【防御力95】
モノクマ「思い出に絶望しろーーーーッ!」【防御力100】
【盾の防御力をコンマで削り取れ!】
【スキルとアイテムの効果によりコンマ値が+70されます】
↓直下より六回連続判定
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 22:22:46.70 ID:nGz1h4B80
すごいのよ
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 22:23:12.13 ID:nGz1h4B80
あ
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/10/06(水) 22:23:26.27 ID:MhSj+/GZ0
あ
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/10/06(水) 22:23:35.60 ID:zVe8xM4L0
スライドするわ
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 22:23:41.14 ID:nGz1h4B80
あ
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 22:24:23.24 ID:nGz1h4B80
あんたはここでふゆと死ぬのよ
113 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:28:51.51 ID:nIJh/7Zu0
これよく考えたら失敗したとこで次ターンもアイテム効果発動するからクリアじゃん
パニックトークアクション……破綻してますね……
-------------------------------------------------
【ALL BREAK!】
灯織「私たちは絶望に屈しない!」
【モノクマ「黒幕の正体を特定する証拠なんか、何一つ存在しないよね!?」】
メー/への/A/ル
【正しい順番に並び替えて、コンマ値100以上でとどめをさせ!】
【スキルとアイテムの効果によりコンマ値が+70されます】
↓1
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 22:29:24.97 ID:nGz1h4B80
Aへのメール
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 22:29:48.32 ID:/seZy6opO
Aへのメール
116 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:32:12.14 ID:nIJh/7Zu0
灯織「これで終わりにしましょう!」
【BREAK!】
灯織「モノクマ……いや、黒幕……あなたの正体を特定するのは何もお金の問題だけじゃありません」
モノクマ「なんだって……!?」
灯織「地下階のおしおきメンテナンスルーム。そこに備え付けられた黒幕の私物と思しきパソコンの中のメール。そこにはAと称される人物に対するメールが送られていました」
モノクマ「……」
愛依「A……?コードネーム的な……?」
灯織「その可能性もありますが……地下室のトレーニングルームの存在、資金力の問題を鑑みると、このAにはもう一つの可能性が沸いてくるはずです」
智代子「もしかして……イニシャル?」
雛菜「そういうことかぁ〜、あのメールって苗字か名前の頭文字が“A”の人間に向けて送られてたんだね〜?」
灯織「283プロダクションの人間、経済的な力、トレーニングルーム、イニシャルはA……これらの要素を繋いでいくと、おのずと一人の存在が浮かび上がってきます」
モノクマ「……」
灯織「私たちと同じステージに立ち、同じ夢を描いてきたあなたが黒幕だとは思い難い……でも、真実から目を背けるわけにはいかない」
モノクマ「……」
灯織「……だから、私は迷いません。ここで黒幕であるあなたの正体を明らかにして、このコロシアイを終わらせます!」
灯織「このコロシアイ合宿生活の黒幕とは……!」
-------------------------------------------------
【クロを指摘しろ!】
↓1
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/10/06(水) 22:32:36.89 ID:nGz1h4B80
有栖川夏葉
118 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:35:01.01 ID:nIJh/7Zu0
【解!】
間違いなら、どれほどよかったことか。
彼女ほどストイックで、心優しく、頼りになる存在も他にいないのに……
いつしか、いや……初めから彼女は私たちのイメージとはかけ離れた存在だったんだ。
「いい?目指すならトップだけよ!」
あの言葉の裏で、彼女は何を考えていたのだろう……
-------------------------------------------------
灯織「黒幕の正体は……夏葉さん、ですよね」
智代子「……っ!」
灯織「経済的な後ろ盾、有栖川家の資本力と政財界へのコネクションがあれば……これほど壮大なデスゲームも主催できたはず」
灯織「そして何より、イニシャルは【A】……黒幕へとつながる手掛かりが、夏葉さんの一点で結集してしまうんですよ……!」
灯織「……違うなら、そう言ってもらえませんか。夏葉さん」
モノクマ「……」
摩美々「ちょっとー?」
モノクマ「…………」
愛依「も、モノクマ……?また静かになっちゃってるけど……?」
モノクマ「………………」
雛菜「あは〜〜〜〜?」
モノクマ「…………………」
智代子「……本当に、夏葉ちゃんなの?」
モノクマ「…………………………」
119 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:36:29.67 ID:nIJh/7Zu0
モノクマ?「……ふふっ」
120 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:38:03.15 ID:nIJh/7Zu0
モノクマ?「流石ね、灯織。あなたならいずれはこの結末にたどり着くものだと確信していたわ」
灯織「……その喋り方!」
モノクマ?「どう?見事なものだったでしょう?希望ヶ峰学園なんて存在しない学園の存在をでっちあげて、あなたたちを欺いた」
摩美々「すっかり騙されちゃってましたケド、夏葉ってそんな器用な人間だったっけー?」
モノクマ?「あら?私はある程度機転の利く人間だと自負していたわよ」
愛依「夏葉ちゃんが、絶望のためにこんなことをしたっての……?」
モノクマ?「自分自身の記憶が確証の無いものになっていく感覚、なんて絶望的なのかしら。足元が震えて、背筋が凍えて、世界がぐらついて……何物にも代えがたい喪失感と快感、それを味わえるなんて少しばかり嫉妬してしまうわ」
智代子「なんで……なんでそんなひどいことをしたの……夏葉ちゃん!?」
モノクマ?「ふふっ、違うわ智代子。絶望は決してあなたたちを打ち砕くものなんかではないの。むしろその逆境から立ち上がろうとするその超克の心得は大きく成長させてくれるのよ」
雛菜「でも、その過程で雛菜たちは仲間を失っちゃってるんだよ〜?そんな成長、雛菜たちは求めてない〜〜〜〜〜!」
モノクマ?「そうかもしれないわね、でも今のあなたたちほど輝いているアイドルもいないと思うわ。絶望の渦から必死に這い出ようとする、絆という素晴らしい指針を片手に。どんな芸術よりも美しく、どんな戯曲よりも目を奪う……希望の象徴よ!」
灯織「……それがあなたがこのコロシアイで目指したものだって言うんですか!?」
121 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:39:12.03 ID:nIJh/7Zu0
モノクマ?「ええ、今のあなたたちは私たちの追い求めた希望。まさに【完璧な】アイドル像、新時代のアイドルよ!」
モノクマ?「ああ、この舞台にあなたたちと共にいれる幸運に感謝しなくてはいけないわね。希望が生まれるこの瞬間、これは何物にも代えがたい幸福だもの!」
モノクマ?「……さて、そろそろ私も姿を見せなければ失礼に当たるわよね。あなたたち完璧なアイドルに対して礼儀を尽くさせてもらうわ」
彼女はモノクマ越しにそう宣言すると、モノクマの右手を天高く挙上させた。
何においても頂点を目指す彼女をほうふつとさせるポーズと共にモノクマの体は輝きだし、やがて……
カッ
閃光と共に爆発。
場内を爆風とスモークとが一瞬で埋め尽くす。
右手を覆いにして証言台の上で堪える私たち、モノクマに向けた視線の中でそれは姿を現した。
あのぬいぐるみのような小さな躰の代わりに、すらりと伸びた長身のシルエット。
並外れて美しいスタイルのシルエットは、モノクマ同様に天を己が指で指していた。
_____まるで、自分自身がその【完璧】を体現する存在であるかのように。
122 :
◆zbOQ645F4s
[saga]:2021/10/06(水) 22:40:31.43 ID:nIJh/7Zu0
夏葉「私こそがこのコロシアイ合宿生活の黒幕、有栖川夏葉よ!」
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【超大学生級の絶望 有栖川夏葉】
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