【エグゼ 安価】ロックマン「PETが壊れちゃったよ」熱斗「パパのとこに行くか」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/09/11(土) 18:46:41.88 ID:q0+7Xh7Q0
雄一郎「こりゃ酷く壊れたなぁ...データがボロボロになってるじゃないか」

ロックマン「バグのかけらをいっぱい集めてた所為かもしれないね熱斗くん」

熱斗「今までバグのかけら集めても何にも起こらなかったじゃん!」

雄一郎「うーん、今の情報じゃ原因が掴めないな...。熱斗、予備のPETを渡しておく。それと今日は仕事が早く片付きそうだから一緒に帰ろう。展示物を見物しながら待っていてくれ」

熱斗「了解!じゃあ、行こうぜロックマン」

ロックマン「了解、熱斗くん!」

ーーーーーー

ロックマン「うーん...予備のPETって違和感凄いや。早く元のPETに帰りたいよ」

熱斗「そう言うなって!にしても展示ブースって色々な物が置いてあるんだな」

ロックマン「見学に来た人達に開発した発明を紹介する場所だからね。パパ達が開発した発明品が多く展示されてるんだよ」

熱斗「へぇ〜...。なんだこれ?文字が掠れてて読めないや」

ロックマン「故障してるみたいだね」

熱斗「...えいっ!」

ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ!

ロックマン「何やってんの熱斗くん!」

熱斗「いやぁ、叩けば直るもんかな〜っと」

ロックマン「>>2

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1631353601
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 18:55:49.53 ID:y0ALjLino
それは展示物じゃなくて炎山くんだよ!
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/09/11(土) 19:23:18.44 ID:q0+7Xh7Q0
ロックマン「それは展示物じゃなくて炎山くんだよ!」

熱斗「はぁ、炎山がこんなトコにいるわけないだろ?」

炎山「...居て悪かったな光」

熱斗「うわぁっ!炎山!?...あ、これは...」

炎山「オフィシャルの任務で展示物のウイルスを除去してる最中に頭を殴られるとは...俺も運がない」

熱斗「悪かったよ炎山、アイス奢ってやるからさ機嫌直してくれよ!なっ!」

炎山「ストロベリーサンデー三杯奢って貰うからな光」

ロックマン(あ、機嫌良くなった)

ブルース「大変です炎山様、ウイルスが端末の回路を破壊しました」

炎山「...どうなる?」

ブルース「爆発します」

ドカーンーーーーー!!

ーーーーーーーー

熱斗「いてて...あれ?なんで家に居るんだ?」

ロックマン「ホントだ、何でだろうね?」

ガチャっ!

はる香「熱斗ーっ!彩斗!」

雄一郎「2人とも無事でよかった!うぅ...もう心配させないでくれ...!」

熱斗「ちょっと離してよパパ、ママ!」

ロックマン(あれ?2人ともちょっとやつれてるような...)

雄一郎「すまない。2人は4日間意識を失っていたからね。私たちは2人が心配で心配で」

熱斗「>>4
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 19:42:26.96 ID:UNP+ztIio
ロックマンも意識が無かったの?
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/09/11(土) 19:57:42.19 ID:q0+7Xh7Q0
熱斗「ロックマンも意識が無かったの?」

ロックマン「僕はそんな感じなかったけど?熱斗くんと同じで気がつくとここに居て」

雄一郎「彩斗は普通のナビと違うからね。熱斗とフルシンクロ中に気絶すれば彩斗も気絶するさ」

ロックマン「言われればそうだけど」

雄一郎「さーて、今夜はお祝いだ!出前を沢山頼むぞ!」

はる香「熱斗も夕飯まで部屋でおとなしくしててね」

熱斗「はーい」

ーーーーーーー

熱斗「にしても4日も気絶かぁ...炎山のせいで酷い目にあったぜ」

ロックマン「炎山くんを叩いた熱斗くんも悪いと思うけどね」

ガチャっ!

デカオ・メイル・やいと「熱斗ー!!」

熱斗「うわっ、どうしたんだよみんな!」

デカオ「この野郎心配掛けやがって!」

やいと「このバカっ!心配したじゃないの!」

メイル「目が覚めてよかったよぉ...熱斗...」

熱斗「大袈裟だなぁ〜みんなは!たった4日寝てただけだろ?」

デカオ「...そうだけどよ」

メイル「心配したのよぉ...目を覚まさないかと思ったんだからね!」

ロックマン「いい友達を持てて良かったね熱斗くん」

熱斗「>>6
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 20:00:24.27 ID:iXheltREO
うん…
みんなありがとうな…グスッ
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/09/11(土) 20:17:53.67 ID:q0+7Xh7Q0
熱斗「うん…。みんなありがとうな…グスッ」

やいと「んもぅ!友達なんだから当たり前でしょ!」

デカオ「おうよぉ!」

メイル「困ったことがあればいつでも言ってね!」

熱斗「...あぁ!」

ーーーーーーー

メイル「私たちまで、すみませんおばさま」

はる香「熱斗のお祝いはみんなでやらないとね」

雄一郎「そうそう」

デカオ「熱斗〜あーん」

熱斗「ちょっと気持ち悪いぞデカオ!一人で食えるからさ」

やいと「デカオはアンタを心配してあげてるのよ!」

熱斗「あ...すまねぇデカオ」

デカオ「はっはっは!いいってことよ!」

熱斗「あれ、メイル?右腕のとこに包帯巻いてるけど?」

メイル「これ?熱斗のために千羽鶴折ってる時にハサミで切っちゃって」

熱斗「ドジだな、気をつけろよメイル!」

メイル「うん熱斗ももう居なくならないでね」

熱斗「何度も死に掛けてるけど居なくなったりはしないって!メイルは心配性だなぁ」

ロックマン「>>8
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 20:49:50.81 ID:CYcVSye9o
熱斗君に慎重になって欲しいのは僕も思うよ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/09/11(土) 21:02:52.37 ID:q0+7Xh7Q0
ロックマン「熱斗君に慎重になって欲しいのは僕も思うよ。ちょっと目を離しただけで危なっかしいんだもん」

熱斗「そりゃないぜロックマン!」

メイル「ロックマンの言うとおりよ。お願いだからもう危険なことはやめる!」

熱斗「念押ししなくても分かってるよ〜!」

ーー数日後ーー

デカオ「熱斗、今日の給食のカレーやるよ」

やいと「海外行きの旅券を熱斗にプレゼントするわ!」

メイル「熱斗の宿題手伝ってあげるからね!」

日暮「熱斗くんにレアチップを進呈するでマス〜」

熱斗「なぁロックマン?最近みんながやけに優しくないか?」

ロックマン「生死を彷徨った熱斗くんを心配してるんだよ」

熱斗「でもあの日暮さんがレアチップを毎日くれるんだぜ?ちょっと不気味に思えてくんだ」

ロックマン「あの日暮さんが...それは変だね」

熱斗「>>10
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 21:05:19.31 ID:UMpRknegO
それになんというか…みんなの目付きがおかしくないか?
こう、目が座っていると言うか俺じゃなくて何処か遠くを見ているような目付きと言うか…
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/11(土) 21:05:55.89 ID:UNP+ztIio
そのうち昔の敵がめっちゃフレンドリーになって現れたりして
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/09/11(土) 21:31:05.60 ID:q0+7Xh7Q0
熱斗「それになんというか…みんなの目付きがおかしくないか? こう、目が座っていると言うか俺じゃなくて何処か遠くを見ているような目付きと言うか…」

ロックマン「熱斗くんも?実は僕もそうなんだ。熱斗くんが感じたような目付きをロールちゃん達に向けられていて...」

熱斗「今度パパに相談してみようぜ」

ロックマン「そうだね。...熱斗くん、パパから電話だよ!」

雄一郎『熱斗、ロックマン!今どこに居るんだ!』

熱斗「そんな慌ててどうしたのさパパ?秋原町に決まってるじゃん」

雄一郎『よく聞くんだ2人共!2人は並行世界に迷い込んでるんだ!』

熱斗「並行世界?...何だそりゃ?」

ロックマン「分かりやすく言うと異世界だよ熱斗くん!」

雄一郎『2人は次元移動装置の爆発でこっちとよく似た世界にワープしてしまったんだ!...くそっ!電波が...』ブチッ!

熱斗「えっとつまり...俺たちの今いる場所は俺たちの知ってる秋原町じゃないってこと?」

ロックマン「そうなるね。熱斗くん、科学省に行ってみようよ。元の世界に戻る手掛かりが見つかるかも」

熱斗「あぁ、そうと決まれば行こうぜロックマン!」

ぎゅっ!

雄一郎「もうちょっとで門限だぞ熱斗」

熱斗「パパ!?」

ロックマン「違うよ熱斗くん!こっちの世界のパパだよ!」

雄一郎「あまりママに心配かけるんじゃないぞ熱斗。さぁ、ウチに帰ろう」

熱斗「>>13
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