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八幡「続はまち劇場」【俺ガイル】

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739 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/09(水) 19:05:18.00 ID:jOklOclJO
護「すみません。お茶を飲み過ぎて厠に行きたくなりまして……」

雪ノ下母「そうでしたか。それでは案内いたしましょう」

護「お願いします」
740 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/09(水) 19:06:23.23 ID:jOklOclJO
護「ありがとうございました」

雪ノ下母「いえいえ。長話に付き合ってもらうのですからこのくらい」
741 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/09(水) 19:07:12.64 ID:jOklOclJO
雪ノ下母「さぁお座りになって。
    「ええと、それでどこまで話したかしら……あぁそうでした。雪乃に自立を促すところでしたね。そこで場面転換をして夫と私の思惑が語られなければなりません。あれはそう、雪乃が中学生の頃でした――」
742 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/09(水) 19:08:38.97 ID:jOklOclJO
後日

護「千葉県民は」

桜「家族愛が重い!」

緋巴「ただし娘に限る!」

雪乃・空「「なのー!」」
743 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/02/09(水) 19:54:52.75 ID:OK9hO3ppO
成りすまし君は本当に八幡が嫌いだよね
原作読んでるとき発狂しなかった?
744 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/02/09(水) 20:41:06.40 ID:jOklOclJO
【悲報】俺氏、八幡以外のキャラをメインに据えた俺ガイルクロスを書いたら荒らしに「八幡嫌いなの?」と言われてしまうwww【意味不明】
745 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:17:07.56 ID:sNssR1/Y0
【第百三十四話】


桜庭「今日はバレンタインだな……」

鼎「そうね」

菫「そうだね」

瑶羽「そうですね」

桜庭「……おう」
746 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:17:36.66 ID:sNssR1/Y0
鼎「…………」

菫「…………」

瑶羽「…………」

桜庭「…………」

桜庭「そういえば、去年はもらったな」

鼎「そう」

菫「ふうん」

瑶羽「そうですか」

桜庭「……おう」
747 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:18:12.63 ID:sNssR1/Y0
鼎「…………」

菫「…………」

瑶羽「…………」

桜庭「…………」

桜庭「……イベントも今年はないしな」

鼎「そうね」

菫「そうだね」

瑶羽「そうですね」

桜庭「……おう」
748 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:18:41.26 ID:sNssR1/Y0
鼎「…………」

菫「…………」

瑶羽「…………」

桜庭「…………」

桜庭「……そろそろ帰るわ」

鼎「そう」

菫「気を付けてね」

瑶羽「さよならです」

桜庭「……おう」


鼎「…………」

菫「…………」

瑶羽「…………」

桜庭「じゃあな」ガタッ

桜庭「」スタスタ


ガラッ、ピシャン
749 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:19:11.25 ID:sNssR1/Y0
鼎「…………」

菫「…………」

瑶羽「…………」

鼎「……やっと行ったわね」

菫「いつまでいるのかと思った」

瑶羽「正直、息詰まりましたからね」

菫「だよねー」

鼎「そうね」
750 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:19:56.67 ID:sNssR1/Y0
鼎「それにしても、あれはやっぱりチョコを催促していたのかしら?」

菫「じゃないの? 普段なら桜庭君あんな事言わないし」

瑶羽「貰えると思ってたんですかね。勘違いするにも程があると思うんですけど」

鼎「本当ね。おかげで疲れてしまったわ」

菫「あげる訳ないのにね。どうしてあんな勘違いするかな」

瑶羽「困りますよね、本当に。直接言うのもあれですし」

菫「うんうん」

鼎「まあ、桜庭君も言ってた割には簡単に落ちたしね」

菫「今じゃ平気で三股してるもんね」

瑶羽「バレてないって思ってるのが逆に凄いですけどね」

鼎「男なんてそんなものよ。結局、下半身で考える猿なのだし」

菫「卒業もうすぐだし、その時にバラそっか」

瑶羽「どんな顔するんでしょうかね。ちょっと楽しみですよね」

鼎「まあ、その分、桜庭君には散々美味しい思いをさせてきた訳だしね。それぐらいのご褒美は私たちにも必要よね」
751 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:20:33.98 ID:sNssR1/Y0
菫「にしてもさあ。桜庭君も、最近、ちょっと調子乗りすぎな感じあるよね」

鼎「そうね、街中でキスとか平気でしてくる時とかもあるし……」

瑶羽「それでそのまま体を触ってきて……みたいな流れに持ってこうとしてきますからね」

菫「それ断るとあからさまに機嫌悪くなるしね。あれ、ホントに鬱陶しいんだけど」

鼎「段々図々しくなってきてるのは確かよね」

瑶羽「桜庭君、ずいぶんつまんなくなっちゃいましたもんね。最初の頃は、初々しかったのに」

菫「かなり気を遣ってた感じあったもんね。触るのも優しく丁寧にって感じだったのに」

鼎「それが今ではね……呆れてしまうわ」

瑶羽「うわ……それ、王様気分じゃないですか」

菫「やっぱ調子乗ってるよね、桜庭君」

鼎「一年以上もちやほやしてあげたせいかしらね。今日もチョコの催促みたいな事をしてきたし……。自分がモテてると勘違いしてるのよね」
752 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:21:22.28 ID:sNssR1/Y0
瑶羽「しばらく罰でも与えます? 無視までするのは流石に可哀想ですし」

菫「勇太君とかと○してるところを見せてもいいかも。そしたら、自分が特別じゃないって思うだろうし」

鼎「あら? 菫って勇太君とも関係を持ってたのかしら?」

菫「ううん、勇太君はないよ。でも、桜庭君にわからせる為ならそれぐらいしてもいいかなーって感じ」

瑶羽「でも、勇太君は勇太君で面倒くさそうなんですよね。一度関係持つと、桜庭君より調子乗りそうですし」

鼎「それは確かにそうね。あと、城廻さんがうるさそうでもあるわ」

菫「やっぱ無難に、しばらく触るのとかNGにする」

瑶羽「で、少し冷たくしてみましょうか。きっと桜庭君、無視が嫌で謝ってくるでしょうし」

鼎「そうね、少しはわからせないとと意味がないでしょうし」

菫「それ言ったら、桜庭君可哀想だし。禁句だよ」
753 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:22:06.75 ID:sNssR1/Y0
鼎「さてと、それじゃそろそろ私たちも帰りましょうか」ガタッ

菫「そういえば、榊君はどうなんだろ」

瑶羽「確か、桜庭君の事が好きなんですよね。榊君って」

鼎「結婚出来ない相手からはモテるのが桜庭君の面白いところね」

菫「ある意味、不幸体質だよね、桜庭君って」

瑶羽「そういえば、榊君は今日チョコ桜庭君に渡せなかったんでしたっけ」

菫「何か男同士だからって、バレンタイン前に断られたんだって」

鼎「多分、桜庭君は私たちから貰えると思って、そう言ったんでしょうね」

瑶羽「それが貰えなかったものだから、すぐに帰るとかちょっとないですよね」

菫「榊君可哀想だよねー」
754 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:22:36.25 ID:sNssR1/Y0
鼎「その分、私たちが一杯慰めてあげようかしら」

瑶羽「うわ。鼎、その言い方、何かエロイです」

菫「鼎、だいたーん」

鼎「やめて、二人とも。恥ずかしいじゃないの」

瑶羽「照れないで下さいって。たまにはそういう鼎もいいと思いますし」

菫「そうそう。榊君に直接言ってあげたら、喜ぶかもしれないよ」

鼎「言える訳ないでしょ、そんな恥ずかしい事を。というか、もうやめて」
755 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:23:10.26 ID:sNssR1/Y0
瑶羽「鼎、顔真っ赤ですよ」

菫「鼎、可愛い」

鼎「さ、先に行くわよ」スタスタ

瑶羽「可愛らしいですね、鼎って」

菫「だよねー」




八幡「とんでもない事を聞いてしまった……」

結衣「あんな風にならないようにヒッキーも気を付けるんだよ」

結衣(そしたら……ちゃんとチョコは渡すから……)
756 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:25:18.78 ID:sNssR1/Y0
【第百三十五話】


下駄箱にて。

千川「やあ比良塚、今、帰りかね。他の者はどうした」

比良塚「先に帰っていきましたよ。なにか知らんけど急いでたみたいです」

千川「そうか……なら丁度いい、君にこれをあげよう」

比良塚「なんですか、この紙袋は?」

千川「君のことだ。きっと誰からも貰っていないのだろ? だ、だからその……一人の女……一人の知人としてこれを君に渡そうと思ってな」

比良塚「あ、ありがとうございます。これ本当に貰ってもいいんですか、教師が特定の生徒にこんなことしたら不味いでしょ」

千川「いいんだ。今日の今だけは教師と生徒という立場はなしだ」

比良塚「なら遠慮なく」

千川「そうかそうか、なら良かった。君のことだバレンタインに御家族以外の女性からチョコを貰うのは初めてなんだろ? 別に本命からと思ってくれてもいいぞ」

比良塚「いえ、それは勘弁してください」

千川「なっ……(ry」
757 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:31:12.11 ID:sNssR1/Y0
奏「無井人君、これを受け取ってくれるかしら?」

無井人「サンキュな奏、ところでこれなに?」

奏「チ、チョコよ。今日はバレンタインでしょ?そんなことも忘れていたのかしら」

奏「そうね、貴方はこれまでバレンタインにチョコなんて貰ったことがなかったのでしょう」

奏「それでバレンタインの日は永久に記憶から忘却したのね?」

奏「えっ?家族から貰うチョコなんてノーカンよノーカン」

奏「だから私が一番最初に無井人君にチョコをあげる最初の女性よね?」

奏「別に貴方の一番になりたい、なんてことは、これっぽっちも思っていないのだけれど、有り難く本命チョコを受け取りなさい無井人君」

無井人「……お、おう、サンキュ奏」

奏「そ? ……お礼以外に何かいうことがあるでしょう?」

無井人「チョコ美味しそうだな?」

奏「くっ……ほ、他には?」

無井人「あゝ、そうだった! 俺、家族以外の女性にバレンタインチョコ貰うの初めてじゃねーから」

奏「なっ……(ry」
758 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:35:31.57 ID:sNssR1/Y0
彩華「永斗先輩、おっそーい。むぅ」

永斗「どうした彩華? 珍しいな昼休みにここに来るなんて」

彩華「そんなことはどうでもいいじゃないですかー。はい、永斗先輩、受け取って下さい、バレンタインチョコレートです」

永斗「サンキュ彩華、有り難く貰っておくわ」

彩華「それと永斗先輩……」

永斗「どうした彩華? 急にもじもじして」

彩華「永斗先輩、今日チョコ渡されるのってわたしだけですよね?」

永斗「いや違うけど」

彩華「なっ、なんですかそれー!」

彩華「それでも本当に永斗先輩なんですか!」

彩華「永斗先輩はいつも友達が居ないこと自慢してたじゃないですかー!」

彩華「それなのに何処の女にチョコ貰ったんですか?」

彩華「女の子にチョコ渡されてホイホイ貰っちゃダメじゃないですか」

永斗「いつも友達居ない自慢してるわけじゃないからね、それになんなの?バレンタインって女の子からチョコ貰うもんじゃねーの?」

彩華「欧州ではバレンタインに男性から女性に送る風習のあるところもあるんですよ、だから永斗先輩っ!わたしに真の本命チョコを送ってください」

永斗「なんでや!」

彩華「わたし以外の女にチョコを貰ったからに決まってるじゃないですか!」

永斗「なっ……(ry 理不尽すぎる」
759 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:36:13.40 ID:sNssR1/Y0
通学路

折本「おっ会長、おはー」

玉縄「やあ折本君。おはようさん。」

折本「はい、チョコ。一応」

玉縄「折本が僕にチョコ?マジで」

折本「いや、キャラ変わってるから。って意外だった? マジウケるんだけどwww」

玉縄「いやいやウケないから。ありがとう折本君気持ちは確かに受け取った」

折本「義理にそこまで!マジウケるんだけど……」

760 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:38:12.93 ID:sNssR1/Y0
結衣「あのね? ヒッキー……これ」

八幡「おうサンキュ由比ヶ浜。ところでこれ……炭?」

結衣「違うし! 炭言うなし!」

結衣「チョコ……あたしが創ったの……ちょっと失敗しちゃったけど、受け取ってくれる?」

八幡「……これ失敗したのちょっとだけ? 盛大に失敗感が伝わってくるんだが……。まああんがとよ」

結衣「えへへ。ありがと、褒めてくれて」

八幡「いや褒めてねーけど。なんっつの? このチョコ、創ったってだけあって何だか神秘的な見た目の物体だな」

結衣「流石はヒッキー! ヒッキーが感じ取ってくれたように、そのチョコのテーマは神秘だよ!」

八幡「……と、ところで由比ヶ浜、この黒い物体に色彩豊かに散りばんでるキラキラした物は?」

結衣「それ星をイメージしてみたの! どうヒッキー綺麗でしょ! えへへ」

八幡「ど、どうと言われても神秘的としか……」

結衣「と、とにかく、そのチョコ本命だからね! 絶対食べてね!」

八幡「おうサンキュ由比ヶ浜……あのさ由比ヶ浜、もしかして俺の命狙ってるのか?」

結衣「もちろん狙ってるよ」
結衣(狙ってるに決まってるじゃん、ヒッキーのハート)

八幡「なっ! ……覚悟して食うわ」

結衣「うん、そうして!」
761 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:38:48.43 ID:sNssR1/Y0
小町「はいこれお兄ちゃん」

八幡「よっしゃー! これ勿論、本命だよな小町」

結衣「あたしもあげたよ」

小町「……お兄ちゃん、オチがないよ」



 おしまい。
762 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/10(木) 01:40:48.68 ID:sNssR1/Y0
【第百三十六話】


怜王「バレンタインなどHACHIMANと戦う俺には不要」

怜王「むしろ俺がHACHIMANへの勝利というチョコを配ってやるんだ」

美礼「よく分からないけど大変そう」

コトナ「5円チョコでも渡したほうがいいのでしょうか」
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/02/10(木) 17:24:49.07 ID:nJVV8/LDO
SS速報避難所
https://jbbs.shitaraba.net/internet/20196/
764 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 07:42:28.82 ID:NiBt+JFGO
【第百三十七話】


多恵「スローガン?」

いろは「生徒会室の壁って無味無臭じゃないですか」

多恵「確かに」

いろは「とはいえ、ポスターとかタペストリーを飾る訳にはいかないので」

多恵「確かに」

いろは「そこで書でも飾ろうかと。真面目な事を書いておけば見逃してもらえる筈!」

多恵「自信があるんだかないんだかわからないわ」
765 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 07:43:57.78 ID:NiBt+JFGO
いろは「何かありませんかー?」

多恵「ふーん……『定時帰宅厳守!』とか?」

いろは「いい感じにホワイトですねー。まあ完全下校時刻は元から厳守ですけど」

多恵「スローガンじゃなくても格言とかどうよ」

いろは「どんなのがありますかねー」

多恵「例えば――」
766 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 07:46:49.16 ID:NiBt+JFGO



世にいわゆるいい女というのはいても、都合のいい女はいないのである。
by藤木多恵


767 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 07:48:26.03 ID:NiBt+JFGO
いろは「うわぁ」

多恵「そのリアクションやめて。良いのが思い付かなくて昔のラノペをパクった私が悪いけどさ」

いろは「いいんじゃないんですかねうん」

多恵「あなたね……意外と考えるの難しいのよ、こういうの」

いろは「えー」

多恵「書いてみなさいよ」

いろは「うーん……こんなのどうですかね――」
768 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 07:50:53.50 ID:NiBt+JFGO



世にいわゆるいい男というのは少ないが、都合のいい男はそこらに転がっている。
by一色いろは


769 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 07:54:30.59 ID:NiBt+JFGO
多恵「炎上するでしょこれ」

いろは「ですかねー?」
770 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 19:07:01.85 ID:NiBt+JFGO
【第百三十八話】


海老名「理緒、はろはろー」

理緒「はろはろー」

海老名「今日も色々と捗りますなぁ。愚腐腐……!」

理緒「いきなり暗黒面を押し出さないで」
771 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 20:33:44.76 ID:NiBt+JFGO
海老名「姉妹丼があるのなら兄弟丼があっても良いじゃない……!」

理緒「良いけどね」

海老名「兄と弟が恋人を挟んで指を絡めて唇を重ねるとか興奮する」

理緒「わかる」
772 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 20:42:58.70 ID:NiBt+JFGO
姫菜「平凡な主人公男子が美少年からモテモテという話があったって良いじゃない!!」ハァハァ

理緒「良いけどね」

姫菜「最近は結衣とサキサキと雪ノ下さんが男の子という設定でかえでクンの奪い合いをしてる妄想が……具腐腐」

理緒「なんでその子なのよ」

姫菜「男の子のカラダの気持ちよさを教えてあげたくなる子だから」

理緒「わからせ?」

姫菜「違う」
773 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 20:55:16.14 ID:NiBt+JFGO
姫菜「状況次第で攻めにも受けにもなりそうだからだよ」

理緒「なるかなぁ」

姫菜「だからこそ想像が捗るの。愚腐腐……!」
774 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 21:13:18.02 ID:NiBt+JFGO
理緒「全然男の娘ともショタとも言えない彼氏と付き合ってる女の言葉とは思えない」

姫菜「神聖な創作の世界と俗世の恋愛を混同するようじゃ一人前とは言えないんで。うちの業界では」

理緒「それもそうね」
775 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 23:52:52.35 ID:NiBt+JFGO
【第百三十九話】


八幡「なぁなぁ、雪ノ下!」ユサユサ

雪乃「なにかしら?」

八幡「ははは、呼んでみただけだ……」

雪乃「そっ、そう……」
776 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 23:54:32.76 ID:NiBt+JFGO



――ここに至るまでに色々なものを犠牲にして俺は雪ノ下と付き合う事ができた


777 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 23:55:17.23 ID:NiBt+JFGO
八幡「あっ、そういえば昨日さ!」

雪乃「どうしたの?」

八幡「夢に雪ノ下が出たんだ!」

雪乃「ほう」
778 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 23:56:23.69 ID:NiBt+JFGO



――俺は韋駄と大山の気持ちを知っているのに……自分の気持ちを優先した……


779 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/13(日) 23:57:07.79 ID:NiBt+JFGO
雪乃「それでどんな夢だったのかしら?」

八幡「あっ、えっとな……」
780 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 00:00:24.61 ID:BX9kym+AO



――俺は……最低だ……


781 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 00:02:14.41 ID:BX9kym+AO
八幡「…………」プルプル

雪乃「比企谷くん?」
782 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 00:03:46.67 ID:BX9kym+AO
八幡「大山ァ! いい加減にしろ!」

大山「え、何がっすか?」

八幡「さっきから変なナレーション入れてるだろ!」

大山「でも好きな人が他の男とイチャついてたら腹立つじゃないっすかー?」

八幡「ゆっ、雪ノ下はもう俺の彼女なの!」ギュッ

雪乃「ひっ、比企谷くん……」

八幡「そうだよな、雪ノ下!?」

雪乃「ええ。そうね」

八幡「ははは……」ギュウゥ

雪乃「…………」ポリポリ

大山「…………」
783 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 00:05:03.55 ID:BX9kym+AO



――本当に雪ノ下が愛しているのは大山なのに……


784 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 00:08:03.91 ID:BX9kym+AO
八幡「違うからな!」

大山「八雪反対!」

八幡「そんなの認めん!」

大山「由比ヶ浜先輩や一色を視姦しまくった癖に、どの面下げて雪ノ下先輩に手を出してるんですか!」

八幡「ぐっ……!」
785 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 00:09:24.40 ID:BX9kym+AO
天馬「二人共いい加減にしてくれないか、本が読み辛い……」ハァ

八幡「あっ、悪りぃな……」

大山「すんませーん。韋駄先輩」

天馬「会話するのならその位で頼む」ペラッ

八幡「おう……」
786 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 00:11:01.61 ID:BX9kym+AO
八幡「大山も韋駄みたいに受け入れてくれよ……」ブスー

大山「受け入れ……る?」

八幡「だって、韋駄は何も言わないだろ……」ブスー

大山「あんな『略奪愛のススメ』とかいう業が深い本を読んでるのに?」

八幡「え?」チラッ

天馬『…………』ペラッ

八幡「韋駄ァ!」

雪乃(やだ、この人恐い……)
787 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 00:13:36.14 ID:BX9kym+AO
天馬「俺はまだ雪ノ下を諦めていないぞ」

雪乃「おっふ……」ポッ

大山「俺もですよ!」

雪乃「おっふ……」ポッ

八幡「雪ノ下ァ!」

雪乃「だっ、大丈夫よ……私は誘惑になんか絶対負けないわ」
788 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 00:15:28.03 ID:BX9kym+AO
大山「雪ノ下先輩、まだ引き返せます。だから俺とお付き合いしましょう!」ダキッ

雪乃「おっ、大山くん!?」アセアセ

八幡「雪ノ下から離れろ!」グイグイ

大山「嫌です!」ギュウゥ
789 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 00:42:23.74 ID:BX9kym+AO
【第百四十話】


翔吾「……この缶コーヒー」

結衣「美味しいね!」

翔吾・結衣「「えっ」」
790 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 00:48:54.10 ID:BX9kym+AO
翔吾「なんか中途半端に苦いっていうか、後味が引くというか」

結衣「えー、あたしは薄味よりこの味の方が好きだよ」

翔吾「結衣さん、アメリカンコーヒーとか飲めないでしょう」

結衣「あのお湯で薄めるやつかな?」

翔吾「お店によりけりらしいっすよ。スタバとかはお湯で割りますけど」

結衣「ふぅん」

翔吾「好きなら飲みますか? 僕は違うのにしますので」

結衣「じゃあ、ありがたくもらうねっ。ふふふ」ズズズ

翔吾「?」
791 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 00:50:58.84 ID:BX9kym+AO



結衣(間接キスになっちゃったけど、言わないでおこうっと)


792 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 00:54:29.16 ID:BX9kym+AO
翔吾「えーっと今度は何にしようかな……」

翔吾(あれ? 深く考えずにあげちゃったけど、あれって……)
793 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 00:57:15.17 ID:BX9kym+AO
翔吾「…………」

結衣「フジムー、どうしたの? 顔真っ赤だよ?」

翔吾「大変な事に気付いてしまいました……」

結衣「なにかな?」
794 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 01:00:24.14 ID:BX9kym+AO
翔吾「今僕達……」

結衣「ぼくたち?」

翔吾「か、かかか……」

結衣「?」

翔吾「間接キス、しちゃいました……」
795 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 01:05:21.48 ID:BX9kym+AO
結衣「そういえばそうだねぇ」

翔吾「なんか凄く恥ずかしくなってきました……」

結衣「そう? あたしは嬉しいけど」

翔吾「」モジモジ

結衣「ふふふ♪」

翔吾(やはり、僕の先輩がこんなに小悪魔なのは間違って……ないなうん)
796 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/02/14(月) 01:08:56.22 ID:BX9kym+AO
このあと成り済まし君が怒りの凸してくるんだろうな
797 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 18:03:47.62 ID:nVWC5O6/0
>>795の続き


少し離れた場所


八幡「……あそこの二人イチャイチャしやがって」

由比ヶ浜結衣「でた捻くれ」

八幡「やはりこんな時はマッ缶だな」

結衣「あ、あのさヒッキー。よかったらこれ……食べてもらっていいかな?その……勿体無いし」

八幡「いや、それ口つけたやつ……」

結衣「ダメ……かな?」

八幡「……しょうがないな」

八幡(他人のことは言えないな……)
798 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 18:05:16.64 ID:nVWC5O6/0
【第百四十一話】


雪乃「あら、比企谷君……チョコを持っているのね?」

八幡「……まあな」

雪乃「しかも明らかに何かラッピングされた少女感満載の」

八幡「義理だとさ」

雪乃「では私からは美味しいチョコレートだけでなくマフラーも」

八幡「ああ……その、妹以外からチョコもらうのとか人生初だな」

雪乃「小町さん以外……あらごめんなさい比企谷君の地雷を踏んでしまって」

八幡「分かればいいんだよ。……マフラー今つけてもいいか?」

雪乃「え」

八幡「いや普通に寒いからつけようと……」

ズルズル

八幡「つけよう……つけ……なんだこれすげぇ長ぇ!」

雪乃「編んでるうちにどんどん長くなってしまったのよ、編み物がうまいばかりに」

八幡「さらっと自慢入れてるんですね。あ、でも肌ざわりホントにいいな」

雪乃「そっ、そうなのよ」

八幡「……でもこれどんだけグルグル巻けばいいんだよ」

雪乃「貸してごらんなさい」

雪乃「……はい出来たわ」

八幡(俺の首から伸びたマフラーが雪ノ下の首もつつんでいた。両者の間にマフラーのアーチがかかっている)

八幡「近いし照れくさいし暑苦しい手錠代わりかなんかかこれ」

ギュッ

雪乃「……私も寒いのだけれど」

八幡「……そうか」

八幡(急上昇した体温でチョコが溶けてしまいそうだ)
799 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 18:05:50.72 ID:nVWC5O6/0
【第百四十二話】


結衣「お待たせーってヒッキーすごいモフモフしてる!?」

八幡「このマフラー長すぎてこうでもしないとダメなんだよ」

結衣「へぇー……あ、チョコ作ってきたよ!」

八幡「え?大丈夫なの?」

結衣「手伝ってもらったからそこは大丈夫……あーでも」

八幡「ん?」

結衣「一緒にマフラー巻いてくれなきゃ、わ、渡さないよ」

八幡(……顔真っ赤にするぐらいなら言わなきゃいいのに)

八幡「ぐーるぐーる」

結衣「わわっ!?ほ、ホントにしちゃうの!?」

八幡「今更聞く耳持たん。ほらぐーるぐーるっと。暑くないか」

結衣「ふぇ?ああうん、大丈夫だよ!」

八幡「じゃあ早く行こうぜ。片方が止まってると動けないからな」

結衣「あ、うん」

スタスタ

結衣「……」

八幡「……」

結衣「……帰り、も」

八幡「うん……わかった」

結衣「うぇ!?き、聞こえてたの!?」

八幡「これだけ近ければな」
800 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 18:06:45.05 ID:nVWC5O6/0
【第百四十三話】


怜王「バレンタインなどHACHIMANと戦う俺には不要」

怜王「そう思っていたのだがな……」


――なぜ戦っているのかわかりませんが5円チョコどうぞ――


怜王「……うん、悪くない」

怜王「よし、またHACHIMANとの戦いをがんばろう」
801 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 18:20:43.53 ID:BX9kym+AO
本当に来たwww
802 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 18:21:12.62 ID:BX9kym+AO
本当に来たwww
803 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 18:21:40.96 ID:BX9kym+AO
本当に来たwww
804 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/14(月) 18:22:58.19 ID:nVWC5O6/0
怜王『そりゃ、渋や笛にいる俺の仲間が黙ってないぞ。200は下らないな』

読み手『「俺ガイル」のSSの投稿数からすれば少ないだろ…)』

怜王『なんせこれは、読者の多数派の考えだ。HACHIMANアンチは、必ずブクマ600はいくぞ』

書き手『(でも「俺ガイル」って、14巻で八雪ENDだしな…)』

八結派「俺ガイル結を忘れないで」

怜王『Twitterでもこの考えが多数派だ。まあ、50人以上はアンチを確認している』

読み手・書き手『(だからさ、「俺ガイル」って…まあいいか、なんか関わるのヤバそうだし、めんどくせえ)』

怜王「うおおー」

怜王「タイピングのしすぎで腱鞘炎になろうとも、俺は戦うぞ」

HACHIMAN信者「ぐぬぬ」
805 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/02/14(月) 18:24:19.61 ID:BX9kym+AO
成り済まし君へのヘイトが爆発して意味なく連投してしまったわ
本当にHACHIMAN信者は有害だな
806 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/02/14(月) 23:57:52.08 ID:HxAwDcKN0
288名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (アウアウエー Saaa-6+7Z)2022/02/13(日) 14:37:24.80ID:SIazfZyCa
>>199
はまち劇場の書き手に「お前はりゅうおうもおさまけも知らないんだな」と言われて「バカテスなら知っとるぞ」と返す成り済まし君www
ほぼ若者ぶる老人のムーブで草

806この名無しがすごい!2022/02/14(月) 18:28:36.10ID:yP/zvlMZ
はまち劇場を荒らしている奴が「原作が八雪エンドを迎えたんだからHACHIMANをアンチしても無駄だぞ」だとさ
電池の主張より意味不明で草


怒りで他所のスレに迷惑かけているのは>>805じゃないか

それではHACHIMAN信者にムキになっていると言われても仕方ないよ
807 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/19(土) 21:05:43.90 ID:H5z28vLDO
【第百四十四話】


結衣「お腹すいたねー」

雪乃「そうね」

あい「もう夕方だもんね」

天衣「時間が経つのは早いわ」
808 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/19(土) 21:06:55.25 ID:H5z28vLDO
結衣「早くおうち帰らないとお腹と背中がくっ付いちゃうよー」

あい「結衣ちゃんはおっぱい大きいんだから大丈夫でしょ」

結衣「関係ないでしょ」

あい「そうかなー?」モミッ

結衣「きゃあっ!」

天衣・雪乃「「」」ブフォ
809 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/19(土) 21:08:42.74 ID:H5z28vLDO
結衣「なっ、何するの!」

あい「またおっきくなった? 揉み心地が前と少し違うんだけど」モミモミ

結衣「気のせいだし!」

あい「いや、絶対大きくなってる」モミモミ

結衣「ていうか揉まないでよ! 皆いるんだからっ!」

あい「二人きりなら良いの?」モミモミ

結衣「そ、それならまぁ……――って、だから揉むのやめろし!」ウガー
810 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/19(土) 21:36:55.69 ID:H5z28vLDO
あい『続きはあいの部屋、だね』

結衣『もう。えっちなんだから』

あい『ごめんね。ここ数日オナれてなくて暴走しちゃった』

雪乃(眼福眼福)
811 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/19(土) 21:42:40.70 ID:H5z28vLDO
雪乃(お腹も背中も似たような身体の私でも雛鶴さんは求めてくれるかしら?)

天衣「目が怖くなってるわよ」

雪乃「えっ!?」
812 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/19(土) 23:20:56.91 ID:raz/1z/60
大山「……これでよしっと」

天馬「ああ、SSをまた一つ改変したぜ」

大二郎『八幡「雪ノ下なんて俺の方が相性良さそうなのに……」も忘れずに』

翔吾「ああ、僕たちの凸はまだまだ、これからだ」
813 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/20(日) 00:20:29.18 ID:mhXDIAyn0
【第百四十五話】


怜王「HACHIMANと戦い続け幾星霜……」

怜王「たまには温泉で休むのもいいものだ……」

怜王「ああ……何だか眠く……」
814 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/20(日) 00:24:53.83 ID:mhXDIAyn0
はつま「……おい、起きなよ」

怜王「……ふわぁ、ん、寝ちまってたのか」

はつま「まったく、温泉がどうとか」

はつま「ほら、これでも飲んでシャキッとしな」

怜王(夢オチかよ、『八幡「雪ノ下なんて俺の方が相性良さそうなのに……」』じゃないっての……)
815 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2022/02/20(日) 03:02:03.23 ID:GcnXkp+N0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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816 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2022/02/20(日) 14:31:49.42 ID:8E2hC1WoO
成り済まし君は「雪ノ下なんて俺(八幡)の方が相性良さそうなのに……」って台詞が好きなんだね
817 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/20(日) 19:18:44.71 ID:8E2hC1WoO
【第百四十六話】


蓮司「今日は寒いな」ブルッ

きくり「蓮にぃには……もう少し厚着した方がいい……」

蓮司「まさかここまで冷えるとは思わなかった……」

きくり「はい」ホイッ

蓮司「へっ?」キャッチ
818 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/20(日) 19:21:36.58 ID:8E2hC1WoO
蓮司「カイロ?」

きくり「それ、身に着けるだけで全然違う……」

蓮司「いいのか?」

きくり「わたし……いつも3つは持ち歩いてるから」

蓮司「ありがとう」

きくり「どういたしまして」
819 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/20(日) 19:26:23.92 ID:8E2hC1WoO
蓮司(きくりがさっきまで懐に入れてたカイロ……)ドキドキ

きくり「…………」ドキドキ

蓮司「」スンスン

きくり「臭い?」

蓮司「臭くない! むしろ良い匂いだよ!」

きくり「そ、それならいい……」ドキドキ
820 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/20(日) 23:54:40.60 ID:8E2hC1WoO
少し離れた場所

いろは「やりますねー、きくり先輩」

雪乃「ええ。そうね」

いろは「わたし達も頑張らないといけませんねー」

雪乃「…………」
821 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 00:03:07.66 ID:oycFZNnLO
いろは「雪乃先輩?」

雪乃「ああ、ごめんなさい……ボーっとしていたわ」

いろは「ラブい空気に当てられましたか」

雪乃「もう少ししたら混ざれそうと思うと、つい……」
822 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 00:13:47.58 ID:oycFZNnLO
いろは「確かに行為に及びそうですよね」

雪乃「あれは既にズボンの中で目覚めているわね」

いろは「きくり先輩もスカートの中がえちぃ事になるのは時間の問題でしょうし、そろそろ行きますか」

雪乃「ええ」
823 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 00:16:35.33 ID:oycFZNnLO
【第百四十七話】


結衣「ねえねえ、タカくん。姫菜から渡されたこの本なんだけどさ」

貴ェ「結衣ちゃん。学校で薄い本を開くのはやめようよ」

結衣「こんな所、誰も来ないから読んでみて」

貴ェ「『どきどき学園☆イケメンパラダイス2-アイツを射止めたい-』……?」

結衣「すっごい目がキラキラしてるよね」

貴ェ「本物はモッサリしててすいませんね」

結衣「あたしは本物の方が好きだよ」

貴ェ「……どうも」
824 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 00:18:01.71 ID:oycFZNnLO
貴ェ(素直デレとか一周回って斬新だよ。ガード不能とか無理ゲーじゃねえか)

結衣「でも男の子ってこんなところに穴空いてるの?」

貴ェ「ないよッッ!!! 上げて落とさないでよッッ!!」
825 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 00:25:33.92 ID:oycFZNnLO
【第百四十八話】


いろは「美晴せんぱーい! わたしにもバレンタインチョコくださいよー!」

美晴「あざとい。0点」
826 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 00:37:00.62 ID:oycFZNnLO
いろは「0点ですと!?」

美晴「狙いすぎて逆効果な奴だな」

いろは「美晴先輩のケチ! 甲斐性なし! 全力D!!」

美晴「全力Dはやめろ! 私じゃなくて別の人が傷付くだろ!」
827 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 01:04:03.59 ID:oycFZNnLO
いろは「結衣先輩と雪乃先輩には友チョコあげたって聞いてますよ!」

美晴「尚に凝ったのを贈ったら、予算が二人分しか残らなかったんだよ」

いろは「彼氏への本命チョコに力入れすぎー! 重いです! 重いです!」

美晴「重いって言うなー!」

いろは「『バレンタインチョコは、わ・た・し』とかやれる間柄の癖にー! それも裸リボン姿で!」

美晴「できるかー!」
828 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 01:08:58.77 ID:oycFZNnLO
いろは「いいから可愛い後輩にもプレゼントくださいよー!」

美晴「厚かましい!」

いろは「ごめんなさい!」
829 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 01:44:16.62 ID:oycFZNnLO
美晴「よし。近々お小遣い出るからそれまで待ってな」

いろは「良いんですか?」

美晴「元々予算が足りてたら渡す予定だったから」

いろは「やったぁ!」
830 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 02:07:27.71 ID:oycFZNnLO
【第百四十九話】


あい「まだまだ寒いね」

小町「まだ二月ですしねー」
831 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 02:09:24.01 ID:oycFZNnLO
あい「指先が冷たい。手袋つけてないと辛い」

小町「小町はつけてないですよー」

あい「小町ちゃんは凄いね……」

小町「手先が冷たい人は心が温かいんですよー。ほら」ピトッ

あい「冷たい!」
832 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 02:15:51.98 ID:oycFZNnLO
あい・小町「「…………」」

あい(わたし、今体温上がってる……)ドキドキ

小町(あいさんの手、温かい……)ドキドキ
833 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 02:17:19.80 ID:oycFZNnLO
小町「……あの」

あい「なに?」

小町「小町の心が温かいか……試してみます?」

あい「!?」
834 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 02:31:31.75 ID:oycFZNnLO
【第百五十話】


いろは「とうとう百五十回ですね!」

結衣「多くの人々が応援してくれたおかげだね!」

小町「成り済まし君がカウントを進めたのも大きいですね」

雪乃「『禍を転じて福と為す』とはこの事ね」
835 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 02:42:30.98 ID:oycFZNnLO
葉山「さて、次はどんな人が来てくれるだろうか」

いろは「ですねー」

小町「仲良くなれると良いんですけどね」
836 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 03:04:07.13 ID:oycFZNnLO
結衣「隼人君が俺ガイルの主人公で良かったよ」

雪乃「そうね。他のキャラを立てるのが上手い人でなければ10年も続かなかったわね」

いろは「温厚で人当たりの良いおおらかな大人物。それでいて誰もが共感しやすい闇を抱えているというギャップが読者・視聴者から愛されるのでしょうね」

葉山「なんか自分の事とは思えないな。誰か別の人と間違えていないかい?」

小町「あなた以外に誰がいるんですか」

結衣「そうだよ。俺ガイルでそういうキャラクターは隼人君しかいないよ」
837 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 03:25:44.75 ID:oycFZNnLO
結衣「ゆきのんを巡ってヒッキーと繰り広げた熾烈な恋愛バトルは平成ラノベの掉尾を飾ったと評する方がいるくらいなんだから!」

小町「クライマックスでお兄ちゃんが奉仕部を去る時のやり取りは今でも語り草ですよ」

いろは「雪乃先輩とタピったりディスティニー回ったり、最後のベッドシ――」

葉山「ストップ」
838 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2022/02/21(月) 03:44:53.14 ID:oycFZNnLO
いろは「なんですか。『へたくそ山くん』?」

葉山「それ、一番言われたくない蔑称なんだけど」

雪乃「あちこちでネタにされてしまったものね」

結衣「戸部っちも『初体験は散々だった』と言ってたのにね。姫菜と助け合ってようやく最後までできたって」

小町「でしたね」

いろは「やっぱり主人公だから印象深く残っちゃうんですよねー。戸部先輩の初体験シーンはあまり長くなかったし」
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