【遊戯王OCG】セキュリティフォース活動記【安価】

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106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/04(木) 19:10:08.32 ID:JDVr0pxc0
シュリット
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/08(月) 23:52:43.43 ID:Hj+mlFUE0
お久しぶりです。また少しずつ書いていきたいと思います。

シュリット「!エリアル!」

小夜丸「良かった、間に合ったようです…」

エリアル「あ、シュリット君…それと…」

小夜丸「あ、私は小夜丸、世界を守るために来た忍です。」

エリアル「忍…?まあいい…私はエリアル…」

シュリット「自己紹介してる場合じゃないんだ…あいつは今どうなってる?」

エリアル「あいつ…?ああ、あの子なら結界の中に…」

???「…」

エリアル「…何かあったの?」

シュリット「実は…」



エリアル「…トリシューラの力を持つものにウィンダがさらわれた?」

シュリット「ああ…それで、そいつは破壊の力と創造の力が必要って言ってた。それで、クリフォートみてぇなあれが狙われてるんじゃないかって思って…」

エリアル「…なるほどね…わかった。…時間が差し迫ってるなら、来たならここで守るしかない…かな…」

小夜丸「ならば、持ち物が大事になってますかね…」

エリアル「私が持ってるのは…>>108(魔法罠カード)」
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/08/09(火) 12:58:22.76 ID:aZujtKZi0
地獄の扉越し銃
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/11(木) 09:05:54.07 ID:j3BKkZ+e0
シュリット「扉越し銃?そんなもん役に立つのかよ?」

エリアル「役に立つよ…たぶんね…それに、鏡はあるんでしょ?」

シュリット「ああ、鏡なら俺が持ってる。」

エリアル「なら…平気…ひとつ貸してくれる?」

シュリット「ああ。」

小夜丸「私が持っているのは、最終戦争です。」

エリアル「最終戦争…それはできるだけ…使わないようにしたい…」

小夜丸「そうですね。…!この気配…みなさん、そろそろ来ますよ…」

ラディアン「ふふふ…おや…あなたたちもいるとは…。足だけは速いようだ…」

小夜丸「…忍ですから。」

ラディアン「ほう…シノビ…宇宙忍者なら私の世界にもいましたよ、私が滅ぼしましたがね…まあ、そんなことは良いでしょう。さて、破壊の力…こちらはより純度の高いものが手に入りそうだ…」

???「……」

エリアル「…させない…あなたがなにかは知らないけど…もう、戦うのは…たくさん…」

ラディアン「ふふふ…私は別に戦いたいわけではありませんよ、私が求めるのは力と、支配…あなたたちが服従するのであれば、無駄な暴力はしませんとも。今回とて…そうですね、その力を渡し、神として私を崇めるのであれば、今までの非礼もすべて許してあげましょう。」

シュリット「ふざけんな…この世界にもう神はいらねぇ!俺たちで手を取り合って、俺たちの力で生きていくんだ!支配なんてさせるかよ!」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/11(木) 09:06:46.75 ID:j3BKkZ+e0
ラディアン「…そうですか…ならば…」

トリシューラ「圧倒的なこの力の前に!消えるが良い!」
ビュオオオオッ!
小夜丸「っ…!来ます!」

エリアル「……任せて…氷結界!」

トリシューラ「ふははははっ!これが力の差だ!私を止めることなど出来ない!」
シュウウウ…
エリアル「…それは…どう…かな…」

トリシューラ「何?貴様、なぜ立っている…」

エリアル「トリシューラと言っているけど…あなたの氷は、本物には遠く及ばない…」

トリシューラ「何だと…?」

エリアル「強大な力なことには間違いないけど…それくらいの氷なら、私の氷結界は破れない…」

トリシューラ「氷結界…」

エリアル「そして、あなたが氷を放ったことで…私の鏡が効果を発動する…」

トリシューラ「そ、それは…氷結界の鏡!」

エリアル「氷結界の鏡…それは龍を鎮める鏡…儀水鏡も降魔鏡も源は同じ…だから、術者によってその姿を変える。」

トリシューラ「くっ…」

エリアル「…反射せよ、鏡…」
ビュオオオオッ!
トリシューラ「ぐあああっ!」

ラディアン「くっ…」

エリアル「…トリシューラじゃ、私には勝てない…」

ラディアン「…ふふふ…まだ終わりではない…私が従えているのはジズキエルのみではない!いでよ!」
>>111(壊獣、あるいはそれっぽいモンスター)
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/08/11(木) 10:06:52.61 ID:2v4x6Rg60
ラーの翼神龍スフィアモード
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/12(金) 19:17:00.07 ID:ALtQOtWt0
ラディアン「いでよ!ラーの翼神竜!」
テーテーテテテーテテテテテー テーテーテテテーテテテテテー
ラー球体「…」

エリアル「…!あれは…一体…」

ラディアン「三幻神…世界のすべてを作りし神が一柱、ラーの翼神竜。最も、今は休眠状態ですが…」

シュリット「神でも何でも関係ねぇ!神ならとっくに倒してんだ!これでも…食らえ!」

ラー球体「……」

シュリット「…!攻撃が…あたらねぇ!」

ラディアン「ふふふ…この神はあなたたちの神とは次元が違う…攻撃など届くはずもないでしょう。」

小夜丸「…!ですが、そちらから攻撃をする気配は……」

ラディアン「ふふふ…神は古代神官文字の呪文を唱えることで目覚め、唱えたものの僕となる…知能指数10000の私ならば、古代神官文字を理解し、唱えるなど容易いことだ…」

小夜丸「なるほど…ならば…次元流忍術!大変化!ラプスウェル!」

ラプスウェル「ふっ…我の力、見せてくれよう…ラプラス・センス!…ふむ、なるほどな…イウ アーク イル フェスイ…」

ラディアン「…!なぜ古代神官文字を…」

ラプスウェル「…エル ネウ クアトウ…何、我は世界のすべての動きを観測できる…そこから演算して、貴様が唱える呪文を予知し、唱えたのだよ。」

ラディアン「なんだと…」

ラプスウェル「さあラーの翼神竜よ。やつを蹴散らせ!」

ラー「ギャオオオオ!」ATK 4000

ラディアン「ぐわあああああ!」
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/12(金) 19:19:00.28 ID:ALtQOtWt0
小夜丸「…ふう…」

シュリット「…これで…終わりか?」

小夜丸「…いえ、まだです……ラディアンが破壊されたあとがありません。これはおそらく…分身の術か何かで、本体はまた別に場所にいるようです。」

シュリット「まだ終わってないのか…だったらどこに……神星樹か?」

小夜丸「神星樹ならば分かりやすいですが…一度我々に見つかっている以上、拠点を移しているのでは?」

エリアル「神になりたがってた…だったら…祭壇じゃないかな…」

シュリット「祭壇?」

エリアル「霞の谷の祭壇…かつて創星神が鎮座した場所…」

小夜丸「なるほど…あり得ますね。」

シュリット「よし、ならいってみるか…」

エリアル「それなら一旦霊獣の里に戻った方がいいよ。案内してくれるはずだから…私は念のため…ここの守りを固めておくから…」

小夜丸「はい、ありがとうございます。」

エリアル「…あと、これ、あげる、何かの役にたててね…」
地獄の扉越し銃を手に入れた!

小夜丸「ありがとうございます!」




霊獣の里
小夜丸「…というわけで、よろしくお願いします。」

長老「…ファルコから大体話は聞いておりましたが…なるほど、そのようになっておりましたか。…わかりました。案内をつけましょう…>>114(ウィンダ以外の霊獣モンスター)で良いですかな。」
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/12(金) 19:20:58.31 ID:zprMlckl0
ウェン
115 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2022/08/13(土) 03:24:56.47 ID:uIQIfXwr0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/15(月) 20:47:08.30 ID:UZFsKtI1O


ウェン「……じい様から話は聞きました。ウェンです。よろしくお願いします。」

小夜丸「…」

小夜丸(シュリットさんといい、ウェンさんといい…この世界の幼子はみな立派に働いているのですね…私があれくらいの齢の頃はまだ師匠や兄弟子たちにべったりで…)

ウェン「…どうかしましたか?前ならちゃんと見えております。」

小夜丸「あ、いえ、そういうわけでは…小夜丸です。よろしくお願いします!」

シュリット「うっす、ウェン。よろしく頼むぜ。ピリカも元気か?なんでもちょっと前に新しい術が…」

ウェン「無駄話は行けませんよ、シュリット。早速行きましょう。」

シュリット「相変わらず真面目だな…ま、でも確かに急いだ方がいいな。頼むぜ。」

ウェン「では、参りましょう。こちらです。」

小夜丸「…おや?ウェンさん、霊獣は連れていかなくても良いのですか?」

ウェン「…」

シュリット「おい、お前…」

小夜丸「ウィンダさんや長老さんも連れてますし、ウェンさんも…」

長老「小夜丸さん、先の大乱で多くの生命が亡くなりました。それは…人だけでは無いのです。」

小夜丸「…あっ……ごめんなさい…」

ウェン「…謝ることではありません。疑問に思うことは当然ですから。それに、私はもう悲しんでいませんから。平気です。」

小夜丸「ですが…」

ウェン「…この世界に、何も失っていないものなどいませんから、いつまでも悲しんでいられませんから。」

小夜丸「…」

ウェン「さあ、参りますよ。」

小夜丸「…はい、わかりました。」
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/15(月) 20:48:29.38 ID:UZFsKtI1O
その頃…
ウィンダ「……はっ……ここは…祭壇…」

???『目が覚めた?』

ウィンダ「…っ!その声は……」

ウィン『久しぶり、お姉ちゃん。』

ウィンダ「…ふざけないで…」

ウィン『…どうしたの?』

ウィンダ「…あの子がそんなに若いわけないじゃない…それに、あの子は私の事をウィンダって呼ぶ…どういうつもり…ラディアン…」

ウィン『…ふふふ…』

ラディアン「バレましたか…最後ですから、せっかく姉妹で会わせてあげたというのに。父親のほうが良かったですかね?」

ウィンダ「ふざけないで…私の家族を騙るなんて許さな…っ!」

ラディアン「デモンズチェーン。あなたは動けませんよ…」

ウィンダ「…っ!あなた…何をする気?」

ラディアン「言ったではないですか。私は神となる。」

ウィンダ「神?…神なら、もう…」

ラディアン「確かに神は死にました。ですが、そのデータは神星樹の中に残っている。それと創造と破壊の力を合わせれば…神にも等しい存在となれるのです。」

ウィンダ「そんなことが…出来るわけ…」

ラディアン「出来るんですよ…神星樹からデータを読み取り、その能力をコピーできる私なら…ね。」

ウィンダ「…」

ラディアン「あなたは創造と破壊、2つの力を持っている…実に最高な素材だ。破壊の力を逃したが…まあいいでしょう。」

ウィンダ「っ…」

ラディアン「あなたを喰らえば、私は神となれるのです……おっと、その前に、うるさいこばえが来たようだ…」

小夜丸「ラディアン!今度こそあなたを止めます!」

ラディアン「ふふふ…しつこい小娘だ…私の邪魔をするなら…今度こそ消えていただきましょう!…はあっ!」

小夜丸「また姿を…」

シュリット「あれは…>>119(DT世界のモンスター)」
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/08/15(月) 21:17:27.52 ID:F+N1/eh7O
ジュラックメテオ
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/08/15(月) 21:17:49.86 ID:fczI62Az0
イビリチュア・マインドオーガス
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/23(火) 18:09:09.85 ID:IaqeIUDV0
シュリット「…リチュアの力…トリシューラの次はリチュア…俺たちの先祖の力を勝手に使いやがって…」

マインドオーガス『ふふふ、龍を復活させて世界を滅ぼした氷結界、他種族と抗争し、2度目の破滅の引き金を引いたリチュア…実に罪深い、穢れた力…ですが私は活用してあげましょう。新たに世界を支配し、『平和』を実現するためにね。』

シュリット「ふざけんな!てめぇ…一族を愚弄しやがって…許さねぇ!…トリシューラの力よ…鏡より出でて…っ!なんだ…鏡が…」

マインドオーガス『トラップカード、封魔の呪印…厄介な儀式は封じさせて貰いました…』

シュリット「ちっ…だったら…万華鏡!」

マインドオーガス『マジック・ジャマー!』

シュリット「っ!くぅっ…」

小夜丸「シュリットさん!」

ウェン「シュリット!」

マインドオーガス『ふふふ…おまけに、トラップカード、王宮の鉄壁、発動!』

ウェン「…!」

小夜丸「そのカードは…」

マインドオーガス『あなたたちの効果は除外出来ないと使えない…儀式魔法も封じさせていただきました…この世界の勢力のことはしっかりと対策させていただきましたよ。』

シュリット「…っ!」

ウェン「どうすれば…」

マインドオーガス『ふふふ…おとなしく私の支配下に入れば良い…なんども争い、世界を破滅させたあなたたち…引き金を引いたリチュア、世界を滅ぼす神を呼び出したガスタ、そして、先の大乱もミドラーシュ…やウェンディゴ…ガスタの血をひくものが世界の破壊に大きな役割を果たした…そんな、繰り返し、世界を滅ぼす力を呼び寄せてきた愚かなあなたたちよりも、良い支配をしてあげましょう…あなたたちが統治しても、この世界は滅びるだけだ。私が管理してあげましょう。』
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/23(火) 18:09:45.45 ID:IaqeIUDV0
小夜丸「……それは違います。」

マインドオーガス『何?』

小夜丸「確かにこの世界の人たちは、なんども争っていたかもしれません。ですが…彼らはそれでも立ち直り、手を取り合っています。子供でさえも、己が出来ることを行い、立ち直っています。」

マインドオーガス『ほう?』

小夜丸「もちろんそれは、子供が子供でいられなかったこと、世界がそれだけ過酷だったということなのだと思います。ですが、その過酷も乗り越えて、生きているんです。ここの住民たちは、誰からの支配を受けずとも生きる力を持っているんです。また争っても、また協力し、立ち直る、そんな力を持っています。だから…この世界は滅びませんよ。」

マインドオーガス『ほざきますねぇ。…ならば、この危機をあなたたちは乗り越えられるのですか?』

小夜丸「出来ますよ…」

シュリット「…おい、何する気だよ?」

小夜丸「私と…繋がりましょう。」

ウェン「繋がる…」

小夜丸「私と手を繋いで…心を繋がらせて…大きな力を呼び出します。」

シュリット「…なんかわからねぇが…よし、やってやる!」ギュッ

ウェン「…!」ギュッ

小夜丸「次元流大忍術…共鳴変化!」
変身するモンスター
>>122
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/08/23(火) 18:19:16.71 ID:3u3xpaaa0
エクソシスターズ・マニフィカ
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/26(金) 19:38:31.52 ID:TklQJOCO0
ボン!
ミカエリス「…ん?何がどうなって…おわっ、なんだこれ!なあウェン、何が…って、誰だお前!?」

カスピテル「………まさか、シュリット?…小夜丸さん、これは…」

小夜丸(はい、私です。聞こえてますか?)

カスピテル「っ!声が直接…」

小夜丸(私が体を変化させて、その体にあなたたちの精神を共鳴させています。技などは私が補助しますので、共に戦いましょう!)

ミカエリス「へぇーそんなことができるのか!体と精神の共鳴か…おお、すげぇな!感触とかもある!」モミモミ

小夜丸(あの…その体は私の体でもあるわけですから…その…)

カスピテル「…シュリット…」

ミカエリス「あ、悪い…」

マインドオーガス『ふふふ…貴方たち、ふざけている余裕は…無いですよ!はっ!』ATK2500

ミカエリス「!よっと!」

マインドオーガス『!バカな…』

ミカエリス「…ふう。なんとか相殺できる…てとこか…」ATK2500

カスピテル「…一人なら互角、ならば、二人なら、勝てますよ。」

ミカエリス「おう、そうだな…いくぜ、俺に合わせられるか?」

カスピテル「ばかにしないでください。あなたに合わせるくらい、簡単です。」

ミカエリス「そうだよな…よし、いくぜ!」

マインドオーガス『くっ!』

カスピテル「やあっ!」

マインドオーガス『ぐっ…くっ…』

小夜丸(今です!皆で力を会わせ…マニフィカを!)

ミカエリス「いくぜ!」カスピテル「いきます!」

マニフィカ「「もたらされるは希望の光!響くは救済の旋律!」」

マインドオーガス『くっ…』

マニフィカ「「響け!マニフィカ!!」」

マインドオーガス『ぐあああああ!』

ラディアン「…くっ…おのれ…」

小夜丸(…!また時空を移動する気です…逃がしません!真名看破です!)

カスピテル「わかりました。…カルペディベル!」

ラディアン「!体が…動かない…!」

カスピテル「罪深き魂…汝の名は、ラディアン。」

ラディアン「ぐっ…まさか…やめろ、私は…世界の神に…」

カスピテル「その魂を救済せん…浄化。」

ラディアン「ぐああああああーー!」

カスピテル「…救済完了…」
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/26(金) 19:39:35.09 ID:TklQJOCO0





小夜丸(真名看破により、ラディアンは消滅した…世界の混乱は回避できたのです!)

シュリット「ふー、終わった…」

ウェン「ウィンダばあ様、大丈夫ですか?」

ウィンダ「うん、平気、みんなありがとう…ウェンちゃん、いつも言ってるけど、私のことウィンダばあ様っていうのはやめて…」

ウェン「?じい様より年上なのですから、正しいのでは?」

ウィンダ「いやそうなんだけど…」

シュリット「そんくらいで文句言うなよ。ババァ。」

ウィンダ「ば、ババァですって?シュリット君…許さないわよ!」ゴチン!

シュリット「いてっ!なんだよ!俺も助けてやったのに!」

ウィンダ「ふふ、それとこれは別。」

シュリット「そんな!」

ウェン「…ふふ…」

小夜丸(この世界では、それぞれが生きる強さを持ちながら、違う部族たちでも、世代がはなれていても、手をとりあっている…これなら、きっと、いつまでも、歩んでいける…そんな世界を守れてよかったです。)

小夜丸「…では、皆さん、私はこれで!」

ウィンダ「え、もういっちゃうの?お礼もしてないのに。」

小夜丸「礼には及びません。私の仕事はこれで終わりです。貴方たちならば、もう助けずとも世界を保っていけると感じました。次の助けを求める世界のもとへ行かなくては。長老さんやエリアルさんにも、よろしくお願いします。」

シュリット「別にいいんじゃねえの少しくらい。」

小夜丸「迅速さが大事なのです。忍ですから。」

ウィンダ「そう…」

小夜丸「短い間でしたが、ありがとうございました。…では、皆さん、お元気で!」
Mission1 case closed!
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/26(金) 20:32:31.11 ID:TklQJOCO0


数日後…
小夜丸「プラ=ティナさん!」

プラ=ティナ「…何かしら?」

小夜丸「執行対象を…ください!」

プラ=ティナ「ダメよ。」

小夜丸「何でですか?ラディアンは忍らしく迅速に解決して見せました!」

プラ=ティナ「そうね。あれは司令官も喜んでいたわ。」

小夜丸「ならばなぜ…」

プラ=ティナ「適材適所。貴女向けの執行対象がいないだけよ。次の執行対象が割り当てられるまで、精進してなさい。」

小夜丸「そんな!」

???「はっはっは!そう焦るな。お主は若いんだからな。」

小夜丸「あなたは…」

ディガンマ「ワシじゃよ。司令官はおらんのか?」

プラ=ティナ「あらディガンマ。この前実験で本部を停電にしかけた反省文でも提出しに来たのかしら?」

ディガンマ「ふん、停電してないのだから良かろう。その件ではないわ。いつも通りデータの海で情報を探していたら、面白いものを見つけたのでな。」

プラ=ティナ「面白いもの?」

ディガンマ「>>127(遊戯王のモンスター)に関する情報じゃ。」
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/08/26(金) 22:03:47.11 ID:y308Stk0O
白銀の城のラビュリンス
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/08/27(土) 08:54:34.97 ID:NTyBX7PX0
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/30(火) 20:57:34.80 ID:HmqR8skz0
プラ=ティナ「ラビュリンス…ふむ、ダンジョンを守る悪魔ね…」

ディガンマ「そうじゃ。」

プラ=ティナ「あの集団はダンジョンに入らない限りは特別何かする者たちではないはずよ。」

ディガンマ「そうじゃ。あやつらがなにかするというわけではない。」

プラ=ティナ「…なら、何?」

ディガンマ「あやつらの守るダンジョンに挑戦する者たちが何を求めておるか…それは報酬があるからじゃ。攻略される度に報酬が変わるのだが…その報酬が少し気になるでの。これをみるが良い。」

プラ=ティナ「…これは…ふむ…なるほどね…」

ディガンマ「先に我らで回収しておくべきだと思わんか?」

プラ=ティナ「…確かに、これは回収の必要があるか…しかし、この任務をやるとなると、侵入する能力が必要ね。」

小夜丸「!」

ディガンマ「うむ、迅速さが必要じゃの。」

プラ=ティナ「だとすれば、身軽さと素早さ…」

小夜丸「!!つまり、忍である私の出番ですね!」

プラ=ティナ「…あなたに出来るかしら?」

小夜丸「出来ます!忍ですから。素早さには自信がありますし、隠密も出来ます!忍ですから!」

プラ=ティナ「はいはい、忍なのはわかってるわ……まぁ、隠密能力については疑問だけど…一応適正はあるわね……わかった。司令官に伝えておくわ。担当はあなたでね。」

小夜丸「ありがとうございます! 」

プラ=ティナ「指令がおって下るだろうから、それまでに準備しておくようにね。」

小夜丸「はい!」


小夜丸(…そして…)

プラ=ティナ「はい、許可が降りたわ。執行対象は白銀の城のラビュリンス、目的はダンジョン、白銀の迷宮城の攻略、担当者はあなた。」

小夜丸「はい、私に任せてください。すぐに解決してきます。」

プラ=ティナ「これからいくのは罠だらけのダンジョン。くれぐれも油断しないこと、良いわね?」

小夜丸「わかってます!では…乱破小夜丸、行って参ります!」



白銀の迷宮城
小夜丸「…ふむ、ここですか…」

小夜丸(この城に潜入して攻略していけば良いわけですね。私の思っていた城とは少し形や構造が違いそうですが、まあ、忍ですから、なんとかなりますね!)

小夜丸「…いざ、ダンジョンへ!」
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/30(火) 20:59:56.61 ID:HmqR8skz0
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130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/30(火) 21:02:22.33 ID:HmqR8skz0
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131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/30(火) 21:03:27.30 ID:HmqR8skz0


その頃…
アリアーヌ「主さま!主さま!新たな挑戦者が来たようです!」

白銀ラビュリンス「っ!本当!?」

アリアーヌ「はい、しかも、いつもの騎士じゃないです!」

白銀ラビュリンス「なんですって?…ふふふ…新しい来客なんていつぶりかしら…アリアーヌ!アリアンナ!盛大におもてなししてあげなさい。」

アリアーヌ「かしこまりました!主さま!」

アリアンナ「了解しました。主さま。」

白銀ラビュリンス「ふふふ…今回のは1週間考えに考えた自信作!完璧な罠を突破して見せなさい!そして私を楽しませて!」
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/08/30(火) 21:04:33.77 ID:HmqR8skz0


小夜丸「…さて…ここが入り口ですか…よし、たのもー!です!」ギィィィ…

アリアーヌ「ようこそ!白銀の迷宮城へ!」
アリアンナ「ようこそ。白銀の迷宮城へ。」

小夜丸「!」

アリアーヌ「わたし、アリアーヌです!よろしく!」

アリアンナ「アリアンナです。よろしくお願いします。」

小夜丸「は、はぁ。」

アリアーヌ「迷宮への挑戦が初めてのあなたに向けて、説明を行います!」

小夜丸「説明?」

アリアンナ「はい、まずは全体の説明を。あなた様には、全三層からなるこの迷宮城を攻略していただきます。」

アリアーヌ「それぞれの層にいるボスを倒して進み、最後に待つこの館の主を攻略する。そうすることで、この迷宮は攻略です!ただし、道中には多くの罠が仕掛けられていますので、ご注意を!」 

小夜丸「罠…」

アリアンナ「途中でリタイアする際には、大声でリタイアを宣言するか、壁に設置されたリタイアボタンを押してください。」

小夜丸「リタイア?」

アリアーヌ「そうすれば外に脱出できます!あと、中断してまた途中から再開したいときも同様にその旨伝えてください!」

アリアンナ「いままで通った経路の地図が見たいときには、こちらの紙に記録されているのでご覧ください。また、敵の情報を見たいときには、こちらのレンズで見れば…」

小夜丸「なにか、ずいぶんと親切な迷宮ですね…?」

アリアーヌ「それだけしないと攻略してくれる人がいないんですよ。」

小夜丸(それだとまるで攻略して欲しいかのような…) 

アリアンナ「…これにてチュートリアルは終わりです。」

アリアーヌ「こちら、チュートリアル達成報酬です!お受け取りください!」
>>133(遊戯王カード)を手にいれた!
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/08/30(火) 21:05:38.31 ID:OtvZWVPp0
みかんこ神楽
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/10/27(木) 13:08:11.26 ID:ApWNVii80
小夜丸「これは…」

アリアンナ「儀式魔法…助っ人キャラを召喚できます。是非お役立てください。」

アリアーヌ「それでは、以上で説明は終わり!それでは、転移を始めますよ。第一迷宮、ウェルカムラビュリンスへ、いってらっしゃーい!」
シュン!



小夜丸「…ほう…ここが迷宮…では、早速攻略していくとしましょう!」



白銀ラビュリンス「入ってきたわね…第一迷宮、ウェルカムラビュリンス。私自慢の調度品たちに加えて、今回はダンジョンのボスとして新たに>>135(遊戯王のモンスター)を配置した…さあ、突破して見せなさい!」
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 13:27:45.35 ID:K5HCZNyE0
ダウナード・マジシャン
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/10/27(木) 19:18:22.17 ID:2rQdMXIIO

第一迷宮
小夜丸「…」

小夜丸(さて、いまのところはなにも起きてはいませんが…注意して進まねば)

竜飾灯「……」

小夜丸(…あれは…巨大な燭台…でしょうか。なにか怪しいのですが…)

竜飾灯「…」

小夜丸(…罠には注意するべきでしょうが…ここを通らないと進めませんし…)

竜飾灯「…」

小夜丸(上を飛ぶ…いやあれを飛び越えようとしたら天井にぶつかりますね…!そうだ、あれをつかえば…)

小夜丸「次元流忍術、大変化!グラビティーノ!」

グラビティーノ「行くぞ、グラビティコントロール!」

竜飾灯「!?体が重く!」
ヒュー!ガチャン!
グラビティーノ「やはり罠か…だが、見抜かれれば無意味だ。…それでは、破壊!」

竜飾灯「ドラー!負けたドラ………だが…俺はまだ序の口…まだ残ってる…せいぜい時計に気を付けるドラ!」

小夜丸「…ふむ。」

小夜丸(次は時計ですか…)


狂時計「クルックー…クルックー…」

小夜丸(あれが時計…あれならば私でも…)

小夜丸「はっ!」

狂時計「クルッ!?クルックー!」ドーン!

狂時計「…負けたっポ…最後は暖炉…」


小夜丸(…ふむ、最後は暖炉…)
「暖まって休んでいってください」
火吹炉「…」

小夜丸「…」

小夜丸(明らかな罠……しかし、暖炉となると破壊するには力が必要…となると…暖炉…熱…!)

小夜丸「大変化、ラプスウェル!」

ラプスウェル「ふっ…我の更なる力を見せてくれよう。マクスウェル・エナジー!」

火吹炉「ニャッ!熱い…何をするにゃ!」

ラプスウェル「我はこの場所のエネルギーの動きを操れる…お前の熱をすべてお前に集めておるのさ。」

火吹炉「そんな…にゃー!」ドーン!


小夜丸「…ふぅ、これでこのフロアの罠はすべてでしょうか?」

アリアーヌ「おーめでとーうございまーす!」

小夜丸「!あなたは…」

アリアーヌ「はい、アリアーヌです!おめでとうございます。1フロアの罠をすべて事前に見破り、解除しました!主さまがお喜びですので、シークレット報酬です。どーぞ!」
>>138を手に入れた!
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 19:27:49.95 ID:K5HCZNyE0
スモールワールド
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/27(木) 19:28:36.97 ID:yeMNtninO
墓荒らし
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/10/28(金) 15:00:18.48 ID:8L5PaFGc0
undefined
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/10/28(金) 15:03:05.20 ID:8L5PaFGc0
undefined
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/10/28(金) 15:03:52.97 ID:8L5PaFGc0
小夜丸「墓荒らし…ですか。」

アリアーヌ「はい、お役立てください!それでは、ボスはあちらの扉の奥です、どうぞ!頑張ってくださいね!」

小夜丸「…本当に親切な迷宮ですね…」

ガチャッ

小夜丸「…これは…」

小夜丸(扉の奥の部屋は、瓶のようなものが辺り一面に散乱していた。)

???「…来ちゃった…」

小夜丸「…!あなたが…ボスですか?」

???「あー、…せっかく脱ニートの一歩として人と接触しなくていい仕事に着いたのに…ここならほとんど人も来ない、好きに研究してていいってあのメイドたちが言ってから来たのに…しかもさぁ、昨日は今日が乗って研究しまくったから今日は徹夜明けなんだよ。勘弁してよ…ホント。」

小夜丸「あの、あなたは…?」

???「…そうだよ。ボクはダウナード。脱ニートして働いてる魔術師。人付き合いが苦手だからこんな迷宮を職場にしたのに……転職しようかな。」

小夜丸「あの、ダウナードさん?急いでるので、嫌なら戦わずとも…」

ダウナード「いや、そうもいかないよね…一応報酬もらってるから……ちょっと待ってね…このボク特性ドーピング剤で…」ゴクゴク

ダウナード「力がみなぎる…キタキタキターーーー!」

小夜丸「!!」

ダウナード「ボク特性ドーピング剤の効能は身体能力向上、体力回復、気力向上!ボクの天才的発想のお陰で、誰でも速効で効果テキメンなのさ!」ATK2800

小夜丸「…薬物による一時的な強化…というわけですか。」

ダウナード「そういうこと…めんどいから、一撃で終わらせてあげるよ!」

小夜丸「…大変化、ディガンマ!」

ディガンマ「ふっ…わしのガジェット、見せてやるわ!」

ダウナード「っ!…急にやる気が…くっ…ボクの薬でやる気マックスのはずなのに…」

ディガンマ「わしの電波兵器により、人々の脳に働きかけ、やる気を削ぐ…その結果、相手は攻める気が無くなる…」

ダウナード「うっ…しかも薬の効き目が…くっ…もとの体力増やす訳じゃないからもう…あぁ…急に疲れが…だるい…つら…あー……もうダメ…………zzz…」DEF 200
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/10/28(金) 15:05:05.93 ID:8L5PaFGc0

小夜丸「…これで勝ったってことで良いんでしょうか?」

アリアーヌ「ぱんぱかぱーん!ステージクリア!おめでとうございます!中断もできますが、どのように?」

小夜丸「急いでいるので、そのままお願いします。」

アリアーヌ「かしこまりました!では、第2迷宮、フェアーウェルカムラビュリンスへ、どうぞ!」



白銀ラビュリンス「第一迷宮は軽く突破したけど第二迷宮はそうはいかない!あそこには罠として釣天井やら落とし穴、そして>>143(罠カード)、そしてボスには>>145(モンスター)」
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/28(金) 15:20:15.84 ID:mwENGSXO0
デーモングリッチ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/28(金) 15:58:43.08 ID:mwENGSXO0
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/28(金) 15:59:28.61 ID:4L69fVEwO
フレシアのこわくま
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/11/07(月) 11:03:50.33 ID:znTLCbmgO
アリアンナ「…出番でございますか。主さま。」

白銀ラビュリンス「ええ、あなたたちで精一杯のおもてなしを。」

アリアンナ「かしこまりました。」



小夜丸「さて、第2迷宮…周囲に注意しながら進まねば…」
カチッ!
小夜丸「!?」
ヒュー!
小夜丸(天井が…!…っ!)シュン!!
ドーン!
小夜丸「……ふぅ…危ない…」

小夜丸(忍なので助かりました…)

小夜丸「さて、次は…!」
パカッ!ヒュー!
小夜丸(!?今度は落とし穴ですか!)

小夜丸「忍には…通用しません!…空気を蹴って…はっ!」ピョン!
スタッ!
小夜丸「忍ですから、楽勝ですね。」

アリアンナ「羽もなく飛ぶとは…なかなかの手練れですね。」
アリアーヌ「すごーい!きっと主さまもよろこんでますよ!」

小夜丸「空中多段飛びは忍の基本です…あなたたちが来たということは、またなにか?」

アリアンナ「いえ、今回は…あなたに対する罠…試練として。」

アリアーヌ「私たちが中ボス…お相手します!」

アリアンナ「私たちは二人で一人、堅守速攻、攻防一体…」DEF 2100

アリアーヌ「私たち悪魔の技…楽しんでいってくださいね!」ATK 1800

小夜丸「っ!」

小夜丸(…なるほど…二人での攻めと守りの両立…隙がない…)

小夜丸「…ならば…こちらも…マジックカード、御巫神楽、発動!儀式召喚!降臨してください!」
ピカッ!
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/11/07(月) 11:04:32.62 ID:znTLCbmgO
オオヒメ「…私を呼び寄せたのはあなたですか?…私はオオヒメ、光を司るもの…あなたに舞の加護を授けましょう…」

小夜丸「この迷宮攻略、あの二人を倒すために、力を貸してください。」

オオヒメ「ふむ…容易いこと…神楽の舞で、悪魔であっても照らして見せましょう…」

アリアーヌ「来ましたね、SSRサポートキャラ!」
アリアンナ「ここで使いますか……せめて、我ら悪魔の技で破壊させていただきます!はっ!」

オオヒメ「無駄です…祓舞…破壊から守る加護を…」

アリアンナ「っ!くっ!」

オオヒメ「さあ、祓いましょう…神楽の舞!」
ピカッ!
アリアーヌ「きゃあああっ!」
アリアンナ「くぅぅぅぅっ!」




アリアンヌ「…負けました…」

アリアーヌ「強いですね、あなた…」

アリアンナ「ですが、この迷宮にはまだまだ番人がいる…」

アリアーヌ「あなたは全員を突破できますかね?」

アリアンナ「…番人を全員倒したその時に、またお会いしましょう…」シュン!

アリアーヌ「ではではまた♪…あ、やっぱりちょっと待ってください…」

小夜丸「?」

アリアーヌ「ごそごそ…あ、これだ…」ポイッ!

アリアーヌ「あー、うっかりアイテムをドロップしちゃいましたー、ですが私は体力の限界なので、帰りますー…」シュン!

小夜丸「……なんなのでしょうか、この迷宮は…」

小夜丸(まあとにかく、拾っていきますか…)
>>148(遊戯王カード)を手にいれた!
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/07(月) 11:33:24.07 ID:6e+409iF0
ヤマタノ竜絵巻
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/11/07(月) 17:28:21.68 ID:B1Na5IuJO
小夜丸「これは…ヤマタノ竜絵巻?」

オオヒメ「八俣大蛇…かつてスサノオに討伐されし大蛇…その力を封じた巻物ということでしょう。」

小夜丸「なるほど…」

オオヒメ「さあ、先へ参りましょう。私の加護が続く時間には限界がありますからね…」

小夜丸「あ、はい…」



小夜丸「この先におそらくボスが…」

オオヒメ「ふむ、どんな闇であっても私が祓いましょう…」
ガチャッ
プーン…
小夜丸「っ!これは…なんという匂い…」

???「女の子に対してそれは失礼じゃない?」

小夜丸(そこにあったのは臭気を放つ巨大な花のようなもの…そしてその上に鎮座する、一人の少女…)

小夜丸「あなたが…ボスのようですね。」

???「そう、私はフレシア、このフロアの番人…あら、今日は女の子が二人…いつもは男ばっかりなのに…」

小夜丸「…」

フレシア「でも大丈夫。私はどっちもいけるクチ…だから…イイコト…しよ?」
ポワン!
小夜丸「!?」

小夜丸(匂いが変わった…これは…いい匂い…)

小夜丸「…」ボー…

フレシア「フフフ…そう…もっとこっちへ…」
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/11/07(月) 17:28:52.67 ID:B1Na5IuJO
オオヒメ「!いけません!祓舞!」

小夜丸「…っ!はっ!私は…」

オオヒメ「匂いにつられていました。おそらくその先に落とし穴があります…」

小夜丸「なんと…」

フレシア「ちっ…もうすこしで…というかあなた、なんで私の匂いが効かない…」

オオヒメ「舞の加護の力です。そして私はあなたと同じく、植物に関わるものですから。」

フレシア「…ふーん……あの悪魔たち、やっかいなキャラを渡して…」

オオヒメ「では、今度は私から…一緒に舞いましょう?誘い輪舞!」

フレシア「くっ…うっ…体が…勝手に…くっ…」

オオヒメ「さあ、今のうちに次の層へ!」

小夜丸「よ、良いのですか?」

オオヒメ「私の加護もここまでのようですから。さあ、早く!」

小夜丸「…感謝します!」

小夜丸(…あれ、この層、私ほとんどなにもしてませんね…まあいいです、次では活躍しましょう!)


白銀ラビュリンス「すごいすごい!もう第三層!でもね、最終層は、さらに難しくしたわ!ボスには>>151
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/07(月) 17:45:19.16 ID:HCU8571Y0
ダイノルフィア・ケントレギナ
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/07(月) 17:45:28.38 ID:YX+dGNq5O
黄金卿エルドリッチ
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/11/12(土) 14:26:49.92 ID:PUCUiP7X0
白銀ラビュリンス「さらにあそこには像と、その僕たちを設置している…あなたの冒険もそこで終わり!…でも、もし万が一来たときのために準備しとかないと。アリアンナ!いい感じの演出の準備よろしく!」

アリアンナ「かしこまりました。主さま。」

白銀ラビュリンス「アリアーヌ!私のメイクアップよろしく!」

アリアーヌ「かしこまりました!主さま!」



小夜丸「…さて…ここが最終ダンジョン…ですか。」

小夜丸「一体どのような罠が…」

魔神像「………」

小夜丸(これは…巨大な像…まるで今にも動き出しそうな…)
ゴゴゴゴゴ…
小夜丸「!?」
魔神像「……」ビカッ!

小夜丸「っ!!」

魔神像「……!」ブン!

小夜丸「はっ!」ヒラッ

魔神像「……ホウ、ヨケタカ…」

小夜丸「…動いた…やはり、これが罠…しかし、攻撃はよけた…ならば…反撃です!」シュッ!

魔神像「…アマイ!」ボン!
魔法の筒
小夜丸「!!ぐっ…これは…」

魔神像「ククク…コウゲキタイサクハバンゼン、ワタシハコウゲキデハタオセン!ソシテワタシヲタオサネバサキニハススメン!」

小夜丸「…!なんと…」

魔神像「ククク…タイサクガアルコトニハアルガ、ソレハコノサイシュウメイキュウノナカニソンザイスルフタツノカギガヒツヨウ!ソシテソノカギハワガシモベガマモッテオル!!マサニバンジャク!」

小夜丸「…しもべが2体?」

魔神像「ククク…ソウダ。」

小夜丸「…なるほど…」

小夜丸(つまりその鍵を探して倒せば良いと…やるべき事を教えてくれるとは、やはり親切な…)

小夜丸「だとすれば…探します!」




小夜丸(…恐らくあれが最初の鍵…そしてそれを守るのは…>>154)
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/12(土) 17:25:04.14 ID:vYiHJBsM0
勇者トークンとその仲間達
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/11/14(月) 08:58:20.26 ID:ej8o4ZWt0
小夜丸(…複数人とは予想外…ですが、何とかするしかないですね…)

グリフォン「!!おい、誰か来る臭いがするゾ!」

小夜丸(…気取られた…かくなる上は…)

小夜丸「……」

魔鉱戦士「来たか!おうおう、ずいぶんと可愛い嬢ちゃんだなぁ!」

水遣い「どうしますか、勇者さま。」

勇者「無論、迎え撃つまでだ。俺たちによるこの世界への復讐…その第一歩だ。」

小夜丸「…勇者?勇者なのに…復讐なのですか?」

勇者「ああそうだとも。俺たち4人はこの世界を救うため、あらゆる場所を旅し、魔族と戦い続けた…世界を救う使命のために…そしてついに魔王を倒した。」

グリフォン「最初はオイラたちも感謝されたんだ。だけど、魔王の驚異が去ったことで、オイラたちの力を恐れる人々が出てきたんだゾ…」

水遣い「そして我々は迫害されるようになった。世界を救った私たちを世界は拒絶した…」

魔鉱戦士「だから俺たちは決意したんだ、復讐を。」

勇者「まあ、魔鉱戦士だけは町を行き来出来たりするんだけどな!…まあともかく、「異世界転生したら世界を救うことになった件」だったのが「魔王を倒して世界を救ったのに迫害されたので、魔族に寝返って復讐しようと思う」になったわけだ。」

小夜丸「…なるほど…」

水遣い「まあ、そういうことなので、今は我々は魔族につき、働こうとしているわけです。このルートを歩むのも何度目か…」

勇者「え、何度目って何?」

水遣い「あ、いえ、何でもありませんよ。」

勇者「そうか……まあ、というわけだからな、お嬢さん。鍵がほしいなら…俺たちと勝負だ!」

小夜丸「…」

小夜丸(…数が違うのは不利…ならば…)
1 墓荒らし発動
2 ヤマタノ竜絵巻使用
>>156
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/11/14(月) 14:22:11.61 ID:JWH1xUuMO
2
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2022/12/19(月) 21:28:43.95 ID:xReJis7Q0
あげ
158 :究極生命体ID-F346 :2023/05/26(金) 03:22:42.94 ID:zTkWpKrQ0
おお偉大なシンデレラ おお偉大なシンデレラ 永遠に果てなく踊れよ
おお我らがシンデレラ おお我らがシンデレラ 世界に名立たる偶像よ
金を手折り束ねて 石を捧げてしまえば 皆を約束の舞台へ導く 偶像たちよ

おお輝けシンデレラ おお輝けシンデレラ 輝く星となれよ
おお歌えよシンデレラ おお歌えよシンデレラ 歌い願えば叶う
奇跡呼ぶ白き翼も 夢を打ち抜く少女も 心その身さえ捧げよ 我らが偶像へ

おお崇めよシンデレラ おお崇めよシンデレラ 主への絶対の忠誠
おお願えよシンデレラ おお願えよシンデレラ 巡る奇跡を信じて
手に入れし魔法儚く 彼方へと消えゆくは笑顔 生まれし勇気を抱きしめて 走り出せよ
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