【安価コンマSS】高咲侑「GANTZ……?」

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18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/23(金) 22:14:08.43 ID:2xMGYTt00
〜しばらくして〜



侑(……三船さんは、この部屋に呼び出された人達が何をしなければいけないのかを話してくれた)

侑(私達は死ぬ瞬間にあの部屋に呼び出されたこと、あの画面に映っていたねぎ星人……宇宙人と戦って勝つことができれば生きて帰れること)

侑(だけど……もし負けてしまったら、本当に死んでしまうことと……頭の中に仕掛けられた爆弾のせいで、逃げ出すことはできないこと……)

侑(どれも、突拍子のない話だけど、でも……)



歩夢「い、今の話……本当なの……?」

栞子「はい」

侑「私達が、この武器を使って宇宙人と戦う……」

歩夢「こ、このスーツもその為の……?」

栞子「ええ、私は既に服の下に着ています」スッ

侑「!ホントだ!」

歩夢「じゃ、じゃあ私も着た方がいいのかな?」

栞子「はい、それを着ているだけで生き残る確率が大きく上がりますから」

侑「うー……私もちゃんと持ってくればよかったなぁ……」

歩夢「ゆ、侑ちゃん……」


栞子「さて、私はこのまま星人を倒しに行きますが……あなた達はどうしますか?」

侑・歩夢「!」

歩夢「わ、私は……」ブルブル

侑「歩夢……」

栞子「……そちらの方は無理そうですね」

歩夢「う、うぅ……」

栞子「高咲さん、あなたはどうしますか?」

侑「うーん……」

栞子「レーダーによれば、今回の星人は二体だけですから私だけでも大丈夫だとは思いますが」

侑「私は────」



侑の行動を選択してください
1.栞子について行く(栞子と一緒に戦闘を行う、戦闘経験を積める為リターンありだがスーツなしの為低確率で死亡リスクあり)
2.歩夢と一緒に待機する(栞子の戦闘結果コンマ次第では歩夢と一緒にねぎ星人と戦闘しなければならなくなる可能性あり、その場合中確率で死亡リスクあり)

下1
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 22:37:38.87 ID:yXRI9+ts0
1
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/23(金) 23:01:55.61 ID:2xMGYTt00
1を選択



侑「────三船さんについていくよ」

歩夢「!?」

栞子「!」

侑「いくら三船さんが戦い慣れてるっていっても、一人で行かせるのはちょっとなぁって思うし……」

侑「それに、私だってちゃんと武器は持ってきてるし……何かできることがあるんじゃないかなって!」

栞子「高咲さん……」

侑「どうかな?」

栞子「……わかりました」

侑「よしっ!」


栞子「ただ……本当に危険な場合はすぐに逃げてくださいね、私のカバーが間に合わない可能性もありますから」

侑「……うん、わかったよ栞子ちゃん!」

栞子「えっ」

歩夢「!?」

侑「?どうしたの?」

栞子「えっと、いきなり下の名前で呼ばれたので……」

侑「ああ……ほら、これから命がけの戦いに一緒に挑むんだしさ、ちゃんと信頼関係を築いておきたいなって思って」

栞子「信頼、関係……」

侑「……嫌だったかな?」

栞子「い、いえ……そんなことは……」

侑「……そっか、じゃあこれから栞子ちゃんって呼ばせてもらうね!」

栞子「は、はい」

侑「それから、私のことも侑でいいよ!」

栞子「えっ」

歩夢「!?」

侑「……」ジッ

栞子「えっ、と……」

侑「……」ジーッ

栞子「……わ、わかり、ました」


栞子「……侑、さん……」

侑「うん!」



歩夢「……」


歩夢の反応判定
99 00 歩 夢 覚 醒
ゾロ目 歩夢「私もついていくよ」(満面の笑み)
50以上 歩夢「……私もついていっていいかな?」
49以下 歩夢「……私はここで待ってるね」

下1
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:06:56.20 ID:h/mmV7fuO
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/23(金) 23:18:11.65 ID:2xMGYTt00
コンマ20



歩夢「……私はここで待ってるね」

侑「うん、歩夢はどこかに隠れてて」

栞子「星人を倒したら私達は自動的にあの部屋に転送されますから……あちらでまた会いましょう」

歩夢「ん……」


歩夢「……侑ちゃん」

侑「ん?」

歩夢「絶対に……生きて帰って来てね……」

侑「……うん、必ず帰って来るよ」

歩夢「約束……破ったら許さないからね」

侑「うん」

歩夢「……」

侑「……」

歩夢「……いってらっしゃい」

侑「……いってきます!」

栞子「……では、行きましょう」

侑「うん!」



歩夢「……」

歩夢「侑ちゃん……」



栞子の好感度が2→3に上がりました
歩夢から栞子に対する嫉妬心が芽生えました
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/23(金) 23:20:17.05 ID:2xMGYTt00
本日はここまでです
続きは明日のお昼くらいからと考えているので是非参加していただければと思います
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:26:23.15 ID:yXRI9+ts0
おつおつ
楽しそう
25 : ◆q0RD92tffCyh [saga]:2021/07/24(土) 14:13:30.81 ID:SE/l8r/j0
それでは本日の更新を始めていきます

本編開始前に「高咲侑」の戦闘用初期ステータス判定を行います
それぞれ指定先レスのコンマ下一桁値を採用します
※0の場合は10と見なし、10〜1の範囲で判定
※ゾロ目の場合は20、99または00が出た場合はスーパークリティカルとして30に設定します

【格闘】 下1
【射撃】 下2
【剣術】 下3
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 14:18:27.46 ID:RFvzLK/Go
はい
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 14:28:00.28 ID:LupfOVho0
がんばえー
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 14:45:46.06 ID:Acm3mi8vo
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 15:01:59.10 ID:SE/l8r/j0
「高咲侑」の戦闘用初期ステータスは以下の通りとなりました
【格闘】6
【射撃】8
【剣術】6
※参考値(GANTZ原作キャラとの比較)
【格闘】は90で風と同レベル
【射撃】は90で東郷と同レベル
【剣術】は90で和泉と同レベル
・それぞれMAX値は100
・今後ミッション外での訓練時に上げることができます

また、現在の内面ステータスは以下の通りです
【勇気】1(>>18の行動判定で1を選択したので+1)
【狂気】0
【洞察】1(>>11の行動判定でゾロ目が出たので+1)
・それぞれMAX値は10
・基本的には行動判定の選択肢次第で上がります(ただし狂気だけは……)

それでは次レスから本編に入っていきます
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 15:18:46.53 ID:SE/l8r/j0
栞子「……侑、さん」

侑「ん?なに?」

栞子「今のうちに確認しておきたいのですが……格闘術や剣術、射撃の心得はありますか?」

侑「えっ」

栞子「……なさそうですね」

侑「あ、あはは……」

栞子「せめてスーツを着ていれば……いえ、今更言っても仕方ありませんね」

栞子「武器だけでも、きちんとしておきましょうか」スッ

侑「あっ、それってあの部屋にあった銃?」

栞子「ええ、これはXガンと呼んでいるもので────」



〜しばらくして〜



栞子「────というわけなのですが」

侑「うーん……全部持つのは重くて無理そうだなぁ……」

栞子「そうですね……今はどれか一つにしておきましょうか」

侑「そうだね、じゃあ────」



侑が装備する武器を決めてください
1.ガンツソード(近接戦用武器、敵を殺せます)
2.Xガン(中距離戦用武器、敵を殺せます)
3.Yガン(中距離戦用武器、敵を捕獲・転送できます)

下1
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 15:27:46.89 ID:0DX1dBxyO
2
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 15:42:45.40 ID:SE/l8r/j0
2.Xガンを装備



侑「────このXガンを持っておこうかな」スッ

栞子「そうですね、最初はそれが一番扱いやすいと思います」

栞子「侑さんが持ってきた剣はスーツを着ていないと自在に扱えませんし、Yガンは少し癖がありますから」

栞子「……とはいえ、星人と直接戦うのは私が行いますから、侑さんは援護に徹してください」

侑「うん、わかった」



栞子「……この辺りですね」

侑「……ふぅ……ふぅ」ドッドッドッ

栞子「……緊張、されてますか?」

侑「そりゃ、ね……緊張、しないわけないよ……」ドッドッドッ

栞子「……」

侑(大丈夫……栞子ちゃんは慣れてるみたいだし……あくまで私は援護……援護に徹するんだ……)ドッドッドッ

栞子「……見つけました」

侑「!」



ねぎ星人の状況判定
ゾロ目 大人と子ども両方揃っている、かつ無警戒
70以上 子どもを見つけた
69〜20 既に子どもは殺されており大人が怒り狂っている(原作通り)
19以下 既に子どもが殺されており怒り狂った大人が侑達の存在に気づいた

下1
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 15:58:50.82 ID:LupfOVho0
こえー
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 16:08:35.19 ID:SE/l8r/j0
コンマ82
→子どもを見つけた



ねぎ星人子ども「……」



栞子「ガンツに映っていたものと同じ……あれが今回のターゲットですね」

侑「……っ」ゴクッ

侑(ほ、本当にいた……!)

侑「あ、あれが、宇宙人……?」

栞子「ええ、あれを殺すことができればあの部屋に戻ることができます」

侑「こ、殺す……」ドッドッドッ

栞子「周りには誰もいませんし、完全に油断している今なら……」スッ

侑「……」ドッドッドッ



行動を選択してください
1.ねぎ星人の子どもを撃つ
2.栞子に任せる

下1
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 16:52:46.83 ID:0DX1dBxyO
1
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 17:18:04.89 ID:SE/l8r/j0
1を選択



侑(殺せば……帰れる……)ドッドッドッ

侑(殺せば、帰れる……)ドッドッドッ

侑(殺せば……)ドッドッドッ

侑「……ッ!」バッ



命中判定
・ねぎ星人の子ども:無警戒(回避補正なし)
・現在の侑のステータス
【射撃】8
【狂気】0
・装備武器:Xガン
・ガンツスーツ:未着用
・栞子による武器の使い方説明:完了済
→計算式:0-(8+(0×10)) = −8
→マイナス値の為、コンマ判定なしで命中確定



ギョーン



栞子「……侑さん!?」

侑「ハァ……ハァ……」ドッドッドッ

栞子「今、撃ちました……よね?」

侑「ハァ……ハァ……ッ」ドッドッドッ

栞子「……星人は!?」バッ



ねぎ星人の子ども「……ァ────」



ボンッ!!



侑・栞子「!!」



ねぎ星人の子ども「」ドチャッ



栞子「……当たっていましたか」

侑「ハァッ……ハァッ……!」ドッドッドッ

栞子「……侑さん」チラ



侑の反応判定
ゾロ目 吐き気に襲われるがなんとか堪える
50以上 その場で吐いてしまう
49〜6 侑「これで……帰れるんだよね……?」(狂気+1)
5以下 侑「……ははッ」(狂気+2)

下1
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 17:19:37.67 ID:IIRrg8cZo
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 17:30:55.76 ID:SE/l8r/j0
コンマ67
→その場で吐いてしまう



侑「……うっ、おぇっ」ビチャビチャッ

栞子「!大丈夫ですか?」

侑「う、うぅ、うぇ……」

侑(あの宇宙人、ボンッて弾けて、ぐちゃぐちゃに)

侑(私が、私が銃で撃ったから、それで)

侑(私が、私が殺したから……ッ!)

侑「ぉえっ……!」ビチャビチャッ

栞子「……最初は、そうなりますよね」

侑「う、うぅ……」

栞子「……残りの一体は私が仕留めます、侑さんはそのまま休んでいてください」

侑「し、栞子ちゃ……」



ねぎ星人大人の状況判定
ゾロ目 少し離れたところを移動中
50以上 少し離れたところで他の参加者と戦闘中
49〜20 子どもの死体を発見した
19〜6 いつの間にか侑達のすぐそばにいた
5以下 歩夢のところに現れた

下1
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 17:36:06.23 ID:0DX1dBxyO
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 17:46:56.05 ID:SE/l8r/j0
コンマ23
→子どもの死体を発見した



ザッ



栞子「!」

侑「ぇ?」



ねぎ星人の大人「……ァ?」

ねぎ星人の子ども「」

ねぎ星人の大人「ア……アァ……」

ねぎ星人の大人「アアアァァァ!!!」



栞子「もう一体……来ましたね……!」

侑「う……ぁ……」



行動を選択してください
1.ねぎ星人の大人を撃つ
2.栞子に任せる

下1
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 18:01:30.76 ID:0DX1dBxyO
誰も取らないようなので 2
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 18:25:58.59 ID:SE/l8r/j0
2を選択



侑「し、栞子ちゃん……」

栞子「任せてください」スッ



命中判定
・ねぎ星人の大人:警戒(回避補正20)
・現在の栞子のステータス
【射撃】40
・装備武器:Xショットガン
・ガンツスーツ:着用
→計算式:20-40 = −20
→マイナス値の為、コンマ判定なしで命中確定



ギョーン



栞子「……」

侑「ハァ……ハァ……」ドッドッドッ


ねぎ星人の大人「アアアァァァ!!!」


侑「ね、ねぇ!もしかして当たってないんじゃ────」



ボンッ!!



侑「!!」


ねぎ星人の大人「ガッ……」ドチャッ

ねぎ星人の大人「ァ……ガ……」モゾモゾ

ねぎ星人の大人「ッ……」

ねぎ星人の大人「」



栞子「……ふぅ」スッ

侑「……」

栞子「レーダーに他の反応はなし……これで終わりですね」

侑「……」

栞子「後は転送を待てば……侑さん?」

侑「……ぇ?」

栞子「大丈夫、ですか?」

侑「ぁ……」



侑の反応判定
ゾロ目 20以上 侑「正直……また吐きそう……」
19以下 侑「もう大丈夫……慣れたよ」(狂気+1)

下1
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 18:29:22.55 ID:GNf3mXCe0
ゾロ目
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 18:38:27.16 ID:0DX1dBxyO
有言実行やるな
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 18:38:30.52 ID:LMKZxOvU0
有言実行スゲー
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 18:50:09.42 ID:SE/l8r/j0
コンマ55ゾロ目
→せっかくのゾロ目なのでやっぱりボーナスつけます



侑「正直……また吐きそう……」

栞子「……」

侑「栞子ちゃんは、こういうのを何度もやってきてるんだよね……?」

栞子「……はい」

侑「……凄いね」

栞子「え?」

侑「私……あの宇宙人を殺しちゃったんだ、って思ったら、一気に気持ち悪くなって……今だって手の震えが……」ブルブル

栞子「……」

侑「……でも、栞子ちゃんは平然としてるし、だから凄いなって」

栞子「……そんなこと、ないですよ」

侑「え?」


栞子「私だって、最初は怖くて、震えが止まりませんでした」

栞子「でも……そのままではすぐに死んでしまうと思ったので……必死に戦っているうちに段々と……」

侑「……そう、だったんだ」

栞子「……こんな話をするのは、あなたが初めてです」

侑「そうなの?」

栞子「……はい」

侑「そっか……ありがとね、話してくれて」

栞子「いえ……」

侑「栞子ちゃ────」ジジッ

栞子「あっ」

栞子(転送、始まったみたいですね……)

栞子「……」

栞子(高咲、侑さん……)

栞子(この人なら、私と一緒に────)ジジッ



栞子の好感度が3→4に上がりました
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 19:01:46.54 ID:SE/l8r/j0
〜GANTZ部屋〜



侑「────ん?」

侑(ここは、さっきの部屋……?)

侑「ってことは、私……」


ジジッ


侑「!」

栞子「────侑さん」

侑「栞子ちゃん!」

栞子「無事に、帰って来られましたね」

侑「うん……!よかった、本当に……」ヘナヘナ

栞子「侑さん!?」バッ

侑「あ、あはは、安心したらなんか……腰が抜けちゃったのかな……?」

栞子「……ふふ」

侑「あっ」

栞子「?」

侑「……栞子ちゃんの笑った顔、初めて見た」

栞子「っ、い、今のは!」

侑「美人さんだと思ってたけど……笑顔は可愛い感じでいいね!ときめいちゃった!」

栞子「!?な、何を言って────」



歩夢「────侑ちゃん?」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 19:11:07.59 ID:SE/l8r/j0
侑「あっ、歩夢!」

栞子「!」

歩夢「この部屋……さっきいた場所と同じ……?」

侑「そうだよ、私達……生きて帰って来られたんだよ!」

歩夢「!!」

侑「……無事でよかったよ、歩夢」

歩夢「侑ちゃんこそ……心配してたんだからね!」ギュッ

侑「わっ!」

歩夢「……っ」ギューッ

侑「歩夢……」ギュッ


栞子「……」



『ちーーーーん』



侑・歩夢「!?」

栞子「……やはり、私達だけでしたか」

侑「え?」

歩夢「それって……」



『ぽむ 0てん ゆうちゃんのことかんがえすぎ』

『Total 0てん あと100てんでおわり』



歩夢「……え?」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 19:21:11.73 ID:SE/l8r/j0
侑「ぽむ……それにこの絵……歩夢のこと?」

栞子「おそらくそうですね」

侑「じゃあこの『ゆうちゃんのことかんがえすぎ』っていうのは?」

栞子「ガンツからのコメントです、適当な感じに見えますが……嘘ではないかと」

歩夢「ちょっ……!」

侑「……へぇ〜」ニヤニヤ

歩夢「うぅ……!」



『ゆうちゃん 1てん ゲロはきすぎ』

『Total 1てん あと99てんでおわり』



侑「お?もしかしてこれは私かな?」

栞子「そうですね、どうやらあの星人は1点だったようです」

侑「1点?」

栞子「……後程説明します」

歩夢「このコメントは……」ジッ

侑「うっ……」

歩夢「侑ちゃん……?大丈夫なの?」

侑「う、うん……今は、もう大丈夫……」

栞子「……」



『しおりこちゃん 3てん ゆうちゃんにきょうみもちすぎ』

『Total 90てん あと10てんでおわり』



栞子「!?」

侑「トータル90点!?」

歩夢「……!」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 19:30:28.62 ID:SE/l8r/j0
侑「トータル90点って、もうそんなにやってるの!?」

栞子「そ、そうです、が……」

侑「今回が3点だから……30回くらいやってる、ってこと……!?」

栞子「い、いえ、場合によっては10点以上取れるときもあるので、一概にそういうわけでは」

侑「そうなんだ……」

歩夢「……ねぇ」

侑「?」

歩夢「この『ゆうちゃんにきょうみもちすぎ』って」

栞子「ガッ、ガンツ!100点メニューを表示してください!!」

侑「100点メニュー?」

歩夢「……」



『100点めにゅ〜』

『1 記憶を消されて解放される』

『2 より強力な武器を与えられる』

『3 MEMORYの中から人間を再生する』



侑「なに、これ……?」

栞子「……トータルが100点になった場合に選択できる内容です」

侑「1は、記憶を消されて解放……解放!?」

歩夢「!こ、これって」

栞子「はい、100点を取ることができれば────」



栞子「────もう二度と、この部屋に来なくてよくなります」

侑・歩夢「!!」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 19:44:02.55 ID:SE/l8r/j0
〜しばらくして〜



侑(栞子ちゃんは、現時点で自分が知っていることについて、先程説明してくれた内容も含めて改めて一通り私達に話してくれた)

侑(この部屋には死んだ人間達が連れて来られること、黒い玉……ガンツに表示された星人と戦わなければならないこと、負ければ本当に死んでしまうこと、解放されるまでは何度でもこの部屋に呼び出されること……そして)

侑(星人を倒して得た点数のトータルが100点になれば、この部屋からの解放を選択できるということ)

侑(この部屋に集められた人達は、皆100点を目指して必死に戦って……途中で亡くなる人もいれば、実際に解放された人もいたみたいで)

侑(だから、私達も100点を取れば……!)



栞子「────この部屋の仕組みについては以上です」

侑「説明してくれてありがとう、栞子ちゃん」

栞子「いえ……」

歩夢「……」

歩夢「……三船さん」

栞子「?なんでしょうか」

歩夢「一つ、聞いてもいいかな」

栞子「はい、私に答えられることであれば」

歩夢「……どうして」



歩夢「どうして、最初に説明してくれなかったの?」

侑・栞子「!」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 19:49:55.80 ID:SE/l8r/j0
歩夢「この部屋に来てすぐに説明してくれれば、私も侑ちゃんもきちんと準備して行けただろうし……それに」

歩夢「他の人達が……死ぬこともなかったんじゃないかな、って思って」

栞子「……!」

侑「た、確かに……そうだね……」

歩夢「ねぇ、どうして?」

栞子「それは……」

侑「……」



行動を選択してください
1.どうして言わなかったのか栞子を問い詰める
2.栞子が言わなかった理由を推測して述べてみる
3.黙って成り行きを見守る

下1
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 19:51:35.38 ID:GNf3mXCe0
2
連とりになるなら下
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 19:56:38.01 ID:0DX1dBxyO
2
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 20:03:33.49 ID:SE/l8r/j0
一旦コンマ判定後の行動判定を同じIDの方が取っても、連取りにはしないものとします(逆もまた然り)
※参加してくださる方の人数が増えてきたら変えようかと思います
──────



2を選択



侑「……何か、言えない理由があったんじゃないかな?」

歩夢「え?」

栞子「……!」

侑「ほら、例えば……前に正直に話してみたけど全然信じてもらえなかったとか……スーツや武器を悪用されて大変なことになった、とかさ」

栞子「侑さん……」

侑「実際、私もあの宇宙人……ねぎ星人の姿を目の当たりにするまでは、信じ切れてない部分もあったし、ね……」

歩夢「……」

侑「どうかな?それとも違う理由があったりする?」

栞子「……」



栞子の反応判定
ゾロ目 50以上と同じ流れ+栞子の好感度上昇
50以上 栞子「そうです、ね……」
49以下 栞子「……違います、ね」(原作の西と同じ理由)

下1
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 20:10:39.83 ID:0DX1dBxyO
へい
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 20:31:49.53 ID:SE/l8r/j0
コンマ83



栞子「そうです、ね……」

栞子「……以前、私よりも前からいたメンバーが全員いなくなって、初めて経験者が私だけになったときがあったんです」

栞子「そのときは、前にいたメンバーがやっていたように私も説明してみたのですが……誰も信じてくれなくて……」

侑「そんな……」

歩夢「……」

栞子「結局、そのとき生き残ったのは私だけで……それ以降も説明してみたのですが、信じてもらえず……」

栞子「……そういったことを繰り返すうちに、説明すること自体を諦めるようになってしまって……段々と、自分さえ生き残れればいいかという考えに、なってしまっていって……」

侑「栞子ちゃん……」

歩夢「三船さん……」

栞子「……すみません、上原さんの言う通り……私が最初に話していれば、もしかしたら今回の人達は……」

侑「……ねぇ、栞子ちゃん」

栞子「……なんでしょう」

侑「一つ気になったんだけど、聞いてもいいかな?」

栞子「……はい」

侑「ありがとう」


侑「あのね、さっき自分さえ生き残れればいいって段々考えるようになったって言ってたけど……」

侑「……それなら、どうして私には声をかけてくれたの?」

歩夢「……確かに」

栞子「それは……あなただけが、他の人とは違う行動を取っていたからです」

侑「私だけが……?」

栞子「はい」

栞子「他の人は皆ここをどうしたら出られるかとか、ガンツの中に入っていたXガンなどに夢中でしたが……あなただけは、スーツの重要性に勘付いていましたよね」

侑「ま、まあ……歩夢にだけ渡して自分のは置いていっちゃったけどね……」

栞子「それに、説明なしに初回で奥の部屋の存在に気づいたのは……私が知る限りでは侑さんだけです」

侑「えっ!?」

栞子「あの部屋はガンツが開いてからからでないと解放されない仕組みで、普通の人はまず気がつかないものでして……だから、あの部屋でないと手に入らないものをあなたが持っているのを見て思ったんです」



栞子「この人は、この部屋で生き残る適性があるかもしれない……って」

侑「……!」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 20:39:05.16 ID:SE/l8r/j0
栞子「私のその予感は……実際に、当たっていました」

栞子「スーツなしでも、あなたは私についてきて……実際に星人を倒すことができていました……」

侑「で、でも、それは栞子ちゃんがいたから」

栞子「だとしてもです」

侑「……っ」

栞子「侑さん……あなたには、この部屋で生き残る為の適性があります」

栞子「ですから、私と一緒に────」



栞子の発言判定(重要)
・現在の栞子の好感度:4
→判定内容は以下の通り
ゾロ目 60以上 栞子「カタストロフィが訪れるそのときまで、戦い続けてほしいんです」
59以下 栞子「……いえ、なんでもありません」

下1
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 20:47:44.60 ID:84reSubFo
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 21:03:28.84 ID:0DX1dBxyO
ドンピシャ ナイス
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/24(土) 21:05:17.51 ID:SE/l8r/j0
コンマ60



栞子「────カタストロフィが訪れるそのときまで、戦い続けてほしいんです」

侑「……え?」

歩夢「かたす……?」

栞子「……ガンツ、『Katastrophe』」


ジジッ……


侑「……なに、この数字?」

歩夢「凄い桁数だけど……1つずつ減ってる……?」

栞子「その数字は……人類に残された時間を示しています」

侑「へ?」

歩夢「どういう、意味……」

栞子「おおよそ、今から約1年後────」



栞子「────この世界は、滅んでしまうんです」

侑・歩夢「!?」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/24(土) 21:06:32.99 ID:SE/l8r/j0
一旦ここまで、ちょっと休憩させていただきます
続きは22時半頃からできればと思います
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 21:14:56.69 ID:GNf3mXCe0

栞子も初めてあった相手によくここまで話せるなぁと思ったり
まあ、コンマのお陰だけど
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/24(土) 22:46:35.16 ID:SE/l8r/j0
すみません、23時半頃再開にずらさせてください……!
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 23:03:32.29 ID:LupfOVho0
ええんやで
66 : ◆q0RD92tffCyh [saga]:2021/07/25(日) 00:25:48.76 ID:Nw7QuWSs0
〜しばらくして〜



侑(カタストロフィ……人類による核戦争か、あるいは宇宙人の襲来か……実際に何が起こるかはわからないけど、とにかくそのせいでこの世界が滅んでしまう……と、栞子ちゃんは語り始めて)

侑(その話の中で……栞子ちゃんが『ガンツ』と呼んでいる黒い玉が世界中にあること、そして先程行ったような宇宙人との戦いも世界中で行われていることなど……とにかく世界規模のスケールの話なんだってことがわかってきて)

侑(でも、私も歩夢も正直実感が全然湧かなくて……その様子を察してか、今度また集まって詳しい話をしようと栞子ちゃんが提案してきた)

侑(私も歩夢も疲れていたし……なにより早く家に帰って寝たい気持ちで溢れていたので、了承することにした)

侑(それと、栞子ちゃんに言われてひとまずガンツスーツ?だけはあの部屋から持ち帰ることになった……次の呼び出しに備えて、時間のあるときに訓練を行いたいらしい)

侑(実際、今回の戦闘はかなり運が良かったみたいで、普段に比べて敵も弱くて数も少なかったらしくて……)

侑(次の戦いは一体どうなるんだろう……と、不安を抱えながら歩夢と二人帰路につくことになった)



〜帰り道〜



侑「これから……どうなるんだろうね……」

歩夢「……」

侑「……歩夢?」

歩夢「……ねぇ、侑ちゃん」

侑「?」

歩夢「侑ちゃんは……三船さんのこと、どう思う?」

侑「え?」

歩夢「私は……正直さっきの話をまだ全然信じきれなくて……宇宙人との戦いはともかく、世界が滅びるなんて、そんなの……」

侑「……」



発言を選択してください
1.侑「私も、少し怪しいとは思う」
2.侑「確かにそうだけど……でも、栞子ちゃんが嘘ついてるとは思えないし」
3.侑「うーん……どうだろうね……」

下1
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 00:27:51.80 ID:wRrM/5/R0
2
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/25(日) 00:38:43.87 ID:Nw7QuWSs0
2を選択



侑「確かにそうだけど……でも、栞子ちゃんが嘘ついてるとは思えないし」

歩夢「……」ジッ

侑「……なに?」

歩夢「ううん……三船さんのこと、随分信頼してるんだなって」

侑「まあ……栞子ちゃんがいなかったら、あの部屋から帰って来られなかっただろうし」

侑「それに、仮にあの話が嘘だったとしても、それで栞子ちゃんが得するようなことがあるのかな〜とも思ってさ」

歩夢「ふーん……」

侑「……どしたの?」

歩夢「……なんでもない」

侑「そう?」

歩夢「うん……」

侑「……?」



歩夢(今日初めて会ったばかりなのに……)

歩夢(三船さん……)

歩夢(……)



歩夢の栞子に対する嫉妬度が上がりました
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/25(日) 00:49:51.24 ID:Nw7QuWSs0
ねぎ星人編終了


現在の状況まとめ

高咲侑(Total 1点、0回クリア)
【勇気】1
【狂気】0
【洞察】1
【格闘】6
【射撃】8→13(ねぎ星人子どもへの射撃成功により上昇)
【剣術】6

上原歩夢(Total 0点、0回クリア)
【格闘】?
【射撃】?
【剣術】?
・好感度:10(一番大事な人)
・栞子への嫉妬心あり(+2)

三船栞子(Total 90点、0回クリア)
【格闘】40
【射撃】40
【剣術】40
・好感度:4(一緒に戦っていきたい人)
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/25(日) 01:00:30.60 ID:Nw7QuWSs0
すみません、もう少し続けたかったのですが先の展開を考えたい為今回はここまでとさせていただきます……!

ちなみにですが、一番最初の仲間判定では数値が高いメンバーと一緒に来る程初戦の難易度が下がる想定でした
今回は歩夢と一緒だったのでソロプレイの次に難しい設定でしたが、いいところで高コンマが出たので思った以上にかなり良い感じに進んでますね(場合によっては栞子が原作の西みたいな動きをする可能性もあったので)

次回更新は明日の夜かもしくは明後日のお昼過ぎにできればと考えていますので、是非そちらに参加していただければと思います!
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 01:10:34.10 ID:e9sy+znQ0
おつ
嫉妬がこわいこわい
72 : ◆q0RD92tffCyh [saga]:2021/07/25(日) 16:06:05.98 ID:Nw7QuWSs0
すみません、本日夜に更新する予定でしたが、時間ができたので今から19時頃まで進めていきたいと思います
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/25(日) 16:07:19.53 ID:Nw7QuWSs0
〜翌日、朝、通学路〜



侑「ふぁ……」

歩夢「眠そうだね……」

侑「まあね……」

侑(すぐ寝落ちたと思ったのに、怖い夢見ちゃって起きてからなかなか寝付けなかったんだよね……)

侑「……そういう歩夢も結構眠そうじゃん」

歩夢「うん……」


歩夢「……昨日のこと、夢じゃなかったんだよね」

侑「持ち帰ったスーツ、ちゃんと鞄の中にあったもんねぇ」

歩夢「はぁ……」

侑「それに、栞子ちゃんの連絡先も登録されてたし」

歩夢「……」

侑「学校終わったら会いましょうって話だったから、今日は同好会休まなきゃだね……」

歩夢「……そうだね」



登校中に誰と遭遇するか判定
99〜90 宮下愛
89〜80 エマ・ヴェルデ
79〜70 朝香果林
69〜60 優木せつ菜
59〜50 天王寺璃奈
49〜40 近江彼方
39〜30 桜坂しずく
29〜20 中須かすみ
19〜10 今日子
09〜00 誰とも遭遇せず
※ゾロ目ならボーナスあり

下1
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 16:18:22.14 ID:BeaSfvKro
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/25(日) 16:34:23.61 ID:Nw7QuWSs0
コンマ14
→今日子と遭遇



今日子「────あっ、歩夢ちゃん!」

歩夢「?」クルッ

侑「今日子ちゃんだ」

今日子「おはようございます!……あ、高咲先輩も!」

歩夢「おはよう」

侑「おはよ〜」

侑(高咲先輩"も"、ね……)

今日子「朝から歩夢ちゃんにお会いできるなんて……今日は良いことありそう!」

歩夢「ふふ、そうだといいね」ニコッ

今日子「〜ッ!笑顔が眩しい!これ以上ここにいたら尊すぎて灰になりそう……!」

歩夢「ええ!?」

今日子「……というわけで私はこの辺りで!またライブやってくれるの、楽しみにしてるよー!」ダッ

歩夢「う、うん、またね」

侑「またね〜」


侑(今日子ちゃんは歩夢のファンの子で、たまにこうして話すことがあるんだけど……)

侑「相変わらず元気な子だね〜」

歩夢「そうだね」クスッ

侑「……ライブ、またやれるように頑張らないとね」

歩夢「……うん!」



今日子と遭遇しました
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/25(日) 16:55:58.15 ID:Nw7QuWSs0
〜放課後、学校から少し離れたところ〜



侑「────さて、栞子ちゃんにはここで待ってるよう言われたけど……どこかお店にでも入って話すのかな?」

歩夢「……」



ブゥー……キキッ……

ガチャ

栞子「……お待たせしました」

侑「あっ、栞子ちゃん!」

歩夢「……!」

栞子「車を手配したので、どうぞこちらに」

侑「え?車?」

栞子「はい、他の人に聞かれるわけにはいかないので……別の場所に移動してからお話します」

侑「あ、うん、それはいいんだけど……」チラ

栞子「……安心してください、これはウチの車ですので」

侑「ウチの?じゃあ運転してるのはお父さんかお母さんとか?」

栞子「?いえ、執事ですが」

侑「えっ」

歩夢「執事……?」

栞子「?あの、何かおかしなことを言ってしまいましたか……?」

侑「いや、その……栞子ちゃんってどこかのエラーい人の、お嬢様だったりするの……?」

栞子「……ああ、そういうことでしたか」


栞子「私の家……三船家は、所謂財閥でして」

侑・歩夢「財閥!?」

栞子「は、はい」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/25(日) 17:02:47.74 ID:Nw7QuWSs0
侑「……あぁ、そういえば三船ってどこかで聞いたことがあるかも」

歩夢「財閥の、お嬢様……」ジッ

栞子「あの……車での移動に何か不都合があれば、別の手段を考えますが」

侑「え!?あ、いやそういうわけじゃなくて!」

侑「まさかそんな凄いとこの人だとは思わなかったからさ〜、ちょっと驚いちゃって」

栞子「そう、でしたか」

侑「そうそう……まあ大体わかったし、それじゃ車で」

グイッ

侑「ぅえっ!?」

歩夢「ちょっと、侑ちゃん」ヒソヒソ

侑「な、なに、歩夢?」

歩夢「三船さんの言うこと……そんなに簡単に信じていいの?」ヒソヒソ

侑「え?」

歩夢「いきなり車で移動って……どこに連れてかれるかわからないよ?」ヒソヒソ

侑「た、確かに」

歩夢「もしかしたら財閥のお嬢様っていうのも、私達を納得させる為の嘘かもしれないし……」ヒソヒソ

侑「えぇ?そんなことはないと思うけど」

歩夢「とにかく!このまま乗るのは危ないと思うの……何か別の移動方法を考えよ?」ヒソヒソ

侑「うーん……」



発言を選択してください
1.侑「確かに……歩夢の言うことも一理あるかも」
2.侑「……私は、栞子ちゃんが嘘をついてるとは思えないな」

下1
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 17:05:43.99 ID:JxCsBlq2O
2
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 17:06:56.12 ID:JxCsBlq2O
99のゾロ目を出してしまったぜ
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/25(日) 17:30:17.76 ID:Nw7QuWSs0
2を選択
※コンマ99出たので後程スーパークリティカルボーナスつけます



侑「……私は、栞子ちゃんが嘘をついてるとは思えないな」

歩夢「えっ」

侑「昨日も言ったけど、仮に嘘だとしても栞子ちゃんに何か得があるのかなぁと思ってさ」

歩夢「それは、私達を信頼させて、何か悪いことをさせたりとか……」

侑「何かって、例えばどんな?」

歩夢「それは……昨日あの部屋にあった武器を利用して犯罪行為をさせたりとか……」

侑「……ただの女子高生の私達に?」

歩夢「うっ」

侑「仮に悪いことをさせるなら、昨日あの部屋にいた男の人達……特にヤクザだって言ってたような人達にお願いするんじゃないかな?」

歩夢「そ、それは……その、元々悪い人達だとダメな理由があるとか」

侑「……例えば?」

歩夢「え?えっと……警察に目をつけられやすいから、とか?」

侑「それは 確かにありそうだけど……でも、それなら私達二人だけに限定する理由にはならないよね」

侑「あのときあの部屋にいたサラリーマンの人でも、金髪のお兄さんでも、おじいさん……は厳しいのかな?まあとにかく、一般人だったら誰でもいいってことになるんじゃないかなぁ」

歩夢「そ、それは……ほら、三船さんが言ってた適性っていうのがきっと関係してて……!」

侑「……歩夢」

歩夢「な、なに?」

侑「栞子ちゃんのこと、そんなに信じられない?」

歩夢「ッ……だ、だって!」

侑「私はさ、昨日栞子ちゃんと話して、一緒に戦って……短い時間だったけど、その中で栞子ちゃんのことを信じても大丈夫って思えるようになったんだけど」

侑「歩夢は……そうだね、まだあんまりちゃんと話してなさそうだったし……仕方ないのかな」

歩夢「わ、私は……」

侑「……」



発言を選択してください
1.侑「それならさ、私のことを信じてほしいな」
2.侑「今日は……私だけで話を聞いてこようか?」

下1
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 17:33:40.97 ID:BeaSfvKro
1
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/25(日) 17:56:03.37 ID:Nw7QuWSs0
1を選択



侑「それならさ、私のことを信じてほしいな」

歩夢「……え?」

侑「栞子ちゃんのことをまだ信じられなくても……私なら、信じてもらえないかな?」

歩夢「侑ちゃん……」

侑「歩夢……」ジッ

歩夢「……」

歩夢「……わかったよ」

侑「!」

歩夢「こうするって決めたら侑ちゃんは折れないもんね……」

侑「そうかな?」

歩夢「そうだよ」

侑「そっか」ハハ

歩夢「……でも、何かあるかもしれないから」

侑「うん、ちゃんと気をつけておくよ」

歩夢「……本当に、気をつけてね」

侑「大丈夫!いざとなったら歩夢のことは私が守るから!」

歩夢「……そういうことじゃないんだけどな」ボソッ

侑「え?」

歩夢「……なんでもない」

侑「そう……?」


栞子「……あの、大丈夫ですか?」

侑「ああ、ごめんね!待たせちゃって」

栞子「いえ……」

歩夢「……」ジーッ

栞子「……?」

栞子(な、なんだか上原さんに睨まれているような……気のせいでしょうか?)



歩夢の栞子に対する嫉妬度が上がりました
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/25(日) 18:20:39.03 ID:Nw7QuWSs0
栞子「……車で移動する前に一つ確認しておきたいのですが、お二人ともスーツはちゃんと持ってきてくださいましたか?」

侑「うん、ちゃんと持ってきたよ」

歩夢「……鞄の中に入ってるよ」

栞子「ならよかったです……ではこちらへ」



〜車で移動中〜



侑「……ねぇ、栞子ちゃん」

栞子「なんですか?」

侑「その制服さ……もしかして栞子ちゃんもニジガクなの!?」ズイッ

栞子「は、はい」

侑「わー!じゃあ同じ学校なんだ!」

栞子「そ、そうですね」

侑「高一って言ってたから……じゃあ私達の後輩なんだね!」

栞子「そ、そうなります、ね……」

侑「……あれ?じゃあ今日の話、学校でもよかったんじゃ」

栞子「それはダメです」

歩夢「……学校だと誰に聞かれるかわからないよ」

侑「あっ、そっか」

栞子「……今も不用意に話さないよう、気をつけてくださいね」ヒソヒソ

侑「う、うん」

歩夢「……」ジッ

栞子「!」ビクッ

侑「?どしたの」

栞子「い、いえなんでも……」

歩夢「……」

侑「もー、歩夢ってばそんなに怖い顔しないの」フニフニ

歩夢「ちょっ、ほっぺたフニフニしないでよっ」

侑「だってさ〜」

栞子「……お二人は昔から仲が良いんですか?」

侑「まあね〜」

歩夢「……そうだよ、侑ちゃんと私はちっちゃい頃からの幼馴染みだからすっごく仲が良いの」

歩夢「ね?侑ちゃん」ギュッ

侑「うん!」

栞子「幼馴染み……」

侑「……どうしたの?」

栞子「あ、いえ、なんでも」

侑「……栞子ちゃんもぎゅってする?」

栞子「え!?」

歩夢「!?」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/25(日) 18:33:21.42 ID:Nw7QuWSs0
栞子「な、なぜそのようなことを……?」

侑「いや、なんか寂しそうな顔してたからさ」

栞子「……そうですか?」

侑「うん」

栞子「……」

侑「……私からぎゅってしようか?」

栞子「!?」

歩夢「!そ、それはダメ!!」

侑「え?」

歩夢「う……」

栞子「……」

栞子「……私は大丈夫です」

侑「そう?」

栞子「……はい」



〜三船家所有の山荘前〜



栞子「────ではまた、指定した時刻に迎えをお願いします」

執事「畏まりました……それでは失礼いたします」


ブゥーン……


栞子「では中に入りましょうか」

侑「うん」

歩夢「……」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/25(日) 18:57:35.37 ID:Nw7QuWSs0
〜山荘内、リビング〜



栞子「中には私達以外誰もいないので、どうぞくつろいでください」

侑「お〜、すっごい!THE別荘って感じ!」

歩夢「……それで、話ってなにかな?」

栞子「そうですね、今日は平日であまり時間もありませんし……早速本題に入りましょうか」



〜しばらくして〜



侑(それからは昨日聞いた内容の復習といった感じで、改めてあの部屋の仕組み……『ガンツ』についての話を栞子ちゃんから聞くことになった)

侑(昨日は話だけだったけど、実際に他のガンツチームとやりとりした際の記録や様々な情報を見せられて……これが本当のことなんだって、どんどん実感が湧き始めてきた)

侑(そして、やっぱりその中でも一番気になったのは……)


侑「……『カタストロフィ』で世界が滅んじゃう、か」

栞子「はい、具体的に何が起きるかはまだ不明ですが……少なくとも現在の文明社会が崩壊するレベルの大きな出来事が起きるのは間違いないかと」

歩夢「文明社会が崩壊って、そんな……」

侑「……だから、仮に100点を取って解放を選択してもあまり意味はなくて……むしろ、ガンツを通して手に入る武器や情報を持っている状態でカタストロフィを迎えた方が安全な可能性が高い……ってことだよね?」

栞子「はい」

侑「なるほどね……」

歩夢「……こんなの、信じられないよ」

侑「歩夢……」

栞子「上原さん……」

歩夢「だって、一年後に世界が滅んじゃうなんて、そんなのいきなり言われても……」

栞子「……普通は、そうなると思います」

栞子「でも、もしこの話が本当なら……あのときちゃんと準備しておけばよかった、と……絶対に思ってしまいますから」

栞子「……後悔、したくないんです」

侑「栞子ちゃん……」

歩夢「……」

栞子「……カタストロフィについては、一旦置いておきましょうか」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/25(日) 19:00:26.15 ID:Nw7QuWSs0
栞子「まずは、次に呼び出された際もちゃんと生き残れるよう、あの部屋の武器をきちんと使いこなせるようになる必要があります」

侑「!そうだね」

栞子「前回はお二人とも生身のままでしたが、次回は必ずスーツを着用した状態で挑んでいただきたいです」

歩夢「スーツ……三船さんが着ていた……」

栞子「はい、あのスーツを着ているだけで生存できる可能性が大幅に上がりますから」

栞子「具体的には、身体能力の向上、星人の攻撃にも耐えうるだけの防御力の獲得など……まあ、実際に着て試していただいた方が早いですね」

侑「それじゃあ……!」

栞子「はい」



栞子「本日から、あの部屋で生き残る為の訓練を私と一緒に行ってほしいんです」
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/25(日) 19:01:47.73 ID:Nw7QuWSs0
すみません、一旦ここまでとさせていただきます
続きはまた本日22時以降かもしくは明日のお昼過ぎから行いたいと思います
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 19:05:18.15 ID:k36kl6RSo
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 19:07:10.85 ID:BeaSfvKro
90 : ◆q0RD92tffCyh [sage saga]:2021/07/25(日) 23:07:03.09 ID:Nw7QuWSs0
本日は無理そうなので続きは明日のお昼過ぎからとさせていただきます!
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 23:17:41.71 ID:8H//6ebU0
りょ
92 : ◆q0RD92tffCyh [saga]:2021/07/26(月) 17:42:44.84 ID:avgmmchc0
遅くなってすみません、本日の更新を始めていきます!
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/26(月) 17:43:48.90 ID:avgmmchc0
侑「訓練……!」

栞子「ええ、本日この山荘に来たのも実はそれが目的の一つなんです」

栞子「この付近の山なら基本的に人の出入りがないので、スーツを着て武器を扱う訓練をしても目撃される可能性がほぼないかと思いまして……」

侑「そっか……そういえば、このスーツとかあの部屋にあった武器は他の人に見られたらまずいんだったね」

栞子「ええ、ですのでここなら好都合かと」


歩夢「……ねぇ、三船さん」

栞子「なんでしょう?」

歩夢「どうして……昨日会ったばかりの私達に、ここまでしてくれるの……?」

栞子「それは……」

栞子「……星人との戦いで生き残るには……一人で戦うよりも、より多くの人数で戦った方が有利ですから……」

歩夢「……」

栞子「そ、それに……」チラ

侑「?」

栞子「……あなた達になら、今まで私が知り得たことを話しても良いと思ったから……ですかね」

歩夢「……そっか」

栞子「……」

歩夢「……私達を、騙そうとしてるわけじゃないんだよね?」

栞子「え?」

侑「あ、歩夢……!」

歩夢「味方だ、って……思っていいんだよね?」

栞子「……はい」

歩夢「……」ジッ

栞子「……」ジッ



歩夢「……わかった、三船さんのこと信じるよ」

栞子「!」

侑「歩夢……!」
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/26(月) 17:46:09.67 ID:avgmmchc0
歩夢「……さっき訓練って言ってたけど、具体的に何をするの?」

栞子「あ、そうですね……まずはあちらの部屋でスーツに着替えて来てください」

栞子「着替え終わったら山の中に場所を移動して、まずはスーツを着た状態での動きに慣れていただこうと考えています」

栞子「最初の頃は、大幅に上がった身体能力にまず頭がついていかないと思いますので……」

侑「へぇ、そんなに凄いんだこのスーツ」

栞子「ええ、着てみればわかると思いますよ」

侑「よーし、じゃあ早速着替えて来ようかな!あっちの部屋使っていいんだよね?」

栞子「はい、私も別の部屋で着替えますので終わったらここに集まりましょう」


歩夢「じゃあ行こっか、侑ちゃん」

侑「うん」

栞子「あ、あの……一応言っておきますが、このスーツ……一度裸にならないと着られないので、その点だけ気をつけてくださいね」

歩夢「!?」

侑「えっ、裸?」

栞子「は、はい」

歩夢「……下着も?」

栞子「……脱がないとダメです」

侑「へぇー、そんなにぴったりサイズなんだ〜……ちょっと恥ずかしいかも、なんて」

歩夢「……」

侑「歩夢?どしたの?」

歩夢「……なんでもない、行こ」

侑「あ、うん」

栞子「……同じ部屋で着替えるんですか?」

侑「え、ダメ?」

栞子「だ、ダメじゃありませんが……恥ずかしくないですか?」

侑「まあ、歩夢と一緒に着替えるのなんて日常茶飯事だし今更かなって」

栞子「そ、そうなんですね……」

侑「……」



発言を選択してください
1.侑「栞子ちゃんも一緒に着替える?」
2.侑「じゃあ行こっか、歩夢」

下1
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 18:27:35.84 ID:yjkyf4i80
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/26(月) 18:53:41.71 ID:avgmmchc0
2を選択



侑「じゃあ行こっか、歩夢」

歩夢「うん」


栞子「……」

栞子(幼馴染み、ですか……)



〜山荘内、別室〜



侑「わ〜、ホントにぴったりサイズなんだね」

侑「まるで私専用って感じで……凄いな、どうなってんだろコレ」

歩夢「うー……」

侑「歩夢?……うわっ、体のライン丸見えじゃん!」

歩夢「!は、恥ずかしいから言わないで!というかそれは侑ちゃんも一緒でしょ!」

侑「うっ、たっ確かに……」

歩夢「……制服、上から着ようかな」

侑「ああ、そういえば栞子ちゃんもスーツの上に服着てたね」

歩夢「……侑ちゃんは着ないの?」

侑「んー……動き回る訓練するって言ってたし私はいいかな、汚しちゃったら後で面倒だし」

歩夢「そっか……じゃあ私もいいかな」

侑「あれ、いいの?」

歩夢「うん、侑ちゃんと一緒ならいいかなって」

侑「そっか……それじゃそのまま行こっか!」

歩夢「うん!」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/26(月) 19:14:33.12 ID:avgmmchc0
〜山の中〜



栞子「────さて、では早速訓練に入っていきたいと思います」

栞子「まずはこのスーツで走る際のスピードに慣れるところから始めていきましょうか」

侑「スピード?」

栞子「ええ、私の後をついてきてください、この辺りの道は比較的整っているので走りやすいはずですから」

歩夢「うん」

栞子「それでは……!」ダッ

侑・歩夢「!」ダッ

栞子「どんどんスピードを上げていくので……置いていかれないように注意してくださいね?」

侑「うん……!」

歩夢「……負けないよ!」



侑の走力確認の結果判定 下1
ゾロ目 栞子と互角
90以上 栞子レベルまであと一歩
89〜50 それなりにはついていけた
49〜10 途中からキツかった
9以下 置いてけぼりを食らった

歩夢の走力確認の結果判定 下2
ゾロ目 栞子を追い抜いた
90以上 栞子と互角
89〜60 栞子レベルまであと一歩
59〜20 それなりにはついていけた
19以下 途中からキツかった
※嫉妬による上昇補正あり
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 19:19:25.32 ID:+ixI5gf5o
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 19:23:43.78 ID:NeM2oLoWo
うん
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/26(月) 19:42:05.75 ID:avgmmchc0
下1コンマ32
下2コンマ78
→侑の走力適性レベルは2、歩夢は4となりました


〜しばらくして〜



栞子「ハァ……ハァ……なかなかやりますね上原さん」

歩夢「ハァ……ハァ……もう少し、だったのに……」

侑「ハァ、ハァ……!ちょ、ちょっと二人とも速すぎ……!」

栞子「……少し休んだら次の訓練に進みましょうか」



栞子「次は跳躍力の訓練です」

侑「跳躍力?」

栞子「はい、例えば……!」ダンッ

歩夢「!?ちょっとジャンプしただけで木の上に……!?」

栞子「続いてさらに……!」ダンッ

侑「わっ!さらに別の木の上に!?」

栞子「……このような感じで、跳び回って移動するのに慣れる訓練です」

侑「さ、さっきのよりもだいぶ難しそうだね……」

歩夢「う、うん……」

栞子「最初は難しいと思いますが……仮に木から落下したとしても、スーツの効果で人体へのダメージはないので安心してやってみてください」

侑「そうなんだ……それなら!」ダンッ

歩夢「私も……!」ダンッ



侑の跳躍力確認の結果判定 下1
ゾロ目 栞子と互角
90以上 栞子レベルまであと一歩
89〜50 それなりにできた
49〜10 何回か木から落ちた
9以下 木から落ちまくった

歩夢の跳躍力確認の結果判定 下2
ゾロ目 栞子よりも上手かった
90以上 栞子と互角
89〜60 栞子レベルまであと一歩
59〜20 それなりにできた
19以下 何回か木から落ちた
※嫉妬による上昇補正あり
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 19:45:37.71 ID:yjkyf4i80
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 19:50:42.58 ID:Z5M90BOb0
ゾロ目
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/26(月) 20:20:13.88 ID:avgmmchc0
すみません、また23時以降に続きを行いますので一旦ここまでで!
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 22:05:57.36 ID:NeM2oLoWo
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/26(月) 23:18:50.11 ID:avgmmchc0
下1コンマ71
下2コンマ58
→侑の跳躍力適性レベルは3、歩夢は3となりました
→走力・跳躍力の結果から侑の【速さ】は30、歩夢の【速さ】は35となりました


〜しばらくして〜



栞子「ふぅ……お二人とも、いい感じですね」

侑「うん!走るのよりこっちの方がいいかも!」

歩夢「……私は走ってるときの方がよかったかも」



栞子「次はより実践的な動きを確認していきましょう」

栞子「まずは素手での格闘です」

侑「格闘……!」

栞子「場合によっては身一つで戦わなければいけない場面もありますから、そういった場面に備えて体術も鍛えておく必要があるんです」

侑「体術か……今まで格闘技なんてやったことないからなぁ……」

栞子「物は試しです、私が相手になりますから実際にやってみましょう」

侑「えっ、栞子ちゃんが?」

歩夢「!」

栞子「こう見えて多少は心得がありますから……そうですね、地面に背中またはお腹をつけてしまったら負けというルールで試してみましょうか」

侑「よし!じゃあまずは私から!」

栞子「はい、よろしくお願いします」

侑「行くよ〜……はっ!」ダッ

栞子「!」バッ



〜10秒後〜



侑「うぅ……まさか一瞬で倒されるなんて……」

栞子「ま、まあこれから鍛えていけばいい話ですから……」

歩夢「……三船さん」

栞子「!」ゾクッ

歩夢「次……お願いしてもいいかな?」スッ

栞子「……はい」スッ



「上原歩夢」の戦闘用初期ステータス判定を行います(「高咲侑」は判定済なのでなし)
指定先レスのコンマ下一桁値を採用します
※0の場合は10と見なし、10〜1の範囲で判定
※ゾロ目の場合は20、99または00が出た場合はスーパークリティカルとして30に設定します
※嫉妬による上昇補正として各ステータスに嫉妬度の分(+3)だけ数値が足されます

まずは【格闘】の判定から

下1
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:26:59.60 ID:K84FwquY0
つよそう
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:27:31.58 ID:yjkyf4i80
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/26(月) 23:49:33.69 ID:avgmmchc0
コンマ10
→嫉妬度による上昇補正を合わせて歩夢の【格闘】は13となりました



〜数十秒後〜



栞子「……ふぅ」

歩夢「やられちゃった……」

侑「栞子ちゃん、強い……!」

栞子「……上原さん、格闘技の心得は?」

歩夢「え?……特にない、けど」

栞子「そうですか……」

栞子(正面から突っ込んでくる、と思わせてから急に私の横に回り込んできた際の動きや足捌き……何もやっていない素人には見えなかったのですが……)

歩夢「……あ、でもダンスはやってるよ」

栞子「ダンス?」

侑「歩夢はね、スクールアイドルをやってるんだ!」

栞子「スクールアイドル……?」



栞子の反応判定
ゾロ目 栞子「……姉さん……」
80以上 栞子「……」
79以下 栞子「どこかで聞いたことがありますね」

下1
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:50:45.20 ID:+ixI5gf5o
K
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/27(火) 00:16:15.86 ID:p+GaAxd50
コンマ20
→「三船栞子」がスクールアイドルについて詳しくない世界線となりました



栞子「どこかで聞いたことがありますね」

侑「実はこの前うちの学校でもライブやったんだよ!皆ホントに可愛くてさ〜」

栞子「そ、そうだったんですね……すみません、そういうものにはあまり詳しくなくて」

侑「……!じゃあ次のライブには是非来てよ!皆すっごいからさー!」

栞子「わ……わかりました……」

侑「やったー!」

栞子「……侑さんも、出られるんですか?」

侑「え、私?私は出ないよー、マネージャーだし」

栞子「あ、そうなんですか……」

栞子(侑さんが歌って踊ってるところ、見られるのかなと思ったのですが……)

栞子「……!?わ、私は何を……!」

侑「どしたの?」

栞子「!!な、なんでもありません!それより次の訓練です!射撃訓練をやりますよ!」



〜しばらくして〜



侑「Xガン……」

栞子「はい、まずはそれを扱えるように訓練していきましょう」

栞子「最初は止まっているものを正確に狙う訓練、次に動くものを狙う訓練……といった感じですね」

侑「……」

栞子「侑さん?大丈夫ですか?」

侑「あ、うん……ちょっと、昨日のことを思い出しちゃってさ……」

栞子「……気分が優れないようでしたら、少し休まれていても大丈夫ですよ」

歩夢「……そうだね、私が訓練してる間、少し休んでたら?」

侑「……じゃあ、少しだけ」

歩夢「うん」

栞子「では、上原さん」

歩夢「……よし」スッ



歩夢の【射撃】の判定

下1
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:21:13.44 ID:nXfX9uj90
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:22:03.59 ID:nXfX9uj90
なんかゾロった
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:37:13.64 ID:Dh4t80MW0
つよい
難易度高い相棒だったはずなんだけどなんやこいつ
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:45:40.90 ID:TdfwQ50G0
あとは嫉妬度下げればいいんだけどね
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/27(火) 00:46:09.52 ID:p+GaAxd50
コンマ44ゾロ目
→嫉妬度による上昇補正を合わせて歩夢の【射撃】は23となりました



〜しばらくして〜



歩夢「ふぅ……」

栞子「……上原さん」

歩夢「?」

栞子「あなた、本当に射撃の心得はないんですよね?」

歩夢「う、うん」

栞子「……上原さんには射撃の適性がありそうです」

歩夢「!」

侑「えっ、歩夢すご……!」

栞子「次回の訓練ではYガンやXショットガンも試してみましょう、上原さんなら初めからある程度使いこなせるはずです」

侑「まさか歩夢に射撃の才能があるなんて……私も負けてられないねこれは!」

歩夢「……えへへ、そう言われると嬉しいな」



〜しばらくして〜



栞子「最後は剣術の訓練です」

侑「そういえば、あの部屋にはナイフみたいな武器があったね」

栞子「はい、ただ本来はこのように……」シャキンッ

侑「わっ!刀くらいの長さに伸びた!?」

栞子「ええ、刀身の長さをこれくらいに調整して扱うものなんです」

栞子「一応、やろうと思えば何十メートルにも伸ばして使うことはできますよ」

歩夢「な、何十メートル!?」

栞子「まあ、その場合は物凄く重たくなるので、スーツを着用していなければできませんが……」

侑「へぇ、ただのナイフじゃなかったんだね〜」

栞子「便宜上ガンツソードと呼んでいますが近接戦闘では頼もしい武器になりますよ、銃よりも扱いは難しいですが」

侑「ガンツソード……いいね!私使ってみたい!」

歩夢「剣術……ちょっと自信ないけど、まずは試してみないとだよね」



歩夢の【剣術】の判定

下1
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:48:05.59 ID:nXfX9uj90
もう一回
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:50:11.79 ID:TdfwQ50G0
9とかかなりつえーな、歩夢ちゃん
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