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【ウマ娘】トレーナー「なんかループしてね?」スペ「2スレ目です!」【安価】
- 61 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/25(日) 17:08:42.79 ID:kSZaZ/Zr0
- ―――
下1 秘密の特訓2回目:達成判定
[スピード:668]+[下1コンマ値]>[3回目判定値:500]の場合成功
※今回自動成功
※ゾロ目の場合は判定の可否に関わらず成功。
※成功するコンマ値でありかつゾロ目の場合は成長コンマに固定値追加。
- 62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 17:11:00.60 ID:ATwAEFBh0
- もいっちょゾロこーい
- 63 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/25(日) 17:48:28.43 ID:kSZaZ/Zr0
- 順番が上下して申し訳ない……!
―――
下1 スキル習得の追加ロール
※ゾロ目の場合は追加ロール
- 64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 17:49:20.02 ID:XVb1yAZWo
- パクパクですわ
- 65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 17:56:45.15 ID:rqz+THiHO
- マックイーンは減量な
- 66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 18:21:03.30 ID:Y3MhnRR9o
- あんまりですわぁ
- 67 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/25(日) 18:29:51.31 ID:kSZaZ/Zr0
- マヤノ「むむ……」
ルドルフ「……いつもよりキレが悪いな」
マヤノ「なんか、浮気の話してたらトレーナーちゃんのことが心配になって……」
ルドルフ「……はぁ、君も君で大概鈍いんだろうな」
マヤノ「え?」
ルドルフ「いや、何でもない。こういうのは自分で気づいたほうが為になるからな。気になるのなら自分で探してみると良い」
マヤノ「うーん……。良く解らないけど、それってマヤにとって大事なこと、なんだよね?」
ルドルフ「ああ、間違いなく君には重要なことだろう」
マヤノ「だったら、そうだね、自分で探さなきゃだめだよね!」
ルドルフ「その意気だ。まぁ、今日のトレーニングはその意識が得られただけで成功と言えるかな」
マヤノ「え? もうトレーニング終り?」
ルドルフ「トレーナーから無茶な練習はするな、と伝えられているんだろう? だったらこちらが無理をさせて故障させては……トレーナー君の前に立てない」
マヤノ「……そう、だよね。トレーナーちゃんを心配させないためにやってる練習が、トレーナーちゃんを心配させたら意味がないもんね」
ルドルフ「その通りだ。この後はクールダウン代わりに軽く周辺を歩いてくるといい。ああ、ついでに――」
ルドルフ「歩く間に、トレーナー君のことでも考えておくといい。君にとっての彼についてはよく理解できているようだが、その実、”彼から見た君はどのような存在なのか”についての理解がまだまだ不足しているようだからな」
マヤノ「トレーナーちゃんから見て、マヤの……?」
ルドルフ「ああ。こちらから答えは提示しない。……そもそも私自体理解はしていない。だが、これでもそれなりにウマ娘たちの面倒を見てきたという自負はある。故に、君はそれを顧みるべきだ」
ルドルフ「ほら、早くしないとクールダウンの効果が薄くなってしまうぞ」
マヤノ「……あ、アイ・コピー!」
ルドルフ「……。この手の話題は、あまり得意ではないな」
―――
▼マヤノトップガンのスピードが上昇した
スピード:853(A)+80=933(A+)
▼スキルを習得できなかった……。
- 68 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/25(日) 18:43:39.34 ID:kSZaZ/Zr0
- というわけで年末イベントです。
少し長くなりますがお付き合いください。
前スレ1000のコンマにて決定したイベントは、目標レース直前に差し込まれます。
―――
■積もる銀雪は、斜陽にて地を濡らすので。
――空気が酷く冷たい。
外に出て思い出したのは、今年は例年以上に冷え込むというニュースキャスターの発言だった。
考えてみれば、まともに外に出るのは11月の頭以来。それ以外はいつも部屋の中に居たから、寒さになれていないのは当然のことだった。
マフラーはもちろんのこと、手袋やイヤーカフなどもない。外気に触れている肌が、冷気という極小の針で刺されているかのような、ひりついた痛みを訴えていた。
直ぐに戻ろうか、とも一瞬考えた。だが、今日ばかりは外すことができない用事があった。
電飾が煌びやかに街道を照らす中、俺はとあるお店へと足を踏み入れる。
甘い香りが、鼻を満たして。俺は蕩けてしまいそうな、そんな世界へと足を踏み入れた。
■
- 69 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/25(日) 19:18:16.84 ID:kSZaZ/Zr0
-
「……そういえば、クリスマスの予定は立てたのか?」
秘密の特訓が終わったのち、シンボリルドルフはふとマヤノトップガンに尋ねた。
「まだ! でも、トレーナーちゃんと一緒に過ごしたいなーって」
「そうか。去年はひと悶着があったと聞くし、今年こそは早めに連絡をつけておくことをお勧めする」
「うん! そーするね! ありがと、かいちょーさん!」
満面の笑みで返すと、シンボリルドルフは面食らったような表情を浮かべた。
その表情が良く解らなくて、マヤノトップガンはふと聞き返した。
「どーしたの、かいちょーさん?」
「いや、去年のクリスマスはかなり大変だったんだろう? なのに、君はこの時期のことをなんとも思っていない、というか、むしろ望んですらいる」
「それが、不思議?」
「……ああ、そうだな。不思議、なのかもしれない」
心配してくれていた。マヤノトップガンは、シンボリルドルフの様子をそう解釈した。
だが、その心配はマヤノトップガンにとっては無用のもので。
あの日、あの瞬間の体験は――むしろ、マヤノトップガンにとっては宝物のように煌めいて見えている。
いつも強くて、自分のことを引っ張ってくれるトレーナーが、いつもは隠していた心の"うろ"の扉を開いて、想いを零してくれたこと。そして、それをあまつさえ拾わせてくれたこと。
すべてを知りたいだなんて思ってはいないけど。ただ、自分の知らないトレーナーが知れたことで、まるで、自分の心の寂しさまで消えていくような――そんな気がしたから。
その日は。
「特別な日、なんだ」
特別な言葉で飾る必要はない。だって、それだけでもう、マヤノトップガンにとっては素晴らしい日の最大の形容なのだから。
ルドルフは、その一言で何かを察しとったのか、くすりとほほ笑んだ。
「理解できないな」
「いつか、かいちょーさんにもわかる日が来るといいね」
「……。いつか、私も君みたいに――等身大の存在として、何かを想う日がくるのであれば。きっと理解ができるんだろう」
そうつぶやくシンボリルドルフは、どこか懐かしむような瞳で、遠くを見つめていた――。
■
- 70 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/25(日) 19:49:37.19 ID:kSZaZ/Zr0
- ■
こん、こん。
「トレーナーちゃん、いる?」
返事はない。室内は電気が消されており、主の不在を示していた。
いつもであれば、トレーナーは室内で映像資料を確認しているのだが――。
マヤノトップガンは不思議がってトレーナー室を開けようとするが――開かない。
本格的にマヤノトップガンが異変を感じたのは、施錠を確認してからだった。
トレーナーは基本的に外出時には鍵をかけない。と言うのも、そもそも学内はその性質上セキュリティが万全な状態で24時間機能しており、鍵をかける必要がないからだ。
研究資料などはそもそも書類で残さず、データ媒体にスキャンしたのちに処分するのがトレーナー間での常識だ。それはマヤノトップガンの知るところでもある。
で、あるからにして。トレーナー室が施錠してある状態とは、マヤノトップガンにとって――否、トレセン学園のウマ娘全員にとって異例の事態と言えた。
……ただ、引っかかる点があるとするならば。
「”ただいま外出中”?」
そう、張り紙が張ってあることだ。
つまり、この施錠には何かしらの意図があると考えていい。
ということは。と、マヤノは何かの波動を感知する。
「とりあえず、ネイチャちゃんとこにお邪魔しよーっと」
いつも通りの足取りで、マヤノトップガンはナイスネイチャが居るであろうトレーナー室へと向かうのだった。
- 71 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/25(日) 20:37:23.62 ID:kSZaZ/Zr0
- 一言説明
・会田トレーナー
ナイスネイチャのトレーナー。
同世代の中ではトップクラスとも呼ばれる凄腕のトレーナーにして、世代最優との呼び声も高いコミュニケーター。
■
「……なるほど、トレーナー室に鍵が」
「そうなの〜。まったく、トレーナーちゃんも一言くれればいいのに」
「張り紙が貼ってあったのでしょう? でしたら、それが一言なのでは?」
「それはそうだけど……」
ナイスネイチャの居るであろう場所――会田トレーナーのトレーナー室にマヤノトップガンは訪れていた。
会田トレーナーはちょうど映像資料を確認していたらしく、来客にもスマートに対応した。もっとも、それはマヤノトップガンが此処にしばしば訪れているからでもある。
皐月賞以来、マヤノトップガンとナイスネイチャは良きライバル関係となっていた。時には競い、時には協力する過程で、トレーナー室を利用することもあった。
そして往々にして、利用する時間帯には会田トレーナーがそこにいた。生来の気質的に世話をせずにいられない会田トレーナーは、かいがいしく彼女たちの世話を焼いてしまうのだ。
そんなこともあって、マヤノトップガンから会田トレーナーへの接し方は非常にフランクなものだ。
「ふーん。あのトレーナーさんがねぇ」
「ネイチャ。発言に含みがありますね」
「だって、ねぇ」
「……意味するところは、私にも理解できますが」
小さく、あのウマ娘馬鹿のことですから、と会田トレーナーが呟いたのが、マヤノトップガンには聞こえた。
一体自分のトレーナーは外から見て、どのような評価をされているのだろうと一瞬不安になった。
「まぁ、あの人のことでしょうから時期に戻ってきますよ」
「ま、それまではゆっくりしていきな〜」
「ここは貴方の部屋ではありませんよ、ネイチャ」
「でもいいんでしょ?」
「……いいんですけどね」
「というわけでゆっくりとしていきなされ〜」
なんでだろう、凄い居づらい……。とマヤノトップガンは内心でごちる。むろんだが、逆の状況でナイスネイチャが同じことを考えているなどマヤノトップガンは露にも思っていない。
ある意味似た者同士であると言えるだろう。だからこそ対等に付き合えるのかもしれない。
「でも会田ちゃんはいーの? 研究の最中なんでしょ?」
「構いませんよ。それに、この研究は――他ならぬ君の研究ですかね、マヤノトップガン」
「え?! マヤの?」
「ええ。皐月賞の時、貴方のトレーナーさんに一つ教えられましたからね。貴方が居れば、より素早く研究が進むというものです」
その言葉に首をかしげるマヤノトップガン。思い返せば、確かに控室に来るまでに少しディレイがあった。そこで何かを話したのだろう。
マヤノトップガンが興味を示している。会田はその貪欲ともいえる好奇心に対して思わず笑いを零しながら、マヤノトップガンに向き直った。
「気になりますか?」
「……うん」
「貴方のトレーナーは明言はしなかったものの、こう言ったんですよ。――手腕も大事だが、ウマ娘の気持ちほど大事なものはない、と」
「――あはは、トレーナーちゃんのいいそうなことだ!」
「貴方にとってはそうかもしれませんが、私にとってはそうではありませんでした。だからこそ――今は意思と言うか、気持ちの勉強をしています」
「気持ちの勉強?」
「ネイチャが何をしたら喜ぶか、とか」
そういうと、ナイスネイチャが慌てて二人の会話に飛び込んできた。
「わ、わ! ちょっとちょっとちょっとぉ! トレーナーさん、それ以上は駄目だってば!」
「おや、何が駄目なんですか? ひょっとして、ネイチャが試合後に求めてくるアレ――」
「――あああああああああぁぁぁぁ?!?!?!」
がばり。会田トレーナーの口をナイスネイチャが塞ぐ。
ナイスネイチャの頬はまるでリンゴのように紅潮しており――その様子はまるで、ドラマの中のヒロインのようだ、とマヤノトップガンは思った。
そして――事実は不明のままだが――マヤノトップガンは二人の関係が”解って”しまった。重ねて言うが、事実は不明のままではあるが。
なるほどどうして、これは自分は邪魔な存在であると。マヤノトップガンは理解してそっと会田トレーナーの部屋を辞したのだった。
- 72 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/25(日) 20:57:36.23 ID:kSZaZ/Zr0
- ■
――出会いは案外唐突である。
「あ」
「あ」
マヤノトップガンが会田トレーナーの部屋から出て、ひとまずは寮に戻ろうとした時のことだった。トレーナー室の前で鍵を閉じようとしているトレーナーが、そこにいた。
耳も手も顔も真っ青で、今にでも倒れそうな顔色の悪さだ。肩がうっすらと濡れているのは、先ほどからにわかに降り始めた雪のせいだろうか。
思わず駆け寄って、手を握る。――まるで氷のように冷たくなった指先の温度が、マヤノトップガンの暖かな体温に蕩けていく。
マヤノトップガンの両手は、小さい。対して、トレーナーのごつごつとして大人らしい手は、彼女の両手を合わせてちょうど包み込めるほどの大きさだ。
それでも必死に、温めようとする。なんだか、あの時の記憶がよみがえってきて、無性に寂しくなったから。
「……マヤノ?」
声をかけられても、気が付けないほどに。指先から伝わる熱量が、二人の平均値になってもなお。マヤノトップガンは握り続けた。
ふと、その手が握り返されて――漸くマヤノトップガンは自らを呼び続ける声に気が付いた。
「トレーナー、ちゃん?」
「どうしたマヤノ、何かあったか?」
「……うぅん、何もない、よ?」
「……。嘘ヘッタクソだなぁ、マヤノは」
本当は隠しておきたかったんだけど、とトレーナーはつぶやいて、トレーナー室の扉を開く。
「ちょっと話そう。去年、マヤノが俺にしてくれたみたいに、今度は俺がマヤノの話を聞くからさ」
- 73 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/25(日) 21:17:27.73 ID:kSZaZ/Zr0
- ■
薄暗い部屋が、文明の光によって拓かれる。
そうして、光の灯されたトレーナー室に入ったマヤノは、ようやくトレーナー室が施錠されていた意図を知る。
「サプライズにしたくてさ。マヤノが去年作ってくれたクリスマスケーキのお礼、ろくに出来てなかっただろ?」
まだ準備が終わってないから、明日の午前中に終わらせようと思ってさ。
トレーナーは小さく笑いを漏らして、そう言った。その背後には、煌びやかに飾られた、クリスマス仕様の部屋の内装があった。――おまけに、壁に立てかけられている大きなプラカードには、天皇賞・秋突破おめでとうの文字。
……漸く納得した。トレーナーの両手や耳が青ざめていたのは、この準備のために買い出しに行っていたからだ。マヤノトップガンは、心に温水を流し込まれるような気持ちになった。
だから、トレーナーは……去年のクリスマスみたいなことにはならない。マヤノトップガンはそう考えて――瞳から流れ出すものを感じた。
いうなればそれは、今までため込んできたものの結晶だった。
- 74 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/25(日) 21:43:08.10 ID:kSZaZ/Zr0
- 思い返せば、マヤノトップガンは皐月賞以来泣いたことはなかった。
自身が勝たなければ、トレーナーの記憶が自分以外から無くなってしまう――。言うなれば、孤独な地獄を歩む未来が敗北の先に広がっていた。その責任や苦痛は、マヤノトップガンの眠りを妨げることさえあった。
頭では理解していた。けれども、それを意識は容認することは出来ない。
怖かった。
怖かったのだ。
泣きたい瞬間はいついかなる時にでもあった。
喜んでいるときも。
怒っているときも。
哀しんでいるときも。
楽しい時も。
生きている、トレーナーと共に此処に居るという実感があれば、その瞬間こそが彼女にとっての絶望の旅路への予感でもあった。
……先ほどの、会田トレーナーやナイスネイチャとの会話も、強く予感を刺激する行為だった。
会田トレーナーはトレーナーのことを認めていた。本来であれば、それは紛れもなく、彼にとって強い記憶となって残るはずのものだ。マヤノトップガンにとって、トレーナーが認められるのは――多分、自分自身が褒められるよりも嬉しいことだ。
ナイスネイチャは会田トレーナーと良好な仲を築いていた。本来であれば、それはウマ娘とトレーナーにとって(その感情の大小の差はあれど)当然の経緯であり、そして未来だった。
トレーナーを認めてくれている人がいる。当たり前の未来を送れるウマ娘が目の前にいる。それらが、自身の敗北によって。たった一度の敗北によって崩壊する。
「重いよ」
――それは重かった。彼女の飛翼を、傷付けてしまうくらいに。
「トレーナーちゃん、マヤ、ちょっとふつーじゃないみたい……」
「……俺も、目を背けてたかもしれない。だから、全部聞くよ。君の話を」
「……嫌いにならない?」
「何があっても」
そういうなり、トレーナーは長いソファーに腰かけた。
マヤノトップガンは吸い込まれるように、トレーナーの横に腰を下ろした。
- 75 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/25(日) 21:55:11.22 ID:kSZaZ/Zr0
- (眠いので更新はまた明日にします……。すみません……)
- 76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 22:03:46.72 ID:29/hC164o
- おつです
上手くて思い重い…
マヤノ周始まってすぐは次周誰になるかなーとか考えてたけど今はひたすら二人の物語を続けたい…
- 77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 23:04:04.54 ID:BNojap1L0
- おつ
解っちゃうマヤノだから、このトレーナーにはあってる気がする
お互いがちゃんと支えあえるようワイらも頑張んなきゃだな(コンマ的に)
- 78 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 00:34:33.14 ID:+guTX/1X0
- やっぱり目が覚めたので続けます。
そして安価です。
―――
下1 ?????(1回目)
30以上:■■■
30以下:■■■
- 79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 00:35:37.90 ID:895Ult/S0
- おはよう!
- 80 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 00:37:41.91 ID:+guTX/1X0
- ※ちょっとガイドラインに抵触するかもしれない表現になるかもしれません……が、そこは出来るだけマイルドにするのでご了承ください。
- 81 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 00:41:33.80 ID:+guTX/1X0
- ■
「さて、ちょっと待ってろ。飲み物をついで来るからな」
「……」
「……マヤノ、離してくれないと立てないぞ」
「……近くに居て」
「――解った」
困った。飲み物をつぎにいけないのはまぁいい。あくまであれは話し合いをするときに有ると便利程度のものだから。
ただ、袖をつかまれて立ち上がるのを拒む――とまでなると、マヤノの心の傷は相当に深い。
普段のマヤノは独占欲こそ強いものの、行動を抑制する類のものではなかった。それが今は、行動を抑制するまでになっている。……つまり、俺に片時も離れてほしくないということで。
結論を言えば、この話し合いの主軸は”俺のループについて”だと察した。
「……おおよそ、マヤノが抱えている問題の見当は付いている」
「……うん」
「だけど、改めて聞かせてほしい。マヤノが苦しんでる理由はなんだ?」
問題を自らの口から語ること。それはとても辛いことだ。
大の大人である俺だって、秋川理事長の言葉が琴線に触れ、怒り――漸く吐き出せたものだ。
でも、なんとなくだけど。マヤノはこの問題をするりと口に出してしまう気がした。――本当に追い詰められているときとは、無意識に口が軽くなるものだから。
そして。
- 82 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 00:43:35.54 ID:+guTX/1X0
-
「怖くなったんだ。トレーナーちゃんの記憶が周りから無くなっちゃうって思ったら」
当たってほしくはない予想は、往々にして当たるものだ。
だってそれは、マヤノが抱えている闇に気付けなかったという証拠でもあるからだ。悔しいとか、哀しいとか――いろいろ思ってるけど、それよりも強い気持ちは、強い慚愧の念だった。
あまかったんだ、なにもかも。
マヤノは頑張ってるから何でもできるとか、マヤノだったら大丈夫だとか。ウマ娘のことを信じて、信じて、信じて――俺がしたことはそれだけだった。
時には、信じずに疑う事だって必要だった。マヤノは本当にこの重圧に耐えられるのだろうか、とか。……俺は考えていたようで、その実考えていなかったんだろう。
こうなることは分かり切っていた。それでも、マヤノの言葉を全て鵜呑みにして――それで、マヤノは今潰れそうになっている。
もともと爆弾はあった。それが今――着火しようとしている。そのトリガーが、クリスマス付近にあった。
――そして。
――俺は、この爆弾を消してしまう魔法なんてものは、持っていない。
「マヤノはさ……なんで怖いって思ったんだ?」
だけど。諦めに反して口は動き続ける。
そうしないと、導火線が燃え尽きてしまいそうで。
そうしたら、何もかも終わりだって感じたから。
「俺が消えることかな。……あとは、俺が消えたら、記憶がマヤノ以外から消えてしまうこともか?」
「……うん」
「怖いよな……」
「怖いよ……」
「辛いよな」
「うん……辛いよ」
だから、俺が出来ることは、今この場において――たったの一つだけだった。
俺がこうしてしまったのだから。その責任は俺が取るべきだ。
だから、まずは。
「マヤノ、男の膝はあんまり固くないかもだけど……」
「……ぅん」
否定するでもなく、マヤノは俺の膝に頭を預けて横になる。
俺はその髪をゆっくりと漉くように撫でる。いつものように、ゆっくりと――。
……俺のやろうとしていることが、マヤノの未来を消しかねないものであることも理解している。
だけど。深い絶望に沈む誰かを救うには、これしか思いつかない。俺がかつてそうだったように、マヤノが俺に与えてくれたように。俺はそれを与えることしかできない。
その結果、何が起きるのか。体験はしていなくても、理解はしている。何せ――恐らく、俺がその状態だからだ。
「マヤノ」
「……なぁに、トレーナーちゃん」
「マヤノは、俺のことが好きか?」
「……もちろん」
その感情のベクトルがどうであろうと問題ない。要は、感情のベクトルが問題ではなく、その大きさが問題なんだから。
深い絶望に居るのであれば、それを上回る感情で――支配するしかない。
「マヤノ」
「……」
「大人って卑怯だなって思ってくれたって良い。今の君に伝えるべき言葉ではないとも思う」
「……? うん」
- 83 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 00:44:10.87 ID:+guTX/1X0
-
感情の支配。孤独を埋めるには、それを上回る存在感を与えるしかない。
俺にとってのマヤノがそうであるように、マヤノにとっての俺が、そうである必要がある。
それが破滅的なものだとしても。
マヤノの未来が、ここで破滅するよりはもっといい。
だから。
- 84 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 00:45:00.27 ID:+guTX/1X0
-
・・
「――君のことが好きだよ、マヤノ」
- 85 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 00:45:35.78 ID:+guTX/1X0
-
今は、俺に浸ってくれはしないだろうか?
- 86 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 00:50:53.28 ID:+guTX/1X0
- 花が落ちるように。星が瞬くように。
月が昇るように。太陽が沈むように。
雪が解けるように。水が流れるように。
すべては、流転する。
だから、それは道理だった。
誰かに救われた人間が、”そう”救われたのであれば。
誰かを救うときも、”そのように”しかできない。
――積もる銀雪は、斜陽にて地を濡らすので。
二つが溶け合うまでに、そう時間はかからない。
だからこそ、確信を抱いていた。
「――マヤも、トレーナーちゃんのこと、大好きだよ」
銀雪が、昏い斜光に、その身を蕩かすなんて。
酷く、当たり前の出来事なのだから。
- 87 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 01:05:59.99 ID:+guTX/1X0
- ▼バッドステータス[共依存]を獲得しました。
以後、特定の条件を満たすまではトレーナーとマヤノトップガンが離れるような行動を行えなくなります。
▼新たな目標が設定されました。
▼スキルヒント[独占欲]Lv1を獲得しました。
▼トレーナースキル[大人]を習得しました。
[大人]
汚い人間であるということ。
一定以上の好感度の担当ウマ娘に対して、甘言を弄することで様々なバフを与える。
- 88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 01:15:00.09 ID:895Ult/S0
- こいつらうまぴょいしたんだ…っ!
カイチョーとの秘密の特訓とか理事長への相談とかが封印されたってことでええんかな
- 89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 01:29:06.81 ID:QVuBZaHao
- これはうまぴょいですねぇ……
- 90 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 01:31:01.67 ID:+guTX/1X0
- 正直書きたくないな〜って思ってたことなんですが、書いてみると筆が乗ってしまう罪深さ。多分これが人間の業なんだろうな、と思いながら書いています。正直心がしんどいです。
心持ち的には、心神喪失状態のアスカで致してしまったシンジ君です。……このSS自体、皆様を巻き込んでの私のオナニーなので、言い得て妙ですね。よろしくお願いします。
>>88
厳密には可能です。マヤノとトレーナーが共にいる必要がありますが、裏を返せば、共に居れば基本ソロで行うような行動だったものでも宣言することが可能です……が、全てがそれで上手く行くとは言えません。観測しなければ結果は収束しないって感じです。これ以上の言及はこちらからはしません。
―――
「マヤノ、改めてだけど……。メリー・クリスマス」
「……もう、そんな時間?」
「すっかり話し込んじゃったからな。ほら、もう25日だよ」
「そっか……」
ぎゅっ、と。マヤノの手が俺のズボンを握り締める。
離別の気配を感じ取ったのか、離れないように握っているらしい。
大丈夫だよ、と嘯いて頭を撫でる。すると、マヤノは安心したようにその手を解いた。
「……そうだ、クリスマスケーキを買ってきたんだ。一緒に食べよう」
「ケーキ? トレーナーちゃんが食べさせてくれる?」
「まったく、仕方がないな。……と、ちょっと待ってろ」
机の上に置いていた荷物、その中でもひと際大きな箱を取り出す。
かすかな甘い香り。ショートケーキを一つ取り出して、フォークで切り分けて……マヤノの口へと運ぶ。
エサを与えられる雛鳥のように。マヤノは満面の笑みでそれをついばむ。
ずきりと、胸が痛んだ。
「うん、おいしーよ。じゃあ……トレーナーちゃんにもおかえしー!」
「俺はいいって……!」
「……マヤのケーキ、食べてくれないの?」
まずい。
「食べる、食べるよ――」
「やったー! はい、あーん……」
少しの罪悪感と共に、ケーキを口に含む。
苦い心中に対して、口の中が幸せの味で満ちていく。
まるで、俺の心のようだった。
「……トレーナーちゃんが使った、フォーク」
「マヤノ、はしたないからやめなさい」
「……トレーナーちゃんがそういうなら」
しぶしぶ、マヤノはフォークを元の場所に戻す。
……とはいえ、直ぐに食べさせあいが始まる。
口を開き、ケーキを食み、口を開かせ、ケーキを食ませ。
まるでそれが当然であるかのように、循環が行われる。
本当は駄目なはずなのに。……その、はずなのに。
どうして俺は、こんなにも幸せなんだろうな。
……許されるのであれば、この幸せがずっと続くといいのに。
- 91 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 01:32:44.92 ID:+guTX/1X0
- ……というわけで、今回は本当にここまでです。
次回は正月から。
長い旅路となりますが、お付き合いいただけると幸いです。
- 92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 01:44:05.77 ID:K84FwquY0
- この流れでループ入ったらどうやってもバッドエンド一直線じゃないですかやだー
- 93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 01:52:23.27 ID:895Ult/S0
- 安田記念から宝塚記念のあたりで太り気味(?)獲得はまずいですよ!
- 94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 05:48:06.43 ID:UBlgh182O
- なぁに、あのサイレンススズカにだって勝ったんだ、いけるって!(震え声)
- 95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 08:16:14.83 ID:i/5s5ho0O
- 特定の条件…なんだろう、何かこっちができることで解決できるってことだろうけど
後は選択式ですらなく設定された目標も気になるな
- 96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 11:15:05.33 ID:i/5s5ho0O
- >>1
答えられないなら良いんだけど
この共依存って安価な行動によって解消が可能なもの?
- 97 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 11:39:35.56 ID:CuciB9UUO
- >>96
可能ですが、この関係性を改善するには最低でも"ある条件"が必須なので、安価がドンピシャでそれを突くのであれば、と言った所でしょうか。可能と言うよりも、限りなく不可能に近い可能……と言った方がいいでしょうか。
- 98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 11:50:29.14 ID:/3iXWQHz0
- 下手な鉄砲を撃ってターンを浪費するよりは、普通に勝ち進むことに集中した方が良さそうかね
コンマ神にはもうちょっとデレてほしいところだが…
- 99 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 12:14:49.74 ID:CuciB9UUO
- undefined
- 100 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 12:15:44.73 ID:CuciB9UUO
-
「トレーナーちゃんはマヤのことどれくらい好き?」
「……難しい質問だな。そうだな……咄嗟に言葉が浮かばないくらいには好き、かな」
「えー? それって悪い意味にも聞こえるんじゃなーい?」
「この流れで言うんだったら良い意味だってことを理解して欲しいんだなー、俺は……」
勿論解ってます、と表情で語るマヤノ。可愛らしい表情にほっこりして手を伸ばせば、まるでそうあることが当然であるように、マヤノは顎を引いた。
絹糸のような髪の毛に指を通す。絡まりひとつない髪の毛は、いつだって綺麗で、滑らかだ。
……あの日以来変わってしまった、俺とマヤノの関係性。変わらないその感触だけが、やけに際立って感じ取れた。
バックラウンドに流れる歌合戦では愛を歌っていて。それら全てが普通の愛に寄り添うものだった。
無論紅白歌合戦なんて、一般的に流行した曲とそのアーティストが参加するものだから、大衆的な感性に沿ったものしか流れないことなんて分かりきってはいた。
ただ、こんな時くらいは俺の心に寄り添ってくれる歌を流してくれてもいいんじゃないか、なんて思って。
- 101 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 12:16:49.98 ID:CuciB9UUO
- 「――トレーナーちゃん?」
「ん、どうした?」
「そろそろ年明けだよ!」
「そっか。と言っても、年明けの瞬間って何をしたらいいか分からないんだよな」
「んー……」
マヤノは少し考え込んで……ふと思いついたかのように手を叩いた。
「ギュッてして?」
「……ん? ああ」
突然の言葉に驚いたが、俺の体は案外すんなりと動いた。今までの経験の賜物か、あるいは深層心理がそうしたがったのか……。
細い体を抱きしめると、マヤノの耳が細かく動いた。……どうやらご満悦のようだ。
「……どうするんだ?」
「このまま新年を迎えたら、来年もトレーナーちゃんと一緒にいられるかも、って。めーわくだった……?」
「全然」
そういうと、マヤノは少し強く俺の事を抱きしめてきた。風呂に入ってそう時間が経っていないからか、何時もよりも強くマヤノの香りを感じた。
……いや、少し違う。マヤノが入浴したのは俺の部屋に備え付けの風呂で。そうなれば、使ったのは当然俺がいつも使っているヘアケア用品だ。
僅かに、マヤノの香りにいつもの俺の匂いが混じっていた。
興奮しないと言えば、嘘になる。それがどれだけ罪深いことか、理解してしまえば俺が潰れてしまうから……俺は嘘を吐き続けるしかない。
嘘を吐けば、それを覆い隠すために10個以上の嘘が必要になる。――俺は、嘘を吐いた代償を、今支払っているのだと感じた。
……これからの年明けは、きっと罪悪の香りがする。
- 102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 12:38:19.15 ID:x+93qpOsO
- ネイチャには進展したのバレる(確信)
- 103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 13:41:34.50 ID:K84FwquY0
- 安価がってことは、たぶんURA優勝とかそういう条件じゃないんよな
共依存の言葉通りトレーナーちゃんも病んでるからややこしい
- 104 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 14:06:24.83 ID:WmnYWf92O
- >>103 そうなりますね。
キレそうなんですが、マヤノの勝負服デザインの修正が来るそうです。キレそうです。
- 105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 15:10:36.32 ID:QP2hIxU7o
- あちゃあ……林檎もついに「わかっちゃった」か、マヤノのポテンシャルを
- 106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 15:14:36.57 ID:i/5s5ho0O
- 多分マヤノの調整は露出云々ではなく国家周りのことと思われ
そういえばスズカの時は言われてなかったからやり忘れてたけど多分今回はナリタブライアンの研究したほうがいいよな…レースとか見にいけないもんかな
- 107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 15:23:02.05 ID:895Ult/S0
- そこは安価を拾う人次第としか言えんわな
みんな行動安価でトレーニングとか休息とか型にはまった「選択肢」しか選ばないんだもの
例えば「G1を見に行く」っていう自由行動は通ってるんだからもっとみんな自由にいこうぜ
- 108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 16:06:27.32 ID:K84FwquY0
- あー確かに有マくらい見に行ってもよかったか
- 109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/07/26(月) 18:59:53.38 ID:38f5IK/tO
- これ見てるとマヤのこと好きになっちゃう…
- 110 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 19:28:21.12 ID:+guTX/1X0
- キリもいいし、先達を見習って質問タイムです。
こちらが締め切るまでの質問に答えます。
一部質問には答えられません。
もしあればどうぞ。
- 111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 19:36:56.36 ID:/3iXWQHz0
- じゃあ今回の周で終わった場合、2周目以降をやる気はあるかどうかを聞いてみたい
失敗に終わってしまったスぺやターボももちろんなんだけど
カイチョーとかも担当してみたいんだよね…
- 112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 19:38:22.35 ID:wFvUg/xVo
- 次回以降のループへ行く時に同じウマ娘が選ばれた場合、記憶の部分的な継承みたいなのが起きる可能性はありませんか?
- 113 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 19:52:19.24 ID:+guTX/1X0
- >>111
今の形式、はっきり言ってしまえばマンネリ化が避けられない進行の仕方なので、やるとしたらもう少し別の形になるのかな、と。
今みたいな割としっかりめ(当社比)の育成シミュレーションみたいな感じじゃなくて、ドラマ重視のノベルゲー(ざっくり言うとFateみたいな感じ)とかになるかもしれません。ただ、やはり未来のことなので確証は持てません。
―――
>>112
実際選ばれてみるまでのお楽しみです。
担当ウマ娘の安価については前スレ >>186 にも書いていますが
▼育成ウマ娘の安価について
連続は展開のマンネリ化を防ぐ為なしにしますが、1度ループを挟んだ後に再度安価で指定頂ければ可能であるものとします。
といった風に設定しております。
- 114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 20:00:49.79 ID:QVuBZaHao
- モブウマ娘は選択可能ですか?
- 115 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 20:06:31.73 ID:+guTX/1X0
- >>114
正直書ききれるか不安ですが、選ばれたら全力で書くつもりです。
ついでなので、逆に選択不可能な子についても書いておきますね。
・ゲーム、アニメ、あるいは漫画にて存在が触れられていないウマ娘
(開発発表にて発表されたが正式実装されなかったウマ娘もこれに含まれます。例えばディープインパクトなどのことです)
(一部で”そうではないか?”と囁かれているだけで、出演の確証が持てないウマ娘も不可能とします。例えばトキノミノルやノーザンテーストなどのことです)
・ハッピーミークは >>1 のこだわりのため選択不可です。
- 116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 20:45:07.63 ID:RVXomKrq0
- 探索には探索の進行度があるけど、合宿の頻度と比べて明らかに進行度のステップが多いけどキャラが変わるとリセットされるの?
- 117 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 20:49:19.90 ID:+guTX/1X0
- >>116
・探索の特徴
探索は【ループしても探索度が保持されます】。
また、探索度を増やせば増やすほど、報酬を得る機会は増加します。
最終到達地点に到着すると、イベントが発生します。
こういう性質になってます。
詳しい性質については前スレ >>837をご参照ください。
- 118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 22:16:17.20 ID:895Ult/S0
- 今日は何の日スレはねた切れ?
- 119 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 22:51:14.80 ID:+guTX/1X0
- >>118
リアル透かしになりますけど、最近ワクチン接種したせいかちょっと体調が下落気味でして……。
もうちょいしたら一気に投げます。
- 120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:22:05.98 ID:QVuBZaHao
- 無理せんといてー
- 121 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 14:52:33.08 ID:h0ubBXHG0
- というわけでここ辺りで締め切らせていただきます。
ご質問いただきありがとうございました〜。
- 122 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 14:57:54.80 ID:h0ubBXHG0
- トレーナー「新年あけましておめでとうございます、と挨拶をするんだが」
トレーナー「今年以上に、この言葉に心がこもらないことは多分ないだろうな」
トレーナー「……」
トレーナー「もし仮にループが無ければ、マヤノと健全に、共に歩けたんだろうか……」
トレーナー「……終わらせてしまいたい、という気持ちに違いはない」
トレーナー「けれども、どこか心の中で終わってほしくない、そうしたらマヤノと離れ離れになってしまうかもしれないという気持ちがある」
トレーナー「解せないな」
トレーナー「……」
トレーナー「妙な考えは仕事で誤魔化すに限る」
―――
下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと10ターン(当ターン含む)
- 123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 15:14:02.53 ID:56TmOcZ70
- マヤノは秘密の特訓、その間トレーナーはスキル習得
出来ないなら休憩を兼ねて一緒におでかけ
- 124 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 18:30:26.46 ID:h0ubBXHG0
- 別行動は状態異常によって不可能なので、お出かけの方を取らせていただきます。
―――
トレーナー「そういえばマヤノ、この前駅前のスイーツ店のクーポン券をもらったんだ、一緒に行かないか?」
マヤノ「駅前のスイーツ店……あ、マックイーンさんから聞いたよ! プリンパフェが絶品だって!」
トレーナー「お、そうなのか。そりゃがぜん楽しみだな。メジロマックイーンがお勧めするのであれば間違いはないだろうし」
マヤノ「うん、マックイーンさんのスイーツに対する目は……ウマ娘イチだと思う……!」
トレーナー「だろうな。よし、じゃあ準備してトレーナー室に集合するとしようか」
マヤノ「アイ・コピー!」
―――
トレーナー「スイーツ店ってさ、何というか……緊張するんだけど」
マヤノ「えー? マヤは緊張したことないかな〜」
トレーナー「そうなのか……。俺の場合はあんまり来ない、っていうのもあるし、成人男性は浮いて見えるから緊張してるのかもな」
マヤノ「じゃあトレーナーちゃんも慣れればいいんじゃなーい? トレーナーちゃんのためなら、マヤちん、いつでもツアーコンダクターやるよー!」
トレーナー「それは嬉しい提案だ。もし今後機会があったらマヤノに頼むとするよ」
マヤノ「はーい、マックイーンさんほどじゃないけど、マヤも結構スイーツにはうるさいんだから!」
トレーナー「ほう、じゃあおすすめのスイーツとかも教えてくれるのか?」
マヤノ「うーん……まずはマックイーンさんおすすめのプリンパフェなんだけど……」
トレーナー「……一口にプリンパフェって言っても、かなりの種類があるな。イチゴにバナナ、果ては――なんだこれ、ずんだプリン? 最早ムースみたいなもんだろ……」
マヤノ「マックイーンさん曰く、ババロアみたいだった、らしいよ」
トレーナー「……マックイーンは、ひょっとしてこの店のメニューを網羅してるのか?」
マヤノ「うん、全部食べてみたって言ってたよー」
トレーナー「メジロマックイーン、レース前の減量とかどうしてるんだろうな」
マヤノ「ねー」
トレーナー「……まぁ、俺はベーシックにプリンパフェかな」
マヤノ「じゃあ、マヤは……チョコレートプリンパフェ!」
トレーナー「チョコレートプリンパフェだな。じゃあ、すみませーん……」
―――
トレーナー「……結局あの後、食べさせあいに発展しそうになった」
トレーナー「さすがにそれはまずいので掣肘したのはいいんだけど……」
トレーナー「マヤノが少し膨れてしまった」
トレーナー「いつか埋め合わせしなきゃなぁ……」
―――
▼休憩効果、次回トレーニング効果2倍
- 125 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 18:36:30.79 ID:h0ubBXHG0
- トレーナー「最近、心理学についての勉強を始めることにした」
トレーナー「人の心の動きと言うのは、ある程度法則性があって、一つずつ紐解いていけば、異常な精神状態を改善することもできるのだそうだ」
トレーナー「……とはいえ、下手の横好き。さすがにそれを専門として学んできた人間ではないから、不十分な措置を講じそうで……恐ろしい」
トレーナー「それでマヤノの未来が潰えてしまったら、俺は……」
トレーナー「……いや、諦めちゃだめだ。俺が諦めたら、マヤノは、俺は、本当におしまいだ」
トレーナー「マヤノに比べたら俺はまだマシだ。だから、俺が、俺がどうにかするしかないんだ」
トレーナー「……明日は行動心理学じゃなくて、知覚心理学についての勉強をしてみるか」
トレーナー「たまになら、息抜きになるだろうし」
―――
下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと9ターン(当ターン含む)
※休憩効果発動中。練習効果2倍
※バッドステータス[共依存]発動中。トレーナーと担当ウマ娘が別れるような行動を行うことは出来ない。
- 126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 18:43:56.78 ID:BTSnJ2lWo
- トレーナースキル習得
- 127 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 18:51:42.74 ID:h0ubBXHG0
- トレーナー「今日はトレーニングがお休みの日なので、勉強しようと思う」
マヤノ「ふーん、トレーナーちゃんは勉強熱心でえらーい!」
トレーナー「ふふ、だろう? ただ、マヤノにとっては詰まらない時間になるかもしれないが……」
マヤノ「んーん。マヤちんはトレーナーちゃんと一緒に居れるだけでとても楽しいから大丈夫でーす!」
トレーナー「……っ」
トレーナー「そうか、だったら……まぁ、邪魔にならない程度に好きにしてくれ」
マヤノ「アイ・コピー!」
―――
下1
トレーナースキルを習得する。
50以上で習得
50以下でヒントレベル上昇
■[スキルヒント:トレーナー]
・共感覚(パッシブ)Lv1(上限値)
真の意味でウマ娘と通じ合い、自身の持つ知識や経験などを余すことなく伝えることができる。
ウマ娘の所有する脚質、距離適性、スキルのヒントレベルを常に1上昇させる。
- 128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 19:01:31.19 ID:7Vbdrbcno
- はい
- 129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 19:01:36.57 ID:6CqOECROo
- バクシン!
- 130 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 19:25:45.76 ID:h0ubBXHG0
- トレーナー「……」
マヤノ「……?」
トレーナー「……マヤノ」
マヤノ「どしたの、トレーナーちゃん」
トレーナー「あのな、実はなんだけど……太腿に頬を擦り付けられると少し困るんだよ」
マヤノ「えー? どうして?」
トレーナー「どうしても、だ」
マヤノ「えー?! きちんと言ってくれなきゃ、マヤわかんないよ〜」
トレーナー「言いにくいんだよ、こればっかりは……。言えないわけじゃないけどさ」
マヤノ「じゃあ教えてよ、トレーナーちゃん」
トレーナー「ん〜! そうだなぁ、マヤノは自分の体に俺が頬を寄せてすりすりしたらどう思う?」
マヤノ「……嬉しい?」
トレーナー「ぶっ壊れてやがる……」
マヤノ「トレーナーちゃん冗談だって! 恥ずかしいっておもうなー」
トレーナー「だろ? だからダメなんだ」
マヤノ「ん〜? なんか答えになってない気がするけど……トレーナーちゃんがそういうなら……」
トレーナー「ああ、よく理解しておいてくれ……ください……」
―――
▼トレーナースキルヒントレベル[共感覚]が上昇した。
- 131 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 19:32:14.63 ID:h0ubBXHG0
- トレーナー「目標レースを決めるべきだ、とは思う」
トレーナー「ただ、その前に解決すべき問題がある」
トレーナー「たづなさんには……事情は説明できないけれど、ある程度酌量してもらうように伝えておかなければな、とは考えているが……」
トレーナー「マヤノと長時間共に居ないと、俺自身が落ち着かない。多分あちらも同じ状況だ」
トレーナー「……正常な状態と、狂気的な状態。両者が介在している方が辛い、となんとなく思う」
トレーナー「俺もいっそ、狂うことができたらどれだけ楽だろう」
トレーナー「ただ愛して愛されて……それで十分だと考えることができたら、どれだけ楽だろう」
トレーナー「でもだめだ。俺はあくまでトレーナーだ。マヤノを導くために此処に居る」
トレーナー「だから、狂うことは出来ない。許されない」
トレーナー「さて、いつまで正気が持つかな」
―――
下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと8ターン(当ターン含む)
※休憩効果発動中。練習効果2倍
※バッドステータス[共依存]発動中。トレーナーと担当ウマ娘が別れるような行動を行うことは出来ない。
- 132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 19:35:02.68 ID:/DHWzVWDO
- 出走レース登録
- 133 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 20:32:45.71 ID:h0ubBXHG0
- >>132 ごめんなさい、出走レース登録だけは展開上どうしても難しいので再安価を取らせていただきます……!
―――
下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと8ターン(当ターン含む)
※休憩効果発動中。練習効果2倍
※バッドステータス[共依存]発動中。トレーナーと担当ウマ娘が別れるような行動を行うことは出来ない。
- 134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 20:35:20.12 ID:LycsBmhno
- 理事長会話
- 135 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 20:58:14.57 ID:h0ubBXHG0
- トレーナー「マヤノ、今日は……秋川理事長にお話があるんだ」
マヤノ「理事長……? 何話すの?」
トレーナー「この前のお礼とか。いろいろ助けてもらったからな」
マヤノ「……」
―――
下1 ???
50以上:■■■
50以下:■■■
- 136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:00:15.89 ID:BTSnJ2lWo
- danger zone
- 137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:06:59.40 ID:yknM2ndvo
- くそっ湿度も上がってやがる
- 138 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 21:09:09.33 ID:h0ubBXHG0
- マヤノ「……トレーナーちゃん、マヤのこと嫌いになった?」
トレーナー「え?」
マヤノ「理事長と話す機会は何回だってあった。だからお礼を言える瞬間なんてどこにでもあった。違う?」
トレーナー「そんなことは――」
マヤノ「マヤ、嫌だよ……。トレーナーちゃんが他の誰かと話してるとこ見るの……」
マヤノ「ねぇトレーナーちゃん……」
トレーナー「……」
トレーナー「……ごめん、マヤノ。君のことを考えるべきだったな」
マヤノ「うん……こっちこそごめんね、トレーナーちゃん」
トレーナー「謝らなくていいんだよ、マヤノ」
トレーナー(こうなってしまったのは、俺のせいだから……)
―――
▼スキルヒント[独占欲]のヒントレベルが上昇した。
- 139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:15:40.45 ID:LycsBmhno
- ネイチャたすけて!
- 140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:23:06.21 ID:56TmOcZ70
- 理事長やカイチョーにカウンセリングしてもらうのも無理かぁ…
- 141 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 22:00:10.29 ID:h0ubBXHG0
- トレーナー「……離れること以外にも気を付けるべき行動があるんだな、と思った」
トレーナー「考えてみれば、妥当だ。俺が消えるから抱えた絶望を埋めるための……共依存関係」
トレーナー「俺がループなどの作用によって消えたり、俺がマヤノの傍からいなくなることが、きっとマヤノにとっての苦痛だ」
トレーナー「……俺にとっての苦痛がそうであったように」
トレーナー「これからは細心の注意を払って動かなきゃな……」
トレーナー「今日は……勉強は少し休もう」
―――
下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと7ターン(当ターン含む)
※休憩効果発動中。練習効果2倍
※バッドステータス[共依存]発動中。トレーナーと担当ウマ娘が別れるような行動を行うことは出来ない。
- 142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 22:11:46.11 ID:3PoIgYq2o
- トレーニング
- 143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 22:38:19.34 ID:kKDk1Lo30
- このままではウマ娘として完全に腑抜けてしまう…ネイチャはそんなこと許しはしなさそうだなぁ
- 144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 22:56:25.49 ID:BTSnJ2lWo
- テイオーの育成とかどうなるんだろか
- 145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 23:07:05.56 ID:LycsBmhno
- クソガキテイオーならマヤちんより察し悪そうだから余裕そう
シットリ?考えたくないですね……
- 146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 23:08:51.44 ID:/cM4LKTuO
- 多分ゴルシならその心配はなくなる
- 147 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 23:40:01.18 ID:h0ubBXHG0
- トレーナー「さて、今日はトレーニングをしていくが」
マヤノ「おー」
トレーナー「おー、じゃないんだおーじゃ。ここ男性用の脱衣所だぞ」
マヤノ「えー。でも誰もいないからここで着替えちゃダメ?」
トレーナー「それはだめ」
マヤノ「ぶーぶー!」
トレーナー「いや、むしろそれ許可したら俺はマヤノのこと大事に思ってないってことだからな?!」
マヤノ「えー? つまりトレーナーちゃんは、他の人にマヤのこと見られたくないってこと?」
トレーナー「そう……いや、本当は俺にも見せちゃいけないんだけどな……?」
マヤノ「……トレーナーちゃんになら、いいよ?」
トレーナー「揺らぎそうになるからやめてくれ……。練習、始めるぞ」
―――
下1 トレーニングの種類
スピード/スタミナ/パワー/根性/賢さ
※サポートカード[スペシャルウィーク]アクティブ。根性の練習時に固定値追加。
※サブイベント[業務改善命令]アクティブ。全ての練習時に固定値追加。
下2 トレーニングの効果量
※ゾロ目は追加ロール
- 148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 23:43:13.34 ID:BTSnJ2lWo
- スピード
- 149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 23:51:09.91 ID:vjv+l+UK0
- あ
- 150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 23:54:38.36 ID:dTkAyKM00
- ええやん
- 151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 00:03:02.05 ID:s3Xpra8Vo
- 2倍でおいしい
- 152 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 00:03:23.75 ID:UB4pVOXc0
- マヤノ「ランディーング……オーフ!」
トレーナー「走りのキレが……なんか変わってるな」
トレーナー「俺の指導以上に、走りが洗練されているな」
トレーナー「ひょっとして、俺以外と練習していたりするのだろうか……?」
マヤノ「トレーナーちゃん、どうだった?」」
トレーナー「ああ、今までの中で一番良かったぞ」
マヤノ「やったー! トレーナーちゃんほめてほめて〜!」
トレーナー「よく頑張りました」
マヤノ「えへへ〜。練習終わったらもっと褒めてね! ユー・コピー?」
トレーナー「……。アイ・コピー」
―――
▼マヤノトップガンのスピードが上昇した。
スピード:933(A+)+(91+[業務改善命令]10)×2=1135(SS)
- 153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 00:13:01.24 ID:bJYfiWBZo
- 共依存なんか怖かねぇぜ!
- 154 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 00:47:32.97 ID:UB4pVOXc0
- トレーナー「俺とマヤノの関係は、まだまだ学内には漏れていないようだ」
トレーナー「距離感が以前から近かったことが功を奏しているようだけど……」
トレーナー「ケガの功名と言うべきか、何というべきか……とにかく複雑な気持ちなんだよな」
トレーナー「まぁ、上手く行っているからいいんだけどな……」
トレーナー「さて、今日はどうしようかな」
―――
下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと6ターン(当ターン含む)
※バッドステータス[共依存]発動中。トレーナーと担当ウマ娘が別れるような行動を行うことは出来ない。
- 155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 01:07:10.62 ID:bJYfiWBZo
- マヤノのスキル習得
- 156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 01:29:26.22 ID:pZKu1Lyy0
- 今ふと思ったんだけど
>※■■■まであと6ターン(当ターン含む)
ってまさか学内に関係がバレて懲戒解雇、バッドエンドって流れじゃあるまいな
というかこれゲーム的には何月に当たるんだ…?
- 157 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 02:44:23.24 ID:UB4pVOXc0
- >>156 明確に定まっているわけではありませんが、大体3月前後です。
―――
トレーナー「というわけで、今日は技術を洗練させていくぞ」
マヤノ「ふむふむ……?」
トレーナー「いくつか課題点はあるが、ライバルとなるウマ娘のことを考えると小手先を活用するのが前提となってくる」
マヤノ「小手先……それがトレーナーちゃんの言うところの技術なんだね」
トレーナー「そうなるな。マヤノがこの先勝ちあがっていくためにも必要なトレーニングになる」
マヤノ「それがあれば……ブライアンさんにも勝てる?」
トレーナー「……確約は出来ないけど、勝てる確率は上がると思う」
マヤノ「……だったら、しっかりと取り組まないと! トレーナーちゃんのためにも、ね」
トレーナー「……。ああ、そうだな」
―――
[スキルヒント:ウマ娘]
・読解力 Lv1[作戦:差し]
(中盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+50の補正)
・大局観 Lv1[作戦:差し]
(中盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+100の補正)
・食いしん坊 Lv1[作戦:先行]
(中盤に選択肢追加:終盤のコンマ判定を2段階上のものに上げる)
・魅惑のささやき Lv1[距離:中距離]
(中盤:ライバルウマ娘のコンマ判定を2段階下のものに下げる)
・スカイハイ☆ランデヴーLv2 Lv3[作戦:逃げ] ※フォームチェンジ権
(序盤に選択肢追加:ゴール時のコンマ判定に+200の補正)
・コーナー回復〇 Lv1[汎用]
(中盤に選択肢追加:終盤のコンマ判定を1段階上のものに上げる)
・円弧のマエストロ Lv1[汎用]
(中盤に選択肢追加:終盤のコンマ判定を2段階上のものに上げる)
・善後策 Lv1[短距離]
(中盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+50の補正)
・プランX Lv1[短距離]
(中盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+100の補正)
・押し切り準備 Lv1[作戦:逃げ]
(終盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+50の補正)
・逃亡者 Lv1[作戦:逃げ]
(終盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+50の補正)
・束縛 Lv1[中距離]
(中盤に選択肢追加:終盤のコンマ判定を1段階下のものに下げる)
・独占欲 Lv2[中距離]
(中盤に選択肢追加:終盤のコンマ判定を2段階下のものに下げる)
―――
下1 どのスキルを習得するか。
- 158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 06:04:31.00 ID:uRDydV1Xo
- スカイハイ☆ランデヴー
- 159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 08:15:30.18 ID:24ABTugsO
- 未開示の目標が0になるのをこのまま待って居ないといけないのか、それとも何か行動を起こさないとなのか…
- 160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 08:28:54.74 ID:7RIBgWAR0
- 0になって強制イベントで共依存が治るならいいけど、
0までに治らなかったからバッドエンドでーすとかだったらどうしようもないな
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