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【ウマ娘】トレーナー「なんかループしてね?」スペ「2スレ目です!」【安価】

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103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 13:41:34.50 ID:K84FwquY0
安価がってことは、たぶんURA優勝とかそういう条件じゃないんよな
共依存の言葉通りトレーナーちゃんも病んでるからややこしい
104 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 14:06:24.83 ID:WmnYWf92O
>>103 そうなりますね。

キレそうなんですが、マヤノの勝負服デザインの修正が来るそうです。キレそうです。
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 15:10:36.32 ID:QP2hIxU7o
あちゃあ……林檎もついに「わかっちゃった」か、マヤノのポテンシャルを
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 15:14:36.57 ID:i/5s5ho0O
多分マヤノの調整は露出云々ではなく国家周りのことと思われ
そういえばスズカの時は言われてなかったからやり忘れてたけど多分今回はナリタブライアンの研究したほうがいいよな…レースとか見にいけないもんかな
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 15:23:02.05 ID:895Ult/S0
そこは安価を拾う人次第としか言えんわな
みんな行動安価でトレーニングとか休息とか型にはまった「選択肢」しか選ばないんだもの
例えば「G1を見に行く」っていう自由行動は通ってるんだからもっとみんな自由にいこうぜ
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 16:06:27.32 ID:K84FwquY0
あー確かに有マくらい見に行ってもよかったか
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/07/26(月) 18:59:53.38 ID:38f5IK/tO
これ見てるとマヤのこと好きになっちゃう…
110 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 19:28:21.12 ID:+guTX/1X0
キリもいいし、先達を見習って質問タイムです。
こちらが締め切るまでの質問に答えます。
一部質問には答えられません。
もしあればどうぞ。
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 19:36:56.36 ID:/3iXWQHz0
じゃあ今回の周で終わった場合、2周目以降をやる気はあるかどうかを聞いてみたい
失敗に終わってしまったスぺやターボももちろんなんだけど
カイチョーとかも担当してみたいんだよね…
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 19:38:22.35 ID:wFvUg/xVo
次回以降のループへ行く時に同じウマ娘が選ばれた場合、記憶の部分的な継承みたいなのが起きる可能性はありませんか?
113 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 19:52:19.24 ID:+guTX/1X0
>>111
今の形式、はっきり言ってしまえばマンネリ化が避けられない進行の仕方なので、やるとしたらもう少し別の形になるのかな、と。
今みたいな割としっかりめ(当社比)の育成シミュレーションみたいな感じじゃなくて、ドラマ重視のノベルゲー(ざっくり言うとFateみたいな感じ)とかになるかもしれません。ただ、やはり未来のことなので確証は持てません。

―――

>>112
実際選ばれてみるまでのお楽しみです。
担当ウマ娘の安価については前スレ >>186 にも書いていますが

▼育成ウマ娘の安価について
連続は展開のマンネリ化を防ぐ為なしにしますが、1度ループを挟んだ後に再度安価で指定頂ければ可能であるものとします。

といった風に設定しております。
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 20:00:49.79 ID:QVuBZaHao
モブウマ娘は選択可能ですか?
115 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 20:06:31.73 ID:+guTX/1X0
>>114
正直書ききれるか不安ですが、選ばれたら全力で書くつもりです。
ついでなので、逆に選択不可能な子についても書いておきますね。

・ゲーム、アニメ、あるいは漫画にて存在が触れられていないウマ娘
(開発発表にて発表されたが正式実装されなかったウマ娘もこれに含まれます。例えばディープインパクトなどのことです)
(一部で”そうではないか?”と囁かれているだけで、出演の確証が持てないウマ娘も不可能とします。例えばトキノミノルやノーザンテーストなどのことです)

・ハッピーミークは >>1 のこだわりのため選択不可です。
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 20:45:07.63 ID:RVXomKrq0
探索には探索の進行度があるけど、合宿の頻度と比べて明らかに進行度のステップが多いけどキャラが変わるとリセットされるの?
117 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 20:49:19.90 ID:+guTX/1X0
>>116


・探索の特徴
探索は【ループしても探索度が保持されます】。
また、探索度を増やせば増やすほど、報酬を得る機会は増加します。
最終到達地点に到着すると、イベントが発生します。

こういう性質になってます。
詳しい性質については前スレ >>837をご参照ください。
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 22:16:17.20 ID:895Ult/S0
今日は何の日スレはねた切れ?
119 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/26(月) 22:51:14.80 ID:+guTX/1X0
>>118
リアル透かしになりますけど、最近ワクチン接種したせいかちょっと体調が下落気味でして……。
もうちょいしたら一気に投げます。
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:22:05.98 ID:QVuBZaHao
無理せんといてー
121 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 14:52:33.08 ID:h0ubBXHG0
というわけでここ辺りで締め切らせていただきます。
ご質問いただきありがとうございました〜。
122 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 14:57:54.80 ID:h0ubBXHG0
トレーナー「新年あけましておめでとうございます、と挨拶をするんだが」

トレーナー「今年以上に、この言葉に心がこもらないことは多分ないだろうな」

トレーナー「……」

トレーナー「もし仮にループが無ければ、マヤノと健全に、共に歩けたんだろうか……」

トレーナー「……終わらせてしまいたい、という気持ちに違いはない」

トレーナー「けれども、どこか心の中で終わってほしくない、そうしたらマヤノと離れ離れになってしまうかもしれないという気持ちがある」

トレーナー「解せないな」

トレーナー「……」

トレーナー「妙な考えは仕事で誤魔化すに限る」

―――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと10ターン(当ターン含む)
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 15:14:02.53 ID:56TmOcZ70
マヤノは秘密の特訓、その間トレーナーはスキル習得
出来ないなら休憩を兼ねて一緒におでかけ
124 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 18:30:26.46 ID:h0ubBXHG0
別行動は状態異常によって不可能なので、お出かけの方を取らせていただきます。

―――


トレーナー「そういえばマヤノ、この前駅前のスイーツ店のクーポン券をもらったんだ、一緒に行かないか?」

マヤノ「駅前のスイーツ店……あ、マックイーンさんから聞いたよ! プリンパフェが絶品だって!」

トレーナー「お、そうなのか。そりゃがぜん楽しみだな。メジロマックイーンがお勧めするのであれば間違いはないだろうし」

マヤノ「うん、マックイーンさんのスイーツに対する目は……ウマ娘イチだと思う……!」

トレーナー「だろうな。よし、じゃあ準備してトレーナー室に集合するとしようか」

マヤノ「アイ・コピー!」


―――

トレーナー「スイーツ店ってさ、何というか……緊張するんだけど」

マヤノ「えー? マヤは緊張したことないかな〜」

トレーナー「そうなのか……。俺の場合はあんまり来ない、っていうのもあるし、成人男性は浮いて見えるから緊張してるのかもな」

マヤノ「じゃあトレーナーちゃんも慣れればいいんじゃなーい? トレーナーちゃんのためなら、マヤちん、いつでもツアーコンダクターやるよー!」

トレーナー「それは嬉しい提案だ。もし今後機会があったらマヤノに頼むとするよ」

マヤノ「はーい、マックイーンさんほどじゃないけど、マヤも結構スイーツにはうるさいんだから!」

トレーナー「ほう、じゃあおすすめのスイーツとかも教えてくれるのか?」

マヤノ「うーん……まずはマックイーンさんおすすめのプリンパフェなんだけど……」

トレーナー「……一口にプリンパフェって言っても、かなりの種類があるな。イチゴにバナナ、果ては――なんだこれ、ずんだプリン? 最早ムースみたいなもんだろ……」

マヤノ「マックイーンさん曰く、ババロアみたいだった、らしいよ」

トレーナー「……マックイーンは、ひょっとしてこの店のメニューを網羅してるのか?」

マヤノ「うん、全部食べてみたって言ってたよー」

トレーナー「メジロマックイーン、レース前の減量とかどうしてるんだろうな」

マヤノ「ねー」

トレーナー「……まぁ、俺はベーシックにプリンパフェかな」

マヤノ「じゃあ、マヤは……チョコレートプリンパフェ!」

トレーナー「チョコレートプリンパフェだな。じゃあ、すみませーん……」


―――


トレーナー「……結局あの後、食べさせあいに発展しそうになった」

トレーナー「さすがにそれはまずいので掣肘したのはいいんだけど……」

トレーナー「マヤノが少し膨れてしまった」

トレーナー「いつか埋め合わせしなきゃなぁ……」


―――

▼休憩効果、次回トレーニング効果2倍
125 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 18:36:30.79 ID:h0ubBXHG0
トレーナー「最近、心理学についての勉強を始めることにした」

トレーナー「人の心の動きと言うのは、ある程度法則性があって、一つずつ紐解いていけば、異常な精神状態を改善することもできるのだそうだ」

トレーナー「……とはいえ、下手の横好き。さすがにそれを専門として学んできた人間ではないから、不十分な措置を講じそうで……恐ろしい」

トレーナー「それでマヤノの未来が潰えてしまったら、俺は……」

トレーナー「……いや、諦めちゃだめだ。俺が諦めたら、マヤノは、俺は、本当におしまいだ」

トレーナー「マヤノに比べたら俺はまだマシだ。だから、俺が、俺がどうにかするしかないんだ」

トレーナー「……明日は行動心理学じゃなくて、知覚心理学についての勉強をしてみるか」

トレーナー「たまになら、息抜きになるだろうし」

―――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと9ターン(当ターン含む)
※休憩効果発動中。練習効果2倍
※バッドステータス[共依存]発動中。トレーナーと担当ウマ娘が別れるような行動を行うことは出来ない。
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 18:43:56.78 ID:BTSnJ2lWo
トレーナースキル習得
127 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 18:51:42.74 ID:h0ubBXHG0
トレーナー「今日はトレーニングがお休みの日なので、勉強しようと思う」

マヤノ「ふーん、トレーナーちゃんは勉強熱心でえらーい!」

トレーナー「ふふ、だろう? ただ、マヤノにとっては詰まらない時間になるかもしれないが……」

マヤノ「んーん。マヤちんはトレーナーちゃんと一緒に居れるだけでとても楽しいから大丈夫でーす!」

トレーナー「……っ」

トレーナー「そうか、だったら……まぁ、邪魔にならない程度に好きにしてくれ」

マヤノ「アイ・コピー!」


―――

下1
トレーナースキルを習得する。
50以上で習得
50以下でヒントレベル上昇


■[スキルヒント:トレーナー]
・共感覚(パッシブ)Lv1(上限値)
真の意味でウマ娘と通じ合い、自身の持つ知識や経験などを余すことなく伝えることができる。
ウマ娘の所有する脚質、距離適性、スキルのヒントレベルを常に1上昇させる。
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 19:01:31.19 ID:7Vbdrbcno
はい
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 19:01:36.57 ID:6CqOECROo
バクシン!
130 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 19:25:45.76 ID:h0ubBXHG0
トレーナー「……」

マヤノ「……?」

トレーナー「……マヤノ」

マヤノ「どしたの、トレーナーちゃん」

トレーナー「あのな、実はなんだけど……太腿に頬を擦り付けられると少し困るんだよ」

マヤノ「えー? どうして?」

トレーナー「どうしても、だ」

マヤノ「えー?! きちんと言ってくれなきゃ、マヤわかんないよ〜」

トレーナー「言いにくいんだよ、こればっかりは……。言えないわけじゃないけどさ」

マヤノ「じゃあ教えてよ、トレーナーちゃん」

トレーナー「ん〜! そうだなぁ、マヤノは自分の体に俺が頬を寄せてすりすりしたらどう思う?」

マヤノ「……嬉しい?」

トレーナー「ぶっ壊れてやがる……」

マヤノ「トレーナーちゃん冗談だって! 恥ずかしいっておもうなー」

トレーナー「だろ? だからダメなんだ」

マヤノ「ん〜? なんか答えになってない気がするけど……トレーナーちゃんがそういうなら……」

トレーナー「ああ、よく理解しておいてくれ……ください……」


―――

▼トレーナースキルヒントレベル[共感覚]が上昇した。

131 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 19:32:14.63 ID:h0ubBXHG0
トレーナー「目標レースを決めるべきだ、とは思う」

トレーナー「ただ、その前に解決すべき問題がある」

トレーナー「たづなさんには……事情は説明できないけれど、ある程度酌量してもらうように伝えておかなければな、とは考えているが……」

トレーナー「マヤノと長時間共に居ないと、俺自身が落ち着かない。多分あちらも同じ状況だ」

トレーナー「……正常な状態と、狂気的な状態。両者が介在している方が辛い、となんとなく思う」

トレーナー「俺もいっそ、狂うことができたらどれだけ楽だろう」

トレーナー「ただ愛して愛されて……それで十分だと考えることができたら、どれだけ楽だろう」

トレーナー「でもだめだ。俺はあくまでトレーナーだ。マヤノを導くために此処に居る」

トレーナー「だから、狂うことは出来ない。許されない」

トレーナー「さて、いつまで正気が持つかな」

―――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと8ターン(当ターン含む)
※休憩効果発動中。練習効果2倍
※バッドステータス[共依存]発動中。トレーナーと担当ウマ娘が別れるような行動を行うことは出来ない。
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 19:35:02.68 ID:/DHWzVWDO
出走レース登録
133 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 20:32:45.71 ID:h0ubBXHG0
>>132 ごめんなさい、出走レース登録だけは展開上どうしても難しいので再安価を取らせていただきます……!

―――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと8ターン(当ターン含む)
※休憩効果発動中。練習効果2倍
※バッドステータス[共依存]発動中。トレーナーと担当ウマ娘が別れるような行動を行うことは出来ない。
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 20:35:20.12 ID:LycsBmhno
理事長会話
135 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 20:58:14.57 ID:h0ubBXHG0
トレーナー「マヤノ、今日は……秋川理事長にお話があるんだ」

マヤノ「理事長……? 何話すの?」

トレーナー「この前のお礼とか。いろいろ助けてもらったからな」

マヤノ「……」

―――

下1 ???
50以上:■■■
50以下:■■■
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:00:15.89 ID:BTSnJ2lWo
danger zone
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:06:59.40 ID:yknM2ndvo
くそっ湿度も上がってやがる
138 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 21:09:09.33 ID:h0ubBXHG0
マヤノ「……トレーナーちゃん、マヤのこと嫌いになった?」

トレーナー「え?」

マヤノ「理事長と話す機会は何回だってあった。だからお礼を言える瞬間なんてどこにでもあった。違う?」

トレーナー「そんなことは――」

マヤノ「マヤ、嫌だよ……。トレーナーちゃんが他の誰かと話してるとこ見るの……」

マヤノ「ねぇトレーナーちゃん……」

トレーナー「……」

トレーナー「……ごめん、マヤノ。君のことを考えるべきだったな」

マヤノ「うん……こっちこそごめんね、トレーナーちゃん」

トレーナー「謝らなくていいんだよ、マヤノ」

トレーナー(こうなってしまったのは、俺のせいだから……)

―――

▼スキルヒント[独占欲]のヒントレベルが上昇した。
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:15:40.45 ID:LycsBmhno
ネイチャたすけて!
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:23:06.21 ID:56TmOcZ70
理事長やカイチョーにカウンセリングしてもらうのも無理かぁ…
141 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 22:00:10.29 ID:h0ubBXHG0
トレーナー「……離れること以外にも気を付けるべき行動があるんだな、と思った」

トレーナー「考えてみれば、妥当だ。俺が消えるから抱えた絶望を埋めるための……共依存関係」

トレーナー「俺がループなどの作用によって消えたり、俺がマヤノの傍からいなくなることが、きっとマヤノにとっての苦痛だ」

トレーナー「……俺にとっての苦痛がそうであったように」

トレーナー「これからは細心の注意を払って動かなきゃな……」

トレーナー「今日は……勉強は少し休もう」

―――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと7ターン(当ターン含む)
※休憩効果発動中。練習効果2倍
※バッドステータス[共依存]発動中。トレーナーと担当ウマ娘が別れるような行動を行うことは出来ない。
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 22:11:46.11 ID:3PoIgYq2o
トレーニング
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 22:38:19.34 ID:kKDk1Lo30
このままではウマ娘として完全に腑抜けてしまう…ネイチャはそんなこと許しはしなさそうだなぁ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 22:56:25.49 ID:BTSnJ2lWo
テイオーの育成とかどうなるんだろか
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 23:07:05.56 ID:LycsBmhno
クソガキテイオーならマヤちんより察し悪そうだから余裕そう
シットリ?考えたくないですね……
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 23:08:51.44 ID:/cM4LKTuO
多分ゴルシならその心配はなくなる
147 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/27(火) 23:40:01.18 ID:h0ubBXHG0
トレーナー「さて、今日はトレーニングをしていくが」

マヤノ「おー」

トレーナー「おー、じゃないんだおーじゃ。ここ男性用の脱衣所だぞ」

マヤノ「えー。でも誰もいないからここで着替えちゃダメ?」

トレーナー「それはだめ」

マヤノ「ぶーぶー!」

トレーナー「いや、むしろそれ許可したら俺はマヤノのこと大事に思ってないってことだからな?!」

マヤノ「えー? つまりトレーナーちゃんは、他の人にマヤのこと見られたくないってこと?」

トレーナー「そう……いや、本当は俺にも見せちゃいけないんだけどな……?」

マヤノ「……トレーナーちゃんになら、いいよ?」

トレーナー「揺らぎそうになるからやめてくれ……。練習、始めるぞ」


―――

下1 トレーニングの種類
スピード/スタミナ/パワー/根性/賢さ
※サポートカード[スペシャルウィーク]アクティブ。根性の練習時に固定値追加。
※サブイベント[業務改善命令]アクティブ。全ての練習時に固定値追加。


下2 トレーニングの効果量
※ゾロ目は追加ロール
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 23:43:13.34 ID:BTSnJ2lWo
スピード
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 23:51:09.91 ID:vjv+l+UK0
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 23:54:38.36 ID:dTkAyKM00
ええやん
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 00:03:02.05 ID:s3Xpra8Vo
2倍でおいしい
152 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 00:03:23.75 ID:UB4pVOXc0
マヤノ「ランディーング……オーフ!」

トレーナー「走りのキレが……なんか変わってるな」

トレーナー「俺の指導以上に、走りが洗練されているな」

トレーナー「ひょっとして、俺以外と練習していたりするのだろうか……?」

マヤノ「トレーナーちゃん、どうだった?」」

トレーナー「ああ、今までの中で一番良かったぞ」

マヤノ「やったー! トレーナーちゃんほめてほめて〜!」

トレーナー「よく頑張りました」

マヤノ「えへへ〜。練習終わったらもっと褒めてね! ユー・コピー?」

トレーナー「……。アイ・コピー」


―――

▼マヤノトップガンのスピードが上昇した。

スピード:933(A+)+(91+[業務改善命令]10)×2=1135(SS)
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 00:13:01.24 ID:bJYfiWBZo
共依存なんか怖かねぇぜ!
154 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 00:47:32.97 ID:UB4pVOXc0
トレーナー「俺とマヤノの関係は、まだまだ学内には漏れていないようだ」

トレーナー「距離感が以前から近かったことが功を奏しているようだけど……」

トレーナー「ケガの功名と言うべきか、何というべきか……とにかく複雑な気持ちなんだよな」

トレーナー「まぁ、上手く行っているからいいんだけどな……」

トレーナー「さて、今日はどうしようかな」

―――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと6ターン(当ターン含む)
※バッドステータス[共依存]発動中。トレーナーと担当ウマ娘が別れるような行動を行うことは出来ない。
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 01:07:10.62 ID:bJYfiWBZo
マヤノのスキル習得
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 01:29:26.22 ID:pZKu1Lyy0
今ふと思ったんだけど
>※■■■まであと6ターン(当ターン含む)
ってまさか学内に関係がバレて懲戒解雇、バッドエンドって流れじゃあるまいな
というかこれゲーム的には何月に当たるんだ…?
157 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 02:44:23.24 ID:UB4pVOXc0
>>156 明確に定まっているわけではありませんが、大体3月前後です。

―――

トレーナー「というわけで、今日は技術を洗練させていくぞ」

マヤノ「ふむふむ……?」

トレーナー「いくつか課題点はあるが、ライバルとなるウマ娘のことを考えると小手先を活用するのが前提となってくる」

マヤノ「小手先……それがトレーナーちゃんの言うところの技術なんだね」

トレーナー「そうなるな。マヤノがこの先勝ちあがっていくためにも必要なトレーニングになる」

マヤノ「それがあれば……ブライアンさんにも勝てる?」

トレーナー「……確約は出来ないけど、勝てる確率は上がると思う」

マヤノ「……だったら、しっかりと取り組まないと! トレーナーちゃんのためにも、ね」

トレーナー「……。ああ、そうだな」

―――

[スキルヒント:ウマ娘]
・読解力 Lv1[作戦:差し]
(中盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+50の補正)
・大局観 Lv1[作戦:差し]
(中盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+100の補正)
・食いしん坊 Lv1[作戦:先行]
(中盤に選択肢追加:終盤のコンマ判定を2段階上のものに上げる)
・魅惑のささやき Lv1[距離:中距離]
(中盤:ライバルウマ娘のコンマ判定を2段階下のものに下げる)
・スカイハイ☆ランデヴーLv2 Lv3[作戦:逃げ] ※フォームチェンジ権
(序盤に選択肢追加:ゴール時のコンマ判定に+200の補正)
・コーナー回復〇 Lv1[汎用]
(中盤に選択肢追加:終盤のコンマ判定を1段階上のものに上げる)
・円弧のマエストロ Lv1[汎用]
(中盤に選択肢追加:終盤のコンマ判定を2段階上のものに上げる)
・善後策 Lv1[短距離]
(中盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+50の補正)
・プランX Lv1[短距離]
(中盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+100の補正)
・押し切り準備 Lv1[作戦:逃げ]
(終盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+50の補正)
・逃亡者 Lv1[作戦:逃げ]
(終盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+50の補正)
・束縛 Lv1[中距離]
(中盤に選択肢追加:終盤のコンマ判定を1段階下のものに下げる)
・独占欲 Lv2[中距離]
(中盤に選択肢追加:終盤のコンマ判定を2段階下のものに下げる)

―――

下1 どのスキルを習得するか。
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 06:04:31.00 ID:uRDydV1Xo
スカイハイ☆ランデヴー
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 08:15:30.18 ID:24ABTugsO
未開示の目標が0になるのをこのまま待って居ないといけないのか、それとも何か行動を起こさないとなのか…
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 08:28:54.74 ID:7RIBgWAR0
0になって強制イベントで共依存が治るならいいけど、
0までに治らなかったからバッドエンドでーすとかだったらどうしようもないな
161 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 12:36:53.69 ID:+p+2riMVO
今回の目標について明言しておくと、それまでになにか達成しないとアウトってことでは無いです!

ーーー

トレーナー「という訳で、マヤノーー今日はこの技術について学ぶ」

マヤノ「わ、それって……」

トレーナー「ああ、新調した勝負服だ。もう一度、マヤノに合わせてリサイズしてきた」

マヤノ「すっごく嬉しい……! ありがと、トレーナーちゃん!」

トレーナー「喜んでくれたようで何よりだよ。今から着てくるか?」

マヤノ「うん! ……あ、トレーナーちゃんなら……覗いてもいいんだよ?」

トレーナー「覗くかっ!」

マヤノ「覗かないの……?」

トレーナー「……覗かないからな」

マヤノ「えー……」

ーーー

▼下1 スカイハイ・ランデヴーのスキル習得コンマ
20以上:習得
20以下:スキルヒントレベル上昇
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 12:40:22.41 ID:OgPJmiimO
トレーナーちゃんへの理性トレーニングがすごい
163 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 18:53:51.83 ID:UB4pVOXc0
【アナウンス】
特に固有スキルにおいて、作戦スキルと汎用スキルの補正値が同一だとバランス性を欠くと判断したため、作戦スキルの上昇値を修正しました。
修正後の各スキルの上昇値は下記の通りです。
()内の数値は過去の上昇値となります。

また、将来的に固有スキルのリワークを行います。
目安は……このループが終了した時くらい、でしょうか。

―――


▼作戦固有スキル全般
・Lv1時補正値:200
・Lvアップ毎の上昇率:50

・これが諦めないってことだァ! Lv2 [作戦:逃げ]
(終盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+250(+200)の補正)

・スカイハイ☆ランデヴー Lv2[作戦:逃げ]
(終盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+250(+200)の補正)


―――
164 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 18:56:11.73 ID:UB4pVOXc0

マヤノ「トレーナーちゃん!」

トレーナー「お……今度はどうだ?」

マヤノ「ピッタリー! 凄く動きやすいよ〜!」

トレーナー「ようやく完成か。やっぱりプロみたいにはいかないな。着心地はどうだ?」

マヤノ「うーん……正直悪いかも」

トレーナー「そっか。まぁ予想はしてたけど」

マヤノ「でも、トレーナーちゃんが作ってくれた衣装だもん。着心地なんて気にしない気にしない!」

トレーナー「いや、気にしてくれ……。今はまだ無理だけど、何れ着心地も良くしてやるからな」

マヤノ「やったー! 今日はこの勝負服で練習だね!」

トレーナー「……それは少し恥ずかしいな」

マヤノ「えー? マヤはこの衣装好きだよ? もっと自信もっていいって思うけどな〜」

トレーナー「そ、そうか……照れるな」

マヤノ「あ〜! トレーナーちゃんが照れたー! カワイイ〜!」

トレーナー「カワイイとはなんだカワイイとは……!」


―――

▼固有スキル[スカイハイ☆ランデヴーLv2]を習得した。

▼フォーム[おんたいむ☆オブセッション]へのチェンジ権を獲得しました。
※[おんたいむ☆オブセッション]へのフォームチェンジはレース前に可能です。
※フォームチェンジにより、固有スキルが変化します。

■[おんたいむ☆オブセッション]マヤノトップガン
・スカイハイ☆ランデヴー Lv2[作戦:逃げ]
(序盤に選択肢追加:ゴール時のコンマ判定に+250の補正)
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 19:05:58.85 ID:bJYfiWBZo
こっちのマヤノはバフだやったぜ。
166 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 19:10:09.61 ID:UB4pVOXc0
トレーナー「例えばタバコに対して依存している人の治療は、ニコチン含有量を段階ごとに下げていく方法で行われるらしい」

トレーナー「完治とまではいかないが、ある程度症状は抑えられる、と本には書いてあった」

トレーナー「俺とマヤノのこの関係は、そんな感じでお互いがお互いと距離を取ればどうにかなるものだろうか?」

トレーナー「……なんとなく、ならない気がする。そもそも離れることに対する恐怖がトリガーである以上、むしろ別口の引金を引きかねない。リスキーというか、リスクしかない」

トレーナー「と、なると……置換するくらいしかないのか?」

トレーナー「俺の想いを、マヤノの想いを……置換する」

トレーナー「駄目だな、これもできそうにない」

トレーナー「置き換えられていたら、こうなってない。強いて挙げるのであれば……より強い怒りであれば塗りつぶせるかもしれない」

トレーナー「……考えていても無駄だ。まだまだ知識が足りないことがわかってしまったからには、この時間は無駄でしかない」

トレーナー「考えることを辞めたら終わりだが、無意味に考えるのは論外だ」

トレーナー「……学ぶしかないのかな、やっぱり」


―――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと5ターン(当ターン含む)
※バッドステータス[共依存]発動中。トレーナーと担当ウマ娘が別れるような行動を行うことは出来ない。
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 19:12:11.75 ID:7RIBgWAR0
スキル習得(トレーナー)
168 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 20:07:10.84 ID:UB4pVOXc0
トレーナー「そうだ、学ぶしかないんだ」

トレーナー「人間の本懐は学ぶことにある」

トレーナー「学習しなければ、何を為すこともできない」

トレーナー「知識とは全ての礎だ」

トレーナー「……そうだ。俺は怠惰に生きていられない」

トレーナー「凡人なんだ」

トレーナー「俺は、凡人だ」

トレーナー「凡人が天才たちに及ぶためには……」

トレーナー「……」

トレーナー「量しかない」

トレーナー「質なんて期待できないから、量で戦うしかない」

トレーナー「わかり切ってたことだ」

トレーナー「だからこの独白は別に開き直りとかじゃなくて、ただ単に過去の反芻でしかない」

トレーナー「そうに、違いない」


―――

下1
トレーナースキルを習得する。
40以上で習得
40以下でヒントレベル上昇


■[スキルヒント:トレーナー]
・共感覚(パッシブ)Lv1(上限値)
真の意味でウマ娘と通じ合い、自身の持つ知識や経験などを余すことなく伝えることができる。
ウマ娘の所有する脚質、距離適性、スキルのヒントレベルを常に1上昇させる。
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 20:08:12.38 ID:J2LlPYXdO
おう
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 20:08:16.87 ID:w62dMM+oo
デース!
171 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 20:16:25.56 ID:UB4pVOXc0
トレーナー「……はぁ、なんか暗い気持ちになってきたな」

トレーナー「やっぱり、悩みこんでいるときに勉強なんてするもんじゃないわ」

トレーナー「なーにが質なんて期待できないから量で戦うしかないだバーカ!」

トレーナー「第一天才が努力してないって言ってるようなモンだろその言葉は……」

トレーナー「あーあ、アホらしくなってきた。今日は遊ぶか〜」

マヤノ「トレーナーちゃん、授業終わったよ〜!」

トレーナー「今日は早いな、予鈴が鳴ってまだ一分しか経ってないぞ……?」

マヤノ「トレーナーちゃんに会いたくて、全力で歩いてきましたっ!」

トレーナー「廊下は……いや、走ってないのか」

マヤノ「走ったらトレーナーちゃんも怒られちゃうから……」

トレーナー「おー、マヤノは偉いなぁ……」

マヤノ「えへへ……」

トレーナー「……そうだ、今日はトレーニング休みだし、気分転換に何処かに出かけないか?」

マヤノ「え? いいけど……何かあったの?」

トレーナー「……。いや、ちょっと考え事をしてて。それが煮詰まりすぎてるから気分転換したいなって思ってたんだよ」

マヤノ「そっかー。じゃあ……ゲームセンターいこ?」

トレーナー「お、いいな。じゃあゲームセンターに行くか!」

マヤノ「わーい! じゃあ10分後に校門に集合! マヤちん、ランディング・オーフ!」


―――

▼スキルヒント:トレーナー[共感覚]のスキルヒントレベルが1上昇した。

172 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 20:21:35.55 ID:UB4pVOXc0
トレーナー「桜が蕾つけてきたな〜なんて思ってたら、いつの間にか暖かくなっててびっくりした」

トレーナー「トレーナー室のこたつをそろそろ撤去すべきか、とマヤノに聞いたら猛反対された」

トレーナー「理由はこたつの中で足をごっつんこ出来なくなるから、だそうだ。良く解らん……」

トレーナー「とはいえ、もうちょい暖かくなったらこたつは仕舞わなきゃな……」

トレーナー「……。そういえば、なんでこたつなんてものが常備されてるんだろう」

トレーナー「案外誰かの趣味だったりするのだろうか」

―――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと4ターン(当ターン含む)
※バッドステータス[共依存]発動中。トレーナーと担当ウマ娘が別れるような行動を行うことは出来ない。
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 20:42:39.31 ID:J2LlPYXdO
トレーニング
174 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 21:25:27.92 ID:UB4pVOXc0
トレーナー「塵も積もれば山となる、という言葉がある通り、小さなことでも積み重ねていけば大きなことを為せる力を得る。例えば……一流のウマ娘は素手で岩を割ることもあるらしい」

マヤノ「えぇ?!」

トレーナー「勿論嘘だ。しかし、まぁ。気持ちが強ければ岩を徹すことも出来るかもしれない。積み重ねとはそういうものだ」

マヤノ「へぇ〜」

トレーナー「事実、人間にもレンガや石を拳で砕く人がいる。鍛錬の結果だな」

マヤノ「つまり、ウマ娘だったら……」

トレーナー「いずれは岩を砕けるかもな」

マヤノ「岩を砕けたら……オトナに近づけるかなぁ」

トレーナー「……いや、岩を砕く云々はあくまでたとえ話で――」

マヤノ「トレーニングに、ランディーング・オーフ!」


―――


下1 トレーニングの種類
スピード/スタミナ/パワー/根性/賢さ
※サポートカード[スペシャルウィーク]アクティブ。根性の練習時に固定値追加。
※サブイベント[業務改善命令]アクティブ。全ての練習時に固定値追加。


下2 トレーニングの効果量
※ゾロ目は追加ロール
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 21:31:40.74 ID:bJYfiWBZo
スタミナ
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 21:32:00.17 ID:7RIBgWAR0
ゾロゾロ
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 22:47:32.78 ID:7pdxv70C0
今ってシニアだっけ
宝塚でも出てみるか?

あとやっぱりトレーニング選んだ時だけでいいから基礎ステ見せてくれると嬉しい
178 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/28(水) 23:56:09.81 ID:UB4pVOXc0
>>177 忘れちゃうんですよね……すみません。気を付けます。
179 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/29(木) 00:03:04.20 ID:jBCEyuIH0
トレーナー「……落ち着いたかマヤノ」

マヤノ「うん……」

トレーナー「頼むから、ゴリゴリマッチョマンにはならないでくれよ、ファン以前に俺とか家族とかがびっくりするから……」

マヤノ「うん、シチーさんみたいなオトナになることを約束します……」

トレーナー「よし、それでいいんだ、それで……」

マヤノ「……でも、なんか今の一幕で疲れちゃったねー」

トレーナー「ああ、そうだな……。肉体的と言うか、精神的に?」

マヤノ「おやつでも食べたい気分〜」

トレーナー「さすがにトレーニングはしなきゃだけど。トレーニングを早めに切り上げて、その後カフェでも行くか」

マヤノ「賛成賛成〜!」

トレーナー「じゃあ、とりあえずトレーニング、始めるぞ」

マヤノ「おー!」


―――


▼マヤノトップガンのスタミナが上昇した。

スタミナ:757(B+)+(17+[業務改善命令]10)=784
180 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/29(木) 00:45:45.49 ID:jBCEyuIH0
あ、ちなみに今はシニアの4月〜5月付近ですね。

―――

トレーナー「漸くこたつを片付けたのだが、マヤノは少し寂しそうだった」

トレーナー「ただ、そもそもこたつを使っていなかった上に、いざ仕舞ってしまえば特にマヤノからの言及もなかったので、もしかしたらただの名残惜しさがマヤノをああさせたのかもしれないな、と思った」

トレーナー「やっぱり、使い慣れたものとかを切り替えるまでは名残惜しいんだけど、いざ切り替えてみると前のものについて、案外思うところって少なくなるよな〜って」

トレーナー「俺はそう思うんだけど、マヤノもそうなんだろうか」

トレーナー「まぁ、人ってそういうとこあるよね」

トレーナー「心理学的な効果とか、名前とかついてたりするのかな」


―――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/脚質上昇/会話(秋川理事長)/秘密の特訓/その他(良識の範囲内で自由に)
※■■■まであと3ターン(当ターン含む)
※バッドステータス[共依存]発動中。トレーナーと担当ウマ娘が別れるような行動を行うことは出来ない。
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 01:16:04.34 ID:bOQIQjmNo
ナリブの模擬レース偵察(二人で)

ナリブの気迫感じて気合入れ直してくれ〜
182 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/29(木) 20:04:22.31 ID:jBCEyuIH0

 何かを失うことを恐れ、しがみつきたい気持ち。

 これは、そんな想いによるお話。

 名づけるならば、そう。

 この物語の名は――。


―――


Root1:Obsession-オブセッション-


―――


トレーナー「さて、今日は敵情視察だ」

マヤノ「てきじょーしさつ?」

トレーナー「これからマヤノが相対するであろうウマ娘の出来上がりを見に行くってことだ」

マヤノ「へー。今日は誰を見に行くの?」

トレーナー「秘密。とにかく出かけようぜ」

マヤノ「……アイ・コピー?」


―――


トレーナー「さて、着いたぞ」

マヤノ「ここって……模擬レースするとこ?」

トレーナー「ああ。ここで今日行われる模擬レース、何に向けた調整かわかるか?」

マヤノ「うーん……宝塚記念?」

トレーナー「ご名答。じゃあ、このレースに誰が出るか……解るか?」

マヤノ「うーん……。わかんない」

トレーナー「……。ひょっとしたら、前のマヤノだったら覚えてたのかもな」

マヤノ「トレーナーちゃん……? なんで、なんで……」

マヤノ「なんで、そんな怖い顔してるの?」

トレーナー「マヤノ、君はこたつを片付ける前まではごねていたが……片づけた後には特に何も言わなくなったよな」

マヤノ「え……? だって、それはしょうがないことだってわかってるから……」

トレーナー「……。今、分かった。マヤノ――君と共に羽搏く方法が」

マヤノ「トレーナーちゃん、いきなりどうしたの? お休みする?」

トレーナー「マヤノトップガン。今から君が見るべきなのは、俺ではない」

トレーナー「――ナリタブライアン……沈み行く夕陽だ。その影を捕まえて、決して離すな」


―――


 ナリタブライアン。

 彼女の名前を出した瞬間の顔を、俺は二度と忘れない。

 まるで暗幕から突如として光が漏れだしてくるような。

 マヤノの瞳に突如として宿った、夕焼けよりなお赤い、意志のことを。


―――

183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 20:27:23.75 ID:bOQIQjmNo
オブセッションってあんまりいい意味ないよなー地雷踏んだか…?
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 22:12:40.78 ID:y0K0CgajO
ワンチャン>>1が言ってたストライクを突いたか、それとも…
185 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/29(木) 22:39:03.68 ID:jBCEyuIH0

トレーナー「……君は、君は忘れていたんじゃないか」

トレーナー「いや、忘れていたというか――敢えて見ないようにしていた」

マヤノ「トレーナー、ちゃん?」

トレーナー「マヤノはさ、俺を失うことが怖いんだな」

マヤノ「そんなの……そんなの当たり前だよ! トレーナーちゃんなしじゃここまで来れなかった! トレーナーちゃんがいなきゃ、飛べる空も飛べなくなっちゃったんだよ、マヤ……」

トレーナー「それは違う、大きな勘違いだ」

トレーナー「君は俺がいなくても飛べた。きっと、飛べたはずなんだ。今もそうだ」

トレーナー「何故なら君の翼は俺なんかじゃない、君の翼は君自身のものだった」

トレーナー「……はっきり言おう。マヤノ、君のそれは、執着心なんだよ」

トレーナー「何かを失う怖さが、君の翼を封じ込めた。そしてその怖さは、君の心から拭われることはない」

マヤノ「……」

トレーナー「だから。マヤノが持つ……俺が刺激した執着心を支配する感情が必要だった」

トレーナー「俺が、君の心を大きな感情で支配したように」

トレーナー「それが――俺の見つけた答えだよ、マヤノ」

トレーナー「マヤノ。今一度聞きたいんだ、君に」

トレーナー「……君が、飛ぶ理由ってなんだ?」

トレーナー「君が――マヤノがナリタブライアンに勝ちたい理由は、何だった?」

マヤノ「マヤの……マヤがブライアンさんに勝ちたい理由?」

トレーナー「そうだ」

マヤノ「負けたくなかった理由……それは、それは……」

マヤノ「キラキラしたかったから……」

マヤノ「そう、ブライアンさんよりも大きなキラキラになりたいって――」

トレーナー「……そうだ。あの日――メイクデビューの前、ナリタブライアンのレースを見たマヤノはそう言った」

トレーナー「マヤノの今の目標は、違うのか?」

マヤノ「……だって。だって……」

マヤノ「負けたくないって思ったのは、確かにブライアンさんがきっかけだったよ……?」

マヤノ「でもね、トレーナーちゃん……。マヤはブライアンさんに負けるよりも、もっと嫌なことが、トレーナーちゃんと2度と会えなくなるってことだったんだよ……」

マヤノ「……前に言ったよね、”ウマ娘にとってのトレーナー”についての話」

マヤノ「だから、マヤは――自分の唯一の味方を失いたくないって思ってただけ、なんだよ」

マヤノ「トレーナーちゃんは……マヤがトレーナーちゃんを信じてるってことにまで目を背けてるって……そう思ってるの?」

トレーナー「……」

トレーナー「俺は、君が信じているほどの人間じゃないって常に思ってる。だから、マヤノが信じてくれていることを。そして、マヤがそう言ってくれることが、すごく嬉しい」

トレーナー「でもな、マヤノ――」

トレーナー「俺は嫌なんだ。俺が大好きなマヤノが、俺のせいで正しく羽搏けないのは……」

トレーナー「……でも、マヤノの気持ちもわかる。だからこうしよう」

トレーナー「――ナリタブライアンの走りを見て、少し考えてくれないか」

マヤノ「ブライアンさんの走りを……?」

トレーナー「そうだ。……君がその走りを見て何も思い浮かばなければ、君の言葉が正しかったってことだと思うから……」

トレーナー「少し、考えてみてくれ――」


―――

▼マヤノトップガンのやる気が下がった。
絶好調→普通

186 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/29(木) 22:52:24.82 ID:jBCEyuIH0
トレーナー「しばらく、マヤノと会うことはやめようと決めた」

トレーナー「二人で話し合って決まったことだ。だから、本当は受け入れなきゃいけないんだけど……」

トレーナー「……仕事が手につかない、な」

トレーナー「俺でもこうなんだ、マヤノは……一体どうなってるんだろうな」

トレーナー「………………………………」

トレーナー「……理性って、ちょっと邪魔なんだな」


―――


下1
お出かけ/休憩/会話/その他(良識の範囲内で自由に)

※XXXまであと?ターン(当ターン含む)
※特殊イベント[Root1:Obsession-オブセッション-]開始
※マヤノトップガンとの行動を行えません。
※トレーナースキル習得はトレーナーが抱く、マヤノトップガンへの執着心により行えません。
※ターン経過ごとの時間経過が1ターン1日へ変化します。
※特定イベントの発生まで、制限ターンは無期限に延長されます。
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 23:00:40.31 ID:gBLinELB0
ウマ娘のことはウマ娘に聞くしかない、会長に会いに行けないかな
無理なら無難にお出かけ
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 10:27:26.55 ID:LFZVcpjs0
無期限延長でステータス全部SSにできるやん!とかアレな事考えてたら
案の定トレーニング系は無理そうだったでござる
189 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/30(金) 19:53:35.11 ID:oJKSC1nf0

――どれだけ憂鬱でも、世界は回るし、時間は進む。


 業務時間が終わり、時刻は夕方6時。

 グランドから聞こえて来る、トレーニングに励むウマ娘たちの声。

 いつもはそろそろ仕事が終わり、研究――と言った時間だが、あいにく仕事が終わっていない。

 考え事とか、あるいはマヤノのこととか。色々あって仕事が滞ってしまっているのだ。

 情けなさに思わずため息を吐きながら、さてどうしたものかと外を見る。


「……ん? あれは……」


 視線の先には、一人でグラウンドを眺めるウマ娘の姿があった。

 遠くから見ても良く解る。あれはシンボリルドルフだ。

 エアグルーヴや生徒会役員のウマ娘たち、あるいはトウカイテイオーが近くに居ないのは珍しいな。

 もしかすると、息抜きがてらウマ娘たちの練習を眺めているのかもしれないな。


「……もしかして、シンボリルドルフだったら、答えをくれるのかな?」


 そうつぶやいて、自分の情けなさに吐き気がした。

 年下の子に自分の弱音をぶつけて、あまつさえ解決してもらうなんて……。

 いや、もう今更か……。マヤノにも同じことしちゃったしな……。

 それに、今は変なプライドを持つよりも、この事態を解決する方が優先だ。

 マヤノか俺か――どちらかがもたなくなった時、今度こそ本当に、戻れなくなるだろうから。


「行くか」


 幸い、気持ちに対して俺の腰は軽かった。
190 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/07/30(金) 23:31:00.20 ID:oJKSC1nf0
「やぁ、シンボリルドルフ」
「貴方は――マヤノトップガンの」


 夕焼け空が赤々としている空の下、シンボリルドルフは組んでいた腕を解いてこちらを見た。

 いつも見ても凛々しい顔だ。決意すら漂ってきそう。


「……ウマ娘たちのトレーニングを見ていたのか?」
「ええ、こうして彼女たちのトレーニングを眺めていると……勇気を貰えますから」
「へぇ、勇気ねぇ……」
「そう言う貴方は、何故ここに? 偶然というわけではないでしょう?」


 へぇ、さすがにバレてるか。


「ああ、君に少し……なんだ、その。相談があって」
「……」


 驚かせてしまった。

 目をぱちくりと瞬かせるシンボリルドルフは、少しの間をおいて首を少し振る。


「驚いた?」
「……正直に言えば。年末以来一度もマヤノトップガンはこちらに来ませんでしたから」


 てっきり良好に進行しているのかと、と漏らしたシンボリルドルフに、俺はある確信を抱いた。

 マヤノがいつの間にか成長していた真相に対する確信。


「――君が一枚噛んでいたのか」
「……ええ、僭越ながら私がマヤノトップガンに手ほどきをさせていただいております。ご迷惑でしたか?」
「いや、いや――迷惑なんてとんでもない。わざわざありがとう」
「こちらから提案したことですので」
「そうなのか……。にしても、いいのか? シンボリルドルフだってそこまで時間があるわけじゃないだろ?」


 生徒会長とは、生半可な仕事ではない。正直、俺たちトレーナーよりも仕事があると考えてる。

 だが、シンボリルドルフはそんな俺の心配に対して微笑で返した。


「マヤノトップガンは、思った以上に凄い子ですよ」
「知ってる。――君がそう言うなら、より確信できるよ」
「ええ、あの子は本当にスポンジのように吸収していく。貴方の教えも、私の教えも」
「ふむ」
「だから、教えてるとこちらも……彼女の何というか、天才的な理解力に触れることがあるんです。気付かされることもありますよ。だから、いちウマ娘として――彼女とのトレーニングの時間をとても楽しみとしています」
「まだ成長するつもりなんだな」


 俺が聞くと、シンボリルドルフは小さく笑い、当然です、と答えた。


「弛まぬ努力は、何れ岩をも穿つでしょう。ウマ娘たちの夢を背負うものとして――負けてはいられませんから」
「さすがだな、皇帝は」
「ありがとうございます、これからも――皇帝の名に恥じぬように研鑽していきます」
「……それも含めて、さすがだな」
「……して、相談とは?」


 シンボリルドルフが一つ咳払いして、脱線しかけた話題を元に戻す。
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 09:12:12.72 ID:sEawBsMP0
ヤっちまったことまで含めて相談するんだろうか?
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 14:46:49.97 ID:IjaeQ9DVO
変にぼかしても会長相手だとバレそう
いや存外初心かもしれんけど
193 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/01(日) 11:47:51.97 ID:P9TDvDr90
「――実は、マヤノと共依存の関係になっている」
「……え?」
「この前のクリスマス、マヤノの感情が爆発しそうになって、それを収めるためにこうなった」


 シンボリルドルフは……さすがに驚いているようで、目を見開いていた。

 まぁ当然だろう。この前まで問題なく面倒を見ていた子が、共依存というあまり聞きなれない状態になっているのであれば。

 しばらく後、考えこんだシンボリルドルフは顔を上げ、こちらを見る。


「……なるほど、なんとなく理解はしました。要は――貴方のループに関連して、マヤノトップガンの心理的疲労が累積した結果、というわけですね」
「そうだ、理解が早くて助かるよ」
「ありがとうございます。……相談と言うのは、つまりそんな二人の関係をどうしたらいいのか、という内容で合っていますか?」
「そうだ」


 再び、シンボリルドルフは考えこむ。

 顔を上げたシンボリルドルフは、申し訳なさそうに眉を下げていた。


「正直なところを言うと、明確な答えを返すことは出来ません。何分、そのような状況に対しての知識が足りていないので……」
「……まぁ、そうだろうな」
「ただ、一つ思うことがあるとすれば――果たして、その関係はそこまで悪いものなのか、ということです」


 シンボリルドルフのその答えに、俺は思わず声を漏らした。

 彼女であれば、健全な関係性をこそ望むと考えていただけに、俺は虚を突かれた形になっていた。

 ……シンボリルドルフもそのことは承知していたのだろう。苦笑いを浮かべながらも、その訳を説明してくれそうだ。


「穿った考え方になるかもしれませんが、互いに好意を抱いている状態とは、相互の依存関係と言えるのではないでしょうか。好意とは言わば他者からの承認欲求と言い換えることも出来ますから」
「人それぞれだろうけど、まぁ確かに」
「ことマヤノトップガンに関しては当てはまる言葉だと思っています。だから、この話において大事なのは、その関係性自体ではなくて――想いの大きさというか、占める割合の問題だと思っています」


 なるほどな、と頷いた。

 誰かと離れたくない気持ちを依存心と言うのであれば、それは人間にとって至極当然の感情だ。

 俺にだって、マヤノ以外への依存心はある。友人や両親等がそうだ。

 だから、問題は占める割合――簡単に言えば、向ける感情の大きさ。

 今は俺に向いている感情がかなりの割合を占めているから、これを何処かへと分散させなければならない。


「ですから、その関係は悪いものではありませんが、感情のベクトルの大きさには調整の必要がある、と考えています」
「……そっか」


 で、あるならば。あとはマヤノが答えを出すのを待つだけなのかもしれない。

 マヤノがじっくり考えたうえで、俺以外への感情を見出せるのか……それが、分水嶺。

 漠然と抱いていた不安が、多少和らいだ気がして。

 俺はシンボリルドルフへと頭を下げる。


「ありがとう、シンボリルドルフ。答えを見出せたような気がするよ」
「いえ、こちらも――私の不明に気付けました、ありがとうございます」
「……ストイックだな」
「そういうものですから」


 シンボリルドルフは軽く微笑んで……ふと思いついたように、こちらに再度水を向けてくる。


「校内でわいせつな行為などに及ばないように、厳にお願いします」
「してねーよ!!!!」


194 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/01(日) 11:55:45.29 ID:P9TDvDr90
トレーナー「授業中のマヤノの様子は……正直あまり良いとは言えないようだ」

トレーナー「集中力が欠如した状態が続いている、らしい」

トレーナー「マヤノの中で答えが見つかるまで待つのも必要だとは思うが……」

トレーナー「こちらからも、何か動けないだろうか」


―――


下1
お出かけ/休憩/会話/その他(良識の範囲内で自由に)

※XXXまであと?ターン(当ターン含む)
※特殊イベント[Root1:Obsession-オブセッション-]開始
※マヤノトップガンとの行動を行えません。
※トレーナースキル習得はトレーナーが抱く、マヤノトップガンへの執着心により行えません。
※ターン経過ごとの時間経過が1ターン1日へ変化します。
※特定イベントの発生まで、制限ターンは無期限に延長されます。
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 12:06:17.40 ID:FiTHqvef0
今のうちに休憩溜めしておけば復活した時お得なのでは?ということで休憩
196 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/01(日) 12:09:41.20 ID:P9TDvDr90
>>195 えぐいこと考えますね。仕様上可能なので最大限活用してもらえれば。

―――

トレーナー「仕事だけ終わらせて、今日は休養に充てるか……」

トレーナー「仕事もそうだけど、考え事だって休養を取らなければ良質なものは浮かんでこない」

トレーナー「それに……少し疲れたしな」

―――
▼休憩効果発動。次回トレーニング効果2倍。
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 12:11:52.45 ID:TYvH662ao
よかった、理事長に看破されて粛清遺言手短されるトレーナーくんはいなかった……!
198 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/08/01(日) 12:13:23.06 ID:P9TDvDr90
トレーナー「昨日はよく寝たな」

トレーナー「春眠暁を覚えず……とはいうが、そもそも今のこの季節が本当に春なのか解らない」

トレーナー「5月の序盤とかは割とまだ春っぽい雰囲気があるんだけど、後半は夏っぽい気がする」

トレーナー「梅雨に入ったら春とか夏とか関係なく”梅雨だな〜”って思うの、考えてみれば少し不思議だよな」

トレーナー「……マヤノは、雨は好きかな」


―――


下1
お出かけ/休憩/会話/その他(良識の範囲内で自由に)

※XXXまであと?ターン(当ターン含む)
※特殊イベント[Root1:Obsession-オブセッション-]開始
※マヤノトップガンとの行動を行えません。
※トレーナースキル習得はトレーナーが抱く、マヤノトップガンへの執着心により行えません。
※ターン経過ごとの時間経過が1ターン1日へ変化します。
※特定イベントの発生まで、制限ターンは無期限に延長されます。
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 12:21:24.79 ID:2bsv0Njs0
去年の有馬記念のビデを見よう、ブライアンも出てるでしょ
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 12:22:09.19 ID:2bsv0Njs0
ビデってなんだよウォシュレットかよビデオだよビデオ
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 13:02:22.66 ID:TYvH662ao
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 13:09:25.29 ID:BSCAyPp1O
有マ記念のウォシュレットは芝
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