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【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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30 :
◆bXCm/le03U
[saga]:2021/07/12(月) 02:12:22.27 ID:RKrSMy7s0
P「うわぁっ!?」ヨロッ
P「……っとと」
P(なんとかバランスを取ることができた)
P「ど、どうしたんだ……恋鐘」
恋鐘「どがんしたっていうか、Pの背中が見えたけん! 挨拶しようと思っただけばい!」
恋鐘「あ、お取り込み中やった? うち、邪魔してしもうたかな?」
咲耶「……いや、気にすることはないさ」
P「悪いな咲耶。いきなり知らないやつが飛び出てきて、驚くのも無理ないよ」
恋鐘「ちょっと〜、うちをゲテモノ扱いせんといて! ただ挨拶しただけやろ?」
P「あれは挨拶じゃない。突撃と言うんだ」
恋鐘「Pが相手なら遠慮はいらんばい!」
恋鐘「うちにはわかる! Pははらかいとらん――怒ってないもん!」
P「そりゃ怒ってはいないけど……」
恋鐘「えっへへー、それならよか!」
咲耶「P、2人の世界に浸っているところ悪いが……こちらは?」
P「あ、そうだな。紹介するよ。俺と同じ学年・クラスの月岡恋鐘だ。この前、九州からここに引っ越してきたんだと」
P「恋鐘、1年生の白瀬咲耶だ。もしかしたらもう知っt――」
恋鐘「――ばりかっこよか……」
恋鐘「実際に見ると圧倒されるばい……やっぱり、噂どおりやった」
P「転校生でも知ってるとは……さすがだな、咲耶」
咲耶「フフ、それほどでもないさ」
P(いや、それほどでもあるよ)
恋鐘「W.I.N.G.に出られたら絶対に手ごわかライバルになるって踏んでたんよ」
P(そ、そういうことか……)
咲耶「私は、別にまだエントリーすると決めたわけじゃ……」
恋鐘「あ、うと? それなら安心やね」
恋鐘「Pに無事優勝するうちん姿ば見せられるばい」
咲耶「……今、Pに、と言ったかな?」
恋鐘「そうよ? Pはうちの大事なファン1号やし、Pのために頑張る言うても過言やなかばい!」
恋鐘「それに……頑張るうちば見て、きっと……」
恋鐘「……えへへ」
咲耶「……。……P」
P「どうした?」
咲耶「W.I.N.G.優勝……目指そうと思う」
恋鐘「えぇぇ〜〜!?」
P「突然だな……なんでまた」
咲耶「それをアナタが聞くのかい? いや、私がW.I.N.G.優勝を志す意味を気づかせてこそ、か……」
咲耶「挨拶が遅れたね。Pとは固い絆で結ばれている、白瀬咲耶だ。よろしく」
P(初めて聞いたぞ。というか、どんな自己紹介だよ)
恋鐘「何を〜〜!? Pが惚れ込んだアイドル、月岡恋鐘ばい!」
P(なんか、勝手にかなり入れ込んでることにさせられてるんだが)
P(この2人ってこんな感じになるのか……。なんだか、もっと仲良くできる気がするんだけどなぁ)
P(……いや、なんでそんなことわかるんだって話、か)
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