【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】

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159 : ◆bXCm/le03U [saga]:2022/10/12(水) 01:52:37.32 ID:cTyfLQsb0
恋鐘「あっ、つい勢いでPにハグしてしもうた」パッ

P「く、苦しかったけど、悪くはなかったと思います」グッ

恋鐘「?」

P「い、いや、なんでもないぞ。ああ」

P「恋鐘、そういうのは勢いでやっちゃ駄目だからな」

P「恋鐘はアイドルなんだから」

恋鐘「違う違う! うち、Pが相手だから抱きついてしもたのよ!?」

恋鐘「誰にでもするわけじゃなか……」

P「それなら良い……いや良くはないが」

P(校内アイドルとはいえ、この学校の規模を考えると、スキャンダルは絶対にNGだ)

P「とにかく、気をつけるんだぞ」

恋鐘「わ、わかっとる……!」

P「次は文化祭だ! 気を引き締めていこう!!」

恋鐘「お、おー!!」

P「……」

恋鐘「はぁ」

恋鐘「もう……Pはホントにうちんこと好きなんか?」

P「えっ」

恋鐘「さっき、ファンとして〜みたいな話はあったけど」

恋鐘「長らくちゃんとPから言ってもらえてない気がするばい」

P「そ、それは――」

恋鐘「――P?」ズイッ

P「……す、好きです」ボソッ

恋鐘「え〜?」

P「言ったから! もう、言ったから! はい、今日は終了〜!!」

恋鐘「なんか釈然とせん……最近のPはプロデューサー然としててちょっと距離感感じとったんばい」

P「か、勘弁してくれ……」

恋鐘「ふふ〜、顔真っ赤やね〜! かわいか〜」

恋鐘「その反応で今日のところは許しちゃる!」

恋鐘「ん〜、こがん感じで話すのも久しぶりやなあ」

P「確かにそうかも――」

結華『なんかさ、こうやって話すのもなんだか久しぶりだよね』

P「――しれないな」

P(俺は、つい、恋鐘に会いに来る直前の出来事を重複させてしまっていた)

P(“久しぶり”の“会話”――両者の間は同音異義語のような温度差があった)
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