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【劇場版安価】一方通行「EAT KILL All」7つの罪 【禁書】

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636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 22:34:25.29 ID:h/mmV7fuO
頼むデー
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 22:34:37.63 ID:KoCX7vQKO
高く狙ってみますか
638 :1 [saga]:2021/07/23(金) 22:52:57.10 ID:3/OFdjuY0
 ―ジリリリリッ ジリリリリンッ

 エステル「ん?誰からだ・・・?」


 ―ガチャッ

 エステル「はい、もしもし?」


 菱形『やぁ、エステル。僕だよ、うん』


 エステル「・・・」


 菱形『おっと即座に切るのはなしだよ?うん』


 菱形『亡本さんが清ヶをそっちへ送ったんだ。当然、一方通行を殺すためにね』


 エステル「何っ・・・!?」


 菱形『病院ごと潰すつもりだから、気をつけてね。それじゃ』


 エステル「ま、待て!・・・何故、そんな事を教えてくれるんだ・・・」


 菱形『んー、後の事考えて本当に病院を潰したら確実に僕もやばいからねー』


 菱形『って事で、この通話からの逆探知で発信地を割り出してよ。うん』


 ―ブツッ・・・

 エステル「・・・っ」


 一方通行「・・・誰からだ?」


 エステル「・・・幹比古だ。清ヶがこっちに向かってきているらしい」


 リーダー「っ・・・!」


 薬丸「清ヶが・・・!?」


 円周「もしかして・・・狙いは、一方通行・・・?」


 一方通行「・・・なら話は早ェ。今度こそアイツの目を覚まさせてやる」


 エステル「いやっ、待て一方通行!清ヶの相手はリーダーか私でなければダメだ」


 一方通行「あ?・・・おいおい、まさか俺がまた負けるとか思ってンじゃねェだろうな?」


 エステル「>>639
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:01:13.72 ID:KoCX7vQKO
いや相性というのがある、ここは私とリーダーに任せろ!
お前は亡本の所を目指せ!
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:01:57.73 ID:h/mmV7fuO
冷静に考えろ、同じ系統の私の方がやり口も知っえいる
641 :1 [saga]:2021/07/23(金) 23:33:00.88 ID:3/OFdjuY0
 エステル「いや、冷静に考えろ。ライダーとしての相性では絶対に攻撃は当たらない」


 一方通行「・・・あン時の事はわかってンのか」


 エステル「ああっ。同系統のライダーでならあの機能と同等の存在となり」


 エステル「攻撃をしてダメージを与えられるんだ。ここはリーダーに任せろ!」


 薬丸「え?リ、リーダーだけって、そんな」


 リーダー「僕が一方通行の分とで清ヶと決着をつけるんだ」


 リーダー「それなら文句はないんじゃないかな?」


 一方通行「・・・」


 エステル「私達は亡本と幹比古の所を目指すしかない!」


 一方通行「・・・チッ。絶対ェ死ぬなよ?」 


 リーダー「死にかけてた君に言われてもなぁ〜」クスッ


 一方通行「ンだとコラ」


 エステル「リーダー、信長達を渡しておく。力になってくれるそうだ」


 エステル「コンドルデンワーが清ヶが居る場所へ案内してくれるから、追ってくれ」


 コンドルデンワー「キュャーッ!」バサッ


 リーダー「わかった。・・・力を貸してもらうよ」


 薬丸「それじゃあ・・・一方通行。どうやって船に乗り込む?」


 一方通行「・・・船で出される飯の食材を第四学区からトラックが運ぶみたいだ」


 一方通行「それに忍び込むぞ。いいな?薬丸、エステル・・・と、飛緒だったか?」


 ゆみ「うん。・・・(やっぱり学園都市第一位なだけあって、すごいなぁ・・・)


 エステル「なぁ、一方通行。せっかくだからあれを言わないか?」


 一方通行「・・・何をだよ」


 エステル「あの時の掛け声だ!あれを言えば、気持ちが引き締まりそうだろう?」


 一方通行「・・・」ハァー


 一方通行「>>642
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 06:46:38.25 ID:6qU62dmrO
…全員アイツラをぶっ倒して帰るぞ、絶対に!
ライダースレディーゴー!
643 :1 [saga]:2021/07/24(土) 07:55:54.96 ID:K2sNIQS50
 一方通行「・・・お前ら!亡本の野郎と「フルコース」の連中」


 一方通行「ついでに清ヶに一発かまして、人皮とこいつの妹も助け出して帰ンだぞ」


 一方通行「・・・絶対に1人も欠けンじゃねェよな」


 リーダー「うん」


 薬丸「ええっ」


 エステル「ああっ!」


 ゆみ「よし来た!」


 一方通行「・・・ライダーズ、イグニッション!」


 リーダー・薬丸・エステル「「「イグニッション!!」」」


 ゆみ「イ、イグニッション!」


 
644 :1 [saga]:2021/07/24(土) 08:03:41.29 ID:K2sNIQS50

 ―・・・リン・・・ ギャリン ギャリン ギャリン ギャリン ギャリン ギャリン

 ―ギャリンッ!


 姫戯「っ・・・!」パチッ


 姫戯「ぃたっ!っちょ!何これ!?」ギシッギシッ


 ―ギャリン ギャリン

 姫戯「・・・!」


 ―ギャリン

 姫戯「まみ・・・?」 


 まみ「・・・」


 姫戯「まみ!」


 まみ「・・・」


 姫戯「・・・まみ?」

 ―ジッ ギャリン ギャリン ギャリン

 姫戯「ねぇ・・・っ!無視しな」


 まみ「姫が。・・・姫が警備員に匿われて、あそこに居るから取り返すって」


 まみ「言われた時、絶対間違いだって思ってた・・・もう学園都市の外にいるはずで」


 まみ「この街にはいないはずなのに、って・・・」


 まみ「それなのに・・・姫はあそこに居た」


 ―ガッ

 まみ「姫を逃がした後、私は・・・改造手術をされて、もう「フルコース」の一員なの」


 まみ「だからもう・・・姫を助ける事が出来ない・・・っ!」


 まみ「できないんだよ・・・」ペタン・・・


 姫戯「>>645
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 09:09:13.64 ID:6qU62dmrO
そこで諦めてどうするの?
あがこうとしないなんてつまらなくない?
646 :1 [saga]:2021/07/24(土) 09:42:50.55 ID:K2sNIQS50
 姫戯「そこで諦めてどうするの?足掻こうとしないなんて」


 姫戯「カッコ悪いじゃない!」


 姫戯「まみ、今すぐにこれを外して。ここから逃げる準備を」


 ―ガコッ

 姫戯「うわっ!?」


 ―ワーーーッ! ワーーーッ!

 
 ―ガシャンッ


 姫戯「・・・何、ここ・・・?」

 
 ―ドッ

 ―ワーーーッ!! ワーーーッ!!

 
 シェフ『お集まりの紳士淑女の皆様・・・大変お待たせしました』


 ―カッ

 シェフ『こちらが当倶楽部が誇るハンター達の我らが歳戻した・・・』


 シェフ『世にも稀なるエキスを産み出す生きた食材製造器でございます!』


 ―オ オ ォ オ オ オ オオ オオ オ オッ!!

 姫戯「っ・・・!」


 シェフ『彼女の全身に張り巡らされた特殊な抽出機から抽出されるものこそ・・・』


 シェフ『汲めど尽きぬ甘露、その結晶はそれこそ黄金と等価で取引される』


 シェフ『神の飲み物・・・我らはそれを・・・!』


 ―ガチリッ

 ―カッ・・・!


 姫戯「な・・・っ!?なに・・・!?」


 ―パシュッ パシュッ

 ―ヒュンッ ヒュンッ ヒュンッ


 ―キュッ キュンッ・・・


 シェフ『こう名付けました。・・・ネクターと!!』


 ―ポチャン・・・


 ―ワァァァアアアアアアアアアアアッ!!



 
 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 09:49:51.46 ID:6qU62dmrO
それ
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 09:49:56.67 ID:B6ecqr3zO
いけ
649 :1 [saga]:2021/07/24(土) 10:01:07.08 ID:K2sNIQS50
 ―ウィィィン・・・


 シェフ『そして、今回の目玉!皆様もご存知と思われますが、こちらもまた』


 シェフ『この世のものとは思えない精肉となる食材・・・』


 シェフ『世界各国に4000匹しかいない、アマゾンです!』



 クモアマゾン「ガァァアアアッ!!」

 ―ガシャンッ! ガシャンッ!


 ―オォオオオオオオオオオオ〜〜〜〜ッ!!


 シェフ『アマゾン細胞という精肉をより良く細胞によって、様々な部位が無駄のない」


 シェフ『ハラミの柔らかさと赤身の旨みを兼ね備えている素晴らしいものとなっており』


 シェフ『今までにない美味なる精肉を皆様に味わっていただけます!』


 ―ワァァァアアアアアアアアアアアッ!!

 
 シェフ『そしてそれに加え、ネクターを今回の宴の最後を彩る』


 シェフ『締めのデザートとなります!』


 

 亡本「演出過剰だな。下品だ」


 「後ほど注意しておきます」



 姫戯「違う・・・私は・・・私は・・・!」


 姫戯「違う!私はそんなんじゃない!人間なんだからッ!!」


 
 ―から・・・! から・・・! から・・・! あぁ・・・!


 ―シーン・・・

 シェフ『と、このように生きの良さ折り紙付きでございます』


 ―ワハハハハ・・・! ワハハハハハ・・・!


 シェフ『食材の思いがけない逃走により延期になっておりました』


 シェフ『至極の料理の数々をお楽しみいただければと思います』


 シェフ『3日間続く禁忌なき食のワンダーランドをたっぷりお楽しみください』


 シェフ『>>650
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 11:11:00.81 ID:6qU62dmrO
ここにいる皆さまが喜びますように腕を精一杯振るわせていただきます!
651 :1 [saga]:2021/07/24(土) 11:30:22.41 ID:K2sNIQS50
 シェフ『ここにいる皆様がお喜びいただけますよう』


 シェフ『我らも腕を存分に振る舞わせていただきます!』


 シェフ『それでは、後ほど・・・』


 ―パチパチパチパチッ! パチパチパチパチッ!

 ―ガコンッ・・・ グォォン・・・

 

 -エスコフィエ号 厨房-

 ―ゴゴン・・・


 シェフ「さて、お披露目は終わったわ。肉付きはイマイチよねぇ・・・」


 シェフ「これじゃあ出汁ガラくらいにか使えないわ。ネクターと合わせて」


 シェフ「何か1品作ろうと思ってたのに。でもまぁ、あれね〜」グニッ


 姫戯「ふぎゅ・・・」


 シェフ「食べるとこないけど、乳牛だと思えば優しい気持ちに」


 姫戯「あぐっ!」

 ―ガブッ!


 シェフ「痛っ・・・!この・・・離せ!」

 
 まみ「姫・・・・!やめてっ!」ガシッ、グイッ


 ―ガッ

 姫戯「ぶっ・・・ペッ!」


 姫戯「言ったでしょ、私は人間よ。牛なんかじゃないわ」


 シェフ「・・・くくく。ふふっ・・・」


 姫戯「何よ・・・」


 シェフ「いえ、1つ思い出したの。・・・乳牛も乳が出なくなれば喰われるのよ」


 姫戯「・・・」ゾクッ


 シェフ「ま、アンタじゃなくて別のものを食材にしましょうか。あの坊やの恋人」


 まみ「!?」


 シェフ「あれがいいわねー。もうあの坊やへの使い道はないし」


 姫戯「(坊や・・・?)」


 まみ「ま、待ってください。か、彼女を使うなんて・・・もしも清ヶが知ったら」


 姫戯「!?。清ヶに何したのよ!?それにアイツの恋人にまで・・・!」


 姫戯「>>652」 
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 11:36:31.56 ID:6qU62dmrO
あの二人は普通の人間なのにそんな許せない!
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 11:38:18.68 ID:B6ecqr3zO
恋人を引き裂いてまですることなの!
なんでよ!
654 :1 [saga]:2021/07/24(土) 11:58:06.07 ID:K2sNIQS50
 姫戯「恋人の仲を引き裂くなんてアンタ極悪人よ!最低!地獄に落ちろ!」


 シェフ「あらあら、随分な言いようね。私はお客様にお出しする料理の食材として」


 シェフ「彼女を選んだのよ。名誉なことじゃない」


 姫戯「どこがよっ!今すぐに解放してあげろっ!」


 シェフ「お断りよ。もうオーダーは決めたのだから・・・アンタの苦情は受け付けないわ」


 シェフ「さっ。食前酒、世話しときなさい!乳が止まるなんて事がないようにね!」


 まみ「・・・承知しました」


 ―ガチャッ バタン・・・


 まみ「・・・」


 姫戯「まみ!今すぐに清ヶの彼女を逃がしてあげて!私はいいから早く!」


 まみ「ごめん。無理・・・薬で眠らせてて、解毒剤がないと目を覚まさないから・・・」


 姫戯「何なのよそれ・・・!・・・あっ、清ヶは?清ヶには何をしたのよ!?」

 
 まみ「・・・洗脳してこっち側についてるよ。今は、一方通行を殺しに行ったって」


 姫戯「そんな・・・!・・・なら、この事を警備員に伝えてきて」


 姫戯「この際風紀委員でもいいから!」


 まみ「・・・無理なんだって。姫・・・もう手遅れだよ・・・」


 まみ「私はここに居ないといけないから・・・」


 姫戯「何で・・・?そんな理由なんてあるわけないじゃない」


 まみ「・・・これ、見て?」ズイッ


 ―チキキ・・・ チキキ・・・

 姫戯「っひ・・・」


 まみ「私ね、目を取り出して代わりにこれを内蔵したの。ネクターを採取するためにね」


 まみ「私も姫と同じ病気だったから姫を逃がした後、私が姫の代わりになるから」


 まみ「姫を放っておいてって言ってみたけど・・・ダメだって」


 まみ「姫を捕まえられなくて、次に誰かを逃がしたら・・・」


 まみ「皆を殺すって。管理できない食材はいらないから、って・・・」


 まみ「・・・どうして、学園都市から逃げなかったの?なんで?ねぇ・・・」


 姫戯「・・・決まってるでしょ。皆を助けたかったからよっ・・・!」


 姫戯「>>655
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 12:23:38.91 ID:B6ecqr3zO
逃げるなんて私の誇りが許さなかったもの!
656 :1 [saga]:2021/07/24(土) 12:45:46.13 ID:K2sNIQS50
 姫戯「逃げるなんて私の誇りが許さなかったもの!」


 まみ「・・・変だよ、そんなの」


 姫戯「変じゃないわよ。普通に考える事でしょ」


 まみ「変だよ」


 姫戯「変じゃありません!」


 まみ「変だよ!だって」


 姫戯「まみッ!!」


 まみ「っ・・・・」ビクッ


 姫戯「・・・変だって言うなら、目を見ていいなさいよ」


 まみ「・・・」


 ―チク タク チク タク

 まみ「あ、時間だ。ごめん、もう行かないと」タタッ


 姫戯「はぁ!?まだ話の途中でしょ!ちょっと!待ちなさ」


 ―ガチャッ バタンッ

 姫戯「・・・何よ!まみのバーーーカッ!」


 姫戯「・・・くっ!このっ!このっ!外れなさいよっ!」ガチャガチャッ


 姫戯「何とかして、清ヶの恋人を助けないと・・・!」





 視点変更

 リーダー SIDE
 一方通行 SIDE

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 13:00:02.24 ID:6qU62dmrO
お姉ちゃんしてて良いな…   
一方通行サイド
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 13:00:13.61 ID:B6ecqr3zO
リーダー
659 :1 [saga]:2021/07/24(土) 13:27:56.71 ID:K2sNIQS50


 ―ザァァァァ・・・

 -学園都市 第七学区 路地裏- 


 ―バサッ バサッ

 コンドルデンワー「キュャーッ!」


 リーダー「こっちか・・・!」


 リーダー「・・・っ・・・ここは・・・」


 リーダー「(・・・初めて、一方通行とエステルを見かけた・・・)」


 リーダー「(・・・まさか、ここを通って・・・あ)」


 ―ピカッ ゴロゴロゴロ・・・!


 DPスペクター(清ヶ)「」



 リーダー「清ヶ・・・」


 リーダー「・・・君は何であんな奴の肩を持つんだい?洗脳されてるからといって」


 リーダー「君なら、心の中で少しぐらいの抵抗はしているはずだよ」


 リーダー「今、一方通行達が頑張ってくれているんだ」


 リーダー「>>660
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 13:29:22.34 ID:6qU62dmrO
だからこそ僕は君をぶん殴って治す、君のためにも僕らのためにも!
661 :1 [saga]:2021/07/24(土) 13:57:17.58 ID:K2sNIQS50
 リーダー「だからこそ、僕は君をぶん殴ってでも治す・・・」


 リーダー「君のためにも・・・挟美のためにも・・・」


 リーダー「僕らのためにもッ!!」


 リーダー「変身!」


 ―ギュオォォン・・・


 ネクロム(リーダー)「フッ!」


 ―ダッ!

 DPスペクター(清ヶ)「」


 スペクターは接近してくるネクロムの攻撃を回避しようと、アーマーフィアージェントで
 自身を反実体化させる。
 しかし、目の前まで迫ってきたネクロムの拳打が胸部に直撃し、蹌踉めきながら後退する。
 ネクロム自身も反実体化しているため、別の空間に居る自分と同じ空間へ干渉してきた
 事になっているので攻撃が可能となっているのだ。
 それに気付いたスペクターは反実体化は無意味だと判断し、自身を実体化させた。
 ネクロムも実体化し、構えを取る。


 ネクロム(リーダー)「ハァアッ!」


 ―ドガッ! ドゴッ・・・!

 ―ガシッ


 DPスペクター(清ヶ)「」


 ネクロム(リーダー)「くっ・・・!」


 ―グンッ! 

 ―ドガアァアッ!!


 ネクロム(リーダー)「ぐあっ・・・!」


 胸部に拳を叩き込んだネクロムだったが、スペクターに腕を引く直前に掴まれてしまい
 そのままビルの壁に叩きつけられる。
 スペクターは壁に張り付けるつようにネクロムの首を掴み、押しつけていく。


 ネクロム(リーダー)「(力の差がありすぎるっ・・・!)」


 ネクロム(リーダー)「(でも、だからって・・・諦める訳にはいかない!)」


 ネクロム(リーダー)「(>>662)」
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 13:59:49.46 ID:B6ecqr3zO
僕にはみんながついてるんだ…だから絶対に負けない!
663 :1 [saga]:2021/07/24(土) 14:36:39.62 ID:K2sNIQS50
 ネクロム(リーダー)「(僕には皆がついてくれてるんだ!)」


 ネクロム(リーダー)「(だから、絶対に負けない!)」


 ネクロム(リーダー)「(信長さんっ!力を貸してください!)」

 
 ノブナガ魂「(良かろう!わしの力を貸そう!)」


 『STAND BY』

 『YES SIR・LOADING』


 『TENGAN・NOBUNAGA』

 『MEGA ULORD』



 ―ガシッ! ギチギチギチ・・・!

 ネクロムNBNG(リーダー)「デァアッ!」


 ―ドガァアッ!

 ネクロムはノブナガ魂へ変身し、首を掴むスペクターの手を引き剥がすと拳打で
 突き飛ばす。
 体勢を崩したまま後退したところを狙い、ネクロムは更に連打で胸部に拳を叩き込んだ。
 スペクターが回し蹴りで反撃してきて、ネクロムは咄嗟に片腕を曲げたまま突き出して
 攻撃を防ぐ。
 しかし、ネクロムに脚をぶつけたまま片足を上げた状態の体勢でスペクターは
 ディープスラッシャーを手にしており、クァンタムバレルを向けていた。
 

 ネクロムNBNG(リーダー)「!?」


 ―ビギュギュンッ!



 ◎ 50以上orゾロ目
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 14:38:09.61 ID:6qU62dmrO
リーダー頑張れ!
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 14:38:17.31 ID:B6ecqr3zO
ほい
666 :1 [saga]:2021/07/24(土) 15:23:38.36 ID:K2sNIQS50
 ネクロムNBNG(リーダー)「ぐっ!」


 ―ザザッ!

 ネクロムNBNG(リーダー)「フーディーニ!」


 フーディーニ魂「(任せろっ!)」


 
 『STAND BY』

 『YES SIR・LOADING』


 『TENGAN・HOUDINI』

 『MEGA ULORD』


 ネクロムHDN(リーダー)「それっ!」


 ―シュルルルルッ! ガチィッ! ギリギリッ!


 ネクロムは間一髪のところでビームを回避し、フーディーニ魂へと変身した。
 フーディーニの脱出マジックにおける性能によって、ネクロムはその場から抜け出すと
 両腕を突き出し、タイトゥンチェーンを伸ばしていく。
 タイトゥンチェーンはゴーストドライバーのみを省いて、スペクターの全身に巻き付き
 動きを封じ込めた。
 

 ネクロムHDN(リーダー)「(これでベルトの眼魂を抜き取ればっ・・・!)」


 ―シュルルルルッ!


 ネクロムは再びタイトゥンチェーンを伸ばして、スペクターのゴーストドライバーを
 開かせようとする。
 
 

 ◎ 70以上orゾロ目
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 15:33:43.63 ID:B6ecqr3zO
70以上ってやっぱ相当強いわよね…
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 15:33:54.10 ID:9C170RIhO
取れないかな
669 :1 [saga]:2021/07/24(土) 16:15:23.25 ID:K2sNIQS50
 ―ギチッ・・・! メギョッ!

 ―バキャァアアッ!!


 ネクロムHDN(リーダー)「なっ!?」



 スペクターは拘束しているタイトゥンチェーンを、両腕の脅威的な力だけで引き千切り
 ネクロムが腕から伸ばしたタイトゥンチェーンを掴み取った。
 そして、そのまま強引にネクロムを引き寄せた。


 ―シュルルルルッ

 ―ガシッ


 ―グイッ!


 ネクロムHDN(リーダー)「ぐっ・・・!」


 ―ドガァアアアッ!!


 ネクロムHDN(リーダー)「が、ぁっ・・・!」


 ―ドサッ! ゴロゴロ・・・

 宙を舞いながらスペクターに引き寄せられたネクロムは、緊急回避をしようとしたが
 スペクターが先に横蹴りを繰り出してきて、腹部にキックが叩き込まれる。
 蹴飛ばされるネクロムは、地面を転がり腹部を押さえながら激痛に悶える。
 スペクターは引き千切れて肩に引っかかっている、タイトゥンチェーンを振り払い
 投げ捨てると、ネクロムに近付いていく。


 ネクロムNBNG(リーダー)「(マズいっ・・・!ツタンカーメン!)」


 ツタンカーメン魂「(わかった!)」


 『STAND BY』

 『YES SIR・LOADING』


 『TENGAN・TUTANKHAMEN』

 『MEGA ULORD』


 ネクロムTTNK(リーダー)「ハァァ・・・!」


 ―グオオォオン・・・

 ツタンカーメン魂へ変身したネクロムは、ネメスフードから権威ある王としての
 オーラを放つ。
 これによって通常なら敵の身体を一時的に硬直させることが可能なのだ。




 ◎ 80以上orゾロ目
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 16:16:38.53 ID:msEyqZYuO
マジで強い…
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 16:16:49.54 ID:oRptUGiOO
ぐらは
672 :1 [saga]:2021/07/24(土) 16:29:02.06 ID:K2sNIQS50
 ―・・・ザッ ザッ ザッ

 ネクロムTTNK(リーダー)「・・・くそっ!」


 ―グオオォオン・・・!


 ―ザッ ザッ ザッ

 
 しかし、スペクターはそのオーラをものともせず、突き進んでくる。
 清ヶ自身の意識がないためなのか、精神エネルギーを操って無効化しているのかは
 不明だが、効果は無かった。
 スペクターはケイオスウィスプホーンから、ペインフルスパークを放出し攻撃を仕掛ける。
 狭い空間で放出されるペインフルスパークはビルの外壁やゴミ、地面の雑草を炎上させて 
 ネクロムにも直撃した。
 

 ネクロムTTNK(リーダー)「ウワァアアアアアアッ!!」


 ―ドサッ! ゴロゴロッ 


 ネクロムTTNK(リーダー)「あぐぅ・・・!ぁあ・・・!」



 DPスペクター(清ヶ)「」



 ネクロムTTNK(リーダー)「っ・・・清ヶ・・・!」


 ―ザァァァァ・・・



  
673 :1 [saga]:2021/07/24(土) 16:43:40.21 ID:K2sNIQS50



 -学園都市 第四学区 倉庫-

 アボイエ「はい、今回の料金。少しオマケしてありますのでー」


 アボイエ「また依頼するかもですから、よろしくでーす」


 「む、無理ですよ!これを集めるのだってどれだけヤバかったか・・・」


 アボイエ「まー、拒否権は私に言っても困るのでー、上に言ってくださいねー」

 
 アボイエ「あなたも証拠隠滅されるかもしれませんけどー」


 「え・・・?」


 アボイエ「お気にせずー。・・・んー?」


 アボイエ「・・・あなた達、何ですかー?」


 「な、何ですか、って・・・?」クルッ


 
 一方通行「・・・よう。お前、「フルコース」の1人か?」


 アボイエ「・・・ええ。まぁ、はい」


 エステル「大人しく降参しろ。勝負は既についているぞ」


 薬丸「もしやるんだったら・・・わかってるわね?」


 ゆみ「私の妹を誑かしたからには、私は容赦なんてしないよ」


 アボイエ「・・・あー、食前酒さんの姉さんですかー」


 アボイエ「そっくりですねー」



 
 ◎ 偶数orゾロ目
 △ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 16:53:40.07 ID:NMY6NIK2O
それ
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 16:53:54.08 ID:4dBTEGfnO
コンマ運イマイチ
676 :1 [saga]:2021/07/24(土) 17:08:56.47 ID:K2sNIQS50
 アボイエ「・・・自首したら殺さないって事で見逃してくれますかー?」


 一方通行「・・・はン。あっさち仲間を裏切ンのかよ」


 アボイエ「まぁ、自分の命は大切ですからねー」


 ゆみ「・・・なら、ここで拘束するから。朝になるまで連行されるのを待つ事だよ」


 アボイエ「それはそれで厳しいですねー。まぁ、死なないよりはマシですかー」


 ―カチャンッ
 
 ゆみ「警備員には後で連絡しておくから」
 

 エステル「お前、挟美を知っているか?清ヶの恋人だ」


 アボイエ「はい。居場所も知ってますよー」


 薬丸「どこよ。教えなさい、でないと」


 アボイエ「えーっと、エスコフィエ号っていうこのトラックが向かう船の中で」


 アボイエ「Fデッキ、6階にある部屋に監禁してますよー。見張りが立っているので」


 アボイエ「見つけるにはわかりやすいかとー」

 
 エステル「よし。・・・薬丸、一緒にそこへ行くぞ」


 薬丸「オッケー」コクリ


 アボイエ「あー、あとですねー。あなたに似たライダーにうちのシェフは変身しますよー」


 一方通行「あァ?・・・似てるだと?」


 アボイエ「アマゾン細胞でしたっけ?それを自分の身体に移植してるんですよー」


 アボイエ「それで変身出来る様になったそうですねー」
 

 一方通行「>>677
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 17:13:37.74 ID:4dBTEGfnO
自分の体も改造してるとはつくづく業の深い奴だなそいつも…
678 :1 [saga]:2021/07/24(土) 17:32:39.57 ID:K2sNIQS50
 一方通行「・・・」ハァー


 一方通行「手前の体を平気で改造するとは、熟々業の深い奴だなァ。そいつも・・・」


 アボイエ「まー、料理出来ればそれでいいって感じですからねー」


 エステル「何てやつだ・・・!」


 アボイエ「えっとー、これ言っても怒るのはシェフにしてくださいねー?」


 薬丸「何よ。早く言って」


 アボイエ「その挟美って人、用済みだからシェフが食材として調理するみたいですよー」


 エステル・薬丸・ゆみ「「「っ!?!」」」


 一方通行「・・・マジで人間まで食材にしてるってのかよ」


 アボイエ「それは亡本さんの趣味嗜好ですからねー」


 エステル「ア、一方通行!早く行かないと挟美が危険だ!」


 一方通行「・・・一応聴いておくが、メインでか?それともフレンチでいう6番目か?」


 アボイエ「6番目ですねー。でも、早まったら調理されるでしょうねー」


 薬丸「一方通行・・・!」


 ゆみ「多分、相当な人数を招いてるから時間はあると思うけど・・・」


 一方通行「慌てンな。・・・おい、お前」


 「は、はひ!?」


 一方通行「黙ってスピード違反してでも、このまま納品しろ。いいな?」


 「は・・・はい・・・」コクリ


 一方通行「>>679
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 17:48:37.32 ID:NMY6NIK2O
とにかくぶっ飛ばせ、間にあわなかったらどうなるかはわかるな?
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 17:48:57.41 ID:4dBTEGfnO
事故らねェくらいにはいけ
681 :1 [saga]:2021/07/24(土) 18:04:36.92 ID:K2sNIQS50
 一方通行「とにかくぶっ飛ばせ、間に合わなかったら・・・」


 一方通行「どうなるかはわかるなァ?」ギラッ


 「も、もも、もちろんですはい!」ダラダラ


 ゆみ「事故らないようお願いしますね」


 薬丸「コンテナ開けて。そこに乗って行くから」


 「は、はい」


 ―ガシャンッ

 エステル「行こう、一方通行」


 一方通行「あァ・・・」


 アボイエ「お気をつけてー」


 ―ブロロロローッ・・・!




 
 -学園都市 第三学区-

 黄泉川「なんでじゃんよ!全然見つからないじゃん!」


 手塩「相手は、統括理事会だ。そう簡単には、見つからない、だろうな」


 黄泉川「・・・手塩。随分とやる気なさ気じゃん?どうかしらのか?」


 手塩「>>682
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 18:13:05.81 ID:NMY6NIK2O
こちらが焦っても向こうの思うツボな気がしてね、情報収集は大事だけど焦ったらね
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 18:14:43.44 ID:4dBTEGfnO
何枚も上手な輩に焦っていると思わせるのもな…
黄泉川も少し落ち着け
684 :1 [saga]:2021/07/24(土) 18:46:25.55 ID:K2sNIQS50
 手塩「こちらが、焦っても、向こうの、思うツボな気がしてね」


 手塩「情報収集は、大事だが、焦ってしまったら意味がない」


 手塩「何枚も上手な輩に、焦っていると、思わせるのもな」


 手塩「黄泉川も、少し落ち着け」


 黄泉川「それもそうだけども・・・」


 黄泉川「・・・何か腑に落ちないじゃん」


 手塩「・・・何が、だ?」


 黄泉川「一方通行はここまでの事は知っていたのに、居場所までがわからないなんて・・・」


 黄泉川「アイツならそこも踏まえて調べてるはずじゃん」


 手塩「・・・確かに、な。一方通行に、もう一度、聴いてみるか?」


 黄泉川「・・・いや、多分聴いても無駄だと思うじゃん」


 黄泉川「>>685
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 19:33:47.62 ID:NMY6NIK2O
アイツが自分でなにかしようという時に声をかけても無駄じゃんよ…
止めようとしても無駄だろうしな
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 19:52:48.05 ID:4dBTEGfnO
逆に水を指すことになりそうだしよ
687 :1 [saga]:2021/07/24(土) 20:23:05.33 ID:K2sNIQS50
 黄泉川「アイツが自分で何かしようという時に声を掛けても、無駄じゃんよ」


 黄泉川「逆に水を差す事になるからな」


 手塩「そう、だな」コクリ


 黄泉川「・・・よし!こっちはこっちで絶対に探し出してみるじゃん!」


 手塩「ああっ」


 黄泉川「高梁!伊東!亡本が会見を開いてた曲を見つけ出すじゃん!」


 高梁・伊東「「ああっ!(了解!)」」


 黄泉川「手塩、大人の意地ってのを見せつけてやるじゃん!」


 手塩「ああっ」コクリ


 手塩「(・・・まぁ、既に追いかけずにいるんだがな・・・)」
 

 


 -学園都市 第一一学区 運河 乗船場-


 ―キキィッ・・・

 「に・・・荷物届けに来ました・・・」


 ―ピッ

 「よし、行っていいぞ」


 「ど・・・どーもですー・・・」

 ―ブロロロロローッ・・・


 
 -エスコフィエ号 厨房-
 
 ―ジューッ ジューッ ジャッ ジャッ ジャッ

 スーシェフ「で、ですからただで少ないネクターをソースとしてお客様のお皿に」


 スーシェフ「配るのじゃあ、あまりに芸がないので、麒麟をモデルにして」


 スーシェフ「俺の水竜軌道でソースを空中で縦横無尽に走らせて盛り上げようかと思って」


 シェフ「・・・なるほど。納得出来る部分はあるけど、そもそも」

 ―プルルルル・・・ プルルル・・・


 シェフ「食材が届きましたか?・・・では、すぐにこちらへ運んでください」


 

 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 20:28:48.35 ID:NMY6NIK2O
ばれませんよーに
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 20:28:55.74 ID:4dBTEGfnO
そいや!
690 :1 [saga]:2021/07/24(土) 20:41:11.38 ID:K2sNIQS50
 シェフ「さぁ、これからが本番よ!皆さん、気を引き締めていきましょう!」


 「「「「「はい!」」」」」


 シェフ「さて・・・それではスーシェフ。あの食材を出航してから30分後に」


 シェフ「こちらへ運び入れてちょうだい」


 スーシェフ「はい、シェフ。あ、ついでに食前酒も手伝ってもらって」


 シェフ「ダメよ。皿洗いの人数が大幅に減ってしまっているのだから」


 シェフ「食前酒は皿洗いに集中してもらわないと。いいわね、食前酒」


 まみ「は、はい・・・」


 スーシェフ「わ、わかりました・・・」


 

 ―ザザーン ザザーン・・・

 ―ド ド ド ド ド ド・・・


 「・・・よし、無事に出航出来たな。・・・ん?そういえば」


 「あのトラックの荷物を確認しに行った、アイツはどうしたんだ?」


 「さぁ?そのまま帰ったんじゃないのか」


 「そうか・・・」




 アボイエ「ハックションッ!」


 アボイエ「っあぁ、寒・・・早く来ないかなー・・・」




 -エスコフィエ号 食品倉庫内-

 「お、お待たせしましたー」


 「よし。荷物を降ろすぞ!ちょっとでも傷つけたら命はないと思えよ!」


 ―ゾロゾロ ゾロゾロ・・・

 「・・・あ、あー!俺ちょっとトイレに行ってきますね!」


 「ん?ああ。あっちにあるぞ」




 ◎ 30以上orゾロ目
 △ 15以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 21:03:08.83 ID:NMY6NIK2O
きたきた
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 21:03:14.19 ID:4dBTEGfnO
よーし
693 :1 [saga]:2021/07/24(土) 21:30:53.36 ID:K2sNIQS50
 「よっと・・・ん?」


 ―ガシッ ファサッ
 
 「ーーーっ!っ!ーーーっ!」


 薬丸「おやすみ〜」ニコリ

 
 「」カクン


 薬丸「まず1人。次は・・・これで、意識を混濁させてあっちに歩かせるの」


 薬丸「それを追いかけさせて、減らしてやるわ」


 一方通行「ああ、やれ」




 「」フラフラ


 「・・・ん?・・・おい?おい!どこ行くんだよ!おい!」

 ―タッタッタッ・・・


 「どうした?・・・なんであっちに行ってるんだよ」


 「おいおい、早く運ばないと減給されちまうってのに」


 「アイツらの事は後にしようぜ。早く運んじまって」


 一方通行「仕事を終わらせようってかァ?」


 「っ・・・!?」


 見張りの1人が最後に見たのは、赤い瞳で自身を見据えながら肩に手を置く
 白い死神だった。
 肩から走ってきた痺れる感覚を数秒間だけ感じた途端に、意識がプッツリと切れる。
 他の2名は腰のホルスターに収納していた拳銃を取り出そうとしたが、項に激痛が襲い
 バタリと倒れる。
 背後に居た、エステルとゆみがそれぞれガンガンセイバーの柄と頚髄の7番を
 強打させた事によるものだった。
 

 一方通行「これで乗り込むのは成功したなァ」


 薬丸「案外楽勝だったわね。誰にもバレずに済んでよかった」


 エステル「よし。・・・では、それぞれの役割分担通りに行こう」


 ゆみ「一方通行は亡本裏蔵の所へ、私と薬丸さんにエステルさんは」


 ゆみ「人皮さんと誘拐された子達と・・・私の妹の救出だね」


 薬丸「エステル。菱形の所に行かなくていいの・・・?」


 エステル「まず優先すべきは挟美を助ける事だ。幹比古との決着はいつでもいい」

 
 一方通行「俺も適当に部屋を見つけたら、人皮が居ないか確認してみるかァ」


 一方通行「>>694
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 21:36:34.52 ID:4dBTEGfnO
清ヶを止めるには一肌脱いでもらわねえといけねえかもしれないからな
愛とか絆とか信じたくねェが
695 :1 [saga]:2021/07/24(土) 21:59:36.66 ID:K2sNIQS50
 一方通行「清ヶを止めるには一肌脱いでもらわねえェと、いけねェかもしれないからなァ」


 一方通行「愛とか絆とかあり得ねェが・・・」


 エステル「いや、愛と絆はしっかりあるぞ!だらこそ人は繋がっていくんだからな」


 薬丸「そうそう。まぁ、それとは関係なしに挟美は友達なんだし、助けてあげないと」


 ゆみ「そうだね。・・・じゃあ、見つかる前に行こっ」


 一方通行「死なねェようになァ」


 エステル「心配するな。任せておけ」


 薬丸「アンタこそ、首を斬り落とされたら流石に死にそうだし、気をつけてよね」


 ゆみ「必ず生きて戻ったら、私のお店に皆で来なよ」



 一方通行「・・・ああ」コクリ


 ―スタスタ・・・ 



 エステル「6階に挟美は居る。分散はせずにお互いをカバーしながら探そう」


 薬丸「それがいいわね。映画みたく分散したら絶対フラグになるだろうし」


 ゆみ「だ、だね・・・」コクリ



 視点変更

 一方通行
 エステル・薬丸・ゆみ

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 高藤さん金メダルおめでとでせう。感動した!(小泉総理風)
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:03:53.02 ID:NMY6NIK2O
一方通行

金メダリストもう出たのか
びっくひ
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:04:03.17 ID:4dBTEGfnO
エステルたち
698 :1 [saga]:2021/07/24(土) 22:19:13.14 ID:K2sNIQS50
 -エスコフィエ号 Fデッキ-

 ―タッタッタッ・・・!


 エステル「どこだっ・・・どこの部屋なんだ・・・!」


 薬丸「この客船どんだけ広いのよ・・・!」ゼェゼェッ


 ゆみ「何せ7000人乗せられる、外では世界最大の客船よりも大きいからねっ」


 エステル「私の持っているガジェット達にも探しているが・・・」


 エステル「これだけ広ければ時間がかかってしまいそうだな・・・」


 薬丸「・・・ねぇ、変身して透視とかで探せないの?」


 エステル「残念ながらそういった機能は無くてな・・・」


 エステル「・・・いや、そうか!透過すれば壁の有無は関係なくなるんだ!」


 薬丸「あぁ・・・そっか。ゴーストだものね」


 ゆみ「ゴースト・・・?」


 『ゴーストドライバー!』

 
 『アーイ!』
 
 『バッチリミナー!バッチリミナー!』


 エステル「変身!」


 『カイガン!オレ!』

 『レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』


 ゴースト(エステル)「ここで待っててくれ!」


 ―フ・・・

 ゆみ「・・・あ、そういうライダー、なんだ・・・」


 薬丸「まぁ、ビックリするのも無理はないわよ」




 ― 奇数
 = 偶数
 ≡ 奇数(5以上)

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:31:28.86 ID:NMY6NIK2O
みつカレー
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:31:38.26 ID:4dBTEGfnO
それ
701 :1 [saga]:2021/07/24(土) 22:56:12.06 ID:K2sNIQS50
 ―ジーーー・・・

 菱形「ふーむ・・・来ちゃったかー・・・」


 菱形「・・・仕方ない。連絡入れないと怒られるもんねー」


 ―ピッ プルルルルッ


 菱形「・・・あ、僕です。ネズミが紛れ込みましたよ、3匹・・・いや」


 菱形「多分、もう1匹はトムとジェリーのジェリーくらいマズいネズミですね」




 -エスコフィエ号 厨房-

 シェフ「・・・かしこまりました」


 ガチャンッ

 シェフ「スーシェフ、料理に虫が入っているそうよ」


 スーシェフ「じゃあ、駆除・・・しないといけませんね」


 シェフ「お願い出来るかしら」


 スーシェフ「はい、シェフ」

 ―バカッ


 まみ「あっ!そ、それ、そのままの形でお出しするカボチャ・・・」


 スーシェフ「・・・え」


 シェフ「・・・もういいから早く行ってらっしゃい」


 スーシェフ「」トボトボ


 
 -エスコフィエ号 Fデッキ-

 ―フ・・・

 ゴースト(エステル)「・・・!」


 挟美「・・・」

 
 ゴースト(エステル)「(挟美っ!よかった、見つけた・・・)」ホッ


 ゴースト(エステル)「(薬丸に伝えたいが・・・もし、その間に連れて行かれたら)」


 ゴースト(エステル)「(それこそ、おしまいだ。外に居る見張りを何とか・・・)」


 

 QUESTION

 833 + >>702 = 910
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:59:06.97 ID:NMY6NIK2O
ほい
703 :1 [saga]:2021/07/24(土) 23:02:59.54 ID:K2sNIQS50
 あ、逆算して答えていただきたい。
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 23:15:21.68 ID:NMY6NIK2O
77
705 :1 [saga]:2021/07/24(土) 23:18:47.44 ID:K2sNIQS50
 正解。

 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 このスレでは出さないだろうなーって思ってましたが、まさかの登場です。
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 07:37:39.11 ID:VQeNng3+O
おつおつー
誰だ…
707 :1 [saga]:2021/07/25(日) 09:06:29.02 ID:FJQaCWzN0
 ゴースト(エステル)「・・・!」


 ゴースト(エステル)「挟美を眠らせたまま、動いてもらえばいいのか・・・!」

  
 ゴースト(エステル)「(だが、魂を体に2つ入れる事は出来ない・・・)」


 ゴースト(エステル)「(・・・いや、待てよ?確か・・・)」ゴソゴソ


 ゴースト(エステル)「(じっちゃんから補給してもらったブランクの眼魂・・・)」

 
 ゴースト(エステル)「(あった!よしっ!この中に一度、挟美の魂を保管すれば・・・)」


 ゴースト(エステル)「挟美、少しの間だけだから我慢してくれ」




 -エスコフィエ号 Fデッキ 通路-

 クモランタン「」カサカサッ


 薬丸「あっ、見つけたの?」


 クモランタン「」カサカサッ


 ゆみ「ど、どうしよう?ここから離れたらエステルさんと合流が・・・」


 薬丸「・・・場所を把握してくるから、ここで待ってて」


 薬丸「もしかすれば、エステルも見つけてるかもしれないから」


 ゆみ「・・・わかった。誰かに見つかったら・・・その時は、やむなしだね」


 薬丸「>>708
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 09:57:35.71 ID:VQeNng3+O
見つからないように行けばいいんだよ、動かないと始まらないし…!
709 :1 [saga]:2021/07/25(日) 10:25:43.56 ID:FJQaCWzN0
 薬丸「ええっ。ここに居る連中は容赦無く殺しにかかるわ」


 薬丸「見つからないように行けばいいんだけだけど・・・」


 薬丸「動かない事には始らないものねっ・・・!」


 薬丸「もし、エステルが戻ってきたら蜘蛛を追いかけに行ったって伝えて!」


 ゆみ「わかった!」コクリ


 ―タッタッタッ・・・!

 ゆみ「・・・まみは多分、厨房に居るからそこに行かないと会えないよね・・・」


 ゆみ「・・・帰ってきたら、一緒にお店で働いてもらいたいな〜」クスッ




 -エスコフィエ号 Fデッキ 通路-

 クモランタン「」チキチキッ


 薬丸「え?・・・あ、そこの角の通路なのね」


 薬丸「・・・」コソッ



 
 DAアラウズ1「・・・時間だ。容態を確認するぞ」


 DAアラウズ2「ああっ」



 薬丸「!(マズい!このままじゃ挟美が・・・!)」


 薬丸「(アイツらを凍らせて、ゆみの所に・・・!)」




 ―ウィィーーンッ

 ―ドカァアッ!!


 DAアラウズ2「ゴハァッ・・・!?」

 ―ドサッ!


 DAアラウズ1「うおっ・・・!?」


 
 薬丸「え・・・?」



 DAアラウズ1「き、貴様!何故目を覚ましているんだ!?」




 挟美「・・・危険排除を実行。対象の五体への定着を再度開始」


 挟美(?)「対象の五体への定着を確認」



 挟美(禍斗)「薔薇渓谷家参式 禍斗・・・起動します」
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 10:33:41.36 ID:VQeNng3+O
あら意外
711 :1 [saga]:2021/07/25(日) 10:45:52.71 ID:FJQaCWzN0
 ―チャコッ

 DAアラウズ1「動くなッ!正義の前に平伏せッ!」



 挟美(禍斗)「危険を察知。危険排除の行動を開始します」
 

 挟美(禍斗)「排除実行のため、筋力解放を行ないます」


 
 DAアラウズ1「絶対正義は我らにありィイッ!」


 ―ガシッ

 DAアラウズ1「ぐっ・・・!?」


 ゴースト(エステル)「禍斗!」


      
 挟美(禍斗)「はい」
       

 ―ドッ グシャアアッ!!


 DAアラウズ1「ぁ・・・ぁ・・・」


 ―ドシャッ・・・


 ゴースト(エステル)「不要な殺生としたかったが・・・お前は許されない事をした」


 ゴースト(エステル)「死をもって償ってもらったぞ」


 挟美(禍斗)「ご主人様。あそこにまだ1名居ます」


 薬丸「・・・は、挟美?アンタいつからそんな武闘派に・・・?」


 ゴースト(エステル)「薬丸?待っていてくれと言ったはずだろう」


 薬丸「ご、ごめん、この蜘蛛が見つけたって教えてくれたから・・・」


 ゴースト(エステル)「そうだったのか・・・ゆみはあの場で待っているんだな?」


 薬丸「うん。だから、早く戻らないと」


 挟美(禍斗)「ご主人様。こちらはお知り合いですか?」


 ゴースト(エステル)「ああっ、私の友だ。お前が憑依している挟美の友でもある」


 挟美(禍斗)「把握しました。ご主人様の友人、よろしくお願いします」


 薬丸「・・・ア、アンタ誰よ!?挟美じゃないの!?」


 挟美(禍斗)「>>712
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 11:07:26.69 ID:e5FIKbLKO
そうですが?
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 11:07:54.34 ID:VQeNng3+O
私はご主人さまに使える存在ですから、普段の彼女とは全く違いますよ
714 :1 [saga]:2021/07/25(日) 11:17:30.27 ID:FJQaCWzN0
 挟美(禍斗)「はい。私は薔薇渓谷家参式 禍斗。ご主人様に仕える擬似魂魄です」


 薬丸「ぎ、ぎじこんぱく?」


 挟美(禍斗)「なので、この肉体を持つ本来の持ち主とは別の存在となります」


 薬丸「・・・いや、全然意味がわからな」


 挟美(禍斗)「ご主人様、ご主人様の友人。後方から2名、近付いてきています」


 ゴースト(エステル)「っ・・・!」


 薬丸「!」



 スーシェフ「やぁ!やぁ!こんな所に居るとは・・・え?」


 スーシェフ「・・・ひ、菱形さん?あ、あれ、なんで・・・?」


 菱形「おやおや?・・・何で、その子は起きてるのかな?」




 ゴースト(エステル)「まだ挟美自身は起きてはいない」


 ゴースト(エステル)「今、動いているのは私の使いが憑依しているからだ」


 ゴースト(エステル)「挟美は幽体離脱を利用して、魂を肉体から離し眼魂に保管したんだ」


 薬丸「そ、そんな事出来るんだ(オカルトってやってやばいわね)」


 ゴースト(エステル)「だから、お前が持っている解毒剤を渡せ」



 菱形「・・・」


 スーシェフ「ひ、菱形さん?まさか・・・」



 ◎ 50以上orゾロ目
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:04:21.75 ID:VQeNng3+O
ほい
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:04:27.31 ID:e5FIKbLKO
それ
717 :1 [saga]:2021/07/25(日) 12:16:59.33 ID:FJQaCWzN0
 菱形「・・・まっ、どっちにしろだしね。うん」


 菱形「ほらっ」ポイッ

 
 スーシェフ「えぇえ!?」


 
 ゴースト(エステル)「っと・・・。・・・随分とあっさりだな」


 薬丸「これ、ホントに解毒剤なんでしょうね?」



 菱形「うん、そうだよ?僕が創った薬だから、間違いないね」


 スーシェフ「ひ、菱形さん、なんで渡しちゃうんですか!?」


 スーシェフ「あれ、食材にするのに・・・シェフに怒られちゃいますよ」アタフタ


 菱形「まぁまぁ、そう慌てず。うん・・・ここからは、小細工は無しでいこうじゃないか」



 ゴースト(エステル)「・・・ああっ。最初からそのつもりだ・・・!」


 挟美(禍斗)「ご主人様。サポートします」


 薬丸「ちょっと何言ってんのよ!?その体は挟美のなんだから怪我でもしたら」


 ゴースト(エステル)「心配はいらない。禍斗が憑依していれば身体能力や語感が強化され」


 ゴースト(エステル)「戦う事が出来る。禍斗、お前は薬丸と共闘してくれ」


 挟美(禍斗)「わかりました」


 薬丸「・・・ホントに大丈夫なんでしょうね。もう!」


 
 菱形「スーシェフ。僕がライダーを引き受けるから、残りの2人は任せるよ」


 スーシェフ「O、Oui・・・」コクリ


 菱形「・・・エステル。こうなる展開はある程度、予想はしていたけど・・・」


 菱形「>>718
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:33:14.30 ID:VQeNng3+O
こちらとしては流石にこれ以上は引っかき回されたくないってことは理解できるね?
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:33:51.69 ID:e5FIKbLKO
やりすぎだよ、ここまでされたらこっちの沽券にも関わるから譲れないよ
720 :1 [saga]:2021/07/25(日) 12:51:05.79 ID:FJQaCWzN0
 菱形「こちらとしては流石に、これ以上は引っかき回されたくないって事・・・」


 菱形「わかってもらえるよね?」


 スーシェフ「そ、そうだそうだ!お客様に迷惑だ!」



 ゴースト(エステル)「黙れ。こんな事をしているお前達に聞く耳など貸さない」


 ゴースト(エステル)「トラックに運ばれていたあの動物達は、全て」


 ゴースト(エステル)「絶滅危惧種とされているのも知っている」


 ゴースト(エステル)「・・・命の尊さを何だと思っているんだ」


 
 菱形「それは僕じゃなしに、亡本さんに言ってほしいかな」


 『ゴーストドライバー!』


 『アーイ!』

 『バッチリミナー!バッチリミナー!』


 菱形「僕を釈放してくれた、その分の借りは返したよ。うん」


 菱形「だから・・・この戦いは・・・僕なりのケジメとして、相手をしよう」



 菱形「変身」


 『カイガン!ダークライダー!』

 『闇の力!悪い奴ら!』



 ゴースト(エステル)「ダーク、ゴースト・・・!」


 薬丸「白くて如何にもなオーラ出してるわね・・・」



 ダークゴースト(菱形)「さぁ・・・始めよう。エステル」


 ゴースト(エステル)「ああっ・・・これで決着をつけよう。幹比古」



 ―ボオォオオオオッ・・・!

 『一発闘魂!』

 『アーイ!』


 『バッチリミナー!バッチリミナー!』


 ゴースト(エステル)「>>721
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 13:00:21.89 ID:e5FIKbLKO
私のほうが正しいことを身を持って教えてやる!
722 :1 [saga]:2021/07/25(日) 13:28:35.66 ID:FJQaCWzN0
 ゴースト(エステル)「お前の過ちは、私が身を以て教えてやる!」


 『闘魂カイガン!ブースト!』


 『俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!』


 ゴーストBST(エステル)「薬丸、禍斗!あの肉ダルマは任せたぞッ!」


 挟美(禍斗)「はい」


 薬丸「わかった!」




 『サングラッシャー!』

 ゴーストBST(エステル)「ハァァアッ!」


 『ガンガンセイバー!』

 ダークゴースト(菱形)「フッ・・・!」


 ―ガキィンッ!

 ゴーストとダークゴーストは鍔迫り合いをしたまま、通路の後方へと走っていく。
 壁にぶつかりそうになった途端に反実体化し、壁を次々と透過して行った。
 会議室に使うような広い部屋に着くと、そこでお互いに離れてそれぞれの武器を振い
 室内に刃と刃がぶつかり合う音を響かせる。

 

 スーシェフ「・・・さぁーて、俺も調理を始めようか」


 ―バンッ!

 ―ゴゴンッ ゴン ゴゴン ガン ゴゴン


 薬丸「な、何の音・・・?」


 挟美(禍斗)「水道管を流れる水が強制的に流され、あそこから放水されるようです」


 薬丸「(水流操作系ね。・・・それなら)」


 ―プシィ・・・ シャアァァァ・・・!


 
 ◎ 30以上orゾロ目 
 ○ 15以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 13:33:34.07 ID:VQeNng3+O
やっくんいいねえ
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 13:33:42.69 ID:e5FIKbLKO
どりゃー!
725 :1 [saga]:2021/07/25(日) 14:14:20.99 ID:FJQaCWzN0
 ―ヴ ワ ッ


 スーシェフ「この水竜軌道でお前らまとめて調理して」



 ―ガチンッ プシューッ


 薬丸「っそら!」


 ―ブンッ!

 ―ヒュルルルルッ・・・


 スーシェフ「ん?」


 ―プシャァアアアッ・・・!


 薬丸は薬品などを収納しているウエストポーチから銀色の球体と試験管を取り出す。
 表面にあるピットに試験管を填め込み、球体の中に注入すると試験管を外して
 スーシェフに向かって投げ飛ばした。
 それを目で追うスーシェフの頭上で球体の中心部分が割れて、無数の小さな穴から
 注入されていた液体が霧状に散布される。

 
 スーシェフ「・・・何のつもりだ?こんなので何が」


 ―シュワァァァ・・・

 スーシェフ「・・・あれ?」



 薬丸「残念でした〜♪アンタが使える水はもう蒸発して気化してありませーん」


 薬丸「いくら水を持ってきたとしても、また同じパターンで意味ないわよ」


 
 スーシェフ「・・・」


 スーシェフ「(ま、不味い・・・)」ダラダラ


 スーシェフ「(も、もう一度パイプから水を引っ張り出さなけないと!)」


 
 ―ザッ

 スーシェフ「ヒッ・・・!?」


 挟美(禍斗)「私自身ではありませんが、そちらはこの肉体の持ち主に危害を加えた」


 挟美(禍斗)「ご主人様の友人を傷つけようとしたのなら」


 挟美(禍斗)「>>726
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 14:18:13.13 ID:VQeNng3+O
私としては当然看過することはできません、覚悟をしてください
727 :1 [saga]:2021/07/25(日) 14:51:46.13 ID:FJQaCWzN0
 挟美(禍斗)「当然、看過することはできません。お覚悟を」


 スーシェフ「ま、待っ」


 ―ギュオッ! メキィ!

 ―ドンッ! ゴンッ! ゴシャ・・・!


 薬丸「おー、スーパーボールみたい」


 禍斗はスーシェフの言葉を遮るように硬く握り締めた拳を、そのふっくら膨れた
 頬に叩き込み、めり込ませる。
 ゴースト達が走り抜けていった方へスーシェフは体を回転させながら、薬丸が言った通り
 スーパーボールのように弾みながら転がっていった。
 最後は背中から、ジャーマンスープレックスを掛けられたような姿勢で倒れた。



 挟美(禍斗)「・・・危険排除を確認」


 薬丸「なーんだ。雑魚だったわね、こいつ」


 薬丸「ま、相性の問題だったんでしょうけど。・・・さてと」


 挟美(禍斗)「ご命令は、口答にてお願いします。ご主人様の友人」


 薬丸「とりあえず、ゆみと合流して妹さんと誘拐された子達を助けるわよ」


 挟美(禍斗)「わかりました」





 -エスコフィエ号 亡本の自室-

 亡本「・・・」


 亡本「シェフに連絡を入れろ。報告が遅すぎる」


 「ただいま」


 亡本「・・・おのれ・・・」ギリッ




 -エスコフィエ号 厨房-

 シェフ「・・・かしこまりました。では・・・」

 ―ガチャッ
 

 シェフ「・・・皆さん。私は少し外れますけど、しっかり手を動かしなさいね」


 シェフ「食前酒。洗うのはもういいですから、他の方を手伝いなさいね」


 まみ「は、はい!」


 シェフ「>>728
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 15:25:13.05 ID:VQeNng3+O
あなたも必ず持ち場を離れないこと、何かあるかわかりませんからね
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 15:27:38.27 ID:e5FIKbLKO
何があっても落ち着いてやること、いい?
730 :1 [saga]:2021/07/25(日) 16:04:48.64 ID:FJQaCWzN0
 シェフ「持ち場を離れない事。何かあるかわかりませんからね」


 シェフ「何があっても落ち着いて対処を。・・・それと」


 シェフ「これを渡しておきましょう。貴女から採取したネクターです」


 まみ「え?・・・こ、これを、どうすれば」


 シェフ「1滴のみ舐めなさい。それで対処は出来るはずよ」


 まみ「・・・わ、わかりました」スッ


 ―プルルルルッ

 シェフ「準備はどうかしら?・・・ええ、結構」


 ―ガチャッ


 シェフ「さぁ!準備が出来たから、お客様を楽しませに行ってくるわよ!」

 
 ―ガチャッ バタン・・・

 
 まみ「・・・」


 ―トプン・・・

 まみ「・・・っ」ゴクリ





 -エスコフィエ号 Aデッキ 通路-

 ―フッ パッ


 ―スタスタ・・・

 一方通行「ちっ・・・点けたり消したり、面倒くせェ誘い方しやがって・・・」


 ―パッ

 一方通行「・・・やっとか。あそに入りゃァいい訳だな」


 ―バンッ!


 ―スタスタ・・・
731 :1 [saga]:2021/07/25(日) 16:12:56.48 ID:FJQaCWzN0


 -エスコフィエ号 Aデッキ スタジアム-

 一方通行「・・・何だァ、ここは?」


 ―パッ

 『レッディィィィ〜〜〜〜!!』


 『スゥ!アァアアンドォオジェントルメェェン!!』



 『ワァァァアアアアアアアアアアアッ!!』



 一方通行「・・・」


 『お料理をお楽しみいただけておりますでしょうか?』


 『今宵はこの場に居られるお客様は幸運でございます!』


 『お客様のために舌以外にも楽しんでいただくべくぅぅ!』


 『当倶楽部に相応しい料理同様、刺激たっぷりのショーを用意しました!』


 『今日のショーの目玉!灯りに誘われ迷い込んだ虫を調理するのはぁぁ!』


 ―カッ

 『こぉぉいつだぁぁぁ!』


 ―バタンッ

 『当倶楽部、自慢の「フルコース」のリーダァァーーー!!シェーーーフッ!』 

 シェフ「」ペコリ


 シェフ「(いれはこれは・・・良いショーになりそうね。活きの良さそうな虫だこと)」ニィ


 
 -エスコフィエ号 亡本の自室-

 『ワァァァアアアアアアアアアアアッ!!』


 亡本「(一方通行め・・・死に損ないがわざわざ殺されに来るとは・・・)」


 亡本「(お前の命もこれまでだな)」

 ―クイッ・・・


 亡本「・・・良いワインだ」




 ― 奇数
 ≡ 奇数(5以上)
  
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定) 
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 16:13:38.65 ID:VQeNng3+O
んーどうだこれは
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 16:13:43.90 ID:e5FIKbLKO
やっちまえ!
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 16:13:53.80 ID:qQyRzZHuO
グースーがない
735 :1 [saga]:2021/07/25(日) 16:42:57.31 ID:FJQaCWzN0
 

 一方通行「おいお前。亡本の野郎はどこだ」


 シェフ「あら、虫が亡本様に何のご用があるのかしら?」


 一方通行「取引だァ。アイツが自分でしてきた事を包み隠さず報道するか・・・」


 一方通行「ミンチのスクラップ和えになるか・・・」


 一方通行「どっちかお好みで選ばせてやるよォ・・・!」ニヤリ


 シェフ「あらあら・・・亡本様は確かに人肉は好みだけれど・・・」


 シェフ「そうさせるのは遠慮してもらおうかしら」

 ―パチンッ!



 ―ガゴンッ ウィィィン・・・


 サメアマゾン「ジェァァアアッ!」


 バッファローアマゾン「ヴブオォオオオッ!」


 『ご覧下さい!これが皆様のお料理にお出しされる最高級精肉!』


 『アマゾンです!』



 『オォオオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜ッ!!』


 
 一方通行「・・・」



 シェフ「あの虫達は人肉を好みとしていて、もちろん貴方も食べちゃうわよ」


 シェフ「ちなみに虫達は私を仲間だという調教をしてあるから私は大丈夫よ」



 一方通行「・・・あァ、そォかよ。・・・はン」


 一方通行「お前ら、そいつらを食材扱いしてるようだがよォ・・・」


 一方通行「味覚と食感がイカれてンだろ。人肉を喰うのも含めてなァ」

 
 シェフ「とんでもないわ!アマゾンはとても素晴らしい精肉よ!」


 シェフ「アマゾンほど、最高の食材はないわねぇ」ジュルリ


 一方通行「>>736
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