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【劇場版安価】一方通行「EAT KILL All」7つの罪 【禁書】
- 626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 18:40:10.77 ID:h/mmV7fuO
- あァ、やることは少なくねェがやるしかねェからな
悪いが協力してくれ、いいか?
- 627 :1 [saga]:2021/07/23(金) 19:09:10.19 ID:3/OFdjuY0
- 一方通行「あァ、やることは少なくねェがやるしかねェからな」
一方通行「お前らには悪いが・・・協力してくれ、いいか?」
リーダー「寧ろ、協力させてもらうよ。絶対に」
薬丸「ナルのお母さんが来たんだけど、その時約束したからね。清ヶに一発入れるって」
エステル「私の旧友が引き起こした事でもある。協力する他はないんだ」
ゆみ「え、えっと・・・妹を助けるために、協力させてほしい、な」
一方通行「あァ?・・・お前、何があったってンだ?」
薬丸「姫戯を攫った亡本お抱えの暗部組織に妹さんが居て、その子を助けたいんだって」
エステル「その妹は怪人に変身するそうだ。中々厄介そうだな」
ゆみ「でも、きっと話し合えば誰も傷付かずに済むはずなの・・・」
ゆみ「姉として、私が止めてあげなきゃいけないから・・・お願いっ!」
一方通行「・・・足手纏いになンじゃねェぞ」
ゆみ「うんっ」コクリ
◎ 76以上or39〜65orゾロ目
△ ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 19:40:11.35 ID:h/mmV7fuO
- ほい
- 629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 19:40:18.49 ID:KoCX7vQKO
- きつし
- 630 :1 [saga]:2021/07/23(金) 20:17:05.35 ID:3/OFdjuY0
- ―ムクリ・・・
ナル「・・・」
リーダー「っ!。ナルっ!目が覚めたんだね・・・!」
薬丸「で、でもダメじゃない!ちゃんと寝てなきゃ!」
ナル「ううん、大丈夫大丈夫。・・・一方通行」
ナル「ボクも行くよ。清ヶと挟美を助けたいんだから」
リーダー「えっ?」
一方通行「・・・」
薬丸「・・・アンタ、数時間前まで死にかけてたのよ」
リーダー「そうだよ!先生だって、安静にしていないとって言われてるんだ」
リーダー「ナル。気持ちだけ受け取っておくよ」
ナル「・・・あのウサミミの子はよくて、ボクはダメなの?」
円周「ナルお姉ちゃんは重症の度合いが酷いから・・・やめておいた方がいいよ」
一方通行「最悪・・・死ンじまっても文句は言わせねェぞ」
ナル「>>631」
ついにオリンピックの開会式が日本で始りましたねー。すごーい
- 631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 20:36:14.71 ID:h/mmV7fuO
- うーむ現実にオリンピックがやってるなんて…
一方通行だって寝てたんじゃないの?
それなのに僕が休むわけには行かないよ…
- 632 :1 [saga]:2021/07/23(金) 21:25:55.16 ID:3/OFdjuY0
- ナル「一方通行だって寝てたんじゃないの?今はもう大丈夫そうだけど・・・」
ナル「それなら、僕だって休む訳にはいかないよ」
一方通行「・・・」
リーダー「・・・薬丸。睡眠薬を創って」ヒソ
薬丸「うん・・・」コクリ
一方通行「・・・無謀と無茶の違いってのはわかってるか?」
ナル「無謀は出来ないのにやる事で、無茶は出来ないけどやってみてみる事でしょ」
ナル「ボクは後者だから、大丈夫だよね?」
一方通行「ンな訳あるか。お前がやろうとしてンのは、前者の方だ」
一方通行「後先考えずにやろうとすンのが無謀っつゥ正しい意味なンだよ」
ナル「ふーん。そうなんだ」
エステル「ナル、運が良くて命拾いしたんだ。その身体で行けば、戦わなくても」
エステル「死んでしまうかもしれないんだぞ!」
リーダー「・・・足手纏いになるから、付いて来て欲しくないよ」
ナル「・・・>>633」
>>631 生きてる内に日本でオリンピックが開催されたのは恵まれてますね〜
- 633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 21:53:35.45 ID:KoCX7vQKO
- それでも僕だけ置き去りは気に食わないんだよね!
- 634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 21:54:04.19 ID:h/mmV7fuO
- 足手まといになんかならないし…もっと考えて動けばよかったんだから!
- 635 :1 [saga]:2021/07/23(金) 22:10:37.32 ID:3/OFdjuY0
- ナル「・・・足手纏になんかなんないし・・・ボクだけ置き去りなんて、やだよ」
エステル「今の全快でないお前では・・・本当に危険な場面で殺されかねないんだ」
エステル「私達を信じてくれ。ナル」
薬丸「少し前まで、お母さんが来てくれてたの。だから、お母さんを安心させてあげて?」
薬丸「これ言うのもなんだけど・・・アンタは友達の私達のことを信じてくれてるんでしょ?」
ナル「っ・・・」
薬丸「だったら・・・清ヶと挟美をきっと助け出すから、待ってて?」
ナル「・・・」
一方通行「・・・お前は馬鹿だからよォ・・・そこまで馬鹿じゃねェだろ?」
ナル「・・・」
―バサッ モゾモゾ
ゆみ「(ふ、布団に潜り込んじゃった・・・)」
薬丸「ナル・・・」
リーダー「・・・一方通行、作戦を立てよう。目的地は船だね?」
一方通行「あァ。乗り込む方法は・・・2通り考えてある」
― 奇数
= 偶数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 22:34:25.29 ID:h/mmV7fuO
- 頼むデー
- 637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 22:34:37.63 ID:KoCX7vQKO
- 高く狙ってみますか
- 638 :1 [saga]:2021/07/23(金) 22:52:57.10 ID:3/OFdjuY0
- ―ジリリリリッ ジリリリリンッ
エステル「ん?誰からだ・・・?」
―ガチャッ
エステル「はい、もしもし?」
菱形『やぁ、エステル。僕だよ、うん』
エステル「・・・」
菱形『おっと即座に切るのはなしだよ?うん』
菱形『亡本さんが清ヶをそっちへ送ったんだ。当然、一方通行を殺すためにね』
エステル「何っ・・・!?」
菱形『病院ごと潰すつもりだから、気をつけてね。それじゃ』
エステル「ま、待て!・・・何故、そんな事を教えてくれるんだ・・・」
菱形『んー、後の事考えて本当に病院を潰したら確実に僕もやばいからねー』
菱形『って事で、この通話からの逆探知で発信地を割り出してよ。うん』
―ブツッ・・・
エステル「・・・っ」
一方通行「・・・誰からだ?」
エステル「・・・幹比古だ。清ヶがこっちに向かってきているらしい」
リーダー「っ・・・!」
薬丸「清ヶが・・・!?」
円周「もしかして・・・狙いは、一方通行・・・?」
一方通行「・・・なら話は早ェ。今度こそアイツの目を覚まさせてやる」
エステル「いやっ、待て一方通行!清ヶの相手はリーダーか私でなければダメだ」
一方通行「あ?・・・おいおい、まさか俺がまた負けるとか思ってンじゃねェだろうな?」
エステル「>>639」
- 639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:01:13.72 ID:KoCX7vQKO
- いや相性というのがある、ここは私とリーダーに任せろ!
お前は亡本の所を目指せ!
- 640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:01:57.73 ID:h/mmV7fuO
- 冷静に考えろ、同じ系統の私の方がやり口も知っえいる
- 641 :1 [saga]:2021/07/23(金) 23:33:00.88 ID:3/OFdjuY0
- エステル「いや、冷静に考えろ。ライダーとしての相性では絶対に攻撃は当たらない」
一方通行「・・・あン時の事はわかってンのか」
エステル「ああっ。同系統のライダーでならあの機能と同等の存在となり」
エステル「攻撃をしてダメージを与えられるんだ。ここはリーダーに任せろ!」
薬丸「え?リ、リーダーだけって、そんな」
リーダー「僕が一方通行の分とで清ヶと決着をつけるんだ」
リーダー「それなら文句はないんじゃないかな?」
一方通行「・・・」
エステル「私達は亡本と幹比古の所を目指すしかない!」
一方通行「・・・チッ。絶対ェ死ぬなよ?」
リーダー「死にかけてた君に言われてもなぁ〜」クスッ
一方通行「ンだとコラ」
エステル「リーダー、信長達を渡しておく。力になってくれるそうだ」
エステル「コンドルデンワーが清ヶが居る場所へ案内してくれるから、追ってくれ」
コンドルデンワー「キュャーッ!」バサッ
リーダー「わかった。・・・力を貸してもらうよ」
薬丸「それじゃあ・・・一方通行。どうやって船に乗り込む?」
一方通行「・・・船で出される飯の食材を第四学区からトラックが運ぶみたいだ」
一方通行「それに忍び込むぞ。いいな?薬丸、エステル・・・と、飛緒だったか?」
ゆみ「うん。・・・(やっぱり学園都市第一位なだけあって、すごいなぁ・・・)
エステル「なぁ、一方通行。せっかくだからあれを言わないか?」
一方通行「・・・何をだよ」
エステル「あの時の掛け声だ!あれを言えば、気持ちが引き締まりそうだろう?」
一方通行「・・・」ハァー
一方通行「>>642」
- 642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 06:46:38.25 ID:6qU62dmrO
- …全員アイツラをぶっ倒して帰るぞ、絶対に!
ライダースレディーゴー!
- 643 :1 [saga]:2021/07/24(土) 07:55:54.96 ID:K2sNIQS50
- 一方通行「・・・お前ら!亡本の野郎と「フルコース」の連中」
一方通行「ついでに清ヶに一発かまして、人皮とこいつの妹も助け出して帰ンだぞ」
一方通行「・・・絶対に1人も欠けンじゃねェよな」
リーダー「うん」
薬丸「ええっ」
エステル「ああっ!」
ゆみ「よし来た!」
一方通行「・・・ライダーズ、イグニッション!」
リーダー・薬丸・エステル「「「イグニッション!!」」」
ゆみ「イ、イグニッション!」
- 644 :1 [saga]:2021/07/24(土) 08:03:41.29 ID:K2sNIQS50
-
―・・・リン・・・ ギャリン ギャリン ギャリン ギャリン ギャリン ギャリン
―ギャリンッ!
姫戯「っ・・・!」パチッ
姫戯「ぃたっ!っちょ!何これ!?」ギシッギシッ
―ギャリン ギャリン
姫戯「・・・!」
―ギャリン
姫戯「まみ・・・?」
まみ「・・・」
姫戯「まみ!」
まみ「・・・」
姫戯「・・・まみ?」
―ジッ ギャリン ギャリン ギャリン
姫戯「ねぇ・・・っ!無視しな」
まみ「姫が。・・・姫が警備員に匿われて、あそこに居るから取り返すって」
まみ「言われた時、絶対間違いだって思ってた・・・もう学園都市の外にいるはずで」
まみ「この街にはいないはずなのに、って・・・」
まみ「それなのに・・・姫はあそこに居た」
―ガッ
まみ「姫を逃がした後、私は・・・改造手術をされて、もう「フルコース」の一員なの」
まみ「だからもう・・・姫を助ける事が出来ない・・・っ!」
まみ「できないんだよ・・・」ペタン・・・
姫戯「>>645」
- 645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 09:09:13.64 ID:6qU62dmrO
- そこで諦めてどうするの?
あがこうとしないなんてつまらなくない?
- 646 :1 [saga]:2021/07/24(土) 09:42:50.55 ID:K2sNIQS50
- 姫戯「そこで諦めてどうするの?足掻こうとしないなんて」
姫戯「カッコ悪いじゃない!」
姫戯「まみ、今すぐにこれを外して。ここから逃げる準備を」
―ガコッ
姫戯「うわっ!?」
―ワーーーッ! ワーーーッ!
―ガシャンッ
姫戯「・・・何、ここ・・・?」
―ドッ
―ワーーーッ!! ワーーーッ!!
シェフ『お集まりの紳士淑女の皆様・・・大変お待たせしました』
―カッ
シェフ『こちらが当倶楽部が誇るハンター達の我らが歳戻した・・・』
シェフ『世にも稀なるエキスを産み出す生きた食材製造器でございます!』
―オ オ ォ オ オ オ オオ オオ オ オッ!!
姫戯「っ・・・!」
シェフ『彼女の全身に張り巡らされた特殊な抽出機から抽出されるものこそ・・・』
シェフ『汲めど尽きぬ甘露、その結晶はそれこそ黄金と等価で取引される』
シェフ『神の飲み物・・・我らはそれを・・・!』
―ガチリッ
―カッ・・・!
姫戯「な・・・っ!?なに・・・!?」
―パシュッ パシュッ
―ヒュンッ ヒュンッ ヒュンッ
―キュッ キュンッ・・・
シェフ『こう名付けました。・・・ネクターと!!』
―ポチャン・・・
―ワァァァアアアアアアアアアアアッ!!
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 09:49:51.46 ID:6qU62dmrO
- それ
- 648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 09:49:56.67 ID:B6ecqr3zO
- いけ
- 649 :1 [saga]:2021/07/24(土) 10:01:07.08 ID:K2sNIQS50
- ―ウィィィン・・・
シェフ『そして、今回の目玉!皆様もご存知と思われますが、こちらもまた』
シェフ『この世のものとは思えない精肉となる食材・・・』
シェフ『世界各国に4000匹しかいない、アマゾンです!』
クモアマゾン「ガァァアアアッ!!」
―ガシャンッ! ガシャンッ!
―オォオオオオオオオオオオ〜〜〜〜ッ!!
シェフ『アマゾン細胞という精肉をより良く細胞によって、様々な部位が無駄のない」
シェフ『ハラミの柔らかさと赤身の旨みを兼ね備えている素晴らしいものとなっており』
シェフ『今までにない美味なる精肉を皆様に味わっていただけます!』
―ワァァァアアアアアアアアアアアッ!!
シェフ『そしてそれに加え、ネクターを今回の宴の最後を彩る』
シェフ『締めのデザートとなります!』
亡本「演出過剰だな。下品だ」
「後ほど注意しておきます」
姫戯「違う・・・私は・・・私は・・・!」
姫戯「違う!私はそんなんじゃない!人間なんだからッ!!」
―から・・・! から・・・! から・・・! あぁ・・・!
―シーン・・・
シェフ『と、このように生きの良さ折り紙付きでございます』
―ワハハハハ・・・! ワハハハハハ・・・!
シェフ『食材の思いがけない逃走により延期になっておりました』
シェフ『至極の料理の数々をお楽しみいただければと思います』
シェフ『3日間続く禁忌なき食のワンダーランドをたっぷりお楽しみください』
シェフ『>>650』
- 650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 11:11:00.81 ID:6qU62dmrO
- ここにいる皆さまが喜びますように腕を精一杯振るわせていただきます!
- 651 :1 [saga]:2021/07/24(土) 11:30:22.41 ID:K2sNIQS50
- シェフ『ここにいる皆様がお喜びいただけますよう』
シェフ『我らも腕を存分に振る舞わせていただきます!』
シェフ『それでは、後ほど・・・』
―パチパチパチパチッ! パチパチパチパチッ!
―ガコンッ・・・ グォォン・・・
-エスコフィエ号 厨房-
―ゴゴン・・・
シェフ「さて、お披露目は終わったわ。肉付きはイマイチよねぇ・・・」
シェフ「これじゃあ出汁ガラくらいにか使えないわ。ネクターと合わせて」
シェフ「何か1品作ろうと思ってたのに。でもまぁ、あれね〜」グニッ
姫戯「ふぎゅ・・・」
シェフ「食べるとこないけど、乳牛だと思えば優しい気持ちに」
姫戯「あぐっ!」
―ガブッ!
シェフ「痛っ・・・!この・・・離せ!」
まみ「姫・・・・!やめてっ!」ガシッ、グイッ
―ガッ
姫戯「ぶっ・・・ペッ!」
姫戯「言ったでしょ、私は人間よ。牛なんかじゃないわ」
シェフ「・・・くくく。ふふっ・・・」
姫戯「何よ・・・」
シェフ「いえ、1つ思い出したの。・・・乳牛も乳が出なくなれば喰われるのよ」
姫戯「・・・」ゾクッ
シェフ「ま、アンタじゃなくて別のものを食材にしましょうか。あの坊やの恋人」
まみ「!?」
シェフ「あれがいいわねー。もうあの坊やへの使い道はないし」
姫戯「(坊や・・・?)」
まみ「ま、待ってください。か、彼女を使うなんて・・・もしも清ヶが知ったら」
姫戯「!?。清ヶに何したのよ!?それにアイツの恋人にまで・・・!」
姫戯「>>652」
- 652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 11:36:31.56 ID:6qU62dmrO
- あの二人は普通の人間なのにそんな許せない!
- 653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 11:38:18.68 ID:B6ecqr3zO
- 恋人を引き裂いてまですることなの!
なんでよ!
- 654 :1 [saga]:2021/07/24(土) 11:58:06.07 ID:K2sNIQS50
- 姫戯「恋人の仲を引き裂くなんてアンタ極悪人よ!最低!地獄に落ちろ!」
シェフ「あらあら、随分な言いようね。私はお客様にお出しする料理の食材として」
シェフ「彼女を選んだのよ。名誉なことじゃない」
姫戯「どこがよっ!今すぐに解放してあげろっ!」
シェフ「お断りよ。もうオーダーは決めたのだから・・・アンタの苦情は受け付けないわ」
シェフ「さっ。食前酒、世話しときなさい!乳が止まるなんて事がないようにね!」
まみ「・・・承知しました」
―ガチャッ バタン・・・
まみ「・・・」
姫戯「まみ!今すぐに清ヶの彼女を逃がしてあげて!私はいいから早く!」
まみ「ごめん。無理・・・薬で眠らせてて、解毒剤がないと目を覚まさないから・・・」
姫戯「何なのよそれ・・・!・・・あっ、清ヶは?清ヶには何をしたのよ!?」
まみ「・・・洗脳してこっち側についてるよ。今は、一方通行を殺しに行ったって」
姫戯「そんな・・・!・・・なら、この事を警備員に伝えてきて」
姫戯「この際風紀委員でもいいから!」
まみ「・・・無理なんだって。姫・・・もう手遅れだよ・・・」
まみ「私はここに居ないといけないから・・・」
姫戯「何で・・・?そんな理由なんてあるわけないじゃない」
まみ「・・・これ、見て?」ズイッ
―チキキ・・・ チキキ・・・
姫戯「っひ・・・」
まみ「私ね、目を取り出して代わりにこれを内蔵したの。ネクターを採取するためにね」
まみ「私も姫と同じ病気だったから姫を逃がした後、私が姫の代わりになるから」
まみ「姫を放っておいてって言ってみたけど・・・ダメだって」
まみ「姫を捕まえられなくて、次に誰かを逃がしたら・・・」
まみ「皆を殺すって。管理できない食材はいらないから、って・・・」
まみ「・・・どうして、学園都市から逃げなかったの?なんで?ねぇ・・・」
姫戯「・・・決まってるでしょ。皆を助けたかったからよっ・・・!」
姫戯「>>655」
- 655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 12:23:38.91 ID:B6ecqr3zO
- 逃げるなんて私の誇りが許さなかったもの!
- 656 :1 [saga]:2021/07/24(土) 12:45:46.13 ID:K2sNIQS50
- 姫戯「逃げるなんて私の誇りが許さなかったもの!」
まみ「・・・変だよ、そんなの」
姫戯「変じゃないわよ。普通に考える事でしょ」
まみ「変だよ」
姫戯「変じゃありません!」
まみ「変だよ!だって」
姫戯「まみッ!!」
まみ「っ・・・・」ビクッ
姫戯「・・・変だって言うなら、目を見ていいなさいよ」
まみ「・・・」
―チク タク チク タク
まみ「あ、時間だ。ごめん、もう行かないと」タタッ
姫戯「はぁ!?まだ話の途中でしょ!ちょっと!待ちなさ」
―ガチャッ バタンッ
姫戯「・・・何よ!まみのバーーーカッ!」
姫戯「・・・くっ!このっ!このっ!外れなさいよっ!」ガチャガチャッ
姫戯「何とかして、清ヶの恋人を助けないと・・・!」
視点変更
リーダー SIDE
一方通行 SIDE
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 13:00:02.24 ID:6qU62dmrO
- お姉ちゃんしてて良いな…
一方通行サイド
- 658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 13:00:13.61 ID:B6ecqr3zO
- リーダー
- 659 :1 [saga]:2021/07/24(土) 13:27:56.71 ID:K2sNIQS50
-
―ザァァァァ・・・
-学園都市 第七学区 路地裏-
―バサッ バサッ
コンドルデンワー「キュャーッ!」
リーダー「こっちか・・・!」
リーダー「・・・っ・・・ここは・・・」
リーダー「(・・・初めて、一方通行とエステルを見かけた・・・)」
リーダー「(・・・まさか、ここを通って・・・あ)」
―ピカッ ゴロゴロゴロ・・・!
DPスペクター(清ヶ)「」
リーダー「清ヶ・・・」
リーダー「・・・君は何であんな奴の肩を持つんだい?洗脳されてるからといって」
リーダー「君なら、心の中で少しぐらいの抵抗はしているはずだよ」
リーダー「今、一方通行達が頑張ってくれているんだ」
リーダー「>>660」
- 660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 13:29:22.34 ID:6qU62dmrO
- だからこそ僕は君をぶん殴って治す、君のためにも僕らのためにも!
- 661 :1 [saga]:2021/07/24(土) 13:57:17.58 ID:K2sNIQS50
- リーダー「だからこそ、僕は君をぶん殴ってでも治す・・・」
リーダー「君のためにも・・・挟美のためにも・・・」
リーダー「僕らのためにもッ!!」
リーダー「変身!」
―ギュオォォン・・・
ネクロム(リーダー)「フッ!」
―ダッ!
DPスペクター(清ヶ)「」
スペクターは接近してくるネクロムの攻撃を回避しようと、アーマーフィアージェントで
自身を反実体化させる。
しかし、目の前まで迫ってきたネクロムの拳打が胸部に直撃し、蹌踉めきながら後退する。
ネクロム自身も反実体化しているため、別の空間に居る自分と同じ空間へ干渉してきた
事になっているので攻撃が可能となっているのだ。
それに気付いたスペクターは反実体化は無意味だと判断し、自身を実体化させた。
ネクロムも実体化し、構えを取る。
ネクロム(リーダー)「ハァアッ!」
―ドガッ! ドゴッ・・・!
―ガシッ
DPスペクター(清ヶ)「」
ネクロム(リーダー)「くっ・・・!」
―グンッ!
―ドガアァアッ!!
ネクロム(リーダー)「ぐあっ・・・!」
胸部に拳を叩き込んだネクロムだったが、スペクターに腕を引く直前に掴まれてしまい
そのままビルの壁に叩きつけられる。
スペクターは壁に張り付けるつようにネクロムの首を掴み、押しつけていく。
ネクロム(リーダー)「(力の差がありすぎるっ・・・!)」
ネクロム(リーダー)「(でも、だからって・・・諦める訳にはいかない!)」
ネクロム(リーダー)「(>>662)」
- 662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 13:59:49.46 ID:B6ecqr3zO
- 僕にはみんながついてるんだ…だから絶対に負けない!
- 663 :1 [saga]:2021/07/24(土) 14:36:39.62 ID:K2sNIQS50
- ネクロム(リーダー)「(僕には皆がついてくれてるんだ!)」
ネクロム(リーダー)「(だから、絶対に負けない!)」
ネクロム(リーダー)「(信長さんっ!力を貸してください!)」
ノブナガ魂「(良かろう!わしの力を貸そう!)」
『STAND BY』
『YES SIR・LOADING』
『TENGAN・NOBUNAGA』
『MEGA ULORD』
―ガシッ! ギチギチギチ・・・!
ネクロムNBNG(リーダー)「デァアッ!」
―ドガァアッ!
ネクロムはノブナガ魂へ変身し、首を掴むスペクターの手を引き剥がすと拳打で
突き飛ばす。
体勢を崩したまま後退したところを狙い、ネクロムは更に連打で胸部に拳を叩き込んだ。
スペクターが回し蹴りで反撃してきて、ネクロムは咄嗟に片腕を曲げたまま突き出して
攻撃を防ぐ。
しかし、ネクロムに脚をぶつけたまま片足を上げた状態の体勢でスペクターは
ディープスラッシャーを手にしており、クァンタムバレルを向けていた。
ネクロムNBNG(リーダー)「!?」
―ビギュギュンッ!
◎ 50以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 14:38:09.61 ID:6qU62dmrO
- リーダー頑張れ!
- 665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 14:38:17.31 ID:B6ecqr3zO
- ほい
- 666 :1 [saga]:2021/07/24(土) 15:23:38.36 ID:K2sNIQS50
- ネクロムNBNG(リーダー)「ぐっ!」
―ザザッ!
ネクロムNBNG(リーダー)「フーディーニ!」
フーディーニ魂「(任せろっ!)」
『STAND BY』
『YES SIR・LOADING』
『TENGAN・HOUDINI』
『MEGA ULORD』
ネクロムHDN(リーダー)「それっ!」
―シュルルルルッ! ガチィッ! ギリギリッ!
ネクロムは間一髪のところでビームを回避し、フーディーニ魂へと変身した。
フーディーニの脱出マジックにおける性能によって、ネクロムはその場から抜け出すと
両腕を突き出し、タイトゥンチェーンを伸ばしていく。
タイトゥンチェーンはゴーストドライバーのみを省いて、スペクターの全身に巻き付き
動きを封じ込めた。
ネクロムHDN(リーダー)「(これでベルトの眼魂を抜き取ればっ・・・!)」
―シュルルルルッ!
ネクロムは再びタイトゥンチェーンを伸ばして、スペクターのゴーストドライバーを
開かせようとする。
◎ 70以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 15:33:43.63 ID:B6ecqr3zO
- 70以上ってやっぱ相当強いわよね…
- 668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 15:33:54.10 ID:9C170RIhO
- 取れないかな
- 669 :1 [saga]:2021/07/24(土) 16:15:23.25 ID:K2sNIQS50
- ―ギチッ・・・! メギョッ!
―バキャァアアッ!!
ネクロムHDN(リーダー)「なっ!?」
スペクターは拘束しているタイトゥンチェーンを、両腕の脅威的な力だけで引き千切り
ネクロムが腕から伸ばしたタイトゥンチェーンを掴み取った。
そして、そのまま強引にネクロムを引き寄せた。
―シュルルルルッ
―ガシッ
―グイッ!
ネクロムHDN(リーダー)「ぐっ・・・!」
―ドガァアアアッ!!
ネクロムHDN(リーダー)「が、ぁっ・・・!」
―ドサッ! ゴロゴロ・・・
宙を舞いながらスペクターに引き寄せられたネクロムは、緊急回避をしようとしたが
スペクターが先に横蹴りを繰り出してきて、腹部にキックが叩き込まれる。
蹴飛ばされるネクロムは、地面を転がり腹部を押さえながら激痛に悶える。
スペクターは引き千切れて肩に引っかかっている、タイトゥンチェーンを振り払い
投げ捨てると、ネクロムに近付いていく。
ネクロムNBNG(リーダー)「(マズいっ・・・!ツタンカーメン!)」
ツタンカーメン魂「(わかった!)」
『STAND BY』
『YES SIR・LOADING』
『TENGAN・TUTANKHAMEN』
『MEGA ULORD』
ネクロムTTNK(リーダー)「ハァァ・・・!」
―グオオォオン・・・
ツタンカーメン魂へ変身したネクロムは、ネメスフードから権威ある王としての
オーラを放つ。
これによって通常なら敵の身体を一時的に硬直させることが可能なのだ。
◎ 80以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 16:16:38.53 ID:msEyqZYuO
- マジで強い…
- 671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 16:16:49.54 ID:oRptUGiOO
- ぐらは
- 672 :1 [saga]:2021/07/24(土) 16:29:02.06 ID:K2sNIQS50
- ―・・・ザッ ザッ ザッ
ネクロムTTNK(リーダー)「・・・くそっ!」
―グオオォオン・・・!
―ザッ ザッ ザッ
しかし、スペクターはそのオーラをものともせず、突き進んでくる。
清ヶ自身の意識がないためなのか、精神エネルギーを操って無効化しているのかは
不明だが、効果は無かった。
スペクターはケイオスウィスプホーンから、ペインフルスパークを放出し攻撃を仕掛ける。
狭い空間で放出されるペインフルスパークはビルの外壁やゴミ、地面の雑草を炎上させて
ネクロムにも直撃した。
ネクロムTTNK(リーダー)「ウワァアアアアアアッ!!」
―ドサッ! ゴロゴロッ
ネクロムTTNK(リーダー)「あぐぅ・・・!ぁあ・・・!」
DPスペクター(清ヶ)「」
ネクロムTTNK(リーダー)「っ・・・清ヶ・・・!」
―ザァァァァ・・・
- 673 :1 [saga]:2021/07/24(土) 16:43:40.21 ID:K2sNIQS50
-
-学園都市 第四学区 倉庫-
アボイエ「はい、今回の料金。少しオマケしてありますのでー」
アボイエ「また依頼するかもですから、よろしくでーす」
「む、無理ですよ!これを集めるのだってどれだけヤバかったか・・・」
アボイエ「まー、拒否権は私に言っても困るのでー、上に言ってくださいねー」
アボイエ「あなたも証拠隠滅されるかもしれませんけどー」
「え・・・?」
アボイエ「お気にせずー。・・・んー?」
アボイエ「・・・あなた達、何ですかー?」
「な、何ですか、って・・・?」クルッ
一方通行「・・・よう。お前、「フルコース」の1人か?」
アボイエ「・・・ええ。まぁ、はい」
エステル「大人しく降参しろ。勝負は既についているぞ」
薬丸「もしやるんだったら・・・わかってるわね?」
ゆみ「私の妹を誑かしたからには、私は容赦なんてしないよ」
アボイエ「・・・あー、食前酒さんの姉さんですかー」
アボイエ「そっくりですねー」
◎ 偶数orゾロ目
△ 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 16:53:40.07 ID:NMY6NIK2O
- それ
- 675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 16:53:54.08 ID:4dBTEGfnO
- コンマ運イマイチ
- 676 :1 [saga]:2021/07/24(土) 17:08:56.47 ID:K2sNIQS50
- アボイエ「・・・自首したら殺さないって事で見逃してくれますかー?」
一方通行「・・・はン。あっさち仲間を裏切ンのかよ」
アボイエ「まぁ、自分の命は大切ですからねー」
ゆみ「・・・なら、ここで拘束するから。朝になるまで連行されるのを待つ事だよ」
アボイエ「それはそれで厳しいですねー。まぁ、死なないよりはマシですかー」
―カチャンッ
ゆみ「警備員には後で連絡しておくから」
エステル「お前、挟美を知っているか?清ヶの恋人だ」
アボイエ「はい。居場所も知ってますよー」
薬丸「どこよ。教えなさい、でないと」
アボイエ「えーっと、エスコフィエ号っていうこのトラックが向かう船の中で」
アボイエ「Fデッキ、6階にある部屋に監禁してますよー。見張りが立っているので」
アボイエ「見つけるにはわかりやすいかとー」
エステル「よし。・・・薬丸、一緒にそこへ行くぞ」
薬丸「オッケー」コクリ
アボイエ「あー、あとですねー。あなたに似たライダーにうちのシェフは変身しますよー」
一方通行「あァ?・・・似てるだと?」
アボイエ「アマゾン細胞でしたっけ?それを自分の身体に移植してるんですよー」
アボイエ「それで変身出来る様になったそうですねー」
一方通行「>>677」
- 677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 17:13:37.74 ID:4dBTEGfnO
- 自分の体も改造してるとはつくづく業の深い奴だなそいつも…
- 678 :1 [saga]:2021/07/24(土) 17:32:39.57 ID:K2sNIQS50
- 一方通行「・・・」ハァー
一方通行「手前の体を平気で改造するとは、熟々業の深い奴だなァ。そいつも・・・」
アボイエ「まー、料理出来ればそれでいいって感じですからねー」
エステル「何てやつだ・・・!」
アボイエ「えっとー、これ言っても怒るのはシェフにしてくださいねー?」
薬丸「何よ。早く言って」
アボイエ「その挟美って人、用済みだからシェフが食材として調理するみたいですよー」
エステル・薬丸・ゆみ「「「っ!?!」」」
一方通行「・・・マジで人間まで食材にしてるってのかよ」
アボイエ「それは亡本さんの趣味嗜好ですからねー」
エステル「ア、一方通行!早く行かないと挟美が危険だ!」
一方通行「・・・一応聴いておくが、メインでか?それともフレンチでいう6番目か?」
アボイエ「6番目ですねー。でも、早まったら調理されるでしょうねー」
薬丸「一方通行・・・!」
ゆみ「多分、相当な人数を招いてるから時間はあると思うけど・・・」
一方通行「慌てンな。・・・おい、お前」
「は、はひ!?」
一方通行「黙ってスピード違反してでも、このまま納品しろ。いいな?」
「は・・・はい・・・」コクリ
一方通行「>>679」
- 679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 17:48:37.32 ID:NMY6NIK2O
- とにかくぶっ飛ばせ、間にあわなかったらどうなるかはわかるな?
- 680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 17:48:57.41 ID:4dBTEGfnO
- 事故らねェくらいにはいけ
- 681 :1 [saga]:2021/07/24(土) 18:04:36.92 ID:K2sNIQS50
- 一方通行「とにかくぶっ飛ばせ、間に合わなかったら・・・」
一方通行「どうなるかはわかるなァ?」ギラッ
「も、もも、もちろんですはい!」ダラダラ
ゆみ「事故らないようお願いしますね」
薬丸「コンテナ開けて。そこに乗って行くから」
「は、はい」
―ガシャンッ
エステル「行こう、一方通行」
一方通行「あァ・・・」
アボイエ「お気をつけてー」
―ブロロロローッ・・・!
-学園都市 第三学区-
黄泉川「なんでじゃんよ!全然見つからないじゃん!」
手塩「相手は、統括理事会だ。そう簡単には、見つからない、だろうな」
黄泉川「・・・手塩。随分とやる気なさ気じゃん?どうかしらのか?」
手塩「>>682」
- 682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 18:13:05.81 ID:NMY6NIK2O
- こちらが焦っても向こうの思うツボな気がしてね、情報収集は大事だけど焦ったらね
- 683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 18:14:43.44 ID:4dBTEGfnO
- 何枚も上手な輩に焦っていると思わせるのもな…
黄泉川も少し落ち着け
- 684 :1 [saga]:2021/07/24(土) 18:46:25.55 ID:K2sNIQS50
- 手塩「こちらが、焦っても、向こうの、思うツボな気がしてね」
手塩「情報収集は、大事だが、焦ってしまったら意味がない」
手塩「何枚も上手な輩に、焦っていると、思わせるのもな」
手塩「黄泉川も、少し落ち着け」
黄泉川「それもそうだけども・・・」
黄泉川「・・・何か腑に落ちないじゃん」
手塩「・・・何が、だ?」
黄泉川「一方通行はここまでの事は知っていたのに、居場所までがわからないなんて・・・」
黄泉川「アイツならそこも踏まえて調べてるはずじゃん」
手塩「・・・確かに、な。一方通行に、もう一度、聴いてみるか?」
黄泉川「・・・いや、多分聴いても無駄だと思うじゃん」
黄泉川「>>685」
- 685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 19:33:47.62 ID:NMY6NIK2O
- アイツが自分でなにかしようという時に声をかけても無駄じゃんよ…
止めようとしても無駄だろうしな
- 686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 19:52:48.05 ID:4dBTEGfnO
- 逆に水を指すことになりそうだしよ
- 687 :1 [saga]:2021/07/24(土) 20:23:05.33 ID:K2sNIQS50
- 黄泉川「アイツが自分で何かしようという時に声を掛けても、無駄じゃんよ」
黄泉川「逆に水を差す事になるからな」
手塩「そう、だな」コクリ
黄泉川「・・・よし!こっちはこっちで絶対に探し出してみるじゃん!」
手塩「ああっ」
黄泉川「高梁!伊東!亡本が会見を開いてた曲を見つけ出すじゃん!」
高梁・伊東「「ああっ!(了解!)」」
黄泉川「手塩、大人の意地ってのを見せつけてやるじゃん!」
手塩「ああっ」コクリ
手塩「(・・・まぁ、既に追いかけずにいるんだがな・・・)」
-学園都市 第一一学区 運河 乗船場-
―キキィッ・・・
「に・・・荷物届けに来ました・・・」
―ピッ
「よし、行っていいぞ」
「ど・・・どーもですー・・・」
―ブロロロロローッ・・・
-エスコフィエ号 厨房-
―ジューッ ジューッ ジャッ ジャッ ジャッ
スーシェフ「で、ですからただで少ないネクターをソースとしてお客様のお皿に」
スーシェフ「配るのじゃあ、あまりに芸がないので、麒麟をモデルにして」
スーシェフ「俺の水竜軌道でソースを空中で縦横無尽に走らせて盛り上げようかと思って」
シェフ「・・・なるほど。納得出来る部分はあるけど、そもそも」
―プルルルル・・・ プルルル・・・
シェフ「食材が届きましたか?・・・では、すぐにこちらへ運んでください」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 20:28:48.35 ID:NMY6NIK2O
- ばれませんよーに
- 689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 20:28:55.74 ID:4dBTEGfnO
- そいや!
- 690 :1 [saga]:2021/07/24(土) 20:41:11.38 ID:K2sNIQS50
- シェフ「さぁ、これからが本番よ!皆さん、気を引き締めていきましょう!」
「「「「「はい!」」」」」
シェフ「さて・・・それではスーシェフ。あの食材を出航してから30分後に」
シェフ「こちらへ運び入れてちょうだい」
スーシェフ「はい、シェフ。あ、ついでに食前酒も手伝ってもらって」
シェフ「ダメよ。皿洗いの人数が大幅に減ってしまっているのだから」
シェフ「食前酒は皿洗いに集中してもらわないと。いいわね、食前酒」
まみ「は、はい・・・」
スーシェフ「わ、わかりました・・・」
―ザザーン ザザーン・・・
―ド ド ド ド ド ド・・・
「・・・よし、無事に出航出来たな。・・・ん?そういえば」
「あのトラックの荷物を確認しに行った、アイツはどうしたんだ?」
「さぁ?そのまま帰ったんじゃないのか」
「そうか・・・」
アボイエ「ハックションッ!」
アボイエ「っあぁ、寒・・・早く来ないかなー・・・」
-エスコフィエ号 食品倉庫内-
「お、お待たせしましたー」
「よし。荷物を降ろすぞ!ちょっとでも傷つけたら命はないと思えよ!」
―ゾロゾロ ゾロゾロ・・・
「・・・あ、あー!俺ちょっとトイレに行ってきますね!」
「ん?ああ。あっちにあるぞ」
◎ 30以上orゾロ目
△ 15以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 21:03:08.83 ID:NMY6NIK2O
- きたきた
- 692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 21:03:14.19 ID:4dBTEGfnO
- よーし
- 693 :1 [saga]:2021/07/24(土) 21:30:53.36 ID:K2sNIQS50
- 「よっと・・・ん?」
―ガシッ ファサッ
「ーーーっ!っ!ーーーっ!」
薬丸「おやすみ〜」ニコリ
「」カクン
薬丸「まず1人。次は・・・これで、意識を混濁させてあっちに歩かせるの」
薬丸「それを追いかけさせて、減らしてやるわ」
一方通行「ああ、やれ」
「」フラフラ
「・・・ん?・・・おい?おい!どこ行くんだよ!おい!」
―タッタッタッ・・・
「どうした?・・・なんであっちに行ってるんだよ」
「おいおい、早く運ばないと減給されちまうってのに」
「アイツらの事は後にしようぜ。早く運んじまって」
一方通行「仕事を終わらせようってかァ?」
「っ・・・!?」
見張りの1人が最後に見たのは、赤い瞳で自身を見据えながら肩に手を置く
白い死神だった。
肩から走ってきた痺れる感覚を数秒間だけ感じた途端に、意識がプッツリと切れる。
他の2名は腰のホルスターに収納していた拳銃を取り出そうとしたが、項に激痛が襲い
バタリと倒れる。
背後に居た、エステルとゆみがそれぞれガンガンセイバーの柄と頚髄の7番を
強打させた事によるものだった。
一方通行「これで乗り込むのは成功したなァ」
薬丸「案外楽勝だったわね。誰にもバレずに済んでよかった」
エステル「よし。・・・では、それぞれの役割分担通りに行こう」
ゆみ「一方通行は亡本裏蔵の所へ、私と薬丸さんにエステルさんは」
ゆみ「人皮さんと誘拐された子達と・・・私の妹の救出だね」
薬丸「エステル。菱形の所に行かなくていいの・・・?」
エステル「まず優先すべきは挟美を助ける事だ。幹比古との決着はいつでもいい」
一方通行「俺も適当に部屋を見つけたら、人皮が居ないか確認してみるかァ」
一方通行「>>694」
- 694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 21:36:34.52 ID:4dBTEGfnO
- 清ヶを止めるには一肌脱いでもらわねえといけねえかもしれないからな
愛とか絆とか信じたくねェが
- 695 :1 [saga]:2021/07/24(土) 21:59:36.66 ID:K2sNIQS50
- 一方通行「清ヶを止めるには一肌脱いでもらわねえェと、いけねェかもしれないからなァ」
一方通行「愛とか絆とかあり得ねェが・・・」
エステル「いや、愛と絆はしっかりあるぞ!だらこそ人は繋がっていくんだからな」
薬丸「そうそう。まぁ、それとは関係なしに挟美は友達なんだし、助けてあげないと」
ゆみ「そうだね。・・・じゃあ、見つかる前に行こっ」
一方通行「死なねェようになァ」
エステル「心配するな。任せておけ」
薬丸「アンタこそ、首を斬り落とされたら流石に死にそうだし、気をつけてよね」
ゆみ「必ず生きて戻ったら、私のお店に皆で来なよ」
一方通行「・・・ああ」コクリ
―スタスタ・・・
エステル「6階に挟美は居る。分散はせずにお互いをカバーしながら探そう」
薬丸「それがいいわね。映画みたく分散したら絶対フラグになるだろうし」
ゆみ「だ、だね・・・」コクリ
視点変更
一方通行
エステル・薬丸・ゆみ
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
高藤さん金メダルおめでとでせう。感動した!(小泉総理風)
- 696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:03:53.02 ID:NMY6NIK2O
- 一方通行
金メダリストもう出たのか
びっくひ
- 697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:04:03.17 ID:4dBTEGfnO
- エステルたち
- 698 :1 [saga]:2021/07/24(土) 22:19:13.14 ID:K2sNIQS50
- -エスコフィエ号 Fデッキ-
―タッタッタッ・・・!
エステル「どこだっ・・・どこの部屋なんだ・・・!」
薬丸「この客船どんだけ広いのよ・・・!」ゼェゼェッ
ゆみ「何せ7000人乗せられる、外では世界最大の客船よりも大きいからねっ」
エステル「私の持っているガジェット達にも探しているが・・・」
エステル「これだけ広ければ時間がかかってしまいそうだな・・・」
薬丸「・・・ねぇ、変身して透視とかで探せないの?」
エステル「残念ながらそういった機能は無くてな・・・」
エステル「・・・いや、そうか!透過すれば壁の有無は関係なくなるんだ!」
薬丸「あぁ・・・そっか。ゴーストだものね」
ゆみ「ゴースト・・・?」
『ゴーストドライバー!』
『アーイ!』
『バッチリミナー!バッチリミナー!』
エステル「変身!」
『カイガン!オレ!』
『レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』
ゴースト(エステル)「ここで待っててくれ!」
―フ・・・
ゆみ「・・・あ、そういうライダー、なんだ・・・」
薬丸「まぁ、ビックリするのも無理はないわよ」
― 奇数
= 偶数
≡ 奇数(5以上)
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:31:28.86 ID:NMY6NIK2O
- みつカレー
- 700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:31:38.26 ID:4dBTEGfnO
- それ
- 701 :1 [saga]:2021/07/24(土) 22:56:12.06 ID:K2sNIQS50
- ―ジーーー・・・
菱形「ふーむ・・・来ちゃったかー・・・」
菱形「・・・仕方ない。連絡入れないと怒られるもんねー」
―ピッ プルルルルッ
菱形「・・・あ、僕です。ネズミが紛れ込みましたよ、3匹・・・いや」
菱形「多分、もう1匹はトムとジェリーのジェリーくらいマズいネズミですね」
-エスコフィエ号 厨房-
シェフ「・・・かしこまりました」
ガチャンッ
シェフ「スーシェフ、料理に虫が入っているそうよ」
スーシェフ「じゃあ、駆除・・・しないといけませんね」
シェフ「お願い出来るかしら」
スーシェフ「はい、シェフ」
―バカッ
まみ「あっ!そ、それ、そのままの形でお出しするカボチャ・・・」
スーシェフ「・・・え」
シェフ「・・・もういいから早く行ってらっしゃい」
スーシェフ「」トボトボ
-エスコフィエ号 Fデッキ-
―フ・・・
ゴースト(エステル)「・・・!」
挟美「・・・」
ゴースト(エステル)「(挟美っ!よかった、見つけた・・・)」ホッ
ゴースト(エステル)「(薬丸に伝えたいが・・・もし、その間に連れて行かれたら)」
ゴースト(エステル)「(それこそ、おしまいだ。外に居る見張りを何とか・・・)」
QUESTION
833 + >>702 = 910
- 702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:59:06.97 ID:NMY6NIK2O
- ほい
- 703 :1 [saga]:2021/07/24(土) 23:02:59.54 ID:K2sNIQS50
- あ、逆算して答えていただきたい。
- 704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 23:15:21.68 ID:NMY6NIK2O
- 77
- 705 :1 [saga]:2021/07/24(土) 23:18:47.44 ID:K2sNIQS50
- 正解。
今日はここまで
おやすみなさいませー
このスレでは出さないだろうなーって思ってましたが、まさかの登場です。
- 706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 07:37:39.11 ID:VQeNng3+O
- おつおつー
誰だ…
- 707 :1 [saga]:2021/07/25(日) 09:06:29.02 ID:FJQaCWzN0
- ゴースト(エステル)「・・・!」
ゴースト(エステル)「挟美を眠らせたまま、動いてもらえばいいのか・・・!」
ゴースト(エステル)「(だが、魂を体に2つ入れる事は出来ない・・・)」
ゴースト(エステル)「(・・・いや、待てよ?確か・・・)」ゴソゴソ
ゴースト(エステル)「(じっちゃんから補給してもらったブランクの眼魂・・・)」
ゴースト(エステル)「(あった!よしっ!この中に一度、挟美の魂を保管すれば・・・)」
ゴースト(エステル)「挟美、少しの間だけだから我慢してくれ」
-エスコフィエ号 Fデッキ 通路-
クモランタン「」カサカサッ
薬丸「あっ、見つけたの?」
クモランタン「」カサカサッ
ゆみ「ど、どうしよう?ここから離れたらエステルさんと合流が・・・」
薬丸「・・・場所を把握してくるから、ここで待ってて」
薬丸「もしかすれば、エステルも見つけてるかもしれないから」
ゆみ「・・・わかった。誰かに見つかったら・・・その時は、やむなしだね」
薬丸「>>708」
- 708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 09:57:35.71 ID:VQeNng3+O
- 見つからないように行けばいいんだよ、動かないと始まらないし…!
- 709 :1 [saga]:2021/07/25(日) 10:25:43.56 ID:FJQaCWzN0
- 薬丸「ええっ。ここに居る連中は容赦無く殺しにかかるわ」
薬丸「見つからないように行けばいいんだけだけど・・・」
薬丸「動かない事には始らないものねっ・・・!」
薬丸「もし、エステルが戻ってきたら蜘蛛を追いかけに行ったって伝えて!」
ゆみ「わかった!」コクリ
―タッタッタッ・・・!
ゆみ「・・・まみは多分、厨房に居るからそこに行かないと会えないよね・・・」
ゆみ「・・・帰ってきたら、一緒にお店で働いてもらいたいな〜」クスッ
-エスコフィエ号 Fデッキ 通路-
クモランタン「」チキチキッ
薬丸「え?・・・あ、そこの角の通路なのね」
薬丸「・・・」コソッ
DAアラウズ1「・・・時間だ。容態を確認するぞ」
DAアラウズ2「ああっ」
薬丸「!(マズい!このままじゃ挟美が・・・!)」
薬丸「(アイツらを凍らせて、ゆみの所に・・・!)」
―ウィィーーンッ
―ドカァアッ!!
DAアラウズ2「ゴハァッ・・・!?」
―ドサッ!
DAアラウズ1「うおっ・・・!?」
薬丸「え・・・?」
DAアラウズ1「き、貴様!何故目を覚ましているんだ!?」
挟美「・・・危険排除を実行。対象の五体への定着を再度開始」
挟美(?)「対象の五体への定着を確認」
挟美(禍斗)「薔薇渓谷家参式 禍斗・・・起動します」
- 710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 10:33:41.36 ID:VQeNng3+O
- あら意外
- 711 :1 [saga]:2021/07/25(日) 10:45:52.71 ID:FJQaCWzN0
- ―チャコッ
DAアラウズ1「動くなッ!正義の前に平伏せッ!」
挟美(禍斗)「危険を察知。危険排除の行動を開始します」
挟美(禍斗)「排除実行のため、筋力解放を行ないます」
DAアラウズ1「絶対正義は我らにありィイッ!」
―ガシッ
DAアラウズ1「ぐっ・・・!?」
ゴースト(エステル)「禍斗!」
挟美(禍斗)「はい」
―ドッ グシャアアッ!!
DAアラウズ1「ぁ・・・ぁ・・・」
―ドシャッ・・・
ゴースト(エステル)「不要な殺生としたかったが・・・お前は許されない事をした」
ゴースト(エステル)「死をもって償ってもらったぞ」
挟美(禍斗)「ご主人様。あそこにまだ1名居ます」
薬丸「・・・は、挟美?アンタいつからそんな武闘派に・・・?」
ゴースト(エステル)「薬丸?待っていてくれと言ったはずだろう」
薬丸「ご、ごめん、この蜘蛛が見つけたって教えてくれたから・・・」
ゴースト(エステル)「そうだったのか・・・ゆみはあの場で待っているんだな?」
薬丸「うん。だから、早く戻らないと」
挟美(禍斗)「ご主人様。こちらはお知り合いですか?」
ゴースト(エステル)「ああっ、私の友だ。お前が憑依している挟美の友でもある」
挟美(禍斗)「把握しました。ご主人様の友人、よろしくお願いします」
薬丸「・・・ア、アンタ誰よ!?挟美じゃないの!?」
挟美(禍斗)「>>712」
- 712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 11:07:26.69 ID:e5FIKbLKO
- そうですが?
- 713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 11:07:54.34 ID:VQeNng3+O
- 私はご主人さまに使える存在ですから、普段の彼女とは全く違いますよ
- 714 :1 [saga]:2021/07/25(日) 11:17:30.27 ID:FJQaCWzN0
- 挟美(禍斗)「はい。私は薔薇渓谷家参式 禍斗。ご主人様に仕える擬似魂魄です」
薬丸「ぎ、ぎじこんぱく?」
挟美(禍斗)「なので、この肉体を持つ本来の持ち主とは別の存在となります」
薬丸「・・・いや、全然意味がわからな」
挟美(禍斗)「ご主人様、ご主人様の友人。後方から2名、近付いてきています」
ゴースト(エステル)「っ・・・!」
薬丸「!」
スーシェフ「やぁ!やぁ!こんな所に居るとは・・・え?」
スーシェフ「・・・ひ、菱形さん?あ、あれ、なんで・・・?」
菱形「おやおや?・・・何で、その子は起きてるのかな?」
ゴースト(エステル)「まだ挟美自身は起きてはいない」
ゴースト(エステル)「今、動いているのは私の使いが憑依しているからだ」
ゴースト(エステル)「挟美は幽体離脱を利用して、魂を肉体から離し眼魂に保管したんだ」
薬丸「そ、そんな事出来るんだ(オカルトってやってやばいわね)」
ゴースト(エステル)「だから、お前が持っている解毒剤を渡せ」
菱形「・・・」
スーシェフ「ひ、菱形さん?まさか・・・」
◎ 50以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:04:21.75 ID:VQeNng3+O
- ほい
- 716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:04:27.31 ID:e5FIKbLKO
- それ
- 717 :1 [saga]:2021/07/25(日) 12:16:59.33 ID:FJQaCWzN0
- 菱形「・・・まっ、どっちにしろだしね。うん」
菱形「ほらっ」ポイッ
スーシェフ「えぇえ!?」
ゴースト(エステル)「っと・・・。・・・随分とあっさりだな」
薬丸「これ、ホントに解毒剤なんでしょうね?」
菱形「うん、そうだよ?僕が創った薬だから、間違いないね」
スーシェフ「ひ、菱形さん、なんで渡しちゃうんですか!?」
スーシェフ「あれ、食材にするのに・・・シェフに怒られちゃいますよ」アタフタ
菱形「まぁまぁ、そう慌てず。うん・・・ここからは、小細工は無しでいこうじゃないか」
ゴースト(エステル)「・・・ああっ。最初からそのつもりだ・・・!」
挟美(禍斗)「ご主人様。サポートします」
薬丸「ちょっと何言ってんのよ!?その体は挟美のなんだから怪我でもしたら」
ゴースト(エステル)「心配はいらない。禍斗が憑依していれば身体能力や語感が強化され」
ゴースト(エステル)「戦う事が出来る。禍斗、お前は薬丸と共闘してくれ」
挟美(禍斗)「わかりました」
薬丸「・・・ホントに大丈夫なんでしょうね。もう!」
菱形「スーシェフ。僕がライダーを引き受けるから、残りの2人は任せるよ」
スーシェフ「O、Oui・・・」コクリ
菱形「・・・エステル。こうなる展開はある程度、予想はしていたけど・・・」
菱形「>>718」
- 718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:33:14.30 ID:VQeNng3+O
- こちらとしては流石にこれ以上は引っかき回されたくないってことは理解できるね?
- 719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:33:51.69 ID:e5FIKbLKO
- やりすぎだよ、ここまでされたらこっちの沽券にも関わるから譲れないよ
- 720 :1 [saga]:2021/07/25(日) 12:51:05.79 ID:FJQaCWzN0
- 菱形「こちらとしては流石に、これ以上は引っかき回されたくないって事・・・」
菱形「わかってもらえるよね?」
スーシェフ「そ、そうだそうだ!お客様に迷惑だ!」
ゴースト(エステル)「黙れ。こんな事をしているお前達に聞く耳など貸さない」
ゴースト(エステル)「トラックに運ばれていたあの動物達は、全て」
ゴースト(エステル)「絶滅危惧種とされているのも知っている」
ゴースト(エステル)「・・・命の尊さを何だと思っているんだ」
菱形「それは僕じゃなしに、亡本さんに言ってほしいかな」
『ゴーストドライバー!』
『アーイ!』
『バッチリミナー!バッチリミナー!』
菱形「僕を釈放してくれた、その分の借りは返したよ。うん」
菱形「だから・・・この戦いは・・・僕なりのケジメとして、相手をしよう」
菱形「変身」
『カイガン!ダークライダー!』
『闇の力!悪い奴ら!』
ゴースト(エステル)「ダーク、ゴースト・・・!」
薬丸「白くて如何にもなオーラ出してるわね・・・」
ダークゴースト(菱形)「さぁ・・・始めよう。エステル」
ゴースト(エステル)「ああっ・・・これで決着をつけよう。幹比古」
―ボオォオオオオッ・・・!
『一発闘魂!』
『アーイ!』
『バッチリミナー!バッチリミナー!』
ゴースト(エステル)「>>721」
- 721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 13:00:21.89 ID:e5FIKbLKO
- 私のほうが正しいことを身を持って教えてやる!
- 722 :1 [saga]:2021/07/25(日) 13:28:35.66 ID:FJQaCWzN0
- ゴースト(エステル)「お前の過ちは、私が身を以て教えてやる!」
『闘魂カイガン!ブースト!』
『俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!』
ゴーストBST(エステル)「薬丸、禍斗!あの肉ダルマは任せたぞッ!」
挟美(禍斗)「はい」
薬丸「わかった!」
『サングラッシャー!』
ゴーストBST(エステル)「ハァァアッ!」
『ガンガンセイバー!』
ダークゴースト(菱形)「フッ・・・!」
―ガキィンッ!
ゴーストとダークゴーストは鍔迫り合いをしたまま、通路の後方へと走っていく。
壁にぶつかりそうになった途端に反実体化し、壁を次々と透過して行った。
会議室に使うような広い部屋に着くと、そこでお互いに離れてそれぞれの武器を振い
室内に刃と刃がぶつかり合う音を響かせる。
スーシェフ「・・・さぁーて、俺も調理を始めようか」
―バンッ!
―ゴゴンッ ゴン ゴゴン ガン ゴゴン
薬丸「な、何の音・・・?」
挟美(禍斗)「水道管を流れる水が強制的に流され、あそこから放水されるようです」
薬丸「(水流操作系ね。・・・それなら)」
―プシィ・・・ シャアァァァ・・・!
◎ 30以上orゾロ目
○ 15以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 13:33:34.07 ID:VQeNng3+O
- やっくんいいねえ
- 724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 13:33:42.69 ID:e5FIKbLKO
- どりゃー!
- 725 :1 [saga]:2021/07/25(日) 14:14:20.99 ID:FJQaCWzN0
- ―ヴ ワ ッ
スーシェフ「この水竜軌道でお前らまとめて調理して」
―ガチンッ プシューッ
薬丸「っそら!」
―ブンッ!
―ヒュルルルルッ・・・
スーシェフ「ん?」
―プシャァアアアッ・・・!
薬丸は薬品などを収納しているウエストポーチから銀色の球体と試験管を取り出す。
表面にあるピットに試験管を填め込み、球体の中に注入すると試験管を外して
スーシェフに向かって投げ飛ばした。
それを目で追うスーシェフの頭上で球体の中心部分が割れて、無数の小さな穴から
注入されていた液体が霧状に散布される。
スーシェフ「・・・何のつもりだ?こんなので何が」
―シュワァァァ・・・
スーシェフ「・・・あれ?」
薬丸「残念でした〜♪アンタが使える水はもう蒸発して気化してありませーん」
薬丸「いくら水を持ってきたとしても、また同じパターンで意味ないわよ」
スーシェフ「・・・」
スーシェフ「(ま、不味い・・・)」ダラダラ
スーシェフ「(も、もう一度パイプから水を引っ張り出さなけないと!)」
―ザッ
スーシェフ「ヒッ・・・!?」
挟美(禍斗)「私自身ではありませんが、そちらはこの肉体の持ち主に危害を加えた」
挟美(禍斗)「ご主人様の友人を傷つけようとしたのなら」
挟美(禍斗)「>>726」
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