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【劇場版安価】一方通行「EAT KILL All」7つの罪 【禁書】
- 486 :1 [saga]:2021/07/18(日) 16:58:30.59 ID:e44awWGe0
- アマゾンΩ(一方通行)「・・・リーダー、薬丸。行け」
ネクロム(リーダー)「・・・一方通行は?」
アマゾンΩ(一方通行)「俺はアイツを一発ぶん殴ってからだ」
薬丸「・・・お願い。目を覚まさせてやって」
ネクロム(リーダー)「うん・・・後で叱りつけてやらないとっ」
アマゾンΩ(一方通行)「あァ・・・たっぷりとなァッ」
『YES SIR・LOADING』
『TENGAN・SANZO』
『MEGA ULORD』
『SAIYU ROAD!』
ネクロムSNZ(リーダー)「薬丸。乗って!」
薬丸「うんっ!」
―ヒュオォオオーーーッ・・・!
アマゾンΩ(一方通行)「・・・清ヶ」
DPスペクター(清ヶ)「」
アマゾンΩ(一方通行)「>>487」
- 487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/18(日) 17:42:19.92 ID:uydbwXXOO
- いい加減いつまでも眠ってるなら殴って起こすぞ
- 488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/18(日) 17:42:40.54 ID:ZXQPjfI6O
- お前に立ち上がれないくらいの差を見せてやる
- 489 :1 [saga]:2021/07/18(日) 19:04:58.27 ID:e44awWGe0
- アマゾンΩ(一方通行)「いい加減いつまでも寝てンじゃねェぞ」
アマゾンΩ(一方通行)「お前に立ち上がれないくらいの差を見せてやる」
DPスペクター(清ヶ)「」
アマゾンΩ(一方通行)「・・・ヴオアアアアアッ!!」
―ダ ダ ダッ!!
―ドガァァアアアッ!!
アマゾンΩは自身が進む方向のベクトルを操作し一瞬にして、スペクターの目の前に立つ。
アームカッターで斬り裂かんばかりに腕を振うと、スペクターは腕のクァンタムレイザーで
受け止めようとする。
アマゾンΩはベクトル操作でぶつかった際の作用、重力、空気圧を利用して威力を増大させ
突き飛ばそうとした。
しかし、ぶつかるはずの腕がスペクターの腕を通過した。
アマゾンΩ(一方通行)「な・・・っ!?」
DPスペクター(清ヶ)「」
―ドカァアッ!
アマゾンΩ(一方通行)「ガァアッ!グウウッ!」
DPスペクター(清ヶ)「」
アマゾンΩ(一方通行)「(何だ今のは?確実にぶつけるはずだったってのに・・・!)」
アマゾンΩ(一方通行)「(あれも幻覚を利用してやった事か?・・・いや、違ェ)」
アマゾンΩ(一方通行)「(見てる腕がそもそも実体を持ってねェのか!?)」
その読み通り、全身各部を覆うアーマーフィアージェントは清ヶの精神エネルギーを
利用して、全身を透明化、反実体化させる機能も備えている。
ゴースト系統のライダーにはこの機能が搭載しているが、普段使ったりはしないため
アマゾンΩ自身も困惑しているのだ。
物質や物理、質量の法則を無視した原理にアマゾンΩは気づけたが、どうすればいいのか
対処方法が思いつかない。
アマゾンΩ(一方通行)「・・・味な真似すンじゃねェか。あァ?」
アマゾンΩ(一方通行)「清ヶ・・・!」
DPスペクター(清ヶ)「」
ゴースト(エステル)「タァアアッ!」
―ザシュッ!
アリアマゾン「キシャァアッ!」
アマゾンα(オッレルス)「あー、君。ちょっといいかな?」
ゴースト(エステル)「>>490」
- 490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/18(日) 20:24:14.96 ID:uydbwXXOO
- なんだい?
何か良い策があるなら知恵を借りたいくらいだが…!
- 491 :1 [saga]:2021/07/18(日) 20:41:38.26 ID:e44awWGe0
- ゴースト(エステル)「っ・・・!?なんだ・・・お前は、ライダーなのか?」
アマゾンα(オッレルス)「まぁ、一応は。すまないけど、こいつらは倒さないでほしい」
アマゾンα(オッレルス)「大人しくさせるだけに留めてもらえないかな」
ゴースト(エステル)「なっ!?し、しかしこの化け物は人を捕食したんだぞ!?」
アマゾンα(オッレルス)「あぁ、その捕食した奴は倒しても構わない」
アマゾンα(オッレルス)「ただ・・・人を捕食していない個体は遠慮してもらいたいな」
ゴースト(エステル)「・・・。・・・わ、わかった」
ゴースト(エステル)「何がなんだかわからないが、やってみようっ!」
アマゾンα(オッレルス)「ありがとう」
アルファル「あの装置を壊せば、皆の意識も戻るはず・・・!」
―カチリッ キュリリリッ キュォーン
―グチュルルッ ギュオン
[NEO]
―キュリリリッ キュィィン・・・
アルファル「アマゾンッ!」
―ボオォォオオッ!!
―ボオォォオッ!! ボオォオッ!! ボォオオッ!!
[NEEDLE LOADING]
アマゾンNEO(アルファル)「ッ!」
―バシュゥウッ!!
◎ 50以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/18(日) 20:55:53.04 ID:/uym8PulO
- 地味にオッレルスがライダーっていうのにビックリしてる
シルビアさん走ってるのかな
- 493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/18(日) 20:56:17.16 ID:H5quV8TIO
- そこだ
- 494 :1 [saga]:2021/07/18(日) 21:18:14.66 ID:e44awWGe0
- ―バツンッ!
―バチバチバチィッ! ボォンッ!!
アマゾンNEO(アルファル)「これで・・・。・・・!?」
コウモリアマゾン「キシャァアッ!」
クモアマゾン「ギシャァアアッ!」
―バキィ! ベキョッ! メキッ・・・!
―ブチブチィッ! ボトッ・・・ ドクドク・・・
DAアラウズ11「あァ、ァー・・・」
アリアマゾン「キキキキッ・・・!」
アマゾンNEO(アルファル)「(アマゾン同士が殺し合って、食人衝動も起こしたまま・・・?)」
アマゾンNEO(アルファル)「どうして・・・どうして暴走が・・・!?」
菱形「あぁ、君君。彼らが暴走してる原因は・・・あそこで戦ってる」
菱形「紫と銀のライダーが幻影やら精神攻撃をしてるからだよ」
アマゾンNEO(アルファル)「ハッ・・・!?」
菱形「じゃ、そういう事で。出せ」
DAアラウズ13「了解っ・・・!」
―ブロロロロロォーーーッ・・・!
アマゾンNEO(アルファル)「・・・あの人は一体・・・」
アマゾンNEO(アルファル)「・・・っ。それよりもっ!」
アマゾンΩ(一方通行)「ガァアアアッ!!」
DPスペクター(清ヶ)「」
◎ 偶数
× 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/18(日) 21:42:06.69 ID:uydbwXXOO
- ムーなかなかうまくいかん
- 496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/18(日) 21:42:15.95 ID:SVxmeiPNO
- あ
- 497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/18(日) 21:42:35.52 ID:P7xTCZtrO
- 闇落ち組みで一番強いな
- 498 :1 [saga]:2021/07/18(日) 22:26:02.06 ID:e44awWGe0
- アマゾンΩは正確にベクトル操作を行ないながら連続のラッシュでスペクターに
ダメージを与えようとしているが、全く攻撃が出来ない。
実体を持たない状態のスペクターにはどう攻撃しても全て無効となってしまうために
アマゾンΩの体力ばかりが減っていっていた。
肩で息をし始めたアマゾンΩを確認したスペクターはゴーストドライバーに手を翳すと
柴白色の炎が噴き出して、ディープスラッシャーが握られる。
『ディープスラッシャー』
―ビギュギュンッ! ビギュギュンッl!
―バチィッ!バヂィッ!
アマゾンΩ(一方通行)「ガァアアッ!!」
アマゾンΩ(一方通行)「グゥウウッ!!グォアアアアッ!!」
―ダダダッ!
―シュッ! ザンッ! シュバッ!
クァンタムデプスバレルから一点集中のビームが放射され、アマゾンΩの肩や脚
コンバーターラングに被弾し、火花が飛び散った。
アマゾンΩは片膝を地面に付くも、その体勢から走り出してアクセラーグリップを
長めに捻り続け、バイトレントストライクを発動させる。
『VIOLENT STRIKE』
アマゾンΩ(一方通行)「ヴヴォ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!」
―フッ
―ギュォンッ!!
―ドガアァアアアッ!!
アマゾンΩ(一方通行)「(銃撃つなら実体しとかねェと使えねェだろっ!)」
アマゾンΩ(一方通行)「(振り向き様に)」
―ドシュッ!!
アマゾンΩ(一方通行)「・・・ァ?」
アマゾンΩの考えは躱される事を前提に、バイトレントストライクのキックを囮にして
振り向き様に、アームカッターで斬り付けようとするものだった。
その考えていた通りにキックを繰り出して、回避される。
そして振り向いた瞬間、胸部を圧迫する苦痛が襲ってきた。
その苦痛が最後の一撃となり、蓄積されてきていたダメージでアマゾンΩの変身が
強制解除されてしまう。
一方通行「・・・」
視線を下に向けた一方通行の目に映ったのは心臓を貫く、ディープスラッシャーだった。
背中まで貫通して、鮮血が噴き出していた。
一方通行「・・・清ヶ・・・テメェ・・・」
DPスペクター(清ヶ)「」
―・・・バタリ ドサッ・・・
- 499 :1 [saga]:2021/07/18(日) 22:33:31.12 ID:e44awWGe0
-
DPスペクター(清ヶ)「」
―ギュウウゥゥン・・・
クモアマゾン「キシャァアッ!」
―ゾロゾロ・・・
アマゾンNEO(アルファル)「お願いだから落ち着いてっ!」
アマゾンα(オッレルス)「・・・もう手遅れだ。一気に殲滅をさせよう」
アマゾンNEO(アルファル)「!?。・・・そんなっ」
コウモリアマゾン「カァァアッ・・・。・・・?」
―・・・ザワザワ ザワザワ
ゴースト(エステル)「・・・?。どうしたんだ・・・?」
アマゾンNEO(アルファル)「暴走が、止まった・・・?」
アマゾンα(オッレルス)「・・・ああ。どうやら・・・勝負がついてしまったみたいだ」
ゴースト(エステル)「え?・・・っ!?。一方通行ッ!!」
DPスペクター(清ヶ)「」
一方通行「・・・ゥ゛ァ゛」
―・・・ザッ ザッ ザッ ザッ
ゴースト(エステル)「一方通行!一方通行!しっかりするんだ!しっかり!」
ゴースト(エステル)「っ・・・清ヶ・・・清ヶェェエッ!!」
―ガシッ ドサッ!
ゴースト(エステル)「ぐあっ!」
アマゾンα(オッレルス)「落ち着くんだ。また幻影を見せ始めたらどうするんだ」
ゴースト(エステル)「このまま行かせろと言うのかッ!?仲間を・・・」
ゴースト(エステル)「仲間を殺したんだぞッ!!」
アマゾンα(オッレルス)「>>500」
- 500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/19(月) 07:44:07.14 ID:ZebYAmkDO
- 僕達は見守るしかない、ここで突っ込んでいっても危ないだけだ!
- 501 :1 [saga]:2021/07/19(月) 19:10:29.93 ID:iXW3OnBu0
- アマゾンα(オッレルス)「ここで突っ込んで行っても危険なだけだ」
アマゾンNEO(アルファル)「それに、今はこの人を病院へ運ぶ方が優先すべきじゃ・・・」
ゴースト(エステル)「っ・・・!」ハッ
DPスペクター(清ヶ)「」
―・・・ザッ ザッ ザッ ザッ
ゴースト(エステル)「・・・くっ!」ギリッ
アマゾンNEO(アルファル)「・・・私は彼らを鎮めてくるよ」
アマゾンα(オッレルス)「じゃあ、俺は彼を病院へ。君も来るだろう?」
ゴースト(エステル)「・・・ああっ」コクリ
-第七学区 警備員 第七三活動本部-
―ドサッ!
ゆみ「ぐ、ぅっ・・・!」
エンジンブロス(まみ)「・・・」
ゆみ「・・・っ!」
―ググッ・・・ ムクリ・・・
―フラ・・・
エンジンブロス(まみ)「・・・まだ立つの?・・・もう、やめなよ」
ゆみ「まだ、まだぁっ・・・!これくらい、で・・・っ!」
エンジンブロス(まみ)「・・・なんで?」
ゆみ「なんで、って・・・そ、そりゃあ・・・」
―フラフラ・・・ バタン
ゆみ「だって・・・私達、姉妹じゃない・・・でしょ?」
エンジンブロス(まみ)「・・・」
ゆみ「>>502」
- 502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/19(月) 20:23:00.33 ID:dQqCdPZgO
- 姉妹ならどんな姿でも忌み嫌ったりしないし、ましてや困ってるならほっとかないんだよ
私はそういう考えだから!
- 503 :1 [saga]:2021/07/19(月) 20:47:42.48 ID:iXW3OnBu0
- ゆみ「姉妹なら、どんな姿でも・・・忌み嫌ったりしないし・・・」
ゆみ「ましてや困ってるならほっとかないんだよ?」
ゆみ「私は、そういう考えだから!アンタが暗闇に浸かってしまっていても・・・」
ゆみ「助けてあげるんだからッ!!」
エンジンブロス(まみ)「・・・っ」ヴヴヴ・・・
ゆみ「っ、はは・・・久しぶりにその泣き声聴いたな・・・」
ゆみ「顔は見れないけど・・・相変わらず、変、なの・・・」
―パタ・・・
エンジンブロス(まみ)「姉さん・・・?」
ゆみ「・・・」
エンジンブロス(まみ)「っ!姉さん!(傷の手当てをしないと・・・!)」
シェフ「陽動にしては派手過ぎますよ。食前酒」
エンジンブロス(まみ)「!。シェ・・・シェフ・・・すみません」
シェフ「まぁ、今日は大目に見ましょう」
シェフ「逃げ出した食材も無事に戻った事ですし」
姫戯「・・・」
アボイエ「シェフやさしー」
スーシェフ「うんうん」コクコクッ
シェフ「ですが、それは駄目です!食べ残しはよくありませんよ?」
エンジンブロス(まみ)「・・・っ・・・大丈夫です。もうトドメは刺しました」
エンジンブロス(まみ)「>>504」
- 504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/19(月) 20:48:25.95 ID:dQqCdPZgO
- これだけでやっておけばあとは平気ですきっと…
- 505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/19(月) 20:48:50.73 ID:D9vL+YqZO
- 食材が集まったならそれ以上やるのは資源の無駄になるからいいのでは?
- 506 :1 [saga]:2021/07/19(月) 21:04:50.68 ID:iXW3OnBu0
- エンジンブロス(まみ)「これだけでやっておけばあとは平気です・・・」
エンジンブロス(まみ)「この食べ残しが絶命するまで待ってもよいでいのですが」
エンジンブロス(まみ)「食材を取り戻したのですし・・・」
エンジンブロス(まみ)「これ以上は開宴準備に遅れが生じるかと」
シェフ「ふむ・・・それもそうですね」
シェフ「お客様を待たせるのは不味い。では、行きますよ、食前酒」
エンジンブロス(まみ)「はい」
―・・・タッタッタッタッ!
黄泉川「これは・・・!?負傷者を緊急搬送するじゃん!急げ!」
手塩「姫戯・・・くっ・・・!」
伊東「おいっ!風紀委員の女の子が倒れてるぞ!」
ゆみ「・・・」
高梁「どうして風紀委員がここに・・・?」
黄泉川「さぁな。もしかしたら何か知っているかもしれないじゃん」
黄泉川「急いで搬送してやるじゃんよ!」
警備員e「隊長!黄泉川隊長!大変です!民間からの情報で・・・!」
警備員e「ライダー同士が戦闘をしているとの事です!」
黄泉川「何っ・・・!?」
1月5日 終了
- 507 :1 [saga]:2021/07/19(月) 21:22:03.17 ID:iXW3OnBu0
- 1月6日
―ピッ ピッ ピッ ピッ・・・
ナル「・・・」コヒュー・・・コヒュー・・・
薬丸「・・・」
リーダー「・・・」
冥土帰し「・・・容態は良くないね?裂傷は深くはないとは言え、肝臓を掠めていて」
冥土帰し「出血量も多かったのがマズかったようだね」
リーダー「・・・ナルは、ナルハは助かりますよね?」
冥土帰し「僕を誰だと思っているんだい?必ず助けてみせるよ」
冥土帰し「それよりも・・・」
―ガラララッ
エステル「リーダー!薬丸!」
リーダー「エステル・・・来てくれたんだ」
エステル「ああっ。ナルは・・・大丈夫そうではないか・・・」
冥土帰し「辛うじて手術は上手くいったよ?後は目が覚めてもらわないとね」
エステル「そうか・・・。・・・リーダー、伝えるのが遅れてすまない」
リーダー「え?」
エステル「・・・一方通行が、清ヶに負けてしまって・・・」
薬丸「えっ・・・!?」スクッ
リーダー「・・・嘘だ・・・あ、あの、学園都市第1位の一方通行なんだよ!?」
オッレルス「話に割り込んで悪いとは思うけど、事実だ」
オッレルス「どうやら心臓を貫かれたのが敗因のようだよ」
薬丸「・・・」ガクッ、ストン
リーダー「・・・>>508」
- 508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/19(月) 21:35:14.72 ID:dQqCdPZgO
- そこまでするなんて…最低だよ…
清ヶもだけど何もできなかったボクも…
- 509 :1 [saga]:2021/07/19(月) 21:48:31.46 ID:iXW3OnBu0
- リーダー「・・・そこまでするなんて・・・清ヶ・・・」
リーダー「最低だよ・・・!何も出来なかった僕も含めて・・・」ポロポロ
エステル「・・・」
冥土帰し「ただ、あまり悲観する事はないよ?彼は回復していってるんだ」
リーダー「え・・・?」
薬丸「だ、だって心臓を貫かれたって・・・」
オッレルス「見ればわかるよ。彼は今、集中治療室に居るんだ」
オッレルス「面会は出来るんだが・・・」
エステル「・・・話せそうには、ないな」
リーダー「そりゃ・・・話そうにも無理だと思うよ」
冥土帰し「・・・一先ず、案内しよう。付いて来てくれるかい?」
リーダー「・・・はい」コクリ
薬丸「ナル。ちょっと、行ってくるね?」ナデナデ
エステル「・・・私が代わりに残る。一方通行とは、もう会ったからな・・・」
-第七病院 集中治療室前 通路-
手塩「・・・」
リーダー「あっ、円周・・・?」
円周「・・・リタお姉ちゃん」
薬丸「どうしたのよ?うわ、頬っぺた腫れちゃってるじゃない」
手塩「ここに来てから、ずっと泣き続けて、居たんだ」
リーダー「貴女は・・・もしかして、手塩さんですか?」
手塩「そうだ。・・・一方通行は、この中に、居る・・・だが」
手塩「・・・会うからには、覚悟を持って、入ってほしい」
リーダー「>>510」
- 510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/19(月) 21:56:44.65 ID:dQqCdPZgO
- 覚悟なんてとっくのとうにきめてる、一方通行だって今戦ってるんだもん…
- 511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/19(月) 21:57:23.27 ID:D9vL+YqZO
- 私は治るのを信じてるよ、絶対にまた漫画を描くんだって…
- 512 :1 [saga]:2021/07/19(月) 22:11:35.50 ID:iXW3OnBu0
- リーダー「覚悟なんてとっくのとうに決めてる。一方通行だって今、戦ってるんだよね」
リーダー「回復してるっていうなら、治るのを信じてるよ」
リーダー「絶対にまた漫画を描くんだ、一緒に・・・!」
手塩「・・・そうか」
冥土帰し「開けるよ?」
―ウィィィーン
-第七病院 集中治療室-
―グチュッ ブチュッ・・・ ブチィッ
一方通行「・・・」
―ムシャムシャ グジュッ・・・
―グジュッ・・・ ミチィッ ブチッ・・・
一方通行「・・・」
―クチャクチャッ・・・
リーダー「・・・一方通行?」
薬丸「何・・・食べてるの・・・?」
冥土帰し「豚肉だね?生のままなんだが・・・それでもいいからと、渡してしまってね」
冥土帰し「数時間前までは重症だったんだが、ご覧の通り食事だけでここまで・・・」
―ブチブチィッ・・・ グチュッ グチャッ
薬丸「・・・う、うぅぇっ・・・!」
リーダー「っ・・・」ゴクリッ
リーダー「(>>513)」
テレビ本編での心臓ぶち抜かれた悠が夢中で肉食ってるシーンは正直怖かった
- 513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/19(月) 22:15:38.96 ID:dQqCdPZgO
- アレはなかなか迫力というか見せ方が…
な、治すためなんだ…目をそらしたらダメだ
僕の大事な仲間なんだから…目をそらしたら
- 514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/19(月) 22:18:21.16 ID:D9vL+YqZO
- 元気になろうとしてる、すごい…
泣いちゃだめだな僕も
- 515 :1 [saga]:2021/07/19(月) 22:21:03.65 ID:iXW3OnBu0
- 今日はここまで
おやすみなさいませー
あとパティーゲットしました。お姉さん思いのええ子で可愛い
http://i.imgur.com/OCUcoL8.png
- 516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/19(月) 22:39:21.56 ID:dQqCdPZgO
- おつおつー
やっぱり美人よねー
- 517 :1 [saga]:2021/07/20(火) 18:48:24.38 ID:X5FV4PUE0
- リーダー「(な、治すために食べてるんだ・・・目を反らしたらダメだ)」グッ
リーダー「(僕の大事な仲間なのだから・・・目を反らしたら・・・)」
リーダー「(裏切る事になるんだっ・・・)」
薬丸「・・・ご、ごめんなさい。私・・・もう、出とく・・・」
冥土帰し「そうしなさい。・・・君も無理はしてはいけないよ?」
リーダー「・・・無理なんてしていませんよ。先生」
リーダー「ただ、一方通行はご飯を食べてるだけじゃないですか」
冥土帰し「・・・そうだね」
リーダー「・・・一方通行?」
―ぐちゅっ ミチィッ・・・ ぶちゅっ・・・
一方通行「・・・」
―ムシャムシャッ ぐちゅっ ちゅぶっ・・・
冥土帰し「聞こえていないようだね?先程まで声をかけ続けていたお嬢さんと」
冥土帰し「彼女の母親である彼女にも反応がなくてね?」
冥土帰し「恐らく、心臓を修復するのに集中しているのだと思うんだね」
リーダー「・・・そうですか」
リーダー「>>518」
やったぁーーーーー!!上里君キターーーーー!!
http://i.imgur.com/TLAIpYr.png
やっぱ熟練してる松岡さんだからこその迫真なまでの演技力でせうよね〜
去鳴と府蘭とネフテュスもほしかったなり・・・
- 518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/20(火) 20:24:26.86 ID:mzS3zZcXO
- どれくらい掛かりそうですか?
きっと治ったらすぐ飛び出すと思いますけど…
上里に松岡くんはこれ以上にないよね
- 519 :1 [saga]:2021/07/20(火) 20:44:51.71 ID:X5FV4PUE0
- リーダー「どれくらい掛かりそうですか?きっと、治ったら・・・」
リーダー「すぐにでも飛び出すと思いますけど・・・」
冥土帰し「そうだろうね。だから、そこの出入口はロックしておく事にするからね?」
リーダー「はぁ・・・それで少しは待ってくれるといいんですけど・・・」
冥土帰し「壊される前に開けるようにはするよ?」
円周「・・・」
薬丸「・・・円周、辛かったでしょうね。でも、大丈夫よ」
薬丸「今はお腹空いて夢中になって食べてるだけ・・・なんだから・・・」
リーダー「そうだよ。決して無視してた訳ではないんだ」
円周「・・・うん」
手塩「・・・何があったのかは、先程会った、エステルという子から、聴いている」
手塩「一方通行の、仲間が・・・彼女の旧友に、操られている、そうなんだな」
リーダー「それだけじゃなくて・・・もっと事態は深刻なんです」
手塩「何・・・?」
視点変更
飛緒ゆみ SIDE
アルファル SIDE
ヴィラン SIDE
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
>>518 数年前だったら中村悠一さんを推してたかなー。俺妹とのコラボもやってたし
- 520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/20(火) 20:49:18.84 ID:mzS3zZcXO
- ゆみちゃん
中村さんはうーむ…
何でもできるからなー
- 521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/20(火) 20:49:31.71 ID:/d+uKmryO
- アルファル
- 522 :1 [saga]:2021/07/20(火) 21:01:02.89 ID:X5FV4PUE0
- -第七病院 病室-
ナル「・・・」コヒュー・・・コヒュー・・・
エステル「・・・」
オッレルス「・・・何か飲み物でも買ってくるよ」
エステル「いや、今は・・・」
オッレルス「遠慮しなくていいさ」
―スタスタ・・・
ゆみ「・・・彼女も、何か酷い目に遭ったんでしょうね・・・」
黄泉川「ああっ・・・それで、妹さんは製薬会社に誘拐され行方不明になり」
黄泉川「お母さんは精神的に病んでしまったと・・・」
ゆみ「今も実家で療養しています。祖母にお願いして・・・」
ゆみ「私は・・・この街に残って妹を探すために風紀委員になりました」
黄泉川「そうか・・・大変だっただろうじゃん。風紀委員は狭き門だから」
黄泉川「優秀だったって事じゃんよ」
ゆみ「そうなんでしょうか・・・でも、おかげで妹には会えましたからね・・・」
ゆみ「>>523」
- 523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/20(火) 21:19:44.57 ID:rqKNTq3uO
- ちょっと信じられなかったですけどね、あんな姿になるなんて…
- 524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/20(火) 21:20:04.58 ID:/d+uKmryO
- でも私は止めることも何もできませんでしたから…弱くて…
- 525 :1 [saga]:2021/07/20(火) 21:36:30.31 ID:X5FV4PUE0
- ゆみ「あんな姿になるなんて、ちょっと信じられなかったですけどね・・・」
黄泉川「普通ならそういう反応になって当然じゃん」
ゆみ「・・・私は止める事も、何も出来ませんでした・・・」
ゆみ「私はまみを・・・妹を助け出すまではこの街を出るつもりはありません」
ゆみ「・・・でも、祖母は言うんです」
ゆみ「見た目もそっくりだし同じ遺伝子なんだから」
ゆみ「お母さんのそばにお前が居ていればいい。そうすれば気が済むんだから、って」
黄泉川「なっ・・・?」
ゆみ「信じられますか・・・家族なのに・・・そんな事を言ったんですよ」
ゆみ「確かに私と妹は一卵性双生児で遺伝子は一緒です」
ゆみ「でも・・・でも、まみはちゃんとそれぞれ1人の人間・・・」
ゆみ「私が居ればいいって訳じゃないのに・・・」
ゆみ「なんで・・・なんであんな酷い事を・・・!」グッ
―ジワ・・・
黄泉川「・・・力んじゃダメじゃん。血が逆流してるじゃんよ」
ゆみ「っ・・・はい・・・」スーハー・・・
―ガラララッ
手塩「黄泉川・・・話は、済んだか?」
黄泉川「ああっ・・・一方通行はまだ・・・その、腹ペコ状態か?」
手塩「そうだな。・・・本部の襲撃犯と姫戯の誘拐犯、そして・・・」
手塩「一方通行の、友達を操り、その恋人も誘拐した黒幕が、わかった」
黄泉川「何?」
手塩「・・・亡本裏蔵。統括理事会の、1人。食糧事情を、管理している男だ」
黄泉川「統括理事会・・・!?」
ゆみ「・・・はい。間違いありません、私もその情報を得ています・・・」
ゆみ「>>526」
- 526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/20(火) 21:42:14.84 ID:rqKNTq3uO
- じゃあまみはそいつと共に行動してるってこと…?
でも一体どうして
- 527 :1 [saga]:2021/07/20(火) 22:09:16.39 ID:X5FV4PUE0
- ゆみ「まみはその亡本裏蔵の下に付いていると思うんです・・・」
黄泉川「こっちの情報では「フルコース」って暗部組織に動きがあると聴いたじゃん」
ゆみ「じゃあ、そいつらと一緒に行動してるんだと思います・・・」
黄泉川「ああっ。その情報通り、姫戯茉離を攫ってたじゃんよ」
ゆみ「でも、一体どうして・・・まみは誰も傷つけるような子じゃないのに・・・」
手塩「・・・暗部に墜ちれば、善悪の区別が付かなくなるほど・・・」
手塩「暗く、恐ろしい事を身に、脳に刻まれる。そのせい、だろう・・・」
ゆみ「・・・っ」
黄泉川「・・・とにかく、根源は判明したじゃんよ」
黄泉川「今すぐに亡本裏蔵に逮捕状を取ってやるじゃん。統括理事会だろうと」
黄泉川「子供に手を出した時点で、引き摺り降ろしても構わないじゃんよ!」
手塩「・・・そうだな。だが、一筋縄ではいかない、だろうな・・・」
ゆみ「確実に邪魔が入るアンタッチャブルですよ」
黄泉川「だけど、指を咥えて黙ってるだけなんて・・・ん?」
黄泉川「(通信が・・・高梁から?)どうしたじゃん、高梁?」
高梁『スマホでもテレビでもいいから、ニュース速報見てみろ。早くっ』
黄泉川「え?」
-第七病院 休憩所-
アルファル「あっ・・・」
オッレルス「君か。・・・一先ず、よくやってくれたと言わせてほしい」
オッレルス「まさかこんなにも早く打開策を見つけ出すとは・・・正直、驚いているよ」
アルファル「私じゃなくて、テレスティーナさんのおかげなんだけどね」
アルファル「>>528」
- 528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/21(水) 07:08:52.03 ID:AYMaISyNO
- アマゾンだとしても普通の人と同じように生活して欲しいから…
それなのにうまく行かなかった…!
- 529 :1 [saga]:2021/07/21(水) 19:05:31.39 ID:JPtuYB4p0
- アルファル「怪人だとしても、普通の人と同じように生活して欲しいって」
アルファル「力を貸してくれる事になったから、一安心したけど・・・」
アルファル「・・・それなのに、こんな事になるなんて・・・」
オッレルス「・・・何故、彼らを寄せ集めて連れて行こうとしたのか」
オッレルス「その理由はまだ知らなんだったかな?」
アルファル「?。うん・・・」コクリ
オッレルス「・・・俺が知りうる情報によれば、彼らは家畜として選ばれたんだ」
アルファル「家畜・・・?」
オッレルス「そう。彼らは生み出されてから、どのような生態へ進化していくのか」
オッレルス「この街の研究者達が各国へ送り出したんだ」
オッレルス「そして、今回の黒幕が彼らが食用として利用できるとわかり」
オッレルス「アマゾン畜産計画を立ち上げた。・・・その後は、わかるだろう」
アルファル「・・・本当、なの?それ・・・」
オッレルス「残念ながら、既にイギリスとこの街で残ったアマゾン達を除いて」
オッレルス「他の各国に居たアマゾンは連れて行かれたようだ」
アルファル「>>530」
- 530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/21(水) 19:10:27.74 ID:Jm7hAxw7O
- 世界中から家畜としてアマゾンを集めるなんてっ…!
- 531 :1 [saga]:2021/07/21(水) 19:36:37.95 ID:JPtuYB4p0
- アルファル「アマゾンを、家畜にするために集めるなんてっ・・・!」
アルファル「そんな事、誰が聴いたって許せるはずがないっ!」
アルファル「人を食べる事と同じだよ!」
オッレルス「・・・もしも、その論理を蔑ろにする人間がやっているなら」
オッレルス「それに共感する奴らに言っても無駄な事だ」
アルファル「そんな・・・。・・・でも、古来からカニバリズムが存在するなら・・・」
アルファル「現代でも、食人をする人達が居てもおかしくない・・・」
オッレルス「まぁ、儀式的意味合いとしてなんかじゃなくて」
オッレルス「娯楽で食べるんだろう。・・・さて、どうする?」
アルファル「どうするって・・・捕まった彼らを助け出すよ」
アルファル「そして・・・彼らを家畜にしようとしている黒幕を・・・」
オッレルス「>>532」
- 532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/21(水) 20:38:57.53 ID:xKU0ynpeO
- そう言うと思ったよ、僕としても看破出来ないし手伝おう
- 533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/21(水) 20:39:22.15 ID:urgF46TsO
- ぶっ倒す、だね
僕もそれには同意だね
- 534 :1 [saga]:2021/07/21(水) 21:12:05.97 ID:JPtuYB4p0
- オッレルス「そう言うと思っていたよ。俺もそれには同意する」
オッレルス「俺としても許される事ではないのは明白なのはわかってるし、協力しよう」
―ボカッ!
オッレルス「いだっ!」
アルファル「Oh・・・」
シルビア「」ゴゴゴッ
オッレルス「あー、シルビアさん?これは人助けだから別に引っぱたく事も」
シルビア「今回、お前はこの子の行く末を観察する事だった」
シルビア「そして?おめでたく予想を裏切ってくれて万々歳。後は帰るだけだろう」
オッレルス「けれど、見過ごす事は出来ないのは事実だろう?」
シルビア「この子達に任せておけば大丈夫でしょ。だ・か・ら、行くよ」ムンズッ
オッレルス「ちょ、痛たたたたっ!耳引っ張らないでっ!」
―ズルルルー
オッレルス「わ、悪いけど、せめてこれは渡しておいてもらえるか!?」
オッレルス「部屋の番号は869号室だ!」ポイッ
アルファル「あっ・・・」パシッ
オッレルス<シルビアさん痛いってば!耳離して!
シルビア<アンタが逃げるような素振りを見せなければそうするよ
アルファル「>>535」
- 535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/21(水) 21:21:32.51 ID:urgF46TsO
- あの人もアマゾンなのにあんなふうにお尻に引かれてるんだ…クスッ
- 536 :1 [saga]:2021/07/21(水) 21:50:38.89 ID:JPtuYB4p0
- アルファル「・・・あの人、結構すごそうだと思ってたけど・・・」
アルファル「あんな風にお尻に引かれてるんだ・・・」クスッ
アルファル「協力してくれそうだったけど・・・仕方ないね」
アルファル「じゃあ・・・これを届けに行ってあげよっか」
『それでは今朝のニュースを振り返りましょう』
『まずは、こちらです。仮面ライダーが少女を殺傷、後にライダーを殺害しました』
アルファル「・・・ん?」
手塩「早く、部屋へ、急ごう・・・!」
リーダー「ど、どうしたんですか、一体」
エステル「何があったと言うんだ・・・?」
薬丸「さぁ・・・?」
-病院 病室 869号室-
―ガラララッ
手塩「連れて、来たぞ」
黄泉川「・・・ああっ。また繰り返されるから、観てみるじゃん」
リーダー「はぁ・・・」
『仮面ライダーが少女を殺傷、後にライダーを殺害した事件について』
『統括理事会、亡本裏蔵氏が会見でこう述べました』
亡本『残忍、且つ誠に嘆かわしい行いに遺憾しており・・・』
亡本『私が唱えてきた証明を、今ここで以て断言します』
亡本『仮面ライダーは・・・危険な存在だ。正義を被った、化け物だと』
リーダー「・・・は?」
エステル「何だ、これは・・・!?」
薬丸「あの時の映像が、どうしてあるの!?」
黄泉川「>>537」
- 537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/21(水) 22:08:42.44 ID:urgF46TsO
- やってくれたじゃんよ、自分の陣営を正義にするためにこういうことをするなんてな
- 538 :1 [saga]:2021/07/21(水) 22:37:51.64 ID:JPtuYB4p0
- 黄泉川「やってくれたじゃんよ・・・」
黄泉川「自分の陣営を正義化するためにこんな手を使うなんてな・・・」
手塩「以前から、ライダーを、拒否してきていた、理由は・・・」
手塩「自身の、事業にとって、邪魔だったからなのか・・・」
アマゾンΩ(一方通行)『ガァアアッ!!』
DPスペクター(清ヶ)『』
ゆみ「っ・・・」ビクッ
黄泉川「・・・この映像は、間違いなく・・・そうなんだな?」
リーダー「・・・」
エステル「・・・この場には、私も居たが・・・」
エステル「直接、目の当たりには・・・していない」
薬丸「・・・あぁ・・・あぁぁ・・・」ヘタッ
手塩「しっかり、しろ」
亡本『これは作られた映像ではない。確固たる証拠・・・』
亡本『ライダー同士で争い、その際に少女をも巻き添えにしたのは事実』
亡本『従って私がすべき事、それは・・・平穏を脅かす危険物を取り除く事だ』
亡本『ライダーをこの街から追放すべきだ』
『ガンガンキャッチャー!』
リーダー「アァアアアアアアッ!!!」
―バキャァアアアッ!
薬丸「キャアッ!?」
黄泉川「お、おいっ!?何してるじゃん!?」
エステル「リーダー!気持ちはわかるが落ち着け!」
リーダー「こんな・・・こんな事っ・・・!」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/21(水) 22:48:06.24 ID:3LbhSCQzO
- ほい
- 540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/21(水) 22:48:11.32 ID:urgF46TsO
- おつらい
- 541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/21(水) 22:49:08.59 ID:da3RkWycO
- とりあえずビルド組呼ぼう、話はそれからだ
- 542 :1 [saga]:2021/07/21(水) 22:54:34.06 ID:JPtuYB4p0
- 今日はここまで
おやすみなさいませー
- 543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/21(水) 23:09:25.63 ID:3LbhSCQzO
- おつおつー
- 544 :1 [saga]:2021/07/22(木) 07:41:09.32 ID:Fr3hhpk+0
- 一方通行「あァ・・・胸糞悪いなァ。腸が煮えくり返ってきやがった」
リーダー「!?。ア、一方通行・・・?も、もう大丈夫なのかい?」
一方通行「ンな事よりもこっちのが重要だろ。・・・リアルタイムで放送してンのか?」
手塩「ああ、そう、みたいだな。それが、どうかしたか?」
一方通行「いや、随分と用意がいいと思ってなァ・・・始めっからこうなる事を想定してたのか」
一方通行「偶然この映像が手に入ったからなのかは知らねェが・・・」
一方通行「これで警備員はまともに動く事もままならなくなっちまうな」
黄泉川「そんな事はないじゃん。こいつはお前の友達とその恋人の子を誘拐してるのだから」
黄泉川「逮捕に踏み込む事は出来るじゃんよ」
ゆみ「あ、あの・・・この放送を観た人達がどれだけ、亡本に味方につくかわかりませんが」
ゆみ「誘拐されたその人を見つけないと、言葉だけでは事実ではないと思われるでしょうし」
ゆみ「逮捕したとしても、統括理事会の権限を使ってすぐに釈放されるかもしれませんよ・・・?」
黄泉川「っ・・・!」
リーダー「・・・頭を、冷やしてくる」
エステル「あっ、リ、リーダー!待つんだ!」
―ガラララッ パタン
ナル「・・・」コヒュー
一方通行「・・・薬丸。こいつの容態はどうなンだ」
薬丸「手術は上手くいって、目が覚めるのを待つだけだって・・・」
一方通行「・・・そうか」
一方通行「>>545」
午前中は仕事でせうので
そういや昨日で上条さんがインさんと出会って17年目になるんでせうなー
- 545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 08:29:30.41 ID:NIFpbbEqO
- おつおつー
もう上条さんもアラサー超えですことよ
あの医者の腕は確かだからな…
あとはコイツの精神力次第だろ…
…今のまま迂闊に行っても上手く行ける保証はねェし治さねェと…
- 546 :1 [saga]:2021/07/22(木) 11:38:03.78 ID:mrQaXyAw0
- 一方通行「あの医者の腕は確かだからな。心配はねェし、あとはコイツの精神力次第だ・・・」
薬丸「・・・一方通行、これから・・・どうするの?」
一方通行「・・・今のまま迂闊に赴いたところで、アイツのクソ惨めな考えを」
一方通行「打破出来る保証はねェ・・・。・・・清ヶにも俺じゃあ敵わねェしな」
薬丸「そんな・・・一方通行らしくないわよ!?なんでそんな弱気になってるのよ!」
一方通行「・・・あの時、こいつと攻撃を仕掛けようとしただろ」
薬丸「え?・・・そ、そうみたいだったよね。でも、急に違うところに行ってなかった?」
一方通行「ああ・・・あの時、俺は円周を殺す幻覚を清ヶに見せられちまってたンだ」
薬丸「っ・・・!?」
一方通行「まァ・・・それだけで俺はアイツに怖じ気ついてはいねェ。・・・けどな」
一方通行「別の意味で・・・怖じ気ついちまってンだ・・・」
手塩「・・・あの子を、傷つけてしまうんじゃないか、という不安にか?」
黄泉川「そんな事、お前がする訳ないじゃんよ。不安なんてする事は」
一方通行「ない、って言い切れる根拠はなンだ?・・・確かに幻覚だ、あンなもン」
一方通行「・・・ただ・・・結構効いてンだよ」
―スタスタ・・・
薬丸「ま、待ってよ。どこ行くの?」
一方通行「・・・俺も頭冷やしてくるだけだ。それとな、黄泉川」
黄泉川「!。・・・どうしたじゃん?」
一方通行「・・・」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
>>545 あんれまー
- 547 :1 [saga]:2021/07/22(木) 11:44:04.30 ID:mrQaXyAw0
- ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 11:45:18.84 ID:NIFpbbEqO
- 頑張れ
- 549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 11:45:30.37 ID:hOeKpjraO
- こういう葛藤いい…
- 550 :1 [saga]:2021/07/22(木) 12:13:17.17 ID:mrQaXyAw0
- 一方通行「・・・亡本の野郎は近日中にパーティを開くみてェだ」
一方通行「そン時、出される料理ってのはワシントン条約に引っかかるヤベェもンばかりで」
一方通行「ひっ捕まえるのには良い材料になンじゃねェのか?」
黄泉川「・・・ああっ、当然じゃん。そのパーティはどこで開かれるじゃん?」
黄泉川「統括理事会が開くとするなら、第三学区辺りが妥当だと思うが・・・」
一方通行「・・・さァな。俺の情報でも奴がどこでやるってのかはわからねェ」
一方通行「何せ奴が居るつってる施設も全部がダミーだってンだからな」
黄泉川「・・・そうか。それなら、当てずっぽうで行くしかないじゃん」
一方通行「・・・精々、上手くやれよ」
―スタスタ・・・
黄泉川「手塩、私は先に支部に戻って調査の準備をしとくじゃんよ」
手塩「私は・・・?」
黄泉川「アイツのそばに居てやるじゃん。私よりも育ての親である、お前の方が・・・な?」
手塩「ああ・・・わかった」コクリ
黄泉川「じゃっ、任せたじゃんよ」
―スタスタ・・・
薬丸「・・・お願いします。私も行きたいですけど・・・」
手塩「わかっている。その子を、見守って、あげてくれ」
―スタスタ・・・
薬丸「・・・あ、そういえば円周は・・・?」
薬丸「(手塩さんに呼ばれた時に、付いて来てなかったんだっけ・・・)」
-第七病院 休憩所-
亡本『私が自作自演をしているというその証拠を見せてもらいたいものだ』
アルファル「・・・」
円周「・・・」
アルファル「あっ・・・。・・・どうしたの?」
円周「・・・一方通行が目覚めて、私とすれ違った時・・・」
円周「>>551」
- 551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 12:18:28.70 ID:hOeKpjraO
- 迫力がすごくて…きっと虱潰しでもやりに行くと思うよ…!
- 552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 12:18:44.58 ID:NIFpbbEqO
- すごい目をしてた…
- 553 :1 [saga]:2021/07/22(木) 12:52:07.96 ID:mrQaXyAw0
- 円周「すごい目になってた・・・」
円周「結膜まで真っ赤になってて・・・すごく、怖かった・・・」
アルファル「・・・座って?」
円周「・・・」ポスン
アルファル「・・・あの人がアマゾンって事は知っていたの?」
円周「・・・うん。私が小さい頃、お話し相手になってあげてて・・・」
円周「でも、あんな風になった事は一度も見た事なかったよ・・・」
アルファル「・・・嫌な事が積み重なって、怒りが募ったからなんじゃないかな」
円周「でも・・・清ヶお兄ちゃんは操られていたんだから・・・」
円周「清ヶお兄ちゃんは悪くないよ・・・悪いのはあのおじさん。だから・・・」
アルファル「・・・誰が悪いとか、そういうのであの人が怒ってるんじゃなくて」
アルファル「負けた悔しさから怒ってるんじゃないかな」
アルファル「この街ですごく強いんだよね?それなら、人1倍悔しがると思う」
円周「・・・」
アルファル「>>554」
- 554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 13:04:23.95 ID:NIFpbbEqO
- 弱さをあなたには見せたくなかったのかもね
- 555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 13:04:55.07 ID:hOeKpjraO
- その悔しい彼をあなたはどうしたいの?
もちろん隣で支えてくれるんだよね
- 556 :1 [saga]:2021/07/22(木) 15:04:46.17 ID:mrQaXyAw0
- アルファル「その弱さを・・・貴女には見せたくなかったのかもね」
アルファル「・・・彼を貴女はどうしたいの?」
円周「・・・そばに居たら、迷惑になっちゃうから・・・」
円周「見守るだけでも・・・いいと思ってた・・・けど・・・」
アルファル「違うよね?」
円周「・・・」コクリ
アルファル「・・・私もね、人じゃなくて・・・可愛がってる猫なんだけど」
アルファル「一度は私のせいで・・・傷つけてはいないけど酷い子事をしてしまった」
アルファル「でも、ママが来てくれたおかげで助かったの」
アルファル「その時までは、私も・・・貴女と同じ気持ちになってたから、わかるよ」
アルファル「救う事が出来ない無力さを感じて、悲しみに浸っているかもしれない」
アルファル「でも、あの人のそばに居てあげないと・・・」
アルファル「あの人も同じ気持ちのままなんだよ」
円周「>>557」
- 557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 15:11:14.41 ID:NIFpbbEqO
- そうだね、一方通行がそう思ってるなら私は…
そう思ってなくてもいたいけど
- 558 :1 [saga]:2021/07/22(木) 16:21:54.84 ID:mrQaXyAw0
- 円周「・・・うんうん、そうだね。一方通行がそう思ってるなら・・・」
円周「そう思ってなくても、私はそばに居てあげたい」
アルファル「それでいいんだよ。何か飲み物持っていってあげたらどうかな?」
円周「うんうん、そうしてみるね。アドバイスしてくれて、ありがとう」
円周「えっと・・・あなたはだあれ?」
アルファル「私はアルファルだよ。貴女は?」
円周「私はね、木原円周」
アルファル「円周。私は別行動するけど・・・」
アルファル「恐らくあの人と同じ場所に行く事になるだろうから、その時は」
アルファル「援護してあげるよ。だから、心配しないでね」
円周「うんうん。一方通行の事・・・お願いね」
-病院 病室 869号室-
薬丸「・・・」
ナル「・・・」コヒュー・・・コヒュー・・・
―ガラララッ
薬丸「・・・え?」
「失礼します。・・・ナルハ・・・」
薬丸「(・・・ナルにそっくり・・・って事は)あの・・・ナル、ハのお母さん・・・?」
作楽木母「ええっ。娘が重症だと連絡がありましたので・・・」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 16:32:08.77 ID:NIFpbbEqO
- ほい
- 560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 16:32:15.15 ID:mBEbAslUO
- んにゃー
- 561 :1 [saga]:2021/07/22(木) 16:51:01.29 ID:mrQaXyAw0
- 薬丸「・・・っ!」
―バッ
―ザッ・・・
薬丸「ごめんなさい!ごめんなさいっ!」
作楽木母「え・・・っ?」
薬丸「こ、こうなったのは、仲ま・・・友達との、その・・・喧嘩で起きた事で・・・」
薬丸「この子は止めようとして、でも、止められなくて・・・」
薬丸「で、でもっ!友達も決して悪気があってやったんじゃないんですっ!」
薬丸「必死になってたんです!大事な人を、助けたくて、それで・・・っ!」
薬丸「私っ、私が、ぅっ・・・止めてあげ、られ、てったら、ぇぐっ・・・」ポロポロ
薬丸「こんな事に、なら、なかったんで、すっ・・・!」
薬丸「ごめん、なさ゛いっ!ごめ゛んな゛さい!」
薬丸「私の事を、ぇぐっ・・・引っぱたいても、蹴飛ばしてもいいですから・・・」
薬丸「友達の事は、許してあげてくださいっ!」
作楽木母「・・・」
―ナデナデ
薬丸「っ・・・」
作楽木母「顔を上げてください。・・・わかっています」
作楽木母「この子から、ずっと貴女方のお話しを聴かせていただいているんです」
薬丸「え・・・?・・・そ、そうなんですか?」
薬丸「(連絡取ってないって言ってたのは、嘘って事・・・?)」
作楽木母「お友達のせいで重症になった事には、少し・・・戸惑いました」
作楽木母「けれど、きっとそれには複雑な理由があるからなんですよね?」
作楽木母「私はナルハが信じている貴女方を信じます。それが母親なのですからね」
薬丸「>>562」
- 562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 17:22:39.79 ID:NIFpbbEqO
- あ、ありがとうございますっ…
ナルも頑張ってくれました、今も頑張ってますけど…私が不甲斐ないばかりに…
- 563 :1 [saga]:2021/07/22(木) 18:12:07.47 ID:mrQaXyAw0
- 薬丸「あ、ありがとうございますっ・・・」グシッ
薬丸「ナルはとっても頑張ってくれました。今も頑張ってますけど・・・」
薬丸「私が不甲斐ないばかりに・・・」
作楽木母「いいんです。貴女が無事でこの子も、安堵しますよ」
薬丸「そう、ですか・・・それなら、いいんですけど・・・」
作楽木母「この子はこの街へ来てから・・・寂しかったと話していました」
作楽木母「もうお家に帰りたい、この街が嫌いになった、って・・・」
薬丸「ナルが、そんな事を・・・全然知りませんでした・・・」
作楽木母「随分昔の話ですからね、恥ずかしくて話したくはなかったんでしょう」クスッ
作楽木母「それからしばらくして、ナルを引き取る手続きをしている時に」
作楽木母「やっぱりこの街に居ると言ってきたんです。友達が出来たから」
作楽木母「もう寂しくなんかないよ、と明るくなっていたのがわかりました」
作楽木母「ですから・・・貴女方にはとても感謝しています」ニコリ
薬丸「お母さん・・・」
作楽木母「・・・そのお友達に何があったのか、わかちませんが・・・」
作楽木母「また仲直りしていただける事を、願っていますよ」
薬丸「>>564」
- 564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 18:18:04.64 ID:NIFpbbEqO
- …はい!
必ず私達みんなで力を合わせてやりますから…!
まともなお母さん?
- 565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 18:18:33.66 ID:mBEbAslUO
- 仲直りしますよ、そのために一発ちゃんとやり返してからですけどね!グシッ
- 566 :1 [saga]:2021/07/22(木) 18:55:20.91 ID:mrQaXyAw0
- 薬丸「・・・はい!必ず・・・必ず仲直りして・・・」
薬丸「これからも皆で力を合わせ漫画を描いていきますっ」
薬丸「友達には・・・ちゃんと言い聞かせておきますので、ご心配なく」
作楽木母「あまり過度にはしてあげないでくださいね?」クスッ
薬丸「いえ、きっちり落とし前を付けさせます」
作楽木母「あら、怖いです事・・・」クスッ
ゆみ「・・・」
ゆみ「(懐かしいな・・・私達もあんな頃があって、楽しかったよね・・・)」
ゆみ「(まみもあんな風に笑い合ってたりして・・・)」
ゆみ「(>>567)」
>>564 一週間フレンズの藤宮さんのお母さんみたいな感じ。声は高山みなみがいいなーって
- 567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 20:04:07.09 ID:mBEbAslUO
- そうか…私もそうしたいんだ…
みんなと協力してやっていけばまみも…
- 568 :1 [saga]:2021/07/22(木) 20:20:02.15 ID:mrQaXyAw0
- ゆみ「(・・・そっか。私もそうしたいんだ・・・)」
ゆみ「(私の場合は友達じゃなくて、家族としての問題だけど・・・)」
ゆみ「(きちんとあの子の気持ちを理解してあげたらよかったんだ・・・)」
ゆみ「(無我夢中になって、抵抗だけしかしてなかったから・・・)」
ゆみ「(話し合えなくて・・・負けちゃったんだよね・・・)」
ゆみ「(あの人達と協力してやってみれば・・・)」
ゆみ「っ・・・ね、ねぇ・・・ちょっと、ごめん」ムクリ
薬丸「え?・・・私?」
ゆみ「うんっ・・・あのね、さっきの話の事なんだけど・・・」チラッ
薬丸「・・・ナルのお母さん。少し込み入った話をしますので・・・」
作楽木母「ええっ、廊下で待っていますね」コクリ
―ガラララッ パタン・・・
薬丸「・・・で、何?」
ゆみ「私の妹も亡本に利用されてるっぽいの。だから・・・」
ゆみ「・・・足手纏いには絶対ならないから、協力させてほしいの」
薬丸「・・・」
- 569 :1 [saga]:2021/07/22(木) 20:55:19.79 ID:mrQaXyAw0
- -学園都市 第一五学区 テレビ局-
―パシャパシャッ パシャパシャッ
「亡本様。そろそろお時間です」
亡本「ふむ・・・では、これで失礼する。取材の一面は必ず私の部下に目を通す事だ」
「あの!先程の発言が本気だとすれば、この街の都民が信じると思いですか?」
「少なくとも・・・半数以上は信じようとしないと思いますが」
亡本「・・・何故だ?あの映像が何よりの証拠ではないか」
亡本「信じまいとしても、私の決定事項でライダーには気の毒に思うが・・・」
亡本「この街には居てもらっては困るのだよ」
―スタスタ・・・
-第一五学区 高速道路-
―ブロロロロローッ
亡本「(やっとうるさい蠅共から離れられるな)」
亡本「(・・・しかし、こうも事が進むとは実に清々しいものだ)」
亡本「(私の事業の利益が向上し、更なる利益を得られる)」
亡本「(そのためには、まず邪魔なライダー共を消し去らなければならなかった)」
亡本「(が、それも時間の問題となったな)」
「亡本様。お電話です」
亡本「ふむ・・・私だ。予定変更は伝えてくれたのか?」
亡本「・・・では、断念せざるを得ない客達には3日後」
亡本「ホテルでのパーティを開く予定とする。いいな?」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 20:59:06.96 ID:NIFpbbEqO
- ほい
- 571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 20:59:12.59 ID:mBEbAslUO
- な
- 572 :1 [saga]:2021/07/22(木) 21:18:02.67 ID:mrQaXyAw0
- 亡本「・・・では」
―ガチャン
亡本「おい、エスコフィエ号まではどのくらいかかる?」
亡本「30分居ないに到着しろ。さもなければクビだぞ」
「はい」
―ブロロロロローッ!
-学園都市 第一一学区 運河 エスコフィエ号-
亡本「・・・丁度だな。今度からは5分短縮しろ」
「かしこまりました」
菱形「どうも亡本さん。「フルコース」は船でネクターの採取をしてますよ、うん」
亡本「ふん・・・所詮Bランクの味気ないものだが、仕方ないな」
DPスペクター(清ヶ)「」
亡本「・・・それはアイツなんだな?姿が違うが」
菱形「もちろんそうですよ。強化形態に変身してるだけですからね、うん、」
菱形「姫戯の回収は済みましたので、命令権は僕に戻ってます」
亡本「では・・・今後は私がその命令権を譲り受けようか」
菱形「>>573」
- 573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 21:29:27.29 ID:NIFpbbEqO
- 構いませんけどどうするんですか?
- 574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 21:29:40.60 ID:mBEbAslUO
- んーしかしこの子は僕の友達ですからね
- 575 :1 [saga]:2021/07/22(木) 21:42:18.00 ID:mrQaXyAw0
- 菱形「んー・・・構いませんけど、ずっと操り人形として使うつもりなんですか?」
亡本「当然だ。こいつが使い物にならなくなるまでな」
亡本「学園都市最強だった一方通行を葬ったんだ」
亡本「誰でも喉から手が出るほど使いたいだろう」
菱形「そうですか。・・・あー、ただ1つ誤りがありますね、うん」
亡本「何?」
菱形「一方通行はまだ生きてますよ?うん、今頃あのニュースを観て・・・」
菱形「貴方を殺すプランでも立ててるんじゃないですかねー」
亡本「馬鹿な。心臓を貫かれて生きているだと?」
菱形「彼はアマゾンですよ?それも特別な存在であり・・・」
菱形「そう簡単に死ぬ訳がありませんね。うん」
亡本「・・・なら、早速使ってやろう」
菱形「では・・・これからは亡本様の言う事を聴く事。いいね?」
DPスペクター(清ヶ)「」コクリ
亡本「一方通行を殺せ。病院事潰しても構わん、確実に始末しろ」
菱形「あー、それは流石にやり過ぎじゃ?」
亡本「私の事業の利益を得るための、致し方ない犠牲に過ぎん」
亡本「邪魔なライダーを消し去るためにも、民間に不興を買わせるだけだ」
菱形「・・・>>576」
- 576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 21:46:17.03 ID:NIFpbbEqO
- んー流石に病院はまずいかと、あまり醜態を晒しすぎると他のライダーがこっちに来ますよ
ただでさえアマゾンは厄介なのに
- 577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 21:47:27.32 ID:NIFpbbEqO
- それは賛成しかねますね、一方通行だけを狙うならこっちが出てこずとも向こうから来たときにやればいいだけですし
その子の強さはわかったでしょう?
- 578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 21:47:51.85 ID:mBEbAslUO
- それは承服できませんね
- 579 :1 [saga]:2021/07/22(木) 22:08:11.56 ID:mrQaXyAw0
- 菱形「んー・・・流石に病院ごとがマズいですよ。あまり醜態を晒しすぎると」
菱形「他のライダーがこっちに来ますよ?ただでさえアマゾンは厄介ですのに」
菱形「それに、一方通行だけを狙うならこっちが出てこずとも」
菱形「向こうから来た時にやればいいだけだと思いますよ?」
亡本「手を先に打てばこちらが有利になるだろう。それくらいわかれ」
菱形「いやいや、無謀って言葉知ってます?」
亡本「私がやるのではない。コレがやるのだから、そんな言葉は当てはまらないぞ」
亡本「一方通行を殺せるコレなら、すぐに片付けられるだろう?」
菱形「・・・ええ、まぁ。うん」
亡本「それならさっさと行け。一方通行を殺せ」
DPスペクター(清ヶ)「」コクリ
亡本「用がないなら、私は先に行くぞ」
菱形「・・・」ハァー
菱形「わかりましたよーっと」
-学園都市 第一一学区 運河 エスコフィエ号 調理室-
―ガタッ ガタガタ ガタッ ガタッ
まみ「っ・・・!」フーフー
シェフ「さて、これで今回の調整は終わりです。ネクターもそれなりに集まりましたね」
まみ「っぷは!」
シェフ「貴女のネクター、B級ですがデザートに使えます。安心しなさい」ポン
まみ「・・・はい」コクリ
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 22:25:51.88 ID:NIFpbbEqO
- ほい
- 581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 22:26:05.34 ID:mBEbAslUO
- あ
- 582 :1 [saga]:2021/07/22(木) 22:31:49.04 ID:mrQaXyAw0
- 今日はここまで
おやすみなさいませー
- 583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 22:58:57.77 ID:NIFpbbEqO
- おつおつ
- 584 :1 [saga]:2021/07/23(金) 08:55:27.81 ID:3/OFdjuY0
- シェフ「とにかく量が必要よ。時間が押しているから、この際品質は問わないわ」
まみ「あ、あの、まだ、足りないんですか・・・?」
まみ「た、確かに姫が戻れば、もう皆には手を出さないと、約束しましたが・・・」
シェフ「もちろんよ。私は約束は守るわよ!大事な食前酒との約束よ。破るわけないわ」
シェフ「・・・でも、その皆って何の事かしら?」
まみ「・・・え?」
シェフ「貴女の他にも子供達が居るのは知っていたけど・・・」
シェフ「ここに子供なんていたかしら」
シェフ「ここには最初から食材しかいないわよ?」
―ゴゴン・・・
まみ「・・・!?」
シェフ「ここまで準備するのに苦労したのよ。ネクターの製造ラインを造るのにね」
まみ「ぁ・・・ぁぁ・・・」
シェフ「けれど、やっぱり透明度が低いのよねぇ。この程度しか出来ないなんて」
シェフ「ひどいものよ。食前酒、見て頂戴」
まみ「・・・まだ・・・生きてるん、ですか・・・?」
まみ「みんな、まだ・・・死んで、いないですよね・・・?」
シェフ「当たり前じゃない。生きていなかったらネクターが脳内で分泌されないもの」
シェフ「見なさい。心臓がある箇所を裂いて繋いでいるパイプから採取しているのよ」
シェフ「貴女や姫戯と違ってアナログだけれど、手っ取り早く採取できるから」
シェフ「私とスーシェフの能力を使って採取しなくて済むわ」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 08:56:18.24 ID:h/mmV7fuO
- きつい…
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