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安価とコンマで異世界転生!その3

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113 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/23(水) 19:32:02.84 ID:QTOuBDwno
男「やべぇ!弓ノコギリを持ったクレリック がいる!」

氷魔「……えっ……弓とノコギリを……?」

男「ちげぇ!弓ノコギリだ!」


その部屋は作業場のようで、
弓のような形の切断工具を持ったクレリックがひしめいていた


ぶりっ子「うわ!めちゃくちゃいますよ!どうします!?」

男「どうするもこうするも……この前の村とおんなじ奴らなら、問答無用でぶっ飛ばすだけだ」

114 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/23(水) 19:34:44.12 ID:QTOuBDwno
氷魔「……そうですね……」

男「……氷魔が!」

氷魔「……やっぱ私ですか……」

中華「でもさ、いかにも作業員って感じだし、いきなりは可哀想だよ」

ぶりっ子「甘いんですね。じゃあ聞いてみましょう」

男「そうだな。やいそこのクレリックども!ちょっと聞きたいことがある!いいか!?」


>>下1……クレリックの反応
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 19:38:31.79 ID:B8hddZhoO
お前ら…リストに載ってるコロス…
116 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/23(水) 20:41:39.39 ID:QTOuBDwno
クレリック「お前ら…リストに載ってるコロス…」

男「えっ!?そんなのあんの!?」

クレリック「当たり前だ……」

男「当たり前なのかよ!……頼むぜ!氷魔!」

氷魔「……はぁ……しょうがないですね……極大氷魔法ッ!」


>>下1コンマ下一桁-1……生き残った人数
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 20:47:28.34 ID:DwW/YGfk0
おりゃ
118 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/23(水) 21:50:21.30 ID:QTOuBDwno
彼女の爆発的な威力の魔法に、
数十人いたであろうクレリックたちは、
その威力に直接巻き込まれなかった三人のみとなっていた


中華「うーん、惚れ惚れする威力だ」

男「ふぃー……涼しくなったぜ。なんせ人が沢山いたから、気温が高いのなんの」

クレリックA「あ……あ……!」

ぶりっ子「完全に怯えちゃってますねぇ。まぁ私も最初は超びっくりしましたけど」
119 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/23(水) 21:54:50.83 ID:QTOuBDwno
氷魔「……さて……三人ですか……私が出るまでもなさそうですね……」

男「ああ。危なそうな工具を持ってるが、戦闘力は一般人とさして変わらんだろう」

中華「そうだね。うーんでも、自分の手で殺すってのはやっぱり気が引けるね。魚とかなら自然にやれるのに」

ぶりっ子「……あぁ、そうだ」

中華「おや、どうしたんだい?」

ぶりっ子「私たちは探し人をしています。大きな槍を持ったやる気に満ち溢れた青年をご存知ないですかぁ?」

クレリックB「え……?」

ぶりっ子「質問に答えなさい。命が惜しければ……ってことです」

クレリックC「>>下1」
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 22:14:59.24 ID:ABcqPOFB0
最上階にいます
121 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/23(水) 22:54:59.17 ID:QTOuBDwno
クレリックC「最上階にいます」

ぶりっ子「なるほど。分かりました……」


すると彼女はドラゴンスレイヤーを振り上げる
しかし、それを静止する者もいた


男「……別に、喋ったら助けてやるとは言ってないけどさ。それは粋じゃないぜ」

ぶりっ子「仲間を奪って敵対してくる相手にですかぁ?」

中華「……仕方ないさ。争いは誰かが止めなきゃ終わらないと思うよ」
122 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/23(水) 23:02:49.58 ID:QTOuBDwno
氷魔「……結局、鍵は見つかりませんでしたね……」

男「この部屋にあったかもしれないけど、この惨状じゃあ無事に残ってるか分からんしな。まぁ指示したのは俺なんだが」

中華「まぁ、どうとでもなるさ。大扉の前に戻ろう」


一行は凍りついた作業場から出て、
最初に訪れた大扉の前へと戻ってきた


ぶりっ子「よーし、ぶち破りますよぉ!」

男「あ、そうだ。ちょっとこれ試したいんだが」


彼は持ってきていた炎属性の厨二的な太刀を構える


ぶりっ子「なるほど、試し切りですかぁ」

氷魔「……面白そうですね……」

男「よっしゃ!行くぜ!」


>>下1コンマ……太刀の切れ味

1?20……安物のナイフレベル
21?40……一般的な剣のレベル
41?60……よく斬れる高級な剣のレベル
61?80……業物。超高級な剣のレベル
81?100……逸品。並ぶものの少ない剣のレベル
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 23:05:13.45 ID:5bbDKMODO
124 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/23(水) 23:15:55.69 ID:QTOuBDwno
本日はここまでです
ありがとうございました
125 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/24(木) 19:15:39.10 ID:h8MwR4+mo
・男
【筋力】77【HP】58【素早さ】161【MP】72【顔面】70【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:厨二っぽい太刀(炎属性)
防具:アイアンブレラ
習得魔法:氷魔法 闇魔法 風魔法
所持:麻薬(2回分)"人は空を羽ばたけるのか?"鳥人間強制改造本ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
(経験値14/24……レベル15)

・中華
【筋力】72【素早さ】137【HP】??+34【MP】28【中華料理】99【顔面】76【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
『器用』(回数で壊れるアイテムを一回多く使え、罠や精密機械などに関するコンマ判定にボーナスが付く)
武器:ボーンランス
防具:グレートアーマー
習得魔法:マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
所持:危険な国三選
(経験値20/23……レベル14)

・氷魔【筋力】117【HP】??+29【MP】135【素早さ】113【料理】37【顔面】37【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:スフィアローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
所持:異性にモテる為の本(所持継続一日以上で【顔面】+5)
(経験値8/23……レベル13)

・やる気
【筋力】147【HP】47【MP】119 【素早さ】165【顔面】36【加護】20
『殺る気』(殺せると思った相手へのダメージ二段階上昇)
武器:スパイラルランス
防具:グレートアーマー
習得魔法:回復魔法 マナ電流互換改 洗濯魔法 水質検査魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値9/24……レベル15)

・ぶりっ子
【筋力】96 【HP】??+26【MP】111【素早さ】68【料理】73【加護】10
【顔面】58
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
『毒手』(攻撃を命中させた相手に永続スリップダメージ)
武器:ドラゴンキラー
防具:アイアンブレラ
習得魔法:氷魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
(経験値21/23……レベル14)

【所持アイテム】竜毒血清、毒竜管、人造人間の子宮、金属
不思議な赤石、銀の鎖鎌、危険物の魔導書(乙種)人間サイズの蛇の胴体パーツ、邪教典

【ギルドの資金】474075
126 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/24(木) 19:19:51.38 ID:h8MwR4+mo
彼の一撃でドアは両断され、
倒れる前に燃え尽きて灰になって消えた


中華「いい火力だね」

男「そうだな。よほど厚い肉じゃなきゃ完全に焦げちまう」


その部屋には大きな階段が一つあるだけであった
一行は石造りのそれを登り、上の階へ辿り着いた
127 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/24(木) 19:28:22.01 ID:h8MwR4+mo
ぶりっ子「ここ、何階まであるんでしょうね……」

氷魔「……分からないですね……」


その部屋は特になにもなく、
登ってきた階段があるのみで、
東西に一つづつ扉がついている


男「どっちに行こうか?」


そのとき、東のドアから足音がする

誰かがこの部屋に向かっているようだ。

一行は身構え、入ってくるであろう何かを待ち構えた


>>下1……入ってきた人物
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 19:31:13.72 ID:wsUNSwPY0
腕利きの忍術使い
129 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/24(木) 20:09:29.96 ID:h8MwR4+mo
入ってきたのは腕利きの忍術使いであった


忍術使い「む!何奴!」

男「……忍者?」

忍術使い「むむ……リストに覚えがあるぞ!」

中華「別人だよ」

忍術使い「嘘をつくな!影分身!」

氷魔「……『影』分身……?まさか……」
130 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/24(木) 20:50:06.09 ID:h8MwR4+mo
戦闘開始!

忍術使いは『分身の術』を発動したため、
このターンの間素早さが+100されます
(忍術使いは特技としてターンに一度忍術を使用できます)


男の【素早さ】161
忍術使いの【素早さ】200


ぶりっ子「分裂しましたよぉ!?」

忍術使い「苦無ショット!」


彼の放った苦無は中華に向けて鋭く飛んでくる


>>下1コンマ下一桁×3……苦無のダメージ
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 21:01:55.18 ID:UnrRDX4A0
132 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/24(木) 22:01:41.11 ID:h8MwR4+mo
中華に12ダメージ!
衝撃の半分は鎧が吸ってくれたようだ


中華「くっ!まだまだ!」

男「大丈夫か!?」

忍術使い「随分と丈夫だな。常人なら既に死んでいるはずだ……!」

ぶりっ子「そりゃ丈夫ですよ。嫌々ですけど、研鑽しましたからねぇ!」


彼女は攻撃を終えた忍術使いへと接近し、
ドラゴンキラーを振り抜いた


>>下1コンマ下一桁×3……ぶりっ子の攻撃ダメージ(コンマ値35以上で忍術使いは回避する)
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 22:02:41.63 ID:RnsGRKDDO
はい
134 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/24(木) 22:32:14.46 ID:h8MwR4+mo
しかし、彼女の一撃は忍術使いの分身にヒットした
分身は霧散して、本体は無事である


忍術使い「ふはははは!我が忍術は最強にござるよ!」

男「そうかもな。だが、お前の頭はザコだ」

忍術使い「!!」

男「忍術ってのは戦術も含むだろ?別に図った訳じゃないが、いい露払いになってるんだぜ!」
135 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/24(木) 22:36:22.06 ID:h8MwR4+mo
ぶりっ子「よし!やっちゃって下さい!」

忍術使い「なんの!この程度切り抜けてみせるわ!」

男「いくぜ!」

忍術使い「見切った!」


彼は男の構えを見て、即座にその間合いから外れた
しかし、そんな彼の後ろに人影があった


男「……ただし、中華がだ!」

忍術使い「なにっ!」

中華「でりゃあああっ!!」


>>下1コンマ下一桁×2.5……中華の攻撃のダメージ(コンマの値が89以上で回避される)
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 22:45:53.97 ID:UnrRDX4A0
137 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/24(木) 22:51:32.45 ID:h8MwR4+mo
エアバッグのような破裂音。
目の前の胡散臭い男は、衝撃を受けて消滅した。


忍術使い「食らったら死んでいた……だが、そいつもまた俺の分身だ」

男「もう分身はいないようだな」

忍術使い「それはどうだろう。だが、一番すばしっこそうなのはお主だ。ここでお主の攻撃を回避して、完全勝利を目指すでござるよ!」

男「抜かせ!ここで灰にしてやる!」


>>下1コンマ下一桁×3……男の攻撃のダメージ
(忍術使いの【HP】は20)
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 22:53:02.62 ID:RpyStHLGO
139 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/24(木) 22:56:33.53 ID:h8MwR4+mo
本日はここまでです
ありがとうございました
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 08:21:43.73 ID:9PY+bEbDO
乙です
141 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/25(金) 19:05:23.97 ID:/nZVgr1yo
・男
【筋力】77【HP】58【素早さ】161【MP】72【顔面】70【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:厨二っぽい太刀(炎属性)
防具:アイアンブレラ
習得魔法:氷魔法 闇魔法 風魔法
所持:麻薬(2回分)"人は空を羽ばたけるのか?"鳥人間強制改造本ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
(経験値14/24……レベル15)

・中華
【筋力】72【素早さ】137【HP】??+34【MP】28【中華料理】99【顔面】76【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
『器用』(回数で壊れるアイテムを一回多く使え、罠や精密機械などに関するコンマ判定にボーナスが付く)
武器:ボーンランス
防具:グレートアーマー
習得魔法:マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
所持:危険な国三選
(経験値20/23……レベル14)

・氷魔【筋力】117【HP】??+29【MP】135【素早さ】113【料理】37【顔面】37【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:スフィアローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
所持:異性にモテる為の本(所持継続一日以上で【顔面】+5)
(経験値8/23……レベル13)

・やる気
【筋力】147【HP】47【MP】119 【素早さ】165【顔面】36【加護】20
『殺る気』(殺せると思った相手へのダメージ二段階上昇)
武器:スパイラルランス
防具:グレートアーマー
習得魔法:回復魔法 マナ電流互換改 洗濯魔法 水質検査魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値9/24……レベル15)

・ぶりっ子
【筋力】96 【HP】??+26【MP】111【素早さ】68【料理】73【加護】10
【顔面】58
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
『毒手』(攻撃を命中させた相手に永続スリップダメージ)
武器:ドラゴンキラー
防具:アイアンブレラ
習得魔法:氷魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
(経験値21/23……レベル14)

【所持アイテム】竜毒血清、毒竜管、人造人間の子宮、金属
不思議な赤石、銀の鎖鎌、危険物の魔導書(乙種)人間サイズの蛇の胴体パーツ、邪教典

【ギルドの資金】474075
142 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/25(金) 19:09:08.71 ID:/nZVgr1yo
6ダメージ!


彼の振るった太刀は見事忍術使いを捉えた
しかし、彼もまた全力で回避を試みており、
ダメージを逃がされ、致命傷にはならなかった


忍術使い「……はっ……くそ!」

男「こっちのセリフだよ……!まだピンピンしてやがる」

忍術使い「まぁな。死ぬつもりはないさ」

男「氷魔!普通の氷魔法だ!」

忍術使い「なに!その女は魔法使いだったのか!」

ぶりっ子「その通りですよ!さぁやっちゃつてください!」
143 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/25(金) 19:13:37.69 ID:/nZVgr1yo
氷魔「……嫌です……」

男「え?」

中華「どうしてだい?」

氷魔「……私のポリシーに反します……」


どうやら彼女は極大氷魔法以外の使用を快く思っていないようだ。


忍術使い「……はっ、なんだか知らんがもう終わりか?」

男「た、頼む!お前次第で勝てる戦いなんだ!何でもするからさ!おいみんな!」

中華「そ、そうだね!頼みがあれば後で聞くからさ!お願いだよ!」

ぶりっ子「私も手伝いますよ!だからお願いします!」

氷魔「……>>下1」
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 19:17:17.02 ID:EzxfY+qf0
一気に決めましょう
145 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/25(金) 19:44:09.67 ID:/nZVgr1yo
氷魔「……一気に決めましょう……」

男「氷魔……!!」


彼女は普段の仰々しい構えとは違う、
馴染み深い構えをとって詠唱する


氷魔「……氷魔法……!」

忍術使い「ちっ!」


>>下1コンマ下一桁×2+10……魔法のダメージ
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 19:44:17.70 ID:QIXGgEMx0
147 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/25(金) 21:18:45.62 ID:/nZVgr1yo
30ダメージ!


忍術使い「くっ!くおぉぉぉっ!!火遁が使えれば……ッ!」


彼の全身は迸る氷のエネルギーにより、
着弾した点からが氷漬けになった


男「……や、やったぞ!」

中華「おーいてててて……中々厄介だったね」

ぶりっ子「でも、多勢に無勢ですねぇ。先に進みましょう」
148 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/25(金) 21:23:09.98 ID:/nZVgr1yo
氷魔「……では……こちらから行きましょう……」


氷魔が指したのは、東のドアである
忍術使いが入ってきたのがこちら側のはずだ


男「そうだな。誰かいるリスクも少しは減っただろう」

中華「むーん」


彼は先程手に入れた香草を食べていた

塗るタイプの薬草ではないらしい。
149 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/25(金) 21:26:29.35 ID:/nZVgr1yo
一行がドアの先へと進むと、そこは通路だった
それは南東方向へとカーブしている
ある一定の地点まで歩くと、
今度は南西方向へとカーブを始めた
つまり、半円の通路なのである


ぶりっ子「あ、部屋がありますねぇ」

男「入ってみるか?物音はしてないし」

氷魔「……そうですね……」
150 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/25(金) 21:30:39.38 ID:/nZVgr1yo
そこは、遺跡の内部とはとても思えない一室であった
男にとっては見慣れた光景……和室がそこにはあったのだ


中華「……なんだろう、この部屋?」

男「ああ?……うん。居住スペースだな、これ」

氷魔「……なるほど……おや……?」


早速箪笥を物色していた彼女が、
訝しげに何かを取り出す
それは古風で和風な巻物だった


ぶりっ子「それは……なんでしたっけ?」

男「巻物だな。何か書いて、それをコンパクトに保存するためのものだと思うが……読んでみよう」


>>下1……巻物の内容
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 21:33:17.42 ID:hFIQgiTEO
汝、変化を与えれば希望を施すであろう
152 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/25(金) 22:28:54.21 ID:/nZVgr1yo
『汝、変化を与えれば希望を施すであろう』
そう巻物には書いてあった


ぶりっ子「どういうことですかねぇ?」


思案していると、なぜかその文字列は巻物の上から消滅してしまった


男「え?」

中華「幻覚……じゃないよね?」

氷魔「……恐らくはそうです……なんでしょう……?私たちへのメッセージでしょうか……?」
153 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/25(金) 22:32:21.81 ID:/nZVgr1yo
一行は不思議に思いつつさらに部屋を物色したが、
特にめぼしいものは見当たらなかった
よって、一行は部屋を出て通路を進んだ
半円を巡って、ちょうど階段のあった部屋の反対側の部屋までやってきた


男「このドアの先には部屋があるだろう」

中華「そりゃそうでしょう。通路をわざわざドアで区切る必要はないからね」

ぶりっ子「それじゃ開けますよ。それっ」


>>下1……ドアの先の様子
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 22:32:52.23 ID:U5tm+7Vq0
悲惨な光景を目の当たりする

口を切り抜かれ、デカい嘴に縫い合わされ
さらに
橈骨茎状突起(両手首)下から切断された腕にレプリカの翼を縫い合わせた二人の男性の改造人間が鉄格子に入ってた
155 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/25(金) 23:02:22.96 ID:/nZVgr1yo
本日はここまでです
ありがとうございました
156 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/26(土) 19:04:23.79 ID:NLs1d9NbO
・男
【筋力】77【HP】58【素早さ】161【MP】72【顔面】70【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:厨二っぽい太刀(炎属性)
防具:アイアンブレラ
習得魔法:氷魔法 闇魔法 風魔法
所持:麻薬(2回分)"人は空を羽ばたけるのか?"鳥人間強制改造本ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
(経験値20/24……レベル15)

・中華
【筋力】72【素早さ】137【HP】??+34【MP】28【中華料理】99【顔面】76【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
『器用』(回数で壊れるアイテムを一回多く使え、罠や精密機械などに関するコンマ判定にボーナスが付く)
武器:ボーンランス
防具:グレートアーマー
習得魔法:マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
所持:危険な国三選
(経験値20/23……レベル14)

・氷魔【筋力】117【HP】??+29【MP】135【素早さ】113【料理】37【顔面】37【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:スフィアローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
所持:異性にモテる為の本(所持継続一日以上で【顔面】+5)
(経験値22/23……レベル13)

・やる気
【筋力】147【HP】47【MP】119 【素早さ】165【顔面】36【加護】20
『殺る気』(殺せると思った相手へのダメージ二段階上昇)
武器:スパイラルランス
防具:グレートアーマー
習得魔法:回復魔法 マナ電流互換改 洗濯魔法 水質検査魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値9/24……レベル15)

・ぶりっ子
【筋力】96 【HP】??+26【MP】111【素早さ】68【料理】73【加護】10
【顔面】58
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
『毒手』(攻撃を命中させた相手に永続スリップダメージ)
武器:ドラゴンキラー
防具:アイアンブレラ
習得魔法:氷魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
(経験値21/23……レベル14)

【所持アイテム】竜毒血清、毒竜管、人造人間の子宮、金属
不思議な赤石、銀の鎖鎌、危険物の魔導書(乙種)人間サイズの蛇の胴体パーツ、邪教典

【ギルドの資金】474075
157 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/26(土) 19:22:57.94 ID:PkXe7RnvO
そこには悲惨な光景が広がっていた

そこは牢屋のように思えた。
目の前には鉄格子があり、
その先には男性が項垂れていたいたからである。


男「……は?」


しかしながら、その表現の全ては誤りであった。
そこにいる男性に口はなく、痛々しい縫合跡と嘴があるのみだ。
また、手首から先にも同様の跡と、レプリカの翼があった。
つまり、これはもはや人とは言い難いだろう。
158 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/26(土) 19:28:28.09 ID:zJJxj/YJO
そこにいるのは二人ではなく二羽なのである。
だからこれは牢屋ではなく、大きな鳥籠なのだ。


氷魔「……なるほど……なぜ白骨の怪鳥があったのか……」

男(ふざけた本と思ってたが、大マジになってる奴がいるってことだな)

中華「これは人かい?」

ぶりっ子「人だったものでしょうねぇ。どうみても心は壊れてますし、肉体も精神も人のそれではないです」
159 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/26(土) 19:33:48.60 ID:gWiqEIwgO
この部屋には入ってきたドアと、鉄格子の扉のみがある。鉄格子の扉はこちらからなら鍵を開けることができそうだが、鳥籠に入れるのみである


男「はぁ。ここで行き止まりか?ただ胸くそ悪いもん見せられただけじゃねぇか」

ぶりっ子「そうでもなさそうですねぇ。この部屋を作ったやつは相当皮肉がうまいですよぉ」


彼女が指差した鳥籠の天井には、
なんと人一人が通れるほどの穴があったのだ


中華「飛べってことかい?」

氷魔「……でしょうね……無理でしょうけど……」
160 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/26(土) 19:39:13.99 ID:gWiqEIwgO
一行は鳥籠の扉を開け放った
すると、中にいる二羽の鳥はそれに目敏く反応した
奴らはヨロヨロと歩いて入り口に近づくが、
三歩ほど歩いて、なぜか動かなくなってしまった


男「はて。二羽の鳥は鶏であったか」


訝しんでいると、その顔が恐怖に歪んでいることに気付いた。
きっとこれまでも脱走しようとしたが、
失敗して強烈な折檻でも食らったのだろう。
だが、畜生のことを気にしてもしょうがない。

一行は銀の鎖鎌で天井の穴へと登り、上階の部屋へと進んだ


>>下1……部屋の様子
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 19:45:47.94 ID:s74Ogja4O
洗礼器とローソクの前に一人のクレリックが祷りを捧げてる
鳥人間が大空に羽ばたく絵画 が飾られてる
162 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/26(土) 20:42:06.26 ID:6ResRvfFO
その部屋に一行は見覚えがあった
洗礼器と、部屋の光源となる蝋燭
そして、やたらに神々しい絵画

今ならわかる。その絵画は大空へ羽ばたく鳥人間の絵であったのだ


中華「まさか、あの貴族は……?」

ぶりっ子「およそ正気の沙汰とは思えないカルトが貴族にまで信者を持つとは、私は身の毛もよだつ気分ですよぉ」

クレリック「……好きに言ってくれるじゃないか」


あの時とは決定的に違うこと。
それは、実際に信者が目の前にいることだ。
163 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/26(土) 21:30:25.35 ID:fiIqfmrmo
祈りを捧げていた彼は当然敵対的な意志をあらわにしてくる


氷魔「……いいじゃないですか……信じる自由も……信じない自由もあるんですからね……」

クレリック「そうだな。だがな、実際今俺が気にかけているのはそこじゃないんだよ」

男「なんだ?」

クレリック「お前らがこの部屋の先へと進んで、『取引』を邪魔されないか……ということだ」

中華「これまで君のようなクレリックを何人も退けて進んできたんだ。憂うには力不足だよ」

クレリック「それはどうかな?俺はこの教団のNo.2。死んだ先代教祖の腹心だったんだ。そして俺はある方から、鳥人間の『秘技』を伝授されているのさ」
164 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/26(土) 21:37:47.93 ID:fiIqfmrmo
ぶりっ子「秘技?まさか、本当に飛べるんですかぁ?」

クレリック「ああ、飛ぶとも!食らえ!猿飛の術!」


すると、まるで大砲から打ち出されたかのようにクレリックが飛んできた
しかし、コントロールができていないのか、
その体当たりは命中せず、彼は壁に突き刺さってしまった


氷魔「……なんだったんですかね?」

男「馬鹿だろ……さて、少し気になることがある」

中華「おや、どうしたんだい?」

男「こんなこと言っても信じてもらえるかどうかだが……俺は神の声を聞けるんだ。祭壇なり神殿なりで祈ればな」

ぶりっ子「つまり、ここで祈ってみたいってことですねぇ?」

男「ああ。ちょっとやってみる」


彼は洗礼器と絵画の正面に立って、目を閉じた


>>下1……どんな神のどんな声が聞こえた?(なにも聞こえないも可)
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 21:39:58.82 ID:OkCNrx910
純白な衣装の少女の姿をした神がいたが、声がとても小さくて上手く聞き取れない
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 21:42:29.24 ID:FYGC8pFZO
鳥人型「めんどいけど信仰されたら応える他ねーしなー」
167 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/26(土) 22:24:01.06 ID:fiIqfmrmo
彼の脳内に投影されたのは、純白の衣装を身に纏った少女であった


少女「????……??……」

男「?」

少女「……?……」

男「聞こえないぜ……」


彼が困っていると、
脳内の映像は途切れてしまった


氷魔「……どうでしたか……?」

男「なんかさ、真っ白な衣装の少女がいたんだけど、何言ってるか全然聞こえないの」
168 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/26(土) 23:09:49.65 ID:fiIqfmrmo
中華「へぇー……シャイなんだね」

氷魔「……もしかしたら……声が『聞こえさせることのできない』状態なのでしょうか……」

ぶりっ子「なんですかそれ?回りくどい言い方しますねぇ」

氷魔「……本当なら……彼女の言葉は届くはずだけれど……信者たちが無視しているから……神もまた……声を届けることができないのかもしれません……」

男「無視しているのか?」

中華「してるんじゃない?鳥人間の神が見えたならともかく、それとは程遠い外見じゃないか」

男「ほーん……それなら、救ってやらなきゃな」


彼は奥へ続くドアに手をかけ、その先へと進んだ
169 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/26(土) 23:10:16.03 ID:fiIqfmrmo
本日はここまでです
ありがとうございました
170 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/27(日) 19:10:25.84 ID:cdp+kJ0iO
・男
【筋力】77【HP】58【素早さ】161【MP】72【顔面】70【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:厨二っぽい太刀(炎属性)
防具:アイアンブレラ
習得魔法:氷魔法 闇魔法 風魔法
所持:麻薬(2回分)"人は空を羽ばたけるのか?"鳥人間強制改造本ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
(経験値20/24……レベル15)

・中華
【筋力】72【素早さ】137【HP】??+34【MP】28【中華料理】99【顔面】76【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
『器用』(回数で壊れるアイテムを一回多く使え、罠や精密機械などに関するコンマ判定にボーナスが付く)
武器:ボーンランス
防具:グレートアーマー
習得魔法:マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
所持:危険な国三選
(経験値20/23……レベル14)

・氷魔【筋力】117【HP】??+29【MP】135【素早さ】113【料理】37【顔面】37【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:スフィアローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
所持:異性にモテる為の本(所持継続一日以上で【顔面】+5)
(経験値22/23……レベル13)

・やる気
【筋力】147【HP】47【MP】119 【素早さ】165【顔面】36【加護】20
『殺る気』(殺せると思った相手へのダメージ二段階上昇)
武器:スパイラルランス
防具:グレートアーマー
習得魔法:回復魔法 マナ電流互換改 洗濯魔法 水質検査魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値9/24……レベル15)

・ぶりっ子
【筋力】96 【HP】??+26【MP】111【素早さ】68【料理】73【加護】10
【顔面】58
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
『毒手』(攻撃を命中させた相手に永続スリップダメージ)
武器:ドラゴンキラー
防具:アイアンブレラ
習得魔法:氷魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
(経験値21/23……レベル14)

【所持アイテム】竜毒血清、毒竜管、人造人間の子宮、金属
不思議な赤石、銀の鎖鎌、危険物の魔導書(乙種)人間サイズの蛇の胴体パーツ、邪教典

【ギルドの資金】474075
171 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/27(日) 19:19:52.33 ID:cdp+kJ0iO
その部屋には、二人の男性と一人の女性がいた
男性のうち一人、いかにも忍者のような格好の男性が話す


忍者?「……それで、結局ないんだな?銀の砂塵は……貴族よ」


すると、貴族は大慌ての様子で答える


貴族「は、はい!ですが……必ず!必ず取り返してみせます!我が財力と信者の力をもって!」

忍者?「ほう?……どう思う、我が息子よ」
172 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/27(日) 19:26:53.93 ID:cdp+kJ0iO
口を開いたのは、見紛うはずもない、彼だった


やる気「……信用できないっすね。もう『終わり』でいいじゃないんすか?」

忍者?「随分と言うようになったな。まるでこの女の手の内を知っているかのような目をしている……これは褒め言葉だ。それじゃあ『終わり』だな」

貴族「いっ……嫌ですねぇ!なにをおっしゃるんですか頭領様!ひ……殺さないでください……ッ!」

男「おい、そこまでだ」


人死にが出そうな雰囲気だったので、
流石に割って入った


やる気「……!」

男「ぶっちゃけあなたたちの事情に興味はないが……俺の仲間を返してくれないか?頭領様……と言ったか」

頭領「>>下1」
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 19:28:14.34 ID:NurrqJ0O0
残念だが忠実な部下でありギルドスパイなんだよ
174 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/27(日) 20:28:51.43 ID:cdp+kJ0iO
頭領「残念だが忠実な部下でありギルドスパイなんだよ」

中華「そうなのか?」

やる気「………………」

ぶりっ子「本当にそうなら、彼は本人の意志でどこかへ行くはずですよぉ。彼は誘拐されたんです」

氷魔「……なんとか言ってください……!」

頭領「何を言っても無駄だよ。君らとはたかだか一ヶ月程度の縁だが、彼と私は親子なのだ」
175 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/27(日) 20:57:22.53 ID:9KxyB9ego
男「……いや、俺は信じないね」

頭領「好きにするがいい。どうせ我々はこの貴族を殺して退散するだけだからな」

やる気「そっすね」

貴族「や、やめて下さい……!助けてください!旅のお方!」

中華「えっ、僕たち?」

頭領「無駄だ。やれ」


やる気は槍を構えて、貴族を突き刺そうとする


>>下1……貴族をかばう?
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 21:04:16.63 ID:1UrkYFA90
かばう
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 21:05:22.49 ID:1JAFQJdg0
気の狂ったやる気を元に
戻すためにも……かばう
178 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/27(日) 21:09:48.10 ID:9KxyB9ego
男「うおおおっ!!」


彼は全力で走り、貴族の前に出た
そして、やる気の槍を受けようとする


やる気「!?」

男「ッ!が……」


そして、その槍は見事彼の腹部を捉えた
しかし、まだ息がある


頭領「……丈夫なヤツだな。ついでに殺してしまえ」

男「勘違いすんな。俺は決して丈夫なんかじゃない。俺とやる気は仲間だから……あいつは俺を殺す気になれないのさ」
179 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/27(日) 21:15:02.08 ID:9KxyB9ego
頭領「……ふん。だが、もう一撃加えれば絶命するだろう」

中華「それをさせない為に僕たちがいる」

ぶりっ子「あの頭領ってやつも多分忍術使いです!……分かりますね?」

氷魔「……はい……極大氷魔法ッ!」


彼女はいつものように魔法を唱えた
これを食らえば頭領ややる気でさえひとたまりもないだろう
180 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/27(日) 21:33:18.48 ID:9KxyB9ego
しかし


頭領「なんだ氷か。火遁!」


頭領が厳かに、かつ迅速に九字を切ると、
燃え盛る業火が沸き起こり、
迸る氷を溶かしてしまおうとする


ぶりっ子「今です!」

中華「自らの出した炎に焼かれてしまえ!」


中華は不思議な赤石をかざし、
燃え盛る業火に向かって念じた
するとそれは方向転換し、頭領の全身を包み込んだ
その後、氷魔の放った極大氷魔法も着弾した
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 21:37:18.54 ID:1JAFQJdg0
冷凍魔法を火炎の術で無効化した……そう
思ったら逆にやられた。これ正に燃える展開(^^)
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 21:39:20.39 ID:DMweFtWHO
そんなお手軽チート使えたら仲間の一人や二人いらねぇえな
183 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/27(日) 22:26:39.94 ID:9KxyB9ego
男「やったか!?」

頭領「ぐ……っ……」

ぶりっ子「まだ息があるようですねぇ。とどめを刺しますよ!」


彼女が頭領に接近し、攻撃を繰り出そうとすると、頭領が吼えた


頭領「猿飛び・飛び六方!」

中華「なんだ!?」


すると彼の周囲が爆発するとともに、
破壊された壁からどこかへと飛んでいってしまった
184 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/27(日) 22:40:38.39 ID:9KxyB9ego
氷魔「……頭領というだけあって……忍術も連続で使用できるようですね……」

男「だが……やる気はまだここにいる……氷付けだが……すぐに解凍すれば……」

ぶりっ子「そ、そうですけど……その傷、大丈夫なんですかぁ?」

男「知らん!でやあ!」


彼は手持ちの太刀を振り抜き、
炎を起こして氷を溶かした


中華「や、やる気!大丈夫か!?」


すると、彼は持ち前のタフネスですぐに目覚めた
そして、呼び掛けに対して返事をする


やる気「>>下1」
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 22:42:23.53 ID:NurrqJ0O0
喰らえ大閃光爆弾
186 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/27(日) 23:30:27.25 ID:9KxyB9ego
本日はここまでです
ありがとうございました
187 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/28(月) 19:08:17.57 ID:oZ3oi4pDo
・男
【筋力】77【HP】58【素早さ】161【MP】72【顔面】70【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:厨二っぽい太刀(炎属性)
防具:アイアンブレラ
習得魔法:氷魔法 闇魔法 風魔法
所持:麻薬(2回分)"人は空を羽ばたけるのか?"鳥人間強制改造本ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
(経験値20/24……レベル15)

・中華
【筋力】72【素早さ】137【HP】??+34【MP】28【中華料理】99【顔面】76【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
『器用』(回数で壊れるアイテムを一回多く使え、罠や精密機械などに関するコンマ判定にボーナスが付く)
武器:ボーンランス
防具:グレートアーマー
習得魔法:マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
所持:危険な国三選
(経験値20/23……レベル14)

・氷魔【筋力】117【HP】??+29【MP】135【素早さ】113【料理】37【顔面】37【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:スフィアローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
所持:異性にモテる為の本(所持継続一日以上で【顔面】+5)
(経験値22/23……レベル13)

・やる気
【筋力】147【HP】47【MP】119 【素早さ】165【顔面】36【加護】20
『殺る気』(殺せると思った相手へのダメージ二段階上昇)
武器:スパイラルランス
防具:グレートアーマー
習得魔法:回復魔法 マナ電流互換改 洗濯魔法 水質検査魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
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・ぶりっ子
【筋力】96 【HP】??+26【MP】111【素早さ】68【料理】73【加護】10
【顔面】58
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
『毒手』(攻撃を命中させた相手に永続スリップダメージ)
武器:ドラゴンキラー
防具:アイアンブレラ
習得魔法:氷魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
(経験値21/23……レベル14)

【所持アイテム】竜毒血清、毒竜管、人造人間の子宮、金属
不思議な赤石、銀の鎖鎌、危険物の魔導書(乙種)人間サイズの蛇の胴体パーツ、邪教典

【ギルドの資金】474075
188 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/28(月) 19:15:29.20 ID:oZ3oi4pDo
やる気「喰らえ大閃光爆弾!」


彼は懐から取り出した爆弾を地面に叩きつける
すると、目を閉じても眼球が痛むほどの強烈な閃光が一帯に広がる


ぶりっ子「ぐぉぉぉぉぅっ!?」


その光が消え去ると、
やる気もその姿をどこかへと消していた
189 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/28(月) 19:26:18.37 ID:oZ3oi4pDo
氷魔「……まずいですね……しかし……それよりもまず男さんの手当をしないと……」

男「だが、回復魔法が使えるのはやる気だけだ……キツイぜ……」

ぶりっ子「おいそこの貴族!なんでもいいから回復できそうなもん持ってきてください!」

貴族「え……?は、はい!」


すると貴族はどこかへと走り去り、
>>下1を持って(または連れて)戻ってきた
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/28(月) 19:27:29.27 ID:YixB6mPxO
ブルーハーブ
191 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/28(月) 19:59:50.19 ID:oZ3oi4pDo
貴族「ぶっ、ブルーハーブです!」

男「おう、助かる……」


彼はブルーハーブを迷いなく口に放り込む
すると、傷は塞がらないものの、
流血が穏やかなものになった


中華「彼のバイタリティなら、そのうち傷は塞がるだろう」

氷魔「……これから……どうします……?」

ぶりっ子「目標を整理しましょう!」
192 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/28(月) 20:04:15.70 ID:oZ3oi4pDo
男「目標かぁ。大目標が、やる気を取り戻すことだな」

中華「そのための中目標が、彼の居所を知ることと、彼の心をもとに戻す方法を知ることだね」

氷魔「……そのためには……効率よく情報を集めなければなりませんね……」

ぶりっ子「ですよねぇ。でも、人手ならここに沢山いますよぉ?」

男「そうだな。よし、貴族。大人しくこのカルトを止めろ。さもなくば命はない。目前に迫った死の恐怖を再び味わいたくはないだろう」
193 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/28(月) 20:12:05.39 ID:oZ3oi4pDo
貴族「……そ、それは……」

中華「忍術で逃げたいなら好きにするといいよ。でも、そうしたら僕たちもここであったことを全部通報するからね……『教祖』サマ」

貴族「……分かりました……しかし……一つ進言が」

氷魔「……どうしたのですか……?」

貴族「人手を求めるのであれば、信者が去らないように、別のなにかを目標として用意しなければなりません」

男「それもそうだな。でもまぁ、宗教じゃなくても問題ないだろう」

ぶりっ子「つまり、新業種を考えるんですねぇ」

男「そうだな……よし、>>下1にしよう」


1.別の神を信仰する宗教
2.酒場
3.傘下のギルド
4.自由安価
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/28(月) 20:13:47.77 ID:YjTnvno+0
1
195 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/28(月) 22:03:47.15 ID:oZ3oi4pDo
男「別の神を信仰する宗教にしよう!」

貴族「今のままではダメなのですか?」

男「ダメだ。そっちの部屋の祭壇で神と交信したが、何言ってんのか分からんし、鳥人間ですらなかった」

貴族「……えっ、そんなことできるんですか?」

男「話半分に聞いといてくれ」

中華「確かに、もっと良い教義の神として信仰すればなにか変わるかもしれないね」
196 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/28(月) 22:07:55.55 ID:oZ3oi4pDo
ぶりっ子「確かに、神や教義のチョイスは重要ですねぇ」

氷魔「……氷の神にしましょう……!」

男「完全に趣味じゃん!」

中華「宗教として続けるなら、入信者が増えやすいように緩い教義がいいかな」

ぶりっ子「でも、あんまり緩いと反社会的な思想を生みかねませんねぇ」

男「議論が必要だな」


一行は貴族も加えてその場で議論を交わし、
信仰すべき神や教義について決めた

>>下1……神の外見や特技
>>下2……その教義
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/28(月) 22:10:19.06 ID:Co/+vyhc0
露出系神官服、金髪のセクシーむっちむっちエロボディプリーストさん風 特技:海のシャチと戯れること
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/28(月) 22:26:28.85 ID:oJHYnYA+o
海に関係する魔法を作り、広げる
199 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/28(月) 22:34:40.66 ID:oZ3oi4pDo
本日はここまでです
ありがとうございました
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/29(火) 01:05:49.19 ID:4HANdzdE0
201 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/29(火) 19:11:17.44 ID:rrs1UuhLo
・男
【筋力】77【HP】58【素早さ】161【MP】72【顔面】70【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:厨二っぽい太刀(炎属性)
防具:アイアンブレラ
習得魔法:氷魔法 闇魔法 風魔法
所持:麻薬(2回分)"人は空を羽ばたけるのか?"鳥人間強制改造本ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
(経験値20/24……レベル15)

・中華
【筋力】72【素早さ】137【HP】??+34【MP】28【中華料理】99【顔面】76【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
『器用』(回数で壊れるアイテムを一回多く使え、罠や精密機械などに関するコンマ判定にボーナスが付く)
武器:ボーンランス
防具:グレートアーマー
習得魔法:マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
所持:危険な国三選
(経験値20/23……レベル14)

・氷魔【筋力】117【HP】??+29【MP】135【素早さ】113【料理】37【顔面】37【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:スフィアローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
所持:異性にモテる為の本(所持継続一日以上で【顔面】+5)
(経験値22/23……レベル13)

・やる気
【筋力】147【HP】47【MP】119 【素早さ】165【顔面】36【加護】20
『殺る気』(殺せると思った相手へのダメージ二段階上昇)
武器:スパイラルランス
防具:グレートアーマー
習得魔法:回復魔法 マナ電流互換改 洗濯魔法 水質検査魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値9/24……レベル15)

・ぶりっ子
【筋力】96 【HP】??+26【MP】111【素早さ】68【料理】73【加護】10
【顔面】58
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
『毒手』(攻撃を命中させた相手に永続スリップダメージ)
武器:ドラゴンキラー
防具:アイアンブレラ
習得魔法:氷魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
(経験値21/23……レベル14)

【所持アイテム】竜毒血清、毒竜管、人造人間の子宮、金属
不思議な赤石、銀の鎖鎌、危険物の魔導書(乙種)人間サイズの蛇の胴体パーツ、邪教典

【ギルドの資金】474075
202 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/29(火) 19:17:55.64 ID:rrs1UuhLo
貴族「見た目はキャッチーな方がいいでしょう」

男「威厳ある姿を示したほうがいいんじゃないのか?」

貴族「王政ですからね。威厳あるものはもう間に合ってますよ」

中華「なるほど……なんでそんなまともなことが言えるのにあんなキチガイみたいなカルトやってたんだい……?」

貴族「……最初は、飛べる力が手に入れば、世の中が便利になると思っていました。実際、そういう風に言われて先代教祖に資金提供をしていたんです」

ぶりっ子「つまりあの野郎が完全にサイコパスだったってことですねぇ」

貴族「そうなんですが……彼が没したあと私は神輿に乗せられて完全に調子に乗ってましたね」

氷魔「……わざわざ自白するんですね……」
203 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/29(火) 19:26:58.66 ID:rrs1UuhLo
男「さて、話の続きだが……それなら女神にすべきだな」

ぶりっ子「そうですねぇ。信者を釣るために極限までむちむちにしましょう!」

氷魔「……それじゃまるで娼婦ですよ……大丈夫ですか……?」

中華「神官の服を着せればいいんじゃないかな?」

貴族「それならこの建物に見せ物用のやたら露出の多いやつがあるので、それにしましょう」

男「そんなんあるんだ……で、教義はどうする?」
204 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/29(火) 19:32:22.56 ID:rrs1UuhLo
外見は思い付いたが、教義はなかなかに全員が考え付かなかった


中華「どうしよう……?」

ぶりっ子「こうなんか……こう……癒し系の……」


癒し系というワードに反応して、
貴族が目を全開にした


貴族「……シャチ!!」

氷魔「……どうしたんですか……!?」

貴族「うちのアクアリウムでシャチ飼ってるんですが!めっちゃくちゃ癒されますよ!シャチですよシャチ!」

男「いや教義:シャチ ってなんだよ!?」


その後、なにかのスイッチが入ってしまった貴族に対し長時間の説得を試み、
シャチ要素を海についての教義というところまで薄めることができた
その代わり、その女神の特技がシャチと戯れることにされた
205 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/29(火) 19:39:33.83 ID:rrs1UuhLo
数時間の苦闘の末、ようやく信仰対象と教義について決定したので、生存しているカルトのメンバーに発布した


中華「ふぅ……どうにかなったかな?」

ぶりっ子「もしどうしても鳥人間がいいって人がいたらどうなるんですかねぇ?」

氷魔「……仲間を募って、新たなカルトを立ち上げるでしょうね……私達には関係ない話です……多分」

男「それじゃあもう一回祭壇で祈ってみよう」


彼が目を閉じて祭壇に触れると、
彼の脳内にはエロ女神の姿と、先程の少女がいた


エロ女神「………………」

男「なんも喋らないな……まだキャラが定まってないからか?……それよりもそっちの少女は……どうしたんだ?」

少女神「>>下1」
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/29(火) 19:41:36.20 ID:ZazjTbxMO
この変態!腹立たしいわ
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/29(火) 20:38:31.94 ID:7H4w89OB0
>>206

やっと聴こえる様になったら罵声とか
208 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/29(火) 21:39:05.34 ID:rrs1UuhLo
少女神「この変態!腹立たしいわ」

男「え、変態?誰が?」

少女神「そこのあなたです!勝手にこんな……えろ……はしたない神を祭り上げないで下さい!」

男「いや、信者の為を思ってさ。こういう姿のほうが取っつきやすそうだし……」

少女神「きーっ!ムカつきますね!なんですか!私がちんちくりんなのがいけないんですか!?」


彼女はその上品な出で立ちからは想像できないほど子供じみた様子で地団駄を踏んで悔しがっている


男「それはそれでかわいいと思うがな……そうだ、姉妹ということにすればいいんだ。そうすればお得だ」

少女神「……お得ってなんですか!?まるで柱をモノみたいに扱いやがりまして……天罰を落としますよ!」
209 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/29(火) 21:44:15.15 ID:rrs1UuhLo
男「天罰!?」

少女神「天罰です!不届きものめ!」

男「はっはっは!さっきまで喋れもしなかった神が天罰などと笑わせる!」

少女神「くっ……そ、それに関しては感謝していないこともないですが……!」

男「………………」

少女神「なにニヤついてるんですか!天罰落としますよ!」

男「そんな天罰ばっか振り回してるから信者が言うこと聞かなくなるんじゃないのか?」

少女神「うるさいうるさーい!天罰です!内容は>>下1!」
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/29(火) 21:45:17.06 ID:4HANdzdE0
顔面偏差値−40
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/29(火) 21:45:41.89 ID:rW1E0uXc0
このエロ女神をエロイことはとても出来そうに無いオドオド気弱な性格にしてあげます
212 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2021/06/29(火) 22:59:51.39 ID:rrs1UuhLo
少女神「顔面偏差値?40!」


男の【顔面】30
(神のパワーなので習得特技は効果を発揮しない)


男「げっ!顔のパーツが歪むのを感じる!」

少女神「はっはっは!どうですか?今の気分は!」

男「……ま、いいか。別に命さえあれば」

少女神「ぐぬぬ……」
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