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ゲンドウ「冬月、レイを起こしてくれ」
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278 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/17(木) 19:37:49.15 ID:WLq+VKj70
何をやっているんだ兄さん!?
279 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 19:38:01.06 ID:kBZe2X/D0
今かけてるのはこれだけ
280 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 19:38:45.92 ID:kBZe2X/D0
続きについては書け次第投げる、多分21:30くらいから
引き続きネタは募集し続けるので妄想を叩き付けてくれ
281 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/17(木) 20:22:45.88 ID:4frLPZvDO
そういえばドイツ繋がりか
282 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:42:57.31 ID:kBZe2X/D0
よし、投下を始める
283 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:43:39.64 ID:kBZe2X/D0
静
止
し 第10話
た
闇
の
ブ
ラ
イ
トの中で出してくださいよ!ねぇ!
284 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:44:12.77 ID:kBZe2X/D0
ピヨピヨピピピ...
マズハカラダヲカイテンサセテシュトゥルムウントドラングノウンドウカラ...
アッハッハハ!ワイワイガヤガヤ
子供「当たった!やったぜティファァアアアアア!!」
子供2「ガロード....♡」
ブーッ、カシュー
リツコ「これじゃあ毎回クリーニング代もバカにならないわね」
マヤ「せめて自分でお洗濯できる時間があればいいんですけどね...」
マリイ「ウチに帰れるだけまだマシですわ、私もリツコさんも偶にしか帰れないですわ」
マヤ「ゼロシステムを初号機に搭載してから忙しそうですね?」
マリイ「ゼロシステムが意外に駄々っ子なんですわ」
マヤ「駄々っ子...可愛い表現するんですね?」
リツコ「いやホントに駄々っ子なのよ...」
マヤ「え?」
リツコ「この前可動実験をしたときに...」
――――――
――――
――
285 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:44:40.55 ID:kBZe2X/D0
リツコ「それではゼロシステム単体での起動実験を開始します」
マリイ「ゼロシステム、起動します」
リツコ「ひとまず....今日の施設運用に関する未来を教えて頂戴」
ゼロ波『碇くんがいないからヤダ』pipi
リツコ・マリイ「「えぇ...」」
――
―――
――――
―――
――
シンジ「えっと...施設運用に関して聞けばいいんですよね?」
リツコ「お願い、シンジくんのいうことしか聞かなくて」
シンジ「はい...綾波、今日の施設運用に関して教えてくれるかな?」
ゼロ波レイ『今度デートしてくれたら教えてあげる』
シンジ「もうっ、からかわないでよ!」
ゼロ波『(*'▽')』pipi
マリイ・リツコ「「....」」
――――
―――
――
マヤ「シンジくん....不潔...」
マリイ「なっ、シンジさんはいい人ですわ!」プンスカ
マヤ「え、あ、ごめんなさい...?」
286 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:45:06.23 ID:kBZe2X/D0
定期「」カシャッ
電車「」プシュゥゥゥゥ
リツコ「あら、副指令、青葉くんも」
マリイ・マヤ「おはようございます」
冬月「あぁ、おはよう」
青葉「おはよう」
冬月「そういえばそっちは零号機とダモクレスの剣の起動実験だったかな?」
リツコ「えぇ、本日10:30より、第二次起動試験の予定です」
冬月「朗報を期待しておるよ」
287 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:45:44.81 ID:kBZe2X/D0
ブーッブーッブーッブーッ
リツコ「実験中断、回路を切って!」
ガギュゥゥゥン
マヤ『回路切り替え』
青葉『電源回復します』
ガギュゥウウウン
pipipipi
リツコ「問題はやはりここね」
マヤ「はい、変換効率が基準値より0.008低いのが気になります」
オペレーター「ぎりぎりの計測誤差の範囲内ですがどうしますか?」
リツコ「もう一度同じ設定で、総合変換を0.01だけ下げてやってみましょう」
マヤ「了解」
リツコ「では、再起動実験、始めるわよ」
―――――
―――
――
288 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:46:10.24 ID:kBZe2X/D0
ブイイイイイイイイン
アムロ「...しまったな、単純に寝坊か....」
ウィーン
カミーユ「あれ、アムロさん、今来たんです?」
アムロ「あぁ、寝坊した、すまんな...何階だ?」
カミーユ「アムロさんと同じ階です、俺はいいですけど...リツコさんがお小言言ってきますよ?」
アムロ「上手く逸らすよ」
カミーユ「どうだか、アムロさん口下手ですし」
アムロ「言ってくれるな」
カミーユ「事実です」
ウィーン
ジュドー「あー!アムロさんにカミーユさん!」
カミーユ「ジュドーか、整備の仕事はどうした?」
ジュドー「俺今日非番よ?急に出れない奴が来たから来たんですよ!」
カミーユ「そうか、お疲れ様」
―――――
――――
―――
289 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:46:40.06 ID:kBZe2X/D0
ンジ「父さん」
ゲンドウ『....なんだ』
シンジ「学校からね、進路相談の連絡が来たんだけど...来れないかな?」
ゲンドウ『なんとしてでも時間を用意しよう』
シンジ「ありがとう、父さん」
ゲンドウ『シンジ、学校ではど――――』ブツッ
シンジ「....父さん?あれ?」
シンジ「....切れた...」
―――――
―――
――
290 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:47:25.28 ID:kBZe2X/D0
綾波カトル「....」
綾波サンク「....」
ゼロ波『...』
培養液波「「「....」」」
綾波シス「....時間だね」
綾波カトル「....」コクッ
綾波サンク「まだNo.ドゥが来てないけど、始めましょう」
綾波シス「うん....それでは」
綾波シス「第13回"碇シンジのここがいい共有しようの会"、始めます」
綾波カトル「どんどん」
綾波サンク「ぱふぱふ」
綾波シス「私たちはNo.ドゥ個体からの影響でどんどん自我を確立しました」
綾波シス「通称『ポカポカ現象』のおかげです、これはつまり私たちの心の中心には碇くんがいる、ということ」
綾波シス「そこで碇くんのことを知れば知るほど心がポカポカして自己を確立できるのではないか」
綾波シス「それが目的で生まれた会です、決してシンジくん可愛いよくんかくんかしたいよってわけではないです」
綾波カトル「そうだね」
綾波サンク「そうね」
ゼロ波『私はクンカクンカしてもいいと思ってる』pipi
綾波カトル「抜け駆けはダメなんだよ」ゴゴゴゴゴゴ
ゼロ波『羨ましい?』pipi
綾波カトル「うん、とっても」ゴゴゴゴゴゴ
綾波シス「話を戻すよ」
綾波シス「まず、最初にこの前のエヴァ受け取り時に一緒にいたNo.カトルから共有してください」
綾波カトル「うん、まずはこのディスプレイをご覧ください」pi
―――――――
―――――
―――
291 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:48:00.25 ID:kBZe2X/D0
ブウゥウウウウウウン
アムロ「...停電か?」
カミーユ「すぐに副電源に切り替わりますよ」
アムロ「リツコが実験ミスったのか...?」
ジュドー「だったらからかってやんなきゃ!」
カミーユ「怒られるぞ」
ジュドー「.....」
アムロ「....」
カミーユ「....あれ?」
アムロ「切り替わらんな」
ジュドー「おっかしいなぁ...正、副、予備の三系統あるからどれかが落ちてもどれかに切り替わるのに...」
アムロ「確かにおかしいな....これは...」
カミーユ「人為的...ですか?」
アムロ「......かもしれん、警戒するに越したことはないな」
カミーユ「......ですね」
ジュドー「まっ!今はここから出られることを願いましょうよ!!じゃないと...」
カミーユ「じゃないと?」
ジュドー「扉開いて紐とか伝っていくことになりますよ!」
カミーユ「なっ、高さがどれくらいあると思ってるんだ!?」
ジュドー「やれることをやるだけですよ!!」
アムロ「ジュドーのバイタリティと行動力には参るな」
――――――
――――
――
292 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:48:38.06 ID:kBZe2X/D0
ギュウゥゥゥゥン
マヤ「主電源ストップ、電圧ゼロです」
オペレーター一同「「「......」」」」ジー
リツコ「......わ、私じゃないわよ?」
―――――
――――
――
293 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:49:32.12 ID:kBZe2X/D0
綾波カトル「.....」カチッ
綾波カトル「....!」カチッカチッ
綾波一同(((生殺しってこういう感覚なのかしら)))イラッ
――――――
――――
――
294 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:50:05.91 ID:kBZe2X/D0
シンジ「...」シュカッ
機械「」シーン
シンジ「....あれ?」
綾波「....」シュカッ
機械「」シーン
綾波「....?」
アスカ「ちょっとどいて!」グイッシュカッ
機械「」シーン
アスカ「....壊れてんじゃないの!?これ!!」
霧島「.....電源、来てないっぽいね?」シュカッシュカッ
機械「」シーン
霧島「やっぱり、本部の方で何かあったんだと思う」バシバシ
機械「」タタイテモカワランワ
シンジ「何か....使徒とか?」
アスカ「案外リツコがやらかしたりしてて」
綾波「ありえないわ」
アスカ「そぉ?実験の失敗とかでさ」
綾波「だったら私はアムロ大尉が間違えてブレーカー落としたに賭けるわ」
シンジ「じゃあ僕は父さんが興味本位で押したらブレーカー落ちたに賭けるかな」
霧島「私はマリイがやらかしたに賭けようかな」
アスカ「待って、自分の身近の人物で賭け事始めないでもらえる?私賭ける開いていないんだけど?」
霧島「アスカの身近な人物...?」
295 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:50:31.63 ID:kBZe2X/D0
シンジ「まずドイツ人で...」ホワンホワン
?????『はーっはっはっはっはっ!!』グルグル
綾波「.....あなたが認めるほどの実力者で...」
?ュ?ルツ『ハーッハッハッハッハッ!』←アスカも恐れる忍者
霧島「...そんでいてアスカとつるめる程度にはキャラの濃い...」
アスカ「おいその認識はなによ」
シュ?ルツ『はーっはっはっはっはっはっ!』←ガンダム内でも相当キャラが濃い
四人「「「「....なんだろう、この頭に出てくるイメージは,,,」」」」
296 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:50:58.80 ID:kBZe2X/D0
アスカ「これも動かないわね」キュピキュピ
綾波「どの施設も動かない、おかしいわ」
霧島「やっぱり下で何か起こってる、よね」
綾波「そう考えるのが自然ね」
シンジ「連絡取れるか試してみようよ」
綾波「ダメ、連絡つかない」
アスカ「こっちもダメ、有線の非常回線も切れてる」
霧島「どうしよう...」
シンジ「うーん...」
霧島「とりあえず緊急時のマニュアルを見ようよ」ガサゴソ
綾波「そうね」
アスカ「シンジ、ちゃんと常備してるでしょうね?」
シンジ「アムロさんに口酸っぱく言われてるからね、マニュアルとエヴァのカタログは持っておけって」
アスカ「流石アムロ大尉、始めてMSで大気圏突破しただけあって備えてるわね」
シンジ「そうなの?」
アスカ「高校の歴史の教科書に載るくらいスゴイ人よ」
綾波「とにかく本部に行きましょう」
アスカ「そうね、それじゃマナ、レッツゴーよ!」ガシッグイグイ
綾波「こっちの第7ルートから下に行けるわ」
霧島「アスカの行こうとしてた方と真逆の方向だね」
アスカ「うっ...」
シンジ「待って、ダメ元で試してみたいことがあるんだ」
綾波「試したいこと?」
アスカ「急いで下行きたいんだけど、アンタまだ何か試すつもり!?」
シンジ「うん、時間は取らせないから」
霧島「試したいこと...?なにするつもりなの?」
シンジ「うん」ゴホン
297 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:51:48.68 ID:kBZe2X/D0
シンジ「出ろ!!エヴァンゲリオーン!!!!!!」パチンッ
三人「「「.....」」」
298 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:52:16.13 ID:kBZe2X/D0
霧島「シンジくん何それ....」クスクス
綾波「碇くん、こんな時に冗談はやめてほしいわ」
アスカ「数秒無駄にしたわ!とっとと行きましょう!!」
ガゴォオオンッ!!
霧島「はえぇ!?」
綾波「はぅっ!?」
アスカ「ひえぇ!?」
初号機(ゼロ波)「!」『来たわ!!』pipi
シンジ「ありがとうゼロシステム綾波!!」パァッ
綾波「....」
霧島「....」
アスカ「....」
299 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:52:46.84 ID:kBZe2X/D0
ギュイーンッ
選挙カー「」キキーッ!
日向「現在使徒接近中!直ちにエヴァ発進の用ありと認む!」
マヤ「大変...!」
ゲンドウ「冬月、後を頼む」
冬月「何をする気だ?」
ゲンドウ「私はケイジでエヴァの発進準備を進める」
冬月「まさか...手動でか?」
ゲンドウ「緊急用のディーゼルもある」
冬月「パイロットがいないぞ」
ゲンドウ「来るさ、あの子たちはな...いざとなればマリイに三号機に乗ってもらう」
マリイ「了解ですわ...ただ私は戦闘用パイロットではありませんわよ?」
ゲンドウ「施設復旧までもたせてくれればいい、最悪逃げてくれてもいいさ」
マリイ「...私もお手伝いしますわ」タタッ
ズゴォンッ!!
300 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:53:18.76 ID:kBZe2X/D0
ゲンドウ「なんだ!?使徒の攻撃か!!?」
リツコ「司令!エヴァ初号機が暴走しました!!」
ゲンドウ「エヴァ初号機が暴走した!?」
リツコ「唐突にカタパルトを凄い速さでよじ登って行ってしまって...!」
マヤ「大丈夫なんですかそれ!?」
リツコ「なんだかんだ大丈夫だとは思うけど...」
ゲンドウ「.....レイとアスカ、霧島が戻ってくれば対処できるだろう、大丈夫だ」
マヤ「.....司令、さすがですね、こんなに暑いのに全く動じてない」
リツコ「えぇ、まさに鉄の男ってやつね...」
ゲンドウ「......」足をバケツに漬けてる
冬月「ぬるいな」
ゲンドウ「あぁ」アセダラダラ
301 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:53:55.81 ID:kBZe2X/D0
ガゴゴゴゴゴォオオオンッ!!
ゲンドウ「戻って来たな...」
ガゴゴォンッ!!
初号機(顔だけ)「」ズズゥン
シンジ『父さん!!』
ゲンドウ「シンジィ!!顔だけ出すな顔だけ!!危ないだろう!!」
シンジ『ごめんなさい!!でも活動時間がそろそろやばいの!!』
霧島『きゃっ!ちょっとシンジくん、いきなり動かないで...あんっ』
綾波『んっ....碇くん、大胆ね....あっ』
アスカ『ちょっ...やんっ、バカシンジ!変に動かないで....んんっ』
マヤ「不潔...」
ゲンドウ「エントリープラグを輩出しろ!!お父さんそういうのに厳しいぞ!!」
シンジ『はい!!』ガシュゥンッ
302 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:54:34.49 ID:kBZe2X/D0
初号機「」ブゥンッ
零号機「」ブゥンッ
弐号機「」ブゥンッ
四号機「」ブゥンッ
オペレーター「2番から32番までの油圧ロック強制解除!」
マヤ「圧力0!状況フリー!」
ゲンドウ「各機実力で拘束具を強制除去!出撃しろ!!」
ガゴォンッギギギギギギ....
303 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:57:44.96 ID:kBZe2X/D0
日向『目標は直上にて停止の模様!!』
リツコ「作業!急いで!!」
オペレーター『非常用バッテリー搭載完了!』
リツコ「よし、行けるわ....発進!!」
ズシンッズシンッ!!
エヴァ一行「「「「」」」」ズリズリズリズリ
アスカ「なにこれ...外から見たらスゴイダサい集団よこれ...」
綾波「縦穴に出るわ」
ズドンッズドンッズドンッズドンッバキィッ
ガキィンッ!ガゴォンッ
縦穴に手足をつっかえて上っていくエヴァ四機
霧島「珍妙な集団だなぁ....んっ!?」
上から落ちてくる酸性液、解ける弐号機の武器ラック
アスカ「!避けなさいマナ!!」
霧島「えっ!?うわわっ!!」ガシャッ
酸性液が手にかかるのを避ける、が四号機の足にかかる
そのまま弐号機の上に落下、弐号機も下に落ちる
綾波「くぅっ...!碇くん!!」ガシャッ
シンジ「綾波!!うおぉお!!」ガシャッ
咄嗟に両手を広げて勢いを殺してエヴァを受け止めようとする零号機
更に初号機も手足をつっかえるようと渾身のパンチとキックを壁に放つ
手足が突き刺さって三人を支えることに成功するシンジ
シンジ「ぐおぉぉっ...重い....」
霧島「えっ、エヴァの重さだもん!」
アスカ「私たちは関係ないわよ!!」
綾波「そんなに重くない...もん」
304 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:58:59.69 ID:kBZe2X/D0
マトリエル「」ダラダラジューッ
縦穴内の横穴に退避するエヴァ四機
前を通り過ぎる酸性液
非常用バッテリーをパージして穴の下に捨てる
綾波「目標は、強力な溶解液で本部に直接侵入を図るつもりのようね」
シンジ「どうする?遠距離攻撃でもあればよかったんだけど...」
アスカ「ビーム武器は軒並み全滅、パレットライフルも整備中...」
霧島「今までビーム武器に注力してきたから、第十使徒の時の使用からずっと整備中なんだよね」
綾波「ノウハウがないってのは手痛い事ね」
シンジ「エヴァの稼働時間も残り3分....何か手段を探さないと」
アスカ「....あるわ、一つだけね」
シンジ「....と、いうと?」
アスカ「カタパルトを使うわ」
シンジ「カタパルトは電力が通じてないから使えないじゃないか」
アスカ「作戦はこうよ」
305 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:59:26.14 ID:kBZe2X/D0
アスカ「エヴァ一機の電力を使ってカタパルトを三つ動かすわ」
アスカ「このためエヴァ一機は確実に移動不可能になる、電力も足りるかわからないから最短の直線ルートよ」
アスカ「それでも止まった場合はカタパルトをよじ登っていくしかないわ、そして到着した者から...」
霧島「使徒を攻撃する、そして迅速に倒す...だね」
シンジ「....今はそれしか策が無いよね、乗るよ」
霧島「私も、遠距離武器が無い以上それしかないし」
綾波「えぇ、やりましょう、電力供給はあたしが...」
アスカ「おあいにく、私がやるわ」
綾波「....零号機ではだめなの?」
アスカ「弐号機のバッテリーは零号機と比べて効率のいい最新式よ、プロトタイプとは供給量から違うわ」
アスカ「少しでもカタパルトを動かせるエヴァといったら四号機か弐号機、そして...」
アスカ「スペックでいえば後期開発の四号機の方が高いわ、ここから考えて私の弐号機が適任なのよ」
アスカ「いい?」
綾波「....わかった、任せるわ、アスカ」
アスカ「マナ、レイ、シンジ、しくじるんじゃないわよ」
306 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 22:59:55.00 ID:kBZe2X/D0
アスカ「カタパルト通電完了、動かすわよ!」
参人「「「うん!!」」」
バシュゥウウウウンッ!!
シンジ「ぐぅう!」ゴオォ
マヤ「んんん!」ズオォ
レイ「くぅっ!」グオォ
零号機「」ガシュンッ
四号機「」ガシュンッ
初号機「」ギュウゥン
シンジ「こっちのカタパルトが止まった...!」
綾波「碇くん!」
シンジ「すぐに行く!!そっちは任せた!!」
綾波「えぇ!」ガシャッ
霧島「行くよ!」ガシャッ
四号機・零号機「」ダッ!!
前傾姿勢で駆け出す四号機と零号機
迎え撃とうと足を大きく振り上げるマトリエル
振り下ろされた足を避けながら接敵する二機
307 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 23:00:21.67 ID:kBZe2X/D0
綾波「ATフィールド...中和開始!!」ギイィイインッ!!
零号機の方へとマトリエルを飛び越えて着地し、ナイフを構えて突進する四号機
マトリエルの眼に突き刺さるブログナイフ
綾波「くううぅぅ...!!」ギギギギ
霧島「で、や、ぁああああああ....!!」ググググ
初号機「」ガゴンッ!!ダッ!!
ハッチを蹴破り登場し、こちらに走り出す初号機
ビーッ
四号機「」ギュウゥン
霧島「活動時間が!!」
ナイフを突き刺したままその場にうなだれ膝を突く四号機
ATフィールドの中和を続ける零号機
綾波「碇くん!!」
シンジ「でやぁああああああああああ!!!!!」ガシャッ!!
初号機「」ダンッ!
ドロップキックを四号機のナイフに放つ初号機
蹴り飛ばされ、コア諸共貫通するブログナイフ
一瞬痙攣したのち、その場に力尽きるように倒れるマトリエル
308 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 23:00:47.67 ID:kBZe2X/D0
ビーッ
零号機「」ブウゥン
ビーッ
初号機「」ブウゥン
シンジ「はぁっ....はぁっ....間に合った...」
綾波「はぁ.....はぁ......ふぅ....」
霧島「......はあぁぁ....焦ったぁ....」
アスカ「.....やった、ようね....はぁ、心配させちゃって...」
―――――――――――
―――――――――
―――――――
309 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 23:01:14.58 ID:kBZe2X/D0
カミーユ「大きな星が点いたり消えたりしている...あはは、大きい! 彗星かな?」
アムロ「僕が一番ガンダムをうまく扱えるんだ...」ブツブツ
ジュドー「ちょっ、ちょっと二人とも!?何変なこと呟いてるんだよ!!しっかりしろよ!!」
カミーユ「病欠です!!」
ジュドー「カミーユさん!?」
カミーユ「暑苦しいなぁ、ここ、うーん...出られないのかな?おーい、出してくださいよ。ねぇ?」
アムロ「走れ、フラウ…!そ、そうだ。フラウボゥ、い、いいぞ」
ジュドー「アムロさぁん!?」
ジュドー「こ、こんなところにいたら、俺までおかしくなっちまう...!くそっ...!」
カミーユ「毒電波...」
ジュドー「そんなチャンネルに合わせるんじゃないよ!!」バシィッ
カミーユ「暴力はいけない...」ドサァッ
パチンッウィーン
チーン
リツコ・日向・マヤ「「「....」」」」
ジュドー「あっ」
アムロ「」シロメブツブツ
カミーユ「」チーン
マヤ「....ジュドーくん...」
ジュドー「ちっ、違うよ!誤解だってマヤちゃん!!」
マヤ「....」ジトー
―――――
―――
――
つづく
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/17(木) 23:08:17.28 ID:lew4GbNOo
乙
311 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 23:11:17.85 ID:kBZe2X/D0
今日の描き貯め分はここまで
現在やる気のネタ
綾波カトルと綾波サンクキングダムとヒイロ
造られた命の綾波とキラ
赤き流星と赤のエースパイロット
マリか....ルナの方がかわいいしおっぱいも大きいな!!
シンジ「セイラさん...いいな...」シャア「やめとけやめとけ」アムロ「あいつは付き合いがわるいんだ」
マナ「私の体ってやっぱ整ってるなぁ...ふふふ」綾波「そうね」マナ「はぅあっ」ドキーン
シャア「若き子供に私の轍を踏ませるわけにはいかんよ」
312 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/17(木) 23:11:45.71 ID:kBZe2X/D0
次回予告
使徒殲滅の業と大人として接する者達への羨望に苦しむミサト
語られる過去とシャア・アズナブルという男
成層圏より飛来する使徒と連なり現れた最大の使徒は、全ての希望を破却する
次回!
奇
跡
と
言
う
名の魂の光
皆で見てね!!
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/17(木) 23:25:40.72 ID:4frLPZvDO
エヴァとガンダムの融合が上手すぎる
MSに乗らないアムロ達にもちゃんと見せ場があるのいい…
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/18(金) 00:54:18.44 ID:03JVE8gUo
集まれサングラス愛好家
315 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/18(金) 01:12:49.71 ID:z4dBxjO80
何故か東方不敗の下で修行することになったトウジ
316 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 18:29:11.00 ID:YqjvXLY50
ちょっと描き貯めが難航してるのでキャラ紹介でお茶を濁そうと思う
317 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 19:10:18.68 ID:YqjvXLY50
碇シンジ
原作では内向的な面が強調された"良くも悪くも普通の少年"だった
本SSではアムロを筆頭に大人たちによって自己肯定感があるだけでなく
ゲンドウの態度が碇シンジ育成計画に近い為「運命に立ち向かう少年」の立ち位置となっている。
能力的には原作シンジにアムロ、ドモン要素を兼ね備えた遠近こなせる万能ファイター
エヴァ初号機ZERO型装備
汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンのテストタイプモデル、識別コードはEVA-01-0
碇シンジ専用機であるが、原作と違いシンジが信頼する者は操縦可能
ネルフで配備されたエヴァの中で最も高い戦果を挙げており、戦闘能力は特筆ものである
原作と違いゼロシステム搭載の折にF型装備案を元とした改修を経ており多数武器を携帯できるようにウェポンラックが増設された
更に専用のエントリープラグにサイコフレームを使用したことでシンクロ率を上昇させつつも汚染深度の危険性を減らしている
その為他のエヴァとは総重量で差が出ており、武装の豊富さを活かした戦闘が可能となっているが動きが少し鈍重になっている
318 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 19:19:22.82 ID:YqjvXLY50
綾波レイ
原作ではシンジのことを気にかけながらも突き放す言動が多かった
本SSでは早い段階でシンジと打ち解けたこと、ミラーリンクなど精神的な成長が多数あった為
少々リナレイと似通った部分が出てきている、また、人形であることに強い嫌悪感を持っている
綾波シリーズが早い段階で"個"を確立し始めているので自分の代わりがいるという思考はない
能力的には色々な距離を対応できる万能型だが特に遠距離戦が得意で、支援に回ることが多い
エヴァOO号機(ダブルオーエヴァ)
ネルフの停電を期に0.0EVAを軸としエヴァの予備パーツとMSのパーツを用いて改造した零号機の改修機、通称OOエヴァ
第四使徒のデータを利用してS2機関を作成する際にできたGNドライブ二機をウェポンラック兼バックパックに装備している
その為他のエヴァと違い活動時間の概念を脱することが出来、充電無しで稼働することができるだけでなく、
多少時間はかかるもののGNドライブと武器を連結することでビーム兵器を充電することも可能な攻守支援すべてに優れた機体となっている
対ゼーレを想定しており0.0EVAに対してGN粒子を用いた情報共有能力「Aリンク」を持っており、綾波シリーズが増えれば増えるほど
情報戦に置いて有利になっていくという特性を持つ
本来はトランザムシステムが搭載される予定だったが、トランザム終了時にOOエヴァが機能停止してしまうという欠点が見つかったため
システムは現在凍結されている
319 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 19:31:43.60 ID:YqjvXLY50
霧島マナ
鋼鉄のガールフレンド、碇シンジ育成計画に出てきた限定キャラ
原作明るく積極的で実はナルシスト、難しい立ち位置のキャラだったが
本SSでは明るく積極的な部分はそのままにシンジと幼馴染で重い感情を抱いているキャラとなった
ナルシスト部分はそのままだがこれは「自分の魅力」というよりは「シンジの好み」としての自信である
判断基準が良くも悪くもシンジ基準なところがあり、人間関係にもシンジを据えて考えるところがある
その為アスカのような「気兼ねなく話せる友達」が出来たことは実は奇跡に近い
正統派ヒロインとしても冷静な軍人としても未熟な少女としても動ける万能キャラに近い
能力的にはアスカ、レイの中間の性能を持っている、ただし水中戦でのみシンジを超える技量を見せつけ、
水中戦でのみ疑似アムロと化す
エヴァ四号機トライデント
戦自から接収したトライデントをエヴァの規格に合わせて回収したエヴァ四号機の正式強化機
本来のT型活動範囲拡張装備をそのまま四号機と融合させることで装備換装せずとも水中、溶岩内で稼働できる
その為武装は内臓式のものが多く、バックパックに接続されたクローを腕部に接続することで稼働するトライデントネイル
バックパック内に備えられた爆破指向性N2魚雷二門30発、更にクロー展開時に腕部に装着されるビームキャノン
バックパックから肩部分に向かって生えるトライデントマシンガン二門と、様々な属性の武装を持っている
初のエヴァ専用バックパックを装備しており、バックアップに内蔵されたバッテリーにより稼働時間が拡張されているだけでなく
地上でブーストを使用した移動が可能となっているのだがその分燃費が悪化しておりブーストやビームキャノンの使用頻度を間違えると
他のエヴァよりも早く活動限界が来てしまいかねない、しかしリスキーな分対応力は高い
320 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 19:47:13.40 ID:YqjvXLY50
式波・アスカ・ラングレー
アニメ版では騒がしさと孤独さを併せ持った大胆で繊細なキャラだった
本SSでは劇場版の式波のおとなしくなった部分を取り入れつつ軍人らしく冷静な立ち位置で
ものごとを俯瞰できるキャラクターでありながら時に感情的になれるブレーキ役となっている
孤独を好む排他的な性格である式波要素と、それでも他者を求め、懐に入った人間に甘くなる惣流要素を兼ね備えている
その為原作ほどつんけんとした態度は取らず、逆に距離を開けすぎることもない、チルドレンの中の緩和剤か接着剤のような子に落ち着いた
立ち位置的にフォローに回ることも多いためキャラ性能も原作と大きく変化している
キャラ性能は一撃の重さに重きを置いており、かなり攻撃的になっているがサポートをこなせない訳ではない、という形になっている
エヴァ弐号機ステージU
エヴァ弐号機の拘束具を変化させることでエヴァの性能に指向性を与える「バインドパルス計画」の試作機にして完成形
第十一使徒のデータを元に作成、強化されている
エヴァの中で異例の『戦闘中に成長する』能力を持っており、敵との戦闘で蓄えたデータをもとに人造人間部分を変質、適応させ
その状況に最も適応したエヴァへと変化することができる。
そのため第六使徒のような極低温への変化や第十一使徒のような高温の環境でも装備換装せず即座に行動できる他
システムが単純で従来のエヴァと同様の為、装備換装もしやすいという利点を持つ
データ収集、対使徒戦、その他諸々色々な状況に対応できる"汎用決戦兵器"の完成形ともいえるだろう
ただし悪く言えば秀でた部分が無いともいえる他、成長という特性上スロースターターとなる欠点を持つ
しかし"努力"でのし上がって来たアスカと成長するステージUは相性がいいだろう
321 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 19:58:57.79 ID:YqjvXLY50
綾波 No.カトル
綾波シリーズの4番目で銀色の髪の少女、エヴァンゲリオンANIMAに登場
原作では精神汚染を受け、サンク、シスが自我を獲得するきっかけとなっただけでなく
人類補完計画を止めたシンジに対して愛憎を向ける少女だったが
本SSでは少々少年的な口調の不器用な少女となりつつある。
シンジに対する感情は綾波とは違うベクトルでの好意だが、その好意の処理の仕方がわからず
直球勝負になりがちなところがある、この世の全てが珍しく、そして新鮮な体験であるため
通常の個体よりも好奇心が強く物おじしないという特徴を持つ
導く大人たちがちゃんと導いてやれば綾波とは違ったタイプの完成形となるだろうが、ともすれば
指導を間違えれば歪みやすい脆さも含めた純粋な少女である
キャラ性能はサポートに偏った防御型、だがいざというときは熱血で火力を備えるタイプ
カトル特有の技能エヴァの心により、他者専用のエヴァを動かすことが可能となっている
0.0EVA-S改
No.カトル専用にチューンナップ、装備を改修された0.0EVA
ヘッドバルカン、シールドとエヴァというよりガンダムに近い装備をしているが
何よりの特徴として両肩部に接続した「オプションアーマー」、背部に備えられた実体剣「ATショーテル」と
両肩の「大口径マシンガン」を備えている他、四号機同様ブーストによるホバー移動が可能となっている
その性質上装甲が大幅に強化されており、対第五使徒に対して接近戦を挑めるように調整されている
生半可な攻撃を弾き返しながら迫ってくるその様はまさに壁ともいえるだろう
余談だがマリイは本気を作るために二徹した状態でサンク機の改修に挑んだ
322 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 20:15:29.90 ID:YqjvXLY50
綾波 No.サンク
綾波シリーズの五番目で、セミロングの少女、エヴァンゲリオンANIMAに登場
原作では二人目の綾波に迫る勢いで成長して綾波シリーズの完成形と期待されたがアスカを庇って消滅している
本SSでも高い成長率を誇っており、綾波と同様の成長をしている
こちらも好奇心旺盛でありながら、他者への共感能力が高くなっており戦闘に置いても気遣いが光るタイプ
不得手なことも多く、そのたびに困難に多々ぶつかるが、周囲の助けで乗り越えていくタイプだろう
医療行為に秀でておりカミーユの手伝いを行うことでその頭角を現しつつある、誰が呼んだか医務室の天使
リツコの眉毛だけがなんで黒いのかが気になっている
キャラ性能は回復特化、自他ともに回復させまくるタンクとなっている、舐めると熱血魂で殴られる
0.0EVA-ET
No.サンク用にチューンナップ、装備を改修された0.0EVA、ETはエターナルと読む
左腕部にヒートロッド、右ウェポンラックは前部にスライドできる構造となりビームキャノンを装備している
右ウェポンラックにOOエヴァと同様のGNドライブを搭載しており、永続的な稼働が可能となっている
更に右腕にシールドとビーム斬撃武装「シュトゥルム・ウント・ドラング」を装備しており全体的に近距離に特化している
本来サンクは一対多の戦いを得手としているのだが二徹したマリイが暴走した結果、このような決闘用じみた機体になってしまっている。
ビームキャノンが装備されたのはせめてものリツコの良心であるが、意外とスピードが高く最終的に
サンクと相性はいい機体となっている
ちなみにGN粒子にサンクの意思を乗せることでエヴァに応急処置が可能であり、これも更にサンクのヒーラータンク化に一役買っている
323 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 20:18:20.86 ID:YqjvXLY50
綾波 No.シス
綾波シリーズの六番目、幼い外観の少女、エヴァンゲリオンANIMAに登場
原作ではメンタリティが不安定だが腕は一流のパイロットという感じだった
本SSでは徐々に妹キャラとして頭角を伸ばし始めている、そろそろ幼女時見てくる頃合い
様々なものに興味がある、という点では一緒だが不安な気持ちを処理する術を知らず
自分のテリトリー(シンジ周辺)の物事以外には積極的にかかわれないという内向的な性質を持つ
故に無自覚にシンジに依存している部分があり、彼がいなくなると情緒不安定になってしまう幼い少女
言動が大人に寄っている分猶更察されにくく、メンタルケアのためにも気にしてあげるべき存在となっている
キャラ性能は攻撃重視で、とにかく火力を盛って殴りまくるタイプ、その分落ちやすいので逐一気にしてカバーしてあげよう
0.0EVA-LMES
No.シス用に改修された機体、しかしほとんど設計からの見直しとなりマリイが寝込むきっかけとなった
サイコフレームをエントリープラグに使用しており、メイン武装となるファンネルを備えている
遠距離〜中距離がコンセプトとなっているが両腕部に実験兵装ATダガーを備えており、近距離も一応こなせるようになっている
ATダガーにより近距離ではダガー、距離が開けばATフィールドの刃を展開して不意打ちといった使い方ができるが
その分ATフィールドの制御が精密になっており、現状シス専用装備となっている
様々な分野で性能が特異なエヴァとなっており、時折スペックにない武装や能力を発するため開発部から危惧されている
324 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 20:20:16.21 ID:YqjvXLY50
マリイ・ビンセンス
「新世紀エヴァンゲリオンRPG NERV白書」に登場したオリジナルキャラ
規格外の適格者、いかにもって感じの金髪お嬢様、ヘアバンドに十時ピアスが特徴
原作でも超天才エヴァ三号機の開発の立役者だったり凄いプログラム作って意図せずにエヴァを暴走させたり
充電できない環境のエヴァをバッテリーを作ることで動かして使徒を撃退させたりした
本SSでも天才性は健在でエヴァサイズのビームマグナムを作成し使徒のATフィールドを一撃で貫通したり
バスターライフルの試作品を作ったりしてATフィールドを貫通したりしてる、開発面でチート
このネルフが使徒に対抗出来てる理由の七割がマリイ、残りがシンジ
リツコとセットで更に手が付けられなくなるのでそろそろファンネルとか出てきかねないくらい開発度が凄い
キャラ性能としては広く浅く技能を取ってる感じ、色々な面で軽く刺さるが逆に軽くしか刺さらない
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/18(金) 20:22:21.59 ID:MghOo+HXo
こんだけワンオフ機いたらアストナージさんいないと整備班死にそう
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/18(金) 20:31:53.29 ID:Uw3H6dLFo
思い付いたネタ
頑張ってるチルドレン達を労うつもりでハロをプレゼントするアスラン
喜んでもらえたので元婚約者の時以上に作りまくってプレゼントしまくった
327 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 21:08:02.71 ID:YqjvXLY50
宇宙(そら)が、壊れる音がする
328 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 21:08:33.71 ID:YqjvXLY50
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ガギィンッ!!ガギィンッ!!ギギギギギッ
サザビー「」ギュンッシュパパパッ
νガンダム「」ブゥンッカキキンッ
ビームサーベル同士がぶつかり合う音
高速で移動し絡み合うように互いを睨みながら撃ちあうファンネル
頭部同士をぶつけ合いにらみ合うサザビーとνガンダム
宇宙世紀でファンネル同士で撃ちあいをしたのは後にも先にもこの二人のみである
シャア「ララァが死んだ時の悲しみを思い出せ!!」
ビームサーベルの閃光が交差する
一年戦争の時の感覚を思い出すアムロ、それについていかんと力を発揮するシャア
ファンネルの動きが加速していく、その中で剣撃が複雑さを増していく
頭部バルカンを下から上に仰ぐようにして放ちシャアをけん制するアムロ
カメラが上に向いたのを隙と見て横なぎにサーベルを振るうシャア
唐突にサーベルを逆手持ちにしてシャアのサーベルに押し付けて攻撃を受け止める
蹴りを放つνガンダム
それを状態をのけぞって避け、両腕を回転させて接近しビームサーベルを振り回しながら切り裂きにかかるシャア
それに対して振り下ろすタイミングでビームサーベルを突き出すνガンダム
ビーム同士が反発し、MSが一瞬後ろに弾かれる
それを好機とみてそのまま全速力で後ろに下がるアムロ
飛びだす二機のフィン・ファンネルに対して二機のファンネルが撃ちあう
アムロ「情けないやつ!!」
シャア「何がッ!?」
ビームサーベルを振り抜くサザビーを回避してそのまま背後に回るアムロ
ビームサーベルを振り抜いたにもかかわらずアムロを視界内に捕捉し続けるシャア
剣撃がぶつかり合い、閃光がカメラを焼かんとまばゆく光る
329 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 21:09:05.29 ID:YqjvXLY50
シャア「貴様こそ、その力をいたずらに消耗しているだけだとなぜわからない!?」
左腕のビームサーベルを振り抜き、νガンダムに詰め寄るサザビー
それに対してカメラを向けることなくビームサーベルで受け止め、もう一本を更に受け止める
それを左右に受け流しながら後退するνガンダム
不意打ち気味に頭上から撃ちおろすフィン・ファンネル
それに対して真横からファンネルがビームを放ち相殺、そのままビームサーベルをνガンダムに振り抜くサザビー
アムロ「貴様こそ!!」
ビームサーベルが腕部を掠るがそのまま後退しつつバルカンを不意打ち気味に放って撃墜しようとする
それに対して後退しながらバルカンが命中する瞬間に腹部ビーム砲を放つ
通常のパイロットでは確実に回避不可能な意識の刹那を突いた一撃、しかし相手は白い流星
ビームサーベルで命中しそうなビームのみを振り払って切り裂きながらアクシズに向かうνガンダム
シャア「くっ...パワーダウンか...!」
バルカンが命中する瞬間に腹部ビーム砲を使ったことでエネルギー回路に支障が出たらしいサザビー
νガンダムはアクシズを破壊せんと動き出す
それを追うサザビー、残っているファンネルを全て放出する
それに対してνガンダムも背後を見ぬままフィン・ファンネルを全機放って迎撃に向かわせる
330 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 21:10:29.04 ID:YqjvXLY50
ヘルメットをコックピット内で脱ぎ捨てながら迫るサザビーに向き直るアムロ
二刀のビームサーベルを一刀で切り払いながら後退する
斜め下にビームサーベルを構えたままサザビーを待ち構えるアムロ
その誘いにわざと乗って肉薄するシャア
横なぎに振り払われたビームサーベルを上に飛び上がって回避し、そのままビームサーベルを突き出す
それに対して反応しアムロも上にサーベルを突き出して迎え撃つ
ぶつかり合うビームサーベル
反発し、サーベル同士がずれてνガンダムのコックピットを掠る
そのままサザビーの頭部を蹴り飛ばすνガンダム
アムロ「このくらい!!」
ここで攻勢に打って出るアムロ
背部の専用サーベルに持ち替えてサーベルの打ち合いが始まるが、徐々に押されるシャア
シャア「サーベルの出力が負けている!?えぇい!!」
いつぞやのようにガンダムの腹部を蹴りつけるシャア
読み違えたようで蹴りをもろに喰らってしまうアムロ
しかし、お互いにただでは起きない
サザビーの左腕を後方で漂っていたフィン・ファンネルが撃ち貫いて破壊する
同時にサザビーのサーベルがνガンダムの肩装甲を斬り剥がす
周囲を漂い始める緑色の光
ここでガンダムに接近し、サーベルを蹴り落とし、機体を回転させながら回し蹴りを放つサザビー
アムロ「ぐうぅっ...シャア!!」
331 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 21:10:57.53 ID:YqjvXLY50
瞬間、νガンダムがサザビーへと肉薄し、左腕で殴りつける
それを受け止めるサザビー、しかし、手刀でサザビーの首を突き刺してからそのまま蹴り飛ばす
シャア「貴様がいなければ....アムロォッ!!」
アムロ「シャアァァァァァァッ!!!」
連続でサザビーを殴りつけるνガンダム、ここで一気に畳みかけねばならない
瞬間、νガンダムの左腕が撃ち抜かれて破壊される
驚くアムロ、広報に漂っていたファンネル最後の一基がνの左腕を破壊したのだ
ファンネルとフィン・ファンネルが撃ちあいをはじめ、戦いは白熱する
周囲に漂う緑色の粒子
シャア「くっ....モニターが....アムロぉおおお!!!」
アムロ「シャアッ!!逃がすかよ!!ここで終わらせる!!」ガギィンッ
キィイイイイイイイイイイイイイインッ
332 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 21:11:27.81 ID:YqjvXLY50
わかりあうためにうまれたかべなのに
333 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 21:11:56.30 ID:YqjvXLY50
アムロ『これは....!!』
シャア『この、不快感は...!?』
アムロ『無邪気すぎる、そして無垢だ....何がこんなプレッシャーを放つ!?シャア!!貴様の仕業か!!』
シャア『貴様にもわかるだろう!!これは人の手だけで起こせる者では...!!』
334 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 21:13:14.40 ID:YqjvXLY50
ギィイイインッガシャンッ
ミサト「...う、うぅ.......お父さん?」
バシャンッ!!
ギャァアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!
335 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 21:14:20.02 ID:YqjvXLY50
アムロ「あの羽は....南極から出てるのか!?」
シャア「忌まわしい....隔たりを、砕く翼....!?」
アムロ「あれでは核の冬どころではない!!人が人の形を保てなくなる!!」
キイイイイイイイィィィィンッ
アムロ「そんなこと...させるものかよ!!!!!!」キィイイインッ
緑色の光がオレンジ色の翼と絡み合う
アクシズが、宇宙(そら)に引き上げられていく
ミサト「.....!」
ミサトは見た、緑色の光の中で輝く神を
緑色の光に包まれたオレンジ色の神は、隕石を抱いていた
336 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 21:14:51.28 ID:YqjvXLY50
――――――――その日、アクシズは消滅した
まるでそんなものはこの世界にはなかったのだ、と言わんばかりに
各コロニーは機能を停止、死者はこれまでの歴史上類を見ないほど出た
人口は激減し、人は汚染され疲弊したゆりかごの中で閉塞するしかなくなった
宇宙世紀は、人の夢は、まるで泡沫のように一瞬で消え去った
337 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 21:15:16.40 ID:YqjvXLY50
奇
跡 第十一話
と
言
う
名の魂の光
338 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 21:15:43.57 ID:YqjvXLY50
今出来てる描き貯め分はここまで
少ししたら投稿始めるから待っててね
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/18(金) 21:16:30.43 ID:lZnqi9bPo
セカンドインパクトとアクシズ落としが同時に起きるってスパロボでありそうな大惨事
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/18(金) 21:40:34.44 ID:CguyBIDDO
緑色の光がサイコフレームでオレンジ色が…
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/18(金) 21:45:03.66 ID:Ar7xGDE50
DG細胞で自己再生自己進化自己増殖する使徒とか
エヴァを完コピ増殖してくるELSとか
342 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 21:59:00.00 ID:YqjvXLY50
ところでちょっと質問なんだけど、映画版の第三の使徒
あれ切り刻まれた姿なんで本来のパワーが出てないっぽく見えたのよ
皆的には完全体ってどれくらいやべぇ奴だと思う?
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/18(金) 22:06:16.42 ID:OR6+bnRZo
マリが戦った使徒か
誰が呼んだか通称「スグキエル」
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/18(金) 22:17:53.64 ID:lZnqi9bPo
マリが倒したのは何万分の1で残りは色んな兵器に使われたって説が有力なのよね
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/06/18(金) 22:32:13.50 ID:97nkJPNq0
あんなに分割されてあのくらい強いなら完全体は相当強いか寝てたとはいえ簡単に分割されるような生き物が果たして強いのか
346 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/18(金) 22:34:10.44 ID:YqjvXLY50
大体わかった、楽しみにしてて
347 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:07:04.44 ID:gMDzFXgW0
よし、投下始める
348 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:08:01.67 ID:gMDzFXgW0
アスラン「すまないな、シンジくん、雨宿りさせてもらって」
キラ「ごめんね、急に押しかけちゃったりして」
シン「前もって連絡出来たらよかったんだけどな...」
シンジ「大丈夫ですよ、僕も何か"これ"のお礼したかったんで」
ハロ波(中身ゼロ波)『体、できた...体、できた....体、できた....』パタパタ
ハロ波『ぶっちゃけこれじゃない...』パタ....
アスラン「喜んでもらえて何よりだ」
シンジ「そうですね、あははは」ニガワライ
綾波「....かわいい」モチアゲ
ハロ波『ハナシテ』
綾波カトル「ホントだ、かわいい」
綾波サンク「....なにこれ、心がフワフワする」
綾波シス「シスも、シスも、抱っこしたい」ピョンピョンッ
349 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:08:35.28 ID:gMDzFXgW0
アスラン「......」
キラ「アスラン?」
シン「これはあれですね、後日めっちゃ作って送ってくるやつですよ」
シンジ「えぇ....一人一つずつみたいになるのかな」
シン「嫌なら嫌って言ってくれれば俺が断っとくけど?」
シンジ「い、いえ、嬉しいですから大丈夫です!」
シン「....存外いやって言えないタイプでしょ、君」
シンジ「たはは...」
アスラン(カラーバリエーションが膨らむな...)
シン(殴って止めようとするとスゴイ暴れるからなこの人,,,)
キラ(やめてよね....喧嘩で僕がアスランに叶うワケないだろ...)
シンジ(トウジのお師匠さんに頼んでどうにかしてもらおうかな...)
アスカ「ミサトはどうしたの?」
霧島「多分寝てる、最近徹夜多かったからね〜」
アスカ「結構疲れてる顔してたわね、何か労ってあげないと」
シンジ「うーん...」
350 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:09:01.61 ID:gMDzFXgW0
マリイ「あっ、そういえばミサトさん、最近昇進しましたのよ」
霧島・アスカ・綾波「「「昇進?」」」
マリイ「一尉から三佐になりましたの」
シンジ「じゃあそのお祝いも兼ねて、パーティでもやろうか」
アスカ「いいわね、私買い出し行くわ」
シン「んじゃあ俺シンジくんを手伝うよ、料理作れるし」
キラ「へぇ、シンって料理作れるんだ、意外だね」
シン「妹に作ってましたから...」
キラ「....ごめん...」
シン・キラ「「....」」
アスラン「あの二人は定期的にあぁなるんだ、気にしないでくれ」
シンジ「あ、あははは...」
マリイ「あと、今日はハーモニクステストがありますの、チルドレンの皆さんは送れないでくださいまし」
チルドレンたち「「「「はーい」」」」
351 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:10:27.34 ID:gMDzFXgW0
―――――
――――
―――
ギュウウウウウウゥゥゥゥン
綾波「.....」
シンジ「.....」キィィン
アスカ「.....」
霧島「....」キュワンッキュワンッ...
綾波カトル「....」
綾波サンク「....」
綾波シス「....」キィィィン
マリイ「....ん...」
マヤ「0番、2番、3番、ともに汚染区域に隣接」
マヤ「"兆候"は1番、3番、6番に出ています」
リツコ「1番と7番はまだ余裕があるわね、グラフ深度をそれぞれ0.3と0.2下げてみて」
ギュオォオオオオオン
シンジ「.......」キイイイィィィンッ
マリイ「んん....」ピクッ
352 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:10:53.32 ID:gMDzFXgW0
マヤ「汚染区域ギリギリです」
リツコ「それでこの数値....凄まじいわね、一種の天才かしら、彼」
マヤ「ハーモニクス、シンクロ率、共にアスカをギリギリ超えています」
リツコ「これも才能なのかしらね」
オペレーター「まさにエヴァに乗るために生まれてきたような子供ですね」
ミサト「....そうね」
リツコ「...ミサト?」
ミサト「なんでもないの」
ミサト「なんでもないのよ...そう、なんでも」
リツコ「....皆お疲れさま」
353 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:11:52.69 ID:gMDzFXgW0
リツコ「シンジくん、よくやったわね」
シンジ「え?何がですか?」
リツコ「前回よりハーモニクスが大きく伸びてるわ、アスカをギリギリ超えるくらいの数値よ」
アスカ「.....」
リツコ「他も上々よ、ただマリイが少しだけ劣ってたかしら、テストパイロットとメインパイロットの差ってところね」
マリイ「うぅ....」
リツコ「マリイもこれからは多少なりとも訓練に参加したほうがいいわね」
マリイ「そうしますわ...」
アスカ「....」
霧島「....アスカ?」
アスカ「ごめんなさい、先帰るわ」
霧島「あっ....待っ」
アスカ「一人にさせて」
霧島「....うん」
アスカ「ごめん」
シンジ「...アスカ....」
354 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:12:19.56 ID:gMDzFXgW0
シンジ「.....」
セイラ「あら、シンジくんね」
シンジ「...あ、セイラさん」
セイラ「どうかしたのかしら、こんなところで項垂れて」
シンジ「あぁいえ.....アスカ、落ち込んでたみたいで」
セイラ「元凶が自分だから途方に暮れてた、ってところかしら」
シンジ「....」コク
セイラ「.....鼻にかけたいの?」
シンジ「そういうんじゃないんです、自慢したりとかそういうのでもなくて...」
シンジ「だからこそむしろ悩んでるっていうか、どんな態度でアスカに接すればいいんだろうって」
セイラ「.....」
フワッ
355 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:12:55.24 ID:gMDzFXgW0
シンジ「わっ、せ、せせせセイラさっ...」
セイラ「あなたの心がどうしたいか、それが大事ではなくて?」ギュッ
シンジ「....心が、どうしたいか...」
セイラ「えぇ、あなたはどんな態度でアスカに接したい?」
シンジ「,,,,いつもみたいに笑い合いたいです」
セイラ「....なら、心に従って、自分の出来る最善をやってごらんなさい」
シンジ「....はい!」コクリ
セイラ「ふふふ、よくってよ」ニコ
シンジ「はぅ...」
セイラ「それじゃあ、頑張ってね」ニコリ、スタスタ
シンジ「.......」ポー
アムロ「やめとけやめとけ」
シンジ「」ビクッ
シャア「あいつは付き合いが悪いからな」
シンジ「アムロさんとシャアさん!?いつからそこに!?」
シャア「あぁ、セイラさん、の当たりからだ」
シンジ「殆ど最初っからじゃないですか!」
356 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:13:30.08 ID:gMDzFXgW0
一同「「「「おめでとうございまーす!!」」」」
ミサト「ありがとう!....ありがとう、シンくん」
シン「あぁ、言い出しっぺはシンジの方です」
シンジ「あぁ、はい....おめでとうございます、ミサトさん」
ミサト「ありがとね、シンジくん」
シンジ「そんな、ははは」
アスカ「....」
霧島「....アスカ」
アスカ「わかってる、今はしっかり楽しむわ」
アスカ「そんで、明日から特訓よ、打倒シンジでね」
霧島「うん、私も手伝う」
アスカ「ありがと、マナ」
ハロたち「「「「「「ガンバレ、ガンバレ」」」」」」
アスカ「.....」ウルッ
アスカ「私がんばるぅう〜〜〜!!絶対シンジに勝ってやるんだからぁ〜〜!!」ギュウゥ
ハロ波「ハナシテ」
357 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:14:13.81 ID:gMDzFXgW0
綾波「....私お肉食べれないの」
綾波サンク「ごめんなさい」
シンジ「大丈夫だよ、事前に聞いてたから、色々用意できたし」
シンジ「....ただ」
綾波カトル「んむ、あんむ、もむもむ...」ステーキホオバリ
綾波シス「まむまむ...」ヤキニクモグモグ
シンジ「結構クローンでも個体差ってあるんだね...?」
綾波「そうね」
ハロ波「タシケテー」
アスカ「あーん、持って帰りたいわー!」ギュー
358 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:15:10.87 ID:gMDzFXgW0
ミサト「....」
シンジ「....ミサトさん?」
ミサト「あ、うんどしたのー?」
シンジ「...いえ、あんまり楽しんでなさそうだなって」
ミサト「そんなことないわよ、楽しんでるわ」
シンジ「....」
シンジ「ミサトさんの心は、どういってますか?」
ミサト「え?」
シンジ「ミサトさんの心は...何をしていって、言ってます?」
ミサト「....」
シンジ「心の声に従って、やりたいことをやってみろって、セイラさんに言われたんです」
シンジ「....僕が言っても説得力ないかもしれませんけどね」
ミサト「シンジくん...」
ピンポーン
シンジ「あ、もしかしてアムロさんたちかな、僕出てきますね」
ミサト「うん」
359 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:16:12.78 ID:gMDzFXgW0
シンジ「はーい」ガチャッ
アムロ「やぁ、シンジくん、遅れてすまないな」鼻メガネ
加持「久しぶりだね、シンジくん」ヒゲつき鼻メガネ
シャア「ふふん、気合入れてきたぞ」クワトロ大尉
シンジ「シャアさん似合ってますよ、道化みたいで」
シャア「これでは道化だ」
アムロ「似合ってるとさ、道化」
シャア「えぇい煽るな!」
アムロ「情けない奴!」
360 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:16:49.79 ID:gMDzFXgW0
ベランダにて
ミサト「....」
ワイワイガヤガヤ
シャア「向こうは盛り上がっているぞ」
ミサト「えぇ、すぐ戻るわ....心配かけたくないもの」
シャア「そんなに復讐者の自分が嫌かな?」
ミサト「!」
シャア「....」
ミサト「....あんたに何がわかんのよ」
ミサト「楽しく道化を演じて、へらへらと笑ってるだけのアンタに」
ミサト「私の何がわかるっていうのよ!」
シャア「.....」
ミサト「....私だって、自覚してるわよ」
ミサト「あの子たちを私の復讐に巻き込む気満々だった」
ミサト「でも、あんたらを見てると....自分が嫌になってくる...」
ミサト「私だってね...好きであの子たちを利用してるんじゃ...」
シャア「それは虫が良すぎるのではないかね?」
カランッ
361 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:17:24.21 ID:gMDzFXgW0
ミサト「っ....!?」
シャア「過去に累積したその思いは本物だろう」
シャア「その思いのために彼らを利用しようとしたのも本当だ」
シャア「それでいて"好きで利用したわけではない"とは、無責任にもほどがある」
ミサト「......!」ギリッ
シャア「なるほど、復讐者にも指導者にもなれない、半端者になるだけだ」
パァンッ!!
ミサト「.....」ギリギリ
シャア「.....ふっ」ヒリヒリ
ミサト「さっきから聞いてりゃアンタ....アンタは私のなんなのよ!!」
ミサト「目の前で使徒に親を殺されて...私に何かを言える権利のある人なんて、いるわけないでしょ...!」
シャア「君は」
ミサト「」ビクッ
シャア「――――シャア・アズナブルという人のことを知っているかね?」
ミサト「....それはあんたのことでしょ...」
シャア「彼は両親を殺されている」
ミサト「!!」
362 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:17:52.66 ID:gMDzFXgW0
シャア「権力に目のくらんだ人間によって殺され、自身もそれに虐げられてきた」
シャア「そして組織にたった一人で挑み、散っていったバカな男さ」
ミサト「....それがなんだってのよ、同じ境遇だからいうこと聞けって?」
シャア「今の私は楽しく道化を演じてヘラヘラと、子供たちの前で笑ってるだけの大人さ」
シャア「だが、私でもこうなれた」
ミサト「!」
シャア「....復讐者とは虫のいいものではない、様々な物を捨てて最後にこびりついてしまう黒い汚れのようなものさ」
シャア「君が復讐者のままでいたいというのなら止めはしない、だが私とアムロは子供たちの為に動く」
シャア「君が指導者になりたいならば、それも止めはしない」
シャア「だが、どちらも選ばずどっちつかずでいるつもりならば...君にはネルフを去ってもらう、私の出来る手全てを尽くしてでもな」
シャア「戦場で中途半端にぶら下がっている者を守っていられるほど子供たちは年を重ねていないのでね」
ミサト「...」
シャア「....心のままに動くといい、それが君にとっての最善だろう」
シャア「私は戻る」カランッ
363 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:18:52.16 ID:gMDzFXgW0
ミサト「....」
ミサト「....そんなこといったって...どうすりゃいいのよ...」
ミサト「諦めろっての...?そんな安い覚悟で人なんか利用しないわよ...!」
カラカラカラッ
ミサト「!」
綾波カトル「...ミサトさん」
ミサト「あぁ、カトルちゃんか...大丈夫よ、すぐ戻るから」
綾波カトル「感情のままに行動するのは正しい人間の生き方、らしいよ」
ミサト「!」
綾波カトル「....心に耳を澄ませて、望んでいることを聞いてあげて」
綾波カトル「....皆と待ってますから」カラカラッ
ミサト「.....感情のままに...か.....」
ミサト「..........」
ミサト「はぁ、ほんっと....ニュータイプってずかずかと心に入り込んでくるのね」
ミサト(おかげで聞こえちゃったじゃない、心の声)
364 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:19:19.35 ID:gMDzFXgW0
アムロ「....いいのか?」
シャア「すまないな、加持、君の役割を奪ってしまって」
加持「いいんですよ、あれは俺じゃあどうにもできなかった」
加持「悔しいですけどね」
シャア「....」
アムロ「加持、そろそろ自分を許してやってもいいんじゃないか?」
加持「許すも何も、俺は自分に対して何も怒っちゃいませんよ」
アムロ「枷はあるだろう」
加持「俺が背負うべきものです」
アムロ「.....頑固だな、お前も」
加持「じゃないと生きてこれませんでしたから」
アムロ「お前は少しシンジくんと話してみるといい、少なくとも悪い結果にはならんさ」
加持「随分買ってるんですね」
アムロ「弟分、だからな」
シャア「昔のお前そっくりだからな、シンジくんは」
加持「そうなんですかい?」
シャア「あぁ、色々とな」
アムロ「昔の話はしてくれるなよ...」
シャア「ふっ...」
365 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:20:28.25 ID:gMDzFXgW0
ミサト「大した破壊力ね、さすがATフィールド」
マヤ「落下のエネルギーをも利用しています、使徒そのものがおっきな爆弾みたいなものですね」
リツコ「一発目は太平洋に大外れ、そこから二射三射と、誤差修正をしているわ」
ミサト「学習してる、ってことね」
日向「N2航空地雷も効果ありません」
青葉「以後、使徒の消息は不明です」
ミサト「来るわね、多分」
リツコ「次はここに、本体ごとね」
ミサト「その時は、第三芦ノ湖の誕生かしら?」
リツコ「富士五湖が一つになって太平洋と繋がるわ、本部ごとね」
――――――――
―――――
―――
366 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:20:57.09 ID:gMDzFXgW0
リツコ「...やるの?本気で」
ミサト「えぇ、そうよ、これしかないと思うわ」
リツコ「あなたの勝手な判断でエヴァを8機も損失させる気?」
リツコ「勝算は0.00001、万に一つもないのよ」
ミサト「ゼロではないわ、それに今とれる手段もこれしかないわ」
リツコ「葛城三佐!」
ミサト「現責任者は私です」
ザアァァァァゴポポポ
ミサト「....やれることはやっておきたいの、多分、あの子たちもそうだと思うわ」
ミサト「使徒殲滅は、私たちの仕事です」
リツコ「私たちの?仕事?」
リツコ「あなたの我儘でしょう?それは」
ミサト「....どうかしらね」ニッ
367 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:21:24.65 ID:gMDzFXgW0
霧島「えぇぇ!?手で、受け止めるんですか!?」
アムロ「意外といけるぞ」
シャア「コックピットでも行けるぞ」
シンジ「ごめんなさい、二人とも少しだけだ待っててくれませんか?」
ミサト「落下予測地点にエヴァを配置、ATフィールド最大であなたたちが直接使徒を受け止めるのよ」
アスカ「使徒がコースを大きく外れたら?」
ミサト「アウトね」
霧島「機体が耐えられなかった場合は?」
ミサト「その時もアウトよ」
シンジ「勝算は?」
ミサト「ぶっちゃけないわ」
一同「「「「.......」」」」
ミサト「ごめんなさい、他に作戦が無いの」
アスカ「これは作戦って言えないでしょ?」ジロ
ミサト「...ホント、言えないわね、だから辞退もできるわよ」
368 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:21:50.75 ID:gMDzFXgW0
アスカ「....そこは素直にごめんなさいって謝っとくところよ」
シンジ「帰りにとっとこうよ」
綾波「ミサトさんのごめんなさいがご褒美は味気ないわ」
綾波カトル「何か奢ってほしいよね」
綾波サンク「....えぇ」
綾波シス「私パフェ食べたい!!」
霧島「私も食べたいスイーツあったのよね!」
ミサト「皆....いいのね?」
一同「「「「.....」」」」
ミサト「決まりでは遺書を書くことができるけど、どうする?」
シンジ「リレー形式にしようよ」
アスカ「良いわよ、あんた先頭ね」
シンジ「拝啓、この手紙、読んでいるあなたは」
アスカ「どこで何をしてるのだろうってバカ」
霧島「私たち14だよ」
綾波「誰にも話せない悩みの種、あるかしら?」
霧島「そんなにないよね...?私はシンジくんには全てをさらけ出したもん」
アスカ「やーらしー!」
霧島「ちょっ!そんなんでも....あるけど....」
アムロ「....たくましくなったな、君たちも」
ミサト「....えぇ、私も腹が決まったわ、終わったらみんなになんでも奢っちゃうわよ!」
369 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:22:18.52 ID:gMDzFXgW0
―――――――逃げちゃダメだ
――――――逃げちゃダメだ
―――――逃げちゃダメだ
シンジ「――――そう、逃げる気はないよ」スゥ
キイイイィィィィィン.....
初号機「....」ガゴンッ
ゼロ波「碇くん」
シンジ「うん、ゼロシステムフル稼働、落下予測地点を完璧に割り出して」
シンジ「僕たちが先手を切るよ」
ゼロ波「えぇ、未来は見えているもの」
370 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:22:45.15 ID:gMDzFXgW0
青葉「目標、最大望遠で確認!」
日向「距離!およそ2,5000!」
ミサト「おいでなすったわね....エヴァ全機、スタート位置」
シンジ『ミサトさん』
ミサト「何?シンジくん」
シンジ『落下予測地点をゼロシステムに送っておいてください、ゼロシステムをフル稼働して位置を割り出します』
ミサト「負担が大きいわよ」
シンジ『やれることはやっておきたいんです』
リツコ「....」
ミサト「....」フッ
ミサト「わかったわ、しっかり成功させて頂戴」
シンジ『了解』
371 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:23:22.81 ID:gMDzFXgW0
ミサト『当てになるのはシンジ君のゼロシステムと弾道計算のみ』
ミサト『MAGIが距離10000の時点までは誘導するわ、以降は各自の判断よ』
ミサト『あなたたちに全て任せるわ...では、作戦開始』
372 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:24:54.73 ID:gMDzFXgW0
シンジ「行くよ」
綾波「...」コクリ
霧島「うん」
ガシュウンッ!!
初号機「」キィイィィンズドドドドドドドッ
弐号機SU「」ザシャッ!!ドドドドドドドドッ
OOエヴァ「」ドスンドスンドッドッドッドッ
四号機T「」ギィインッバシュゴォオオオオオオッ!!
0.0EVA-S改「」バシュゥッ!!ゴォオオオオッ!!
0.0EVA-ET「」ズドッ!!バシュゥウウウッ!!
0,0EVA-LMES「」キィィン!!ラァァァァァァ
ドズンドズンドズンドズンドズンッ!!
初号機「」バッ!!
シンジ(ゼロの予測は....!)ピキィンッ
初号機「」グンッ!!
ミサト『シンジくん!?どこに向かって――――』
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴパキィンッ!!
青葉「目標のATフィールド変質、軌道変わります!」
青葉「目標修正地点205!」
日向「目標!更に加速!!」
373 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:25:34.42 ID:gMDzFXgW0
アスカ「何よ!!計算よりかなり早いじゃない!!!」
アスカ「ダメ!!私じゃ間に合わない!!」
綾波カトル「私も遠い...!!」
綾波サンク「私とシスならいけ....シンジくん!?」
シンジ「ミサトさん!!」ツウゥ
ミサト「緊急コース形成!605から675!!」
日向「はい!!!」
ガションガションガションガションッ!!!
ガンガンガンガンガンガンッ!!
ミサト「次!!1072から1078!スタンバイ!!」
ギュォーンギュォーンギュォーンギュォーンッ
初号機「」ドッドッドッドッバシュゥウッ!!
バシュンッバシュンッバシュンッバシュンッ!!
ズドォンッ!!ギュォオオオオオッ!!
シンジ「く、ぉおおおおおおお....!!!」
シンジ「エヴァンゲリオンッ!!!」グワッ!!キィイインッ
ゼロ波「ゼロシステム、フル稼働!!」
初号機「ウオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」グォオオオオオオッ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴヒュバァァァァァアアアアッ!!!!
マヤ「加速度!!エヴァの推定限界速度を突破!!」
リツコ「ソニックブームまで...!」
374 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:26:09.07 ID:gMDzFXgW0
キュォオオ.......ン.....
サハクィエル「ォオオオオオオオオオオオオオオンッ」ゴォオオオオオオオッ
ズザザザザザザザザザァァアアアァッ!!
シンジ「ATフィールド....全ッ開ッ!!!」ピキィィインッ!!
ゼロ波「ゼロシステムフル稼働、パイロットの補助を開始」キイィンッ
初号機からあふれる緑色の光、そして発生する衝撃波
375 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:27:16.14 ID:gMDzFXgW0
パキィイイイイイインッ!!!!
巨大なATフィールドが使徒を受け止める
それと同時に使徒の中心部から合われる人の上半身のような姿の使徒本体
初号機「」ギギギギギギギギ
サハクィエル「ウオォォ!!」ズズズッ!!
ATフィールドを貫通し、手を組みあう
瞬間、何かを破るような軋み上げる音が鳴り、使徒の腕が変化する
槍のように変化したそれが初号機の掌を貫いた
シンジ「あぐうぅぅ...ぅぐ....!!」ギンッ!
サイコフレームの光とATフィールドで使徒を押し返さんとする初号機
両腕の筋肉からも大量の血が噴き出している
歌うような音が響くと共に初号機が更にめり込み始める
初号機の両腕の筋肉はこれでもかと膨張し、大量の血を流しながら使徒を受け止める
霧島「シンジくん!!」
綾波「マナさん、コアを!!」
霧島「りょぉうかい!!!やぁあああれぇえええ!!!!!」ガゴンッ!!
ATフィールドをトライデントネイルで切り裂き、そのまま返す手でコアを貫かんとする
瞬間高速で輪の上を滑り始めるコア
376 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:28:14.62 ID:gMDzFXgW0
霧島「うぅそ!?くっちょこまかとっ...!」
唐突に輪のレール上に起こる連続爆発、コアが一瞬停止する
視線を向ければ円環状に配置されたファンネルの一斉射撃がコアの移動を止めたらしい
遠くの方でこちらに向かって飛びながら向かってくる0.0EVA-LMES
瞬間、両手でコアをキャッチし、移動を抑え込むOOエヴァ
歌うような音と共に使徒が加速し、初号機を押しつぶしにかかる
シンジ「ぐぁあああっ...!!マナ、早”ぐッ”っ”!!」ギギギギ
綾波「ぐうぅぅ...!!!」ギギギギッ
霧島「やれっ!!やれっ!!!やれぇえええぁああああああああああ!!!!!!!!!!!!」ガゴンッ!!
両手のネイルをコアに突き刺す四号機
そのまま両手を横に開くように動かしてコアを無理矢理引き裂いた
瞬間、痙攣したように一瞬こわばる使徒
踊るように立っていた繊毛じみた部位が垂れさがり、その場の三機の上に覆いかぶさった
そして、形象崩壊を起こして使徒の体が紅い液体へと変化していく
377 :
◆SqThbwJtS5Ey
[saga]:2021/06/19(土) 01:28:58.56 ID:gMDzFXgW0
シンジ「か、勝った....」
霧島「危なかった...レイ、ありがと...」
初号機「」ギュウゥゥン
四号機T「」ギュウゥゥン
綾波「えぇ、お疲れさま」
動力が切れてその場にうなだれる初号機と四号機を抱えるOOエヴァ
そして場に響く骨のなるような音
綾波「!?....まさか...ミサトさん!」
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