【ひぐらしのなく頃に】羽入「雛見沢の皆にイタズラ?」梨花「そうよ」【安価】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 00:07:11.15 ID:8ksB8uy80
梨花「ふふふ、暇つぶしにちょうどいいと思わない?」

羽入「つ、ついに梨花がグレてしまったのです…ボクは悲しいのです…」

梨花「どうせあんたも暇してるんだから手伝いなさいよ」

羽入「あぅあぅあぅ!そんな狼藉に手を貸すわけにはいかないのですよ!オヤシロ様の名に懸けて!」

梨花「エンジェルモートデザート食べ放題」

羽入「うッ!!?」

梨花「おまけでこれから三日に一度はシュークリームを食べてあげるわ」

羽入「さぁやっちゃうですよー!手伝えることがあったらボクになんでも言ってください梨花!」

梨花(チョッッッッッロ)


>>2 イタズラを仕掛ける相手(雛見沢住民)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1623510430
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 00:09:51.23 ID:29hhe0NsO
レナ
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 02:01:11.47 ID:8ksB8uy80
梨花「まずはレナね」

羽入「いきなりヤバそうな人選なのです」

梨花「このカケラのレナは父親が美人局に引っかかったりしてないから、精神的に安定しているはず」

羽入「そ、それは良かったのです…」

梨花「さっそく偵察に行くわよ」

羽入「この梨花いつになくノリノリなのです」



レナ「よいしょ、よいしょ」ズルズル

梨花「相変わらずゴミ山で宝探しが日課のようね」

羽入「しかし梨花、イタズラって具体的に何をするのですか?」

梨花「そうね…ここは軽いジャブとして…」

羽入(膝カックンとかその辺でしょうか?)

梨花「“死体ドッキリ”なんてどうかしら」

羽入「」

梨花「ふふ、名案だと思わない?」

羽入「ぜ、全然軽くないのですよそれは!?めっちゃヘビーなのですよ!?」

梨花「なによ。羽入のくせに文句があるわけ?」

羽入「羽入のくせに!?」ガ-ン
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 02:01:46.75 ID:8ksB8uy80
梨花「バラバラ殺人のあったゴミ山で、部活メンバーの私の死体が転がってたらさぞかし驚くでしょうね…うふふふ」

羽入「あ、あぅあぅ…!なんと恐ろしいことを!」

梨花「そうと決まれば血糊になりそうなものを用意するわよ」

羽入「うぅ…あまり気が進みませんが…」



梨花「よし」

梨花「今の私、どんな感じ?」

羽入「どっからどう見ても血塗れの惨殺体なのです」

梨花「生きてるように見える?」

羽入「これで生きてたらビックリなのです」

梨花「それは良かったわ。夕暮れ時で薄暗いからトマトケチャップでも血っぽく見えるわけね」

梨花「あとはレナが通りかかるタイミング…羽入、ちょっと見てきなさい」

羽入「はいなのです」チラッ

羽入「って梨花!もうこちらへ来るのですよ!」

梨花「そう…わかったわ」

梨花「じゃあこのへんに倒れとくわね」ドサッ

梨花(さぁ、遊んであげるわ…おいで鉈女)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 02:02:29.22 ID:8ksB8uy80
レナ「ふぃー、今日もお宝見つけちゃったなぁ」

レナ「お家にどんどん溜まっていっちゃってるけど…まぁなんとかなるよね」

レナ「はぅう〜、いつか圭一くんたちにも全部見せてあげたいなぁ」

レナ「って……あれ?」


梨花「」チ-ン


レナ「り、梨花ちゃん!!?」

レナ「なんでここに!?っていうか…!!」

レナ(あの出血量……どう見ても……!!)

レナ「あ……あ…………!!」ガクガク


梨花(驚いてるわね、レナ)

梨花(いくら底知れないあんたでも、不意に現れた知り合いの惨殺体は怖いわよね)

梨花(別に恨みがあるわけじゃないけれど…珍しいあんたのビビリ顔、ワインのつまみにでもさせてもらうわ)クスッ

レナ「!」

レナ「今ちょっとだけ…動いた?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 02:03:11.65 ID:8ksB8uy80
梨花(えっ)

レナ「間違いない……今一瞬だけ、ピクって動いた!」

梨花(嘘でしょ?この距離と暗さでそこまで気付くの…?)

羽入(な、なんて観察眼…!)

レナ「梨花ちゃん!大丈夫!?」ガバッ

梨花(ちょ、近付かれたらマズい…)

レナ「まだ間に合うかも!!」

レナ「えっと、えっと!心臓マッサージと人工呼吸器は……!」

レナ「……ん?」ベチョッ

レナ「これ、ケチャップ……?」

梨花「」

羽入「」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 02:03:55.40 ID:8ksB8uy80
レナ「ねぇ、梨花ちゃん……?」

梨花「」

レナ「どういうことかな…?」

梨花「」

レナ「……」コチョコチョ

梨花「きゃふふっ!」

レナ「………」ニッコリ

梨花「あっ……」

レナ「」ニッコリ

梨花「ド……」

梨花「ドッキリ大成功なのですよ〜!にぱ〜っ!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 02:05:45.00 ID:8ksB8uy80
―――――――――― ?――――――― ?―――――

梨花「」フラフラ

羽入「やっと解放されましたね」

梨花「」ボ-ッ

羽入「り、梨花?大丈夫なのですか?」

梨花「れなこわい」

羽入「完全にトラウマになってますね…」

梨花「も、もうアレに手を出すのは…やめとくわ」ガクブル 

羽入「それが賢明かと…」

梨花「次はもっと鈍そうな圭一あたりにしとこうかしら」

羽入「あぅ!?ま、まだ続けるのですか!?」

梨花「当然でしょ。このまま終われるわけないじゃない」

羽入「あぅあぅ…」

梨花「100年分の鬱憤を晴らすまでイタズラしまくってやるわよ」

羽入「スケールが大きいんだか小さいんだかわからない子なのです」

>>9圭一に仕掛けるイタズラの内容

人工呼吸器じゃなくて人工呼吸なのです。予測変換が憎いのです。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 02:16:23.73 ID:bkK5CuZDO
パンツ(新品)を机に置き忘れてどうするか観察

梨花「きゃふふっ!」
かわいい
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 16:05:15.24 ID:8ksB8uy80
羽入「ところで梨花、圭一にはどんなイタズラを?」

梨花「そうね…圭一が相手なら…」

梨花「私が机に置き忘れたパンツをどうするか観察してみる、っていうのはどうかしら」

羽入「」

梨花「なによその顔」

羽入「つ、ついに乙女の恥じらいも捨てたのですか…梨花…」

梨花「あら。面白そうでいいと思うのだけれど」

羽入「ダメダメ!絶対ダメなのです!女が脱ぎたてのパンツで男を釣るなんて、はしたないのですよ!」

梨花「は…はぁ!?ぬ、脱ぎたてなわけないでしょ!?新品よ新品!!」

羽入「はにゅ?そうなのですか?」

梨花「当たり前じゃない…私をどんな女だと思ってるのよ……」

羽入「それなら良かっ……たとは言えませんが、まぁ新品なら許しましょう!」

梨花「別にあんたの許しなんていらないんだけど」

羽入「さぁ、分校にレッツゴーなのです!」

梨花(結局こいつもノリノリね)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 16:05:44.97 ID:8ksB8uy80
羽入「というわけで、梨花の机にパンツを放置してみました。今日は圭一が教室の掃除当番なのでそろそろやってくる頃なのです」

羽入「ちなみに梨花は教卓の裏に隠れているのです。圭一の動向は逐一ボクが報告してみせるのですよ!えっへん!」

梨花「さっきから誰と喋ってるのよ」

羽入「こちらの話なのです」

梨花「そう…」


圭一「あっぶね〜、当番忘れるとこだった!」ガラッ

梨花「!」

羽入「来ました!ターゲットなのです!」

圭一「ちゃっちゃと終わらせちまおうかな」

圭一「………ん?」

圭一「こ、これは」

梨花「………」

羽入「………」

圭一「パンツじゃないか!!!???」

梨花(声デカいわよ馬鹿…)

羽入「目標、パンツの存在を確認!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 16:07:35.75 ID:8ksB8uy80
圭一「この机にあるってことは、これ梨花ちゃんのだよな……!??」

圭一「マ、マジかよ……誰も立ち入ることの許されない、禁断の祭具殿が目の前に…!!!」

梨花(なに言ってんのこいつ)

羽入「圭一も男の子なのですねぇ」

圭一「はっ」

圭一「だ、駄目だ……COOLになれ前原圭一…」

圭一「梨花ちゃんは大切な仲間じゃねえかよ。仲間の私物をやらしい目で見るなんて、絶対駄目だろ…!」

圭一「匂いを嗅いだり頭に被ったりお持ち帰りしたり、そんなことは論外甚だしいぞ!!!」

羽入「圭一が仲間意識とスケベ心の狭間で葛藤しているのです!」

梨花「………」

圭一「これは発見した俺が責任を持って職員室に届ける!それが当然のことだろ!!」

圭一「行くぞおおおお!!」ガシッ

羽入「おぉ!圭一がスケベ心に打ち勝ったのです!これこそが運命を変える力!!奇跡の起こし方!!」

梨花「あんたたちヒートアップし過ぎでしょ…」

知恵「前原君、掃除の進捗はどうですか?」ガラッ

羽入「あっ」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 16:08:19.36 ID:8ksB8uy80
知恵「ま、前原君……その手に持っているものは………」

圭一「あぁ先生!ちょうどよかった、これを…」

知恵「この下着泥棒!!!!」ズギャンッ

圭一「ペソッッ!???」グチャッ

知恵「不潔です!!あまりに!!不潔です!!!」ドガッバキッ

圭一「が……せ、先生……ちょ、待っ……」ビクンビクン

知恵「……ハッ!?」

圭一「」チ-ン

知恵「やっ……殺ってしまいました……!!」

知恵「このままでは………」

バレる

逮捕される

クビ

カレーが食べられない



知恵「い………」

知恵「隠蔽しなくては……!!カレーのためにも、絶対に……!!」

知恵「私の輝かしいカレー人生は誰にも邪魔させない!!」ズルズル

圭一「」ズルズル 

ガラガラガラ…ピシャッ

梨花「」

羽入「」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 16:09:37.88 ID:8ksB8uy80
羽入「り、梨花…これ、新たな惨劇が始まってしまうのでは」

梨花「まぁこんなこともあるわよ。100年も生きてればね」

羽入「開き直ってる!?」

梨花「次よ、次。気を取り直して行きましょう」

羽入「は、はいなのです…」

>>15 イタズラを仕掛ける相手(レナ、圭一を除く)
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 16:13:53.05 ID:r48olCjm0
大石
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 22:28:24.80 ID:qOS2JUgU0
梨花「誰か手頃なターゲットはいないかしらね」

羽入「手頃かどうかはわかりませんが、どうやらまた大石が来ているみたいなのです」

梨花「ふーん。相変わらず連続怪死事件について嗅ぎ回っているんでしょうね」

羽入「あぅ…事件解決への熱意は凄いのですが、やり方が強引なので住民からは嫌われているようなのです…」

梨花「はいターゲット決定」

羽入「早ッ!??」

梨花「さっそく行くわよ」

羽入「梨花はフットワーク軽すぎなのです!まるで夏休みの小学生!」

梨花「は?現役バリバリですけど??」

羽入「そ、そうでした…」

梨花「わかればいいわ。ついてらっしゃい」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 22:29:20.92 ID:qOS2JUgU0
大石「おんやぁ?奇遇ですねぇ園崎魅音さぁん」

魅音「…こんにちは大石のおじさま。相変わらずお暇なんですね」

大石「わっはっは!こりゃあ随分と嫌われてしまいましたなぁ!」

魅音「………」キッ



羽入「あぅあぅあぅ〜!よりによって大石と魅音が鉢合わせてるところに来てしまったのですぅ!」

梨花「さて、どんなイタズラにしようかしら…」

羽入「り、梨花!?マジなのですか!?この険悪ムードに突っ込んでいくつもりですか!?」

梨花「今やらなきゃいつやるのよ。普通にやったって面白くないじゃない」

羽入「それはそうですが…」

梨花「…ふふっ、決めたわ」

羽入「はにゅ?」

梨花「ここはオーソドックスに攻めましょう」スチャッ

羽入「そ、その手の形はまさか…」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 22:30:43.18 ID:qOS2JUgU0
魅音「じゃあなんですか?うちが関与しているとでも?」

大石「いやいやそうは言ってません。ただ…次期当主の貴方なら、何か知ってるんじゃないかと思いましてねぇ」

魅音「ッ、だから!」

ズブリッ!

大石「んほぉ!???」ビクッ

魅音「へっ?」

大石「」クラッ

ドシーン!!

魅音「あの…ちょっと、大石さん?」

梨花「大成功なのですよ〜!にぱ〜っ!」

魅音「梨花ちゃん!なんでここに!?」

梨花「魅ぃが嫌がってるみたいだったので、これを食らわせてやったのです」スチャッ

魅音「そ、その構えは…カンチョー?」

梨花「思ったより効いたみたいなのです」

大石「」ビクビク 

※カンチョーは肛門を傷つける恐れがあり大変危険なのでやめましょう!!
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 22:31:50.12 ID:qOS2JUgU0
魅音「ぷっ!あははは!!さっすが我が部のメンバーだね梨花ちゃん!」

梨花「えっへんなのです!」

魅音「いや〜実を言うとおじさんちょっと困ってたから、助けられちゃったなぁ」

梨花「気にすることはないのです。ボクたちはギブアンドテイクなのですよ」

魅音「おっ!イカした言葉知ってるねぇ!このこの!」ナデナデ

梨花「えへへ」

魅音「…って言ってもこのままにしとくわけにはいかないから、目を覚ますまでうちで休ませとこうかな」

魅音「どっかで電話借りて葛西さんにでも来てもらうかぁ」

梨花「それがいいのです」

魅音「梨花ちゃんもおいでよ。きっと婆っちゃも喜ぶよ」

梨花「では、お言葉に甘えるのです〜」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 22:33:09.02 ID:qOS2JUgU0
羽入「梨花、もしかして最初から魅音を助けるために?」

梨花「たまたまよ。いつも飄々としてる大石の間抜けな叫び声が聞きたかっただけ」

羽入「ふふっ、素直じゃないのですねぇ梨花は」

梨花「わけのわからないことを言ってないで次のターゲットを決めるわよ」

羽入「は〜いなのです」

>>21 詩音に仕掛けるイタズラの内容
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 22:36:09.13 ID:0jRhm1Cr0
トイレに閉じ込める
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 22:41:09.91 ID:ED/JoRTNO
これはスタンガンからの地下祭具殿送りですわ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/20(日) 23:17:54.08 ID:xFznSNyw0
安価は把握してるので、明日更新します!
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 23:37:16.55 ID:ZWkzriJbo
まってます
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/21(月) 21:59:16.07 ID:LhaxbrZ70
羽入「はにゅはにゅはにゅ〜ん♪」

梨花「なんの歌なのよ」

羽入「あぅあぅ音頭なのです」

梨花「そう…」

羽入「あっ!今バカにしましたね?」

梨花「今じゃなくて常にしてるわ」

羽入「ひ、ひどい………」

梨花「さて、そんなことより」


詩音「はろろ〜ん沙都子、ねーねーですよ〜!」

沙都子「うげっ!詩音さん!」

詩音「あらぁ?うげっ!とかなんとか聞こえましたけどぉ?」

沙都子「ひっ」

詩音「そんな沙都子には〜………いっぱい頬擦りしちゃいま〜す!!」スリスリスリスリ

沙都子「ぎぇ〜!やめてくださいまし〜〜!!」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/21(月) 22:00:03.38 ID:LhaxbrZ70
梨花「また沙都子が襲撃されているわね」

羽入「ついに来ましたか、園崎詩音…彼女にはどんなイタズラを?」

梨花「トイレに閉じ込めるわ」

羽入「えっ?」

梨花「ん?」

羽入「り、梨花。今なんと?」

梨花「だからトイレに閉じ込めるって」

羽入「ヒェッ………」

梨花「化け物は封印するしか無いじゃない」

羽入「もうちょっとマイルドなやつにしたほうが良いのです!死んでしまいますよ!?」

梨花「大袈裟ね。トイレに閉じ込めたくらいで死にゃしないわよ」

羽入「死ぬのは貴方なのです!!!」

梨花「まぁ見てなさいよ。さっきみたいに華麗に切り抜けてあげるから」

羽入「梨花は時代が時代ならエクストリームスポーツを嗜んでそうなのです…」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/21(月) 22:00:38.56 ID:LhaxbrZ70
梨花「詩ぃ、興宮から遥々ご苦労なのです。お飲み物いかがですか?」

詩音「あら梨花ちゃま!気が利きますね〜!」

詩音「んくっんくっ……ぷはっ」

梨花「………」ニヤッ

沙都子「!」

詩音「さ〜て沙都子をたっぷり可愛がったことですし、お姉でもからかって来ますか」

梨花「ほどほどにしておくのですよ」

詩音「それは約束できませんね〜」

沙都子(梨花、いったい何を飲ませましたの…?)

──30分後

詩音「ぐぎぎ……」プルプル

魅音「ちょっと詩音、顔色ヤバいよ?どしたの?」

詩音「きょ、強烈な尿意が……」プルプル

魅音「げっ、早くトイレ行ってきなよ〜!教室出て右だから!」

詩音「サンキューお姉っ!」ダッ

レナ「詩ぃちゃん大丈夫かな?かな?」

魅音「調子乗ってジュースでも飲みすぎたんじゃな〜い?ぷぷっ!」

詩音(魅音は後でシバく……)ガラッ

羽入「梨花、ターゲットがトイレへ!」

梨花「オーケー」ダッ
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/21(月) 22:01:37.97 ID:LhaxbrZ70
詩音「漏れる漏れる漏れる…!」

バタンッ

梨花「ここに外付けの錠前を付けて…と」ガチャッ

梨花「完了なのです〜!にぱ〜っ!」

羽入「にぱ〜っ!じゃないのです…」

ジャ-……

詩音「ふぃ〜、出した出した」

詩音「………あれ?」ガチャッ

詩音「あれ?あれ??」ガチャガチャ

詩音「ちょっ……」ガチャガチャガチャ

詩音「な、なんで!?なんで開かないの!?」

詩音「誰かッ!誰かいませんか!?」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/21(月) 22:02:15.98 ID:LhaxbrZ70
詩音「お姉〜!!聞こえますか、お姉!?」

詩音「レナさん!!沙都子〜!!梨花ちゃま!!」

シ-ン 

詩音(クッ、ここからじゃ教室まで聞こえない!!)

詩音「蹴り破ってでも…!」ガンッガンッガンッ

詩音「ってビクともしないしぃ!足いったぁ〜い!!」ピョンピョン

梨花「くっふっふっ…無駄よ詩音。それは元々祭具殿に付けてあったクソデカ錠前。そう簡単には壊れはしないわ」

梨花「さぁ、恐怖に咽び泣きなさい!!」

羽入「あぅあぅあぅ!梨花が完全に悪の道へと進んでしまったのです!」

羽入「だ、だれか!誰か正義のヒーローはいないのですか〜!?」

「をーっほっほっほっ!梨花、そこまででしてよ!!」

梨花「こ、この声は!?」

羽入「まさか!!」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/21(月) 22:03:49.71 ID:LhaxbrZ70
沙都子「わたくしですわ!」ドド-ン

梨花「さ、沙都子ォ!!」

羽入「なんと!あの沙都子が救世主に!?」

沙都子「さっきから様子がおかしいと思っていたら…!なんてことをしていますのこの子は!」

沙都子「さぁ詩音さんを…わたくしの大事なねーねーを返してもらいますわよ!」ビシィッ

沙都子(というのは建前……なんだか面白そうなので参戦してみただけですわ)

梨花「みぃ〜…そう簡単にはいかないのです!ボクの悪戯の邪魔をするなら、沙都子でも容赦しないのですよ〜!」

沙都子「あら、どうするおつもりですの?」

梨花「>>31してやるのです〜!」

沙都子「!?」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 22:06:27.95 ID:Bny53upBo
首筋や足の裏を筆でくすぐる刑
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/21(月) 23:22:25.04 ID:LhaxbrZ70
梨花「えいっ」ドンッ

沙都子「きゃっ!?」ドテッ

梨花「よいしょ…」ヨジヨジ

沙都子「くっ…迂闊!マウントを取られてしまいましたわ!」

梨花「ふふふ…沙都子、今からたっぷりわからせてあげるのですよ…?」

梨花「その身体に……」

沙都子「り、梨花!いったい何を」

羽入「それ以上はダメなのです!板が変わってしまうのです〜!」

梨花「……」スッ

沙都子「…筆?」

サワサワ

沙都子「ひゃふっ!?」ビクッ
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/21(月) 23:23:29.27 ID:LhaxbrZ70
サワサワサワ

沙都子「あふっ!な、なんですの、これぇっ…!ひゃんっ!」

梨花「何って、筆で首筋を撫でているだけなのですよ?」サワサワ

沙都子「はひっ…や、やめっ…くひひっ」 

梨花「ほらほら〜」サワサワサワ

沙都子「あははっ!梨花ぁ!い、いい加減にっ…ひゃははは!」

梨花「じゃあやめてあげるのです」ピタッ

沙都子「はぁ…はぁ……」

梨花「………と見せかけて〜」クルッ

ヌギヌギ ポイッ

沙都子「!?」

梨花「次は足の裏なのですよ〜!にぱ〜っ!」

沙都子「り、梨花、やめ」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/21(月) 23:24:22.43 ID:LhaxbrZ70
梨花「ダメ〜」コショコショ

沙都子「きゃぁっ!?」ビクッ

梨花「沙都子はボクの邪魔をしたばっかりにこんな目に遭って、かわいそかわいそなのです」コショコショコショ

沙都子「あひゃははは!!ごめんなさいぃ!こ、ごめんなさいぃひひひ!!」

梨花「これはたっぷり反省が必要なのです。身体で覚えるまで続けるのですよ〜」コショコショコショ

沙都子「も、もう覚えましたからぁ!あひひひひっ!!ゆるじてぇへへへ!!」

羽入(り、梨花……どこでこんな攻めテクを……)ドキドキ

沙都子「あ"ぁーっはははは!!だ、誰か助けてぇ!!」


詩音「うぅぉおおおぉおおおおお!!!沙都子ぉおおおお!!!」バギャッ

梨花「っ!??」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/21(月) 23:25:33.04 ID:LhaxbrZ70
羽入(し、詩音!?まさか…あの無駄にクソデカい錠前を素手で破壊したのですか!?)

詩音「沙都子の助けを呼ぶ声が聞こえました!!」

詩音「私、悟史君に沙都子のこと任されたんです…!命に代えてでも絶対に守らなきゃいけないんです!!」

詩音「さぁ!沙都子を虐めてるのはどこのどいつですか!!1500秒もあれば私が挽肉に………」

梨花「………」

沙都子「ぜぇ……はぁ………ね、ねーねー……?」

詩音(沙都子の上に跨がる梨花ちゃま)

詩音(顔を赤く上気させて、潤んだ目で息を乱してる沙都子)

詩音(トイレでふたりっきり)

詩音(こ、これらから導き出される答えは………!!)
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/21(月) 23:26:16.62 ID:LhaxbrZ70
詩音「お、お邪魔しました〜…どうぞごゆっくり〜」ササッ

沙都子「ね、ねーねー!?ちょ、待ってくださいまし!行かないでぇ!!」

梨花「あら。何か勘違いされてしまったみたいね」

梨花「なにか当初の目的を忘れているような気がするけれど…まぁいいわ」

梨花「それじゃ続けましょうか、沙都子?」ニコッ

沙都子「あ………」ゾクッ
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/21(月) 23:27:33.09 ID:LhaxbrZ70
梨花「あー楽しかった」ツヤツヤ

羽入「梨花、あれはマズいのです。沙都子が何かに目覚めたらどうしてくれるのですか」

梨花「何かってなによ。あんなのただのスキンシップじゃない」

羽入「どう見てもSMプレイのそれなのです」

梨花「 うるさいわね…あんたがムッツリなのはよくわかったから少し静かにしてなさい」

羽入「ム、ムッツリとはなんですか!失敬な!」

梨花「ムッツリスケベ羽入」

羽入「二度も言わなくていいのです〜!」ダムダム

梨花「はいはい、シュークリーム買ってあげるから地団駄踏まない」

羽入「はにゅ〜!やったのです〜!!」

>>38 イタズラを仕掛ける相手(レナ、圭一、大石、詩音を除く)
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 23:30:06.84 ID:L7xh909cO
富竹ジロウ
39 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2021/06/22(火) 02:55:05.12 ID:BgKaeewY0
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40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/07/01(木) 23:20:48.70 ID:IP7XjgnP0
梨花「はぁ」

羽入「梨花、どうしたのですか?溜め息なんて吐いて」

梨花「最近全然イタズラできてないからストレス溜まってんのよ。この前沙都子をマゾ調教したのが最後じゃない」

羽入「つ、ついにマゾ調教って言っちゃったのです…」

沙都子「梨花ぁ〜〜」スリスリ

梨花「あれから沙都子が変な趣味に目覚めちゃって四六時中おねだりしてくるし」

沙都子「わ、わたくし…もっと梨花にいじめて欲しいんですの……」スリスリ

梨花「ちょうど良さそうなターゲットは全然見つからないし」

梨花「いよいよ卒が放送開始しちゃうし」

梨花「もう踏んだり蹴ったりよ」

羽入「最後のはよくわからないのですが…」

沙都子「ねぇ梨花ったらぁ!無視しないでくださいまし!」

梨花「沙都子」クルッ

沙都子「ふぇっ?」

梨花「ん………」チュ-ッ

沙都子「んむぅ!?」

梨花「ぷはっ……少し静かにするのです。流石のボクも怒るのですよ?」

沙都子「ふへぇ……ひゃ、ひゃい………」ポ-ッ

羽入(悟史が見たら卒倒しそうな光景なのです)
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/07/01(木) 23:21:28.30 ID:IP7XjgnP0
富竹「やぁ、梨花ちゃんに沙都子ちゃんじゃないか。元気してるかい?」

梨花「富竹!」

沙都子「また懲りもせずにお写真を撮りに来ましたの?」

富竹「ハハハ、下手の横好きってやつさ」

梨花「今回はいつまで滞在するのですか?」

富竹「1週間くらいかな。綿流しのお祭りにも参加するつもりだよ」

沙都子「クスクス、さては噂の彼女と逢引きでもする気ですわね」

富竹「えっ!?い、いや、僕はそんなつもりじゃ」

梨花「みぃ〜、反応がわかりやすいことこの上ないのですよ〜」

沙都子「これは浮気できないタイプと見ましたわ」

富竹「や、やだなぁ二人とも……そうだ!そろそろ宿に戻らないと!」

富竹「じゃあ、またね!」ササッ
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/07/01(木) 23:21:59.76 ID:IP7XjgnP0
沙都子「そそくさと逃げて行きましたわね」

梨花「くふふふふ…」ニヤァ

羽入「り、梨花?その邪悪な笑みはいったい」

梨花「ねぇ羽入。一度でいいからマジギレしてる富竹を見てみたいと思わない?」

羽入「思いませんが!?」

梨花「あっそ。私は見たい。よってターゲット決定」

羽入「いやボクに聞いた意味……」

梨花「あの重戦車のような筋肉の塊を怒らせたらどんな惨劇が起こるのか…うふふ、楽しみで仕方ないわ……」

羽入「あぅあぅ〜!梨花がストレスのあまりヤケクソになっているのですぅ!」

羽入「……はにゅ?」

梨花「なによ。まさか止めるんじゃないでしょうね」

羽入「止めるというかそれ以前に…梨花、どうやってあの温厚な富竹を怒らせるつもりなのですか?」

梨花「………」

羽入「………」

梨花「……そこはなんて言うか……ノリと勢いで、こう、ね?」

羽入「まさかのノープランだったのです」

沙都子(梨花、さっきから独り言多いですわね………)
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/07/01(木) 23:22:59.49 ID:IP7XjgnP0
梨花「確かにそうね…ちょっとやそっとのイタズラじゃ、子どものやったことだって言って簡単に許しちゃいそうだわ」

梨花「クッ!やっぱり私は…運命に抗うことすら出来ないって言うの!?」

羽入「そもそもやめとけばいいのでは」

沙都子「ふっふーん。梨花、わたくしに妙案がありましてよ?」

羽入「!」

梨花「ほ、本当なのですか?沙都子!」

沙都子「本当も本当ですわ。これなら流石の富竹さんもマジギレのブチギレ、激おこぷんぷん丸でございますことよ!」

梨花「その妙案とはいったい!?」

沙都子「>>44ですわ」
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