【ひぐらしのなく頃に】羽入「雛見沢の皆にイタズラ?」梨花「そうよ」【安価】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 00:07:11.15 ID:8ksB8uy80
梨花「ふふふ、暇つぶしにちょうどいいと思わない?」

羽入「つ、ついに梨花がグレてしまったのです…ボクは悲しいのです…」

梨花「どうせあんたも暇してるんだから手伝いなさいよ」

羽入「あぅあぅあぅ!そんな狼藉に手を貸すわけにはいかないのですよ!オヤシロ様の名に懸けて!」

梨花「エンジェルモートデザート食べ放題」

羽入「うッ!!?」

梨花「おまけでこれから三日に一度はシュークリームを食べてあげるわ」

羽入「さぁやっちゃうですよー!手伝えることがあったらボクになんでも言ってください梨花!」

梨花(チョッッッッッロ)


>>2 イタズラを仕掛ける相手(雛見沢住民)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1623510430
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 00:09:51.23 ID:29hhe0NsO
レナ
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 02:01:11.47 ID:8ksB8uy80
梨花「まずはレナね」

羽入「いきなりヤバそうな人選なのです」

梨花「このカケラのレナは父親が美人局に引っかかったりしてないから、精神的に安定しているはず」

羽入「そ、それは良かったのです…」

梨花「さっそく偵察に行くわよ」

羽入「この梨花いつになくノリノリなのです」



レナ「よいしょ、よいしょ」ズルズル

梨花「相変わらずゴミ山で宝探しが日課のようね」

羽入「しかし梨花、イタズラって具体的に何をするのですか?」

梨花「そうね…ここは軽いジャブとして…」

羽入(膝カックンとかその辺でしょうか?)

梨花「“死体ドッキリ”なんてどうかしら」

羽入「」

梨花「ふふ、名案だと思わない?」

羽入「ぜ、全然軽くないのですよそれは!?めっちゃヘビーなのですよ!?」

梨花「なによ。羽入のくせに文句があるわけ?」

羽入「羽入のくせに!?」ガ-ン
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 02:01:46.75 ID:8ksB8uy80
梨花「バラバラ殺人のあったゴミ山で、部活メンバーの私の死体が転がってたらさぞかし驚くでしょうね…うふふふ」

羽入「あ、あぅあぅ…!なんと恐ろしいことを!」

梨花「そうと決まれば血糊になりそうなものを用意するわよ」

羽入「うぅ…あまり気が進みませんが…」



梨花「よし」

梨花「今の私、どんな感じ?」

羽入「どっからどう見ても血塗れの惨殺体なのです」

梨花「生きてるように見える?」

羽入「これで生きてたらビックリなのです」

梨花「それは良かったわ。夕暮れ時で薄暗いからトマトケチャップでも血っぽく見えるわけね」

梨花「あとはレナが通りかかるタイミング…羽入、ちょっと見てきなさい」

羽入「はいなのです」チラッ

羽入「って梨花!もうこちらへ来るのですよ!」

梨花「そう…わかったわ」

梨花「じゃあこのへんに倒れとくわね」ドサッ

梨花(さぁ、遊んであげるわ…おいで鉈女)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 02:02:29.22 ID:8ksB8uy80
レナ「ふぃー、今日もお宝見つけちゃったなぁ」

レナ「お家にどんどん溜まっていっちゃってるけど…まぁなんとかなるよね」

レナ「はぅう〜、いつか圭一くんたちにも全部見せてあげたいなぁ」

レナ「って……あれ?」


梨花「」チ-ン


レナ「り、梨花ちゃん!!?」

レナ「なんでここに!?っていうか…!!」

レナ(あの出血量……どう見ても……!!)

レナ「あ……あ…………!!」ガクガク


梨花(驚いてるわね、レナ)

梨花(いくら底知れないあんたでも、不意に現れた知り合いの惨殺体は怖いわよね)

梨花(別に恨みがあるわけじゃないけれど…珍しいあんたのビビリ顔、ワインのつまみにでもさせてもらうわ)クスッ

レナ「!」

レナ「今ちょっとだけ…動いた?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 02:03:11.65 ID:8ksB8uy80
梨花(えっ)

レナ「間違いない……今一瞬だけ、ピクって動いた!」

梨花(嘘でしょ?この距離と暗さでそこまで気付くの…?)

羽入(な、なんて観察眼…!)

レナ「梨花ちゃん!大丈夫!?」ガバッ

梨花(ちょ、近付かれたらマズい…)

レナ「まだ間に合うかも!!」

レナ「えっと、えっと!心臓マッサージと人工呼吸器は……!」

レナ「……ん?」ベチョッ

レナ「これ、ケチャップ……?」

梨花「」

羽入「」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 02:03:55.40 ID:8ksB8uy80
レナ「ねぇ、梨花ちゃん……?」

梨花「」

レナ「どういうことかな…?」

梨花「」

レナ「……」コチョコチョ

梨花「きゃふふっ!」

レナ「………」ニッコリ

梨花「あっ……」

レナ「」ニッコリ

梨花「ド……」

梨花「ドッキリ大成功なのですよ〜!にぱ〜っ!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 02:05:45.00 ID:8ksB8uy80
―――――――――― ?――――――― ?―――――

梨花「」フラフラ

羽入「やっと解放されましたね」

梨花「」ボ-ッ

羽入「り、梨花?大丈夫なのですか?」

梨花「れなこわい」

羽入「完全にトラウマになってますね…」

梨花「も、もうアレに手を出すのは…やめとくわ」ガクブル 

羽入「それが賢明かと…」

梨花「次はもっと鈍そうな圭一あたりにしとこうかしら」

羽入「あぅ!?ま、まだ続けるのですか!?」

梨花「当然でしょ。このまま終われるわけないじゃない」

羽入「あぅあぅ…」

梨花「100年分の鬱憤を晴らすまでイタズラしまくってやるわよ」

羽入「スケールが大きいんだか小さいんだかわからない子なのです」

>>9圭一に仕掛けるイタズラの内容

人工呼吸器じゃなくて人工呼吸なのです。予測変換が憎いのです。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 02:16:23.73 ID:bkK5CuZDO
パンツ(新品)を机に置き忘れてどうするか観察

梨花「きゃふふっ!」
かわいい
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 16:05:15.24 ID:8ksB8uy80
羽入「ところで梨花、圭一にはどんなイタズラを?」

梨花「そうね…圭一が相手なら…」

梨花「私が机に置き忘れたパンツをどうするか観察してみる、っていうのはどうかしら」

羽入「」

梨花「なによその顔」

羽入「つ、ついに乙女の恥じらいも捨てたのですか…梨花…」

梨花「あら。面白そうでいいと思うのだけれど」

羽入「ダメダメ!絶対ダメなのです!女が脱ぎたてのパンツで男を釣るなんて、はしたないのですよ!」

梨花「は…はぁ!?ぬ、脱ぎたてなわけないでしょ!?新品よ新品!!」

羽入「はにゅ?そうなのですか?」

梨花「当たり前じゃない…私をどんな女だと思ってるのよ……」

羽入「それなら良かっ……たとは言えませんが、まぁ新品なら許しましょう!」

梨花「別にあんたの許しなんていらないんだけど」

羽入「さぁ、分校にレッツゴーなのです!」

梨花(結局こいつもノリノリね)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 16:05:44.97 ID:8ksB8uy80
羽入「というわけで、梨花の机にパンツを放置してみました。今日は圭一が教室の掃除当番なのでそろそろやってくる頃なのです」

羽入「ちなみに梨花は教卓の裏に隠れているのです。圭一の動向は逐一ボクが報告してみせるのですよ!えっへん!」

梨花「さっきから誰と喋ってるのよ」

羽入「こちらの話なのです」

梨花「そう…」


圭一「あっぶね〜、当番忘れるとこだった!」ガラッ

梨花「!」

羽入「来ました!ターゲットなのです!」

圭一「ちゃっちゃと終わらせちまおうかな」

圭一「………ん?」

圭一「こ、これは」

梨花「………」

羽入「………」

圭一「パンツじゃないか!!!???」

梨花(声デカいわよ馬鹿…)

羽入「目標、パンツの存在を確認!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 16:07:35.75 ID:8ksB8uy80
圭一「この机にあるってことは、これ梨花ちゃんのだよな……!??」

圭一「マ、マジかよ……誰も立ち入ることの許されない、禁断の祭具殿が目の前に…!!!」

梨花(なに言ってんのこいつ)

羽入「圭一も男の子なのですねぇ」

圭一「はっ」

圭一「だ、駄目だ……COOLになれ前原圭一…」

圭一「梨花ちゃんは大切な仲間じゃねえかよ。仲間の私物をやらしい目で見るなんて、絶対駄目だろ…!」

圭一「匂いを嗅いだり頭に被ったりお持ち帰りしたり、そんなことは論外甚だしいぞ!!!」

羽入「圭一が仲間意識とスケベ心の狭間で葛藤しているのです!」

梨花「………」

圭一「これは発見した俺が責任を持って職員室に届ける!それが当然のことだろ!!」

圭一「行くぞおおおお!!」ガシッ

羽入「おぉ!圭一がスケベ心に打ち勝ったのです!これこそが運命を変える力!!奇跡の起こし方!!」

梨花「あんたたちヒートアップし過ぎでしょ…」

知恵「前原君、掃除の進捗はどうですか?」ガラッ

羽入「あっ」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 16:08:19.36 ID:8ksB8uy80
知恵「ま、前原君……その手に持っているものは………」

圭一「あぁ先生!ちょうどよかった、これを…」

知恵「この下着泥棒!!!!」ズギャンッ

圭一「ペソッッ!???」グチャッ

知恵「不潔です!!あまりに!!不潔です!!!」ドガッバキッ

圭一「が……せ、先生……ちょ、待っ……」ビクンビクン

知恵「……ハッ!?」

圭一「」チ-ン

知恵「やっ……殺ってしまいました……!!」

知恵「このままでは………」

バレる

逮捕される

クビ

カレーが食べられない



知恵「い………」

知恵「隠蔽しなくては……!!カレーのためにも、絶対に……!!」

知恵「私の輝かしいカレー人生は誰にも邪魔させない!!」ズルズル

圭一「」ズルズル 

ガラガラガラ…ピシャッ

梨花「」

羽入「」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/13(日) 16:09:37.88 ID:8ksB8uy80
羽入「り、梨花…これ、新たな惨劇が始まってしまうのでは」

梨花「まぁこんなこともあるわよ。100年も生きてればね」

羽入「開き直ってる!?」

梨花「次よ、次。気を取り直して行きましょう」

羽入「は、はいなのです…」

>>15 イタズラを仕掛ける相手(レナ、圭一を除く)
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 16:13:53.05 ID:r48olCjm0
大石
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 22:28:24.80 ID:qOS2JUgU0
梨花「誰か手頃なターゲットはいないかしらね」

羽入「手頃かどうかはわかりませんが、どうやらまた大石が来ているみたいなのです」

梨花「ふーん。相変わらず連続怪死事件について嗅ぎ回っているんでしょうね」

羽入「あぅ…事件解決への熱意は凄いのですが、やり方が強引なので住民からは嫌われているようなのです…」

梨花「はいターゲット決定」

羽入「早ッ!??」

梨花「さっそく行くわよ」

羽入「梨花はフットワーク軽すぎなのです!まるで夏休みの小学生!」

梨花「は?現役バリバリですけど??」

羽入「そ、そうでした…」

梨花「わかればいいわ。ついてらっしゃい」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 22:29:20.92 ID:qOS2JUgU0
大石「おんやぁ?奇遇ですねぇ園崎魅音さぁん」

魅音「…こんにちは大石のおじさま。相変わらずお暇なんですね」

大石「わっはっは!こりゃあ随分と嫌われてしまいましたなぁ!」

魅音「………」キッ



羽入「あぅあぅあぅ〜!よりによって大石と魅音が鉢合わせてるところに来てしまったのですぅ!」

梨花「さて、どんなイタズラにしようかしら…」

羽入「り、梨花!?マジなのですか!?この険悪ムードに突っ込んでいくつもりですか!?」

梨花「今やらなきゃいつやるのよ。普通にやったって面白くないじゃない」

羽入「それはそうですが…」

梨花「…ふふっ、決めたわ」

羽入「はにゅ?」

梨花「ここはオーソドックスに攻めましょう」スチャッ

羽入「そ、その手の形はまさか…」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 22:30:43.18 ID:qOS2JUgU0
魅音「じゃあなんですか?うちが関与しているとでも?」

大石「いやいやそうは言ってません。ただ…次期当主の貴方なら、何か知ってるんじゃないかと思いましてねぇ」

魅音「ッ、だから!」

ズブリッ!

大石「んほぉ!???」ビクッ

魅音「へっ?」

大石「」クラッ

ドシーン!!

魅音「あの…ちょっと、大石さん?」

梨花「大成功なのですよ〜!にぱ〜っ!」

魅音「梨花ちゃん!なんでここに!?」

梨花「魅ぃが嫌がってるみたいだったので、これを食らわせてやったのです」スチャッ

魅音「そ、その構えは…カンチョー?」

梨花「思ったより効いたみたいなのです」

大石「」ビクビク 

※カンチョーは肛門を傷つける恐れがあり大変危険なのでやめましょう!!
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 22:31:50.12 ID:qOS2JUgU0
魅音「ぷっ!あははは!!さっすが我が部のメンバーだね梨花ちゃん!」

梨花「えっへんなのです!」

魅音「いや〜実を言うとおじさんちょっと困ってたから、助けられちゃったなぁ」

梨花「気にすることはないのです。ボクたちはギブアンドテイクなのですよ」

魅音「おっ!イカした言葉知ってるねぇ!このこの!」ナデナデ

梨花「えへへ」

魅音「…って言ってもこのままにしとくわけにはいかないから、目を覚ますまでうちで休ませとこうかな」

魅音「どっかで電話借りて葛西さんにでも来てもらうかぁ」

梨花「それがいいのです」

魅音「梨花ちゃんもおいでよ。きっと婆っちゃも喜ぶよ」

梨花「では、お言葉に甘えるのです〜」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 22:33:09.02 ID:qOS2JUgU0
羽入「梨花、もしかして最初から魅音を助けるために?」

梨花「たまたまよ。いつも飄々としてる大石の間抜けな叫び声が聞きたかっただけ」

羽入「ふふっ、素直じゃないのですねぇ梨花は」

梨花「わけのわからないことを言ってないで次のターゲットを決めるわよ」

羽入「は〜いなのです」

>>21 詩音に仕掛けるイタズラの内容
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