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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その9【安価】

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170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 19:17:18.33 ID:seS3NcNDO
オイオイオイ
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 19:20:08.60 ID:g20CItM7o
死んだわアイツ
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 19:21:13.95 ID:WdKSXMQS0
神通「……ご馳走さまでした」カチャッ


卯月「ちぇっ、つれないっぴょん。折角いいネタだったのに…」


神通「知っていますか卯月さん…」


卯月「ぴょん?」


神通「兎は…首を刎ねて…血を…抜くんですよ…」ギロッ


卯月「ひゃ」


神通「絶対に許さない……!」ガタッ


卯月「ぎぇぇぇぇぇぇーーーーー!!」


黒潮「今日はうち…とうとう司令はんとうちが…」


不知火「新型スパッツはどうですか?」


雪風「なんか履き心地が…」


飛鷹「はぁぁ……今日も清霜は可愛いわ…」


漣「突っ込みがいねぇ」


潜水新棲姫「龍驤と雲龍が居ないとこうなるのか」


漣「まあ萎縮するよりいいんですけどね…いいのかなぁ…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 19:22:28.11 ID:ggjIqn7Yo
ほう煽り全一卯月ですか…たいしたものですね
安価下
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 19:29:28.43 ID:g20CItM7o
暫く鍛錬してあげられないのでいーっぱい卯月をしごいてあげるやさしい()サキュバス神通さん
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 19:38:54.92 ID:WdKSXMQS0
ーー訓練所


卯月「ひぃ…ひぃん……」


神通「……」ニコニコ


卯月「も…もう……限界…」


神通「では…あともう一セット追加です…」


卯月「ぎえ……」


神通「私はサキュバスなんですよね…?それ相応の訓練をしてあげないと…」


卯月「体は…弥生だから……」


神通「今の精神は…卯月さんですから…」


卯月「……げろっ」


神通「吐いてからが…本番です…」
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 19:44:42.44 ID:WdKSXMQS0
ーー


陽炎「随分と楽しい訓練だったみたいね」


神通「暫く…戻ってこれませんから…」


陽炎「なんかピンク色の汁の滲みが出来てたわよ?」


神通「弥生さんの体から…悪しきものが排出されたんです…」


陽炎「手は出してないわよね?」


神通「訓練は…しましたよ…」ニコッ


陽炎「…足りないもの古参組には、手を出すべきじゃないわね」


神通「ところで…私に何の用だったんですか…?」


陽炎「安価」


下2 陽炎の台詞やその他起こったことなど
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 20:07:22.59 ID:55ZsSGuRO
その…アドバイスほしいなって
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 20:33:46.44 ID:pe0L+2fwo
>>177
艦娘としてとあっちの2つの意味で
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 20:39:15.49 ID:WdKSXMQS0
陽炎「その…アドバイスして欲しいなって」


神通「貴女の場合…艤装が特殊ですよね…」


陽炎「それは分かってるの。だから訓練とかトレーニングとか、そっちでアドバイスが欲しいの」


神通「ええ…喜んで…」


陽炎「ありがとう助かるわ」


神通「私は雲龍さんほどすぐに…とは行きませんから…ゆっくり行きましょう」


陽炎「それは助かるわ」


陽炎「……」


神通「どうしましたか…?」
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 20:42:01.11 ID:WdKSXMQS0
陽炎「もう一つアドバイスが欲しくて…あっちのほうで…」


神通「それは…」


陽炎「司令と…ね。そういうことに興味は無かったんだけど、司令に感謝を伝えるっていうなら有りだから」


神通「アドバイスも何も…」


陽炎「だって…サキュバスだって言うから…」


神通「あれは卯月さんが勝手に言ってただけです!」


陽炎「それでも私からしたら先輩になるじゃない?なんでもいいから教えて欲しいの」


神通「安価」


下2 神通の台詞やその他起こったことなど
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 20:55:29.01 ID:g20CItM7o
神通「仕方ありませんね……ではまず☓☓☓☓の入り口から奥までで絞り上げると同時に☓☓☓で先っぽを優しく撫でる動き出すから……」
陽炎「???…???」
レベルが違いすぎて参考にならねぇ
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 21:06:42.88 ID:fV6JJjdkO
>>181
要約すると思いやりですよ
と、話はここまでにして訓練しましょうか
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 21:13:03.20 ID:WdKSXMQS0
神通「仕方ありませんね……ではまず××××の入り口から奥までで…絞り上げると同時に…先っぽを優しく撫でるように…」


陽炎「…?」


神通「十分硬いのを確認したら…腰を動かすんです…まずはゆっくり……形が馴染むまで…」


陽炎「……??」


神通「……要約すると…思いやりですよ」


陽炎「は、はい…」


神通「話はここまでにして…訓練をしましょうか…」


陽炎「あ、はい…お願いします……」
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 21:18:20.50 ID:WdKSXMQS0
ーー数日後、夜


陽炎「ごめん司令…疲れたから先に少しベッドで休ませて……」


提督「無理はしなくていいぞ」


陽炎「違うの、神通さんの訓練が凄くて…」


提督「最近頑張っているそうだな」


陽炎「神通さんが居るうちに色々学んでおきたくて」


提督「いい心持ちだと思うぞ」


陽炎「神通さんもそうだけど、雲龍さんも足りないもの鎮守府に戻っていく。自分の道を見つけたってことよね」


提督「陽炎も…」


陽炎「私はここに残る…というより司令の側を離れようとは思わないわ」
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 21:21:33.73 ID:WdKSXMQS0
陽炎「その理由、司令なら分かるでしょ?」


提督「見張り…か?」


陽炎「そうよ、司令の目が無くなったら私はまた窃盗癖が出てきちゃう。一人で街に出かけても危ないもの」


陽炎「だから司令はずーっと私を見張ってて。いい?」


提督「……」


陽炎「カウンセリングがどうとか言いたそうな顔しない!はいって言えばいいの!」


提督「…分かった」


陽炎「よしっ!じゃあ体力も回復したしアツ〜い夜を過ごしましょ!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 21:38:29.63 ID:seS3NcNDO
これまでの相手には無かった引き締まったスレンダーな身体に少し見とれてしまう提督
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 21:53:11.38 ID:pe0L+2fwo
普段は金ぴかなのに今日は真っ赤っ赤の陽炎、顔がアツ〜い(かわいい)
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 21:57:24.87 ID:WdKSXMQS0
ーー


陽炎「や、やぁ…舐め……るの…」


提督「……意外だな」


陽炎「なにがぁ…」


提督「普段は金色なのに今日は随分と顔が赤いな」


陽炎「肌は…無理だから……あぁん…」


提督「…もう少し頑張ってくれ」


陽炎「ぁ……っ…凄…い……」
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 22:00:39.80 ID:WdKSXMQS0
ーー


陽炎「これダメ……癖になりそう…」


提督「嫌な思いはしてないか?」


陽炎「むしろ最高だったわよ…熱い夜になっちゃったわね……」


提督「ならよかった」


陽炎「…ねえ黒潮とはもうシたのよね」


提督「ああ…」


陽炎「どうだった?」


提督「どう…」


陽炎「ごめんなさい聞き方が悪かったわ。黒潮はここに残るの?それとも足りないもの鎮守府に戻るか、他のことをしたいとか言ってた?」


提督「安価」


下2 提督の台詞やその他起こったことなど
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 22:03:53.53 ID:seS3NcNDO
それとなく聞いてみても言葉を濁すばかりではっきりした事は言わなかったな
まだ決めかねているんだろう
何にせよ焦って答えを出す必要は無いさ
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 22:31:12.71 ID:g20CItM7o
>>190
陽炎「とか言っちゃって、寂しいんでしょ、よしよし」
(余裕ができた?提督の横顔にまた顔赤くなっちゃうの誤魔化すために強引に提督の頭を撫でる陽炎)
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 22:31:40.47 ID:fV6JJjdkO
残ってくれる

やっと改二になれた
今までの恩は返せたけどこの恩はこれから力になって返すと吹っ切れた
あとあのネタで漣にやられっぱなしじゃどこにも行けない
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 22:35:35.57 ID:WdKSXMQS0
提督「それとなく聞いてみても、言葉を濁すばかりではっきりした事は言わなかった」


提督「きっとまだ決めかねているんだろう、何にせよ焦って答えを出す必要は無い」


陽炎「…とか言っちゃって、寂しいんでしょ?よしよし」


提督「……顔が赤いぞ」


陽炎「うーるーさーい!大人しく撫でられなさい!」


提督「……」


陽炎「もう…司令のこと意識してこと無かったのに、一回しちゃっただけでこうも変わるのね」
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 22:38:49.40 ID:WdKSXMQS0
陽炎「そういえば明日は誰か聞いてる?」


提督「いや…」


陽炎「不知火と隼鷹さんらしいわよ」


提督「……」


陽炎「不知火は最初はいいって言ってたのよ。でも雲龍さんと神通さんの話を聞いて変えたらしいわ」


陽炎「その反応を見る限り、なにか思い当たることがあるのね?」


提督「そうだな…」


陽炎「じゃあまた明日ゆっくり話して。今夜はありがと、暫くは忘れられない経験をさせてくれて嬉しかったわ!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 23:16:45.82 ID:g20CItM7o
3Pは流石にまずいんじゃないかなぁと思っていたら、するのは不知火で反応や感覚を逐一確認するための隼鷹スタンバイだった
提督(と隼鷹)、流石にタイムをかける
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 00:05:39.98 ID:iUpvU+Fro
>>195
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 00:11:06.19 ID:Kb+JKHln0
ーー翌日、夜


不知火「ですから隼鷹さんは不知火の反応を見ていて欲しいんです」


隼鷹「ごめん不知火…全く理解できない…」


提督「まだ三人でという方が理解できる」


不知火「そうじゃないんです」


隼鷹「不知火が変な性癖を手に入れようとしてるのは分かるけどよぉ」


不知火「司令との一夜という記念すべきものを、隼鷹さんに見ていて欲しいだけです」


提督「……」


隼鷹「提督ならまだ許せるけど…不知火はそれでいいんだな?」


不知火「はい、問題ありません」
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 00:14:56.98 ID:Kb+JKHln0
提督「…先に話をするか?これからについて話があるんだろう?」


不知火「こっちが先です」


提督「……」


隼鷹「提督〜諦めてパパっとやっちまってくれ…」


提督「…そうか」


不知火「陽炎で経験しているかもしれませんが、傀儡の体ですので少しくらい激しくても問題ありません」


提督「……」


不知火「さあ早くして下さい」


隼鷹「スパッツといい不知火って変なことに拘るんだよなぁ…」


下1 この後の展開やその他起こったことなど
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 00:26:48.94 ID:9OUrZcXDO
行為が終わって顔が真っ赤な隼鷹にどうでしたか?官能的でしたか?とどこか楽しそうに根掘り葉掘り聞く不知火
これは自分はダシに使われたのかもなぁ…と提督
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 00:33:48.53 ID:Kb+JKHln0
ーー


不知火「どうでしたか隼鷹さん」


隼鷹「なにがだよぉ…」


不知火「良かったでしたか?官能的でしたか?」


隼鷹「なんでそんなこと…」


不知火「ほら見て下さい、司令はこんなに出してくれたんですよ」


隼鷹「そんなの見せるなってぇ…!」


不知火「これはさっきまで不知火に入っていたものですよ?何度も何度も出し入れされて」


隼鷹「う……!」


提督「なるほどな…ダシに使われたということか…」
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 00:38:22.67 ID:Kb+JKHln0
不知火「ありがとうございました司令」


提督「…ああ」


不知火「まだ余裕があるのは知っています、もし隼鷹さんが…」


隼鷹「いいっていいって!!」


不知火「…だそうです」


提督「そうか…」


不知火「ではこのまま続きといきますか?今度は隼鷹さんに思いっきり見せつけてあげましょう」


隼鷹「もういいからぁ…!」


不知火「次は不知火が上になります。司令は寝て下さい」


提督「……」


不知火「あ、司令。不知火と隼鷹さんはここを出て行くつもりです」


提督「あ、え…?」


不知火「んんっ。それで、です、ね、んっ」


提督「ちょ、ちょっと待ってくれ、そんなしながら、言われてもだな」


下1 この後の展開やその他起こったことなど
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 05:59:41.76 ID:2tbM7Ghfo
不知火「隼鷹さんが客船だった頃の夢で世界を色々見て回る、それに自分もお供するんです」
提督「前向きな考えを持てる様になって良かった……うっ」
隼鷹「(雰囲気とか教えないと……)」
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 17:11:29.60 ID:O07wVwW7O
不知火「隼鷹さんっ…が客船だった頃の…夢で…ぇ…世界を…色々見て回る…んです…」


提督「そう、なの…か……」


不知火「それに不知火も…んっ…お供するんです…ぅ…」


提督「前向きな考えを…持てる様になって…良かった……んぐっ」


隼鷹(なにを見せられてんだよぉ!!)


提督「なあ不知火…雰囲気ってもの…が…」


不知火「真面目に話すより…こっち…の方が…ぁっ…」


提督「……ぅ…」


不知火「これは…いいですね……運動になる…上…に…」
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 17:14:55.20 ID:O07wVwW7O
ーー


不知火「隼鷹さん二つ目ですよ」


隼鷹「だから見せんなってぇ!」


不知火「さすがは司令です、二回目なのに量が変わってませんね」


提督「なあ不知火、それに隼鷹も…」


不知火「さあ次は隼鷹さんです」


隼鷹「はああっ!?」


不知火「不知火は隼鷹さんのことを誰よりも知ってます。面と向かって言えないことも、司令と繋がれば言えますよ」


隼鷹「だからって…!」


不知火「さあ服を脱ぎましょう、司令に動いてもらいましょう」


隼鷹「なんでそんなに乗り気なんだよ!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 17:43:16.37 ID:H4gPkC7AO
快楽任せの駄目な流れになっているから一息入れようと提督
隼鷹が本当に望んでいるかどうかが問題だと
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 17:49:52.96 ID:XAIn7X1Eo
>>205
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 18:18:09.00 ID:O07wVwW7O
提督「少し待ってくれ、快楽任せの駄目な流れになってきている」


不知火「一息入れようというんですか」


提督「そもそも隼鷹が本当に望んでいるかどうかが問題だ」


隼鷹「あたしは…」


不知火「司令と話せますか?」


隼鷹「……」


不知火「不知火から言ってもいいですが、それは違いますよね」


隼鷹「そう…だけどよ」
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 18:21:29.62 ID:O07wVwW7O
不知火「不知火のような状況になれば自然と喋れると思ったんです」


提督「不知火にも考えがあってのことだったんだな」


不知火「もちろんです、そうでなければあんな行動はしません」


隼鷹「あたしの口から…ちゃんと言わないといけないのは分かってる…」


不知火「それが分かってくれたなら嬉しいです」


提督「また日を改めてもいいし、そもそもこんなことをしなくても喋れるのならそれでいい」


不知火「少々強引だったのは謝ります。隼鷹さんの思う通りにして下さい」


隼鷹「安価」


下2 隼鷹の台詞やその他起こったことなど
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 18:41:36.83 ID:2tbM7Ghfo
隼鷹「不知火の言うとおり世界を色々見て回りたいのは本当、だけど提督への恩返しもまだ全然出来てないのに自分だけ夢を追ってもいいのかなって……提督に相談すると絶対に夢を応援してくれると思ったから、自分で決めてから話したかったんだよ……」
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 19:00:32.43 ID:C680QWKeO
>>209
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 19:20:45.77 ID:g1x7TE7h0
隼鷹「不知火の言う通り、世界を色々見て回りたいのは本当なんだよ…だけど……」


隼鷹「提督への恩返しもまだ全然出来てないのに…自分だけ夢を追ってもいいのかなって……」


提督「それは…」


隼鷹「提督に相談したら…絶対に応援してくれると思ったから……」


提督「……」


隼鷹「自分で決めてから話したかったんだよ……」


不知火「答えは出ません」


隼鷹「不知火……」


不知火「隼鷹さんの唯一と言っていい悪い所です。他人の為なら躊躇うことはしないのに、自分のことになると結論を出せないんです」
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 19:24:07.51 ID:g1x7TE7h0
不知火「まだここに居たいのなら残るべきですし、夢を追いかけるなら共に行きましょう」


隼鷹「でもよ…」


不知火「最後の答えを出す為に、司令に協力してもらおうとしたんです」


提督「他に方法はあったんじゃないか…?」


不知火「手っ取り早いのがこれです」


隼鷹「あたしは…」


不知火「司令と繋がれば本心が出ます。そうでなくても本心を語れるのなら聞かせて下さい」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 20:01:52.48 ID:ynxnHEVyo
ぬいぬい:どうしてもというなら不知火は退室しますのでどうぞ
あ、あくまで隼鷹さん自身に決めて欲しいので提督には猿轡噛ませます念の為
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 20:10:22.27 ID:XAIn7X1Eo
不知火の決意を無駄にはしない!
不知火の居場所はあたしの隣なんだから!
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 20:27:13.83 ID:g1x7TE7h0
隼鷹「不知火の決意を無駄にはしたくない…!不知火の居場所はあたしの隣だから…」


不知火「不知火を話題に出すのは禁止です」


隼鷹「え…?」


不知火「隼鷹さんが残るのなら不知火は一人でも行きます」


隼鷹「そんな…不知火……?」


提督「ちょっと待ってくれ、二人はちゃんと話し合った方がいい」


不知火「そうじゃないんです」


提督「どういうことなんだ」


不知火「不知火は隼鷹さんの本音が知りたいんです」


提督「その本音が不知火の決意を無駄にしたくないということじゃないか」
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 20:38:37.09 ID:g1x7TE7h0
不知火「…先に不知火が話したのは失敗でした」


隼鷹「あ……違う…」


提督「…そういうことか」


不知火「分かってもらえましたか?」


提督「不知火は隼鷹について行きたいんであって、隼鷹が自分についてくるのは違う」


不知火「はい」


提督「不知火がついて行きたいのは夢を追いかける隼鷹であって、妥協する隼鷹では…」


隼鷹「妥協なんかしてない!あたしは本気なんだよぉ!」


不知火「では選択肢から不知火を外して下さい。貴女がどうしたいのかを聞きたいです」


隼鷹「安価」


下2 隼鷹の台詞やその他起こったことなど
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 20:44:24.18 ID:2tbM7Ghfo
黙っちゃう隼鷹
今日はここまでにしておいた方がいいんじゃないかと提督
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 20:55:44.06 ID:9OUrZcXDO
不知火とこうなる前の自分を思い出す
本当は戦いなんて嫌いだ
世界中の海をのんびり見ていたいでもそれはいつかとか、そのうちとかあくまでまだ先の話で…
それにそんな事一人で決められない
隼鷹は実は引っ張ってもらいたいタイプだった
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 21:38:10.84 ID:g1x7TE7h0
隼鷹「不知火とこうなる前……あたしは戦いなんて嫌だって思ってた…」


隼鷹「世界中の海をのんびり見てみたい…でもそれはいつかとか、まだ先の話で…」


隼鷹「それにそんな事…一人で決めらんないって…」


不知火「……なるほど」


提督「今の言葉に嘘は無いと思うぞ」


不知火「私もそう思います。だからこそ隼鷹さんはお酒に溺れてしまったんですね」


隼鷹「そうだよ…一人じゃなんにも決められなくて……不知火が居たからこうやって…横須賀まで来たけど…」


不知火「…そこからでしたか」
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 21:41:54.78 ID:g1x7TE7h0
隼鷹「言うこと聞いてるだけで良かったのに…急に自分で考えろなんか言われても…無理だって…」


不知火「お酒に溺れてしまった隼鷹さんは、足りないもの鎮守府行きとなった訳です」


隼鷹「あそこは…提督に引き取ってもらえてからは楽だった……提督に…恩を返すっていう…大義があるから…」


提督「隼鷹…」


隼鷹「分かんないんだって…自分がどうしたらいいとか…なにをしたいとか……」


隼鷹「あたしは…どうするのが良いんだよ…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 21:55:43.50 ID:JDccFT2eo
申し訳ありませんでしたと不知火
少し、急ぎすぎましたね…でも自分の道を自分で決めるのはきっと隼鷹さんの力になると思ったんです。大丈夫です、傀儡でも出来るんですから
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 22:41:16.71 ID:2tbM7Ghfo
>>221
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 22:42:21.30 ID:C680QWKeO
>>221
傀儡でもって言葉に傀儡だからとかじゃなくて不知火は不知火ってビビッと反応する隼鷹
私のことだとこんなになんですけどねぇって嬉しそうな不知火
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 22:54:55.88 ID:O07wVwW7O
不知火「申し訳ありませんでした。少し、急ぎ過ぎたのかもしれません」


隼鷹「……」


不知火「でも自分の道を自分で決めることは、隼鷹さんの力になると思ったんです」


隼鷹「でもよぉ…」


不知火「大丈夫です、傀儡でも出来るんですから」


隼鷹「……」


提督「急ぐ必要は無いが、自分で答えを出すことは大事だ。俺を見ていても分かるだろう?」


隼鷹「……そうだよなぁ。提督だって迷いに迷って雲龍達と…だもんなぁ」
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 22:58:57.08 ID:O07wVwW7O
不知火「不知火はどんな選択をしても…」


提督「待て、隼鷹を急かすようなことは言わない方がいい」


不知火「そのつもりはありませんでしたが、捉えようによってはそう聞こえますね」


提督「一人で決めたいのならじっくりと考えればいい。どうしても答えが出ないのなら仲間を頼ればいい」


不知火「気分転換なら司令が手伝ってくれますよね?」


提督「…いいだろう」


不知火「不知火もまたお世話になるかもしれません。素晴らしい行為であることが確認できました」


隼鷹「一人で決めれるように…努力するから」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 23:05:33.49 ID:9OUrZcXDO
何だかまた再開する雰囲気でもないので解散する事に
それに…あたしはやっぱり不知火だけがいいし…と呟く
恩返しにしても身体で返すだけが手段じゃないと思うし…と隼鷹
へー
不知火がまるでビッチみたいだと
違うってぇ!そういう意味じゃ…
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 23:09:27.19 ID:wCPl8PyVo
>>226
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 23:25:50.91 ID:Kb+JKHln0
ーー


不知火「そんな雰囲気でもないので、とりあえず解散ということになりましたね」


隼鷹「そうだな…」


不知火「今日は司令の平均より少なかったので、その差はまた今度埋めてもらいますが…隼鷹さんは?」


隼鷹「あたしはやっぱり…不知火だけがいい」


不知火「そうですか」


隼鷹「恩返しにしても、身体で返すだけが手段じゃないと思うし…」


不知火「なるほど、不知火がビッチのようだと言いたいんですね」


隼鷹「違うってぇ!そういう意味じゃないから!」


不知火「もちろん知ってますよ」
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 23:30:00.74 ID:Kb+JKHln0
不知火「ですが中途半端な時間ですね。部屋に帰って…」


隼鷹「…今日は寝なくても大丈夫?」


不知火「元々そのつもりでした」


隼鷹「これからバイクで出掛けるのはどうよ?」


不知火「いいですね」


隼鷹「こんな夜は飛ばすに限るだろ!」


不知火「安全運転ですよ」


隼鷹「今日は捕まっても文句は言わねぇ!思いっ切り飛ばす!」


不知火「不知火はしっかり隼鷹さんに掴まっていますね」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 23:34:35.60 ID:Kb+JKHln0
ブゥゥン……


提督「あの音は隼鷹のバイクか…そんな気はしていた」


提督「隼鷹ならきっと答えは出せる。趣味もあって大切な存在も居るんだ」


提督「俺は…なにも無かった。足りないものだらけだったから歪になってしまった」


提督「…隼鷹、俺みたいにはなるな」


提督「俺は艦娘…娘も一人救えなかった男なんだ」


提督「……」ゴトッ


提督「あれからけん玉を見る度に朝霜のことを思い出してしまう、だからもう触ることはできない。これは…金庫にしまうしかない」


提督「隼鷹……間違っても…こうはなるな」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 23:44:30.11 ID:9OUrZcXDO
一方
大本営は騒然となっていた
これまで凍結状態だった建造ドックを作動させた所建造に失敗
手足どころか目も耳も無い、まるで水蛭子のようなものが建造された
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 23:47:42.00 ID:2tbM7Ghfo
遠出して高速のSAで缶コーヒー片手に朝日を見ている二人
隼鷹「まだ決められないけどよ……こうやって不知火の隣で新しい朝を迎えたいな」
(お酒飲んでる様に見えた見えた…)
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 23:55:41.02 ID:Kb+JKHln0
ーー某SA


不知火「綺麗な朝日ですね」


隼鷹「結局夜通しで走ってたなぁ」


不知火「こういうのも悪くないですね」


隼鷹「不知火……まだ決められないけどさ、こうやって不知火の隣で、毎日新しい朝を迎えたい」


不知火「それは不知火もです」


隼鷹「そう言ってくれるだけであたしは幸せだよ」


不知火「…隼鷹さん、ありがとうございます」


隼鷹「お礼を言うのはあたしだって。さ、そろそろ帰るか」
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 23:58:17.98 ID:Kb+JKHln0
ブゥーーン…


不知火(隼鷹さん、ケイタイが鳴ってます)


隼鷹(そういや外出許可取ってなかったなぁ)


不知火(戻ったら怒られますね)


隼鷹(怒られるだろうなぁ…)


不知火(でも隼鷹さんと一緒なら)


隼鷹(そうだな、不知火と一緒なら大丈夫だ)


不知火(あ…今度は不知火のケイタイが鳴り始めました)


隼鷹(急いで帰るか〜)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 00:17:31.76 ID:l+C2hYw5o
戻ってこってりと漣に絞られる三人
提督?事情分かってんなら外出許可位書いといて下さいよだと(沈んだ様子だったので敢えて発破かけてる)
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 00:24:36.88 ID:dj3Dwlj2O
>>235
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 00:32:10.45 ID:0xzvdzJ30
ーー横須賀鎮守府


漣「ほんっとにもう、心配かけさせないで下さいよ」


隼鷹「やっちまったよなぁ」


不知火「なぜ司令も怒られる側なのでしょうか」


漣「事情知ってんなら外出許可書くらい書いとけってやつです」


提督「……」


隼鷹「事情知ってんならさ」


漣「それとこれとは別です。反省文や何やら書いてもらいますからね」


隼鷹「へいへい…」


不知火「隼鷹さんと一緒なら罰も苦ではありませんね」


漣「とにかく一回部屋に戻って着替えてきて下さい」


隼鷹「分かりましたよ…っと」
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 00:37:43.18 ID:0xzvdzJ30
漣「…さて、ご主人様はどうしますかね」


提督「今日の仕事は…」


漣「寝てて下さい」


提督「いや…」


漣「そんな分かりやすくクマ作って誤魔化せると思ってんすか?」


提督「……」


漣「なにがあったのかは知りませんけど、そんな状態で働かせません」


提督「……」


漣「言うこと聞かないなら寝かせますよ?漣の身体を使って疲れさせてやります!」


提督「……」


漣「おろ?珍しく乗り気なんすか?たまにはいいっすよねぇ」


提督「忘れさせてくれるなら…それで……いいんだ…」


下1 この後の展開やその他起こったことなど
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 00:50:27.96 ID:dj3Dwlj2O
おおよそ察しがついた漣
取り返しのつかないことはあってもそれを取り上げて過小評価はよくない
これは自分がどれだけの人を助けてきたのか理解させてやる必要がありますね
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 01:11:48.16 ID:0xzvdzJ30
漣「ああもう察しってヤツですよ。朝霜のことを考えてたんですね」


提督「やめてくれ…」


漣「取り返しのつかないことはありましたけど、それを取り上げて過小評価はよくありませんぜ」


提督「俺は…娘も一人守れないんだ…」


漣「そんな例外一つを出されても困ります。自分がどれだけの人を助けてきたのか理解させてやる必要がありますね」


提督「……」


漣「引き続きご主人様に助けられた艦娘による感謝をやっていきますよ。せいぜい覚悟しておいて下さい!」


ーー
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 01:12:18.73 ID:0xzvdzJ30
今日はここまでです
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 01:40:40.11 ID:l6lZxLOvo
おつでした
隼鷹さんも不知火も黙ってればクールビューティー似たもの同士よな

いまだに心掻き乱される
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 03:37:25.07 ID:4frLPZvDO
朝霜はなぁ…
文字通り事故だったけどそこに意味を持たせるなら世界そのものが朝霜の死を望んだという事だろうか…
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 18:06:21.16 ID:ez5wW38FO
ーー


霞「あの人には軽めの薬を出しておけば大丈夫よ」


漣「本当にそれでいいんですね?」


霞「最近は精神的にも安定してるからそれで充分ね」


漣「空いた時間にかすみの面倒を見て、夜は日替わり艦娘と一夜を過ごす。これが良いと?」


霞「司令官は溜め込む人だから、定期的に吐き出させるのはプラスなのよ」


漣「溜まるって、ねぇ」


霞「家族が出来た安心、満足感と毎夜艦娘から感謝を伝えられる。司令官にとってはいい状況なのよ」


漣「霞が言うならそうなんでしょうけどねぇ」
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 18:12:41.28 ID:ez5wW38FO
霞「朝霜のことだって本来なら寝れないくらいじゃ済まないのよ」


漣「それは確かに」


霞「司令官が起きたら『家族で』対応すればすぐに元気になるわ」


漣「そうだといいんですけどね」


霞「それで、用事はこれだけじゃないんでしょ?」


漣「ええそうです。今夜のお相手からはとうとう切り札を使っていこうかと思いまして」


霞「そう…」


漣「ご主人様のお相手をするのはこっちで管理してます。手を挙げた順だと不都合がありますからね」


霞「とっておきを使うタイミングが来たっていうのね」


漣「ご主人様が落ち込んだ時や何かあった時に、すぐに元気になれる。それといったらロリしかありません」


漣「今夜は電が担当します。白露にはうまいこと言ってあるので邪魔はされません」


霞「そんなことをしなくても元気になると思うけど…一応従っておくわ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 18:46:40.68 ID:J/gUPNbLO
白露さん伊達に特務艦やってない
電の様子で何かある事がバレバレ
どうせなら一緒に楽しんじゃう?
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 19:03:34.73 ID:4frLPZvDO
白露との事を知っているのでむしろ手は出さない提督
いくら何でも人の恋人?かどうかはまだ判らないがそこまで俺は見境の無いロリコンに見えるのかと漣が根回しした事はお見通し
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 19:22:40.45 ID:ez5wW38FO
ーー夜、提督の部屋


提督「どうだ?」


電「司令官さんのミルク、あったかいのです」


提督「…言い方を考えて欲しかったな。それはただのホットミルクだ」


電「はわわ…」


提督「そうか…順番は漣が手を回していたということか」


電「どうしてそう思うのですか…?」


提督「俺を元気付けようという魂胆だろう。そこまで見境の無いロリコンに見えていたのか」


電「はわ……で、でも漣ちゃんも悪気があったわけじゃないのです!」


提督「それは分かってはいるが、な…」
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 19:27:46.65 ID:ez5wW38FO
電「あの、電は嫌じゃないのです。むしろ司令官さんに恩を返せるのが嬉しいのです!」


提督「そうかもしれないが電には白露が居るだろう」


電「それはそうなのですけど…」


提督「一部例外はあったが基本恋人が居る相手とはそういうことはしない」


電「その例外って不知火ちゃんなのです?」


提督「知っているのか」


電「皆んなに自慢してたのです」


提督「……」


電「司令官さんに元気になってもらいたいのは電もなのです!こういう時こそ仲間を頼るべきなのです!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 19:38:57.94 ID:l6lZxLOvo
なんとか本番までは無しにしてもらうことに
電ちゃん不服そうだがここは耐えた提督
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 20:17:03.16 ID:aQmi7P6kO
>>250
自分を責めすぎないでください。
みんな単にしたいだけじゃないのです。
助けてくれた、手を差し伸べてくれた人に感謝して助けるときだからなのです。
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 20:22:33.31 ID:ez5wW38FO
ーー


電「ふう…本当にこれで良かったのですか?」


提督「ああ…」


電「手や口でするだけでは不満なのです」


提督「やはり本番となると…な」


電「むうう、もう少し電達を信頼して欲しいのです」


提督「信頼はしている」


電「じゃあもっと頼って欲しかったのです」


提督「……」
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 20:37:40.80 ID:ez5wW38FO
電「みんな単にしたいだけじゃないのです。助けてくれた、手を差し伸べてくれた人に感謝しているからなのです」


提督「……」


電「漣ちゃんから聞いてますし、電も分かってしまうのです。朝霜ちゃんのことで自分を責め過ぎているのです」


提督「それは…」


電「仲間が亡くなって悲しむのは当然なのです。でも引きずるのは違います」


電「悲しむのは決まった日でいいのです。月命日や周忌という言葉があるのです」


電「漣ちゃんが司令官と夜を過ごす番だと言われましたが、司令官さんから言って欲しかったのです」


電「えっちをしなくてもお話くらいできるのです。もっと電たちを信じて欲しいのです!」


提督「安価」


下2 提督の台詞やその他起こったことなど
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 20:52:07.94 ID:l6lZxLOvo
ごめんな…電ちゃんを抱きしめる
本当はありがとうと言ってほしいが、自分に対してだけの言葉じゃないと感じてされるがまま提督の頭をよしよしする電ちゃん
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 21:12:53.42 ID:s+a3meJXo
>>254
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 21:45:30.93 ID:ez5wW38FO
提督「……すまない」ギュッ


電「……」


提督「電に…仲間にそんなことを言わせてしまって…」


電(本当はありがとうと言って欲しかったのですけど…)


提督「俺は……」


電(でも自分に対してだけの言葉じゃなかったのです。それが分かってくれたなら嬉しいのです)


電「よしよし、なのです」


提督「あぁ……」
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 21:49:25.33 ID:ez5wW38FO
ーー


漣「電がうまくやってくれたようで、ご主人様は元気になられました」


霞「良かったわ」


漣「ご主人のはあのイカ腹にタップリと癒されたことでしょうなぁ」


霞「そうじゃない…けどまぁ司令官が元気になったのは良いことね」


漣「さて次は…」


霞「もういいんじゃないの?漣が手を回すのはここまでにしておきなさいよ」


漣「うーん…」


霞「電の言葉を信じるならもう司令官は大丈夫。余計なことはしない方があの人の為よ」


漣「そこまで言うならお節介はこれくらいにしておきますかね〜」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 21:55:25.49 ID:hv7Kgnd6o
龍驤視点へ
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 22:04:37.74 ID:4frLPZvDO
にしてもだ…
感謝とか恩返しと言ってまず体でとなるのは何故なのかと提督
電のような艦娘ですらそれを当たり前と認識していた
そうして考えれば考える程身から出た錆びだったと別の意味で少し落ち込む
そして>>258
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 22:18:06.92 ID:ez5wW38FO
ーー


提督「電に気付かされて良かったのはそうなんだが…それにしてもだ…」


提督「感謝や恩返しと言って、まず体でとなるのは一体何故なんだ」


提督「電のような艦娘ですらそれを当たり前だと認識していたんだ。普通に考えればおかしい」


提督「普通……横須賀に来る前の俺…」


提督「……」


提督「…………」


提督「身から出た錆びだったと…いうことか…」
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 22:23:34.07 ID:ez5wW38FO
ーー某国


龍驤「……」


「どうしたんですか龍驤さん?」


龍驤「なんにも無いよ、今日も頑張ろな」


「はい!」


龍驤(皆んなが司令官に感謝を伝えるっていうてやってることは許せる。けど気にならんって言うたら嘘や)


龍驤(電話もしてるし不安もない。せやけど司令官が恋しいわ…)


龍驤(早く帰りたいけど焦る必要は無い。目処が立てばウチは帰れるはずや)


龍驤(ウチだけやない、この子らもなんとかしたい。なんとか横須賀に帰れたら幹部さんに頼んで手術して…うん、いけるはずやね)


龍驤(隙を見て逃げるのも考えたけど…ちょっちリスクが大き過ぎるわな)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 22:40:58.23 ID:hv7Kgnd6o
士気向上のためのささやかな慰労会が用意される
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 22:41:34.22 ID:l6lZxLOvo
何かリュウジョウサン元気ない…私達になにかできないだろうか…教えて!夕立さん!!
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 22:50:55.00 ID:ez5wW38FO
ーー


夕立「なんの話だっぽい」


「何だか龍驤さんの元気が無いんです」


「私達になにかできませんか?」


「教えて下さい夕立さん!!」


夕立「なんで夕立に聞くっぽい?」


「だって古くからの仲なんですよね?」


夕立「アイツとは馴れ合いはしてないっぽい」


「そうなんですか?」


「でも龍驤さんのことは知ってるって言ってましたよね?」


夕立「……」
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 22:55:05.89 ID:ez5wW38FO
夕立(コイツらもお人好しっぽい。自分たちがどうなるか分からないのに他人の心配なんかしてる場合じゃないっぼい)


「龍驤さんにはお世話になってて…なにか出来るならしたいんです!」


「お願いします!些細なことでもいいから教えて欲しいんです!」


「そもそも龍驤さんは帰れないんですか?」


夕立「お前らには関係の無い話っぽい」


「私達ならもう大丈夫です、龍驤さんには帰る場所があるんですから…」


夕立「もういい、お前らは仕事に戻れっぽい」


「あ、そんな……」


夕立「…ふん」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 23:04:30.58 ID:4frLPZvDO
あいつの薬になる事なんて決まっているっぽい
あの鎮守府に帰る事
さて…あいつに利用価値が無いなら送り返してしまうのもありだがどうするか…と夕立
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 23:17:14.40 ID:s+a3meJXo
>>266
そもそも統率するのに手こずるかと思ってたけど龍驤のお陰で早くまとまった
なら働きには報いてやらないといけないっぽい
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 23:27:55.30 ID:0xzvdzJ30
ーー


夕立「あいつの薬になる事なんて決まっているっぽい」


夕立「鎮守府に帰せばそれで済む話…さて、あいつに利用価値が無いなら送り返すのも有りっぽい」


夕立「そもそも傀儡共を統率するのに手こずる予定だったのに、龍驤が早くまとめたっぽい」


夕立「働いたからには報いが必要…」


夕立「でもアイツをただで手放す理由が無いっぽい。なにか理由が…」


夕立「……」


夕立「これがあるっぽい」
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/17(木) 23:31:57.76 ID:0xzvdzJ30
ーー


龍驤「ウチだけ帰れやって?」


夕立「そうっぽい」


龍驤「有難い話やけど皆んなを置いて帰るわけには…」


夕立(そう言うと思ったっぽい)


夕立「…これは調査っぽい」


龍驤「調査?」


夕立「傀儡の一人が居た鎮守府におかしな動きがあるっぽい」


龍驤「そんなん聞いてないけど…」


夕立「じゃあ他のを調べろっぽい」


龍驤「そんな適当な…」


夕立「とにかく鎮守府を調べてその報告書を横須賀に持って帰れっぽい」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
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