このスレッドは950レスを超えています。そろそろ次スレを建てないと書き込みができなくなりますよ。

【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その9【安価】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 20:26:40.00 ID:F/jNN5jDO
でも…本当にいいんでしょうか…?と迷いを見せる神通
怖じ気づいたの?
提督は抵抗しないと実証されたし龍驤さんもきっと怒らないわと雲龍
でもそれは提督が優しいのと多分私達に…雲龍さんに負い目があるから…と
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 20:31:12.51 ID:MKrmZ6iRo
>>136
雲龍自身も負い目から受け入れるとかじゃなくて純粋に感謝を受け取って欲しいという気持ちはある
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 20:35:37.02 ID:d852QpvH0
ーー


雲龍「どう決まった?」


神通「本当に…いいんでしょうか…?」


雲龍「怖じ気づいたの?」


神通「提督が優しくて…そして…私達に…特に雲龍さんに…負い目があるから…」


雲龍「そうかもしれないわね」


神通「……」


雲龍「提督だけじゃなく龍驤さんも許可を出したのはそういうこと。でもそれだけじゃないの」
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 20:38:59.00 ID:d852QpvH0
雲龍「純粋に感謝を受け取って欲しいという気持ちもあるし、あとは…」


神通「あとは?」


雲龍「貴女と同じはず」


神通「……」


雲龍「その後を考えているのは貴女だけじゃない。けどきっかけが無かった」


雲龍「これは私が前に進む為に必要なこと。貴女も理解できるわよね」


神通「私……」


雲龍「こっちは決まったから買ってくるわ。待っているからゆっくり選べばいいわよ」


神通「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 20:58:34.13 ID:RJ16Jw6Xo
どんなの物が好みなのでしょうか……
提督の好みばかり気になる神通
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 21:23:03.29 ID:cBp8OQFXO
>>140
提督をお慕いしている
この想いに嘘をついたままでは前に進めない
これからも共に歩みたいからこそ消化して昇華する必要がある
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 21:29:44.51 ID:d852QpvH0
神通「提督は…どんな物が好みなのでしょうか……」


神通「やっぱり…提督の好みが気になってしまいます…」


神通「提督を慕っている…この想いに嘘をついたままでは…前に進めません…」


神通「これは雲龍さんと同じ…でも違うのは…雲龍さんは鎮守府を……」


神通「私は違います…これからも共に歩みたいから…想いを昇華する必要があるんです…」


神通「提督に想いを…体で受け取ってもらうんです…」
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 21:33:16.89 ID:d852QpvH0
ーー


雲龍「いいのが見つかって良かったわね」


神通「ええ…誘ってもらって…ありがとうございました…」


雲龍「目的は果たしたし帰りましょうか」


神通「雲龍さんは…」


雲龍「今日」


神通「……」


雲龍「私は今日提督の部屋に行くわ。神通は明日にする?」


神通「……はい」


雲龍「じゃあ提督に言っておくわね」


神通「……」


神通(雲龍さんも考えがあってのこと…周りがとやかく言うことではありませんね…)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 21:38:46.62 ID:MKrmZ6iRo
足りないもの鎮守府への異動を考えてる雲龍
多摩が提督になる、いつか菊月提督達がいなくなると聞いて艦隊をフォローをする存在が必要だと考えていた
だからここで気持ちに区切りをつけるつもり
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 21:45:18.47 ID:J07SmOjlO
>>144
大型艦隊が少なく、子持ちもいるから無理はさせられない
新しい艦娘の着任より理解が深い自分が適してる
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 21:53:42.58 ID:d852QpvH0
ーー


雲龍「多摩が提督になると聞いて、私は足りないもの鎮守府に戻ろうと決めた」


雲龍「あの場所は地獄を経験して忌み嫌ってもおかしくない。けど私にとってかけがえの無い鎮守府」


雲龍「私を救ってくれたあの場所を、今度は守りたい」


雲龍「いつか菊月提督達が居なくなる。そうなると艦隊をフォローをする存在が必要」


雲龍「新人にあの鎮守府は任せられない。大型艦隊も少ないし子持ちもいるから無理もできない」


雲龍「秘書艦や戦力として私が一番適してるわ」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 21:55:26.29 ID:d852QpvH0
雲龍「…提督との一夜を区切りにして私は戻る」


雲龍「この部屋の中に提督が居て……ノックすれば…」


雲龍「……」


コンコン


提督『…どうぞ』


雲龍「もう後には戻れない」


雲龍「感謝と覚悟を…提督にぶつけるのよ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 22:24:11.96 ID:RJ16Jw6Xo
雲龍、挿入の瞬間泣いちゃう
慌てる提督にこれは嬉しい方だから続けてと
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 22:31:24.42 ID:MKrmZ6iRo
まずはベッドに腰掛けて今の自分の想いを伝える
この先どうするつもりなのかも
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 22:31:34.26 ID:F/jNN5jDO
>>148
そして一夜を過ごす
翌朝
散々困らせてごめんなさい…でも幸せな時間だった
これからはあなただけじゃない
皆の為に生きる事を誓うわと
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 22:42:40.13 ID:d852QpvH0
ーー提督の部屋


雲龍「まさか本当にこうなるとは思ってなかったわ」


提督「…すまなかった。今まで何度も断ってきておいて…」


雲龍「その分頑張ってもらうからいいわ」


提督「……」


雲龍「私は区切りが欲しかったの。貴方に感謝を伝えたいというのもあったけど、それも目的だった」


雲龍「私は足りないもの鎮守府に戻るつもり」


提督「……そうか」


雲龍「驚かないの?」


提督「勿論驚いているが…今は緊張が優っている」


雲龍「何人も侍らしてるのに今更?」


提督「……今回のは事情が違う」
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 22:45:19.74 ID:d852QpvH0
雲龍「覚悟しておきなさい。明日は神通でその後に天龍達と弥生達も待ってるんだから」


提督「弥生もか……」


雲龍「陽炎もそうだし…暫く退屈しなさそうね」


提督「……」


雲龍「…足りないもの鎮守府に戻ってもいいの?」


提督「雲龍が決めたことに反対しない」


雲龍「…そう」


提督「これが雲龍によって良い区切りになるのなら、全力で後押しする」


雲龍「一生忘れられない思い出を頂戴」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 23:01:06.87 ID:RJ16Jw6Xo
>>150
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 23:03:08.46 ID:J07SmOjlO
雲龍が自分の為だけに準備した下着を見て全弾装填射角最大の提督
依存症は克服してるけど絶倫は体質だから溜まるもんは溜まってるのだ

>>148
全弾撃ち切った時はほぼ朝でとても濃く長い夜になり、雲龍は感謝を伝えて逆に感謝も受け取った

満たされて晴れやかな心で異動届を渡す
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 23:06:59.96 ID:d852QpvH0
ーー


雲龍「凄い……龍驤さんとしてる時の映像みたい…」


提督「……俺だけの為に準備したと聞けば…な」


雲龍「こんな状況で聞くのもなんだけど、依存症は大丈夫なの?」


提督「もう克服はした。だがこの体質だからな…」


雲龍「分かったわ…溜まったものは全部吐き出して」


提督「……いくぞ」


雲龍「……」
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 23:09:06.55 ID:d852QpvH0
雲龍「……」ポロポロ


提督「すまん痛かったか…」


雲龍「ちが…違うの……これは…嬉しいから…」


雲龍「やっと貴方と……貴方の為に…」


提督「……続けるぞ」


雲龍「ひ……ぃ…ん…」


雲龍「提督……提督………」


雲龍「貴方に選ばれて……良かった……」
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 23:12:18.64 ID:d852QpvH0
ーー翌朝


提督「……ほぼ一晩中だったか」


雲龍「噂通り…凄かったわ……一生忘れられない…」


提督「…そうか」


雲龍「貴方に感謝を伝えるだけじゃなくて…逆に感謝も受け取ったわ…」


提督「雲龍達にはいつでも感謝の気持ちを持っている」


雲龍「……やっぱり抱かれて良かった。この一夜が無いとこんな晴れやかな気持ちでこれを渡せなかった」ピラッ


提督「異動届け…確かに受け取った」


雲龍「今までありがとう。これからは貴方に頼らずに生きてみるわ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 23:36:53.70 ID:MKrmZ6iRo
雲龍が足りないもの鎮守府へ異動するということはすぐ鎮守府に知れ渡った
そして雲龍がまっすぐ前を向いてしっかりと歩みだしている事も
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 23:39:26.57 ID:QcpcxqtOo
出ていく前に神通と会話
今の提督ならしっかり応えてくれるわ、貴女も、頑張ってと
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 23:47:38.27 ID:d852QpvH0
ーー


神通「本当に行ってしまうんですね…」


雲龍「ええ」


神通「頑張って下さい…」


雲龍「頑張るのは貴女の方よ」


神通「分かっています…」


雲龍「今の提督ならしっかり応えてくれる。貴女も気持ちをぶつければいい」


神通「…はい」


雲龍「じゃあ私は皆んなに挨拶をしていくから」


神通「次は私…今夜……」
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/14(月) 23:51:11.50 ID:d852QpvH0
ーー夜、提督の部屋


提督「雲龍がいいと言ったから大規模なものは無かったが、ちゃんと別れを言う機会はあって正解だ」


神通「そうだと思います…」


提督「それで…神通も……なんだよな」


神通「いちいち言わないで下さい…!これでも恥ずかしいんですよ……!」


提督「すまん…」


神通「雲龍さんと下着も買って……!」


提督「…雲龍から聞いている」


神通「もう……!!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 23:54:40.65 ID:F/jNN5jDO
考えた末ですとまず先に雲龍と同じ書類を差し出す神通
提督と長い者程一体距離を置くべきなのではないかと話す
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 00:51:30.85 ID:g20CItM7o
>>162
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 01:02:50.28 ID:WdKSXMQS0
神通「あの…先にこれを受け取ってくれませんか…?」スッ


提督「神通も…なのか?」


神通「私はいずれ…戻ってこようと思っています…」


神通「提督とは長く一緒に居ました…ここで一度距離を置けばもっと…提督の助けになると思うんです…」


提督「雲龍の時にも言ったんだが、神通がやりたいことを止めようとは思わない」


神通「ありがとう…ございます……」


提督「そうか神通もか、寂しくなるな…」


神通「はい…でもこれで思い切って……」ガバッ


提督「うおっ!」


神通「知ってますか提督…?川内型の夜戦って…凄いんですよ……?」ペロッ


提督「お、おお……」


神通「最後に…沈めちゃいますね……」


提督「こうなるとは…予想していなかった…」


ーー
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 01:03:16.50 ID:WdKSXMQS0
今日はここまでです
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 01:19:24.83 ID:seS3NcNDO
お疲れ様でした
>>1の中では雲龍はどうするつもりだったんだろう…
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 01:19:37.07 ID:g20CItM7o
おつおつ
やっぱり川内型なんですねぇ!
それそわれの巣立ちですかねぇ…
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 07:10:21.38 ID:55ZsSGuRO
乙でした
やっぱり雰囲気としてこれくらいの回が好きだな…
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 19:15:23.56 ID:WdKSXMQS0
ーー食堂


神通「……」


卯月「おっやぁ!?艦隊一のサキュバスがご飯を食べてるっぴょん!」


神通「……」


卯月「あの絶倫司令官を二日間もダウンさせた、あのサキュバスの貴重な食事シーンだっぴょん!」


神通「……」


卯月「一晩で使い切ったゴムは二箱!既に限界だった司令官を無理矢理させるのは流石としか言いようがないっぴょん!」


神通「……」


卯月「気持ち良くなるクスリを使った龍驤さんより凄い性欲!これをサキュバスとして表現する以外に無いっぴょん!」


神通「……」
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 19:17:18.33 ID:seS3NcNDO
オイオイオイ
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 19:20:08.60 ID:g20CItM7o
死んだわアイツ
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 19:21:13.95 ID:WdKSXMQS0
神通「……ご馳走さまでした」カチャッ


卯月「ちぇっ、つれないっぴょん。折角いいネタだったのに…」


神通「知っていますか卯月さん…」


卯月「ぴょん?」


神通「兎は…首を刎ねて…血を…抜くんですよ…」ギロッ


卯月「ひゃ」


神通「絶対に許さない……!」ガタッ


卯月「ぎぇぇぇぇぇぇーーーーー!!」


黒潮「今日はうち…とうとう司令はんとうちが…」


不知火「新型スパッツはどうですか?」


雪風「なんか履き心地が…」


飛鷹「はぁぁ……今日も清霜は可愛いわ…」


漣「突っ込みがいねぇ」


潜水新棲姫「龍驤と雲龍が居ないとこうなるのか」


漣「まあ萎縮するよりいいんですけどね…いいのかなぁ…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 19:22:28.11 ID:ggjIqn7Yo
ほう煽り全一卯月ですか…たいしたものですね
安価下
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 19:29:28.43 ID:g20CItM7o
暫く鍛錬してあげられないのでいーっぱい卯月をしごいてあげるやさしい()サキュバス神通さん
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 19:38:54.92 ID:WdKSXMQS0
ーー訓練所


卯月「ひぃ…ひぃん……」


神通「……」ニコニコ


卯月「も…もう……限界…」


神通「では…あともう一セット追加です…」


卯月「ぎえ……」


神通「私はサキュバスなんですよね…?それ相応の訓練をしてあげないと…」


卯月「体は…弥生だから……」


神通「今の精神は…卯月さんですから…」


卯月「……げろっ」


神通「吐いてからが…本番です…」
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 19:44:42.44 ID:WdKSXMQS0
ーー


陽炎「随分と楽しい訓練だったみたいね」


神通「暫く…戻ってこれませんから…」


陽炎「なんかピンク色の汁の滲みが出来てたわよ?」


神通「弥生さんの体から…悪しきものが排出されたんです…」


陽炎「手は出してないわよね?」


神通「訓練は…しましたよ…」ニコッ


陽炎「…足りないもの古参組には、手を出すべきじゃないわね」


神通「ところで…私に何の用だったんですか…?」


陽炎「安価」


下2 陽炎の台詞やその他起こったことなど
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 20:07:22.59 ID:55ZsSGuRO
その…アドバイスほしいなって
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 20:33:46.44 ID:pe0L+2fwo
>>177
艦娘としてとあっちの2つの意味で
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 20:39:15.49 ID:WdKSXMQS0
陽炎「その…アドバイスして欲しいなって」


神通「貴女の場合…艤装が特殊ですよね…」


陽炎「それは分かってるの。だから訓練とかトレーニングとか、そっちでアドバイスが欲しいの」


神通「ええ…喜んで…」


陽炎「ありがとう助かるわ」


神通「私は雲龍さんほどすぐに…とは行きませんから…ゆっくり行きましょう」


陽炎「それは助かるわ」


陽炎「……」


神通「どうしましたか…?」
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 20:42:01.11 ID:WdKSXMQS0
陽炎「もう一つアドバイスが欲しくて…あっちのほうで…」


神通「それは…」


陽炎「司令と…ね。そういうことに興味は無かったんだけど、司令に感謝を伝えるっていうなら有りだから」


神通「アドバイスも何も…」


陽炎「だって…サキュバスだって言うから…」


神通「あれは卯月さんが勝手に言ってただけです!」


陽炎「それでも私からしたら先輩になるじゃない?なんでもいいから教えて欲しいの」


神通「安価」


下2 神通の台詞やその他起こったことなど
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 20:55:29.01 ID:g20CItM7o
神通「仕方ありませんね……ではまず☓☓☓☓の入り口から奥までで絞り上げると同時に☓☓☓で先っぽを優しく撫でる動き出すから……」
陽炎「???…???」
レベルが違いすぎて参考にならねぇ
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 21:06:42.88 ID:fV6JJjdkO
>>181
要約すると思いやりですよ
と、話はここまでにして訓練しましょうか
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 21:13:03.20 ID:WdKSXMQS0
神通「仕方ありませんね……ではまず××××の入り口から奥までで…絞り上げると同時に…先っぽを優しく撫でるように…」


陽炎「…?」


神通「十分硬いのを確認したら…腰を動かすんです…まずはゆっくり……形が馴染むまで…」


陽炎「……??」


神通「……要約すると…思いやりですよ」


陽炎「は、はい…」


神通「話はここまでにして…訓練をしましょうか…」


陽炎「あ、はい…お願いします……」
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 21:18:20.50 ID:WdKSXMQS0
ーー数日後、夜


陽炎「ごめん司令…疲れたから先に少しベッドで休ませて……」


提督「無理はしなくていいぞ」


陽炎「違うの、神通さんの訓練が凄くて…」


提督「最近頑張っているそうだな」


陽炎「神通さんが居るうちに色々学んでおきたくて」


提督「いい心持ちだと思うぞ」


陽炎「神通さんもそうだけど、雲龍さんも足りないもの鎮守府に戻っていく。自分の道を見つけたってことよね」


提督「陽炎も…」


陽炎「私はここに残る…というより司令の側を離れようとは思わないわ」
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 21:21:33.73 ID:WdKSXMQS0
陽炎「その理由、司令なら分かるでしょ?」


提督「見張り…か?」


陽炎「そうよ、司令の目が無くなったら私はまた窃盗癖が出てきちゃう。一人で街に出かけても危ないもの」


陽炎「だから司令はずーっと私を見張ってて。いい?」


提督「……」


陽炎「カウンセリングがどうとか言いたそうな顔しない!はいって言えばいいの!」


提督「…分かった」


陽炎「よしっ!じゃあ体力も回復したしアツ〜い夜を過ごしましょ!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 21:38:29.63 ID:seS3NcNDO
これまでの相手には無かった引き締まったスレンダーな身体に少し見とれてしまう提督
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 21:53:11.38 ID:pe0L+2fwo
普段は金ぴかなのに今日は真っ赤っ赤の陽炎、顔がアツ〜い(かわいい)
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 21:57:24.87 ID:WdKSXMQS0
ーー


陽炎「や、やぁ…舐め……るの…」


提督「……意外だな」


陽炎「なにがぁ…」


提督「普段は金色なのに今日は随分と顔が赤いな」


陽炎「肌は…無理だから……あぁん…」


提督「…もう少し頑張ってくれ」


陽炎「ぁ……っ…凄…い……」
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 22:00:39.80 ID:WdKSXMQS0
ーー


陽炎「これダメ……癖になりそう…」


提督「嫌な思いはしてないか?」


陽炎「むしろ最高だったわよ…熱い夜になっちゃったわね……」


提督「ならよかった」


陽炎「…ねえ黒潮とはもうシたのよね」


提督「ああ…」


陽炎「どうだった?」


提督「どう…」


陽炎「ごめんなさい聞き方が悪かったわ。黒潮はここに残るの?それとも足りないもの鎮守府に戻るか、他のことをしたいとか言ってた?」


提督「安価」


下2 提督の台詞やその他起こったことなど
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 22:03:53.53 ID:seS3NcNDO
それとなく聞いてみても言葉を濁すばかりではっきりした事は言わなかったな
まだ決めかねているんだろう
何にせよ焦って答えを出す必要は無いさ
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 22:31:12.71 ID:g20CItM7o
>>190
陽炎「とか言っちゃって、寂しいんでしょ、よしよし」
(余裕ができた?提督の横顔にまた顔赤くなっちゃうの誤魔化すために強引に提督の頭を撫でる陽炎)
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 22:31:40.47 ID:fV6JJjdkO
残ってくれる

やっと改二になれた
今までの恩は返せたけどこの恩はこれから力になって返すと吹っ切れた
あとあのネタで漣にやられっぱなしじゃどこにも行けない
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 22:35:35.57 ID:WdKSXMQS0
提督「それとなく聞いてみても、言葉を濁すばかりではっきりした事は言わなかった」


提督「きっとまだ決めかねているんだろう、何にせよ焦って答えを出す必要は無い」


陽炎「…とか言っちゃって、寂しいんでしょ?よしよし」


提督「……顔が赤いぞ」


陽炎「うーるーさーい!大人しく撫でられなさい!」


提督「……」


陽炎「もう…司令のこと意識してこと無かったのに、一回しちゃっただけでこうも変わるのね」
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/15(火) 22:38:49.40 ID:WdKSXMQS0
陽炎「そういえば明日は誰か聞いてる?」


提督「いや…」


陽炎「不知火と隼鷹さんらしいわよ」


提督「……」


陽炎「不知火は最初はいいって言ってたのよ。でも雲龍さんと神通さんの話を聞いて変えたらしいわ」


陽炎「その反応を見る限り、なにか思い当たることがあるのね?」


提督「そうだな…」


陽炎「じゃあまた明日ゆっくり話して。今夜はありがと、暫くは忘れられない経験をさせてくれて嬉しかったわ!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 23:16:45.82 ID:g20CItM7o
3Pは流石にまずいんじゃないかなぁと思っていたら、するのは不知火で反応や感覚を逐一確認するための隼鷹スタンバイだった
提督(と隼鷹)、流石にタイムをかける
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 00:05:39.98 ID:iUpvU+Fro
>>195
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 00:11:06.19 ID:Kb+JKHln0
ーー翌日、夜


不知火「ですから隼鷹さんは不知火の反応を見ていて欲しいんです」


隼鷹「ごめん不知火…全く理解できない…」


提督「まだ三人でという方が理解できる」


不知火「そうじゃないんです」


隼鷹「不知火が変な性癖を手に入れようとしてるのは分かるけどよぉ」


不知火「司令との一夜という記念すべきものを、隼鷹さんに見ていて欲しいだけです」


提督「……」


隼鷹「提督ならまだ許せるけど…不知火はそれでいいんだな?」


不知火「はい、問題ありません」
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 00:14:56.98 ID:Kb+JKHln0
提督「…先に話をするか?これからについて話があるんだろう?」


不知火「こっちが先です」


提督「……」


隼鷹「提督〜諦めてパパっとやっちまってくれ…」


提督「…そうか」


不知火「陽炎で経験しているかもしれませんが、傀儡の体ですので少しくらい激しくても問題ありません」


提督「……」


不知火「さあ早くして下さい」


隼鷹「スパッツといい不知火って変なことに拘るんだよなぁ…」


下1 この後の展開やその他起こったことなど
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 00:26:48.94 ID:9OUrZcXDO
行為が終わって顔が真っ赤な隼鷹にどうでしたか?官能的でしたか?とどこか楽しそうに根掘り葉掘り聞く不知火
これは自分はダシに使われたのかもなぁ…と提督
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 00:33:48.53 ID:Kb+JKHln0
ーー


不知火「どうでしたか隼鷹さん」


隼鷹「なにがだよぉ…」


不知火「良かったでしたか?官能的でしたか?」


隼鷹「なんでそんなこと…」


不知火「ほら見て下さい、司令はこんなに出してくれたんですよ」


隼鷹「そんなの見せるなってぇ…!」


不知火「これはさっきまで不知火に入っていたものですよ?何度も何度も出し入れされて」


隼鷹「う……!」


提督「なるほどな…ダシに使われたということか…」
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 00:38:22.67 ID:Kb+JKHln0
不知火「ありがとうございました司令」


提督「…ああ」


不知火「まだ余裕があるのは知っています、もし隼鷹さんが…」


隼鷹「いいっていいって!!」


不知火「…だそうです」


提督「そうか…」


不知火「ではこのまま続きといきますか?今度は隼鷹さんに思いっきり見せつけてあげましょう」


隼鷹「もういいからぁ…!」


不知火「次は不知火が上になります。司令は寝て下さい」


提督「……」


不知火「あ、司令。不知火と隼鷹さんはここを出て行くつもりです」


提督「あ、え…?」


不知火「んんっ。それで、です、ね、んっ」


提督「ちょ、ちょっと待ってくれ、そんなしながら、言われてもだな」


下1 この後の展開やその他起こったことなど
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 05:59:41.76 ID:2tbM7Ghfo
不知火「隼鷹さんが客船だった頃の夢で世界を色々見て回る、それに自分もお供するんです」
提督「前向きな考えを持てる様になって良かった……うっ」
隼鷹「(雰囲気とか教えないと……)」
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 17:11:29.60 ID:O07wVwW7O
不知火「隼鷹さんっ…が客船だった頃の…夢で…ぇ…世界を…色々見て回る…んです…」


提督「そう、なの…か……」


不知火「それに不知火も…んっ…お供するんです…ぅ…」


提督「前向きな考えを…持てる様になって…良かった……んぐっ」


隼鷹(なにを見せられてんだよぉ!!)


提督「なあ不知火…雰囲気ってもの…が…」


不知火「真面目に話すより…こっち…の方が…ぁっ…」


提督「……ぅ…」


不知火「これは…いいですね……運動になる…上…に…」
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 17:14:55.20 ID:O07wVwW7O
ーー


不知火「隼鷹さん二つ目ですよ」


隼鷹「だから見せんなってぇ!」


不知火「さすがは司令です、二回目なのに量が変わってませんね」


提督「なあ不知火、それに隼鷹も…」


不知火「さあ次は隼鷹さんです」


隼鷹「はああっ!?」


不知火「不知火は隼鷹さんのことを誰よりも知ってます。面と向かって言えないことも、司令と繋がれば言えますよ」


隼鷹「だからって…!」


不知火「さあ服を脱ぎましょう、司令に動いてもらいましょう」


隼鷹「なんでそんなに乗り気なんだよ!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 17:43:16.37 ID:H4gPkC7AO
快楽任せの駄目な流れになっているから一息入れようと提督
隼鷹が本当に望んでいるかどうかが問題だと
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 17:49:52.96 ID:XAIn7X1Eo
>>205
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 18:18:09.00 ID:O07wVwW7O
提督「少し待ってくれ、快楽任せの駄目な流れになってきている」


不知火「一息入れようというんですか」


提督「そもそも隼鷹が本当に望んでいるかどうかが問題だ」


隼鷹「あたしは…」


不知火「司令と話せますか?」


隼鷹「……」


不知火「不知火から言ってもいいですが、それは違いますよね」


隼鷹「そう…だけどよ」
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 18:21:29.62 ID:O07wVwW7O
不知火「不知火のような状況になれば自然と喋れると思ったんです」


提督「不知火にも考えがあってのことだったんだな」


不知火「もちろんです、そうでなければあんな行動はしません」


隼鷹「あたしの口から…ちゃんと言わないといけないのは分かってる…」


不知火「それが分かってくれたなら嬉しいです」


提督「また日を改めてもいいし、そもそもこんなことをしなくても喋れるのならそれでいい」


不知火「少々強引だったのは謝ります。隼鷹さんの思う通りにして下さい」


隼鷹「安価」


下2 隼鷹の台詞やその他起こったことなど
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 18:41:36.83 ID:2tbM7Ghfo
隼鷹「不知火の言うとおり世界を色々見て回りたいのは本当、だけど提督への恩返しもまだ全然出来てないのに自分だけ夢を追ってもいいのかなって……提督に相談すると絶対に夢を応援してくれると思ったから、自分で決めてから話したかったんだよ……」
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 19:00:32.43 ID:C680QWKeO
>>209
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 19:20:45.77 ID:g1x7TE7h0
隼鷹「不知火の言う通り、世界を色々見て回りたいのは本当なんだよ…だけど……」


隼鷹「提督への恩返しもまだ全然出来てないのに…自分だけ夢を追ってもいいのかなって……」


提督「それは…」


隼鷹「提督に相談したら…絶対に応援してくれると思ったから……」


提督「……」


隼鷹「自分で決めてから話したかったんだよ……」


不知火「答えは出ません」


隼鷹「不知火……」


不知火「隼鷹さんの唯一と言っていい悪い所です。他人の為なら躊躇うことはしないのに、自分のことになると結論を出せないんです」
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 19:24:07.51 ID:g1x7TE7h0
不知火「まだここに居たいのなら残るべきですし、夢を追いかけるなら共に行きましょう」


隼鷹「でもよ…」


不知火「最後の答えを出す為に、司令に協力してもらおうとしたんです」


提督「他に方法はあったんじゃないか…?」


不知火「手っ取り早いのがこれです」


隼鷹「あたしは…」


不知火「司令と繋がれば本心が出ます。そうでなくても本心を語れるのなら聞かせて下さい」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 20:01:52.48 ID:ynxnHEVyo
ぬいぬい:どうしてもというなら不知火は退室しますのでどうぞ
あ、あくまで隼鷹さん自身に決めて欲しいので提督には猿轡噛ませます念の為
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 20:10:22.27 ID:XAIn7X1Eo
不知火の決意を無駄にはしない!
不知火の居場所はあたしの隣なんだから!
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 20:27:13.83 ID:g1x7TE7h0
隼鷹「不知火の決意を無駄にはしたくない…!不知火の居場所はあたしの隣だから…」


不知火「不知火を話題に出すのは禁止です」


隼鷹「え…?」


不知火「隼鷹さんが残るのなら不知火は一人でも行きます」


隼鷹「そんな…不知火……?」


提督「ちょっと待ってくれ、二人はちゃんと話し合った方がいい」


不知火「そうじゃないんです」


提督「どういうことなんだ」


不知火「不知火は隼鷹さんの本音が知りたいんです」


提督「その本音が不知火の決意を無駄にしたくないということじゃないか」
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 20:38:37.09 ID:g1x7TE7h0
不知火「…先に不知火が話したのは失敗でした」


隼鷹「あ……違う…」


提督「…そういうことか」


不知火「分かってもらえましたか?」


提督「不知火は隼鷹について行きたいんであって、隼鷹が自分についてくるのは違う」


不知火「はい」


提督「不知火がついて行きたいのは夢を追いかける隼鷹であって、妥協する隼鷹では…」


隼鷹「妥協なんかしてない!あたしは本気なんだよぉ!」


不知火「では選択肢から不知火を外して下さい。貴女がどうしたいのかを聞きたいです」


隼鷹「安価」


下2 隼鷹の台詞やその他起こったことなど
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 20:44:24.18 ID:2tbM7Ghfo
黙っちゃう隼鷹
今日はここまでにしておいた方がいいんじゃないかと提督
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 20:55:44.06 ID:9OUrZcXDO
不知火とこうなる前の自分を思い出す
本当は戦いなんて嫌いだ
世界中の海をのんびり見ていたいでもそれはいつかとか、そのうちとかあくまでまだ先の話で…
それにそんな事一人で決められない
隼鷹は実は引っ張ってもらいたいタイプだった
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 21:38:10.84 ID:g1x7TE7h0
隼鷹「不知火とこうなる前……あたしは戦いなんて嫌だって思ってた…」


隼鷹「世界中の海をのんびり見てみたい…でもそれはいつかとか、まだ先の話で…」


隼鷹「それにそんな事…一人で決めらんないって…」


不知火「……なるほど」


提督「今の言葉に嘘は無いと思うぞ」


不知火「私もそう思います。だからこそ隼鷹さんはお酒に溺れてしまったんですね」


隼鷹「そうだよ…一人じゃなんにも決められなくて……不知火が居たからこうやって…横須賀まで来たけど…」


不知火「…そこからでしたか」
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 21:41:54.78 ID:g1x7TE7h0
隼鷹「言うこと聞いてるだけで良かったのに…急に自分で考えろなんか言われても…無理だって…」


不知火「お酒に溺れてしまった隼鷹さんは、足りないもの鎮守府行きとなった訳です」


隼鷹「あそこは…提督に引き取ってもらえてからは楽だった……提督に…恩を返すっていう…大義があるから…」


提督「隼鷹…」


隼鷹「分かんないんだって…自分がどうしたらいいとか…なにをしたいとか……」


隼鷹「あたしは…どうするのが良いんだよ…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 21:55:43.50 ID:JDccFT2eo
申し訳ありませんでしたと不知火
少し、急ぎすぎましたね…でも自分の道を自分で決めるのはきっと隼鷹さんの力になると思ったんです。大丈夫です、傀儡でも出来るんですから
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 22:41:16.71 ID:2tbM7Ghfo
>>221
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 22:42:21.30 ID:C680QWKeO
>>221
傀儡でもって言葉に傀儡だからとかじゃなくて不知火は不知火ってビビッと反応する隼鷹
私のことだとこんなになんですけどねぇって嬉しそうな不知火
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 22:54:55.88 ID:O07wVwW7O
不知火「申し訳ありませんでした。少し、急ぎ過ぎたのかもしれません」


隼鷹「……」


不知火「でも自分の道を自分で決めることは、隼鷹さんの力になると思ったんです」


隼鷹「でもよぉ…」


不知火「大丈夫です、傀儡でも出来るんですから」


隼鷹「……」


提督「急ぐ必要は無いが、自分で答えを出すことは大事だ。俺を見ていても分かるだろう?」


隼鷹「……そうだよなぁ。提督だって迷いに迷って雲龍達と…だもんなぁ」
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 22:58:57.08 ID:O07wVwW7O
不知火「不知火はどんな選択をしても…」


提督「待て、隼鷹を急かすようなことは言わない方がいい」


不知火「そのつもりはありませんでしたが、捉えようによってはそう聞こえますね」


提督「一人で決めたいのならじっくりと考えればいい。どうしても答えが出ないのなら仲間を頼ればいい」


不知火「気分転換なら司令が手伝ってくれますよね?」


提督「…いいだろう」


不知火「不知火もまたお世話になるかもしれません。素晴らしい行為であることが確認できました」


隼鷹「一人で決めれるように…努力するから」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 23:05:33.49 ID:9OUrZcXDO
何だかまた再開する雰囲気でもないので解散する事に
それに…あたしはやっぱり不知火だけがいいし…と呟く
恩返しにしても身体で返すだけが手段じゃないと思うし…と隼鷹
へー
不知火がまるでビッチみたいだと
違うってぇ!そういう意味じゃ…
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 23:09:27.19 ID:wCPl8PyVo
>>226
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 23:25:50.91 ID:Kb+JKHln0
ーー


不知火「そんな雰囲気でもないので、とりあえず解散ということになりましたね」


隼鷹「そうだな…」


不知火「今日は司令の平均より少なかったので、その差はまた今度埋めてもらいますが…隼鷹さんは?」


隼鷹「あたしはやっぱり…不知火だけがいい」


不知火「そうですか」


隼鷹「恩返しにしても、身体で返すだけが手段じゃないと思うし…」


不知火「なるほど、不知火がビッチのようだと言いたいんですね」


隼鷹「違うってぇ!そういう意味じゃないから!」


不知火「もちろん知ってますよ」
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 23:30:00.74 ID:Kb+JKHln0
不知火「ですが中途半端な時間ですね。部屋に帰って…」


隼鷹「…今日は寝なくても大丈夫?」


不知火「元々そのつもりでした」


隼鷹「これからバイクで出掛けるのはどうよ?」


不知火「いいですね」


隼鷹「こんな夜は飛ばすに限るだろ!」


不知火「安全運転ですよ」


隼鷹「今日は捕まっても文句は言わねぇ!思いっ切り飛ばす!」


不知火「不知火はしっかり隼鷹さんに掴まっていますね」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 23:34:35.60 ID:Kb+JKHln0
ブゥゥン……


提督「あの音は隼鷹のバイクか…そんな気はしていた」


提督「隼鷹ならきっと答えは出せる。趣味もあって大切な存在も居るんだ」


提督「俺は…なにも無かった。足りないものだらけだったから歪になってしまった」


提督「…隼鷹、俺みたいにはなるな」


提督「俺は艦娘…娘も一人救えなかった男なんだ」


提督「……」ゴトッ


提督「あれからけん玉を見る度に朝霜のことを思い出してしまう、だからもう触ることはできない。これは…金庫にしまうしかない」


提督「隼鷹……間違っても…こうはなるな」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 23:44:30.11 ID:9OUrZcXDO
一方
大本営は騒然となっていた
これまで凍結状態だった建造ドックを作動させた所建造に失敗
手足どころか目も耳も無い、まるで水蛭子のようなものが建造された
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 23:47:42.00 ID:2tbM7Ghfo
遠出して高速のSAで缶コーヒー片手に朝日を見ている二人
隼鷹「まだ決められないけどよ……こうやって不知火の隣で新しい朝を迎えたいな」
(お酒飲んでる様に見えた見えた…)
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 23:55:41.02 ID:Kb+JKHln0
ーー某SA


不知火「綺麗な朝日ですね」


隼鷹「結局夜通しで走ってたなぁ」


不知火「こういうのも悪くないですね」


隼鷹「不知火……まだ決められないけどさ、こうやって不知火の隣で、毎日新しい朝を迎えたい」


不知火「それは不知火もです」


隼鷹「そう言ってくれるだけであたしは幸せだよ」


不知火「…隼鷹さん、ありがとうございます」


隼鷹「お礼を言うのはあたしだって。さ、そろそろ帰るか」
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/06/16(水) 23:58:17.98 ID:Kb+JKHln0
ブゥーーン…


不知火(隼鷹さん、ケイタイが鳴ってます)


隼鷹(そういや外出許可取ってなかったなぁ)


不知火(戻ったら怒られますね)


隼鷹(怒られるだろうなぁ…)


不知火(でも隼鷹さんと一緒なら)


隼鷹(そうだな、不知火と一緒なら大丈夫だ)


不知火(あ…今度は不知火のケイタイが鳴り始めました)


隼鷹(急いで帰るか〜)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 00:17:31.76 ID:l+C2hYw5o
戻ってこってりと漣に絞られる三人
提督?事情分かってんなら外出許可位書いといて下さいよだと(沈んだ様子だったので敢えて発破かけてる)
433.90 KB Speed:0.7   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)