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【安価】上条「とある禁書目録で」手塩「仮面ライダー」【禁書】
- 762 :1 [saga]:2021/06/21(月) 20:27:11.26 ID:AEcKvwhB0
- 上条「(あんなにまで追い込まれてたってのに、気づけなかった・・・)」
上条「(俺にはその責任がある)」
上条「(だから、今だけは愛愉がしたいと思ってる事を叶えてやらないとな)」
上条「(操祈も、あの頃は寂しい思いをさせたんだから)」
上条「(同じようにしてやらないといけないよな)」
上条「(2人は俺にとって、掛け替えのない大切な人だ)」
上条「(もし、あの時どちらかを選べなんて言われたら・・・)」
上条「・・・いやいや!今更そう考える必要なんてないんだ」
上条「早く行かないと・・・」
―ザザッ・・・
上条「っとと・・・ここの斜面で操祈が寝転んでたんだよな」
蜜蟻<当麻クーン!
上条「愛愉・・・っ。いつの間に鉄塔の天辺に登ってたんだよ・・・」
蜜蟻<最初はグー!
上条「へ?」
蜜蟻<ジャンケン!・・・ポン!
上条「・・・」グー
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 20:43:25.42 ID:Q8Fz1xYfo
- たまには勝てよ主人公よ
- 764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 20:53:58.33 ID:IWjjC3YwO
- 低く
- 765 :1 [saga]:2021/06/21(月) 21:24:23.31 ID:AEcKvwhB0
- 蜜蟻<私はチョキだけどお、当麻クンはあー?
上条「上条さんはグーでせうよー」
蜜蟻<・・・じゃあ、もう少しあっちに向かってみてえ?
上条「ん?あっちか・・・?」
―スタスタ・・・
蜜蟻<足元に、私のスマホがあるでしょおー?
上条「ああっ、これか。・・・何でこんなとこに置いてんだよ」ヒョイッ
蜜蟻<画面を開いてえ、タイマーをスタートさせてえー
上条「タイマーをか?・・・何するつもりなんだよ」タプ
上条「(9分から始ったな)押したぞー、愛・・・愉?」
上条が見上げた先で、熱ロッドの先端の踊り場に設置されている腰くらいの高さがある
柵を蜜蟻は徐ろに乗り越えている。
まだまだ冷たい風にミニスカートが揺れて、中身が見えているが上条はそんな事を
気にするはずもなく叫んだ。
上条「お、い、おいおいおいおいっ!?愛愉何してんだよっ!?」
蜜蟻「運試しよお!あの時、間に合わなかったからあ・・・」
蜜蟻「今度は間に合うか、やってみましょお!」
上条「は、はぁ!?何言ってんだよ!?危ないから戻れって!」
蜜蟻「そこから走って丁度8分で着くわあ」
蜜蟻「1分余分にしておいたからあ、丁度8分だと思うけどお」
上条「・・・!!」
上条「(アイツッ・・・!)」
蜜蟻「>>766」
- 766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 21:25:45.80 ID:IWjjC3YwO
- ほら!私は本気よぉ早く早く!
- 767 :1 [saga]:2021/06/21(月) 21:50:38.04 ID:AEcKvwhB0
- 蜜蟻「ほらあ!早く早くう〜!」
蜜蟻「もう少ししたらあ、私記憶が一時的に戻ってしまってえ」
蜜蟻「8分10秒後には本当に飛び降りるからあ〜!」
上条「(まさかアイツ、自分に能力をかけやがったのか!?)」
上条「ふざっ、けんな!絶対飛ぶんじゃねえぞっ!」
上条「愛愉ッ!!」
走り出した上条を上から傍観していた蜜蟻は、目を反らし空を見上げる。
夕暮れに染まったオレンジ色の空を群青色に漂う雲が浮かんでいた。
小さくため息をつくが、間もなく迫るタイムリミットに恐れを成している様子はなく
どこか期待を寄せている顔色を浮かべていた。
蜜蟻「あの時もお、こうだったのよねえ・・・」
蜜蟻「当麻クンがきっと来てくれる。きっと助けてくれるって・・・」
蜜蟻「でも間に合わなかった・・・」
蜜蟻「>>768」
ナイトドクターで瞬平役の戸塚さん出てましたね
9年経って貫禄ついてるようで何よりでした
- 768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 21:53:02.47 ID:IWjjC3YwO
- …この2回目のチャンスどうするかしらねぇ
- 769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 21:53:45.91 ID:HYhwB6RrO
- 戸塚さんの風格がなかなか
試すようだけどやっぱり間に合ってほしかったわぁ、あの時は
- 770 :1 [saga]:2021/06/21(月) 22:18:35.90 ID:AEcKvwhB0
- 蜜蟻「この2回目のチャンスどうなるかしらねえ・・・」
蜜蟻「試すようだけどお・・・やっぱり間に合ってほしかったわあ」
蜜蟻「あの時は・・・本当に・・・」
蜜蟻「・・・あと、5分・・・頑張ってねえ、当麻クン☆」
―タンッ タンッ タンッ タンッ!
上条「ハァッ!ハァッ!くっ、ケフッ・・・!」
上条「くそっ!くっそぉ・・・!」
上条「(来る途中登ってきた分の疲れがっ・・・!)」
上条「(・・・んだよっ・・・んだよそんくらいなんだよっ!)」
上条「(また間に合わなくなっちまうだろ!?そんでいいのかよ!?)」
上条「(もっと早く登らないとっ!・・・もっと、早く・・・?)」
―タンッ・・・
上条「・・・」ゴソッ
―・・・パチッ バチッ ジジッ・・・
上条「・・・」
上条「・・・もう時間がねえんだっ。迷う必要もないだろ」
- 771 :1 [saga]:2021/06/21(月) 22:32:53.07 ID:AEcKvwhB0
-
蜜蟻「・・・当麻クーン。あと30秒よお〜?」
蜜蟻「まだ来ないのお〜?来ないとお・・・」
蜜蟻「また間に合わなくなるのにい・・・いいのお?」
蜜蟻「・・・今更あ、やっぱやめうなんて事はあ、したくないわあ」
蜜蟻「・・・あと、15秒」
蜜蟻「・・・本当に遅いわねえ・・・10秒前よお」
蜜蟻「もしかしてえ・・・階段で転んじゃったとかあ?ふふっ・・・」クスッ
蜜蟻「・・・5、4、3、2・・・」
蜜蟻「・・・皆・・・ごめんね・・・」ポロポロ
蜜蟻「あんなに皆頑張ってたのに・・・私達、騙されてただけだったなんて・・・」
蜜蟻「っ、ぅ・・・ひぐっ・・・」ポロポロ
蜜蟻「・・・上条クン。いっぱい、お話ししたり遊びに連れて行ってくれて・・・」
蜜蟻「とおっても、楽しかったわあ。・・・ありがとお」
―パッ
◎ 80以上orゾロ目
◎ 32以上
× ↑以下
↓3まで(コンマが高い安価で決定)
- 772 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2021/06/22(火) 02:55:38.16 ID:BgKaeewY0
- VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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- 773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 06:00:47.87 ID:09CThtFuO
- いきなりのシリアス…
- 774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 06:01:04.56 ID:vWtKdD/KO
- たすけてふっきー
- 775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 06:07:47.72 ID:09CThtFuO
- 俺くらいになれば80以上も余裕だった
うれしい
- 776 :1 [saga]:2021/06/22(火) 21:20:31.91 ID:YsFpAl7I0
- 上条「愛愉ッ!!」
蜜蟻「・・・!」
―ダキッ ギュッ・・・!
上条「っはぁ、はぁ・・・!」
蜜蟻「上条、クン・・・?どうして・・・」
上条「ガハッ!ケフッ・・・」
上条「・・・ゆっくり、こっちに戻れよ・・・」
蜜蟻「・・・っ!」
蜜蟻「離してえっ!私、もう嫌なのよおっ!死なせてよお!」
上条「おいっ!愛愉っ!止せよっ!お前っ・・・!」
上条「(何でこいつ、こんなっ・・・!)」
蜜蟻「全部無駄だったのよおっ!皆、皆死んじゃったのも・・・」
蜜蟻「私が気づけなかったせいでえ・・・!」ポロポロ
上条「!・・・愛愉!皆生きてんだよっ!遠峰先生も!施設に居た皆も!」
蜜蟻「・・・ぇ・・・?」
上条「>>777」
- 777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 21:27:43.80 ID:XFKYIpgcO
- 知らなかったのか?
てっきり愛愉のことだから知ってると思ったけど…
- 778 :1 [saga]:2021/06/22(火) 21:45:21.42 ID:YsFpAl7I0
- 上条「芹・・・雲川先輩から教えてもらったんだよ!」
上条「皆が死んじまった過去そのものは全部・・・お前が見間違えた幻想なんだ!」
蜜蟻「・・・嘘よ。だって・・・だって、私の記憶にちゃんとあるんだもん」
蜜蟻「そんなの、当麻クンが出鱈目言ってるだけでしょお・・・」ポロポロ
上条「なら何で俺が遠峰先生や、お前が死んだと思ってる皆の事を知ってるのか」
上条「検討がつくのかよ」
蜜蟻「・・・それなら、どうしてえ・・・私は皆が死んだと」
蜜蟻「ずっと思ってたの・・・?」
上条「知らなかったのか?てっきり雲川先輩から、聴かされてると思ってたんだけどな」
上条「とにかく、お前が死ぬ事なんてないんだよ!」
上条「お前が死ぬなんて、俺は絶対ぇ許さねえからなっ!」
蜜蟻「上条、クン・・・」ポロポロ
上条「>>779」
- 779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 21:59:14.00 ID:b6fVf69qO
- まだ俺は夢を見たいんだ、高く高く翔ける愛愉を!
だからここで旅立つにはまだ早い、早いんだ
- 780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 21:59:28.00 ID:XFKYIpgcO
- 俺にもっと素直に甘えてくれ
- 781 :1 [saga]:2021/06/22(火) 22:13:14.50 ID:YsFpAl7I0
- 上条「まだ俺はお前と一緒に楽しく生きてたいんだよ!」
上条「もっと笑顔になってる愛愉だって見たいしな!」
上条「だから!・・・ここで死に別れなんて、まだ早いだろ!早過ぎんだろっ!」
上条「俺をもっと頼ってくれよ・・・甘えてくれよ・・・」
―ギュッ
蜜蟻「・・・上条クン・・・そんなに抱きしめられてたら、そっちに戻れないわあ」
上条「っ・・・!・・・絶対こっちに戻るか?」
蜜蟻「・・・ええ。私の負けよお・・・」
蜜蟻「やっぱり、間に合ってたらあ・・・こうなってたのねえ」クスッ
上条「・・・戻ってたのか」
蜜蟻「絶対こっちに戻るか、って聴いた時点でねえ」
上条「・・・お前・・・こんな事するために来たかったのか?」
蜜蟻「>>782」
- 782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 22:19:18.73 ID:ZTs+aW9so
- …ううん、最初はすこし悪戯しようって思ってただけよ
- 783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 22:20:06.16 ID:b6fVf69qO
- 過去と訣別出来るか、賭けてみたかったのぉ
吹っ切れたわねえこれで
- 784 :1 [saga]:2021/06/22(火) 22:22:19.35 ID:YsFpAl7I0
- 今日はここまで
おやすみなさいませー
32の◎だったら変身してました。その後永久に使えなくなるかのルートは安価次第でした
コツコツ貯めてハロウィンオルソラさんキターーーーーー!!
http://i.imgur.com/XyFnqxX.png
ナイスバディもさることながら真っ白い御御足が眩しいぜ・・・!
- 785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 22:23:57.50 ID:b6fVf69qO
- おつおつー
結構大人っぽい服似合うよねオルソラさん
- 786 :1 [saga]:2021/06/23(水) 19:17:45.78 ID:bYbZzxj60
- 蜜蟻「・・・ううん、最初こそは本当にただ来てみたかっただけなのよお」
蜜蟻「あの時、どうして自殺しようと思ってたのか理由を話したくてえ・・・」
上条「・・・じゃあ、何でこんな事しようとしてたんだよ」
蜜蟻「・・・当麻クンが階段を登ってる最中に、私は先に着いてたでしょお?」
蜜蟻「久しぶりにここの景色を見てたらあ、何だかモヤモヤし始めたのお」
蜜蟻「ここに来たのはあくまでも、理由を話すためだったのに・・・」
蜜蟻「モヤモヤがどんどん、どんどん胸の内側で膨らんでってえ・・・」
蜜蟻「それでえ、少し悪戯してみようって思ったのよお・・・」
蜜蟻「・・・過去と訣別出来るか、賭けてみたかったからあ・・・」
上条「・・・で、どうなんだ?今は」
蜜蟻「・・・ええ。とっても吹っ切れたわねえ。これで・・・」
蜜蟻「>>787」
再度の確認でせうが、画像見れますでしょうか?
>>1のPCだとページに到達出来ないんでせう
- 787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 19:57:04.88 ID:r9ovpZ4zO
- 画像見れてるよー
スマホの2chmateは問題ない
やっとわだかまりとかモヤモヤが全部吹っ切れたわぁ、もう今と未来しか見ないって気持ちねぇ
- 788 :1 [saga]:2021/06/23(水) 20:55:48.32 ID:bYbZzxj60
- 蜜蟻「やっと蟠りとかモヤモヤが全部吹っ切れたわあ」ニコリ
蜜蟻「もう、今と未来しか見ないって気持ちねえ・・・」
上条「・・・それなら、よかったよ」クスッ
蜜蟻「けどお・・・私は当麻クンをまた心配させてしまったわあ」
蜜蟻「だからあ・・・引っぱたいてもいいわよお」
上条「は、はぁ?そんな事出来る訳ないだろ。確かに心配はしたけど・・・」
上条「それがお前を引っぱたく理由になんて」
蜜蟻「私なりのケジメよお。・・・あの時はあ、私がボコボコにしたんだしい」
蜜蟻「それも含めてえ・・・お願いしたいのお」
上条「・・・」
蜜蟻「ほらあ・・・甘えていいって言ったでしょお?」
上条「言った事は言ったけどさ・・・こんな・・・」
上条「・・・はぁ・・・愛愉」
蜜蟻「・・・ん」
キス 偶数orゾロ目
ビンタ 奇数
デコピン 偶数(6以上)
飛び込む 奇数(7以上)
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 20:56:32.74 ID:r9ovpZ4zO
- どや
- 790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 20:56:42.83 ID:BBpxkCF0O
- ぶちゅー
- 791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 21:13:53.36 ID:Ji1jHrOyO
- ビンタかーかみやんよぉ
- 792 :1 [saga]:2021/06/23(水) 21:58:03.71 ID:bYbZzxj60
- ―・・・ちゅっ・・・
蜜蟻「・・・!?///」
上条「っはぁ・・・。・・・この方が、もう過去の事なんて全部吹っ飛んだろ?」クスッ
上条「痛い思いもしない。お前の心を満たしてくれる・・・」
上条「これ以上にないお前だけに効く方法だろ」
蜜蟻「・・・」
上条「・・・もう、自分を傷つけるなんて事はすんなよ」
上条「俺だけじゃなくて、皆も・・・特に制理なんて余計に心配するだろうからな」
上条「上条さんがビンタしたって知ったら・・・か、考えるだけでも怖いでせう」ガクブル
蜜蟻「ふふっ・・・ふふふっ!そうねえ・・・」クスッ
蜜蟻「それはそれで見てみたいけどお」
上条「おい」
蜜蟻「>>792」
- 793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 22:01:43.64 ID:BBpxkCF0O
- 尻に敷かれてる当麻くんも見てみたいなーって思うとねぇ
- 794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 22:02:50.23 ID:r9ovpZ4zO
- 制理さんだって突っ走るところはあるけど話は聞いてくれる子だからそんなのは杞憂よぉ
私が話さなかったらどうなるかわからないけどねぇ
- 795 :1 [saga]:2021/06/23(水) 22:21:45.30 ID:bYbZzxj60
- 蜜蟻「尻に敷かれてる当麻クンもありかと思うしい」
蜜蟻「見てみたいなーって、思うとねえ」クスッ
上条「ありであってほしかったでせう・・・」
蜜蟻「でもお、当麻クン?制理さんだってえ、突っ走るところはあるけどお。。。」
蜜蟻「話は聞いてくれる子だからあ、そんなのは杞憂よ」
上条「まぁ、そうだよな・・・」
蜜蟻「ええ。私が話さなかったらあ、どうなるかわからないけどお・・・」
上条「(おでこクラッシュは免れないな・・・)」ゾッ・・・
蜜蟻「・・・NEVER事件の時に塔の方じゃなくてえ」
蜜蟻「エターナルの術式だったかしらあ?そっちに当麻クンが来てたらあ・・・」
蜜蟻「必然的にバトってたのよねえ。その時は制理さんとだったけどお」
上条「>>796」
- 796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 22:23:24.74 ID:hvmwCQQnO
- それだったらどうだったんだろうな…
こんな風にまた笑ったり、そういうことをするってできなかったりとか…
制理が鎹になってくれたのかもな
- 797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 22:24:42.40 ID:r9ovpZ4zO
- 勝って止められたとは思うけど今と少し違った感じになってたかもな
- 798 :1 [saga]:2021/06/23(水) 22:30:18.10 ID:bYbZzxj60
- 今日はここまで
おやすみなさいませー
カイザ(吹寄)VSザビー(蜜蟻)ほどのベストファイトを超えるバトルを書ける自信がない
- 799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 22:30:22.01 ID:MR/8LO9BO
- あの時のふっきーの正妻力はすごかった
安価した
グランインパクトでザビーの装甲壊すしなあ
- 800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 22:30:55.85 ID:r9ovpZ4zO
- 乙ー
あの時の吹寄はヒーローとかそういうレベル超えてたというか…
- 801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 22:42:56.70 ID:Ji1jHrOyO
- おつー
吹寄さん闇落ちライダー相手だと滅法つよいよね
- 802 :1 [saga]:2021/06/24(木) 07:27:14.20 ID:F1G63xTq0
- 上条「そうなつてったら、どうだったんだろうな・・・」
上条「止められたとは思うけど、今と少し違った感じになってたかもな」
蜜蟻「そうねえ。多分、その後共闘はしてなさそうねえ」
蜜蟻「警備員に連れて行かれてたと思うわあ。あの時は制理さんが待ったをかけてくれたからあ」
蜜蟻「また檻の中に戻ってたと思うわよお」
上条「そか。こんな風にまた笑い合ったり、愛し合ったりとかできなくなってたのかもな・・・」
上条「そういうのを考えれば、制理が鎹になってくれたのかもな」
上条「レイが暴走してた時も、ほとんどアイツのおかげで正気に戻せたんだし」
蜜蟻「そうなのねえ。やっぱり制理さんはすごいの一言でしか表せないけどお」
蜜蟻「悪事を働く人を更正させる力が長けてるんでしょうねえ」
上条「そうなのかもな。容赦せず本気でぶつかり合うからこそ、想いが届くんだと思うでせうよ」
蜜蟻「>>803」
- 803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 07:44:27.32 ID:FDMnCdR3O
- 誰でも本気でぶつかれるって良いところよねぇ…
あのときだってとどめを刺されると思ったけどぉ本気で諭されちゃったしぃ
- 804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 07:48:23.66 ID:3lNq/aVsO
- あの正義感は私達の中で1番かもしれないわねぇ
- 805 :1 [saga]:2021/06/24(木) 22:37:11.89 ID:sARzh4o/0
- 蜜蟻「誰でも本気でぶつかっていけるのが、制理さんの良いところよねえ」
上条「まぁ、ぶつかって頭突きするのはどうかと思うけどな・・・」
蜜蟻「ふふっ・・・あの時だって止めを刺されると思ったけどお・・・」
蜜蟻「本気で諭されちゃったわあ。仮面割られるくらいねえ・・・」
上条「それは・・・諭されてるって言うのか・・・?」
蜜蟻「それはそれとしてえ、あの正義感は私達の中で1番かもしれないわねえ」
上条「まぁ、そうだな・・・」
上条「その分、おっかない気が・・・」
蜜蟻「そうかしらあ?私は普通に思うけどお・・・?」
上条「さいでせうか・・・」
蜜蟻「>>806」
- 806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 05:42:49.27 ID:XBQz+JCtO
- 家では結構私がベタベタしても嫌がらないしぃ…
- 807 :1 [saga]:2021/06/25(金) 07:28:24.76 ID:JD7K0muk0
- 蜜蟻「家では結構私がベタベタしても嫌がらないしい・・・」
蜜蟻「甘えられたりするのもポカポカしていいわねえ」クスッ
上条「そうなのか。制理は母性が強くて甘えさせてもらうのはわかるけど」
上条「あんまり甘えてくるって事はないな。上条さんに対しては」
蜜蟻「当麻クンは心配させる事が多いからあ、その反動で甘えるよりも」
蜜蟻「甘えさせたい気持ちが強まるんじゃないかしらあ」
上条「さ、さいでせうか・・・」
蜜蟻「ええっ。でもお、私は甘えたい気持ちが強いわよお」ギュウッ
上条「あ、ああっ。そうだな・・・」クスッ
蜜蟻「・・・当麻クン」
上条「ん?」
蜜蟻「過去の過ちは消せないからあ、今を生きて償う。当たり前の事だけどお・・・」
蜜蟻「今からでも遅くはないかしらあ?」
上条「>>808」
- 808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 07:36:13.69 ID:XBQz+JCtO
- 何かをすることに遅いなんてことはないだろ
過去の過ちの分だけ頑張ればいいんだ、それは俺も制理も応援するしみんな見守ってくれるからな
- 809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 07:36:40.74 ID:JGSyxheIO
- まだ何十年も生きるんだ、むしろ早いくらいだよ
- 810 :1 [saga]:2021/06/25(金) 08:47:51.21 ID:JD7K0muk0
- 上条「何かをするのに遅いなんて事はないだろ」
上条「まだまだ一緒に生きるんだ。寧ろ、早いくらいだろ」
蜜蟻「それならいいんだけとお・・・」
上条「その過ちの分だけ頑張ればいいんだ、それは俺も制理も応援するし」
上条「皆も見守ってくれるからな。特にサンドリヨンもお前とは仲が良いし」
上条「色々とアドバイスしてくれるはずだぜ?」
蜜蟻「そうねえ。うん・・・頑張ってみるわあ」
上条「ああっ。・・・さてと、そろそろ降りて第七学区に戻ろうぜ?」
上条「完全下校時間になったら電車が止まっちまうからな」
蜜蟻「そうよねえ。帰りが遅くなったらあ、制理さんが心配するだろうしい」
蜜蟻「・・・当麻クン。ついさっきまでの事は・・・」
上条「>>810」
- 811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 12:11:38.85 ID:eB+LxsVHO
- 誰にも言わねえよ、俺と愛愉だけの秘密だ
- 812 :1 [saga]:2021/06/26(土) 00:27:59.95 ID:oNPV5xXi0
- 上条「誰にも言わねえよ。俺と愛愉だけの秘密だ」
蜜蟻「それならよかったわあ」クスッ
上条「こんな事話したら、お前が1番怒られるだろうからな」
上条「(で、上条さんも制理やサンドリヨンからとんでもなく説教喰らうもんな・・・)」
蜜蟻「もし、バレちゃったりしたらあ・・・当麻クン、庇ってくれる?」
上条「え?・・・も、もちろん、でせうよ?」
蜜蟻「ええ〜?しどろもどろな返事しちゃってえ。本当はどうなのお?」
上条「い、いやいやホントに庇ってやるって」アセアセ
蜜蟻「じゃあ、制理さんのおでこを代わりに受け止めてもらえるかしらあ?」
上条「・・・で、できる限りは・・・」タラー
蜜蟻「>>813」
- 813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 06:30:01.97 ID:X2XdIcnvO
- その時はぁ私も一緒にウケるからぁお願いするわねぇ
- 814 :1 [saga]:2021/06/26(土) 07:47:04.54 ID:oNPV5xXi0
- 蜜蟻「ふふっ☆まあ、もし無理だったらその時は一緒に受けてあげるわよお」
上条「俺も喰らうのは確定なんでせうか・・・」
蜜蟻「わかり切ってる事でしょお?制理さんは平等に怒ってくれるもからあ」
蜜蟻「当麻クンの事を思ってえ、頭突きしてくれるのよお☆」クスッ
上条「止めようとした俺に対してなーんか理不尽な気がするのは気のせいでせうかねー?」
蜜蟻「気のせいじゃないわよー」
上条「さいでせうか・・・」
上条「・・・あ、そ、それはそれとして、早く行こうぜ」
蜜蟻「はあい☆」
上条「(も、もう走れねえけど間に合うか・・・?)」
視点変更
アルファル
みーちゃん
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 07:49:19.77 ID:X2XdIcnvO
- アルファル
- 816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 07:49:30.47 ID:1a+zQNeLO
- アルファル
- 817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 07:50:11.91 ID:EL8xjudGO
- ふっきーヘッドを食らった人は大体更生するからな
闇落ちバードウェイも蜜蟻も
みーちゃん
- 818 :1 [saga]:2021/06/26(土) 08:45:25.71 ID:oNPV5xXi0
- -イギリス スコットランド ハイランド地方 ベン・ネヴィス山 「必要悪の教会」研究施設-
「結論から言えば、そうです」
アルファル「・・・どうして、量産できないの?理由は?」
「はい。我々も科学を侮っている訳ではありません。画期的な魔術を創り出す参考としては」
「とても興味深いですからね。ですが・・・」
「あの腕輪に内蔵されている抑制剤はどうも、普通の代物ではないようで・・・」
アルファル「解析してみたの?」
「はい。抑制剤を採取した結果、成分は食欲を抑えるマジンドール」
「彼らの主食としているタンパク質がほんの0.4g程度。そして・・・」ペラッ
「この謎の物質です。まず自然界にも存在しないものですよ」
「私もその手の知識がある知人や専門家に聴いてみましたが・・・尽く、首を斜めに振られました」
アルファル「これがわからないから、創れないって事だね・・・」
アルファル「>>819」
>>817 ね。一歩の活人の拳みたいなもんでせう
- 819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 08:47:24.68 ID:X2XdIcnvO
- 魔術に関連してるとか予想は出来るけど私も手伝うよ、ママたちのためになるなら
- 820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 08:47:46.65 ID:EL8xjudGO
- こういうのを調べるのは嫌いじゃないし手伝わせて
- 821 :1 [saga]:2021/06/26(土) 09:19:57.52 ID:oNPV5xXi0
- アルファル「学園都市に関連してるとか、予想は出来るけど・・・」
アルファル「どんなものなのかも不明って事?」
「まぁ、私から言えるとすれば・・・これを魔術的観点から見ると、簡潔に言って」
「体内に溜まった毒素のようなものですよ」
アルファル「毒素・・・それを抑制剤として使ってるのに、彼らは大丈夫なの?」
「そのようです。やはりそこは人間と怪人の違いなのでしょう」
「どんな効果があるのかはわかりませんが、抑制剤として成り立っている以上」
「これが無ければ抑制剤の量産は不可能ですね」
アルファル「そっか・・・。・・・じゃあ、これの正体を確かめるためには」
アルファル「これを創り出した人から聞き出すしかないんだね」
「はい。この物質の解析をするにしても、何年かかるかわかりませんから」
アルファル「こういうのを調べるのは嫌いじゃないから、手伝わせてもらえないかな?」
「ええ。こちらとしてもとても助かります。ですが、時間の猶予はそう長くはありません」
「現在の所、4体が抑制剤の効果が切れて殺処分してしまいました」
「他の同類の方々からやむを得ない事として、処分の許可は得ましたが・・・」
アルファル「これ以上続くのはマズイ、って事だね」
アルファル「>>822」
- 822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 09:25:12.44 ID:X2XdIcnvO
- 殺処分が続くのは良くないし一刻でも早くなんとかしなきゃ…
- 823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 09:25:30.34 ID:EL8xjudGO
- 代わりのものは作れないしうーん
- 824 :1 [saga]:2021/06/26(土) 10:08:43.59 ID:LgSgzOdn0
- アルファル「そうなる事が続くのは良くないし、一刻でも早くなんとかしなきゃ・・・」
アルファル「(ママにお願いして、近い内に学園都市に行くようにしないと・・・)」
「しかし、不思議ですね。貴女は腕輪が無くても食人衝動には襲われないのは」
アルファル「製造過程の違いじゃないかな」
アルファル「私は科学的じゃなしに魔術的に生み出されたから、食人する事がないのかも」
「なるほど。確かにその理屈なら納得がいきます」
アルファル「その過程を利用してみようとも考えたけど・・・」
アルファル「コネクタが違う機種だったら、挿し込めないし無理だろうね」
「はい。恐らく・・・危険を伴う事は間違いないかと」
アルファル「うん・・・報告してくれてありがとう。彼等と少し話してから失礼するね」
「わかりました。学園都市へ行かれるのでしたら、どうかお気をつけて」
アルファル「>>825」
- 825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 10:21:51.46 ID:yFUoT267o
- もちろん、皆にも心配かけたくないし
- 826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 10:28:37.88 ID:X2XdIcnvO
- ママたちに心配かけたくないけどこれは私がやりたいことどし
- 827 :1 [saga]:2021/06/26(土) 10:51:45.72 ID:oNPV5xXi0
- アルファル「もちろんだよ。皆にも心配かけたくないから」
アルファル「でも・・・私より、彼らとの信頼関係が崩れるのだけは」
アルファル「何として食い止めないと・・・」
「はい。彼らは仲間を殺める事をやむを得えないと、言ってはいますが・・・」
「少なからず、私達を憎んでいるでしょう」
アルファル「・・・」
「では、私もこれで失礼します」
アルファル「うん・・・」
-イギリス 「必要悪の教会」研究施設 収容室-
「あ・・・アルファルさん」
アルファル「体調はどう?お腹は空いていない?」
「ええ。まぁ・・・」
アルファル「・・・ごめんね」
「え・・・?」
アルファル「>>827」
- 828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 11:17:36.38 ID:X2XdIcnvO
- 私達の仲間が迷惑をかけて…
ここに避難してきた人たちも悪くないけど怖いって思わない?
- 829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 11:20:22.76 ID:EL8xjudGO
- 不自由で窮屈なところに入れちゃって…それに時間もかかってるし…
ママみたいに何でもすぐできないから自分がもどかしいよ
- 830 :1 [saga]:2021/06/26(土) 11:36:11.60 ID:oNPV5xXi0
- アルファル「助けてあげるって言ったのに・・・仲間が4人も・・・」
「い、いえ・・・あのままにしていても、元にはもう戻らないんです」
「ですから・・・せめて、苦しまないで楽にしてあげただけでも・・・」
アルファル「・・・ここに避難してきた人達は怖いって思っていない?」
「何に、ですか?」
アルファル「ここの施設の人の見る目とか」
「いえ、それはないです。皆さんは真剣に私達を助けようとしてくださって」
「観察をしているみたいですから」
「それに・・・そもそも私達はそういう風に見られても不快には思いません」
アルファル「どうして?」
「慣れて、いるように感じますから・・・」
アルファル「慣れてる・・・?」
「はい・・・どうしてかは、わかりませんが・・・」
アルファル「>>830」
- 831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 11:57:19.43 ID:X2XdIcnvO
- 私達以外の同じ人を知ってるのかな
- 832 :1 [saga]:2021/06/26(土) 12:22:23.19 ID:oNPV5xXi0
- アルファル「ここに居る施設の人以外に、観察されてた事があるからかな」
アルファル「学園都市の研究者とか・・・」
「どうなんでしょう・・・わかりません・・・」
「ほとんど覚えている事が少ないので・・・」
アルファル「そっか・・・」
アルファル「不自由で窮屈なところに入れてしまって・・・」
アルファル「それに時間もかかってるし・・・」
アルファル「殺処分をしないって約束も、すぐに破ってしまった・・・」
アルファル「ママみたいに何でもすぐできない自分がもどかしいよ・・・」
「そ、そんな事はありません。あの時、私達に救いの手を差し伸べてくれたのは」
「他でもないアルファルさんじゃないですか」
「それだけでも・・・貴女はすごい人ですよ」ニコリ
アルファル「>>833」
- 833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 13:56:06.81 ID:EL8xjudGO
- そう言ってもらえると救われる気がするけど…
でもなんとかしなきゃ、絶対に
- 834 :1 [saga]:2021/06/26(土) 14:43:13.67 ID:oNPV5xXi0
- アルファル「そう言ってもらえると救われる気がするけど」
アルファル「でも・・・なんとかしなきゃ、絶対に・・・」
「・・・あの、アルファルさん」
アルファル「なに?」
「アルファルさん自身を生み出した人の事は、覚えていますか?」
アルファル「・・・うん」コクリ
アルファル「育ててくれてた恩情はそれなりにあったけど・・・」
アルファル「まぁ・・・良くない事をしようとしてたから・・・」
「そうなんですか・・・」
アルファル「うん。でも・・・あの人のおかげで私はこの世に生まれてきたの」
アルファル「アマゾン細胞っていう危険な生命でね・・・でも」
アルファル「>>835」
- 835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 15:33:37.72 ID:EL8xjudGO
- こうして生きて素晴らしいものも見れたから良かったって思うよ
- 836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 15:41:59.89 ID:aQ2GIfShO
- 生きてて楽しい嬉しいって思うことは沢山あるんだなって思えた
ママに会えなければ今もあそこで一人って考えたらゾットするけど
- 837 :1 [saga]:2021/06/26(土) 16:43:56.21 ID:oNPV5xXi0
- アルファル「こうして素晴らしいものも見れたから」
アルファル「感謝は少しだけしているよ。・・・半分、恨んではいるけど」
「・・・私も・・・いえ、皆同じ気持ちです」
アルファル「生み出した人が憎い、って事?」
「はい。人を食べてしまうなんて・・・恐ろしい以外ないのに・・・」
「どうして私達いを・・・」
アルファル「どうしてだろうね・・・何の目的があって、生み出したのか」
アルファル「わからないけど・・・」
アルファル「貴女達はこの世界に生まれてきたのは間違いないよ」
アルファル「この世に生まれてきた事が罪なんて言わせない」
アルファル「罰なんて背負わなくてもいいんだから」
「アルファルさん・・・」
アルファル「>>837」
- 838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 17:15:02.58 ID:Whgx0qEJO
- 私がなんとかする、良い人も多いみんながこうして生きてることは罪なんかじゃないって証明するんだ!
- 839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 17:16:00.96 ID:/cJVJhTXO
- 生きるだけで罪を負うなんて許さないし絶対にさせないよ私が
ママならそのために、救うために動くはずだから私だってやって見せる
- 840 :1 [saga]:2021/06/26(土) 17:46:14.25 ID:oNPV5xXi0
- アルファル「私がなんとかする。皆がこうして生きてる事は罪なんかじゃないって証明する」
アルファル「生きるだけで罪を負うなんて、許さないし絶対にさせないよ」
「・・・でも、本当に許されないとしたら・・・」
「その運命を変えられる事なんて出来ないんじゃ・・・」
アルファル「変えるんじゃなくて、変えさせるの」
アルファル「ママならそのために・・・救うために動くはずだから」
アルファル「私だってやってみせる」
「・・・決して無茶な事はしないでくださいね」
アルファル「・・・うん」
アルファル「・・・そろそろ行くね」スクッ
「あ、はい。また来ていただけますか?」
アルファル「>>841」
- 841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 17:49:10.75 ID:/cJVJhTXO
- もちろん、みんなともっとたくさんお話したいし必ず来るよ約束する
- 842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 17:49:29.42 ID:Whgx0qEJO
- うん、平和になってみんなのこれからを話さなきゃだし必ず、ね
- 843 :1 [saga]:2021/06/26(土) 19:19:03.14 ID:oNPV5xXi0
- アルファル「もちろん。問題解決したら、皆とこれからを話さなきゃいけないからね」
アルファル「そう・・・皆ともっと沢山お話したいから・・・必ず来るよ」
「ありがとうございます」ニコリ
アルファル「・・・それじゃあ」
「はい」コクリ
-イギリス 「必要悪の教会」研究施設 入口前-
神裂「アルファル。お話しは済みましたか?」
アルファル「うん」コクリ
アルファル「ママにも知って起きたい話だから、空港までの帰り道に教えてあげるね」
神裂「わかりました」コクリ
-イギリス 道路 グレン・ニービス-
―ブロロロロロォーーーッ!
神裂『・・・では、もう最終手段としていた学園都市の研究者との接触を試みるのですね』
アルファル「うん。「イギリス清教」には迷惑を掛けたくないけど・・・」
アルファル「>>844」
- 844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 19:27:25.37 ID:UKEItnxeO
- ここでしっかりケリを付けないとあの人たちの信頼を裏切っちゃう気がするから
ねーちんが運転してる!?
- 845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 19:27:57.05 ID:Whgx0qEJO
- 私もどうしてそういうことをしてるか気になるから…
ママも私なら同じようにしてるでしょ?
- 846 :1 [saga]:2021/06/26(土) 20:48:27.97 ID:oNPV5xXi0
- アルファル「しっかりケリを付けないと、あの人達との信頼を裏切っちゃう気がして・・・」
神裂『そうですか・・・』
神裂『・・・その思いは、貴女と同族だからなのですか?』
アルファル「・・・それもあるけど、学園都市の研究者がどうしてそういう事をするのか」
アルファル「気になるの。・・・悪い事をする目的なのは何となくわかるけど」
アルファル「ママも・・・同じようにしてるでしょ?」
神裂『ええっ。そうですね・・・』
神裂『私の魔法名としてる信念を貫き通すために、そうします』
アルファル「Salvere000・・・救われぬ者に救いの手を、だね」
アルファル「ママもそうだけど、天草式の皆もその信念を行動理念にしているから」
アルファル「誰かを助けるために諦めず、手を差し伸べるんだよね」
神裂『>>847』
>>844 神裂「かなり以前から愛車のシャドーチェイサーで運転はしていますが・・・」
- 847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 20:56:16.45 ID:UKEItnxeO
- そのとおりです、あなたは聡明ですね
- 848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 20:57:44.57 ID:KKrFU3mVO
- ええ、私を含めた天草式の教義のようなものでしょうか…
救いの手を求めている人に手を差し伸べるというのは簡単に見えてその困難にともに立ち向かう強さがないといけませんからね
- 849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 20:58:52.83 ID:kZNQDn45O
- 嬉しい半面、あなたがそういったことに立ち向かうことに戸惑う私もいますけどね
無論あなたの強さは分かっていますが、相手が相手ですし…
- 850 :1 [saga]:2021/06/26(土) 21:35:03.99 ID:oNPV5xXi0
- 神裂『ええっ、その通りです。私を含めた天草式の教義のようなものですよ』
神裂『救いの手を求めている人に手を差し伸べるというのは簡単に見えて』
神裂『その困難にともに立ち向かう強さがないといけませんからね』
アルファル「そっか・・・それなら、私も今の状況がそれに該当するんだから」
アルファル「助けてあげないといけないね」
神裂『はい。無論、貴女の強さは分かっていますが・・・相手が相手ですので』
神裂『決して油断はなさらないでくださいね?』
アルファル「うん。気をつけるよ」コクリ
神裂『それに・・・嬉しい半面、貴女がそういった事に立ち向かうのは』
神裂『私も少し戸惑いますね・・・』
アルファル「ママ、私も世間の勉強をしてるから大丈夫だよ」
アルファル「>>851」
- 851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 21:37:14.61 ID:KKrFU3mVO
- 私はママの子だよ?
必ず生きて成果を上げて帰ってくるよ
- 852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 21:37:55.01 ID:75GgJ151O
- 科学の街だけど地図も読んでるしヘーキ
- 853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 21:38:24.22 ID:kZNQDn45O
- ママくらい強く優しい人になるための試練でもあると思うから
- 854 :1 [saga]:2021/06/26(土) 22:00:55.58 ID:oNPV5xXi0
- アルファル「私はママの子だよ?必ず生きて成果を上げて帰ってくるから」
アルファル「それに・・・今回の事は、ママくらい強く優しい人になるための」
アルファル「試練でもあると思ってるの」
神裂『試練ですか・・・では、その試練を乗り越えるために』
神裂『立ち向かって行くのですね?』
アルファル「うん。誰かを助けるために手を差し伸べるのは当然の事で」
アルファル「それを阻もうとするなら、阻んでくるものを斬り落とすよ」
神裂『・・・中々過激な事を言いますね』
アルファル「物理的にじゃなくて比喩で言ったつもりなんだけど・・・」
神裂『そうでしたか。すみません』
アルファル「ううん。・・・ママ、話は済ませたけど」
アルファル「お願いしていい?学園都市へ行く準備をしてほしいのを」
神裂『>>855』
- 855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:03:17.98 ID:yy8jXdN7O
- ねーちんは真面目だから比喩とかも本気にしそうな感じはある
準備なら朝飯前ですよ、必要なものは一緒に揃えましょう
- 856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:04:16.98 ID:I6w6lAbrO
- 難しい気持ちですね、大事な子供が旅立つのを見守るのは
- 857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:05:04.84 ID:kZNQDn45O
- あなたが全力を出せる準備はいくらでもしますよ、断るようなことはあなたの覚悟に失礼ですし
- 858 :1 [saga]:2021/06/26(土) 22:24:21.68 ID:oNPV5xXi0
- 神裂『はい、準備ならこちらでお任せください。必要なものも一緒に揃えましょう』
神裂『パスポートと飛行機、お財布とハンカチに・・・他に必要なものは何ですか?」
アルファル「タンパク質が無くなると変身出来なくなるから・・・」
アルファル「高タンパクを含んでるゼリー飲料も用意して」
神裂『わかりました』コクリ
神裂『・・・あの、アルファル?』
アルファル「ん?」
神裂『行きは私もご一緒に行きましょうか?』
神裂『そ、その、心配しているという訳ではなくて・・・』アセアセ
アルファル「・・・どこかに用事があるの?」
神裂「そ、そうですね。はい」コクリ
アルファル「(・・・本当かどうかはわからないけど・・・心配だから)」
アルファル「(ついて行きたいんだね・・・)」クスッ
アルファル「>>857」
- 859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:34:31.08 ID:kZNQDn45O
- ママもついてきてくれる?
全部じゃないけど見守ってくれたらうれしいかもね
- 860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:34:54.34 ID:I6w6lAbrO
- 学園都市のことは少し自信ないからご飯のお店とか色々行かない?
- 861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:35:18.94 ID:yc/PNradO
- やっぱりママと出会えて大正解だった…
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