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【安価】上条「とある禁書目録で」木原「仮面ライダーだ」【禁書】
- 867 :1 [saga]:2021/05/22(土) 23:02:18.21 ID:NS71+ROh0
- 木場「話したい事があるなら、園長の所に」
「・・・」
―タタッ・・・
木場「あっ・・・。・・・(何だったんだろう・・・)」
―・・・ブロロロロォーーーッ
木場「・・・!」
木場「(あの車は・・・!)」
-学園都市 第一三学区 ほこすぎ橋-
「はぁっ・・・はぁっ・・・」
「・・・やっぱ戻れる訳ないよな・・・」
―チャコッ
「・・・!?」バッ
DAアラウズ1「動くな。貴様を拘束する」
「・・・ちょっと待ってくれよ。警備員さん?オレ、何もして悪い事なんて」
DAアラウズ2「口を開くな化け物めっ!貴様の正体は既に知っているぞ!」
「っ・・・!」
―◎ 50以上orゾロ目
〜× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/22(土) 23:04:10.61 ID:m4K/SIk9o
- たのむ!
- 869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 04:42:53.69 ID:x1/1SJ+/O
- そい
- 870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 06:55:51.10 ID:x1/1SJ+/O
- 木場&警策の組み合わせはなんかそそられるというか…
- 871 :1 [saga]:2021/05/23(日) 09:59:35.40 ID:H/4e7lbB0
- DAアラウズ「標的をこれより捕獲する。準備をしておけ」
―バチバチバチッ!
DAアラウズ2「少し眠ってもらうぞ。・・・いや、永久になっ!」
―ブンッ!
「っ!」
―ドガァアッ! バキッ!
DAアラウズ2「が、は・・・!?」
―ドシャッ!
DAアラウズ「な」
―ドスン・・・ッ!
DAアラウズ「うぐぁっ・・・!?」
―サァァァァ・・・ サラサラ・・・
ホースオルフェノク「・・・」
「・・・」
『おい、どうした?応答しろ!おいっ!応答を』
―バキンッ!
ホースオルフェノク「・・・速く逃げた方がいい」
「っ!ま、待ってくれよ。アンタ・・・アンタも、オルフェノク・・・だよな?」
ホースオルフェノク「・・・>>872」
- 872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 10:18:55.67 ID:ygkKwu/1O
- だからどうした、弱い殿を虐げるようなことを僕はしない
- 873 :1 [saga]:2021/05/23(日) 10:21:38.31 ID:H/4e7lbB0
- 台詞
>>874
- 874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 10:32:51.05 ID:2i0ibXf+O
- オルフェノクを知っている…?
君は一体
- 875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 10:33:16.39 ID:gapUWkCuO
- この街でオルフェノクを知っている子なんて少ないけどどうして知っているんだい?
- 876 :1 [saga]:2021/05/23(日) 10:52:31.11 ID:H/4e7lbB0
- ホースオルフェノク「(オルフェノクの事を知ってる・・・?)」
ホースオルフェノク「・・・この街で、オルフェノクの事を知ってるなんてそうは居ない」
ホースオルフェノク「どうして君は・・・知っているんだい?」
「・・・」
―コオォォ・・・
ホースオルフェノク「・・・!」
「オレも・・・同じ、だからだよ。オルフェノクなんだ」
ホースオルフェノク「・・・そうだったんだ」
―ギュロロロロ・・・
木場「・・・さっき、あそこの孤児院へ来ていたのは俺が目的だったのかな?」
「い、いや。そうじゃないよ?アンタがオルフェノクだったなんて」
「さっきわかった事だからさ・・・偶然だよ」
木場「それなら、どうしてあの場に?」
「・・・あそこの孤児院にオレは元々居てさ・・・」
「もしかしたらダチが来てるかと思って、立ち寄ったんだよ」
木場「じゃあ、君はあの孤児院の卒業生なのかい?」
「・・・」
木場「>>877」
- 877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 11:02:54.72 ID:gapUWkCuO
- その反応だとただの卒業生じゃないんだろうね
質問を変えようか?ダチはいたの?
- 878 :1 [saga]:2021/05/23(日) 11:24:56.08 ID:H/4e7lbB0
- 木場「その反応だと、あってるのかな?」
「・・・違うよ。卒業はしてないから・・・」
木場「?」
「わかるだろ・・・どうしてオルフェノクになっちまったのか、その経緯を・・・」
木場「・・・うん。それは、わかるけど・・・」
木場「卒業生じゃないって事は、卒業する前に死んでしまったって事でいいの?」
「まぁ・・・うん・・・」
「研究施設から孤児院に金を出すって契約で、オレと2人ダチが一緒にそこに行って・・・」
「その研究施設でオレは・・・。・・・殺されたんだ・・・」
木場「・・・」
「なぁ、アンタあそこの職員かアルバイトしてるんだよな?」
木場「うん。あそこで助けてもらった上にお世話になってたからその恩返しのつもしでね」
「そうなんだな。えっと・・・歯がギザギザしてて水色の長い髪をした女の子居なかったか?」
「それか青緑色のボブカットにしてる赤い目の子とか・・・」
木場「いや、会った事はまだないよ。残念ながら・・・」
「・・・そっか・・・」
木場「>>879」
- 879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 11:27:29.61 ID:gapUWkCuO
- その子を探しているなら手伝うよ、時間は少しあるし
君のことを言えば知っているだろうから
- 880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 11:27:55.08 ID:KwOQU3KAO
- 研究施設に行ってるっていうのはないよね?
- 881 :1 [saga]:2021/05/23(日) 12:48:08.10 ID:H/4e7lbB0
- 木場「その子を探しているなら手伝うよ。時間は少しあるし」
木場「君の事を言えば、孤児院の職員の人達や園長さんも知っているだろうから」
「ダ、ダメに決まってるだろ!?」
「オレが死んでるって事、職員の方はどうか知らないけど・・・」
「園長は知ってるはずだ。オレが死んでるって事・・・」
木場「・・・お葬式で君の亡骸を見てしまっているなら、そうかもしれない」
木場「だけど・・・その時、皆が悲しんだはずだ。君が死んでしまって」
「・・・そりゃ、そうだと思うけど・・・」
「死んで生き返った化け物のオレを、迎え入れてくれるかよ・・・」
木場「・・・」
「・・・なぁ、戻る方法って無いのかな?人間に・・・」
木場「・・・無い、と思うよ。オルフェノクは人類が進化した姿なんだ」
木場「>>882」
思えば真理が変身できなかったのってオルフェノクの記号が消えてたからなんだと思う
- 882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 13:02:17.63 ID:KwOQU3KAO
- でも心は変わってない、いや変わってはダメなんだ
それが変わらない限り僕らも同じ人間だ
あーなるほど
確かに記号がないからといえば合点がいく
- 883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 13:06:21.03 ID:pkz/XXTZO
- 完全に人間の姿を捨てて怪物の姿になった人は見たことあるけど
怪物から人間に戻れた人は見たことがない
- 884 :1 [saga]:2021/05/23(日) 13:50:02.94 ID:H/4e7lbB0
- 木場「でも、心は変わってない・・・いや変わってはダメなんだ」
木場「それが変わらない限り僕らも同じ人間だ」
「・・・本当にそう思う?」
木場「うん。同じオルフェノクだから気持ちはわかるんだ」
木場「同情なんかじゃない。助言だよ」
「助言・・・?」
木場「オルフェノクになってしまった人は、持っている力に楽しみを抱いて・・・」
木場「人としての心を失ってしまうんだ」
木場「そして誰かを傷つけ・・・殺す事も厭わなくなる」
「・・・」
木場「・・・君は、オルフェノクになって誰かを傷つけたりした?」
「・・・1回だけ、やりかけたけど・・・ライダーに止められたからセーフってとこかな」
「まぁ、あの時はただ飛んでたんだけど太陽を見たから目が眩んで・・・」
「たまたま学校の教室に突っ込んだんだけどな」
木場「>>884」
>>882 草加は変身できてたからオルフェノク限定じゃなしにオルフェノクの記号若しくは
オルフェノクの因子があれば変身可能なんでしょうね
- 885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 14:01:23.59 ID:KwOQU3KAO
- 君はそのままライダーの伝えたかったことを守り続けるんだ、大切な人と会える日は来るからきっと…
僕も今は大事な人が二人できたからね、あまりこう言う目立つことは避けたいんだけど…
- 886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 14:02:10.57 ID:gapUWkCuO
- あまり不用意になってはダメだよ、ああいう悪いのが見張ってるんだからね
- 887 :1 [saga]:2021/05/23(日) 14:14:56.62 ID:H/4e7lbB0
- 木場「それなら、君の意志ではないんだね?」
「当たり前だろ。恨みもないのに何で傷つけるような事しなきゃならないんだよ」
木場「うん。それが正しい考えだよ」コクリ
木場「オレも今、大切な人が2人できたからね」
木場「あまりこう言う目立つことは避けたいんだけど・・・」
「そういえば、躊躇なく殺したけど・・・」
木場「こいつらは人間の姿をした化け物なんだ」
木場「何が目的で現れるのかわからないけど・・・人を平気で殺す事もする」
木場「危険な組織の連中に違いない。・・・君に被害が及ばないために」
木場「手を出してしまったけど・・・慈悲は無用だよ」
「・・・そっか。まぁ、この街にはそんな奴らは腐るぐらい居るからな」
木場「君はその心を守り続けるんだ。大切な人と会える日は来るから、きっと」
「・・・うん。そうなってほしい、な・・・」
木場「>>888」
- 888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 14:16:37.37 ID:cGbhc/5JO
- そうしよう、困ったら俺が手を差し伸べるよ
- 889 :1 [saga]:2021/05/23(日) 15:17:45.02 ID:H/4e7lbB0
- 木場「なるよ。困ったら、俺が手を差し伸べてあげるから」
木場「心配する事はないよ。頼ってくれて構わない」
「・・・うん、ありがとう。すっごい助かるよ」
「・・・そういえば、名前は?アンタの」
木場「俺は木場勇治。半年前にこの街へ来たんだよ」
「ふーん。半年ね・・・この街には慣れた?」
木場「うん。少しはわかるよ」コクリ
木場「・・・君の名前は?」
「オレは・・・」
白絹「白絹仄火。11年前に死んで、その次の年に自分の墓の前で目覚めたんだ」
木場「遺灰から蘇った、って考えればいいのかな?」
白絹「そんなとこ。オレが変身するオルフェノクの見た目は鶴だから」
白絹「不死鳥みたいだろ?」クスッ
木場「>>890」
- 890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 16:11:01.56 ID:ZFaqg7s4O
- 確かに縁起もいいし俺は素敵だと思うよ
- 891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 16:12:16.79 ID:gapUWkCuO
- お絹ちゃんとも関係ある暗闇の5月計画の子かー
生きてたら驚く子が何人かいるな…
- 892 :1 [saga]:2021/05/23(日) 17:47:29.04 ID:H/4e7lbB0
- 木場「確かに、縁起もいいし俺は素敵だと思うよ」クスッ
白絹「そ、そうか?//へへっ・・・//何か、照れくさいな//」テレ
白絹「まぁ、そう言ってくれて悪い気はしいないけど//」
木場「そっか。・・・明日、園長先生にその知り合いの子達の事を聴いてみるよ」
木場「もしどこに住んでるのか、連絡先を知ってるなら教えてもらった方がいいかな」
白絹「うん・・・まぁ、出来るならお願い、しようかな・・・」
木場「わかったよ。・・・こう聴くのもなんだけど・・・」
木場「住居はあるのかな?まさか野宿してるとか・・・」
白絹「・・・」
◎ 偶数
× 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
>>891 絹ぽんと黒夜ちゃんとは直接的な関係はないでせうけどね。
顔見知りの3人と園長先生が失神する
- 893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 18:07:14.48 ID:gapUWkCuO
- みーちゃん激おこ案件クルー?
まあ割と出来た女房だから話聞いてくれる気が
- 894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 18:07:38.60 ID:ZFaqg7s4O
- 野宿はヤバい
- 895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 18:09:51.04 ID:gapUWkCuO
- よすよす
- 896 :1 [saga]:2021/05/23(日) 18:54:31.18 ID:H/4e7lbB0
- 白絹「いやいや、流石にそんな事にはないってから大丈夫だよ」アハハ・・・
白絹「別の保護施設に助けてもらって、マンションに住んでるからさ」
木場「そ、それならよかったよ・・・」ホッ
白絹「まぁ、そう考えちゃうのは妥当だよな。心配してくれてありがと」
木場「うん。じゃあ、連絡先を交換しておこうよ」
木場「すぐに知らせてあげられるようにしてあげたいから」
白絹「そうだな。じゃあ・・・」スッ
白絹「・・・よしっと。木場さん・・・その・・・」
白絹「ホントに、悪いな。世話をかけさせる事になっちまって・・・」ポリポリ
木場「いいんだよ。気にしなくても」
木場「君が行くべき場所へ俺が導いてあげるから」ニコリ
白絹「>>897」
- 897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 19:05:06.37 ID:7m2gpXr/O
- ありがとう、同じオルフェノクってだけでうれしいのにこんな頼れる大人がいるなんて…
みーちゃんは学園都市の黒い部分に激おこしてるしまあ割と前向きなのではと
- 898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 19:05:37.93 ID:gapUWkCuO
- ずるっ…モテるでしょそんな人のいい笑顔して
- 899 :1 [saga]:2021/05/23(日) 20:09:07.01 ID:H/4e7lbB0
- 白絹「ありがと、木場さん」クスッ
白絹「同類の人ってだけでも嬉しいのに、こんなに頼りになる人と知り合えてよかった」
木場「大変だっただろうね。10年間、よく頑張ったよ」
木場「・・・明日、いきなり友達と再会するって事にはしておかない方がいいよね」
白絹「まぁ・・・そうだな。うん・・・」
白絹「もう少し時間をかけて、会いたいな」
木場「わかった。それじゃあ、まず園長さんだけに話しておくよ」
白絹「お願いします。木場さん」ペコリ
木場「うん。・・・1人で帰れるかい?よかったら付いていくよ」
白絹「ううん、へーきへーき。1人でも帰られるからさ」
白絹「またな。連絡は急がなくていいからな」ヒラヒラ
木場「気をつけて帰るんだよ」
視点変更
シャットアウラ事件簿
神華皇子
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
>>897 多分、匿ってくれたらそのまま知らずの内に同居しちゃったりしてそう
- 900 :1 [saga]:2021/05/23(日) 20:09:53.52 ID:H/4e7lbB0
- ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 20:15:36.34 ID:gapUWkCuO
- 事件簿
- 902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 20:15:42.05 ID:ezxd15Q9O
- 皇子
- 903 :1 [saga]:2021/05/23(日) 20:32:01.72 ID:H/4e7lbB0
- -学園都市 第七学区 セクウェンツィア探偵事務所-
<完全下校時間となりました。生徒の皆さんは・・・
黒夜「ん?もうこんな時間になっちゃったね」ノビーッ
シャットアウラ「そうだな。夕食を作るとするか」
黒夜「今日は何作るのー?」
シャットアウラ「ふむ・・・ミネストローネとフェットチーネのカルボナーラにするか」
黒夜「いいよ〜。じゃあ、お皿の用意して」
―ドンドンドンッ! ドンドンドンッ!
黒夜「うわ、何?うるさいなぁ」
シャットアウラ「・・・私が出る」
黒夜「んー」
―ガチャッ
「お願いです!弟を捜してください!」
シャットアウラ「・・・すまないが、そういった依頼をするのは」
シャットアウラ「警備員へ捜索願いを出してからという決まりになってるんだ」
「違うんです!そうじゃなくて・・・」
黒夜「>>904」
- 904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 20:45:42.03 ID:gapUWkCuO
- なんか切羽詰まってるし話だけでも聞いてあげたら?
- 905 :1 [saga]:2021/05/23(日) 21:13:31.52 ID:H/4e7lbB0
- 黒夜「何か切羽詰まってるし、話だけでも聴いてあげたら?」
シャットアウラ「・・・そうするか」
シャットアウラ「入ってくれ。そこに座って、少し落ち着くんだ」
「は、はい・・・」
シャットアウラ「では、最初からしっかり説明をしてもらえるか?」
「はい。中学生の弟が居まして、10歳くらい歳が離れてるんです」
黒夜「じゃあ、お姉さん今25歳ちょっと過ぎくらい?」
「そうです。その弟は今から丁度10年前くらいにここへ預けられたんです」
「超能力者になってみたい、という理由で・・・」
シャットアウラ「ということは、お前はこの街に住んではいないのか?」
「はい。弟と同じ年くらいの時には興味がなかったので・・・あぁ、それでですね」
「ここへは、昨日初めて来たんです。弟の様子を見に・・・」
「ですが・・・その弟が・・・。・・・2ヶ月前に死亡した、となっていたんです」
黒夜「ん〜?」
シャットアウラ「・・・遺体は見たのか?」
「死体安置所で確認しました。・・・でも、違ったんです」
黒夜「え?何が?」
シャットアウラ「その遺体の人物が弟ではなかった、ということか?」
「はい!10年以来で会っていなかったので、少し変わったといえば」
「あり得なくはありませんけど・・・でも、絶対に弟ではないんです!」
黒夜「>>906」
- 906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 21:32:34.69 ID:gapUWkCuO
- 違和感があったって感じなんだ、流石に整形とかしたらわからなくないけどここでする人なんてあまりいないしね
- 907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 21:32:55.42 ID:ezxd15Q9O
- 姉と弟の絆ってやつかな…
- 908 :1 [saga]:2021/05/23(日) 21:51:34.90 ID:H/4e7lbB0
- 黒夜「違和感があったって感じなんだ。流石に整形とかしてたら、わからなくないけど」
黒夜「15歳の中坊がそんな大金持ってる訳ないから、無理だよね」
シャットアウラ「弟の能力の強度は知っているか?」
「確か0って言ってて、すごく落ち込んでるみたいでした・・・」
シャットアウラ「そうか。その遺体の人物に見覚えは?」
「全くありません。弟より明らかに年上で、弟からの話でも聞いた事のない男性でした」
黒夜「んー。でも、まず人違いなのがおかしいよね?」
黒夜「何で弟君とその遺体の兄ちゃんが間違われてるの?」
「安置所の人に話してみても、わからないの一点張りで・・・」
「警備員にも相談をして、書庫でしたよね?それで調べたんですが・・・」
「登録されている弟の顔写真がその遺体の男性になっていたんです」
黒夜「ってー、事は・・・その遺体の兄ちゃんが弟君と成り替わってるって事?」
「え?ど、どうしてそうなるんですか・・・?」
シャットアウラ「簡単だ。書庫の顔写真を役所で遺体の人物の顔写真を弟に」
シャットアウラ「弟のにはそいつの顔写真へ変更してもらったという事になる」
「そ、そんな、何でですか!?何で、そんな事を・・・」
黒夜「>>909」
- 909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 21:53:44.07 ID:ezxd15Q9O
- んーレベル0だとしたらそんなことするとは考えられないし、なんかあるねこれは…
- 910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 21:58:34.66 ID:gapUWkCuO
- 何か知ってはならないことを知ったとか、かな…
- 911 :1 [saga]:2021/05/23(日) 22:20:33.05 ID:H/4e7lbB0
- 黒夜「ん〜・・・その遺体の兄ちゃんの死因って?」
「え?死因は、転落死となっていました」
シャットアウラ「どういった転落死だ?事故か?」
「自殺、だったみたいです。弟が住んでるマンションの屋上から・・・」
黒夜「んじゃあ、私の考えは除外されるね。よかった」
「ど、どんな考えがあったんですか?」
黒夜「んー?別にー。無能力者なら出来っこないからね」
黒夜「まぁ、とにかく。何かあるね、これは・・・」
「あ、あの、お願いします!弟を見つけ出してください!」
シャットアウラ「・・・」
―ピッピッピッ ピッピッ
シャットアウラ「・・・弟の名前は?」
「名前は・・・」
シャットアウラ「・・・こいつか。・・・よし」
―ピッピッピッ
黒夜「シャットアウラちゃん、何してるの?いつもみたく足で捜さないの?」
シャットアウラ「今回は安楽椅子探偵で解決する」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/24(月) 05:42:03.60 ID:DXrpI8ceO
- ほい
- 913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/24(月) 06:27:53.47 ID:VzZmaeNMO
- 低く
- 914 :1 [saga]:2021/05/24(月) 17:41:37.70 ID:Tjymdzdo0
- シャットアウラ「(書かれている事は、それでいいんだな?)」
アリサ「(うん。間違いないよ、シャットアウラちゃん)」
シャットアウラ「(・・・そうか。わかった)」
シャットアウラ「・・・」フーッ
―ガチャッ
シャットアウラ「わかったぞ。弟の居場所が」
「!!。ど、どこですか!?」
シャットアウラ「遺体の男性が住んでいた自宅で暮らしている」
シャットアウラ「どうやら、学校を退学して引き籠もってるみたいだ」
「た、退学・・・?」
黒夜「んー?退学して引き篭もってるからって、なんで隣人とか管理人は」
黒夜「遺体の兄ちゃんじゃないって気づいてないの?」
黒夜「流石に一度や二度くらい部屋から出てきたりはしてるんじゃない?」
黒夜「飯どうしてるんだって話になるし」
シャットアウラ「所持金の問題になるが、デリバリーサービスでいくらでも頼めるだろう」
シャットアウラ「この街では生活用品から衣類までネット購入すれば手に入るからな」
黒夜「あー、なるほどー。じゃあ家から一歩も出なくて言い訳か」ポンッ
黒夜「>>915」
- 915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/24(月) 18:30:39.69 ID:NmuBT9lWO
- ただ引きこもってるだけならお姉さんが行けば平気なんじゃない?
- 916 :1 [saga]:2021/05/24(月) 19:02:55.77 ID:bA9cTgNr0
- 黒夜「ただ引き篭もってるだけなら、お姉さんが行っても平気なんじゃない?」
シャットアウラ「・・・そうだな。住所を書いておいた」ピラッ
シャットアウラ「ここに行けば弟が居る」
「は、はい!ありがとうございます!」
黒夜「よかったね〜。弟さんが無事で」
「はい。本当に・・・よかったです」グシッ
シャットアウラ「・・・」
「あ、依頼料はいくらになりますか?」
シャットアウラ「いや、今回のケースでは受け取らない事にしている」
黒夜「え?そ、むぐっ」
「?」
シャットアウラ「早く行ってこい。・・・会えるといいな」
シャットアウラ「>>917」
- 917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/24(月) 19:46:36.45 ID:NmuBT9lWO
- 不登校になったということは相談できる相手がいなかったりして寂しかったんだろう、あなたの顔を見れば色々思うこともあるはずだ
- 918 :1 [saga]:2021/05/24(月) 21:07:35.55 ID:bA9cTgNr0
- シャットアウラ「不登校になったという事は相談できる相手がいなかったりして」
シャットアウラ「とても寂しかったんだろう」
シャットアウラ「お前の顔を見れば、色々思うこともあるはずだ」
シャットアウラ「何を言われても、決して憤慨するなよ」
「は、はい・・・そうします」コクリ
「それでは、失礼します」ペコリ
―コツコツコツッ
―ガチャッ パタンッ・・・
シャットアウラ「・・・」パッ
黒夜「っぷはぁ!ちょ、ちょっと、シャットアウラちゃん!?何すんの!」
シャットアウラ「・・・」スクッ
黒夜「・・・ちょ、無視はなくない?」
―ピッピッピッ
シャットアウラ「・・・セクウェンツィア探偵事務所の者だ」
シャットアウラ「至急向かってほしいんだが・・・」
シャットアウラ「・・・ごちそうさま」
黒夜「ごちそうさま〜。はぁー、美味しかった」
シャットアウラ「・・・(そろそろか)」スクッ、スタスタ
―カチッ グリッ
『本日未明、第七学区に住んでいる男子中学生の少年が殺人容疑で逮捕されました』
『少年は殺害前、事前に書庫の掲載している自身の顔写真を殺害した男性のものと変更し』
『殺害後、男性が使用していたマンションの一室を自宅として住んでいたようです』
黒夜「・・・嘘」
シャットアウラ「・・・」
- 919 :1 [saga]:2021/05/24(月) 21:15:52.45 ID:bA9cTgNr0
- 『少年は容疑を認め、証言によりますと男性とは交友関係にあり』
『男性も殺人を犯していたと言い、それを知った際に男性から脅され』
『自身の顔を整形したものとして変更を行い、それぞれの顔を交換したと告げました』
『変更した手段はハッキングによるもので、ハッキングを行なった犯人が現在調査中です』
『少年は睡眠薬を服用させて眠らせた男性を溺死させた後、人工呼吸を用いて』
『肺から水を抜き取ると、横隔膜を上げさせる事で溺死したという証拠を隠滅し』
『自宅の屋上から突き落とした、と告げました』
『取り調べが終了後、少年は追いかけてきていた姉に対して』
『ごめん、と一言謝罪し警備員へ連行されていきました』
―カチッ
シャットアウラ「・・・」
黒夜「・・・」
シャットアウラ「・・・」ストン
―パチパチパチッ パチパチッ パチンッ
黒夜「・・・シャットアウラちゃん、知ってたの?」
シャットアウラ「ああっ。アリサに調べてもらった」
黒夜「>>920」
- 920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/24(月) 21:27:25.19 ID:NmuBT9lWO
- やりきれないというか、うん…
- 921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/24(月) 21:27:55.43 ID:eHIQhrwZO
- 知ってたなら言ってあげればよかったのに…
ちょっと冷たくない?
- 922 :1 [saga]:2021/05/24(月) 21:45:08.31 ID:bA9cTgNr0
- 黒夜「知ってならお姉さんに言ってあげればよかったのに・・・」
黒夜「ちょっと冷たくない?」
シャットアウラ「逆上されたら困るからな。向かわせてから」
シャットアウラ「真実を知ってもらう方がこちらとしても安全と思ったんだ」
黒夜「・・・やりきれない、というか・・・うん・・・」
シャットアウラ「私達が手を出せるのは、あれくらいしか出来なかったろうさ」
黒夜「そっか・・・お姉さん、落ち込んでるよね・・・」
シャットアウラ「そうかもしれないが、これ以上に私達が力を貸してやることは出来ない」
シャットアウラ「これは家族の問題だ。依頼を終えた以上、部外者となった私達が」
シャットアウラ「口出しする事は許されない」
黒夜「>>923」
- 923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/24(月) 21:46:44.05 ID:XPgbRDavo
- そうかもしれないけど……なんといったらいいのかわからないけど…うー!!
- 924 :1 [saga]:2021/05/24(月) 22:25:52.27 ID:bA9cTgNr0
- 黒夜「そうかもしれないけど・・・」
黒夜「なんて言ったらいいのかわからないけど・・・う〜〜〜!」
黒夜「ホントに何か出来ないかな!?」
シャットアウラ「出来ない、ではなくしてはいけないんだ」ハァー
シャットアウラ「罪を犯してしまった以上、弟も償わなければな」
黒夜「むぅ・・・でも、弟君も怖くて殺っちゃったなら」
黒夜「少しは同情してあげても」
シャットアウラ「同情はしてやる。だが、罪の重さを変えるのは弁護士の仕事だ」
シャットアウラ「探偵とその助手が口を出したところでもな」
黒夜「・・・世の中マジでクソだね」
シャットアウラ「>>925」
- 925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 06:10:48.91 ID:H8GMKiO/O
- 罪を憎んで人を憎まずだ
弟のした罪は憎むべきだが、弟のそのものを憎むなんてことはしないだろう?
私達は罪を暴く事に努めなくてはな
- 926 :1 [saga]:2021/05/25(火) 12:39:21.15 ID:NfEX/2eJ0
- シャットアウラ「罪を憎んで人を憎まず、だ」
シャットアウラ「弟が犯した罪は許されないものだが、弟自信を憎む事なんて事はしないだろう?」
黒夜「まぁ、そうだけど・・・」
シャットアウラ「私達の仕事は、あくまでも罪を暴く事なんだ」
シャットアウラ「罪までを庇う事をして何になる?」
黒夜「・・・デメリットしかないって事?」
シャットアウラ「早い段階で助ける事が出来たら、庇ってやれた」
シャットアウラ「誰かに相談して、自身に助けが必要だという事を伝えていたらよかったんだがな」
黒夜「そうだよね。何で脅されたら人って誰にも言えなくなるんだろ?」
シャットアウラ「思い込みによる恐怖感が増してしまうからだろうな」
シャットアウラ「脅迫者が捕まったとしても、出所後に復讐してくる可能性はあるんだからな」
黒夜「>>927」
- 927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 18:08:26.70 ID:H8GMKiO/O
- 確かにねぇ…
人手を考えたら警備員や風紀委員が動けるのも被害が出てからだろうし…
んーそもそもそういうのを未然に暴くのが胎児だね、私達は
- 928 :1 [saga]:2021/05/25(火) 18:38:14.48 ID:NfEX/2eJ0
- 黒夜「確かにねぇ・・・」
黒夜「警備員や風紀委員が動けるのも被害が出てからだろうし・・・」
シャットアウラ「そうだ。そこが私にとっても歯痒いところだな・・・」
黒夜「んー、そもそもそういうのを未然に防ぎたいね。また同じ被害者にさせないように」
シャットアウラ「難しいところだが、そうしたいものだな」
黒夜「うん。・・・あのお姉さん、ここに来るかの?」
シャットアウラ「今すぐには来ないだろうな。状況の整理や判決の言い渡しが終わるまでは」
黒夜「そっか・・・まぁ、そうだよね。あんなに弟の心配をしてたのに・・・」
黒夜「こんな再会になっちゃったんだから・・・」
シャットアウラ「>>929」
- 929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 19:07:07.12 ID:H8GMKiO/O
- 命はあったんだ、姉のためにいかにやり直すか…
それが試されるな
- 930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 19:09:45.45 ID:GBdpMLRfO
- これからどうするか、あの姉弟には試練だろうが見守ってやらないとな
- 931 :1 [saga]:2021/05/25(火) 20:47:49.83 ID:Fd+6/uJD0
- シャットアウラ「命はあったんだ、姉のために如何にやり直すか・・・」
シャットアウラ「それが試されるな」
シャットアウラ「これからどうなってしまうのか、誰にもわからない」
シャットアウラ「あの姉弟には試練だろうが、見守ってやるくらいはしてやろう」
黒夜「うん。刑が軽くなるよう願っていようよ」
シャットアウラ「そうだな・・・」
―ガチャッ
アリサ「ただいまー」
黒夜「おっかえり〜!アリサちゃん!」
シャットアウラ「お帰り。仕事ご苦労だったな」
アリサ「うん、ありがとう。シャットアウラちゃんはまだお仕事してたの?」
シャットアウラ「>>932」
- 932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 21:02:08.69 ID:sE2iGOIvO
- まあな、普段のお仕事より身体は疲れなかったがな
色々気持ちの整理というのが難しくてな
- 933 :1 [saga]:2021/05/25(火) 21:15:37.05 ID:Fd+6/uJD0
- シャットアウラ「そんなところだ。普段のお仕事よりは疲れなかったがな」
シャットアウラ「だから、先に夕食は済ませた」
アリサ「そっか。シャットアウラちゃんもお疲れ様なんだね」
黒夜「アリサちゃんも急なお仕事で今朝は大慌てだったね」
アリサ「うん。大変だったよぉ・・・」ハァー
―ぐううぅぅ〜・・・
アリサ「あ、あはは・・・//お腹空いちゃった//」
シャットアウラ「黒夜。用意しておいてやれ」
黒夜「はいよー」
シャットアウラ「その間に、風呂を済ませておけ。アリサ」
アリサ「うん」コクリ
アリサ「・・・シャットアウラちゃん?」
シャットアウラ「ん?どうした?」
アリサ「>>934」
- 934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 21:20:49.36 ID:GBdpMLRfO
- なんか元気ないなって
- 935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 21:21:23.08 ID:sE2iGOIvO
- 少し心がざわついてるのかなって、なんとなくそんな風にみえちゃったよ
- 936 :1 [saga]:2021/05/25(火) 21:38:40.38 ID:Fd+6/uJD0
- アリサ「少し心がざわついてるのかなって・・・」
アリサ「なんとなく元気がないような、そんな風に見えたの」
シャットアウラ「・・・そうか?別段、普通だと思うが」
アリサ「そ、っか。それならいいんだけど・・・」
シャットアウラ「・・・」
アリサ「あ、じゃあお風呂入ってくるね」
シャットアウラ「・・・ああっ」
シャットアウラ「・・・」
―パチパチッ パチンッ
―ビリッ
シャットアウラ「・・・」フーッ
―ギシッ・・・
シャットアウラ「・・・ん・・・?」
―カチコチ・・・
シャットアウラ「(椅子に座ったまま寝てしまってたか・・・)」
シャットアウラ「(・・・変な時間に目が覚めたな)」
どうする?orどうなる?
↓2まで
- 937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 21:51:55.46 ID:sE2iGOIvO
- あたりを見回してアリサ達に声をかけてみる
- 938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 21:52:47.44 ID:GBdpMLRfO
- 頭を冷ますために冷蔵庫から水を出して見るもキンキンに冷えて吹き出すシャットアウラ
ただ頭はさえたのでどうしようか考える
- 939 :1 [saga]:2021/05/25(火) 22:01:30.49 ID:Fd+6/uJD0
- シャットアウラ「・・・喉が渇いたな」
―ガチャッ
―コポポポ・・・
シャットアウラ「」ゴクゴクッ
アリサ「シャットアウラちゃん?」
シャットアウラ「」ブフゥーーッ!
アリサ「うわぁ!?」
シャットアウラ「ケホッ!ケホッ!ア゙、アリサ?」
シャットアウラ「こんな時間にどうした?」
アリサ「え、えっと、ちょっと目が冴えちゃって・・・」
シャットアウラ「そうか・・・お茶、飲むか?」
アリサ「あ、うん」コクリ
アリサ「>>940」
- 940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 22:04:10.86 ID:ei3yCJG1o
- シャットアウラちゃんがこんな時間に起きてるなんて珍しいね
- 941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 22:07:25.48 ID:sE2iGOIvO
- お腹空いてない?
黒夜ちゃんは先に食べて寝ちゃったけど
- 942 :1 [saga]:2021/05/25(火) 22:11:18.40 ID:Fd+6/uJD0
- アリサ「シャットアウラちゃんも、こんな時間に起きてるなんて珍しいね」
シャットアウラ「お前と同じで、目が冴えたんだ」
シャットアウラ「変な格好で寝ていたからかもしれないがな・・・」クスッ
アリサ「そっか。海鳥ちゃんがそっとしておいてって言ってたから」
アリサ「そのままにしちゃってたの。ごめんね?起こしてあげた方がよかったね」
シャットアウラ「いや、気にしなくていい」
シャットアウラ「・・・少し、風に当たってくる」
アリサ「あっ・・・私も一緒にいい?」
シャットアウラ「ん?・・・ああっ。ただ、それだと寒いだろう」ゴソッ
シャットアウラ「これを、羽織っておけ」バサッ
アリサ「ありがとう」ニコリ
アリサ「ほわぁ〜〜。寒いね・・・」
シャットアウラ「だから羽織ってもらったんだ」
シャットアウラ「>>942」
- 943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 22:13:32.82 ID:1s2CxFOaO
- …だが、空気澄んでるなこの街でも星が見える…
- 944 :1 [saga]:2021/05/25(火) 22:42:45.87 ID:Fd+6/uJD0
- シャットアウラ「・・・ほら。空気澄んでて星が見えているぞ」
アリサ「うん。綺麗だね・・・」
シャットアウラ「環境に気を遣っている点がこの街の良い所でもあるな」
シャットアウラ「ダムでの処理した水の再利用、グラウンド・ジオによる地殻熱発電」
シャットアウラ「排気ガスを浄化している道路のアスファルト」
アリサ「それから、風車による風力発電だよね」ニコリ
シャットアウラ「ああっ。これだけクリーンな事をしている街もそれほどないだろうな」
アリサ「うん。お掃除をしてるロボットに風紀委員の人達が一生懸命に頑張ってるから」
アリサ「街はいつも綺麗になってるんだよね」ニコリ
シャットアウラ「>>945」
- 945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 22:55:55.47 ID:ei3yCJG1o
- ああ…都会の中でこれだけ星空が見える街はなかなかないだろうな
冬の方が天の川が綺麗にみえるんですよね
- 946 :1 [saga]:2021/05/25(火) 22:57:01.21 ID:Fd+6/uJD0
- 今日はここまで
おやすみなさいませー
>>945 らしいでせうね。
- 947 :1 [saga]:2021/05/26(水) 08:30:32.22 ID:IfGe9h4U0
- シャットアウラ「ああっ。・・・都会の中でこれだけ星空が奇麗に見えるのは」
シャットアウラ「この学園都市だけだろうな。都会でもまったく見えない訳ではないが」
アリサ「街の明かりがほとんど消えてて、真っ暗だから見えるのかな?」
シャットアウラ「そうだな、外の都会だと明るすぎて肉眼では見えなくなっているんだ」
シャットアウラ「この街は完全下校時間以降から灯りが制限されて、暗くなるが」
シャットアウラ「外だと夜から営業する店が多くて、明るくなるんだ」
アリサ「そうなの?夜から始めるなんて、どんなお店なんだろ・・・」
シャットアウラ「まぁ・・・会社勤めの頑張る大人達が集うようなお店だな」
アリサ「んー、居酒屋とか?」
シャットアウラ「そうだ。他にも色々あるが・・・別にアリサは知らなくてもいい」
アリサ「え?」
知らなくてシャットアウラ「>>948」
- 948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 12:23:06.31 ID:5plaKW3wO
- 好きな異性や同性とお喋りしたりお酒を飲んで楽しくなるお店っていうのもあるんだ
あまり私としてはどうかとは思うが
- 949 :1 [saga]:2021/05/26(水) 13:22:18.79 ID:IfGe9h4U0
- シャットアウラ「私としては、どうかとは思うが・・・所謂、風俗店と言われる」
シャットアウラ「好きな異性や同性と喋ったり、お酒を飲んだりして楽しむお店があるんだ」
シャットアウラ「大体はソープランドやヘルスと呼ばれているな」
アリサ「ソープ、って泡のこと?」
シャットアウラ「そうだ。それに例えて女性が男性に性的なサービスを行う店の事だ」
アリサ「せ、性的って・・・//そ、それって法律違反にならないの?//」
シャットアウラ「もちろん許可を貰わなければ違法になる」
シャットアウラ「学校、病院、図書館などの施設が半径200m圏内にあればまず新設は無理だ」
アリサ「そうなんだ。よく知ってるね」
シャットアウラ「その手の依頼はいくつか引き受けた事があるからな」
アリサ「え?学園都市にもそんなお店があるの?ほとんど学校ばっかりなのに・・・?」
シャットアウラ「>>950」
よく見かけてたキャバクラが潰れちゃってて時代の名残も消えていってるんだなぁと思いました
- 950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 18:07:30.70 ID:z1L41tCKO
- 教員やら研究者やら、な
外じゃできない研究を求めて学生以外の輩が跳梁跋扈してるぞ
近所に昔はキャバやソープがあったところがあるけどそんなお店も減ったなあ…
デリバリータイプが多くなったのかな
- 951 :1 [saga]:2021/05/26(水) 18:53:55.76 ID:Gytru2ae0
- シャットアウラ「第一〇学区や学校の少ない第八学区などに点在しているぞ」
アリサ「あ、そっか・・・そういうところにお店を建てちゃうんだね」
アリサ「でも、未成年の人はお酒飲んじゃいけないよね?」
シャットアウラ「当然な。行くのは教員やら研究者やらが、な」
シャットアウラ「外じゃできない研究を求めて学生以外の輩が跳梁跋扈してるんだ」
アリサ「せ、先生がそんな所に行っていいの・・・?」
シャットアウラ「無論、懲戒処分になるのは逃れられないな」
シャットアウラ「だから身分を隠して、研究員と偽り入店するみたいだな」
アリサ「そうなんだ・・・」
シャットアウラ「学生で行ってるとなれば武装無能力者集団だ」
シャットアウラ「>>952」
- 952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 19:23:38.04 ID:yZZoiWH5O
- どこから金が出てるのか考えたら怖いものだな…
- 953 :1 [saga]:2021/05/26(水) 21:07:23.20 ID:Gytru2ae0
- シャットアウラ「どこから金を集めてるのか、考えたら怖いものだ・・・」
アリサ「やっぱり、無理矢理にでも奪ったり盗んだりしてるのかな・・・」
シャットアウラ「割り当てられている奨学金とアルバイト代を合わせたとしても」
シャットアウラ「絶対に足りないだろうからな」
アリサ「どうして・・・そこまで行きたがるの?」
シャットアウラ「気に入った女に触れられたいがためだろう」
シャットアウラ「そこで働く女性にとっては、それなりの収入になるだろうからな」
アリサ「そうなの?」
シャットアウラ「ああっ。自身の奨学金よりも上回る収入に成り得る事もあるんだ」
シャットアウラ「まぁ、その収入はほとんど手元から消えてしまうんだが・・・」
アリサ「え?い、一気に使うなんて、いくらなんでも・・・」
シャットアウラ「一概には言えないが、そういった商売をしている店で働く連中は」
シャットアウラ「不幸上で成り立ってる事が多いんだ」
アリサ「それって・・・借金とか、そういうの?」
シャットアウラ「ああっ。だから、無理してでもそこで働いている女性も多いんだ」
アリサ「>>954」
- 954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 21:24:36.67 ID:z1L41tCKO
- 身体を売ったりとかそういう水商売をしたりとかってことだね…
- 955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 21:24:52.67 ID:yZZoiWH5O
- そんな借金までして見る笑顔なんて…
- 956 :1 [saga]:2021/05/26(水) 21:34:31.48 ID:Gytru2ae0
- アリサ「・・・でも、自分の大切な身体を簡単に手放すなんていけない事だよ」
アリサ「無理してまで浮かべる笑顔なんて・・・」
シャットアウラ「アリサ。・・・世の中には、知っているはずの笑顔にも」
シャットアウラ「その笑顔に含まれるのは、明るいものだけじゃない」
シャットアウラ「暗いものはあるんだ。それをわかってほしい」
アリサ「・・・」
シャットアウラ「・・・そろそろ戻るか」
シャットアウラ「風呂に入っていないから、先に寝てていいぞ」
アリサ「あ、そ、そうだったね。うん・・・」コクリ
―ガチャッ パタン
シャットアウラ@パジャマ「はぁ・・・」
シャットアウラ「(・・・>>957)」
- 957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 21:47:38.55 ID:z1L41tCKO
- 少し私としたことがアリサに相応しくない暗いことを話してしまったか…
しかしアリサも大人になって知るときが来るだろうし、その時知るよりかは今のほうが…
- 958 :1 [saga]:2021/05/26(水) 22:00:02.02 ID:Gytru2ae0
- シャットアウラ「(少し私としたことが、アリサに相応しくない)」
シャットアウラ「(暗い世間話してしまったか・・・)」
シャットアウラ「(しかし、アリサも大人になってテレビを見て知る時が来るだろうし)」
シャットアウラ「(少しくらいは早い段階で知っていてもらった方が反って良かったか)」
シャットアウラ「(・・・寝るか。まだ11時半だしな・・・)」
シャットアウラ「・・・」
―モゾモゾ
シャットアウラ「・・・」ペラッ
アリサ「あっ。も、もう出たの?//」アセアセ
シャットアウラ「ああっ。・・・何をしてるんだ?アリサ・・・」
アリサ「そ、その、すぐに寝ちゃうと思って、温めておこうかなって・・・//」
シャットアウラ「>>959」
- 959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 22:10:03.93 ID:yZZoiWH5O
- あ、ありがたいが…
まあいい今日は一緒に寝るか?
- 960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 22:10:33.98 ID:z1L41tCKO
- そんなこと言って添い寝がしたかったんじゃないのか?
…まあ私もちょうどそんなところだったから渡りに船だ
- 961 :1 [saga]:2021/05/26(水) 22:13:35.94 ID:Gytru2ae0
- 今日はここまで
おやすみなさいませー
ちょっと頭に?浮かべるような行動するのがアリサちゃんらしくない?
- 962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 22:15:15.54 ID:z1L41tCKO
- かわいい
小首かしげる感じ
おつおつ
- 963 :1 [saga]:2021/05/27(木) 17:19:29.88 ID:55dM2AKq0
- シャットアウラ「そうか・・・それはありがたいが・・・」
シャットアウラ「・・・本当は一緒に寝たかったんじゃないのか?」クスッ
アリサ「あぅ//」ギクッ
シャットアウラ「(図星か。木下藤吉郎みたいな事をしていると思ったら・・・)」クスッ
シャットアウラ「まぁ、丁度そんなところだったから渡りに船だ」
シャットアウラ「添い寝くらいしてやる」
アリサ「!。あ、ありがとう、シャットアウラちゃん!」
シャットアウラ「しーっ。・・・声がデカいと黒夜が起きる」ヒソヒソ
アリサ「あっ、ご、ごめんね・・・」ヒソヒソ
シャットアウラ「気をつけてくれたらそれでいい」コクリ
アリサ「うん、わかった」
シャットアウラ「しかし、一緒に寝たいなんて急にどうしたんだ?」
シャットアウラ「(大方、あの時の話のせいだろうが・・・)」
アリサ「>>964」
- 964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 18:22:16.83 ID:8SOFfaPQO
- ちょっとさみしいっていうかなんか切なくなっちゃって…エヘヘ
- 965 :1 [saga]:2021/05/27(木) 21:04:49.72 ID:3D0KTKMD0
- アリサ「ちょっと寂しくなったっていうか・・・」
アリサ「切なくなっちゃって・・・」エヘヘ
シャットアウラ「・・・そうか。そんな時は誰にでもある事だ」
―パサッ ノシッ・・・
シャットアウラ「ほら」スッ、ポンポンッ
アリサ「あ、うん・・・//」ポスン
シャットアウラ「・・・こうして添い寝してもらうのは久しぶりだな」
アリサ「あ、そうだね。初めてこうしたの、一昨年だったよね」
アリサ「狙われてるから、当麻君のお家と交互に泊まらせてもらってたっけ」クスッ
シャットアウラ「ああっ。最初こそは恥ずかしくて断っていたが・・・」
シャットアウラ「今も少しは恥ずかしいんだぞ?」
アリサ「ふふっ。でも、姉妹っぽくていいんじゃない?」クスッ
シャットアウラ「>>966」
- 966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 21:11:42.17 ID:VqBnfK14o
- フフッ、そうだな…アリサがいてくれて私は嬉しいよ
ぽあぽあしますなぁ
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