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【シャニマス×ダンガンロンパ】灯織「その矛盾、撃ち抜きます!」【安価進行】
- 78 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/02(金) 00:23:00.77 ID:nhXa7SMD0
- >>77
安価雛菜把握しました
親愛度表記ですが、福丸小糸になっていたのは完全にコピペミスです!すみません!
プレゼント判定はパフェにはしてないので数値はこのままです
雛菜の反応がちょっとわかりにくかったですね
ちょっと今日はガバが多くてすみませんでした…
- 79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/02(金) 00:28:23.04 ID:FBc1iLse0
- 2 愛依
- 80 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/03(土) 22:06:44.61 ID:TDQwATee0
- すみません、3rd打ち上げ参戦のため予定を見送らせていただきます
- 81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/03(土) 22:56:38.55 ID:IaREGFioo
- 了解です
- 82 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 20:34:22.29 ID:dNWZ7uNU0
- すみません、3rdをもろに浴びてしまって立ち直るのに時間がかかりました
遅くなりましたが本日22:00~再開してもよさそうですかね?
- 83 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 22:03:48.58 ID:dNWZ7uNU0
- 2 雛菜選択
【食堂】
雛菜「ん〜?あ、ここ座ります〜?」
灯織「い、市川さん……もう晩ご飯は済まされたんですか?」
雛菜「まだですけど……」
雛菜「……」
灯織「……」
雛菜「一緒に食べます〜?」
灯織「は、はい……ぜひ……」
雛菜「あは〜?」
(かなり考えた末に誘っていただけた……)
-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?
・現在の所持品
【ミネラルウォーター】
【ルアックコーヒー】
【ローズヒップコーヒー】
【虹色の乾パン】
【色恋沙汰リング】×2
【ツルカメダイヤモンド】
【スカラベのブローチ】×3
【あしたのグローブ】
【おでこのメガネ】×2
【新品のサラシ】
【もちプリのフィギュア】
【残鉄剣】
【むらまさ】
【狂戦士の鎧】
【昭和ラジオ】
【水晶のドクロ】
【黄金のスペースシャトル】
【月の石】
【携帯ゲーム機】
【超技林】
【蝶ネクタイの変声機】
【古代ツアーチケット】×2
【もしもFAX】
【キャットドッグプレス】
【隕石の矢】
【アゴドリル】
【みどりの着ぐるみ】
【あかの着ぐるみ】
【EYE GRASS】
【ジャスティスV変身ベルト】
【ダンベル君主論】
【冬優子ちゃん育成キット】
1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない
↓1
- 84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/05(月) 22:08:50.16 ID:zPGvLSxg0
- 1渡す【月の石】
- 85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/05(月) 22:09:40.48 ID:zPGvLSxg0
- 1渡す【月の石】
- 86 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 22:15:31.39 ID:dNWZ7uNU0
- 【月の石】を渡した…
灯織「市川さん、こちらどうでしょうか……」
雛菜「え〜……石じゃないですか?」
灯織「石は石でも、月面でとれた石らしいんです」
雛菜「あは〜?」
灯織「月面の石は場所ごとに成分も異なっていて…これは『静かの海』でとれたものだそうです」
雛菜「そうなんですね〜」
雛菜「ロマンってやつですか〜?」
灯織「……!は、はい!その、ロマンを感じていただければと」
雛菜「そういうのって円香先輩がすきそうですよね〜」
灯織「え、あ……そ、そうかも、しれないですね……」
雛菜「一応雛菜、もらっときますね〜」
灯織「……」
-------------------------------------------------
雛菜「はいコレ〜!」
灯織「えっ?!い、市川さん?!こ、これってどうしたんですか?!」
雛菜「クッキー焼いたんですよ〜?この前小糸ちゃんの話聞かせてもらったのでそのお礼です〜」
(そういえば、そんなことを言っていた気もするけど……)
灯織「あ、ありがとうございます……これは……市川さんが、手作りで……?」
雛菜「小糸ちゃんが、前ハロウィンの時に焼いてくれて、その時に教わったんですよね〜」
雛菜「……」
(じっと私の顔を見ている……味の感想を求めているんだろうか)
灯織「……い、いただきます」
灯織「……」
灯織「美味しいです、口触りが良くて指が進みますし、サクサクとした食感も抜群です」
雛菜「あは〜?」
灯織「クッキーの形も、市川さんのお好きなキャラクター……ユアクマ、でしたよね?」
雛菜「よく知ってますね〜、可愛いですよね〜」
灯織「は、はい!とても!」
雛菜「やは〜!」
(私の拙い感想を飛び跳ねたり身振り手振りで喜んでくれる市川さん)
(……ただ、市川さんのこの憂いげな表情はなんなんだろう)
雛菜「雛菜の顔に何か付いてます〜?」
1.無理、なさってないですか……?
2.やはり、小糸のことが引っかかってらっしゃるんですか……?
3.自由安価
↓1
- 87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/05(月) 22:23:01.32 ID:zPGvLSxg0
- 1
- 88 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 22:40:53.39 ID:dNWZ7uNU0
- 1 選択
灯織「無理、なさってないですか……?」
雛菜「え〜?」
灯織「その、市川さんは……私たちと交流を、あまり好ましく思っていない印象があったので……」
(この学園に来た直後もまだそうだった……)
(口では明らかな態度にしていなかったが、私たちとの間に明確な線引きをしていたような……)
(なのに、今の市川さんはむしろ距離を詰めようとすらしている印象を受ける)
雛菜「そんなことないですよ〜!雛菜そんなに変わった風に見えますか〜?」
(その原因は、小糸のことだろう……)
(この前も私に小糸とのことを訪ねてきたように……)
(私たちとの距離感で思うところがあったんじゃないかな……)
灯織「……その、私が言えたことではないと思うんですが」
灯織「別に、無理やり前に進む必要はないと思います」
雛菜「……」
灯織「あの……?」
雛菜「雛菜は、透先輩が死んじゃって……もう前にも後ろにも進めなくなっちゃった」
雛菜「小糸ちゃんは、それでも一生懸命前を向いててすっごく偉くて……」
雛菜「でも、雛菜は小糸ちゃんの頑張りを横で見るしかできなくて……」
雛菜「雛菜が小糸ちゃんの想いを受け継ぐとしたら、雛菜も頑張るしかないのかなって……」
灯織「市川さん……」
灯織「……でしたら、私にそのお手伝いをさせてもらえませんか」
雛菜「え?」
灯織「そばで、見ておくくらいはできますから」
雛菜「……優しいんですね〜」
(市川さんはそういうと会釈を一つして去っていった)
(市川さんの中で起きている変化……それを私も見届ける必要があると思う)
【親愛度が上昇しました!】
【市川雛菜の現在の親愛度…5.5】
- 89 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 22:44:03.97 ID:dNWZ7uNU0
- ___
_____
_______
【灯織の部屋】
キーン、コーン…カーン、コーン
モノクマ『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより、“夜時間”になります。間もなく、食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま〜す』
モノクマ『ではでは、いい夢を。おやすみなさい…』
夜時間のチャイム。
今日もそろそろ寝ようかとベッドに向かって足をうごかしたその時、インターホンが鳴った。
ガチャ
灯織「はい……?」
そこに立っていたのは、摩美々さんだった。
摩美々「ちょっと今……いいー?」
その声色は淡々としており、いつもの私をからかう時のそれとは大きく異なっていた。
並みならぬ様子に気おされた私はそのまま摩美々さんを部屋へとあげた。
- 90 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 22:46:00.23 ID:dNWZ7uNU0
-
灯織「どうしたんですか?摩美々さん……め、珍しいですね」
摩美々「まぁねー……」
摩美々さんは言葉に困っているのか、しばらくツインテールを指先でいじっていた。
こんな時間にわざわざ訪問するのに、言葉に詰まる……
それなら話題は……
灯織「裏切り者……の件でしょうか」
摩美々「……わかるー?」
灯織「わざわざ個室に上がってってことは他の人に聞かれたくないということですから……」
摩美々「……だいぶ灯織も察しが良くなってきたよねー」
灯織「それ、どういう意味なんですか……」
摩美々「この学園生活に慣れて来たんじゃないのー?」
灯織「や、やめてください……そんなの……」
摩美々「……ごめん」
摩美々「……で、本題なんだケド、灯織はどう思ってる?」
灯織「どう……と言いますと」
摩美々「裏切り者、いると思う?」
(……!!)
摩美々さんの言葉は真っすぐだった。おふざけなんて一つもない。
私の真意を聞きたがっている。
……なら、隠すわけにはいかない。
- 91 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 22:51:08.91 ID:dNWZ7uNU0
-
灯織「……可能性の完全な否定は、難しいかと思います」
摩美々「……やっぱりそう思うよねー」
ほんの少しだけ、本当にわずかな可能性として……
裏切り者がいる可能性は、あると思う。
そのことを私はこの瞬間まで隠していた。
灯織「この大規模なコロシアイ……単独犯で運営する方が無理がありますから」
灯織「それに、樋口さんの作り話にしては突飛すぎます……」
摩美々「……だよねー」
あの時は咄嗟に強く否定したけれど、この学園において絶対はない。
むしろ自分にとって不都合で信じたくないものの方がこの学園では実現してしまう。
それを痛いほど知っているから。
灯織「……無いとは、思うんですが」
自分でもその口調の弱さが感じ取れた。
摩美々「……私も、裏切り者はいると思うんだよねー」
灯織「ま、摩美々さん……?」
摩美々「てゆーか、最初から思ってたみたいなー……」
灯織「最初から……ですか?」
摩美々「モノクマの狙いはコロシアイの中でも私たちを仲間割れさせることなのはなんとなく感じ取れるでしょー?」
摩美々「だったら、内実を良く知っておかないと……情報を絶えず取り入れないと駄目だと思うんだよねー……」
灯織「……」
- 92 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 22:52:40.56 ID:dNWZ7uNU0
-
摩美々「ごめん……全員が全員、絶対に裏切り者がいないって思ってたらキケンじゃーん?だから確認しとこうかなって思ってー」
灯織「い、いえ……摩美々さんのおっしゃる通りですから」
摩美々「……それでも、不安を抑えてくれてありがとうね灯織ー」
灯織「……え?」
摩美々「朝、食堂でー。私に合わせてくれたでしょー」
灯織「あ、あれは……」
摩美々さんの言葉にただ私は乗っかっただけだ。
あそこで樋口さんに圧されていたら、まずい。ただその一心だったから。
摩美々「ふふー、やっぱり灯織はリーダーに向いてるよー」
灯織「り、リーダーだなんて……」
摩美々さんは私の謙遜の言葉を背中に浴びながら扉へ向かっていき、その手をドアノブにかけた。
摩美々「今から寝る所だったの、邪魔してごめんねー」
灯織「ま、摩美々さん……いえ、気になさらないで下さい」
摩美々「明日からも頑張ろうねー」
摩美々さんはそのまま部屋を後にした。
- 93 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 22:54:58.64 ID:dNWZ7uNU0
-
摩美々さんを見送り、ベッドに突っ伏す。
実際のところ、裏切り者の真偽はわからない。
……ただ、勘ではあの話は真実だ。
可能性の砂粒一つ一つまで疑っても足りないくらい、
この学校は、この日常は歪んでいるから。
目をつむればモノクマの邪悪な笑い声が頭に響くよう。
疑念と不安のスパイラル、それが浮かび上がることを止めることはできなかった。
……その日は眠りにつくまで時間がかかった。
- 94 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 22:56:32.77 ID:dNWZ7uNU0
- ___
_____
_______
【灯織の部屋】
キーンコーンカーンコーン……
モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ〜!さぁて、今日も張り切っていきましょう〜!』
朝だ……
とりあえずは食堂に行かないと
朝を告げるアナウンスが鳴り、いつも通りに部屋を出ようとしたんだけど……
_____ガチャガチャ
……あれ?
いや、鍵を閉めて寝たのはそうなんだけど……
鍵を開けても何かが引っかかっていて開かない。
おかしいなと首を傾げ、何回も何回もドアノブを下ろしてみても一向に扉は開かない。
灯織「ま、まさか……」
誰かに襲われてる……?!
この部屋は完全防音、内側から助けを呼ぶことはできない。もしもこのまま扉が開かなかったら、いずれ餓死してしまう……?
それを誰かが狙って、私を標的にでもしているのなら……?
灯織「開いて!開いて!」
______ガチャガチャ!ガチャガチャ!
- 95 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 22:57:55.38 ID:dNWZ7uNU0
-
モノクマ「ちょっと!何やってんのさ、ステイだよステイ!」
灯織「うわっ?!」
部屋には自分以外誰もいないと思っていたために自分でも想像以上の声が出た。
そうだった……モノクマは学園内ならいつでもどこでもすぐに現れることができるんだった。
灯織「も、モノクマ……ドアが開かないんです!」
モノクマ「そりゃそうだよ!ボクが閉めてるんだから!」
灯織「え……?」
モノクマ「風野さんも持ってるマニュアルキーとは別に、中央制御のロックキーがあるの!今はボクが風野さんの部屋をそれで閉鎖してるってわけ!」
灯織「な、なんだよかった……」
(いや良くないけど!)
モノクマ「まあまあ、ボクからのお話を聞いてくれたらすぐに開放するからさ。ちょっとの辛抱だよ」
そういうとモノクマはどこに仕舞い込んでいたのか、両腕で抱え込むぐらいの大きさのプレゼントボックスを持ち出した。
モノクマ「じゃじゃーん!これはボクからの気持ちだよー!」
灯織「は、はぁ……」
モノクマ「風野さんのためにボクが三日三晩考え抜いたプレゼントだよ、喜んでくれると嬉しいな!」
そういって無理やり私に手渡したプレゼントとやらは見た目のわりには軽い。
それに持ち上げるとカラカラという音がした。
モノクマ「ほら、見て見て!」
モノクマに促されるままにその箱を開けてみると……
- 96 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 22:59:33.59 ID:dNWZ7uNU0
-
灯織「水晶玉……?」
球の形に加工された透き通った物体。
台座に使ってくれと言わんばかりの紫紺の布地の上に鎮座してあった。
モノクマ「そう!ほら、入学したときにボクがオマエラの才能を考えてあげたでしょ?」
灯織「そういえばそんなのもありましたね……」
希望ヶ峰学園に閉じ込められた初日。モノクマに手渡された電子生徒手帳にそんな項目があったような気もする。
【才能】なんて銘打ってはいたものの、私たち等の本人にはそれを裏付けるようなものも無いので完全に忘れ去っていた。
モノクマ「ほら、必死に考えた割にあれが死にステになっちゃってるのがもったいないと思ってさ!少しでもその才能を発揮してもらいたいと思ってまずは形から入ることにしました!」
灯織「それで、水晶玉ですか……」
モノクマ「うぷぷぷ……どう?未来とか過去とか見えてこない?」
灯織「以前も話した通り私は別に占いができるわけでは……」
モノクマ「えー?せっかく超高校級の占い師本人が使ってたのと同じモデルのを用意したのにー?」
灯織「前からちょくちょく言ってますけどそれ誰なんですか…?」
モノクマ「どんな占いでも必ず3割の確率で的中させちゃう占い師がいたんだよ……」
灯織「さ、3割ですか……」
(すごいのかそうじゃないのか微妙なラインだ……)
- 97 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 23:00:58.77 ID:dNWZ7uNU0
-
モノクマの言動は理解に苦しむものばかりだけど、この超高校級というワードは頻出の割に聞き馴染みもない。
それなのにモノクマの口ぶりはあたかもそんな人間が実在したかのようで……
まあ、モノクマの話なんてまともに聞く必要はないとは思うんだけど……
モノクマ「確か彼はその水晶を一億円出して買ったとか言ってたっけね!」
灯織「い、い、一億円?!」
手に持っていたガラスのような軽さの球体が一気に重くなったように感じる!
これ以上手に持っていることに耐えられず、私は箱の中に水晶玉を戻した。
モノクマ「やれやれ、ゲンキンだなぁ風野さんも」
灯織「い、一億なんて言われて冷静じゃいられませんよ……」
モノクマ「もう、売れっ子アイドルになれば一億何て端金でしょ?こんなんに動揺してちゃダメだよ?」
灯織「無理ですよ……」
そ、そんな一億円の価値のある代物をポンと渡してきたってことなの……?
モノクマの財力は一体どこから……
- 98 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 23:03:29.66 ID:dNWZ7uNU0
-
モノクマ「まあそういうわけで、ボクからのプレゼントを有効に使って存分に才能磨いチャイナ!」
モノクマ「才能が成熟した暁にはそのプレゼントも活用して殺しチャイナ!」
灯織「結局はそこに行き着くんですね……」
モノクマ「そりゃね、これが今回の【動機】でございますから!」
灯織「【動機】……」
真乃の時の『秘密』、樹里の時の『仲間』……
モノクマはこれまでに二回私たちを犯行へと焚きつけるための【動機】を用意していた。
どちらも悪意に満ちて、残酷なものだったけど……
______今回は、この水晶玉?
灯織「……何を考えてるんですか?」
モノクマ「んー?」
灯織「これを渡されたからと言って、殺意も何も抱くとは思えませんけど……」
モノクマ「まあ確かにすぐには動機には結びつかないかもね!」
灯織「……というと?」
モノクマ「もっと多面的に見るんだよ、例えばその安物のガラス玉!ボクは占いに使う道具って言ったけど、人に投げて当てれば十分な凶器だよね!」
灯織「……!!」
- 99 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 23:06:23.13 ID:dNWZ7uNU0
-
モノクマ「布で包んでぶん回したら撲殺にも使えちゃう!あらやだ便利!」
モノクマ「風野さん以外のみんなにも才能にまつわるプレゼントをお渡ししております!他のみんなは一体どんなプレゼントもとい凶器をもらったのかな?」
モノクマの狙いが見えてきた……
モノクマは全員に凶器を握らせることこそが目的だった。
モノクマ「うぷぷぷ……」
これまでの動機で揺さぶりをかけられても耐えてきた私たち、それに突然凶器を渡すことで精神をコロシアイという場に無理やり持ってこようとした。
他の人が手に入れたものが、もし殺害に使われたら……
自分のもらったプレゼントで可能になる殺害方法が、有効だったら……
そうやって疑心暗鬼を引き起こす、そんな企みだ。
モノクマ「まっ、好きに使用方法は考えて頂戴よ、ストレートにそれで誰かを呪い殺したりなんかもいいかもね!ばいばーい!」
……だとしても、些か周りくどすぎるような気もする。
特に前回の【動機】のビデオ……
あれが直接殴りつけるほどの衝撃のものだった後。
比べてしまうと本気で私たちにコロシアイをけしかける意思があるのかを疑いすらしてしまう。
______でも、油断するわけにはいかないのも重々承知。
ひとまずモノクマも去って部屋から出ることもできるし、この一件は皆さんと共有して対策を考えよう。
……流石に一億円の水晶を持って出歩くのは恐ろしいので、部屋に残したまま。
- 100 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 23:08:54.32 ID:dNWZ7uNU0
- -------------------------------------------------
【食堂】
食堂に着くと、まばらな集まり方をしていた。
いつも早くに来ている凛世がいなかったり、割と遅めな集まりの甜花さんが既に来ていたり……
すこし新鮮な光景だ。
霧子「おはよう、灯織ちゃん……」
灯織「霧子さん、おはようございます……あの、これはまた、どういった状況なんでしょうか……」
愛依「多分みんな理由は一緒だと思う!灯織ちゃんもついさっきまでモノクマに捕まってたんでしょ!」
灯織「え……はい、そうなんです。もしかして皆さんも?」
甜花「うん……なーちゃんと一緒にゆっくり寝てたら、突然モノクマがやってきて……」
甘奈「叩き起こされたかと思ったらそのままこんなの渡されちゃったんだ!」
灯織「……ヘアアイロン?」
甘奈「才能のためのプレゼント……って、みんなもそうだったんだよね?」
霧子「うん……わたしも同じ理由で、注射器を渡されたんだ……」
愛依「うちはなんとかっていうファッション雑誌を……山積みで。まあ表紙のツインテの子は可愛いし、暇つぶしにはなるけどさ……」
咲耶「……私は体型維持のため、と言われて下剤を渡されたよ」
灯織「だ、だいぶまちまちですね……」
愛依「灯織ちゃんは?」
灯織「わ、私は水晶玉でした……ふ、普通の」
(い、一億円の価値があるなんてとても言えないよ……)
- 101 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 23:11:20.33 ID:dNWZ7uNU0
-
甜花「ふっふっふっ……これなら、甜花が一番、大当たり……!」
灯織「甜花さんは何を渡されたんですか?」
私が何気ない気持ちで尋ねると、
甜花さんは得意げに机の下から両腕で抱えるほどの大きさの段ボールを箱を持ち上げた。
甜花「じゃじゃん……ゲームの詰め合わせ……!」テッテレー!
甘奈「甜花ちゃんよかったねー☆」
愛依「え……すご?!めっちゃあんじゃん……!」
甜花「甜花、超高校級のゲーマーだから……才能の研鑽に努めます……!」
甜花「ふんす……ふんす……!」
愛依「め、めっちゃ鼻息荒くなってる……」
段ボールの中には私も見覚えがあるような携帯機や、テレビに接続するタイプのものまで様々。
甜花さんのゲーマーとしての心に火をつけるにはこれ以上ないだろう。
甜花「せっかくだし、視聴覚室のテレビを使ってみんなでゲームとか、やりたいな……」
咲耶「それはいい考えだね、パーティ用のゲームなんかはあるのかい?」
甜花「えっと、資産を奪い合って友情を破壊するゲームと……日本全国を駆け巡るって友情を破壊するゲーム……どっちがいいかな」
咲耶「で、できれば友情を破壊しないゲームで頼むよ……」
- 102 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 23:13:49.20 ID:dNWZ7uNU0
-
灯織「しかしものすごい数のゲームですね……甜花さん、全部ご存知なんですか?」
甜花「もちろん……!基本ハードは全部抑えてるから……あ、風野さんにも分けた方がいい、かな……?」
灯織「え、わ、私にですか?」
甜花「いやむしろ、分けてあげるべき……布教はゲーマーとして、闘うものとしての、義務……!!」
灯織「は、はぁ……」
甜花「例えばこの携帯機なんだけど……」
灯織「これって……男子がモンスターを狩りに行くときに持ってたゲーム機では……?」
甜花「更にそれをアップグレードしたやつ……!液晶タッチ操作に背面タッチパッドを搭載してたんだ……!」
甜花「でも、末期にはちょっとエッチなゲームの移植版ばっかりになっちゃったんだけど……」
灯織「え、えぇ……?」
甜花「甜花はやったことないけど、これなんか人気だったらしいんだ……ノベルゲームらしいし、風野さんの好みに合う……かな……?」
(なんだか悪趣味なパッケージだ……)
甜花「デスゲームを題材にしてるらしいんだけど……」
(しかも今の私たちと同じような……)
甜花さんに半ば強引にゲーム機を手渡されてしまったけど、流石にこの状況ではプレイする気は起きそうにないな……
- 103 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 23:15:45.31 ID:dNWZ7uNU0
-
そうしてモノクマにもらったものを見せ合っているうちに
食堂にはポツリポツリ人が集まっていき、やがて樋口さん以外の全員が揃った。
智代子「突然でびっくりしたよね!部屋から出れなくて驚いちゃった!」
めぐる「うんうん、一人一人に手渡しするために一律で扉が閉められてたみたいだね!」
雛菜「これが今回の【動機】ってことでいいんですかね〜?」
灯織「おそらくは……モノクマ自身もプレゼントした品を犯行に使うように促す趣旨の発言をしていましたし……」
愛依「にしては随分と差があんね……うちとか甜花ちゃんとか、どうやっても人なんか殺せなくない?」
摩美々「適当なんじゃなーい?」
甜花「甜花は、ゲームがもらえたので満足……!」
甘奈「えへへ、良かったねー☆」
智代子「の、呑気だ……」
凛世「しかし、今回のプレゼントで犯行の幅が広がったという事実も否定はできません……」
咲耶「……ああ、私のもらった下剤や灯織の水晶玉、甘奈のヘアアイロンなどは犯行に組み込むことは可能だろうね」
智代子「そ、それはそうだけど……怖がりすぎじゃない?」
霧子「不安だったら、みんなのもらったものを集めて保管するのはどうかな……」
摩美々「悪くないアイデアだけど、それを管理するのも監視がいるし、余計な手間がかかりすぎるかもねー」
雛菜「あは〜、結局は自主性ってことですね〜」
めぐる「大丈夫だよ!わたしたちのもらった道具はあくまで犯行も可能ってだけ、それを使うための【動機】が今はないんだし!」
摩美々「まぁねー、モノクマが余計なことしてこなければ、とりあえずは様子見でいいかもー」
甜花「むしろ、生活を豊かにする可能性すらあるから……!」
愛依「アッハハ、甜花ちゃんそんな必死にならなくても誰もゲームは取らないってー!」
油断は禁物……
それはこれまでの経験で痛いほど分かっているけど……
モノクマの真意が見えない……
本当に凶器を私たちに渡すためだけだったの?
それにこんな回りくどい形で……?
- 104 :本日はこの自由行動消化で終わりにします 前スレ埋めネタ更新もやるので… ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 23:17:52.66 ID:dNWZ7uNU0
- -------------------------------------------------
【灯織の部屋】
モノクマによって動機は渡されたけど、今回は自主性に任せることにしてそれぞれの個室に戻った。
今回は何を狙ったものなのか、モノクマがまだ二の手三の手を隠し持っているのか。
それはわからない……
とりあえず今は皆さんと対策を考えるべきなのかな……
よし、今はできることをしよう……それしかない。
【自由時間開始】
灯織「さて、どうしようかな」
-------------------------------------------------
1.購買に行ってモノモノマシーンか自動販売機を使う(現在のモノクマメダル…51枚)
2.交流 (人物指定安価)
3.休憩
↓1
- 105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/05(月) 23:21:38.80 ID:zPGvLSxg0
- 2 摩美々
- 106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/05(月) 23:24:36.00 ID:QUTtUBhP0
- 1
小糸のスキルの効果は発動しますでしょうか
- 107 :あ、小糸のスキルの判定忘れてますね 更新終わりにやります ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 23:26:33.01 ID:dNWZ7uNU0
- 2 摩美々選択
【美術室】
灯織「摩美々さん、こんにちは」
摩美々「んー?あ、灯織かー、おつかれー」
灯織「美術室に何か御用が……?珍しいですね」
摩美々「えー、なにそれー。わたしに芸術のイメージゼロなわけー?」
灯織「い、いえ……」
摩美々「ま、別にいいケド。今日はそういうんじゃないしー」
灯織「……え?」
摩美々「忘れたのー?昨日の円香の話、裏切り者の情報の出どころ、ここだったでしょー」
灯織「そ、そういえば……」
摩美々「なにか手がかりでもあればって思ったんだケド……無駄足みたーい」
灯織「まあ、そう簡単に証拠を残しはしないですよね……」
-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?
・現在の所持品
【ミネラルウォーター】
【ルアックコーヒー】
【ローズヒップコーヒー】
【虹色の乾パン】
【色恋沙汰リング】×2
【ツルカメダイヤモンド】
【スカラベのブローチ】×3
【あしたのグローブ】
【おでこのメガネ】×2
【新品のサラシ】
【もちプリのフィギュア】
【残鉄剣】
【むらまさ】
【狂戦士の鎧】
【昭和ラジオ】
【水晶のドクロ】
【黄金のスペースシャトル】
【携帯ゲーム機】
【超技林】
【蝶ネクタイの変声機】
【古代ツアーチケット】×2
【もしもFAX】
【キャットドッグプレス】
【隕石の矢】
【アゴドリル】
【みどりの着ぐるみ】
【あかの着ぐるみ】
【EYE GRASS】
【ジャスティスV変身ベルト】
【ダンベル君主論】
【冬優子ちゃん育成キット】
1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない
↓1
- 108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/05(月) 23:33:55.43 ID:zPGvLSxg0
- 1.渡す 【水晶のドクロ】
- 109 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 23:44:04.23 ID:dNWZ7uNU0
- 【水晶のドクロ】を渡した…
灯織「摩美々さん、こちらをどうぞ」
摩美々「なにこれー……ドクロ?」
灯織「はい、とある古代文明の遺跡から発掘された、水晶製のドクロなんですけど……」
摩美々「へー……水晶自体はホンモノっぽいねー」
灯織「いわゆるオーパーツの一つ、みたいです」
摩美々「……ふふー、イカすじゃーん」
摩美々「灯織、プレゼントのセンスいいんだねー、そういうのモテるよー」
灯織「も、モテるって……こんなところでそのように褒められても、こ、困ります……」
摩美々「ふふー」
-------------------------------------------------
灯織「……摩美々さん」
摩美々「めちゃくちゃ真剣な顔してるねー、皺残るよー?」
灯織「……今日のモノクマによる【動機】についてなんですが」
摩美々「……灯織は、水晶玉だったっけー」
灯織「はい、今手元に持ってはいないですけど……モノクマの言っていた通り、人を殴打して殺害するには十分な大きさと重量がありました」
摩美々「灯織のことは心配してないケド、人を殺せる道具なら他にももらってる人いたよねー」
灯織「……はい、今は自主性に任せた形ですが」
摩美々「はぁ……つくづく性格悪いよねー、モノクマ」
灯織「ですね……どこまでいっても疑心暗鬼の罠を仕掛けてあって……陰湿な印象を受けます」
摩美々「……でも、今回の動機はそれにまして不気味なんだよねー」
摩美々「真の狙いが裏にある感じがして、すっごく気持ち悪いカンジがするっていうかー」
(やはり摩美々さんも同じ考えみたい……)
1.ところで、摩美々さんのもらったプレゼントを伺っても?
2.裏切り者のことと何か関係が……?
3.自由安価
↓1
- 110 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/05(月) 23:46:14.27 ID:dNWZ7uNU0
- あ、抜けてましたがプレゼントはパフェ判定です
↓1
- 111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/05(月) 23:52:17.61 ID:zPGvLSxg0
- 2
- 112 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/06(火) 00:01:45.19 ID:7ilcFB/90
- 2 選択
灯織「今回の動機、裏切り者のことと何か関係があるんでしょうか……」
摩美々「裏切り者って、昨日の円香の話だよねー?」
灯織「はい……モノクマの動機提供、前回の事件から日にちもそうあかないうちに今回は行われましたから……」
灯織「もしかすると、裏切り者の存在が透けたから黒幕が焦ったのかもしれない、と思いまして……」
摩美々「それも一理あるかもねー」
摩美々「円香の話が本当なら裏切り者はあの食堂の中にいたわけだし、モノクマもその情報はつかんでるでしょー」
灯織「ですよね……」
摩美々「灯織ってホント私のコト疑わないよねー」
灯織「え、はい……摩美々さんは、私たちを裏切ったりはしないですから……」
灯織「いや、それを言ってしまえば事務所の皆さん当然そうなんですが……」
摩美々「……灯織ってホント悪い子とは無縁だねー」
灯織「え、ええ……?そうでしょうか……」
摩美々「灯織が悪い子だったら全人類悪い子でしょー」
摩美々「やっぱり灯織が今の私たちには大切だしー、頑張ってよねー」
灯織「は、はぁ……」
【親愛度が上昇しました!】
【田中摩美々の現在の親愛度…3.5】
- 113 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/06(火) 00:04:12.33 ID:7ilcFB/90
- 最後に昨日分の判定を。
【スキル:ポシェットの中にはの判定を行います】
【末尾の数字と同じだけのモノクマメダルが獲得できます】
↓1
- 114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/06(火) 00:12:54.77 ID:k06ASEzS0
- あ
- 115 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/06(火) 00:16:05.80 ID:7ilcFB/90
- 【コンマ77】
【スキル:ポシェットの中にはの効果でモノクマメダルを7枚手に入れました!】
【現在のモノクマメダル…57枚】
-------------------------------------------------
【ここまでの親愛度】
・【超高校級の飼育委員】櫻木真乃……1.0【DEAD】
・【超高校級の占い師】風野灯織……(主人公)
・【超高校級の助っ人】八宮めぐる……0
・【超高校級の保健委員】幽谷霧子……0
・【超高校級のモデル】白瀬咲耶……0
・【超高校級の服飾委員】田中摩美々……3.5
・【超高校級の幸運】園田智代子……1.0
・【超高校級の応援団長】西城樹里……3.0【DEAD】
・【超高校級の日本舞踊家】杜野凛世……0
・【超高校級のゲーマー】大崎甜花……0
・【超高校級のスタイリスト】大崎甘奈……1.0
・【超高校級のギャル】和泉愛依……0
・【超高校級の???】浅倉透……0【DEAD】
・【超高校級のディベート部】樋口円香……0
・【超高校級の帰宅部】市川雛菜……5.5
・【超高校級の学級委員】福丸小糸……12.0【DEAD】
-------------------------------------------------
というわけで今回の更新はここまで、
次回自由行動より再開いたします。
4/08(水)22:00〜更新予定です。
本日は前スレの方埋めネタ更新をやってるのでよろしければそちらもどうぞ。
それではまた、おやすみなさい……
- 116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/06(火) 00:18:58.64 ID:rKGBqRvh0
- 1
勘違いでしたら申し訳無いですが小糸のスキルが発動してないような気がします
- 117 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/06(火) 00:22:14.10 ID:7ilcFB/90
- >>116
>>113〜114の判定が忘れてた分のスキル判定になります!
分かりにくくて申し訳ない、以後忘れないようにします……
- 118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/06(火) 00:27:42.75 ID:k06ASEzS0
- お疲れさまでした 今回の安価ほとんど取ってしまいましたね
一応数分程度待つようにしてるんですけどあまりこういうスレに参加したことがないので加減が分からないですね
後最初の2重投稿になっててすみません
- 119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/06(火) 07:59:44.53 ID:rKGBqRvh0
- 1
小糸のスキルが発動していないような
- 120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/13(火) 13:20:01.87 ID:Q7WePbeJ0
- 上の数コメ分似たような内容を複数投稿してすみません
コメが反映されなくて何回も書き込んでしまいました
- 121 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/13(火) 18:44:11.53 ID:otsPJJ+L0
- 想定していたより早く復旧しましたね、
- 122 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/13(火) 18:45:25.69 ID:otsPJJ+L0
- 速攻で途中送信しちゃいました…
想定していたより早く復旧しましたね、
今週いっぱいはシャニマスさんはPカップも開催中ですので更新はしばらくお休みします。
また来週以降更新予定です。
- 123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/14(水) 00:22:28.11 ID:/eUtUrr1O
- 乙です
- 124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/04/16(金) 15:17:29.22 ID:IEFJBu4z0
- 今週はPカップで更新をお休みしていますが
来週はリアルが忙しくなりそうでまとまった時間も取れそうにないのでもう一周お休みをいただきます……
3rdの次の公演もありますし……
目安4/26(月) 21:00~ぐらいで考えておいてください、すみません!
- 125 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/27(火) 21:44:29.14 ID:fg3JPXck0
- SS速報VIP復旧してる?!
元々は昨日更新予定だったのですが、どうしましょう…
一応今からでも更新はできますが、おそらく人がいないものと思われるので
特にレスがつかなければ明日21:00~更新予定とさせていただこうかと思います。
- 126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/27(火) 21:58:45.05 ID:l3yrJq9I0
- お久しぶりです!
私は明日でも問題ありません
- 127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/04/27(火) 22:25:13.82 ID:lvwiLD9T0
- 落ちたり復旧したり大変だ
楽しみにしてます
- 128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 15:38:13.47 ID:bRwJfhN0o
- 待ってます
- 129 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 20:51:18.00 ID:FyTVo8qK0
- お久しぶりです、
前回更新から大分お休みをいただきました()
おかげさまで芹沢あさひの金称号を獲得できました。
3rdライブも滅茶苦茶良かったですね…雛菜ソロ蕩ける…
さて、2週間ぶりの更新なので一応現状を振り返っておくと
3章3日目、動機提供当日の自由行動二回目からの再開になります。
3章は若干これまでの章に比べると自由行動の回数が多めですね。
それではぼちぼち再開いたします…
- 130 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 20:53:19.29 ID:FyTVo8qK0
- -------------------------------------------------
【灯織の部屋】
灯織「摩美々さんも言っていたけど、今回の動機はかなり特殊……」
灯織「対策はしっかり練っておくべきかもしれない」
灯織「加えて、裏切り者の存在……」
(……今はただ、皆さんを信じるほかない)
【自由時間開始】
灯織「さて、どうしようかな」
-------------------------------------------------
1.購買に行ってモノモノマシーンか自動販売機を使う(現在のモノクマメダル…57枚)
2.交流 (人物指定安価)
3.休憩
↓1
- 131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 21:03:37.18 ID:0R5lL3eJ0
- 2.甜花
- 132 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 21:08:26.96 ID:FyTVo8qK0
- 2 甜花選択
【視聴覚室】
灯織「……あ、甜花さんこんにちは。もしかしてさっき食堂で話してたパーティゲームの準備中ですか?」
甜花「あ、風野さん……うん、いいゲームが見つかったから……あとは接続だけ……」
灯織「なるほど……いったいどんなゲームなんですか?」
甜花「友情破壊ゲームがダメらしいから……拳と拳の、真っ向からのぶつかり合いにした……!」
灯織「え……?」
甜花「格闘ゲーム……!小足からの昇龍で余裕でした……!」
灯織「て、甜花さん……その……」
(甜花さんにゲームの選びなおしを進言した……)
-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?
・現在の所持品
【ミネラルウォーター】
【ルアックコーヒー】
【ローズヒップコーヒー】
【虹色の乾パン】
【色恋沙汰リング】×2
【ツルカメダイヤモンド】
【スカラベのブローチ】×3
【あしたのグローブ】
【おでこのメガネ】×2
【新品のサラシ】
【もちプリのフィギュア】
【残鉄剣】
【むらまさ】
【狂戦士の鎧】
【昭和ラジオ】
【黄金のスペースシャトル】
【携帯ゲーム機】
【超技林】
【蝶ネクタイの変声機】
【古代ツアーチケット】×2
【もしもFAX】
【キャットドッグプレス】
【隕石の矢】
【アゴドリル】
【みどりの着ぐるみ】
【あかの着ぐるみ】
【EYE GRASS】
【ジャスティスV変身ベルト】
【ダンベル君主論】
【冬優子ちゃん育成キット】
1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない
↓1
- 133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 21:10:48.27 ID:bRwJfhN0o
- 1 むらまさ
- 134 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 21:26:16.84 ID:FyTVo8qK0
- 【むらまさを渡した…】
灯織「えーっと……甜花さん、こちらはどうでしょうか」
(いや、流石に無いか……どうみてもただの刃物……甜花さんのイメージとは程遠い)
甜花「え、プレゼント……?」
甜花「……これを、甜花に?」
灯織「あ、はい……いや、いらなければ別に」
甜花「……風野さん、ありがとう!!」
灯織「……え?」
甜花「これを使えば、ダンジョンのワープも壁抜けもできる!あの名作ゲームのファンアイテム……!甜花、滅茶苦茶嬉しい……!」
灯織「こ、この刀、そんなものだったんですか……」
(意外と喜んでいただけた……)
【PERFECT COMMUNICATION】
【親愛度がいつもより多めに上昇します】
-------------------------------------------------
甜花「〜〜〜♪」
(甜花さん、上機嫌だ……よっぽどモノクマの動機でゲーム機が手に入ったことが嬉しいんだろう……)
灯織「甜花さん、本当にゲームがお好きなんですね」
甜花「にへへ……うん、ゲームずっと我慢してた分、余計に嬉しい……!」
灯織「甜花さんのお好きなゲームもあったんですか?」
甜花「えっと……ハード自体はちょっと古いのしかなかったんだけど……」
甜花「シリーズとしては、甜花が好きな奴もあったよ……?」
灯織「そうなんですか……その、例えば?」
甜花「……!!話しても、いいですか……!?」
(……あれ、なんかスイッチが入った……?)
甜花「えっと、それじゃあ風野さんでも知ってそうなとこから行くと……」
甜花「じゃーん……!!モンスターを狩るゲーム……!!」
甜花「それか……!!ばーん……!!インクで撃ち合うゲーム……!!」
甜花「どっちについて……お話すればいいかな……?」
(目をらんらんと輝かせている……)
(こ、これはお話を伺わなければいけない……)
1.モンスターを狩るゲーム
2.インクで撃ち合うゲーム
3.自由安価
↓1
- 135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 21:28:35.07 ID:0R5lL3eJ0
- 1
- 136 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 21:35:59.01 ID:FyTVo8qK0
- 1 選択
灯織「そ、それではモンスターを狩るゲームの方についてお話窺えますか……?」
甜花「任せて……!甜花、このゲームも結構やりこんだ……!」
甜花「言うまでもなく、いろんな武器を使って、いろんなモンスターを狩るゲームなんだけど……」
甜花「オンラインで、協力するのが激熱……!」
灯織「さ、最近のゲームは知らない人とも簡単に繋がれるとお聞きしました……甜花さんもそのような楽しみ方を?」
甜花「うん……えっとね、最新のはまだ甜花そこまでやってないけど……オープンワールドの方はよくやったかな……」
甜花「古龍の竜玉集めに……救難信号ガン待ちしたりして……」
(……しょ、正直出てくるワードはまるで分らない)
甜花「でも、周回しまくった甜花より先に……香川県のプレイヤーさんとか、ハッシュタグ使いのサメさんとかのほうがあっさりドロップしたりして……」
(……?)
甜花「でも、そうやって深夜に一喜一憂する時間の浪費が……すごく、楽しい……にへへ」
灯織「な、なるほど……」
甜花「でも、ここにはWi-Fiがないから……」
灯織「あっ……」
甜花「甜花、絶対脱出して……ライズもやる……!」
(動機はどうあれ、甜花さんの瞳は未来を見据えている……希望の色だ)
灯織「はい、絶対生きて帰りましょうね……!」
甜花「うん、甜花……頑張りましゅ……!」
【親愛度が上昇しました!】
【大崎甜花の現在の親愛度…2.0】
-------------------------------------------------
【スキル:一番星の魔法を発動できます】
【モノクマメダルを10枚消費することにより、本日の自由行動をもう一度だけ追加することができます】
【現在のモノクマメダル 57枚】
【スキル:一番星の魔法】を使用しますか?
↓1
- 137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 21:36:58.42 ID:0R5lL3eJ0
- 使おう
- 138 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 21:40:20.85 ID:FyTVo8qK0
- 【スキル:一番星の魔法を使用しました】
【残りのモノクマメダル枚数:47枚】
-------------------------------------------------
【灯織の部屋】
灯織「甜花さん、本当にゲームが好きなんだな……」
灯織「甜花さんはあのままゲーム大会の準備をしてくれてるみたいだし、もしかして本当に全員でできる時が来るのかな……?」
【自由時間開始】
(また時間はあるかな……)
灯織「さて、どうしようかな」
-------------------------------------------------
1.購買に行ってモノモノマシーンか自動販売機を使う(現在のモノクマメダル…47枚)
2.交流 (人物指定安価)
3.休憩
↓1
- 139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 21:41:44.88 ID:Bh+duOc80
- 2愛依
- 140 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 21:49:37.48 ID:FyTVo8qK0
- 2 愛依選択
【愛依の部屋】
ピンポーン
愛依「はいは〜い♪……あれ、灯織ちゃんじゃん。どしたの?」
灯織「愛依さん……あの、少し雑談でもできたらと。もしかして、取り込み中でしたか?」
愛依「ううん、だいじょぶだいじょぶ!モノクマにもらった雑誌読んでただけだし!」
灯織「そういえばファッション雑誌をもらったんでしたっけ……」
愛依「なんかタテコ?って子が表紙の雑誌なんだけど……」
(た、タテコ……?変わった名前だな……)
(愛依さんと雑談をして過ごした……)
-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?
・現在の所持品
【ミネラルウォーター】
【ルアックコーヒー】
【ローズヒップコーヒー】
【虹色の乾パン】
【色恋沙汰リング】×2
【ツルカメダイヤモンド】
【スカラベのブローチ】×3
【あしたのグローブ】
【おでこのメガネ】×2
【新品のサラシ】
【もちプリのフィギュア】
【残鉄剣】
【狂戦士の鎧】
【昭和ラジオ】
【黄金のスペースシャトル】
【携帯ゲーム機】
【超技林】
【蝶ネクタイの変声機】
【古代ツアーチケット】×2
【もしもFAX】
【キャットドッグプレス】
【隕石の矢】
【アゴドリル】
【みどりの着ぐるみ】
【あかの着ぐるみ】
【EYE GRASS】
【ジャスティスV変身ベルト】
【ダンベル君主論】
【冬優子ちゃん育成キット】
1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない
↓1
- 141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 21:53:05.52 ID:PREk+jY40
- 1 【冬優子ちゃん育成キット】
- 142 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:04:31.96 ID:FyTVo8qK0
- 【冬優子ちゃん育成キットを渡した…】
(これ、ものすごくネーミングに悪意があるんだけど……愛依さんに渡していいものか)
愛依「……ん?灯織ちゃん、それって……」
灯織「あ、はい……いや、その……モノモノマシーンで手に入れたはいいんですが、なぜか冬優子さんの名前が使われていて……」
愛依「ちょ、ちょい見せて!」
愛依「…………アハハ!」
灯織「愛依さん?」
愛依「うっわめっちゃ懐かしい……!これって多分クワガタ育てる系のやつっしょ?」
灯織「は、はい……おそらくは」
愛依「アハハ、前にあさひちゃんがさ!クワガタの幼虫に冬優子ちゃんって名前をつけてかわいがろうとした時があってさ〜!」
愛依「アハハハハ!いやぁ〜、あんときの二人の話!面白かったな〜〜〜!」
愛依「なんかこの学園に来る前のこと、思い出せた……!ありがとう、灯織ちゃん!めちゃくちゃ嬉しいわ!」
灯織「愛依さんに喜んでいただけたのなら、本望ですから……!」
愛依「うん、マジで嬉しい!サンキュね!」
(ここまで喜んでもらえると渡した甲斐がある……!)
【PERFECT COMMUNICATION】
【親愛度がいつもより多めに上昇します】
-------------------------------------------------
愛依「灯織ちゃんさ、マジすごいよね!」
灯織「え……?わ、私ですか……?」
愛依「いや、マジですごい……うちなら、絶対そうはいかないし……」
灯織「えっと……話が見えてこないんですが……」
愛依「あぁごめん!えっと……灯織ちゃんはさ、その……これまでの事件でもいっつもうちらを率いてくれる立場にいたじゃん?」
灯織「率いるだなんてそんな……」
愛依「いやいや!そういうケンソンは無駄!うちはこの目でちゃーんと見てっからね!」
愛依「真乃ちゃんのこともあったのに、それでも前を向いて……うちらを元気づけてくれる……それってマジですごいことだよ!」
灯織「私には、めぐるの支えもありましたし……ユニット以外の皆さんにも支えられてばかりですよ」
愛依「灯織ちゃんマジで偉いな〜、うちのが年上なのにマジリスペクト!」
愛依「でも、そうだね。めぐるちゃんがいてくれるとやっぱ心強いっしょ?」
灯織「はい……底なしの明るさで、今も私のことを支えて……」
(……あ)
(私を褒めちぎる愛依さんのこえはいつものように明るいのに……)
(その表情は、どこか曇りの色が見えた)
(……そうか、愛依さんは……あさひも、冬優子さんも近くにいない)
(ユニットの仲間がいない中、一人でこのコロシアイ合宿生活に挑んでいるんだ)
1.私たちも、愛依さんの心の支えになれてるでしょうか
2.めぐるだけじゃなくて、愛依さんには特に助けられているんですよ?
3.自由安価
↓1
- 143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 22:06:19.97 ID:Bh+duOc80
- 2
- 144 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:13:54.73 ID:FyTVo8qK0
- 2 選択
愛依「やっぱめぐるちゃんの明るさがあってこそのイルミネってカンジ?うちもそういうの憧れるわ〜!」
灯織「愛依さん、あの……いいですか?」
愛依「ん?どしたの、灯織ちゃん」
灯織「私……ここまでやってこれたのは他の皆さんの支えがあってこそ、そう言いましたよね」
愛依「う、うん……そうだけど」
灯織「私にとって、中でも特に大きな支えには、愛依さんの存在もあるんです」
愛依「う、うち?!いやいや、うちなんかいっつも議論でも大して力になってないし……」
灯織「いえ、違うんです……愛依さんは、いつでも……私が道を踏み外しそうになったり、絶望に負けそうになったりしたときでも……私のことを信じてくださいましたよね?」
愛依「や、うちは推理とかもできないから、それに従ってるだけってゆーか……」
灯織「私の推理を純粋に信じて、意見を言ってくれる……それだけでもありがたいことなんです」
灯織「この合宿生活において、一番大切なのに一番難しいこと……信頼するということ」
灯織「それを誰よりもまっとうにやり遂げている愛依さんの存在は、それだけで私にとって大きな支えになっているんです」
愛依「……灯織ちゃん」
灯織「……ですから、愛依さんも私にとってかけがえのない存在といいますか……」
愛依「だいじょうぶ、伝わったから」
灯織「愛依さん……!」
愛依「ありがとね、うち……頑張るから!」
(そう言って笑う愛依さんの表情は、あの事務所で見た笑顔と全く同じ明るさを取り戻していた)
【親愛度が上昇しました!】
【和泉愛依の現在の親愛度…2.0】
- 145 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:15:37.46 ID:FyTVo8qK0
- 【灯織の部屋】
ピンポーン
夜時間も近く、そろそろ寝ようかとしていたとき。
インターホンが鳴った。
こんな時間に誰が?めぐるがお風呂にでも誘いに来たのかな?
そう思って扉を開けると、いたのは意外な人物。
甜花「こ、こんばんは……」
甘奈「灯織ちゃん、こんばんはー☆」
灯織「甜花さんに、甘奈……?どうしたんですか、もうすぐ夜時間ですが」
甜花「えっと……その……風野さんも、一緒にゲームしない……?」
灯織「ゲーム……ですか?」
甜花「うん、朝お話したよね……パーティゲームをみんなでやろうって……」
(そういえば……モノクマにもらったアイテムで遊ぼうって話になってたんだっけ……)
甘奈「なんとか視聴覚室のモニターと繋げられたから、せっかくだし遊んでみようよ!」
甜花「甜花おすすめの、友情も壊れない最高のゲーム……!」
灯織「はい、ぜひ……!」
今回のゲーム大会には咲耶さんや摩美々さんも参加するらしく、今日限りは夜時間の外出禁止も破って樋口さん以外の全員が集まるみたい。
樋口さんも一緒に遊びたかったけど……
どこにいるのかすらわからないから、仕方ない……
私は自分の部屋を後にして、視聴覚室へと向かった…
- 146 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:19:58.82 ID:FyTVo8qK0
- 【視聴覚室】
視聴覚室に入ると既に他の皆さんはプレイ中のご様子。
家電量販店の展示でしか見ないような巨大なモニターの中では可愛らしいキャラクターがミニゲームで飛び跳ねている。
甜花「このゲームには、必勝法がある……!」
甘奈「さすがは甜花ちゃん☆めーっちゃ上手だね☆」
めぐる「あー!ずるいよ摩美々!そこにいたら得点がもらえないってー!」
摩美々「ふふー、これも戦術のうちなのでー」
愛依「あれ?!霧子ちゃん地味にめっちゃポイント稼いでるくね?!」
霧子「ふふ……♪いただきます……♪」
雛菜「あは〜?案外ずるがしこいんですね〜」
咲耶「その調子だ霧子!今なら勝てる!」
摩美々「とんだ伏兵ですねー」
灯織「皆さんこんばんは……私も、混ざってよいでしょうか……?」
智代子「あ、灯織ちゃん!ちょっと待っててね!四人ずつだから交代交代でやるんだ!」
灯織「あ、うん……あれ、チョコそのお菓子は?」
- 147 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:21:37.15 ID:FyTVo8qK0
-
甜花「ゲームで徹夜なら、ポテチとコーラは欠かせない……甜花の宴スタイル……!」
灯織「て、徹夜するんですか……?!」
甘奈「個室の外での睡眠はモノクマにおしおきされちゃうから、無理せず眠くなったら自分の部屋に戻ってね!」
咲耶「親交を深めるためなら徹夜でもやぶさかではないけど、校則ばかりはどうしようもないからね」
灯織「そうですね……」
めぐる「灯織〜〜〜!お願い、わたしの仇を取って〜〜〜!」
灯織「め、めぐる?!」
摩美々「……ふふー」
灯織「……なるほど、摩美々さん……やはりあなたが」
摩美々「勝負しようよ、灯織―」
灯織「いいでしょう、受けて立ちましょう!」
めぐる「やっちゃえ灯織―!」
咲耶「摩美々対灯織……これはまた面白い対戦カードだね」
(このゲームは私は初見だけど、ビギナーズラックという考え方もある)
(摩美々さんの予想外なプレイをすれば、勝機はある……!)
【灯織が摩美々にゲームで挑みます】
【直下のコンマが1~50なら負け、51~80なら勝ち、81~00なら圧勝です】
【※スキル:意地っ張りサンセットは適用外です】
↓1
- 148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 22:23:06.82 ID:Bh+duOc80
- どうだ
- 149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 22:24:31.44 ID:/98wl3Fd0
- っょぃ
- 150 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:30:57.64 ID:FyTVo8qK0
-
【コンマ82…まさかの圧勝】
灯織「……摩美々さん、攻めに徹しすぎですよ」
摩美々「……それ、どういう意味ー……?」
卵を中央のエリアから自分のゴールへと持ち帰るミニゲーム。
摩美々さんは先に高得点の金色を一つ持ち帰ると後は妨害に徹するという戦術でめぐるを完封……
なるほど、初心者狩りにはもってこいの攻めの戦術……
_______それなら
灯織「摩美々さんの弱点、スケスケです……!」
逆にこちらが摩美々さんのゴールを狙う……!
摩美々「なっ……ちょっとー、それは聞いてないんですけどー」
灯織「相手の妨害に徹底する以上、摩美々さんの点を奪ってしまえば戦略は破綻してしまいます……!」
咲耶「ま、まさか……摩美々が負けるというのかい……?!」
めぐる「いっけーーーーーー!!灯織ーーーーーーーーー!!」
灯織「_____勝機!!」
摩美々「『私は、灯織に完全敗北いたしましたー』……これでいいですかー?」
灯織「はい……どうですか、た、たまには私も仕返しするんですよ……!」
摩美々「はぁ、これ読むだけでいいとか随分かわいい罰ゲームですねー……」
【圧勝ボーナスにより親愛度がわずかに上昇しました!】
【田中摩美々の現在の親愛度…4.0】
- 151 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:32:33.70 ID:FyTVo8qK0
-
その後もゲーム大会は大盛り上がり……!
愛依「よっしゃ、もらった〜〜〜〜!!」
智代子「あー!愛依ちゃん、それはずるいよー!そっちは狙ってたやつだってー!」
雛菜「あは〜、いただきま〜す」
智代子「ひ、雛菜ちゃん?!お慈悲を……!今もってかれたらわたしは……!」
甜花さんの持ってきたパーティゲームはゲームの腕も問わないもので、
苦手な私でも十分楽しむことができた……
霧子「ふふ……♪また勝っちゃった……♪」
灯織「う、運が良すぎませんか……?」
摩美々「確率の壁超えてるよねー……」
こんな合宿生活にいることなんか忘れちゃって……
最高の時間を過ごすことができたんだ……
愛依「て、甜花ちゃんマジぶっちぎりなんだけど?!」
めぐる「は、早すぎるよ〜〜〜〜?!」
甜花「甜花にはルートも全部インプットされてるから……無敵、にへへ……!」
甘奈「甜花ちゃんさっすがー☆」
- 152 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:35:43.20 ID:FyTVo8qK0
-
愛依「……ごめん、うちはこれ以上は……きっつい……」
甘奈「わわっ!愛依ちゃん危ないよ、寝ちゃいそう!」
咲耶「愛依、無理して付き合う必要はないよ。早く個室で休むといい」
愛依「サンキュー……また、あそぼーねー……」
智代子「ふぁぁぁ……愛依ちゃんと同じでわたしも結構眠くなってきちゃったね……」
灯織「夜時間になってすでに数時間経ったからね……」
甜花「甜花はまだまだ大丈夫……!むしろスイッチが入ったところ……!」
摩美々「私も甜花に一泡吹かせるまでは眠れないですねー」
めぐる「うぅ……起きてたい、起きてたいけど……」
灯織「め、めぐる……無理はしちゃだめだよ?!」
甘奈「うーん、それじゃあいったんお開きにしよっか!眠たい人は無理せず寝ること!」
霧子「うん……わたしもそろそろ、バイバイさせてもらおうかな……」
雛菜「あは〜?おやすみなさ〜い!」
モノクマの校則の縛りがある以上、寝落ちはするわけにもいかず……
徐々にメンバーは減っていき、会はそのままお開きになった。
私も途中までは同席したけど、最後までは一緒にいられなかった……
- 153 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:36:51.47 ID:FyTVo8qK0
- ___
_____
_______
【灯織の部屋】
(……あれ?)
ふと目を覚ますとベッドの上……
昨日はゲーム大会ではしゃぎすぎちゃって部屋に戻るとそのまま寝ちゃってたんだ……
部屋の時計に目をやる……
(は、8時10分?!)
しまった……大遅刻だ!
朝礼の時間を10分も回ってる……
皆さんをお待たせするわけにはいかない、
ほとんど全力疾走に近い形で食堂に急いだ。
- 154 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:40:01.68 ID:FyTVo8qK0
-
【食堂】
灯織「す、すみません!遅れてしまいました!」
遅刻してしまった申し訳なさから出た大声が静かな食堂内に響き渡る。
ああ、どう申し開きをしたものか。
いや、私なんかが許しを請うなんて許されないよね……
皆さんと一緒に決めた取り決めを一方的に反故にして、しかもその理由は寝坊……
こんな自己管理もなっていない人間にかける情けなんてないよ……!
……あれ?【静かな食堂】?
咲耶「灯織、早かったね」
灯織「さ、咲耶さん?!すみません、遅刻してしまいました……昨晩のゲーム大会の疲れから寝過ごしてしまったようです……せっかくの朝礼なのに、私は自己管理が」
咲耶「大丈夫さ、落ち着いて。ほら……食堂を見回してごらん」
咲耶さんに促されるままに食堂を見渡すと……
集まりはかなりまばらだった。
少なくとも朝礼は始まっていないみたい。
咲耶「灯織は知らなかったんだね、昨日のゲーム大会を開催する段階で今日の朝礼は実施しないって決めてたんだ」
凛世「はい……遅くまでもつれ込むことは明らかでございました故……」
霧子「体調を崩しちゃったら、よくないから……睡眠時間はしっかりとってもらわないと……」
愛依「昨日はごめんね、すぐ眠くなっちゃって!でもおかげでばっちり寝れたからめっちゃ元気〜〜〜!」
めぐる「でもほんとすっっっごく楽しかったよね!」
咲耶「そういうわけさ、だから今日は自由にしてくれて構わない」
灯織「なるほど、わかりました……ご迷惑をおかけしていなかったようで安心しました……」
心の底から安心した私は、そのまま朝食を皆さんと一緒に頂いた。
たまにはこんな日もありだよね……
- 155 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:42:44.71 ID:FyTVo8qK0
-
と、穏やかな朝を過ごしていたときだった。
せわしない足音とともに彼女は現れた。
甘奈「た、大変大変!大変だよ!」
咲耶「甘奈……?どうしたんだい……?」
甘奈「て、て、甜花ちゃんが……!」
咲耶「甜花が、どうかしたのかい……?!ま、まさか……!!」
甘奈「そのまさかだよ!甜花ちゃんが……甜花ちゃんが……!」
甘奈「風邪、ひいちゃったんだ……!」
咲耶「な、なんてことだい……!」
霧子「か、風邪……?!霧子ちゃんは大丈夫なの……!?」
甘奈「ううん、今すっごい熱が出てて……急いで部屋まで来て……!」
甜花さんが命を落としたわけでないにしろ、緊急事態に変わりない。
特にこの学園の中で病気なんて、大きな不安要素になってしまう。
万が一のことだって、起こらないとは限らない……!
私たちは慌てて食堂を飛び出した。
- 156 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:44:15.74 ID:FyTVo8qK0
-
【甜花の部屋】
甜花「けほっ……けほっ……」
甘奈「甜花ちゃん、みんなが来てくれたよ……!」
甜花「あぅ……ご、ごめんなさい……体調くずしちゃった……」
甜花さんの様子は思ったより深刻だ……
咳が止まる様子もなく、息も上がっている。
顔色を見るに発熱症状もありそうだ。
愛依「甜花ちゃん、無理しないで!そんまま寝たままでいいから!」
霧子「ごめんね、ちょっと触るね……?」
霧子「すごい熱……!どうしよう、お薬、あったかな……」
甘奈「昨日のゲーム大会で頑張りすぎちゃったみたいなんだよね……」
甜花「あぅ……」
咲耶「昨日私は途中で離脱したけれど……そんなに遅くまでやっていたのかい?」
甜花「午前、5時くらいまで……けほっ」
愛依「もう朝じゃん!?」
咲耶「遅くまで起きていたことに、これまでの合宿生活での心労も祟ったのかもしれないね……」
灯織「だ、大丈夫でしょうか……その、ただの風邪なら問題ないかもしれませんが……」
霧子「この学校は衛生面は問題なさそうだから、感染症はないと思うな……」
霧子「でも、ウイルス性のインフルエンザさんとかの可能性は否定できないかも……」
めぐる「うーん……あっ!そうだ!」
灯織「めぐる……?」
めぐる「モノクマだよ!モノクマに治療してもらえばいいんだよ!」
そうだ、モノクマは樹里の時にも学級裁判に参加できるまでには治療してくれた……
今回の甜花さんも、今のままでは学級裁判に参加できなくなってしまうし、もしかすると直す手立てを与えてくれるかもしれない……!
- 157 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:46:38.33 ID:FyTVo8qK0
- と、思った矢先。
モノクマ「こらこら、ボクは万能なお医者さんじゃないんだよ!」
めぐる「モノクマ!聞いてたよね?!甜花の事治療してよ!」
モノクマ「こらこら、ボクは万能なお医者さんじゃないんだよ!」
甘奈「お願い、甜花ちゃんを助けてあげて!」
モノクマ「こらこら、ボクは万能なお医者さんじゃないんだよ!」
咲耶「……モノクマ?」
モノクマ「こらこら、ボクは万能なお医者さんじゃないんだよ!」
愛依「おんなじことしか言わないんだけど……」
咲耶「治療する意思はないってことかい……?」
灯織「そ、そんな……なんでなんですか?!」
モノクマ「なんでも何も、今回の甜花さんの病気ってさ、何かコロシアイに関係あるの?」
モノクマ「あのねえ、ボクは慈善団体でもなんでもないんだ、モノクマなんだよ?ボクが動くのは、絶望が生まれる可能性があるときかセクシーレディがいるときだけなんだ」
霧子「で、でもこのままじゃ甜花ちゃんは……」
モノクマ「今すぐに死ぬってわけじゃないでしょ?そんなんでいちいち騒ぎすぎなんだよ、オマエラみたいないるから日本悪くなる!健やかに育てアホ!」
甘奈「そんな……ひどいよ、ひどすぎるよ!」
モノクマ「はぁ……そんなに言うならオマエラ自身で治療してやればいいじゃん」
灯織「え……?」
- 158 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:47:49.80 ID:FyTVo8qK0
-
モノクマ「この学校にもあるでしょ?保健室!」
モノクマ「薬も一通りそろえてあるし、体を冷やさないように湯たんぽもあるし、熱を冷ますための万能シートもあるから!それじゃ不満かい?!」
そういえば、探索の時にもモノクマは言っていた。
治療のためならひとりまで病人とともに保健室での寝泊りを許可する、と。
あくまで私たちの中で起きたことは私たちに任せるつもりなんだ……
咲耶「……それで妥協するしかないようだね」
めぐる「ただの風邪ならそれで大丈夫だけど……インフルエンザとかだったら!」
モノクマ「まぁそれはそれじゃない?」
灯織「そんな無責任な……!」
モノクマ「あっ、もうすぐ三河屋がやってくる時間だ!扉の前に瓶置いとかなきゃだし、これにて失礼!」
愛依「あっ、逃げた!」
咲耶「……どうやら私たちでどうにかするしかなさそうだね」
甘奈「うぅ……」
甜花「くしゅん!……けほっけほっ!」
霧子「とりあえずみんなで協力して保健室まで連れて行ってあげたらどうかな……」
めぐる「仕方ないね……ほら甜花、わたしがおんぶしてあげる!」
無責任なモノクマに落胆した私たちは協力して甜花さんを保健室まで送り届けた……
- 159 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:49:45.71 ID:FyTVo8qK0
-
【保健室】
甜花「あぅ……みんな、ありがとう……」
咲耶「礼には及ばないよ、ゆっくりそのベッドで休んでくれ」
甘奈「甜花ちゃん……安静にしててね……」
霧子「その、熱は高くて扁桃腺も腫れちゃってるから……まだウイルスさんの可能性は否定できない、かな……」
愛依「そ、そうなん?」
霧子「だから、甜花ちゃんに会う時はマスクを忘れないようにしてほしいな……」
灯織「全員が病魔に付すわけにはいきませんしね……」
咲耶「やたらめったに面会するのもできる限り避けた方がいいだろうね、甜花にもよくないし、私たちにもよくない」
咲耶「治療は詳しい霧子に一任して、私たちは霧子のサポートに回ろう」
愛依「よっし、霧子ちゃん何すればいいかな?!」
霧子「えっと、それじゃあとりあえずタオルを濡らしてきてもらえるかな……」
愛依「オッケー!十人分でも百人分でも任せてー!」
霧子「そ、そんなにはいらないかな……」
- 160 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:51:10.87 ID:FyTVo8qK0
-
甘奈「……」
灯織「甘奈、やっぱり心配?」
甘奈「うん……甜花ちゃん、こっちに来てから甘奈のことを励ましてくれてばっかりで……」
甘奈「甘奈が甜花ちゃんに無理させちゃってたのかなって……」
甘奈は甜花さんの病気に対し、自責の念を感じてしまっているみたい。
甜花さんの病気を心配している以上に罪悪感で面持ちが重たい。
灯織「大丈夫だよ甘奈、甜花さんならすぐに元気になるって」
甘奈「そうかな……」
灯織「心配なら、今度は甘奈が甜花さんを元気にしてあげようよ……!ほら、励ましたり、ええっと……一緒にゲームしたりで!」
甘奈「ゲームは、流石に今は……」
灯織「あっ、ご、ごめん!」
甘奈「ううん、大丈夫……そうだよね、甘奈が不安そうだと甜花ちゃんも逆に不安になっちゃうよね!」
甘奈「よーし、甘奈も精一杯霧子ちゃんのお手伝いするから!」
甘奈「めーっちゃ甜花ちゃんを元気にしてあげる☆」
灯織「うん、それでこそ甘奈だよ!」
- 161 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:53:49.13 ID:FyTVo8qK0
- 【灯織の部屋】
こうして私たちは保健室に霧子さんと甜花さんを残し、いったんは離れることにした。
時々は様子を見てもいいけど、むやみやたらに訪問するのはよくないかもね……
霧子さんに任せっきりにするわけにもいかないし、私たちでできることはやってあげよう。
さて、甜花さんが動けない分……私たちもできることをやらないと!
【自由行動開始】
灯織「よし、行こう……!」
【大崎甜花が病気になったことにより、暫くの間自由行動で大崎甜花と幽谷霧子が選択不可能になりました】
-------------------------------------------------
1.購買に行ってモノモノマシーンか自動販売機を使う(現在のモノクマメダル…47枚)
2.交流 (人物指定安価)※甜花と霧子を除く
3.休憩
↓1
- 162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 22:55:44.88 ID:PREk+jY40
- 2 摩美々
- 163 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 22:59:56.43 ID:FyTVo8qK0
- 2 摩美々選択
【摩美々の部屋】
ピンポーン
摩美々「だれー?摩美々は今日は休業中なんですけどー……ふわぁ……」
灯織「ま、摩美々さん……そんな開口一番に大あくび……」
摩美々「しょうがないじゃーん……昨日、ていうか今日は明け方までずっとゲームしてたんだしー」
灯織「もしかして、甜花さんとずっと一緒に?」
摩美々「まあねー、甜花がめちゃくちゃ強くて結局勝ち星ゼロですケド」
灯織「そ、それは甜花さんがすごいですね……」
(眠そうにする摩美々さんのために温かい飲み物を淹れてさしあげた……)
-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?
・現在の所持品
【ミネラルウォーター】
【ルアックコーヒー】
【ローズヒップコーヒー】
【虹色の乾パン】
【色恋沙汰リング】×2
【ツルカメダイヤモンド】
【スカラベのブローチ】×3
【あしたのグローブ】
【おでこのメガネ】×2
【新品のサラシ】
【もちプリのフィギュア】
【残鉄剣】
【狂戦士の鎧】
【昭和ラジオ】
【黄金のスペースシャトル】
【携帯ゲーム機】
【超技林】
【蝶ネクタイの変声機】
【古代ツアーチケット】×2
【もしもFAX】
【キャットドッグプレス】
【隕石の矢】
【アゴドリル】
【みどりの着ぐるみ】
【あかの着ぐるみ】
【EYE GRASS】
【ジャスティスV変身ベルト】
【ダンベル君主論】
1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない
↓1
- 164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 23:01:17.79 ID:Bh+duOc80
- 1【蝶ネクタイの変声機】
- 165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 23:07:59.86 ID:/98wl3Fd0
- わしダンガンロンパやった事ないからわからんのだけど、>>134って「甜花の部屋に凶器・日本刀(?)がある」っていう状況になるん?
安価下
- 166 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 23:11:01.20 ID:FyTVo8qK0
- 【蝶ネクタイの変声機を渡した…】
灯織「摩美々さん、こちらをどうぞ」
摩美々「んー?これって、あれじゃなーい?百巻ぐらい出てる漫画の……」
灯織「どうやら裏のダイヤルで自由に自分の声を変えられるみたいですよ?」
摩美々「ふーん……」
灯織「あ、でもだからといって悪用をしては……」
めぐる?「灯織……ごめんね、見ちゃったんだ……」
灯織「め、めぐる……?み、見たって何を……?」
めぐる?「灯織……信じてたのに……なんで、なんで……」
灯織「ご、ごめん、めぐる!私何かしたのかな?!だ、だったら直すし、謝るから……!」
めぐる?「ホント?それなら灯織……摩美々のために肉まんを用意してあげて……!」
灯織「……摩美々さん」
摩美々「ノリわるーい」
灯織「十分乗りましたよ……それに肉まんなんてここじゃ無理ですよ……」
摩美々「灯織はケチですねー」
灯織「ケチじゃありません!」
【PERFECT COMMUNICATION】
【親愛度がいつもより多めに上昇します】
-------------------------------------------------
灯織「摩美々さん、甜花さんが……」
摩美々「え、甜花がどうかしたわけー?」
(そうだ、摩美々さんはさっき食堂にいなかったし……甜花さんの病気を知らないんだ)
摩美々さんに甜花さんのことについてお話しした……
摩美々「うぇ……それ、摩美々も責任あるやつじゃないですかー……」
灯織「ま、まあ……否定は、できないかもしれないですね」
摩美々「甜花、ゲームしてるときはすごい元気そうだったケド……無理してたのかなー」
灯織「状況が状況ですから……表に出さず抱えているものがそれぞれあってもおかしくはないですよ」
摩美々「はぁ……なんか悪いことしちゃったかなー、罪悪感感じちゃうー」
灯織「摩美々さんが罪悪感……?」
摩美々「それどういう意味ー?」
灯織「じょ、冗談ですよ……」
摩美々「灯織、昨日からやたら私に仕返ししようとしてるじゃーん」
灯織「別にそんなつもりでは……」
摩美々「ま、いいですケド……あとで甜花と甘奈にはちょっと謝っとこうかなー」
灯織「それがいいかもしれませんね……」
1.どんなゲームでそんな早朝まで……?
2.二人にいたずらしちゃダメですよ?
3.自由安価
↓1
- 167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 23:16:51.59 ID:PREk+jY40
- 1
- 168 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 23:24:15.62 ID:FyTVo8qK0
- >>165 ダンガンロンパ原作ではプレゼントを渡してもキャラクター自体の状態が変わったりはないですね。
プレゼントに応じてここまでセリフも変わることはないですね。安価スレという特性上色々と反応を私は変えていますが…
所持品などで展開が変わることも現状考えていないので、まあそこまで深く考えなくて大丈夫です!
-------------------------------------------------
1 選択
灯織「ところで摩美々さん、そんな遅くまでいったい何のゲームをしていたんですか……?」
摩美々「えー?灯織が出て行ったときっていつぐらいだっけー?」
灯織「えっと……確かレースゲームをしていたころだったような」
摩美々「あー……レースゲームはもう勝ち目なさ過ぎたからすぐやめてー、その後結局格闘ゲームもやったんだよねー」
灯織「はぁ……」
摩美々「そしたらまた甜花がめちゃくちゃ強くて……なんかフレーム?ってとこまで計算してるらしくて、なんかいろいろと教えてもらっちゃったー」
(前に自由行動の時に言ってたゲームかな……?)
摩美々「前は灯織にコテンパンにやられましたけどー、次やったら摩美々が勝つからねー」
灯織「そ、そもそも私はその格闘ゲームを知らないんですが……」
摩美々「でも、甜花意外だねー。ゲームになると結構饒舌っていうかー」
灯織「え、そうなんですか?!」
摩美々「あー……それは、甜花とマンツーマンでゲームやった人間のみが知れる特権ってコトでー」
灯織「ず、ずるいですよ!」
摩美々「ふふー」
【親愛度が上昇しました!】
【田中摩美々の現在の親愛度…6.0】
- 169 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 23:26:18.18 ID:FyTVo8qK0
- -------------------------------------------------
【灯織の部屋】
(甘奈に謝りに行く摩美々さんを見送って自分の部屋へと戻ってきた……)
灯織「摩美々さん、珍しくかなり反省してたな……」
灯織「まあ、ゲームは楽しいとはいえ……のめりこみすぎちゃ、ダメだよね……」
(甜花さん、大丈夫かな……?)
【自由時間開始】
(また時間はあるかな……)
灯織「さて、どうしようかな」
-------------------------------------------------
1.購買に行ってモノモノマシーンか自動販売機を使う(現在のモノクマメダル…47枚)
2.交流 (人物指定安価)※甜花と霧子を除く
3.休憩
↓1
- 170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 23:27:19.33 ID:Bh+duOc80
- 2雛菜
- 171 :そういえばまたポシェット判定してなかった…更新終わりにでもやります ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 23:33:15.25 ID:FyTVo8qK0
- 2 雛菜選択
【美術室】
灯織「市川さん、こんにちは。昨日はどうもありがとうございました」
雛菜「ん〜?……あ〜、ゲーム楽しかったですね〜!」
灯織「はい、市川さんは普段はゲームなどは?」
雛菜「ん〜、たまに四人で揃った時とかはやってましたかね〜」
雛菜「あとスマホゲームをちょびっとだけやったり〜?」
灯織「なるほど……私もおおむね同じです」
雛菜「そういえば前にゲーム配信、やってたって聞きましたけど〜?」
灯織「ご、ご存じなんですか?!」
雛菜「また聞きですけどね〜……あ、どうせ暇ですし、その時の話でもします〜?」
(市川さんにイルミネでやったゲーム配信についてお話しした……)
-------------------------------------------------
プレゼントを渡しますか?
・現在の所持品
【ミネラルウォーター】
【ルアックコーヒー】
【ローズヒップコーヒー】
【虹色の乾パン】
【色恋沙汰リング】×2
【ツルカメダイヤモンド】
【スカラベのブローチ】×3
【あしたのグローブ】
【おでこのメガネ】×2
【新品のサラシ】
【もちプリのフィギュア】
【残鉄剣】
【狂戦士の鎧】
【昭和ラジオ】
【黄金のスペースシャトル】
【携帯ゲーム機】
【超技林】
【古代ツアーチケット】×2
【もしもFAX】
【キャットドッグプレス】
【隕石の矢】
【アゴドリル】
【みどりの着ぐるみ】
【あかの着ぐるみ】
【EYE GRASS】
【ジャスティスV変身ベルト】
【ダンベル君主論】
1.渡す(プレゼントを一つ選択)
2.渡さない
↓1
- 172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 23:39:08.48 ID:PREk+jY40
- 1 【ツルカメダイヤモンド】
- 173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 23:47:23.10 ID:kB63yQn60
- 渡す 色恋沙汰リング
- 174 :今日のところはこの自由行動で終わります ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/28(水) 23:56:15.71 ID:FyTVo8qK0
- 【ツルカメダイヤモンドを渡した…】
灯織「市川さん、こちらをどうぞ」
雛菜「ん〜?指輪ですか〜?」
灯織「はい、これをつければ長きの幸せが保証される婚約指輪……の模造品なんですが、どうでしょう。市川さんの可愛らしい着こなしに似合うんじゃないかと」
雛菜「ん〜……あ〜!確かに可愛いですね〜!ガラス製の偽物なのはちょっと残念ですけど〜、ありがたくいただいておきま〜す」
(うーん、普通の喜び方だったな……)
-------------------------------------------------
雛菜「あ、そうだ!この前の話、覚えてます〜?」
灯織「この前の話……?というと……」
(そうだ、この前は浅倉さんと小糸の死を受けて、市川さんが変わっていこうとしていること)
(前に進もうとしていることについて、私もお手伝いをしていきたいって申し出をさせていただいたんだ……)
雛菜「まだ、雛菜の中で答えが出せてなくって〜……ごめんなさい」
灯織「い、いえ!市川さんが決して謝る必要は……!」
雛菜「でも、絶対雛菜も前に進むための結論は出すつもりなので〜、もう少しだけ雛菜のわがままで待ってもらってもいいですか〜……?」
灯織「はい、待ちますよ……もちろん。そばで見守らせてもらいます」
雛菜「……」
灯織「……」
雛菜「……あの、今更なんですけど……どうして、そこまで人のために動けるんですか〜?」
灯織「……え?」
雛菜「雛菜以外にも……それこそ小糸ちゃんにだって、自分の時間とかエネルギーを割いてまで話を聞いて、すごく大変で辛い思いをしながらもみんなと関わってるじゃないですか〜」
雛菜「雛菜は、今のところそこまではできてないし……まだ、前に進み切れてない」
灯織「……」
雛菜「人のために動くことが、『しあわせ』なんですか〜?」
1.……少なくとも、私にとってはその一つなんじゃないかとは思っています
2.はい、雛菜さんのために頭を悩ませているこの時間も、そうなんです
3.自由安価
↓1
- 175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/29(木) 00:00:42.71 ID:AAToA1Tj0
- 2
- 176 :この安価とコンマ処理で終わります ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/04/29(木) 00:10:05.84 ID:3z9119yo0
- 2 選択
灯織「市川さんの言う『しあわせ』がなんなのか、私のはそのすべてが分かったわけではありません」
灯織「ただ言葉通りの幸福、であってもそうでなかったとしても……」
灯織「市川さんのために頭を悩ませているこの時間も、私にとって……『しあわせ』だと言えるものなのは間違いないと思います」
雛菜「……!!そっか〜……!」
雛菜「なんだか、プロデューサーにそっくりじゃないですか〜?」
灯織「ぷ、プロデューサー……ですか」
雛菜「プロデューサーも、自分のことは置いておいて雛菜たちのことばっかりしてるのにすごくしあわせ〜な感じしてるじゃないですか〜?」
雛菜「それに似てるな〜って、どう思います〜?」
灯織「……わ、私がプロデューサーの影響を受けている……ことは、そうかもしれません……」
雛菜「あは〜?」
灯織「えっと、その……それは純粋な尊敬の気持ちと言いますか、態度を見習いたいと言いますか……」
雛菜「なんだか顔真っ赤ですけど〜……照れてるんですか〜?」
灯織「こ、これは生理現象といいますか……!」
雛菜「あは〜?別に雛菜からかったりしてませんよ〜?」
雛菜「純粋に、プロデューサーと一緒ですごいな〜って!」
灯織「そう言っていただけると助かります……」
(なんだか市川さんの手玉に取られてしまったような感じだ……)
(でも、前よりも、仲はどんどん縮まってきている気がする……)
【親愛度が上昇しました!】
【市川雛菜の現在の親愛度…7.0】
-------------------------------------------------
【スキル:一番星の魔法を発動できます】
【モノクマメダルを10枚消費することにより、本日の自由行動をもう一度だけ追加することができます】
【現在のモノクマメダル 47枚】
【スキル:一番星の魔法】を使用しますか?
>>177
【併せて昨日分のスキル:ポシェットの中にはの判定も行います】
【コンマ末尾と同じ枚数だけモノクマメダルが獲得できます】
>>178
- 177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/29(木) 00:15:11.73 ID:QPC3E0xb0
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