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【安価】しゅごキャラと共に!【コンマ】
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12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/25(木) 00:30:15.09 ID:0nCgdbllO
まさかのしゅごキャラスレとは…気づくのが数時間早ければ俺も安価出せたか…
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/25(木) 00:47:41.07 ID:9m/0Dqbm0
ぬぬ、キャラ出したかった(こなみ)しゅごキャラ!を過去に見た事があるのですが、簡単な世界観やハンドアウトをお願いします
14 :
最初の安価まで
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/25(木) 00:53:07.97 ID:vEY+UnpH0
〜〜朝〜〜
ジリリリ、ジリリリ、と目覚まし時計が鳴り響く。
それを止めた少女は何か違和感を覚え、布団をめくる。
結「…くっくっく。余は運命の理を捻じ曲げてしまった」
目の前にある物を見て、この物語の主人公、雨霧結は呟いた。
結「ま、まさかヒトからたまごが産まれるとは……」
おそるおそる触る。生あたたかい感触が指に伝わる。
結「いきなり魔法を使えるとは余の魔力はやはり桁違いというわけか」
結「しかし奇妙なたまごだ。何が産まれるというのだ」
15 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/25(木) 00:54:27.47 ID:vEY+UnpH0
〜〜数年前の回想・結の部屋〜〜
結「やっぱり魔法ってすごいな〜」
お気に入りの漫画(魔法使いが活躍する系)を読んで興奮していた。
自作のステッキを片手に読み進める。
私も魔法使いになりたい!
漫画の影響は大きく、少女はいつもそう願っていた。
結「そっか。私の魔力は常に体から出てるんだ。それなら」
どこからか取り出した包帯を右腕にぐるぐると巻き始める。
結「これで大丈夫! あとは……」
16 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/25(木) 00:55:43.01 ID:vEY+UnpH0
そんなこんなで今の雨霧結がいる。
そして昨日。
結「いったい何が足りないのだ。余に足りないもの……」
足りない何かを求めて漫画の一巻を熟読する。
読んでは別漫画の一巻を手に取り熟読。そしてまた繰り返す。
結「……そうか。願いか。形だけ入ることなら誰にでも出来る」
結「願い。信じる心……。私は、いや、余は余を信じるだけだ」
結「余なら魔法を使える。今は使えなくてもいつか必ず」
17 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/25(木) 00:59:21.79 ID:vEY+UnpH0
現在。
結「持ってみたはいいが、これは何なのだ?」
しばらく考え込む。やがて一つの結論を出す。
結「そうか。使い魔か! 使い魔のたまごだな!?」
結「ついに余も魔法使いの一員というわけだ!」
はっはっはー!!
結「む。そろそろ朝の魔力補給をしなければ学園に遅れてしまう」
〜〜朝食タイム〜〜
安価下2
1、両親にたまごを見せる
2、使い魔は内緒にする
18 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/25(木) 00:59:47.73 ID:vEY+UnpH0
これは安価に含まれず。
>>12
,
>>13
ま、まだキャラ出来上がってないから間に合うよ(震え声)。
よければぜひキャラ案を。
簡単な世界観は最初の注意事項で軽く触れてます。
それ以上をお求めでしょうか?
安価下2
引き続き
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/25(木) 01:20:06.09 ID:9m/0Dqbm0
1 了解です!
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/25(木) 01:39:09.85 ID:0nCgdbllO
おお、ありがたい…ではキャラで
【名前】冬森 竜馬
【性別】男
【学年】小6
【役職】K
【概要】全体的に言葉が足りない系の子
器用で要領がいいからまさしく何でもできる絵に描いたような優等生
しかし、自分の考えを表現するのが苦手で真の意味で理解されない
なまじ何でも出来ちゃうから周りが勝手に「あの人は凄い」「声に出さないだけでこう思ってるに違いない」と
期待されて持ち上げられたり、無愛想で感じ悪いのに何でもできる嫌な奴と思われたり、誤解されやすいタイプ
要するにクール&スパイシー(だと周りから勝手に思われていた)あむちゃん的な感じ
本当は色々言いたいし期待に答えられなかったらどうしようとか不安がったり嫌なことは嫌だとハッキリ言いたいけど
黙って黙々こなしたり、平然を装う、一番仲がいい人であっても
・しゅごキャラ
【名前】 カガミ
【なりたい(キャラチェン時の)自分】 喜怒哀楽を全面的に出せる自分
【概要】
親と劇を観に行った時にあらゆる感情を表現する演者を見て
もっと感情的になれれば皆も自分の事を勝手な想像じゃなくちゃんと捉えてくれるかな、と考えてた時に現れた
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/25(木) 02:30:25.41 ID:P9xohUmv0
【名前】永夜 アリア(えいや ありあ)
【性別】女
【学年】小4
【役職】Q
【概要】金髪の少女
混血児で日本人の父は死亡し、諸外国の母は行方不明になっている。
いつも何か追い詰められているかのように全ての事柄に全力で取り組み、その結果優等生であるが
要領が悪く不器用なため努力の量に対し成果がそこまで出ていない。
普段は敬語で話し、どんな状況でも間違いだと思ったのなら声をあげ、正しくないと思ったのなら絶対に妥協しない。
驚いたり怒りに駆られると年齢相応の言葉使いとなる。性格は本来穏やかでのほほんとした性格だが、
そういった感情は間違いだと思い込んで禁欲的でドライな自分になれるよう抑え込んでいる。
・しゅごキャラ
【名前】シゲクニ(父の名前が由来)
【なりたい(キャラチェン時の)自分】父の服に身を包んだ自分
【概要】
父のような正しい人間にならねばならないという日頃から思っている強迫観念染みた想いによって生まれた。
理性的すぎて冷淡に話す。
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/25(木) 08:56:44.17 ID:MB79eEPf0
【名前】武智 沙姫(たけち さき)
【性別】女
【学年】小6
【役職】A
【概要】赤髪ポニーテールの女の子
基本的に困っている人は見過ごせない心優しい性格だが、口より先に手が出る性格と口の悪さが災いして周りからは不良だと思われている
そういった性格になった原因は、武術の道場を営んでいる父親からの「女の子も強くなければならない」という教えが関係しているようだ
本人もそれには同意しているが、実は可愛い物が大好きという女の子らしい一面も持つ
その為本当は女らしく振舞いたいと思いつつも、そうなったら自分は弱くなってしまうのではないかと不安に思っている
・しゅごキャラ
【名前】ヒルダ
【なりたい(キャラチェン時の)自分】強さと女らしさを兼ね備えた自分
【概要】
あるドラマで女優がアクションを演じているの見て、自分も強さと女らしさを兼ね備えた彼女のようになりたいと思い生まれた
女騎士のような見た目をしており、やや堅い喋り方で話す
23 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/25(木) 11:45:15.11 ID:vEY+UnpH0
おぉ、ガーディアンが揃った!
ありがとうございます!
これにて募集は締め切りとします。
まだ未定ですが今後のキャラ募集する際はよろしくお願いします。
>>20
ふゆもり りょうま、で合ってるかな?
違ってたらごめんなさい。そこだけが不安です。
夜再開予定。
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/25(木) 13:48:32.81 ID:5O8l87BaO
>>23
合ってます!
25 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/25(木) 20:26:06.79 ID:vEY+UnpH0
〜〜居間〜〜
結「見るがいい母上よ! 余の魔力で産まれしたまごを!」
雨霧ママ「なに馬鹿なこと言ってんの。早く食べて行きなさい」
結「お母さん、よく見てよ。ほら。お父さんも!」
雨霧パパ「うんうん。綺麗なたまごだね」
結「でしょ! …そ、そうであろう! さすが父上だ」
雨霧パパ「たまごかけご飯が食べたいんだよね?」
雨霧ママ「そういうこと? 卵使っていいから普通に喋りなさい」
結「ち、父上? 母上? よく見るのだ。ほら、私の持っている……」
食べながらも必死になってたまごを見せるが、一向に気付かない両親。
結「……分かったぞ。使い魔は恥ずかしがり屋なのだな。だから姿を余にしか見せぬのだ」
雨霧ママ「遅刻しないうちに早く行きなさーい」
26 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/25(木) 20:28:08.64 ID:vEY+UnpH0
〜〜通学路〜〜
結(思わずカバンの中にしまったけどどうしよう)
結(普通のたまごじゃなさそうだし、わけわかんないよ)
安価下1コンマ
20以下、謎の飛行物体を発見
21以上、何事もなく学園に到着
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/25(木) 20:37:46.41 ID:S8cX5n0w0
こんま
28 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/25(木) 20:55:33.18 ID:vEY+UnpH0
〜〜聖夜学園小〜〜
結「本日より余はランクアップ。二つに別れた運命の扉。どちらを開く権利が与えられるのかアカシックレコードを見に行こう」
訳(今日から私は五年生。月組か星組かどっちだろう。クラス替えの張り紙を見に行こう)
安価下1コンマ
偶数:月組
奇数:星組
これだけじゃ寂しいので
安価下2コンマ
60以下、人混みに紛れて謎の浮遊物体発見
61以上、アカシックレコードに夢中だった
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/25(木) 20:58:55.88 ID:S8cX5n0w0
再びコンマ
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/25(木) 21:00:00.40 ID:o4/BXvVzO
こんこんこんま
31 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/25(木) 21:27:59.43 ID:vEY+UnpH0
結「ムーンだな」
自分の名前を確認し、教室に行こうと振り返る。
結「……ん?」
張り紙に視線を釘付けにされている大勢の生徒の頭上にひとつ、何かが浮かんでいる。
小さい、人、のような、何かが。
結「な、なにあれ……」
その小人がこちらの視線に気付いたのか人混みの中に潜り姿を消した。
安価下2
1、さっさと教室へ向かう
2、小人が潜んだ場所へ向かう
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/25(木) 21:31:35.43 ID:S8cX5n0w0
安価下
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/25(木) 21:37:19.58 ID:o4/BXvVzO
2
34 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/25(木) 23:53:12.16 ID:vEY+UnpH0
結「ちょ、ちょっとどいて」
生徒をかき分け小人が潜り込んだ場所へ向かう。
結「確かこのへんに……」
「誰を探している」
背後から声が聞こえた。
ここまで来たのに邪魔がはいるなんて…。
適当にあしらっていこう。
結「誰って、浮かぶ小人だよ」
「ほう。これはこれは。まだ産まれてないが『キャラ持ち』確定。楽しみに待っていろ」
結「キャラもち?」
やっとの思いで辿り着いた周囲を探しても小人はいなかった。
背後の声もいつの間にか聞こえなくなっていた。
結(……なんだろう。誰かに見られてるような感覚……それも空から)
見上げてもあるのは雲一つない青空だ。
結(探してるのは私なのに。こんな時、探知魔法とか使えたらな)
35 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/25(木) 23:56:16.96 ID:vEY+UnpH0
カバンが少し揺れた気がした。
36 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/25(木) 23:56:49.06 ID:vEY+UnpH0
安価下1コンマ
15以下で……。
それ以外は特になし
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/25(木) 23:57:59.08 ID:BrGyuJ6Oo
あ
38 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/26(金) 00:09:28.63 ID:iDSIju3h0
『誰かをお探しですか?』
『ゆいの魔法なら何だって出来ますよ』
39 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/26(金) 00:51:41.08 ID:iDSIju3h0
結「今の声、だれ?」
結(聞いたことのない声なのに私を知ってた。怖いけど、優しい声)
『いきます』
突如、右腕がいきなり暴れ出す。
結?「サーチバンド!」
結(うわぁ! 勝手に声が出るし腕も動くし何なの!?)
巻いている包帯がしゅるしゅると音をたてて伸びると右腕、右手全体を覆う。
ぐるぐる巻きになった右手の人差し指が太陽を指差す。
そこには二つの影が見えた。
40 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/26(金) 00:52:39.98 ID:iDSIju3h0
結?「光に上手く隠れてましたが、御見通しです!」
結(まぶしっ!)
周りがなんだなんだとざわつき始める。
??「面白い『キャラチェンジ』だ。ますます楽しめそうでワクワクする!」
??「目立ちすぎです。これ以上は偵察の意味を成しません。早急に撤退するべき」
??「了解。顔は覚えた。お茶会で待っているぞ!」
二つの影は素早い動きで去っていった。
結(ついさっき聞こえた背後の声の他にもう一人、別の誰かがいた…?)
『ちょっと休憩しますね』
結(この声もいったい…近くで聞こえるのに姿がない…)
41 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/26(金) 00:54:13.13 ID:iDSIju3h0
〜〜5年月組〜〜
あの後色々あって放課後!
結(お茶会で待ってるって言ってたな)
結「……ガーディアン?」
お茶会と聞いて真っ先に思い浮かぶのは『ロイヤルガーデンのお茶会』。
選ばれた生徒のみが入れる施設『ロイヤルガーデン』、その生徒は特別な権限を持って生徒を導く『ガーディアン』と呼ばれている。
結「あれ、でも次期ガーディアンの選抜って3学期の終わりで決まってるはず」
安価下1コンマ 現在のガーディアン役職欠け判定
01〜60:残り1枠(ジョーカー欠け)
61〜80:残り2枠(これになったら安価下2のコンマ判定。何欠けかは秘密)
81〜00:残り3枠
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/26(金) 00:58:53.07 ID:JD4Oa5sb0
ぴゃ
43 :
以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします
[sage]:2021/03/26(金) 03:45:24.81 ID:xtMOCPWh0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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44 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/26(金) 20:54:14.83 ID:iDSIju3h0
結(K、Q、J、Aは全員決まったって噂があるし……)
結(何よりお茶会に行くためには招待状がないとダメって決まりも……)
結(よく分かんないな)
結(そういえばまだ今年度メンバーの発表はしてないや)
結(いつするんだろう)
45 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/26(金) 20:54:43.95 ID:iDSIju3h0
安価下2 自由行動
1、教室で情報収集
2、学園内で小人探し
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/26(金) 21:08:34.23 ID:i/2vmluj0
2
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/26(金) 21:14:14.58 ID:2QJDo/c/o
2
48 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/26(金) 22:46:23.74 ID:iDSIju3h0
結「メンバー発表なら時期がくれば自ずとやってくる。今は小人優先!」
教室から勢いよく飛び出し、とりあえず校庭へ向かう。
結(そうだ。あの魔法が使えたら探すのが簡単に……)
制服の裾をめくり包帯を眺める。
結(とはいってもどうすれば?)
結「余の魔法なら何だって出来る……」
あの時に聞こえた言葉を復唱する。
結「……当たり前のことだろう。余なら何だって出来るのだ!!」
結「たとえ謎の小人相手でもな!! はーっはっはっは!!」
校庭に高笑いが響く中、
安価下1コンマ
ゾロ目、何かの気配!
それ以外、カバンが大きく揺れた!
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/26(金) 23:01:09.09 ID:u9I8TYLS0
とう
50 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/26(金) 23:35:43.70 ID:iDSIju3h0
結「はーっはっ……は?」
違和感を感じた。
カバンが大きく揺れてバランスを崩したからだ。
結「なんだ?」
中を確認しようとカバンを開ける。
その瞬間、何かが飛び出し覗き込んだ顔にぶつかる。
??「これは失礼しました。怪我はないですか、ゆい」
結「あ、あ、あ、あああ」
??「尻もちついて大丈夫ですか? あ、自己紹介がまだでした」
目の前に現れたそれは探していた小人。
??「私はセラ。ゆいの使い魔改め『しゅごキャラ』です」
51 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/26(金) 23:55:54.74 ID:iDSIju3h0
とんがり帽子に箒を所持しているその姿はまるで魔法使いのようだ。
結「余の、使い魔?」
セラ「しゅごキャラです。ゆい」
結「しゅ、しゅご…?」
セラ「はい。ゆいの探している小人の正体です」
結「は、はは。余の求めていた存在は既に手中にあったのか」
立ち上がるとセラは左肩に座ってくる。
セラ「近くにいたしゅごキャラの気配が離れました。誰かが私たちを覗いていたようです」
結「何故それを先に言わない」
セラ「彼らも気付かれたくなかったようですので」
安価下2
1、次からはちゃんと言うように
2、行った方角を教えてほしい
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/26(金) 23:58:13.98 ID:jCCQbekO0
安価下
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 00:03:11.61 ID:nX5bSNDqo
1
54 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 00:35:38.58 ID:3o09iz3h0
結「次からはちゃんと言うように」
セラ「はい」
結「セラ、と言ったな。お前はなんなのだ?」
セラ「私はしゅごキャラ。ゆいの『なりたい自分』への可能性。それが私」
結「なりたい、自分…?」
セラ「ゆいはゆいを信じた。その気持ちから私が産まれました。どうかそれを忘れずに」
結「た、確かに願ったが……待て。ならセラ以外のしゅごキャラは?」
セラ「もちろん他の誰かのです。遠からず彼らから接触しにくるでしょう」
結「偵察と言っていたしな。くくく。向こうから出向いてくれるなら待ち構えるのみ」
結「帰るぞ、セラ! お前にはまだまだ聞きたいことがあるのだ!」
セラ「ゆいのためなら」
55 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 01:00:42.02 ID:3o09iz3h0
〜〜雨霧家・結の部屋〜〜
セラ「それで何を聞きたいのですか?」
結「か、帰り道でセラに気付かない人だらけだったけど、あれは?」
セラ「キャラ持ちじゃないとしゅごキャラは認識できないんです。それが原因でしょう」
結「キャラもち……って?」
セラ「言葉通りです。しゅごキャラを産んだ人、とでも言いましょうか」
結「なんとなく分かった。セラがいるから私は他のしゅごキャラも見える、だよね?」
セラ「はい」
結「じゃあ朝のアレは?」
セラ「『キャラチェンジ』のことですか? 簡単に言うなら、ゆいがなりたい自分になれることです」
56 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 01:01:51.78 ID:3o09iz3h0
結「なりたい自分になれる!!?」
セラ「い、一番いい反応しましたね…。耳がキーンとしました…」
セラ「ゆいの魔力を一番吸っている右腕の包帯は魔法を具現化させるのに丁度いい媒体なんです」
結「え〜と、つまり?」
セラ「包帯が魔法道具ということです」
結「ふむふむ。巻いてきたこの数年間は無駄じゃなかったってことだ!」
結「あとは、そのキャラチェンジとやらはどうすれば出来る?」
セラ「結がしたい時、力を貸しますよ」
結「それを聞いて安心した」
セラ「ただ、ゆいと離れていると出来ないので、そこは注意してください」
安価下2まで
1、他に聞きたいことがあれば、その内容を
2、今は大丈夫。翌日へ
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 01:06:50.19 ID:3FK5cXzk0
1 セラはご飯を食べたりゲームをしたいか聞く
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 10:50:48.28 ID:rR8uoE1p0
1自由自在に魔法を使えるようになる?
59 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 16:04:32.87 ID:3o09iz3h0
結「セラはご飯を食べたりゲームしたりするの?」
セラ「ご飯ですか? 嗜好品として嗜む程度には。必要かと言われたら否と答えます」
セラ「いざとなれば、ゆいの魔力がありますから」
結「使い魔に力を分け与えるのは主人の務めだからな」
セラ「冗談のつもりだったのですが…。まあいいです」
セラ「ゲームはボードゲームの類ならしゅごキャラでも出来ると思います」
セラ「私自身はやらないですが、ゆいが相手したい時ならいつでも」
結「ふむ。確かオセロがどこかにあったな。暇な時はそれで遊んでみるのも一興か」
60 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 16:05:09.47 ID:3o09iz3h0
結「あと、自由自在に魔法を使えるようになる?」
セラ「自由自在……ゆいが望めば、と言いたいですが」
結「だ、ダメなのか?」
セラ「媒体が包帯なので攻撃魔法というより治癒魔法。サポートに関してならゆいの望むままです」
結「炎とか風とか雷とかは出せないのか!?」
セラ「風なら起こせそうですかね?」
結「そうか…。風魔法が使えるだけでもよしとしよう」
セラ「ちなみにサーチバンドは私が感じた気配を指差しただけです」
61 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 16:06:04.53 ID:3o09iz3h0
安価下2
1、まだ時間はある。魔法の特訓
2、いろいろあって疲れた。翌日へ
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 16:15:47.11 ID:ioN6grWCO
1
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 16:20:02.05 ID:d2GoaNTw0
1
64 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 16:52:06.62 ID:3o09iz3h0
結「よし、今から魔法の特訓に行くぞ!」
セラ「どこまで行くんですか?」
結「う〜ん。近くの公園?」
〜公園 裏地〜
結「なかなかいい場所だろう。ここは人通りも少なく魔法の特訓にはもってこいだろう」
セラ「人目につかないという意味ではそうですが、ゆいが危険な目に遭っても助けはきませんよ」
結「なんでそんな怖いこと言う…」
セラ「ご、ごめんなさい。大丈夫です、私がいます」
65 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 16:58:32.96 ID:3o09iz3h0
結「気を取り直して…行くぞ、セラ」
セラ「はい」
『キャラチェンジ』!!
結「……あの時みたいに身体が勝手に動かない?」
セラ「今はゆいの制御下にありますから。魔力管理は私がするので好きに魔法を使ってください」
結「分かった。まずは風魔法から!」
安価下1コンマ 残魔力100 熟練度0
魔力消費:コンマ
威力:コンマ/2
(使用した魔力は翌日になると全回復する)
(累計で魔力消費が100毎に熟練度が上がり、何か良いことが起こるかも)
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 16:59:09.62 ID:o/MNzic30
おりゃ
67 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 17:18:35.26 ID:3o09iz3h0
威力:31
残魔力100→38
結「風よ、余の声を聞け」
セラ「詠唱とかしなくて大丈夫ですよ」
結「……。気分を下げることを言うな。まったく」
結「ウィンドカッター!」
包帯で肌の見えない右腕を思い切り前へ突き出す。
風の刃が次々と現れ、木々に命中し幹に切れ目がつく。
結「おぉ…! これはなかなか。…でも木がかわいそうになってきた」
セラ「ゆい、そういう時こそ治癒魔法です」
結「そっか!」
68 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 17:22:12.56 ID:3o09iz3h0
安価下1コンマ 残魔力38 熟練度0
魔力消費:コンマ(39以上は38消費)
回復量:コンマ
セラ「初回サービスです。次からはしませんよ」
結「もし超えたらどうなるの?」
セラ「その日はもう魔法は使えません。強制解除です。まずは魔法に慣れましょう」
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 18:01:12.33 ID:o/MNzic30
せいや
70 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 18:57:27.74 ID:3o09iz3h0
回復量:33
残魔力:38→5
ゾロ目ボーナス!
残魔力:5→25
みるみると切れ目は完全に塞がっていく。
セラ「調整が上手いですね。今日はこのくらいにしておきましょう」
結「余はまだやれるぞ。何故か魔力が回復した気がするのだ」
セラ「少量だけでしょう。無理をして身体を壊したら元も子もありません」
結「むむむ」
安価下1
1、いいや限界までやる。風魔法だ!(コンマ判定)
2、おとなしく引き下がる。翌日へ
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 19:06:24.14 ID:d2GoaNTw0
2 いのちだいじに
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 19:06:23.98 ID:d2GoaNTw0
2 いのちだいじに
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 19:07:02.71 ID:d2GoaNTw0
なんか連投になってしまった、すまん…
74 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 19:49:25.06 ID:3o09iz3h0
結「分かった。引き際を間違えないのも大事だからな」
累計魔力消費:95
熟練度:0
〜〜雨霧家・結の部屋〜〜
セラ「魔法を使えば使うほど成長する。きっとそれはゆいの助けになる」
セラ「でも忘れないで。しゅごキャラは持ち主に信じてもらわないと消えてしまいます」
結「ならセラは消えることはない。余は魔法を、セラを信じている」
セラ「ありがとう、ゆい。…もう寝る時間です。おやすみなさい」
結「おやすみ、セラ」
75 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 19:57:31.33 ID:3o09iz3h0
〜翌日〜
残魔力:25→120
(ゾロ目ボーナス分を繰り越し)
結「新たな朝だ!」
セラ「朝から元気ですね…」
結「たまごに戻るな! 余の使い魔のくせに情けないぞ」
セラ「魔だから朝に弱いってことにしてくれませんか? 駄目ですよねぇ」
〜支度中〜
結「行ってきま〜す」
76 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 20:00:56.29 ID:3o09iz3h0
結「しかし母上も父上もセラが目の前を横切っても無反応とは…」
セラ「これでキャラ持ち以外には見えないって分かったでしょう」
結「そうだが…。落ち着かないからカバンの中に入ってくれ」
セラ「それじゃ遠慮なく。学園にいる時は静かに寝てますね」
結「……結果的に昼過ぎまで寝ていないか?」
〜〜5年月組〜〜
結(ん? 教室にいるのってまさか)
安価下1コンマ
偶数:青のケープを着ている
奇数:赤のケープを着ている
安価下2コンマ
偶数:K or A
奇数:Q or J
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 20:07:08.08 ID:nX5bSNDqo
ほい
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 20:16:38.76 ID:QDECw5qDO
誰だろ
79 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 21:18:27.75 ID:3o09iz3h0
教壇の前に立っているのは先生ではなく生徒。
しかしその姿は集会でよく見かけ、事あるごとに噂になる人物。
結(ガーディアンのKチェア、冬森先輩が何で5年の教室に?)
教室内は有名人が突然やってきたかの如く色めき立っている。
竜馬「……あ」
結「え?」
お互いの視線が合うと彼はゆっくりと確実に歩み寄る。
竜馬「雨霧さん?」
結「そうですが。……!!(お茶会などいろいろ思い出した)」
安価下2
1、カバンを叩いてセラを起こす
2、右腕を構えて臨戦態勢
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 21:22:20.59 ID:d2GoaNTw0
踏み
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 21:24:57.92 ID:MYptFoRf0
1 踏みさんきゅー
82 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 21:40:19.17 ID:3o09iz3h0
結(セラ! セラ! 起きろ!)
カバンを思い切り叩きセラを無理矢理目覚めさせる。
セラ「んぅ〜。なんですか?」
竜馬「あ」
セラ「あら。初めまして。寝起きで申し訳ありません」
結「そんなのいいから早く!」
セラ「何をです?」
右腕を突きつけて促すと、ようやく理解する。
83 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 21:41:36.29 ID:3o09iz3h0
セラ「ゆい、いきますよ」
『キャラチェンジ』!!
竜馬「あの、えっと」
結「余のテリトリーにのこのこ入ってくるとは」
竜馬「これ、渡しに……」
結「問答無用!」
安価下1コンマ 残魔力120 熟練度0
魔力消費:コンマ
威力:コンマ/2
安価下2コンマ
下1コンマより大きく。
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 21:42:20.72 ID:AQ7pVg5R0
ほい
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 21:44:28.09 ID:Z1ItanwC0
あ
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 22:20:24.11 ID:LUwsoBeI0
安価下
87 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 22:25:58.48 ID:3o09iz3h0
威力:36
残魔力:120→48
熟練度:0→1
結「くらえ〜っ!」
竜馬「話を……」
無数の風の刃を飛び散らせていく。
狭い教室の中ではそれが跳ね返り、まるで小さな台風が暴れる光景となる。
??「とんだじゃじゃ馬だなぁ。ま、人のこと言えねぇわ」
が、それもすぐに収まった。
竜馬「任せたって言ってくれたのに…」
??「来なかったら大事なモンが八つ裂きにされてたぞ」
結「ウィンドカッターを全部捌かれた…!? 誰だ!」
88 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 22:28:35.07 ID:3o09iz3h0
??「一足お先に自己紹介してやるよ」
??「武智沙姫。ガーディアンの新Aチェアだ」
結「Aチェア…?」
結(去年のメンバーにAはいなかった)
沙姫「オレらのボスからのお届けモンだ。受け取りな」
投げ渡された一通の封筒。
一部始終を見ていた生徒が騒ぎ出す。
「「「ロイヤルガーデンのお茶会の招待状!」」」
沙姫「今日の放課後、待ってるぜ」
竜馬「えっと、失礼しました」
結「……く。まんまと向こうの思うままにされてしまった」
89 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 22:33:04.13 ID:3o09iz3h0
〜なんやかんやで放課後〜
結(なんだかあっちこっちから見られてるような)
セラ「しょうがないですよ。あんなことがあってみなさんの興味はゆいの行動なんですから」
結(うぅ…わざわざ敵陣ど真ん中に行くハメになるとは…)
セラ「敵と決まったわけでもないですよ」
安価下2
1、敵前逃亡は許されない。ロイヤルガーデンへ
2、敵陣に行くのなら準備してから向かう
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 22:39:15.09 ID:nX5bSNDqo
あさ1
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 22:46:53.10 ID:FGGi2tse0
↑
92 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/27(土) 23:26:51.50 ID:3o09iz3h0
結「ええい、ままよ!」
セラ「応援します!」
クラスメイトの視線を背中に浴びながら校舎を進んで行く。
〜〜ロイヤルガーデン前〜〜
結「ここか。ガーディアンの巣窟とやらは」
セラ「立派な建物ですね。歴史を感じます」
結「余をここに招待したこと、後悔するがよい」
安価下1コンマ
偶数:背後から気配が!
奇数:気のせいだった。
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/27(土) 23:29:05.08 ID:SdUFRmOr0
ど
94 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/28(日) 00:12:17.70 ID:mzNX+cwk0
??「誰ですか?」
結(最近よく後ろを取られる)
結「…この声、聞き覚えが…」
振り返るとそこに居たのは、
結「Qチェア、永夜アリア…さん」
アリア「そこのしゅごキャラがカガミの言ってた…。なら、貴女が雨霧結さん?」
結「そ、その通り! 何故だか知らんが招待状を持っているから先に進んで構わないな!?」
セラ(緊張して彼女に私が見えてると気付いてないですね…)
アリア「どうぞ。みんな待ってる」
95 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/28(日) 00:29:09.02 ID:mzNX+cwk0
〜〜ロイヤルガーデン〜〜
セラ「中も素敵ですね! 広くて最高です!」
結「余の部屋が狭いと言いたいのか?」
セラ「そんなつもりは…」
睨みつけていると奥の方から声が聞こえる。
??「アリア。早くこちらへ」
アリア「は、はい。シゲクニ。貴女たちも奥へどうぞ」
結「誘われるがまま進む余ではないぞ」
セラ「まあまあ。招待された身ですから悪いようにはならないですって」
96 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/28(日) 00:43:15.01 ID:mzNX+cwk0
奥の方へ行くと教室にやってきた二人が座って待っている。
テーブルには三人のしゅごキャラがいる。
アリア「……また二階堂が来てない」
沙姫「Jなら家庭科室に行くって言ってたぞ」
竜馬「何か作ってるのかな。お茶ならガーデンで出来るのに」
結「結局どういう状況? なんでしゅごキャラがこんなに?」
セラ「しゅごキャラがたくさんいます! ちゃんと自己紹介しないと…」
沙姫「新顔もこっちきて座れよ」
結「新顔って私、だよね。……新顔?」
竜馬「えっと改めまして、ようこそ。ガーディアンへ」
結「…………はい?」
97 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/28(日) 00:44:37.86 ID:mzNX+cwk0
結(えーっと、ガーディアンは生徒の代表、いわゆる選ばれた生徒……)
結(Kチェアの冬森先輩とQチェアの永夜さんは生徒どころか学園を代表する優等生だし)
結(Jチェアの二階堂さんは物作りに関して優秀……)
結(でも新Aチェアのこの人は良い噂より……)
沙姫「何見てんだ?」
結「い、いえ何も…」
結(むしろ悪い噂の方が多い気が……)
安価下2まで
1、とりあえず聞きたいことを聞く(内容指定)
2、とりあえずしゅごキャラの方に行く
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/28(日) 00:49:32.56 ID:UORz1mot0
1 何故招待したのか、ガーディアンは日頃どういう活動をしているのか
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/28(日) 01:00:05.67 ID:xxqc1x710
2
100 :
◆haMD15Jdq6
[sage saga]:2021/03/28(日) 10:52:00.06 ID:mzNX+cwk0
記念すべき100だけど
急用のためお休み。
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/28(日) 19:25:03.64 ID:o9ShQmLy0
了解です
102 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/29(月) 19:54:40.18 ID:649M3xar0
結「で、ではまず、新学期早々招待された理由を聞こうか」
結「今年からAが加わりガーディアンに欠員はいないようだが」
ガーディアンはK、Q、J、Aの四人からなっている。
年度によっては揃わない時もあることを知っている。
アリア「確かに四人揃った。でも、キャラ持ちが現れた。無視は出来ないの」
結「と言うと?」
竜馬「……ここはそういう場所」
沙姫「あー、つまりここにいる全員、キャラ持ちだ。お前と同じだよ」
アリア「ガーディアンは代々キャラ持ちが受け継いでいく。だから招待した」
安価下2
1、つまり余が次代のQかAに!?
2、空席がないのに?
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/29(月) 20:00:33.34 ID:72lVQ6dt0
踏みぃ
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/03/29(月) 20:00:56.71 ID:52hQafXeO
2
105 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/29(月) 22:27:30.30 ID:649M3xar0
結「空席がないのに?」
アリア「それについては二階堂が説明する予定だったのだけど……」
沙姫「速攻で連れ戻してくる」
??「共に参ります」
『キャラチェンジ』!
結「行動が素早いな…。もう見えんぞ。まるで疾風…」
アリア「わりと仲間想い。悪いけど待っててくれる?」
結「は、はぁ」
話している最中、黙々と書類の山に判子をおしている冬森先輩。
残っているそれを手伝い始めた永夜さん。
106 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/29(月) 22:28:54.48 ID:649M3xar0
結「それは何してるんだ?」
アリア「学園のお仕事。ガーディアンには特例が許されてる。その見返りに学園の奉仕をしているの」
結「特例…。あぁ、遅刻や早退しても許されて、宿題してなくても怒られないっていう学生にとって夢のような権利」
結「その裏がこの仕事量か…」
アリア「現実なんてこういうものよ。…特例に甘えたことなんてないけど」
アリア「お世話になってる学園への奉仕活動は当然だもの」
結「さ、さすがQチェア。ありとあらゆるボランティア活動を網羅しているだけのことはある」
仕事の邪魔をしてはいけないと思い、セラの方を見るとしゅごキャラ同士で談笑している様子。
107 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/29(月) 22:30:06.39 ID:649M3xar0
結「セラ、そっちは今どんな感じだ?」
セラ「楽しく話させてもらってます。ゆいにも紹介します」
セラ「こちらはりょうまさんのしゅごキャラ、カガミさん」
カガミ「面と向かっては初めてか。カガミだ。宜しく頼む。竜馬は口下手な一面があるが仲良くしてくれると嬉しい」
セラ「アリアさんのしゅごキャラ、シゲクニさん」
シゲクニ「初めまして。アリアと良き友人関係を築いてくれたまえ」
セラ「さきさんのしゅごキャラ、ヒルダさんは先程出ていきましたね」
結「……Qのしゅごキャラって男?」
シゲクニ「持ち主としゅごキャラの性別が違うこともある。変なことではない」
結「そ、そうなんだ」
108 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/29(月) 22:31:29.10 ID:649M3xar0
沙姫「戻ったぜー!」
ヒルダ「沙姫、『戻りました』と言いなさい」
??「あともう少しで新しいエプロンが作れたのに……」
??「残りは家でやろう、ゆーり」
結「Jチェアの二階堂さんと、しゅごキャラだ…!」
悠里「……あ、忘れてた! 今日五人目が来るんだった」
沙姫「忘れてんじゃねぇ!」
悠里「説明もしないで引っ張ってくるから怖かったんだよぉ」
109 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/29(月) 22:32:56.63 ID:649M3xar0
勢揃いしたところで席に座る一同。
??「ゆーりのしゅごキャラのアキラです。よろしくね〜」
悠里「えーと、どこまで話したのかな」
アリア「ガーディアンが揃ったのに何で五人目が招待されたのって話」
悠里「はいはい。なるほど」
悠里「キャラ持ちしかガーディアンにならないから五人目なんて滅多にいないんだ」
悠里「でもね、もし現れたら『ジョーカー』っていう役職につくって決まりがある」
悠里「ジョーカーになった人が少なすぎるから忘れ去られたんだろうね」
結「ジョーカー…?」
悠里「うん。僕は両親からジョーカーのことを聞いてたから知ってただけだよ」
110 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/29(月) 22:34:49.18 ID:649M3xar0
〜〜説明中〜〜
結「…つまりジョーカーになれるのはごくわずか。しかもジョーカーはジョーカーだけの仕事をすればいい。と?」
シゲクニ「調べた結果、確かにそう記述されている」
悠里「しかも今だとその仕事は月に一度あるかないか」
沙姫「は? なんでそんな少ねぇんだ?」
悠里「昔は人工的に×たまにしてた組織がいたらしいけど、今はいないからね」
アキラ「それもこれも昔のジョーカーのおかげっぽいんだってさ」
結「ば、×たまって…?」
セラ「それは私から説明しますね」
111 :
◆haMD15Jdq6
[saga]:2021/03/29(月) 22:35:59.67 ID:649M3xar0
セラ「私たちしゅごキャラはみんなの心にあるたまごから産まれます」
セラ「こころのたまご、しゅごたまです」
セラ「でももし、心にトラブルを抱えているとたまごに影響が出ます」
セラ「しゅごたまは×たまになり、×キャラを産んでしまうのです」
セラ「×キャラが暴走すれば持ち主に悪影響を与えてしまいます」
悠里「その前にジョーカーは×たま及び×キャラの捕獲、封印、最悪の場合は破壊をお願いしています」
アキラ「昔のジョーカーは浄化して元のしゅごたまに戻していったよ!」
結「ふむ。なかなか面白い話だ」
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