魅音「ねぇねぇ圭ちゃん」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 19:51:11.26 ID:J5hLwdx0o

ss速報は乗っ取りがあまり推奨されてないからちゃんと自分で書き続けるのだぞ
130 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/15(木) 22:58:37.51 ID:+r+IAPFFo
圭一「カレーが食べたい」

魅音「カレー?」

知恵「明日調理実習することにします」

魅音「って言葉だけで知恵先生がやる気になっちゃったから怖いよ」

圭一「あぁ、その名も闇カレーだ」

レナ「闇カレー?」

魅音「闇カレー…ってまさか!?」

圭一「あぁ、そのまさかだ!」

沙都子「…先が見えてきませんわ?」

梨花「みぃ。暗黒のカレーさんなのですよ〜」
131 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/15(木) 22:59:59.97 ID:+r+IAPFFo
圭一「一人2つづつ具材を用意する」

圭一「この時、食べ物なら切って持ってくること」

沙都子「食べ物なら…ってどういうことですの?」

魅音「くっくっく、それが『闇』の部分ってことだねぇ?」

梨花「つまり、輪ゴムさんがダークなマターなのですよ〜」

レナ「れ、レナは食べ物で遊ぶのはどうかなって思うな…」

圭一「はっはっは!固いこと言うなって!」

知恵「前原圭一くん」

圭一「食べ物だけ入れよう」

梨花「ダメなものはダメ。教育者の鑑なのですよー」

沙都子「カレーだから目も据わってるだけな気もしますわよ…」
132 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/15(木) 23:00:59.35 ID:+r+IAPFFo
沙都子「あ!そう言えば豚肉!余っちゃってましたわよね?」

梨花「みぃ。バラとコマが地味に余って困ってたのですよ〜」

レナ「う〜ん。レナのお家にはね、ブロッコリーが余ってたかな…」

レナ「後、じゃがいもがね?そろそろ食べきらないと芽が出ちゃってね?」

魅音「食べ物かー。畑でとれた玉ねぎとか人参とか余ってるんだよねー」

圭一「おいおい。まるで普通のカレーじゃねぇかよ!」

圭一「イナゴとか、田舎ならではの下手物で攻めたりよぉ!?」

知恵「前原圭一くん」

圭一「あ、僕はハチミツとリンゴとチョコレート持って来ますね」

梨花「隠し味は大切なのですよ〜」

沙都子「と言うか、圧に屈して3つ持ってくることになってますわね…」
133 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/15(木) 23:02:09.74 ID:+r+IAPFFo
圭一「逆にカレーにしなければ闇カレーなんじゃないか?」

圭一「味噌を入れよう。豚汁にしよう」

魅音「良い感じに圭ちゃん壊れてきたねぇ」

梨花「シチューの元を入れちゃいましょうなのです」

沙都子「それはシチューですわ」

圭一「それもありだな」

知恵「前原圭一くん」

圭一「やっぱ時代はカレーよ。カレー粉全盛よ」

レナ「一番の闇は知恵先生な気がするよぉー…」

―――
――
134 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/15(木) 23:03:50.73 ID:+r+IAPFFo
圭一「普通に美味いカレーになってしまった…闇カレー…」

魅音「ま、普通の料理が一番ってことだね〜」

レナ「ふふ、そうかもしれないね」

知恵「カレー美味しい♪」

魅音「圭ちゃんは調理では戦力外だったもんねー?」

圭一「魅音って料理上手いから良いお嫁さんになるよな」

魅音「えぇ!なな、なんなのさいきなり!?」

梨花「無理やり圭魅をぶっこんできやがったのです〜」

沙都子「圭魅?」

知恵「カレー美味しい♪」

レナ「はぅ〜うろたえる魅ぃちゃんかぁいいねぇ!」

レナ「レナがおよよ、お嫁さんになるぅ!!!お婿さんでもいいよぉ!」

魅音「れ、レナ!?ちょ、お持ち帰りしないで!?」

梨花「レナ魅も中々に乙なのですよ〜」

沙都子「つ、ついていけませんわ…」

知恵「カレー美味しい♪」
135 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/15(木) 23:11:53.36 ID:+r+IAPFFo
今回はここまで。
知恵先生やっぱ書きやすいね。当たり前だけど、部活メンバー増えると会話増えまくるね。メインは圭魅だから許してね。
136 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/15(木) 23:24:01.26 ID:+r+IAPFFo
>>129
もちろんです。このスレに感化されてうっかり誰かスレ立てたりしないかなって意味でした。紛らわしくて申し訳ない…。
見てくださってありがとうね。
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/16(金) 20:47:38.45 ID:XWScFdh3o

書きやすいっていうかほぼ同じことしか言ってなくて草
138 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/18(日) 00:03:37.79 ID:ztRDd8XFo
魅音「はぁ…」

圭一「おいおい、どうしたんだよ魅音?ため息なんかついて」

魅音「ひやっ!?な、何でもないよ!?」

魅音「あは、あはははは!…はぁ」

圭一「な、何だ?」

レナ「…圭一くん、ちょっと」

圭一「?」

―――
――

139 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/18(日) 00:05:02.74 ID:ztRDd8XFo
レナ「言った方が良いと思うから、言うんだけど…実はね?」

レナ「魅ぃちゃん、ラブレター貰ったみたいなの」

圭一「はぁっ!?らら、ラブレタぁ!?」

レナ「うん。今でこそおんなじ高校だけど、去年は魅ぃちゃん一人だったじゃない?」

圭一「あ、あぁ…死ぬほど家庭教師した甲斐があったってもんだぜ」

レナ「ふふっ。圭一のお陰で、現役合格できたんだもんね」

レナ「…それでね?去年のうちに、魅ぃちゃんは魅ぃちゃんのコミュニティを作ったから」

レナ「魅ぃちゃんの魅力に気づいた男の子がいても、不思議じゃない」

レナ「って、ことなんだよ。はぅ」

圭一「なるほどなぁ…。部活創設したりなんだりで、かなり目立つからな…」
140 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/18(日) 00:05:48.86 ID:ztRDd8XFo
圭一「魅音に彼氏なぁ…」

レナ「…圭一くんは、どう思う?」

圭一「お、俺!?……うーん」

圭一「質問を質問で返すが、レナはどう思うんだ?」

レナ「レナは…うん。魅ぃちゃんが幸せなら、応援したいかな。かな」

レナ「でも、レナは魅ぃちゃんの悩みが何となくわかるから、…複雑かな」

圭一「なるほど…」

圭一「…俺たちがどうこうする問題でもないのかもしれないな」

圭一「魅音が決めて、その決断を応援してやるのが仲間なのかもな」

レナ「圭一くんは、…それで良いのかな?かな?」

圭一「いやだから、仲間としては…」

レナ「それは、『仲間』としては、でしょ?」
141 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/18(日) 00:06:56.01 ID:ztRDd8XFo
レナ「圭一くん本人の思いとしては、どうなのかな?」

圭一「俺の思い…」

レナ「魅ぃちゃん、圭一くんのことで悩んでるんじゃないかな?」

圭一「お、俺ぇ!?」

レナ「そう。高校でも同じ部活に入ってくれて、…と言うか、同じ高校に来てくれて、意識しないわけないよ」

レナ「圭一くん、もっと良い高校に行けたって、皆わかってるんだよ?」

圭一「うぐ…」

レナ「レナは、圭一くんの気持ちも…わかってるつもり」

圭一「…俺、魅音と話してくるよ!ありがとうな!レナ!」タッ

レナ「うん。その方が良いと思うな!いってらしゃい!」

レナ「…」

レナ「…レナ、ちょっと魅ぃちゃんに嫉妬しちゃうなぁ」ボソッ
142 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/18(日) 00:09:20.61 ID:ztRDd8XFo
―――
――


圭一「みみみ、魅音!」

魅音「ふえっ?どしたのさ圭ちゃん」

圭一「ら、ラブレター貰ったんだって?」

魅音「どど、どこで聞いたの!?」

圭一「そんなことはどうでも良い!ただ!」

圭一「魅音が誰かの彼女になるって想像したとき!」

魅音「ちょ、ちょっとまってよ圭ちゃん!」

圭一「待たない!漢前原圭一!腹を括った!」

魅音「えぇ!?」

圭一「魅音の隣が、俺じゃなかったら!我慢ならないことに気付いた!」

魅音「えええぇ!!?」

圭一「魅音の隣にいるのは、俺だぁあああああ!!!!!うおおおぉおぉぉ!!!」

魅音「け、圭ちゃん!声大きすぎるよ///」

魅音「と、とりあえず、落ち着いて話を聞いてぇ!///」

圭一「…………はい?………え?」
143 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/18(日) 00:10:37.33 ID:ztRDd8XFo
魅音「い、いや〜。ラブレター貰うには貰ったんだけどさ」

魅音「友達の女の子からでさ」

魅音「ど、どうしたもんかな〜って悩んでたんだよね…あはは…」

レナ「…」

圭一「…」

レナ「…」

圭一「…」

魅音「あ、あはは…」

圭一「…レナ」

レナ「…はぅ〜☆うっかりさん。てへ☆」

圭一「恥ずかし損じゃねぇかああああああぁぁぁ!!!」

レナ「学校中に響いてたよ☆はぅ〜☆」

圭一「響いてたよ☆…じゃねぇぇぇええ!!!!」

魅音「が、学校中…///」
144 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/18(日) 00:12:38.06 ID:ztRDd8XFo
今回はここまで。付き合いだすまで、後1レス。
澪尽くしでは、一浪も示唆されてたけ気もするけど、業では現役合格っぽいよね。圭一分裂しないかな。
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/18(日) 14:33:15.00 ID:gkZaJZNRo

謀ったなレナァ!?
146 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/27(火) 22:04:33.31 ID:j+p2YbJ0o
魅音「ねぇねぇ圭ちゃん」

圭一「ん」

魅音「ほっぺた触らせて?」

圭一「ん?」

魅音「うわー。思ったより硬い」

圭一「ん」

魅音「もちもち…とはいかないねぇ」

圭一「ひひはへんはなへ」

魅音「あ、ごめんごめん」
147 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/27(火) 22:05:22.43 ID:j+p2YbJ0o
魅音「ねぇねぇ圭ちゃん」

圭一「ん」

魅音「掃除機かけるからどいてー」

圭一「ん〜」

魅音「本当に邪魔だからどいて」

圭一「ん〜?」

魅音「ん〜?本当にゴミになりたいのかな〜?」

圭一「すみませんでした」

魅音「わかればよろしい」
148 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/27(火) 22:06:12.22 ID:j+p2YbJ0o
魅音「ねぇねぇ圭ちゃん」

圭一「ん」

魅音「ネギ買うの忘れちゃった。買ってきて」

圭一「ん」

魅音「あぁ、違う違う。こっちのお財布ね。余計なもん買ってこないでよねー」

圭一「へーい」

魅音「あ、洗剤も無かったんだった」

圭一「んー?じゃそれも買ってくるよ」

魅音「ありがとね〜」
149 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/27(火) 22:06:42.07 ID:j+p2YbJ0o
魅音「ねぇねぇ圭ちゃん」

圭一「ん?」

魅音「圭ちゃんって、…幸せ?」

魅音「いやね?たまーに思うんだけどさ」

魅音「アタシを選んで、幸せなのかなーって」

魅音「なんでアタシ選んでくれたのかなって」

圭一「…さぁ?」

魅音「むっ!さぁって何さー!」

圭一「はは、ごめんごめん」

圭一「じゃあ逆に、魅音はなんで俺選んでくれたんだよ」

魅音「…さぁ?」

圭一「…ぷっ。ははは!確か告白してきたの魅音からだったじゃねぇか!」

魅音「はぁー!?圭ちゃんがどうしてもって泣きついてきたからでしょー!?」
150 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/27(火) 22:10:07.25 ID:j+p2YbJ0o
―――
――


圭一「はっ!?夢か!?」

魅音「はっ!?夢ぇ!?」

圭一「お、おう魅音。お前も飛び起きてどうしたよ?」

魅音「け、圭ちゃん。い、いやー。夢を見ててねぇ」

魅音(圭ちゃんと同棲してる夢…やけにリアルな…)

圭一「夢かぁ。最近俺も夢見るんだよなぁ」

圭一「やけにリアルな…夢…」

圭一「魅音が、出てきてるような…」

魅音「あ、アタシも!…圭ちゃんの夢を見るよ」

圭一「へ、へぇ…」

魅音「…」

魅音「ねぇねぇ圭ちゃん」

魅音「…すk 圭一「待った!」」

圭一「夢の中の俺は、魅音からだって言ってたんだけどよ…」

魅音「…うん」

圭一「だああ!!夢のことはどうでもよくて!!」

圭一「お、俺は――――――


終わり
151 : ◆GwyTDuorp. [sage]:2021/04/27(火) 22:11:13.48 ID:j+p2YbJ0o
すごい無理やりですが、リアル多忙もあり、SS速報もちょっと心配なのもあり、ここで完とします。山も落ちも無い似たようなあれ多くても見てくれてありがとうございました。
夢落ち多いのはループのせい。おのれ羽入。
これを見た誰かが新たな圭魅書いてくれると信じています。
ありがとうございました。
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/28(水) 22:22:12.73 ID:VmJhiB1so
掲示板のトラブルに負けずよく書ききった
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/04/30(金) 08:20:13.70 ID:+MG+WSUD0
乙!
面白かった
また時間があったら書いてくれ
69.59 KB Speed:0.1   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)