【モバマス安価】P「暇つぶしに嘘でもつくか」

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81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 23:24:26.11 ID:WH7zE0q4O
おじさんみたいな喋り方になる
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 23:24:44.35 ID:HqjIjI0bo
口調が戻る
83 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/19(金) 23:29:14.48 ID:F9xk8/3r0
巴「....」

巴「....さっきよりはマシじゃのう」

拓海「口調が戻った!?」

P「いや、これは広島弁じゃない....」

P「おじさんみたいな喋り方だ!」

拓海「....なんか違いあるのか?」

P「若干イントネーションが違うかもしれない」

拓海「よし、別にこのままでいいな」

巴「そうじゃな」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 23:29:52.55 ID:up6Z0VuDO
ダメだ。お前ら直す気ないだろう
85 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/19(金) 23:31:29.85 ID:F9xk8/3r0
P「で、ゴーヤはどうよ」

巴「言った通りじゃ」

巴「あの甘すぎるシロップよりはマシ、というだけで」

巴「美味いわけじゃない」

拓海「だろうな」

P「あれで効果が出るなら、普通にゴーヤの苦味取りの正攻法で攻めればいいんじゃないか?」

巴「....なるほど」

拓海「なんで最初からそれやらねえんだよ」

P「忘れてた」テヘペロ

拓海「即焼き土下座させてやろうかあん?」

P「すんませんした」ベター
86 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/19(金) 23:35:32.52 ID:F9xk8/3r0
P「まずゴーヤを縦に半分に切って、中のワタをスプーンで抜く」ヌキヌキ

P「そのあと、端から順に切っていく」

P「なるべく苦味を感じにくいように、2〜3mmの薄い幅で切るぞ」トントン

P「そしたらこれをボールに入れて、塩と砂糖を振り少し放置」

拓海「塩はさっき言ってたけど、砂糖もなのか?」

P「よく言われるのは塩なんだが」

P「砂糖も入れることでさらに効果が上がるんだ」

P「具体的には、この2つの調味料で下味をつけるのと」

P「水分を出すことで一緒に苦みも出す」

巴「手間がかかるのう」

P「料理ってのは手間かけてなんぼなんだよ」
87 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/19(金) 23:38:57.68 ID:F9xk8/3r0
P「放置完了、ここからは王道のゴーヤチャンプルーで攻めるぞ」

拓海「あれな、どこで食っても苦くねえか?」

P「それはしっかり処理をしてないのかもしれないな」

P「油ドバー」ドバー

P「豚バラドバー」ドバー

巴「か、かなり入れるんじゃな」

P「油でゴーヤの苦味を抑えるのが目的なんだ」

P「だから今日はあえて豚バラを使ってる」

拓海「ここ、お好み焼き屋だしな」

P「豚肉の旨みも合わせるダブルパンチでいくぞ」
88 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/19(金) 23:40:42.80 ID:F9xk8/3r0
P「最後に卵を入れて....」ジュッジュッ

P「完成だ!」

拓海「おー、普通に美味そうじゃねえか!」

巴「これならいけるかもしれん....」ゴクリ

P「どうぞ」スッ

巴「おう!」

巴「....」

巴「っ!」パクッ

巴の反応 >>89
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 23:41:56.68 ID:Wr+EAlOgo
うまい!
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 23:43:22.70 ID:xVBxLDMRO
もう一杯!
91 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/19(金) 23:52:14.96 ID:F9xk8/3r0
巴「....」

P「....どうだ?」

巴「....」

巴「うまい!」ペカー

拓海「おお!」

P「やったぜ!」

巴「これはすごいぞ!」ガツガツ

巴「ゴーヤの苦味を全く感じん、ただの美味い炒め物じゃ!パクパク

拓海「すげえじゃねえか!プロデューサー!」

P「やっててよかった自炊式」
92 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/19(金) 23:52:42.12 ID:F9xk8/3r0
巴「プロデューサー....本当に助かった....」

巴「ありがとう....」ペコ

P「いいってことよ」

P「巴が苦手のものを食べられたんだ、お礼なんてその結果だけで十分さ」

巴「拓海もありがとう....」ペコ

拓海「へへっ、アタシはなんもしてねえよ」ニコ

巴「いや、うちのために死にかけてくれた」

拓海「それもそうだな」
93 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/19(金) 23:53:10.05 ID:F9xk8/3r0
拓海「ま、よかったじゃねえか!」

巴「ああ....」

巴「お礼に今日は」

巴「この店で好きなだけ食っていってくれ!」

P「マジ?」

拓海「やるじゃねえか巴〜!」

巴「ゴーヤぶっ倒し祝いじゃあ!」
94 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/19(金) 23:54:44.09 ID:F9xk8/3r0
〜帰り道〜

P「いや〜美味かったな」

拓海「死にかけた甲斐があったな〜」

拓海「お」チラッ

拓海「巴が今日のことSNSにあげてるぞ」

P「ん〜どれどれ」
95 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/19(金) 23:55:26.19 ID:F9xk8/3r0
【村上巴】

『みんなコンバンハ(絵文字) うちはゴーヤ(絵文字)がダメなんだけどf^_^;
 今日は初めてオイシく食べられちゃったヨ(絵文字) バッチグー(絵文字)(絵文字)』

P「いや文章までおじさんになってるじゃねーか!?」
96 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/19(金) 23:56:16.37 ID:F9xk8/3r0
本日はここまでになります
趣味が料理なので、料理回は書いていて楽しいです
明日の再開は少し早い時間になると思います
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/20(土) 00:06:37.68 ID:wLE2Ddmqo
おつでした
グラブ・ジャムンかけゴーヤちょっと食べてみたい
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/20(土) 02:45:09.45 ID:CQ333XYZ0
乙でした
桃華風のドスが聞いた喋りが何というかw
99 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/20(土) 22:03:46.46 ID:Fc839qpf0
急ですが本日おやすみします
本当に申し訳ありません
明日の夜は更新します
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/20(土) 22:06:26.00 ID:wLE2Ddmqo
了解です
報告おつ
101 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 21:19:54.74 ID:FKAiZFMu0
〜翌日〜

P「嘘をつきたいのになぜか嘘をつけていない....」

P「これじゃタイトル詐欺で訴えられる可能性があるな....」

P「早く嘘をつかないと!」

誰が来た? >>103
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 21:20:14.43 ID:Sxffjv2yo
クラリス
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 21:20:21.59 ID:/ZytvumrO
美穂
104 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 21:28:37.49 ID:FKAiZFMu0
美穂「あ、おはようございます、プロデューサーさん♪」

P「おお美穂、よく来たな」

美穂「よく来たな?」

P「(昨日の拓海相手だとぶん殴られそうでビビってたが)」

P「(美穂相手なら俺の本懐が遂げられるかもしれん....!)」ニタァ

美穂「?」

嘘の内容 >>105
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 21:28:56.91 ID:oaVoj9zi0
響子が家事をしたくないとストライキを起こした!しかも卯月を人質に取ったみたいだ!
106 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 21:32:31.77 ID:FKAiZFMu0
P「....美穂」

美穂「はい?」

P「響子が家事をしたくないとストライキを起こした!しかも卯月を人質に取ったみたいだ!」

美穂「ええっ!?」

美穂「それは、ピンクチェックスクール結成以来の危機じゃないですか!?」

P「そうなんだ....どうしたらいいと思う....?」

美穂「....」

美穂のアイデア >>107
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 21:33:16.70 ID:wSVrCb6G0
杏を送り込んでだらけを観戦させて抑え込む
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 21:33:52.02 ID:wSVrCb6G0
観戦→感染でした
109 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 21:37:42.92 ID:FKAiZFMu0
美穂「....予断を許さない状況ですし」

美穂「ここは、杏ちゃんを現場に送り込んで」

美穂「だらけを観戦させて抑え込むのはどうでしょう!」

P「感染?だらけをうつすのか?」

美穂「そっちじゃなくて、観る方の観戦です!」

P「???」

P「杏がだらけるのを観戦させてどうにかなるのか?」

美穂「任せてください!」
110 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 21:38:16.36 ID:FKAiZFMu0
美穂「響子ちゃんのことはよく知っていますから♪」

P「そうかぁ」

P「(まあ実際はストライキも人質もないから無問題だな)」

P「よしわかった!それでいこう!」

美穂「はいっ!」

美穂「響子ちゃんがストライキを起こしているのはどこですか?」

P「えーっと....」

場所名 >>111
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 21:39:36.93 ID:45KT0Vq5O
美穂の部屋
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 21:39:44.41 ID:/P8s1oIZo
屋上
113 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 21:44:01.30 ID:FKAiZFMu0
P「それは....」

P「女子寮の美穂の部屋だ!!!」ババーン

美穂「わたしの部屋ですか!?」

美穂「なななんで!?」

P「わからん」

P「凶悪犯の思考回路は、俺たち常人と異なっているのかもしれない....」

美穂「響子ちゃんはまだ凶悪犯にはなっていません!」

P「何っ!?」

美穂「わたしが、救って見せます」ジッ

P「....ああ、がんばろう」

美穂「はいっ!」
114 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 21:51:05.30 ID:FKAiZFMu0
杏「いきなりなんなの?」

杏「杏、今忙しいんだけど」

P「仕事もレッスンも入ってないだろ」

杏「休息に忙しいんです〜」ニヘラ

P「だったらすることは変わらないな」

杏「え?」

美穂「休息を取る場所を、わたしの部屋にして欲しいんです!」

杏「美穂ちゃんの?」
115 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 21:51:33.13 ID:FKAiZFMu0
杏「なんで?」

美穂「それは

P「まあまあいいからいいから、美穂の部屋で自由にくつろいできてくれ!」グイグイ

美穂「えっ、ちょっと〜」

杏「別にいいけどさ〜」ズルズル

美穂「....」プクー
116 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 21:52:02.05 ID:FKAiZFMu0
美穂「どうして杏ちゃんに本当のことを言わないんですか?」

P「美穂は、杏がだらけるところを観戦させたいんだろ?」

P「もし響子のストライキや卯月を人質に取っていることを言ったらどうなる」

美穂「?」

P「もし美穂が、そんな状況でくつろげって言われてくつろげるか?」

美穂「たしかに....」

P「美穂の作戦を遂行するためには、あくまでナチュラルにだらけてもらうことが大切だと思うんだ」

美穂「プロデューサーさん、そこまで考えていてくれたんですね....」

美穂「すみません、わたしが甘かったです....」

P「いいんだ、アイドルを支えるのが俺の役目なんだから」

美穂「プロデューサーさん....!」

P「(杏は鋭いからなあ、ここで内容まで言ったら即ツッコまれかねない)」

P「(なんとか誤魔化せてよかった....)」
117 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 21:52:33.54 ID:FKAiZFMu0
杏「....人の部屋に1人で入るのって、ちょっと緊張するなあ」

ガチャリ

部屋の中にいたのは? >>119
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 21:53:07.54 ID:wSVrCb6G0
こずえ
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/02/21(日) 21:54:00.96 ID:6qnQUzhWO
かな子
120 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 21:55:46.38 ID:FKAiZFMu0
かな子「....」

杏「あれ?かな子ちゃん....?」

杏「ここ、美穂ちゃんの部屋だよね?」チラッ

杏「うん、合ってる」

杏「かな子ちゃんも2人に頼まれてここで....」

杏「....」

杏「何してんの?」

かな子は美穂の部屋で何をしている? >>121
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 21:57:23.68 ID:AgoqQ4tjO
ケーキ作り
122 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 22:00:27.03 ID:FKAiZFMu0
かな子「杏ちゃん〜、私はケーキを作ってるんだよ」ニコ

杏「へ〜」

杏「....」

杏「なんでここで?」

かな子「....」

かな子があえて美穂の部屋でケーキを作る理由 >>123
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2021/02/21(日) 22:05:45.87 ID:+M0DqB4B0
マストレにバレると末代まで殺されるから
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 22:07:34.17 ID:Sxffjv2yo
かな子に子供がいない限りかな子が末代じゃないですかね?(名推理)
125 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 22:13:54.31 ID:FKAiZFMu0
かな子「....」ガクガク

杏「....?」

かな子「ハァッ....ハァッ....!」ブルブル

杏「ちょっ!?大丈夫!?」

かな子「だ、大丈夫....大丈夫だから....」

杏「いやいや、明らかにおかしいでしょ」

杏「杏がここでケーキ作る理由を聞いてから

かな子「オロロロロロロロロロロロロロロロロロ」ゲロゲロ

杏「!!?!?!?!?」
126 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 22:14:28.64 ID:FKAiZFMu0
杏「やっぱり大丈夫じゃないじゃん!医務室行こう!」

かな子「....ダメ、行けない」

杏「体調悪いんでしょ?早く行って休んだ方がいいってば」

かな子「私は、ここで、ケーキを」

かな子「作る!!!」ババーン

杏「なんでそこまで....」
127 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 22:18:08.17 ID:FKAiZFMu0
かな子「....私は今、ケーキを食べちゃダメなの」

杏「ライブ前だから?」

かな子「うん....」

かな子「マストレさんの課した体重を遥かに超えた私は」

杏「(超えて....肥えた....)」プッ

かな子「人工甘味料以外の甘いものと」

かな子「植物性以外の油分を一切禁止にされちゃって....」

杏「....それだけのことを、かな子ちゃんがしたんじゃないの?」

かな子「....」
128 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 22:20:12.34 ID:FKAiZFMu0
かな子「....確かに、私の体重は増えたかもしれない」

かな子「でもそれが、私を縛る鎖にはならないよ!」

杏「....大人しく縛られればいいのに」

かな子「だからここでこっそりケーキを作ってるの♪」

杏「えぇ....」

かな子「もしバレたら....」

杏「バレたら?」

かな子「末代まで殺すって....」

杏「こっわ....」
129 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 22:20:53.67 ID:FKAiZFMu0
杏「そこまで言われてるのに何で作るのさ....」

かな子「そこにケーキがあるから!」

杏「ないから作ってると思うんだけど」

杏「そもそも、ケーキ作るならここじゃ無理だよね」

杏「材料を混ぜるだけならいけるかもだけど」

杏「ケーキを焼くのにオーブン使うでしょ」

かな子「....このストーブの上で焼く」

杏「....」

杏「まあ杏はここでくつろぐだけだから、好きにやってていいよ〜」ゴロン

かな子「杏ちゃん、ありがとう!」

杏「どういたしまして〜」
130 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 22:21:41.34 ID:FKAiZFMu0
杏「....」ボー

杏「....z」コクリ

杏「....zzz」コクリ

杏「zzz....」グゥ
131 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 22:25:43.33 ID:FKAiZFMu0
ザワザワ

ザワザワ

杏「....?」パチリ

杏「なんか騒がしくない〜?」チラ

かな子たち「「「「「「....」」」」」」マゼマゼ

杏「....」

杏「寝起きで視界がぼやけてるな....」ゴシゴシ

かな子たち「「「「「「杏ちゃん、おはよう」」」」」」ニコ

杏「ふ、増えてる....」
132 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 22:26:19.50 ID:FKAiZFMu0
かな子たち「「「「「「ケーキ、やっぱり焼けないみたい....」」」」」」シュン

杏「ケーキのことはいいから、なんで増えてるのかを....」

ガチャリ

美穂「突入〜!!!」ダッ

P「控えろ控えろ!美穂のお通りだぁ!」

かな子たち「「「「「「?」」」」」」ポカン

P・美穂「「うわああああああああああ!!!!!!!」」ドンガラガッシャン

杏「もう何が何だか....」
133 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 22:32:47.25 ID:FKAiZFMu0
美穂「どうなっているんですか!?」

美穂「部屋に響子ちゃんと卯月ちゃんはいませんし!」

美穂「いるはずのないかな子ちゃんが1、2、3、....6人!?」

P「なんだこれは....」

杏「いやー杏もちょっと寝て起きたらこの状況で....」

かな子たち「「「「「ケーキを作りながら、杏ちゃんを見ていたらいつの間にか増えていて....」」」」」

P「杏を見ていて....」

P「....P」

P「そういうことか!」

美穂「?」
134 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 22:33:22.92 ID:FKAiZFMu0
P「かな子は杏がだらける姿を見ていたら」

P「だらけに感染してしまった....」

P「つまり」

P「杏のだらけによってこの部屋はかな子だらけになってしまったんだ!」

美穂「???????」

杏「何言ってんの」

P「俺も何言ってんのかわからないが、それ以外に説明ができないだろ」

かな子たち「「「「「うーん....」」」」
135 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 22:41:01.31 ID:FKAiZFMu0
P「なんで増えたかはこの際なんでもいい」

P「一刻も早くかな子だらけのこの部屋をどうにかしないと」

P「狭い!」

杏「これじゃくつろげないよ〜」

美穂「でもどうしたら....」

P「....様子を見る限り」

P「かな子たちはみんな全く同じ言葉を発し、動きをしている」

P「つまりこれは、実体のある分身の術に近い....」

美穂「なるほど....」
136 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 22:41:27.95 ID:FKAiZFMu0
杏「それだと何かあるの?」

P「....ない!」

杏「ないんかい」

P「何か、増えたかな子をどうにかする方法はないのか....」

美穂「....!」ピーン

美穂「こんなのはどうでしょう!」

P「?」

美穂のアイデア >>137
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 22:42:00.88 ID:wSVrCb6G0
ウサミン星の空気を浴びせる
138 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 23:07:56.02 ID:FKAiZFMu0
菜々「え?え?」

美穂「よろしくお願いします!」

P「菜々さん!深く息を吸って〜」

菜々「は、はい!」

菜々「すぅー」スー

P「かな子たちに向かって吐いて!」

菜々「ボハァ〜」ハァー

杏「何これ」

かな子たちはどうなる? >>139
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 23:10:10.51 ID:1cq/PvZuO
それぞれ好きに動けるようになる
140 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 23:14:01.04 ID:FKAiZFMu0
かな子1「ハッ!」

かな子2「フッ!」

かな子3「ヤッ!」

かな子4「ソッ!」

かな子5「ギッ!」

かな子6「トッ!」

美穂「かな子ちゃんが別々に動けるようになりました!」

杏「何も解決してない....」

P「あ、菜々さん、あざした」ペコ

菜々「なんなんですかこれ....?」
141 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 23:16:01.80 ID:FKAiZFMu0
かな子1「じゃあみんな、覚悟はいい?」

かな子2〜6「「「「「うん!」」」」」

かな子1「それじゃあ行こう!」

かな子2〜6「「「「「おー!」」」」」

P「ちょいちょい君たち」

かな子たち「「「「「「?」」」」」」

P「どこ行くのよ」

かな子たち「「「「「「人数の力でマストレさんを倒してきます!」」」」」」ダッ

P「....倒せるのか?」
142 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 23:18:57.62 ID:FKAiZFMu0
美穂「これで、かな子ちゃんの件は解決ですね」ニッコリ

杏「解決したのかな....」

P「してないぞ」

美穂「そんなことよりプロデューサーさん!」

美穂「響子ちゃんも卯月ちゃんもいないじゃないですか!」

杏「?」

杏「この部屋には最初からかな子ちゃんしかいなかったけど?」

美穂「もー、どういうことですか?」プンスカ

P「それはだな....」

どうにかごまかす or 嘘だとバラす >>143
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 23:20:04.09 ID:2IL2gjyk0
嘘には嘘を重ねるんだよォ!
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 23:20:13.72 ID:ScLyg93Z0
バラす
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 23:20:21.30 ID:wSVrCb6G0
嘘だよと言った瞬間、クローゼットからうづ響が飛び出してくる
146 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 23:24:50.43 ID:FKAiZFMu0
P「....すまん美穂」

P「....どうやら俺の見当違いだったようだ」

美穂「え?」

P「あの2人は確かにここにいたはず」

P「だが、俺たちが作戦を立て杏を送りこんでいる間に」

P「別の場所へ行ってしまったらしい」

美穂「別の....」

P「ここを見てくれ」

美穂「?」
147 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 23:25:33.39 ID:FKAiZFMu0
P「美穂の部屋には似つかわしくないものがある」

美穂「これは....ケーキの生地?」

P「おそらく、人質にされている卯月が移動先を伝えるために残した物だろう....」

美穂「ダイイングメッセージってことですか!?」

杏「卯月ちゃん死んでるの?」

杏「というかそれはかな子ちゃんが

P「どこを示しているか、分かるか?」

美穂「....」

場所名 >>148
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 23:28:03.15 ID:Sxffjv2yo
杏の部屋
149 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 23:33:39.71 ID:FKAiZFMu0
美穂「これは....」ペロ

美穂「....」

美穂「2人は杏ちゃんの部屋にいます....!」

杏「なんで!?」

P「そうだ、よくわかったな」

美穂「えへへ」ニコ

杏「杏だけ!?わかってないの杏だけ!?」

P「急ごう、事態は一刻を争う」

美穂「はいっ!」

杏「本当に行くの!?」
150 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 23:34:05.61 ID:FKAiZFMu0
〜杏の部屋〜

杏「....2人が何を探してるのか知らないけどさー」

杏「別に何もないと思うよ?」

P「プライバシーの侵害になるが、許してくれ....」

杏「や、別に見られて困るものもないしそれはいいんだけど」

P「見られて困るもの、ないのか....」ションボリ

杏「期待するな〜」

美穂「2人とも、開けるよ?」

P「ああ」コクリ

杏「う〜ん....」コクリ

部屋の中は? >>151
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 23:34:37.71 ID:1cq/PvZuO
整理整頓されてこれ杏の部屋?ってかんじ
152 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 23:49:17.17 ID:FKAiZFMu0
ガチャリ

杏「....」

P「....」

美穂「....」

杏「....ほら、何もないでしょ?」

美穂「杏ちゃんのお部屋、綺麗〜」

杏「本気で散らかすと逆にだらけづらくなっちゃうからね〜」

P「....きれいだな、随分と」

杏「でしょ?」

P「整理整頓も完璧にされていて、床も塵1つない」

杏「うん」
153 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 23:49:46.19 ID:FKAiZFMu0
P「....本当にこれ杏の部屋?ってかんじだ」

杏「....」

杏「調べればすぐにわかるよ、ここが杏の部屋だってことくらい」

P「....そうだな、ここが杏の部屋であることは間違いないだろう」

杏「当たり前じゃん」

P「名簿の上では、な」

杏「....」
154 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 23:50:35.62 ID:FKAiZFMu0
美穂「どういうことですか?」

P「この部屋には、杏の部屋に絶対にあるはずのものが」

P「ない」

美穂「?」

杏「....ただ整理整頓してるだけだよ」

P「使わないものを片付けているのはいいことだ」

P「だが、お前の部屋ならば」

P「常に、すぐ手の届く場所に置いているはずだ....!」

P「飴を」

杏「....」
155 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 23:52:22.30 ID:FKAiZFMu0
P「飴はお前の生命維持装置のような物....」

杏「....常にポケットの中に入れてるし」

P「1分飴が切れただけで手が震え出し、5分切れれば発狂するお前が」

P「それだけの量で安心できるのか?」

P「ましてや、圧倒的なプライベート空間である自室で、飴を外に出して置かない理由なんてどこにある」

P「重度の飴依存症のお前が、飴より整理整頓を大事にするとは思えないな」

P「....いや」

P「依存症は病気、飴以外の何かを優先することなんて」

P「体も心も許さないだろう....?」

杏「....」
156 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 23:53:05.89 ID:FKAiZFMu0
ブルブル

杏「!....」

P「手が震えているぞ、新しい飴を舐めたらどうだ?」

杏「....」パクリ

P「....女子寮の名簿の上では杏の部屋なんだろうが」

P「実際にそうとは限らないよな」

P「杏?」

杏「っ....」
157 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/21(日) 23:54:23.46 ID:FKAiZFMu0
杏「....だから嫌だったんだよ」

杏「アポなし訪問なんて....」

美穂「まさか本当に....?」

杏「もう出てきていいよ」

....ガサ

....ガサゴソ

P「....クローゼットか」

杏「杏は2人のためを思って隠そうとしたんだからね」

杏「....後悔しても知らないよ」

P「何だと....?」

何が出てくる? >>158
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 23:57:35.03 ID:wSVrCb6G0
こっそり美穂へのプレゼントを作っていた2人
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 23:57:36.02 ID:Sxffjv2yo
卯月と響子ときらり
160 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/22(月) 00:04:09.35 ID:h9i76sW20
パカッ

響子・卯月「「あっ」」

美穂「響子ちゃんと卯月ちゃん!?」

P「!?」

響子「....ばれちゃいましたか」

杏「ごめん、もう隠し通せなかった」

卯月「しょうがないですよ、プロデューサーさんの追及が鋭かったですし」

P「なんかすまん....」
161 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/22(月) 00:05:15.50 ID:h9i76sW20
美穂「2人ともストライキで人質だったんじゃ!?」

響子「ストライキ?」

卯月「人質?」

P「それはそれとして2人はどうしてここに?」

響子「....実は」

響子「2人で美穂ちゃんへのプレゼントを作っていたんです....」

美穂「えぇっ!?」

美穂「わたし、誕生日はもう過ぎてるけど....」

卯月「なんでもない時にプレゼントをあげちゃダメなんてことはありません!」

響子「いつも頑張っている美穂ちゃんに、日頃の感謝を込めて....」

卯月「本当は完成してから渡すつもりだったけど、仕方ないですね」

響子「うん」

響子・卯月「「これをどうぞ!」」

プレゼントは? >>162
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 00:08:46.74 ID:NmcgA8+B0
2人の髪の毛で編んだミサンガ
163 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/22(月) 00:18:21.59 ID:h9i76sW20
美穂「これは....?」

響子・卯月「「2人の髪で編んだミサンガです!」」

P「えぇ....」

杏「えぇ....」

P「なんでお前も驚いてんだよ」

杏「杏は響子ちゃんから」

杏「『秘密でプレゼントを作りたいけど、自分の部屋だと入って来た美穂ちゃんにばれるかもしれないから』」

杏「『しばらく別の部屋で暮らして、杏ちゃんの部屋を貸してほしい』」

杏「って言われてただけで、名に作ってたのかは知らなかったんだよ....」

P「災難だったな....」
164 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/22(月) 00:19:16.79 ID:h9i76sW20
美穂「....」

美穂「....嬉しい」ウルウル

響子「....」ギュッ

卯月「私たちは仲間なんですから」ニコ

P「あれで喜ぶのか....」

美穂「わたしも、2人にお返しをします!」

響子「そんなの、いいですよ....?」

美穂「いえ!」
165 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/22(月) 00:20:07.99 ID:h9i76sW20
ベリベリッ!!

杏「美穂ちゃん!?」

P「何してんだお前!?」

美穂「ッ....いったた....」ドクドク

美穂「....今、私の爪を2枚剥がしました」

美穂「これを....こうして....できた!」

美穂「ハンドメイドのネイルチップです!」

杏「ホラーだよ....」

響子「....これで」

響子「3人ともお互いの身体の一部を付けられますね!」

卯月「お揃いです!」

美穂「うんうん、ピンクチェックスクールさいこ〜!」

P「....」

杏「....」
166 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/22(月) 00:21:21.20 ID:h9i76sW20
本日はここまでになります
今日たくさんの二次創作熱を摂取してきたので、明日からはもっとふざけます
夜20時以降に再開します
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 00:24:53.56 ID:cd19sUvc0
これ以上にふざけるとか一体どうなってしまうんや……
168 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/22(月) 20:44:32.30 ID:h9i76sW20
P「ピンクチェックスクールの3人は仲がいいんだな....」

かな子たち「「「「「「」」」」」」チーン

P「かな子たちが死んでる」

P「やっぱりマストレさんには敵わなかったか....」

P「南無南無....」

かな子たち「「「「「「」」」」」」チーン

誰が来た >>169
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 20:45:14.13 ID:faGVgwnXo
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 20:45:23.27 ID:NmcgA8+B0
ありす
171 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/22(月) 20:49:34.10 ID:h9i76sW20
光「P、おはよう!」

P「おはよう」

P「(こんなに純粋で無垢な少女に嘘をついてもいいのか....?)」

P「....」

P「(いいや、もう手遅れだ....)」

P「(俺はもう、引き返せないところまで嘘ロードを歩いてきてしまった....)」

P「....」

P「(やるなら全力だ!)」ニッコリ

嘘の内容 >>172
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 20:49:59.07 ID:NmcgA8+B0
晶葉が本物の変身ベルト開発した
173 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/22(月) 20:55:25.37 ID:h9i76sW20
P「光!晶葉が本物の変身ベルトを開発したらしいぞ!」

光「!!!」

光「本当かっ!?」

P「ああ、今すぐ受け取りに行こう!」

光「うん!」

P「....」

P「(ウソがばれることより)」

P「(本当に開発してた時の方が心配だな、なんとなく....)」
174 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/22(月) 20:56:26.70 ID:h9i76sW20
〜池袋晶葉研究室〜

コンコン

光「晶葉〜」ガチャリ

光「開いてる」

ギィ

P「いないみたいだな」

光「も、もしかしてこれが変身ベルト....?」

P「....かもしれん」

P「(確かに、ベルトの形をした謎の器具が置いてあるな....)」

P「ただ本人がいないみたいだから

光「変身っ!」カチャリ

P「あっ」

ベルトをつけた光はどうなる? >>175
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 20:57:13.34 ID:pWBiHLni0
913に変身
176 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/22(月) 21:12:12.20 ID:h9i76sW20
ピカーッ

P「目が眩むほどの閃光ッ!!!」

ボトッ

P「う、うぅ....」

P「変身の時にやたら光るのは何なんだ....」

P「あれ?」キョロキョロ

P「光?」

P「?」

P「ベルトをつけて光ったと思ったら消えちゃったぞ?」
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 21:12:48.95 ID:CKGCiUsfo
これ>>913に出てくるやつだな
178 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/22(月) 21:13:00.57 ID:h9i76sW20
ガチャリ

晶葉「おお助手、何をしているんだ?」

P「晶葉、すまんな留守中に勝手に入って」

P「いやな、光と一緒に来たんだが」

P「ここに置いてあったベルトをつけたら、突然消えちゃってさ」

晶葉「あのベルトを!?」

P「ああ、光が変身ベルトだ!って飛びついちゃって」

晶葉「....」

晶葉「マズいな....」

晶葉「....ということはこの辺りに....あった」ヒョイ

P「?」
179 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/22(月) 21:15:32.87 ID:h9i76sW20
晶葉「....」スッ

P「枝豆と栗?」

P「こんなもの床に置いとくなよ」

晶葉「....光だったものだ」

P「ヒカルダッタモノ?」

晶葉「....私は、変身ベルトの開発に励んでいた」

晶葉「ヒーロー名は『913』、実在するヒーローをモデルにしたものだ」

晶葉「....だが、置いてあったベルトは失敗作なんだ」

P「失敗作!?」
180 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/02/22(月) 21:16:23.98 ID:h9i76sW20
晶葉「旧暦九月十三日、十五夜に対して十三夜と呼ばれる月見がある」

晶葉「その日に供えられるのは、枝豆と栗」

P「なぜいきなり日本文化の話を....?」

晶葉「実は、『913』に変身するベルトを作るはずが」

晶葉「間違って枝豆と栗に変身するベルトを生んでしまったんだ....」

P「てことは、まさかこの美味しそうな枝豆と栗が....」

晶葉「光だ....」

P「」
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