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安価とコンマで異世界転生

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245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/20(土) 21:35:25.07 ID:nJWzqjwDO
はい
246 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/20(土) 21:41:45.68 ID:THtHJojmo
やる気に満ちた青年は全能力が+6!
【筋力】92 (他の能力値も決定時に+6の補正がかかります)


やる気「……!」

男「どうした?」

やる気「全身に力が漲ってくるっす!……これは……やる気だけじゃない、俺っちの実力が上がったっすね!」

中華「ここ最近ずっと戦闘で活躍してたからね。何はともあれおめでとう!」

やる気「へへっ、なんか自分から言い出したのに照れるっすね」
247 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/20(土) 21:46:41.56 ID:THtHJojmo
一方そのころ、気絶している氷魔は、なんと自らの精神世界にいた


???「氷魔……」

氷魔「……こ、ここは……あなたは、誰……?」


私に語りかける『それ』は全身にもやがかかっていて、何なのか分からない。
でも、暖かい声だった。
私はコールドウィザードだから、溶けてしまうんじゃないかとも、うっかり思ってしまった。

???「この力を授けます。あなたは無理をし過ぎているようですからね……」
248 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/20(土) 21:54:54.89 ID:THtHJojmo
氷魔は『消費MP1/2』を習得した


氷魔「……はっ!」


彼女が気が付くと、砂浜の上だった


ぶりっ子「あ、起きたみたいですよ〜」

中華「良かった、起きたようだね。ここでは気付けの為の料理も用意できないからさ」

やる気「お、なんかすっきりした顔してるっすね!?もしかして、俺っちみたいに成長したっすか!?」

氷魔「……うん、そうかも……!」

男「それは良かった。君の魔法はすごい威力だからね……さて、この海竜をどうしようか」


絶命した海竜を囲み、思案する

>>下1コンマ……氷魔のMP(本来の極大氷魔法の消費MPは80)

>>下2……海竜をどうしよう?
1.やっぱ夕飯にしよう!
2.売ってみよう!(4万円)
3.自由安価
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/20(土) 21:57:49.91 ID:giHsK2UhO
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/20(土) 21:58:07.76 ID:tv+aKGHo0
1
251 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/20(土) 22:34:43.83 ID:THtHJojmo
氷魔は極大氷魔法を二回撃てます


男「よし!食べよう!」

中華「久しぶりだなぁ、こんな量の食材を料理するのは」

ぶりっ子「……そもそも、海竜の調理のしかたが分かるんですか?」

中華「やったことはないけど分かりはするよ」

やる気「これは期待が持てるっすね!」

氷魔「……私も……海竜なんて食べたことないから……楽しみ」
252 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/20(土) 22:42:22.05 ID:THtHJojmo
そして一行は帰りも快速で帰った
ちなみに海竜は大荷物として3000円を払う必要があるが、帰りも利用したので50%OFFだ

【ギルドの資金】140000


御者「はい!城下町についたよー!」


一行は城下町の大地に下り立つ
現実離れした体験をした一行は、
なぜかこの城下町が懐かしく感じた

さてさて、現在は夕方だ。まだ夕食まで時間はあるが……どこにいこうかな?


>>下1……何人で行く?(二人以上なら内訳も)
>>下2……どこへ行く?
1.武器屋
2.ジム
3.魔法道具店
4.王立図書館
5.中華料理人の海竜調理の手伝い
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/20(土) 22:44:01.80 ID:mQFdJcq40
男と氷魔
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/20(土) 22:44:26.75 ID:giHsK2UhO
5
255 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/20(土) 23:02:02.20 ID:THtHJojmo
男と氷魔は一足先にギルドハウスに帰った
すると、厨房から美味しそうな匂いがする

よくよく考えれば、いくら並外れた調理テクニックを持つ彼といえど、あのサイズの調理は骨が折れるに違いないだろう。
ここは手伝いに行くとしよう。


男「おっ、氷魔いるじゃん。氷魔ー!」

氷魔「……な、なんですか……」

男「中華の料理を手伝いに行かないか?」

氷魔「……いや、ぶっちゃけ面倒ですね……」

男「でもあんだけのサイズじゃあ人手があったほうがいいと思うんだよね」

氷魔「……それも、そうですね……じゃあ、行きましょう」
256 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/20(土) 23:28:21.36 ID:THtHJojmo
厨房を伺うと、中華料理人が海竜を部位ごとに切断している所だった


男「あのー……」

中華「うん?ご飯はまだだよ?」

氷魔「……お手伝いに……来ました」

中華「えっ!?それは嬉しいね!じゃあ僕はこれをさばいてるから、二人は冷蔵庫の張り紙に書いてあるタレを作って」

男「了解!」
257 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/20(土) 23:30:12.29 ID:THtHJojmo
二人が張り紙を確認すると、そこにはタレの材料と分量が記してあった
いくつか潰したりかき混ぜたりする必要のある食材もあるが、
最終的にはそれらを鍋に入れて煮込めば完成らしい


男「よし、じゃあやっていこう」

氷魔「……ボウルとかも……用意しなきゃですね……」


二人は早速タレの製作に取りかかった

>>下1コンマ……男の料理の上手さ
>>下2コンマ……氷魔の料理の上手さ
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/20(土) 23:31:04.91 ID:tv+aKGHo0
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/20(土) 23:31:13.37 ID:vTkPWu4B0
260 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 00:16:41.47 ID:bJmhvcnfo
男の【料理】91
氷魔の【料理】37


男は難なく調味料を入れたり、野菜をすりつぶしたりとテキパキ料理した
一方、氷魔は料理に不慣れなのかもたつく事が多く、殆ど男が介入して協力した


男「……できた!」

氷魔「……ふぅ……なんか、すごく疲れました……男さん……料理なんてできたんですね……」


丁度食材もさばききったようで、中華料理人がやってきた


中華「お、完成したみたいだね。ちょっと味見……」


彼はタレを一すくい取って、口へ運んだ


中華「ん!結構上手く作れてるね!」
261 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 00:17:07.40 ID:bJmhvcnfo
本日はここまでです
ありがとうございました
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 01:24:38.73 ID:/P8s1oIZo
おつー
263 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 20:20:48.64 ID:sqq2YvivO
あとは初心者に危険な工程だということで、
中華料理人が全て作りきってしまった
二人が作ったタレの他にも、この屋敷に来てから漬け込んであったタレもあり、それも使って料理していた


中華「完成!……はぁ、めちゃくちゃ汗かいたよ。塩分を補給しなきゃね……」


彼は調味料の中から塩をつまんでダイレクトに口内に放り込んだ
そして、料理をちょっと切って二人に差し出した


中華「味見、していくかい?」

男「したい!」

氷魔「……私も……」
264 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 20:25:16.56 ID:sqq2YvivO
ステ忘れてました

・男
【筋力】31【顔面】12【素早さ】103【料理】91
(経験値8/11……レベル2)
・中華
【中華料理】99【筋力】29
(経験値8/10……レベル1)
・氷魔【MP】91【料理】37 『消費MP1/2』
(経験値6/11……レベル2)
・やる気
【筋力】92
(経験値0/11……レベル2)
・ぶりっ子
【筋力】42
(経験値4/10……レベル1)

【ギルドの資金】140000
265 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 21:08:34.30 ID:bJmhvcnfo
二人はちょっとした手伝いのご褒美のもらって、食卓についた


男「そろそろ夕食の時間だが……残りの二人はどうしたんだろうか?」

氷魔「……さぁ……」


すると、ドアの音がした。どうやらみんなが帰ってきたようだ


やる気「よし!ギリギリ間に合ったっすよ!」

ぶりっ子「ごめーん、五人じゃ絶対食べきれないと思ったから一人招待しちゃった!」

男「え?誰?」

ぶりっ子「>>下2」
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 21:12:41.63 ID:KXYzVJYn0
私の妹だよ
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 21:12:44.20 ID:tF+Uvaad0
放浪の狩人の鉄平さん(異世界人)
268 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 21:49:48.09 ID:bJmhvcnfo
ぶりっ子「放浪の狩人の鉄平さんだよ」

鉄平「うす!あっしは鉄平!狩人やってまさぁ!」


まるで日本人のような名前だが、服装や顔立ちから判断して、間違いなく異世界人だろう


やる気「偶然話すことになったんすけど、これも何かの縁ってことで連れてきました!」

中華「ふふ、そうかい。まぁ、食卓は賑やかな方が楽しいからね」
269 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 21:57:19.53 ID:bJmhvcnfo
こうして夕飯が幕を開けた
ペースを守って食べる者、海竜の味に魅力された者、そして______


やる気「む!なかなかやるっすね!」

鉄平「お主こそ、豪快な食いっぷりだな!」


大食い選手権を開催する者もいた

俺は海竜をのんびりと食べていた。
竜にはブレスを吐く器官が備わっていることが多いらしく、(中華料理人談)海竜もその例に漏れない。
しかし海竜のそれは海中の水を飲み込んで高圧にして射出するだけの器官なので、多種のものと比べて堅すぎて食べれないことがないという。
実際旨い。歯ごたえがなかなかあって、海竜の部位では一番好きな部位だろう
270 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 22:02:42.75 ID:bJmhvcnfo
そして、大体二時間後くらいには海竜は骨だけになっていた


鉄平「おぉー……いい骨でさぁ」

氷魔「……変わった、着眼点……ですね」

鉄平「いやあ、自然の中ではなんでも活用しなきゃあならんでよ。ご馳走してくれたお礼に、よければこいつで一本武器をこさえさせちゃあくれないか?」

やる気「お、それいいっすね!」

男「どんな武器にするつもりなんだ?」

鉄平「うーん……じゃあ>>下1」

1.剣
2.槍
3.クロスボウ
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 22:03:10.79 ID:h+s9YMuLO
272 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 22:27:10.63 ID:bJmhvcnfo
鉄平「槍を作ることにすっぺ」


こうして、彼はナイフなどの道具で骨を加工し、槍を作り始めた


男「……そういや、俺たち武器使ってないなぁ」

やる気「でも武器無しでも戦えるっすよ」

中華「極めればかっこいいんだけど、素人の徒手空拳はなんか締まらないよね」

ぶりっ子「その槍、だれが使うんですか?」
273 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 22:30:52.71 ID:bJmhvcnfo
男「うーん、順当にいけば腕っぷしの強いやる気かなぁ」

やる気「いや、俺っちとしては中華を推すっすよ」

氷魔「……どうして?」

やる気「料理人だけあって生物の構造にはある程度精通してるからっすね。槍ってのはどうしてもダメージが局所的っすから、そこで急所を狙える人が持つのが効果的っすよ」

ぶりっ子「おぉー!よく考えてるんですね!」

中華「なんか照れちゃうな……」


その後、鉄平は無事にボーンランスを完成させ、帰っていった
274 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 22:48:45.52 ID:bJmhvcnfo
〜翌日〜


最低1万円、高級何でも屋になった救世主ギルドの何でも屋が開店した


男「心配だ……」

やる気「心配ないっすよ!気張っていきましょう!」


>>下1コンマ下一桁÷3(端数切り上げ)……本日の客人数
>>下2……一人目の依頼内容
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 22:52:23.39 ID:KXYzVJYn0
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 22:52:30.17 ID:tF+Uvaad0
壁(断崖絶壁に建てられた城壁)を塗装してほしい

https://i.imgur.com/orSxGPW.jpg
277 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 23:04:34.77 ID:bJmhvcnfo
客「壁を塗装してほしい」

男「わかりました!」


正直、後悔した。
現場に連れてこられたのだが、あまりに険しい断崖絶壁。さらに建物も古城のようで、その規模は山のようだ。
なるほど、確かにこれは塗装屋も断るでろうことが容易に想像できる


ぶりっ子「ひょえ〜!魔法でなんとかできないんですか!?」

氷魔「……私は、コールドウィザード……氷魔法以外は……使えない」

ぶりっ子(クソ!!!終わりが見えない!)
278 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 23:28:54.93 ID:bJmhvcnfo
男「……や、やるしかねぇか……幸い、ペンキはいくらでもあるし、費用も依頼人持ちだ」

氷魔「……どうするの?」

中華「まず、ペンキを全て屋上まで運ぶ」

やる気「そうしたら、俺っちがペンキを壁に垂らしてぶちまけるっす」

ぶりっ子「えっ、それで大丈夫なの?」

男「……とりあえず、やってみよう」


こうして、作業が始まった。
数トンはあるペンキを分担して屋上まで運ぶ作業が終わった時点で、やる気に満ちた彼以外は全員グロッキーだった
279 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 23:34:07.63 ID:bJmhvcnfo
そして、彼がペンキをぶちまけきった
当然、全然綺麗には塗装されなかった


中華「あちゃー……ところどころ塗装できてない所があるし、ムラがひどいね」

氷魔「………………じゃあ、私に任せて」

ぶりっ子「えっ!できるんですか!?」

氷魔「ムラはどうしようもないですが……塗装されてない場所まで……氷の足場を作ります………攻撃用なので……少し傷が付くかもしれませんけどね……」


彼女はそう言うと、魔法を放った
すると、爆発的に広がる氷が地面から生える氷柱のように塗られていない場所までの橋になった
280 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/21(日) 23:36:52.54 ID:bJmhvcnfo
氷は溶けるものであるから、そこからはスピード作業だった
全員が持てるだけペンキを持って、氷の橋の先へとペンキをかけた
かなり乱雑なやり方、仕上げだが、おおよそ全体にペイントがなされたと言える


やる気「はぁ……はぁ……できたっすよ」

客「ご苦労ご苦労……むっ、これは……!」


>>下1コンマ-30……塗装の出来
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/21(日) 23:39:53.42 ID:oYIhvTwDO
はい
282 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 00:21:19.72 ID:tx5VYaljo
すみませんあまり進められておらず低浮上だったのですが本日はここまでです
283 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 00:21:47.33 ID:tx5VYaljo
ありがとうございました
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 00:22:45.38 ID:0wZ6V0KiO
おつー
285 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 19:15:29.85 ID:tx5VYaljo
・男
【筋力】31【顔面】12【素早さ】103【料理】91
(経験値8/11……レベル2)
・中華
【中華料理】99【筋力】29
武器:ボーンランス
(経験値8/10……レベル1)
・氷魔【MP】91【料理】37 『消費MP1/2』
(経験値6/11……レベル2)
・やる気
【筋力】92
(経験値0/11……レベル2)
・ぶりっ子
【筋力】42
(経験値4/10……レベル1)

【ギルドの資金】140000
286 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 19:19:24.95 ID:tx5VYaljo
出来:12


客「ん"ん"ん"ん"ん"ん"……」

男「どうですか……?」

客「及第点……ということにしよう。満足ラインには及ばないけれど、今まで塗装を試みたどの連中よりもまんべんなく塗れているだろう」

氷魔「……すみません……出来が悪くて……」

中華「申し訳ないね」


>>下1……報酬金(円換算最低でも1万)
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 19:25:57.31 ID:uYdeq4lyO
2万円
288 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 19:46:24.01 ID:tx5VYaljo
【ギルドの資金】160000


先程の依頼で午前は終わってしまった
しかし、彼らに蓄積した疲労は丸一日分程だろう


ぶりっ子「あー疲れました!帰りませんか?」

やる気「それはダメっしょ!」

男「そうだな……でもあれだ、定休日を作るのもいいだろう」

中華「では、明日は定休日ということで」


中華料理人がカレンダーに印を付けていると、二人目の客がやってきた


客「あのー……」

氷魔「……ご依頼ですか……?でしたら……どうぞ内容を……」

客「>>下2」
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 19:54:24.40 ID:0WZTC5MDO
子守りを手伝ってくれ
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 19:54:26.69 ID:/aPZCmPdO
私は魔王様から女幹部に昇格されたので、住みごごちの良いダンジョンを探してます(*^_^*)
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 19:54:29.06 ID:hajXB1nJ0
妹の引き籠りを直してください
292 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 20:21:42.15 ID:tx5VYaljo
客「私は魔王様から女幹部に昇格されたので、住みごごちの良いダンジョンを探してます(*^_^*)」

氷魔「あ……分かりました……」

男「……え、魔王とかいるの?」

中華「いますよ。じゃなきゃギルド関連でめちゃくちゃなルールができてたりしません」

ぶりっ子「やる気さん。ダンジョンに心当たりはありますか?」

やる気「まぁーそりゃあ……いくつかあるっすけど……」
293 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 20:37:53.08 ID:tx5VYaljo
女幹部「なる早でお願いね」


我々は何でも屋だ。仕事は遂行しなければならない。
例え魔王のところの幹部が相手でも。救世主志望だけど。
何より多分この女はメチャクチャ強いであろうことが予想されるので絶対に怒らせられない。


男「わ、分かりました……ちなみに、好きな魔物とかはいらっしゃいますか?」

女幹部「そうですね……>>下1」
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 20:42:24.66 ID:hajXB1nJ0
アラクネですね
295 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 21:11:05.67 ID:tx5VYaljo
女幹部「アラクネですね」

ぶりっ子「うぅ……蜘蛛かぁ……」

ぶりっ子(いい趣味してるじゃない)

やる気「アラクネっすか!分かりました!」


彼の余裕のある返事に、彼女は少し驚いたようだ


女幹部「知っているの?」

やる気「昔、大量発生した蜘蛛を追い払うバイトやったことがあるんすよ!そん時に蜘蛛達が逃げていったダンジョンがありますから、そこに行きましょう!」

中華「よし、蜘蛛料理か……」

女幹部「調理しちゃだめですよ(`Δ´)」
296 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 21:16:13.86 ID:tx5VYaljo
そのダンジョンは平原の中でもとくに起伏の激しい一帯にあると、彼は移動中に話した
かつて彼は蜘蛛を追撃しようとそのダンジョンを目指したが、
当時の依頼人に『そこにはアラクネが棲んでいるから、決して行くな』
と釘を刺されたという


やる気「だいたいここら辺っすかねぇ……」

女幹部「へーこんなところに……知らなかったなぁ」

男「よし、手分けして捜索しよう」


>>下2……どうなった?

1.無事ダンジョン発見!
2.敵対ギルドが襲ってきた!
3.魔物!?
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 21:28:14.58 ID:uYdeq4lyO
3
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 21:57:25.84 ID:Qxw1vGO/O
3
299 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 22:10:29.37 ID:tx5VYaljo
ダンジョンの入口を探していたところ、突如地面に穴が空いた!
すんでの所で穴の隅に捕まり、難を逃れた。
あまりのことに穴を見ると、穴の底が蜘蛛の巣になっており、そこから三体のアラクネがこちらに向かってきた!


男「まずい!アラクネだ!」

女幹部「あらかわいい」

中華「こいつらが出てきたってことは、その穴がダンジョンへの入口の一つ」

やる気「こいつらをぶっ倒せば、目的は達成っすね!」
300 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 22:15:45.32 ID:tx5VYaljo
アラクネA「んふふ……なかなか華やかなお姉さんがいるじゃない……」

女幹部「えー、ナンパ?どーしよっかな?」

アラクネA「んふ、ふふふ!自惚れお姉さん!私がじっくり咀嚼してあげるわ!」


するとアラクネは彼女に飛びかかった

護衛対象がやられるのはまずい、と咄嗟に振り向いたが、ワンテンポ遅れてその心配のないことを思い出した


女幹部「獄炎魔法⊂(・∀・⊂*)」
301 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 22:19:41.60 ID:tx5VYaljo
その瞬間、アラクネは猛烈に発火した
古びた羊皮紙に放った炎が、隅から中央へとその紙をまったく消してしまうように、アラクネは影も形もなく消滅してしまった


女幹部「自惚れているのはあなただよ?」

氷魔「……なんと……忌々しい炎……」

女幹部「褒められちゃった。でも私疲れたから、あとは頑張ってね」

ぶりっ子「……よ、よーし!頑張っちゃうぞー!」

302 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 22:26:13.24 ID:tx5VYaljo
男の【素早さ】103 アラクネの【素早さ】65

救世主ギルドの先攻です
残りのアラクネは二体です


氷魔「とりあえず……極大氷魔法!」


アラクネに向かって、彼女は魔法を唱えた
炎ほどよく効かないが、その威力は申し分ないだろう


>>下1コンマ÷2……魔法のダメージ
(アラクネのHPは15)
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 22:26:44.06 ID:eBXqeJ/p0
304 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 22:50:30.19 ID:tx5VYaljo
3ダメージ

氷魔「……あ、あれ?……おかしいなぁ……」


確かに氷の塊は出現したが、大した威力は出なかった
何がいけないのか分からないが、不発に近い


やる気「や、やべぇっすよ!」

中華「そういうときもあるよね……」

男「落ち着け!ひとまず残りの四人で傷を負っていないアラクネを倒すぞ!」

ぶりっ子「そ、そうですね!氷魔ちゃんは別に何も悪くありません!」
305 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 22:56:36.08 ID:tx5VYaljo
男「よっと!」


男はアラクネに飛びかかり、そのままアラクネの上に乗った


アラクネC「かっ……!」

ぶりっ子「今です!行きますよぉ!」

やる気「任せるっす!」


慌てるアラクネの横に回り込み、二人で挟撃を仕掛ける


中華「よし……あとは僕が決める!」


中華料理人はボーンランスを手に、暴れるアラクネに駆け寄る
そして、正確無比な一突きで、アラクネの頭部を刺し貫いた


>>下1コンマ下一桁×6……連携のダメージ
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 23:01:11.40 ID:hajXB1nJ0
307 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 23:43:15.52 ID:tx5VYaljo
60ダメージ!!連携参加者全員レベルアップ!


見事な連携により、アラクネはその肉体をバラバラに粉砕されてしまった


アラクネB「ぶっ……殺す!」

氷魔「ひ……!」


蜘蛛の魔物は、仲間を殺した四人を標的に攻撃を仕掛けた
なりふり構わず、素早い動きで噛みついたのだ


>>下1コンマ……1〜25で男、26〜50で中華、51〜75でやる気、76〜100でぶりっ子を攻撃
>>下2コンマ下一桁……攻撃のダメージ。また、本来の値が38以下の場合は男が回避する/させます
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 23:45:38.67 ID:zjUdzeMd0
うっす
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/22(月) 23:46:11.19 ID:hajXB1nJ0
310 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 23:52:07.33 ID:tx5VYaljo
アラクネ「クソガキがぁっ!!」


アラクネの毒牙がやる気に満ちた青年に迫る
蜘蛛特有のスピードと、人の洞察力が合わさったスピードアタックだ


やる気「まずいっす!」

男「危ない!!」


そう思った瞬間、俺は走り出していた。
あと一歩で奴はアラクネに噛まれる、というところで彼を突き飛ばすことができた。
あと半歩で俺はアラクネに噛まれる、というところで俺も後ろ跳びで回避する。
311 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/22(月) 23:56:25.15 ID:tx5VYaljo
〜ROUND 2 〜


やる気「っ!!……男さん、助かったっす!」

アラクネ「うぬぬ……小癪な人間め!」

男「なまっちょろいんだよ!虫ケラ風情が!」

アラクネ「なんだと貴様……「……余所見は……死を招く……」

氷魔「極大氷結魔法!!」


>>下1コンマ÷2……魔法のダメージ
(アラクネBの残りHP:12)
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 00:00:09.22 ID:pS5fIJCe0
倒せる確率の方がかなり高いんだけどなぁ
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 00:00:26.10 ID:kr+8h60sO
314 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 00:04:38.61 ID:2N73D/2go
11ダメージ!レベルアップ!


氷魔「……ま、まずいです……これは、……スランプってやつかもしれません……」


氷魔の調子が悪いのか、奴が異常にタフなのか、まだアラクネには息があるようだ


ぶりっ子「よし、でもこれなら倒せるよ!」

女幹部「いや、もういいよ」

男「……?」
315 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 00:08:21.13 ID:2N73D/2go
彼女は突如としてアラクネに歩みより、話し始めた


女幹部「ごめんねーこんな乱暴しちゃって(;>_<;)」

アラクネ「うるさい……」

女幹部「でも全部私のせいなの。ただちょっと君たちの巣に住みたいなーって思っちゃってさ」

アラクネ「…………」

女幹部「私や、そこの彼らの力は君たちの女王にも匹敵することは分かるよね?」

アラクネ「貴様を、迎え入れろと?」

女幹部「拒否権があるとでも?」
316 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 00:11:55.11 ID:2N73D/2go
彼女は強引に約束をさせ、アラクネのダンジョンに住むことになった


女幹部「いやー助かったよ!君たちのおかげだね(o^−^o)」

中華「そ、それほどでも……」

女幹部「それじゃあ私は行くからね、これはお代だよ〜じゃあね〜」


彼女は袋に入った報酬金を投げると、
何本か脚がもげて満身創痍のアラクネに跨がってダンジョンへと入っていった


>>下2……報酬金(円換算最低1万)
317 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 02:25:11.83 ID:2N73D/2go
本日はここまでです
ありがとうございました
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 06:00:03.49 ID:cKTUx0lAO
10万円
319 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 19:16:29.52 ID:Rt7rosbmO
今回はレベルアップの処理があるため、ステータスより先に判定しようと思います
二人ずつ判定します

連携攻撃でダメージを与えた場合、
ダメージ÷攻撃人数で経験値を分配しますが、その値が攻撃対象のHPを超えることはありません

男と中華料理人がレベルアップしました
>>下1コンマ……男の成長
>>下2コンマ……中華料理人の成長

〜男の成長テーブル〜
01〜20で筋力+3
21〜40でHP+2
41〜60でMP+2
61〜80で素早さ+1
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜中華料理人の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+1
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 19:21:49.07 ID:ZajI0/vlO
はい
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 19:21:56.74 ID:6sBTNqII0
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 19:22:24.08 ID:5AQwMywx0
323 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 20:05:43.62 ID:Rt7rosbmO
男の【筋力】34
中華料理人の【素早さ】??+3

やる気青年とぶりっ子がレベルアップしました
>>下1コンマ……やる気青年の成長
>>下2コンマ……ぶりっ子の成長

〜やる気青年の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+1
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜ぶりっ子の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+1
41〜60でMP+3
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 20:13:40.91 ID:5AQwMywx0
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 20:15:06.20 ID:NOy6yLADO
はい
326 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 20:42:38.80 ID:Rt7rosbmO
ぶりっ子の【筋力】44

91が出たのでやる気青年の成長は継続します
氷魔がレベルアップしました

氷魔とやる気青年がレベルアップしました
>>下1コンマ……やる気青年の成長
>>下2コンマ……氷魔の成長

〜やる気青年の成長テーブル〜
01〜40で全能力+6
41〜60で特性『ブレイブハート』
61〜80で習得『殺る気』
81〜90で上記全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜氷魔の成長テーブル〜
01〜20で筋力+1
21〜40でHP+1
41〜60でMP+4
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 20:55:15.91 ID:NOy6yLADO
はい
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 20:55:22.60 ID:6sBTNqII0
329 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 21:16:00.94 ID:2N73D/2go
やる気青年の成長力がおかしい

氷魔の【MP】95

>>下1コンマ……やる気青年の成長


〜やる気青年の成長テーブル〜
01〜30で全能力+10
31〜60で特性『ブレイブハート』特性『殺る気』全能力+6
61〜90で『救世主の資格』
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 21:17:28.09 ID:Fqvs+saW0
はい
331 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 21:21:48.68 ID:2N73D/2go
全能力10アップ!
やる気の【筋力】102 不明な能力を決定する際に+16のボーナス
332 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 21:27:23.02 ID:2N73D/2go
・男
【筋力】34【顔面】12【素早さ】103【料理】91
(経験値9/12……レベル3)
・中華
【中華料理】99【筋力】29【素早さ】??+3
武器:ボーンランス
(経験値10/11……レベル2)
・氷魔【MP】95【料理】37 『消費MP1/2』
(経験値9/12……レベル3)
・やる気
【筋力】102 (不明な能力値決定の際に+16)
(経験値1/12……レベル3)
・ぶりっ子
【筋力】44
(経験値6/11……レベル2)

【ギルドの資金】260000
333 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 21:31:10.73 ID:2N73D/2go
彼らは十万も貰ったので、最高の気分で城下町に帰った

そろそろ営業終了の時間だなぁ、と思って帰ってくると、屋台の隣に座っている人がいた。結構待たせたに違いないだろう。


男「ああお客様!お待たせして申し訳ございません」

客「……まぁ、いいが」

ぶりっ子「ご用件はなんでしょうか?」

客「>>下1」
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 21:31:25.70 ID:S5dS9ygoO
魔物と人が共存して暮らす村で迫害行為をするクレリック達をやっつけてほしい
335 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 21:40:19.43 ID:2N73D/2go
客「魔物と人が共存して暮らす村で迫害行為をするクレリック達をやっつけてほしい」

男「お任せください。しかし、そんな村があるんですね」

客「そうだな。クレリック達が今そうしているように、知られれば迫害の恐れもあるから、公的機関の発行する地図には載っていない村なんだ」

中華「他人事な目線ですまないけれど、ロマンがあるね」


客は屋台のテーブルに古びた地図を取り出した
地図には一ヶ所、赤い丸が描かれている


客「この丸の場所が村だ。結構遠いが急ぎなんだ。今晩、夜行馬車を出すから、そこに乗って向かってくれ」
336 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 21:45:14.42 ID:2N73D/2go
×そこに ◯それに 誤字すみません


やる気「因みに、その時間は具体的にはいつっすか?」

客「十時を予定している。準備や食事の時間は用意したつもりなので、最善のコンディションで向かってくれ」

氷魔「……わかった……」


彼からは張り詰めるような使命感や、覚悟が伝わってくる
それほどまでに彼は故郷を愛しているのだろう
337 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 21:51:12.35 ID:2N73D/2go
早速、まずは準備を始めることにした


男「彼からは強い意志を感じた……そう来れば、こちらも俄然乗り気になる」

ぶりっ子「そうですね!絶対成功させましょう!」


>>下1……準備のために向かう先
1.武器屋
2.防具屋
3.魔法道具店
4.王立図書館

>>下2……何人で行くか(内訳も)
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 21:56:02.17 ID:6sBTNqII0
4
クレリックのことについて調べる
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 22:00:05.24 ID:hVb12l0m0
男 氷魔 ぶりっ子
340 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 22:08:46.06 ID:2N73D/2go
氷魔「……では、王立図書館に行きましょう……」

男「王立図書館?何を調べるんだ?」

氷魔「……クレリック達についてです……そもそも、地図にないような村に……どうして奴らがいるのか……」


確かに、公的記録のない村にどうしてクレリックが、しかも複数いるのか不思議だ。


男「なるほど、よく分かったが……資料があるのか?」

ぶりっ子「んー、十中八九あると思いますよぉ」
341 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 22:14:57.68 ID:2N73D/2go
やる気「どうしてあるんすか?」

ぶりっ子「人事や経理の書類を本にまとめて、図書館に寄贈する。ここではそれがクリーンな団体であることのアピールのひとつなんですぅ……聖職者達の教会には不可欠な行為ですから、多分あると思いますぅ」


彼女はいつもポンコツのふりをしているが、
こういった知識を語りたい欲望には弱い


中華「……ということは。もし書類がなければ怪しい団体ということだね?」

氷魔「……そんな所です……」
342 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 22:19:38.91 ID:2N73D/2go
男「それじゃあ行こう!」

中華「あーちょっと今回はパス。夕飯はまだどうにかなるけど、明日の朝食も用意しなきゃいけないからね」

やる気「じゃあ俺っちもパスっす!どうも読書は苦手なんすよね……」


二人が行けないとのことなので、三人で向かった


男「ここが王立図書館かぁ」


図書館は石造りで、かなり古いことが分かる
特殊な形をしていることから、おそらく嘗ては神殿として使われていたのではないかと推測できる
また、二階建てのようだが、どうやら地下も三階まであるらしい
343 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/23(火) 22:32:17.38 ID:2N73D/2go
氷魔「……この手の資料は……地下三階にあることが多いです」


三人は、紙の匂い香る本棚のジャングルを下り、地下三階へとたどり着いた


氷魔「……ふぅ……ふぅ……」

ぶりっ子「疲れちゃった?おぶってあげようか?」

氷魔「……い、いえ……問題ありません。……では、探しましょう」


こうして、資料探しが始まった


>>下1……資料探しの結果
1.資料なし
2.ある教会の危険な派閥が客の村に
3.人魔非共存派団体のスパイ
4.自由安価
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/23(火) 22:33:03.15 ID:umOWrW/G0
危ない教団 4
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