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安価とコンマで異世界転生

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103 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/16(火) 22:57:56.73 ID:tvdHaNXPo
〜翌日〜


俺たちはまず、屋台のセットをレンタルした。
そして、それを設営し、『何でも屋』と書いた札を立て掛けた。
今日は営業初日。どっしり構えて客を待とう。


氷魔「設営……疲れました……」

やる気「だから無理すんなって言ったじゃんよー、とりあえず休んどきな」

ぶりっ子「やる気さん、すごい手際でしたね!」

やる気「おう!こういうのには慣れてるからな!」


>>下1コンマ下一桁÷2……本日の客の人数
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/16(火) 22:58:33.77 ID:pcU2zLCm0
はい
105 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/16(火) 23:23:21.43 ID:tvdHaNXPo
端数は切り捨てます


客「ここが何でも屋かい?」


ついに客がやってきた
初めての仕事に、全員の気が引き締まる


男「はい、そうですよ。ご用件をどうぞ」

客「>>下1」
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/16(火) 23:25:57.39 ID:Lpk6Haqg0
わたくしと結婚してください
107 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 00:05:52.89 ID:wkuV67yMo
客「わたくしと結婚してください」


なんだコイツ!
確かに何でもって書いてあるけどさ!
限度があるだろ限度が!


男「……おい、どうする?」

やる気「え……結婚すればいいんじゃないすか?」

男「雑!」

ぶりっ子「まぁまぁ、そう焦らないで、こんなにアピールしてくる女の子、そうそういないよ?」


本日はここまでです。ありがとうございました
108 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 19:19:02.43 ID:wkuV67yMo
男「……まぁ、そうかもな……」

中華「ついにモテ期到来かな!?」

氷魔「………………怪しい」


考えがまとまらない。
とりあえず、一つ質問をしてみることにした。

男「どうして、結婚なさりたいんですか?」

客「>>下2」
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 19:20:03.48 ID:m1sSY/8L0
実は許嫁から逃げ出したくて
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 19:22:54.78 ID:gOacabdT0
誰かと結構しないと呪いで死ぬから
111 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 19:34:05.12 ID:wkuV67yMo
客「誰かと結婚しないと呪いで死ぬからです」

やる気「それは大変っすね!」

男「うーん……まぁ、それなら仕方ないか」

客「結婚してくださるんですか!?」


彼女は屋台に手を叩きつけ、前のめりになって男に質問をする


男「仮だぞ、仮。あなたにもっと良い相手が見つかるまでの間ならば構わない」

客「やった!助かります!」
112 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 19:39:57.18 ID:wkuV67yMo
ぶりっ子「結構あっさり受け入れるんですねぇ?」

男「仕方ないだろ?彼女だって命がかかってるんだ」

中華「ふふっ、それじゃあお祝いの品だ」

氷魔「……それは」


彼は小籠包を取り出し、客に手渡す


中華「ありがとうございます!後でいただきますね!」

男「それで、礼金はいくら貰えるんだ?」


>>下1……貰えた金額(円換算)
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/02/17(水) 19:41:22.84 ID:zUGcSaRFO
5000yen
114 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 19:47:08.63 ID:wkuV67yMo
客「はい。こちらです」

男「どうも……ってこれ」


市場で売っていた果物や日用品の値段から推測するに……これは、5000円程度だろう。
5000円!?


客「それではまた……「ちょいちょいちょい」

男「5000円はないだろう!?命を救ったんだぞ!?」
115 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 19:51:38.77 ID:wkuV67yMo
客「やべっ、逃げろ!」


客は脱兎の如く逃げ去ってしまった


男「結婚って、書類とかいるの?」

ぶりっ子「特にいりませんよ。二人の真実の愛が結婚の唯一の証ですからね」

中華「……これ、彼女大丈夫かなぁ」

氷魔「……まぁ、自己責任でしょう……結婚を申し込むのに……その程度の甲斐性しかないのなら……」

男「はぁー……次だ次」


下1>>二人目の客の依頼内容
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 19:52:27.39 ID:/iQxt03N0
ペットのタマ(ビホルダー)を探してください

https://i.imgur.com/GGVajdT.jpg
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 20:02:22.84 ID:7AmLM0YPo
わけあって名前も素性も明かせない女性を目的地まで護衛
118 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 20:09:03.57 ID:wkuV67yMo
客「ペットのタマを探してください」


よかった。まともそうな依頼だ。
今、俺は心から安堵している。


男「ふむ。では、タマさんの特徴を教えて下さい」

客「はい。一つ目で、頭から沢山の触手みたいなのが生えてて、大きな口のついた、球形の動物です」

男「………………え?」

氷魔「……それはもしや、ビホルダー?」

客「ご存知でしたか。しかし、魔物の名でペットを呼ぶのは気が引けるので、タマと呼んでいます」
119 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 20:12:14.52 ID:wkuV67yMo
彼は大変苦悩したが、仕事はきっちりこなすことにした


男「わかりました。この城下町にはいますか?」

客「ええ、恐らくは」

男「よし、では二人で探しに行こう」

やる気「誰が行くんすか?」


>>下2……誰と誰で行く?
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 20:13:15.53 ID:R3dMhiZS0
氷魔とぶりっ子
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 20:13:39.20 ID:GdwuFSjfO
122 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 20:37:30.54 ID:wkuV67yMo
〜二人が選ばれた後〜


氷魔「………………」

ぶりっ子「ねぇ、氷魔ちゃん」

氷魔「……なんですか?」

ぶりっ子「あなた、もしかして何か訳ありなの?」

氷魔「……よして下さい……そういう詮索は……」

ぶりっ子「おっと、ごめんね☆」

氷魔「………………」
123 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 20:51:56.31 ID:wkuV67yMo
ぶりっ子「それじゃ、探しにいこうか」

氷魔「そうですね……私、探知魔法は使えないので、歩いて探すことになります」

ぶりっ子「んふふ、いいんだよ別に。捜索対象は魔物だし、絶対騒ぎになってるからね」

氷魔「……確かに、探すのはそこまで難しくなさそうですね……」

ぶりっ子「それじゃ、いくよー♪」

氷魔(めっちゃくちゃ疲れる……)
124 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 21:17:19.45 ID:wkuV67yMo
案の定、街中を徘徊していたビホルダーが騒ぎを起こしていた
しばらく商店街を移動した後、路地裏に入っていったらしい


ぶりっ子「けがとか被害とかない?」

住人「ええ、大丈夫です。あの生き物はただ徘徊しているだけでなにもしませんでした……」

氷魔「……悪い奴じゃなさそうだね……」

ぶりっ子「よし、それじゃあさっそく路地裏に入っていくよ!」
125 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 21:20:06.65 ID:wkuV67yMo
しばらくグネグネとした道を歩き、グロテスクな影を見つけた
そう、彼女らはビホルダーを発見したのだ


氷魔「……見つけましたよ……タマ……」

タマ「どうして追ってきた」

ぶりっ子「どうしても何も、あなたの主人からタマを探してこいって言われてるんですよぉ」

氷魔「……どうして、逃げ出したのですか?」

タマ「>>下1」
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 21:20:52.27 ID:gOacabdT0
たまにはそんな日もある
127 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 21:59:18.97 ID:wkuV67yMo
タマ「たまにはそんな日もある」

ぶりっ子「あーなるほど、分かりますよその気持ち」

氷魔「……どうにか連れ戻されてくれませんか?」

タマ「いいよ。手間をかけさせてしまったね」

ぶりっ子(こいつ、意外と話が通じるやつだな……)


こうして二人は、町中から奇異の視線で見られながらもタマを連れ戻すことができた
128 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 22:02:50.21 ID:wkuV67yMo
〜一方そのころ、依頼人三人目〜


客「ごきげんよう」

男「いらっしゃいませ」

中華「お茶入りました」

客「気が利くんですね」

やる気「それじゃ、落ち着いたら依頼内容をどうぞ」


客は出されたウーロン茶をゆっくりと飲み干し、そして、依頼内容を話し始めた


客「>>下2」
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 22:08:15.26 ID:m1sSY/8L0
酒場の新メニューを決めて欲しい!
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 22:08:17.25 ID:eGmG2JTSO
解毒薬製造の為、ヒーリングスライムから大量の体液を抽出してくれ
131 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 22:17:43.07 ID:wkuV67yMo
客「解毒薬製造の為、ヒーリングスライムから大量の体液を抽出してくれ」

男「なるほど、わかりました」

やる気「それじゃ、早速平原にでも出てボコりに行きますか!」

中華「ヒーリングスライムですか……それなら、魔物ショップで買うという手もありますね」

男「ふむ……どっちにしようか?」

>>下1……
1.平原で探す
2.魔物ショップで買う
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 22:19:07.58 ID:h0HJV0DLo
1
133 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 23:13:36.85 ID:wkuV67yMo
城下町を出て徒歩10分、ここは近郊の平原


やる気「ここには低級の魔物がよくいるっすからね!ヒーリングスライムは特によく見かけるっすよ!」

中華「どうして僕まで戦いに駆り出されるんだ……」

男「いや技能はともかく君の精神構造は間違いなく戦闘に向いていると思うよ俺は」

やる気「お!魔物発見!行くっすよ!」


そう言うと、彼は魔物に向かって走りだした


>>下1コンマ……20以上でヒーリングスライム、そうでなければスライム、ゾロ目でヤバい
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 23:14:26.54 ID:J9St6aG2O
135 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/17(水) 23:22:27.70 ID:wkuV67yMo
ヒーリングスライムが出たところで本日は終了です
ありがとうございました
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 23:40:45.42 ID:h0HJV0DLo
おつー
137 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 20:33:45.07 ID:ZZOCNj85o
・男
【筋力】26【顔面】12
・中華
【中華料理】99
・氷魔
・やる気
【筋力】86
・ぶりっ子
【筋力】42
138 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 20:41:29.47 ID:ZZOCNj85o
ヒーリングスライムがあらわれた!

それは、ピンク色のスライムだった
ハリがとてもあり、コラーゲンが多量に含まれている


やる気「出たっすね!こいつ、戦闘力は大したことないけれど、再生力が異常なんで気をつけるっすよ!」

中華「なるほど……たたみかければ良いわけだね!」

男「よし!いくぞ!」


>>下1コンマ下一桁×3……三人の合体攻撃のダメージ
(ヒーリングスライムのHPは5ですが、このターンで倒しきれなければジリ貧で敗北した処理になります)
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/18(木) 20:44:42.12 ID:BM5Jx7E8o
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/18(木) 20:48:09.45 ID:BM5Jx7E8o
あっぶなごめん
141 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 20:55:25.22 ID:ZZOCNj85o
やる気「行くっすよ!」

男「おう!」


やる気は軽快なステップでスライムを追い詰め、攻撃を仕掛ける
男もそれと同時に攻撃を仕掛けるが、
どちらも向きがバラバラで、合体攻撃というよりただリンチしているだけのようだ
威力不足でなかなか倒れないヒーリングスライムだが、ここでもう一人が動いた


中華「七味唐辛子!」


中華料理人が特性の唐辛子の粉をヒーリングスライムに叩きつけたのだ
必死に再生していたスライムも、あまりの刺激に集中を切らして気絶してしまった
142 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 21:00:08.62 ID:ZZOCNj85o
やる気「よし、それじゃこいつを絞るっすよ!」

中華「うん。鍋は持ってきたよ」

男「それじゃあ、捻ってエキスを出そう」


三人は、鍋の中に入れたスライムをそれぞれ掴んで雑巾の如く捻って絞りだした

正直骨の折れる作業だが、しばらく捻るとなんとスライムが弾けて液体になった。これが体液なのだろう。どれ、少し味見をしてみよう。
143 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 21:02:11.88 ID:ZZOCNj85o
男「辛ッッッッッッ!」

中華「そりゃあんだけ辛み成分をかけたら辛くなるよ」

やる気「あはは、なかなか面白いっすね!リアクション芸人目指すっすか?」

男「完全に失念してた!あー辛い!早く帰ろう!」


こうして、三人は鍋を担いで城下町へと帰っていった
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/18(木) 21:13:34.92 ID:YRcl5swN0
ステータスは後々上げられるのかな
145 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 21:13:37.38 ID:ZZOCNj85o
店まで戻ってくると、客がウーロン茶をまだ飲んでいた


男「体液取れました!」

客「あら、ありがとう」

やる気「それじゃあ頑張って下さいね!」

客「えぇ。ああそうだ、ウーロン茶美味しかったわ。これは仕事のお代よ」


客は自分で持ってきた大きな瓶に体液を詰め、台車に乗せて帰っていった


>>下2……支払われた代金(円換算)
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/18(木) 21:21:06.63 ID:qTzdrVJp0
10万円
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/18(木) 21:28:39.74 ID:jz3r/IC90
10万円
148 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 21:35:52.92 ID:ZZOCNj85o
>>144
成長します。筋力など身体能力はトレーニングや戦闘を繰り返せば能力増強やレベルの上昇として成長します。外見や精神など本人の個性となる部分は魔法などで増強や変更が可能にしていきます。


男「すごい!10万円だ!」

やる気「おお!当面の食費には困らないっすね!」

中華「今のうちにギルドハウスに食糧を溜め込んでおくのもいいかもね」
149 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 21:39:02.72 ID:ZZOCNj85o
三人が金を手に入れて喜んでいると、女性陣が帰還した


氷魔「……連れて、きた」

ぶりっ子「意外とかわいいですね、こういう生き物も」

タマ「褒めてくれてありがとうよ、お嬢さん」

男「!」

中華「……うーん……食材には向かなそうだ」

タマ「やめてくれ!私は食料ではないぞ!」
150 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 21:42:29.42 ID:ZZOCNj85o
やる気「お客さーん!タマが帰ってきましたよー!」

客「なに!おお……タマよ……!」


客は感涙し、そのグロテスクな肉体に何のためらいもなく抱きつく


タマ「まったく大げさだなぁ、主人は」

客「これはほんのお礼です。それでは……行くよ、タマ」


客は報酬金を置き、楽しそうに去っていった


>>下1……報酬金(円換算)
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/18(木) 21:47:50.17 ID:YRcl5swN0
2万
152 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 21:54:19.11 ID:ZZOCNj85o
男「2万円か。どう思う?」

氷魔「タマを探すのは楽勝だった……それに、2万は大金……これくらいの仕事が一番うれしい……」

ぶりっ子「そうですね!これくらいあれば十分遊べますよ〜」


こうして、上々の成果で一日目の営業を終了した

現在の資金……125000円
153 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 21:58:35.63 ID:ZZOCNj85o
さて、仕事も終わったし……
まだ夕食までは時間があるようだ。
どこかに行こうかな……


男「んー!」


男は一つ大きく伸びをして、気分を切り替えた


>>下1……どこに行く?
1.ムキムキジム
2.王立図書館
3.魔法道具店

>>下2……何人で行く?(二人以上の場合、その内訳も指定して下さい)
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/18(木) 21:58:53.34 ID:YBpaKSB/0
3
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/02/18(木) 21:59:07.64 ID:hDMg4aU+O
男とぶりっ子
156 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 22:37:21.37 ID:ZZOCNj85o
男「ぶりっ子ー!魔法道具店行かないか?」

ぶりっ子「私ですかぁ?いいですよー」

ぶりっ子(ふん……やはり私に魅力を感じているようね)


こうして二人は魔法道具店へと向かった
魔法道具店は、城下町のメインストリートを脇道に逸れた辺りにある、アンティークな佇まいが特徴の店で、開店したのは割と最近らしい
157 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 22:41:04.65 ID:ZZOCNj85o
店内はかなりごちゃごちゃしているが、カフェのような特有の落ち着いた感じがある
淡い暖色の照明が優しく空間を照らしている


店主「いらっしゃいませ!」

男「どうも」

ぶりっ子「わぁ、とってもいい雰囲気のお店ですね!」

店主「ありがとうございます」
158 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 22:44:34.45 ID:ZZOCNj85o
男「店主さん」

店主「はい。いかがなさいました?」

男「俺、ギルドやってるんですけど、そういった人におすすめの品ってありますか?」

店主「はい、それなら店内右奥角のスペースにある品は全ておすすめですよ」

男「ありがとうございます」


男は案内のあった方向へと歩き、
ぶりっ子もそれに続く


ぶりっ子(女連れてくんだったら下調べくらいすればいいのに……)
159 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 22:48:33.36 ID:ZZOCNj85o
そこには、色とりどりの様々な品が並べられていた


男「うーん、迷うなぁ」

ぶりっ子「ええ、そうですねぇ」

男「うーむ……」

ぶりっ子「あ、これなんてどうですかぁ?」


>>下1……ぶりっ子が選んだもの
1.能力増強薬(5000円)
2.自動充填式MPタンク(20000円)
3.魔法の杖(10000円)
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/18(木) 22:48:51.88 ID:jz3r/IC90
1
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/18(木) 22:49:17.64 ID:8JUzVCtDO
3
162 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 23:05:12.12 ID:ZZOCNj85o
男「これは……能力増強薬?」

ぶりっ子「はい、よりパワフルな男さんが見たいです」

ぶりっ子(お前まじで筋力がないからこれ飲まないとどっかで死ぬぞ)

男「じゃあこれ下さい」

店主「はい、5000円になります」


現在の資金……120000
163 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 23:11:16.62 ID:ZZOCNj85o
ぶりっ子「それじゃあ飲んでみて下さいよ」

男「そうだな。じゃあ早速」


そして俺は、やたらトロピカルな色合いの瓶を開け、一気に飲み干した!


ぶりっ子「いい飲みっぷりですねぇ」

男「こ……これは……」


>>下1コンマ……
01〜20で筋力増強
21〜40でHP増強
41〜60でMP増強
61〜80で素早さ増強
81〜90で全能力増強
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/18(木) 23:11:44.73 ID:YBpaKSB/0
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/18(木) 23:13:04.63 ID:aAj7PfUxO
異世界で逃げ足は重要
166 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 23:18:05.44 ID:ZZOCNj85o
男の素早さが上がった!


ぶりっ子「どうですか!?」

男「体が軽い!」

ぶりっ子「………………そ、そうですか!」

ぶりっ子(筋力じゃないのか〜〜〜〜!)

男「足が早くなったっぽいぞ!」


男は跳び跳ねて喜んでいる
ぶりっ子は複雑な心境だが、とりあえず笑った

今回の増強分を含めて能力値を決定します
>>下1コンマ+5……男の素早さ
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/18(木) 23:18:35.98 ID:aAj7PfUxO
ほい
168 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 23:32:28.71 ID:ZZOCNj85o
韋駄天!!
男の【素早さ】103


男「少し走ってみるか」

ぶりっ子「置いてかないでくださいよー!」

男「いくぞ!……おおっと!?」


男は走り出したが、思いの外自分の足が速く、壁にぶつかりかけてしまう


ぶりっ子「……え?」

ぶりっ子(男……速くない?絶対常人のスピードではないんだけど……)

男「……こんなことができるとは」

ぶりっ子「ちょちょちょ、だから置いてかないでくださいってば!」

男「あ、悪い悪い」


お互いに男の素早さに戸惑いながらも、ギルドハウスに帰っていったのであった
169 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/18(木) 23:34:02.01 ID:ZZOCNj85o
本日はここまでです
ありがとうございました
何かご要望などありましたらどうぞ!
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 00:19:44.77 ID:HqjIjI0bo
おつおつー
171 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 19:38:10.40 ID:fAqXZc/Co
・男
【筋力】26【顔面】12【素早さ】103
(経験値9/10……レベル1)
・中華
【中華料理】99
(経験値2/10……レベル1)
・氷魔
・やる気
【筋力】86
(経験値2/10……レベル1)
・ぶりっ子
【筋力】42

【ギルドの資金】120000

経験値は敵に与えたダメージ分もらえます
合体攻撃の場合山分けとなります
172 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 19:44:32.26 ID:fAqXZc/Co
ギルドに帰ると、もう夕食が始まるところだった
夕飯は今日も中華料理人お得意の中華料理
沢山出てくるが、ギルドハウスには回転するテーブルがないので、結構苦労する


男「うめぇ……」

やる気「そーいや、俺思ったんすけど」

ぶりっ子「どうしたの?」

やる気「何でも屋、一件ごとの値段決めたほうがいいんじゃないすか?」

氷魔「……賛成……」

中華「そうだね。10万手に入ったのは嬉しいけど、これからもこんな上手くいくとは限らない」
173 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 19:48:51.77 ID:fAqXZc/Co
男「そうだな。値段決めるか」

ぶりっ子「そうですねぇ」

やる気「1万とかどうすかね?」

中華「うーん、気軽に依頼してほしければもっと安くてもいいと思うけどね」

氷魔「……5万……」

男「ごっ、ごま……」


会議の末、みんなが満腹になるころには結論が出た。
我々の何でも屋の利用料金は>>下2だ!

1.5000円
2.10000円
3.50000円
4.自由安価
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 19:49:51.07 ID:QKErrrG10
3
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 19:50:30.84 ID:XpfEuhV4O
4 最低1まん
176 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 20:30:14.12 ID:fAqXZc/Co
会議の結果、最低1万円からということになった。1万円のサービスを目指して努力することが現状の目標だ。


男「よし!それじゃあ今夜は解散!」

氷魔「……今日は……たくさん動いて疲れた……もう寝ます……」

やる気「俺っちも今日はゆっくり休むっすよ!」

ぶりっ子「私も疲れちゃいましたぁー……」


ぶりっ子はテーブルでそのまま寝ようとしている
なので、見かねた中華料理人が起こして、部屋まで連れていった
177 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 20:38:43.73 ID:fAqXZc/Co
俺も今日は眠いので、さっさと寝ることにしよう。
大きな屋敷なので、それなりにいい部屋、いいベッドで熟睡できる

男はベッドに入り、5分もしないうちに寝てしまった


>>1……深夜のイベント
1.何もなし。平穏
2.敵対ギルドが襲撃!?
3.自由安価
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 20:39:57.99 ID:NMAkOLql0
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 20:40:09.19 ID:u0hYzNRDO
3 泥棒が入ってくる
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 20:41:54.22 ID:QKErrrG10
安価まだ出てなくない
181 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 20:52:37.18 ID:fAqXZc/Co
あっやべ下抜かしてました
すみません
182 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 20:56:38.76 ID:fAqXZc/Co
平穏そのもの、団欒の名残すら残る屋敷に突如轟音が響いた
そう、『ドラゴンクロウ』が報復にやってきたのだ
流石にこの轟音では全員が飛び起き、事態を察することができた

>>下1コンマ下一桁÷2(端数切り上げ)……敵の人数
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 21:00:57.04 ID:kcXo6Hdq0
184 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 21:06:44.49 ID:fAqXZc/Co
最も足が速い男と、まだ厨房で仕込みをしていた中華料理人が真っ先に敵と相対した


DC戦士「……てめぇらか、うちの魔法使いをボコボコにしたのは」

DC魔法使い「あの時の恨みを晴らしてやる!」


なんと、先日の黒ローブが仲間を連れてやってきたのだ
しかし、救世主はこんなところでは退かなかった


男「てめぇ『ら』?そこの魔法使いなんぞ俺一人で十分だったぜ」

DC戦士「ほぉ?言うじゃねぇか……なら、てめぇから殺してやるぜ!」
185 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 21:12:41.26 ID:fAqXZc/Co
男の【素早さ】103 DC戦士の【素早さ】45
よって男と中華料理人の先攻です


DC戦士「でやぁぁぁぁっ!」


彼は両手剣を構えて突撃してくる
そこで、持ち前の素早さで男は懐に潜り込んだ


男「こいつを食らえ!」

DC戦士「く!速いな……!」


下1コンマ÷2(端数切り上げ)……男の攻撃のダメージ
(DC戦士のHPは7です)
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 21:12:58.40 ID:QKErrrG10
にん
187 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 21:21:56.06 ID:fAqXZc/Co
5ダメージ!レベルアップ処理は戦闘後です


男の正拳突きは性格に敵のみぞおちを捉え、
無駄のないインパクトで出せる最大のダメージを与えた


男「っしゃ!」

DC戦士「ぐっ!……くそ!」


DC戦士は一度膝をついたものの、そのまま立ち上がった
188 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 21:25:37.82 ID:fAqXZc/Co
今度こそ攻撃をしようと立ち上がった彼の前に、中華料理人が立ちふさがる


DC戦士「……料理人風情が」

中華「風情とはなかなかな言い草だね。僕も救世主になりたいんだよ?」


彼は敵めがけて全力のエルボーを繰り出した


>>下1コンマ……中華料理人の筋力
>>下2コンマ下一桁……エルボーのダメージ
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 21:29:05.29 ID:/3TBEi000
中華3000年の歴史!
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 21:38:10.72 ID:QKErrrG10
ちゅうかえるぼー
191 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 21:44:10.59 ID:fAqXZc/Co
2ダメージ ジャストキル!


DC戦士「ぐぁっ……」


二人の連続攻撃でDC戦士は倒れた
危険因子を排除したことに安堵する間もなく、DC魔法使いが遠距離から魔法を放ってくる


DC魔法使い「食らえ!!」

>>下1……魔法の種別(コンマ偶数で対象が中華、奇数で男)
>>下2コンマ下一桁……魔法の威力
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 21:46:18.29 ID:2HGSUfzoO
女体化魔法(威力が高いほどブスになる)
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 21:46:43.27 ID:6Z/2q8NhO
ぶっさw
194 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 21:58:09.68 ID:fAqXZc/Co
何やら怪しい障気が男に向かって飛んでくる


男「何!」


男はその魔法を直接食らってしまった
すると……


女「う……なんだこの感じ……」

中華「あれ!?男さん!?」

女「……ど、どうした?」

中華「女性になってます!」

女「えぇーーー!!嘘だろ!?」
195 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 22:04:08.29 ID:fAqXZc/Co
大体【顔面】30くらいのブスです
……元よりもいいじゃん!


〜二ラウンド目〜


ようやく残りの三人が駆けつけた
全員女(男)の姿を見てびっくりしているが、
とにかく今は決着をつけるつもりで彼女はいた


やる気「おらぁ!俺っちが一撃で終わらせてやるっすよ!」


やる気に満ちた青年はDC魔法使いに飛びかかり、なぎ払うようにキックを繰り出した

>>下1コンマ下一桁×2……キックのダメージ
DC魔法使いのHPは4
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 22:04:30.14 ID:M3zecf350
197 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 22:39:08.89 ID:fAqXZc/Co
彼の強烈なキックにより、DC魔法使いはノックダウン
倒した二人を簀巻きにして、とりあえず朝まで寝た

男がレベルアップしました
>>下1コンマ……
01〜20で筋力+5
21〜40でHP+1
41〜60でMP+3
61〜80で素早さ+1
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

ちなみに能力増強薬は使うほど効果が落ちますが、レベルアップはそういうことはありません
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 22:41:24.16 ID:kcXo6Hdq0
199 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/19(金) 22:56:51.40 ID:fAqXZc/Co
女(男)の【筋力】が31になりました


翌朝、ギルド一行は昨晩捕まえた二人組に話を聞いていた


DC戦士「くそっ!縄をはずせ!」

DC魔法使い「うぅ……」

女「さて、そこの魔法使い」

DC魔法使い「……な、なんだ」

女「俺を元に戻す方法を教えろ」

DC魔法使い「>>下2」
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 23:03:19.10 ID:kcXo6Hdq0
ksk
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 23:03:25.54 ID:moYJXQvvO
生きた子羊を潮に溺死させる、
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/19(金) 23:04:07.19 ID:u0hYzNRDO
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